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  1. 光市議会 1995-03-07
    1995.03.07 平成7年第1回定例会(第1日目) 本文


    取得元: 光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    1995.03.07 : 平成7年第1回定例会(第1日目) 本文 ( 155 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロード ※ヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :             午前10時00分開会 ◯議長(田中 虎男君) 議会開会前に当たり、お時間をちょうだいいたしたいと存じます。さきの阪神・淡路大震災により5,400人を超す、とうとい生命が失われる大惨事となりました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りするため黙祷をささげたいと思います。恐れ入りますが、全員御起立お願い申し上げます。               〔黙祷〕 ◯議長(田中 虎男君) 御協力ありがとうございました。御着席願います。   開  会 ◯議長(田中 虎男君) それでは、ただいまから平成7年第1回光市議会定例会を開会いたします。  ────────────・────・────────────   開  議 ◯議長(田中 虎男君) 直ちに本日の会議を開きます。  ────────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(田中 虎男君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。  ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(田中 虎男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、山本議員、寳迫議員、沖本議員、以上3名の方を指名いたします。
     議事参与員はお手元に配付いたしておりますとおりでございますので、御了承願います。  ────────────・────・────────────   日程第2.会期の決定 ◯議長(田中 虎男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。このたびの定例会の会期は、きょうから3月24日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、このたびの定例会の会期は、きょうから3月24日までの18日間と決しました。  ────────────・────・────────────   日程第3.特別委員会の中間報告 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第3、特別委員会の中間報告に入ります。  閉会中にそれぞれの特別委員会において所管の調査をされておられますので、委員長よりその御報告を願います。  まず、環境調査特別委員長よりお願いいたします。  笠井環境調査特別委員長◯環境調査特別委員長(笠井弥太郎君) おはようございます。去る2月17日、全委員出席のもと、環境調査特別委員会を開催いたしました。その概要につき御報告いたします。  なお、お手元に資料配付してございますので御参照ください。  初めに、水洗化促進に関することについて申し上げます。  平成7年1月31日現在、供用開始区域内戸数8,069戸、排水設備確認申請件数7,729戸、排水設備完了件数7,650戸で、実質水洗化率は94%であります。  水洗化資金貸し付け状況は、平成7年1月31日現在、1億5,752万円であります。また、図面により、事業認可区域及び平成7年4月1日からの供用開始区域の説明の後、前回委員会の宿題でありました申請手続の簡素化について、写真添付をなしとし、書式についても簡素化の準備中であるとの報告を受けました。  続いて、平成6年度合併処理浄化槽の設置状況は、6〜7人槽2基完了、1基完了見込み、8〜10人槽2基完了、3基完了見込み、補助金額550万9,000円のうち光市分がその3分の1で、さらに、その80%は交付税措置となる。また、当初予算外に1基ふえ、3月補正に入っているとの報告がありました。  質疑に入り、1点、山田団地など、合併処理浄化槽設置制度等下水道計画区域の見直しについての質問があり、執行部より、基本的に下水道は都市計画区域内であり、現時点では合併処理浄化槽制度で行っていただき、将来的に集落排水事業についても検討したいとの答弁がありました。  2点、合併処理浄化槽1基追加の理由についての質問があり、年2回申請ができ追加枠がとれたとの答弁がありました。  3点、金山前地区の見通しについての質問に、災害復旧との絡みで先延びになった。また、高畑地区の計画については、建設委員会で申し上げる。また、全体の見通しについては、平成7年度に市内全域の認可をとり示したいとの答弁がありました。  次に、公害対策に関する報告を受けました。  二酸化硫黄については、平成6年の平均値は0.005ppm前後で長期的に見ても問題なく、二酸化窒素についても、年平均値0.012ppm以下で問題はない。オキシダントについては、測定時間数の8.9%が基準値オーバー、情報発令が4回あった。浮遊粒子状物質は、年平均値0.026から0.036mg/m3と例年と大差なく、一時的に基準値オーバーが9時間あった。  以上、3項目につき資料7ページで見るように、10年間にわたってほぼ横ばいである。  また、年平均値変化と風配図をつけてありますので、御参照ください。  続いて、水質に移り、A類型指定の島田川は、大腸菌群数以外はほぼ満足している。光井川では河川改修工事のためか、BOD大腸菌群数において満足していなかった。市内8カ所の中小河川については、干ばつにより流水量低下のためか測定値が高くなっていた。A類型指定の光地先海域については、全項目をほぼ満足している。  資料12ページの10年の比較から、昨年は、やはり水量低下の影響があったと思われる。公共用水域実態調査結果から、下水道整備されていない水域において生活排水の影響が見られた。  13ページの道路交通騒音については、従来どおり基準値を満足していなかった。振動については、基準を大幅に下回っている。  最後に、平成6年度の公害苦情件数は、大気5件、騒音2件を受理したとの報告を受けました。  その後、質疑に入り、1点、暴走族に関する騒音はないかとの質問に、交通担当及び警察へ苦情が入っているとの答弁がありました。  2点、公共用水域実態調査で、下水道の供用開始されている島田地区2カ所が数値が高い原因としゅんせつについての質問に対し、この地区は河川と言うより都市下水路であり負荷量が多く、下水道が完全に普及されていないこと、また、昨年は、干ばつから自然水流入量が特に少なかったのではないか。しゅんせつについては、建設部で年次的に計画し実施していると理解しているとの答弁がありました。  以上で環境調査特別委員会の報告を終わります。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの報告に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  次に、活性化対策特別委員長よりお願いいたします。  白丸活性化対策特別委員長◯活性化対策特別委員長(白丸 利一君) おはようございます。閉会中の去る2月13日、委員全員出席のもと活性化対策特別委員会を開催いたしましたので、御報告いたします。  初めに、企業立地推進に関する事項から報告いたします。  まず、執行部より、昨年12月企業立地推進連絡協議会を設置したが、第1回目の会合を2月9日に開催した。光市からは、末岡市長、山口県からは商工労働部参事、さらに、ソフトウエアセンター専務取締役のほか、役員、参与が出席し経過報告や企業誘致方針の説明などの情報交換を行った。  この中で、県は、ソフトパークは県における情報サービス業振興の中核的役割を担うもので、企業立地の成否が県の情報サービス業の今後の展開に大きな影響を与える。したがって、県も、地元光市と一体となって企業誘致を積極的に進める。  さらに、県土地開発公社ソフトパーク整備事業に係る借入金及び借入金利子に対する債務保証の期間を、平成11年度まで延長するということを明らかにした。これにより、優良企業の誘致に一応の態勢が整うことになった。  しかし、企業誘致の困難性は、県、市ともに共通認識しており、周辺の道路網整備や光ファイバー敷設など、ソフトパークの機能強化やインフラ整備……等々、県、市共同でイメージアップに取り組むことを確認し合った。  また、阪神大震災で情報システムの保全の需要性が認識され、光市の安全性の高い地域性を生かしたバックアップセンターセイフティーセンター設置について、可能性調査の問題が提起され今後協議することになった。  次に、コンピューターカレッジ第3期生の就職内定状況は、お手元に配付いたしております資料のとおり、卒業予定者87人中83人が就職を希望しており、2月6日現在の内定者数は81人で内定率は98%、残る2名の内定に向け総力を挙げて取り組んでいる。  以上の説明があり質疑に入りました。委員より、一つ、コンピューターカレッジ情報処理技術者試験1種・2種の合格者は、昨年秋から追加はあるか。二つ、内定企業の一覧表では、理事・評議員企業の採用が少ないように思うがどうか。三つ、この地帯は活断層が走っていると聞いているが、安全性を前面に出すのなら地質調査をした上でお墨つきのもとにアピールしないと、企業進出は難しいと思うがどうかとただしたのに対し、情報処理技術者試験1種・2種は昨年秋14名合格し、全国15校のうち3番目の成績で、コンピューターカレッジ魅力向上の上からも資格取得者をふやすことは大切である。春に1種試験があるので多くの学生を受験させたい。また、簿記試験を加えたダブルライセンス取得にも頑張っている。  理事・評議員企業への内定状況は、1期生が22人、2期生14人、3期生9人となっている。大企業ほどリストラが厳しい状況であるが、関連会社の情報収集に努力している。しかし、中小企業のいいところもふえており、今回は、中小企業を開拓した。  また、安全性については、山口県は地震が少ないから安全であるということであって学術的根拠はない。その辺は今後十分検討していかなければならないとの答弁があり、企業立地に関する事項を終わりました。  なお、コンピューターカレッジ3期生の就職内定は、3月1日現在で就職希望者全員の内定が決まりましたので、あわせて報告しておきます。  次に、大型店進出に関する事項について報告いたします。  まず、執行部より、前回の特別委員会での報告内容とさしたる大きな変化はないが、ジャスコの案件は、敷地面積2万8,755平方メートルの開発許可が1月7日付でおりた。その後、ジャスコが確保した隣接地、約7,400平方メートルについては、目下、県において審査中である。  また、2月6日より土砂の搬入が開始されているが、造成工事をおおむね6月下旬と定め、建物も土地の造成と並行して着手できるように県と協議中だと聞いている。ジャスコとしては、ことし夏の盆前までにオープンにこぎつけたいようだが、現状から考えると、10月ないし11月オープンが妥当なところと考える。  テナント関係は入店希望者21店で、市内から4者、市外から17者となっているが、最終決定でなくオープンまでに変更もあり得るとの説明があり、委員より、一つ、既にナフコが進出したが影響調査はしたか。周南コンピューターカレッジの学生の実習科目として影響調査を速やかにできるようなソフト開発を進めれば一石二鳥と思うがどうか。二つ、これまでの活性化委員会での多くの要望はまとめていると思うが、この大型店にかかわる木園の道路問題は、オープンにあわせて解決できるのか。三つ、大型店周辺の道路問題は商工サイドだけでなく、建設部と一緒に取り組むべきで、県道昇格も含め市の緊急課題として取り組むべきと思うがどうかとただしたのに対し、日用雑貨に何パーセント影響しているといった数字はつかんでいない。買物動向調査商業統計調査が3年に1回全県的に行われ、5月から7月ごろ公表される。この調査でマクロ的数値はつかめると思う。  下松市の場合は、マインドな面での影響把握は出ているが、年商売上実績額等についての影響調査は困難だろうと思う。  大型店周辺の道路問題については、商業集積なり、地域開発なり、避けて通れない必須条件である。目下、県と鋭意検討協議している状況で、県当局においても喫緊の課題として熱心に取り組んでいただいている状況である。  また、将来的には、瀬戸風線問題もあるし、光市全体の交通体系の将来展望を踏まえ、どこから着手するのか協議しているが、見通しははっきりしていないとの答弁がありました。  なお、詳細については、議会事務局の方に会議録を置いてありますのでごらんいただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) ただいまの報告に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  以上で特別委員会の中間報告を終わります。  ────────────・────・────────────   日程第4.議案第22号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第4、議案第22号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第22号は平成6年度光市一般会計補正予算(第4号)についてお諮りするものでございます。  第1条歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ856万1,000円を減額し、予算の総額を174億3,622万9,000円としようとするものであります。  今回の補正は最終予算でありますので、各費目にわたり決算見込みに基づいて調整を行った結果、追加分は5億188万7,000円、減額分は5億1,044万8,000円となり、差し引き856万1,000円の減額補正となるものであります。  歳出から御説明を申し上げます。  まず、総務費では、職員3名分の退職手当6,272万円及び水道局職員1名の退職に伴う負担金1,598万円をそれぞれ追加いたしました。また、減債基金に2億円を積み立て、今後の市債償還財源として留保することといたしました。  次に、民生費では、国民健康保険特別会計への繰出金について、交付税算入される事務費の枠の拡大等により1,287万円を追加いたしました。また、重度心身障害者医療費1,700万円、ショートステイ事業委託料930万円など、利用増に伴う追加費を計上するとともに、老人ホーム入所措置費については、対象者の減少により1,220万円を減額をいたしました。  なお、同和対策住宅新築資金等貸付特別会計に対する繰出金については、貸付金の償還額の増加により750万円を減額いたしました。  次に、衛生費では、新下松清掃工場の完成が試運転後の明年度10月にまで繰り延べされたため建設費負担金8,872万円を減額し、7年度予算案に再計上いたしております。  