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2007.09.26 平成19年第3回定例会(第5日目) 本文
2007.09.26 平成19年第3回定例会(第5日目) 名簿
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  1. 光市議会 2007-09-26
    2007.09.26 平成19年第3回定例会(第5日目) 本文


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    2007.09.26 : 平成19年第3回定例会(第5日目) 本文 ( 58 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時0分開議   開  議 ◯議長(市川  熙君) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。       ───────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(市川  熙君) 本日の議事日程はお手元に配付いたしておりますとおりでございます。       ───────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(市川  熙君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、加賀美議員森戸議員今村議員、以上3名の方を指名いたします。       ───────────・────・────────────   日程第2.認定第1号〜認定第3号・議案第86号〜議案100号・平成19年請願第1号・平成19年請願第2号・平成17年請願第1号 ◯議長(市川  熙君) 日程第2、認定第1号から認定第3号及び議案第86号から議案第100号並びに平成19年請願第1号、平成19年請願第2号、平成17年請願第1号の21件を一括議題といたします。  これらの事件につきましては、昨日までの休会中に、それぞれの常任委員会において審査されておられますので、その概要と結果について、各常任委員長より順次御報告をお願い申し上げます。  まず、環境民生委員長よりお願いいたします。中村環境民生委員長。 ◯13番(中村 賢道君) 皆さん、おはようございます。
     環境民生委員会を報告いたします。  休会中の去る9月18日、環境民生委員会を開催し、付託事件について審査を行いましたので、その概要と結果について御報告いたします。  最初に、病院局所管分について御報告いたします。  認定第2号、平成18年度光市病院事業決算についてを議題とし、執行部より詳細な説明の後、委員、議員より多くの質疑がありましたので、主なものを御報告いたします。  両病院において医療機器を購入しているが、これらは全て更新かの問いに対して、光総合病院において、オーダリングシステムは、平成14年から一部稼働しているが、この度オーダーの種類、種目を増やしたもの、MRIは精度の高いものに更新したもの、大和総合病院では、超音波診断装置生化学自動分析装置を更新したとの答弁があり、また、更新の場合、古い機器の処分方法についての問いに対し、光総合病院では、購入業者に処分してもらい、下取りはない。大和総合病院においては、古い機器も使用しているものもあるとの答弁があり、MRIは1億3,800万円という大きな金額であり、今後は資産を無駄にしないよう検討していただきたいとの要望がありました。また、オーダリングシステムに関しても、大きな投資なので、結果、効果、ランニングコストを検証していただきたいとの要望がありました。また、未収金に関して、徴収方法の改善等に努め、対策を講じていただきたいとの要望がありました。討論はなく、認定第2号については、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、認定第3号、平成18年度光市介護老人保健施設事業決算についてを議題とし、執行部より詳細な説明の後、委員、議員より数点の質疑がありましたので、主なものを御報告いたします。  入所は満床だが、市内の方は何%なのか。また、通所は、定員30人に対し、利用者は22人となっており、地域的な制限があるのか。また、定員に至っていない原因は何かとの問いに対し、入所に関しては、7月1日現在、市内の方が61%、ベッド数70床中43床である。また通所の地域的制限は、規定では光市内と田布施町の一部地域となっているが、規定外地域の方で、大和総合病院退院後、まほろばに入所された後、通所を利用されている方もおられる。利用者が22人となっている原因について、通所は完全予約制であり、利用者の体調不良で当日のキャンセルがあるとの答弁があり、また介護報酬の減額で、決算においてどれぐらいの影響があったのかとの問いに対し、通所はマイナス3.5%、入所は1.8%の影響が出ているとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で認定第3号については認定すべきものと決しました。  次に、議案第94号、光市病院局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とし、執行部より詳細な説明の後、制度上の確認がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、平成19年請願第1号、大和病院の存続を願う請願についてを議題とし、紹介議員の説明の後、請願代表者参考人として出席を求めたいとの動議が出されましたが、賛成少数により出席は見送られました。また、委員より、この請願は2,000名の方の署名が添えられていると聞いている。2,000名の願いが込められているということから、無視するわけにはいかず、早く結論を出していくべきとの意見がありました。また、委員より、光市合併以来、病院問題は大きな課題である。2つの病院が抱える問題は、自治体の財政悪化による繰入金の問題、健康保険法の改正、患者数の減少、医師及び看護師の不足、経営形態の運用の問題、耐震性の問題等々、多岐にわたると感じる。国、県の医療改革見直し動向の問題、慢性病床の問題等々から考えて、今回の請願に対しては、生命を守る身近にある病院の願い、また、大和総合病院の歴史については、同意、尊重の気持ちは十分あるが、現状では、採決するには時期尚早で、継続審査を要望するとの動議が出され、採決の結果、賛成多数で、平成19年請願第1号、大和病院の存続を求める請願については、継続審査に付することに決しました。よって、この旨、会議規則第104条に基づき、議長に申し出ました。  続きまして、福祉保健部所管分について御報告申し上げます。  議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、福祉保健部所管分についてを議題とし、執行部より詳細な説明の後、委員、議員より数点の質疑がありましたので、主なものを御報告いたします。  