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  1. 光市議会 1996-03-05
    1996.03.05 平成8年第1回定例会(第1日目) 本文


    取得元: 光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    1996.03.05 : 平成8年第1回定例会(第1日目) 本文 ( 209 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロード ※ヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時05分開会   開  会 ◯議長(田中 虎男君) ただいまから平成8年第1回光市議会定例会を開会いたします。       ────────────・────・────────────   開  議 ◯議長(田中 虎男君) 直ちに本日の会議を開きます。       ────────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(田中 虎男君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(田中 虎男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は守田議員、大木議員、森永議員、以上3名の方を指名いたします。  議事参与員はお手元に配付いたしておりますとおりでございますので、御了承願います。       ────────────・────・────────────   日程第2.会期の決定
    ◯議長(田中 虎男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。このたびの定例会の会期は、きょうから3月26日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、このたびの定例会の会期は、きょうから3月26日までの22日間と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第3.平成6年請願第3号の訂正について ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第3、平成6年請願第3号の訂正の件を議題といたします。  継続審査事件となっております本件につきまして、お手元に配付いたしました訂正表のとおり、紹介議員より訂正の申し出があり、市民経済委員会では請願の訂正について了承しております。  お諮りいたします。平成6年請願第3号の訂正について、これを了承することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、平成6年請願第3号の訂正は承認されました。  したがいまして、本件は訂正された文案により再度市民経済委員会で審査をお願いいたします。       ────────────・────・────────────   日程第4.継続審査事件議案第11号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第4、継続審査事件となっております議案第11号「光市の環境をよくする条例」について、総務委員会が閉会中に審査されておられますので、委員長より報告をお願いいたします。  山本総務委員長◯総務委員長(山本 幸伸君) おはようございます。閉会中の去る2月23日継続審査となっておりました平成7年12月定例会議案第11号「光市の環境をよくする条例」について、委員会全員の出席のもとに審査をいたしましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。  「光市の環境をよくする条例」につきましては、これまでも多くの議員から一般質問等で論議をなされてきた問題で、このたびやっと全部改正案が上程されました。そこで、総務委員会に付託され論議の結果、広く市民の声、有識者の声を聞くと同時に、我々も各論の勉強もしてその上で論議を重ね、より良い環境のまち光市になるようにお互いに努力をしようということで、継続審査となったわけです。  そして、12月定例会終了後今日まで都合4回の協議会を開催し、全会派の考え方を踏まえた上での意見交換や、執行部との調整などを行いました。意見の主だったものを紹介しますと2通りに分かれておりまして、それの一つは公害という視点を中心に考えられた従前の条例と、今日環境問題は地球的規模で論じられたり、自然との共生が強調される時代的な背景の変化からすると、市民の心に訴えるという形の本条例案でよいのではないか。  また、本条例案は実践目標や理念を定めているものであって、これを具体的にどう実行していくかというものが大切で、総合計画の後期基本計画の中でも行動計画の策定が盛り込まれておりこれに期待し、本案を了とする考えです。  もう一つは、本市の自然を語るときには海は虹ケ浜・室積海岸、山や緑は峨嵋山となれば、当然川は島田川というべきであり、まして島田川は市民にとって心のよりどころであり、水源にもなっていることから環境には十分な配慮がなされるべきであるということから、条文の中に「島田川」という文字を挿入べきである。  また、行政が積極的に施策を展開するためには、行動計画を策定すること。及びその実施計画を議会に対し年次的に報告することを条文に明記すること。条例をより実行性のあるものにするためには罰則ないしは制裁的な条文を設けるべきである。  従前の条例の、例えば空き地の管理責任などをうたっているものなど、欠かすべきでない条文を復活させてはどうか。等々の修正すべきであるとの立場からの意見が提出されました。  以上のような口論乙駁があり、慎重審議の結果、今回の条例は趣旨から言って全会一致であることが望ましいことや、いずれにしても行政が当然のこと行動力を発揮すべきであり、また市民や事業者のモラルを高めることも必要であるという点での共通項を見いだし、結局、行動計画の策定を早期に実施すること。実施に当たってはその結果を年次的に議会に報告すること。  以上の2点を執行部に対する付帯決議として強く意思表示をする。  また、本市の快適な環境を確保していくためには、行政ばかりでなく市民や事業者に理解していただくことが肝要であり、島田川などに象徴されるふるさとの山河へ寄せる心ある市民の熱い想い等も考慮した環境都市宣言決議を今会期中に議員発議でしてはどうかとの提案がなされ、採決の結果付帯決議をつけること、並びに環境都市宣言をするということで、原案については可決すべきものと決した次第です。  以上が総務委員会における継続審査事件の審議の概要と結果です。  なお、審査の詳細につきましては、事務局に会議録を準備しておりますので御高覧ください。報告を終わります。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの委員長報告に対する質疑がありましたらお願いいたします。  高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 今委員長から報告がありましたように、4回にわたる協議会を開いてですね、一生懸命努力されたというのは大変御苦労でございました。我が会派の方からも委員が出ておりまして、この会議に参加してその報告も受けております。ただ、今委員長が会議録をきちっと取ってあると言われておりますが、協議会の会議録というのはですね、本来的には委員会の会議録ていうのが正式なもんでありますが、私はこれから向こう10年、20年という今委員長が報告されました重要な環境問題についての基本的な方向を指し示す条例をつくるのに当たって、やはりその協議の過程、そういうものは今後のまた問題になったときの教訓やなんかで非常に重要だと思うんです。そういう点で二、三協議の内容について質問をさせていただきます。  一つは、なぜ「島田川」という3字、ないしは5字の程度の「母なる島田川」というようなのが前文に入れたらどうかという意見がなぜ通らなかったか。こんな簡単なことが誰が考えてみても常識的なことが条文改正の中に入らなかったのかと、どういう意見があって入れられなかったのかと。  また、その問題については執行部との中でどういう提案と協議がなされて、難しいことじゃありません。誰が考えたって「島田川」の3字を前文に入れるということは常識的なことなんです。私は前にも提案いたしましたように、前の条例は今委員長さんの報告にもありましたが、公害を規制を時代の背景から言って中心であります。今回はそれもあるけれども市民全体の協力によって環境を守っていこうと。そうなってまいりますと、今報告がありましたように島田川の位置づけというのは光市の場合非常に重要なんです。両海岸があって、峨嵋山があって、「島田川」という3字が入らない。また入れる必要がない。そういう結論になった内容ですね。我々はたくさんの質問を受けておりますからひとつお願いしたいと思います。  それから、総務委員会付託のときにもう一つ問題になったのは、今も報告の一部にありましたが、条例である以上やはり一定の規制、その他が必要なんじゃないか、実行性を持たせるために、いうことの意見がありました。じゃなぜそれがどういう論議の過程でそういうものが取り入れられなかったか。もちろん御存じのように今言われましたように宣言、都市宣言といろいろ努力なさった結果の結末になっております。それはね、その結果を見てもわかりますように、大変な委員長さんは取りまとめの中で努力されたちゅうのがようわかるんです。だけど、本会議の中で委員会付託になる過程で論議になった、今の2つの大きな問題ですね。なぜそうなったのか。なぜ島田川が条例の中で入られなかったのか。私はこれはもう執行部との話で簡単なことであって、島田川を入れましょうと。差し替えりゃいい字句修正、今その前の請願にありましたように、字句修正をしてやればいいと、非常に手続上も執行部の方がやる気になればごく簡単なものである。そういう本会議で出された意見がなぜ総務委員会の中で取り上げられずに、そして今言ったような都市宣言やその他でです、その、取りまとめざるを得なかったのか、その内容についてもう少し詳しくお願いしたい。 ◯総務委員長(山本 幸伸君) ただいま高橋議員の方から質問がありましたことにつきましてお答えをいたしますが、本会のこの審議の過程におきまして委員会といたしましては、各会派から様々な意見を聞いて都合4回の委員会の協議会をやっております。その1回ごとその中で決まったこと、また会派に持ち帰っていただきまして1回ごと会派の意見を聴取しております。そういうことで3回の──いや過去4回の協議会を重ね、できる限りの調整はしたつもりでございます。その結果総務委員会の総意として全会一致ということで決定したというふうに先ほど報告しましたように、そういうことでその協議会の過程で皆さん方1人ひとりの意見は十分我々は聞いておるというふうに理解しております。  その中で最終総務委員会で決定をしたわけでございます。そういうことで委員会の審査独立の原則からして、委員会の審査結果については尊重をしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 委員会の意見を尊重しないとは誰も言っていません。そうじゃなくてなぜわずか3字か5字の「島田川」が入らなかったのか、例えば会派で調整したとするならば、どの会派がそんな単純な常識的なことを入れるのに反対したんですか。私はそういうのを聞きたい。  それから、条例である以上一定の規制が必要なんじゃないかという意見がありました。なぜそれがそういうものが必要ないんだという、ひとつ今総務委員長が言われましたように各会派で調整してきたならば、どの会派がこんな単純なやる気になればすぐできるものがいけなかったんですか。ひとつ会派名を公表してください。 ◯総務委員長(山本 幸伸君) ただいま高橋議員の方から質問でございますが、たびたび言いますように各協議会で決定したこと、また持ち帰ったことはそれぞれ4回にわたり各会派に持って帰って検討してもらっておりますので、お宅には藤田議員がいらっしゃいますので聞いておられるはずでございます。  それで、まず今言われましたように、なぜ「島田川」の字句修正をしなかったのかというのについてはもう少し詳しく御説明を申し上げますと、「島田川」が私たち光市民にとってかけがえのない母なる川であるとの認識は誰しも持っておることは委員会の中でも確認をされております。字句修正など含めた修正についてはいろいろ出されております。原案──論議されましたが、その論議の中で終止がつかず全体の最初の取決めで全会一致ということで進めておりますので、結局原案を尊重することとし、しかし委員会内で論議された点については今後示される行動計画、あるいは都市宣言決議などで十分反映されるように努力をしたいということで最終決着を見ているわけでございます。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 私が最初に言いましたように、うちの方からも委員が出てその内容について聞いておりますと言っている。それでね、ただ私がよくわからないのはわずか3文字か4文字、それで審議の過程の中で「島田川」は重要だというのをみんなが確認しておるのに、なぜ入れられなかったのかと、執行部が拒否したんですか。それとも会派の中でですよ、「島田川」なんて入れる必要がないというような会派がおったんですか。それ以外考えられません。  なら「島田川」を入れなくてもいいという根拠はどこにあるのか、一般の市民から見るとわかりにくいんです。会の中で全会一致で「島田川」の重要性が認識されながら、なぜ字句修正が行われなかったのか。わずか3文字か4文字入れりゃいいんです。どこに条例の中で「島田川」という言葉が出ていますか。その結果、私は委員長さんに文句を言っているのじゃないんです。さっきあなたが報告されましたように、一生懸命そういうものを全体の意見をまとめようということで行動計画の作成を急がせるとか、都市宣言をやろうじゃないかとかいうことで全体としてまとめる。我々もですよ、委員長さんが一生懸命まとめるんで苦労なさっているから、最終的には今委員長が提案された総務委員会のまとめの方向で了解をしました。何も委員会の決論をあれするとか何とかじゃない。我々が基本的な問題について了解しなければ、本来的な立場から言えば否決したって、反対したって、本来から言えば環境条例などという問題は全会一致が必要なんです。  だけども、条例がないのならともかく、現在の条例はあるんです。仮に否決されても直ちに困るわけでも何でもないんです。だから私たちは途中意見の中で、残念ながら公害条例というものは全会一致が原則じゃが、こんなわずかな修正もできんような、誰が市民が素朴に考えたときにこの字句が入れられんのかというような問題についてあれするんだったら、我々は残念ながら多数決で、もし通す気持ちだったらしてもらわんにゃいけん、いうような意見まで出しました。それは委員長が言われるように全会一致でやるのがこれはもう常識なんです。なぜわずか3文字か4文字を入れ、しかも委員会の中で全会一致で母なる「島田川」の重要性が確認されていながらできなかったのか。執行部の方が拒否したんでしょうか。  それとも委員の中でそんなものは入れる必要がないと、口では「島田川」を重視すると言いながら、条例をこれから向こう10年、15年、ないしは20年、何年になるかわかりませんがやるのに当たって、そういうものを作っていくのに当たって修正すべきところは修正した方が私はいいと思うんです。「島田川」は重要でないという意見で分かれるのならやむを得ません。「島田川」は重要だという点で一致していながらわずかの字句修正ができなかったのかというのが納得できんのです。わけがわからん。素朴な市民の考え方から見てどうしてそういうことが議会ではできないのか。しかもこれは私も前に申しましたように各階層で環境的に見ても経済的に見ても光の経済の大きな柱である製鐡やなんかでも、所長さんがこの前も発言しましたように今光で一番恩恵を受けている問題として、非常に低廉で安くてきれいな水が公共活動の上においても非常に幸せている。こういうことを中心的なごあいさつが新年のときにありました。なぜ経済界も含めてやっているのに、わずか3文字がなぜ入らんで、宣言に変えたり宣言をつけ加えたり、行動計画を急いでやらなきゃならんようなやり方にならざるを得んのか。  しかも、島田川を守ろうという請願が継続審議、継続審議という形で長い間引っ張って来られた。まあ幸いなことに委員長さんの努力で今回ようやくまとめられる方向にきておるというその努力はよくわかります。ただ、条例と宣言と、条例と行動計画、これはもう質の違うものであります。そういう点で委員長さんの努力で最終的な意見としてこうしてほしいというのについても我々の方も了解しているわけです。  ただ、残念なのはなぜ条例の中で全会一致を見たと言われながら条例に字句が追加され、みんなの認識がそこで一致した証をすることができなかったのか、聞いております、私は。どの会派がどうだったというのは聞いております。こういうものは公式な場所できちっとしておいた方がいいと思うから私は質問をあえてしておるんです。まあ委員長さんの立場から言ってそこまでどの会派の代表がどうだった、こうだったというのまでは言いにくいというなら、あえてこれ以上質問はいたしませんけれども、私らが経験する中で非常にこう腹が立つというか、議会の審議の上で問題になるのは理屈抜きでいけんというのがあるんです。そうかと思や、今度の条例で請願なんか出てきておる。この前までは公的年金の署名を──現況届をいけんと、何だかんだ言っていけなかったのを今度は自分たちの方から同じような文章を出しておる。そこらあたりは物事っていうのはひとつ何でも理屈抜きじゃなくて、なぜ「島田川」の3字を入れることが必要ないんだというような奴が公式的な場所で明確にしていただきたかったのですが、まあ委員長の方でどの会派がどうのこうのというのまでどうも言いにくそうですからこれ以上言いませんけれども、私は総務委員会にいろいろ付託されるにしろ、本会議でいろいろ注文ついた問題についてなぜこうだというような形でひとつよく市民からわかりやすいような論議を展開していただいてですね、そしてまとていただきたい、いうふうに思います。もうこれ以上は回数もありませんが、委員長の努力は十分それなりに私たちはあれしてるんですが、了解しているんでして、だから最終案としてこれからの内容努力というものを十分実行性を評価して我々も認めたわけです。  ただね、くどいようですが、こんなわずかな字句修正も何もできんという点というのは極めて残念であります。そのことを強調して私の質問を終わります。どうも。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにありませんか。河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) 12月に継続審査ということで、以来この3カ月の間に4回の協議会を開いて審査をしていただいたと。しかも行動計画を作成、あるいは年次報告をするという付帯決議をつけていただきまして、一定の私は評価をしておるところでございますが、先ほど委員長は執行部との調整ということを言われましたけれども、後期の基本計画の中にも環境についての行動計画を定める。昨年の12月に継続審査になったということを重く受けとめて、本来ならばこの3月議会には行動計画を我々に提起をしていただいてしかるべきであろうと私は考えます。  今付帯決議をして、また来年から本当に環境のことをよく考えておるんだろうかと、一体どういうふうな調整を進められたのかお尋ねをしたいと思います。うわさで聞くところによりますと、税務署の前の駐車場には樹齢何百年という松があるわけでありますが、それを切り倒してホテルにしようと、そういう話も聞いております。事実かどうかはよくわかりませんけれども、環境問題について後退をしたんでは余りにも具合が悪い。議会がこういう形で付帯決議をしようということでありますから、執行部としては早くそのことについて行動で起こしてもらう。そのことが私は必要だろうと思いますので1点だけお尋ねしたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 山本総務委員長◯総務委員長(山本 幸伸君) ただいま河村議員から質問がございましたが、先ほど申し上げましたように執行部との一定の調整も行っておりますが、先ほど言いましたようにこの件もそれぞれ協議会の報告の中で各会派で報告をされておりますので、その中で御理解いただきたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  本件は討論の通告がありませんので、討論を終結し、これより採決いたします。  お諮りいたします。継続審査事件議案第11号「光市の環境をよくする条例」は委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号「光市の環境をよくする条例」は委員長報告のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第5.特別委員会の中間報告 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第5、特別委員会の中間報告に入ります。閉会中にそれぞれの特別委員会において所管の調査をされておられますので、委員長よりその御報告を願います。  まず、環境調査特別委員長よりお願いをいたします。  笠井環境調査特別委員長◯環境調査特別委員長(笠井弥太郎君) おはようございます。去る2月20日全員出席のもと、環境調査特別委員会を開催いたしました。その概要につき御報告いたします。なお、お手元に配付してあります資料を御参照いただきます。  始めに、公害対策について報告いたします。大気については二酸化硫黄の測定結果について6測定局いずれも問題となる測定結果はなく、年平均値は0.006ppm前後でありました。二酸化硫黄の測定結果を環境基準に照合し評価したところ、いずれの測定局も基準値を大幅に下回っており、長期的に評価しても十分に適合しております。  続いて3ページ目ですが、二酸化窒素の測定結果について3測定局の月平均値は0.017ppm以下で、年平均値も0.014ppm以下であり問題となる測定値ではありませんでした。  4ページ目になりますが、窒素酸化物の測定結果を環境基準に照合し評価したところ、3測定局いずれの測定結果も環境基準値を十分に満足しており、長期的に評価しても環境基準値に十分適合しております。  5ページ目、オキシダントについては、測定時間数の4.3%が環境基準値の0.06ppmをオーバーしており、県のオキシダント対策実施要綱に基づいた情報が2回発令されました。  次に6ページ目ですが、浮遊粒子状物質の測定結果について、4測定局の年平均値は0.022から0.033mg/m3と例年と大差はないものの、虹ケ丘公園で3月に1時間、4月に2時間、11月に1時間環境基準値をオーバーしておりますが、いずれも一時的なものでありました。  7ページには二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質オキシダントの各測定局での年平均値を10年間にわたり経年で示したものでありますが、各項目ともほぼ横ばいの状態でありました。  続いて水質に移ります。  8ページですが、A累計の指定を受けている島田川は大腸菌群数以外の項目では、山田川のBODを除いて、ほぼ環境基準値を満足しておりました。この結果は平成7年4月20日、7月26日、10月27日、平成8年1月22日に実施したものをまとめたものであります。  9ページ目ですが、光井川の測定結果について、A累計のMT−1、B累計のMT−2、いずれもBOD、大腸菌群数において環境基準値を満足していませんでした。  10ページに移ります。  市内8カ所の中小河川について、平成7年6月21日、12月20日に実施した結果を集約したもので、結果については西河原川、枝虫川を除いて従来の測定結果より高い傾向でありました。これは降雨量の関係か流水量が減少しているためと思われます。  11ページ目ですが、A累計の指定を受けている光地先海域の測定結果について、H−1のCODを除いてほぼ環境基準値を満足していました。CODは全体に高い傾向にあり、これはプランクトンの異常発生によるものと考えております。  12ページ目ですが、水質測定項目のうち汚濁の指標であるBOD及びCODの測定結果の年平均値を10年にわたり経年で示したものです。島田川、光井川、海域においては、ほぼ横ばいの傾向でありますが、中小河川においては高い傾向のものが見られました。  続いて13ページ目ですが、身近な公共用水域の実態を把握するため、生活排水の影響を受けている中小河川及び海域のなぎさの部分における生活する上で最も関係の深い項目であるBOD、COD、大腸菌群数、全窒素、全リン、MBASの実態を把握するために実施しているもので、平成7年5月23日、平成8年1月24日に実施したものです。結果については下水道の整備されていない公共用水域において生活排水の影響が認められます。  続いて、14ページ目ですが、10月18日に実施した道路交通騒音・振動について、交通騒音については従来どおり環境基準値を満足していませんでした。交通振動については規制値を下回っていました。  次に、公害苦情でありますが、平成7年12月までに受理、報告した件数は大気1件、水質4件でした。この中には先の委員会後に受理した大気1件が入っており、これは中央3丁目、中央4丁目、中央5丁目あたりで12月11日白い粉のようなものが降ってきたというもので、徳山環境保健所の担当者とともに調査をしましたが発生場所、降下時間、その他不明となっております。  いま一つ2月15日早朝、日鐡溶接工業において仮設タンクに貯留していた廃潤滑液が漏れ、約50リットルが雨水排水口から河川に流出したという事故が発生しましたが、同日午前中に処理いたしましたので御報告します。午前7時20分ごろ保健センター担当職員が企業からの報告を受け、直ちに監督官庁である徳山環境保健所、並びに関係機関に通報し、現地に急行しました。  企業側は事故発見後直ちに漏洩個所を応急処置、貯留液を他のタンクに移す等の措置を行い排出口を閉止するとともに、バキューム車3台で工場内及び河川の吸引作業を行いました。バキューム車3台の吸引量は36m3で、午前11時ごろ処理作業を終了しております。  事故原因は、フォークリフトが当該タンクのバルブ部分に接触して、取り付け部分を破損させるという誠に初歩的なミスによるものでありました。企業では、この仮設タンクを地下タンク方式に切り替えるため、工事施工中でありまして、今月末ごろには工事終了の予定とのことであります。  なお、被害の状況につきましては、徳山環境保健所から環境への影響はなかったと報告を受けております。引き続き委員長より先の議会で議員より市民集会で公害関係にかかわることが出された件につき報告を求めたところ、苦情の要旨はある企業の100m煙突から騒音を消して欲しい。周囲の人に「あの音が気にならないかと尋ねても、皆は気にならないと答えるが自分は気になる」とのことで、市は苦情者に対しまして当該工場は現状山口県公害防止条例に基づく規制基準を満たしていること。  したがって、工場に対して現状以上の防音対策を指示、指導することはできないが、一層の防音対策を講じていただくようお願いすることを約束して理解を求め、工場に対しては苦情者への事情説明依頼と、一層の防音対策の検討方をお願いすると対応した。  今後の対策として、騒音公害は感覚公害と言われるように、日常生活に密着したものでありますから、自分に好ましくない音の中で生活することは大変なことであろうと推測しておりますが、苦情者の方には御理解をいただいたものと考えております。工場に対しては引き続き防音効果がある対策の検討についてお願いしてまいりたいとの報告を受けました。  以上の報告の後質疑に入り、1点目二酸化窒素が下がってもオキシダントが高くなっているとか、又その逆もあり、その因果関係がはっきりしないがとの質問に対して、県に尋ねてもはっきりとした資料がなく、日照の関係もあろうかと思われるとの答弁がありました。  2点目、公共用水域実態調査結果を見ると、下水道の供用開始区域になっているのに、水質が汚れているが、その原因は何かとの質問に対して、供用開始区域よりさらに上流からの影響、又E−15の流川は蓋がないので汚染物質が流入していると思われるが、確かめていないとの答弁に、さらに委員よりより確かな調査をとの要望がつけ加えられました。  3点目、浅江中と丸山団地の有効測定日数が少ない原因は何かとの質問に対して、測定機械のトラブルがあったとの答弁がありました。  4点目、日鐡溶接工業潤滑油流出事故の報告を受けた時刻、そしてその報告を受けたのが発生から2時間かかった原因、及び市内企業のそのような事故に対する通報、警戒体制、内部指示体制について質問があり、それに対して午前7時20分に報告を受けた。そして連絡体制を検討していただくよう指示した。  また、社内連絡、通知体制と行政への通報義務等について再発防止を含め厳しく再度要請をしたとの答弁がありました。さらに委員より、今後文書で要請してほしいとの要望がつけ加えられました。  以上のほかに水質報告書の中で、測定地点を記号だけでなく名称も入れて見やすいようにしてほしいとの要望がありました。  次に、水洗化の促進に関することについて御報告申し上げます。  これは平成8年1月末日までの集計件数でございまして、供用開始区域戸数8,330戸、排水設備申請件数平成7年10月末日現在8,045戸、それ以降の11月が30戸、12月が40戸、1月が32戸の3カ月分を合計しますと8,147戸、水洗化率97.8%となります。