次に、商工費では、ソフトパーク整備事業に対する利子補給につきましては利率低下に伴い1,453万円を、また、中小企業への金融対策預託金について、利用実績見込みにより1億5,340万円をそれぞれ減額いたしました。  次に、土木費では、別紙参考資料のとおり、県営事業に対する負担金として、虹ケ丘森ケ峠線を初めとした道路新設改良費3,458万円を追加する一方、港湾費関係では、光井ヨットハーバー事業について、ボートヤードや緑地に係る事業費2,520万円を減額するなどの調整をいたしております。  また、県委託事業として、光井川周防高潮対策事業に係る光井小前橋整備事業費6,472万円を計上いたしました。  下水道事業特別会計繰出金につきましては、流域下水道事業において経済対策に伴う前年度への前倒し執行による事業費の減及び資本費平準化債の利用等により7,000万円を減額いたしました。  このほか、領家台住宅建てかえ工事B工区におきましては、載荷試験の結果による基礎部分の事業費の減少及び入札減などにより、合わせて8,230万円を減額いたしました。  次に、教育費では、周防旭地区における青少年野外活動センター用地、約2ヘクタールについて土地開発公社より購入するため2億360万円を、また、同じく研修棟を初めとした実施設計費に1,350万円をそれぞれ計上いたしました。研修棟を初めとした施設整備につきましては、平成8年シーズン前の完成を目指し対処してまいる予定でございます。  なお、このほど室積小学校屋内運動場の完成を祝して、橋本巧様より200万円の御寄附をいただきましたので、液晶ビジョンセットなどの備品購入費として予算計上いたしました。この場をおかりして、たび重なる郷土への御厚志に対し厚くお礼を申し上げるものでございます。  以上、歳出の概要について申し上げましたが、これらの財源として市税5,000万円、利子割交付金9,000万円、財産収入4,000万円、市債7,730万円などを充当いたしました。  なお、財政調整基金よりの繰入金1億円、貸付金元利収入1億5,770万円などについては、それぞれ財源調整及び収入実績により減額するとともに、国庫支出金については、事業費確定による精算減額を行っております。  第2条繰越明許費につきましては、周防地区多目的集会所建設事業や、虹ケ丘森ケ峠線改良事業、泉町大平線改良事業など、12件について工期などの関係でそれぞれ年度内の完成が困難な見通しでありますので、合わせて3億5,892万7,000円を翌年度に繰り越し執行しよとするものであります。  第3条債務負担行為の補正につきましては、丸山町配水池の跡地造成事業など、3件について土地開発公社への債務保証を追加するとともに、ソフトウエアセンター用地取得事業費について、面積及び単価の確定により限度額を変更しよとするものであります。  第4条地方債の補正につきましては、それぞれの市債の補正額に応じて限度額を変更しようとするものであります。  以上、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 続いて補足説明を求めます。  鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 議案第22号、平成6年度光市一般会計補正予算(第4号)について、市長説明を補足いたします。  補正予算書の23ページをお願いします。  歳出から申し上げます。  23ページの一番下、85万8,000円は、平成5年の大雨災害に係る復旧財源に充てた基金組合からの借り入れ1億円に係る利息分でございます。  次の24ページで3行目、130万円の減額は、YABの電波状況により市政だよりの放映を見送ったものでございます。  また、下から3行目、町並み保存150万円を減額しておりますが、今年の実績は1件となったものでございます。  次に、25ページ、上から2行目2億円の積み立てによりまして、減債基金額は7億8,622万3,000円となるものでございます。  下から3行目の170万円は、国の通達に基づきまして住民基本台帳における続き柄の表記の変更に伴う電算委託料追加額でございます。
     一番下の280万円の減額など次のページにかけまして、選挙費、合わせまして1,484万9,000円を減額しておりますが、これは市議会議員及び市長選挙における市として選挙公営に係る負担金の実績減によるものでございます。  次に、30ページ、中ほどの535万2,000円は、保育所措置費の単価改正によるものでございます。  次の31ページで、上の60万円は補助対象となるケースワーク用のキャビネットの購入費でございます。  それから、一番下の行の負担金のうち、説明欄でございますが27万8,000円は、広域水道企業団との関係におきまして、三丘土地改良区と企業団の協定に基づきまして、大井手堰に係る用排水路改修事業費の一部を負担するものでございます。  次に、32ページ、上から2行目の213万1,000円は、看護宿舎整備等に係る負担区分に基づく病院事業会計繰出金の精算額。  一番下の666万1,000円は、がん検診などの受診者の増加によるものでございます。  次に、33ページ、中ほどの150万円のうち50万円は、家庭ごみ焼却炉購入費の追加でございますが、昨年の制度発足以降、本年度末における実績は合わせて700台程度に達するものと見込んでおります。  次は、35ページで、下から3行目の負担金の減額のうち、県営事業分の480万8,000円の減額は千田郷ほ場整備に係るもので、5年度の前倒し実施によるものでございます。  また、その下の負担金152万円は、周南広域農道の側溝整備に係るものでございます。  次に、36ページ、上から2行目、1,010万円の減額は、周南地区集落道などの用地取得が困難なため減額するものでございます。そのすぐ下の140万円の減額は、周防地区多目的集会所の備品購入費でございますが、完成が新年度に繰り越しとなるため、これも一応減額し新年度に計上するものでございます。  それから、下の方で1,640万円の減額は、ふれあいの森整備事業が災害による道路への作業車両が入れないことによりまして、これも新年度への繰り延べとするものでございます。  次に、38ページの上の方で840万7,000円の減額は、牛島海運有限会社に対する補助金について、国の補助基準の変更に伴いまして、市の補助額は500万円にとどまる見込みでございます。  また、すぐ下の404万9,000円の減額は、ソフトウェアセンター用地の購入について、購入時期に係る利息調整分でございます。  さらに、その下の2,831万円の減額のうち、説明欄の下の方で309万円は、新地域産業加速的技術開発支援事業について該当する事業実績がなく減額するものでございます。  次の39ページで中ほどの委託料のうち、440万円の減額は、土井今桝線につきまして、関係者との協議が整わないため見送るものでございます。  次に、40ページ、中ほどの6,552万9,000円のうち、80万円は震災を契機といたしまして国の指示に基づき、橋梁の安全性調査を行うものでございます。  また、下の方の減額2,520万7,000円は、光井ヨットハーバーの緑地及びボートヤードに係る事業費の負担率の軽減などによる減額でございます。  次の41ページで、4行目の45万円は、上の委託料からの組み替えでございます。これは、先ほど正誤表をお届けいたしておりますが、恐れ入りますが、委託料45万円からの組み替えでございます。  次に、42ページをお願いいたします。一番上の1,343万2,000円の減額は、大蔵池公園用地の確定測量による精算でございます。  その下の冠山総合公園建設に係る合わせて3,410万円の減額は、用地取得事業との関係から新年度に繰り延べ計上するものでございます。  次の43ページ、中ほどの378万円は、消防団員16名の退職報償金、すぐ下の180万円は団員の出動手当でございます。  次に、46ページ、下から3行目の500万円の減額は、現代20年史の入札残などでございます。  次に、49ページ、中ほどの減額1,990万円は、市債の利率の低下によるもの、それから、次のページ50ページでございますが、261万2,000円を予備費に追加し、予備費の総額を1億636万8,000円とするものでございます。  次は、歳入について申し上げます。  恐れ入りますが、11ページをお願いいたします。市税収入でございますが、ここで5,000万円の個人市民税は、これは主として退職所得に係る増収でございます。  それから、その下の利子割交付金の増額9,000万円は、これは、高金利時代の預金の満期等がピークの時期に来ているというふうに原因を判断いたしております。  それから、19ページお願いいたします。下の方で土地売り払い収入4,000万円は、国道188号線の整備に伴いまして、虹ケ浜市有地の処分などによるものでございます。  次のページの上で200万円は、先ほど市長説明のとおり、橋本巧様からの寄附金でございます。  その下の1億円の減額は、当初予定しておりました財政調整基金からの繰入金2億円のうち、1億円を減額し留保するものでございまして、これによりまして、本年度末の財政調整基金額は3億円となり、新年度以降の財源調整に充てようとするものでございます。  以上で一般会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。  高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 収入の歳入の部ですが、ほとんど最終的なものになると思うんですが、個人市民税の補正は出てますが、法人市民税の補正が全然出てない。これはどういうことなんでしょうか。  それから、利子割交付金の問題について、今助役の方から説明をいただきましたが9,000万円の増、これが約、補正前の額の6割近くの増なんでありますが、今の御説明ではちょっとよくわからないんで、その点で、もうちょっと詳しく御説明をお願いしたいというふうに思います。  それから、財産売り払い収入4,000万、これはどこいらなんでしょうか。それで場所と、それから単価、御説明を願いたいというふうに思います。  それから、歳出の部で、あちこちになりますが、都市計画総務費というのがありまして、周南新都市開発整備事業45万、わずかの金額でありますが、あれですが、新南陽市はこの負担金は支払わないということで、これは徳山中心の開発整備事業であって、新南陽には余り関係ないということで、どうも会議には参加しているようですが、負担金は払わないという態度をとっているようであります。光市は、極めてつき合いがいいというか、何もしょっちゅうけんかしろとは言いませんけれども、けじめをつけるところはきちっとしといた方がいいのではないかというふうに思いますんで、そこいらあたり、ひとつ御説明を願いたいというふうに思います。  それから、新年度の方でやられると思うんですが、特に、山間部の方で国の災害の認定外の災害がいっぱい残っているわけですね。それで、工事も手作業というようなものもありまして、なかなか進まないわけなんで、梅雨時期を控えてみんな不安を抱いております。新年度予算だと、ちょっと間に合わない部分もあります。そういう点で、そこいらはこの予算の中でどう配慮されておられるのか、ちょっと見当たりませんので、説明をお願いしたいというふうに思います。  以上、第1回目、その点御説明をお願いします。 ◯議長(田中 虎男君) 鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 初めの方でお答え申し上げます。  まず、法人市民税の決算見通しでございますが、現状、こういう景気の状況でございますので、非常に困難な見通しとなりますけれども、最終的には、現計予算に対しまして若干プラスがあろうかと思いますけれども、それは、せいぜい1,000万か2,000万程度ではないかと期待をいたしておりますけれども、非常に困難な状況でございます。  それから、利子割交付金の60%大幅な増額補正でございますが、先ほど申し上げましたように、こういう景気動向で、高金利時代の預貯金が満期を迎えることによりまして対象額が増額したこと、それから、法人等の関係におきまして、やはり投資といいますか、そういったことが低迷しております関係上、やはり預金方面にとどまっている資金が多いと、その結果の利子対象額が増額しているというふうに判断をいたしております。  それから、財産売り払い収入の4,000万円でございますが、場所単価等につきましては、一つは、先ほど申し上げました虹ケ浜の拡幅工事に伴いまして公園の一部、これは408平米でございますが、平米当たり7万6,000円、金額で3,000万円。  それから、同じく、これの国道拡幅に伴います用地で、これは20平米でございますが、単価12万7,000円、250万円。  それから、室積の北町線の道路改良事業に伴いまして、立ち退きがございましたので代替地を提供いたしましたが、これが北町の地内で52平米、単価が5万900円、260万円程度。  それから、市道花園島田線の事業完了後の残地処分といたしまして、これは、木園1丁目でございますが約72平米、単価5万1,100円、360万円程度。合わせまして、約4,000万円を計上したものでございます。  それから、新都市開発調査費の負担金でございますが、45万円でございますが、これは、新南陽市におきましては、新南陽市内に開発の適地可能性がないと、新南陽市はそのように判断をされまして、したがって、この調査には直接は参加しないということでございまして、当市の場合は、光市内での開発可能性につきましては、例えば、周防地区の工業団地等含めまして開発可能対象地域があるのではないかということで、これは参加をいたしているわけでございます。  なお、災害復旧の国の対象外の事業についてはどうかということでございますが、所管の方で直接、そのケースごとに適切な対応をしてまいりたいと、年度内にしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) わかりました。大体。ただ、一般の市民の場合には、納税日が決まっておりましてきちっと出る。法人税が、この時点でふえてもいいし、ふえりゃ幸いなんですよ。減ったら困るんですが、非常に法人には甘いんですね。なぜ、今の時点で把握できないのか。そりゃ、一般の市民だったら納税期限がおくれた場合、遅延延滞金ちゅうのがついてくるわけです。もう3月のこの時点で、ほとんど最終的な予算、もちろん、出納閉鎖は5月でありますけど、法人税が今助役が言われましたように、そう大きな違いはないにしろ、大体把握して、把握ができなきゃ、私はまずいんじゃないか。  また、そうするようにしていかなければ、まずいんじゃないかと思うんですが、その点、もう一つお願いしたいと思います。  それから、都市整備事業の関係で45万のあれですが、小周防のあれでしょ、工業団地をやるちゅうのは、もう開発公社の方でいろいろ進めているわけですね。いっぱいいっぱい、こういうものがあるんです。いや、また後でやりますけども、中核都市とかなんとか、いっぱいいっぱい金を出す分があるんですが、小周防の方やなんかの工業団地の開発の可能性があるとかないとかちゅうのを、協議をしなきゃならんようなもんじゃないでしょう。これは。非常に、私から言わせればむだが多い。何とか協議会とか、何とかあれだ。徳山で水がないのに、新しい団地を大がかりなのを住宅供給公社と一緒になってつくっていこうなんていうようなのを一生懸命やって、これは、一般質問でもちょっとお尋ねしたいんですが、こういうそのお金が、なんだかんだちゅうて、わけのわからんようなっちゅうたら失礼かもしれませんけれども、お金がどんどん出ていく。  