長門市議会 > 2020-10-05 >
10月05日-05号

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  1. 長門市議会 2020-10-05
    10月05日-05号


    取得元: 長門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    令和 2年 9月定例会(第3回)───────────────────────────────────────────令和2年 9月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第5日)                             令和2年10月5日(月曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第5号)                      令和2年10月5日(月) 午前9時30分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号 令和2年度長門一般会計補正予算(第8号)      議案第2号 令和2年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 令和2年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 令和2年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 令和2年度長門水道事業会計補正予算(第1号)      議案第6号 令和2年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第7号 令和元年度長門水道事業会計決算の認定について      議案第8号 令和元年度長門下水道事業会計決算の認定について      議案第9号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例      議案第10号 長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第11号 長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第12号 財産の取得について(GIGAスクール用端末)      議案第13号 訴えの提起をすることについて      議案第15号 七重辺地に係る総合整備計画の変更について      議案第17号 令和2年度長門一般会計補正予算(第9号)      議案第18号 長門市新型コロナウイルス感染症の患者等の人権の擁護に関する条例 日程第3 議案第19号から議案第24号・報告第2号及び報告第3号の一括上程 日程第4 議案第24号 和解及び損害賠償の額を定めることについて 日程第5 報告第2号 権利の放棄について      報告第3号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について 日程第6 議案第19号 令和元年度長門一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第20号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第21号 令和元年度長門湯本温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第22号 令和元年度長門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第23号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 議案の委員会付託 日程第8 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号 令和2年度長門一般会計補正予算(第8号)      議案第2号 令和2年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 令和2年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 令和2年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 令和2年度長門水道事業会計補正予算(第1号)      議案第6号 令和2年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第7号 令和元年度長門水道事業会計決算の認定について      議案第8号 令和元年度長門下水道事業会計決算の認定について      議案第9号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例      議案第10号 長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第11号 長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第12号 財産の取得について(GIGAスクール用端末)      議案第13号 訴えの提起をすることについて      議案第15号 七重辺地に係る総合整備計画の変更について      議案第17号 令和2年度長門一般会計補正予算(第9号)      議案第18号 長門市新型コロナウイルス感染症の患者等の人権の擁護に関する条例 日程第3 議案第19号から議案第24号・報告第2号及び報告第3号の一括上程      議案第19号 令和元年度長門一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第20号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第21号 令和元年度長門湯本温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第22号 令和元年度長門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第23号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第24号 和解及び損害賠償の額を定めることについて      報告第2号 権利の放棄について      報告第3号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について 日程第4 議案第24号 和解及び損害賠償の額を定めることについて 日程第5 報告第2号 権利の放棄について      