令和 2年 3月定例会(第1回)───────────────────────────────────────────令和2年 3月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第5日) 令和2年3月23日(月曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第5号) 令和2年3月23日(月) 午前9時30分開議 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 行政報告 日程第3 議案第8号 令和2年度長門市
一般会計予算 議案第9号 令和2年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算 議案第10号 令和2年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算 議案第11号 令和2年度長門市
介護保険事業特別会計予算 議案第12号 令和2年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第13号 令和2年度長門市
水道事業会計予算 議案第14号 令和2年度長門市
下水道事業会計予算 議案第15号 長門市市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例 議案第17号 長門市印鑑条例の一部を改正する条例 議案第18号 長門市
固定資産評価審査委員会条例及び長門市
証明等手数料条例の一部を改正する条例 議案第19号 長門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 議案第20号 長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例 議案第21号 長門市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第22号 長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第23号 長門市
漁港管理条例の一部を改正する条例 議案第24号
長門市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第25号 長門市
交通指導員条例を廃止する条例 議案第26号 長門市ふるさと・水と
土保全基金条例を廃止する条例 議案第27号
新市建設計画の変更について 日程第4 追加議案第37号から議案第40号・報告第1号の一括上程 日程第5 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第6 議案第38号 長門市副市長の選任について 日程第7 議案第37号
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事) 議案第39号 令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第40号 令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号) 日程第8 議案の
委員会付託 日程第9 議案第37号
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事) 議案第39号 令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第40号 令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号) 日程第10 意見書案第1号 2021年度
介護保険制度の改定に対する意見書 日程第11 決議案第1号
新型コロナウイルス感染症対策に関する決議 日程第12 議員派遣について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 行政報告 日程第3 議案第8号 令和2年度長門市
一般会計予算 議案第9号 令和2年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算 議案第10号 令和2年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算 議案第11号 令和2年度長門市
介護保険事業特別会計予算 議案第12号 令和2年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第13号 令和2年度長門市
水道事業会計予算 議案第14号 令和2年度長門市
下水道事業会計予算 議案第15号 長門市市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例 議案第17号 長門市印鑑条例の一部を改正する条例 議案第18号 長門市
固定資産評価審査委員会条例及び長門市
証明等手数料条例の一部を改正する条例 議案第19号 長門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 議案第20号 長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例 議案第21号 長門市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第22号 長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第23号 長門市
漁港管理条例の一部を改正する条例 議案第24号
長門市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第25号 長門市
交通指導員条例を廃止する条例 議案第26号 長門市ふるさと・水と
土保全基金条例を廃止する条例 議案第27号
新市建設計画の変更について 日程第4 追加議案第37号から議案第40号・報告第1号の一括上程 議案第37号
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事) 議案第38号 長門市副市長の選任について 議案第39号 令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第40号 令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号) 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第5 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第6 議案第38号 長門市副市長の選任について 日程第7 議案第37号
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事) 議案第39号 令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第40号 令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号) 日程第8 議案の
委員会付託 予算決算委員会 議案第39号 令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第40号 令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号)
総務民生委員会 議案第37号
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事) 日程第9 議案第37号
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事) 議案第39号 令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第40号 令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号) 日程第10 意見書案第1号 2021年度
介護保険制度の改定に対する意見書 日程第11 決議案第1号
新型コロナウイルス感染症対策に関する決議 日程第12 議員派遣について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 上田 啓二君 2番 綾城 美佳君3番 早川 文乃君 4番 中平 裕二君5番 橋本 憲治君 6番 有田 茂君7番 吉津 弘之君 8番 岩藤 睦子君9番 南野 信郎君 10番 重村 法弘君11番 重廣 正美君 12番 長尾 実君13番 先野 正宏君 14番 三輪 徹君15番 田村 哲郎君 16番 林 哲也君17番 大草 博輝君 18番 武田 新二君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠 員(なし)──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名局 長 永田 信博君 次 長 山下 賢三君主 査 岡本 功次君 書 記 佐伯加寿馬君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 江原 達也君 教育長 ………………… 松浦 正彦君
