平成 21年 3月定例会(第1回)───────────────────────────────────────────平成21年 3月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第4日) 平成21年3月5日(木曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第4号) 平成21年3月5日(木) 午前9時30分開議 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号 平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第2号 平成20年度長門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第3号 平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第4号 平成20年度長門市
湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号) 議案第5号 平成20年度長門市
老人保健事業特別会計補正予算(第4号) 議案第6号 平成20年度長門市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議案第7号 平成20年度長門市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) 議案第8号 平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第9号 平成20年度長門市
電気通信事業特別会計補正予算(第3号) 議案第10号 平成20年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 議案第11号 平成20年度長門市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第38号 平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号) 議案第39号 平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) 議案第40号 平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 議案第41号 長門市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例 議案第42号 平成20年度長門市
一般会計補正予算(第9号) 日程第3 議案第35号 山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について 日程第4 議案第12号 平成21年度長門市
一般会計予算 議案第13号 平成21年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算 議案第14号 平成21年度長門市
公共下水道事業特別会計予算 議案第15号 平成21年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算 議案第16号 平成21年度長門市
老人保健事業特別会計予算 議案第17号 平成21年度長門市
漁業集落排水事業特別会計予算 議案第18号 平成21年度長門市
農業集落排水事業特別会計予算 議案第19号 平成21年度長門市
介護保険事業特別会計予算 議案第20号 平成21年度長門市
電気通信事業特別会計予算 議案第21号 平成21年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第22号 平成21年度長門市
水道事業会計予算 議案第23号 長門市
男女共同参画推進条例 議案第24号 長門市
個人情報保護条例の一部を改正する条例 議案第25号 長門市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 議案第26号 長門市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 議案第27号 長門市職員の
修学部分休業に関する条例の一部を改正する条例 議案第28号 長門市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例 議案第29号 長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例 議案第30号 長門市
使用料徴収条例の一部を改正する条例 議案第31号 長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第32号 長門市
介護保険条例の一部を改正する条例 議案第33号
長門市営湯本温泉条例の一部を改正する条例 議案第34号
長門市営駐車場の
指定管理者の指定について 議案第36号 長門市
土地開発公社の定款の一部変更について 議案第37号 市道路線の認定及び廃止について 日程第5 議案の
委員会付託(議案第12号から議案第34号まで・議案第36号・議案第 37号) 日程第6 意見書案第1号 山口県
福祉医療費助成制度3事業の維持を求める意見書──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号 平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号) 議案第2号 平成20年度長門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第3号 平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第4号 平成20年度長門市
湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号) 議案第5号 平成20年度長門市
老人保健事業特別会計補正予算(第4号) 議案第6号 平成20年度長門市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議案第7号 平成20年度長門市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) 議案第8号 平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第9号 平成20年度長門市
電気通信事業特別会計補正予算(第3号) 議案第10号 平成20年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 議案第11号 平成20年度長門市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第38号 平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号) 議案第39号 平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) 議案第40号 平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 議案第41号 長門市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例 議案第42号 平成20年度長門市
一般会計補正予算(第9号) 日程第3 議案第35号 山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について 日程第4 議案第12号 平成21年度長門市
一般会計予算 議案第13号 平成21年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算 議案第14号 平成21年度長門市
公共下水道事業特別会計予算 議案第15号 平成21年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算 議案第16号 平成21年度長門市
老人保健事業特別会計予算 議案第17号 平成21年度長門市
漁業集落排水事業特別会計予算 議案第18号 平成21年度長門市
農業集落排水事業特別会計予算 議案第19号 平成21年度長門市
介護保険事業特別会計予算 議案第20号 平成21年度長門市
電気通信事業特別会計予算 議案第21号 平成21年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第22号 平成21年度長門市
水道事業会計予算 議案第23号 長門市
男女共同参画推進条例 議案第24号 長門市
個人情報保護条例の一部を改正する条例 議案第25号 長門市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 議案第26号 長門市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 議案第27号 長門市職員の
修学部分休業に関する条例の一部を改正する条例 議案第28号 長門市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例 議案第29号 長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例 議案第30号 長門市
使用料徴収条例の一部を改正する条例 議案第31号 長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第32号 長門市
介護保険条例の一部を改正する条例 議案第33号
長門市営湯本温泉条例の一部を改正する条例 議案第34号
長門市営駐車場の
指定管理者の指定について 議案第36号 長門市
土地開発公社の定款の一部変更について 議案第37号 市道路線の認定及び廃止について 日程第5 議案の
委員会付託(議案第12号から議案第34号まで・議案第36号・議案第 37号)
