長門市議会 > 2005-12-21 >
12月21日-06号

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  1. 長門市議会 2005-12-21
    12月21日-06号


    取得元: 長門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    平成 17年 12月定例会(第4回)───────────────────────────────────────────平成17年 12月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第6日)                             平成17年12月21日(水曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第6号)                      平成17年12月21日(水) 午前9時30分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第3号 長門市へき地保育所条例の一部を改正する条例      議案第4号 長門市後ケ迫集会所条例の一部を改正する条例      議案第5号 長門市文化財保護条例の一部を改正する条例      議案第6号 長門市火災予防条例の一部を改正する条例      議案第7号 公設自動車置場指定管理者の指定について      議案第8号 長門市地域福祉センター指定管理者の指定について      議案第9号 長門市日置地域福祉センター指定管理者の指定について      議案第10号 俵山幼児園指定管理者の指定について      議案第11号 渋木児童館指定管理者の指定について      議案第12号 長門市友愛センター指定管理者の指定について      議案第13号 青海島高山オートキャンプ場指定管理者の指定について      議案第14号 伊上海浜公園オートキャンプ場指定管理者の指定について      議案第15号 長門市林業センター指定管理者の指定について      議案第16号 長門市水産多目的集会所指定管理者の指定について      議案第17号 ながと総合体育館指定管理者の指定について      議案第18号 市営土地改良事業の施行について      議案第19号 公有水面埋立てについて      議案第20号 市の区域内の字の区域の変更について(長門地区地籍調査事業)      議案第21号 市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)      議案第22号 財産の取得について(保育園用地)      議案第30号 平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)      議案第31号 平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第32号 平成17年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第33号 平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)      議案第34号 平成17年度長門市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)      議案第35号 平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第36号 平成17年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第37号 平成17年度長門市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第38号 青海島児童館指定管理者の指定について 日程第3 意見書案第1号 「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書      意見書案第2号 議会制度改革早期実現に関する意見書──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第3号 長門市へき地保育所条例の一部を改正する条例      議案第4号 長門市後ケ迫集会所条例の一部を改正する条例      議案第5号 長門市文化財保護条例の一部を改正する条例      議案第6号 長門市火災予防条例の一部を改正する条例      議案第7号 公設自動車置場指定管理者の指定について      議案第8号 長門市地域福祉センター指定管理者の指定について      議案第9号 長門市日置地域福祉センター指定管理者の指定について      議案第10号 俵山幼児園指定管理者の指定について      議案第11号 渋木児童館指定管理者の指定について      議案第12号 長門市友愛センター指定管理者の指定について      議案第13号 青海島高山オートキャンプ場指定管理者の指定について      議案第14号 伊上海浜公園オートキャンプ場指定管理者の指定について      議案第15号 長門市林業センター指定管理者の指定について      議案第16号 長門市水産多目的集会所指定管理者の指定について      議案第17号 ながと総合体育館指定管理者の指定について      議案第18号 市営土地改良事業の施行について      議案第19号 公有水面埋立てについて      議案第20号 市の区域内の字の区域の変更について(長門地区地籍調査事業)      議案第21号 市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)      議案第22号 財産の取得について(保育園用地)      議案第30号 平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)      議案第31号 平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第32号 平成17年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第33号 平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)      議案第34号 平成17年度長門市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)      議案第35号 平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第36号 平成17年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第37号 平成17年度長門市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第38号 青海島児童館指定管理者の指定について 日程第3 意見書案第1号 「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書      意見書案第2号 議会制度改革早期実現に関する意見書──────────────────────────────出席議員(30名)1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君5番 三輪  徹君       6番 吉村  通君7番 岡﨑  巧君       8番 大下 和政君9番 谷川 雅之君       10番 原田 勝敏君11番 阿波 昌子君       12番 野村 正夫君13番 林  克好君       14番 木下 重之君15番 中野 明彦君       16番 林  哲也君17番 大草 博輝君       