     排水設備完了件数でございますが、平成7年10月末日現在の排水設備完了件数7,964戸に、それ以降の11月62戸、12月59戸、1月39戸の3カ月分を合計し、現数8,124戸、97.5%の実質水洗化率となります。  次に、第2表の水洗化資金の申請状況及び貸付状況については、平成7年10月末日現在549件で1億6,369万円、11月はなく、12月もなく、1月なくで、合計額も同様の1億6,369万円であります。  次に、貸付状況については平成7年10月現在が540件で、1億6,144万円で、11月に1件、40万円、12月はなし、1月はなしで、合計1億6,184万円であります。  次のページの地図では着色しております全ての地域が事業認可区域で、青く着色しております区域が供用開始区域、赤く着色しております区域については平成8年4月1日付にて供用開始を予定している区域であります。  以上の報告の後、委員より1点、光井汚水中継ポンプ場の現状について質問があり、執行部より4月1日稼働予定で、スポーツ交流村と一部一般家庭をマンホールポンプでポンプアップをして光井川を越すことにしており、光井1丁目、2丁目を合わせて供用開始を予定であります。鮎帰橋に供架している管については廃止することにするとの答弁がありました。  以上で、環境調査特別委員会の報告を終わります。  なお、詳細については事務局に議事録がありますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  次に、活性化対策特別委員長より御報告をお願いいたします。  白丸活性化対策特別委員長。 ◯活性化対策特別委員長(白丸 利一君) おはようございます。去る2月15日、委員全員出席のもと、活性化対策特別委員会を開催いたしましたので、その調査結果について報告いたします。  まず、企業立地促進に関する調査について当局の説明を求めました。  1点目のソフトパークの取り組みについては、山口県と光市及び周南地区広域市町村圏振興整備協議会の主催で、2月20日「ひかりソフトパーク説明会」をホテルグランビア大阪で開催する。説明会には日本電気情報サービス、富士通F・I・P、第一勧業銀行、野村総合研究所など55社70名が参加する。  説明会では「高度情報化社会の課題と展望」と題した通産省課長補佐の講演を初め「ひかりソフトパーク」のPR、さらには進出企業の立場で山口岩井情報サービス社長から「ひかりソフトパークへの進出動機」と題した講演などが計画されている。  また、周南地区広域市町村圏振興整備協議会の協力で、4市4町の産業を紹介するパネルや、地域の特産品展示など立地環境の良さをアピールし、参加企業に進出の機運を醸成することにしている。  2点目は、情報化時代の人材育成を図るという趣旨のもと、「第1回山口県ヤングソフトコンテストINひかり」を開催したところ、8校10作品の応募があった。山口県ソフトウエアセンターの協力で1月、2月で審査を行い、2月24日に最優秀賞と優秀賞を表彰することにしている。  3点目は、周南コンピュータ・カレッジについて、平成8年2月1日現在第4期生の就職内定状況は卒業予定者76人のうち74人が就職希望で、1月末現在内定率100%を達成した。内定先では周南が48人、周南以外の県内が22人、県外が4人となっている。  次に、山口県ソフトウエアセンターについての報告を求め、担当課長より人材育成事業は標準研修と専科コースの2種類があり、標準研修は受講者数188名で、前年比94%に減少した。その要因としては、国が示す標準カリキュラムが長期で学問的傾向にあり、実践面において不十分であることなどが考えられる。  しかし、専科コースは山口県ソフトウエアセンター独自で設定した講座で、各企業のニーズに応えようと短期で実践的内容にしている。今年度は9コースを計画し、7コースが実施できる見通しである。受講者総数は400名を見込んでおり、前年比158%の大幅増が期待できる。景気回復の遅れで経営環境は依然として厳しいが、事業もやっと軌道に乗った感があり、平成8年度に向け事業の充実拡大を図る作業を進めている。  以上、詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。委員より一つ、大阪の説明会で報告のあった企業以外に、支障のない範囲で参加された会社名の報告を願いたい。  2つ、光市にもCATVが設立されようとしているが、積極的に誘致する意思はあるのかと質したのに対し、大阪の説明会にはほかに新日鉄情報通信システム、日本コンピュータシステム、住商情報システム、CRC総合研究所、トーメン情報システム、帝人システムテクノロジー、日商岩井インフォコムシステムズ、トクヤマ、日立製作所、山口銀行、西京銀行などがある。  CATVについては、今準備段階で答えようがないが条例で規定しているので、条件に合致すれば誘致可能と思う。今の段階では積極的に取り組むことは難しい状況である。  以上の答弁がありました。  次に、商業振興、大型店進出に関する調査について報告いたします。  まず、当局よりナフコは平成6年11月18日、ジャスコが平成7年11月17日に開店し、イズミは平成7年6月9日に出店を断念した。  また、本格的な大型店ジャスコの3条申請から平成7年11年17日のグランドオープンに至るまでの経過について報告を受け、委員より1つ、商工会議所は中小企業の影響調査を始めているが、行政側は消費者の動向調査をいつごろから始めるのか。また、商工会議所と一緒にするのか。  2つ、中小小売店が次々に撤退する状況にあるので、各商店会にイベント資金の大幅助成と、金融面の支援として金利がゼロに近い程度で資金を借りるようにできないか。  3つ、各商店会の売り上げが大幅に減少する中、ジャスコは今年後半2980m2の増床を計画している。大店審の関係は審議会なしでもできるのか。  4つ、10年、20年先の中小小売店の商業振興を考えれば、例えば浅江5丁目を光市が商業集積地として確保し、光市の自然と密着した商店街をつくるべきだと思うがどうか。と質したのに対し、中小小売店の影響調査は商工会議所、消費者の意識調査は行政側で行うのが適切であり、商工会議所との連携で実施すべく計画している。  また、支援策として来年度の助成幅を検討しており、金利についても関係機関と協議してみたい。  ジャスコの増床については正式に出ていない。出店増床について行政は意見集約会議にオブザーバー的に参加して、意見を述べることはできる。  中小小売店の商業集積については、この経済情勢の中、企業の引っ越しにしろ、商業集積するにしろ、膨大な経費がかかる。今後も全体的な視野で検討していかなければならないと考えている、との答弁を受けた後、委員より今特別委員会の調査項目である商業振興は、大型店進出に限定して調査をしてきた。大型店進出に限れば駐車場問題・周辺の道路問題・交通安全対策などさまざまな問題を提起しており、出店したことによって所期の目的は達したと思われる。  しかし、既存商店会の商業振興については議論が不足している。したがって、今後の問題については、それぞれ所管の常任委員会で論議することにしてはどうか、との提案があり、この件を委員にお諮りしましたところ、全会一致で了承されました。したがって、商業振興に関する大型店進出に係わる調査についてはこれをもって最終報告にしたいと思います。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  ただいまの委員長報告にありましたように、商業振興に関する大型店進出に係わる件についてはただいまの報告をもって調査終了といたします。  以上で、特別委員会の中間報告を終わります。  ここで暫時休憩いたします。約10分程度休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前11時00分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時15分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ────────────・────・────────────   日程第6.議案第26号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第6、議案第26号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第26号は、人権擁護委員福原三年氏の任期が本年4月14日をもって満了となりますので、引き続き同氏を推薦しようとするものでございます。御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。この議案に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。この議案については討論の通告がありませんので討論を終結し、これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第26号は同意いたすことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は同意されました。       ────────────・────・────────────   日程第7.議案第27号 ◯議長(田中 虎男君) 次に議案第7号──失礼しました。次に、日程第7、議案第27号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第27号は、平成7年度光市一般会計補正予算(第5号)についてお諮りするものでございます。  第1条、歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ5億6,623万8,000円を減額し、予算の総額を174億5,141万5,000円にしようとするものでございます。今回の補正は最終予算でありますので、各費目にわたり決算見込みに基づいて調整を行った結果、追加分は2億7,222万3,000円、減額分は8億3,846万1,000円となり、差し引き5億6,623万8,000円の減額補正となるものであります。  歳出から御説明申し上げます。  まず、議会費では阪神・淡路大震災などへの御配慮から海外研修などを自粛されましたので、旅費460万円を減額いたしました。  次に、総務費では職員4名分の退職手当1億604万円を追加いたしました。また、カンロ(株)の周防工業団地への新社屋完成とひかり製菓株式会社の社名変更を記念して、両者から合わせて500万円の御寄付をいただきましたので、今回財政調整基金に積み立てさしていただき、両者の御厚意により冠山総合公園整備事業の進捗状況を見ながら、桜の植樹資金として活用さしていただく予定でございます。この場をお借りし、厚く御礼を申し上げたいと思います。  次に、民生費では重度身体障害者更生援護施設リハセンター光の建設に係わる社会福祉法人の設立が認可に至りませんでしたので、6,103万円を減額いたしました。この機会にリハセンターを巡る経過について御報告申し上げ、御理解を賜りたいと存じます。  事業主体でございます社会福祉法人光の家設立準備会では、去る1月11日付で県に認可申請を行っておられましたが、2月9日付にて不認可の決定がなされたものでございます。主な問題点としては、法人の資産や組織運営、あるいは法人の認可申請上の手続等に問題が指摘されておるところでございました。今日まで設立準備会、並びに関係各位の格別の御努力があり、市議会の御協力のもと市といたしましても一定の支援と努力をしてまいりましたが、設立認可に至らなかったことはまことに残念であります。この間における設立準備会の関係皆様の御尽力に対し、心から敬意を表する次第であります。施設の必要性につきましては、多くの市民の方々の署名もいただいておるところでありますし、また先日発刊されました中原伸二さんの手記「ささえられて」を拝読するにつけ、今後とも広域的な障害者福祉施設の充実については関係機関等の御意見もお聞きしながら努力をしてまいりたいと考えておるところでございます。  次に、老人保健特別会計繰出金については、平成6年度分の精算による国・県支出金などの追加交付がありましたので2,168万円を減額いたしました。このほか虹ケ丘幼児学園の建設事業に伴い国・県補助金を差し引いた額の2分の1を助成することとし、7年度では市の補助額の30%の463万円を計上し、残額については8年度に計上いたしております。  次に、衛生費では恋路クリーンセンター建設に係る起債充当率が変更されたため、周南地区衛生施設組合負担金6,669万円を減額いたしました。し尿処理施設更新に伴う一般廃棄物処理基本計画策定委託料などについては、入札減などにより1,130万円を減額いたしました。  次に、農林水産業費では岩屋、伊保木地区営農飲雑用水施設において、設計の一部変更などにより委託料950万円を減額するとともに、農村総合整備モデル事業の中で事業費を振り替えることとし、室積地区集落道整備事業などに1,200万円を追加いたしました。  また、周南地区の集落道などの用地取得が困難なため、2,740万円を減額するとともに、営農飲雑用水施設整備に伴う平成4年3月のボーリング調査により、付近の家屋や石垣などに損壊が生じたため、損失補償費として2,000万円を計上いたしました。  このほか、牛島沖合での漁場造成事業につきましては、今年度国の予算枠との関係から8年度配分となりましたので1,200万円を、栽培漁業センター建設工事の入札減により750万円をそれぞれ減額いたしました。  次に、商工費では中小企業への金融対策預託金や大型店対策融資預託金につきましては、利用実績の見込みにより2億1,109万円を減額いたしました。  次に、土木費では51ページの参考資料のとおり、県営事業に対する負担金として光井島田線や虹ケ丘森ケ峠線などの道路新設改良費1,018万円を追加する一方、港湾費関係では光井ヨットハーバーや、エココースト事業などの事業費の増額により差し引き937万円を減額いたしました。  下水道事業特別会計繰出金につきましては、県周南流域下水道施設における事業費配分の減少や資本費平準化債の発行などにより6,000万円を減額いたしました。  また、領家台C工区の特定公共賃貸住宅などの入札減や花園住宅の実施設計による建設費の積算の結果、合わせて4,310万円を減額いたしました。  次に、消防費では土地開発基金で先行取得しておりました100トン防火水槽の用地を一般会計で買い戻すための購入費として680万円を計上いたしました。  次に、教育費では市民ホールの第2駐車場用地のうち、土地開発基金で先行取得しておりました用地や、現在借り上げております用地の購入費として5,560万円を計上いたしました。  このほか、上島田運動公園用地購入費4,800万円につきましては、県道光井島田線整備との関係から減額し、平成8年度に再計上することといたしました。  次に、公債費では借り入れ利率の低下などにより9,300万円を減額いたしました。  以上、歳出の概要について御説明申し上げまたしたが、これらの財源として市税2,000万円、特別交付税5,000万円、市債7,150万円などを充当いたしました。  なお、財政調整基金や減債基金からの繰入金については合わせて3億8,000万円を、また貸付金元利収入については2億1,044万円をそれぞれ歳出の減額に伴う財政調整及び収入実績により減額するとともに、国・県支出金については事業費確定により精算減額を行っております。  第2条繰越明許費につきましては、虹ケ丘森ケ峠線改良事業、室積地区集落道整備事業、花園住宅建替事業など8件について、工期などの関係でそれぞれ年度内の完成が困難な見通しでありますので、あわせて5億496万1,000円を翌年度に繰り越し執行しようとするものであります。  第3条地方債の補正につきましては、それぞれ市債の補正額に応じて限度額を変更しようとするものであります。  以上、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 続いて補足説明を求めます。  大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) それでは議案第27号、平成7年度光市一般会計補正予算(第5号)について市長説明を補足させていただきます。  補正予算書の28ページをお願いいたします。  歳出から御説明を申し上げます。  中ほどの340万円の減額は、現状県の地域防災計画の策定時期との関係から、光市の地域防災計画印刷費などを減額し、8年度に再計上することとしたものでございます。  次に、29ページでございますが、3行目の380万円の減額は住民基本台帳オンライン端末機などの更新時期の変更によるものでございます。  次に30ページでございますが、一番下の140万円の減額は国勢調査など統計調査員への報酬額の確定によるものでございます。  次に、32ページでございますが、中ほどの1,736万円の減額はショートステイ利用見込者の減少などによるものでございます。
     下から2行目の310万円は新設された市外の老人ホームへの措置人員が増加したことによるものでございます。  次に、33ページをお願いいたします。  一番下の補助金のうち、説明欄にございます100万5,000円は対象ゼロ歳児による乳児保育費の増加、その下の208万7,000円は7年度から新たに虹ケ丘幼児学園が時間延長型保育サービスを開始したことによる追加でございます。  次の34ページでございますが、説明欄の上の方でございますが、315万円の減額は保育園2園の備品などの設備整備が補助採択を得られなかったことによるものでございます。  上から3行目の570万円は、私立保育所措置委託料の保育単価の改正などによるものでございます。  その下の250万円の減額は、所得制限の改正に伴う児童手当の特例給付の対象者の減少などによるものでございます。  次の35ページでございますが、一番上の1,400万円は医療扶助費の増加によるものでございます。  その下の320万円の減額は、同和対策住宅新築資金等貸付特別会計に係る貸付金償還額の増加によるものでございます。  次に、36ページでございますが、一番上の負担金のうち334万円の減は中山川ダムへの県職員の配置が平成8年度からとなったことによるものでございます。  次に40ページをお願いいたします。  中ほどの654万9,000円の減額は、牛島海運有限会社に対する補助金について国庫補助金の増額によるものでございます。  その下の660万3,000円の減額は、地権者の都合により商工会館用地購入について、後年度購入とするための措置でございます。  一番下の説明欄の補助金の上でございますが、1,541万円の減額は預託金の減少に伴う信用保証協会への保証料などの減額、交付金453万9,000円は下の方でございますが、ソフトパーク用地に係る契約金利が想定金利を上回ったことによる土地開発公社への利子補給分の追加でございます。  次に42ページをお願いいたします。  中ほどの530万円の減額は、主に県施工の虹ケ丘森ケ峠街路事業の進捗との関係から、取り付け道整備工事が困難となったための減額でございまして、この減額分は8年度分に再計上いたしております。  一番下の用地購入費1,400──1,040万円及び次のページでございますが、一番上の補償費560万円の減額は予定していた冠山総合公園の用地買収が困難となったことによるものでございます。  次に、46ページをお願いいたします。  一番下の430万円の減額は市民ホール大ホール舞台照明設備工事の入札減によるものでございます。  次のページの47ページでございますが、下から3行目の340万円の減額はスポーツ公園のテニスコートの一部改修費を未執行とし、8年度にあわせ全面改修をしようとするものでございます。  少し飛びまして──次の48ページでございますが、中ほどの250万円の減額は、耕地関係の国の災害査定による減額でございます。  次に、歳入について御説明を申し上げます。  恐れ入りますが前に戻っていただきまして、12ページをお願いいたします。  12ページの上から3行目の市税収入でございますが、個人市民税の2,000万円は主として退職所得に係る増収でございます。その下の利子割交付金の2,400万円の減額は県の最終見込通知によるものでございますが、これは金利の低下による減収と考えております。  次のページ、一番上の地方交付税の5,000万円の追加は特別交付税の増収でございまして、前年度実績や渇水対策などを考慮して合わせて5億円を見込んでおります。  次に少し飛びまして20ページをお願いいたします。  中ほどの土地売払収入の3,800万円の減額は、払い下げ実績見込みによる減額でございます。  次のページ、21ページでございますが、繰入金の減額は市長説明のとおりでございますが、これによりまして本年度末の財政調整基金は3億500万円、減債基金は7億8,622万3,000円となり、新年度以降の財源調整に充てようとするものでございます。  なお、50ページをご覧いただきたいと思います。  ここに繰越事業の調書を掲げております。このうち一番上の室積地区住居表示整備事業につきましては、光市住居表示審議会の答申を経て去る2月4日より1カ月間の公示に付しておりましたが、3月1日付で大町区域の変更請求書が提出をされております。このため当面はこれの取り扱いについて必要な手続を行うこととなっております。  以上で、一般会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。  西村議員。 ◯12番(西村 憲治君) ただいまの説明の中で40ページの商工費交付金額が450万3,900円、利子の補給で上がったというふうに聞こえたんですが、利息が下がっておるのに利子の補給で金額が上がるというのはもうちょっと詳しく説明をしていただきたいんですけども。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) ただいま西村議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  ソフトパーク事業の借入金につきましては年々の更新でございまして、当初の利息の金利の見込み違いでございまして、当初予定したよりか若干利息がかさんだということでございます。 ◯議長(田中 虎男君) 西村議員。 ◯12番(西村 憲治君) 具体的には見込みの利息と実質の利息の差額はどれほどあったかお尋ねしたいんですが。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) ちょっとその、実際にどのぐらいのあれでというのをちょっと資料を持ち合わせておりませんので、大変恐縮でございますが先ほど申し上げましたように当初予定したよりか利息が多かったということでございます。 ◯議長(田中 虎男君) 大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) 若干補足をさせていただきたいと思います。金利につきましては当初3.9%で見込んでおりましたけども、結果的には4.5%という状況でございまして、そういった意味で今回の措置をさしていただいたということでございます。 ◯議長(田中 虎男君) 河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) それでは今回の補正につきましては、即決ということでございますので、若干質疑をさしていただけたらと思います。最初に重度身体障害者更生援護施設の建設事業6,103万8,000円の減額についてでございます。  先ほど市長の方から若干の簡単な説明がございましたけれども、光市の平成7年度予算の中でも超目玉であると言っても過言でないリハセンター光の建設事業でございます。社会福祉法人の設立が認可されないと、最悪の結果となってしまいましたけれども、8,000人を超えるたくさんの署名活動をされました。最後まで努力された関係者の方々には敬意を表したいと思いますけれども、新聞で私どもが見る限りでは県は不認可の理由として次の4点を掲げておるようでございます。  1点目は、建設用地の買収を含め資金計画が明確でない。2点目は法人組織の不備、3点目は建設予定地進入路の工事で不信感を持たれる準備行為があった。4点目は光市が法人による施設の設置運営が困難としている。  以上の4点を理由に上げておるわけであります。しかしながら、光市が法人による施設の設置運営が困難だと。そうしておる点については市長は先ほど御説明もありませんでした。詳しく御説明をいただきたいと思います。  それから、光──リハセンター光は平成7年度の予算要望に当たり、光市の所有の用地の提供を求めたようでございますが、なぜ用地の提供ができなかったのか、お尋ねをしたいと思います。県の不認可の理由の1から3点、私が申し上げた1から3点については用地が、市の用地があれば解決できたと思われるだけに大変残念であります。  光市は特別養護老人ホームの光富士白苑や光寿苑、老人ホームの長養園、あるいは障害者施設のひかり苑、そのほかにも私立の保育園など無償でその用地を提供しております。今回補正で減額にも上がっておりました商工会議所に至っては、わざわざその用地を大金を払って購入をして、しかもなおかつ無償で提供しておるわけであります。そのほかにも無償で提供された用地があるようでございますので、現在無償で貸されている用地を教えていただきたいと思います。  昨年の市長と語る市民集会の三島公民館でも、三井の今積堤を寄附されました関係者の方が、今積堤の跡に福祉施設を造ってほしい、そういう要望をされておりました。リハセンター光がここに建設をされておれば8億円以上の投資と30人近い雇用の確保もできただけに、大変残念でございます。なぜ、地元はもとより用地提供者からも要望のあった施設ができなかったのかお尋ねをしたいと思います。  2点目は、農村総合整備事業費の中の17節公有財産購入費でございます。先ほど周南地区集落道について市長の方から説明がございました。2,300万円の減額でありましたけれども、本来農道とは地元の関係者がお互いに用地を提供し、利便性を確保する。そういった趣旨での建設であろうと思いますけれども、ここで一番不思議なのは2,300万円の減額になってもなおかつこの事業がきちんとできておる点であります。本来減額ということであれば用地が買えなかったということで事業が滞っておる。そういうふうに解釈されるわけでありますけれども、この事業は順調に推移をしておるわけであります。  当初から予算の内容についてきちんと吟味しなかった議会が悪いと言えばそうなのかもわかりません。