企画総務部長 ………… 藤田 一保君
市民福祉部長 ………… 川野美智明君
経済観光部長 ………… 光永 忠由君
経済観光部理事 ……… 田村 富昭君建設部長 ……………… 早川 進君
会計管理者 …………… 石本 徹君教育部長 ……………… 中谷 信浩君
消防本部消防長 ……… 中原 弘文君三隅支所長 …………… 小川 章君 日置支所長 …………… 惣代 芳治君油谷支所長 …………… 寺岡 秀勝君
上下水道局長 ………… 宗村 憲知君
企画政策課長 ………… 伊藤 和久君 総務課長 ……………… 坂野 茂君財政課長 ……………… 長尾 正勝君 ──────────────────────────────午前9時30分開議
○議長(武田新二君) おはようございます。 本日の出席議員については18人であり、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。────────────・────・────────────
△日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(武田新二君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、
大草博輝議員及び
上田啓二議員を指名します。────────────・────・────────────
△日程第2.行政報告
○議長(武田新二君) 日程第2、行政報告の申し出がありましたので、これを許可します。江原市長。〔市長 江原達也君登壇〕
◎市長(江原達也君) 皆さん、おはようございます。それでは、行政報告をさせて頂きます。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策についてでございますが、3月3日には、下関市で山口県内初の
新型コロナウイルス感染症の発症が確認され、また昨日、3月22日、下関市で40歳代の会社員の発症者が確認されました。本市においても、予防対策に加え、万が一、感染症が発生した場合の蔓延防止についての対応が必要となっております。 市民の皆様には、この間、小中学校の臨時休業や
市主催イベントの中止・延期、更には公共施設の休館など御不便をおかけしてきたところでございますが、引き続き、感染予防のために御理解と御協力を頂きますようよろしくお願い申し上げます。 さて、国におかれましては、3月10日に第2弾となる
新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策を取りまとめられました。この中では、
雇用調整助成金の特例措置の拡大や、フリーランスを含む個人事業主、売上高が急減している中小・
小規模事業者に対する
資金繰り対策としての強力な金融措置も打ち出されております。 このような中、本市におきましても、観光業、飲食・宿泊業など、あらゆる業種において、経営面での影響が生じている中小・
小規模事業者の皆様に対し、金融支援と致しまして、対象要件や融資枠を拡大した
特別融資保証制度を創設致したところであります。 また、こうした融資制度に加え、事業を行われる皆様への
ワンストップ相談窓口を
市役所本庁舎1階ロビーに設け、固定資産税や市県民税などの納税等を含め、1カ所で御相談頂ける体制を整え、更には本市の備蓄マスク5,100枚を、
市内医療機関や
社会福祉施設等に提供したところであります。 今後も、安全・安心を第一に考え、国県などの関係機関と連携しながら、市民の皆様の不安解消と生活の安定に向けて全力で取り組み、感染拡大の防止に一層努めてまいる所存であります。 続いて、
道路協力団体の指定についてであります。 この度、
長門湯本温泉観光まちづくり事業において整備しました市道の利活用の推進及び日常管理を目的と致しまして、「
長門湯本オソト活用協議会」を
道路協力団体として指定致しました。
道路協力団体制度とは、道路管理者と連携して業務を行う団体として法律上位置づけることにより、自発的な業務への取り組みを促進し、地域の実情に応じた道路管理の充実を図るものであります。 本制度を活用することにより、
長門湯本温泉観光まちづくり事業において、これまで取り組んできた社会実験や、地域の方々との協議を踏まえて決定した、プランターやベンチの設置などに取り組むことで安全な道路空間をつくることにより、散策者に滞在して頂く環境を築くことが可能となります。 今後は、「
長門湯本オソト活用協議会」による道路空間を利用した新しいにぎわいの創出とともに、道路の清掃、植栽管理など公的活動をあわせて実施して頂くことで、そぞろ歩きが楽しめる温泉街が形成され、道路管理の充実も図られるものと期待しているところであります。以上で行政報告を終わらせて頂きます。〔市長 江原達也君降壇〕────────────・────・────────────
△日程第3.議案第8号~議案第15号・議案第17号~議案第27号
○議長(武田新二君) 日程第3、これより議案第8号から議案第15号まで及び議案第17号から議案第27号までを一括議題とします。各
常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長、
重村法弘議員。
◎
予算決算常任委員長(重村法弘君) 皆さん、おはようございます。
予算決算常任委員長の重村でございます。報告に20分程度要するかと思いますが、御清聴のほう、よろしくお願いを致します。 それでは、
予算決算常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を
予算決算常任委員会を代表して御報告を申し上げます。 議案第8号「令和2年度長門市
一般会計予算」については、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 本議案については、
予算決算常任委員会内に
総務民生分科会、
文教産業分科会を設置し、それぞれ所管する科目について延べ4日間にわたり審査を行いました。審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 歳入科目、繰入金の
地域活性化基金繰入金に関して、委員から、活用方法について質疑があり、執行部から、地方債の発行の対象として認められない
ハード事業や産業振興、
子育て支援等に係る事業に充当することとしているとの答弁がありました。 次に、歳入科目、
地方交付税の
普通交付税に関して、委員から、
普通交付税額の算出根拠について質疑があり、執行部から、令和元
年度普通交付税の一本算定による71億3,000万円を基準額とし、国の
地方財政計画における
地方交付税の伸び率である2.5%を加味した73億円と算定したものであるとの答弁がありました。 次に、財産管理費の
市有財産利活用事業に関して、委員から、施設解体後の
跡地利用計画について質疑があり、執行部から、令和2年度は
選挙管理委員会の解体を予定しており、解体後は中央公民館の駐車場用地として整備する予定であるとの答弁がありました。 次に、歳入科目、市債の
臨時財政対策債に関して、委員から、予算額の根拠について質疑があり、執行部から、
臨時財政対策債の一本算定額をもとに国の
地方財政計画における
伸び率マイナス3.6%を加味し、計上しているとの答弁がありました。 更に委員から、令和2年度以降の借り入れについて質疑があり、執行部から、できる限り圧縮をする必要があると考えており、引き続き、
交付税算入率の高い過疎債等を中心に地方債を活用していくとの答弁がありました。 次に、
一般管理費の
会計年度任用職員報酬に関して、委員から、制度が始まることによる人件費の増減及び国における財政措置の有無について質疑があり、執行部から、通年ベースでは約5,100万円の増額を見込んでおり、国の対応としては、制度の施行への対応として、期末手当の支給に係る経費について、
普通交付税の算定基準に盛り込まれるのではないかと推測しているとの答弁がありました。 次に、国際交流費の多
文化共生社会の構築に向けた
グローバル化対策事業に関して、委員から、
教育委員会と企画政策課のそれぞれの役割について質疑があり、執行部から、事業の推進については学校教育課と共同して実施することとしており、小学校1・2年生に対しては、3年生からの英語教育にスムーズに対応できるように、企画政策課が長門市オリジナルの支援を考えており、小学校3年以上は
教育委員会の管轄と考えているとの答弁がありました。 次に、
ケーブルテレビ放送費の
光ファイバー網整備事業に関して、委員から、国庫補助金の活用について質疑があり、執行部から、令和元年度に採択された
緊急対策事業は、令和2年度から伝送路についても通信部分は補助対象外となることから、放送部分は