18番 宮野 修治君19番 田村 哲郎君       20番 新谷  勇君21番 中野 博文君       22番 中村邦四郎君23番 金﨑 修三君       24番 南野 勇治君25番 佐藤 和夫君       26番 松永 亘弘君27番 岡野 正基君       28番 今津 一正君29番 西岡 晴美君       30番 南野 京右君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 松田 吉彦君  次長 板谷 雅行君  係長 岡田 年生君書記 津田  彰君                      ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 松林 正俊君  助役 …………………… 藤田 芳久君収入役 ………………… 松木 英之君  教育長 ………………… 大嶋 泰夫君企画総務部長 ………… 岡本 守正君  市民福祉部長 ………… 伊藤 和夫君経済建設部長 ………… 渡辺 重範君  三隅総合支所長 ……… 河村 英夫君日置総合支所長 ……… 西岡 隆雄君  油谷総合支所長 ……… 長尾 正昭君消防本部消防長 ……… 宗重 宏和君  教育次長 ……………… 大和  保君企画振興課長 ………… 久永 喜幸君  秘書広報課長 ………… 山本 正人君総務課長 ……………… 宮本 正澄君  財政課長 ……………… 高橋 一敏君税務課長 ……………… 山口 雅道君  監理課長 ……………… 山田 利夫君市民課長 ……………… 五十嵐 徹君  生活環境課長 ………… 藤永 信雄君高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君  地域福祉課長 ………… 大中 義雄君健康増進課長 ………… 三戸 幸子君  商工観光課長 ………… 藤野 義久君農林課長 ……………… 三村 建治君  水産課長 ……………… 落志  定君建設課長 ……………… 西村  勝君  都市計画課長 ………… 山田 昇平君下水道課長 …………… 宮田恵二郎君  会計課長 ……………… 又野  豊君教委学校教育課長 …… 中原ヤナエ君  教委社会教育課長 …… 岩崎 伸広君教委体育課長 ………… 竹林 英雄君  水道課長 ……………… 鐘崎 英二君監査委員 ……………… 今浦 丈志君  監査事務局長 ………… 吉岡  敏君──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(南野京右君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配布のとおりです。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、原田勝敏君及び阿波昌子さんを指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第3号~議案第22号・議案第30号~議案第38号 ○議長(南野京右君) 日程第2、これより議案第3号から議案第22号及び議案第30号から議案第38号までを一括議題とします。 各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。総務常任委員長大草博輝君。〔総務常任委員長 大草博輝君登壇〕 ◎総務常任委員長大草博輝君) おはようございます。総務常任委員会委員長大草博輝でございます。総務常任委員会は、本会議より付託を受けました議案3件につきまして、過ぐる12月9日、説明員として、助役、収入役及び関係部課長などの出席を求め議案の審査を行いました。その審査の経過と結果につきまして、総務常任委員会を代表して、次のとおり報告します。 初めに、議案第6号「長門市火災予防条例の一部を改正する条例」についてであります。 質疑において、指定した区域内において喫煙をしないとなっているが、指定区域とはどこになるかとの問いに、管内の山林全域で喫煙が禁止されることになるとの説明がありました。議案第6号に対する質疑を終了し、討論はなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第7号「公設自動車置場指定管理者の指定について」であります。 本案については、さしたる質疑及び討論はなく、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第30号「平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)」関係の款項についてであります。 主な質疑について申し上げますと、新市の市民憲章制定について、市民への周知が十分なされているのかとの問いに、広報で募集をかけ起草委員会で協議してきたが、今後は広報、ホームページなどにより市民の声を広く求め、2月上旬ごろまでには制定したいとのことでありました。また、委員からは、憲章制定委員会の協議では、旧1市3町の憲章も参考にすべきとの意見もありました。更に、市民憲章制定と合わせて、市民に馴染みやすい親しみの持てる市の花、市の木、市の歌なども同時期に制定すべきではないかとの問いに、市の花、木及び花木については、市民憲章制定委員会の中で協議したいとのことでありました。 次に、ケーブルテレビ放送費施設設備工事の内容について質疑があり、執行部より、三隅支局の無停電装置(バッテリー)が耐用年数を過ぎているため、ヘッドエンド系統を交換するものであり、今後は告知放送用バッテリーを順次取り替えていくとの説明でありました。 次に、総合計画と各種の基本計画との整合性について質疑があり、現在、助役をトップに部長級で組織した総合計画策定委員会を設置し、その下部組織として係長級で組織するプロジェクトチームが無作為に抽出した市民3,000人のアンケートと、各部局からの現状分析による問題点や課題を精査し、市民が協議して頂く案をワーキングチームで煮詰めているとのことでありました。また、この総合計画は10年間の構想であり、前期、後期それぞれ5年間の基本計画と3年間の実施計画を立てるものであるが、18年度末に市民に示したいとのことでありました。 次に、電算管理費滞納管理システムの導入の概要について質疑があり、市民サービスの向上と納付率の向上を目指し、滞納管理システムグレードアップにより処理能力を改善するためとの説明でありました。 次に、歳入予算の審査においては、560万円の不動産売払い収入についての質疑があり、これは、仙崎の青海地区の普通財産1件と法定外公共物、いわゆる赤線、青線ですが、5件の売却が確定したものを予算計上したとのことでありました。 次に、債務負担行為の審査でありますが、ルネッサながとなど公共施設各種団体指定管理者として協定を締結することになります。指定管理者制度は、公共施設各種団体管理運営を行わせるもので民間の活力とノウハウを活かし、効率的・効果的な運営や経費の節減を図ることを目的としていますが、その反面、市民や議会のチェックが間接的となり、行政の管理監督が今まで以上に問われるものであります。 質疑の主なものは、指定管理者の経営内容と経営責任についてであります。市と施設管理者は、基本的な事項を定めた基本協定と年度ごとに事業実施に関する事項を定めた年度協定の2つの協定を結び、契約の期間内を限度額の範囲で事業を運営することになること、また、施設管理者は円滑な運営を行うために、運営協議会のような組織を設置し、毎年、市に対して事業計画書事業報告書を提出すること。市においては、市民サービスの水準と適正管理、経営状況などをチェックし、充実した運営になるよう指導すること。従って今後は、業務内容は従前と異なり、赤字運営となっても全て管理者の責任となること。例えば、ルネッサながとの場合、財団の理事が最終責任を負うこととなります。更に、債務負担額の積算根拠については、過去の実績と事業内容から見込んだものであるとの説明でありました。 議案第30号に対する質疑を終了し、討論はなく、本案について採決したところ、賛成多数で本委員会関係款項及び事項については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が本委員会における審査の経過と結果でございます。