◯議長(
西村 憲治君)
日程第2、会期の決定を
議題といたします。
お諮りいたします。このたびの
定例会の会期は、本日から3月22日までの32日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
西村 憲治君) 御異議なしと認めます。
よって、このたびの
定例会の会期は本日から3月22日までの32日間と決しました。
────────────・────・────────────
日程第3.
議案第41号〜
議案第47号
◯議長(
西村 憲治君) 次に
日程第3、
議案第41号から
議案第47号までの7件を
一括議題といたします。
これらの
議案につきまして、市長の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(市川 熙君)
皆さん、おはようございます。
議案第41号は、
平成30
年度光市
一般会計補正予算(第8号)についてお諮りするものであります。
第1条、
歳入歳出予算の
補正におきましては、
歳入歳出それぞれ4億2,434万3,000円を
減額し、
予算の総額を249億7,344万9,000円にしようとするものであります。
今回の
補正は
最終予算でありますので、各費目にわたって、
決算見込みに基づきまして
調整を行った結果、4億2,434万3,000円の
減額補正となったものであります。
詳細については、後ほど
担当参与から
説明をさせます。
第2条、
繰越明許費につきましては、98ページの
参考資料のとおり、22億8,588万6,000円を翌
年度に繰り越して執行しようとするものであります。
第3条、
債務負担行為の
補正につきましては、本
庁舎耐震化基本構想策定事業の
債務負担行為を廃止しようとするものであります。
第4条、
地方債の
補正につきましては、それぞれの
市債の
補正額に応じて
限度額を変更しようとするものであります。
次に、
議案第42号、
平成30
年度光市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、
歳出において、
保険給付費や
国民健康保健事業費納付金等の
実績見込みにより、
差し引き5,944万6,000円を
減額し、
歳入において、
県支出金や
繰入金などで
調整しようとするものであります。
次に、
議案第43号、
平成30
年度光市
墓園特別会計補正予算(第1号)は、
歳出において、前
年度繰上充用金を
決算額の確定により、
差し引き409万7,000円を
減額し、
歳入において、
歳入欠陥補填収入や
繰入金などで
調整しようとするものであります。
次に、
議案第44号、
平成30
年度光市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、
歳出において、国の
補助事業に係る
交付決定額に合わせた
事業量の
調整や、
単独事業に係る
事業量の
調整などを行い、
予備費に7,094万2,000円を追加し、全体で
差し引き5,468万円円を
減額するとともに、
歳入において、
国庫補助金や
下水道事業債で
調整しようとするものであります。
第2条、
繰越明許費につきましては、98ページの
参考資料のとおり、5,752万8,000円を翌
年度に繰り越して執行しようとするものであります。
第3条、
地方債の
補正につきましては、
市債の
補正額に応じて
限度額を変更しようとするものであります。
次に、
議案第45号、
平成30
年度光市
介護保険特別会計補正予算(第4号)は、
保険事業勘定において、
保険給付費や
地域支援事業費の
実績見込みなどに基づき、
差し引き739万7,000円を増額し、
歳入において、
国庫支出金や
県支出金などで
調整しようとするものであります。
また、
介護サービス事業勘定においても、
サービス事業費の
実績見込みに基づき、186万5,000円を追加し、
国庫支出金や
繰入金等で
財源調整しようとするものであります。
次に、
議案第46号、
平成30
年度光市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、
歳出において、
保険料等の
実績見込みに基づき、
後期高齢者医療広域連合納付金を2,384万6,000円
減額し、
歳入において、
後期高齢者医療保険料及び
一般会計繰入金で
財源調整しようとするものであります。
議案第47号、
平成30
年度光市
病院事業会計補正予算(第2号)は、
収益的収入及び
支出にそれぞれ1,051万1,000円を増額しようとするものであります。これは、
国県補助金や
一般会計負担金の精算によるものであります。また、
資本的支出におきまして、
新光総合病院の一部の
医療機器について、今
年度の
購入を取りやめたことから、3億9,440万円を
減額し、
資本的収入においては、
医療機器の
減額による
企業債一般会計出資金の
減額等により、3億4,468万円を
減額するものであります。
以上、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう
お願いを申し上げます。
◯議長(
西村 憲治君) 続いて、
補足説明を求めます。
小田政策企画部長。
◯政策企画部長(小田 康典君) おはようございます。それでは、
議案第41号、
平成30
年度光市
一般会計補正予算(第8号)につきまして、
市長説明を補足させていただきます。
今回の
補正は、その多くが各費目における
決算見込みに基づく
調整等でありますので、その主なものについて御
説明をさせていただきます。
まず、
歳出から御
説明を申し上げます。別冊の
補正予算書の18ページを
お願いいたします。