報告第3号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について 日程第6 議案第19号 令和元年度長門一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第20号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第21号 令和元年度長門湯本温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第22号 令和元年度長門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第23号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 議案の委員会付託     予算決算委員会      議案第19号 令和元年度長門一般会計歳入歳出決算の認定について     文教産業委員会      議案第21号 令和元年度長門湯本温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について     総務民生委員会      議案第20号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第22号 令和元年度長門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第23号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて 日程第8 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書──────────────────────────────出席議員(16名)1番 上田 啓二君       3番 早川 文乃君4番 中平 裕二君       5番 橋本 憲治君6番 有田  茂君       7番 吉津 弘之君8番 岩藤 睦子君       9番 南野 信郎君10番 重村 法弘君       11番 重廣 正美君12番 長尾  実君       14番 三輪  徹君15番 田村 哲郎君       16番 林  哲也君17番 大草 博輝君       18番 武田 新二君──────────────────────────────欠席議員(2名)2番 綾城 美佳君       13番 先野 正宏君──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局  長 石本  徹君       次  長 山下 賢三君主  査 岡本 功次君       書  記 佐伯加寿馬君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 ……………………… 江原 達也君  副市長 …………………… 大谷 恒雄君教育長 …………………… 松浦 正彦君  企画総務部長 …………… 長尾 正勝君市民福祉部長 …………… 光永 忠由君  経済観光部長 …………… 小林 健司君経済観光部理事 ………… 田村 富昭君  建設部長 ………………… 早川  進君教育部長 ………………… 中谷 信浩君  上下水道局長 …………… 宗村 憲知君企画総務部政策調整監 … 堀  俊洋君  財政課長 ………………… 高橋 伸二君産業戦略課長 …………… 伊藤 和久君  生涯学習・文化財課長 … 福田 浩二君監査委員 ………………… 岸田 弘稔君  監査事務局長 …………… 大庭  渉君生活環境課長補佐 ……… 弘中  剛君                    ──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(武田新二君) おはようございます。 本日の出席議員については16人であり、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(武田新二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、重廣正美議員及び長尾実議員を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第1号~議案第13号・議案第15号・議案第17号・議案第18号 ○議長(武田新二君) 日程第2、これより議案第1号から議案第13号まで、議案第15号、議案第17号及び議案第18号を一括議題とします。 各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。予算決算常任委員長重村法弘議員。 ◎予算決算常任委員長(重村法弘君) 皆さん、おはようございます。委員長の重村でございます。 それでは、予算決算常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を予算決算常任委員会を代表して御報告を申し上げます。 議案第1号「令和2年度長門一般会計補正予算(第8号)」、議案第17号「令和2年度長門一般会計補正予算(第9号)」、以上2議案については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第1号「令和2年度長門一般会計補正予算(第8号)」の審査におきましては、ケーブルテレビ放送費光ファイバー網整備事業に関して、委員から来年度に整備予定の事業を前倒しした理由について質疑があり、執行部から国の2次補正において予算化された新型コロナウイルス感染症対応を進めるための高度無線環境整備推進事業を活用して実施するものであるが、この事業では更に臨時交付金等の活用もでき予算上有利であると判断したため、旧長門地区における整備事業を前倒ししたとの答弁がありました。 更に、委員から事業の年度内完了の見込みについて質疑があり、執行部から補助要綱では年度内完了すべきとされているが、年度後半での補助金の交付申請、交付決定となることから、年度内の完了は困難と見込んでいる。既に総務省からは繰越しを認めるとの見解を得ているとの答弁がありました。 次に、戸籍住民基本台帳費コンビニ交付サービス導入実証事業に関して、委員から事業の主な財源について質疑があり、執行部から総務省が実施する小規模市町村向けマイナンバーカードを活用した住民票の写し等のコンビニ交付サービス導入促進に向けた実証事業では、既存の住基台帳システム改修費用等導入に伴う経費については、全額助成されることとなっているが、事業の実施主体は国からの事業の委託を受けた地方公共団体情報システム機構となっている。市は事業の実施主体から助成金を受け入れるため、財源を特定財源のその他とし、同額を雑入に予算計上しているとの答弁がありました。 次に、児童福祉費の赤ちゃんすくすく応援給付金に関して、委員から給付対象となる新生児の出生日について質疑があり、執行部から令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた新生児を給付の対象としている。