これをもって総務常任委員会の報告を終わります。〔総務常任委員長 大草博輝君降壇〕 ○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御質疑もないので、総務常任委員長に対する質疑を終わります。 文教厚生常任委員長中村邦四郎君。〔文教厚生常任委員長 中村邦四郎君登壇〕 ◎文教厚生常任委員長中村邦四郎君) おはようございます。文教厚生常任委員会の中村でございます。文教厚生委員会は、本会議から付託されました議案15件につきまして、過ぐる12月12日、説明員として、助役、収入役、教育長及び関係部課長の出席を求め議案の審査を行いました。 これより文教厚生常任委員会を代表しまして、審査の経過並びに結果について御報告致します。 まず、初めに、議案第3号「長門市へき地保育所条例の一部を改正する条例」でありますが、俵山幼児園は、昭和39年に現在地に移転・設置されましたが、位置変更の条例改正がなされないまま今日に至っているので、この度一部改正をしたいと執行部の説明がありました。質疑もなく、討論を行いましたが意見もないので採決したところ、議案第3号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第4号「長門市後ケ迫集会所条例の一部を改正する条例」でありますが、ただし書きを削ることによってどうなるのかとの質疑に対して、鍵の開閉を区長に委託すること以外はできなくなり、市で管理するということになるとの説明がありました。質疑、討論もなく採決しましたところ、議案第4号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第5号「長門市文化財保護条例の一部を改正する条例」でありますが、執行部の補足説明では、条例改正の中身は文化財保護法の改正によって保護対象が拡大になり、新たに民俗技術が加えられたため、条例の一部を改正するものであります。民俗技術と言うのは、民俗文化財に風俗習慣及び民俗芸能に加え、地域において伝承されてきた生活や生産にかかわる鉄、木材を用いた用具、用品等の製作技術である民俗技術を追加するものである。長門市で該当しそうなものとしては、日置地区の杜氏(トウジ)があり、今現在調査中であるとのことでした。さしたる質疑、討論もなく、採決しましたところ、議案第5号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 続いて、議案第8号から指定管理者の指定について、順次審査を行いました。 議案第8号「長門市地域福祉センター指定管理者の指定について」でありますが、これについては、公募によらない指定管理者として、現在管理委託しています社会福祉法人長門社会福祉協議会を選定したいとの補足説明がありました。 委員からは、所管する委員会が指定管理者の経理的な部分、経理上の帳簿とかを見るということはできないのかとの質問に対して、暫時休憩の後、伊藤市民福祉部長から、指定管理者制度においては、地方公共団体への事業報告の提出が義務付けられていること、従って管理業務の実施状況や、あるいは住民による利用状況、利用料金の収入の実績等、更には管理業務に係る収支の状況、こういったものが事業報告書で提出されますとの答弁があり、それに関しては、委員会でも審査はできるものと考えます。監査委員につきましては、地方公共団体の長の要求があるとき、または監査委員が必要と認めるときに、指定管理者が行う公の施設の管理の業務に係る出納関係の業務について監査を行うことができる旨の説明がありました。 更に委員から、この度の補正予算書の中に、3年間に債務負担行為補正として、限度額1,890万8,000円が計上されておりますが、指定管理者に業務を管理代行させた場合、経費の縮減というのは具体的に何を指すのかという質問に対して、伊藤部長より、社協を指定管理者とするに当たって債務負担行為を設定していること、この内容につきましては施設管理がほとんどを占めており、具体的には、清掃業務日直業務昇降機点検業務空調点検業務電気保安管理業務消防設備点検業務貯水槽清掃水質検査業務損害賠償保険料、そういった管理費につきまして債務負担行為で設定してるとのこと、この管理業務の委託料については、従来実施しておりましたものを基本に考えたとの説明がありました。委員からは、更に、労働者の賃金と労働条件、雇用の安定についての質疑がありました。質疑を終わって、討論を行いましたが意見もなく、採決しましたところ、賛成多数で議案第8号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第9号「長門市日置地域福祉センター指定管理者の指定について」、議案第10号「俵山幼児園指定管理者の指定について」、議案第11号「渋木児童館指定管理者の指定について」及び議案第12号「長門市友愛センター指定管理者の指定について」の4議案につきましては、質疑、討論もなく、採決をしましたところ、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第17号「ながと総合体育館指定管理者の指定について」でありますが、委員から、現在市の職員は何人いるのか、また指定選定委員会の委員について尋ねたところ、市職員は4名であります。長門市文化施設指定管理者選考委員会というのがございまして5名の方が委員になっていること、5人の方々は市内の税理士、中小企業支援センターのコーディネーター、県内の文化施設の事務局長、あるいは劇団の主宰者、それに県立大学の生活科学部の教授ということで、市内外で専門的な分野で審査が頂ける方を選定委員としております。複合施設でありますので、県の方から市に選定の業務について委託を受けましたので、文化施設体育施設を兼ね備えた運営ができる指定管理者としての候補者の選定作業に携わったということであります。県は、その適性の確認の業務について、市に推薦を依頼するということであります。この度の公募で応募されたのは、長門市文化振興財団1者のみであります。 市は公募に際しては、過去3年間の事業実績等も公開し、県からの委託金、市の管理委託自主事業のそれぞれの補助金、そして今まで実施された事業実績等も公開して行ってきたこと、それから、支出を精査し、管理業務の細部にわたり今までの実績を考慮し、入札等による削減等も期待する部分もございました。それから、人件費の面も将来的には職員を引き上げていって、財団は専門職、つまりプロパーとして組織替えをしていくことも視野に入れて試算したところであります。 一方、収入につきましては、今まで以上に施設利用の促進を図って頂くことで、利用料収入、それから更に効率的に展開してもらうための自主事業としての収入、友の会会費収入等を積算して差し引きすれば、このぐらいの収入、すなわち市からの補てんが必要であるということで、年間1億5,993万3,000円、これの5年分ということで約8億円の価格を予定価格として提示して、これに対して、それぞれの事業者からの提案、あるいは事業計画の提出を求めたとの説明がありました。 また、事業計画をどう受けとめているかや組織がきちんとしているのかどうかとの質問に対して、執行部からは、公募を受け付け、内容を審査会で審査する前に市で精査しており、特に管理体制、これは管理責任者を置いてきちんとしてもらわないといけないし、それから事業報告書等につきましては、毎月翌月の10日までに業務報告を作成して、県と市に提出するということに、今後取り交わす基本協定の中でうたっていくことや、毎年度事業終了後60日以内に事業報告書を提出すること、それと予算につきましては、基本協定のほかに、毎年度協定を締結していくことになるので、これを決める上からも、その年ごとの事業計画書を提出して頂いて、収支予算書と共にその前の年度の8月までに県と市に提出してもらい、次年度の予算の編成にそれを反映していくとのことで、毎年度の事業計画に従った年度年度委託金等を決めていくことになること。財団の組織については、10名の理事と2名の監査委員で構成されていること。