点字用プリンターの設置は何台かの問いに対し、1台で、ボランティアセンターに置いてあるとの答弁があり、また補助金就労奨励サポート事業で、8カ所の施設ごとの工賃は幾らかの問いに対し、本事業は、県事業で、各施設の負担割合平均利用料平均工賃など、県で把握し、出身市町村利用者の割合に応じ決められているとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、議案第86号のうち、福祉保健部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、税務課及び地域づくり推進課を除く市民部所管分について御報告いたします。  議案第92号、光市人権施策推進審議会条例を議題とし、執行部よりの詳細な説明の後、委員、議員より数点の質疑、要望がありましたので、主なものを御報告いたします。  審議会委員の再任の期限を決め、若い方や女性の登用、他の審議会委員と兼ねることがないような人選をし、審議会の活性化を要望するとの提言があり、討論はなく、採決の結果、議案第92号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、税務課及び地域づくり推進課を除く市民部所管分及び議案第87号、平成19年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、それぞれ議題とし、執行部よりの説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第86号及び議案第87号については、それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、下水道課を除く環境部所管分について御報告いたします。  議案第98号、周南東部環境施設組合規約の変更についてを議題とし、執行部より詳細な説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で、議案第98号については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  その他、所管事務調査において、平成18年度光市の環境について報告がありました。  以上が、環境民生委員会における付託事件審査の概要と結果です。  以上で報告を終わります。 ◯議長(市川  熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。  稗田議員。 ◯16番(稗田 泰久君) 請願第1号についてですね、ちょっとお尋ねをしてみたいと思います。  ただいまの委員長の報告にありましたように、大和総合病院の存続を求める請願は、継続審議に付するとの委員長議事進行によりまして、表決の結果、賛成多数、つまり、全会一致での継続審査にはならなかったとの報告でありました。なぜ、全会一致にならなかったのか、そのことについてですね、以下委員長お尋ねをしてみたいと思います。────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  実は、その継続審議に手を挙げなかったのは私一人でありました。それはなぜかといいますと、紹介議員土橋議員請願趣旨の説明の中で触れておられましたように、請願者の代表である市川静雄さんですね、これは議長の市川さんじゃありませんで、市川静雄さんに、委員会に出席を願って、より詳しい請願の趣旨や内容について、各委員がよく理解をした上で、そしてより慎重な審査と、その結論を出していく必要があるんではないかと、そのことが、二千数百名の署名をなされた方々の気持ちに応えていくことになるのではないか。したがって、代表者である市川静雄さんには、ぜひ参考人として委員会に出席をいただこうと。でないとですね、やみくもに審議を継続してもですね、十分な審議にはなりにくいし、何よりも、署名された方々に対して失礼になってはいけない、そういう土橋さんの説明がありました。私も、それは、そのとおりだなというふうに思ったわけであります。  ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────参考人として、呼ぶ呼ばない、相反する両者の発言によりまして、委員長議事進行によりまして、表決がとられ、呼ばないというのが5、呼ぶべきというのが2、5対2で結局呼ばないということになったと思うわけでありますが、これに間違いはありませんか。  加えて、継続して何を審議されようとしておられるのか。今一番大事な、委員長としての整理といいますか、何を審議されようとしているのかという整理が不十分ではないかというふうにも思うわけです。本当に、結論に結びつくような審議が、参考人を呼ばないでできるのか、中村委員長は本当にできると思っておられるのか。何か継続審議にしてですね、勉強会でもするというようなお考えがあるのかないのか、何をするおつもりなのかということについて、お尋ねしたいと思います。  以上です。 ◯議長(市川  熙君) ここで暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせ申し上げます。                  午前10時17分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前10時55分再開 ◯議長(市川  熙君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  稗田議員。 ◯16番(稗田 泰久君) 先ほどの質疑の中で、私の誤解に基づく発言が一部ありましたので、まず、市川議長発言云々は、委員会の休憩中であったために、これを削除させていただきます。また、中村委員長根回し云々についても、委員会外の出来事であり、これも削除させていただきます。また、参考人を呼ぶか呼ばないかの表決については、4対2ではなく、ちょっと数え違いまして、5対2でありました。以上、訂正させていただきます。 ◯議長(市川  熙君) 稗田議員、よろしいですか。 ◯16番(稗田 泰久君) はい。 ◯議長(市川  熙君) 他にございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) なければ質疑を終結いたします。(「答弁ない」と呼ぶ者あり)  ちょっと座ったままで休憩いたします。                  午前10時56分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前10時57分再開 ◯議長(市川  熙君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  中村委員長。(「休憩してください」と呼ぶ者あり)  それでは、ここで暫時休憩をいたします。                  午前10時58分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前11時8分再開 ◯議長(市川  熙君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  中村委員長。 ◯13番(中村 賢道君) 先ほど委員長報告いたしましたとおり、参考人の件につきましては、賛成少数により出席は見送られました。