総務委員会 議案第12号 平成21年度長門市
一般会計予算 議案第20号 平成21年度長門市
電気通信事業特別会計予算 議案第23号 長門市
男女共同参画推進条例 議案第24号 長門市
個人情報保護条例の一部を改正する条例 議案第25号 長門市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 議案第26号 長門市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 議案第27号 長門市職員の
修学部分休業に関する条例の一部を改正する条例 議案第28号 長門市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例 議案第36号 長門市
土地開発公社の定款の一部変更について
文教厚生委員会 議案第12号 平成21年度長門市
一般会計予算 議案第13号 平成21年度長門市
国民健康保険事業特別会計予算 議案第16号 平成21年度長門市
老人保健事業特別会計予算 議案第19号 平成21年度長門市
介護保険事業特別会計予算 議案第21号 平成21年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第29号 長門市報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例 議案第30号 長門市
使用料徴収条例の一部を改正する条例 議案第31号 長門市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第32号 長門市
介護保険条例の一部を改正する条例 経済委員会 議案第12号 平成21年度長門市
一般会計予算 議案第15号 平成21年度長門市
湯本温泉事業特別会計予算 議案第17号 平成21年度長門市
漁業集落排水事業特別会計予算 議案第18号 平成21年度長門市
農業集落排水事業特別会計予算 議案第33号
長門市営湯本温泉条例の一部を改正する条例 議案第34号
長門市営駐車場の
指定管理者の指定について
建設委員会 議案第12号 平成21年度長門市
一般会計予算 議案第14号 平成21年度長門市
公共下水道事業特別会計予算 議案第22号 平成21年度長門市
水道事業会計予算 議案第37号 市道路線の認定及び廃止について 日程第6 意見書案第1号 山口県
福祉医療費助成制度3事業の維持を求める意見書──────────────────────────────出席議員(27名)1番 長尾 実君 2番 先野 正宏君3番 山根 勇治君 4番 武田 新二君5番 三輪 徹君 7番 岡﨑 巧君8番 大下 和政君 9番 谷川 雅之君11番 阿波 昌子君 12番 野村 正夫君14番 木下 重之君 15番 中野 明彦君16番 林 哲也君 17番 大草 博輝君18番 宮野 修治君 19番 田村 哲郎君20番 新谷 勇君 21番 中野 博文君22番 中村邦四郎君 23番 金﨑 修三君24番 南野 勇治君 25番 佐藤 和夫君26番 松永 亘弘君 27番 岡野 正基君28番 今津 一正君 29番 西岡 晴美君30番 南野 京右君 ──────────────────────────────欠席議員(1名)10番 原田 勝敏君 ──────────────────────────────欠 員(2名)──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名局 長 西岡 隆雄君 次 長 橋本 和則君次長補佐 平川慎太郎君 書 記 杉村 紀子君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 松林 正俊君 副市長 ………………… 藤田 芳久君教育長 ………………… 大嶋 泰夫君
企画総務部長 ………… 岡本 守正君
市民福祉部長 ………… 久永 喜幸君
経済振興部長 ………… 岩崎 伸広君建設部長 ……………… 本山 義雄君
会計管理者 …………… 藤野 義久君教育次長 ……………… 大和 保君
消防本部消防長 ……… 廣田 敏明君三隅支所長 …………… 繁澤 裕司君 日置支所長 …………… 宮本 正澄君油谷支所長 …………… 山本 正人君
企画政策課長 ………… 仲野 修史君
秘書広報課長 ………… 重原 敏男君 総務課長 ……………… 山口 雅道君財政課長 ……………… 松尾 要君 税務課長 ……………… 河野 広行君
国体推進課長 ………… 上田 達男君 市民課長 ……………… 中野 義三君
生活環境課長 ………… 中尾 努君
高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君
地域福祉課長 …………
西本 一恵君
健康増進課長 ………… 三戸 幸子君
商工観光課長 ………… 宍村 龍夫君 農林課長 ……………… 浴田 和拓君水産課長 ……………… 高橋 憲幸君
都市建設課長 ………… 林
了夫君下水道課長 …………… 南野 新君 水道課長 ……………… 山田 保則君
教育総務課長 ………… 熊野 和雄君
学校教育課長 ………… 松浦 正彦君生涯
学習スポーツ振興課長 ……………………………………………… 坂倉 誠治君
総務課長補佐 ………… 永井 武司君
選管事務局長 ………… 五十嵐 徹君監査委員 ……………… 今浦 丈志君
監査事務局長 ………… 又野 豊君
農委事務局長 ………… 萩谷 周成君 ──────────────────────────────午前9時30分開議
○議長(南野京右君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。────────────・────・────────────
△日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(南野京右君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、武田新二君及び三輪徹君を指名します。────────────・────・────────────
△日程第2.議案第1号~議案第11号・議案第38号~議案第42号
○議長(南野京右君) 日程第2、これより議案第1号から議案第11号及び議案第38号から議案第42号を一括議題とします。 各
常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。
経済常任委員長、宮野修治君。〔
経済常任委員長 宮野修治君登壇〕
◎
経済常任委員長(宮野修治君) おはようございます。
経済常任委員会は、3月定例会におきまして、本委員会に付託を受けました議案5件について審査をするため、過ぐる2月25日に現地審査を行い、更に2月26日に説明員として副市長及び関係部課長の出席を求め、議案の審査を行いました。その審査の経過と結果につきまして、次のとおり報告を致します。 最初に、議案第1号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」を議題として、本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項について審査を行いました。 最初の審査について、主な質疑を申し上げますと、第5款「労働費」の
中小企業勤労者小口資金融資預託金の減額理由について尋ねたところ、この融資は県の制度で中小企業の勤労者を対象に、教育資金、
育児療養資金、
離職者緊急生活資金等として、県、市、金融機関が3分の1ずつの負担をし、勤労者に貸し付けるものであるが、今年度は利用実績がなく、若干の融資枠を残して、減額したとの説明がありました。更に、今般の経済状況を考えると、利用実績がないということは、制度の周知方法や制度自体に問題があるのではないかと尋ねたところ、この制度は山口県が主体となり、労働政策の一環として行っており、利用実績は計画より低い理由として、
取扱金融機関が一機関のみであることが考えられるので、様々な機会を通じてPRをお願いしており、本市としても市広報等を通じて周知を行っているとの説明がありました。 委員からは、
取扱金融機関の拡大を含め、中小企業の勤労者が利用しやすい制度になるよう事業主体の県にお願いをしてほしいとの要望がありました。 次に、第6款「
農林水産業費」では、事業実績に伴う予算調整を行っており、
水産業振興費の負担金、補助及び交付金の
県営山口北地区広域漁場整備事業費負担金については、当初県が、4億6,000万円の事業計画で進めていたが、事業調整が進まなかったことにより612万3,000円の減額が生じたことなどの補足説明がありました。 委員からは、
県営山口北地区広域漁場整備事業が遅れている理由について尋ねたところ、本事業は山口県が事業主体となり、見島沖工区と川尻沖工区の2ヶ所に漁礁を設置するものであるが、川尻沖工区において、平成18年度に
底引き網漁船の網が漁礁に引っかかったことなどにより、漁業者との調整が進まなかったことから、工事が中断しているため減額したものである。なお、見島沖工区については、順調に漁礁の製作が進んでおり、平成21年度予定分を前倒しして進捗を図っているとの説明がありました。更に、漁業者からは、漁礁の設置より、残網の処理を優先することが最も効果があるという意見が強いので、事業計画の段階で漁業者の意見を充分聴取するシステムを確立するよう県当局へ要請すべきではないかと尋ねたところ、県から川尻沖工区の事業については、本年6月から7月にかけて再開できるとの回答を得ている。 また、県営事業における地元との事業調整の強化、更に本市への情報提供等を含め、強く県に要請していきたいとの説明がありました。 次に、
畜産業費備品購入費の
市有繁殖雌牛の減額理由に尋ねたところ、当初予定していた15頭分の牛の購入費が安く購入できたことによる減額であるとの説明がありました。更に、
入札余剰金等が生じた場合、翌年の要望等を前倒しして、牛を購入できないかと尋ねたところ、現在15頭分を購入する予算枠の中で事業を進めており、厳しい財政状況の中で、前倒しして頭数を増やすことは困難であるとの説明がありました。 委員からは、
入札余剰金等が生じた場合には、農家の希望等を考慮に入れ、前倒しで購入するなど、選考基準も含めて検討してほしいとの要望がありました。 次に、歳入の審査について、主な質疑を申し上げますと、第13款「使用料及び手数料」、観光使用料では、湯免ふれあいセンター及び