ケーブルテレビ事業者の
光ケーブル化に関する
緊急対策事業、通信部分は
高度無線環境推進整備事業の2つの事業を同時に活用する予定であり、補助率は、いずれも2分の1であるとの答弁がありました。 次に、支所費の「市民が主役の
地域活性化事業」に関して、委員から、市民が主役の
地域活性化事業の内訳について質疑があり、執行部から、事業としては二本立てであり、3支所とも
地域活性化事業として390万7,000円と「市民のちから
応援補助金事業」として109万3,000円の合計500万円を計上し、油谷支所のみ「小さな
拠点づくり推進事業」として100万円を別途追加して600万円の事業費としているとの答弁がありました。 更に委員から、油谷支所の小さな
拠点づくり推進事業の内容について質疑があり、執行部から、油谷地区内には支所を始め老朽化した公共施設が点在しているが、少子高齢化や人口減少の中で、将来目指すまちの姿を市民と行政が一緒に考え、老朽化施設の建て替えを含めた拠点づくりの構想を策定するために要する経費であるとの答弁がありました。 次に、常備消防費の「Net119
緊急通報システム導入事業」に関して、委員から、事業の内容と周知方法について質疑があり、執行部から、本事業は電話による音声での119番通報が困難な方が、簡単な操作で119番通報が行えるシステムを導入する事業であり、主に視覚、
言語機能障害者を対象としている。事業の周知については、ほっちゃテレビや広報紙による周知のほか、個別に文書を配付し、事前説明会、登録説明会において使い方等を周知する予定であるとの答弁がありました。 次に、市民生活費の
消費者行政推進事業に関し、委員から、新たに予算計上された庁用備品について質疑があり、執行部から、電話を使用する詐欺から高齢者の財産を守るために、貸し出し用の録音装置を購入するものであるとの答弁がありました。 次に、
戸籍住民基本台帳費の通知カード・
個人番号カード関連事務費交付金に関して、委員から、本市における
マイナンバーカードの申請率及び申請率向上の取り組みについて質疑があり、執行部から、令和2年1月31日現在で17.39%であり、今後は窓口で直接
オンライン申請ができる支援体制を整備及び周知を行うことで、申請率向上に努めたいとの答弁がありました。 更に委員から、
マイナンバーカードの活用方法について質疑があり、執行部から、現在では行政関係の電子申請に使用できるほか、9月からは
キャッシュレス購入に関しての
ポイント事業が開始される予定であり、更に来年の3月以降は各医療機関で受診ができるなど、個人情報には配慮されつつ、社会的な本人確認用のツールとしても活用できるようになると思われるとの答弁がありました。 次に、
障害福祉サービス費の
地域生活支援事業に関し、委員から、
基幹相談支援センターを設置する理由について質疑があり、執行部から、長門市において
相談支援業務を行っている事業所は、個別相談に特化した対応であり、市全体の地域課題などを集約する機関がなく、それぞれの事業所のスキルや高い
マネージメント力を保つために、俯瞰的に見る機関を設ける必要があることから、今の事業所の上に位置する
基幹センターを設置するものであるとの答弁がありました。 次に、
社会福祉総務費の
成年後見制度利用促進体制整備推進事業に関し、委員から、
成年後見制度に関する予算を新規に計上した理由について質疑があり、執行部から、
成年後見制度利用促進法に基づく協議会、中核機関等を設置するために必要な経費を予算計上したものであるとの答弁がありました。 次に、
福祉医療費の、
子ども医療費助成事業に関し、委員から、助成対象が高校生まで拡充されているが、高校生のみ所得制限が設けられている理由について質疑があり、執行部から、高校生については義務教育ではないこと及び高校の授業料等の無償化制度についても所得制限が設けられていること、また統計では、1人当たりの医療費が、小学校から中学校、中学校から高校に進むにつれ低くなっている現状、あわせて、保護者の収入など総合的に勘案した中で所得制限を設けることとしたとの答弁がありました。 次に、環境衛生費の
給水施設整備事業に関し、委員から、
給水施設整備事業費補助金200万円の内訳について質疑があり、執行部から、1件当たりの上限額を50万円として、4件分を予算計上しているとの答弁がありました。 次に、
地方創生推進費の
健幸資源活用によるまち・
ひとづくり事業に関して、委員から、
認知症予防プログラムの開発や
木製玩具開発に関する事業内容について質疑があり、執行部から、森林を活用した
認知症予防プログラムを開発するものであり、木製玩具の研究開発については、指の運動や知育玩具による頭の体操などに使用できる木製玩具を開発し、効果を検証したいとの答弁がありました。 更に委員から、「
ものづくり拠点施設整備計画」の内容について質疑があり、執行部から、3事業を計画をしており、1つ目は地域経済の活性化を目的とした長門市特有のシイノキを活用した
商品開発事業、2つ目は木工職人や
ものづくり職人の担い手の育成事業、3つ目は将来的にはものづくりの体験ができるような観光施設としての側面もあわせ持つ、担い手が活躍する場として、
ものづくり拠点施設を整備する3事業について計画を策定することとしているとの答弁がありました。 次に、林業費の
成長戦略推進費、
林業法人運営支援事業に関して、委員から、法人へ出資する団体数及び運営形態について質疑があり、執行部から、市のほか複数団体が出資の意向を示されているが、まだ調整中である。また、市も出資を予定していることから第三セクターの形態になると考えているとの答弁がありました。 次に、商工総務費の「ながと
活き活き事業構想策定事業」に関して、委員から、策定のために設置される委員会の委員構成について質疑があり、執行部から、市外の有識者を3名、市内の方を6名という構成にし、10年、20年先の将来を見据えた強い産業づくりができる人材を選出したいと考えているとの答弁がありました。 更に委員から、構想の
策定スケジュールについて質疑があり、執行部から、令和3年度の当初予算に構想事業を盛り込むためにも、12月までには構想の策定業務を終えたい。7月から10月に毎月1回委員会を開催し、11月に策定したいと考えているとの答弁がありました。 次に、
商工業振興費の
地域公共交通推進事業に関して、委員から、長門市
公共交通体系見直し業務委託料500万円の積算根拠について質疑があり、執行部から、市内における
デマンド交通等の効果的導入、検討に係る助言及び
地域公共交通網形成計画の見直し等に対する助言等の
アドバイザリー業務委託料300万円と、
アンケート等調査業務委託料200万円であるとの答弁がありました。 更に委員から、長門し
ごとセンターを核とした
地域未来創造事業に関して、「ひと」、「しごと」の
ハブ構築事業費補助金の内容について質疑があり、執行部から、学生と市内企業をつなぐ
合同企業ガイダンスや、
中小企業診断士や弁護士などにおける
経営相談体制の強化など、多岐にわたって仕事に関する業務を行うNPO法人「つなぐ」に対して補助するものであるとの答弁がありました。 次に、観光振興費の映画祭開催事業に関して、委員から、事業の詳細について質疑があり、執行部から、長門市で映画を撮り、上映するという形ではなく、長門市で映画関係者を招聘した映画上映祭を開催することにより長門市の魅力等を発信していく事業であるとの答弁がありました。 次に、長門湯本温泉みらい振興基金費の長門湯本温泉みらい振興基金積立金に関して、委員から、基金へ積み立てる金額の算出根拠及び収入の見込みについて質疑があり、執行部から、積み立てる金額については、入湯税の昨年度実績と新規オープンするホテルによる集客数の見込みを勘案して、税務課において入湯税の増額分を積算している。収入源が見込まれる場合は、必要に応じて一時的に積立額の減額や、エリアマネジメントに関する事業の必要経費の見直しを、令和3年度の事業において行う。また、本来必要な経費を下回るような入湯税の税収額となった場合は、観光産業の振興に向けて、必要な事業を入湯税以外の財源も含めて検討するとの答弁がありました。 次に、
長門湯本温泉観光まちづくり事業費の