また、継続して何を審議するのかということでありますが、委員会において決定すべき事項であり、委員長としての見解は控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(市川  熙君) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) なければ質疑を終結いたします。  次に、建設経済委員長よりお願いいたします。磯部建設経済委員長。 ◯6番(磯部 登志恵君) 失礼いたします。  休会中の去る9月19日、建設経済委員会を開催し、付託されました議案の審査を行いましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。  まず、水道局関係の審査ですが、認定第1号、平成18年度光市水道事業決算についてを議題といたしました。執行部の説明の後、委員より平成18年度の赤字約3,070万円の理由は何かという問いに対し、第4次拡張事業の一環として施行した林浄水場更新事業により、設置した機械及び装置の減価償却が始まったことが大きな理由であるとの答弁がありました。今後の水需要状況いかんで、料金改定も考えられ、市民に直結する問題だけに、水需要拡大のための市民サービスも考えていただきたいとの要望がございました。その後、質疑を終結し、討論はなく、全会一致で認定第1号、平成18年度光市水道事業決算については認定すべきものと決しました。  続いて、議案第93号、光市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたしました。執行部の説明の後、質疑、討論はなく、全会一致で議案第93号、光市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第96号、周南都市水道水質検査センター協議会規約の変更についてを議題といたしました。執行部の説明の後、質疑、討論はなく、全会一致で議案第96号、周南都市水道水質検査センター協議会規約の変更については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、建設部関係の審査に入り、議案第95号、訴訟上の和解についてを議題といたしました。執行部の詳細な説明の後、委員より今回のケースから不具合箇所による過失を認めるような問題が起こり得る可能性がある、今後の対策とあわせてどう処理していくのか、と質したのに対し、道路管理に関する行動に対してさらに安全を確保できるよう努力していきたい、通行する方にも注意義務はあり、今回と同様、過失を常に認めるのではなく、状況によっては全否定する場合もあり得る、現在職員のパトロールだけでは全てに対応できないため、地域にもお願いし、危険箇所の通報をしていただければすぐに対応できるような体制を整えていくつもりであるが、さらに強化していきたいとの答弁がございました。さらに、訴訟上の和解内容についての質疑が数点ありましたが、討論はなく、全会一致で議案第95号、訴訟上の和解については原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第100号、光市土地開発公社定款の変更についてを議題といたしました。私磯部と、河村議員退席の後、執行部の詳細な説明を了とし、質疑、討論はなく、全会一致で議案第100号、光市土地開発公社定款の変更については原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)建設部所管分を議題といたしました。執行部の詳細な説明の後、委員より一般寄附金についての確認がありましたが、質疑、討論はなく、全会一致で議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)建設部所管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  その他、所管事務調査の項で、市道の路線名変更一覧表の報告がありました。  次に、環境部の一部下水道課関係について、付託事件はありませんでした。  次に、経済部関係の審査に入り、議案第97号、字の区域の変更についてを議題といたしました。執行部の説明の後、質疑、討論はなく、全会一致で議案第97号、字の区域の変更については原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第99号、市営土地改良事業の施行についてを議題といたしました。執行部の説明の後、委員よりもう少し具体的な内容と説明がなければ、審査にならないという意見があり、多くの質疑が交わされました。執行部より、平成16年に農村振興基本計画を策定し、整備計画を策定したが、国の制度が変更され、補助制度から交付金制度に変わった。地元からの要望を土地改良事業として申請することで国、県からの補助対象とするために、概算で事業地を決め、今後県と協議する予定であり、そのためのものであるとの説明がありました。また、1点目、地元からの要望は他からも多く出されているはずである。今回計画に挙げられなかった地域もこの事業で追加できるのかとの問いに、追加はできないので、他の形で対応していきたいとの答弁。2点目、この事業の手続の手順はどうなるのかとの問いに、まずは概要を公告し、事業計画を作成し、1月には県との協議に入る。その後、県の計画が告示され、来年7月までに国へ申請され、来年9月頃には採択されるものと考えているとの答弁がございました。さらに、今後は市内全域周知方法もよく考えていただきたいとの要望がありました。質疑を終結し、討論はなく、全会一致で議案第99号、市営土地改良事業の施行については原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)経済部所管分を議題といたしました。執行部の説明の後、数点の質疑がありました。主なものとして、小規模治山事業について、平成17年度被災分をあわせてまだ7カ所残っているが、今後の見通しについての問いに、今年度当初3件分のみの対応となっているが、平成20年度も今年度並みの対応と考えている。また、県には引き続き要望を行っているところであるとの答弁。光漁港海岸調査の件で、2,700メートルのエリアは戸仲区域漁港突堤東から西ノ浜離岸堤までということだが、この調査が終わらなければ、新宮、相生の対策は、何も進まないのかとの問いに、深浅測量は本年9月には成果ができ上がる予定であり、戸仲地区には砂も堆積しており、将来どうなるのかの予測も必要となる。20年度には青写真ができ上がると考えている。海岸保全事業は現在も継続中であり、地元の合意が得られれば、事業はいつでも実施できるとの答弁がございました。その後、質疑を終結し、討論はなく、全会一致で議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)経済部所管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が、建設経済委員会の審査の概要と結果でございます。 ◯議長(市川  熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) なければ質疑を終結いたします。  