そこらあたりで、新南陽市は、開発の土地がないからやめるという、これは表向きの話ですよ。こんなとこへ参加したって、別にしなくたって開発するところはするんだと。新南陽市なんかでも、開発しようと思えば、奥の方のところはまだまだ開発の余地がある。そこいらあたりはきちっと見きわめて、これが光市にとってどうかと。何でも言ってきたら、はいそうですかちゅうんで、財政が厳しいと一方では言いながら、どんどん出していくようなやり方、何か目新しいものがあるんかと思や、そうではない。近隣の市町村と何も対立することはありませんけれども、あんまり、自分たちの……言い方は悪いかもしれんけど、顔がいいようなつき合いばっかりしてたんじゃ、私はいけんと思います。  広域行政の中で一番の問題点は、何やかんや金出しといて、計画つくって枠をはめられる。そこらあたりで、もう約束をされてるんでしょうから、今さら光は、もう会議は何回か開かれておるようですし、新南陽市に聞いてみましたらね。新南陽市は、金は出さんけど口は出すということで会議に出ておる。なかなか、しっかりしているなと。光市さんはお金があるんだから、おつき合いもやっていただいてるんだろうというようなお話も聞こえてきます。そこいらあたりは、きちっとやっていただきたいというふうに思います。  それから、土地の問題については、国道で光市の市民も利便を受けるわけですから、このぐらいの単価でいいと思いますが、これを見ましても、光市に、いろいろ地元に要求してくるときの国の単価は非常に高くて、国が買い上げる単価は低いと、まことに残念な状況でありますが、今御説明がありましたように、このことによってあそこの道路も大分よくなりましたからね。一応了解しておきましょう。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) 鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 2点についてお答えを申し上げます。  法人市民税でございますが、昨年の12月議会におきまして1億4,000万円を補正追加いたしております。したがいまして、今回の補正予算に上がっておりませんけれども、先ほど申し上げましたように、期待といたしましては、さらに若干の、若干の増収を期待しているという状況でございます。  それから、新都市開発の件でございますが、これは、地域整備公団と山口県、そして、周南3市でございますけれども、一体的に周南地域の開発可能性を探るということでございまして、先ほど、周防地区のことを一例として申し上げましたけれども、現在、その調査作業は進行中でございまして、最終的にどの地域をどういう形で対象地域に取り上げるかということは、今のところ未定でございます。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。  衛藤議員。 ◯1番(衛藤 高靖君) 1点だけお伺いしたいと思いますが、40ページになりますが、光井小学校の前の橋の整備の関係で委託料が出ておりますが、これに対する道路整備も含まれるんじゃないかと思うんですけれども、その辺をちょっとお聞きしたい。  というのが、先般5日の日曜日ですか、第5分団の消防機庫が落成したわけですけれども、実際に登校する……小学校の前ですから、登校する時間帯に消防車のその出動時が重なった場合に、安全が保てないんじゃないかということで、今まだ見合わせているところです。旧機庫に置いていると思います。  そういったことから、この橋の整備について、いつまでぐらいに完成をさせるのか、そして、それに付随する道路についての整備、どうなっているのか、お聞きしておきたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 棟近建設部長。 ◯建設部長(棟近 俊彦君) 橋の整備は、工期が1月11日から12月30日、ことしの12月30日になっております。橋の整備は。  それから、道路につきましては、平成7年度で工事を行うという予算をお願いをいたしております。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) 衛藤議員。 ◯1番(衛藤 高靖君) それで、私一番心配するのは、4月からの新入1年生ですかね、一般の上の学年の子供たちというのは、ある程度、上級生なんかが集団登校なんかしますからいいんですけれども、1年生については、あそこ、通学路、脇田の海田スーパーですか、あの前から上がるようになると思いますが、当然、この間、迂回路を設置せざるを得ないと思うんです。  そういう場合に、なかなか新1年生という場合に、よく見るんですけど、集団登校はしてはおりますけれども、途中でふざけたりしているわけですよね。で、雨が降ると傘くるくる回してみたり、非常に危険な状況があると思いますので、その辺では迂回路なり、また、どういう仮の橋をつくって、そこを仮の通学路にするかわかりませんけれども、十分な安全対策、学校を通じても、あるいは、地域の父母の皆さん方も、新年度は小・中・高と交通立哨なんかもしますんで、その辺の徹底をして、万が一にも登校時の事故が起きないように配慮していただきたいと、これは要望しておきたいと思います。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第22号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。約10分程度休憩し、再開は振鈴をもってお知らせいたします。             午前11時00分休憩  ………………………………………………………………………………             午前11時10分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ────────────・────・────────────   日程第5.議案第23号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第5、議案第23号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。
     末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第23号、平成6年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、歳出で、一般退職被保険者の療養給付費、高額療養費及び葬祭費など、保険給付費の増加により、1億7,500万円を追加する一方、老人保健拠出金が確定されたことにより2,350万円を減額するなど、合わせて1億5,361万1,000円を追加するものでございます。  また、歳入につきましては、療養給付費負担金、療養給付費交付金及び交付税に係る事務費の枠の拡大による一般会計からの繰入金を増額するものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第23号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  ────────────・────・────────────   日程第6.議案第24号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第6、議案第24号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第24号、平成6年度光市競艇事業特別会計補正予算(第1号)は、職員の休業補償費が収納されることに伴い、前年度繰越金と合わせ、これを予備費に留保しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第24号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  ────────────・────・────────────   日程第7.議案第25号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第7、議案第25号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第25号、平成6年度光市同和対策住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)は、事業の実績見込みにより、貸付金及び市債の減額を行うとともに、貸付元利収入が予定より上回ったため市債の元金の繰上償還を行い、一般会計繰入金の調整を行うものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第25号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  ────────────・────・────────────   日程第8.議案第26号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第8、議案第26号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第26号、平成6年度光市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、経済対策に伴い事業の一部を前年度に前倒しし執行したことにより、流域下水道事業への負担金など、合わせて4,750万円を減額する一方、島田、林及び大田幹線管渠布設工事につきまして、年度内完成が困難な見通しとなりましたので、2,800万1,000円を翌年度に繰り越し執行しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第26号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  ────────────・────・────────────   日程第9.議案第27号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第9、議案第27号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第27号、平成6年度光市病院事業会計補正予算(第2号)は、収益的収支において医業収益3,000万円を増加し、支出で薬品など材料費を追加しようとするものであります。  また、資本的収支におきましては、建設改良費の精算により、一般会計負担金213万1,000円を追加しようとするものであります。
     よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第27号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  ────────────・────・────────────   日程第10.議案第28号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第10、議案第28号を議題といたします。  この議案について市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第28号、平成6年度光市上水道会計補正予算(第3号)は、収益的収支にそれぞれ1,598万5,000円を増額し、給与費の調整をするものでございます。  また、資本的収支では860万円を増額し、光井小前橋整備事業に伴う配水管移設工事を実施するもので、財源といたしましては、企業債310万円、工事負担金550万円を充当することといたしました。  よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し質疑がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて討論に入ります。  この議案について討論がありましたらお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) なければ討論を終結いたします。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第28号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  ここで施政方針配付のため暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。             午前11時23分休憩  ………………………………………………………………………………             午前11時25分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ────────────・────・────────────   日程第11.議案第1号〜議案第21号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第11、議案第1号から議案第21号までの21件を一括議題といたします。  これらの事件につきまして市長の説明を求めます。  末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 私の所信を申し上げます前に、大変失礼をいたしました。一部訂正をさせていただきます。  議案第28号で、私、光市水道事業会計補正予算をお諮りする前に、光市上水道と申し上げたようでございます。大変失礼をいたしました。訂正をいたしておきます。  平成7年度予算案並びに関係議案の御審議をお願いするに当たり、私の所信を申し上げ、一層の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  市長就任後、はや3カ月余りが経過し、この間の市政運営につきまして市議会を初め、市民の皆様の御協力をいただいておりますことをまずもって厚くお礼を申し上げます。  今回、御審議を煩わします新年度予算並びに関連議案は、私にとりまして市長就任後初めてのものであり、基本的な方向については所信表明で述べさせていただきましたが、私の公約などを含め、これを具体化するための第一歩となるものであります。  これまでの多くの先人が残されたまちづくりの軌跡を大切にしながら、新しい時代のニーズに的確に対応できる市政運営に向けての出発の年にしたいものと思っております。  市議会を初め、多くの市民よりいただきました激励やさまざまな御提言を考えますとき、改めて責務の重大さに身が引き締まる思いであり、初心を忘れず渾身の力を注いでまいる所存でございます。どうぞ御指導、御支援を賜りますようお願いを申し上げます。  さて、今年は、戦後、50年という大きな節目の年であります。  廃墟の中から世界有数の経済大国として、驚異的な発展をなし遂げた我が国は、現在、冷戦構造の崩壊とバブル不況を契機として、大きな時代の転換期に差しかかっております。  国際的には、アジア諸国のダイナミックな経済発展やアメリカ、ヨロッパ諸国などとの経済競争の中で、日本経済の長期的な活力が問われるなど、戦後培ってきた、政治、経済、社会あらゆる面にわたって、従来の価値観やシステムの見直しが求められてきているものと考えます。  そしてまた、21世紀初頭には、先進国の中で最も早く、しかも急速に高齢化社会に突入することとなり、社会保障などの厳しい現実に直面しよとしております。  