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2004.03.23 平成16年第1回定例会(第5日目) 名簿
2004.03.23 平成16年第1回定例会(第5日目) 本文
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  1. 光市議会 2004-03-23
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    2004.03.23 : 平成16年第1回定例会(第5日目) 本文 ( 183 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロード ※ヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時0分開議   開  議 ◯議長(中本 和行君) ただいまから本日の会議を開会いたします。       ───────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(中本 和行君) 本日の議事日程はお手元に配付いたしておるとおりでございます。       ───────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(中本 和行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、森永議員、稗田議員、西村議員、以上3名の方を指名いたします。       ───────────・────・────────────              〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 森永議員。 ◯16番(森永 教文君) それでは、議員辞職勧告決議について、よろしくお願いします。  中本議員の辞職勧告について。  私は、きょう・3月23日、議場において中本議員に対して辞任を申し渡さなければならないことに対して、残念で胸が一杯であります。────────────────────────────────────────────────また、彼を支持してこられた議員諸公も残念なことであろうかと思います。なぜなら、この問題は、100条委員会の立上げのための契約書の有無でございます。紛失でございます。契約書を出し、中本議員は白であるということを証明されるならば別でございますが、我々も、弁護士調査におきまして、契約書の提出を迫ってまいりましたが、逆に、他の弁護士を通され、契約書の出されることについて反対をされてこられました。ということも事実であります。
     しかし、正義は必ず勝つと思う我々のグループは、光市をこのままにしてよいのか、警察も要らない、何も要らない、真実も解明せず、暗いままでよい、ということではなかろうかと思います。しかし、我々のグループは、熱い熱い熱意と光市を愛する心から、契約書がどこにあるかを追及いたしました。あります。弁護士調査で出なければ、どこに申請すればよいか。市長さんも御理解いただけると思います。この問題については市長さんも昨日まで大変努力をされてこられましたが、実っておりません。だから、私がここに、────────辞職勧告を議会にお願いする次第でございます。この問題の解決なしに、ブルーのままで、黒のままで、新しい新市合併もないのではありませんか。  まず、辞任問題は御本人自身の問題でございます。これ以上の混乱を、さらに中本議員は続けられようとしておられるのですか。私は、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬がある」という言葉にも思い起こすわけでございます。1秒も早く身を処し、捲土重来をされるべきであると私は信じております。あなたの過去の実績もすばらしいものがありました。しかし、このことにおいて、水に流されようとしておられるのでしょうか。このことについて、中本議員の議員の資格についてを提議いたします。  議員辞職勧告についての趣旨は、3月2日の初日の議長不信任案のところでも申し上げておりますが、やはり地方自治法第92条の2の兼業禁止違反、第127条の議員失職も当然のことであります。よって、議員辞職を勧告いたします。よろしくお計らいをお願いいたします。 ◯議長(中本 和行君) ただいま森永議員から議員辞職勧告決議案提出の動議が提出されました。この動議について、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) この動議は、所定の人数以上の賛成者がありますので、成立をいたしました。  ここで暫時休憩いたします。                  午前10時6分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前10時35分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  お諮りいたします。森永議員から提出のあった議員辞職勧告決議案提出の動議を日程に追加し、追加日程第2とし、以降の日程をそれぞれ繰り下げて議題とすることについて御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、議員辞職勧告決議案を日程に追加し、追加日程第2とし、以降の日程をそれぞれ繰り下げて議題とすることに決しました。  ここで暫時休憩いたします。                  午前10時36分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前10時37分再開 ◯副議長(河村 龍男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  地方自治法第117条の規定により、中本議員の退席を求めます。                〔中本 和行君 退席〕       ───────────・────・────────────   追加日程第2.決議案第2号 ◯副議長(河村 龍男君) 追加日程第2、決議案第2号、議員辞職勧告決議案を議題といたします。  本件について、提出者の説明を求めます。森永議員。 ◯16番(森永 教文君) 最初に不適切な言葉がございましたので、訂正をお願いします。────と発言しましたことについてはお取消しをお願いいたします。  それでは、議員辞職勧告決議案について説明をいたします。  長い歴史と伝統ある光市議会の信用と権威を失墜させた、執行部に対する多大な迷惑、市民に対する背信行為に対しての責任は重大であります。  よって、中本和行議員は辞任されるよう強く要望いたします。  以上、決議する。 ◯副議長(河村 龍男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(河村 龍男君) なければ質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。討論がありましたら御発言を願います。市川議員。 ◯12番(市川  熙君) ただいま提出されました中本和行議員に対する議員辞職勧告決議案につき、怒りを持って、反対の立場から討論に参加をしたいというふうに思っております。  議会初日に提出され反対多数で否決されました議長不信任決議案のときにも申し上げましたが、中本議員につきましては、地方自治法第92条の2に違反する事実はなく、決議案は不当でありました。否決されたにも拘わらず、同様な理由で本決議案が提出されたことにつきましては、全く理解できないどころか、本決議案の提出は不当ではないかという感さえあるわけであります。  皆さん、よくお聞きください。議員がその身分を失うのは、任期満了、除名の懲罰、資格決定、辞職、身分に影響する裁判の確定等、法令に規定されるものに限定されているわけであります。任期満了、辞職、あるいは、例えば連座制適用によって議員の身分が剥奪された場合につきましては、もちろん申し上げることはありませんが、除名の懲罰、これは、議員の3分の2以上の者が出席し、その4分の3以上の者の同意を要することとされ、資格決定につきましても、地方自治法によって、出席議員の3分の2以上の多数によりこれを決するという規定からも明らかなように、一議員の身分に関することにつきましては、決議案のような過半数決議にはなじまないということが、学会あるいは実務会、双方の定説であります。  中本和行議員の責任が明らかになっていない時点で議員の辞職勧告決議案を提出することは極めて異例なことであり、この決議案が提出されたことにより、事実でないうわさ話でも議員辞職勧告決議案が提出されたことの前例になったことは、長い歴史と伝統ある光市議会の信用と権威を失う結果になったことは、誠に遺憾であります。  かのロッキード問題で、衆議院議員佐藤孝行氏が第一審の東京地裁で有罪判決を受けることで議員辞職勧告決議案が提出されましたが、当時の林修三駒澤大学教授は、「もし二審で無罪判決が出た場合、どのように本人の名誉を回復するのか」と、有罪判決を受けた議員に対してさえ、辞職勧告決議案の提出に疑問を投げ掛けております。  住民が直接選んだ議員を、同僚議員が決議案を提出し、辞職を勧告することは、本来、おかしいことであります。辞職を勧告できるのは選挙民だけであり、議会内での過半数決議にはなじまないものであります。  また、中本議員の第92条の2に対する違反が明らかになっていないのに、彼の政治生命に大きな影響を与える本辞職決議案には強く反対を表明いたしまして、私の反対討論といたします。  以上です。 ◯副議長(河村 龍男君) 他にありませんか。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 私は、中本議員の議員辞職勧告決議案に対しまして、保留する立場ですが、討論に参加をさせていただきます。 ◯副議長(河村 龍男君) 発言の途中ですが、暫時休憩させていただきます。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前10時44分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前10時48分再開 ◯副議長(河村 龍男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 改めて、先ほどの「保留」と言うたのは訂正をいたしまして、中本議員の議員辞職勧告決議案に反対の立場で討論に参加をいたします。  光市立病院の病院内の入院患者用のテレビを設置したことについて、真相解明については極めて不十分であり、執行部の責任は問われなければならないと思います。一番大きな問題は、契約書が紛失したという問題であります。契約書が出てきさえすれば、真相は極めて明らかになるというふうに私は考えております。したがって、病院経営の責任者である市長、そして市立病院の事務局長、紛失したというような、極めて事態をぼかすような、そういうやり方をしてこの問題に対する市民の不信をますます増幅させるような、そういうやり方をとるのでないことを私は求めます。  併せて、中本議員の経営する電器店が、小・中学校の電気備品整備について、平成14年度・15年度、2年連続して納入契約指名が断トツになっている。2位以下を大きく引き離して断トツになっている問題も、極めて黒に近いグレー、つまり、議員地位を利用して便宜を図らせたと思われるような事態も見られます。  したがって、こういうものを含めて、執行部は、真相解明に全力を挙げる、そういう義務があります。しかしながら、現時点では、この真相は本当に誰の目から見ても明らかである、黒である、いうことが言えない事態になっています。繰り返して言いますが、市長をはじめ、病院の事務局が全力を挙げてこの事態の真相を、議会で、市民にキチンと事実経過を、証拠書類をそろえて提出をし、市民の目にも明らかにするように求めまして、真相解明の現段階では、議員辞職勧告決議に至っていないということも強調いたしまして、反対討論といたします。 ◯副議長(河村 龍男君) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(河村 龍男君) なければ討論を終結いたします。  これより、決議案第2号、議員辞職勧告決議案につきまして、採決を行います。  お諮りいたします。決議案第2号、議員辞職勧告決議案につきまして、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯副議長(河村 龍男君) 起立少数であります。したがって、議員辞職勧告決議案は否決されました。  先ほどの森永議員の発言の取消しの申出につきましては、後刻、会議録を調整の上、善処いたします。  ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前10時53分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前11時1分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ───────────・────・────────────   日程第3.議案第1号〜議案51号・議員提出議案第1号及び第2号        平成15年請願第3号 ◯議長(中本 和行君) 次に、日程第3、議案第1号から議案第51号、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号並びに平成15年請願第3号の54件を一括議題といたします。  これらの事件につきましては、昨日までの休会中に、それぞれの常任委員会において審査されていますので、その概要と結果について、これより、各常任委員長から順次報告をお願いいたします。  まず、環境民生委員長よりお願いいたします。今村環境民生委員長。 ◯8番(今村 鐵雄君) それでは、環境民生委員会の報告をさせていただきます。  休会中の3月9日、全委員出席の下、環境民生委員会を開催し、付託事件について審査を行いましたので、その概要と結果について御報告をいたします。  最初に、市立病院所管分付託事件審査について御報告いたします。  議案第49号、市立病院使用料手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とし、執行部より説明を受けた後、委員より数点の質疑がありましたが、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号、平成16年度光市病院事業会計予算を議題とし、執行部より詳細な説明を受けた後、委員より、1、医療機器・備品購入についての内訳を。2、一般会計からの負担について。3、平成15年度の決算見込みについて。4、6人部屋を4人部屋に改修するということであるが、年次的計画を持っているか、など質したのに対して、1については、高度化する医療技術を積極的に取り入れ、医療のIT化を推進し、医療機能評価の受診に備えるため、積極的な投資予算とした。マルチスライスCT更新が1億2,500万円、放射線科の画像システムが6,600万円、ICUモニターシステムが2,100万円、乳癌検診のマンモグラフィーが850万円、電子カルテシステムが1億7,500万円、ベッドサイドチェアなど2,500万円である。2については、地方公営企業法第178条の2に規定があり、病院事業に要する経費のうち、地方公共団体の一般会計が負担するものとして、1つ、その性質上、経営に伴う収入をもって充てることが適当でない経費、2つ、当該病院事業の性質上、能率的な経営を行ってもなお、その経営に伴う収入をもって充てることが客観的に困難であると認められる経費、と規定があり、これらの経費以外については病院の経営に伴う収入をもって賄うべきであると定められている。これらの繰出額を決定するに当たり、毎年、予算編成時に決定をしている。3については、今時点での見込みの数字は難しいが、現時点では若干黒字を見込んでいる。4については、医師派遣の都合で産婦人科の産科部分がなくなるので、分娩室、新生児室を病室に改修していく中で、今24室ある6人部屋を4人部屋に改修するように努める。また、人間ドックで使用している病室を一般病室に切替え、ドックの宿泊は外部へ出すことにより、210床は下げないよう工夫するということで取り組んでいく、との回答があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  引き続き、福祉保健部所管分付託事件審査について御報告いたします。  議案第18号、光市総合福祉センター条例の一部を改正する条例、議案第20号、光市憩いの家条例の一部を改正する条例、議案第21号、光市休日診療所条例の一部を改正する条例をそれぞれ議題とし、執行部より説明を受けた後、委員より数点の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、議案第18号、議案第20号及び議案第21号は、それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号、光市牛島診療所条例を議題とし、執行部より説明を受けた後、委員より、牛島衛生組合の先行きについてどのように把握しているかと質したのに対し、執行部より、将来島民の医療に尽くしていただける医師の確保、看護師の確保が何より必要である。現在、看護師は、看護業務以外に受付、会計事務等を行っており、看護師の人件費は牛島衛生組合から支出している。このままいくと、赤字が続き、資産も底をつくものと考えられる。光市立病院が、平成14年度、へき地医療拠点病院として知事より指定を受けており、牛島衛生組合の運営を光市に移管するについて調整中であり、もう少し時間をいただきたいとの回答があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号、光市特設住宅条例を廃止する条例を議題とし、執行部の説明を了として、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、福祉保健部所管分を議題とし、執行部より詳細な説明を受けた後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものについて御報告いたします。  1、社会福祉協議会の事業委託の内容について。2、保育所の地域活動費504万円の説明を。3、私立保育所措置委託料3,000万円増額の理由を。