上から3段目、
議会費の1番目、
議員報酬の694万6,000円の減は、
議員数の実数の
減少等に伴い、当初
予算との
調整を行うものでございます。
下から2段目、
一般管理費の一番下、
庁舎整備事業696万5,000円の減は、12月議会でもお示しいたしましたとおり、本
庁舎耐震化基本構想の策定を見送ったことによるものでございます。
その下、
一般管理費の1番目、
職員退職手当の1,598万8,000円は、定年前
早期退職に伴い、3名分の
退職手当を追加したものでございます。
20ページを
お願いします。
一番下の段、
防災事務費の
牛島離着陸場整備工事の450万円と、1枚めくって22ページ、一番上の
電柱移設補償金50万円は、牛島の住民の
皆さんの安全・安心の確保のため、国の
補助を受け、
県防災ヘリコプター離発着場を整備しようとするものでございます。
22ページ、上から3段目、
基金管理事業の
公共施設等整備基金積立金の5,000万円は、
公共施設等総合管理計画に基づく
公共施設等の更新などに必要な財源を確保するために、計画的に積み立てを行おうとするものでございます。これによりまして、
平成30
年度末の
公共施設等整備基金の残高は、6億50万円となる
見込みでございます。
一番下の段、
県議会議員選挙事務事業の35万5,000円は、
県会議員選挙の執行に伴うものでございます。
24ページを
お願いします。
上から6段目、
社会福祉総務費の2番目、
国民健康保険特別会計繰出金3,426万5,000円の増、その下、
介護保険特別会計繰出金204万9,000円の減、さらに、その下、
後期高齢者医療特別会計繰出金753万3,000円の減は、
特別会計それぞれの
決算見込みに基づくものでございます。
その下の段、
障害者福祉費の2番目、
自立支援給付事業7,440万円の増は、
医療費や
利用者数の増加など、
利用実績が当初
見込みを上回ったことによるものでございます。
その下、
障害者等支援事業の
重度心身障害者医療費1,600万円の減は、
受給者数の減少によるものでございます。
26ページを
お願いします。
一番下の段、
児童福祉総務費の1番目、
児童福祉総務事務費の
国県支出金精算返納金1,493万8,000円の増は、子ども・
子育て支援事業交付金の精算に伴うものでございます。
28ページを
お願いします。
上から2段目の
児童保育費の2番目、
特定教育・
保育施設運営事業の3,440万円の増は、
入所児童数など、
利用実績が当初
見込みを上回ったことによるものでございます。
その7段下、
災害救助事業の1億4,214万円の減は、
平成30年7月
豪雨災害の
援護資金等の
申請期間が終了したことから、
実績に基づき精算しようとするものでございます。
一番下の段、
保健衛生総務費の2番目、
中山川ダム維持管理費負担金の31万1,000円の増額は、
人件費等の
実績に伴うものです。
その
2つ下、
病院事業会計出資金9,860万円の減は、
光総合病院で
購入を予定しておりました
医療機器の
購入を延期したことによるものです。
30ページを
お願いします。
一番上の段、
病院事業会計繰出金1,141万1,000円の増は、
繰り出し基準対象経費の
決算見込みに基づくものでございます。
その下、
墓園特別会計繰出金1,515万円の増につきましては、本
年度末で
墓園特別会計を廃止するための
歳入不足見込み額を繰り出そうとするものでございます。
32ページを
お願いします。
一番上、
し尿処理費の2番目、
深山浄苑管理運営事業3,452万4,000円の減は、7月
豪雨災害により、
深山浄苑の稼働を停止したことによるものです。
その下、
し尿処理事業の1,456万3,000の減も、同様に
深山浄苑の稼働を停止したことによるものですが、そのうちし尿及び
浄化槽汚泥処理負担金590万円の増は、
稼働停止に伴い、
し尿等を県及び下松市で処理をするための
負担金でございます。
34ページを
お願いします。
上から2段目、
農地費の3番目、
集落基盤整備事業は、
入札減及び
事業実績見込みにより、
工事請負費など1,452万2,000円の減といたしました。
その4段下、
治山費の
小規模治山事業の5,400万円の減は、7月豪雨により被災した
箇所で、
受益者等の意向により
事業実施に至らなかったことによるものでございます。
下から4段目、
海岸保全整備事業につきましては、国の
交付金の
減額に伴う
事業量の
調整などにより、
工事請負費など1億3,054万4,000円の減といたしました。
36ページを
お願いします。
一番上の段、
商工費、
地域公共交通網形成事業の
停留所環境整備工事225万円の増につきましては、
新光市立光総合病院への
乗り入れ等、本年4月以降に予定する
市内バス路線の再編に伴い、
バス利用者や
歩行者等の
利便性と
安全性を確保するために、新たな
停留所設置にかかわる道路や
植樹帯の加工など、
環境整備にかかわる経費でございます。
上から2段目、
商工業振興費の3番目、
中小企業等金融対策事業2億1,481万5,000円の減につきましては、
制度融資の
利用状況を勘案し、
不用額を
減額いたしました。
一番下の段、
道路新設改良費の1番目、
道路新設改良事業では、
山田中岩田線道路改良工事などの
事業進捗にあわせて、
工事請負費など3,790万円の減といたしました。
その下、
道路整備事業も、国の
交付金の
減額に伴う
事業量の
調整や、
事業進捗にあわせて
調査点検業務委託料など7,070万円の減といたしました。
38ページを
お願いします。
下から5段目、
住宅建設費の
市営住宅建設事業の756万7,000円の減は、
岩田地区公営住宅実施設計の