こうした中で、国民1人1人が真に豊かな実感できる社会を実現するためには、規制緩和や行財政改革、あるいは、地方分権などを通じて、人々の自由な創意と発意による開かれた、そして、活力ある社会経済活動と地域づくりへの取り組みが、強く要請されているものと考えます。  このほど、来るべき新しい世紀を見据えた国づくりに向けて、国土庁の国土計画基本問題懇談会がまとめた報告書によりますと、今後はマイナスの人口フレームの設定が予測される一方、都市や地域間の国際的な競争が激しくなる中で、規制緩和や競争原理の導入を積極的に進め、新規産業の創出など、地域活性化のための環境整備を行うべきと提言をいたしております。  そして、そのためには、主体的なまちづくりを通じて地方がそれぞれの個性や価値観を持つべきであり、従来の開発による量的拡大から、生活の質の重視への転換を図りつつ、均質化より地域の多様な高質化と地域間交流の促進が必要といった視点を打ち出しているところであります。  今や地方自治行政も、こうした国内外の環境の変化に適応する確かなまちづくりが求められているものとの認識から、私は、さきの所信表明において、刷新と独自性を政治理念とし、光市の有位性を生かした個性あるまちづくり、市民参加による心の通ったまちづくり、効率的な行政運営を基本的な市政運営の指針として申し述べさせていただいたところであります。  19世紀、イギリスを代表する思想家の一人、ジョン・スチュアート・ミルの「自由論」の中に、「唯一の確実な永続的な改革の源泉は自由である」という言葉がありますが、自由こそ、規制や慣習にとらわれることなく個人の創意と工夫を生かし、多様な社会発展の原動力となるものと考えます。  今後のまちづくりや市政運営においても、また、そうした精神を大切にしながら、議会を初め市民各層の意見を尊重しつつ、光市が21世紀に向けて着実に前進するため一歩一歩踏み締めながら、市民福祉の向上に勇気と情熱を持って邁進したいと考えております。この上とも変わらぬお力添えを賜りますよう、心からお願いを申し上げます。  なお、去る1月17日に発生いたしました阪神大震災は、改めて、災害の恐ろしさとともに、まちづくりのあり方、そしてまた、ボランティアを初め人の心の温かさについて、さまざまな教訓を私たちに与えてくれました。  「水道やガスがいつでも使え、電車がまともに走り、三度の食事に事欠くこともなく、のびのびと布団の中で眠れる──平凡な日常生活がこれほど、ありがたいものとは思わなかった」現地では、こう語る人が多いと報じられております。  亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げるものでございます。  それでは、予算の説明に先立ちまして、今日の財政環境について申し上げます。  平成3年以来続いてきたこのたびの不況は、戦後我が国が幾度となく経験した、いわゆる循環的な経済サイクルだけでは説明しきれない多くの構造的問題を明らかにしてきており、円高や産業、金融の空洞化までもが指摘されるなど、依然として厳しい状況が続いております。  さらに、平成4年3月から平成6年2月までの間に、国は45兆円にのぼる合わせて5回の経済対策を講じ、景気の下支えを行ってきておりますが、こうした財政出動は、一方で国際残高の増大をもたらし、平成6年度末では、212兆円に達するものと見込まれ、財政の悪化が懸念されるところであります。  こうした中で、国は、本年度の実質経済成長率を2.8%、予算編成においては、一般会計で前年当初比2.9%減となる40年ぶりのマイナスの緊縮型とし、国債返済のための国債整理基金への繰り入れを3年続けて停止するなど、苦しいやりくりを行っております。  歳出面では、豊かで活力ある経済社会の構築のため、生活者重視の立場から、特に社会資本の整備を重点的に進めるとしております。  また、地方財政計画では、実質ベースで4.3%増の82兆5,100億円としておりますが、通常収支で4兆2,600億円という過去最大の財源不足が見込まれる中、地方交付税では、総額を確保するための借り入れ措置などにより、4.2%の伸びとする一方、過去4年連続して2けたの伸びを示してきた地方単独事業を5.0%増に抑制するなど、厳しい財政状況を反映したものとなっております。  次に、本市の予算案について、その概要を申し上げます。  予算の編成方針といたしましては、市議会を初め、市民アンケートや市民集会などでの多くの御提言を踏まえながら、光市の有位性を生かした個性あるまちづくりを目指し、市民生活優先を初め、市民参加、アメニティと自然環境保全の原則を基本に、次の四つを施策の柱として、できるだけ身近な課題にも取り組むことといたしました。    1.伸びやかでたくましい 教育と文化のまち    2.健康であたたかく 助け合うまち    3.自然と調和した 快適で便利なまち    4.創造性にみちた 活力ある産業のまち  以上の方針に基づき編成いたしました平成7年度光市予算案の規模は、一般会計168億円、特別会計138億3,097万3,000円、合わせて306億3,097万3,000円であります。  また、病院事業会計では36億201万3,000円、水道事業会計は13億968万円であります。  一般会計について申し上げますと、名目で前年当初比2億円、1.2%の増、NTT資金償還分を差し引いた実質では、2.3%増となるものであります。  歳出では、道路、下水道、住宅、公園などの都市基盤整備を初め、人口定住対策、ゴールドプランなどの福祉対策、ソフトパークや観光など地域経済対策、さらには、教育、環境、防災対策などを基本に編成をいたしました。  この結果、投資的経費は35億157万円で、前年当初比4.1%の減となりますが、ほぼ終了した災害復旧費を除く普通建設事業費では、0.7%の増となります。  歳入では、市税を約76億6,612万円と見込み、歳入総額の45.6%、一般財源に対する比率では65.6%と、前年当初比0.9ポイントの増となっております。  普通交付税につきましては、実績などを勘案し、14億2,000万円を計上いたしました。  市債につきましては、減税補填債4億200万円を含め、15億2,190万円を計上、前年当初比3億4,870万円、18.6%の減になりましたが、本年度末の残高は147億円を超える見込みであり、公債費比率は現状10%程度が、本年度では13%程度となり、以後さらに上昇する見込みであります。  市税収入では、7.1%増を見込みましたが、なお不足する財源に充てるため繰越金を3億円見込み、財政調整基金から2億円、減債基金から2億円を取り崩すことといたしました。  以上によりまして、一般財源の総額は、約116億9,252万円となり、一般財源比率は、前年当初比3.0ポイント増の69.6%となっております。  なお、市税につきましては、大都市周辺の地価の下落に対応した固定資産税の臨時的な特例措置などを内容とした税制改正が予定されております。国会審議の状況によりましては、課税時期との関係から、市税条例の改正について、専決処分の必要もあろうかと存じます。御了承賜りますようお願い申し上げます。  次に、施策の概要について申し上げます。  まず、第一は、「教育、文化、スポーツ対策」であります。  経済が円熟期を迎え、生活が安定する中で、一方では精神的な豊かさやゆとり、自己実現といった、より人間らしい生き方を求めて、個人の趣味や趣好などを通じたさまざまな取り組みが、盛んになってきております。  こうした活動を通じて、人々のふれあいや絆を深めあっていくことは、地域社会における個性を育て、高め合っていく上でもまちづくりの基本になるものであると考えます。
     幸い、当市におきましては、総合体育館や生涯学習センター、あるいは、勤労者総合福祉センターなど多くの施設が関係者の御努力により、整備をされてまいりました。したがって、今後は必要な施設の整備を進める一方でより積極的な活用を図っていくこと、特に、市民参加による多彩な活動を助長するためのシステムづくりが、大きな課題であると考えているところであります。  こうした立場から本年度は、まず、生涯学習センターにおいては、視聴覚機材の充実を図る一方、引き続きレディースセミナー、高年者生きがいセミナーなどを開催するとともに、新たに周南コンピュータ・カレッジと連携し一般市民を対象とした市民オープンカレッジを開催することといたしました。初年度においては、特に、需要の多いパソコンの入門講座を予定をいたしております。  文化センターにおきましては、科学展示室の位置や内容を見直し、このコーナーを他市に誇れる所蔵作品や郷土出身者の作品などを中心とした、常設展示室として利用の促進を図ってまいりたいと考えており、整備費2,300万円を計上いたしました。また、戦後50周年を記念し、戦前、戦後の人々の暮らしぶりや光市の歴史について、市民からの資料の寄託も呼びかけながら企画展を開催する計画であります。  図書館におきましては、図書購入費の増額を図ることとし、1,100万円を計上いたしました。  なお、昨年に続き、本年も夏期における開館時間の延長を試行してまいりたいと考えております。  市民ホールでは、照明や音響など、施設の老朽化に対応し、本年度は大ホールの照明システムを更新、自動化するための経費7,000万円を計上いたしました。  事業としましては、市民夏季大学の開催をはじめ劇団文学座や劇団四季などの演劇や文化庁移動芸術祭による大阪センチュリー交響楽団演奏会など、光の文化を高める会への助成を行うことといたしました。  次に、スポーツ関係では、活動の拠点施設であります総合体育館の管理運営費に4,000万円を計上するなど、体育指導者の養成や生涯スポーツの推進に努めることといたしておりますが、本年度は、全国スポーツレクリエーション祭へゲートボール球技の県代表として参加するほか、徳山管内家庭婦人ソフトバレーボールについても光市引き受けを予定いたしております。また、県道光井島田線沿いに計画しております上島田運動広場約1.4ヘクタールの用地買収費として5,000万円を計上し、事業の推進を図ることといたしました。  このほか、スポーツ公園のテニスコートの改修も予定いたしております。  次に、学校教育関係についてであります。  最近、相次いでいる陰湿ないじめによる子供たちの自殺は、この上なく悲惨であり、私たちに大きな衝撃を与え、問題を提起いたしております。  知識偏重、偏差値中心といわれる今日の我が国の教育実態を考えますとき、ゆがんだ大人社会の反映ではなかったのかと痛感させられるところでありますが、同時に、非は非として学校現場をはじめ確固とした対応が何よりも必要であると思います。  学校教育に対して、さらに大きな期待を寄せるとともに、「人の命」を大切にする人権の尊さを家庭や、地域、社会のあらゆる場所で学ばなければならないと思います。  本年度は、こうした視点を大切にしながら「心豊かでたくましい子ども」の育成を目指し、図書や情報ソフトをはじめとした教材、教具の整備充実と良質な教育環境の改善に努める一方、子どもとのコミュニケーションを大切にしたきめ細かい生徒指導に力を入れるとともに、学校週5日制の円滑な推進にも配慮してまいりたいと考えます。  特に、施設整備では、室積小学校の理科室改造や浅江小学校の給食置場改造、室積中学校の職員室改造等を進める計画であります。  また、ことばの教室の機材の充実を図るほか、活躍がみられます中学校体育競技等の中国・全国大会への出場に要する経費への補助率を引き上げることといたしました。  なお、別号議案でお諮りしておりますように、本年度は、地方財政計画において、幼稚園の授業料見直しを行っておりますので、これに準じ現行1カ月「5,200円」を「5,500円」に改定する予定としております。  次に、青少年のキャンプ施設などとして、周防旭地区に設置を計画しております青少年野外活動センターにつきましては、用地造成工事も完了いたしますので、平成8年シーズン前の完成を目指し、一部債務負担行為により着工することとし、本年度工事請負費1億7,600万円を計上いたしました。  敷地約1ヘクタールの中に、研修棟を初め、炊飯棟やテントサイト、駐車場等を配置し、夏期におけるキャンプ活動はもちろん、自然と一体となった多様な活動ができる施設としたい考えであります。なお、事業費並びに施設計画は、概算で行っておりますので、実施設計により、計画が固まった段階で若干の補正も必要かと考えられますので、その場合は改めて、お諮りしたいと思っております。  次に、国際交流対策として、島田小学校や上島田小学校による交流活動に対し助成するとともに、発足の準備が進められております市内の国際交流関係組織との協力を図りたいと考えます。  なお、光高等学校用地につきましては、鋭意、県と引き続き協議を重ねているところでありまして、なるべく早く方向を見出したいと思っております。  次は、「福祉、健康、安全対策」についてであります。  厚生省の人口動態統計調査等によりますと、昨年の出生数は、21年ぶりに前年を大幅に上回ったものの、これは、団塊ジュニア世代が結婚適齢期を迎えるための一時的現象で、長期的には2010年ごろをピークとして、総人口は減少に向かうことが予測されており、少子、高齢化の傾向が進むものと指摘しております。  当市における人口動態をみてみましても、21世紀初頭には、65歳以上の高齢者の占める割合が20%近くに達することが見込まれるなど、人口構成の急速な変化に対応した施策の展開が望まれるところであります。  このため、高齢者対策としては、昨年策定いたしました老人保健福祉計画、いわゆるゴールドプランに基づき、本年もマンパワーの確保などによる在宅福祉3本柱や、保健サービスなどの充実に一層努めてまいりたいと考えます。特に、痴呆性老人への訪問サービス回数の増加や、朝夕を中心としたホームヘルプタイムサービス事業を新たに導入するなど、滞在型から巡回型のサービス方式を取り入れ、きめ細かな対応を図ることといたしました。  また、在宅寝たきり老人に対します介護見舞金につきましては、現行2万5,000円を3万円に増額する一方、光富士白苑や光寿苑、長養園など老人ホーム入所措置費として5億7,500万円を計上いたしました。  また、西部いこいの家を対象に第1、3日曜日を家族や一般にも開放する、いこいの家ふれあいサンデー事業を実施するほか、元気老人の生きがい対策として、老人クラブ連合会が行うニュースポーツ普及支援のため補助金を増額いたしました。  障害者対策としては、法人組織により県内で初めて、市内上島田岡堂に重度身体障害者更生援護施設「リハセンター光」の建設が進められることとなり、これに要する建設費の一部を助成するため、国、県の補助金を除いた額の2分の1、6,103万円を計上いたしました。  この施設は、重度の肢体障害などを持つ方を対象にして、心身にわたるリハビリテーションを通じて社会復帰を目指すもので、定員50名の入所施設を中心に、ショートステイやデイサービス施設も併設されることとなっております。事業主体は近く設立予定の社会福祉法人「光の家」で、平成8年7月事業開始の予定とされております。  このほか、大和町にございます心身障害者福祉作業所あけぼの園への光からの通所に要する経費を補助することといたしました。  次に、児童福祉につきましては、少子化問題に備えるため、家庭と子育てに対する楽しみや喜びを感じることができる社会環境づくりを目指した国のエンゼルプランや県の児童環境づくり行動計画に基づき、市レベルにおける総合的な取り組みを推進するため、関係団体や学識経験者からなる「光市児童環境づくり研究協議会」を設置することとし、今後3カ年を目安に基本指針となる調査研究資料のとりまとめを行うことといたしました。  