最後に、総務文教委員長より御報告お願いいたします。 ◯11番(松本 修二君) それでは、御報告申し上げます。  休会中の去る9月20日、総務文教委員会を開催し、本会議から付託を受けました事件につきまして審査をいたしましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。  まず、教育委員会所管分から申し上げます。  議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育委員会所管分についてであります。執行部からの説明の後、質疑において、委員から1、幼稚園費に関わる追加補正として、工事請負費の計上があるが、事務担当所管福祉保健部子ども家庭課であり、今後も予算計上部署と実務担当部署が違った体制のまま継続するのかの問いには、自治法第180条の7の規定により、委員会に属する事務の一部を他部門に委託しているものであり、今後財政当局とも協議の上で対応したいとの回答がありました。2、放課後子ども教室講座開設に伴う委託費に関して、各地区実行委員会への委託料額と、指導員の配置状況についての確認。3番目、教育諸費私学振興預託金に関して、補正額算定根拠や、預託金融機関預託期間等についての確認や、要望がありましたが、討論はなく、採決の結果、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育委員会所管分全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、総務部及び消防担当部所管分について申し上げます。議案第88号、政治倫理の確立のための光市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、執行部からの説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第89号、光市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、執行部からの説明の後、質疑において委員から部分休業となる30分あるいは1時間の取扱いや、育休をとることによる給与面への影響との確認には、国の法令、法改正に準じた取扱いと説明、質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第90号、光市職員退職手当条例の一部を改正する条例を議題とし、執行部からの説明の後、質疑において委員から退職金の算定額に関わる民間企業との相違点の確認がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、総務部所管分についてでありますが、執行部からの説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、総務部所管分全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、政策企画部市民部の一部所管分について申し上げます。  議案第91号、光市都市計画税条例の一部を改正する条例を議題とし、執行部からの説明の後、議員から郵政民営化に伴う課税の特例に関して、国鉄民営化に際しての取扱いの問いには、郵政民営化と同様に特例が設けられており、課税標準額を2分の1の額としているとの回答がありました。質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第91号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、政策企画部市民部の一部所管分についてであります。執行部からの説明の後、質疑において委員から財政調整基金への積立額として、1億7,000万円が計上され、これまでの最高額ともなろうが、その運用をどう考えているのかの問いには、他会計への繰出金等も含め、市全体で資金運用を考えていると回答がありました。さらに、病院事業会計への繰出しもあるのかとの問いには、繰出金に限らず、優先度の高いものへの財政出動はあると答弁がございました。質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第86号、平成19年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、政策企画部市民部の一部所管分全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、平成19年請願第2号、光市当局及び関係機関における物品納入、工事請負等に地元企業優先に係る請願を議題とし、紹介議員からの説明の後、本請願の本文中にある、光総合病院への食材納入が日清医療食品株式会社に一元化され、一方的に排除されてしまいましたの文面については、入札等にあっては、経済性や競争性が求められる点において、一元化あるいは一方的に排除についての文書化には誤解がないようにとの確認からの質疑がありましたが、本請願の趣旨は、請願提出に至ったことの発端は、納入業者がその要因であるが、物品納入や工事請負等に関する全体的な意味合いのものであること、経済性を求めることは当然であるが、地元企業や業者がいなくなってしまうことへの市民の声であること等の説明があり、討論はなく、採決の結果、平成19年請願第2号、光市当局及び関係機関における物品納入、工事請負等に地元企業優先に係る請願については、賛成多数により採択すべきものと決しました。  最後に、継続審査事件であります平成17年請願第1号、上関原発建設反対を求める請願書を議題として、関係所管部から6月定例会以降の原子力発電事業に係る報告を受けた後、討議に入り、1、新潟中越沖地震による柏崎刈羽原発の事故にも見られるように、多くの国民が原発政策を不安視している。安全対策はどうなっているのか等々の安全性の観点からもぜひ採択をお願いしたいとの意見。2、旧光市議会における上関原発を巡っての請願の取扱いについては、昭和63年当時の請願及び平成2年当時の請願については、審議未了、平成10年上程の請願については、資源エネルギー庁から求められた知事意見提出の前に、安全性の確保に関しての一部趣旨採択とした経緯の報告、説明の上、本請願の一部である原発に対する国民の不安感、不信感の増大という趣旨を採択したいとの意見。3番目、安全性の確保が前提であり、安全安心は絶対必要な条件であるとの意見。4、最近の不測の事態における災害等から国民の不安感が募っていることも事実、あわせてクリーンエネルギーの視点から考えることも必要という意見など、発言がありましたが、質疑終結後、討論において、原発には、安全性の確保が欠かせないことは理解する。本市から30キロメートル圏内にある上関原発建設には反対を。この夏の電力需要を見ても電力は足りているのが現実であり、原発は必要なく、建設反対に賛同されたいとの賛成討論がありました。討論を終結し、採決の結果、平成17年請願第1号、上関原発建設反対を求める請願には、賛成多数により、本請願書の一部である「原発に対する国民の不安感、不信感はますます増大している」の箇所にいう、「国においての原発の安全性の確保が重要である」という趣旨についての一部趣旨採択とすべきものに決しました。  以上が本委員会における審査の概要と結果であります。  以上でございます。 ◯議長(市川  熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) なければ質疑を終結いたします。  以上で常任委員長報告を終わります。  ただいまの、環境民生委員長からの報告にありましたように、平成19年請願第1号につきましては、光市議会会議規則第104条の規定に基づき継続審査の申出がありました。よって、お諮りいたします。平成19年請願第1号につきましては、環境民生委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、平成19年請願第1号につきましては、環境民生委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