市は業務内容について調査、精査する権利がありますので、管理を代行させるという立場から、運営状況、あるいは経済状況については、折に触れ調査していくことが可能になると思っておるとの説明がありました。 ルネッサに対する心配事や改善すべきこと、自主事業での赤字を出さないこと等について多くの質疑がありましたが、執行部からは、財団も一応の単価の見直しとか、関係経費の縮減を図っていくとか、具体的な改善を検討することにもなっていること、市民の方を中心とした友の会の制度の充実のための見直し、入会し易いように、あわせてそれは、つまり利用者の満足度を向上していくということが最大の目標でございますので、組織を挙げて、財団はサービス向上に取り組む覚悟でございますので、温かく見守りながら行政としてできる支援をしていきたいと思っているとの説明がありました。公募の段階から、募集要項、あるいは、業務の仕様書等を示して、しかも、財団の評議員会、理事会の審議を経て提出されておりますので、財団としては十分認識しているとの執行部の答弁がありました。質疑を終わり討論に入りましたが、意見もなく、採決したところ、賛成多数で議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第38号「青海島児童館指定管理者の指定について」でありますが、委員からは、市の方針は一体どうなっているのか疑義がある。青海島小学校は来年3月31日で廃校の議案が9月議会に提案され、地元からは1年延長の要望があったものの可決された。青海島児童館も、同じように1年間延長の要望があり、保護者の理解が得られなかったとの理由で1年延長となっている。この問題は全く別個だが、不離一体のもので同じ地域にあるし隣にあるがとの質疑に対して、執行部から、これまでの経過説明がありました。また、今後再延長はないとの答弁がありました。質疑を終わり討論を行いましたが意見もなく、採決しましたところ、賛成多数で議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で指定管理者の指定に関する議案の審査を終わりました。 次に、議案第22号「財産の取得について(保育園用地)」でありますが、質疑、討論もなく、意見もないので採決しましたところ、賛成多数で議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第30号「平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)」でありますが、審査は、本委員会の所管に属する関係の款項及び事項について行いました。 まず、戸籍住民基本台帳費に続いて、「民生費」では、福祉タクシーの利用券の増額補正、食の自立支援事業について質疑があり、アセスメントは、在宅生活支援係の保健師が担当しているとのことでありました。「衛生費」は、さしたる質疑もなく、「教育費」では、閉校記念事業100万円の根拠と上限についての説明、民俗資料館の一室を郷土文化研究会に開放して、教育支援センター、市民活動支援センター等として一室を設けたいとの説明がありました。図書館は、平成10年10月にオープンし、現在のシステムは6年経過して利用者も増え容量不足となったことから、今回合併補助金がついたことで、図書館の管理システムをリースではなく、一括購入で対応しようという計らいで、1,508万4,000円を計上しているとの説明がありました。ネットワークについては、ラポールゆやの分館や学校図書館との連携も考えており、データのやり取りもできるように考えているとのことであります。当然、今のシステムは、国立国会図書館も含めた大きなネットワークも視野にあるとのことでした。質疑を終わり討論を行いましたが意見もないので、採決しましたとろ、賛成多数で議案第30号の本委員会の所管に属する関係の款項及び事項については、原案のおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第31号「平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」でありますが、質疑、討論もないので、採決しましたところ、賛成多数で議案第31号は原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、議案第34号「平成17年度長門市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)」でありますが、質疑、討論もなく、採決しましたところ、賛成多数で議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第36号「平成17年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」でありますが、質疑、討論もなく、採決しましたところ、賛成多数で議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過と結果であります。これをもって文教厚生委員会の御報告を終わります。 御清聴ありがとうございました。〔文教厚生常任委員長 中村邦四郎君降壇〕 ○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御質疑もないので、文教厚生常任委員長に対する質疑を終わります。 建設常任委員長、大下和政君。〔建設常任委員長 大下和政君登壇〕 ◎建設常任委員長(大下和政君) 皆さん、おはようございます。委員長報告の前に一言申し述べさせて頂きます。ということは、今回が平成17年最後の議会でございます。私は、地方自治の中で議員たるものは執行部と一歩離れて二歩離れるなという言葉がありましたので、今までの反省を踏まえて、これからもこのような考え方で議会に携わっていかなければいけないなという考えのもとに、委員長報告の前にこのような言葉を発せさせて頂きたいと思ったので、こういうことを言ったのでございますので、よろしくお願い致します。 それでは、経済建設常任委員会の報告に移ります。 ○議長(南野京右君) 委員長、経済を訂正してください。 ◎建設常任委員長(大下和政君) あっ、もとい、済みません。建設常任委員会は、本会議より付託を受けました議案第6件につきまして、過ぐる12月13日、説明員として、助役、収入役及び関係部課長の出席を求め議案の審査を行いました。その審査の経過及び結果につきまして、建設常任委員会を代表致しまして、次のとおり報告致します。 議案第19号「公有水面埋立てについて」であります。 主な質疑、意見について申し上げますと、埋め立て後に計画してある市場の規模についての質疑については、萩の市場と同程度の25メートル掛ける240メートルの6,000平米の建物になるとの説明がありました。 次に、議案に関連して山口県所有の船を係留する特目岸壁等の整備が行われる中、事業が漁業に与える影響等を考慮しているのか、また、環境問題として捉えているのか、更には、地元負担もあるかとの質疑に対して、県管理の施設であり、計画については県より説明を受けていますので、そのあたりの要望はしていくとの答弁がありました。その他さしたる質疑、討論もないので、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 続いて、議案第20号「市の区域内の字の区域の変更について(長門地区地籍調査事業)」及び議案第21号「市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)」についてでありますが、両議案とも質疑、討論もないので、本案について採決したところ、賛成多数で両議案とも原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 続いて、議案第30号「平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)」関係の款項についてでありますが、主な質疑、意見について申し上げますと、道路橋梁新設改良費の市道改良舗装工事、市道用地改修費の内容について質疑がありました。