令和2年4月27日以前に生まれた新生児は既に国の定額給付金事業の対象となっており、市独自の施策である本事業と給付の重複を避けるため、4月28日以降に生まれた新生児を対象としたとの答弁がありました。 次に、文化振興費香月泰男美術館展示室改修収蔵庫増床事業に関して、委員から事業の概要について質疑があり、執行部から美術館における作品の展示環境、条件の高度化を図るため展示室の改修と増床に要する経費を計上しているとの答弁がありました。 更に、委員から事業費が1億5,902万7,000円と高額であるにもかかわらず当初予算に計上できなかった理由について質疑があり、執行部から昨年度に基本設計、実施設計に入ったが収蔵庫という特殊な案件でもあり実施設計において設計積算に時間を要したため、当初予算編成時にはまだ予算額が確定できず補正予算での対応となったとの答弁がありました。 次に、小学校費及び中学校費の学校管理費における小学校情報機器等整備事業及び中学校情報機器等整備事業に関して、委員から通信環境整備補助金交付対象世帯について質疑があり、執行部から就学援助費受給世帯特別支援教育就学奨励費の支弁区分が第1段階の世帯を対象として支援していくとの考えであるとの答弁がありました。 議案第17号「令和2年度長門一般会計補正予算(第9号)」の審査におきましては、感染症予防費予防接種事業に関して、委員から接種対象者の優先順位及び助成対象について質疑があり、執行部から国においては、定期接種対象者、次に医療関係従事者、妊婦、生後6か月から小学校2年生程度までの子どもを優先的な接種対象者としている。そのうち子どもについては、県により助成が行われ、長門市においては、定期接種対象者、妊婦、障害者支援施設入所者助成対象としているとの答弁がありました。 次に、地域医療推進費の地域外来・検査センター設置運営事業に関して、委員から地域外来・検査センターの運営主体及び検査について質疑があり、執行部から県からの委託事業ではあるが運営主体は市であり、責任者は市長である。1週間に1日2時間の運営で、唾液でのPCR検査を行うとの答弁がありました。 更に、委員から発熱時等における検査までの手続について質疑があり、執行部からまずはかかりつけ医または市内の医療機関に電話をし、受診をした上で要検査と判断された場合には医師が検査の予約を行う。それを患者に伝え予約日時に検査センターで検査を受けるという流れになるとの答弁がありました。 その他の費目については、特に御報告を申し上げるべきことはございません。以上で、予算決算常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) 以上で、予算決算常任委員長の報告は終わりました。 お諮りします。予算決算常任委員長の報告に対する質疑は省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告に対する質疑を省略致します。 次に、総務民生常任委員長岩藤睦子議員。 ◎総務民生常任委員長(岩藤睦子君) おはようございます。総務民生常任委員長の岩藤でございます。 それでは、総務民生常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を総務民生常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第2号「令和2年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第3号「令和2年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第4号「令和2年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第9号「長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」、議案第10号「長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第11号「長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第13号「訴えの提起をすることについて」、議案第15号「七重辺地に係る総合整備計画の変更について」、議案第18号「長門市新型コロナウイルス感染症の患者等の人権の擁護に関する条例」、以上9議案については、賛成全員で可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第9号「長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」の審査におきましては、委員から市民等の生活及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業について本市ではどのようなものが想定されるのかとの質疑があり、執行部から消防職員による新型コロナウイルスに感染した患者の搬送等が考えられるとの答弁がありました。 次に、委員から消防職員以外が該当する可能性はあるのかとの質疑があり、執行部から一般職においても、例えば施設等利用者の陽性が判明した場合、その施設の消毒作業に従事することあれば該当すると考えているとの答弁がありました。 議案第18号「長門市新型コロナウイルス感染症の患者等の人権の擁護に関する条例」の審査におきましては、委員から条例制定に至った経緯について質疑があり、執行部から感染症に関する不当な取扱いが全国的に問題になっている中で、本市においても感染症に関連した職業に従事されている方及びその家族に対する誤解や偏見が一部表面化したこともあり、これらの人権侵害に対し、あってはならないという姿勢を市として示すために制定するものであるとの答弁がありました。 次に、委員から市の責務における取組姿勢について質疑があり、執行部からこの条例は義務を課すものではなく、罰則のない理念条例として制定するものだが、市としては責任を持って取り組み、人権擁護を訴えていくとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げるべきことはございません。以上で、総務民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、総務民生常任委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教産業常任委員長、重廣正美議員。 ◎文教産業常任委員長(重廣正美君) おはようございます。委員長の重廣でございます。 