     次に、平成19年請願第2号を議題といたします。  この請願につきましては、討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。平成19年請願第2号につきましては、採択することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、平成19年請願第2号は採択することに決しました。  次に、平成17年請願第1号を議題といたします。  この請願につきましては、討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決いたします。  お諮りいたします。平成17年請願第1号につきましては、総務文教委員長のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(市川  熙君) 起立多数と認めます。よって、平成17年請願第1号につきましては、委員長報告のとおり一部趣旨採択することに決しました。  次に、ただいま継続審査に付することに決しました平成19年請願第1号及び採択された平成19年請願第2号並びに一部趣旨採択された平成17年請願第1号を除く、認定第1号から認定第3号及び議案第86号から議案第99号までの17件につきましては、いずれも討論の通告はありませんので、これより一括して採決をいたします。  お諮りいたします。認定第1号から認定第3号及び議案第86号から議案第99号までの17件につきましてはそれぞれ各常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第3号、議案第86号から議案第99号までの17件につきましては、それぞれ委員長報告のとおり認定並びに可決されました。  次に、議案第100号を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、河村議員、磯部議員、林議員の退席を求めます。         〔河村 龍男君 磯部登志恵君 林  節子君 退席〕 ◯議長(市川  熙君) この議案につきましては、討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第100号については、建設経済委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第100号は、建設経済委員長報告のとおり可決されました。       ───────────・────・────────────   日程第3.意見書案第7号 ◯議長(市川  熙君) 次に、日程第3、意見書案第7号を議題といたします。  この議案について、提出者の説明を求めます。中本議員。 ◯24番(中本 和行君) 提案申し上げます。  意見書案第7号は、市民生活を支える道路整備財源の確保を求める意見書についてであります。  道路は、豊かな市民生活や、地方の活力ある経済、社会活動を支える最も基礎的なインフラであり、少子・高齢化が進展している中、活力ある地域社会の形成を推進するとともに、地球規模での環境問題に対し、安全安心を実感できる地方の実現を図るためには、道路整備が引き続き重要であると考えます。国、地方問わず厳しい財政状況下にあるものの、本市の道路整備はまだ十分とは言えず、国道188号線を補完し、幹線道路が接続する都市計画道路虹ケ丘森ケ峠線及び瀬戸風線並びに県道光井島田線や、光日積線等の早期整備を図る必要があります。よって、国におかれては、市民生活や経済、社会活動を支える重要な基盤施設である道路については、道路整備が計画的かつ着実に推進できるよう中期計画に位置づけるとともに、整備のために必要な財源の確保を図ることを強く求めるものであります。  以上、御提案申し上げますので、御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◯議長(市川  熙君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案につきましては委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は、委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。討論がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。意見書案第7号は、原案のとおり可決いたすことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第7号は原案のとおり可決されました。  お諮りをいたします。この際、会期延長の件を日程に追加し、追加日程第4として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、会期延長の件を日程に追加し、追加日程第4として議題といたすことに決しました。       ───────────・────・────────────   日程第4.会期延長について ◯議長(市川  熙君) お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日までと議決されておりますが、議事の都合により、10月11日までの15日間延長いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、15日間延長することに決しました。  お諮りをいたします。ただいま、市長より、認定第4号から認定第10号が追加議案として提出されました。これを日程に追加し、追加日程第5として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(市川  熙君) 御異議なしと認めます。よって、認定第4号から認定第10号までの7件を日程に追加し、追加日程第5として議題といたすことに決しました。       ───────────・────・────────────   追加日程第5.認定第4号〜認定第10号 ◯議長(市川  熙君) 追加日程第5、認定第4号から認定第10号までの7件を一括議題といたします。  