執行部提案の内容につきまして1から全て我々の方から議論をしなければきちんとできないのか。そのあたりについては大変残念でなりません。農道についての基本的な考え方と、この予算についての御説明をお願いできたらと思います。  それから、22節の建物等の補償金で1,670万円でございます。先ほど2,000万円の予算だと、営農飲雑につきましての補償金だというお話でございましたので、もちろん関係者の方には大変御迷惑をおかけしておるわけでありますから、執行についてはやぶさかでないわけでありますけれども、今試掘をした段階でこのような状況が起きてしまったと。そこに問題があるわけでございますので、周辺の地質をよく調査をいただきまして、こういうことが本格的に水を供給するようになって、なおかつ周辺が地盤が崩壊したと、そういうことのないようにひとつ対策を十分にお願いをしたいと思います。  それからもちろんでありますが、その崩れた地盤につきましてはよく調査をされまして、復旧をしたのがいいのか。あるいは新しい所に移っていただいたのがいいのか。そのあたりにも十分な配慮をお願いをしたいと思います。  それから、商工業振興費でございます。  17節公有財産購入費の660万3,000円、商工会館の用地でございます。既に用地は会館が建ちまして無償で提供しておるわけでございますが、ここの手続は一体どうなっておるのか。まだ買ってない土地を勝手にもう貸してしまったという状況についての詳しい御説明をお願いしたいと思います。  それから、先ほど西村議員も説明されましたが、19節のソフトパーク整備事業の453万9,000円、先ほど金利を申されました。3.9%が4.5%、なぜこんなに高い金利であったのか、よくわかりません。そういう中身の説明が必要なのではなかろうかと思います。  しかも、同じように県もこの利子についてはやっておるのかどうか。うちだけがこうした対応を取られておるのか、その点についても御説明をいただきたいと思います。  最後に、就学援助費でございます。  小学校、中学校とも60万円の減額でございます。経済的に苦しい家庭についての就学援助をするということは大変よろしいことで、このことに異議があるわけではございませんが、ここ2年ばかり当初予算に比べて12月、あるいは3月で補正予算を組んだり、あるいは減額したりというどうも金額的に上下が激しい。これもまあ噂ではありますけれども、所得的に恐らく制限があったはずなんですが、高くても受給できる。そういう声も一部にはしております。適切な運営はもとよりでありますが最高の給与所得者、就学援助費を受給されておる最高の給与所得者については幾らなのか。御説明をいただけたらと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 重岡福祉部長。 ◯福祉部長(重岡 靖彦君) それじゃ、重度身体障害者の更生援護施設の建設について、減額について御説明を申し上げます。  ちょっと経過を申しますと、平成6年10月に設立準備会より施設建設について協議がございました。他県においても同様な施設は原則として1施設程度しか設置されておらず、当市といたしましても広域的性格を持った施設であるとの認識から、できれば県と協議をしていただきたいというような指導を行いました。  したがいまして、先ほどの用地の件でございますが、光市単独の施設については土地提供を──用地提供をしてまいりましたが、エリアを県東部あるいは県全域をエリアとする施設に対して市が土地提供までするのはいかがという判断で、広域的な施設という判断で土地提供はいたしませんでした。  したがって、社会福祉法人が運営します社会福祉施設の条例に基づいた8分の1の予算を計上したところでございます。  それから、光市がなぜ困難かという問題でございますが、先ほど補正予算の説明の中で理由について市長の方から御説明がありましたが、もともとこの法人認可の権限は県にありますけれども、光市といたしましても御指摘になった問題について不安を抱えながら、公共性の極めて高いこの施設の建設なり、そうしてもっと大事なことは将来にわたって運営が安定的──してできるかどうか、こういった点で県の見解なり、考えあたりについて市としても否定できないと、やむを得ないという判断でございます。そういうことで困難という言葉がついているところでございます。  それから、若干今積の土地の提供はどうかというような御提言もございましたが、先ほど申しました広域的施設であるという判断から、私の方としては検討しておりません。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) それでは、農林関係についての御質問をいただきましたので、お答えを申し上げます。  まず最初に、公有財産購入、農道の公有財産購入につきまして基本的な考え方はどうかというお尋ねがございました。農道の整備の基本的な考え方といたしましては、大型農業機械の導入、それから生産性の向上、農村の生活環境の改善、農村地域の活性化等を基本的な考え方といたしておるところでございます。今回ルート変更によりまして減額をするようになりましたが、大変申しわけなく思っておりますが、以後こういうことのないよう十分計画を立て実施をしてまいりたいと考えております。  次に、建物補償につきましてでございますが、今後狭い道路での工事を進めていくようになるわけでございまして、以後こういうことのないよう十分検討を──十分注意を払っていきたいというふうに考えております。  次に、商工会館の用地の問題でございますが、全体的に購入を決定を──契約と言いますか、いただきまして、支払いが年次的に支払いをするという形をとっております。今回都合によりまして今年度の購入ができなくなったわけでございますが、今後の問題につきましても地権者の方と借りる──商工会議所に貸してもよろしいという約束をいただいておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 西岡教育次長。 ◯教育次長(西岡 純二君) それでは、4点目に御質問ございました就学援助についてお答えいたします。  小学校費、あるいは中学校費におきまして60万円の減額をされておるわけでございますが、この理由といたしましては就学援助の当初見込みよりも人数が減っていると、そういうことから減額したものでございます。  それから、2点目に最高の給与所得者について幾らなのかというお尋ねがございました。国の基準では生活保護基準の1.3倍から1.5倍までの範囲ということになっております。光市におきましてはその中で最高の1.5倍までの方を対象に就学援助を行っているところであります。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) それでは、2点ほど説明させていただきたいと思います。  1点は無償で貸している用地の状況はどうかといった趣旨の御質問があったかと思います。基本的には特に公共性の高い、例えば自治会館用地等につきまして、を中心といたしまして、そういった事例がございます。  それから今、一点ソフトパークの関係でございますが、なぜ金利が高くなったのかといった御質問だと思います。これにつきましては議員御指摘もちょっとございましたが、県との関係がございまして県の方で調整をして金利を決めて、それについて光市としても対応するといった仕組みになっているという関係で、こういった状況になっております。 ◯議長(田中 虎男君) よろしゅうございますか。答弁出ておると思いますが。はい、河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) それでは再度お尋ねをしたいと思います。  今の中で出てないと私が言いましたのは、光市が無償で用地を提供しておるのを、今、自治会館、こういうふうにお答えになったわけでありますが、私は具体的な事例まで挙げて富士白苑でありますとか、光寿苑あるいは私立の保育園等にも無償で用地が提供されておるんじゃないか、そういうふうに申し上げたわけでありまして、無償で提供しておる用地の全てをお答えしていただきたい。そういうふうに申し上げたわけでありますから、多少時間かかっても公表していただきたいと思います。  それから、リハセンター光について当初から広域施設だと、こういうふうに申されたわけでありますけれども、確かに県内で一つということであれば広域になるわけでありますけれども、特別養護老人ホーム等についても、他の市町村から来られてもいいわけでございまして、実際に6,100万円もの予算をつけてこの施設を造ろうと、そういうふうに決断されたからには用地を提供するのが今までの状況からいっても当たり前のような考え方が、今までの過去の経緯から考えれば社会福祉法人に対しては無償で用地を提供できる。そういうふうに解釈ができると思うんでありますが、そこがよく理解ができません。  じゃ、今後についても広域の施設については用地を提供しないと。このときはこうじゃったけれども、今回は条件がちょっと違いますよ。そういう問題では済まされないと思うわけであります。6,000万円からの予算をつけたということは、ぜひ光にこの施設がほしい。そういう意味合いでの予算であろうと思いますので、私はここの用地を──ないのならあきらめもつきますけれども、三井の今積に当たっては地元からも福祉施設をつくってほしい。そういう要望が出ておりましたので、なぜここを検討されなかったのか、理解ができません。もう一度、お尋ねをしたいと思います。  それから、光市としてなぜというふうにお尋ねをしたわけでありますけれども、お話の中身を聞いておりますと私は1点から3点まで挙げた点を踏まえて光市もだめだということであれば、当初から光市が困難である。そういうんじゃなくて1点から3点までで不認可の理由になるわけであります。光市が用地さえ提供しておればこのリハセンター光はできておったんではないか。そういう気は──もちろん署名をされました皆さん方についても同意見であろうと思うんです。もう一度、福祉部長の方からでも結構でございます。詳しくお知らせをいただけたらと思います。  それから、農村整備事業につきましてはお話をいただきましたので、今後につきましては我々もよく吟味をさせていただきますけれども、やはり購入用地については、農道については、農地だと。宅地並みの用地代を出すようなことのないような設計に当初からしていただきたいが。と言いますのも、12月の補正では、たしか車庫に坪40万円近いお金まで出ておるわけです。そういう点を考えても、もう少し予算の執行に当たっては検討をされる必要があるのではないかと思います。  それから、商工業振興費の商工会館の用地でございますが、ある程度言われることはわかるんですけれども、それじゃ同意をいただいておるから、うちが、光市が借りたことにして無償でまた貸しをしておる。そういう状況が生じるわけでありますが、その間の金利あるいは用地購入が遅れることによっての地価の上昇、そういうものについてはどういう形になっておるんでしょうか。その辺をもう一度お知らせください。  それから、ソフトパークの件ですが、大体理解できましたが、これは実際にはあれですか、県が全部借りて、金利等についても県が決めて、光市の負担金というような形で──押しつけたとは申しません、うちの方へ回ってきたんだという理解でよろしいんでございましょうか。もう一度お願いしたいと思います。  それから、就学援助費でございますが、生活保護の1.5倍というのはわかるんです。そうじゃなくて、現在就学援助費を出しておる人の最高給与所得者は、最高給与所得は幾らか。そういうふうにお尋ねをしたと思いますので、御理解をいただいて答えていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) 大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) それでは、最初の無償で貸しつける用地についてすべてを示してほしいということでございますが、別途お示しをさせていただきたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。  それから、ソフトパークの関係の金利の件でございますが、県の方で金融機関と交渉をいたしまして金利等を決めているということでございます。ただ、その金融機関については、したがって県も光市も同じ金融機関を対象にしているということで、県の方で決められた金利をもって光市においては光市の土地開発公社が、いわゆる2分の1部分について対応していると、そういった状況でございます。御理解賜りたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 重岡福祉部長。 ◯福祉部長(重岡 靖彦君) リハセンターについて再度のお尋ねでございますが、社会福祉法人がやる社会福祉施設なら土地提供はすべて無償貸与だということはございません。例えば、市内に社会福祉法人をやられる保育園──民間保育園、8園ございますが、自分のところで御用意されるところが多々あるわけでございます。  特に今回広域的な性格という位置づけをしましたのは、準備会より御相談がありましたときに、それまでこの重度身体障害者更生援護施設について、他施設にも入れてほしいというような住民要望が私どもの市の窓口には相談がありませんでした。だから、こういう施設をぜひ造ってほしいという御要望は、準備会からお話があるまで現状なかったわけです。で、それは行政の窓口が真摯に御相談に応じてないんじゃないか、きめ細かさがないんじゃないかという点はあるかも知れませんが、現実として御相談がありませんでした。
     そういう時期にこの施設建設の御相談がありまして、近県の施設についてもいろいろ調査をいたしました。その中で他市の状況を見ましても、県の福祉事業団がやられるとか、中には社会福祉法人でこの重度身体障害者施設を建設されておられるところがございますが、先ほど言いましたように大体1県に1、あるいは多いところで2施設ぐらいしか建設されておりません。  で、特別養護老人ホームあるいは養護老人ホームに土地提供しておりますが、これは特に市民から大変高い要望がございまして、法人の方にも努力して建設していただきたいということが光市としてもありまして土地提供した経緯はございますが、この施設はまだその時点ではそうした熱心な御要望はございませんでしたし、準備会とも御相談申し上げたときには準備会の方も自分たちで土地は用意してやっていくということであったというふうに理解しております。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) 商工会館の用地の問題でございますが、御指摘のように地価の上昇率をかけて適正な価格で購入するようになろうかと思います。 ◯議長(田中 虎男君) はい。西岡教育次長。 ◯教育次長(西岡 純二君) 先ほど現在就学援助を受けている方の最高給与所得が幾らかというお尋ねでございました。再度のお尋ねでございましたが、現在ちょっと手持ちの詳しい資料がございませんので、別途お示ししたいとこのように思います。よろしくお願いします。 ◯議長(田中 虎男君) はい、河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) 大方理解ができましたが、若干ちょっと要望なり、申させていただきたいと思います。  商工会館の用地でございますけれども、まだ購入してない、そういう状況の中で無償の転貸しをしておるわけであります。しかし、上昇分については役所の方で払うとこういう話でございますが、どうも手続き的にうまくないんじゃないかなと。公共的な団体に公共の土地を無償でお貸ししておるわけでありますが、手続がまずいな、そういうふうに誰もが考えておるのではないかと思います。以後につきましては、こういうふうな手続上の問題点はない。そういう形での用地の提供をお願いをしたいと思います。  それから、リハセンターでございますけれども、大体部長のお話でわかるんです。しかし、私立の社会福祉法人の中、8園の中でもただ個人で持っておる。当たり前なんですね。もともとできた当初は御自分の用地で保育園を始めておるわけでありますから、それが市の財産をお貸し、無償でお貸しすると、こういうことになったのは新しい考え方でもってそういう形になったはずなんです。そこがどうも違うんですね。  6園か5園か知りません。ほかの、自分で自前でお持ちのところは。裕福なところは当然自分の土地で継続してやっておられるわけでありますが、そうでないところについては市が無償で提供しているわけであります。そのことが市の今までの過去の方針とは明らかに転換をしてきておるわけでありますから、なぜここでその用地の提供ができなかったのかというのが大変残念。しかも障害者の要望がよく手にとれなかった。確かにここにきて署名活動というのが遅かったのかもわかりません。それじゃ、最初からそういう形が見えておったらきちんとできて、見えなかったらできないというのもおかしな話でございます。  光市が予算をつけた時点で提供を考えるのが当たり前ではないか。そういうふうに思います。今回はこういう形で閉じてしまいましたので大変残念ですが、以後こういう形が起こらないように注意していただきたい。特に当初から計画については見ておられるわけであります。その計画を見て、建設の予算を付けたわけでありますから、こういうことの起こらないように十分留意してやっていただけたらと思います。  質問を終わります。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) ちょっと時間が延びていますが。ページ数からいくと41ページ、中小企業金融対策預託金、これが1億1,499万円減額されている。大型店対策融資預託金、大型店の方はジャスコの進出に伴って光の地元業者の進出が予定よりも少なかったと。また、なかなか難しい条件があって出ようと思ったがやれなかったというようなことを聞いておりますが、問題はこの不況の中で中小企業金融対策預託金がこれだけ残るというのについては、ひとつ私は検討していただきたいと思います。もちろん、市民の税金を使って預託するわけですから、むやみやたらに申請もないのに、また十分検討せずに申請どおりに貸すというような野放し的なことを言うのではありません。  ただ、私は二、三の件でちょっと感じたんですが。例えばある小さなパーマ屋さんが50万円借りるのを申請したが、審議会の中で特別小口ですが20万円に削られる。また、あるペンキ屋さんが100万円、200万円ほど申請したところが、100万に審査会の中で削られる。やっぱり、この審査会の中には信用保証協会とか、銀行さんとか、なかなかプロがおりますから、意見──こういう人たちの意見も尊重しなきゃいけません。だけれども、少なくとも市が預託金を出して中小企業対策として行うのに当たっては、市がもう少し指導的な役割を果たしてもいいんじゃないかというふうに思うのです。  それでないと、この不況の中で中小企業の金融対策として打ち出された政策が十分生かされてこん危険があるんじゃないかというように思うんです。今の職員がやってないちゅうんじゃない。だけど、もう少し商工会議所、市、銀行、保証協会というような形で審査が行われておりますが、保証問題では保証協会、専門家ですから信用調査で指導的な意見を発言するのはわかりますが、私がくどくど言うまでもなく、金を貸すときにあんまり中途半端だとその金が生きない。50万申請して20万にするとか、200万申請して100万にするには相当の根拠を持たしてやらないと私はまずいと思う。これはほんのわずかな、私の知る範囲のあれですから、そうではないと言われればそうですが、少なくとも市が中小企業対策として打ち出すこういうものについては、もう少し市の方が遠慮なく独自に意見を持って推進されるようにお願いしたいと思う。ひとつよろしくお願いしたいと思います。  これは、大型店対策についてはこれまた別な角度からいろいろあると思うんですけれども、少なくともこの中小企業金融対策についてはひとつ──要望にしときますけどね、ぜひ前にも1度私言ったことがありますが、もう少し市民が借りやすいというか、そのかわり責任持ってもらわにゃいけませんけれども、中小企業救済対策としての役割が生きるように、ひとつお願いをしておきたいというふうに思います。  それから、リハセンターの問題についてはもう言われましたし、また一般質問でもやるようになってますからあれですが、ひとつね、今までだめになった点についてどうだこうだというのもよく検討していくことは必要だと思うんですが、さっき部長も言われましたように、1万人近い人たちがこれを非常に要望しておると。それで、このいきさつについてはいろんな入れ違いがあったと思う。だけれども、そういう人たちが要望して、しかも6,000万円を超える予算を組んで、それを流すわけですから、ひとつ来年度──平成8年度は直ちに無理かもしれんけど、平成9年度に向かって、この建設に向かって、よく──さっき言われましたように関係者との話し合いでどういうものが実際的に必要なのか。緊急に要望が出てるのかというような点も早急に検討して、少なくとも平成9年度には1万名近い署名で要望している人たちに期待に応えられるように、また残念ながら今回できなかったやつを取り戻していくという点で、姿勢で取り組んでいただきたいというのを、これ要望しておきます。  以上で終わります。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。今村議員。 ◯2番(今村 鐵雄君) 時間も12時過ぎて申しわけございませんが、2点ほど質問いたします。  1点目は42ページの冠山総合公園建設費ですね。先ほど用地買収で減額になったとこういう御説明でしたけれども、この梅まつりでもこの冠梅園、大変な人気で──とにかく私もあの公園が早く一体できていくことが光の大きなメリットだとこう思うんですが。この用地買収はなぜできてないのか。どういう理由なのか。それで見通しはどうなんですかね。この点をひとつ1点目。  それから、2点目は50ページの室積住居表示の問題を先ほどちょっと御説明なったわけですけれども。大町3区の町界の件ですかね。私たち議員にも地元の方から請願書が来てて、初めて状況がまだ、一方的で私もまだ定かでわからないわけですけれども。一般的聞いた場合にこの住居表示の基本的な問題は国道とか、川とか、そういうところできちっとそういう町界を決めていくということ。そういう意味から見るとあそこは国道越えて、一番根本的な町界の国道越えて、後松原の方に加入するように、何か進んでいるようですけれども。もちろん、国道越えた大町3区の皆さん全員がそっちが良いという大きな住民の声であれば定か──それなりにわかるんですが、半分の方が何かこっち大町の方につきたいと。こういう要望みたいですけれども、この辺がまず解決しないという意味の御説明だったと思うんですが。市としてどうその辺を進められていかれるのか。審議会とか何かいろいろと、推進協議会の民意を尊重して取りかかってちゅう──何か私なりのローカル紙等の記事から判断するわけですけれども、指導性がないような感じがするんですけれどもね。その辺の整合性というか、そういう面からちょっと御説明をお願いしたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 棟近建設部長。 ◯建設部長(棟近 俊彦君) お答えいたします。  冠山総合公園の用地の問題ですが、なぜ購入できなかったかというふうなことなんですけれども、最終段階に用地買収がきております。実は95%程度はもう進んでおるわけですけれども、なかなか最終段階にきますと、やはりいろいろと難しい方が残ってまいるというふうなことで、これは中身をそれぞれ申し上げるのは、やはり地主さん個人の権利の問題もありますので、差し控えさせていただきたいと思いますけれども、これからもこれはやはり用地を協力していただかないと全体の完成はおぼつかないわけですから、一生懸命取り組みをさせていただきたいというふうに思います。ちなみにその当たりの経費については工事の方で消化をさせていただいたというふうに御理解を賜りたいと思います。  それから、いま一点の住居表示ですが、企画調整部長が補足説明で申しましたように、大町の3区の方から確かにそういう問題が出てまいっております。中身については、いろいろ地元の推進協議会の中で協議された結果というふうなことで御承知かと思いますけれども、詳細は私の方から今申し上げるのは差し控えたいと思いますが。今後につきましてどう対応するかというふうなことについては、できますれば円満解決へ向けて双方のおっしゃることを十分お聞きしながら、そういう方向での話し合いで解決すればというふうに今願っておるところでございます。  現在のところ、関係者との話はまだいたしておりませんけれども、実はきのうが公示期間の最終でございますので、今からすぐ作業に入るという格好になると思いますが、基本は議員の質問にも答えましたように、やはり民意を尊重するという基本でございますから、やはりそこを大切にしてまいりたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) よろしゅうございますか。はい、今村議員。 ◯2番(今村 鐵雄君) 円満解決を目指して努力していただきたいと思います。  で、この民意という問題ですね。これは一般質問でもちょっとその辺は私なりにお尋ねしたいと思っているんですけれども、民意というのが、と住民の声というか、その辺のとらえ方ですね。これが今からの行政で何かいろんな問題が起こっているというふうに気がするんです。というのは、室積一つにしても推進協議会ということで協議されていく。で、その1人ひとり、この室積の住民としての間の対話といいますか、本当理解しあうというのがやっぱり抜けているというふうに感じるんですね。これは何も全体が、代表者が集まって決めたことが、もう全部の住民の代表だというな、決まってる。その辺を──今まではある程度強制ちゅうか、もので仕方なし諦めるちゅうか、そういうことで終わっているんじゃないかと思いますけれどね。  この問題、やはり住居表示なんか、今からずっと続いていくわけですし。子孫にわたって、後の人が不思議に思ってくると思いますしね。国土という一番大きなところを触るちゅうのは、これは基本中の基本ですよね。そういうところで民意言われても、民意というのは住民のことか、推進協議会ちゅうものを民意にとられるのか。その辺ちゅうのは今からいろんな問題の根本になると思うんですね。その辺から、とにかくこの問題、そういう精神的な問題をしっかり最後まで解決していただきたいということを要望しておきたいと思うんですけどね、よろしくお願いします。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決定しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第27号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第27号は原案のとおり可決されました。  ここで昼食のため暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後0時15分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時00分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ────────────・────・────────────   日程第8.議案第28号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第8、議案第28号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第28号は平成7年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてお諮りするものでございます。  歳出で、退職被保険者の療養給付費及び高額療養費など保険給付費の増加により6,090万円、また人間ドックなどの受診件数の増加により保健事業費への293万4,000円の追加などや、予備費による調整分、あわせて6,085万7,000円を追加するものでございます。  また、歳入ではこれらの財源として財政調整交付金や、療養給付費交付金などを追加するものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第28号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第28号は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第9.議案第29号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第9、議案第29号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第29号、平成7年度光市競艇事業特別会計補正予算(第2号)についてお諮りするものでございます。  これは呉場外売り場の発売収入の増加などに伴い、開催経費などを増額しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第29号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第29号は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第10.議案第30号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第10、議案第30号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第30号、平成7年度光市同和対策住宅新築資金等特別会計補正予算(第1号)は、住宅新築貸し付けから既設住宅の改修資金貸し付けへの変更により、貸付金及び市債の減額を行うとともに貸付元利収入が予定を上回ったことなどにより、一般会計繰入金の調整を行うものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。