それでは、文教産業常任委員会に付託されました議案につきまして、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を文教産業常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第5号「令和2年度長門水道事業会計補正予算(第1号)」、議案第6号「令和2年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)」、議案第7号「令和元年度長門水道事業会計決算の認定について」、議案第8号「令和元年度長門下水道事業会計決算の認定について」、議案第12号「財産の取得について(GIGAスクール用端末)」、以上5議案については、賛成全員で原案のとおり可決及び認定すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第7号「令和元年度長門水道事業会計決算の認定について」の審査において、委員から一般会計からの繰入金に対する見解について質疑があり、執行部から繰入金のうち基準外繰入れが大半を占めており、この取扱いについては市長部局とともに新たな繰出基準について検討していかなければならない。また国に対しても、過疎地域における上水道事業の在り方について要望していきたいとの答弁がありました。 次に、委員から水道料金改定に向けた今後の具体的な進め方について質疑があり、執行部から今年度中に水道料金の在り方、算定基準を定めた上でそれに基づく料金の改定率について長門市上下水道事業審議会に諮問し、最終的な答申を受け、令和3年度中に条例改正を行い、目標としては令和4年度中に料金改定を実施する方向で検討しているとの答弁がありました。 議案第8号「令和元年度長門下水道事業会計決算の認定について」の審査において、委員から民間の包括的維持管理委託の効果について質疑があり、執行部から技術者不足等が発生している東深川浄化センター等維持管理において、民間ノウハウ等を活用した技術面の補充や水質管理面における電力等の大幅な削減につながった。今後、他の施設においても包括的維持管理委託等について検討していく必要があるとの答弁がありました。 次に、委員から上水道事業水道ビジョンが示されているが、長門市版の下水道ビジョンは策定できないかとの質疑があり、執行部から今後の下水道事業の将来の方向性を決める中で、投資計画と財政計画が一体となった経営戦略を示していくとの答弁がありました。 議案第12号「財産の取得について(GIGAスクール用端末)」の審査において、委員からタブレット端末の管理方法について質疑があり、執行部から児童生徒の数に応じて端末を配付し各学校で管理する。ただし今後の児童生徒数の増減等の対応は教育委員会で行い、また、故障等の対応も教育委員会を通じて行うとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に報告申し上げるべきことはございません。以上で、文教産業常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、文教産業常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより、順次討論及び表決を行います。 議案第1号「令和2年度長門一般会計補正予算(第8号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 議案第2号「令和2年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 議案第3号「令和2年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立
    ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号「令和2年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第5号「令和2年度長門水道事業会計補正予算(第1号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号「令和2年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号「令和元年度長門水道事業会計決算の認定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第7号は認定することに決定しました。 議案第8号「令和元年度長門下水道事業会計決算の認定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第8号は認定することに決定しました。 議案第9号「長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第10号「長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 議案第11号「長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第12号「財産の取得について(GIGAスクール用端末)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 議案第13号「訴えの提起をすることについて」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 議案第15号「七重辺地に係る総合整備計画の変更について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 議案第17号「令和2年度長門一般会計補正予算(第9号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 議案第18号「長門市新型コロナウイルス感染症の患者等の人権の擁護に関する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第19号~議案第24号・報告第2号・報告第3号の一括上程 ○議長(武田新二君) 日程第3、本日市長から議案第19号から議案第24号まで、報告第2号及び報告第3号が追加提出されました。 これより、議案第19号から議案第24号まで、報告第2号及び報告第3号を一括議題とし、提出議案等について提案理由の説明を求めます。江原市長。 ◎市長(江原達也君) 皆さん、おはようございます。 それでは、本日追加提出を致しました議案等の概要について御説明申し上げます。 議案第19号から議案第23号は、令和元年度長門市歳入歳出決算について議会の認定をお願いするものであります。 初めに、令和元年度につきましては、第2次長門市総合計画に基づくとともに、計画の最終年となる第1期長門市まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿って積極的な取組を進めてまいりました。 