日置農村活性化交流センターの利用状況、また
指定管理者制度の導入を含めた今後の経営方針について尋ねたところ、湯免ふれあいセンター及び
日置農村活性化交流センターの利用者については、それぞれ対前年比で8%程度の減少となっており、
指定管理者制度の導入について、
日置農村活性化交流センターは、平成21年度からの導入を計画していたが、燃油価格に大幅な価格変動が起こるなど、委託料が算定しにくいため現時点では難しい状況である。湯免ふれあいセンターについては、
受け入れ体制の問題から難しいので、本制度の円滑な移行を考えると、まず組織づくりから取り組んでいきたいとの説明がありました。 質疑を終了し、討論もなく、採決したところ、議案第1号の本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定を致しました。 次に、議案第4号「平成20年度長門市
湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)」を議題として審査を行いました。 執行部からは、貯配湯費の燃料費の減額は原油価格の低下によるものであり、
配湯施設整備工事費の減額については、工事の見直しによるものであるとの説明がありました。 主な質疑を申し上げますと、
配湯施設整備工事の進捗状況について尋ねたところ、本年4月1日からの源泉配湯への切り替えに向けて工事は順調に進捗しており、3月20日から管の接続等の最終調整を行なっていくこととしている。 また、旅館等のボイラーの設置状況については、小規模旅館で未設置のところはあるが、20日の試運転までには設置できる見込みであるとの説明がありました。 質疑を終了し、討論もなく、採決したところ、議案第4号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定を致しました。 次に、議案第6号「平成20年度長門市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」を議題として審査を行いました。 本案については、さしたる質疑、討論もなく、採決したところ、議案第6号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 次に、議案第7号「平成20年度長門市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」を議題として審査を行いました。 補足説明として、
油谷中央地区建設事業費の工事請負費の主な減額理由について、
管路施設工事対象区間において施工箇所を精査した結果、64メーターの減少が生じたこと、また「繰越明許費」では、
汚泥肥料登録成分分析事業において
脱水乾燥作業の遅延により肥料の登録手続に日数が必要となったことなどの説明がありました。 主な質疑を申し上げますと、
油谷中央地区建設工事の進捗率及び接続率について尋ねたところ、本年2月26日現在の工事の進捗率は98%で、各家庭への接続率は50.7%であるとの説明がありました。また、汚泥肥料について肥料の含水率や製品の販売等について尋ねたところ、汚泥肥料の含水率は20%から30%程度で、無料で配付としている。なお、一日に18キログラム入りの袋が約2袋製造できるとの説明がありました。 質疑を終了し、討論もなく、採決したところ、議案第7号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 最後に、議案第38号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号)」を議題として、本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項について、主な質疑を申し上げますと、大
寧寺公衆トイレ改修事業について、借地料及び地権者の費用負担、消火栓の設置計画について尋ねたところ、従来から
公衆用トイレとして民地を無料でお借りしており、トイレで使用する水についても地権者の井戸水を使用させて頂いていた。しかし、季節によっては利用が集中し、水の確保が困難であるため、このたび補正予算にて整備するものである。また、消火栓設置については、県の
指定文化財等もたくさんあり、設置の要望もあることから、将来的に設置する方向で考えているとの説明がありました。 次に、
俵山交流拠点施設整備事業の
事業内容等について尋ねたところ、本事業は
地域活性化対策等として、
俵山グリーン・ツー・リズムを推進するため、旧
日置農高俵山分校校舎を解体し、
交流拠点施設の建設を行う計画であり、物販施設については考えてはいない。また、建設後の管理、運営については
俵山地区発展協議会が中心となって検討されており、同団体はNPO法人として立ち上げをされるなど、意欲的に努力されている団体なので期待しているとの説明がありました。 次に、今回の補正は、
地域活性化事業として事業選択がなされてきたと考えられるが、事業選択の根拠、更に地元業者の活性化対策をどのように考えているかを尋ねたところ、今回の補正では、支所も含めて多くの事業をあげて協議を重ねてきたが、基本的に6次産業が栄えるまちづくりが有効に行われることを目標に事業選択を行った。 また、事業の発注については、より多くの地元業者が入札に参加できるように分割発注を含め、配慮していきたいとの説明がありました。 質疑を終了し、討論もなく、採決したところ、議案第38号の本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 以上が、本委員会に付託されました議案5件における審査の経過と結果でございます。これをもちまして
経済常任委員会の報告を終わります。〔
経済常任委員長 宮野修治君降壇〕
○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので、
経済常任委員長に対する質疑を終わります。 文教厚生常任委員長、阿波昌子さん。〔文教厚生常任委員長 阿波昌子君登壇〕
◎文教厚生常任委員長(阿波昌子君) 皆さん、おはようございます。 それでは、文教厚生
常任委員会は、本会議から付託を受けました議案9件につきまして、過ぐる2月25日に現地審査を行い、2月26日に説明員として副市長、教育長及び関係職員の出席を求め議案審査を行いました。その審査の経過と結果につきまして文教厚生
常任委員会を代表致しまして御報告申し上げます。 最初に、議案第1号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」を議題とし、本委員会の所管に属する関係の款項について審査を行いました。 まず、第3款「民生費」についてでありますが、社会福祉費の社会福祉総務費では補助対象職員の退職に伴い、社会福祉協議会運営費補助金を減額計上し、障害福祉サービス費では介護給付費、訓練等給付費について制度改正に伴う新体系に移行する事業者の増加による給付額の増加分を追加計上するほか、それぞれの事業費の実績による精算見込みに基づき減額補正している。 また、老人医療費では後期高齢者保険料の軽減に伴うプログラム修正委託料を追加計上しているが、仕様書の作成に不測の日数を要するため、年度内の完了が困難なことから別途翌年度に繰り越すための措置を講じているとの補足説明がありました。 それでは、質疑について申し上げます。 老人医療費のプログラム修正委託料を繰越すことになった状況について尋ねたところ、本システムの改修については、事業主体である広域連合の標準システムの改修が完了していないことと、本市独自のプログラム改修に係る仕様書の策定に必要な関係機関からの指示、回答が揃っていないことから年度内の完了が困難となり、繰越すもので、既存システムを管理する業者の作業上の責任によるものではないとの説明がありました。 第4款「衛生費」については、それぞれの事業の年間所要額を見込んで減額補正しているとの補足説明があり、さしたる質疑はありませんでした。 次に、第10款「教育費」については、深川小学校改築事業基本設計委託料や校舎等耐震診断委託料及び学校給食センター基本・実施設計委託料の入札減に伴う減額計上など、実績に伴う予算調整が主なものであるとの補足説明があり、さしたる質疑はありませんでした。 続いて、歳入予算、第2条「繰越明許費」及び第3条「地方債の補正」の本委員会所管の事項については質疑はなく、討論を行いましたが意見もなく、採決したところ、賛成多数で議案第1号の本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第2号「平成20年度長門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」についてでありますが、「共同事業拠出金」及び今後の安定運営を図るための「基金積立金」は増額計上しているが、大部分は実績見込み額に基づく減額計上であるとの補足説明がありました。 質疑、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第5号「平成20年度長門市