4、次世代育成支援行動計画の策定で基本的な考え方を、など質したのに対し、1について、社会福祉協議会へ、実質的には、各事業に伴う人件費、ふれあいのまちづくり、地域福祉事業等の補助である。ボランティア活動訪問事業サービスに対する支援、介護用品給付事業等を社協に委託する人件費等を含め支援している。2については、国の補助事業で、私立保育所に対し支出するもので、保育所の持つ専門的機能を地域住民のために活用する事業に援助するもの。具体的活動は、3世代交流、卒園児との交流、未就園児の集団保育、幼児を持つ保護者への育児講座等。各保育園が実施し、それに補助金を支出するもの。3については、近年、働く保護者が増加しているということで、幼稚園より保育所に入所させたい希望が多く、平成16年度は月平均980人程度を見込んだ。4については、次世代支援行動計画の目的は、子供が健やかに生まれ育成される環境整備を図るための行動計画ということである。考え方として、子育てについて、第一責任は保護者という認識の下、地域の子育て支援、市として子育てに対しどのようにしていくか、具体的な目標を決め、達成するまでの行動計画を作ろうとするもの、との回答があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号、平成16年度光市同和対策住宅新築資金等貸付特別会計予算を議題とし、執行部より説明の後、委員より、対象件数と総額貸付金額、残存金額を質したのに対し、対象件数は263件、貸付金元金のみ8億7,680万円、平成14年度決算で、滞納額約1億2,600万円、未到来分約9,900万円である、との回答があり、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号、平成16年度光市介護保険特別会計予算を議題とし、執行部より説明を受けた後、委員より数点の質疑がありましたが、主なものは、1、介護認定審査会の状況と報酬について。2、保険料の滞納額は、と質したのに対し、1については、21人であり、5人を1チームとして、年間86回の開催見込みで、単価は1万7,600円であり、周南3市同額である。2については、滞納見込額はトータル約800万円ぐらいで、25%の収納率を見込んでいる、との回答があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、環境市民部所管分付託事件審査について御報告いたします。  最初に、議案第16号、光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とし、執行部よりの説明の後、委員より、合併前に激減緩和をして値上げをしようとするのはいかがかと質したのに対し、合併前に値上げをするのではなく、現行税率でいくと平成16年度決算見込みで1億円規模の不足が見込まれ、単年度収支のバランスがとれるよう改正をお願いするものとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号、光市弔慰金支給条例を廃止する条例、議案第23号、光市墓園の設置及び墓地の管理等に関する条例の一部を改正する条例、議案第48号、光市簡易水道給水条例の一部を改正する条例をそれぞれ議題とし、執行部より説明を受けた後、数点の質疑、要望がありましたが、討論はなく、採決の結果、議案第19号、議案第23号及び議案第48号については、それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、環境市民部所管分を議題とし、執行部より詳細な説明を受けた後、委員より多くの質疑がありました。主なものについて御報告いたします。  1、周南東部環境施設組合の残容量の実測をすると、平成18年度末までもつということだが、数量は幾らか。2、リサイクル推進事業で、5円から3円に、今回、なぜ下げるのか。3、事業系の一般ゴミ収集体制について。4、有害ガス測定器購入ということで、具体的にどういうことが分かるのか、など質したのに対し、1については、第2期の残容量は約3万3,200立米である。2については、平成3年度に3円からスタートした。現状、回収団体へは事業者から3円の還元があり、市と合わせると6円の歳入がある。行財政改革を主眼に置き、今回、3円に変更しようとするもの。3については、事業系のゴミ処理については、本来は事業者の責任の下に自己処理をするのが原則である。現在、一定の基準以内で直営収集を行っている。事業系の多量ゴミについては、自己処理をしていただくよう、早急に検討したい。4については、アンモニア・硫化水素・一酸化炭素・炭酸ガスなど20種類の有害ガスが測定できるものである、との回答があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号、平成16年度光市国民健康保険特別会計予算、議案第5号、平成16年度光市墓園特別会計予算、議案第7号、平成16年度光市老人保健特別会計予算をそれぞれ議題とし、執行部よりの説明を了とし、質疑、討論もなく、採決の結果、議案第2号、議案第5号及び議案第7号は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が環境民生委員会における付託事件審査の概要と結果であります。  なお、詳細につきましては、事務局に委員会記録を保管してありますので、御高覧ください。  以上で報告を終わります。 ◯議長(中本 和行君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  次に、建設経済委員長よりお願いいたします。市川建設経済委員長。 ◯12番(市川  熙君) それでは、去る3月10日に、委員全員出席の下、建設経済委員会を開催いたしまして、付託されました22件の事案について審査をいたしましたので、その概要と結果について御報告を申し上げたいというふうに思っております。
     昨年に消費税法の一部が改正され、本年4月1日から適用されることになっておりますが、課税事業者が、取引の相手方である消費者に対して、あらかじめその取引価格を表示する場合には、消費税額を含めた価格を表示することが義務付けられました。このことにより、条例を改正しようとするものが議案第29号、光市漁港管理条例の一部を改正する条例、議案第30号、光市漁港土砂採取料等徴収条例の一部を改正する条例、議案第33号、光市海岸占用料等徴収条例の一部を改正する条例、議案第34号、光市普通河川管理条例の一部を改正する条例、議案第36号、光市下水道条例の一部を改正する条例、議案第47号、光市水道給水条例の一部を改正する条例の6議案でありますが、これらにつきましては、質疑、討論もなく、全会一致で、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。  財政健全化計画の最終年度であります平成16年度に実施しようとする使用料改定と消費税法改定を受けて条例改正しようとするものが4議案提出されました。議案第27号、光市周防多目的集会所条例の一部を改正する条例、議案第28号、光市農村婦人の家条例の一部を改正する条例、議案第31号、光市フィッシングパーク設置条例の一部を改正する条例の3議案につきましては、執行部の説明を了といたしまして、それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第35号、光市都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、数点の質疑の後、財政健全化の観点から使用料等に不適切な部分があるとの反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上の議案以外につきましては、審査の順を追って御報告申し上げたいと思います。  まず、水道局関係の審査についてであります。  議案第46号、光市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例等の一部を改正する条例につきましては、地方独立行政法人法の施行に伴い、関係条例の条文を整理するもので、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第3号、平成16年度光市簡易水道特別会計予算につきましては、質疑、討論もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号、平成16年度光市水道事業会計予算につきましては、薬品関係の水需要についての質疑がありましたが、それには、予測は困難であるが、厳しい見通しを持っているとの回答があり、委員からも、長期にわたって料金据置きを評価する声もあり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、経済部関係の審査についてであります。  まず、議案第24号、光ソフトパーク企業立地促進条例の一部を改正する条例でありますが、これは、本条例の有効期間を延長するためのものであるから、委員に異議はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号、光市事業所設置奨励条例を議題といたしました。これにつきましては、委員の中から具体的な事業を想定しての質疑もあり、活発な意見が出たところであります。  まず、この設置条例により、本当に進出してくる企業があるのか。あるいは、近隣の市町村について、状況はどうであるか等の質疑があり、それに対しまして、執行部より、本制度を利用しようとする動きは既に数件あるようであり、回復基調にある産業界の活性化のためにも、大いにこの制度を利用してほしい。また、下松市や周南市、柳井市と比較しても、条件に多少の優劣はあるが、遜色はない、との回答がありました。討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第26号、光市シルバーワークプラザ条例を議題といたしましたが、これにつきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、経済部所管分を議題といたしました。委員の質疑、あるいは要望等の主なものについて御報告申し上げます。  光漁港広域漁港整備測量調査設計委託料の内容を質したのに対しまして、これは、長期にわたる工事であるから、3年ごとの見直しをしており、本委託料は平成17年以降事業進捗を図るための見直しであるとの回答がありましたが、委員より、地元の意見をよく聴いてほしいとの要望がありました。  海水浴場集客向上対策としてのナイター海水浴について、夜間という特殊状況からして、その安全対策、その期間、設備についての質疑がありました。執行部からは、ナイター海水浴につきましては、特に、危機管理体制が重要であり、陸上の安全管理については警察との緊密な連携が必要であり、海岸部分は監視役として専門的なライフセーバーを配すること、さらに、海上警備として監視船の時間を延長して、おおよそ21時までの監視を続ける。また、病人やけが人への対応体制も整備すること。期間としては3日間を考えており、設備についてはそのほとんどを仮設として業者対応する等の回答がありました。  光市勤労者総合福祉センターの運営につきまして、商工会議所への委託の方が安上がりではないかとの質疑につきましては、委託も選択肢の一つとして検討したが、合併を視野に入れ、その中で検討したいとの回答がありました。  ソフトパーク事業について、光市企業誘致推進協議会の構成メンバー、役割についての質疑に対しましては、大手企業OB、広い人脈を持った企業の代表者、あるいは専門的知識を持った大学の先生、それから市長をはじめとする市の関係者で構成しており、担当者が企業訪問する基礎資料となるあらゆることを情報として提供してもらっているとの回答がありました。  シルバー人材センターの運営につきまして、登録者への仕事配分において、年金等の所得に対する配慮はあるのかとの問いには、シルバー人材センターは基本的には元気な高齢者の生きがい対策事業であり、他の所得に対する配慮はないとの認識を持っているとの回答がありました。  農村振興基本計画策定の基本的な考え方を質したのに対しましては、国が示す指針に基づいて策定をするが、農業関係者や市民の意見を聴くようなワークショップ等を開催したいとの回答がありました。  質疑を終結しましたが、討論はなく、採決の結果、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、経済部所管分は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、建設部関係の審査について御報告申し上げます。  議案第37号、光市営住宅条例の一部を改正する条例につきましては、旧平岡台住宅の用途廃止に係るものであり、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  市道の廃止と認定に係る議案第50号及び議案第51号は一括議題として審査いたしましたが、同様に、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、建設部所管分を議題といたしました。  まず、オートキャンプ場のトイレ新設についての質疑がありました。今回のオートキャンプ場のトイレより、冠梅園の汲取式トイレの方が優先度は高いのではないかとの質疑には、そのトイレにつきましては、計画が不十分で、第三者の土地を通らなければ下水道に接続できないことが判明したこと、また、今回のトイレについては、オートキャンプ場の利用者から施設充実の大きな要望があったところである、との回答がありました。  また、オートキャンプ場の収支につきまして、平成14年度と平成15年度を比べると、どのくらいの改善がなされたのか。利用促進についてはどのような手が打たれるのかと質しましたのに対しまして、件数にしましては155件の増、収入にして約80万円の増収になったこと。また、平成16年度についても、収入については前年比約10%強を見込んでいること。利用促進については、パンフレットの作成、広島電鉄の車内広告、室積温泉への助成、インターネット、あるいは体験キャンプ等の実施など、PRに努めるとの決意が示されたところであります。  また、冠山総合公園の臨時要員については、財政健全化に逆行するのではないかと質したのに対しまして、今年度の指定管理者制度の導入は無理であるが、利用に応じて職員の出勤を調整するなどの工夫をしながら、また、大和町との合併を見据えながら、制度の構築について検討を加えたいとの回答がありました。  建設業界の地元業者の技術力向上対策はどう対応しているかとの質疑には、土木工事については山口県から、建設工事については国土交通省から、品質管理の基準について通達があり、そのような対応をしている。また、発注者側である市の職員の技術レベルの向上も図っていく、との回答がありました。  地元経済の活性化に関連して、電柱地中化等の情報がもっと早くあれば地元企業にとって受注活動を開始できるので、対応方についての要望がありました。  都市計画総合図作成委託料、都市計画基礎調査委託料に関連して、都市計画について、岩屋や伊保木については他の地区からの流入希望もあることから、線引きの変更については地元の意見を聴いてほしいとの要望がありました。  三島橋の架替工事について、これが遅れているのは光市の負担分が計上されないためであるとの声があるがと質したのにましては、そういうことはないとの回答がありました。  いわゆる瀬戸風線につきまして、事業促進のために県への出向者を考慮する、あるいは専任の職員を配してはとの問いに、一般質問と同様に、出向者は出さないが、県と連携して力一杯頑張るとの決意が示されました。また、住民説明会は早期に開催してほしいとの要望がありました。  最後に、地元への経済効果が期待できる公共工事が減少している現在、もっと増額が必要ではないかとの問いには、公正・公平を旨としながら、配慮が必要であるとの市長答弁があり、質疑を終結いたしました。討論はなく、採決の結果、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、建設部所管分は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第6号、平成16年度光市下水道事業特別会計予算を議題といたしました。本予算案につきましては、歳出の約半分が公債費の元利償還に充てられることにつきまして、委員の全てが、改めて、その厳しさについて実感をしたわけでありますが、現在事業が進行中であります室積地区の事業の進捗について特段の配慮をしてほしい旨の要望があり、流域下水道の負担金について、その減額についての質疑がありました。周南流域下水道を構成する2市3町の下水道会計はいずれも大きな借金を抱えており、周南流域下水道は平成8年には累積赤字を一掃し、純粋な黒字経営となっている現状を鑑みると、維持管理の単価引下げ要求は当然であるが、と質したのに対しまして、料金改定は5年ごとであり、平成17年度までは1立方当たり112円であるが、現在、2市3町で減額要望をしており、回答を待っているとの回答がありました。質疑終結の後、借金が150億円あり、また、会計の半分が公債費の返還に係る支出であること、下水道料金が県内でも高く、住民に大きな負担をさせている、との反対討論がありましたが、採決の結果、議案第6号、平成16年度光市下水道事業特別会計予算につきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、平成15年請願第3号、瀬戸風線バイパス道路の早期着工・完成を求める請願を議題といたしました。これにつきましては、質疑、討論もなく、全会一致で採択すべきものと決しました。  なお、執行部より、鳥インフルエンザに関すること、虹ケ浜高潮対策に関する報告があったことを付け加えておきます。  以上が建設経済委員会の概要と結果であります。  詳細につきましては、事務局に委員会記録を準備しておりますので、御参照ください。 ◯議長(中本 和行君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。河村議員。 ◯11番(河村 龍男君) 先ほど、建設部の報告の中で、オートキャンプ場のトイレのくだりがございました。その中で、冠梅園の水洗でないトイレについての理由があったわけであります。  私は、梅まつりのお手伝いをさせていただいております。ことしも17回目の梅まつりを無事終了することができて、本当によかったと思っております。光市の大きな観光事業の一つにもなった。