このことに対して執行部より、関係路線名を挙げて内訳の説明がありました。更に、市道新開町中学校線改良工事の進捗状況について質疑があり、執行部より、用地改修1件の補償関係が残っておりますが、これが順調に終わりますと、工事については2年程度で終わるのではないかと説明がありました。 次に、都市計画総務費の修繕料についての質疑があり、これについては、都市計画課管理の江の川の転倒堰が約20年経ち古くなり、故障したことによる修繕料との説明がありました。また、工事請負費について、長門市総合公園に関しての補助金に関連して小額の補正をしたことについての質疑及び駅前の防犯カメラをケーブルテレビを利用し利便を図るための工事についての質疑がありました。 議案第30号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で本委員会関係の款項については、原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 続いて、議案第32号「平成17年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてであります。 主な質疑、意見について申し上げますと、公共下水道事業の整備率等について質疑があり、俵山地区整備率100%、水洗化率100%、東深川地区が整備率87.1%、水洗化率87.8%で、黄波戸地区は整備率100%で水洗化率88.5%となっているとの説明がありました。また、仙崎地区の一部では設備も古く、汚水、雨水を一緒に処理しているが、悪臭等環境も悪い。長門市では、都市計画税をかけておるが、目的税として徴収している以上、公共下水道の整備に十分効果があるように取り組んで頂きたいと意見がありました。その他、東深川処理場にある蒲鉾会社等の汚水前処理施設について質疑がありました。議案第32号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 最後に、議案第37号「平成17年度長門市水道事業会計補正予算(第3号)」についてであります。 執行部より補正内容について、県営工事でもある大河内ダムと湯免ダムの事業費の変更に伴うものが主なものであるとの説明がありました。さしたる質疑、討論もないので、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 以上が本委員会における審査の経過と結果であります。これをもって建設常任委員会の報告を終わります。〔建設常任委員長 大下和政君降壇〕 ○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御質疑もないので、建設常任委員長に対する質疑を終わります。 経済常任委員長、佐藤和夫君。〔経済常任委員長 佐藤和夫君登壇〕 ◎経済常任委員長(佐藤和夫君) おはようございます。経済委員会は、本会議より付託を受けました議案8件について審査するため、過ぐる12月14日、説明員として、助役、収入役及び関係部課長等の出席を求め議案審査を行いました。その審査の経過並びに結果につきまして、経済常任委員会を代表致しまして、次のとおり報告を致します。 最初に、議案第13号「青海島高山オートキャンプ場指定管理者の指定について」では補足説明もなく質疑に入りました。委員から、公募によらない理由と施設内で事故等が起こった場合の対応について尋ねたところ、都市と農山村の交流促進、森林資源の高度利用と地域の活性化を図る目的で設置されている施設であること、また、地域の理解を頂いて平成8年度の設置当初から今の団体に委託し継続して管理運営をお願いしているとのこと、施設の魅力づくりのためには地域との連携が最重要であるという認識などから、公募によらず指定したとの答弁があり、また、施設内の事故については、施設不備による傷害等では市の保険が適用されるとの説明がありました。質疑を終わり討論もなく採決したところ、賛成多数で議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第14号「伊上海浜公園オートキャンプ場指定管理者の指定について」も、補足説明もなく質疑に入りました。主な質疑を申し上げますと、委託期間が1年間となっている理由について尋ねたところ、現在の管理組合の契約が19年3月31日までとなっているところから、1年間の指定期間となったとの答弁がありました。これに関連して委員から、管理組合の組織についての意見があり、執行部から、19年度以降の指定については、18年度に総合的に検討して判断していくとのことでありました。質疑も終わり討論もなく採決したところ、賛成多数で議案第14号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第15号「長門市林業センター指定管理者の指定について」及び議案第16号「長門市水産多目的集会所指定管理者の指定について」の両議案では、補足説明もなく、質疑、討論もなく採決したところ、賛成多数で両議案とも原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第18号「市営土地改良事業の施行について」では、ため池が完成した場合の貯水量、また受益者及び耕地面積はどのくらいあるかとの問いに、ため池の貯水量は1万8,000トンで、受益面積は3.4ヘクタール、受益戸数は14戸であるとの説明がありました。質疑を終わり、討論もなく、採決したところ、賛成多数で議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決定致しました。 次に、議案第30号「平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)」について、最初に、第1条、歳入歳出予算の補正のうち、本委員会の所管に属する関係の款項の歳出について審査を行いました。 まず、「第6款農林水産業費」の補足説明として、農業生産総合対策事業補助金として1億131万円の予算を減額しており、これは、日置地区でJAがラックビルを建てているもので事業名を変更し、農業食品産業強化対策事業となり、県が新しく補助要綱をつくり、単県事業として1億円の補助と市の農業食品産業強化対策事業費1億円に組み替えてあわせて2億円とし、これをJAに補助するものであるとの説明がありました。 質疑に入り、農事組合法人三ケ村が、集団で耕作面積10ヘクタールでやられる次世代に継承する集落農業法人設立支援事業費補助金の100万円について、内容の説明を求めたのに対し、農業法人設立に当たり、反当たり1万円を支援するもので、稲作と転作として野菜をつくることになっているとの説明がありました。 また、この事業に関連して、やまぐち型担い手組織の認定について法人を設立する場合、定款、規約等を作成しなければならないと思うが、この辺はクリアできているのかとの問いに、集落農業法人を設立するに当たっては規定はなく、経営が十分成り立つ計画内容であればいつでも設立は可能であること、ただし、担い手としての要件を備えるためには、特定農業法人としての認定を受ける必要があるとの説明がありました。 また、管内の次世代に継承する集落農業法人の設立状況について尋ねたところ、油谷地区で泉川(いずみかわ)、河原、日置地区では、法人日置が法人化されており、法人日置は特にヘリコプターの防除を中心に作業受託等を計画しておられる。長門地域では三ケ村であるが、このほか、畜産関係で農業生産法人が三隅地区、長門地区にもあるとのことでした。委員から、農業分野においての法人化が推進される現状で、行政としてのバックアップが必要ではないかとの指摘に対し、水産業を含めた第1次産業の振興について、市独自のものが必要であれば検討していきたいとの答弁がありました。 「商工費」では、長州路観光連絡会及びながと路観光連絡協議会の負担金に関して市町村合併後の現状について尋ねたところ、長州路観光連絡会は現在、下関市、長門市、秋芳町の2市1町で組織され、負担金を調整しながら活動を継続していく。また、ながと路観光連絡協議会は合併により、萩市、長門市、益田市で組織されている。