老人保健事業特別会計補正予算(第4号)」についてでありますが、「医療諸費」の医療給付費では第三者納付金の精算見込み額に伴う財源振替えを行うほかは、精算見込み額に基づく減額計上であるとの補足説明がありました。 質疑、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第8号「平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」についてでありますが、一般管理費では介護報酬改定に伴うシステム改修費を追加計上し、「保険給付費」では、実績見込みにより予算調整するとともに今後の財源不足に備えるため介護給付費準備基金積立金を増額計上しているとの補足説明がありました。 質疑、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第10号「平成20年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」についてでありますが、国の制度見直しにより後期高齢者医療広域連合納付金を減額するとともに、保険基盤安定繰入金について増額計上しているとの補足説明がありました。 質疑、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第38号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号)」についてでありますが、本委員会の所管に属する関係の款項について審査を行いました。 まず「総務費」の、地域活性化・生活対策事業費のうち、本委員会の所管に属する事業に係る主な質疑について申し上げます。 ごみ焼却施設煙突耐震改修事業については、交付金事業にかかわらず、新年度当初予算に計上する方針であったのかと尋ねたところ、昨年7月に実施した煙突の躯体調査において、劣化が進んでいるので放置して重大な事故を発生させてはならないことから、新年度当初予算に要求していたが、交付金事業の方が財政的に有利なことと新年度予算より早期に事務手続等に着手できるため、耐震化対策を含め、安全な生活の確保を早期に行うという使命を果たす上からも、交付金事業に計上したところである。 続いて、煙突の改修工事は約1億4,000万円もの予算を投入して、長期耐用の構造となっているが、新施設の建設を考えると投資効果に疑問があるとの意見が出されました。これに対して、改修工事の工法については1週間以上の操業停止ができないことと、煙突は唯一の排煙設備という特殊性を考慮して、専門業者から提案された9案の工法の中から最も経済的で、かつ短期間で施工できる方法を選択したものである。新施設の建設については、現在、主として用地の選定と、施設整備の基本方針及び施設概要の2点に集中して、委託業者の提案に基づき、様々な方面から検討を行っているが、四季を通しての環境アセスメント業務の実施等のほか、工事着手から稼働までの一般的な施工期間を想定して、平成25年度中には供用開始することで計画を進めているところである。今後、用地を内定し、利害関係者との調整等をした上で、できれば早い段階で調査費等を補正予算に計上していきたいとの説明がありました。 次に、「民生費」の子育て応援特別手当支給事業費についてでありますが、平成20年度の緊急措置として小学校就学前3年間の子育てを支援するため、第2子以降の子供に1人1万6,000円の特別手当を支給するものであると補足説明がありました。 質疑について申し上げますと、保育料等との未納分への充当を行うことは可能なのかと尋ねたところ、本手当は幼児教育期の子育ての費用負担に対して補填することが大前提であるため、未納分への充当は禁止されているが、受給後、自主的に申し出がある場合には応じることになると説明がありました。 次に、本事業の周知や支給対象者への通知について尋ねたところ、支給対象者は住民基本台帳及び外国人登録原票登録者であるが、市外の施設への入所者や離婚等による別居などの理由で住民基本台帳で全ての対象者を把握できない部分があるので、周知が非常に重要となることから、保育園、支援センターでのPRや、市広報誌、ケーブルテレビ等あらゆる広報媒体を使用した広報を考えている。 また、住民基本台帳等により確定できる対象者については通知書を送付する準備をしているとの説明がありました。 続いて、対象年齢により子育て世帯間で不公平感が起きるので、対象外の世帯に対しては、十分な説明を行うとともに他の施策で何らかの対応をとられるよう要望が出されました。 次に、歳入予算及び第2条「繰越明許費の補正」の本委員会の所管の事項については、さしたる質疑はなく、討論を行いましたが意見もなく、採決したところ、賛成多数で議案第38号の本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第40号「平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」についてでありますが、平成21年度の介護報酬改定により介護従事者の処遇改善が図られることから、改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するために、臨時特例交付金を原資として基金を造成する積み立てを行うものであるとの補足説明がありました。 質疑について申し上げますと、処遇改善の内容と対象となる従事者及び事業所について尋ねたところ、特別養護老人ホームや居宅介護支援事業所等、介護保険の事業所・施設のケアマネジャーやヘルパー等の有資格者の報酬加算などを行い労働条件の改善を図るもので、市内の49事業所全てが対象となる。ただし、賃金加算については各事業所の経営判断に委ねられているので、3%増額改定分と同額の加算にならない可能性があるとの説明がありました。 続いて、最近、特に全国的に介護従事者の処遇改善を求める声が多い中、経営状況により事業所間で賃金加算に差が出ることに理解できないとの意見が出されました。これに対しては、8施設ある特別養護老人ホーム等の介護保険施設の連絡、調整会議において報酬改定の趣旨を説明し、処遇改善の目的に沿って経営努力されるよう要請をしているところであり、各施設においては、改定目的を達成するよう互いに調整をすることなど十分に取り組める状況にあるとの説明がありました。 次に、介護報酬改定に伴う介護保険料の上昇を抑制する仕組みについて尋ねたところ、報酬の3%増額改定分は介護保険料と交付金等で負担することとなるが、そのうち65歳以上の第1号被保険者の保険料で20%分を負担することになるため負担増となることから、その増加分を国が補填するものであると説明がありました。 討論を行いましたが、意見もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第41号「長門市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例」についてでありますが、先程、議案第40号で報告しましたとおり、平成21年度の介護報酬改定により介護従事者の処遇改善が図られることから、改定に伴う介護保険料の上昇を抑制するために基金を造成するための条例であるとの補足説明がありました。 質疑、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第42号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第9号)」についてでありますが、先程、議案第1号平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号)の質疑において報告しました、「民生費」、老人医療費のプログラム修正委託料について翌年度へ繰越すための予算措置を講じるものであり、繰越した場合も補助対象になるとの補足説明がありました。 質疑、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、本委員会に付託されました議案9件の審査の経過と結果であります。これをもちまして文教厚生
常任委員会の報告を終わります。 すみません、ちょっと訂正があります。6ページの中ごろでございます。いいですか、第2子以降の子供に1人3万6,000円の特別手当というところを1万と読んだようでございます。失礼しました。〔文教厚生常任委員長 阿波昌子君降壇〕
○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので、文教厚生常任委員長に対する質疑を終わります。 建設常任委員長、野村正夫君。〔建設常任委員長 野村正夫君登壇〕
◎建設常任委員長(野村正夫君) 皆さん、おはようございます。建設
常任委員会は、本会議において付託を受けました議案5件について審査するため、過ぐる2月27日に説明員として副市長及び関係部課長等の出席を求め、議案の審査を行いました。その審査の経過及び結果につきまして、建設
常任委員会を代表して審査順に報告致します。 最初に、議案第1号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に関係する
款項及び事項の主な質疑について申し上げます。 歳出予算では、まず執行部より第8款「土木費」の第2項「道路橋梁費」第2目「道路橋梁維持費」の工事請負費698万3,000円の減額については、駅南跨線橋改修工事並びに江良中学校線水路改修工事を、地域活性化・生活対策臨時交付金に組み替えたため、第3目「道路橋梁新設改良費」の委託料502万5,000円の減額の主なものとしては市道駅通・杣地線道路改良事業の測量設計を以前の農業集落排水事業の図面を利用して、平板及び水準測量をしたため。同じく工事請負費3,473万9,000円の減額については、主な理由として市道板持只の浜線、上政線、豊原小島線、向山線、土手正楽寺線、大内山上畑下線、本郷畑線、仏崎線の道路改良工事発注について入札減が生じたためで、平成20年度の道路改良工事の落札率は平均で81.8%となっている。 次に、第3項「河川費」の第2目「河川改良費」の負担金、補助及び交付金で県営急傾斜地崩壊対策事業費負担金の1,043万3,000円の減額については、昨年に比べ、市の負担率が20%と、高い一般分の事業費が少なくなり、負担率の低い公共10%、大規模5%の本格的な工事が多くなったため、負担率が変わり減額したもの。続いて、第5項「都市計画費」の第2目「街路事業費」の工事請負費970万2,000円の減額は、まちづくり交付金事業の入札減によるもので、第6項「住宅費」の工事請負費662万9,000円の減額については、主に上川西市営住宅の外壁等補修工事の入札減によるものであると補足説明がありました。 続いて、委員から、市道改良舗装工事3,473万9,000円の減額について、市民の要望件数の非常に多い道路改良については、予算を減額するのではなく特別に他の建設改良事業に充てることはできないかとの質疑があり、今年度は減額が多いが、落札率が低かったというのが主な原因で、予算については初期の目的を達成したということで御理解を頂きたい。予算の有効活用については、早めに分かれば補正等で検討することも、財政当局と協議していきたいというふうに思っているとの説明がありました。 次に、委員から、まちづくり交付金事業の970万2,000円の減額については、この事業内で他に回すことはできないのかとの質疑があり、まちづくり交付金事業は今年度が最後となり、繰越しはできないので減額をしているとの説明がありました。 