保育料の保護者負担の軽減につきましては、140人定員措置単価の適用により、新たに約1,000万円程度を減額いたしました。これによりまして、保育料の軽減額は合わせて年間約6,800万円程度になるものと見込まれます。また、島田地区における留守家庭児童対策として、新しく島田小学校敷地内にサンホームを建設することとし、1,600万円を計上いたしました。  このほか、緊急的に児童の養育を必要とするケースを対象とした子育て支援短期利用事業を新たに実施するとともに、児童遊園地や公園、保育所の遊具の安全を図るための整備費、合わせて590万円を計上いたしました。  同和対策につきましては、「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」が、残すところ2年となり、法の期限切れ後の一般対策への円滑な移行を図るため、国の調査に準じ同和地区実態等調査を行うことといたしました。  今日、同和地区の生活環境は大きく改善されたものの、心理的差別までもが完全に解消されたわけではなく、1人ひとりの差別意識の根絶が強く求められるところであります。今後とも運動団体などの御協力をいただきながら、差別のない社会を目指し、残された諸問題を見極めながら、特に人権教育、啓発には積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、医療、健康対策でありますが、まず、市立病院におきましては、CTスキャナーなど高度医療器材の更新を進めるほか、薬局における待ち時間短縮のための電光掲示システムの改善を図ることといたしました。  保健予防対策につきましては、現在医師会や歯科医師会の御協力を得て検診業務を進めておりますが、予防接種法の改正に伴い、集団接種から個別接種への切りかえを進め、事前の予診に力を入れることとしております。また、新たに女性の健康づくりの一環として、骨量検査などの充実を図るほか、保健センター入り口の段差改修や、育児相談コーナーなどを設置することといたしました。  次に、未給水地区の水対策といたしまして、現在、牛島においてボーリング井戸を水源とし、一定の供給をしておりますが、デイサービスセンターの利用や渇水対策を踏まえ、さらに安定した水源を探査するため調査委託料750万円を、また、山田第3団地の給水対策について、地元自治会が実施する工事費の一部を助成するため、850万円をそれぞれ計上いたしました。  国民健康保険につきましては、昨年若干の税率引き下げを行いましたが、医療費の増高等により苦しい事業運営が見込まれるため、一般会計から2億円を繰り出すとともに、基金を取り崩し、収支の安定を図ることといたしました。  安全対策につきましては、市民意識の啓発に努めるとともに、街路灯やカーブミラーなど交通安全施設の整備、充実に努めたいと考えます。  なお、本年は、県内消費者団体のリサイクル活動などの成果を発表する「山口県消費生活展」を光市で引き受けることとしており、所要の経費を計上いたしました。  次に、環境衛生対策では、水質汚濁防止法に基づく窒素などの排水基準の見直しにより、平成10年9月までに、現し尿処理施設の更新を行う必要がありますので、事前調査として施設の機能検査及びし尿処理に係る基本計画の策定などに要する経費727万円を計上いたしました。  ごみ減量対策としては、不燃焼物置場整備への助成の充実を図るとともに、コンポストやごみ焼却炉購入費に対して引き続き助成することといたしました。  なお、利用が増加しておりますくうかん鳥にかかる図書券引きかえにつきましては、リサイクルの意識の啓発について、ある程度所期の目的を果たしているものと考えられますので、設置の趣旨を踏まえ、単価を1円から50銭に引き下げることといたしました。  このほか、合併処理浄化槽の設置につきましては、補助制度が2年目を迎えますので制度の啓発に努め、事業の促進を図りたいと考えます。  次に、周南地区衛生施設組合につきましては、平成6年度に計画していた新下松清掃工場の完成が試運転を経て、10月から本稼働する運びとなりましたので、建設費1億2,844万円、及び公債費1億287万円を加え、負担金総額4億3,314万円を、また、周南東部環境施設組合への負担金5,335万円をそれぞれ計上いたしました。  次に、消防、防災対策でありますが、阪神大震災の教訓や国、県の指針を踏まえながら、地域防災計画を見直すほか、当面対応が急がれる無線機器の増設や無線電波調査など情報システムを強化するとともに、備蓄用毛布や食料品、医薬品の充実を図ることといたしました。このため、総務管理費に新たに防災諸費を目設定し、予算計上いたしました。また、市立病院におきましては、自家用水源確保のための調査費を計上しております。  常備消防では、消防ポンプ自動車や救急資機材搭載の救急車などの更新のほか、救急救命士の養成や、全国共通無線波装備を進めるため光地区消防組合への負担金を計上いたしました。  非常備関係では、従来の防災水槽2カ所分に加え、新たに市街地における防災対策用として、100トン規模の大型防火水槽を年次的に整備することとし、浅江3丁目を予定地に1基分1,250万円を計上いたしました。  このほか、防災啓発活動等の充実を図るため、女性消防団員15名程度の採用を予定しております。今後とも防災対策につきましては、計画的に整備に努めてまいりたいと考えます。  次は、「道路、河川、公園、上下水道対策」であります。  まず、道路関係では、国道188号線のバイパスとして一日も早い開通が望まれます虹ケ丘森ケ峠線の用地取得がほぼ完了したことから、延長320メートルの工事費2億7,000円を、さらに、金山線については、6,050万円をそれぞれ計上いたしました。また、新たにソフトパークと光駅北口を結ぶ川園線の用地取得費として、5,100万円を計上いたしました。  このほか、野原岡庄線、花園島田線、川端五反田線、宮の下通学路、丸山町8号線、高洲東西線、亀山団地線、原線及びアメニティ道路として高洲線などの整備を進めるとともに、高野線などの測量調査を行うこととしております。なお、三島橋などを含め、三島地区の将来的な道路整備構想を探るため、調査費を計上いたしました。  道路舗装及び維持補修費としては、合わせて2億2,080万円を計上、生活道整備の一層の充実に努めたいと考えます。  河川関係では、引き続き準用河川虹川改修事業の促進を図るほか、排水対策として、錦町2号排水路や金山水路、虹ケ浜排水路などの改修を計画しております。  公園緑地関係では、冠山総合公園の事業認可面積が13.4ヘクタールから19.4ヘクタールに拡大したため、用地取得や幹線道路の実施設計など1億2,134万円を計上いたしました。  また、ソフトパーク内の大蔵池公園整備を2カ年に分けて実施することとし、本年度事業費として8,300万円を計上、企業団地としての付加価値を高めるとともに、地域に開かれた市民憩いの場として、花木を中心とした植栽を行うなど、特徴ある公園として整備する計画であります。  このほか、生活に身近な西ノ浜や中村町、光井川のポケットパーク及び冠梅園、丸山町公園の整備を進めるとともに、あじさい祭りやつつじ祭り、梅まつり等のイベントにも引き続き取り組むなど、緑化意識の啓発に努めてまいりたいと考えます。  次に、若者をはじめとした人口定住施策の一つの柱であります住宅対策であります。公営住宅につきましては、領家台C工区12戸の建てかえを継続するため、外構工事費を含め3億187万円を計上いたしました。この住宅は、「特定公共賃貸住宅制度」に基づくもので、中堅取得者を対象としたはじめての住宅で、本年度末の完成を予定しております。さらに、花園住宅建てかえのための測量設計費として1,280万円を計上、今後とも計画的な整備を進めたいと考えます。  また、高洲住宅や松中住宅などの改修工事費などとして、合わせて6,000万円を計上いたしました。なお、本年度は土地開発公社による丸山町での宅地整備事業が完了しますので、14区画程度の分譲を予定しております。  そのほかの事業といたしましては、室積地区における住居表示事業を進めるほか、残土処理場設置事業では地権者との協議を踏まえ、用地取得を進めたいと考えます。  災害復旧対策としては、千坊五軒屋線11カ所の工事請負費3,200万円を計上し、これによって平成5年度災害については、すべて完了する見通しであります。  次に、県営事業関係でございます。  まず、港湾区域虹ケ浜海岸の保全対策につきましては、透水性自然海岸工法による現地実験を行うための負担金3,000万円を計上いたしました。  また、港湾整備事業の一環として進められておりますスポーツ交流村関係施設、光井ヨットハーバーにつきましては、ボートヤードや緑地部分の負担金3,460万円を計上しておりますが、完成は平成8年度の予定となっております。  上水道事業では、第4次拡張整備計画策定事業に取り組みたいと考えます。本年度改良事業といたしましては、周防上中郷配水管や、島田一丁目配水管布設工事などの事業費9,180万円、老朽管布設替えのための配水管整備事業費5,020万円、浄水施設整備費6,500万円などを計上いたしました。  光地域広域水道整備事業では、本年度完成の中山川ダム建設工事に係る光市出資負担分1,376万円及び事務費負担金など、合わせて4,851万円を計上いたしました。  次に、下水道事業では、平成6年度末の整備面積523ヘクタールのうち、処理区域面積は505ヘクタール、普及率は52%が見込まれており、7年度末では53%程度になるものと予測しております。前年度着工した光井中継ポンプ場の完成を目指し、光井川以東の早期の供用開始に向け努力してまいりたいと考えます。  本年度の整備地域といたしましては、光井地区、島田地区、三井地区などを対象とし、管渠施工延長は4.9キロ、整備面積は14.7ヘクタールを予定いたしました。また、本年度は室積地区を含めた事業認可を得る予定であります。なお、一般会計から8億2,000万円を繰り出すこととしております。  次は、「農林水産、商工観光対策」であります。  本年から、コメの部分自由化が実施される中で、中山間地問題など我が国の農業政策も、また大きな転期に差しかかっております。経済効率のみでは律し切れない側面があるとはいえ、国際的な競争に立ち向かえるだけの自立できる産業としての方向性が厳しく問い直されていると考えます。こうした状況を踏まえ、今後の本市における農業対策の指針となります「農業振興地域整備計画」を平成8年度にかけて策定することといたしました。  また、農業後継者の育成も急がれる大きな課題でありますので、光市農協による新規就農者への農場などの受け皿づくりや、野菜の宅配便構想に対し助成を行うとともに、ニューファーマー研修支援事業や、新規就農体制整備促進事業の活用により、後継者の育成に力を入れてまいりたいと考えます。  農業基盤整備としてはモデル事業として、室積地区集落道、八海地区農業排水施設など、単県土地改良事業として観音寺や周南、山田、石田の各地区集落道の整備を進めることといたしました。ほ場整備面では、引き続き千田郷地区の県営事業への負担金を計上いたしました。  伊保木、岩屋地区の水対策といたしましては、農村総合整備モデル事業の一環として、本年度から「営農飲雑用水施設整備事業」を、平成10年度の完成を目途に着手することとし、実施設計委託料4,490万円を計上いたしました。この事業は、2つのボーリング井戸による水源を利用し、配水池を経て各戸まで給水施設を整備しようとするもので、対象戸数は現状105戸、総事業費は約4億円程度を見込んでおります。  このほか、完成をみます周防地区多目的集会所につきましては、地域の交流、研修、憩いの場として、また災害時の避難場所として、多様な利用が期待されるものであります。  林業関係では、特に本市の有位性を象徴する市民共有の貴重な財産であります虹ケ浜や室積海岸の黒松の保護に一層力を入れることとし、植栽事業の充実とともに、松くい虫防除に効果があるとみられます樹幹注入事業を積極的に進めてまいりたいと考えます。また、新たに市独自で空農地などを利用し、松を中心にトベラ、マサキなど海岸適応型樹木の育苗事業にも取り組むことといたしました。  このほか、コバルトラインの尾根づたいに整備を進めております防火森林「ふれあいの森整備事業」に2,560万円を計上いたしました。なお本年度、向こう10カ年の森林整備計画の策定を行うこととしております。  水産業関係では、育てる漁業を目指し沿岸漁業活性化構造改善事業としての補助を受け、室積光漁港地先へ栽培漁業センターを建設することとし、1億2,450万円を計上いたしました。アワビやガザミ、ヒラメなどを中間育成するもので、平成8年度完成の予定であります。  なお、施設のうちヒラメ水槽につきましては、パイロット事業として県栽培漁業公社により建設されるものであります。この施設は完成後、光漁業協同組合による利用を考えており、光・熊毛地区栽培漁業センターの分場施設として運営される計画であります。  また、昨年から着手しております西ノ浜漁港防波堤改修事業費として1億円を計上するほか、戸仲漁港物揚場や牛島の護岸補修などの整備を図ることといたしました。  次に、商工対策であります。  昨年調査いたしました市民アンケートの結果によりますと、人口定住対策で最も数値が高かったのが、働く場の確保であり、地域経済の活性化は、今後、都市間競争の激化が予想される中で、本市にとって緊急の課題であります。それだけに、近く完成をみます商工会館の建設を機に、中小企業など商工業者の活動拠点として、商工会議所を中心とした取り組みが大きく期待されるところであり、市といたしましても、関係団体と協調しつつ、一層努力してまいる所存であります。  まず、ひかりソフトパーク事業につきましては、県、市両土地開発公社による造成事業が完了いたしましたので、企業誘致に向けての取り組みに全力をあげたいと考えます。景気動向が大変気になるところではありますが、できる限りの方策を講じ、県ともども頑張ってまいる所存であります。特に本年度は、各市町の御支援をいただき、周南広域という立場での企業誘致事業にも取り組むほか、山口県と共同でソフトウエアのコンテストなども実施し、団地のPRに努めたいと考えております。  周防工業団地第2期計画につきましては、引き続き開発の可能性や企業ニーズ、あるいは団地の性格づけなどについて、検討を深めてまいりたいと考えます。また、若者定住対策として、Uターン情報窓口の活用や、職業安定所の求人情報の提供を行うキャプテンシステム導入などによる雇用対策にも取り組むこととしております。  商業振興につきましては、大型店の年内オープンも予測されることから、大型店対策融資制度の見直しを行い、融資対象を大型店入店者にまで拡大するほか、利率を引き下げるなど、効果的な金融対策を図りたいと考えます。また、キャルパーク周辺道路の整備など、買い物環境の向上を図るため、設計費を計上しました。  このほか、各商店会に対しますイベント事業や、ポイントカード普及推進事業、あるいは、新たに商店会の主婦を対象とした研修事業などへ助成することといたしました。なお、中小企業を対象とした小口、不況、中小企業振興資金などに係る預託金として、合わせて4億9,789万円を計上しております。  光まつりにつきましては、イベント広場を設けるなど、工夫を凝らしたものとするため、助成金を増額いたしましたが、企業動向に見られますように、取り巻く環境も変化してきており、そのあり方について関係者の御意見も伺いながら、本年度中に見直しを行いたいと考えます。  