長門湯本温泉観光まちづくり事業に関して、委員から、エリアマネージメント組織への補助金と委託料の内訳について質疑があり、執行部から、補助金は情報の発信活動や景観の施設の維持管理費や人件費に対して補助するものであり、委託料は、観光地経営の体制の構築に向けた専門家による支援を行うために必要な業務を委託するものであるとの答弁がありました。 次に、道路橋梁新設改良費の過疎対策事業に関して、委員から、本郷畑線道路改良事業の実施箇所及び内容について質疑があり、執行部から、現在、県営圃場整備事業が実施されている向津具小学校付近であり、創設換地によって用地を取り入れ、向津具小学校の通学路としての整備もあわせて行う事業であるとの答弁がありました。 次に、河川費の防災・減災対策河川整備事業に関して、委員から、事業内容について質疑があり、執行部から、国において充当率100%で交付税措置が70%の緊急しゅんせつ推進事業債の発行が可能となる今後5年間を期間とする特例措置が講じられることになり、長門市においても5カ年計画を策定し、計画的にしゅんせつ作業を実施する予定である。令和2年度においては、過去に浸水被害があった河川として、向開作川、二条窪川、板持川を代表的な対象河川としているとの答弁がありました。 次に、住宅管理費の空き家対策事業に関して、委員から、空き家除去事業の申請件数が多く、補助金の予算額が不足する場合の対応について質疑があり、執行部から、公平・公正という見地から、申請が増加した場合は補正予算で対応したいと考えているとの答弁がありました。 更に委員から、市における危険空き家数の把握及び略式代執行に至るケースの有無について質疑があり、執行部から、平成28年に実施した空き家の実態調査では、危険空き家は200軒であり、14軒は補助金を活用し、解体をされるところであるが、実数については把握できていない。また、略式代執行に関する予算について計上していないが、調査の上、管理者不在となれば特定空家に認定し、略式代執行に向けて進めていきたいとの答弁がありました。 次に、住宅管理費の市営住宅24時間換気設備設置・内装改修事業に関して、委員から、換気扇設備設置工事の事業計画について質疑があり、執行部から、換気設備のある田屋床市営住宅以外の住宅について、令和元年度から5カ年計画で全ての住宅に設置する予定であり、令和2年度は、小浜、上川西、殿村新開各市営住宅の134戸に換気扇を設置する予定であるとの答弁がありました。 次に、文化財保護費の歴史民俗資料室整備事業に関して、委員から、整備の予定の老朽化した建物に対する
教育委員会の見解について質疑があり、執行部から、建物については、建築後60年近く経過しているが、耐震補強工事も比較的安価な経費で施工でき、十分利用できる施設であると判断しているとの答弁がありました。 更に委員から、学習施設としての利用を見越した設計への反映について質疑があり、執行部から、学習施設として2階に社会科の授業で民具体験などのスペース等を設置する予定としており、高齢者や歴史家の方等が調査研究できるレクチャールームも設ける予定であるとの答弁がありました。 次に、体育振興費のオリンピック聖火リレーの開催事業に関して、委員から、開催負担金について質疑があり、執行部から、聖火リレーの開催に際して、県及び県内市町が経費を負担することとなっており、13市においては、1市当たり420万円の負担となっているとの答弁がありました。 採決に当たり、委員から、学校給食費の給食調理業務委託事業にかかわる予算額を減額し、同時に債務負担行為から給食調理業務委託料を削除する修正案が提出されました。学校給食の本来の目的、果たすべき役割について、もう少し時間をかけ、十分な議論を経て結論を出すべきであると判断し、給食調理業務委託事業に関する予算については全額削除するものとの提案理由に対し、複数の委員より、学校給食センターの運営に関して、民間委託をしなかった場合の雇用や食育、食の安全などの見解について質疑があり、提出委員から答弁が行われました。 討論では、民間に委託することによる安全衛生レベルの向上、経費の削減効果など業務委託の利点が見込まれることから修正案に反対し、原案に賛成する意見、経費削減の結論ありきで子ども達一人一人の育ちや食育の観点が損なわれているのではないか、この度の給食調理業務の委託においては、自治体が率先して雇用不安を発生させるという修正案に賛成する意見、更に、一部事業においては評価はできるものの市長のリーダーシップが見えないなどの理由で評価できないといった原案に対する意見などがありました。 討論の後、最初に修正案に対する採決を行い、賛成少数で否決し、続いて原案に対する採決を行い、賛成多数で可決しました。 採決の後、委員の発議により、議案第8号に対する附帯決議案が提出され、賛成全員で可決しました。附帯決議案は、「固定資産税の滞納事案への対応」、「会計年度任用制度の施行」、「東京2020オリンピック・パラリンピック大会等キャンプ招致事業」、「Net119
緊急通報システム導入事業」、「市民が主役の
地域活性化事業」、「障害者福祉タクシー助成事業」、「
健幸資源活用によるまち・
ひとづくり事業」及び「応急診療所等運営事業」の8項目に関し、市は十分に留意して執行することとしております。 そのほかの費目については、特に御報告を申し上げるべきことはございません。以上で、
予算決算常任委員会の報告を終わります。
○議長(武田新二君) 以上で、
予算決算常任委員長の報告は終わりました。 お諮りします。
予算決算常任委員長の報告に対する質疑は省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告に対する質疑を省略致します。 次に、総務民生常任委員長、岩藤睦子議員。
◎総務民生常任委員長(岩藤睦子君) おはようございます。委員長の岩藤でございます。 それでは、総務民生
常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、総務民生
常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第15号「長門市市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例」、議案17号「長門市印鑑条例の一部を改正する条例」、議案第18号「長門市
固定資産評価審査委員会条例及び長門市
証明等手数料条例の一部を改正する条例」、議案第19号「長門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」、議案第20号「長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例」、議案第21号「長門市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第25号「長門市
交通指導員条例を廃止する条例」、議案第27号「
新市建設計画の変更について」、以上8議案については、賛成全員で可決すべきものと決定しました。 議案第9号「令和2年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算」、議案第11号「令和2年度長門市
介護保険事業特別会計予算」、議案第12号「令和2年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算」、議案第22号「長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」、以上4議案については、賛成多数で可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第9号「令和2年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算」の審査におきましては、委員から、令和2年度の1世帯当たりの平均保険料及び所得に占める保険料負担率について質疑があり、執行部から、令和元年10月時点の賦課台帳をもとに算出したところ、1世帯当たりの平均保険料は9万8,047円、所得に占める保険料負担率は17.59%を見込んでいるとの答弁がありました。 更に委員から、令和2年度末の国民健康保険財政調整基金の残高見込額について質疑があり、執行部から、令和2年度に6,800万円の繰り入れを予算計上しており、残高見込額は2億8,700万4,720円であるとの答弁がありました。 次に、委員から、ジェネリック医薬品の利用状況について質疑があり、執行部から、現在、国保被保険者のジェネリック医薬品利用率は数量ベースで約70%となっている。今後も普及啓発の取り組みを続けることで80%に近づくと見込んでいるとの答弁がありました。 討論では、委員から、国民健康保険料事業については、国の予算削減や高齢化と医療の高度化による1人当たりの医療費の伸び等によって被保険者の負担能力をはるかに超える保険料となっており、認められないとの反対意見がありました。 議案第11号「令和2年度長門市
介護保険事業特別会計予算」の審査におきましては、委員から、介護保険料の滞納者数及び滞納額について質疑があり、執行部から、現年度分と過年度分合わせて144名、878万8,132円であるとの答弁がありました。 更に委員から、滞納した場合の対応について質疑があり、執行部から、給付の一時差し止めや、サービス利用の際に一旦全額を支払い、申請後に戻る償還払い、給付額が削減される給付制限を行うとの答弁がありました。 更に委員から、令和2年度末の介護納付費準備基金の残高見込みについて質疑があり、執行部から、3億5,991万1,348円を見込んでいると答弁がありました。 次に委員から、成年後見人等助成費141万6,000円の内容について質疑があり、執行部から、助成を受けなければ利用が困難な状況にある方を対象に、後見人に対して支払うものであり、在宅の場合は月額2万8,000円、施設の場合は月額1万8,000円である。件数については、在宅が1件、施設が5件であることから、その年額分を計上しているとの答弁がありました。 討論では、委員から、