これらの事件について、提出者の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 認定第4号から認定第10号までは、平成18年度光市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算についてお諮りするものであります。これらの各会計の決算につきましては、監査委員の審査に付しておりましたが、別冊意見書のとおり送付を受けましたので、議会の認定に付するものであります。  さて、平成18年度の我が国経済の実質経済成長率は、設備投資の増加や雇用環境の改善など、民需中心の景気回復が進む中、2.1%と安定的な成長が持続いたしました。また一方では、国庫補助負担金や、地方交付税の見直しなど、三位一体の改革が断行される中、地方財政を取り巻く環境は以前にも増して厳しいものとなっております。こうした中、本市では合併特例債や、合併市町村補助金などの有効活用を図り、新市建設計画に掲げた施策の計画的な推進に努めるとともに、新たな行政ニーズ等に的確に対応しながら、様々な事業に取り組みました。  まず、地域福祉対策では、障害者自立支援法の施行に伴い、新たなサービス体系へ向けた対応を図るとともに、総合福祉センターに設置した地域包括支援センターにおける総合相談業務の実施など、障害者福祉や高齢者福祉の向上に努めました。  また、泉源を活用した新たな市民の健康づくりと交流拠点の場として平成17年度から着手しております三島温泉健康交流施設建設事業につきましては、実施設計や泉源開発工事、建設用地の造成工事を実施いたしました。  子育て支援対策では、おっぱい都市宣言の理念を踏まえ、保育サービスや母子保健事業などの推進をはじめ、園児と親を対象とした食育子育て支援事業の拡充や、3歳未満児を対象としたすくすくメールの発信など、安心して子供を産み育てることができる環境づくりに努めました。  環境保全対策では、自然敬愛都市宣言の趣旨を踏まえ、島田川エコデザイン事業による市民意識の醸成や、良好な景観の保全及び形成を目的とした景観計画の策定に着手するとともに、引き続き室積、虹ケ浜両海岸の松林の保護及び育成に努めました。  また、廃棄物対策として、廃棄物減量等推進審議会の設置をはじめ、ゴミの新分別体制や、ゴミの減量化、資源化に向けての取組みを進めました。  生活基盤整備では、川園線や、中央町線などの幹線道路の整備に取り組むとともに、緑町住宅の建て替え事業、公共下水道整備事業などの計画的な推進に努めました。  また、地域交通対策として、平成17年度に実施したバス交通システム可能性調査の結果を踏まえ、市営バスの運行ルート、ダイヤの改正を実施いたしました。  農林水産基盤整備では、大田地区の農業集落道整備、天符地区の圃場整備、光漁港広域漁港整備や、室積松原海岸の養浜工事、戸仲地区の海岸保全整備などに継続して取り組むとともに、新たに地産地消を推進するための特産品直売施設基本構想を策定いたしました。  教育面では、市内小・中学校において、二学期制を導入し、そのメリットを生かした総合学習推進事業に取り組むとともに、公民館車両に青色回転灯を設置し、子供達の見守り活動の充実に努めました。  また、歴史的資源の保存活用として、石城山神籠石の保存、修復を行うとともに、平成19年2月には、神籠石サミットを開催し、文化財の保護、活用や、情報発信に取り組みました。  さらに、平成19年3月には、新市建設計画の理念を継承しつつ、新たな課題や市民ニーズを踏まえた、新光市の道しるべとなる光市総合計画を策定いたしました。この計画におきましては、新たな都市経営の視点に立ち、計画期間で達成すべき目標、指標の設定案、主要施策等の展開フローの明示など、新しい時代を見据えた様々な工夫や手法を取り入れました。  平成18年度の決算内容につきましては、決算書並びに附属資料に記載のとおりでありますが、一般会計におきましては、歳入歳出差引残高は、約8億9,371万円となり、実質収支で約8億6,303万円の黒字となりました。黒字の主な要因といたしましては、歳入面では、市税など約5億7,300万円の増収があったこと、また、歳出面では、各品目にわたる不用額約2億9,000万円などがあったことによるものであります。これらの剰余金の処分につきましては、先の6月議会でお諮りいたしましたように、平成19年度の当初予算の財源として計上しておりました2億円を差し引いた約6億6,303万円を、補正財源の一部として充当いたしたところであります。  以上、皆様方の御理解と御協力のお蔭をもちまして、認定第4号から認定第10号までの一般会計及び特別会計につきましては、ほぼ事業計画に沿った決算ができたものと考えております。しかしながら、経常収支比率や、新たな財政指標である実質公債費比率はやや改善したものの、依然として改善が必要な水準にあり、本市を取り巻く財政環境は厳しいものがございます。また、地方交付税改革をはじめ、今後の地方財政対策が不透明な中で、引き続き行政改革大綱及び財政健全化計画に基づく徹底した行財政改革に取り組みながら、本市の将来像である、「人と自然がきらめく 生活創造都市」の実現を目指し、総合計画の着実な推進に全力を傾注してまいる所存であります。この上とも御支援賜りますようお願い申し上げます。  なお、平成18年度決算の詳細につきましては、担当参与から説明をさせますのでよろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(市川  熙君) 続いて補足説明を求めます。杉村政策企画部長。 ◯政策企画部長(杉村 博三君) お疲れのところ大変恐縮でございますが、認定第4号から認定第10号までの平成18年度光市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算につきまして、市長説明を補足させていただきます。  なお、決算数値につきましては、1万円未満の端数を切り捨てて御説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、決算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  まず、認定第4号でございますが、一般会計の決算につきましては、この表の一番上にありますように、また、ただいま市長説明にもありましたように、形式収支は8億9,371万円の黒字になっており、翌年度の繰越財源を差し引いた実質収支でも、8億6,303万円の黒字となっております。  また、認定第5号から認定第10号までの6つの特別会計につきましては、形式収支では、黒字決算分が合わせて4億1,001万円、赤字決算分が合わせて21億1,350万円で、差引き17億339万円の赤字となっており、実質収支でも17億1,146万円の赤字となっております。したがいまして、一般会計と特別会計を合わせた形式収支では8億968万円、実質収支では8億4,842万円のそれぞれ赤字となっております。  それでは、一般会計の歳入から御説明申し上げます。  まず、市税等の収納状況でございますが、主要施策の成果の7ページをお開きいただきたいと思います。  この表は、税目ごとの収納状況をお示ししているもので、一番下の合計欄をご覧いただきたいと思いますが、市税全体では、調定額118億2,890万円に対し、113億7,203万円が収入済額となっており、18年度の徴収率は、全体では96.1%で、前年度の収納率は95.9%でございましたので、0.2ポイント上回る結果となりました。  