合併前は、本地域では旧長門市と旧三隅町が入っていたが、活動費を見直して検討され、実施する方向であるとの説明がありました。このほか、源泉配湯交渉の経過と今後どのようにこの問題を解決していくのかとの問いに、昨年、源泉配湯の基本計画を策定し、それを受け、長門市湯本温泉保護開発委員会を開催、今年度湯本温泉旅館協同組合との話し合いを持ったところであり、今年度中に実施計画を作成、18年、19年で工事に入り、20年に源泉配湯施設の供用開始という計画であるとの説明がありました。 「災害復旧費」では、農地災害で田が13件、施設で4件予算計上し、また林業では、2カ所の災害復旧があるとの補足説明がありました。 歳入の審査においては、雑入で中山間地域直接支払交付金、担い手農業者育成支援事業費補助金及び認定農業者育成支援事業費補助金等の返還金について説明を求めたところ、農地転用の関係で旧三隅町で96万円、旧油谷町で担い手農業者育成支援で19万円、認定農業者育成支援で19万円という内訳で返還金が発生したとの答弁がありました。 第2条債務負担行為の補正の審査では質疑もなく、議案第30号についての質疑を終了し、討論もないので採決したところ、本委員会の所管に属する関係の款項及び事項については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第33号「平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)」については、補足説明もなく、質疑に入りました。燃料費の補正額656万円について説明を求めたところ、油のリッター当たりの単価の値上がりとホテル側のお湯の使用量が少し伸びることが見込まれるため、656万円の補正を計上したとのことでありました。また、これと関連して、湯免ふれあいセンター、日置農村活性化交流センター、湯本温泉市営浴場等の料金について検討する必要があるのではないかとの指摘に対し、これについては日頃から多くの利用者があり、上げるとなれば地域とのしっかりした話し合いが必要となるとのことでありました。質疑を終わり討論もなく、採決したところ、議案第33号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第35号「平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。 本案について補足説明はなく、質疑に入りました。委員から日置北側の水道補償費1,460万円の内容について尋ねたところ、集落排水事業実施に当たり、水道管の移設をしなければならず、これらのものを補償するものであるとのことでありました。他に質疑もなく討論もないので採決したところ、議案第35号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が本委員会に付託された議案の審査の経過と結果でございます。これをもちまして経済常任委員会の報告を終わります。〔経済常任委員長 佐藤和夫君降壇〕 ○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御質疑もないので、経済常任委員長に対する質疑を終わります。 この際、暫時休憩します。10分後に会議を再開します。午前10時25分休憩………………………………………………………………………………午前10時35分開議
    ○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより順次、討論及び表決を行います。 議案第3号「長門市へき地保育所条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号「長門市後ケ迫集会所条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第5号「長門市文化財保護条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号「長門市火災予防条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号「公設自動車置場指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第8号「長門市地域福祉センター指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 議案第9号「長門市日置地域福祉センター指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第10号「俵山幼児園指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 議案第11号「渋木児童館指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第12号「長門市友愛センター指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 議案第13号「青海島高山オートキャンプ場指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 議案第14号「伊上海浜公園オートキャンプ場指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 議案第15号「長門市林業センター指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 議案第16号「長門市水産多目的集会所指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 議案第17号「ながと総合体育館指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 議案第18号「市営土地改良事業の施行について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 議案第19号「公有水面埋立てについて」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 議案第20号「市の区域内の字の区域の変更について(長門地区地籍調査事業)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 議案第21号「市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 議案第22号「財産の取得について(保育園用地)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 議案第30号「平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。 まず、通告者から順に行います。中野明彦君。〔15番 中野明彦君登壇〕 ◎15番(中野明彦君) おはようございます。中野明彦です。私は、議案第30号「平成17年度長門市一般会計補正予算(第3号)」に反対の立場から討論に参加致します。 松林市長は、市政運営の基本方針として「改革と再生への挑戦」を掲げていらっしゃいます。本定例会での岡﨑議員の一般質問に対する答弁で、市長は、「経営感覚とスピード感のある市政運営を目指す」と述べられ、また、「前例や固定観念にこだわらず、常に改革と改善の気概を持った職員の育成が大切である」とも述べられていらっしゃいます。私は、この考えに大変共感し賛同するものであります。 そこで、この実現のためには何よりも市長自らが率先して、前例にとらわれず、経営感覚のある改革と再生の気概を持った市政を推し進められることが大切だと考えており、また期待しているところであります。その実行こそが、現在の長門市に蔓延する停滞感や閉塞感を打破する最大の手段だと考えるからであります。 ところが残念なことに、今回の補正予算の債務負担行為にその姿勢が見られませんでした。