介護保険制度は、国の社会保障費削減によって、負担増や給付削減の改悪が繰り返され、利用者や家族を苦しめるとともに、いざというとき使えない制度という国民・市民の不信を高め、制度の存立基盤を危うくしていることなどから認められないとの反対意見がありました。 議案第12号「令和2年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算」の審査におきましては、委員から、被保険者1人当たりの保険料額について質疑があり、執行部から、7万7,627円の見込みであるとの答弁がありました。 次に、委員から、保険料の軽減特例の見直しについて質疑があり、執行部から、世帯の所得状況に応じて行われる均等割額の軽減のうち、7割軽減の対象者については、特例で更に上乗せした軽減を行ってきたが、令和元年度の8.5割軽減及び8割軽減の対象者は、令和2年度には7.75割軽減及び7割軽減に見直される予定であるとの答弁がありました。 討論では、委員から、後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで負担増と差別医療を押しつけるものであり、廃止を求める立場であることから認められないとの反対意見がありました。 議案第15号「長門市市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例」の審査におきましては、委員から、条例で定める数の設定基準について質疑があり、執行部から、地方自治法施行令で示された参酌基準のとおり設定しているとの答弁がありました。 議案第19号「長門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」の審査におきましては、委員から、規定上の「別段の定め」の内容について質疑があり、執行部から、任用の際に通知を行い、文書の提出等に代えて行うこととしているとの答弁がありました。 議案第22号「長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」の審査におきましては、委員から、保険料の限度額引き上げによる影響について質疑があり、執行部から、現在、限度額に該当されている約90世帯の保険料に影響があると見込んでいるとのとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げるべきことはございません。以上で、総務民生
常任委員会の報告を終わります。
○議長(武田新二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、総務民生常任委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教産業常任委員長、重廣正美議員。
◎文教産業常任委員長(重廣正美君) 皆様、おはようございます。委員長の重廣でございます。文教産業
常任委員会に付託された議案につきまして、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、文教産業
常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第10号「令和2年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算」、議案第13号「令和2年度長門市
水道事業会計予算」、議案第14号「令和2年度長門市
下水道事業会計予算」、議案第23号「長門市
漁港管理条例の一部を改正する条例」、議案第24号「
長門市営住宅条例の一部を改正する条例」、議案第26号「長門市ふるさと・水と
土保全基金条例を廃止する条例」、以上6議案につきましては、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況につきまして主なものを御報告申し上げます。 議案第10号「令和2年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算」の審査において、委員から、貯配湯費の施設維持補修工事の内訳について質疑があり、執行部から、配湯メーターの老朽化により、正確な数値を得るため一部電子機器が入ったものに取り替えを予定しているとの答弁がありました。 次に、委員から、配湯利用料の増額理由について質疑があり、執行部から、星野リゾート開業に伴う利用料の増を見込んだものであるとの答弁がございました。 議案第13号「令和2年度長門市
水道事業会計予算」の審査において、委員から、加圧式給水車の購入理由について質疑があり、執行部から、災害や老朽管の漏水等による大規模断水事故の備えとして購入するものであり、高所にある貯水槽等への給水時に活用することを想定しているとの答弁がありました。 次に、委員から、大河内川ダムの令和2年度の事業内容について質疑があり、執行部から、今年度に引き続き、主に県道等の付け替え工事を行う予定であるとの答弁がございました。 議案第14号「令和2年度長門市
下水道事業会計予算」の審査において、委員から、負担の公平性を確保する観点からも、新年度どのように債権管理に取り組まれるのかとの質疑があり、執行部から、上下水道局として、水道料金の徴収とあわせ、引き続き連携をとりながら、特に現年度分の徴収率向上を重視し、適切な徴収に努めていきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、処理場費の委託料の増額理由について質疑があり、執行部から、東深川浄化センター消化槽の改築更新に伴い、使わなくなった1系統の汚泥の引き抜きに係る委託料3,000万円を計上したためであるとのとの答弁がありました。 更に委員から、公共下水道耐震診断業務の内訳について質疑があり、執行部から、有人施設である東深川浄化センター管理棟本館と、特に第三者への被害が想定されるJR下の管廊部分において優先的に耐震診断を行うとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げることはございません。以上で、文教産業
常任委員会の報告を終わります。
○議長(武田新二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、文教産業常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。 これより順次、討論及び表決を行います。 議案第8号「令和2年度長門市
一般会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。田村哲郎議員。
◎15番(田村哲郎君) おはようございます。田村哲郎でございます。
○議長(武田新二君) ただ今田村議員から代読の申し出がありましたので、事務局に代読をさせます。
◎事務局次長(山下賢三君) それでは、田村哲郎議員の討論を代読致します。 私は、この度の議案第8号「令和2年度長門市
一般会計予算」に対して、賛成の立場から議論致しますが、映画祭開催事業について、私の意見を申し上げます。 この事業については、その目的を達成するためのスタッフやスキーム、そして、この事業によって生み出される効果及びその費用対効果の検証方法など、具体的なものが検討中であり、未定であることが問題だと捉えております。 委員会審査において執行部は、「映画祭開催事業の経緯については、先日の本会議で先野議員からの質疑に市長がお答えしたとおりでありますが、予算説明資料に記載されている事業内容等については、現在、検討、調整中の事項であり、確定した内容ではないことを申し添えておきます」とわざわざ補足説明をされておられます。私から言わせれば、そもそもどうなるか分からない、そのような事業を予算化すること自体が問題であり、これまでの執行部の厳とした財政規律は一体どこへ行ってしまったのか、この情報を耳にしたとき、唖然としたのは私一人だけではないと思います。 本会議における先野議員の質問に対して、市長は、「本市の出身者で映像制作などを行っている方から、地域の活性化に貢献したいとして映画祭の開催について提案を受けたことから検討を始め、来年度の開催に向け、予算化を進めている」と答弁されておられます。映画祭といっても、それこそピンからキリまであります。国際的に著名な映画祭はさておき、日本国内だけでも北海道から沖縄まで全国で200近くの映画祭がひしめいており、後発となる本市の映画祭が注目を浴びるためには、かなりレベルの高い映画祭が要求されるものと思われます。 しかしながら、市長が言われる「本市の出身者で映像制作などを行っている方から地域の活性化に貢献したいとして映画祭の開催について提案をされた方」が一体どのような方なのか、どのような実績があり、この業界でどのような評価を得ておられるのか、具体的なことは全く説明しようとしないのは問題ではありませんか。どのような実績がある方に、この映画祭の事業を任せるのか、任せて大丈夫なのか、その方の経歴や業績等をはっきりさせるべきではありませんか。 日本各地の映画祭には、その歴史とそれぞれのストーリーがあります。