     ただいまの説明に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第30号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第30号は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第11.議案第31号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第11、議案第31号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第31号、平成7年度光市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、県周南流域下水道施設における事業費配分が減少したことなどにより、その負担金などあわせて4,820万円を減額し、一般会計繰入金などを調整しようとするものでございます。一方、島田及び三井地区の管渠布設工事につきまして、年度内完成が困難な見通しとなりましたので3,701万円を翌年度に繰り越し執行しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第31号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第31号は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第12.議案第32号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第12、議案第32号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第32号、平成7年度光市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、歳出では老人医療費の医療給付費増加により9,635万円を追加するとともに、歳入ではこれらの財源として支払基金交付金や国庫支出金などを増額する一方、一般会計繰入金を調整しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第32号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第32号は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第13.議案第33号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第13、議案第33号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第33号、平成7年度光市水道事業会計補正予算(第2号)は資本的収支においてそれぞれ4,400万円を減額しようとするものでございます。これは浄水場管理本館改修工事におきまして耐震性調査を実施した結果、当初計画に変更の必要が生じたために新年度に改めて予算計上しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。この議案について討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第33号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって議案第33号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。5分ほど休憩させていただきます。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後1時12分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時17分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ────────────・────・────────────   日程第14.議案第1号〜議案第25号 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第14、議案第1号から議案第25号までの25件を一括議題といたします。  これらの事件につきまして市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) それでは、平成8年度予算案並びに関係議案の御審議をお願いするに当たり、私の所信を申し上げ一層の御理解と御協力を賜りたいと思います。  市長に就任いたしまして、早いもので1年3カ月余りが経過し、このたび2回目の予算審議をお願いすることになりました。微力ながらこれまで私は市民参加による心の通ったまちづくりや、他市にない光市の有位性を生かしたまちづくりに向けて全力を傾注してまいったところでございます。市議会での論議を初め、昨年実施いたしました「市長と語るまちづくり市民集会」など、貴重な御提言や御意見を拝聴させていただく中で、皆様方の市政に対する熱い思いをこの肌で実感いたしますとともに、まさに「政策は市民のためにあらねばならない」、このことを痛感した次第でございます。この間、市議会を初め、市民の皆様方の心暖まる御支援と御協力のお蔭をもちまして、市政の一定の推進を成し得たものと思っておりまして、ここに厚くお礼申し上げる次第でございます。  今後とも私は行政のトップとして「10年後、20年後の光市の姿に責任を持たなければならない。」このような信念で積極的な市政運営に当たってまいる所存でございますので、よろしく御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  さて、今後の重要課題でございますが、先日お示しいたしました第3次総合計画の後期基本計画にも掲げておりますように、「人も街も自然もひかり輝くまち」の実現を目指し、8年度をその初年度として、隅々まで光のあたる政策を展開し、21世紀への架け橋を築いてまいりたいと考えております。しかしながら、こうした目標を達成するためには多くの課題が横たわっていることも事実であります。  まず、環境問題であります。一昨年実施いたしました市民アンケートによりますと、多くの市民が光市の居住環境や定住意思について住みやすく、これからも住み続けたいと答えております。こうした結果は、全国に誇れる白砂青松の虹ケ浜、室積両海岸や、母なる川、島田川など、恵まれた自然環境と、長年にわたって整備を進めてきた都市基盤などの居住環境に対する市民の評価であり、同時にこのことは今後のまちづくりへの大きな期待であろうと受けとめているところでございます。  去る12月議会に「光市の環境をよくする条例」の改正案を御提案申し上げ、熱心な御審議をいただいておるところでございますが、21世紀を目前に控えた今日、諸先輩方が守りつづけてこられたこうした自然環境は、次世代を担う子供たちに永遠の財産として引き継がなければならないと考えます。市民が将来に夢や目標を抱き、住んでいてよかったと思えるひかり輝くまちの実現に向けて、自然環境の保全や快適環境の創造に一層努めてまいりたいと考えております。  次に、世界一の長寿国となった我が国にとって国民全体が互いに助け合い、支えあい、1人ひとりが豊かさとゆとりを実感できる社会をどのようにして創出していくかが大きな課題となっております。高齢者や障害者あるいは様々な社会的弱者の方々が人生80年時代を安心して生活することができ、生きがいを持って人生を送るために保健、福祉、生涯学習、社会参加のあり方などの総合的なシステムづくりが求められております。  こうしたことから、後期基本計画ひかり21・リーディングプロジェクトの3本柱の一つであります「ひかり輝く人の創造」を目指した「いきいきゴールドプラン」など四つのプロジェクトを骨格として温かくきめ細かな施策を進めたいと考えております。中でも今後家庭や社会のあらゆる場面で女性の果たす役割はますます大きくなってくると思われます。女性と男性が互いに個性や能力を生かしながら社会に参画し、支え合う男女共生社会の形成に向けた努力が必要であると考えております。  三つ目は、災害に強い安全なまちづくりであります。昨年1月、私たちは甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災を経験いたしました。多くの生命や財産が失われ、今なお仮設住宅などでの不自由な生活を余儀なくされている方々がおられます。被災地の1日も早い復興を念願いたしますと同時に、この大地震から得られた貴重な教訓を生かして防災のまちづくりに全力で取り組まなければならないと思います。  四つ目は、地域経済の活性化と雇用の確保であります。長引く景気の低迷や雇用情勢の悪化など、経済活動を取り巻く環境は依然厳しい状況にあります。こうした中で、2大企業を中心とした関連産業の拡充や、商業も含めた中小企業の育成強化、ソフトパークへの企業誘致の促進など地域経済の活性化により、安定した魅力ある雇用の場の創出に努め、若者定住を推進してまいりたいと考えます。  そして、今一点は地方分権と行政改革についてであります。昨年7月地方分権推進法が施行されましたが、「住民に身近な行政は、住民に身近な地方公共団体で処理する」との基本理念を定めております。これはいわば従来の画一的な行政の中央集権を改め、地方自治を強化して真に市民が必要とするサービスの向上を図ることがその趣旨であろうと考えます。より少ない経費で効率のよい、そして質の高い行政サービスを提供することがこれからも大きな課題であります。現在、市民の代表の方の御意見も伺いながら策定を進めております「光市行政改革大綱」に基づき、全職員が一丸となって行政改革に取り組む所存でございます。どうか、市議会はじめ市民各層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、今日の財政環境について申し上げます。  我が国経済は平成5年10月を底として長期不況の渦中にあり、最近に至って回復の兆しも見えたかの感もありますが、なお、足踏み状態を脱したとは言い切れない状況であります。  このため政府は昨年4月に緊急円高経済対策を決定し、2度にわたる公定歩合の引き下げ等の金融緩和措置や、9月には過去最大規模の経済対策を打ち出し、内需拡大を中心とした景気浮揚対策を講じてまいりました。一部にやや明るさがみられるようになったものの、新卒者を初め深刻な雇用情勢や金融機関の不良債権処理問題など依然厳しい状況が現実でございます。  さて、昨年12月に閣議了解されました、「平成8年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」によりますと、国内総生産の実質成長率は2.5%と見込まれ、これを前提に編成されました国の平成8年度一般会計予算は、前年度当初比で5.8%増となっております。そのうち一般歳出は2.4%増にとどまっております。その中で、特に社会資本の整備に当たっては平成6年10月の「公共投資基本計画」の考え方に沿って、本格的な高齢化社会の到来する21世紀を控え、新たな時代の要請に的確に対応して重点化を図ることとされております。  また、税収動向には厳しいものが予測される中で、財政需要の増加に対応するため赤字国債約12兆円を含む21兆円余りの国債発行に依存せざるを得ないなど、構造的に厳しい財政運営を強いられ国債依存度も28%に達する見通しとなっております。  一方、本年度の地方財政計画では前年度比3.4%増の約85兆2,800億円となっておりますが、所得税、住民税の減税に伴う減収額や通常収支に係る財政不足額は合わせて約8兆6,200億円と見込まれ、地方債の増発や資金運用部からの借り入れなどによる地方交付税の増額により補填することとされております。  この結果、地方交付税は前年度比4.3%の伸びが確保されておりますが、地方単独事業の伸び率は5年ぶりに一桁台となった昨年度よりさらに圧縮され3.1%の伸びにとどまるなど、これまた地方財政の厳しい事情を反映したものとなっております。  次に、本市の予算案についてその概要を申し上げます。  予算の編成方針といたしましては、冒頭触れましたとおり、21世紀を展望して市議会をはじめ、市民の皆様からの御提言、御意見などを踏まえながら、後期基本計画のひかり21・リーディングプロジェクトを中心として、良好な自然環境の創造、少子・高齢化社会の進展に呼応した総合的な福祉施策の充実、災害に強い安全なまちづくり、地域経済の活性化と雇用対策、市民に身近な社会資本の整備など、生活者優先の立場から市民生活に密着した重要政策課題に果敢に取り組むことといたしました。  施策の展開に当たっては、「公正で明るいまちづくり」を基本理念に、次の四つの施策の大綱の実現に努めてまいります。一つ、伸びやかでたくましい教育と文化のまち。二つ、健康であたたかく助け合うまち。三つ、自然と調和した快適で便利なまち。四つ、創造性にみちた活力ある産業のまち。このような方針に基づいて編成いたしました平成8年度光市予算案の規模は、一般会計172億円、特別会計145億7,534万円、合わせて317億7,534万円であります。また、病院事業会計では40億4,141万8,000円、水道事業会計では13億6,272万円であります。
     一般会計について申し上げますと、前年度当初比4億円、2.4%の増となるものであります。  歳出では、投資的経費は35億3,145万円で、前年度当初比0.9%の増となり、そのうち単独事業分は28億2,816万円で、前年度当初比11.7%の増となるものでございます。  歳入では、市税を77億3,445万円と見込み、歳入総額の45.0%、一般財源に対する比率では66.0%と、前年度当初比0.4ポイントの増となっております。普通交付税につきましては、国の指導や過去の実績などを勘案し、14億5,000万円を計上いたしました。市債につきましては、減税補てん債4億8,900万円を含め20億140万円を計上し、前年度当初比4億7,950万円、31.5%の増となっております。  この結果、本年度末の起債残高は162億円を越える見込みであり、公債費負担比率は現状11%程度が本年度では14%程度となり、今後さらに上昇することが見込まれます。市税収入では、景気低迷や減税などの影響により、0.9%の伸びしか見込めない状況にあり、前年度繰越金見込み額1億5,000万円を充当してもなお財源不足が──失礼しました。これは私の記憶でも、大変済みません。印刷に間違いがあると思います。1億5,000万円を充当してもなお財源不足が生じますので、財政調整基金から2億円、減債基金から2億円を取り崩すことといたしました。  以上によりまして、一般財源の総額は117億1,976万円となり、一般財源比率は前年度当初比1.5ポイント減の68.1%となっております。なお、市税につきましては、個人市民税の均等割などの税制改正が予定されております。したがいまして、国会審議の状況によりましては課税時期との関係から市税条例の改正について専決処分の必要もあろうかと思います。御了承賜りますようお願い申し上げます。  次に、施策の概要について申し上げます。  まず第一は、「教育、文化、スポーツ対策」であります。私が市政を担当して以来、心を痛めている問題がございます。いじめ問題であります。市長就任と期を同じくして愛知県の前途ある中学2年生がいじめを苦に遺書を残して自らの命を絶つという悲痛な事件がありました。その後、国の「いじめ対策緊急会議」はいじめ総点検を呼びかけ、昨年3月にはいろいろないじめ対策を打ち出すなど全国的に大きな社会問題となっております。  しかしながら、いじめによる自殺などはその後もあとを絶っておりません。子供たちの教育や社会あるいは家庭環境に様々な問題があることを私たちに突きつけ、痛烈な警鐘であることを意味しているものと考えます。例えば、不登校の原因の一つにはいじめなどによる友人関係との指摘もあることから、いじめ問題の解決のためには地域社会とも連携する中で、子供たちの発するかすかなサインをも見逃さない感性と愛情のある指導性を大人が身につけなければならないと思います。家庭や学校において他人の人格や人権の尊重、そして社会生活での規範を理解し得る教育が求められるものと考えております。  こうした視点から、市教育委員会では昨年9月従来の「学校週5日制推進委員会」を、「学校週5日制及びいじめ問題対策協議会」として衣替えし、いじめ問題を重点課題の一つとして取り組むことといたしました。  また、悩みなどを相談窓口として青少年センターに設置されておりますヤングテレホンをフリーダイヤル化するとともに、より相談しやすくするため高校生を含む児童生徒にその活用カードを配布するほか、家庭教育が重要視される中で、親のための教育ガイドブック「親の教育手帳」を新入学時に配布し、親子や学校との触れ合いを深めてもらうことといたしました。  また、児童・生徒の学校教育におきましては、マルチメディアや高度情報ネットワークに代表される情報化の一層の進展に対応して、情報活用能力の育成が重要な課題とされています。このため、本年度は浅江及び室積中学校にそれぞれ生徒1人に1台のパソコンを整備することとし、平成9年度までにはすべての中学校において整備を完了させたいと考えております。  なお、学校図書については、国の「学校図書館図書整備新5ケ年計画」に基づきまして、前年度に引き続き整備充実を図ってまいります。さらに、学級規模の大きい浅江小学校へ図書指導員を試行的に配置し、児童の読書指導など学校図書活用の促進に努めることといたしました。  一方、施設面では島田小学校や島田中学校の屋内運動場の改修などを進めるとともに、教職員の職場環境の改善を図るため、本年度は小学校4校、中学校1校の職員室に空調設備を設置することとし、平成9年度での未整備校解消を目指すことといたしました。  次に、野外活動センターにつきましては、昨年9月に着工し、青少年のみならず幅広い年齢層が緑豊かな自然の中で語らい、学び合うことができるよう、研修室やホール、炊飯・調理棟などを備えた施設として本年5月末完成に向けて施工中でございます。本年度は管理棟やシンボルタワーなどの事業費として1億2,097万円を計上するとともに、管理運営費として734万円を計上いたしました。本格的な需要期となる夏休み前にはオープン記念行事を予定しております。  生涯学習センターにおきましては、引き続きレディースセミナー、高齢者生きがいセミナー、市民オープンカレッジを開催する一方、学習機会を求める市民ニーズに応えていくために生涯学習ボランティアの発掘・育成を行う指導者養成講座を開設することといたしました。また、市民などによる学術、文化、スポーツ、産業などの自費出版活動を支援するため、それに要する経費の一部を助成することといたしました。このほか、西部地域の陶芸室として浅江小学校の空き教室を活用することとし、整備費1,200万円を計上いたしました。  文化センターにおきましては、株式会社喜和田鉱山の御協力により、「喜和田鉱山とひかる石展」と題した企画展を計画しておりますので、ファンタジックな世界を堪能していただきたいと思います。  青少年センターでは、青少年を育成する市民会議などが平成7年度から取り組んでおります「ふるさと昔話ほりおこし事業」に対し、光市の民話や伝説などを永く後世に伝承するため、その経費の一部を助成することといたしました。  図書館におきましては、引き続き蔵書の充実を図るため、図書購入費を100万円増額し、1,200万円を計上するとともに、新聞や古い図書の検索効率を高めるため、4層閉架書庫の書架設置を計画しております。  市民ホールでは、開館25周年という節目の年を迎え、テーマを厳選し、一層充実した市民夏季大学を開催する一方、山形由美フルートコンサートや、クライズラーアンドカンパニーの公演など市民ニーズを踏まえた多彩な事業の展開を図ることとし、光の文化を高める会への助成を増額計上いたしました。  学校給食センターでは、建物の補修や調理場に係る滅菌装置の購入費などを計上いたしました。  次に、スポーツ関係では、引き続き総合体育館を拠点に生涯スポーツの推進や競技スポーツ選手の育成に努めるとともに、市議会はじめ多くの市民から要望のあります観戦型スポーツの招致を計画することとし、光市体育協会への助成を増額することといたしました。このほか、スポーツ公園の全天候型テニスコート2面の全面改修や、バックネット3カ所の改修などを進める計画でございます。  また、上島田運動広場につきましては、県道光井島田線の進捗状況やそれに伴う開発許可などとの関係から、7年度に計上しておりました用地購入費のうち4,000万円を再計上いたしました。地元関係者の要望の強い施設でございますので、引き続き県とも協議を重ねがら早期着手に向けて鋭意努力してまいりたいと考えます。  なお、私学振興対策としては、聖光高校の屋外トイレ新築工事などに要する経費の2分の1を助成することとし、750万円を計上するとともに、徳山市にございます徳山朝鮮初中級学校の教育条件整備のための経費の一部を周南他市と協調して助成することといたしました。  次は、「福祉、健康、安全対策」についてであります。  我が国の高齢化の特色といたしまして、進行速度が欧米諸国と比較して極めて早いことや、75歳以上の後期高齢者の増加が著しいことなどが指摘されておりますが、このことは換言すれば介護サービスの充実を初めとする早急な高齢者対策の推進が求められていることを意味しております。  光市におきましても、高齢化率は現状16.5%が平成12年には17.4%と確実に高齢化が進展するものと予測しております。3年次目を迎える光市老人保健福祉計画の着実な推進を図り、今後増加が見込まれます介護相談などの需要に対応するため、島田5丁目の老人保健施設「しまた川苑」の隣地に「しまた在宅介護支援センター」を建設することとし、用地購入費を含め4,180万円を計上いたしました。  一方ソフト面においても、引き続きホームヘルプサービス、ショートステイ、デイサービスの3本柱の充実に努めるとともに、本年度は非常勤ヘルパーの増員や、光富士白苑において10月から休日などのデイサービスニーズに対応したホリデーサービスを実施し、家族介護の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。  また、高齢者が自らスポーツ活動、健康づくり活動及び社会奉仕活動などを通じて生きがいづくりを進めるため、50人を超える単位老人クラブの人員に応じて2万円を限度に助成を充実するとともに、老人クラブ連合会が昨年度から取り組んでいるニュースポーツ振興のための用具購入費などの一部に充てるため補助を増額することといたしました。  障害者福祉としては、障害者のための施策を総合的かつ計画的に推進し、自立と社会参加を促進するため、有識者などによる「障害者福祉基本計画策定協議会」を設置し、国や県の上位計画に基づいて年度内に「障害者福祉基本計画」の策定を行うこととしております。  また、本年度、徳山市の社会福祉法人鼓ケ浦整肢学園の敷地内に身体障害者療護施設の建設が予定れておりますので、この建設費のうち、国、県及び徳山市の補助金を除いた額を周南3市4町で利用人員や人口に応じて助成することとし、2,208万円を計上いたしました。この施設は、周南地区に居住する在宅介護の困難な18歳以上の身体障害者50人が入所できる療育施設で、デイサービスセンターも併設されることとなっております。  さらに、社会福祉法人ひかり苑内に、ボランティアや実習生、保護者などと苑生とのふれあいの場として地域交流ホームの建設が進められることとなり、これに要する建設費の一部を助成するため公益補助を除いた半額の784万円を計上いたしました。  なお、重度心身障害者など福祉医療対象者の入院給食費の負担軽減を図るため県制度発足にあわせ、本年4月から1日300円、10月から500円の助成を実施することとし、これに伴う所要額約1,700万円を計上いたしました。  児童福祉といたしましては、昭和45年に建築されました虹ケ丘幼児学園の改築に要する建設費の一部を助成することとし、国県補助を除いた額の2分の1のうち本年度分として1,080万円を計上いたしました。  少子化対策、子育て支援対策としては、引き続き時間延長型保育、緊急一次保育、ホリデー保育などの一層の充実に努めるとともに、私立保育所の運営費を増額することといたしました。  保育料の保護者負担の軽減につきましては、3歳未満児の最高階層の格差が大きいことから、これの是正を図ることとし、新たに約130万円を減額いたしました。これによりまして保育料の軽減額はあわせて年間約7,200万円程度になるものと見込まれます。  なお、保育需要の多様化に対応するため昨年9月設置いたしました「児童環境づくり連絡協議会」における調査研究事業の一環として、本年度はアンケート調査を実施することとし、平成10年度には光市版エンゼルプランの策定を行うこととしております。  また、年次的に整備しております留守家庭児童対策として、本年度は三井、上島田地区の需要に対応するため、それぞれ三井小学校及び上島田小学校の空き教室を活用することとし、整備費あわせて800万円を計上いたしました。  地域福祉対策といたしましては、これまでの集会所の新築や改修などに一定の補助を行ってまいりましたが、平成元年の単価改定以来ほぼ7年を経過し、建築単価が上昇しておりますことから、補助単価を改定することといたしました。  さて、今日、高齢者や障害者などが、他の構成員と同様に能動的に参加し、活動する社会を目指す「ノーマライゼーション」の理念に基づいた福祉のまちづくりが求められております。こうした立場から、保健、福祉、医療の各部門の機能や個別施設の体系的な調整を図りつつ、中核的な機能を包含した総合福祉センターの整備に向けて全体的な基本構想の策定を進めるため、調査費として500万円を計上いたしました。  併せて別号議案でもお諮りしておりますように、少子高齢化問題などに総合的に対応するため、福祉部に市民部の保健部門を統合するなど必要な組織の改正を行うことといたしました。  