そういうふうに思っておるわけでありますが、16年もずっとやりながら、未だにトイレが水洗にならない。そのことについては毎年毎年要望をしてきたわけでありますが、本当にやるせない思いでおります。  一昨年、実は、このトイレの水洗化についての予算がついたわけでありますが、そのときに、事業費の積算、これに間違っておったということで、実施には至らなかったわけでございます。第三者の土地を通るからできないということはちょっと納得ができないわけでありますが、そのあたりのくだりについては、どのような質疑でありましたでしょうか。 ◯議長(中本 和行君) 市川委員長。 ◯12番(市川  熙君) 今申したとおり、そのことにつきましては、第三者の土地を通ることが判明し、それを迂回するには非常に多額の経費がかかるので、できないという回答でありました。  以上であります。 ◯議長(中本 和行君) 河村議員。 ◯11番(河村 龍男君) ありがとうございます。  第三者の土地を通らなければ水洗ができないというのは、恐らく、私は、認識が違っておる、そういうふに思っております。ここは市有地でありますし、市道が通っておりますので、通常、誰が考えても、市道に直結をするというのは当たり前のことであります。そういった意味合いでは、同じ公園の中にトイレを設置しようということであれば、ぜひ優先度を検討されまして、再度再考されるよう強くお願いをしておきます。 ◯議長(中本 和行君) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  最後に、総務文教委員長よりお願いいたします。松本総務文教委員長。 ◯9番(松本 修二君) それでは、御報告申し上げます。  休会中の去る3月11日、全委員出席の下、総務文教委員会を開催し、本会議から付託を受けました事件につきまして審査を行いましたので、その概要と結果について、審査の順に御報告申し上げます。  まず最初に、教育委員会関係分から申し上げます。  議案第39号、光市民ホール条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、委員から、今回の使用料改定の根拠についての質疑があり、執行部から、消費税法改正に伴うものと併せ、財政健全化計画に基づき、現行使用料に5%乗じた額の10円未満を四捨五入し、これに消費税額を加算して得た額の10円未満を切り捨てた額が今回の改正内容であるとの答弁がありました。質疑終結後、討論において、消費税法改正に関わるものについては理解するが、財政健全化計画の名の下の見直しは便乗値上げであり、認めるわけにはいかないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第40号、光市文化センター条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、委員から、現下の経済情勢を鑑みたとき、この時期における使用料の見直しはいかがなものか、いま少しの検討が必要なのではないかといった意見提出がありました。質疑終結後、討論において、財政健全化計画に基づく見直し分はトータルとして270万円程度であって、財政健全化計画という名の下の便乗値上げであり、認めるわけにはいかないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第41号、光ふるさと郷土館条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、委員から、小・中学生の入館取扱いは無料化とし、自由な入館を認めるべきではないかとの質疑に対し、執行部から、総合的な見地から判断したいとの答弁が、また、委員から、財政健全化計画による見直しは、老若男女など、一律的に行うのではなく、メリハリをつけるべきであるといった意見提出もありました。質疑終結後、討論において、財政健全化計画という名の下の見直しは便乗値上げであり、認められないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第42号、光市同和対策集会所設置条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、委員から、この条例に係る施設の利用実態の確認がありましたが、質疑終結後、討論において、財政健全化計画の名の下にあえて使用料を見直す必要は認められないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第43号、光市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、質疑はなく、討論において、財政健全化計画にいう見直しは便乗値上げであり、認められないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第44号、光市野外活動センター条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、委員から、財政健全化計画に基づく3年ごとの見直しには、現状維持、値上げ及び値下げの3通りがあり、どのように検討したのかとの質疑に対し、執行部から、市民負担の公平性の確保や受益者負担の原則、財政健全化計画による3年スパンの適切な料金体系として、5%程度の改正を行おうとするものであるとの答弁がありました。  なお、ここまでの教育委員会所管の5つの社会教育施設に係る見直し影響額は、合計約38万5,000円程度であるとの報告がありました。  質疑終結後、討論において、消費税法改正に関わるものについては理解するが、財政健全化計画という名の下の見直しは便乗値上げであり、認めるわけにはいかないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第45号、光市総合体育館条例の一部を改正する条例について、執行部の説明の後、質疑はなく、討論において、財政健全化計画にいう見直しは便乗値上げであり、認められないとの反対討論がありました。討論終結後、採決の結果、賛成多数で、議案第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、教育委員会所管分についてであります。執行部の説明の後、質疑に入り、委員から、1、教育開発研究所に関して、平成16年度の取組計画及びその方針について。2、就学指導委員会の役目について。3、教育費に関わる委託業務に関して、地元業者育成の観点から、技術的・専門的分野における入札方式の導入の検討は。4、青少年健全育成市民会議に対する補助金として防犯ブザー支給に関わるものがあり、安全対策や犯罪のない社会づくりに大いに役立つであろうが、その取扱いと地域への周知はどのように考えているのか。5、給食センターにおける食材に関して、その納入方法はどのようにしているか。6、障害児教育の一環として、特別支援教育モデル事業とは、などと質したのに対して、執行部から、1点目、研究所員の構成は、平成15年度と同様に、24人程度として、公募若しくは推薦の方法を考えている。所内に教育実践部会、家庭・子供・地域部会、現代的課題部会の3つの部会を設け、学校・家庭・地域のネットワークを構築し、開かれた学校を目指すため、学校支援ボランティアの公募も考えたい。また、教職員を企業へ派遣しての体験学習の継続やホームページの開設、資料のデータベース化などを行いたい。2点目、小学校入学前幼児や小・中学生について、その子供に一番ふさわしい学習の場を判断するため、26人で構成している委員会であり、年2回開催している。委員は、医師や学識経験者、小・中学校長等である。3点目、学校施設における警備保障や教委の清掃業務は基本的には入札方式を考えているが、開所当時から同一社の警備機器等を備えており、随意契約として継続することの方が安価であること。また、清掃業務についても、状況の把握、確認の上からも、随意契約として継続を考えている。その他に関しては、市内業者を優先の上、入札方式に努めたい。4点目、市内9つの地区会議において、それぞれの小学校に出向き、公民館や警察署等とも連携の下に、あいさつ運動と併せ、地域への周知徹底、安全確保に努めたい。5点目、食材納入は、学校給食会との契約により、主食類は地場産業の購入に心がけているが、衛生管理面や信頼性等から、搬入能力、経営規模の適正面も考慮して、登録制度により、登録業者からの納入としている。6点目、特別支援教育推進体制モデル事業として、山口県教委が文部科学省から委託を受け、平成15年度に本市、平成16年度に本市、周南市、下松市を、学習障害あるいは多動性障害等総合推進地域に指定し、研修実践を重ねているものである、などといった答弁がありました。  質疑終結後、討論において、今日の教育現場を取り巻く環境の厳しさや諸課題に対する前向きな解決を目指していることなどは理解するが、一般会計に占める教育費の減や教育現場の声が先送りされていることに危惧を感じるし、不満も残る。こうしたことから反対するとの意見表明がありました。討論終結後、採決の結果、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、教育委員会所管分については、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、企画情報部、総務部、消防担当関係分について申し上げます。  まず、議案第11号、議会の議員その他非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例は、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号、光市非常勤職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、執行部の説明の後、委員から、新たな規則施行により、これまでの委託料に変更はあるのかと質したのに対し、執行部から、金額的な変更はほとんどないとの答弁がありました。質疑終結後、討論はなく、議案第12号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号、市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例は、執行部説明の後、委員から、積極的・自発的な条例改正として提出理由の質疑確認があり、これに対しては、自ら進んでの財政健全化計画の実施に向けたものとの答弁がありました。質疑終結後、討論はなく、議案第13号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号、光市職員退職手当条例の一部を改正する条例及び議案第15号、光市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の2件につきましては、執行部の説明を了として、質疑、討論はなく、それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号、光ふるさと創生基金条例等を廃止する条例は、執行部の説明の後、委員から、廃止しようとする基金の中には寄附者からの基金もあり、これをどのように活かし、どうしようとするのかと質したのに対し、執行部から、寄附者の意思は尊重し、寄附者に対する説明、理解を得た上で廃止することとしているとの答弁がありました。質疑終結後、討論はなく、議案第17号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第32号、光市モーターボート競走条例を廃止する条例は、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、企画情報部、総務部、消防担当所管分についてであります。執行部の説明の後、委員から、1、情報推進費の委託料、使用料及び賃借料における行政情報化に関わる予算減額の要因は何か。2、男女共同参画懇話会の平成16年度の取組計画及びその方向性は。3、歳入を図るための市税等収納率向上対策はどうか。4、職員退職手当として計上の16人分は特別職を含んだものなのか。5、人事管理における年末年始加給金は、その性格からして、労働に対する対価であり、給与費の手当として計上すべきものではないか。6、行財政改革に関わる計画達成額20億円や目標達成率300%を掲げること、あるいは投資的経費等を減額することは、地域経済を活性化することにはならないのではないか。7、歳入面における自主財源の確保が課題であり、その考え方は、などと質したのに対して、執行部から、1点目、平成15年度に実施したLGWAN事業の完了に伴い減額となったこと、第1次及び第2次・第3次に導入した財務会計共通OAシステムなどの借上げの更新時期に際して、減額での契約締結によるものである。2点目、本市と大和町との合併とも関連し、新市発足後に事業計画を策定することとなっているが、ひかり女性プランに掲げる施策など、啓発活動に努め、男女共同参画の機運醸成に努めたい。3点目、今日の景気の低迷等により、個人所得の伸びは見込めず、固定資産税についても、土地価格の下落が止まらず、増収は期待できない状況にあることから、滞納収納率のアップを図ることや収納目標管理を前年度より上回ることを目指して努力したい。4点目、定年退職者15人分と本年9月末で任期満了となる教育長の退職手当分である。5点目、他市の状況も参考に、加給金等の見直しなど、市職労と交渉してみたい。6点目、平成12年4月から5年間の財政健全化計画も平成16年度が最終となるが、平成16年度の達成度等は、これまでの中期的計画を基に、その影響額を示したものであって、14項目の削減を実施してきたところである。平成16年度予算編成において、計画目標額を6億9,700万円、当初計画による一般会計の計画達成額を20億6,700万円にしようとするものであって、人件費や扶助費などの義務的経費が削減できない中、投資的経費への影響があるものである。7点目、地方分権一括法の施行により、地方自治体において独自税導入の動きがあることは承知しているが、新税を創設することは難しく、当面は現行制度での自主財源を確保することとしたい、などといった答弁がありました。  質疑終結後、討論において、財政健全化計画による投資的経費削減や使用料の見直し等は地方経済にとってはマイナス要因であり、地域の活性化とはならない。他の施策として、収納率向上対策や企業の固定資産税等の見直しによる自主財源を確保すべきであり、本予算には反対するとの討論がありました。討論終結後、採決の結果、議案第1号、平成16年度光市一般会計予算のうち、企画情報部、総務部、消防担当所管分については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議員提出議案第1号、地方自治法第180条第1項の規定による市長専決処分事項についてでありますが、提出議員からの説明の後、質疑において、委員から、100万円以下とする根拠と他市の状況について質したのに対して、これまで法律上の義務に属する交通事故に関わる損害賠償額を定めていたものだが、昨今の状況から判断して、他の法律上の義務に属するものについても認め、迅速な対応を求めようとするものである。県下他自治体においては、300万円としている市や50万円としている市もあるが、大半の自治体は100万円としているとの答弁がありました。質疑終結後、討論はなく、議員提出議案第1号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議員提出議案第2号、光市が大和町と合併することについて市民の意思を問う住民投票条例についてであります。提出議員から提案説明の後、質疑に入り、委員から、1、本市議会においては、平成11年、都市づくり特別委員会を設置し、1年6カ月の議論を経て、相手方を特定することなく合併を進めるべきという多数意見の集約や、平成14年、合併調査特別委員会を設置し、9カ月の議論を経て、大和町との合併は将来の広域合併のスタートとして協議する時期にあるとの結果報告がなされたところである。2年3カ月にも及ぶ議論を重ねてきた今、何ゆえ住民投票条例案なのか。2、何ゆえに合併問題だけに限っての住民投票なのか。3、条例案は大和町との合併だけに限定し、その対案はなく、改めて住民に合併の賛意を問う漠然としたものであって、幾つかの現実的選択肢のある合併の賛否を問うべきではないのか。4、今日まで、合併に関する住民説明会が開催され、また、法定協だよりも全戸配布されている状況にあって、この時期に住民投票条例案を提案することは、投票に関わる判断基準も明確でないこともあり、市民に混乱を招くことになるのではないか。5、住民投票を行う時期とすれば、合併に関わる協議の最初の時点であるべきではないか。6、住民投票制度を否定するものではないが、本市においては、市民アンケートや住民説明会等を実施しており、合併問題に対する市民意識の把握や情報提供などに努めてきている。光市・大和町法定協においても、合併の期日は本年10月4日を目標とすることなど、合併協定項目も確認されており、これらにも影響があるのではないか、などといった質疑があり、これに対して、提出議員から、1点目、本市議会における特別委員会での合併問題に関する議論の時間的経緯は十分認識している。今回提案している条例案は、これまでの議論を基に、改めて真意を問おうとするものであり、議会制民主主義の根幹にあるという立場からの提案である。2点目、今日、全国的に100を超える自治体が住民投票を実施している現状がある。合併の是非も含めたものの方がよりベターであり、住民の意思をまちづくりに反映するものに他ならない。3点目、現法定合併協議会は、合併を前提とした議論が進んでいるという声や通り一遍の議論といった声がある。法定協の最終的段階にある今、市民が直接参加して決めるべき事柄であることから、条例案の提案に至ったものである。4点目、市民に混乱はあり得ず、今回の条例案により、市民の意識が高まるものとなるのではないか。一番正しい結論が出ることに気づくのではなかろうか。5点目、合併議論が始まったときから、行政に対して、最終的には住民の真意を聴くべきことを提案してきたところであり、合併に関する一定の情報が提供された今日、住民投票を実施することに意義があり、適切である。6点目、合併問題に関する議論は十分行うべきであり、現法定協における議論は有意義で十分とは言い難いが、一つの教訓として残さなければならない。合併によるまちづくりは一大事業であり、最終的には市民の声を問うべきものである、などといった答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議員提出議案第2号は、賛成少数により、否決すべきものと決しました。  