主な事業を申し上げますと、市民の皆様が健幸に暮らすための取組として、ながと健幸百寿プロジェクトにより、健康寿命の改善に取り組むとともに、「健幸のまち・ながと」のイメージを市内外へ向け積極的に発信したほか、日置保育園新園舎の整備完了など子育て拠点の充実を図ってまいりました。 次に、地場産業が活躍し、まちに活力を生み出すための取組として長門湯本温泉観光まちづくり計画に基づく温泉街の大規模インフラ整備が完了したほか、県の地域商社やまぐちと連携した市内産品の大都市圏への販路拡大や世界大会等誘客事業など、市外・国外に向けた戦略的な情報発信を進め、人気観光地に向けた取組を進めてまいりました。 また、農業の担い手確保と育成に中核的な役割を果たす一般社団法人アグリながとを設立したほか、林業において林業成長産業化地域創出モデル事業により、森林資源量の把握のための航空レーザー測量に着手したところであります。 更に、老朽化と通信速度が課題となっておりましたケーブルテレビ放送施設につきましては、市内全域の光ファイバー網整備を計画的に進めるため、三隅地区及び深川湯本地区における整備を行い、次世代型の通信基盤の確立を進めているところであります。 続いて、市民協働のまちへの取組では、集落機能の再生に向けて地域づくり協議会の新たな設置や集落支援員の配置を進め、住民自治と協働によるまちづくりに取り組んでまいりました。 また、ラグビーワールドカップ2019日本大会の公認キャンプ地として、俵山スパスタジアムを中心に公民連携によりカナダチームを受入れ、長門のおもてなしを世界に向けて発信したところであります。 更に、安全で安心して住めるまちに向けた取組では、年次的に整備を進めております音声告知端末機について、日置地区での更新整備が完了し、市民への迅速かつ正確な避難等防災情報の伝達手段を確保するとともに、防災講座を通じて自主防災組織の新たな設立を支援するなど、災害時の体制強化を図ったところであります。 また、増加する外国人居住者に対応するため、民間団体との連携により、日常生活や学校生活における多言語対応等を充実させることで、多文化共生社会の実現に向けた誰もが安心して住みやすい環境づくりに努めてまいりました。 このような取組を進めた結果、一般会計歳入歳出決算における歳入総額は249億5,681万6,712円、歳出総額は239億1,372万2,593円となり、実質収支では6億9,932万3,279円の黒字となりました。 また、国民健康保険事業特別会計ほか3会計の特別会計決算総額につきましては、歳入総額は99億6,839万6,210円、歳出総額は94億4,254万5,615円となっております。 なお、各会計決算に係る主要な事業の詳細等につきましては、議案として配付しております歳入歳出決算書、主要な施策の報告書等をご覧頂ければと存じます。 議案第24号は、三隅農業者トレーニングセンター駐車場周辺の除草作業中に草刈機で小石をはねたことにより生じた自動車の破損について、相手方との話合いの結果、合意に達したことから和解及び損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものであります。 この際、御報告を申し上げます。 報告第2号は、長門市債権管理条例第12条第1項の規定に基づき、市の債権について放棄したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 報告第3号は、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率について、監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。 以上、提出議案等について、その概要を御説明申し上げました。何とぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第24号 ○議長(武田新二君) 日程第4、議案第24号「和解及び損害賠償の額を定めることについて」を議題とします。 これより、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定しました。 討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第5.報告第2号・報告第3号 ○議長(武田新二君) 日程第5、報告第2号及び報告第3号を一括議題とします。 これより、質疑を行います。 最初に、報告第2号「権利の放棄について」質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、報告第3号「令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっています報告に対する質疑を終結します。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第19号~議案第23号 ○議長(武田新二君) 日程第6、議案第19号から議案第23号までを一括議題とします。 これより、質疑を行います。 最初に、議案第19号「令和元年度長門一般会計歳入歳出決算の認定について」質疑を行います。 まず、通告者から行います。林哲也議員。 ◆16番(林哲也君) おはようございます。 それでは、本日追加提案されました議案第19号「令和元年度長門一般会計歳入歳出決算の認定について」、発言通告に従って市長に4点ほどお尋ねを致します。 令和元年度長門一般会計予算は、大西前市長が編成し、市長の施政方針に基づいてこれ執行されておりましたけれども、昨年11月の市長選挙において江原市長が誕生し、年度の途中で新たな体制となっております。令和元年度予算は、新たな成長に挑むためのながと創生推進予算として編成・執行されていたものですが、令和元年度一般会計歳入歳出決算について、市長御自身、全体的にどのような見解を持ち、成果と課題についてどう評価しておられるのかお尋ねを致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、林議員の質疑にお答え致します。 議員御案内のとおり令和元年度予算は、「健幸づくり」、「しごとづくり」、「地域総合力の発揮」の3つを柱にながと創生推進予算として編成し、執行してきたところであります。 昨年11月の年度途中から、私が市政運営のかじ取りを担うこととなりましたが、市民の皆様の生活環境やまちづくりなど、市長の交代が要因で市政が停滞することはあってはならないとの思いから、私の基本理念であります市民のいのちと生活を守るを念頭に、これまでしっかりと責任を持って市政運営を行ってまいったところでございます。 このことから、一般会計歳入歳出決算につきましては、提案理由でも述べましたとおり、10年間を見据えた市の最上位計画である第2次長門市総合計画に照らし合わせ成果を申し述べたところであり、市民の皆様が健幸に暮らすための取組や地場産業が活躍し、まちに活力を生み出すための取組、市民協働のまちへの取組、安全で安心して住めるまちに向けた取組において、主要な施策の報告書に記載のとおり、それぞれ一定の成果を上げているものと評価しているところであります。 