第11款「災害復旧費」の第1項「公共土木施設災害復旧費」については、質疑はありませんでした。 歳入予算については、委員から、第13款「使用料及び手数料」第5目「土木使用料」の市営住宅使用料396万円の減額について質疑があり、当初予算の見込みよりも退去なり、或いは減免の件数が非常に多かったためであるとの説明がありました。 続いて、執行部より、「繰越明許費」について、道路台帳橋梁調書整備業務委託事業については、三隅、日置地区の長さ16メートル未満の橋梁の箇所図が整備できていなかったため、この橋梁の箇所調査に不測の調査日数を要したことにより繰越しをする。 市道熊ケ畑線改良舗装事業については、19年度の繰越事業の測量設計業務が地すべり対策などの検討、また交差点協議などに日数を要し、これにより用地測量が遅れ、20年度に予定していた用地買収並びに補償が年度内に実施できないため、繰越しをするもので、この工期は6月30日までを予定している。 次に、「災害復旧費」の現年公共土木施設災害復旧事業については、油谷の市道北前田線の災害復旧で災害申請の時期が10月であったため、年度内に完成ができないことにより繰越しする。この工期は8月31日までを予定しているとの補足説明がありました。 その他、さしたる質疑もなく、議案第1号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で、本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項については、原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 次に、議案第3号「平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」については、第1条「歳入歳出予算の補正」、第2条「地方債の補正」について一括して審査を行いました。 最初に、執行部から、歳入歳出とも2,410万3,000円の減額で、市債と財産収入を差し引いた一般会計からの繰入金は、2,003万3,000円を減額している。これは、歳出の第2款「公債費」の償還金、利子及び割引料2,055万円の減額が主な要因で、地方債の償還を元利均等から元金均等に変更したことにより、利子分の不用額を計上している。 また、下水道費については、全般的に建設事業費の調整によるもので補正額が355万3,000円の減額となっているが、公有財産購入費の正明市雨水幹線の用地交渉に時間を要するための472万円の減額が、主な理由となっているとの補足説明がありました。 委員から、公共下水道事業の補助割合について質疑があり、国の補助率は、処理場の建設工事に伴うものが55%、管渠埋設工事については50%となっている。受益者負担金等については、国の補助金を除いた単独工事部分を面積割をして、平米あたりの負担割合を決めており、その負担割合は条例等で決まっているとの説明がありました。 その他、さしたる質疑もないので、議案第3号に対する質疑、討論を終了し、採決したところ、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 次に、議案第11号「平成20年度長門市
水道事業会計補正予算(第3号)」については、第1条「総則」から第3条「収益的収入及び支出の補正」までを一括して審査を行いました。 執行部からは、収益的収入の当初予算に対して、有収水量の大幅な減少見込みに伴い、給水収益を長門上水で1,900万円、油谷上水では1,470万円、俵山簡水210万円、三隅簡水610万円、日置簡水810万円、合計5,000万円を減額した。また、企業債繰上償還に係る一般会計からの企業債利子補助の減額、並びにそれぞれの簡易水道事業収益額に応じた欠損金補填額の調整をしたものであるとの補足説明がありました。 委員から、給水水量の収益が減っているが、節水の意識が高まったなど、何か理由があるのかとの質疑があり、水道料金の改定を20年4月から実施しており、最初の頃はさほど、有収水量の減少はなかったが、次第に増加してきた。特に昨年の11月頃から大きく使用水量が減ってきたことを確認している。給水栓数は極端に減ってはおらず、大口口径の利用者も調べてみたが、主な要因としては、一般家庭での消費構造の低迷による倹約的な部分が大きく減収の割合を占めていると感じているとの説明がありました。 次に、委員から、市内不特定多数の方にアンケートを実施したが、水道料が非常に高くなったとの厳しい批判及び大きな口径の料金が高いというのは理解できないとの記述があった。口径の大小によって、工事費には変わりはないと思う。むしろ、水を多く使う大きな口径を優遇すべきではないかと思われるが、検討材料として施策の中に取り入れられるかとの要望があり、口径による料金の違いについての思いは理解できないことはないが、口径ごとに投資資本額が変わり、メーターの耐用年数は8年で、交換する場合、13ミリと50ミリのメーターでは何万円という差額が出る。管の口径が違えば、工事費の資本投資額が変わってくるので、口径の違いによる差は出てくるということは御理解頂きたい。ただ、基準水量を一月10トンとしているが、高齢者世帯、或いは独居老人等の世帯の中で毎月使用水量が少ない世帯も出てくると思われる。今後は、このような経済状態、或いは使用水量等、全体を見た中で企業会計の体力や運営等を見極めながら、基本料金のあり方については考慮していく必要があるのではないかと感じているとの回答がありました。 他にさしたる質疑もなく、議案第11号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 次に、議案第38号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号)」のうち、本委員会に関係する
款項及び事項の主な質疑について申し上げます。 最初に、執行部より資料をもとに説明があり、跨線橋改修事業については、長門市駅南歩道橋の手すり設置で長さが208メートル、工事は完了しており、398万3,000円の予算計上。 通学路改修事業については、深川中学校の入口側にある水路補修工事で38.5メートルを現在施工中で260万円の予算を計上。 市道跨道橋整備事業については、油谷の東大坊の市道穂毛取線道路改良工事で吹付法枠工法にて施工し、500万円を計上。この3つの事業については、現在予算計上しているのを地域活性化・生活対策臨時交付金事業に組み替える。 地上デジタル放送対応調査事業については、平成23年度にアナログ放送が終了するが、市営住宅の現行の共同アンテナ整備で地上デジタル放送に対応できるかどうかを調査するもので、調査対象箇所は7団地19棟を予定しており、94万5,000円を計上。 次に、ハザードマップ作成事業については、平成19年度に策定した長門地区の木屋川流域、平成20年度に作成中の日置、油谷地区の掛渕川、大坊川、泉川流域、三隅地区の三隅川流域、平成21年度作成予定の長門地区の深川川流域の各洪水ハザードマップの冊子並びに地図を関係自治会の各戸に配付するための印刷代で、木屋川が300セット、掛渕川、大坊川、泉川が1,900セット、三隅川が1,900セットで、深川川が5,000セットを配付予定しており、130万3,000円の計上。河川浚渫事業については、油谷蔵小田地区の準用河川森の下川に土砂が堆積しており、合併前に半分ほど事業を実施しているが、地区の強い要望もあり、残り半分の約2,000リューベの浚渫をするもので700万円を計上。橋梁長寿命化修繕計画策定事業については、現在の橋梁の総数が491橋で老朽化が著しいものもあり、今後計画的に橋梁改修をやるために長寿命化修繕計画に位置づけられた橋梁については、国庫補助事業の対象になることから、今回老朽化している橋梁の中から優先順位に基づき100橋の調査を実施するもので2,000万円を計上。市道交通安全施設等整備事業については、長門、三隅、日置、油谷の4地区の交通安全上危険であると思われる77路線の市道の中で、子供の通学路の路肩コンクリート、ガードレール、区画線などを実施するもので、1億1,796万1,000円を予算計上しているとの補足説明がありました。 委員から、通学路改修事業について、深川小学校から中学校の間の通学路に歩道をつけることはできないのかとの質疑があり、今回の改修は中学校の前の水路だけを行うもので、通学路については、児童、生徒の交通安全上の問題もあり、懸案事項ではあるが、具体的には進んでいないとの説明がありました。 次に、委員から、過疎対策事業等で対応できる事業がメニューとしてあがっているが、過疎対策等でできないものを計上することはできなかったのかとの質疑があり、市の財政が厳しいということもあり、11月以降実施する事業で組み替えられるものは組み替えている。事業計画の期間が短かったこともあり、投資効果等も考え、今まで中々要望してもやれなかったもの、将来の維持管理費がかからないものなどを今回計上しているとの説明がありました。 その他、さしたる質疑もなく、議案第38号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 最後に、議案第39号「平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)」については、第1条「歳入歳出予算の補正」、第2条「繰越明許費」について一括して審査を行いました。 執行部より、下水人孔蓋安全対策事業については、交通安全対策、がたつきによる騒音対策として、東深川、仙崎地区の50ヶ所のマンホール蓋の改良を予定しているとの補足説明がありました。 質疑もなく、議案第39号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 以上が、本委員会に付託された議案の審査の経過と結果であります。これをもって、建設
常任委員会の報告を終わります。〔建設常任委員長 野村正夫君降壇〕
○議長(南野京右君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので、建設常任委員長に対する質疑を終わります。 総務常任委員長、南野勇治君。〔総務常任委員長 南野勇治君登壇〕
◎総務常任委員長(南野勇治君) おはようございます。総務常任委員長の南野勇治です。総務