以上が本委員会における付託事件審査の概要と結果であります。  なお、委員会記録を議会事務局に備えておりますので、後ほど御高覧いただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中本 和行君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 質疑ということで、簡単に、2点ほど質問をいたします。  私は、委員長報告は聞き違いでないかと、こういうふうに受け止めたものですから、第1点、そのことでお尋ねをしますが、平成11年の、ちょっと早口だったから聞き取れませんでしたが、何かの会議で、合併をすることを決めているから、したがって、住民投票はやらんでもいいではないかというような、そういう意見が出たということでありますが、どう考えても、とんでもない話で、正確にもう一度ゆっくり読むというか、委員会で出たその意見について、もう少し詳しく説明してほしい。これ、第1点。  2つ目、アンケートを実施しているから住民の意見を聴かなくてもいいような反対意見もあったようですが、これもまた、とんでもない話。アンケートでは、いつ、合併の是非について、つまり、光市・大和町の合併の是非について市がアンケートをとったか。そのことについて触れていないと極めて無責任な発言でありますので、そこを詳しく、もう一度お尋ねしたいと思います。 ◯議長(中本 和行君) 松本委員長。 ◯9番(松本 修二君) これは、総務文教委員会の委員さんの御意見でございましたので、私の方から委員さんの御意見をそのまま申し上げただけでございますので、そういうことで御容赦をいただきたいと思います。もう一度読み直しましょうか。 ◯議長(中本 和行君) 四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 委員さんの意見を読まれたというのはよく分かります。しかし、恐らく、朝の10時から夕方の5時過ぎまで委員会を持たれたというふうに聞いておりますので、相当のボリュームのあることを、わずか、今見てみますと、20分余りで報告されたわけですから、委員長の頭の中に、そこは要約版ですから、キチンとしたというか、詳しい発言が記憶に残っていれば、そのことも説明願いたい、こういうことです。 ◯議長(中本 和行君) ここで暫時休憩いたします。                  午後0時4分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後0時5分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。松本委員長。 ◯9番(松本 修二君) それでは、もう一度意見を読み上げますので、その他の詳しいことにつきましては、議事録の方を御参照いただきたいと思います。  1点目、「本市議会においては、平成11年、都市づくり特別委員会を設置し、1年6カ月の議論を経て、相手方を特定することなく合併を進めるべきという多数意見の集約や、平成14年、合併調査特別委員会を設置し、9カ月の議論を経て、『大和町との合併は、将来の広域合併のスタートとして協議する時期にある』との結果報告がなされたところである。2年3カ月にも及ぶ議論を重ねてきた今、何ゆえ住民投票条例案なのか」という御質問でございます。  それから、6点目、「住民投票制度を否定するものではないが、本市においては、市民アンケートや住民説明会等を実施しており、合併問題に対する市民意識の把握や情報提供などに努めてきている。光市・大和町法定協においても、合併の期日は本年10月4日を目標とすることなど、合併協定項目も確認されており、これらにも影響が出るのではないか」という質問でございました。  よろしゅうございますか。詳しくは、議事録がございますので、御高覧いただきたいと思います。 ◯議長(中本 和行君) 他にありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  以上で常任委員長報告を終わります。  続いて討論に入ります。  まず、議案第1号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 討論に入る前に、議長に申し上げます。  合併問題も絡んで、来年度の予算案の討論というのはかなりボリュームがあります。それを承知でということであれば。12時も過ぎましたのでね。よろしいですか。 ◯議長(中本 和行君) ここで昼食のため、暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後0時9分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後1時0分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  まず、議案第1号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第1号、平成16年度光市一般会計予算について、日本共産党を代表して、反対の討論を行います。  3月19日ですから先週の金曜日、市内の小学校で卒業証書授与式が行われました。私は浅江小学校の式に参列しましたが、スクスク育ってきた子供達の巣立ちの場に居合わせる喜びをかみしめることができました。式では、PTAが発行する「むつみ」第111号の特集「卒業おめでとう」をいただきました。「10年後のわたし」と題して、卒業生一人ひとりが将来の夢を書いています。男の子は、プロ野球の選手やサッカーの選手が多く、医者や建築家、ラーメン屋など、多彩です。女の子は、保育士や看護師が多く、宝塚や漫画家、空手や柔道の選手と、これまた多彩で、多くが漫画入りで夢を書いていました。  ところで、若者の就職難、そして、フリーターが470万人という時代だけに、政治が果たす役割は大きなものがあります。一地方自治体では限界がありますが、同時に、多くの少年・少女の夢の実現に応えようとする姿勢と政策、哲学が求められます。そういう視点を含めて、新年度一般会計予算案と市長の施政方針について検証してみたいと思います。  市長は、本3月議会の開会日に施政方針演説を行いました。この骨格である予算の大綱では、「本年度の予算は、景気の低迷等による税収環境の変化などにより、大幅な財源不足が見込まれ、さらに、財政硬直化が進むなど、極めて厳しい財政状況にありますことから、財政健全化計画などと整合性を図りつつ」、同じように財政の厳しさを強調していますが、途中飛ばします。中略でありますが、「限られた財源の中で施策の重点化を図るとともに、生活者の視点に立って各種施策に取り組む『緊縮型予算』として編成しました」。さらに、「施策といたしましては、第四次光市総合計画に基づき、『有位性を活かした個性あるまちづくり』など3つの基本姿勢を踏まえつつ、6つの柱に基づき、『人も 街も 自然も ひかり輝く 元気都市』の実現に努めることにしました」と述べました。  この予算編成の骨格になる文章は、読み上げるのも恥ずかしいくらいチグハグなものになっています。この文章から伝わってくるのは、財政問題で頭が一杯で、「生活者の視点に立って」という言葉は使ってみただけ。「『ひかり輝く元気都市』の実現に努める」というセリフに至っては、全く虚しく響いています。いわゆる「市民こそ主人公」という基本姿勢が欠落しています。  では、具体的に見てみたいと思います。  1つ、財政健全化計画の名の下に、市民に痛みを押し付ける予算になっています。  国民健康保険税の10.8%もの大幅値上げをはじめ、光市総合福祉センターの使用料の値上げ、1万2,000円の弔慰金支給の廃止、憩いの家入浴料の値上げ、西部墓園の永代使用料と管理手数料の値上げ、フィッシングパーク使用料の値上げ、スポーツ公園の夜間照明料金や冠山総合公園施設器具使用料の値上げ、市民ホール使用料の値上げなどなど、不況と失業、収入で苦しむ市民生活に追い打ちをかけています。  第四次光市総合計画実施計画で、浅江東保育園の建替事業について、平成16年度には1,000万円の基本設計費で計画され、市民約束していました。ところが、平成16年度予算には見当たらないため、一般質問をしたところ、答弁では、「国庫補助要望を県を通じて国へ提出したが、内示を得るまでには至っていない。早期に国庫事業として採択されるよう、引き続き努力してまいりたい」と述べています。ここには、市民約束をしていながら予算計上せず、しかもその変更理由を自ら説明しないという、誠に不誠実な姿勢を指摘しないわけにはいきません。一般質問をして初めて変更理由を説明したわけですが、その内容も、国の内示を得ることはいかに困難かに終始しています。ところが、実際には、国の内示を得やすいように施設の複合化を検討する、そういう姿勢も弱いし、地元の県会議員に対して、力を発揮してもらおうというような働きかけなども全くありません。ましてや、困難な課題に市のトップが役割を果たすという姿勢は、かけらほどにも見当たりません。新年度予算に基本設計費を計上せず、早期に実現するよう努力という、市の魂がこもらない構えを、県の担当者は鼻で笑っているに違いありません。ここには、ちょっと困難に見えると、誠心誠意市民の身になって努力せず、すぐに身をかわしたがるという、市トップの姿勢がよく表れています。  2つ目、地元業者にも多大な痛みを押し付けました。  新年度予算案では、3億9,000万円の予算で緑町市営住宅建替工事が計上されています。この住宅の供給ガスについて、プロパンガスから都市ガスに切り替えるということを市長決裁で早々と決めていながら、入居予定者と地元プロパンガス業者をだまし続けてきました。とりわけ、地元ガス業者に対して重大な打撃を与えたことは、地域経済の活性化方針が口先だけのものであるということが浮彫りになりました。  そして、市民の中では、この市の行為がソフトパークへの山口合同ガス営業所進出とセットで進められたとうわさされ、不信感が強まっています。ソフトパークの分譲率が、わずか3%引き上げられ、17%になるというだけの闇取引ではないかと言う市民は少なくありません。  市立病院でも、地元業者をないがしろにしました。入院患者用テレビ設置で、議員が経営する電器店に対して、何と10年間にわたって法外な便宜を図ってきたことが明らかになっています。そして、ことし1月、入札で新たに市外業者と契約しましたが、この入札に市内業者は1店も参加させていません。のみならず、電器商業組合光支部という立派な組織がありながら、この支部に一言も相談せずに入札作業を進めたという、こんな乱暴な動きをしているわけであります。  3つ目、財政問題は深刻です。ただし、深刻なのはトップの意識の問題です。このところ、ハコ物を中心に、大型事業を立て続けに進めてきました。物のけに取りつかれたように、大急ぎで、無責任に、身の丈に合わないスピードで進めてきました。その上、市民の評判が悪い21億円の冠山総合公園2期工事をあきらめていないというのですから、打ち出の小づちでもなければ、市財政がパンクするのは必定です。山口県ワーストスリーの工業団地であるソフトパークの売残り率83%で赤字は16億円の現状も、不況のせいだけにするという気楽さです。新年度予算の中に光地域広域水道の負担金9,800万円が含まれていますが、この無駄の固まりである事業中止のプログラムもサッパリ進んでいません。トップが、反省すべきは反省し、整理すべきものは整理して、自らの責任を果たすことなしに、光市も、光市役所も、活性化するわけがありません。  その点、お隣の下松市では、見るべきものがあります。下松市の財政調整基金は光市の約3倍の20億円など、堅実財政です。財政問題に頭が一杯で市民要求はおろそかになっているかといえば、そうではありません。小・中学校の校舎や体育館の建替えが進んでいます。国民健康保険税の引下げ、2人目の保育料の無料化を新年度予算に計上しています。財政問題も失格、市民には次々と痛みを押し付けるという光市とは、えらい違いではありませんか。  4つ目、市民や市職員の頭の上に財政危機と財政健全化を雨あられと降り注がせる一方で、自らの身に甘いのが市トップの姿勢です。  きのうまで、市内8会場で行われた合併に関する住民説明会で、市長は、協議調整項目は2,500、きのうは4,200に変更したようでありますが、繰返しこういうことを強調しております。ところが、こんなに多くの項目がありながら、協議の場に持ち出さない、聖域化した項目があります。4年ごとに市長の退職金が2,800万円。市役所を退職して退職金を得ている助役も、4年ごとに1,400万円も支払われる、こういう仕組み。バブルの時代の産物です。この三役の法外な退職金について、合併協議会の場で、協議はおろか、提案さえ拒んでいます。  人口4万7,000人の小さな市で、朝夕の送迎えを含めて、黒塗りの公用車が常時2台走っており、この莫大な費用が新年度予算に計上されています。  さて、5つ目です。施政方針の「安全と安心の確保」の項で、最も重要な項目が欠落しています。上関原子力発電所建設計画問題です。  各種世論調査で、光市民は、この原発建設に対して大多数が反対しており、我が党の藤田議員は、毎議会で各地原発の事故や事故・トラブル隠しなどに触れ、危険な実態を明らかにしてきました。上関町の原発予定地から光市は13キロメートルから27キロメートルしか離れていません。一番深い小周防あたりで27キロメートルであります。いわゆる30キロ圏にスッポリ入っており、チェルノブイリ級の原発事故では、被害の甚大さもさることながら、人が住めない地域になります。市長は上関原発計画に対して反対の意思表示をしていませんが、これは、市民の願いを踏みにじる行為と言わなければなりません。独自に意思表示する勇気がないのなら、キチンと市によって市民アンケート調査を行い、この市民アンケートを背景に、周辺の市長、町長にも呼び掛けて、共同の意思表示をしてはいかがかと提案をします。  6つ目です。新年度予算案に光市・大和町合併協議会への負担金562万円が計上されています。恐らく、市長などの頭は合併問題で一杯かも分かりません。  ところが、施政方針を見ると、この合併について長々と書いている割には、そのメリットについて一言も書いていません。せいぜい、「本市と大和町との合併は小さな合併ではありますが、小さな合併だからこそ、その個性や特性を十分発揮し、こだわりを持って、全国の範となるような合併をなし遂げたいと考えております」。この文章は、全国どこにでも当てはまるような、空虚な決意しか見られません。合併協議会の協議が終盤というのに、この合併のメリットについて語ることができない、こういう現実が見られます。それもそのはずです。問題点は、基本問題で次の3点もあります。  第1に、財政破綻を来す合併になります。地方への配分金である普通交付税が大幅に削減され、この削減額は、人件費節約をはるかに上回ります。大和町の財政状況は、財政力指数はもちろん、経常収支比率など、どの指標も光市を大幅に下回っており、ただでさえ苦しい市財政をパンクさせます。  第2に、「サービスは高く、負担は低く」という市民への約束は、既に反故になっています。合併後の市財政の破綻によって、サービスは低く、あるいは切り捨てられ、「負担は高く」が限りなく広がるでしょう。  第3に、合併協議会設立前に鳴り物入りで宣伝された合併特例債ですが、いざ提案された新市建設計画を見ると、109億円はどこに行ったやら、この特例債は32%しか使わない。使えないものになっています。初めに合併ありき。しゃにむに合併推進という、合併推進者から見ても、まさに夢さえ語れない合併になっているではありませんか。  以上、基本問題について、この合併問題では3点にわたって特徴を述べました。この1市1町合併が、メリットを語るどころか、基本的にはデメリットばかりだということが明らかになっています。合併というのは、市民にとって、孫子の代を含めて、未来永劫に影響を受けるものです。よほど慎重に進めなければなりません。国の施策の変化を含め、問題点がこれだけ浮彫りになったら、引き返す勇気が必要です。  私は議員生活がほぼ2年になりますが、この新年度一般会計予算案は、分析すればするほど、賛成することができないことを痛感しました。市長の施政方針に至っては、4万7,000人の市民の願いを託せるのか、市政の舵取りの資質に大きな疑問を感じました。  以上で反対討論を終わります。 ◯議長(中本 和行君) 次に、守田議員。 ◯7番(守田  勉君) 議案第1号、平成16年度光市一般会計予算につきまして、賛成の立場から、こう志会、公明党、市民クラブ、五月・改革連合の会及び光翔クラブを代表して、討論に参加をいたします。  今日の日本経済は、設備投資は輸出に支えられ確実に回復しているとの基調判断が示されたものの、雇用や所得の先行きに対する不安感があって、本格的な景気回復には、さらに時間を要する状況にあります。  一方、地方財政を取り巻く諸環境は、景気の低迷等による地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が減少するなど、前年度に引き続き、大幅な財源不足が生じており、三位一体の改革の推進と併せ、地方自治体には、さらなる歳出削減や行財政運営の一層の効率化が求められているところであります。  末岡市長にあっては、こうした税収環境の変化などにより大幅な財源不足が見込まれ、財政の硬直化が一層進むなど、極めて厳しい財政運営を余儀なくされる中、平成16年度の予算編成に当たられたものと推測するものであり、平成12年度策定の財政健全化計画との整合を図りつつ、事務事業の徹底した見直しを行うとともに、生活者の視点に立った諸施策の展開に向けての御苦労もあったのではないかとも推察するところであります。  また、新年度予算では、地域福祉対策や生活基盤整備など6つを重点施策と掲げ、時代の変化や市民ニーズに的確に対応しつつ、限られた財源の中で、積極果敢に予算編成に取り組まれたものと思っているところであります。  重点施策に沿った具体的事業を見てみますと、まず、地域福祉対策として、介護保険制度や支援費制度の導入など、社会福祉制度が大きな変革期にある中、あいぱーく光を中心に、介護保険事業の適正な運営の確保やNPOとの連携による障害者総合サポート事業の実施、次世代育成支援行動計画の策定、母子保健事業の推進など、きめ細かな福祉施策が期待されるところであります。  次に、共創教育の推進では、教育開発研究所等の連携による総合学習推進事業や開かれた学校づくりに向けた学校開放週間の創設、共創・協働による生涯学習の推進など、次代を担う人材の育成を図るための施策が数多く掲げられており、その積極的な推進をお願いしたいと考えるところであります。  