また、市役所庁舎建設や長門湯本温泉街の整備など、大規模なハード整備事業が完了したことから、今後は、ソフト面の充実に向けしっかりと事業を進めてまいりたいと考えているところであります。 一方で、昨年12月定例会での私の所信表明と照らし合わせると、市民目線として生活基盤である高齢者の交通対策、買い物弱者対策、子育て世代の負担軽減などの取組を強化していかねばならない課題が数多くあることを改めて認識し、就任後初めての編成となる令和2年度予算に反映を図ってきたところであります。 今後も、直面する課題解決に向け、市民の皆様の声をしっかり聴きながら、市民目線に立った行政運営に全力を尽くしてまいる所存であります。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 林議員。 ◆16番(林哲也君) それで来月です。来月で市長就任から1年を迎えますので、個別政策も含めて前市政の何を具体的に継承発展させるのか。今回の決算を通じてしっかり整理をして、改めるところは改めて、継承を発展させるものは何なのか、この点を明らかにして頂きたいというふうに考えております。 次に2点目に入ります。言うまでもなく決算審査は単に会計処理上のミスがなければそれでよしとするのではなく、1年間の財政支出の動向をつかむと同時に、市民のためにどのような施策がなされてきたのかを点検していく場であります。 そこで、令和元年度に執行された事務事業を通じて経済波及効果や雇用誘発効果、税制効果などについて、市民のいのちと生活を守る立場からどういう評価をしておられるのか、市長にお尋ね致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、お答え致します。 私は、地方の抱える諸問題は多岐にわたっており、山積しており、すぐに解決できるものばかりでなく、予算や時間を必要とするものも数多くある中で、ながと成長戦略を施策の中心に据え、これまで市政の諸課題に責任を持って対応されてこられました大西前市長の功績については、高く評価しているところでございます。 さて、私の市政運営の基本理念であります市民のいのちと生活を守る立場から、前年度予算につきましてはどういう評価をしているのかとのお尋ねでございます。 これまでの施策や事務事業を通じて、センザキッチンを拠点とした産業振興、公民一体となって取り組んできました長門湯本温泉のまちづくり、新たな分野の施策である林業成長産業化など雇用の創出をはじめ、観光客の増加やセンザキッチン、元乃隅売店の売上増加など、様々な経済波及効果や雇用誘発、税収効果が見え始めていると認識しているところでございます。 今後は、私の市政運営の中で、コロナ禍にあってもこれらの効果を打ち消すことなく、足腰の強い新たな経済・観光振興策などにしっかりと継承し、目に見える効果につなげていく必要があるというふうに考えているところであります。 市民のいのちと生活を守ることが住民福祉の増進に通ずるという問題意識をしっかりと持って、これからも市政運営を担ってまいりたいというふうに考えているところであります。以上で、答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 林議員。 ◆16番(林哲也君) 今、経済波及効果や雇用誘発効果、それから税収効果が見え始めているというふうにお述べになりましたけれども、私も市長が言われるように、一定の効果があったと思っております。しかしその一方で、自治体財政の基本というのは最小の経費で最大の効果を上げることであり、それは身の丈に合ったものでなければなりません。 これまで巨額の公共投資を続けた結果、これは決算からも明らかでありますけれども、財政構造というのは依然として硬直した状況が続いております。今回の決算で示された各財政指標をどう分析をし、それらを踏まえた今後の財政見通しであるとか財政健全化に向けた取組について、市長にお尋ね致します。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、お答え致します。 令和元年度につきましては、庁舎建設や長門湯本温泉整備、光ケーブル整備網など大規模事業を実施したことから、過去最大の決算規模となったところであります。これに伴い基金の現在高は約5億6,000万円と8.5%減少し、借入れに伴う地方債現在高は約21億4,000万円と9.9%増加しており、今後の財政運営への影響を注視する必要があるというふうに思っているところであります。 また、地方自治体の財政構造の弾力化を判断する指標である経常収支比率は93.3%となっており、県内の13市の平均96%に比べると弾力性がうかがえますが、一般的に80%程度までが適正というふうに言われており、経常経費の縮減等により、財政構造の硬直化を緩和していく必要があるというふうには考えているところであります。 一方で、自治体の財政健全化を図る指標である財政健全化比率では、実質公債費比率が早期健全化基準25%に対し7.3%、将来負担比率は早期健全化比率350%に対し26%であり、これらの指標で見れば憂慮すべき状況ではないというふうに判断しておりますが、大型事業の実施に伴う地方債現在高の増加により、将来負担比率が昨年度比17.4ポイント上昇したことから、今後の地方債の発行については交付税措置の有利な地方債の借入れや発行抑制について、より慎重に検討する必要があるというふうに考えているところであります。 更に今後、人口減少に伴う普通交付税の減少と少子高齢化による生産年齢人口の減少やコロナ禍の影響による市税収入の減少など、歳入面における大幅な減収が想定されていることから、スクラップ・アンド・ビルドなど行政運営における歳出面でのスリム化を進め、財政の健全化を図ることで持続可能な行財政運営を進めていく必要があるというふうに考えているところでございます。以上で、答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 林議員。 ◆16番(林哲也君) それでは最後にるるおっしゃいましたけれども、市長御自身、今回この確定した決算を念頭に置いて次年度の予算編成で特に力点を置く政策であるとか、留意する点というのは何なのか、このことについて市長にお尋ねして、質疑を終わらせて頂きます。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、お答え致します。 私は、市長就任以降、本年の1月からこれまで6地区でまちづくりミーティングを開催し、市民の皆様の声を直接伺い、改めて市民が主役、市民目線のまちづくりをしていかないといけないという必要性を感じているところであります。 また、本年4月には、施策に関する調査・調整を行うため、企画政策課、総務課、財政課で構成する政策調整チームを立ち上げ、令和3年度予算編成に向け、6月から高齢者の交通対策や買い物弱者対策、ながと活き活き事業構想の策定など20の重点施策について庁内横断的にヒアリングを実施したところであります。 