次に、観光対策では、本市の誇る両海水浴場の整備やその活用は、有位性を生かしたまちづくりの中心的な施策でもありますので、虹ケ浜海水浴場において、レインボーライブやマリンスポーツを取り入れたイベント事業を新たに実施することといたしました。  このほか、炊飯棟の改築や観光誘導板の整備を図るとともに、観光協会への助成も増額するなど、冠梅園やふるさと郷土館、海商通りなどとのつながりを深める中で、四季を通じての観光事業への取り組みを強化したい考えであります。  なお、海商通りの町並み保存対策として、助成制度を継続するとともに、ふるさと郷土館では、室積のまちおこし拠点施設として引き続き、海や歴史など地域特性を生かした企画展を開催してまいりたいと考えます。  以上、4つの柱に沿って施策の概要を申し上げてまいりましたが、冒頭申し上げましたように、今日の地方行政や地域づくりは、いわば自立と競争の時代に入ったと言われる中で、主体的なまちづくりを進めるための私ども自身の受け皿づくりが強く求められているところであります。そのためには、みずからのまちづくりはみずからが担っていくという立場から、市民参加によるまちづくりと効率的で主体性ある行政運営を積極的に押し進めることが必要であります。この意味で、行政改革や広域行政、情報化の推進は、不可欠な課題であると考えます。  本年度は、国の示しております行政改革大綱を踏まえつつ、推進本部及び有識者による行政改革推進委員会を設置し大綱の策定や、新しい時代の要請に適した事務事業の見直しを進めてまいりたいと考えます。  なお、組織改正につきましては、各部門の業務の実情に応じ、また、企業誘致などの体制を強化するため、見直しを進めているところであります。  また、総合計画のうち、基本計画部分が本年最終年となるため、今までの歩みを大切にしながら、情勢の変化を踏まえ、西暦2000年までの後期基本計画を策定することとしております。  広域行政につきましては、周南地域が地方拠点都市地域として指定される見込みですので、本市においては、冠山総合公園から室積海岸を中心にスポーツ・レジャーゾーンとして位置づけ、整備基本計画の策定を進めるとともに、情報化社会への対応に向けて、周南地域が共同してテレトピア構想の地域指定を目指したいと考えます。  なお、本年は、まちづくり市民集会開催の年でありますが、より一層市民の生の声が反映されるよう、工夫をしてみたいと考えます。また、男女共同参画の地域社会形成に向けて、課題や問題点を検討するため、庁内プロジェクトチームによる先進市などの調査研究を進めることといたしました。  このほか、本年は5年に一度の国勢調査の年でもありますので、必要な事業費を計上いたしました。  以上、諸議案の御審議を煩わすに当たり、私の所信の一端を申し上げましたが、時代の急速な変化に耐え得るだけの職員1人ひとりの資質の向上もまた大きな課題であり、研修の充実などを通じて、市民の負託にこたえられる体制づくりに努めてまいりたいと考えます。御支援、御協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第でございます。  次に、各議案について御説明申し上げます。  議案第1号、一般会計予算はただいまの説明のとおりであります。
     次に、議案第2号から議案第8号までの特別会計予算について申し上げます。  国民健康保険会計は、医療費需要の実態から、医療給付費の伸びを前年決算見込み対比で一般4.1%増、退職0.3%増を見込みました。  簡易水道会計は、上ケ原地区43戸の給水事業を行うものであります。  競艇事業会計では、発売収入と呉場外を含め、1日平均2億150万円と見込み、一般会計繰出金を1億4,000万円といたしました。  同和対策住宅新築資金等貸付会計は、資金貸し付け2件を予定いたしました。  墓園会計は、4平米墓所100基分の造成、分譲及び園路等の整備を行う予定でありますが、本年は永代使用料見直しの年であり、赤字が累増しておりますことから、収支の安定を図るため、4平米墓所で現行15万円を16万円に引き上げることといたしました。  下水道事業会計は、光井ポンプ場建設などによる事業費の増加により、前年比10.6%増の予算規模となりました。  老人保健会計は、医療費需要の実態から、医療給付費の伸びを前年決算見込み対比で5.1%増を見込みました。  議案第9号、病院事業会計予算は、1日の平均入院患者数を200人、外来患者数を540人と見込んで編成いたしました。  議案第10号、水道事業会計予算は、業務予定量を給水戸数1万6,500戸、年間給水量を1,237万トンと見込んで編成いたしました。  議案第11号、光市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は、「地方公務員の育児休業等に関する法律」が改正され、現行の育児休業給が廃止となるため、条例の整備を行うものであります。  議案第12号、光市非常勤職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、消防団員の処遇改善を図るため国の基準が改正されたことに伴い、消防団員年報酬等を改正しようとするものであります。  議案第13号、光市職員退職手当条例の一部を改正する条例は、「雇用保険法」が改正されたことに伴い、条例の整備を行うものであります。  議案第14号、光市税条例の一部を改正する条例は、阪神・淡路大地震で被災を受けられた方に対し、税負担の軽減を図るため、改正しようとするものであります。  議案第15号、固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例は、土地価格の下落に伴い課税標準の見直しが必要となったことから、地方税法の改正が予定されているため、第1期の納期を平成7年に限って4月を5月に延期するものであります。  議案第16号、光市墓園の設置及び墓地の管理等に関する条例の一部を改正する条例は、墓所の永代使用料を改定しようとするものであります。  議案第17号、光市立幼稚園の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、国の基準改定に準じて光市立幼稚園の授業料を改定しようとするものであります。  議案第18号、市道路線の廃止は、道路改良及び団地開発等に伴い路線を見直したことにより、市道18路線を廃止しようとするものであります。  議案第19号、市道路線の認定は、議案第18号による廃止路線にかかわる路線及び団地開発により市に帰属した路線等の49路線を新たに認定しようとするものであります。  議案第20号は、領家台住宅建てかえ工事(C工区建築工事)請負契約の締結についてお諮りするものでございます。  この工事につきましては、去る2月22日に9つの共同企業体により指名競争入札を行った結果、1億9,300万円で共立産業・岡村建設共同企業体に落札いたしましたので、これに消費税579万円を加えた1億9,879万円で同企業体と請負契約を締結しようとするものであります。  議案第21号は、新下松清掃工場恋路クリーンセンターが平成7年10月1日に供用開始されることに伴い、組合事務所の位置を変更しようとするものであります。  以上、施政方針並びに諸議案について、その概要を御説明申し上げましたが、詳細にわたりましては、関係参与により御説明申し上げますので、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。(発言する者あり)  大変失礼いたしました。ただいまの御説明の中で訂正をさせていただきたいところがございます。  まず、ページ7ページの下から4行目でございます。2,030万円を2,300万円──あ、恐れ入りました。「2,030万円」が誤りで「2,300万円」でございます。それから、ページ18ページ、下から11行目、「今年度の」と表現をいたしましたが、「今後の」でございます。さらに、ページ24ページをお願いいたします。下から2行目の「育児休暇」というところ、「育児休業」でございました。大変失礼をいたしました。よろしくお願いをいたします。 ◯議長(田中 虎男君) ここで昼食のため暫時休憩いたします。約45分程度休憩し、再開は振鈴をもってお知らせいたします。             午後0時25分休憩  ………………………………………………………………………………             午後1時20分再開 ◯副議長(田中 道昭君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続いて補足説明を求めます。鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 議案第1号、平成7年度光市一般会計予算について補足説明を申し上げます。恐れ入りますが、予算書の60ページをお願いします。  まず、総務費でございますが、上から3行目の3,230万円は、議場のいす及び録音設備の更新、並びに本庁玄関ロビーの照明設備などに要する工事費でございます。また、このページの一番下の1億5,000万円は職員7人分の退職手当でございます。  次に、62ページ下から3行目の調査員委託料1,584万円でございますが、これは、広報等配布の1世帯当たり月額単価現行75円を80円に改めるものでございます。  次に、64ページ上から3行目の1,000万円は、島田3丁目の警察官待機宿舎の浄化槽の下水道つなぎ込みの工事費でございます。  次に、90ページをお願いします。民生費でございますが、中ほどの備品購入費840万円のうち、約800万円は西部デイサービスリフトバスの老朽化に伴う更新でございます。  次に、92ページ上から3行目、国民年金保険料集金業務委託料204万8,000円につきましては、被保険者1人当たりの月額単価100円を105円に改定するものでございます。  次に、116ページをお願いします。衛生費でございますが、中ほどの印刷製本費100万円のうち40万円は、主に転入者向けのごみ減量啓発を中心とした生活情報パンフレットの作製費でございます。  次に、121ページをお願いします。労働費でございますが、下から3行目の1億3,723万7,000円は、土地開発公社から勤労者総合福祉センター用地、及び周南コンピュータ・カレッジ用地を、いずれも5カ年の債務負担行為により買い戻すものでございまして、周南コンピュータ・カレッジは今年が最終年となるものでございます。  次に、132ページをお願いします。農林水産業費で、周防地区多目的集会所の建設に伴いまして、農村婦人の家とあわせ、これに要する運営費を農村施設運営費として一本化し目の設定をしたものでございます。  次に、155ページをお願いします。土木費でございますが、下から2行目1,680万円は、平成5年度災害に係る虹ケ丘地区急傾斜地崩壊防止工事でございまして、今年度で完了の予定でございます。  次に、165ページ一番上の5,850万円は、御手洗住宅第2棟建具のアルミサッシ取りかえ、高洲住宅第1棟の屋根防水及び外壁、手すり塗装、それから松中住宅1区などの玄関ドアのアルミサッシ取りかえ工事などで、いずれも年次的に整備を進めるものでございます。  次に、169ページ上から3行目の2,350万円のうち、三井、別所及び浅江、新山における防火水槽は従来型の40トンクラス、浅江3丁目では100トンの市街地用で、キャルパーク近くの児童公園を予定いたしているものでございます。  次に、少し飛びまして201ページ教育費でございますが、中ほどの980万円は、給食センターの食缶消毒保管庫などの購入費でございます。  次に、歳入について申し上げます。恐れ入りますが、別冊予算説明資料をお願いいたします。  7ページに市税の内訳を記載いたしております。市税は一般財源の骨格をなすものでございますが、全体では76億6,612万7,000円で、前年当初比7.1%の増となっております。このうち、市民税が4.2%増、固定資産税が10.2%増、それぞれ伸びております。  なお、7年度の減税額は、個人住民税で特別減税を含めまして4億1,700万円程度が見込まれますので、これにつきましては減税補てん債4億200万円を充当しておりまして、これの元利償還金につきましては、全額が交付税に算入される見込みでございます。  その他の歳入につきましては、5ページにその内訳がございますが、15番目の15款の繰入金4億円は、市長説明のとおり財政調整基金及び減債基金からそれぞれ2億円を取り崩すものでございます。  この結果、145ページに基金の一覧表載せておりますが、減債基金は7年度末には5億8,622万3,000円、財政調整基金は1億円となるものでございます。  以上で一般会計の補足説明を終わらせていただきます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) それでは、議案第2号、平成7年度光市国民健康保険特別会計予算について補足説明を申し上げます。まず、歳出予算から御説明を申し上げたいと思います。特別会計予算書の16ページをお開きください。  総務費に7,925万3,000円を計上しておりますが、これは保険税の賦課徴収等に要する経費でございます。なお、昨年度から2年継続事業として取り組んでまいりました、納税環境を整備するための収納率向上特別対策事業費の今年度分1,037万9,000円を計上しております。この事業が完了いたしますと、平成8年度から税の納付回数が8回に変更され、納税者の納税意欲の向上に寄与できるものと考えております。  次に、19ページをお開きください。上から4行目、保険給付費でございます。これは、支出面では最も大きなウエートを占める経費でございまして、一般分と退職分のそれぞれの療養給付費、療養費、高額療養費、移送費等、出産育児諸費、葬祭費を加えまして17億2,615万円を計上いたしております。前年度当初比2億575万円の増額となっておりますが、これは主として医療費の伸びによるものでございます。  なお、出産育児諸費では昨年の法改正に伴い、10月から育児環境の整備という観点で、従来の助産費が出産育児一時金という制度に改められ、1件当たり30万円に増額改定されております。  また、療養給付費の伸び率につきましては、過去3カ年の平均値で見込み、一般分で4.1%、退職分で0.3%増と見込んでおりますが、いずれも平成7年度国民健康保険事業予算編成指導要領に基づき算定したものでございます。  次に、21ページをお開きください。老人保健拠出金7億2,860万円は、平成5年度老人医療費の確定実績をもとに、国の算定要領により算出し、これに事業費及び事務費を加えたものでございます。なお、医療費拠出金7億1,780万円のうちには、制度上精算すべき前々年度拠出金596万円が含まれております。  なお、老人医療拠出金におきましては、かねてより全国市長会等を通じ国に要請しております20%枠の撤廃につきまして一定の改善が図られ、平成7年度ではこの枠が22%となり、約6,500万円の医療費拠出金が抑制されております。  次に21ページの中ほど、共同事業拠出金976万7,000円は、国民健康保険高額医療費共同事業実施要綱に基づき算定したものでございます。  その下の保健事業費では3,124万5,000円を計上しております。これの主なものといたしましては、22ページの中ほど保健衛生普及費において、本年度から5カ年計画で病気の早期発見、早期治療など重症化防止のための総合保健指導事業に取り組むほか──23ページをお開きください。一番上ですが、鍼灸施術料負担金、その下の人間ドック委託料、高額療養費貸付金などを実施することとしております。  