また、生活基盤整備でありますが、虹ケ丘森ケ峠線や浅江花園線などの幹線道路整備や冠山総合公園の整備充実、緑町住宅の建替事業、下水道整備事業の計画的な推進、さらには、市内産業の振興と雇用の促進を図るための光市事業所設置奨励条例の制定、ソフトパークへの企業誘致や農林水産業の基盤整備など、景気や雇用対策なども視野に入れ、市民生活の向上に向けた諸施策展開が図られようとしております。  その他、環境保全対策として、地域での環境保全事業の核となるエコリーダー認定者の活動支援や竹炭を活用した河川浄化モデル事業の実施、さらには、海岸松林保全事業などに取り組むとともに、防災安全対策として、戸仲・御崎町地域における越波対策や虹ケ浜地域での高潮対策事業の実施、児童の登下校の安全対策として、携帯用防犯ブザーの配布、新消防庁舎の機能を発揮した消防防災活動の充実など、市民生活に密着した事業へのきめ細かな姿勢がうかがえるところであります。  また、行財政改革の推進として、財政健全化計画に基づき、歳入の確保と歳出の一層の削減に努めるとともに、新たに行政改革市民会議を設置するなど、こうした取組みに対して高く評価するところであり、さらなる成果を期待しているところであります。  この度の予算編成に当たっては、その透明性を高めつつ、市民への説明責任を果たすため、予算編成過程を公表するとともに、光方式による共創・協働による事業の推進や見やすく分かりやすい予算資料の作成などに取り組まれたところでありまして、こうした努力に対し心から歓迎の意を表したいと思うところであります。  しかしながら、財政健全化への積極的な取組みにも拘わらず、厳しい社会経済情勢の中で、経常収支比率や公債費負担比率は高い水準にあり、財政の硬直化が一段と進むなど、これまで以上に、慎重かつ安定した行財政運営が求められているところであります。  末岡市長にあっては、こうした状況を十分に認識された上で、財政健全化計画に言う市民負担の公平性の確保や受益者負担の原則などの原点に立ち返っての健全な行財政運営に心がけていただくことや、市民生活に直結している後畑不燃ゴミ最終処分場の維持・拡充という現実的課題の解決など、光市の将来のために強力なリーダーシップを発揮され、市民の皆さんが本当に住んでよかったと実感できる光市の実現に向けて、シッカリとした舵取りをしていただきますよう心から念願しまして、賛成討論といたします。  以上です。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第1号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第1号につきましては、先ほどの各常任委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第1号は各常任委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第2号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第2号、平成16年度光市国民健康保険特別会計予算について、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案によると、保険税の値上げは被保険者1人当たり10.84%、予測される調定額では約7,800万円の大幅値上げです。1人当たり調定額が8万6,000円余になるということは、山口県平均を大きく上回り、県下で高位の保険税になろうとしています。とりわけ、お隣の下松市とは対照的です。下松市では、市財政が厳しい中でも、市民負担を軽減させようと、新年度予算で国民健康保険税大幅引下げの提案が行われています。  もともと国保は低所得者を対象にした医療保険であり、加入している市民の半数が職のない人、年金生活者であり、有職者も、その多くが中小企業・零細業者です。長引く不況の影響を受けている人々です。国や地方自治体の温かい援助がなければ成り立たない制度です。国保の総収入に占める国庫負担の割合は、1980年の57.5%から、20年後の2000年には何と36.3%へ、20%以上も激減しています。国庫負担の復元を求める運動を地方行政と議会、市民が一体となって進めなければなりません。  国保税収納率の向上のために、担当者は夜間の相談窓口や訪問活動などで努力しており、収納率は山口県下で最高位になっていると言われています。部課長をはじめ、担当者の努力に敬意を表します。同時に、それぞれの家庭の状況を余り斟酌せず、保険証を取り上げ、資格証明書を発行する傾向が広がっています。国民健康保険法施行令は、「特別の事情のある場合は、納付することができないと認められる」、このようにうたっています。施行令第1条の3でございます。そのうちの1つ、世帯主がその財産につき災害を受け、又は盗難にかかったこと。2つ、世帯主又はその者と生計を一にする親族が病気にかかり、又は負傷したこと。そして、世帯主がその事業につき著しい損失を受けたこと、など5項目がうたわれております。こうした法を担当部署は厳守することを求めておきたいと思います。  以上、国保税の大幅値上げ案に抗議をし、この予算の反対討論を閉じます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第2号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第2号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第5号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第5号、平成16年度光市墓園特別会計予算について、反対討論をします。  第二次世界大戦さなかの1943年末、イギリスのチャーチル首相は、諮問委員会からの答申を受けて、「私どもは、全ての諸階級のゆりかごから墓場までの国営強制保険の断固たる味方です」、こういうふうに宣言したことによって、この国の社会保障への道が確定しました。そして、今では、世界的に「ゆりかごから墓場まで」が社会保障の代名詞になっています。  今回、条例改定が提案されていますが、財政健全化計画の名による西部墓園の永代使用料及び永代管理手数料の値上げに断固反対し、討論といたします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第5号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第5号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第6号、平成16年度光市下水道事業特別会計予算について、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  室積汚水中継ポンプ場が平成14年11月に完成したことにより、室積地域の汚水処理計画面積の約50%となる64ヘクタールの汚水量の受入れが可能となっています。幹線管渠の整備と管渠布設工事によって処理区域面積が広がり、下水道普及率は、平成15年3月末で、全市の67.0%になりました。担当者の努力と市民の御協力に、改めて、敬意を表したいと思います。  しかしながら、地方債、借金ですが、この残高が単年度予算総額の5倍の150億円もあり、平成16年度予算案では、公債費の返済、借金返済が15億6,000万円、内訳は、元金10億円、利子5億6,000万円となって、予算総額の半分以上を借金返済に充てるという気の遠くなる現実があります。しかも、歳入の3分の1以上、11億6,000万円を歳入欠陥補てん収入で補い、この財政は危機的状況と言えるでしょう。こうした下水道会計の実態から、下水道普及の中長期計画はおろか、室積地域の幹線管渠整備拡張等の計画実現が危ぶまれます。  下水道を早期に進めてという市民の願いに応えるべく、担当者は財政問題でも懸命の努力をしています。その一つに、周南流域下水道維持管理費の引下げ要請があります。周南流域下水道会計は数年前から黒字に転化し、現行の単価112円は相当引き下げられる可能性があります。平成16年度予算案によりますと、光市の周南流域下水道維持管理費負担額は4億3,200万円ですから、この引下げが成功すれば、億の桁で下水道会計の歳出削減の可能性があります。関係する2市3町の市長名で県に要請はしています。ところが、地元県議会議員に力を発揮してもらう、あるいは、こうした重要な問題を執行部は議会に提起して、執行部、議会一体となって取り組むという熱意のある姿勢が見られません。形式的な、魂のこもらない取組みでは、重い県の腰を上げさせることはできません。いわゆる市のトップが役割を果たしていないと言わなければなりません。  以上、下水道事業の財政問題で光明を見出すために、市トップがキチンと役割を果たすという建設的提案を述べるとともに、光市の下水道料金が山口県下13市中トップクラスであり、柳井市に次いで2番目だということになっておりますが、市民の暮らしをこうして圧迫している点を指摘しまして、この予算に反対の態度を表明します。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第6号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第6号につきましては、先ほどの建設経済委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第7号、平成16年度光市老人保健特別会計予算について、反対の討論をします。  平均寿命が男性日本一、女性で4位の長野県では、1人当たり老人医療費は全国最低で、国保の3割自己負担を軽減している自治体が広がっています。長野県の中で広がっています。このことが、病気の予防、早期発見と早期治療の傾向を促進していることと相まって、医療費の節減につながっています。  老人保健制度が実施されてから、高齢者の自己負担が重くなるばかりです。一昨年10月から、70歳以上のお年寄りの医療費は定率1割負担、一定以上の所得者は2割負担になった改悪でした。これに伴って、様々な制度改悪が行われて、受診抑制と予防医療の後退が起こっています。そして、重病者が増え、医療費総額が増えていく傾向、保健財政を圧迫する傾向が広がっています。こうした悪循環を断ち切り、医療保健分野からも元気で長生きのお年寄りのまちづくりを進めることが求められます。そのために、次の3つの提言をします。  1つ、老人医療費の国庫負担割合を元に戻させることです。20年前、国庫負担割合は44.9%もありましたが、今は31.5%に激減しており、その分、住民個人と地方自治体の負担が大幅に増えました。  2つ目、長野県や名古屋市、岩手県沢内村などの先進事例をよく学び、吸収して、予防医療をはじめ、保健事業の抜本的拡充で、病気の早期発見・早期治療を保障する体制を確立することが重要です。  3つ目、日本の薬価が欧米に比べて2倍から4倍も高くなっていますが、とりわけ、効き目が従来の薬、「後発品」と言いますが、「ジェネリック医薬品」とも呼びます、と比べて変わらない新薬、先発品の価格が異常に高いのです。この問題は、12月議会で一般質問が行われました。自治体病院でも採用が広がっているジェネリック医薬品を光市立病院は採用していないのですが、検討委員会を立ち上げています。光市立病院でもジェネリック医薬品を採用して薬価を引き下げ、市民負担軽減と保健財政の改善を図ることが強く求められます。  以上、3つの提言を行いましたが、国の方針に従う保健運営から、お年寄り、市民主人公の運営に切り替えられるよう期待をして、反対討論を閉じます。
    ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第7号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第7号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第8号、平成16年度光市介護保険特別会計予算について、反対討論を行います。  東京都武蔵野市では、訪問介護、通所介護、通所リハビリの利用料を一律3%に軽減しています。この結果、在宅介護サービスの利用率は全国平均を10%も上回っています。介護保険導入とともに、地方自治体が公的責任を放棄し、介護の相談、訪問、助言をケアマネジャーに丸投げする傾向が広がっていますが、東京都大田区では、自治体が自ら訪問介護事業者になり、痴呆症や家庭に判断能力がないなど、いわゆる処遇困難な高齢者に直営のサービスを提供しています。川崎市や東京都世田谷区では、パワーリハビリ事業に踏み切り、筋力トレーニングなどで要介護度が、例えば介護度4から介護度2に改善されるというような、そういう実績を積み上げたと報告されています。このように、全国的には、知恵と力を尽くして、守りだけでなく、攻めの姿勢で介護保険事業にチャレンジしている自治体も見られます。  光市の場合、新しいこの制度に対して、担当者の努力を評価しつつも、昨年4月から保険料を1人当たり月753円も値上げした点と、特別養護老人ホームの待機者が、改善されるどころか、介護保険制度導入前よりも大幅に増えている、この点を指摘して、反対討論といたします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第8号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第8号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。四浦議員。 ◯1番(四浦 順一郎君) 議案第9号、平成16年度光市病院事業会計予算について、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  光市立病院では、病院経営の重要な指標の一つである患者数は、5年前に比べて、入院、外来とも、約2割落ち込んでいます。最近は、年を追うごとに患者数が減っていくという実態です。お隣の大和病院の場合、この5年間、入院、外来合わせるとほぼ横ばいで推移しているのと比べても、光市立病院の実態は深刻です。こうした中で、昨年度の決算は赤字経営となりました。  市立病院の入院患者用テレビ設置契約問題で、議員の経営する電器店と市立病院の癒着が問題になっており、テレビ設置の契約書が紛失したということは信じられないという声が、少なくない市民の中から起こっています。この問題はよほど根が深いと思いますが、市立病院経営の責任者である市長の責任も免れません。したがって、議会の議論にとどめず、執行部自らが、市長を先頭に、真相解明に乗り出すように、しかも、早期に乗り出すように、求めておきたいと思います。  この不祥事は、偶然起こったことではありません。本会議の一般質問に対する答弁では、これは私がやりました、給食材料納入業者は10数年間も同一業者が続いている。長年の歪んだ体質が明らかになっています。  光市立病院には、1日平均入院患者180人、外来患者500人、これは平成16年度予算案にうたわれている数でありますが、を受け入れ、看護師や医師など220人が働いており、市民の命と健康を守る砦です。市民の声、患者の声に真摯に耳を傾けて、「市民こそ主人公」の立場で、抜本的な体質改善をして出直すことが求められます。  そして、31億円の本予算の活きた活用を求めて、反対討論を閉じます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第9号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第9号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第16号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第16号、光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加をいたします。  さて、これまで、私どもは、高過ぎる国民健康保険税の値下げを要求してまいりましたが、今回の改正条例は、逆に、10.84%の値上げ条例であります。厳しい経済状況の中で、払いたくても払えない、何とかしてほしいとの声に逆行するものであり、認めるわけにはまいりません。  私は、これまでも、今日の国民健康保険財政の危機は、政府が国民健康保険法の改悪で国庫補助率を医療費の45%から38.5%に引き下げたことが直接の大きな原因であることを述べてまいりました。また、国民健康保険財政の危機は、その構造的要因もあるわけであります。加入者は、農業、中小業者、無職の人達、また、高齢者、低所得者が多く、医療費がかさむにも拘わらず、保険税負担能力が低いことから、財政基盤が極めて弱いのが特徴であります。  したがって、国民健康保険財政の危機の打開は、まず第1に、国庫負担を改悪以前の医療費の45%に戻すこと。第2に、自治体の財政負担も当然に必要であり、一般会計からの繰入金の増額をはじめ、負担軽減と、可能な限り努力をすることであります。第3に、住民の命と健康を守るために、予防から治療、リハビリテーションを一体化した総合的な地域医療の確立に全力を挙げて取り組むことであります。  老人医療無料化制度、国保の10割給付など、医療給付の充実、健康管理の重視、病気の早期発見・早期治療、住民本位の在宅ケアの充実などを進めることにより、医療費の軽減、国保財政の安定、さらに、国保税を引き下げることができることは、岩手県沢内村をはじめ、先進的な経験が数々あることで、明らかであります。この点を指摘して、私は反対の討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第16号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第16号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第18号、光市総合福祉センター条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加をいたします。  財政健全化計画に基づく、額的にわずか5%とはいえ、使用料の値上げであります。今日の経済不況にリストラの嵐の中、爪に灯をともすがごとく、家計を切り詰め、やりくりして頑張っておられる方々から見ると、値上げは身にしみるものがあります。  市長は「生活者の視点で予算編成をした」と言いますが、5%の値上げはまさに生活者に配慮が欠けると思いますが、いかがですか。