ルネッサながとを指定管理者制度に移行することは、既に9月定例会で可決しておりますので異論はありませんが、これだけで改革をしたとは言えません。今回、計上された約5億7,600万円、県と合わせると約8億円になりますが、この金額の中にどのように改革と再生の気概が込められているのかが見えてきません。 指定管理者に任せるにしても、この施設を今後どう運営していくのかの基本方針を定め、その中に改革と再生の姿勢が求められてくるはずです。その部分が欠如しており、過去3年間の費用から算出した額をそのまま今後5年間分に計算をするというのは、市長のおっしゃる改革の概念や経営感覚が感じられません。今までと同じことをするのではなく、改革のためのしっかりとした議論をし、それを踏まえた市の方針をもって指定管理者制へ移行することが必要だったのではないでしょうか。 また、本会議や委員会でも多く意見が出ました食の自立支援事業の補正の1,000万円以上にわたる減額についても、大切なことは、この事業を長門市としてどう進めていくのかという市としてのしっかりとした方針だと考えます。国の方針が変わったからどうとか、合併したばかりだから云々ということが問題なのではなく、市の方針が揺らいでいることが一番問題だと考えています。これらは、市長の政治姿勢のあらわれであり非常に残念に感じております。 以上、改革と再生の市政運営に期待するがゆえに、今回の補正予算に反対することを申し上げ、議員各位の御理解と御賛同をお願いし、私の討論と致します。〔15番 中野明彦君降壇〕 ○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) ほかに御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 議案第31号「平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 議案第32号「平成17年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 議案第33号「平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 議案第34号「平成17年度長門市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 議案第35号「平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 議案第36号「平成17年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 議案第37号「平成17年度長門市水道事業会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 議案第38号「青海島児童館指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.意見書案第1号・意見書案第2号 ○議長(南野京右君) 日程第3、意見書案第1号及び意見書案第2号を一括議題とします。 意見書案第1号及び意見書案第2号について、提出者の説明を求めます。大草博輝君。〔17番 大草博輝君登壇〕 ◎17番(大草博輝君) お疲れさまです。意見書案第1号「「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書」について、提案理由の説明を申し上げます。 地方六団体は、昨年、3.2兆円の国庫補助負担金改革案の提出に続き、平成18年度までに残り6,000億円の税源移譲を確実に行うため、国庫補助負担金等に関する改革案を取りまとめ、今年7月に改めて、小泉内閣総理大臣に提出したところでございます。 そうした中で、本年11月30日、政府・与党において、「三位一体の改革について」の合意が決定されました。その中身は、3兆円の税源移譲が基幹税により行われるとともに、一番の懸念事項でありました生活保護費の地方負担を阻止できたことは、一定の成果を勝ち得たものと考えます。 しかしながら、児童扶養手当や児童手当、義務教育費国庫負担金の負担率の引き下げなど、真の地方分権改革の理念に沿わない内容や課題も多く含まれています。これらは地方分権から後退し、また、地方の負担増加を前提とした改革であり、社会保障制度における国と地方の役割分担を根底から覆すものです。真に地方分権改革を実現させるためには、国と地方との信頼関係が極めて重要であります。 本市議会としても、地方交付税の所要総額の確保など、真の地方分権改革が実現することを強く求めるため、政府等関係機関に対し意見書を提出しようとするものであります。 それでは、意見書案を読み上げまして、提案に代えさせて頂きます。………………………………………………………………………………「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書 「三位一体の改革」は、全国一律・画一的な施策を転換し、地方の自由度を高め、効率的な行財政運営を確立することにある。 地方六団体は、平成18年度までの第1期改革において、3兆円の税源移譲を確実に実施するため、昨年の3.2兆円の国庫補助負担金改革案の提出に続き、政府からの再度の要請により、去る7月20日に残り6,000億円の確実な税源移譲を目指して、「国庫補助負担金等に関する改革案(2)」を取りまとめ、改めて小泉内閣総理大臣に提出したところである。 政府・与党においては、去る11月30日、「三位一体の改革について」決定され、地方への3兆円の税源移譲、施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲の対象とされ、また、生活保護費負担金の地方への負担転嫁を行わなかったことは評価するものであるが、「地方の改革案」になかった児童扶養手当や児童手当、義務教育費国庫負担金の負担率の引き下げなど、真の地方分権改革の理念に沿わない内容や課題も多く含まれている。 よって、国においては、平成18年度の地方財政対策において、真の地方分権改革を実現するよう、下記事項の実現を強く求める。記 1 地方交付税の所要総額の確保   平成18年度の地方交付税については、「基本方針2005」の閣議決定を踏まえ、地方公共団体の安定的財政運営に支障を来すことのないよう、地方交付税の所要総額を確保すること。   また、税源移譲が行われても、税源移譲額が国庫補助負担金廃止に伴い財源措置すべき額に満たない地方公共団体については、地方交付税の算定等を通じて確実に財源措置を行うこと。 2 3兆円規模の確実な税源移譲   3兆円規模の税源移譲に当たっては、所得税から個人住民税への10%比例税率化により実現すること。   また、個人所得課税全体で実質的な増税とならないよう適切な負担調整措置を講ずること。 3 都市税源の充実確保   個人住民税は負担分任の性格を有するとともに、福祉等の対人サービスを安定的に支えていく上で極めて重要な税であり、市町村への配分割合を高めること。 4 施設整備費国庫補助負担金について   施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲割合が50%とされ、税源移譲の対象とされたところではあるが、地方の裁量を高めるため、「地方の改革案」に沿った施設整備費国庫補助負担金の税源移譲を実現をすること。 5 法定率分の引き上げ等の確実な財源措置   税源移譲に伴う地方財源不足に対する補てんについては、地方交付税法の原則に従い、法定率分の引き上げで対応すること。 6 地方財政計画における決算かい離の同時一体的な是正   地方再財政計画と決算とのかい離については、平成18年度以降についても、引き続き、同時一体的に規模是正を行うこと。 7 「国と地方の協議の場」の制度化   「真の地方分権改革の確実な実現」を推進するため、「国と地方の協議の場」を定期的に開催し、これを制度化すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成17年12月21日長門市議会……………………………………………………………………………… 引き続き、意見書案第2号「議会制度改革早期実現に関する意見書」について、提案理由の説明を申し上げます。 