その下、拠出金に146万1,000円、次に24ページの中ほど、基金積立金では、国民健康保険基金の運用益金として167万3,000円、次に予備費として960万1,000円を計上し、歳出総額を25億8,775万円といたしております。  次に、歳入について申し上げます。恐れ入りますが前に戻って9ページをお願いいたします。  まず、保険税につきましては9億3,718万4,000円を計上いたしました。税の算定におきましては、事業費の動向や繰越金の見込みから大変厳しい財政環境にございますが、保険基盤安定、職員給与費、助産費、財政安定化支援事業などを含めて、前年当初比3,800万円増の2億円を一般会計から繰り入れるとともに、基金積立金から4,000万円を繰り入れ、財源充当することといたしました。  さらに、国庫支出金などすべての収入源を把握した上で、税の算定に当たった結果、平成7年度は税率を据え置くことといたしました。なお、保険税の算定に当たりましては所得の伸びを1.3%、資産を3%とし、収納率は過去の実績により一般分94%、退職分98%、課税最高限度額は参考資料のとおり法改正が予定をされております。52万円で算定をし、計上いたしました。  次に、11ページをお願いいたします。国庫支出金8億9,906万7,000円は、事務費、療養給付費、財政調整交付金で、それぞれ制度に基づき算定したものでございます。  次に、12ページをお願いします。療養給付費交付金4億2,220万9,000円は、退職被保険者の療養給付に充てるため関係保険者が負担し、支払い基金から交付されるものでございます。  12ページの中ほど、共同事業交付金1,909万4,000円は、高額医療共同事業実施要領に基づき積算をいたしました。その下の財産収入109万4,000円は、基金の運用益金でございます。  次の、13ページの繰入金2億4,000万円は保険税の際に御説明申し上げたものでございます。  下の方、繰越金4,798万1,000円は、平成6年度の決算見込みによるものでございます。  以下、これに14ページの諸収入2,013万円を加えまして、歳入総額を25億8,775万円といたしました。  なお、本予算案につきましては、去る2月16日に国民健康保険運営協議会にお諮りし、その議を経ておりますので、申し添えます。  また、予算の編成資料をお手元にお配りをいたしておりますので、御参照賜りたいと思います。以上で補足説明を終わります。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ◯副議長(田中 道昭君) 清水下水道担当部長。 ◯下水道担当部長(清水 義典君) 議案第7号、平成7年度光市下水道事業特別会計予算について市長説明を補足いたします。特別会計予算書の98ページをお開き願います。  第1款下水道事業費で17億8,423万2,000円を計上いたしております。これの主なものについて申し上げます。1目一般管理費3億8,415万2,000円は、下水道事業の管理運営費でございます。  99ページ上の方でございますが、委託料2,150万6,000円は、下水道使用料の電算委託及び管渠清掃委託料などでございます。  中ほどの、負担金補助及び交付金2億4,434万5,000円のうち、2億4,349万3,000円は、浄化センター汚水流入量を248万2,000トンと見込み、流域下水道維持管理負担金として計上いたしております。日量といたしましては6,800トンになります。  次に、100ページをお願いします。  2目下水道事業費で14億8万円を計上いたしております。これの主なものは、下段委託料3億7,100万円を計上いたしております。これは現在建設中の光井中継ポンプ所建設工事委託費、並びに機械設備、電気設備、場内整備事業及び設計委託として5路線4,950メーターの実施設計、下水道計画区域の一部見直し、事業認可の変更等を予定いたしております。なお、光井中継ポンプ所の完成は平成7年度末を予定いたしております。  次に、101ページ上の方、工事請負費8億7,360万円は、室積幹線ほか30路線延長約4.9キロの管渠布設工事、これに伴います面整備14.7ヘクタールを見込んでおります。なお、予算説明資料の132ページから140ページにかけまして参考図面を添付いたしておりますので、参照願いたいと思います。  中ほどの負担金補助及び交付金6,595万8,000円を計上しております。このうち、周南流域下水道事業6,528万8,000円は、水処理施設の機械、電気設備、場内整備費等、総事業費5億2,904万6,000円に対する光市の負担金でございます。下の方、補償補てん及び賠償金2,400万円は、下水道事業に伴います水道管の移設並びに電気移設等を予定いたしております。  下段の公債費8億3,526万5,000円は、市債への元利償還、利子償還金及び一時借入金利子を計上しております。これによりまして、歳出合計26億2,632万円でございます。  次に、歳入でございますが、前に返りまして95ページをお開き願います。  上の段、1款の使用料及び手数料で3億1,000円を見込んでおります。このうち、下水道使用料3億円は、年間有収水量を248万2,000トンと見込み積算をいたしております。  次に、中ほどの2款国庫補助金3億2,500万円は、国庫補助対象事業費6億5,000万円に対応するものでございます。  次に、下の段の3款の繰入金8億2,000万円は、下水道事業費に伴います一般会計からの繰入金でございます。  次に、96ページ中ほどの、5款諸収入4,701万9,000円の主なものは、雑入で下水道公社給与負担分、消費税還付金など4,701万8,000円を見込んでおります。  次に、下段の市債でございますが、公共下水道事業債、流域下水道事業債、資本費平準化債など10億9,930万円を見込みまして、歳入合計26億2,632万円といたしました。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げまして、補足説明を終わらせていただきます。 ◯副議長(田中 道昭君) 市川市立病院事務局長。 ◯市立病院事務局長(市川 恒夫君) 議案第9号、平成7年度光市病院事業会計予算の補足説明を申し上げます。お手元の別冊の予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。  第2条の、業務の予定量は病床数を210床、年間患者数を23万2,500人、入院を7万3,200人、外来を15万9,300人といたしました。これは、1日平均患者数を前年度と同様、入院は200人、外来は540人と見込んで算出したものであります。  第3条の、収益的収入及び支出の予定額は、収入及び支出をそれぞれ32億9,717万4,000円といたしました。これは、前年度と比較して3.4%の増加であります。詳細につきましては4ページをごらんいただきたいと思います。  収入から申し上げます。第1項の、医業収益は入院収益を患者1人1日当たり2万4,223円と見込んで、17億7,312万3,000円、外来収益を患者1人1日当たり7,605円と見込んで12億1,147万6,000円といたしました。その他医業収益は個室料などの室料差額収益2,002万4,000円、人間ドック等の医療相談収益204万円、及び救急医療と保健衛生行政に対する一般会計負担金7,206万7,000円などであります。  中ほどの、第2項医業外収益は、企業債利息や研究研修費などに対する一般会計からの負担金交付金1億6,518万5,000円が主なものでございます。  次に、5ページの支出につきましては、第1項の医業費用は職員の給与費、薬品などの材料費、光熱水費や委託料などの経費、その他医療活動に必要な費用、合わせて30億9,922万1,000円を計上いたしました。  次に、6ページの中ほどの、第2項医業外費用は企業債の支払い利息1億6,318万5,000円などでございます。  恐れ入りますが、2ページにお戻りいただきまして4条の資本的収入及び支出を申し上げます。  この経理は、主として設備投資と企業債償還のための経理でありますが、資本的収入額を2億5,740万1,000円、資本的支出を3億483万9,000円として、資本的収入額が支出額に対して不足する額4,743万8,000円は過年度分の損益勘定留保資金で補てんすることにいたました。詳細につきましては、7ページをごらんいただきたいと思います。  まず、資本的収入の企業債1億5,280万円は、医療機械備品の購入のための借入金であります。補助金2,060万円は、大型の医療機器CTスキャナーの購入に伴う国庫補助金を予定しております。  次の、負担金8,400万1,000円は、企業債元金などに対する一般会計負担金であります。
     一方の資本的支出におきましては、建設改良費1億9,515万円は阪神大震災の教訓から、災害時の救護活動に必要な自家用の地下水源を確保するためのボーリング調査、及びCTスキャナーや内視鏡ビデオシステムなどの高度医療を行うための医療機器の整備、並びに薬局の待ち時間を改善するための大型投薬表示板の設置などを予定しております。  次の、企業債償還金1億968万9,000円は、企業債元金の償還であります。  恐れ入りますが、再度2ページにお戻りいただきまして、中ほどの第5条の企業債は、医療機械器具等の整備を行うための企業債の借入限度額を1億7,340万円といたしました。  3ページの第6条の、流用禁止項目は職員給与費を15億2,774万6,000円及び交際費を200万円としたものであります。  第7条は、薬品や診療材料などの棚卸資産の購入限度額を13億円といたしました。  以上、地方公営企業法に基づく一般会計の負担額は3億2,125万3,000円でありますが、今後とも市民の皆様に信頼される公立病院として、よりよい医療が提供できるよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。  4ページ以降に予算に関する説明書を添付いたしておりますので、御参照賜りますようにお願い申し上げまして、補足説明を終わらせていただきます。 ◯副議長(田中 道昭君) 松岡水道局長。 ◯水道局長(松岡 一孝君) 議案第10号、平成7年度光市水道事業会計予算について補足説明をいたします。恐れ入りますが、別冊の水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。  まず、第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数を1万6,500戸、年間給水量1,237万立方メートル、1日平均給水量3万3,890立方メートルと見込みました。  次に、建設改良事業でございますが、平成7年度の建設改良費は改良事業費で9,180万円、配水管整備事業費で5,020万円、また浄水場の老朽施設改修のための浄水施設整備事業費に6,500万円を見込みました。  次に、第3条の収益的収入及び支出につきましては、それぞれ9億2,553万円計上いたしております。恐れ入りますが、別冊の予算参考資料の1ページをお願いいたします。  収益的収入及び支出のうち、収入の水道事業収益につきまして、平成7年度と平成6年度の当初予算を比較をいたしておりますが、前年度当初予算に対し1,970万円の減でございます。  次に、収入の概要について申し上げますと、収入の合計9億2,553万円のうち、給水収益は8億7,873万円でございまして、前年度と比較をいたしますと275万円の増収で、前年度実績により見込んだものでございます。  その他の営業収益は、加入金、他会計負担金などでございます。  2ページには基本料金の内訳、用途別の使用水量及び収入見込み額、3ページには、工業用水の使用内訳をそれぞれ記載をいたしております。  次に、下段の支出の概要につきましては、経費を性質別に分類したものでございます。  まず、人件費でございますが、前年度と比較し624万円の減少となっておりますが、これは、職員の定期昇給のほか平成6年度の人事院勧告に伴う給与改定などの人件費を調整したものでございます。  修繕費につきましては、配水管及び浄水場の設備の修繕が主なものでございます。  以下、その他の経費をそれぞれ計上をいたしております。  次に、第4条の資本的収入及び支出につきまして申し上げますと、資料の4ページに記載をいたしておりますように、資本的収入を1億7,742万円といたしました。企業債は1億6,400万円、他会計負担金1,340万円で、これは一般会計負担金で消火栓設置などに要する負担でございます。  中ほどの資本的支出でございますが、3億8,415万円でございます。前年度と比較をいたしますと1,539万円の増でございます。  次の支出の概要でございますが、建設改良費のうち改良事業費では、拡張事業、管網整備など9,180万円、配水管整備事業としまして老朽管更新事業など5,020万円、浄水施設整備事業としまして管理本管の改修など6,500万円、固定資産購入費は緊急用の無線機の設置など880万円、及び量水器の購入費300万円をそれぞれ計上をいたしました。  企業債償還金、他会計長期借入金償還金は、それぞれ所用額を計上をいたしております。繰延勘定は7年度における退職金2名分を計上いたしました。  以上により資本的収入が支出に対し不足する額2億673万円につきましては、5ページに記載いたしておりますように、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金、繰越利益処分額及び当年度分消費税資本的収支調整額により補てんすることといたしました。  なお、平成7年度に予定をいたしております建設改良事業につきましては、資料末尾に改良及び配水管整備事業計画の予定個所、工事概要など添付いたしておりますので、御参照を賜りたいと存じます。  恐れ入りますが、予算書の3ページにお戻りを願います。  第5条でありますが、企業債の借入限度額などを定めようとするものでございまして、1億6,400万円の借り入れ予定でございます。  第6条は、一時借入金の限度額を1億円と定めようとするものであります。  第7条は、流用禁止項目で給与費の額を4億4,411万6,000円、交際費の額を8万円と定めようとするものであります。  第8条は、繰越利益剰余金4,520万円は建設改良積立金として予定処分し、建設改良事業費の財源とするものでございます。  4ページをお願いいたします。  第9条は、棚卸資産の購入限度額を2,000万円に定めようとするものでございます。  以上が平成7年度予算の内容でありますが、予算書6ページ以下に予算に関する附属資料を添付いたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。  以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯副議長(田中 道昭君) 説明は終わりました。これらの議案に対する質疑がございましたらお願いいたします。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 質問させていただきます。  固定資産税が大きな伸びを示しておりますが、その主な要因についてお願いします。  それから、地方譲与税がわずか24万円でありますが、減額という予算が組まれておりますが、その要因を御説明願います。  先ほど説明がありました利子割交付金について、35.1%というような大きな伸び、そういう伸びを見込んでおりますが、先ほどもちょっと説明がありましたが、ちょっとまだよくわかりませんので、ここでもう一度説明をお願いします。  