全ての改正使用料による増額は、わずか270万円程度であります。もう少し違った観点で無駄を省く努力こそ、今、求められると考えます。  総合福祉センターも、福祉の砦として、より多くの市民に積極的な活用を願うなら、わずか5%とはいえ、値上げをすることは考えるべきではないでしょうか。係る観点から、反対の立場を表明し、討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第18号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第18号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第19号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第19号、光市弔慰金支給条例を廃止する条例について、反対の立場で討論に参加をいたします。  光市弔慰金支給条例は、昭和45年3月に御屋敷山斎場が下松市に設立されたことに伴い、市民が亡くなられたときに御遺族に対し弔慰を表すことを目的に制定されたようであります。社会一般的にごく自然に受け入れることのできる、私は、良い制度であったと考えるわけであります。  廃止の理由として、事業の必要性が薄れてきている、周南市が合併を機に支給を廃止した、県内では光市を除き弔慰金を支給している市がない、よって、廃止するとのことでありますが、他市が廃止しようが、光市のみでやろうが、良い制度と思えば独自でもやるのが、私は、政治だと考えます。廃止理由がまさに明確でない点を指摘しながら、さらに、どうでも廃止をするというのであれば、まず、支給金額を引き下げ、その理由を市民に納得していただいて、次に、廃止するなり、段階的にすべき点も併せて指摘して、反対の討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第19号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第19号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第20号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第20号、光市憩いの家条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論に参加をいたします。  高齢化社会の中で、わずかの年金で生活をされる方々をはじめとして、お年寄りの置かれている立場は大変厳しい状況であります。そうした中でのささやかな楽しみの入浴料も値上げをする、その意識が私には理解できません。値上げをすべきではない、その点を表明し、反対の討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第20号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第20号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第23号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第23号、光市墓園の設置及び墓地の管理等に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、反対の立場で討論に参加をいたします。  これも財政健全化計画の名の下による値上げでありますし、使用料・手数料の改定に対しては、その根拠も明確でない点を指摘しながら、値上げ反対の立場を表明して、反対討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第23号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第23号につきましては、先ほどの環境民生委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第27号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第27号、光市周防多目的集会所条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加をいたします。  地元の方々がオープンに活用できる施設であり、利用状況を見ても、年々低下をしている状況であります。平成10年度で330件、3,826名の利用も、平成14年度では100件で1,910人の利用であります。理由についてはいろいろあると思いますが、こうした施設に値上げをする。私は、するべきではないという立場で、この件については反対の意思を表明し、討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第27号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第27号につきましては、先ほどの建設経済委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第27号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第28号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第28号、光市農村婦人の家条例の一部を改正する条例に反対の立場で、討論に参加をいたします。  これも前号と同じ理由でありますが、こういう施設に対しては、特に、値上げすべきではない点を指摘して、反対の討論にします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第28号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第28号につきましては、先ほどの建設経済委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第28号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第31号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第31号、光市フィッシングパーク設置条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加をいたします。  財政健全化計画の名の下に値上げでありますし、反対であります。特に、心身障害者釣料で一定の配慮をしながら、値上げ分も、私は、当然、配慮すべきではなかったかという点も指摘して、反対の討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第31号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第31号につきましては、先ほどの建設経済委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第35号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第35号、光市都市公園条例の一部を改正する条例についてであります。反対の立場で討論に参加をいたします。  趣旨については、これまで述べたとおり、財政健全化計画に基づく都市公園の使用料の改定については値上げであり、反対の立場を表明し、討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。
     これより議案第35号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第35号につきましては、先ほどの建設経済委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第35号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第39号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第39号、光市民ホール条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加をいたします。  これも、前号と同じく、財政健全化計画に基づくとはいえ、実質値上げであります。値上げよりは、多くの方々に利用していただくように努力する方がより大切という点も指摘して、反対の討論にします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第39号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第39号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第39号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第40号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第40号、光市文化センター条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加いたします。  前号の反対理由と同じでありますが、値上げすべきではなく、多くの方々にむしろ積極的に利用していただくことが大切だという点を指摘して、討論にします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第40号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第40号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第40号は委員長報告のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後2時0分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後2時15分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、議案第41号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第41号、光ふるさと郷土館条例の一部を改正する条例についてでありますが、全く前号の反対理由と同じであります。実質値上げでありますので、反対の意思を述べ、討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第41号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第41号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第41号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第42号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第42号、光市同和対策集会所設置条例の一部を改正する条例についてでありますが、これも全く前号と同じ理由で、値上げすべきではないという点を指摘して、反対の討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第42号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第42号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第42号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第43号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第43号、光市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例についてでありますが、これも全く前号と同じ理由であります。実質値上げでありますし、認めるわけにはまいりません。よって、反対をいたします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第43号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第43号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第43号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第44号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第44号、光市野外活動センター条例の一部を改正する条例についてでありますが、全く前号と同じ理由でありますし、値上げであります。認めるわけにはまいりません。よって、反対の意思を表明し、討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第44号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第44号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第44号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第45号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。藤田議員。 ◯15番(藤田 一司君) 議案第45号、光市総合体育館条例の一部を改正する条例についてであります。前号と同じ理由であります。実質値上げであり、認めるわけにはまいりません。よって、反対の意思を表明します。  以上です。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案第45号につきまして採決をいたします。  お諮りいたします。議案第45号につきましては、先ほどの総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) 起立多数と認めます。よって、議案第45号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第2号につきまして、討論の通告がありましたので御発言を願います。阿部議員。 ◯10番(阿部 克己君) 議員提出議案第2号、光市が大和町と合併することについて市民の意思を問う住民投票条例について、市民クラブとして、反対の立場で討論に参加いたします。  まず、合併問題についてこれまでの経緯を振り返ってみますと、今回の平成の大合併は、国から地方に権限を委譲する地方分権社会に対応した新しいまちづくりを目指して協議がなされてまいりました。この合併協議の基本的な考えとしては、効率的・合理的な行政運営、すなわち投資の集約化による支出の削減や事務権限、さらには財源委譲にこれまでの組織機構を超えた新しい視点で取り組む職務能力の向上を目指すことを目的に、さらには、行政区域を越えた広域行政の実態に合わせることなど、改革の手段として枠組みを議論することが重要な視点となり、これからの社会環境にいかに対応すべきか、先見性が問われたものでありました。  こうした背景を十分に理解した上で、本市議会では、平成11年に都市づくり特別委員会を設置、平成14年には合併調査特別委員会を設置し、幅広い視点で2年3カ月に及ぶ調査研究を積み重ね、合併の是非も含め議論してきたところであります。  その中で、市民クラブといたしましては、広域合併の必要性、特に、「周南地域の合併により、中核都市づくりの実現による発展的効果の実現」を最大のポイントに、合併の必要性と可能性を主張してまいったところであります。  しかし、平成15年3月議会にて、時限立法である特例法の期限が迫っていたことや周南市の誕生、あるいは下松市の状況から、大和町との合併は将来の広域合併のスタートとして協議する時期に来ていると判断し、特別委員会の最終報告で議会の方向性を示したところであります。  また、市民に対しても、これまで、市民アンケート、住民説明会、さらには、シンポジウムの開催や広報にて、広く合併協議の状況について情報提供し、理解活動を図ってきたところであります。  これまでの過程を踏まえ、今回の住民投票条例を判断してみますと、まず、住民投票の必要性について一定の理解をしているところでありますが、住民投票の基準は何か、何を求めてしているのか、理解し難いところであります。なぜならば、合併について市民の意見を求めるのであれば、本来、入口である法定協設置の時期に枠組み選択が適切ではなかろうか。しかし、この時期には、アンケート調査にて市民の意見をお尋ねしている。また、具体的には、平成13年12月から平成14年1月にかけ、市町村合併に関する市民アンケートを実施し、合併に関する意識調査を実施してきたところであります。  では、もう一方の出口である最終段階で、合併の是非を含め、市民に意見を求めることも一つの手段として理解しているところであります。しかし、一般市民を含めた委員で構成された光市・大和町法定合併協議会で、10月4日を新市誕生の目標に、これまで約1年かけ協議し、確認作業を積み上げ、その内容は、住民説明会や広報、法定協だよりなど、広く市民に情報提供してきたことで、市民に一定の理解がなされてきているものと判断しております。  この過程を尊重するならば、法的に効果のない今回の住民投票で、参考として市民の意見を伺うことは、ただただ市民に混乱を招く結果となるものと判断しているところであります。そこで、今日までの取り巻く状況判断を含め、大所高所の観点から、議会制民主主義の下に、市民の代表として各議員が適切な判断と決断をすることが市民に混乱を与えない最善の選択と判断いたします。よって、議員提出議案第2号について反対を表明し、討論に代えます。 ◯議長(中本 和行君) 次に、稗田議員。 ◯17番(稗田 泰久君) 議員提出議案第2号、光市が大和町と合併することについて市民の意思を問う住民投票条例について、五月・改革連合の会、光翔クラブを代表いたしまして、賛成の討論をいたします。  光市議会は、全国に模範となる定数削減、つまり全国3番以内の削減を実現してまいりました。このように、行政改革、とりわけ、コストのかからない地方自治、少数精鋭の議会運営が強く求められている中で、これからは、住民の生活を大きく左右する重要な課題に対しては、住民の意思を直接問い、確かめながら、その上に立って議会が判断、決定していくことが極めて重要なことであります。  過去において、合併の枠組みを問うアンケートが実施されました。しかし、広域を望む方が多くあったにも拘わらず、そのことは尊重されないまま、昨年3月、光市・大和町法定協が立ち上がりました。そのときの立上げの条件の一つが、法定協での協議内容は合併の是非を含むことが併せて確認されました。昨年3月の阿部当時の特別委員長の特別報告の中にもキチンとそのことが表現されておりますし、また、市長の合併答弁の中にもこのことは出てまいります。  また、直近に実施された各種選挙におきまして、平成14年の市会議員選挙では、当選者の大半、13名だったと思いますけど、広域合併を公約されて当選されました。その後、市長選挙では、末岡市長がめでたく当選されましたが、末岡市長の公約は、将来は広域は否定しないというような、二度も三度も、不可能に近い合併にあいまいな公約でしたから、末岡市長に投票された方の中にも、小さい合併には疑問を言われる方、これは、経済界をはじめ、労働界にもいらっしゃいます。市民各界・各層の中に、私はたくさんいることを知っております。また、その後の県会議員選挙・統一地方選挙でも、広域合併を公約された候補の票が圧倒的に多くありました。  そのことから考えてみましても、住民の意思は、大きな合併を望む方が多いか、本当にこの小さい合併をスタートさせてよいのか、これは一旦スタートしたら、次のステップは、莫大な税金を必要とするわけでありますから、不可能ではないかと迷っている市民もたくさんおるんじゃないかと思います。昨日の浅江公民館の住民説明会でも、この小さな合併をもろ手を挙げて賛成するんだという発言は1人もいなかったと、私はそういうふうに感じました。  したがいまして、この際、光市議会が最終判断をするに当たりましては、広く市民の意見を問うことは民意に沿った確実な議会としての判断が可能となることから、ぜひとも必要なことであり、また、多くの市民が望んでいるところでありますし、末岡市長さんも、そのことによって、自信を持ってこの合併問題を進めることができるんじゃないでしょうか。そういう意味で、光市が大和町と合併することについて市民の意思を問う住民投票条例に賛成の意を表明し、討論といたします。 ◯議長(中本 和行君) 次に、市川議員。 ◯12番(市川  熙君) 私は、こう志会を代表いたしまして、議員提出議案第2号、光市が大和町と合併することについて市民の意思を問う住民投票条例案に、反対の立場から討論に参加をいたしたいというふうに考えます。  私は、まず、本条例案の背景から述べる必要があると考えております。と申しますのは、本条例案は、1市1町の合併、あるいは広域合併に限らず、都市合併について賛成か反対を問う条例であることを見抜かなければいけないからであります。  私達は、市民の中に広域合併について根強い支持者があることは知っております。住民説明会の中で、非常に少数ではありましたが、住民投票をすべきだという意見もありました。しかし、彼らのうち、少なくとも2人は、広域合併を前提としての住民投票をしてほしいとの思いであったと私は考えております。  しかし、本条例は、光市・大和町の合併の是非を問うことに限られ、広域合併の設問ではないことは明らかであります。周南市、下松市の状況、あるいは、広域合併に向けた明確な道筋が示されない現在、もし仮に本条例案が成立し、住民投票が実施されたとしますと、住民の間に計り知れない混乱が起こるおそれがあります。  私達は、基本的には、広域合併を支持する方々も1市1町の合併には反対でないと考えております。もし1市1町の合併に反対し、広域を目指すならば、大和町を除外した奇妙なものになるからであります。申すまでもなく、都市合併につきましては、多くの市民が、一言で言えば、時代の流れである等の認識を持っていると私達は考えています。  そこで、改めて、提案者の説明を検証してみたいというふうに思っております。  提案説明の中で、市長選挙の出口調査を引用し、「大和町との合併を支持する市民は12%に過ぎず、民意とのねじれ現象である」と何度も何度も主張されましたが、これは、その当時の新聞を見れば明らかなように、「将来的な合併の枠組み」という設問に対しての回答であります。「将来的な合併の枠組み」と「現時点における合併の枠組み」とは全く異なる設問であり、「1市1町の合併を将来の都市合併のスタートにする」という末岡市長の主張は、多くの人々の共感を呼んでいるところであります。  また、県内初の広域合併である周南市の混乱ぶりや、さらに、圏央、柳井、萩地区などは、広域からスタートしたにも拘わらず、今、合併の枠組み自体を見直す状況にあり、こういった地域が、堅実にその協議を終えようとしている光市・大和町の合併を注視していることは事実であります。  将来的な合併も見据えた市長の考えを極めて分かりにくいと批判する一方で、将来的な枠組みに関する回答を大和町との合併に対する回答にすり替えた提案理由は、まさに詭弁であります。  さらに、統計学上、光市の場合、一定の民意を反映するためには約1,000のサンプルが必要と言われているのに対し、この出口調査のサンプルはわずか100であるということは、提案者御自身の御回答であります。このように、一部の意見、しかも都合のよい部分だけをつなぎ合わせた提案理由は、市民を欺くものであり、到底理解できるものではありません。  提案理由で、提案者は、「合併の賛否を問うアンケートは実施していないし、議会も合意していない」と述べておられますが、光市では、これまでに、合併の賛否については、平成6年、平成10年、平成14年と3回のアンケートを実施し、合併の賛否を尋ねておられます。  ちなみに、合併賛成者は、平成6年は20%、平成10年は9.3%、平成14年は50%でありました。  また、昭和62年に県の中核都市構想が発表されて以来、光市は、合併問題に対する様々な取組みを展開し、平成12年12月、県が光市・大和町の合併パターンを示して以降も、合併をテーマとした住民説明会をはじめ、パンフレットの全戸配布やシンポジウムの開催など、情報提供と住民との意見交換に努めております。  一方、議会におきましても、先ほど阿部議員が申されましたように、平成11年に都市づくり特別委員会を設置し、およそ1年6カ月の議論を行った後、相手方を特定することなく合併を進めるべきであるという多数意見を報告し、さらに、平成14年6月には合併調査特別委員会を設置し、およそ9カ月の議論を経て、大和町との合併は将来の広域合併のスタートとして協議する時期に来ているという報告を行っているということは、先ほどの阿部議員と同じであります。  提案者は、説明の中で「降ってわいたような合併」という表現をされましたが、合併問題につきましては、議会においても、多くの時間とエネルギーを費やし、真剣に議論をしてきたと思っております。その結果、光市における合併のスタートとして大和町との合併協議を選択し、しかも、合併協議会では、1年もの時間をかけ、真摯な協議が行われているところであります。提案説明ではあたかも執行部が議会や市民の声を無視して勝手に合併を進めていくような印象を与えて、今回の提案理由とされているのは、認識が誤っていると考えております。  昨日で全ての住民説明会が終了し、多くの市民の方々の意見が開陳されました。前回の説明会に比べ、参加人数も多く、活発な意見が多く述べられたと感じております。その中で、1市1町の合併反対を述べられた方は極めて少数であり、住民投票の必要性を述べられた方はわずか3人でありました。また、2会場では、市民、団体レベルでは既に合併を前提としての話合いが行われているという御意見もありました。こういう状況の下で、多くの経費を投入し住民投票を実施することは、住民の意思に反することであると断ぜざるを得ません。  既に大和町におきましては、3月10日に、同趣旨の住民投票条例を圧倒的多数で否決しており、大和町民の合併への期待は大きいものがあります。  御承知のように、合併協議会では、既に、合併の期日を、平成16年10月4日を目標とすることを決定しており、このためには、本年6月の県議会に諮る必要があります。今、この条例に基づいて住民投票を行うことは、合併協議会が確認した合併の期日を覆すことに他ならず、これは、大和町との合併に賛成を投じる市民に対し理解を求めることはできないと私は考えております。  今回の住民投票条例の提案理由は、これまでの経過や議会における議論を一切無視し、また、事実確認が極めて一方的・恣意的であり、到底賛同できるものではありません。こうした状況を鑑みますと、今回の大和町との合併の判断は光市議会に与えられた責務であり、今、私達は、これまでの光市議会における議論を踏まえ、多くの市民の信頼と負託を受けた光市議会議員として判断をすることが求められております。  以上の理由により、議員提出議案第2号については反対の立場を明確にし、討論を終結します。 ◯議長(中本 和行君) 次に、四浦議員。
    ◯1番(四浦 順一郎君) 議員提出議案第2号、光市が大和町と合併することについて市民の意思を問う住民投票条例について、日本共産党を代表して、賛成討論を行います。  今回の討論で私が強調したいのは次の3点です。  まず、合併問題というような市民にとって未来永劫影響を受ける問題について、情報がキチンと伝わっていないという点が挙げられます。  極めて身近で直近の話でございますが、昨日の浅江公民館における住民説明会で、私はもう大変びっくりしたことがありました。市長の弁です。丹波・篠山市については、これを、合併特例債をほとんど使い切って、財政的にも疑問があるような、極めて批判的な言葉を吐きました。帰りしなに、浅江公民館から出る顔見知りの市民が私を呼び止めて、「どうしたことか」、去年の住民説明会のことを覚えていて、「同じ人の口から出るとは思えない」、このように言いました。では、去年の説明会ではどういうことを言うたか。丹波・篠山市は、まあそれこそ合併のモデルのごとく、大いに市長は持ち上げたわけであります。これは、市長だけの責任と私は追及するつもりはないんです。情勢の変化もありました。しかし、地方自治体のいやしくも市長という者が、たった1年ぐらいの間で、情勢の変化が多少あったからというて、言うことが天と地ほどの開きがあるようなことを言うちゃいけません。これが一つの実態として指摘できます。  住民の中に混乱があるような話もありましたが、混乱をさせている張本人が市長ではなかったかな。そういう思いすらするわけであります。  宗像市、市長はこういうふうに言いました。これは、私が昨年のたしか9月議会だったと思いますが、一般質問に対する答えです。合併協議会で、協議会のメンバーが皆さんそろってでしょうか、1市1町合併、最近やりました、福岡県でしたかね、宗像市に出向きましての感想です。「人づくりやコミュニティの推進などのソフト事業を中心に、小さな合併だからこそできる夢のあるまちづくりに取り組んでいるという印象を強く持った」。これが市長の感想です。ありきたりで、これまた全国どこへでも通用のするような、ソフトなといいますか、当たり障りのない感想であります。  しかし、ここに私は大きな問題を感じました。なぜか。せっかく視察、調べに行って、行政の側からだけしか聞かなかった。光市だってそうですよ。光市・大和町の合併のことを聞かれたら、良いことしか言わないです。それを鵜呑みにして市民の中に返していく。議会の一般質問、答弁を答える。こんなことで、本当に市民に、じゃあ、先行合併市の実態がうまくお伝えできたか。極めて疑問があるということになると思います。  私ごとを言いましたら、こういう話で恐縮ですが、私どもは、日本共産党と旧五月会で合同の視察に東京都あきる野市に行ってまいりました。ここは合併のモデル市と言われたところなんですよ。しかし、中身については詳しく言いませんけれども、行政だけを訪ねて行きませんでした。すごいですね、82億円の新庁舎を建設いたしまして、もう、やっぱり財政がパンクですよ。国保税を二度にわたって引き上げるなど、次々と住民負担を増していて、「サービスは高く、負担は低く」というのが、合併後、2年もたたんうちに反故になっていったような実態を、実は、行政の側は全然しゃべりませんでした、そんなこと。住民団体が、合併前から運動していた。その責任者と事務局長にも私どもが視察に行って聞いたからこそ、その合併の全貌が分かる。一方通行の話を聞いて市民を惑わすというような合併がひとり歩きをしてはいけません。  2つ目です。合併問題では、住民投票が大きな流れになっているということも強調したいと思います。  ことしの1月1日の朝日新聞の特集記事では、「昨年、116地方自治体で住民投票が行われた」、このように紹介をされています。山口県でも、ごく最近は三隅町、そして岩国市、さらには、最近ではあっちこっちありますから、数多く挙げてもいけんわけですが、田布施町など、こういうところで動きが出てきています。  しかし、光市では、この合併の是非について、住民は意思表示をしていません。聞くところによると、アンケートをやったとか、いろんな説が出てきておりますが、光市・大和町について、いいですか、悪いですか、賛成ですか、反対ですか、こういう住民のアンケート調査はただの一度も実施をされていないので、聞けば、口に泡をしていろいろ言う人もおりました。100点しかないような世論調査を何で信じられるかと、少数ではないかと、こういう話があります。しかし、市が率先して市民の意見を、全市民の意見をこの問題で聞いていないから、しょうがないじゃないですか。私の責任じゃないね、言われても。100人であろうと何だろうと、この光市・大和町合併の市民の反応、賛否の反応は、明らかに私は出ているのではないかと思います。しかし、狂信的合併推進者は、じゃあ、気に入らないのなら、この合併に関して、改めて市民のアンケート調査ぐらいやろうじゃないかと、そのことで決着つけようじゃないかというふうに言ってもいいと思います。  さて、アンケート調査で、これをやっているという話もありましたが、いろいろ年代を追うてやっているという話が出ている部分もありますが、これは、合併の是非を全く聞いていないのでありまして、そういうふうに言われる方は、もう一度、住民投票条例案を見ていただければいいと思います。これは、紛れもなく一般的なアンケートではありません。「新しい市になったらどういうものが求められますか」というようなものを合併協議会でつくりましたが、そんなものとはわけが違います。この光市・大和町に対して、合併の市民の一人ひとりの意思はどうでありますか、賛成ですか、反対ですか、こういう意思表示をしてもらうものでありますから、的外れの議論はいただけないのかなと思います。  さて、3つ目です。住民投票には賛成だが、時期が悪いという説もあります。しかし、私は、合併の全貌が分かったこの時期がベストだと思っています。古い調査を出した、そういう議員もいらっしゃいますが、光市・大和町合併の調査は一つもないという点と併せて、合併協議会、議会の議論を全く軽視するものではありません。市民全員に意思表示の機会を。いわば、何十年に一遍と言うてもいいぐらい、そういうことをやってもいいんじゃないでしょうかね。今や、住民投票の時代になっていると言うてもいいような、そういう時期であります。つまり、議会という間接民主主義とこの住民投票という直接民主主義を融合させるということが、私が賛成の弁を言う立場であります。  なお、合併の期日の目標、10月4日が間に合わないことについて、少し触れておきたいと思います。  これは、極めて、投票条例案を見られるとお分かりのように、配慮をしています。新しいことをやるわけですから、例えば投票資格者の問題、これに目を通してほしいと思いますが、18歳以上とか、永住外国人という者は入れておりませんで、いわゆる一般的な選挙、国政選挙でも、市議会や市長選挙でもいいんですが、二十歳以上の有権者ということに限っておりまして、選挙管理委員会に余り大きな負担をかけて、長期間準備に手間取るというようなことのないようにという配慮をしておりますので、いろいろ批判をされる方は、そういう点も見ていかなければならないのじゃないかなというふうに思います。  なおかつ、言うならば、選挙管理委員会などの投票事務が間に合うということになれば、住民投票の期日は、これはもう議会の総意ですから、30日に別にこだわることはないと思います。ここで確認をされれば、直ちに、臨時議会を持つなり何なりして、30日からということではなくて、15日からだとか、日にちを縮めていくことも大いに結構だと思います。賛成の弁を私は述べておりますが、我が党は、そういう提案がありましたら、いち早く協力し、賛意を表するものであります。  最後に、住民投票について、もう一度触れておきたいと思います。  御承知のように、有権者の投票で市長や議員、あるいは国会議員を選ぶのが選挙です。これに対して、住民投票は、一つの案件について、その賛否を、有権者自身が直接投票で意思表示をいたします。こういう民主主義の原点が、先ほども申しましたが、間接民主主義であるこういう議会だとか、あるいは市民の代表も入れた形での合併協議会の議論だとか、そういうものも活かしながら、また、賛成・反対の人達の意見をよく聴きながら、市民が冷静に判断する、そういう場が光市にもあってよいのではないかというふうにも思います。  さらに、もう一つ申し上げておきたいと思います。  今回、市民の意思を聴くことは市民に混乱を招くというとんでもない御意見もあるようであります。これはもう市民を冒 するもの以外の何物でもありません。市民はキチンと判断をいたします。身近な例で言うと、周南市の市民がそうだったじゃありませんか。極めて分かりやすい。議員報酬問題で、ついに法定の署名数を大幅に上回る数が集まって、いよいよ議会解散が目の先になっているではありませんか。そういう、市民はもっともっと議会より正常なチェック機構を果たすことだってできているというのは、身近な例のとおりであります。私は、市民こそ、こういう問題について、情報がキチンと伝わるならば、正確な判断ができると確信するものであります。  とはいいながら、いよいよ最後になりますが、私は、合併賛成者にも、合併推進者にも、心を込めて呼び掛けたいと思います。