また、左側の6ページの表でございますが、個人市民税では、景気回復や税制改正による課税所得の増加などにより、対前年度比で7.9%の増となり、法人市民税では、企業の好調な業績により、対前年度比で32.6%の増となっております。  また、固定資産税では、企業の設備投資はあったものの、地価の下落などにより、対前年度比で1.6%の減となり、同じく都市計画税でも対前年度比で2.9%の減となりましたが、市税全体では、対前年度比で11.3%の増となっております。  次に、資料がいろいろなところに飛びまして恐縮でございますが、審査意見書の19ページをお願いいたします。  下の表にございますように、市税の調定額に対する不納欠損額は3,521万円となっております。市税不納欠損の要因別分析でございますが、無資産、生活困窮、死亡などのいずれもやむを得ない理由で、地方税法等の規定により不納欠損となったものでございます。  次に、決算書の2ページに戻っていただきたいと思います。  第2款の地方譲与税では、所得譲与税、自動車重量譲与税、地方道路譲与税及び特別トン譲与税を合わせまして、5億9,775万円が調定どおり収入済となっております。  次に、第3款利子割交付金では、2,639万円が調定どおり収入済となっております。  また、以下の配当割交付金2,591万円、株式等譲渡所得割交付金2,333万円、地方消費税交付金4億6,945万円、ゴルフ場利用税交付金705万円、自動車取得税交付金1億1,053万円、地方特例交付金4億4,017万円につきましても、調定どおり収入済となっております。  次に、第10款の地方交付税につきましては、普通交付税15億182万円、特別交付税8億301万円、合わせて23億483万円が調定額どおり収入済となっております。なお、特別交付税の中には、合併市町村に対する包括的措置分約8,657万円を含んでおります。  次に、第13款の使用料及び手数料につきましては、2億5,619万円が収入済となっており、収入未済額は7,263万円となっておりますが、これは住宅使用料と幼稚園授業料の収入未済でございます。住宅使用料の収納率につきましては、主要施策の成果の162ページに記載しておりますので、そちらをお開きいただきたいと思います。  収納率は、現年度分が95.3%、過年度分が7.9%となっております。前年度と比較いたしますと、現年度分は0.5ポイント下回りましたが、過年度分は0.5ポイント上回っており、全体では0.3ポイント上回っております。なお、住宅使用料の不納欠損額の状況が、審査意見書に記載されておりますので、審査意見書の26ページをお開きいただきたいと思います。  中ほどの表が、土木、教育使用料の収入状況でございます。この表の中ほどに、住宅使用料の収納状況をお示ししておりますが、96万円が不納欠損額となっており、これらは消滅時効によるものでございます。  次に、決算書に戻っていただきまして、3ページをお願いいたします。  第14款の国庫支出金でございますが、14億5,918万円が収入済となっております。  また、第15款の県支出金として、10億3,379万円が収入済となっておりますが、292万円が収入未済となっております。これは、翌年度への繰越事業となっている小規模治山事業に係る補助金でございます。  第20款の諸収入でございますが、7億1,501万円が収入済となっておりますが、5億6,473万円が収入未済となっております。この主なものは、住宅新築資金等貸付金元利収入3億304万円、同和福祉援護資金貸付金元利収入2億6,075万円でございます。  また、第21款の市債につきましては、調定額に対して12億4,740万円が収入済となっており、3,200万円が収入未済となっておりますが、これは中央町線道路改良事業など、翌年度への繰越事業に係る市債の収入未済分でございます。
     続きまして、歳出について御説明申し上げます。  決算書の5ページをお願いいたします。  一番下の合計欄でございますが、予算現額に対する不用額が2億9,033万円となっております。その主なものは、左側のページから順次、総務費の3,193万円、民生費の9,996万円、衛生費の1,638万円、土木費の1,600万円、教育費の3,111万円及び予備費の6,867万円などでございます。なお、これらはいずれも平成19年度への繰越財源となるものでございます。  以下、歳入歳出の詳細につきましては、決算書の26ページ以降に記載しておりますが、これらの事業成果につきましては別冊の主要施策の成果について、また補足資料といたしまして、決算審査参考資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。  次に、決算審査参考資料の25ページをお願いいたします。  ここに経常収支比率や起債制限比率などの推移をグラフで表しております。経常収支比率は、御承知のように、人件費、扶助費、公債費などの経常経費に、市税、普通交付税など毎年継続して経常的に収入される使途が特定されていない一般財源がどの程度充当されているかを示す指標でございまして、臨時財政対策債や、減税補てん債を経常収入、一般財源に算入した平成18年度の比率は86.6%となっており、県下13市の中では最も低い数値となっております。18年度では、経常経費に充当した経常一般財源の伸びが1.4%であったのに対し、経常一般財源の伸びが7.2%の増となったため、17年度に比べて5ポイントの改善となりましたが、市レベルでは75%程度が妥当とされておりますので、そのラインを超えている状況にございます。  また、普通会計ベースの公債費負担の健全度を示す起債制限比率は、18年度では12.1%と、前年度に比べて1.1ポイント改善しておりますが、この要因としては、一般会計の公債費償還のピークが過ぎたことにより、公債費充当一般財源が減少し、また標準税収入額が増加したため、こうした状況となったものでございます。しかしながら、実質公債費比率は、対前年度比で0.4ポイント改善しているものの、依然として起債の事前協議制への移行の条件である18%を超える22.0%という数値になっており、国の求めによる公債費負担適正化計画を踏まえ、引き続き慎重かつ安定的な行財政運営に努めなければならないと考えております。  また、財政力指数は、このグラフからもお分かりのように上昇傾向にあり、18年度は0.85となっておりますが、これは主に法人市民税の伸びにより、こうした状況となっております。  続きまして、特別会計について御説明申し上げます。  決算書に戻っていただきまして、257ページをお願いいたします。  まず、国民健康保険特別会計につきましては、3億750万円の黒字となっております。しかしながら、保険給付金の増加が見込まれるなどの厳しい状況が予測されることから、引き続き事業の健全運営に向けた取組みを進めることとしております。  次に、281ページをお願いいたします。  簡易水道特別会計につきましては、上ケ原、岩屋・伊保木、牛島、大和の4地区の給水事業を行っているもので、614万円の黒字となっております。