同和対策につきましては、「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」が本年度で期限切れとなることから、この3月に予定されております国の地域改善対策協議会の最終意見や運動団体の意向を見極めながら、昨年実施いたしました「人権と同和問題についての意識等調査」の結果を踏まえ、基本的人権や法の下の平等を保障した日本国憲法の精神を遵守し、差別の解消に向けた教育や啓発に努めてまいりたいと考えております。そうした背景から本年度はこれまで同和対策事業の歴史を振り返るとともに、次世代に継承するための冊子として「光市同和対策の歩み」を作成することといたしております。  次に、医療健康対策でありますが、市立病院におきましてはMRI(磁気共鳴診断装置)の導入など、高度先進医療機器の整備を進める一方、患者数の多い内科外来のカルテの自動検索システムを構築し受付業務の改善を図り、市民サービスの向上に努めることといたしました。  保健予防対策につきましては、引き続き母乳育児の推進、40歳以上を対象とした基本健康審査、癌検診などの受診率の向上及び骨量検査など女性の健康づくりに努めるほか、市議会において「おっぱい都市宣言」が行われ全国へ情報発進されましたが、この趣旨を踏まえ、「安心して子供を産み、健やかに育てる環境づくり」をさらに推進するため、「おっぱいまつり」を8月1日の世界母乳の日に開催するなど、啓発活動に力を入れてまいりたいと考えております。  また、牛島地区への救急医療対策として、夜間などの急患に対応するため、新たに救急患者搬送への助成を行うことといたしました。  次に、環境保全対策でありますが、環境問題は市民にとっては最も身近な問題であり、水質汚濁、大気汚染、廃棄物の排出量の増大など、地球温暖化など、社会経済活動の進展とともに大きな行政課題となり、その対応が急がれているところであります。このため、庁内において環境施策を計画的に推進するため、庁内環境対策連絡会議を設置し、市民の御意見もお聞きしながら行動計画の策定など総合的な取り組みを行ってまいることといたしました。また、環境庁が子供たちの具体的な環境学習の場として設立を呼びかけております「こどもエコクラブ」への登録を推進し、次代を担う子供たちの自発的な活動を促進するとともに、環境問題への関心を高めたいと考えております。  さらに、塵芥収集車2台を環境パトロール車として位置付け、うち1台は本年度購入予定の3.5トンの大型プレスパッカー車を充てることとし、可燃粗大ごみなどの収集にも活用することといたしました。また、海岸などの環境美化を図るため、新たに環境巡視員を配置し、指導や啓発活動を行ってまいりたいと考えております。このほか、本年度も資源リサイクル事業の推進を初め、ごみ焼却炉やコンポスト購入費への助成を行うとともに、不燃物置場の整備促進を図るため、補助限度額を5万円から10万円に引き上げることといたしました。合併処理浄化槽の設置につきましても、普及促進のための取り組みを強化することとし、1,350万円を計上いたしました。  公害対策としては、更新時期を迎えた虹ケ丘測定局の公害監視測定機器の更新を進め、大気汚染監視体制の整備、充実を図るため810万円を計上いたしました。  また、し尿処理施設の更新につきましては、昨年度一般廃棄物処理基本計画や、し尿処理施設整備基本計画の策定、建設予定地の地質調査などを実施してまいりました。本年度はさらにこれらに基づき国庫補助申請を行うためのし尿処理施設整備計画書などの策定に要する経費1,000万円を計上し、平成10年度完成に向けて取り組むことといたしました。  次に、牛島地区の水対策といたしまして、昨年度水源確保を目的に実施いたしましたボーリング調査の揚水試験結果から一定量の取水が可能となりましたので、飲料水としての供給方式や施設費及びランニングコストなどの資料を得るため、水源利用計画調査費200万円を計上いたしました。なお、当面雑用水としては利用が可能でありますので、デイサービスセンターや水産加工場までの給水工事を施工することとし、工事費450万円を計上いたしました。  周南地区衛生施設組合につきましては、昨年10月から本格稼働しました下松の「恋路クリーンセンター」の管理費1億1,102万円及び公債費1億2,753万円を加え、負担金総額2億6,783万円を、また、周南東部環境施設組合につきましては、後畑不燃物処理場の周辺環境整備対策費1,305万円を加え、7,791万円を計上いたしました。  国民健康保険につきましては、別号議案でお諮りしておりますように国の指導や地方税法の規定に基づき、今回保険税の応益割の賦課割合を現行28.4%から36%に変更し、段階的に応能割と応益割の平準化を図ることといたしました。これによりまして、低所得者層への応益割6割、4割の負担軽減措置が維持されることとなるものでございます。一方、納税者にとって納めやすい環境の整備を図るため、現行4期の納期を8期に改めることといたしました。  次に、消防・防災対策でありますが、昨年1月に発生いたしました阪神・淡路大震災の教訓も踏まえながら、本年度常備消防では水槽付消防ポンプ自動車などの更新や、このたび増波された全国共通無線波に対応した消防無線機の整備を進めるほか、心肺停止状態にある傷病者の緊急的な救命処置を行う救急救命士の搭乗できる高規格救急自動車を配備するなど、光地区消防組合への負担金合わせて4億6,254万円を計上いたしました。救急救命士につきましては、資格を有する職員2名を採用するとともに、現在受講中の1名のほか、今後も計画的に養成することとしております。  非常備消防では、40トン防火水槽4カ所に加え、引き続き虹ケ丘2丁目、柿林神社前公園、サン・アビリティーズ光前の3カ所に生活用水の確保にも配慮した100トン耐震性防火水槽を設置することとし、合わせて工事費5,600万円を計上いたしました。  さらに、第1分団消防機庫の新築工事を初め、消防団常設訓練場の整備など、工事費合わせて3,850万円を計上し、消防団拠点施設の整備、充実を図ることといたしました。  また、市立病院におきましては、地震など災害時の非常用電源としてX線撮影装置の使用を可能とする自家発電装置の増設や、エレベーター改修工事などを行うことといたしました。  水道局では、平成7年12月の耐震調査に基づいて、築後23年を経過していることも勘案し、耐震性確保を目的に林浄水場管理本館改修工事を進める計画であります。  なお、本年度中に国や県の上位計画を踏まえつつ、震災対策を中心とした地域防災計画の見直しを行うこととし、今後この計画を基本としながら災害に強い安全なまちづくりの創造に向けた防災諸施策の展開を図ってまいりたいと考えております。  次は、「道路、河川、公園、上下水道対策」であります。  まず道路関係では、下水道事業計画との整合性を図りつつ室積地区の将来的な道路網整備計画を策定するため、調査費を計上いたしました。  虹ケ丘森ケ峠線の光井島田間につきましては、国道の渋滞緩和対策として早期開通の期待も大きいことからさらに延長192メートルを施工することとし、工事費2億6,300万円を計上いたしました。これにより、すべての道路断面が確保されることとなり、一方県により街路事業として施工されております260メートル区間においても、用地建物補償もまとまりましたことから、平成9年度中には供用開始ができるものと考えております。  また、川園線につきましては用地購入費や家屋補償費など1億9,500万円を計上し、事業の促進を図ることといたしました。このほか、脇田線、原線、今桝団地線、今積線、川端五反田線、丸山町8号線、緑ケ丘循環線、高洲2号線、野原岡庄線及びアメニティ道路として高洲線などの整備を進めるとともに、佐内荒神線や高野線などの用地取得や建物補償、西ノ浜や東ノ庄道路新設のための測量調査に取り組んでまいることといたしました。道路舗装や維持補修費としては、合わせて2億3,680万円を計上し、きめの細かい対策を講じてまいりたいと考えます。  河川関係では、引き続き準用河川虹川改修事業の促進を図るほか、排水対策として河地川水路の測量調査、西ノ庄水路、紺屋浴水路などの実施設計や改修及び江ノ川水路、緑ケ丘水路などの改修を計画しております。  公園緑地関係では、スポーツ・レジャーの拠点として、地方拠点地域に指定された冠山総合公園の調整池整備や、センターゾーンの実施設計費などに1億914万円を計上いたしました。  また、大蔵池公園につきましては、昨年度一部繰越により調整池ゾーンの整備に着手しておりますが、本年度多目的広場ゾーンへの桜植栽などに6,200万円を計上し、市民、学生、ソフトパーク進出企業社員のやすらぎの場として事業の完工を目指すことといたしました。  さらに、花や緑とのふれあいを通した人々の交流の花園として、シャクナゲ苑、つつじ苑、あじさい苑及び冠梅園などの整備を行ってまいりたいと考えます。このほか、虹ケ丘1丁目公園、岩狩公園、海商通りポケットパークなどの整備を図るとともに、光井地区土地区画整理については、測量調査も完了したことから実施設計を行い事業の促進を図ることといたしました。  次に、住宅対策では別号議案で契約案件についてお諮りしておりますが、継続事業となっております花園住宅18戸の建て替えに伴う工事費6,100万円を計上し、高齢者にも配慮した公営住宅として本年度完成を目指すものであります。さらに、老朽化しております緑町・幸町住宅の建て替えプランを策定するための調査費500万円を計上いたしました。そのほか、高洲住宅、松中住宅、みたらい住宅などの改修工事費などとして、合わせて8,088万円を計上いたしました。  なお、本年度は新たに人口定住対策の一つとして、土地開発公社による住宅団地開発適地可能性調査を行うことといたしました。  また、残土処理場設置事業は引き続き地権者との協議を踏まえ、用地取得に努力したいと考えております。  次に、県営事業関係であります。  まず、虹ケ丘森ケ峠線から国道188号線へのアクセス道として1日も早い開通が望まれます瀬戸風線につきましては、関係各位の御支援により県事業で施工される見通しとなりましたので、測量調査のための負担金300万円を計上いたしました。  光井島田線や仮称光大橋につきましても、県に対し、なお一層の促進を要請してまいりたいと考えております。また、虹ケ浜海岸保全のためのエココースト事業につきましては、第2年次分として約80メートル区間の事業費の負担金4,500万円を、光井ヨットハーバーについてはボートヤードや緑地部分などの負担金3,600万円を計上しておりますが、緑地の一部については平成9年度の完成予定となっております。  上水道事業では、昨年度から取り組んでおります第4次水道整備拡張計画の策定を行うための調査費300万円、改良事業として島田1丁目配水管や虹ケ丘3丁目配水管布設工事などの事業費8,630万円、中央4丁目配水管布設替えなどの整備事業費6,180万円、浄水施設整備費7,500万円などを計上いたしました。光地域広域水道整備事業では、中山川ダムが完成いたしましたので、その維持管理費などの事務費負担金や建設改良負担金など合わせて3,481万円を計上するとともに、現在見直しを進めております基本計画を踏まえ、実施基本計画策定業務に取り組むこととなっております。  次に下水道事業では、4月からの光井汚水中継ポンプ場の供用開始や、国の第8次下水道整備5箇年計画に基づき、新たに室積地区を認可区域に加え、室積幹線管渠の実施設計や高畑幹線管渠の整備などに着手してまいりたいと考えます。事業実施により、普及率は平成7年度末見込みの53.1%が、本年度末では55.4%程度となるものと予測しております。このほか、本年度の整備地域として三井や島田地区なども対象とし、管渠施工延長は5キロ、整備面積は20ヘクタールを予定いたしました。  なお、一般会計から7億2,000万円を繰り出すこととしております。  また、別号議案でお諮りしておりますように、県周南流域下水道維持管理負担金の改定などから、本年度使用料の改定を提案させていただいております。御理解賜りますようお願い申し上げます。  次は、「農林水産、商工観光対策」であります。  昨年11月の「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」いわゆる新食糧法の施行により、米の流通規制が緩和され、政府米の役割はミニマムアクセスを含めて、備蓄と価格安定に限定する部分管理方式となるなど、農政を取り巻く環境は新たな局面を迎えております。過去2年間の豊作による備蓄米の増加予測から、国産米の在庫調整を余儀なくされ厳しい生産調整が求められるものと考えられます。  こうした中で、新規就農者の栽培技術や農業経営研修などについて支援するニューファーマー研修支援事業や、新規就農体制整備促進事業を継続するとともに、光市農協の新規就農研修者などに対する出荷販売のノウハウなどの指導事業や、小売店との契約栽培の推進事業などに支援を行い、農業後継者の育成に努めることといたしました。  このほか、新たにリーディングフラワー産地育成対策事業として、米から花き栽培への転換に伴うパイプハウス設置や環境衛生対策として、畜産農家が整備する堆肥舎の建築に対し、その経費の一部を助成することといたしました。また、市民が土と親しみ、生産の喜びを味わえる場として、さらに高齢者の生きがい活動の場として、駐車場や休憩所を備えた市民いきいき農園を三井地区に開園することといたしました。  農業基盤整備としては、モデル事業として室積地区集落道、八海地区農業排水施設などの整備を進めるほか、河地地区農業集落排水施設などの測量設計や、引き続き西ノ庄、石田、山田、周南の各地区集落道整備を行うことといたしました。  また、岩屋・伊保木地区の水対策として、昨年度実施設計を進めてまいりました「営農飲雑用水施設整備事業」につきましては、給水戸数102戸を対象に本年度から建設工事に着手することとし、配水施設の建設や配管布設などに要する経費として1億7,401万円を計上、平成10年度の完成を目指すことといたしました。  なお、別号議案でお諮りしておりますように、この事業は簡易水道事業として独立して経理する必要があることから特別会計を設置することといたしました。  林業関係では、先月県事業により虹ケ浜海岸に抵抗性松が植林されたところでありますが、本市におきましても本年度虹ケ浜、室積両海岸に3,000本の2、3年生黒松の植林を実施し、松林の再生を図りたいと考えております。また、本年度は松に加え、トベラ、シャリンバイなど海岸適応型樹木の育苗事業に取り組むとともに、浅江、室積地区において試行的に土壌改良による松くい虫防除にも取り組みたいと考えております。さらに、平成9年度の4月には山口県植樹祭を光市で開催することとなりますので、その準備費として500万円を計上し、松林保護意識の気運を高めたいと考えております。  このほか、千坊・大峯間の防火林造成などを目的に進めてまいりました「ふれあいの森整備事業」につきましては、最終年次分として防火広場整備や防火樹植栽などに3,300万円を計上いたしました。なお、森林施業の共同化の推進や林業従事者の養成などを目的に、本年度現行の計画を拡充し、新たに10カ年の森林整備計画を策定することといたしました。  水産業関係では、つくり育てる漁業の拠点施設として平成7年度に着工いたしました栽培漁業センターについては、本年度ガザミ水槽6基や自家発電装置などの建設に着手することとし、1億2,158万円を計上いたしました。  なお、アワビや県のパイロット事業によるヒラメについては、本年度中間育成に取り組むこととしておりますが、管理運営につきましては、別号議案のとおり山口県光・熊毛地区栽培漁業協会に委託したいと考えております。  また、西ノ浜漁港改修事業費として1億2,500万円を計上いたしておりますが、本年度延長70メートルを施工し、完工となる予定であります。このほか、牛島漁港の護岸補修や物揚場改良、浸食の進んでいる室積海岸の養浜事業などに取り組むことといたしました。  次に、商工対策であります。  消費者ニーズの多様化・高度化、交通ネットワークの整備と、買物圏の拡大、価格破壊による競争の激化等々、商工業を取り巻く環境には依然厳しいものがあります。こうした状況の中、地域経済の活性化や情報関連産業の誘致など、産業構造の転換による雇用の創出がますます必要となってくるものと考えております。幸い、昨年にはソフトパークへの3社の進出が決定し、地域経済への波及効果など、その期待が大きいわけでありますが、引き続き本年度は広島市での「ひかりソフトパーク説明会」の開催や「第2回山口県ヤングソフトコンテスト・IN・ひかり」に取り組み、ソフトパークのイメージアップを図るとともに、インターネットを利用した情報発信など、積極的に企業誘致活動を展開してまいりたいと考えております。また、周南コンピュータ・カレッジに対し、金利低下による経営基盤への圧迫を防止するため運営費の一部を助成することとし700万円を、また、雇用促進事業団による機器更新に併せ教材教具の整備費として450万円を計上いたしました。  周南コンピュータ・カレッジにつきましては、経営の基盤強化に関係者の力を合わせ努力しておりますが、教育水準の確保と経営の安定を図るため、授業料につきましては平成3年の開校以来据え置いておりますので、今後改定が必要であると考えております。  このほか、雇用対策として就業や再就職を希望する女性を対象に、必要な知識やノウハウを提供し、意識の高揚を図るため、「女性の能力活用支援セミナー」を開講することといたしました。また、商工会議所や職業安定所など関係機関とも連携しながら、引き続き企業ガイドブックの発行やキャプテンシステムによる求人情報など、必要な情報発信を行い、若者定住促進に取り組むことといたしました。  商工業振興対策といたしましては、地元商店の基盤強化のために商工会議所が取り組む市域全般を対象としたポイントカードの普及拡大促進事業や、中小企業の経営改善指導事業、中小企業診断士など専門家を活用したアドバイザー派遣事業などに助成することとし、合わせて650万円を計上いたしました。  また、大型店出店後の消費動向や消費者意識調査を実施することとし、平成6年7月の買物動向調査と比較分析することにより、今後の商業振興施策の基礎資料としたいと考えております。なお、中小企業を対象とした小口、不況、中小企業振興資金などに係る預託金として、合わせて5億4,800万円を計上いたしました。  アメニティーライフフェスタにつきましては、農林水産まつりと統合して開催することとし、工業関係や情報関連部門も加えながら「光物産まつり」として実施したいと考えております。また、「光まつり」につきましては見直しをする方向で内部検討し、関係者と協議を重ねてまいりましたが、最終案に至っておりませんので、本年度は試行的にイルミネーションによる装飾などに創意工夫を凝らし、開催時間などにも配慮しながら、市民に親しまれるイベントして開催することといたしました。  このほか、牛島地区の連絡船待合所の建て替えや公衆トイレを設置するための工事費として800万円を計上するとともに、室積側については、待合所付近の舗装整備を実施することといたしました。  次に、観光対策では、虹ケ浜海水浴場において引き続き各種団体によるサンドアート、サンドクラフトコンテスト、ビーチバレーボールといったサマーイベントを実施することといたしました。このほか室積海水浴場内のキャンプ場へのトイレ新築や虹ケ浜海水浴場の観光案内看板設置などに1,660万円を、光駅前など市内3カ所の観光案内板設置に900万円をそれぞれ計上いたしました。  また、本年度も海商通りの町並保存対策として助成事業を継続するとともに、「ふるさと郷土館」では、開館3周年記念事業として「室積と北前船」と題した企画展を開催することとし、これを機会に館蔵備品の充実を図ってまいりたいと考えております。  なお、武田薬品工業におかれましては、本年光工場創立50周年という記念すべき年を迎えられ、また、新日本製鐵光製鐵所では、約110億円に及ぶ世界初のステンレス連鋳設備の新設を決定され、明年10月の稼働の予定と承っております。両社の今日までの発展を心からお喜び申し上げますとともに、本市並びに地域経済の発展に向けられました御功績に対しまして深く感謝し、今後のさらなる飛躍をお祈りいたします。  以上、四つの柱に沿って施策の概要を申し上げてまいりましたが、このほか市政運営にとって数多くの重要課題がございます。  その一つは、光市行政改革大綱策定委員会の答申にもあります行政情報化の推進であります。光市においては昨年12月に「情報化プロジェクトチーム」を結成いたしましてこの問題に取り組んでいるところでありますが、本年度は事務の効率化や市民サービスの向上を目指し、庁内OA化のための行政情報化基本計画を策定するとともに、戸籍事務などの電算化を進めることといたしました。
     次に、広報広聴活動の充実であります。  昨年、「市長と語るまちづくり市民集会」を開催いたしましたが、本年度はさらに小グループを募集し、提出されたテーマに沿って、場合によっては市側からも課題などを提示して意見交換を行う「市民ふれあいトーク」を実施するほか、広報「ひかり」にエプロン特派員と銘打って、市民広報モニターの取材による市政紹介を行うなど、一層の市民参加によるまちづくりを推進したいと考えております。  このほか、休日や夜間など電話やファックスによる24時間対応の市政情報提供システムの導入や、転入者への光市紹介パンフレットの配布など、市民サービスの向上に努めることといたしました。また、先ほども触れましたが、観光情報や企業誘致情報などをインターネットを活用することによって、全国に情報を発信したいと考えております。  次に、国際交流関係では、海外と交流している先進都市の調査研究を行い、情報収集に努めたいと考えております。また、光市が引き受けとなっている山口県国際交流協会主催の「グローバル山口インひかり」や、昨年5月に発足した国際交流連絡協議会による「光市国際交流のつどい」を支援するとともに、引き続き島田小学校や上島田小学校による交流活動に助成をしてまいりたいと考えます。  また、現在「女と男のまちづくり研究プロジェクトチーム」で調査研究を進めております女性行政について、今後の施策推進のための基礎資料を得るため市民意識調査を実施することといたしました。  次に、広域行政についてであります。  昨年3月地方拠点都市の地域指定を受け、現在周南4市4町で「整備基本計画」の策定作業を進めていますが、県によりこの計画の承認が得られ次第、中核都市推進協議会により概要パンフレットを作成することとしております。中核都市づくりにつきましても「まちづくり講演会」の開催などを通して、その方策の一つとしての周南合併問題も含め論議を深めたいと考えております。  また、今月中にもテレトピア構想の地域指定が見込まれておりますので、関係市町と連携しながら、市民ニーズに対応した地域情報化の推進に努めることとしております。  次に、庁舎管理では、前庭に屋外公衆トイレを設置するほか、庁舎内の案内板更新や受付改造など、来庁者に配慮した施設整備を行うこととしており、職員研修につきましては、地方分権の進展や多様化する行政需要に的確に対応できる政策形成能力や専門能力の養成、資質の向上が求められている中で、特に本年度は、自主研修の奨励や先進優良都市の視察研修などを通じて、職員自ら研鑽を重ね、まちづくりの手法を調査研究するなど、その充実を図ることといたしました。  このほか、将来の都市基盤の充実に備えるため、光市の玄関口でございますJR跡地やその周辺の土地利用の今後の方策を探ることとし、調査費300万円を計上いたしました。  以上、諸議案の御審議を煩わすに当たり私の所信の一端を申し上げましたが、「まちづくりは人づくり」と言われますように、光市の有位性を生かした個性的なまちづくりを推進するためには市民の御協力が不可欠であります。今後とも、市議会をはじめ幅広い市民の方々の御理解と御協力をいただきながら、後期基本計画の「ひかり21・リーディングプロジェクト」を中心として、来るべき21世紀を見据えたまちづくりを展開してまいりたいと考えております。今後とも御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。  次に、各議案について御説明を申し上げます。  議案第1号、一般会計予算はただ今の説明のとおりであります。  次に、議案第2号から議案第8号までの特別会計予算について申し上げます。  国民健康保険会計は、医療費需要の実態から、療養給付費の伸びを前年決算見込み対比で一般8.2%増、退職9.4%増を見込みました。簡易水道会計は、上ケ原地区44戸の給水事業及び岩屋・伊保木地区102戸へ給水するための営農飲雑用水施設整備事業を行うものであります。競艇事業会計では、呉場外を含め発売収入を1日平均2億600万円と見込み、一般会計繰出金を1億2,000万円といたしました。同和対策住宅新築資金等貸付会計は、資金貸し付け4件を予定いたしました。墓園会計は、4平米墓所約100基分の造成、分譲及び植樹等の整備を行う予定であります。下水道事業会計は、光井中継ポンプ場の完成に伴い、前年比5.1%減の予算規模となりました。老人保健会計は、医療費需要の実態から、医療給付費の伸びを前年決算見込み対比で7%増を見込みました。  議案第9号、病院事業会計予算は、1日平均入院患者数を200人、外来患者数を550人と見込んで編成いたしました。  議案第10号、水道事業会計予算は、業務予定量を1万6,700戸、年間給水量を1,271万トンと見込んで編成いたしました。  議案第11号、光市部制条例の一部を改正する条例は、市民の健康と福祉の一体的なサービスを提供するため、福祉部に市民部の保健部門を統合し、福祉保健部を設けるものであります。  議案第12号、光市非常勤職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、消防団員の処遇改善を図るため国の基準が改正されたことに伴い、消防団員年報酬等を改正しようとするものであります。  議案第13号、固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例は、納税者の負担軽減を図るため、課税標準の見直しが必要となり、地方税法の改正が予定されていることから、第1期の納期を平成8年度に限って4月を5月に延期するものであります。  議案第14号、光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、保険税の賦課割合を平準化するため所得割の税率等を改正するとともに、納税環境の整備を図るため納期を4期から8期に改めるものであります。  議案第15号、光市特別会計設置条例の一部を改正する条例は、岩屋・伊保木地区営農飲雑用水施設整備事業の建設着手に伴い、簡易水道事業として会計処理を明確にするため、簡易水道特別会計を追加しようとするものであります。  議案第16号、社会福祉施設整備費借入金に係る利子補給条例の一部を改正する条例は、補助対象施設に医療法人及び民法第34条に規定する法人が建設する老人介護支援センターを加えようとするものであります。  議案第17号、光市社会福祉施設整備関係借入金償還元金に係る補助金交付条例の一部を改正する条例は、補助対象施設に医療法人及び民法第34条に規定する法人が建設する老人介護支援センターを加えるとともに、公益補助を受けた場合でも、補助基本額が国庫補助よりも低い場合は補助対象に加えようとするものであります。  議案第18号、光市栽培漁業センター条例は、内海沿岸漁業としての特性を生かした漁業振興を図るため、光市栽培漁業センターを設置しようとするものであります。  議案第19号、光市下水道条例の一部を改正する条例は、下水道事業の健全な運営を確保するため、県周南流域下水道維持管理負担金の増額分を基本として、使用料の額を改定しようとするものであります。  議案第20号、光市防災会議条例の一部を改正する条例は、防災会議の機能充実を図るため、防災会議委員の定数を改正しようとするものであります。  議案第21号、光市災害対策本部条例の一部を改正する条例は、災害対策基本法の改正に伴い、現地災害対策本部を設置することができるよう改正しようとするものであります。  議案第22号、光市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例は、災害対策基本法の改正に伴い、災害派遣された自衛官の応急措置命令に従って消防作業や救急業務に従事した一般市民の死亡や負傷について、災害補償の対象に加えようとするものであります。  