現在、内閣総理大臣の諮問機関であります第28次地方制度調査会におきまして、「地方議会のあり方」について、三議長会とともに検討がなされてきたところです。地方分権の進展に伴って首長の権限が強化される一方で、地方議会の権限は依然として手つかずのままであります。 本市においても、この度1市3町の合併に伴い所管する区域が広範となり、これまで以上に住民を取り巻く環境変化へのいち早い対応や住民ニーズの市政への反映が望まれている状況です。 ついては、地方議会制度の規制緩和、弾力化はもとより、議長に議会招集権を付与することや議決権の拡大など、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう強く求めるため、政府等関係機関に対し意見書を提出しようとするものであります。 それでは、意見書案を読み上げまして、提案に代えさせて頂きます。………………………………………………………………………………議会制度改革早期実現に関する意見書 国においては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」について調査・審議を行っており、このような状況を踏まえ全国市議会議長会は、先に「地方議会の充実強化」に向けた自己改革への取り組み強化についての決意を同調査会に対し表明するとともに、必要な制度改正要望を提出したところである。 しかしながら、同調査会の審議動向を見ると、全国市議会議長会をはじめとした三議長会の要望が十分反映されていない状況にある。 本格的な地方分権時代を迎え、住民自治の根幹をなす議会がその期待される役割と責任を果していくためには、地方議会制度の改正が必要不可欠である。 よって、国においては、現在検討されている事項を含め、とりわけ下記の事項について、今次地方制度調査会において十分審議の上、抜本的な制度改正が行われるよう強く求める。記 1 議会の招集権を議長に付与すること 2 地方自治法第96条第2項の法定受託事務に係る制限を廃止するなど議決権を拡大すること 3 専決処分要件を見直すとともに、不承認の場合の首長の対応措置を義務付けること 4 議会に附属機関の設置を可能とすること 5 議会の内部機関の設置を自由化すること 6 調査権・監視権を強化すること 7 地方自治法第203条から「議会の議員」を除き、別途「公選職」という新たな分類項目に位置付けるとともに、職務遂行の対価についてもこれにふさわしい名称に改めること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成17年12月21日長門市議会……………………………………………………………………………… 以上が意見書案第1号、第2号の提案理由でございます。議員皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。〔17番 大草博輝君降壇〕 ○議長(南野京右君) これより質疑を行います。初めに、意見書案第1号について御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御質疑もないので、意見書案第1号についての質疑を終わります。 次に、意見書案第2号について御質疑はありませんか。田村哲郎君。 ◆19番(田村哲郎君) 提案者にお尋ねしますが、大体、趣旨的には賛成でございます。ただ、事実として、記の下の4番目の附属機関というのはイメージがわきますが、5番目の議会の内部機関というのはどういうことを想定されて、全国市議会議長会等が想定しておられるのか、もし情報がありましたら教えて頂きたい。 それから、一番下の地方自治法第203条から「議会の議員」を除きと、この条項ですが、どういうことなのか、ちょっとよく分かりませんので、「議会の議員」というのを名称を「公選職」というふうに切りかえ、言い改めるということなのでしょうか。そのことによって何がどう変わるのか、ちょっとよく分かりませんので、その2点、お尋ねしたいと思います。 ○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。午前11時12分休憩………………………………………………………………………………午前11時20分開議 ○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議場がちょっと熱気に包まれておるようでございますので、何か暑いという方もおられますので上着をどうぞ、お脱ぎになっても結構でございますので。 大草博輝君。 ◎17番(大草博輝君) 失礼しました。それでは、田村議員の質問にお答えします。 まず、5番の議会の内部機関の設置を自由化することということでございますけれども、これは、議会内部の機関として設置できるもの、通常、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会のみでありますけども、それ以外の、例えば、今現在、長門市にはございませんけども、各会派代表者会議、または、全員協議会及び議会報の編集会議等は事実上会議とされ、議会における正規の会議とみなされていないということでございます。従って、これらの会議のほか、議会の基本的な運営方針の協議のための機関や自立的審査機関等を含めた議会の内部機関として設置してはどうかという考え方でございます。 それから、7番目の「議会の議員」を、いわゆる「公選職」という新たな名称にするといいますか、ことについての御質疑でございましたけども、これは、現在地方議会議員というのは、徐々に専業化しておる傾向にございますけども、地方自治法や地方公務員法における一般職と同様な常勤職、非常勤職といった分類項目がない状況であります。一般的にはその特別職というふうな言い方をするわけでございますけども、これを「公選職」というふうな名称に変えたらどうかというふうな意味合いでございます。 以上でございます。 ○議長(南野京右君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) ほかに御質疑もないので、意見書案第2号についての質疑を終わります。 お諮りします。意見書案第1号及び意見書案第2号は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。意見書案第1号及び意見書案第2号は委員会付託を省略することに決定しました。 これより順次、討論、表決を行います。 意見書案第1号「「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第1号について、字句、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句、その他の整理は議長に委任することに決定しました。 意見書案第2号「議会制度改革早期実現に関する意見書」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。ただいま議決されました意見書案第2号について、字句、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句、その他の整理は議長に委任することに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(南野京右君) 以上で本定例会に付された事件の議事はすべて終了しました。 これをもって平成17年12月長門市議会定例会を閉会致します。御苦労さまでした。午前11時26分閉会──────────────────────────────    会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     平成17年12月21日                議  長  南野 京右                署名議員  原田 勝敏                署名議員  阿波 昌子...