常任委員会は、本会議より付託を受けました議案3件につきまして、過ぐる2月25日に現地審査を行い、2月27日に説明員として副市長及び関係部課長などの出席を求め、議案の審査を行いました。その審査の経過と結果につきまして、総務
常任委員会を代表しまして、次のとおり報告します。 初めに、議案第1号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」の本委員会の所管に属する関係の
款項及び事項について審査を行いました。主な質疑について申し上げます。 最初に、第1条「歳入歳出の補正」のうち、歳出予算について審査を行いました。第1款「議会費」については質疑はありませんでした。 続いて、第2款「総務費」では、一般管理費の退職手当について、当初定年退職者25名分を計上していたが、定年退職者以外の退職者9名分を追加計上している。 また、一般管理費や企画費の委託料・工事請負費では工事の入札減による減額計上。 ケーブルテレビ放送費では、ケーブルテレビ放送施設整備工事を事業費の組み替えにより減額補正をしたとの補足説明がなされました。 質疑では、定年退職者以外の退職者の年代を明らかにされたい、また、油谷支所費が計上されていないのはなぜかとの問いに、9名の年代は、1名が20代で、後は定年退職前の50代である。油谷支所費は特に減額がなかったので計上していないとの回答がなされました。 第4款「衛生費」の上水道整備費、第9款「消防費」、第10款「教育費」の美術館費については質疑はありませんでした。 以上で、歳出予算の審査を終了し、続いて歳入予算の審査に移りました。 第17款「寄附金」の長門市ふるさと応援寄附金では、1月21日現在で298人、400万円以上の寄附を頂き、現行予算を補正計上するものである。 第20款「市債」の退職手当債は、退職手当の財源の一部として予算計上するものであるとの補足説明がなされました。 質疑では、現在退職手当基金の残高はどの程度あるのかとの問いに対して、年度当初は、7億700万円であったが、取り崩し等で今年度末では4億5,900万円であると見込んでいるとの回答がなされました。 続いて、第3条の「地方債の補正」については、さしたる質疑はありませんでした。 以上で議案第1号に対する質疑を終了し、討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数により、議案第1号の本委員会の所管に関係する
款項及び事項については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 続いて、議案第9号「平成20年度長門市
電気通信事業特別会計補正予算(第3号)」について質疑を行いました。補足説明はなく、質疑では、平成20年度の見込みでは、ほっちゃテレビの加入者は、何名くらいになるのか。また、最近利用者からケーブルテレビのインターネットは動作が遅いとの苦情を聞くが、改良はできないのかとの問いに対し、加入者は長門地区では1,800名強を見込んでいる。動作の遅いことは、メール等で苦情も頂いているので、新年度で機器を取り替える予定にしているとの回答がなされました。 以上で、質疑を終了し、討論もなく、採決したところ、賛成多数により議案第9号については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第38号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号)」について審査を行いました。 初めに、「総務費」、定額給付金事業費について執行部より、今国会において国民の暮らしの安全を確保するための緊急経済対策に関する
一般会計補正予算が成立したため、緊急に事業着手が必要な定額給付金給付事業や子育て応援特別手当支給事業、地域活性化・生活対策臨時交付金事業に関わる補正予算について予算措置を講ずるものであるとの補足説明の後、質疑では、定額給付金給付事業費で時間外勤務手当が予定されているが勤務時間内にできないのか、また時間外手当はどのくらい予定されているのかとの問いに対し、勤務時間中にも給付金に関わる業務は行うが、時間内だけでは追いつかないので時間外を1日4時間程度3カ月分を予定しているとの回答がなされました。 更に、定額給付金については地域経済の活性化対策として長門市内で使って頂けるように取り組むべきである。今各地では商品券など色々な施策が検討されているが、長門市としてはどう取り組むのか。商工会議所より要望も出たとのことだが、商工会議所としての体制はとの問いに対して、商工会議所の要望は、定額給付金と直接関係あるものではなく、旧3町の商工会が取り組んでいる地域商品券を商工会議所としても行いたいので補助してほしいとの要望である。定額給付金を現金支給した後の対策としての商品券の発行については、商工会議所とも協議をしたが、事務費等の負担が難しく、また自治体が主体となって発行するためにはクリアしなければならない問題が色々あり、実施は難しいとの回答がなされました。 続いて、地域活性化・生活対策事業費ではさしたる質疑もなく、質疑を終了し、討論もなく、採決したところ、賛成多数で議案第38号については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、本委員会の審査の経過と結果でございます。これをもちまして、総務
常任委員会の報告を終わります。〔総務常任委員長 南野勇治君降壇〕
○議長(南野京右君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので、総務常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で各委員長の報告は終わりました。 この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。午前10時31分休憩………………………………………………………………………………午前10時42分開議
○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、順次、討論及び表決を行います。 議案第1号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第7号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 議案第2号「平成20年度長門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 議案第3号「平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号「平成20年度長門市
湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第5号「平成20年度長門市
老人保健事業特別会計補正予算(第4号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号「平成20年度長門市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号「平成20年度長門市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第8号「平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 議案第9号「平成20年度長門市
電気通信事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第10号「平成20年度長門市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 議案第11号「平成20年度長門市
水道事業会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第38号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第8号)」、本案について討論を行います。 まず、通告者から順に行います。林哲也君。〔16番 林 哲也君登壇〕
◎16番(林哲也君) 皆さん、お疲れさまです。「日本共産党」の林哲也でございます。 私は、ただ今議題となっております議案第38号平成20年度長門市
一般会計補正予算について賛成の立場から討論に参加するものであります。 今回の補正予算は、国の第2次補正予算に対応したもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億2,685万円を追加したものであります。 国民市民の多くが反対する定額給付金を柱とする2008年度第2次補正予算案は1月27日に成立し、その関連法案が昨日3月4日に成立致しました。参議院本会議に先立つ予算委員会で、我が党は民主党などの提出した定額給付金を削除する修正案には賛成し、定額給付金を除く補正予算案には反対をしております。その理由は、マネーゲームに狂奔して損失を抱えた金融機関を公的資金を使って救済するため政府保証枠を拡大し、本来銀行が負うべき損失を国民が肩代わりするからであります。無担保の約束手形であるコマーシャルペーパーを買い取る仕組みをつくり、政府保証枠を拡大することも大企業支援策であり、認められないからであります。2008年度第2次補正予算案に反対したのは、定額給付金を削除しても、国民に負担を押し付ける大銀行、大企業支援策が依然として残るという理由からであります。 政府・与党が今自らの景気対策の中でも、その目玉である定額給付金の大キャンペーンを繰り広げております。 自民党は麻生太郎首相自ら、同党のホームページで定額給付金について、皆さんお一人お一人に直接参加して頂ける景気対策、きっと日本の景気を押し上げる大きな力になると訴えております。公明新聞も2月22日付の一面トップで「急ピッチで準備進む定額給付金」との特集記事を掲載するなど、連日のように大宣伝をしております。 しかし、こうした与党の必至の努力にもかかわらず、国民の反応は、相変わらず冷ややかであります。 