議案第23号、光市奨学金条例の一部を改正する条例は、奨学金の貸付額の引き上げを行おうとするものであります。  議案第24号は、花園住宅建替工事(建築工事)請負契約の締結についてお諮りするものであります。  この工事につきましては、去る2月20日に9つの共同企業体により指名競争入札を行いましたが、入札執行の結果、落札者がなかったため、最低入札価格者と示談を行い予定価格の範囲となりましたので、工事価格2億3,100万円、これに消費税693万円を加えた2億3,793万円で筒井建設・光共栄工業共同企業体と契約を締結しようとするものであります。  議案第25号、周南流域関連光市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する協定の一部変更は、光井汚水中継ポンプ場建設工事の精算により、事業費が日本下水道事業団との協定金額を下回ることとなりましたので、現協定金額1億8,800万円を1億8,623万円に変更しようとするものであります。  以上、施政方針並びに諸議案についてその概要を御説明申し上げましたが、詳細にわたりましては関係参与により御説明申し上げますので、何卒よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) ここで暫時休憩いたします。約10分程度休憩し、再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後2時27分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時45分再開 ◯副議長(田中 道昭君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続いて補足説明を求めます。大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) それでは、議案第1号、平成8年度光市一般会計予算について市長説明を補足させていただきます。恐れ入りますが、予算書の59ページをお願いいたします。  まず総務費でございますが、上から3行目の3,750万円は市長説明にもございました公衆トイレ設置費のほか議場の傍聴席いすや照明設備、庁舎地下書庫などの改修工事費でございます。  次の60ページでございますが、一番上の1億9,600万円は、職員8人分の退職手当でございます。  次に、少し飛びまして92ページをお願いいたします。(「どこ」と呼ぶ者あり)92ページでございます。民生費でございますが、一番上の160万円は東部及び西部在宅介護支援センターに活動用の軽車両を各1台配置するための購入費でございます。  次に、108ページをお願いいたします。一番上の200万円は児童館のフェンスの老朽化に伴う改修費でございます。  次に、124ページをお願いいたします。労働費でございますが、一番上の8,196万2,000円は、土地開発公社から勤労者総合福祉センター用地を5カ年の債務負担行為により買い戻すものでございまして、本年度が最終年次となるものでございます。  次に、131ページをお願いいたします。農林水産業費でございますが、一番下の5,200万円は各地区農道舗装のほか、次のページにまたがっておりますけども、岩狩ため池の法面などの改修工事費でございます。  次に、140ページをお願いいたします。上から2行目の3,760万円は、三井の賀茂神社付近の林地災害を防止するための工事費などでございます。  次に、148ページをお願いいたします。商工費でございますが、上から4行目の4,866万4,000円は、土地開発公社から商工会館用地及びソフトウェアセンター用地を5カ年の債務負担行為により買い戻すものでございまして、商工会館は2年次分、ソフトウェアセンターは3年次分でございます。  次に、157ページをお願いいたします。土木費でございますが、下から2行目の1,200万円は、虹ケ丘森ケ峠線の整備進捗に伴います島田市地区の雨水の排水状況の調査費などでございます。  つぎ、170ページをお願いいたします。消防費でございますが、一番下の1,047万4,000円のうち250万円は、本年5月に光市において県の消防大会を引き受けることといたしましたので、その負担金を計上したものでございます。  次に、181ページをお願いいたします。教育費でございますが、中ほどの7,100万円は、島田中学校の大規模改修や北側法面の地盤強化のための工事費などでございます。  次に、187ページをお願いいたします。一番下の1,000万円は、光井公民館の倉庫設置や浅江公民館のトイレ改造工事費などでございます。  次に、196ページをお願いいたします。説明欄中ほどの500万円がございますが、これは市民ホールの空調設備など施設改善のための調査設計費でございます。  次に、202ページをお願いいたします。上から3行目の3,940万円は、市長説明にもありましたスポーツ公園のテニスコートやバックネットの改修費のほかレストハウスの改修、また、周防地区での公衆トイレの設置などに要する工事費でございます。  次に、歳入について御説明申し上げます。恐れ入りますが別冊予算説明資料をお願いいたします。  別冊予算説明資料の7ページに市税の内訳を記載いたしております。7ページの一番、合計欄下でございますが、全体では77億3,445万5,000円で、8ページの(A)/(B)欄にございますように、一番下の欄でございますが、前年当初比で申しますと0.9%の増となっております。このうち市民税が0.4%の増、固定資産税が1.3%増となっております。なお、個人市民税につきましては、8年度の特別減税額約1億5,400万円、前年度の制度減税による影響額約3億3,400万円を合わせた4億8,900万円の減収が見込まれますので、これにつきましては減税補てん債を充当することといたしました。この元利償還金につきましては全額が交付税に算入される見込みでございます。  その他の歳入につきましては、前のページでございますが5ページにその内訳がございます。この中では15款の繰入金4億円がございますが、これは市長説明のとおり財政調整基金及び減債基金からそれぞれ2億円を取り崩すものでございます。この結果──157ページをちょっとお開き存じたいと思いますが、予算説明資料の157ページでございますが、ここに基金の状況を掲載をさせていただいております。8年度末では財政調整基金が1億500万円、減債基金は5億8,622万3,000円となるものでございます。  以上で一般会計の補足説明を終わらさせていただきます。なお、先ほどの施政方針の中で、7ページでございますが上から5行目の段でございますが、前年度繰越金見込額1億5,000円と書いておりますが、これは1億5,000万円のミスプリでございます。訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) それでは、議案第2号、平成8年度光市国民健康保険特別会計予算について補足説明を申し上げさせていただきます。  平成8年度の国民健康保険事業におきましては、ただいま施政方針でもございましたように、別号議案、光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例においてお諮りしておりますように、大きな制度改正を二つ実施する予定にいたしております。  その一つは、国民健康保険事業の構造的要因とも言われます低所得者階層が多いことから、中間所得者階層に税負担がしわ寄せされているという税負担の不公平の問題であります。これを解決するために、昨年の国保制度の改正の中で応益、応能の賦課割合を国の示す標準的割合である50対50に近づけていくという、いわゆる平準化への指導がございます。私どもといたしましては6割、4割の軽減制度を守るとともに、低所得者の急激な負担増を避ける立場で6割、4割の軽減制度が維持できるぎりぎりの線である応益割を36%にするための税率改正を行うこととし、特に、公平な立場で応益制を高めるため世帯内の被保険者の数によって課税されている均等割を1万2,700円から1万9,200円に改め、一方、所得割、資産割の応能割の税率を引き下げることにより、中間所得者階層以上の税の軽減を図っております。  もう一つは、平成6年度から取り組んでまいりましたが、国保税の納期を現行の4期から平成8年度からは8期に分割し、1期当たりの税額を少額にすることにより税の納めやすい環境づくりに努めることにいたしました。  それでは、まず歳出予算から御説明を申し上げます。特別会計予算書の16ページをお開きいただきたいと思います。  総務費に6,870万5,000円を計上しておりますが、これは保険税の賦課徴収等に要する経費でございます。なお、昨年まで2カ年かけて取り組んでまいりました納期を8期にするための収納率向上特別対策事業が昨年度終わったことに伴いまして、対前年度比約1,000万円の減額となっております。  次に、19ページをお開きください。上から2行目、保険給付費でございます。これは、支出面で最も大きなウエートを占める経費でございまして、一般分と退職分のそれぞれの療養給付費、療養費、高額療養費、移送費と出産育児諸費、葬祭費を加えまして19億3,820万円を計上いたしました。前年度当初比2億1,205万円の増額となっておりますが、これは主として医療費の伸びによるものでございます。また、保険給付費の伸びにつきましては過去3カ年の平均値で見込み、一般分で8.2%、退職分で9.4%見込んでおりますが、いずれも平成8年度国民健康保険事業予算編成指導要領に基づき算定したものでございます。  次に、20ページお願いします。下から3行目でございます。老人保健拠出金7億6,840万円は、平成6年度老人医療費の確定実績をもとに国の示す算定要領により算出し、これに事業費及び事務費を加えたものでございます。なお、老人医療費拠出金につきましては、引き続いて老人上限枠の改善が図られております。  次に、21ページお願いします。上から3行目でございます。共同事業拠出金1,005万9,000円は、国民健康保険高額医療費共同事業実施要綱に基づき算定したものでございます。その下の保健事業費では3,660万円を計上いたしております。これの主なものといたしましては、22ページの中ほど保健衛生普及費において、5カ年計画として平成7年度から実施しておりますコンピューターヘルスチェックと節目健診としての人間ドックを引き続き実施し、被保険者の健康増進に努めるほか、その下、はり・きゅう施術料負担金、その下の人間ドック委託料、高額療養費貸付金などを実施することとしております。  23ページをお開きください。諸支出金に146万1,000円、下から2行目、基金積立金では国民健康保険基金の運用益金として107万8,000円、24ページでは予備費として1,091万2,000円を計上し、歳出総額を28億3,541万5,000円としております。  次に、歳入について申し上げます。恐れ入りますが前に戻っていただきます。9ページをお願いします。  まず、保険税につきましては9億5,756万9,000円を計上いたしました。税の算定におきましては医療費の動向や繰越金の見込みから大変厳しい環境にございますが、今年度は保険基盤安定、職員給与費、助産費、財政安定化支援事業に加え、老人の増加など避けることのできない国保の構造的要因への対応や低所得者等への配慮等を含め、前年当初比4,329万6,000円増の2億4,329万6,000円を一般会計から繰り入れ、税の抑制に努め平準化に伴う税率改正のみにとどめました。なお、保険税の算定に当たりましては所得の伸びを0.67%、資産の伸びを4%とし、収納率は一般分94%、退職分98%で算定し計上いたしました。  次に、11ページの中ほどをお願いいたします。国庫支出金9億6,004万7,000円は事務費、療養給付費、財政調整交付金でそれぞれ制度に基づき算定したものでございます。  12ページをお願いします。療養給付費交付金5億5,344万2,000円は、退職被保険者の療養給付に充てるため関係保険者が負担し、支払基金から交付されるものでございます。次に中ほど、共同事業交付金2,004万8,000円は、高額医療費共同事業実施要領に基づき積算いたしました。  次の、13ページの繰入金2億4,329万6,000円は、保険税の説明の際申し上げたものでございます。下の方、繰越金8,007万7,000円は、平成7年度の決算見込みによるものでございます。  以下、これに14ページの諸収入2,013万円を加えまして、歳入総額を28億3,541万5,000円といたしました。なお、本予算案につきましては、去る2月15日に国民健康保険運営協議会にお諮りしその議を得ておりますことを申し添えます。また、予算の編成資料をお手元にお配りしておりますので御参照賜りたいと存じます。  以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山根下水道担当部長。 ◯下水道担当部長(山根 豊次君) それでは、議案第7号、平成8年度光市下水道事業特別会計予算について補足説明をさせていただきます。恐れ入りますが特別会計予算書の100ページをお開き願いたいと思います。  まず、第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ24億9,141万2,000円と定めております。  それでは、歳出から御説明申し上げます。恐れ入りますが110ページをお願いいたします。  まず、第1款下水道事業費で15億7,752万3,000円を計上いたしております。これの主なものは1目一般管理費4億5,736万9,000円は、下水道事業の管理運営でございます。  次に111ページ上段、委託料2,581万9,000円、これは下水道使用料の電算委託並びに管渠清掃委託、平成8年度から新規に稼働いたします光井汚水中継ポンプ場の維持管理費などでございます。  次に下ほど、負担金補助及び交付金3億826万9,000円のうち3億768万2,000円は、流域下水道維持管理費負担金でございます。汚水流入量を年間279万7,000立方メートル、日量といたしまして約7,600立方メートルを見ております。  次に112ページをお願いいたします。2目下水道事業費11億2,015万4,000円を計上いたしております。これの主なものは113ページをお願いいたします。上段、委託料1億4,200万円計上されておりますが、これは浅江、三井、島田、光井、室積、各地区の平成8年度以降施工箇所の管渠実施設計、延長といたしまして8.2キロメーターなどの経費でございます。  次に、中ほど工事請負費8億1,100万円は、高畑幹線ほか31工区にて執行いたす予定としております管渠布設工事延長約5キロ、これに伴います面整備は20ヘクタールを見込んでおるところでございます。なお、予算説明資料の141ページから152ページにかけて説明資料を添付しておりますので御参照のほどお願いいたします。  次に下ほど、負担金補助及び交付金6,950万3,000円でありますが、これの主なものは県事業費で行います周南流域下水道事業の負担金でございます。本年度は流入量の増大に対応できるよう2系に着手し、2基の水処理施設など事業費5億9,500万円に対する負担金6,888万円でございます。  次に下段、補償補填及び賠償金3,400万円は、下水道事業工事に伴います上水道管の移設並びに電柱等の移設を予定しているところでございます。  次に114ページ、上段、2款公債費9億970万1,000円は、市債への元金償還利子償還金及び一時借入金利子を計上しております。したがいまして、8款予備費を含め歳出合計を24億9,141万2,000円としておるところでございます。  次に、歳入について説明いたします。恐れ入りますが107ページにお戻り願います。  上段、1款の使用料及び手数料3億6,700万2,000円を見込んでおります。このうち下水道使用料3億6,700万円は、年間有収水量279万7,000立方メートルと見込み積算いたしました。なお、議案第19号でもって提案申し上げておりますように、基本料金1カ月10立方メートルまで1,100円を1,250円に、また、一般標準家庭1カ月25立方メートルの使用料の場合、1立方メートル現行117円を132円に改定しようとするものでございます。  次に、中ほどの2款国庫補助金、これは2億5,000万円は国庫補助対象事業費5億円に相当するものでございます。言うなれば2分の1、50%の補助でございます。  次に、下段の3款繰入金7億2,000万円は、下水道事業に伴います一般会計からの繰入金でございます。  次に、108ページをお願いいたします。中ほど、5款諸収入5,530万9,000円の主なものは、下水道公社給与負担金などであります。  次に109ページ、6款市債は公共下水道債、流域下水道債、資本費平準化債など10億6,910万円を見込みまして、歳入合計を24億9,141万2,000円といたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして補足説明を終わらせていただきます。 ◯副議長(田中 道昭君) 市川市立病院事務局長。 ◯市立病院事務局長(市川 恒夫君) 議案第9号、平成8年度光市病院事業会計予算の補足説明を申し上げます。お手元の別冊の予算書の1ページをご覧いただきたいと思います。  第2条の業務の予定量は、病床数を210床、年間患者数を23万4,700人、入院は7万3,000人、外来は16万1,700人といたしました。これは、1日平均患者数を入院は前年度と同様200人、外来は前年度より10人多い550人と見込んだものであります。  第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入及び支出をそれぞれ35億1,560万2,000円といたしました。前年度と比較して6.6%の伸びであります。これは、患者数の増加や4月に行われる診療報酬の改定などによるものでございます。  2ページの第4条の資本的収入及び支出は、主として設備投資のための経費でございますが、資本的収入額を4,806万9,000円、資本的支出額を5億2,581万6,000円とし、資本的収入額が支出額に対して不足する額4,574万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんすることにいたしました。
     予算の詳細につきましては4ページをご覧いただきたいと思います。  まず、収益的収入及び支出から申し上げます。収入では医業収益の入院収益18億8,719万6,000円は、患者1人1日当たり収益を2万5,852円と見込んだものであります。外来収益13億1,106万3,000円は、患者1人1日当たり収益を8,108円と見込みました。  次の、その他医業収益1億3,172万6,000円は、個室などの室料差額収益2,002万4,000円、人間ドック等の医療相談収益2,040万円、救急医療及び予防接種、集団検診に対する一般会計負担金7,311万2,000円などであります。  中ほどの、医業外収益1億8,561万7,000円は、企業債利息や医師等の研究研修に対する一般会計負担金1億7,693万6,000円などであります。  次に、5ページの支出におきましては、医業費用33億2,526万4,000円、これは職員の給与費、薬品などの材料費、光熱水費などの経費等、医業活動に必要な費用を計上いたしました。特に患者数の多い内科外来にコンピューターによるカルテ自動検索システムを導入し、受け付け業務の改善を図ることにいたしました。  6ページの中ほどの医業外費用1億6,733万7,000円は、企業債の支払い利息などであります。  次に7ページでございます。資本的収入及び支出について申し上げます。  資本的収入の企業債3億7,300万円は、医療機器の購入及び病院の増築工事に対する借入金であります。補助金2,000万円はMRI、磁気共鳴断層撮影装置の設置に伴う国庫補助金を予定しております。次の負担金8,706万9,000円は、企業債元金などに対する一般会計負担金であります。  一方の資本的支出の病院改良工事費1億7,645万円は、MRI診療室の増築工事及び地震など災害時の非常用電源として、レントゲン装置を初め多くの設備が使用可能となる自家用発電装置の増設工事などを予定いたしております。資産購入費2億2,540万円は、MRIや患者監視装置などの高度医療機器の購入及び厨房備品の整備などであります。  次の企業債償還金1億2,396万6,000円は、企業債元金の償還金であります。  恐れ入りますが2ページにお戻りいただきまして、中ほどの第5条の企業債はただいま申し上げました建物及び医療機械器具等の整備を行うための企業債の借入限度額を3億9,300万円といたしました。  3ページの第6条の流用禁止項目は、職員給与費を16億3,125万3,000円及び交際費を200万円といたしたものであります。第7条は薬品や診療材料などのたな卸し資産の購入限度額を14億円といたしました。  以上によりまして地方公営企業法の一般会計の負担額は3億3,711万7,000円でありますが、今後ともより良い医療を提供し、市民の皆様に信頼される病院を目指してまいりますので御理解を賜りますようにお願い申し上げまして補足説明を終わらせていただきます。 ◯副議長(田中 道昭君) 松岡水道局長。 ◯水道局長(松岡 一孝君) 議案第10号、平成8年度光市水道事業会計予算について補足説明をいたします。恐れ入りますが別冊の水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。  まず、第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数を1万6,700戸、年間給水量を1,271万立方メートル、1日平均給水量3万4,820立方メートルと見込みました。  次に第3条の収益的収入及び支出につきましては、それぞれ9億7,186万円計上いたしております。恐れ入りますが別冊の予算参考資料の1ページをお開き願います。  収益的収入及び支出につきましては、収入の水道事業収益におきまして平成8年度と7年度の当初予算を比較いたしておりますが、前年度当初予算に対し4,633万円の増加でございます。  次に、収入の概要について申し上げますと、給水収益は9億173万円でございまして、前年度に対し2,300万円の増収で、前年度実績により見込んだものでございます。その他の営業収益は加入金、他会計負担金などでございます。  2ページには基本料金の内訳、用途別の使用水量及び収入見込額、3ページには工場用水の使用内訳をそれぞれ記載をいたしております。  次に、下段の支出の概要につきましては経費を性質別に分類したものでございます。  まず人件費でございますが、前年度と比較し2,214万6,000円の増加となっておりますが、これは職員の定期昇給ほか、平成7年度の人事院勧告に伴う給与改定及び退職給与金などの人件費を調整したものでございます。修繕費につきましては、配水管及び浄水場の設備の修繕が主なものでございます。以下、その他の経費をそれぞれ計上いたしております。  次に、第4条の資本的収入及び支出につきましては、資料の4ページに記載をいたしておりますように、資本的収入を2億2,368万円といたしました。企業債は2億1,300万円、他会計負担金1,066万円で、これは一般会計負担金で、消火栓設置などに要する負担でございます。中ほどの資本的支出でございますが、3億9,086万円でございます。前年度と比較をいたしますと671万円の増加でございます。  次の、支出の概要でございますが、建設改良費のうち改良事業費では拡張事業、管網整備など8,630万円、配水管整備事業として老朽管更新事業など6,180万円、浄水施設整備事業としまして管理本館の耐震化工事など7,500万円を計上し、災害に対する安全性の確保を図ることといたしました。  次に、下段の支出の概要につきましては、経費を──失礼しました。──3ページをお願いいたします。──4ページですか、どうも済みません。  次の、固定資産購入費でございますが、漏水探知機など120万円及び量水器の購入費400万円をそれぞれ計上いたしました。次の企業債償還金、他会計長期借入金償還金はそれぞれ所要額を計上いたしております。繰延勘定は8年度における退職金2名分を計上いたしました。  以上により資本的収入が支出に対し不足する額1億6,718万円につきましては、5ページに記載をしておりますように当年度分損益勘定留保資金、繰越利益剰余金処分額及び当年度分消費税資本的収支調整額により補てんすることといたしました。なお、平成8年度に予定をいたしております建設改良事業につきましては、資料末尾に改良及び配水管整備事業の予定箇所、工事概要など添付をいたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。  恐れ入りますが予算書の3ページへお戻りいただきます。第5条でありますが、企業債の借入限度額などを定めるものでありまして2億1,300万円の借り入れ予定であります。第7条は流用禁止項目で、給与費の額を4億6,644万1,000円、交際費の額を100万円と定めるものでございます。第8条は繰越利益剰余金3,000万円を建設改良積立金として予定処分し、建設改良事業費の財源とするものでございます。  4ページをお願いいたします。第9条はたな卸し資産の購入限度額を2,500万円に定めようとするものであります。この中には、災害時の緊急用としての機材を備蓄することといたしております。  以上が平成8年度の予算の内容でございますが、予算書6ページ以下に予算に関する附属資料を添付いたしておりますので御参照賜りたいと存じます。  以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。どうも失礼いたしました。 ◯副議長(田中 道昭君) 説明が終わりました。これらの議案に対する質疑がございましたらお願いいたします。どうぞ、高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 先ほど、1時間20分に及ぶ末岡市長の施政方針が行われました。末岡市長の人柄を表すように非常に丁寧な、懇切丁寧な説明でございまして、大抵のところはよくわかっております──まいりました。ただ、施政方針も含めて市政全般の基本的な問題については一般質問で御論議を申し上げたい。ただ、議案を審議する上で御丁寧な説明がありましたがなおかつ、ちょっと補足説明もありましたが十分わからない点についてだけ質問させてもらいます。  まず第1に、行政情報化基本計画の策定ということで500万円というのが計上されておりますが、これはコンサルに委託してやるためにこれだけの金額がかかるのか。私は、現場の声を汲み上げて手づくりの方が良いのではないかと思うので質問をさせてもらいます。  それから中核都市づくり、「まちづくり講演会」というのがありますが、どんな講演会をお開きになろうとするのか。講師あたりをどういう人に考えておるのか。これは合併問題とあわさって非常に重要な視点でありますので、ちょっと説明をお願いいたします。  3番目の問題については、JR跡地土地利用計画調査300万円あります。国鉄清算事業団はバブルの崩壊によって18兆円の赤字を抱えていながら、なかなか土地が売れないということで来年から強力に働きかけて売っていこうという計画が進んでおりますが、恐らくこれもその政府の政策にのっとって計画されたんじゃないかと思うんです。残念ながら光市のJR跡地というのは線路沿いに細長く延びたものであって、恐らく民間会社だったら利用しないような土地でありますが、調査計画されるんですからこの難しい土地をどうなさろうとするのか、これは専門家なんかの意見を聞かれようとするのかもしれませんが、どういうお考えなのか。それで、大体金額は幾らぐらいと考えておるのか。  大体、JRの方は無人化をどんどん進めて市長はじめ議長、光市の特殊な事情から夜間無人化は困るといったって、市民の言うことやらなんやらは全然聞かない。