例えば、10年目を迎える下関映画祭(海峡映画祭)は、下関出身の大女優、田中絹江さんの出身地であり、この女優にかかわった監督や脚本家などの皆さんが、長年にわたって市民と協力してきた下地があり、初めて映画祭として認知されてきたことを考えると、市長がおっしゃる費用対効果の観点から見て、そこまでのレベルに達するために時間と費用は、一体どれくらいを見積もっているのか、どの程度の期間でできるのか、またその見通しはあるのか、地域の中に映画祭についての知見を有する方がほとんどいないという状況において、この事業を進めるということは無謀と言わざるを得ません。 百歩譲って、今後の市のために、是非、映画祭が必要であり、それを成功させるために、まずは1年間程度、専任職員を配属し、検討を行わせ、計画書、或いは提案書を作成し、それをもとにして市民、議会、行政が一緒になってまちづくりに生かしていくということであれば、まだ認められます。 しかしながら、もう一つ大きな問題があります。それは、スマートフォンや映像技術の発達により、子どもから大人まで、素人からプロまで、YouTubeや様々な映像の手段を活用して情報を発信することが容易となった時代の中で、これまで映画祭が担ってきたまちづくりや地域振興の役割は、これらにとって変わられようとしていることです。 こうした時代の変化の中で、どうしても長門市の観光宣伝を行いたいのであれば、そして注目を得ようと思うならば、「長門市紹介3分ビデオ制作全国コンクール、グランプリは賞金500万円」といった手法のほうがより効果があるのではという方もおられました。 いずれにせよ、これまでの歴代市長さんが行われてきた数々の事業の中で、この映画祭ほどの思いつき事業はないと思います。せめて、もう少ししっかりと時間をかけて、そもそも「映画祭とは何か」から制度設計を見直し、それでも絶対必要と判断できるのであれば、次年度予算に再度提案されることがよろしいのではないかと考えます。とにかく、こうした思いつき予算は認められないし、議会がこれを黙って可決するようであれば、議会の存在理由が問われる事態だと思います。 本来でありましたら、修正案を提案し、議員各位の御判断を頂きたく思っておりましたが、様々な御指摘等もあり、討論と致しました。500万円の1事業が反対であるから全予算を反対するものではありませんので、賛成の立場から意見を述べさせて頂きましたが、執行部におかれては、この事業の予算執行に当たり、見直しを含め慎重に進められるよう強く要望致します。 議員各位におかれましても、この映画祭開催事業については、私の意見に御理解を頂きますようお願い申し上げます。 声が出ないため代読となりましたお詫びと、代読という手法を協議し、お認め頂いた議会運営委員会の皆様、そして議会の皆様にお礼を申し上げます。御清聴ありがとうございました。以上で代読を終わります。
○議長(武田新二君) ほかに御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) ほかに御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 議案第9号「令和2年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 議案第10号「令和2年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 議案第11号「令和2年度長門市
介護保険事業特別会計予算」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 議案第12号「令和2年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。 議案第13号「令和2年度長門市
水道事業会計予算」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 議案第14号「令和2年度長門市
下水道事業会計予算」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。 議案第15号「長門市市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 議案第17号「長門市印鑑条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。 議案第18号「長門市
固定資産評価審査委員会条例及び長門市
証明等手数料条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。 議案第19号「長門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。 議案第20号「長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。 議案第21号「長門市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。 議案第22号「長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。 議案第23号「長門市
漁港管理条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。 議案第24号「
長門市営住宅条例の一部を改正する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。 議案第25号「長門市
交通指導員条例を廃止する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。 議案第26号「長門市ふるさと・水と
土保全基金条例を廃止する条例」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。 議案第27号「
新市建設計画の変更について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第4.議案第37号から議案第40号・報告第1号の一括上程
○議長(武田新二君) 日程第4、本日、市長から、議案第37号から議案第40号まで及び報告第1号が追加提出されました。これより議案第37号から議案第40号まで及び報告第1号を一括議題とし、提出議案等について提案理由の説明を求めます。江原市長。
◎市長(江原達也君) それでは、本日追加提出致しました議案等の概要について御説明申し上げます。 議案第37号は、長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事につきまして、引き込み対象世帯の減等により工事内容の一部を変更し、これに伴い、契約金額を減額することから、議会の議決を求めるものであります。 議案第38号は、現在、空席となっております長門市副市長の選任についてであります。私としましては、大谷恒雄氏を副市長に選任致したく議会の同意をお願いするものであります。 同氏は、豊富な行政経験と卓越した識見に加え、強いリーダーシップと客観的かつ冷静な判断力を有され、昨年12月末まで副市長として本市の発展のため、その手腕を発揮して頂いており、副市長として最適任であると考えております。 なお、御同意頂けましたならば、同氏は4月1日付で副市長に就任頂くこととしております。 また、同氏の御経歴につきましては、議案参考資料のとおりであります。 議案第39号は、令和元年度
一般会計補正予算であります。 今回の補正予算は、国の補正予算の成立等に伴い、緊急を要する経費について、所要の補正を行うものであり、補正総額は14億2,082万9,000円、補正後の予算規模は249億958万円となっております。 その内容と致しましては、令和2年度一般会計当初予算に計上しております
光ファイバー網整備事業について、補助金の確保に向けて、令和元年度に前倒しで実施致します。中学校施設改修事業では、菱海中学校のグラウンド改修事業について事業採択を受けたことから予算を追加計上しております。 一方、歳入予算については、歳出との関連において、国庫支出金5億7,736万9,000円、市債8億1,730万円を追加するほか、所要の一般財源については、繰越金2,616万円をもって措置しております。 このほか、繰越明許費として、年度内の完成が困難な3事業について、翌年度に繰り越すための措置を講じております。 議案第40号は、令和2年度
一般会計補正予算であります。 今回の補正予算は、国の令和元年度補正予算の調整等に伴い、所要の補正を行うものであり、補正総額は13億9,884万円を減額し、補正後の予算規模は187億6,116万円となっております。 その主な内容と致しましては、
光ファイバー網整備事業について、令和元年度予算に前倒しで実施するため、減額予算を計上しております。 一方、歳入予算については、歳出との関連において、国庫支出金、市債等の減額措置を行っております。 次に、この際、御報告を申し上げます。 報告第1号は、公用車が関係する自動車事故について、損害賠償の額を専決したことから報告するものであります。 以上、提出議案等について、その概要を御説明申し上げました。何とぞ御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。────────────・────・────────────