毎日新聞の2月23日付の世論調査では、定額給付金を評価しないが73%で、評価する20%の4倍近くになっており、共同通信の最新調査では、給付金の財源を確保するための、2008年度第2次補正予算関連法案の衆議院での再議決で成立させることについて、反対が、61.3%で、賛成の29.9%の2倍に達しております。 このような結果になるのは、定額給付金が公金を使った選挙対策であり、その先には消費税の増税が待ち受けていること。更に、景気効果がほとんどないことがはっきりしているからであります。政府でさえ、1999年の地域振興券のケースに当てはめた場合、GDPの押し上げ効果は、0.12%にしかならないことを認めております。一体、何のための給付金なのか、生活支援なのか消費刺激なのか、いまだその目的ははっきりしておりません。給付対象も、全世帯に所得制限を設けるのかという基本事項でさえ二転三転し、あげくの果てには、実施するかしないかは自治体に丸投げするというありさまであります。国民、市民にとっては、現金収入が増えるはずなのに、これだけの批判があるのは、これが究極のばらまき、選挙対策だと見抜いているからであります。 しかも、3年後に消費税の大増税となれば、ばらまき一瞬、増税一生になるからであります。国民、市民の多くは、2兆円ものお金があれば医療や介護、教育など、もっと知恵を出して有効な使い道があると思っております。多くの地方自治体も同様に、じくじたる思いで作業をしているというのが現状ではないでしょうか。こういうことを地方自治体に強いている自民党や公明党に猛省を促すものであります。今国民は、小泉内閣以後の構造改革路線により過酷な負担増に苦しめられております。 社会保障では、医療、年金、介護の負担増に加えて、障害者の負担増、生活保護の切り下げや後期高齢者医療制度の導入、税金では配偶者特別控除の廃止、年金課税の強化、定率減税の半減廃止、これらにより2001年度と比べると2008年度は13兆円、7年間の累計で50兆円近い負担増、給付カットとなっております。現実の負担増に加えて将来も消費税の増税など大規模な負担増が続くと考えれば、消費が冷え込むのは当然であります。1回限り2兆円の給付金は、砂漠にしみ込む1滴の水にすぎないのではないでしょうか。 以上、述べたように国会では我が党は、定額給付金を含む政府提出の2008年度第2次補正予算案には反対しました。国の第2次補正予算に対応した今回の補正予算は、定額給付金給付事業費が6億5,620万5,000円、地域活性化・生活対策臨時交付金を財源にした事業費が5億5,000万円、子育て応援特別手当支給事業費が2,064万5,000円であります。 補正予算にある地域活性化・生活対策臨時交付金は自治体にとって使い勝手のよい財源となっており、長門市には大きな財政効果をもたらしておりますが、本来は地方交付税制度を充実させ、財源保障機能の強化で恒常的に自治体財政を支援すべきであります。 今回、多くの生活関連事業や、市民にとって望まれる事業が前倒しで行われており、反対できないと判断しておりますが、地域活性化・生活対策の緊急事業としては、新しく何かを始めるというのではなく、物足りなさも感じております。この財源を使って、とりあえず、予定していた事業を進めて、余裕のできた2009年度の財源を活用し、改選後の市長のもとで市民が地域活性化・生活対策として納得できる新たな事業が出てくることを期待するものであります。 次に、子育て応援特別手当支給事業についてであります。この事業は、2008年3月末時点で3歳から5歳であり、かつ第2子以降の児童が手当の支給対象となっております。1人当たり3万6,000円を1回に限って給付するものでありますが、ただ、子育て負担を軽減するためというなら、なぜ第2子以降に限るのでしょうか。 例えば、4歳、2歳、0歳の3人の子がいる場合でも、3歳、5歳に該当する4歳の子は第1子であるため支給対象とはなりません。6歳と2歳の双子の3人を育てているような場合も対象外であります。経済状況が極めて厳しい中、子育て世帯への経済的支援が緊急に求められているのは当然でありますが、同じ年ごろの子供を育て、同じように経済的負担感が強くても支給される家庭と、されない家庭がある。このような不合理、不公平が生活対策と言えるのか、大いに疑問の残るところであります。 最後に、定額給付金給付事業についてであります。先に述べたように、日本共産党は、国会では定額給付金を含む第2次補正予算案については反対をしております。 定額給付金給付事業は、目的がはっきり分からない究極のばらまきであり、その事務を自治体に押しつけるやり方にも強い異論を持っております。しかし、住む自治体によって給付が受けられないという事態は避けるべきだと考えます。定額給付金を申請するかしないかは、市民一人一人が判断すべき事案でありますが、議会の反対で、本来、市民に届くべきお金が届かない事態が引き起こされることは正しくないと思います。 よって、今回の補正予算には不本意な点が数多く含んでおりますが、賛成せざるを得ないということを申し上げておきます。 ただし、政府・与党に対しては、弱者切り捨て、大企業奉仕の構造改革路線に基づいた無慈悲な政治手法については、直ちに改め、市民生活を窮地に追い込む、消費税の大増税には強く反対していくことを申し添えて、議案第38号平成20年度長門市
一般会計補正予算の討論と致します。〔16番 林 哲也君降壇〕
○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) ほかに御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 議案第39号「平成20年度長門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 議案第40号「平成20年度長門市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 議案第41号「長門市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 議案第42号「平成20年度長門市
一般会計補正予算(第9号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第3.議案第35号
○議長(南野京右君) 日程第3、議案第35号「山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので質疑を終わります。 お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。
委員会付託を省略することに決定しました。 討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第4.議案第12号~議案第34号・議案第36号及び議案第37号
○議長(南野京右君) 日程第4、議案第12号から議案第34号、議案第36号及び議案第37号を一括議題とします。 これより質疑を行います。 最初に、議案第12号「平成21年度長門市
一般会計予算」について質疑を行います。 まず、通告者から順に行います。林哲也君。
◆16番(林哲也君) 林でございます。 それでは、議案第12号の平成21年度長門市
一般会計予算について、総括的な質疑を行います。 市長は、提案説明の中で次のように述べております。本年4月は市長改選期にあたります。そこで、当初予算は義務的経費及び経常的な一般行政経費並びに継続事業として施行している、国、県、補助事業など、事業の性格上、当初予算での計上が必要なものを主体とした、いわゆる骨格予算を編成したとしております。 皆さん、御承知のように下関市議会は先月27日、市が提案した、総額約1,116億円の新年度
一般会計予算案を全会一致で否決しております。報道によれば江島市長は、緊急経済対策などを盛り込んだ骨格的な予算と主張したが、市議会は政策的な新規事業が多数盛り込まれているなどとして、本格的な予算と判断し、市長の出馬を前提に予算審議に応じていたが、不出馬を表明したため、否決することを決めたというものであります。このことから、そもそも骨格予算とは何かという疑義が生じたため、お尋ねするものですが、長門市の新年度一般会計の予算規模は前年度比3.9%減、金額にして7億6,000万円の減となっております。 基本的な事業として、何をもって骨格予算と言うのかお尋ね致します。
○議長(南野京右君) 松林市長。
◎市長(松林正俊君) それでは、お答えを申し上げます。 平成21年度の当初予算について、何をもって骨格予算というのかというお尋ねでありますけれども、骨格予算は慣用的な名称でありまして、一会計年度の一定期間の経費を見込む断定予算と違い、法令上の規定はありません。通常、骨格予算はあくまでも一年度分であり、人件費、扶助費や公債費といった義務的経費及び経常的な一般行政経費、並びに投資的経費のうち、事業の性格上、当初予算での計上が必要と思われるものを主体に予算編成がなされております。 そこで、本市の平成21年度予算を骨格予算とするにあたっては、建設事業費を中心に予算計上を控えております。具体的には、学校給食センター、学校施設改築事業及びごみ焼却施設事業など継続事業ではありますが、これらの大型事業については計上を見合わせたところであります。 従いまして、平成21年度当初予算は、財政健全化対策に基づき、予算規模を圧縮した前年度の当初予算との比較において3.9%減と、数値的には少なく見えますが、今回は、新規事業だけでなく、継続事業についてもできるだけ控えたことから、平成21年度当初予算を骨格予算というふうにしているところであります。 以上です。
○議長(南野京右君) 林哲也君。
◆16番(林哲也君) 今の答弁を受けて、2点について疑義をただして質疑を終わりたいと思います。その理由はここに水差しの水がないからです。 まず、1点目は、先程も今述べられましたが、継続事業と新規事業の線引きというのは一体どこでするのか、という問題であります。 今先程市長も触れられましたけども、具体的な事例として、例えば予算編成の基本方針、大綱を示した市長の施政方針演説では、学校給食について、2,400食規模の学校給食センター建設工事に着手し、平成22年9月の供用開始を目指すこととしていると述べております。既に、基本実施設計に係る予算は可決されており、新年度は建設工事に係る予算が継続事業として計上されているものと思っておりましたが、予算には計上されておりません。ですから、これは別の意味で、給食センターの建設は新規事業の取り扱いということになる、理屈で言うと。だから、仮に市長が代われば政策変更する可能性も否定できないということになります。 まず、これまでの経緯と整合性について、そのことをまずお尋ねしたい、1点。 2点目は、そもそも改選を目前にして政治的道義の上からも施政方針を発表する必要があるのかどうかであります。骨格予算というのであれば、提案理由のみを述べるにとどめるべきであって、施政方針を発表すること自体大きく矛盾していると言わざるを得ません。 例えば、ちなみに萩市、萩市の野村市長が改選を目前にして、骨格予算を提案しておりますが、施政方針は発表していないんです、当然です。その点は、どういうふうにお考えでしょうか。 以上の2点について市長にただして、質疑を終わります。