もちろん、この合併はいかがかな、慎重に思っている方、この合併はいけない、反対と思っている方にも、すべからく、心を込めて、住民投票だけは実施しようじゃないかということで、呼び掛けたいと思います。住民投票の実施に当たっては、皆さん、いろいろ議会の中では意見の違いがあります。しかし、仲良くやろうではありませんか、ということを述べて、賛成討論といたします。 ◯議長(中本 和行君) 以上で討論を終結いたします。                〔「動議」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 稗田議員。 ◯17番(稗田 泰久君) お願いがございます。  光市議会の会議規則第72条によりまして、議員提出議案第2号の表決を無記名投票にするように提議いたしますので、よろしくお取り計らいお願いいたします。  以上です。 ◯議長(中本 和行君) ただいま稗田議員から、議員提出議案第2号について、無記名投票による採決の動議が提出されました。この動議について賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) この動議は、所定の人数以上の賛成者がありますので、議員提出議案第2号について投票による採決といたします。                〔「動議」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 市川議員。 ◯12番(市川  熙君) 記名投票の動議を提出いたします。 ◯議長(中本 和行君) ただいま市川議員から、議員提出議案第2号について、記名投票による採決の動議が提出されました。この動議について賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中本 和行君) この動議は、所定の人数以上の賛成がありますので、議員提出議案第2号については投票による採決といたします。  ここで暫時休憩いたします。                  午後2時55分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後3時50分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより議員提出議案第2号につきまして採決をいたします。  本案に対する委員長報告は否決すべきものでありますので、よって、原案について採決をいたします。  なお、議員提出議案第2号の投票による採決については、稗田議員他から無記名投票要求と市川議員他から記名投票との要求が同時にあります。よって、記名投票若しくは無記名投票のいずれの方法によるかを、光市議会会議規則第70条第2項の規定に基づき、無記名投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。                   〔議場閉鎖〕 ◯議長(中本 和行君) ただいまの出席議員数は17人であります。  投票用紙を配布いたさせます。                  〔投票用紙配付〕 ◯議長(中本 和行君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                  〔投票箱点検〕 ◯議長(中本 和行君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は無記名方法であります。投票用紙に記名投票の方は「記名」、無記名投票の方は「無記名」と記載の上、点呼に応じて、順次投票願います。  点呼を命じます。久保田事務局次長。 ◯議会事務局次長(久保田 孝志君) それでは、議席番号と氏名を若い番号順に申し上げます。               〔事務局次長点呼、議員投票〕       ……………………………………………………………………………     1 番  四 浦 順一郎 君     2 番  森 重 明 美 君     3 番  中 村 賢 道 君     5 番  磯 部 登志恵 君     6 番  縄 重   進 君     7 番  守 田   勉 君     8 番  今 村 鐵 雄 君     9 番  松 本 修 二 君     10番  阿 部 克 己 君     11番  河 村 龍 男 君     12番  市 川   熙 君     13番  国 広 忠 司 君     14番  泉 屋   孝 君     15番  藤 田 一 司 君     16番  森 永 教 文 君     17番  稗 田 泰 久 君     18番  西 村 憲 治 君       …………………………………………………………………………… ◯議長(中本 和行君) 投票漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  開票を行います。  光市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に四浦議員及び森重議員2名を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。                    〔開票〕 ◯議長(中本 和行君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数17票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、有効投票17票、無効投票0。  有効投票中、記名9票、無記名8票。  以上のとおりであります。よって、投票の方法は記名投票と決しました。  議場の閉鎖を解きます。                   〔議場開鎖〕 ◯議長(中本 和行君) ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後3時58分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後4時20分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより議員提出議案第2号につきまして記名投票による採決を行います。  議場の閉鎖を命じます。                   〔議場閉鎖〕 ◯議長(中本 和行君) ただいまの出席議員数は17人であります。  投票用紙を配布いたさせます。                  〔投票用紙配付〕 ◯議長(中本 和行君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                  〔投票箱点検〕
    ◯議長(中本 和行君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。この採決は記名投票であります。本案に賛成の方は白票に氏名を記載、反対の方は青票に氏名を記載の上、点呼に応じて、順次投票を願います。  点呼を命じます。久保田事務局次長。 ◯議会事務局次長(久保田 孝志君) それでは、議席番号と氏名につきまして若い番号から申し上げます。               〔事務局次長点呼、議員投票〕       ……………………………………………………………………………     1 番  四 浦 順一郎 君     2 番  森 重 明 美 君     3 番  中 村 賢 道 君     5 番  磯 部 登志恵 君     6 番  縄 重   進 君     7 番  守 田   勉 君     8 番  今 村 鐵 雄 君     9 番  松 本 修 二 君     10番  阿 部 克 己 君     11番  河 村 龍 男 君     12番  市 川   熙 君     13番  国 広 忠 司 君     14番  泉 屋   孝 君     15番  藤 田 一 司 君     16番  森 永 教 文 君     17番  稗 田 泰 久 君     18番  西 村 憲 治 君       …………………………………………………………………………… ◯議長(中本 和行君) 投票漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  開票を行います。  光市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に四浦議員及び森重議員2名を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。                    〔開票〕 ◯議長(中本 和行君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数17票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、有効投票17票、無効投票0。  有効投票中、白票8票、青票9票。  白票。四浦順一郎君、守田勉君、河村龍男君、国広忠司君、泉屋孝君、藤田一司君、森永教文君、稗田泰久君。  青票。森重明美君、中村賢道君、磯部登志恵君、縄重進君、今村鐵雄君、松本修二君、阿部克己君、市川熙君、西村憲治君。  以上のとおりであります。よって、議員提出議案第2号は否決されました。  議場の閉鎖を解きます。                   〔議場開鎖〕 ◯議長(中本 和行君) 次に、ただいままでに議決されました議案第1号、議案第2号、議案第5号から議案第9号までの5件、議案第16号、議案第18号から議案第20号までの3件、議案第23号、議案第27号、議案第28号、議案第31号、議案第35号、議案第39号から議案45号までの7件及び議員提出議案第2号の24件を除く30件につきましては、いずれも討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより一括して採決いたします。  お諮りいたします。議案第3号、議案第4号、議案第10号から議案第15号までの6件、議案第17号、議案第21号、議案第22号、議案第24号から議案第26号までの3件、議案第29号、議案第30号、議案第32号から議案第34号までの3件、議案第36号から議案38号までの3件、議案第46号から議案第51号までの6件及び議員提出議案第1号並びに平成15年請願第3号の30件は、それぞれ各常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号、議案第4号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第17号、議案第21号、議案第22号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第29号、議案第30号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第51号及び議員提出議案第1号並びに平成15年請願第3号の30件はそれぞれ各常任委員長報告のとおり可決することに決しました。       ───────────・────・────────────   日程第4.意見書案第1号 ◯議長(中本 和行君) 次に、日程第4、意見書案第1号を議題とします。  この議案については提出者の説明を求めます。西村議員。 ◯18番(西村 憲治君) それでは、意見書案第1号、65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書につきまして御提案申し上げます。  我が国の経済社会の活力を維持するためには、意欲と能力がある限り年齢に関わりなく働き続けることのできる社会の実現を図り、できるだけ多くの高年齢者が経済社会の支え手として役割を果たしていくことが必要であります。定年年齢の引上げや継続雇用制度の導入を企業に義務付けるように高年齢者雇用安定法の改正を行うとともに、多様なニーズに対応した雇用・就職機会が確保されるよう、短時間勤務の導入や多様就業型ワークシェアリングの導入について支援策を講じ、これらの制度の導入に向けた事業主の取組みに対する財政上の支援策を講じるなど、円滑な制度の導入、整備に努められたい。  また、ハローワークや民間団体、NPOとの連携を図り、職業紹介などの就業に関する相談、就労機会の提供、情報提供などの総合的な就労支援を行う窓口としてシルバー人材センターを活用し、高年齢者をサポートされることを強く要望するものであります。  以上、御提案申し上げますので、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(中本 和行君) 説明は終わりました。  この議案について質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  討論がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。意見書案第1号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま、市長より議案第60号が追加議案として提出されました。これを日程に追加し、追加日程第5として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号を日程に追加し、追加日程第5として議題といたすことに決しました。       ───────────・────・────────────   追加日程第5.議案第60号 ◯議長(中本 和行君) 追加日程第5、議案第60号を議題といたします。  本件について、市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第60号は、平成15年度光市一般会計補正予算(第8号)についてお諮りするものであります。  これは、平成15年度繰越明許費につきまして、3ページの参考資料のとおり、不測の事態により期限内の完成が困難となった光ファイバーケーブル電柱建替事業の他1件の事業費1,647万4,000円を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(中本 和行君) 説明は終わりました。  この議案に対する質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  この議案は、所管である総務文教委員会及び建設経済委員会に付託し審査をお願いいたします。  なお、この後休憩をいたしますので、この休憩中に、総務文教委員会を第1委員会室、建設経済委員会を第2委員会室で開催していただきますようお願いいたします。  なお、委員会審査終了後議事の報告の整理がつき次第再開をいたしたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。  この際、本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後4時38分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後4時57分再開 ◯議長(中本 和行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  引き続き、追加日程第5、議案第60号を議題といたします。  この事件については、先ほど休憩中に、各常任委員会において審査されていますので、その概要と結果について、各委員長から御報告をお願いいたします。  まず、建設経済委員長よりお願いいたします。市川建設経済委員長。 ◯12番(市川  熙君) 休憩中に、委員全員出席の下、建設経済委員会を開催いたしましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。  先ほど本会議から当委員会に付託されました議案第60号、平成15年度光市一般会計補正予算(第8号)のうち、建設部所管分についてであります。執行部の説明を了としまして、全員異議なく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が建設経済委員会の概要と結果であります。 ◯議長(中本 和行君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  次に、総務文教委員長よりお願いいたします。松本総務文教委員長。 ◯9番(松本 修二君) それでは、御報告申し上げます。  休憩中に、委員全員出席の下、総務文教委員会を開催しましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。  先ほど本会議から当委員会に付託されました議案第60号、平成15年度光市一般会計補正予算(第8号)のうち、企画情報部所管分についてであります。執行部の説明を了として、全員異議なく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が総務文教委員会の概要と結果であります。  以上です。 ◯議長(中本 和行君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  以上で常任委員長報告を終わります。
     これより討論に入ります。  討論がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。議案第60号は、先ほどのそれぞれの常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号はそれぞれの委員長報告のとおり可決されました。       ───────────・────・────────────   閉  会 ◯議長(中本 和行君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、平成16年第1回光市議会定例会を閉会いたします。  御協力ありがとうございました。大変お疲れでございました。                  午後5時1分閉会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長   中 本 和 行                     光市議会副議長  河 村 龍 男                     光市議会議員   森 永 教 文                     光市議会議員   稗 田 泰 久                     光市議会議員   西 村 憲 治...