入札減等によるものでございます。
下から2段目、非
常備消防費の
消防団管理運営事業の257万6,000円の増は、
消防団員の
退職者の増によるものでございます。
40ページを
お願いします。
上から6段目、
学校管理費の2番目、
小学校整備事業486万円の減は、
室積小学校消火栓の
加圧送水装置の故障による取りかえのための
工事請負費を計上するとともに、
入札減等の
実績を
調整したことによるものでございます。
その下の
教育振興費の2番目、
就学援助事業660万円の減は、
実績見込みによるものです。
その2段下、
学校管理費の2番目、
中学校整備事業335万円の減は、
入札減によるものでございます。
42ページを
お願いします。
上から5段目、
青少年健全育成費の2番目、
青少年健全育成事務費1,815万6,000円の減は、旧
勤労青少年ホーム解体工事の
入札減によるものです。
4段下、現
年度工事災害復旧費の
市単独事業895万2,000円の減は、
事業実績見込みによるものでございます。
2段下、現
年度土木災害復旧費の2番目、
国庫補助事業の5,500万円の減は、
入札減等、
事業実績見込みによるものです。
2段下、現
年度都市施設災害復旧費の
国庫補助事業4,690万円の減は、同様の理由によるものでございます。
44ページを
お願いします。
一番上の段、
公債費の
長期債元金償還金5億2,217万8,000円の増は、健全な
財政運営を目指し、
市債残高の増加を軽減するため、
土地開発公社解散に伴い借り入れました第三
セクター等改革推進債の繰り上げ償還を実施しようとするものでございます。
また、
市債利子では、本
年度の
実績見込みにより、利子924万1,000円の減といたしました。
その3段下、
予備費につきましては、
財源調整のために635万5,000円を追加しようとするものでございます。
続きまして、
歳入について御
説明を申し上げます。恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、10ページを
お願いします。
上から3段目、
固定資産税につきましては、
決算見込みに基づき1億5,000万円の増とするものでございます。
14ページを
お願いします。
上から11段目、中ほどになりますけれども、土地売り払い収入の5,939万6,000円の増は、本
年度における土地売り払い収入の
決算見込みに基づくものでございます。
3段下の
財政調整基金繰入金につきましては、これまでの
災害等による
補正予算で、合わせて10億2,681万8,000円を繰り入れることとしておりましたが、本
補正予算におけます各
事業の
決算見込みによる
財源調整などにより、3億円を
減額するものでございます。これにより、
平成30
年度末の
財政調整基金の残高は、17億7,140万9,000円となる
見込みでございます。
その下、
減債基金繰入金5億2,000万円の増は、
歳出で
説明いたしました第三
セクター等改革推進債繰り上げ償還の財源としようとするものでございます。これによりまして、
平成30
年度末の
減債基金の残高は、2億7,532万9,000円となる
見込みでございます。
このほか、
国庫支出金や
県支出金、
市債等につきましては、
事業の
実績見込みや
交付額の確定に伴う
調整を行おうとするものでございます。
以上で
補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますように
お願いを申し上げます。
◯議長(
西村 憲治君)
説明は終わりました。これらの
議案に対する
質疑がありましたら御発言を
お願いいたします。
河村議員。
◯14番(
河村 龍男君) 104ページ、
病院事業会計補正予算で3億9,440万円の
減額になっておりますが、もう少し詳しく御
説明をいただけますか。
◯議長(
西村 憲治君)
西村病院局管理部長。
◯病院局管理部長(
西村 徹雄君) おはようございます。
それでは、今、
河村議員から御質問がありました
資産購入費の
減額について御
説明をいたします。資料の101ページを
お願いいたします。
その一番下の第6条でございますが、重要な資産の取得におきまして、当初、
医療機器、
放射線治療装置を
購入予定でございましたけれども、これを削除いたしております。
この
放射線治療装置につきましては、
山口大学医学部の
放射線治療の教授と相談して機種を選定しようと考えていたところでございますが、12月議会においても御
説明いたしましたけれども、その教授が他大学に転出されまして、現在まだ新しい教授が決まっておりません。そうしたことから、今回、この
放射線治療の装置につきましては
購入を見送りまして、新
年度におきまして、再度また計上したいということでございます。
以上でございます。
◯議長(
西村 憲治君)
河村議員。
◯14番(
河村 龍男君)
地方紙の新聞によりますと、今言われたようなことが書いてあるわけでございますが、新
年度の
予算との差額が3,600万円。実は
病院の都合により、
放射線の機械を入れることができなかったので3,600万円の増額というか、
負担がふえたと私には捉えられるんですが。
その新聞の中で、
治療医派遣を重ねて要請し、理解が得られたという感触だったがと。感触だったというのは、理解が得られていないということにもつながるわけでございますが、これだけ大きな投資をする、
放射線治療あるいは
緩和ケアをやろうということであれば、その
あたりのところについては、きちんと詰めの作業があって初めて、こぎ出した船のように私には思えていたわけですが、その
あたりのところはなかったという解釈でいいんですか。
◯議長(
西村 憲治君)
西村病院局管理部長。