本来から言えば駅周りの整備についてはJRやなんかでも当然協力してしかるべき、やろうと思えば全部地方自治体やらその他第三セクなどにやらせて、地元には協力はせんわ、好き勝手な合理化はやるわ、売れない土地を──というふうに言い切っては悪いんですが、今財政が厳しい地方自治体に政府の力を借りてやっていこうとするようなのに対しては余り軽々に動かない方がいいと思うんです。もちろん、あの周辺の人たちはあの虹ケ浜の開発を望んでいる方もあるかもしれません。虹ケ浜の開発にとって必要なのは、駅から降りてすぐど真ん中の右側に──これはまあ観光地ではそう例はないと思うんですが、税務署がでんと控えているというようなまちづくりの特殊な形態であること。これは過去あったものですから簡単に動かすわけにはいきませんが、そういう点等も考えてみてあんまり軽々に乗らん方がいいんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか。  それから総合福祉センター、これは多くの人たちの意見が出まして、本年度も載っていることは非常にうれしいことなんですが、総合福祉センター基本構想の策定というんですか、これ500万円ですね、また。基本構想の策定だったら策定だけなさって、ことしは総合福祉センターに着手するというところまでこれいかないのかなどうかなと。いくとしたら今ばらばらに点在している福祉の拠点との関係でどうなのか、これはまあこれから研究していくために500万円もかけてコンサルに頼まれるのかどうなのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。  次は、工場設置奨励金対象5社、雇用奨励金対象3社、32人、7,862万1,000円とありますが、この工場名等をお知らせ願えたらというふうに思います。  6番目が、学校図書指導員の配置の問題。長い間学校図書の指導員、司書の配置というのを要望してまいりまして、ようやく試験的ではあるがやろうということに踏み切られたのは大きな一歩前進だというふうに思いますが、ただ私が極めて理解に苦しむのは47万円の予算であると。先日の新聞で御存じのように山口県の図書司書を募集したところ1名で104名でしたか7名でしたか、の募集があったと。ちょうどそのころ光でも1名の清掃員の欠員に対して19名ですか、18名ですか、ありました。僕は、本来的には学校専従の図書指導員は県で配置すべきものであるからそう無理は言えないと思うんですが、せっかく先生を配置するなら、先ほどから言われておりますようにいじめの問題その他に対処するように、先生と子供たちが肌で触れ合う時間が多くなるようにということで、やっぱり一定程度きちっとした給与体系、市の職員並みのそういうものが欲しいなというふうに思うんですが、どういうお考えでしょうか。  それから、高規格救急車の問題ですが、これは取得しようというのは非常に大きな一歩前進でうれしく思うものでありますが、大体この高規格救急車というのは幾らぐらいするのか、特別車ですから注文してから相当時間がかかると言われておりますが、実際動き出すのは大体いつごろを目途にしているのかということです。  それから、8番目が環境保全対策、庁内で環境対策連絡会をつくって環境巡視員、環境パトロール車を走らせるというんですが、わかったようなわからんようなことなんです。それで、環境巡視員という方はどういうお仕事をしてもらおうと考えているのか。それから環境パトロール車、これはどういう役割を果たそうとなさっているのかなと。現在でもごみが取り残しがあるとかなんとかというとすぐ清掃の職員が飛んでいって、事務職の職員も協力して市民の苦情にぱっと応えるような体制が整って──努力しておりますが、現在この時点との差はどういうところにあるのか、ちょっと考え方をお願いしたいと思います。  それから、今度は光高の用地ではなくて、今度は浅江小学校借地料として約2,000万円が載っております。市長、助役をはじめ教育長、関係者の努力で2,700万円というのを2,000万円に削ってこられた努力はわかりますが、私の記憶では、一定期間光高等学校の用地を光が払えば浅江小学校の用地は適当な期間払っていただいた後は無償貸与するというような文書の記憶がある。だけどまあ時代は流れてしまいまして関係者も事務的になっておりますからそう簡単にはいかないと思うんですが、毎年毎年2,000万円ずつ払っていく、しかも固定資産税の上昇に伴ってこれまた値上げをされるようでしたら、むしろ借金してでも買っちゃった方が良いんじゃないかというふうに思うんですが、今借地料の──年々上がりますね、去年よりも上がっております、どういう条件になっているのかちょっと教えてください。  それから、ちょっと飛びますが、中学校の選手の代表派遣の補助金、4分の3というんでこれはこの周辺ではいいと言われておりますが、私は、他からお金が出るのかもしれませんが、選手を派遣する父兄、学校というのは100%補償してもらっても実際いろんな金が要るわけですね。そこらあたりでもう少し改善が必要なのではないかと思いますが、余り父兄負担にならないのかどうかちょっと説明を願いたい。  それから、老人クラブの補助改善が言われておりますが、その内容についてお願いしたいと思います。  次に、特別会計の方にいきまして国民健康保険特別会計の問題です。これは、うちの衛藤議員が一般質問でやるようになってますから私は深く突っ込みませんけど、先ほど市民部長が御説明がありまして大体わかったんですが、わずかぎりぎりの線の応益割を36%、そういうものにしてもわずかだけのように見えますがこれで影響を受ける人、値上げを受ける人は世帯数において、参考資料見てみますと74%の人が値上がりになるわけ、それから人において62%の人が値上げになるわけです。非常にこの影響範囲は大きいんです。ところが、政府の方は50%の方にせえと、こう言ってるわけです、年々近づけようとしております。ところが、ぎりぎりの36%にしても世帯数で74%、人にして62%というような人たちに値上げの影響を与えるというのを50%になどといったらこれは大変なことになる。しかも、地方分権とか地方の時代とか言いながら、これをやらなかったらペナルティーをかける、まあ、現在のところでは平成9年度までに改正したところはペナルティーはかけないということで1年延ばしているようであります。そんな無茶苦茶なやり方を分権とかなんとか言いながら、これをやらないとペナルティーをかけるなどという、今の政府の口で言ってることとやることとが全く違う典型なんです。これは市民部長やら担当者の人が悪いという意味ではないんです。厚生省の机の上で計算することは50対50、簡単である。ところが実態的にやろうと思うとわずか36%しただけでも大半の人たちが値上げの影響を受ける。こういう代物であるということは私たちはよく理解しておかなければならないと思うんです。地方分権なんていうのは口だけのことだという、肝心なところは全部中央集権的に強制的に押さえておる、しかもその施策は低所得者に対する負担増というのが典型でありますので、私たちはこの動向については非常に関心を持っているものであります。その点で担当部の方としては来年、再来年政府の方針でいきますと毎年いらっていかなきゃならんけれども、そこらあたりどう考えておられるのか、ひとつお願いしたいと思います。  それから、次は下水道の方でありますが、12.8%のアップということなんですね。それで、下水道は御存じのように昭和61年74円であったものが平成1年76円、トン当たりですね、平成3年96円、それで平成8年、今度110円、発足してもう4回目の値上げをやろうとしておる。この参考資料を見てみますと、赤字だから値上げをするんじゃないんです。黒字になって最初のうち県や市の一般会計から出していたお金を戻してもらおうと思っての値上げなんです。しかも今から──昭和61年ごろ決めた計画をそのまま社会経済情勢の変化を抜きにして上げようという。そこには、できるだけ公共料金は上げずに、市民の負担はできるだけ抑えてやっていこうというような努力の跡が見られない、感じられない、残念ながら。  例えば、我々は消費税の値上げを抑えるために、ことしの9月改定を政府は予定してますが、頑張らにゃいかんと思っております。総選挙解散によってこれを変えなきゃいけませんが、ことし110円に値上げしても、もし与党3党どおりの計画でいきますと消費税が少なくとも9月には5%見直し、悪ければ7%、8%になる可能性をはらんでいるわけです。消費税が上がれば今のシステムからいくと下水道料金は上がるシステムになっています。ことし12.3%値上げして、来年今政府が予定している方向で消費税が値上げされれば、内税ですからまた下水道料金の値上げが見えているわけなんです。しかも値上げしなきゃ経営が成り立たないというのならともかく、前に出していた一般会計の金を取り戻そうというときに、もう10年前ぐらいに決めた計画をそのまま何の検討も加えずに、と言うとちょっと検討したかどうかわかりませんからあれですけれども、市民の負担、利用者の負担、値上げについて少しでも痛みを感じてたらそんなずさんなやり方は私はとれないんじゃないかというふうに思うんです。その点で、この値上げについても非常に関心を持ってます。  現に、下水道管をつないだら3年以内にやってくれと、みんな今までの施設は取っ払う、下水道の場合にはこれ一つになってきてるんです。全部これに集中しておいて勝手に十分な検討もなされずに、社会経済情勢の変化の中で検討も十分なされずにこのように予定どおりの値上げをやってくる、これが広域だから通るんで、単独の下水道だったらこういうようなやり方は通らないと思うんです。値上げについてもうちょっと、もう1回下水道部長の方から御説明をお願いします。まあ、部長さんも間もなく退職ですから、(笑声)最後の方になりまして御無理を言うのもちょっと詮無いところでございますが、しかしこの問題は、今後こういうような終末処理場の運営のあり方についてはよく検討しないと、市民の納得が得られないんじゃないかというふうに思いますのでお願いをするところであります。  それから、市立病院でMRI導入は非常に思い切った体制で、長い間の市民の要求に応えるという点で大変うれしく思うものでありますが、実際使っているところをいろいろ聞いてみますと、なかなかデータを読む専門家といいますか、お医者さん、だからなかなか大変らしいんですね、なかなか使いこなせない状況にあると思いますが、市立病院の場合はせっかくやられるわけでございますので、そこらあたりも手抜かりなく準備をされておられると思いますが、そこらあたりの辺で考え方を、いつごろ導入されてどう対処されるのか、ちょっと御説明願います。  以上です。 ◯副議長(田中 道昭君) ここで暫時休憩いたします。10分程度休憩いたしまして、再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後3時45分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後4時00分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  この際、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。有光総務部長。 ◯総務部長(有光 正純君) それでは、高橋議員の第1点目に御質問がございました情報化基本計画について、500万円はすべてコンサルに委託するのか、手づくりの方がいいのではないかという御質問でございました。先ほど市長の施政方針で述べておりますように、昨年12月情報化のプロジェクトチームを発足させ、現在これの調査検討を進めておるところでございます。これからの行政情報化の基本計画につきまして、すべてをコンサルに委託するのではなく、プロジェクトチームのメンバーによりまして現在取り組んでおりますが、御存じのように情報化の進展は日々目覚ましいものがございます。先進都市の取り組みなり、あるいは若手職員を中心にしました現在のプロジェクトチームの研修を重ねる中で、専門的な分野についてはどうしてもコンサルの力を借りなきゃならない、こうした状況にもございます。手づくりに一層努めることとしておりますので御理解をお願いしたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) それでは、2点目の「まちづくり講演会」についての内容についてでございますが、基本的には平成8年度は後期基本計画の初年度ということになりますので、特に、計画の大きなテーマでもございます光市の自然環境を中心といたしました有位性等を生かした今後のまちづくりというものはどういう方向で対応すべきかといったようなことについて市民とともに考えていきたいということが1点ございます。  あと1点は、これも以前から議論がございますが、周南地域との関係の中で中核都市づくりや合併問題がいろいろ論議をされておりますけれども、こうした問題についても議論を深めていきたいと、そういったことで計画いたしたものでございます。なお、講師につきましてはまだ未定でございますが、大学の教授等を含めて現在検討中でございます。  それから、3番目のJR跡地の件につきまして御質問いただきました。この調査の内容についてでございますが、基本的には光市の玄関口であるということと、いま1点は、虹ケ浜海岸に近接をしている特性と申しますか、そういったものを踏まえながらどういった有効な土地利用が図られるのかといったようなことを、基本的には庁内の関係職員を中心として調査をしてまいりたい、その中でコンサルの専門的なノウハウも活用していきたいということでございます。  それから、これに関連いたしましてJR跡地の購入金額は幾らかという御質問だったと思いますけども、まだ現時点では購入を決定をしているわけではございません。こうした調査事業の状況を踏まえながら方向というものを定めていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、JRは市民の立場に必ずしも立っていないんじゃないかと、慎重に対応すべきであるという御指摘をいただきました。私どもといたしましてはJRから依頼をされて対応するということでは全くございません。光市として必要かどうかを主体的に判断をしていきたいということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 重岡福祉部長。 ◯福祉部長(重岡 靖彦君) 総合福祉センターについてでございますが、施設整備の予定につきましては、本事業は大きな事業と想定されるため、施設づくりの根幹とも言える基本設計、実施設計前の段階の基本構想づくりに十分時間をかけ検討すべきだと考えております。本年度この構想づくりに全力を挙げたいと考えております。  なお、既存の福祉施設との整合性も十分な検討が必要と考えておりまして、現在、庁内関係各課を中心に協議を重ねておりますが、一定の方向、考え方をまとめた段階で専門業者との意向もお聞きし参考にさせていただきたいというふうに考えております。  それから、老人クラブの補助金についてでございますが、現在、会員数1クラブ50名を基本として1クラブ5万7,600円の補助を行っております。今年度会員数50名を超えるクラブにつきましては2万円を限度に──1人当たり1,000円を考えておりますが、2万円を限度に増額をしたいというふうに考えております。なお、市老連の補助金の中には生きがい、健康づくりと申しますか、ニュースポーツの取り組みへの充実のための助成の増額も合わせて考えております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) 5点目の、工場設置奨励金対象企業名をということでございましたが5社ございまして、ユーメックス、イクヨ、ニッテツ電子、河村鉄工所、アロイ、この5社でございます。 ◯議長(田中 虎男君) はい、堀川教育長。 ◯教育長(堀川 昌典君) 6番目の、新規事業として予算化をお願いしております図書館指導員の配置につきましてお尋ねにお答えをしたいと思います。  この事業は、学校図書館図書整備5カ年計画が第3年次を迎えまして、図書館の一層の充実、振興を期したいという思いでこの事業をお願いをしているところであります。内容につきましてはもう御承知のとおりでございますが、図書館の指導員として1名を配置するということでございますが、これは国の学校職員の定数法が改善される機運が今高まっておりまして、その中で司書教諭の配置の実現が早くできればということを期待しておりますが、その間の間、司書資格を有するパート職員をもって臨時的に措置をしたいということでございます。御理解を賜りたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 山根消防担当部長。 ◯消防担当部長(山根 恒憲君) 7番目の高規格救急車についてのお尋ねにお答えいたします。  高規格救急車の価格はおよそ4,000万円ぐらいでございます。購入の時期は全国的に現在集中いたしております関係で、平成9年の2月か3月頃になるのではなかろうかというふうに予定いたしております。  また、救急救命士業務の開始の時期についてのお尋ねでございますが、現在光地区消防組合におきまして1名の救命士を養成中でございます。また、管内の救急告示病院との話し合いを進めてまいっているところで、今後も医療機関と種々協議をしてまいらなければならないこともございますので、まだ救命士業務の開始時期を決定する段階に至っておりませんので、今後方向づけしてまいりたいと存じます。当面は救命士の養成、病院での就業前研修、高規格救急自動車購入後の応急処置資機材の取り扱い習熟など、早期に開始できる体制づくりに全力を傾注してまいりたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) それでは、私の方に2点ほどお尋ねがございました。  まず、環境巡視員制度、環境パトロール車についてでございますけれども、環境巡視員につきましては、光市のシンボルでございます虹ケ浜海岸、室積海岸、そして島田川を中心に見回っていただきましてごみのポイ捨てとか不法投棄など、これについての防止の啓発や指導を強めていきたい、そして美しい自然環境を守っていこうと、こういう考え方でございます。  なお、啓発指導に関しましては河川監視員や自然公園管理員、あるいは公園指導員等の皆さんと密接な連絡を図っていく必要があろうかと思いますので、この辺も十分に整合させていきたいと考えております。また、ひどくよごれている場所なども発見された場合には、すぐさま生活環境課に連絡いただいて、そして我々の方で対応していくと、こういうことも合わせ持っております。  それから、環境パトロール車でございますけれども、これは施政方針にございましたけれども、このたび2台のパッカー車の更新をお願いいたしておりますけれども、これをパトロール車ということで位置付けすることにしておりますけれども、現在も職員の協力である程度は実施をいたしておりますけれども、公園など公共施設を中心にいわゆる日常のごみ収集業務に支障を来さない範囲で定期的にパトロールをしてごみ処理を進め環境美化に努めたいと、このように考えております。  それから、この2台につきましてはポイ捨て等の啓発用と、こういう形のものも利用を考えております。それから、1台の大型プレスパッカーにつきましては、阪神大震災の教訓もございまして、大型のごみをプレスするという必要性もあるようでございますので、その辺も考えて今回購入ということにいたしました。  次に、国保関係のお尋ねがございました。特に国保の平準化についてのお尋ねにお答え申し上げます。  補足説明でも申し上げましたように、36%の応益割合や6割、4割の軽減制度を維持し、低所得者の急激な税率アップを避けたぎりぎりの線でございまして、平成8年度はこれでお願いいたしたいと考えております。しかし、今後の平準化の推進につきましては、基本的には国の指導に従って進めていかなければならないと考えておりますが、現在国におきましては平成9年度実施に向けて国民健康保険制度の抜本的改正を図るとされております。私どもといたしましてはここらあたりの動向を見ながら、しかも国、県に対しては円滑に平準化が進められるよう支援を求めながら低所得者層に配慮しながら進めたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 西岡教育次長。 ◯教育次長(西岡 純二君) それでは、9点目の浅江小用地の問題について貸付料の条件、これについてお答えいたします。  県の借地料の条件でございますが、このやり方といたしましては最近時の土地評価額の4%を基準として貸し付けるものでございます。ただ公共用地で、浅江小用地は公共用地でございますので、5割の減額をしてその上貸し付けを行っているということでございます。また、翌年度からは継続貸し付けということでございますので、従前の貸付料に5%を上乗せしたもの、乗じたものを貸し付ける、このようになっております。  それから、次の中学生の派遣費用の件でございますが、選手へ4分の3補助の件でございます。現在、これは、昨年度3分の2の補助から4分の3の補助へ変更している、基準を上げたわけでございます。できるだけ学校負担とならないように私ども努力したわけでございますが、今後もこの努力を続けたいと思いますので、この実態の調査をさせていただきたい、このように思っております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 山根下水道担当部長。 ◯下水道担当部長(山根 豊次君) それでは、下水道についての質問にお答えいたします。  御案内のように、光市の下水道はある意味からいって島田川から光市の飲料水は確保しているということで、島田川の上流4町と光市が一体となって下水道、いわゆる流域下水道を進めたらどうだろうかということでスタートしているわけでございます。したがいまして、単一の市町村でない関係上この流域下水道事業につきましては、山口県が、現在光市と下松の境に処理場ございますけれども、処理場から上流へ30.5キロの幹線管渠を布設しております。これは県が事業主体。さらに浄化センター、これも県が事業主体で施工しているところです。さらに維持管理もここが行っておると。  したがいまして、下水道の使用料の体系といたしましては、この県の経費、維持管理費とおのおの光市は光市の行政区域内の管渠整備、あるいはこの維持管理とか徴収業務とかを加えたものが使用料ということになっております。議員がおっしゃったように、当初50年着工して10年目にして供用開始を行ったと。それについて当初負担金といたしましては仰せのように74円でスタートしたわけです。そのときに私たちの25立米平均の標準家庭で97円いただいていたと、約20円何ぼか加算して。途中消費税が加わって76円になったと。さらに、平成3年から本式に見直しをやり県の負担金が96円になりました。その際に使用料は約20円加算して117円になりました。  今回、仰せのように平成8年からの見直しとして県が110円、14円アップして私の方としては現在提案しております132円ということの計画がございますけれども、その間、下水道というのは大変長期的な事業でございまして、また、処理場につきましては流入量が初期段階においては小さいと、コストが高くつくということで標準からいえば10年から──失礼しました。供用開始して5年から10年ぐらいが一番標準的ではなかろうかということで、その辺でペイできるような単価が設定されておると。今回は11年から15年に向けての改正でございますけれども、これはやはり当初の5年間において約1億4,000万円──1億3,700万円ぐらいの赤字が出ておる。この赤字はどうしているかと言いますと、県が2分の1を立て替え、光市は光市なりの応分の負担をして立て替えておるということでございまして、長期的に当初からのスタートからいえば15年でペイするということで、これを解消に努めるために今回値上げをお願いしてるんですけれども、前回の見直しの際、平成2年末から3年からのときには11年から15年については113円というのが試算されていたわけです。ところが、企業努力にある程度よって、あるいはその時代によって電気代も下がってきたこともある要因でもありましょうけれども110円と。  それから、この8年度に見直しをするのがええか悪いかという点については、また来年消費税が導入されて毎年上がるじゃないかと、まあこの辺も私たちは1市4町の会議に出る前に庁内でも関係部課との協議を重ねてまいりました。だから、ここで逐一詳細に光市はどういう立場をとったとか申し上げにくいんですけれども、やはり立場立場で意見は申して協議に参加したところでございます。  また、どう言いますか、赤字だから値上げとか、まあそれは赤字を解消するんだけど、戻してもらうための値上げとか、これはいろいろあろうけれども、県としては1市4町に県の経費でもってそれを据え置くというのは、どうもはっきり言葉はないですけれども、やはり関係──会計とかいろんな立場で言えば回収するという約束でございますので、これは固い意思であったように記憶しております。  それから、消費税の見直し等もあるわけですけれども、これはやはり別な制度でございますので私しては何とも言えないと、ひとつその辺で御理解願ったらと、よろしくお願いいたします。