○議長(南野京右君) 松林市長。
◎市長(松林正俊君) 最初の、新規事業、継続事業を予算化してないというのは基本的には、先程申し上げましたように、大型事業についての計上を見合わせさせて頂いたということであります。 従いまして、これを施政方針に述べさせて頂いたのは、やはり継続的に事業は行う、予算上はやはり、大型でありますので当初予算には組まないということで決定をさせて頂いております。 骨格というのは、ある程度そういった事業も、いわゆる政策的事業を抑えると、新規だけでなくて政策的を抑えていく、経常経費で絞っていくという意味も大きくありますので、そうさせて頂いたわけです。 ただ、どのような、次年度予算組みをしていくのか、どのようなものが含まれているのかということは、やはり予算のみならず、施政方針でしっかり述べさせて頂く必要があるから施政方針を述べさせて頂いたわけでございます。 以上です。
○議長(南野京右君) ほかに御質疑がありませんか。金﨑修三君。
◆23番(金﨑修三君) ページ、172ページ、消防費ですけども、負担金の山口県消防防災ヘリコプター運航協議会負担金ってありますけれども、防災ヘリは山口県の事業ではないかと思いますけれども、どのような分担金か教えて頂きたいと思います。
○議長(南野京右君) 廣田
消防本部消防長。
◎
消防本部消防長(廣田敏明君) お答え致します。 平成12年度に、運航を開始されました「山口県消防防災ヘリコプター」ですが、現場活動する航空隊員は、実は県下の消防本部からの派遣職員8名で構成されています。 派遣職員の人件費につきましては、色々運航前に検討された結果、県下市町で全部そういった災害に出動するということで、県下の市、町で負担することで決定しているところであります。 その負担割合は、現在均等割として、負担金総額、いわゆる派遣職員8名の人件費の2割を県下の市町で徐した額と、残りの8割は人口割りで負担することになっています。この負担割合により算出した結果、長門市の負担金として、183万円を計上した次第であります。 ちなみに、8人全員の県下市町の負担金総額は、5,707万9,533円と算出されています。 現在、当本部から1名県の方へ職員を派遣しております。一時的には、当本部から給与等を一旦支給しますが、歳入予算書におきまして、雑入として派遣職員の人件費、山口県消防防災ヘリ派遣職員交付金として656万4,000円を計上しているところであります。
○議長(南野京右君) ほかに。武田新二君。
◆4番(武田新二君) ページ、131ページ、「衛生費」の節19「負担金、補助及び交付金」という部分の中の、ごみステーション整備費補助金24万円上がっていますよね。これ、19年度は60万円、20年度は36万円、そして21年度は24万円と、段々減額されてきておるんですが、この事業については、今後も継続される御予定でしょうか。
○議長(南野京右君) 久永
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(久永喜幸君) お答え申し上げます。 ごみステーションの設置に対する補助につきましては、すべての補助金の適正化に資することから毎年度の要望額とそれから設置しております状況等を見ながら、おっしゃいますように、当初に比べれば少しずつ減額しておりますけど、これからも実績等を見ながら精査していきたいというふうに考えておるところでございます。
○議長(南野京右君) ほかに。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第13号「平成21年度長門市国民保険事業特別会計予算」から議案第22号「平成21年度長門市
水道事業会計予算」について質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので質疑を終わります。 次に、議案第23号「長門市
男女共同参画推進条例」から議案第33号「
長門市営湯本温泉条例の一部を改正する条例」について質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第34号「
長門市営駐車場の
指定管理者の指定について」、議案第36号「長門市
土地開発公社の定款の一部変更について」及び議案第37号「市道路線の認定及び廃止について」、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっております議案に対する質疑を終結します。────────────・────・────────────
△日程第5.議案の
委員会付託
○議長(南野京右君) 日程第5、議案の
委員会付託を行います。 ただ今議案となっています、議案第12号から議案第34号、議案第36号及び議案第37号は、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託します。 お諮りします。ただ今各
常任委員会に付託しました議案については、会議規則第42条第1項の規定により、3月17日までに審査を終わるよう期限をつけることにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、各
常任委員会に付託しました議案については、3月17日までに審査を終わるよう期限をつけることに決定しました。────────────・────・────────────
△日程第6.意見書案第1号
○議長(南野京右君) 日程第6、意見書案第1号「山口県
福祉医療費助成制度3事業の維持を求める意見書」を議題とします。 本案について、提出者の説明を求めます。阿波昌子さん。〔11番 阿波昌子君登壇〕
◎11番(阿波昌子君) 失礼します。 意見書案第1号「山口県
福祉医療費助成制度3事業の維持を求める意見書」について提案理由の説明を申し上げます。 御案内のように、山口県においては2月17日、
福祉医療費助成制度を安定的、持続的に維持していくためとして、制度見直しを盛り込んだ平成21年度当初予算案を発表されたところであります。 この見直し案は、現在の厳しい社会情勢のもと、所得の低い利用者にとっては経済的に大きな負担となるものであり、また、この
福祉医療費助成制度の見直しを盛り込んだ平成21年度当初予算案が現在山口県議会において審査されていることを踏まえ、本市議会と致しましても、速やかに意見書を送付する必要があると考えます。 以上のことから、住民の健康と福祉の増進を図るため、県の福祉医療費助成3事業の現行制度を維持されるよう県知事に対し意見書を提出するものであります。 それでは、意見書案を読み上げて提案にかえさせて頂きます。山口県
福祉医療費助成制度3事業の維持を求める意見書 山口県では、福祉医療費助成3事業である「重度心身障害者医療費助成制度」、「乳幼児医療費助成制度」及び「母子家庭医療費助成制度」について、制度見直しを盛り込んだ平成21年度当初予算案が発表されたところである。 現行の
福祉医療費助成制度は、少子・高齢化の中で「住み良さ日本一」を掲げている県であるからこそできることであり、更に、今回の見直し案では、父子家庭福祉対策として新たに父子家庭への医療費助成が追加され、拡充が図られていることについては高く評価されるところである。 しかしながら、このたびの制度見直しにおいて、本制度を将来にわたって安定的・持続的に維持していくため、一部負担金の導入となれば、家計への圧迫、受診の抑制につながり、病気の重症化を招くことにもつながりかねない。 長門市での
福祉医療費助成制度の対象者は、平成21年2月28日現在、重度心身障害者1,502人、乳幼児1,329人、母子家庭528人であり、現下の経済状況を考えると、安心・安全な市民生活を送る上での経済的負担はより大きなものとなる。 よって、住民の健康と福祉の増進を図るため、県において、福祉医療費助成3事業の現行制度を維持されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 平成21年3月5日 長門市議会 以上でありますが、議員の皆様、御賛同をよろしくお願い申し上げます。〔11番 阿波昌子君降壇〕
○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御質疑もないので質疑を終わります。 お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。
委員会付託を省略することに決定しました。 討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第1号について、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に委任することに決定しました。 お諮りします。議案の委員会審査のため3月6日から3月17日までの12日間、休会したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、3月6日から3月17日までの12日間、休会することに決定しました。────────────・────・────────────
○議長(南野京右君) 以上で、本日の日程は終了しました。次の本会議は3月18日午前9時30分から開きます。 本日はこれで散会します。御苦労さまでした。午前11時26分散会────────────────────────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 平成21年 3月 5日 議 長 南野 京右 署名議員 武田 新二 署名議員 三輪 徹...