これらの内容を基に、私の市政運営の基本理念であります市民のいのちと生活を守る政策に力点を置き、予算編成に臨んでいきたいというふうに思っているところであります。 一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、市内の様々な分野において大きな打撃を受けている状況にあることからも、感染症拡大防止策に十分配慮しながらも、ウィズコロナ、ポストコロナ社会に向けた新たな成長を目指す反転攻勢への取組について配慮し、予算編成を行っていきたいというふうに考えているところであります。以上で、答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 次に、中平裕二議員。 ◆4番(中平裕二君) 皆さん、おはようございます。 私の質疑も議案第19号「長門市一般会計歳入歳出決算」においてであります。その中の長門湯本温泉観光まちづくり推進事業についてであります。この事業は複数年にわたるもので、これから先も続いていかれると思います。市長が市議会議員時代のものであります。 湯本温泉まちづくり推進事業をどのように事業評価し、費用対効果はどうだったんでしょうか。また、今後の方向性について市長の見解をお尋ねします。 ○議長(武田新二君) 江原市長。 ◎市長(江原達也君) それでは、中平議員の質疑にお答え致します。 長門湯本温泉観光まちづくり計画では、持続的かつ好循環な温泉街をつくり、人気温泉地ランキングを全国10位以内まで引き上げることを目標に掲げ、観光関連事業の発展を通じてまちづくりを進めることを基本的な方向性としているところであります。 議員お尋ねの本事業をどのように事業評価し、費用対効果がどうだったかという点でございますが、まず地域住民をはじめ、民間事業者と連携して進めてきた取組について、一部の工事で本年度への繰越しがあったものの、本年3月には星野リゾート界長門が開業するとともに、長門湯守株式会社による恩湯の再建が行われ、事業は順調に進捗するとともに、多数のメディアへ継続的に取り上げて頂いているところでございます。 また、これまでの先進的な公民連携の取組などにより、コロナ禍において観光産業に大きな影響がある中で、本市の宿泊客数は他市に比べ早期に回復していると、市内外の観光事業者からも伺っており、これも、これまでの取組による一つの成果であり、一定の評価を頂けたものと認識しているところでございます。 今後の方向性ですが、魅力的な温泉街にするためには、河川や道路をはじめとしたハード整備をうまく生かし、民間主導による公共空間のにぎわい創出や地域内事業者の活性化、年間を通じた観光客需要の平準化など、今後はソフト事業を持続的に取り組む必要があるというふうに考えているところでございます。 こうした持続的な観光地経営に向けては、昨年の12月定例議会において長門湯本温泉に限って入湯税を引き上げる長門市税条例の改正を可決頂いたところであります。これをもって、温泉街全体のエリアマネジメントを担う民間企業である長門湯本温泉まち株式会社が本年3月に設立され、長期にわたって取り組んできた本プロジェクトはようやくスタートラインに立ったところでございます。 したがいまして、事業の検証はこれからというふうになりますが、今後の観光地経営の取組に関しましては、全国のまちづくりやメディア、観光業者等の外部委員で構成する長門湯本温泉みらい振興評価委員会において、第三者の視点から観光まちづくりの取組に関する意見を伺い、評価して頂くこととしており、公民連携体制を維持、発展するようしっかりと取組を進めてまいりたいというふうに思っているところであります。 最後に、コロナ禍により観光産業は大変困難な状況にありますが、引き続き地域の皆様と民間事業者、行政が一体となって、全国温泉地ランキング・トップテン入りを目指し、よりよい観光まちづくりを進めてまいりたいと思っているところでございます。以上で、答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 次に、重廣正美議員。 ◆11番(重廣正美君) 私も議案第19号について質疑をさせて頂きます。具体的にかみ砕きまして、これは各部長に伺いたいと思います。 ケーブルテレビ放送費光ファイバー網整備事業でありますが、この事業は補正予算で3年度の事業を2年度に前倒しすると。それほど現代の社会状況では必要な事業であると私も考えております。ただ、多額の経費を投入しております。この整備事業によりまして、新規インターネットの加入数は増加しているのかどうか。また、これから先、いずれ問題になるんではないかと思いますが、回線利用料金について、今後はどのようにされるのかを伺いたいと思います。 ○議長(武田新二君) 長尾企画総務部長。 ◎企画総務部長(長尾正勝君) おはようございます。それでは、重廣議員の質疑にお答えを致します。 ケーブルテレビ網を通じましたインターネット加入件数は、本年9月末現在で2,896件、本年4月以降100件の増となっております。 内訳と致しましては、長門地区が17件、三隅地区が43件、日置地区が17件、油谷地区が23件となっております。特に光ファイバー化の完了致しました三隅地区において加入者が増えている状況でございます。 次に、利用料でございますが、今後提供致しますサービスの内容やそれに伴いますケーブルテレビ局舎からインターネット網につながる回線、いわゆる上位回線の使用料、更に他の県内ケーブルテレビ事業者の価格設定状況等も踏まえまして、市全域の整備が完了しますタイミングに合わせ、改正を行いたいと考えておるところでございます。以上で、答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 重廣議員。 ◆11番(重廣正美君) それでは2問目に入ります。 塵芥処理費につきまして、リサイクルによるきれいな街づくり推進事業というのがございます。この事業の成果として、資源ごみの分別や可燃ごみの減量化について、どのような効果があったのか伺いたいと思います。 ○議長(武田新二君) 光永市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(光永忠由君) それでは、御質疑にお答え致します。 本市では、ごみの減量化と資源化に向けて、平成29年度から新たなごみの分別収集に取り組んでおります。 導入当時は市民の皆さんの意識も高く、ごみの減量化と資源ごみの回収が進みましたが、その後、ごみの分別が中々進まない状況となっておりました。 このようなことから、改めてごみの分別に対する意識啓発と、また、ごみの分別をまだ十分に理解されていないケースも見受けられましたので、ごみの出し方等についていま一度周知する必要があると考え、議員御質問のリサイクルによるきれいな街づくり推進事業を実施したものでございます。 本事業は、啓発ビデオを作成し、ほっちゃテレビで放送するとともに、市のホームページにも動画を配信しております。