△日程第5.報告第1号
○議長(武田新二君) 日程第5、報告第1号「専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)」を議題とします。 これより、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。────────────・────・────────────
△日程第6.議案第38号
○議長(武田新二君) 日程第6、議案第38号「長門市副市長の選任について」を議題とします。 これより、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。本案は、
委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、
委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 採決します。採決は、無記名投票で行います。 議場の出入り口を閉じます。〔議場閉鎖〕
○議長(武田新二君) ただ今の出席議員数は、議長を除いて17人です。 次に、立会人を指名します。会議規則第30条第2項の規定により、立会人に有田茂議員及び吉津弘之議員を指名します。 投票用紙を配付します。〔投票用紙配付〕
○議長(武田新二君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。〔投票箱点検〕
○議長(武田新二君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。 なお、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第69条第2項の規定により、否とみなします。 ただ今から投票を行います。議席番号1番の方から順次、前方の記載所で記載の上、投票願います。〔投票〕
○議長(武田新二君) 投票漏れはありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。有田茂議員及び吉津弘之議員、開票の立ち会いをお願いします。〔開票〕
○議長(武田新二君) 投票の結果を報告します。 投票総数17票、これは、先程の出席議員数に符合しております。 賛成11票、反対6票、以上のとおり賛成が多数です。よって、議案第38号は、同意することに決定しました。 議場の出入り口を開きます。〔議場開鎖〕
○議長(武田新二君) この際、暫時、休憩致します。11時5分から会議を再開します。午前10時54分休憩………………………………………………………………………………午前11時05分開議
○議長(武田新二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただ今同意を得られました大谷恒雄氏から挨拶の申し出がありますので、これを受けることとします。
◎(大谷恒雄君) 皆様、おはようございます。私、大谷恒雄でございます。お許しを頂きまして、一言御挨拶を申し上げたいと存じます。 ただ今副市長選任の議案につきまして、議会の御同意を賜りましたこと、身に余る光栄に存じますとともに、職責の重さに身の引き締まる思いでございます。わずか3カ月前に副市長職を辞した身でありながら、再び登用の機会を与えて頂きました。この上は、江原市長の補佐役と致しまして、長門市民の福祉の向上、そして長門市政発展のため、粉骨砕身務めてまいる覚悟でございます。どうか皆様には格別の御指導御鞭撻を賜りますよう心からのお願いを申し上げまして、私の御挨拶とさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。(拍手)────────────・────・────────────
△日程第7.議案第37号・議案第39及び議案第40号
○議長(武田新二君) 日程第7、議案第37号、議案第39号及び議案第40号を一括議題とします。 これより質疑を行います。最初に、議案第37号「
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事について)」、質疑を行います。 御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第39号「令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」及び議案第40号「令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号)」について、質疑を行います。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。────────────・────・────────────
△日程第8.議案の
委員会付託
○議長(武田新二君) 日程第8、議案の
委員会付託を行います。 ただ今議題となっています議案第37号、議案第39号及び議案第40号は、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託します。 この際、委員会開催のため暫時休憩致します。本会議は13時から再開します。午前11時08分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分開議
○議長(武田新二君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・────────────
△日程第9.議案第37号・議案第39及び議案第40号
○議長(武田新二君) 日程第9、これより議案第37号、議案第39号及び議案第40号を一括議題とします。 各
常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長、
重村法弘議員。
◎
予算決算常任委員長(重村法弘君) 委員長の重村でございます。 それでは、
予算決算常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、
予算決算常任委員会を代表して御報告を申し上げます。 議案第39号「令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」、議案第40号「令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号)」については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第39号「令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」の審査におきましては、
ケーブルテレビ放送費の
光ファイバー網整備事業に関して、委員から、財源として記載されている地方債8億280万円の内訳について質疑があり、執行部から、過疎対策事業債が3億1,890万円、合併特例債が4億8,390万円であるとの答弁がありました。 次に、学校管理費の学校施設設備等整備事業に関して、委員から、菱海中学校グラウンド改修工事のスケジュールについて質疑があり、執行部から、部活動への影響を考慮し、10月から工事に取りかかり、翌年2月の完成を予定しているとの答弁がありました。 その他の費目については、特に御報告を申し上げるべきことはございません。以上で、
予算決算常任委員会の報告を終わります。
○議長(武田新二君) 以上で、
予算決算常任委員長の報告は終わりました。 お諮りします。
予算決算常任委員長の報告に対する質疑は省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告に対する質疑を省略致します。 次に、総務民生常任委員長、岩藤睦子議員。
◎総務民生常任委員長(岩藤睦子君) 委員長の岩藤でございます。 それでは、総務民生
常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、総務民生
常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第37号「
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事)」については、賛成全員で可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について、主なものを御報告申し上げます。 委員から、当初の見込みよりも引き込み工事対象世帯が少なかった理由について質疑があり、執行部から、設計時には引き込み件数を加入者数で計上していたが、三隅地区では集合住宅や福祉施設で、1引き込みに対して複数の加入者が契約していることから、精査した結果、減ったものであるとの答弁がありました。 次に、委員から、既設伝送路撤去工事が今年度完了しなかった理由について質疑があり、執行部から、実施設計、工事と、最短の工事設定により行ってきたが、電柱共架等、ほかの機関への申請が必要なものに時間を要したため、工程の最後に行う撤去工事については工期内に収まらなかったとの答弁がありました。 次に、委員から、減額した金額の主な内容について質疑があり、執行部から、引き込み件数の減によるものが約3,000万円、撤去工事不執行によるものが約3,000万円、残りがその他の精査によるものであるとの答弁がありました。以上で、総務民生