    ◯議長(田中 虎男君) 市川市立病院事務局長。 ◯市立病院事務局長(市川 恒夫君) MRIの導入には電波や磁気を遮へいする特殊な建物が必要でありますが、8年度できるだけ早い時期に稼働できるよう努力してまいりたいと思っております。  なお、MRIの解読につきましては当院の医師が専門的立場から診断いたしますが、その診断を補助するために当面、画像診断を専門とする放射線科の医師を山口大学病院から週2日招聘して支障のない対応をいたすことにしておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 大体わかりました。それで、各委員会でやりますから余りくどくどやりませんが、ひとつ今御説明がありましたようにいろんな基本構想、計画を作るのに当たってはお答えがありましたようにぜひ手づくりを基本としながら、総務部長も言われましたように手の届かない分だけコンサルに頼むというような方式はぜひ堅持をしていってもらいたい。それでないと、コンサルを悪く言うわけではありませんが、建設関係でもどこでもコンサルというのは基本的なところはなかなか優れてますけれども、庁舎の形態とか状況とかという点での判断というのはそれぞれみんな違うわけでありますから、良いようで案外悪いというようなのが各方面で出ておりますのでひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、JRの跡地の利用の問題について、市が主体性を持ってやられるということでありますがそういう方向で、国から言われるからどうとかというようなのではなくてひとつ慎重に、こういう財政状況のもとでありますので、他が手をつけんやつを拾い上げるというようなことがないように、JRの地域に対する姿勢などから考えてみて、私は余り気乗りをしません。民間も取り上げんような土地を行政に任すと、行政が市の窓口だからやるのが当たり前だというような、そういう考え方についてはどうも理解に苦しみます。それで、先ほど私国鉄清算事業団のあれを18兆円と言いましたが28兆円だそうです。訂正をさせていただきます。  これは、ひとつ総合福祉センターの問題ですが、部長が言われますように、これはよく研究して大変金のかかる問題でありますから、ひとつやっていただくことは必要なんですが、余り先の彼方に21世紀まで持ち越さんように、少なくとも先ほどもお話が出ましたが、リハセンターの問題なんかも絡んできますから、できるだけ早く検討を加えていただいて、これはまあ言えば末岡市政の目玉中の目玉になる建物ではなかろうかというふうに思いますので、少なくとも末岡市長の第1期任期中に起工式ができるよう──完成祝いができるようなスピードでお願いしたいというふうに思います。  それから、学校図書指導員の点については概略わかりました。ひとつ若い者が一つの働き場所として、生きがいの場所としてできるような、また配置されることによって学校自体が全体的に助かるような本当に生き目の行くようなひとつ体制に、パートではなかなか難しいですから、できるだけやっていただきたいと思います。  それから、高規格の救急車の内容、運行のあれについてはよくわかりました。ひとつ体制を早く整えて4,000万円近くする非常に高価な車ですから、配置されたらできるだけ役に早く立つように準備を早く進めていただきたいというふうに思います。  それから、浅江小学校の跡地の借地料の問題について、まあ毎年5%も上がっていくようじゃこれ大変だろうと思うんです。ですから、そうかといって11億円とか12億円のやつをすぐ買えるかどうかというのはこれはまあ全体的な観点からあれでしょうけれども、ひとつそこらあたりも、何ぼ金を2,000万円から以上払っていっても何年たっても県のものというのも知恵のない話でございまして、そこらあたりはひとつ検討を深めていただきたいというふうに思います。  それから、老人クラブの補助金の問題については概略わかりました。  それから、下水道の値上げの問題についてもわかったとはなかなか言い切れません。だけど歴史的な経過について御説明はいただきまして、建設委員会でまことに悪いがもう一度やらせていただきたいというふうに思います。  余り長くなるのはよくありませんが、財政の問題その他については一般質問の方に移します。ただ、私がぜひここで指摘しておきたいのは、光市の場合、公共料金をやたらに引き上げるような地方財政計画の中ではそういう指導が行われておるにもかかわらず、徳山市のように幼稚園の料金から文化会館の使用料から今年度でばんばん上げているようなのと違って、できるだけ抑制していこうという努力はこれは私は高く評価しなきゃならん。ただ、先ほど言いましたような国民健康保険税に見られますように、わずかばかりの応益割を増やすだけで低所得者にとっては負担が非常に増えてくる。しかも、御存じのように、個人住民税が都道府県税で均等割が700円から1,000円に引き上げられる、また、市町村民税で1,500円から2,000円に引き上げられるというように、市独自での値上げがなくても国全体の施策として低所得者に対する負担が増える方向が打ち出されているという点で、いきいきした将来に明るい展望の持てる高齢化社会やらそういうものを創っていくためには公共料金の値上げやら、それから病院給食の補助についても残念ながら山口県は重度身障者やらごく一部のものに限定される低いものでありまして、多くの低年金のお年寄りなんかを救済する制度まで広がっておりません。そういうようなものも含めてひとつ本当に安心して生きていてよかったと、住んで良かったというまちづくりのためには、これからも住民の意見やら議会での意見などをぜひとも取り上げていただいて、ともに21世紀に向かって光輝くまちをつくるために一層の努力をお願いしたいということをお願いしまして質問を終わります。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) 8年度の予算につきましてのコメントは差し控えさせていただきますが、きょうの施政方針あるいは予算書を見ながら若干質問をさせていただけたらと思います。  施政方針の中の8ページ、浅江、室積中学校にそれぞれ生徒1人に1台のパソコンを整備すると、平成9年度までにはすべての中学校において整備を完了させたいと考えております、ということでございます。大変ありがたいお話ではございますが、私の娘も中学校へ行っておりますが、これから5年間につきましては生徒数が激減をいたすような状況になっておりますし、現在の人員に戻るということは相当年数かかっても難しいということが現状としてありますが、1人に1台というのでは多少残るような気がいたしますが、ちょっと中身私の考え方が違うんでしょうか、もう少し中身についてお話をしていただけたらと思います。1人に1台というのは全員にと、こういう意味ですね、全員に配置すればでしょ、違うの。その点ちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  それから、10ページの観戦型スポーツの招致を計画、大変ありがたいお話でありまして私も常々お願いをしてまいった経緯がございます。しかしながら光市の体育協会へ助成するということでございますが、体育協会でその運営ができるのかどうか、私には多少疑問がございます。体育協会をもう少し増員するなり、あるいは中身を充実させるなり、そういう形でなければ運営が難しいのではないか、あるいはこの際体育協会そのものを法人格を持たせるとか、抜本的な改善が必要ではなかろうかと思いますが、そのあたりについてお話しをしてください。  それから、大変財政の厳しい折ではございますが、聖光高校の屋外トイレ新築工事750万円、2分の1でございますから倍にすると1,500万円、庁舎前のトイレあるいは後で出てきますが室積のトイレ、最近トイレの値段が大変高いんですね。よそへ行けば特色のあるトイレでも大体500万円から700万円ぐらいで建設をされるわけでありますが、一体どんなトイレを造ろうとされておるのか、どうももったいない、そういう気がいたしますのでお尋ねをしたいと思います。  それから、身体障害者療護施設の建設についてであります。これは徳山市の社会福祉法人鼓ヶ浦整肢学園でございますが、リハセンターでも6,100万円でございますね、それに対して徳山市がやる療護施設に2,208万円、どうもちょっと計算が合わないような気がいたしますが予算の総額、国庫補助、県補助それから徳山市、そして残った3市4町の分担について御説明をしていただきたいと思います。  それから環境施策、15ページのですね、行動計画の策定など総合的な取り組みを行ってまいる、12月の環境をよくする条例につきましても行動計画をうたわれておりましたし、後期計画の中でも言葉としては出てきておるわけでありますが、実際には今回の8年度予算に何らかの施策が入っておるわけでありますが、具体的な行動計画そのものが出てないというのは総合的にやろうとしているのかどうか、ちょっとそのあたり詰めが甘いのではないかと思いますが、いつごろ行動計画を策定されようとしておられるのかお尋ねをいたします。  それから、21ページの農業基盤整備のモデル事業として西ノ庄集落道整備事業、先ほど農道についての基本的な整備方針をお尋ねをいたしました。1番目には大型農業機械の導入がたやすくなると、あるいは2番目に生産性の向上、3番目に農村の生活環境の改善、4番目には農村地域の活性化、そういう御答弁をいただきましたが、この地域の農道整備につきましては関係地主が11名、上部の山側には市道19号線、その上には畑や田んぼについても余り見当たりません。行政改革の中でも指摘がありましたけれども受益者負担、西ノ庄のこの集落道につきましては関係地主だけがプラスになるような気がいたします。受益者負担の原則からいきますと、当然受益者がその道路整備については負担するということが建前のように思います。この基本的な考え方の4点にも該当しないように私は感ずるわけであります。お答えをお願いしたいと思います。  それから、これは要望でありますが、平成9年4月に山口県植樹祭を光市で開催すると、その準備金として500万円を計上し、松林保護意識の機運を高める、私はこの500万円は植樹祭そのものの運営経費であろうかと思っておったわけでありますが、松林保護意識の機運を高めるのに500万円というのでは一体どんな事業を考えておられるのか、御説明をお願いしたいところではありますけれども、予算の執行に当たっては十分留意していただくよう要望をしておきます。  それから、コンピュータ・カレッジについてであります。説明の中で、平成3年の開校以来据え置いておる授業料を今後改定が必要であると、そういうふうに書かれておるわけであります。私も、開校以来コンピュータ・カレッジにつきまして、決算書を委員会などで提示するよう求めてまいりましたけれども、未だかつて提示されたことがございません。と言いますのも、定数が100人に対して80と、20はここ3年が欠けてきたわけであります。明らかにその運営については赤字が予想されるわけでありますけれども、市として今までここに予算を投入してこなかった。その御努力は大変私は感心をしておるんですけれども、まさか出資をしていただいております関係市町、あるいは関係協力企業に対してこれ以上の無心を言うわけにもまいらない。光市が主体を持った事業でございますので、もう少し光市自身がコンピュータ・カレッジの運営については積極的に予算の投入をしなければいけないんではないかと。20人の定員不足が解消されておれば実際には授業料も値上げをしないで済むのではないかと、そういうふうに予算的にも私は考えております。そういうことを考えれば、もう少しこの点については考える必要があろうかと思いますので要望だけにしておきます。  それから、25ページの観光対策でございますが、サンドアート、サンドクラフトコンテスト、ビーチバレーといったサマーイベントを実施すると、光市が実施をするんではないような気がいたします。昨年もサンドアートについては予算を組んでおりましたけれども気候的な条件等を含めて実施されなかったわけでございます。もう少し光市自身が主体性を持って取り組めばやり方も変わってくるのではないかと思います。この中で「梅まつり」について名前がここに挙がってないことが大変残念でなりませんけれども、この点も要望としておきます。  それから、ふるさと郷土館についてでございます。開館3周年記念事業ということで館蔵備品の充実を図りたい。館長はじめ皆さん方が大変な御努力をいただいてうまく運営されておる、そういうふうに考えておりますけれども、館蔵備品の充実に1,800万円というのはちょっとどうかなと。当初、設備を含めいろいろ改善をしてまいったわけでございますが、入場料収入は100万円でございます。館蔵備品を充実するということは入場料収入がそれに見合うだけの対価が入ってくると、そういうことでなければなかなか予算の投入というのは難しいんではないかと、そう思うわけでありますけれども、なぜここで充実をここまでしてやらなければいけないのか、その点はお尋ねをしたいと思います。  はい、たくさんやってもあれですので以上で1回目を終わります。 ◯議長(田中 虎男君) 西岡教育次長。 ◯教育次長(西岡 純二君) それでは河村議員のお尋ねの1点目、パソコンの整備状況についてお答えいたします。  現在、各中学校には生徒用としましては20台、いわゆる40人定員といたしまして2人に1台と、こういうことになっております。それで今年度、8年度でございますがリースによりまして室積中学校、浅江中学校、これを40台にすると、そういうことで1人1台ということでございます。御理解いただきたいと存じます。  それから2点目でございますが、観戦スポーツの関連でお答えいたします。  この補助だけで観戦スポーツができるかというような御趣旨のことと思います。私どもの考えは、市の補助金とともに体協と一緒に共催方式といいますか、そういうことで観戦事業をやっていきたいと、このように思っております。したがって、共催ということになりましょうが、もちろん体協傘下の連盟の方にも大変御迷惑をかけるわけでございますが、よろしくお願いしてこの自主事業を行っていきたい。一つには連盟の育成とともに体協充実と、こういう意味で補助金を組んでいるものでございます。  それから3点目の、聖光高校のトイレの関係でお尋ねございました。これはトイレだけでなくて駐輪場とか他の工事も入っておるわけでございます。聖光高校におきましてはトイレの校舎の中のトイレが非常に不便といいますか、何かよく詰まると、それでもう抜本的に改造しなきゃいけないと、こういうことをお聞きしております。そういうところで屋外のトイレを新築すると、それとともにまた駐輪場とかそういうものももろもろのものがございます。したがって、1,500万円以上の金額にもなろうかと思いますが、それの2分の1を助成すると、こういう考えでございます。御理解いただきたいと存じます。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 重岡福祉部長。 ◯福祉部長(重岡 靖彦君) それでは、身体障害者の療護施設についてお答え申し上げます。  この施設は、身体上の著しい障害のため常時介護を必要とする方が、家庭ではこれを受けることの困難な最重度の障害者が入所し、医学的管理のもとに必要な保護を受ける施設でございまして、今回計画されております総事業費は6億277万3,000円でございまして、財源の内訳は国、県の補助金が2億9,091万1,000円、徳山市の補助金が8,060万円、周南3市4町の補助金が8,060万円、自己資金が1億5,066万2,000円となっております。  それから、市町村の負担割合ですが、提案説明にもございましたように措置人員、利用割、人口割等をいたしまして算出しておりまして、光市が2,208万3,000円、これは措置人員7名でございます。各市の状況を言いますと、下松市が措置人員5名で1,918万3,000円、新南陽市5名で1,560万4,000円、大和町2名、544万9,000円、田布施町2名、683万5,000円、熊毛町2名、667万4,000円、鹿野町2名、477万2,000円、合計が徳山市を入れまして1億6,120万円という状況でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) それでは、御質問の中で環境をよくする条例に基づく行動計画の策定について御質問いただきました。総合的な対応といいますか、そういうものが必要ではないかという御指摘でございますが、施政方針にもございますように、基本的には庁内の関係所管で連絡会議を設置をいたしまして、その中で十分にどういったものが可能かということを議論を深めていきたいということでございますので、特に大きな予算というものは必要しないということで、予算的には大きなものは計上いたしておりませんけども、少なくともこの問題については極めて大きな課題でございますので十分議論を深める中で、なるべく早期に一定の方向というものを出していきたいというふうに考えております。なお、この件につきましては他の議員の方からも一般質問の通告をいただいているところでございます。  それから、最後の御質問でございましたが、ふるさと郷土館の館蔵備品が予算的にちょっと多いのではないかという御指摘だったと思いますが、郷土館につきましては平成5年9月に開館をいたしまして、これまで特に企画展やイベントを中心にいろいろ運営をやってきております。そうした中で、各方面からやはり郷土館としての特徴をもっと出してほしいと、それはやはり室積といういわゆる海商関係との係わりの中で、そういったものに特化をしたやはり備品類の充実を図るべきじゃないかといった御指摘なり御要望をいろんな関係者の方からいただいております。したがいまして、開館3周年ということもございますので、今年度いわゆる北前船のいわゆる企画展を予定をいたしておりますけども、この機会に関係の資料を収集をしていきたいということでございます。御理解を賜りたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) それでは、西ノ庄の集落道関係についてお答えを申し上げます。  この集落道につきましては地元からの強い要望がございまして、農業集落道といたしましての採択基準をクリアしておりまして、県の補助事業としての採択を受けたところでございます。平成7年度に実施設計をいたしまして平成8年、9年の2カ年で工事をしていこうということでございます。幅員5メーターにしておりまして、先ほど申し上げましたように大型産業機械の導入も可能になってまいりますし、これによって生産性の向上が上がるものというふうに考えておるところでございます。  この地域につきましては平成5年の災害時に災害を受けまして災害復旧工事を実施したわけでございますが、そういった道路がないために非常に難航をいたしまして長期化をしたということがございます。この道路を造ることによりまして、仮に災害がまた起こった場合にはこの対応が非常に早くできるというふうにも考えておりますし、また、この道路に併設しまして排水施設を合わせて実施するようにいたしております。この上には大房ため池がございまして、その排水をという形にもいたしておりますし、また、この排水だけでの単独事業は補助対象にならない、いうふうに聞いておりまして、その大房のため池の排水にも大きな役割を果たすというふうに考えておるところでございます。御理解を賜りたいと存じます。 ◯議長(田中 虎男君) 有光総務部長。 ◯総務部長(有光 正純君) 先ほどトイレの金額が高いのではという御指摘がございますが、今回予定しておりますのは庁舎南側にいわゆる障害者の方にも利用しやすいようにということで、特にステンレス製男女それぞれ各1カ所といいますか、参考資料の39ページに図面を載せておりますけれども、やはり障害者の方も考えてのスロープ等も含めましてやはり玄関に、市役所の庁舎にふさわしい内容にしたいということで所要の経費を計上しているところでございます。御理解のほどをお願いしたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) はい、河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) それでは再度お尋ねをしたいと思います。  大体、尋ねたところによりましては理解をいたしましたけれども、先ほど農道につきまして基本的な考え方を聞いたものですからお尋ねをしたわけでありますが、今、農道ができると大型産業機械が導入できる、あるいは生産性の向上につながる、そういうお話をいただきましたけれども、この地にどんな大型農業機械を入れて生産性を向上させようとしておるのか、そんな農業に本腰を入れてやられるところがこの地域にあったのか、あるいはそれだけ大きな町があって道路を付ければ確実に生産性の向上が見込めると、そういうふうには見受けられません。  以前から、道路についての要望は私も議員になってから再三再四してきたわけでありますけれども、新しい道路で幅員5メーターということになれば、宅地開発が一緒に合わせてできるということで認めない、そういうことをよく聞かされてまいりました。この幅員5メートルの道路ができれば確実に、もちろん調整区域ではありますけれども自分の子供についてはあるいは自分については宅地になるわけであります。そういうふうに考えれば関係者11人について大きな利益がもたらせる、そういうふうに私は解釈ができると。この農道を造ることによってその周辺のほ場整備を一緒にやろうということであればまだ私は農業でもっと活性化されるというふうに解釈ができるわけでありますが、これではとてもそういうふうにも見られません。詳しいことにつきましては私の所管の委員会でございますので委員会でやりますからよろしゅうございますが、よく御検討をいただけたらと思います。  それから、ふるさと郷土館でございますが、確かに特徴を出される、いいことではないかと思いますけれども、企画展をすることで品物をお借りするとか、ある程度やはりそういった実態というのが私は必要なのではないかなと。市内あるいは周辺でこういった室積の地に関する品物があるのでその収集をしよう、そういうことであれば理解ができるわけでありますが、聞くところによれば県外の品物を収集しようと、そういうお話のようにも承りました。余りにも金額的に大きいのではないか、そういうふうに考えます。企画展はもちろんやっていただいて活性化をされることについては異議ございませんけれども、2回、3回ぐらいはお借りをしてみる、そういった考え方ができないものかお尋ねをしたいと思います。  それともう1点が、環境施策の行動計画でございます。特に予算が云々というよりは、昨年の12月に環境をよくする条例を出してこの3カ月間どういう考え方をされてきたのか私には理解ができないんです。この8年度予算の中にもそういった環境に関する施策があるわけでありますから、きちっと行動計画をまとめて年に1回の報告というのは当然ではないかと思うわけでありますが、再度お尋ねをしたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 大久保企画調整部長。 ◯企画調整部長(大久保宏也君) 再度お尋ねでございますふるさと郷土館の関係でございますが、特に郷土館につきましては最大の課題といたしまして、展示品が非常に少ないといったことを議会をはじめ郷土館運営懇話会あるいは来館者の方、さらには市民集会等におきましてもいろいろ御指摘をいただいております。そういったことを踏まえまして、特に室積というものが北前船との係わりが非常に深いといったことでそういったものにスポットを当てて、北前船に関係をした備品を収集をしたいということで、全くいわゆる室積と関係ないものを集めるといった趣旨ではございません。なお御指摘の、内容によっては借りることも必要ではないかという御指摘いただきました。当然、例えば北前船の関係では加賀市が北前船のいわゆる資料館を持っております。例えばそういったところとも十分連携を取りながら必要なものについてはお借りを、もし可能ならばそういったことも検討していきたいと考えております。  それから環境対策でございますが、いわゆる8年度予算におきましても幾つかの新規事業を掲げておりますけども、そういったものも当然踏まえながら、もう少しなりとも体系的な対応といいますかそういうものが必要であろうと、そういったことで今年度行動計画の策定に取り組んでまいりたいと。特に環境問題は非常に大きな分野に係わっておりますので、そういった意味で庁内協議会を設置をしまして、総合的に取り組んでいきたいということでございます。御理解いただきたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  これらの議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおりそれぞれの所管の常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ────────────・────・────────────   日程第15.平成8年請願第1号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第15、平成8年請願第1号を議題といたします。  本件について紹介議員の説明を求めます。泉屋議員。 ◯19番(泉屋  孝君) お手元に配付されております請願第1号、「公的年金受給者現況届」の無料化に関する請願につきまして御提案を申し上げます。  条例の制定または規則の運用などによりまして、この証明手数料の無料化につきまして特段の御配慮をお願いしたいということで御提案申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  この請願は市民経済委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ────────────・────・────────────   日程第16.平成8年請願第2号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第16、平成8年請願第2号を議題といたします。  本件について紹介議員の説明を求めます。泉屋議員。 ◯19番(泉屋  孝君) 同じくお手元に配付されております請願第2号、「高齢者憲章制定」に関する請願につきまして、高齢化社会のあり方、個人としてのあり方、高齢者を支えた高齢者とともに生きるあり方の基本を明示し、家族、地域の連帯化を新たな立場から確立するために「高齢者憲章制定」のため御考察を賜るよう御要請を申し上げるものであります。  以上御提案申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  この請願は教育民生委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ────────────・────・────────────   日程第17.平成8年請願第3号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第17、平成8年請願第3号を議題といたします。  本件について紹介議員の説明を求めます。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) これは島田川の方になります。この請願については長い間論議されてまいりました。その結果、時間が余り長くたちましたので情勢の変化による若干の文章の修正が必要であろうということと、各委員会付託での各会派の代表の意見等いろいろ調整いたしまして、これだったら全会一致でやっていただけるであろうというところまで詰めてまいりました案文になっておるというふうに考えております。そういう点で、先ほど来論議されておりますように光市の環境条例の新たな全面改正やら、環境問題についてのいろんな意見が非常に活発に行われる中で、島田川の光市における環境を守る上における非常に重要な役割についても意見が深まってきている状況でありますので、ひとつ12月には今まで出しておりました請願を一度撤回をして新たな文章で再請願をするということでございますので、議員の皆さん方全体として既に十分内容については御理解をいただいておるんではなかろうかというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  この請願は総務委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。  ここで暫時休憩をいたします。意見書案の配付をいたすのでそのままでお待ちをいただきたいと思います。                  午後5時05分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後5時06分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  お諮りいたします。ただいま中本議員外5名の方から意見書案第1号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第18として議題にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号を日程に追加し、追加日程第18として議題とすることに決しました。       ────────────・────・────────────   追加日程第18.意見書案第1号 ◯議長(田中 虎男君) 本件について提出者の説明を求めます。中本議員。
    ◯15番(中本 和行君) お手元に配付いたしております意見書案第1号は、私が改めて提案説明をするまでもなく、皆さんよく御承知の住専問題でありまして、そこに記載しておりますとおりでございます。この問題については国民が納得できる措置を講ぜられるよう、なお引き続き慎重に審議すべきで、今後国民のための金融行政施策を強く求めるべく意見書を提出しようとするものであります。  以上、御提案申し上げますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明を終わりました。本件に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。討論がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。お諮りします。意見書案第1号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   散  会 ◯議長(田中 虎男君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。大変お疲れさんでございました。御協力ありがとうございました。                  午後5時08分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長    田 中 虎 男                     光市議会副議長   田 中 道 昭                     光市議会議員    守 田   勉                     光市議会議員    大 木 孝 夫                     光市議会議員    森 永 教 文...