また、ごみの出し方・分け方の改訂版を作成し、市内全戸に配布するとともに、市の広報紙に年間を通じてごみのリサイクルに関する記事を掲載してまいりました。更には、高齢者向けにサロンや敬老会を活用し、ごみ分別の説明会を昨年度は30回実施しております。 このほか、今年8月には、長門市の資源・ごみ分別アプリとして「さんあ~る」の配信をスタートさせております。 これらの取組により、今年の9月末現在のごみの収集状況を申し上げますと、可燃ごみでは5,374トンと昨年同期より123トンの減、また、資源ごみでは337トンと昨年同期より15トンの減となっており、資源ごみの回収は伸び悩んでいるものの、ごみの減量化については現時点ではございますが、昨年度より進んでいるものと考えております。以上で、答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第20号「令和元年度長門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」から議案第23号「令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」まで、一括して質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっております議案に対する質疑を終結します。────────────・────・──────────── △日程第7.議案の委員会付託 ○議長(武田新二君) 日程第7、議案の委員会付託を行います。 ただ今議題となっています議案第19号から議案第23号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 お諮りします。ただ今、各常任委員会に付託しました議案第19号から議案第23号までについて、審査終了まで地方自治法第109条第8項の規定により、閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員会に付託しました議案第19号から議案第23号までについては、審査終了まで閉会中の継続審査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第8.意見書案第1号 ○議長(武田新二君) 日程第8、意見書案第1号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を議題とします。 本案について、提出者の説明を求めます。林哲也議員。 ◎16番(林哲也君) 皆さん、お疲れさまです。 今回提出致しました意見書案第1号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」については、8月6日付で、全国市議会議長会から本市議会に対して意見書の提出要請があったものであります。 皆さん御承知のように、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延は続き、国内でも緊急事態宣言解除後、再び感染者数が急増する傾向にあるなど、依然として先行きが見通せない状況にあります。 社会経済活動は段階的に回復されつつあるものの、本年は大幅なGDPの落ち込みが確実視されるなど、我が国経済への影響は甚大なものとなっており、これに伴い本年度及び来年度の地方財政も、地方税、地方交付税の減収などにより巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい事態に陥ることが予想されております。 こうした状況の中で、長門市議会としても全国市議会議長会の要請に応えて、衆参両院の議長及び内閣総理大臣をはじめ、政府関係機関に意見書を提出しようとするものであります。 それでは、意見書案を読み上げて提案理由の説明に代えさせて頂きます。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書                 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面している。地方経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても地方税財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の課題への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。 1、地方の安定的な財政運営に加え、長期化する新型コロナウイルス感染症の拡大防止や感染収束後の経済対策などへの財政需要を、地方財政計画に的確に反映し、一般財源総額の大幅な増額を図ること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう地方の財政需要に応じて大幅な増額を図ること。 3、財源不足については、臨時財政対策債の発行によることなく、その廃止や地方交付税の法定率の引上げを含めた抜本的な改革等を行うこと。 4、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても地方消費税を含め弾力的に対応すること。 5、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 6、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、本来、国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 令和2年10月5日長門市議会 議員各位の御賛同賜りますようにお願い申し上げて、提案理由の説明と致します。 ○議長(武田新二君) お諮りします。本案は、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は質疑、委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第1号について、字句、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、字句、その他の整理は議長に委任することに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(武田新二君) 以上で、本定例会に付された事件の議事は全て終了しました。これをもって、令和2年9月長門市議会定例会を閉会致します。お疲れさまでした。午前10時46分閉会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     令和2年10月 5日                議  長  武田 新二                署名議員  重廣 正美                署名議員  長尾  実...