常任委員会の報告を終わります。
○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御質疑もないので、総務民生常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより順次、討論及び表決を行います。 議案第37号「
工事請負契約の一部を変更することについて(長門市
光ファイバー網整備事業施設整備工事)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。 議案第39号「令和元年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」について、討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。 議案第40号「令和2年度長門市
一般会計補正予算(第1号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第10.意見書案第1号
○議長(武田新二君) 日程第10、意見書案第1号「2021年度
介護保険制度の改定に対する意見書」を議題とします。 本案について、提出者の説明を求めます。岩藤睦子議員。
◎8番(岩藤睦子君) それでは、読み上げての説明にかえさせて頂きます。2021年度
介護保険制度の改定に対する意見書
介護保険制度は、2000年に「高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組み」として創設され、これまで様々な制度改正を行ってきたところである。 現在、社会保障審議会介護保険部会では、2021年の次期改定に向けて、要介護1・2の「訪問介護の生活援助」、「通所介護」を介護保険給付から外し、自治体の地域支援事業に移行することやケアプランの利用者負担などが検討されている。しかし、このような見直しが実現するとなると、利用者の負担増加やサービスの利用抑制に加え、地方自治体へ大きな負担を強いられることにつながり、結果として、利用者が必要なときに必要なサービスを受けられなくなることが懸念される。
介護保険制度は「3年を1期」としてサービス提供体制の整備や保険料の設定などが行われ、2015年には、介護予防(要支援1・2)の通所介護と訪問介護が地域支援事業に移行したほか、特別養護老人ホームの入所要件が、原則要介護3以上となるなどの大きな改定が行われた。 本市では、通所介護・訪問介護のうち生活援助について介護給付から外れることになる方は、介護保険認定者2,699人(2020年2月29日現在)のうち、要支援、要介護1・2認定者1,740人であり、全体の64.47%に上る。 2015年の改定に対する評価も定まらない中、地域支援事業への更なる移行を行うことは早計であり、次期改定が給付の抑制と利用者の負担増とならないよう検討することを国に求める。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 令和2年3月23日長門市議会 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣としております。以上、よろしくお願い致します。
○議長(武田新二君) お諮りします。本案は、質疑、
委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、質疑、
委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第1号について、字句、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は、議長に委任することに決定しました。────────────・────・────────────
△日程第11.決議案第1号
○議長(武田新二君) 日程第11、決議案第1号「
新型コロナウイルス感染症対策に関する決議」を議題とします。 本案について、提出者の説明を求めます。
重村法弘議員。
◎10番(重村法弘君) それでは、決議案の全文を、まず読み上げさせて頂きまして、後ほど御賛同頂きたいというふうに思います。
新型コロナウイルス感染症対策に関する決議案 新型コロナウイルスによる感染症は、世界各地に拡大し、多くの死者、感染者が発生しており、世界保健機構(WHO)は、3月12日未明、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言するなど国際的な脅威となっている。国においては、2月25日に政府が、「
新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を取りまとめるなど対策を強化しているところではあるが、感染の拡大防止については厳しい局面が続いており、国民の暮らしに深刻な影響を及ぼしている。国内はもとより山口県においても感染者が発表されるなど、事態の収束が見通せない状況下において、市民の間にはウイルス感染への不安はもとより、旅館業、飲食業、小売業等を中心とした急激な景気後退に対する不安も広がっている。市は感染拡大を防止する責任と地域経済再生への役割を担っており、市民が安心して日常生活を送れるよう、あらゆる努力と施策を講じることが急務である。 よって、市におかれては、国県と一体となった経済対策はもちろん、下記事項のとおり、市民の生活と命を守るため、地域経済の下支えに向けた独自の対策について、迅速かつ柔軟に対応することを強く求めるものである。議会としても、市と連携協力し、ウイルス感染症予防対策及び経済対策に全力を挙げて取り組む決意である。記 1、ウイルス感染症予防の対策に向けた一層の体制強化を図ること。 2、ウイルス感染症予防対策に起因する観光客の激減等、地域経済への影響は甚大であり、旅館業、飲食業を中心とした中小企業、個人事業主への情報提供及び支援策の拡充を図ること。 3、ウイルス感染症対策に関連する事務事業は、緊急事態との認識のもと、迅速かつ柔軟な対応を図ること。 以上、決議する。 令和2年3月23日長門市議会 2月18日に開会しましたこの3月定例会であります。35日間という長丁場の議会の開会でございました。会期中の令和2年度当初予算の審査においても、このコロナウイルスによる新年度の予算執行がどうなのかといった質疑もたくさん出されました。 また、会期中、旅館業、飲食業、小売業を営む皆さんから、深刻な影響は既に出ている現状を耳にする機会も各議員多かったというふうに思います。 3月議会を閉じるに当たり、市民の代表の議決機関として、このコロナウイルス感染症対策に関する決意を、市民皆さんにお示しし、市と連携協力し、この難局を乗り切る覚悟の決意文書であります。 議員各位の御賛同をよろしくお願いを致しまして説明とさせて頂きます。よろしくお願いします。
○議長(武田新二君) お諮りします。本案は、質疑、
委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、質疑、
委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、決議案第1号は、原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第12.議員派遣について
○議長(武田新二君) 日程第12、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。会議規則第86条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定しました。 更に、お諮りします。ただ今決定しました議員の派遣については、その後の事情により変更が生じる場合は、その変更の決定を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、その後の事情により変更が生じた場合は、変更の決定を議長に委任することに決定しました。────────────・────・────────────
○議長(武田新二君) 以上で、本定例会に付された事件の議事は全て終了しました。これをもって、令和2年3月長門市議会定例を閉会致します。午後1時21分閉会────────────────────────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 令和2年 3月23日 議 長 武田 新二 署名議員 大草 博輝 署名議員 上田 啓二...