なお、平成18年度では、広域住宅配水管布設替え工事を実施するなど、施設の適正な管理、運営に努めたところでございます。  次に、295ページをお願いいたします。  墓園特別会計につきましては2,594万円の赤字となっておりますが、これは主として過去からの西部墓園の造成工事に起因する前年度繰上充用金によるものでございます。なお、平成18年度におきましては、西部墓園で4平方メートル墓所など53区画、大和あじさい苑で4平方メートル墓所3区画の永代貸出しを行いました。  次に、301ページをお願いいたします。  下水道事業特別会計につきましては、20億4,161万円の赤字となっておりますが、これは財源不足に伴う前年度繰上充用金によるものでございます。なお、平成18年度では、管渠敷設約2,321メートル、整備面積12ヘクタールを施行、新たに12ヘクタールを供用開始するなど、処理区域面積は合わせて848ヘクタール、処理区域内戸数は1万4,813戸となっておりまして、普及率は66.9%となりました。また、一般会計からの繰入金は、維持管理費分を含め12億円となっておりますが、引き続き経営の健全化に向けた取組みを行うこととしております。  次に、315ページをお願いいたします。  老人保健特別会計につきましては、4,594万円の赤字となりましたので、翌年度の繰上充用金で補てんすることといたしました。なお、一般会計から3億7,883万円を繰り入れ、制度の健全な運営に努めたところでございます。  次に、325ページをお願いいたします。  介護保険特別会計につきましては、平成18年度から第3期事業運営期間に入り、予防重視型システムへの転換、地域密着型サービスの創設などの制度改正等により、保険給付費総額では前年度対比で1.9%減少し、形式収支では9,645万円の黒字、実質収支でも8,839万円の黒字となりました。なお、一般会計から5億3,032万円を繰り入れまして、制度の円滑な運営に努めたところでございます。  以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(市川  熙君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言を願います。  河村議員。 ◯18番(河村 龍男君) なかなか質疑までの時間の間がないものですから、取りまとめが難しいんでありますが、中でも不納欠損処分について、大変増加をしております。市税等収納率向上特別対策本部での取組みにつきましても、ある程度の評価をするものではありますが、何かが恐らく足らないんだと思いますが、そういった反省点を含めて、この不納欠損についてもう少し詳しく御答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(市川  熙君) 梅永部長。 ◯市民部長(梅永 敏博君) 税務課を所管しております私のほうから御回答させていただきます。  不納欠損につきましては、もう議員御承知のように、それぞれ経済情勢等によりまして、滞納した場合に行っております。不納欠損の要因につきましては、監査意見書のほうの19ページに表しておりますけど、主なものを言いますと、無資産、生活困窮というような形になってまいります。これまでも健全な財政運営の観点から、徴収率の向上等については努めてまいっておるわけでございますけども、どうしても支払い能力のない方、あるいは市外やそういった転居等によって居所不明の方等が発生いたしまして、これらにつきまして県のほうの指導もございまして、今回不納欠損により整理したというところがございます。  また、議員のほうにもお言葉がございましたけれど、光市市税等収納率向上特別対策本部のほうにおきましては、本年2月には、弁護士さんをお招きして、そういった徴収に関わる関係職員が研修を行っておりますし、また本年7月にもそういった研修会あるいは情報交換の場を設けております。  今後とも、より適正な収納に向けて、関係各課とも連携しながら努力してまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただけたらと思います。 ◯議長(市川  熙君) 河村議員。 ◯18番(河村 龍男君) ちょっと私の聞きようも悪かったような気もしますが、前年度に比べてもですね、件数あるいは金額についても相当増えているわけであります。主要施策の成果の中にも、そういう対策本部の中で、納税相談や夜間及び休日臨戸徴収を実施したと、こういうふうに書いてありますが、具体的にそれではどの程度の実施状況であったのか、その成果についてもちょっとお示しをいただけたらと思います。 ◯議長(市川  熙君) 梅永部長。 ◯市民部長(梅永 敏博君) 議員仰せのように、これまでも行っておりましたけども、毎月夜間徴収あるいは休日徴収を行っております。今議員が仰せのように、17年度と18年度を比べますと、不納欠損の額で申し上げますと、約1,270万円、件数で約350件の不納欠損となっております。これにつきましては、今回はたまたまといいますか、タイミング的に、平成9年度以前のそういった件数等が多かったということで、特段の、今回特別に不納欠損を増やしたということではございません。不納欠損を行った要件自体は、これまでと同じでございますが、そういったこれまで若干残っておりました過年度の、過去の5年以前のものにつきまして、県の指導もあって整理しておるという状況にございます。  徴収のほうにつきましては、先ほども申し上げましたように、そういった弁護士さんのほうの御意見もいただきながら、また、先ほども言いましたように、休日も職員が各戸を臨戸訪問いたしまして、より一層の御理解を、滞納者の方の御理解をいただきながら、徴収のほうに努力しているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(市川  熙君) 河村議員。 ◯18番(河村 龍男君) できれば、こういった機会に、こういうふうなことも努めてきたというふうな発表をしていただければ、例えば、議会をお聞きになっておられる方の理解も深まるんであろうと、こう思うわけであります。特に今回、保育料等についてもですね、不納欠損が上がっておるようでございます。ぜひそのあたりのところについては、十分御注意をいただきましてですね、仕事に励んでいただいたらと思います。  終わります。 ◯議長(市川  熙君) 他にありませんか。  なければ質疑を終結いたします。  これらの議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ───────────・────・────────────   散  会 ◯議長(市川  熙君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  御協力ありがとうございました。                  午後0時12分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長   市 川   熙                     光市議会議員   加賀美 允 彦                     光市議会議員   森 戸 芳 史                     光市議会議員   今 村 鐵 雄...