それから、その他の項で、21億9,300万円というのが歳入のところでありますが、これは個人市民税の20億円、法人市民税の10億円をはるかに超えておる問題でありますが、内容がよくわかりません。こまいところは結構でございますが、主なものについてひとつ御説明を願いたいというふうに思います。  それから、行政改革の大綱の策定、推進本部を設置して推進委員会の設置などが提案されておりますが、県の方も第3次行政改革大綱をつくるというようなものが県議会等で発表されておりますが、行政改革というのは聞こえはいいですけれども、内容は──今までの行政改革というのは余りよくありません。それで、意見を戦わすところは一般質問でやりますが、行政改革大綱策定についての基本的な考え方、ひとつ御説明願います。  それから、後期計画の問題も出ておりますが、後期計画の問題についても基本的な考え方を御説明願います。  それから、企業誘致推進事業テレトピア構想指定地域──指定地域の要請が次から次へと出てくるんですが、テレトピア構想では今山口がやっておりますが、これとの関係で、今ここに出されている構想というのはどういうものなのか、ひとつ御説明を願いたいと思います。  それから、周南地域推進協議会、中核都市推進協議会、地方拠点都市地域指定問題というようなものが次々と打ち出されております。これもまた一般質問でやる予定でありますが、この予算上でちょっと気になるのは、徳山──最近の新聞を読んでみますと、徳山では中核都市づくり機構改革と、来月推進室をつくると、こういう発表がなされております。  それで、その中でこういうくだりがあるんです。「中核都市推進室として独立、担当者を増員し、同協議会や4市4町でつくる周南都市合併調査研究会の事務局の業務を初め、県や他市町との連絡調整機能を高める」というような形で、徳山で推進協議会の中で大幅な機構整備が行われるというようなので、私は各──4市4町の長が集まって、ただ単に協議をしたり、指定に向けて進めていくのかと思ったら、これを見てみますと、周南都市合併調査研究会の事務局の業務を初め、県や他市町との連絡調整機能を強化するとか、もうごちゃごちゃになっているというふうに感ぜざるを得ないんです。  それで、この協議会の中で合併問題も含め、周南地区の活性化や将来像を論議すると。あれですか、この前の推進協議会は──またそれを受けて今度の予算に載っておりますが、そんなところまで足が踏み込んだ論議がなされたのかどうか、御回答をお願いしたい。  計画をつくる計画をつくるとは言っておりながら、それと同じ──前後して徳山市が地域振興整備公団と共同で進めてきた徳山新都市開発整備事業の予備調査がこのほどまとまった、徳山ニュータウン計画ということで、徳山に新たに2,500戸、人口にして7,000人の宅地開発を目的とする徳山ニュータウン開発整備構想が進められる、駅前開発をやると。だから、片方ではどんどん徳山を中心都市として計画が進められる中で、テレトピア指定とか中核都市推進協議会、地方拠点地域指定とか、さまざまなやつが入り組んできてますが、そこらあたりよくわかりません。機構改革をやって強引に進めていく、しかもその中で合併問題も含めて論議していくんだなどというようなのは、この中核都市推進協議会、拠点都市地域指定の運動であるというと、ちょっと我々の認識──今までの説明と違いますが、そこらあたりをちょっと説明してください。  それから、研修の指名制から一部応募制の導入と、もうちょっと内容を詳しくお願いします。  それから、病院事業の関係で自家用水道の確保調査、神戸の経験からいっても病院が水がなくて手術も洗浄もできないというような状況でございますから、この周辺の中核病院として市民病院がこれやられることは結構なんですが、ただ、心配なのは、あそこは砂地へ建設されておりますから、本体そのものが非常に危険なんじゃないかという御意見もあります。その点では、水源の確保をどうしようとしているのかということと同時に、病院の耐震強度ですね、ひとつ御説明願いたいというふうに思います。  それから、ホームヘルパー派遣事業27名から33名にふやしましたが、常勤ヘルパーはそのままであります。非常勤ヘルパーだけがふえていってるわけですが、しかもその中で滞在型から巡回型、早朝、夕刻、休日等の通常業務時間外への勤務による対応と、非常に積極的に取り組まれようとしておりますけれども、ホームヘルパーの、特に非常勤の人たちの労働条件ですね、どのくらい1日に業務ができるのか、その点について少し御説明を願いたい。  それから、いこいの家ふれあいサンデー事業で、二人ほど電話がありまして、第1、第3日曜日を一般に開放するというのに対して、今まで土、日をひとつやってくれと言っていたのが、今度は第1、第3日曜日もやってくれるというのはありがたい。ただ、この場合、家族との触れ合いということで、また子供が──小さい子供がばんばん暴れるようなことになったんじゃ、そこらが心配だというような声がありますが、どういう運営をなさるのか説明をお願いします。  それから、くうかん鳥のあれを、図書券のあれを1円から50銭と、一定程度の目的が達成されたから半分にするんだというんだが、私は目的が一定程度達成されたという認識は余り持ってない。むしろ多くの子供たちがこれによって非常に勇気づけられて回収を積極的に行っているというんで、50銭に下げるのはどうかなと思うんですが、もう一度御説明を願います。  それから、墓園特別会計15万円から16万円、1万円値上げをするのについても疑問を持っております。御存じと思いますが、今度は100基またふえるわけですね。ところが、盆や正月の前やら墓園に行かれたことがございましょうか。和田町のところから墓園に行くところ、道が狭くて大分渋滞が出るんですよ。値上げだけはするけれども、そういう点での改善が予算上見当たりませんが、そこらあたりはどう考えておるのか。  それから、漁業栽培センターの建設の問題です。これも一般質問でやりますが、ここで御説明を伺いたいのは、なぜ今ここで光が栽培センターの建設を本年度の予算に上げてこなきゃならないのか。御存じのように、本場はまだこれから上関で埋め立てが始まる、分場の方が早くて運営は一緒にやろうちゅうんでしょ。それでしかもこの問題については、中電の7億円の運営資金をめぐって関係漁協の中でも祝島を中心に反対意見があるんです。そういうときに光がなぜ、本場がまだこれから埋め立てをしようとするときに、しかも光独自で建設を急いでいかなきゃならないのかわかりませんので、そこらあたりを説明していただきたい。  光地区消防組合の件でございます。救急救命士の養成の問題、消防自動車の更新の問題等出ておりますが、結構なことでありますが、無線全国波装備というのがありましたが、これは消防の方でも一番御存じのように、全国波の周波数が非常に少ないので、神戸のときに八十数台の応援部隊が行ったら、無線機能が働かなかったんですね。これはもう一般の新聞にもニュースでも出されておる。そこらあたりの改善方法は全国的にとられているのか、ちょっと説明をお願いしたいというふうに思います。  それから市立幼稚園、わずか月に300円というものではありますが、なぜここで、せっかくきめ細かい施策をこれから展開していこうというときに300円の値上げをしなければならないのか、全く理解ができません。説明をお願いしたいというふうに思います。  以上、前後しましたけれども、よろしくお願いします。 ◯副議長(田中 道昭君) ここで暫時休憩いたします。約15分程度休憩し、再開は振鈴をもってお知らせいたします。             午後2時15分休憩  ………………………………………………………………………………             午後2時28分再開 ◯副議長(田中 道昭君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 企画総務関係につきまして、私の方からお答え申し上げます。  1点目の、固定資産税の見込みでございますが、10%程度増加計上いたしておりますが、これは主に償却資産で、大手2工場の償却資産設備の増強によるものでございます。主たる原因でございます。  それから、2点目の地方譲与税の若干の減額要因でございますが、指標といたしまして地方財政計画の伸び率等を参考に計上したものでございます。  それから、利子割交付金の伸びでございますが、これは先ほど申し上げましたように、利子等の所得に対しまして分離課税されるものでございますが、主に高金利時代の満期がピークを迎えたといったようなことでございまして、これも地方財政計画の指針等を参考にいたしております。  それから、その他収入で21億円の内訳でございますが、これは要約版の方の歳入区分でその他ということで比較しておりましたけれども、具体的に申しますと、予算書の方の12ページにございますけれども、主なものはゴルフ場利用税の交付金が1,600万円、それから特別地方消費税交付金がこれは150万円、それから自動車取得税交付税が1億3,300万円、それから交通安全対策特別交付金で1,000万円、それから分担金及び負担金が3億2,700万円、それから使用料及び手数料が1億8,400万円、財産収入が8,900万円。そして諸収入でございますが、貸付金の元利収入、これは商工関係の預託金など含んでおりますが、これが約11億円、それからボート事業によります収益事業収入が1億4,000万円、こういったものがその内容でございます。  それから、行革大綱の基本的な考え方でございますが、予定といたしましては、新年度早々に市長を本部長といたします光市行革推進本部を設置、また、7月ごろには市民の方を含む行革推進委員会を設置し、10月を目標に行革大綱を策定する予定でございます。  なお、見直しの主な項目は、事務事業の見直し、時代に即応した組織・機構の見直し、定員管理及び給与の適正化、効果的な行政運営と職員の能力開発、行政の情報化によるサービスの向上、会館公共施設の設置及び管理運営といったようなことで、おおむね前回と同様の項目を予定をいたしております。  それから、後期基本計画の基本的な考え方についてでございますが、今後作業を進めてまいりますが、当面予想される問題点といたしましては、従来市議会におかれましても、あるいは市民集会等によりましていろいろな新しい行政課題が提起をされております。当然そういったことを踏まえた上で見直しを行うわけでありますが、具体的に申しますと──やや具体的に申しますと、地方拠点都市地域への指定といったような周南地域での環境の変化がございますし、さらには、広域行政の推進のための──推進とも関連いたします道路網の広域的な整備の問題でありますとか、さらには市長の施政方針でもございますように、市民生活に直結する諸施策の取り組み、あるいは高齢者福祉あるいは少子化時代に対応する施策、そういったようなことを基本といたしまして見直し作業を進めていきたいというふうに考えております。  それから、テレトピアの指定に関しまして──これは地域指定を受けますと一定の財政支援があるわけでございますが、県内におきましては岩国、萩それから防府、山口、小郡地域と既に指定を受けておりますけれども、周南地域におきましては、主にCATV、キャプテンあるいはデータ通信などを一つの事業目標といたしまして──目標といたしますか、こういう可能性について道を開くということで、指定に向けて現在作業を進めているところでございます。  それから、8番目の中核都市推進協議会に関連いたしまして、徳山市の推進室の報道が御紹介されましたけれども、その中で、合併研の事務局も担当されるということでございますけれども、従来事務局を徳山市に置いております関係上、そうした事務も取り扱われるのであろうというふうに思っております。  推進協議会1月20日にスタートをいたしましたけれども、この協議会は地方拠点都市地域の課題を協議するということでスタートしておりまして、合併論議をその中で進めるという状況にはなっておりません。  それから、9点目に研修の応募制を具体的にということでございましたけれども、さまざまな研修を行っておりますが、特に応募制と申しておりますのは、専門実務的な研修の中で、例えばソフトウェアセンターにおきます基本ソフトでありますウンイドゥズの習得、これにつきまして希望者を募り研修をしたいというふうに考えております。  それから、千葉市に市町村アカデミー研修センターがございますが、これも行政課題ごとに3名程度派遣したい考えでございます。それから、これは従来行っておりますけれども、通信教育希望者を募って行っている、そういったことを考えているところでございます。 ◯副議長(田中 道昭君) 市川市立病院事務局長。 ◯市立病院事務局長(市川 恒夫君) 病院の震災対策についてお答え申し上げます。  病院の建物は昭和60年に新築したもので、おおむね震度6に耐え得る設計基準によるものでありまして、病院の敷地は砂地ではありますが、基礎杭は地耐性のある岩盤まで到達しており、倒壊は考えにくいとの報告を受けておりますので、入院患者の安全は確保できるものと考えております。  次に、自家用水源の確保につきましては、専門家によりますと100メートル程度まで試掘すれば岩盤を突き抜けて塩分を含まない清水の水脈を得ることも可能であるとのことでありましたので、十分な水量が確保できれば打ち抜きの井戸を掘削しようとするものでございます。御理解を賜りますようにお願い申し上げます。 ◯副議長(田中 道昭君) 重岡福祉部長。 ◯福祉部長(重岡 靖彦君) それでは、福祉関係でホームヘルプサービスについてのお尋ねで、1点目は登録ヘルパーの労働条件の問題がございましたが、現状申し上げますとヘルパー3級の資格を持っていらっしゃる家事介護型が910円、それから、ヘルパーの2級の資格を持っていらっしゃいます身体介護型が1,380円、1時間当たりでございます。  それから、平成7年度よりホームヘルプのタイムサービスの導入でございますが、従来、ヘルプサービスにつきましては、滞在型で大体1日1回2時間程度のサービスを行っておりましたが、今年度より巡回型を組み合わせ、この巡回型では要援護者の状況に応じて1日数回のサービスも可能になるということで対応していきたいというふうに考えております。  なお、早朝、夕刻のサービスにつきましては、常勤のヘルパーを中心に対応していくと、なお不足分については、登録ヘルパーの応援をいただくということで、計画を進めているところでございます。  それから2点目の、ふれあいサンデー事業の西部いこいの家の件でございますが、第1、第3日曜日に施設を開放して親子、あるいは家族の触れ合いを深めていただくことを期待して始めようとするものでございますが、議員の御提言のようなことも考えられると思います。しかし、やはりお互いに助け合うとか語り合うとか譲り合うとか、そういうこともまた必要であろうということで、今回の計画をしたところでございます。御提言のようなことも今後施設の利用状況等も考えながら、運営について一工夫してまいりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) それでは、市民部に関するお尋ね2件あったと思いますので、お答え申し上げたいと思います。  まず、空缶回収機の図書券交換比率を半額にした問題でございますけれども、空缶回収機は空缶の散乱防止とリサイクルの推進という立場でこれまで実施をしてまいりました。その結果、開始初年度の平成4年度では147万個、5年度では216万個、今年度におきましてはもう270万個の回収が見込まれております。我々としては所期の目的は達成しつつあると理解しております。また、市民の皆さんにも定着をしてきたと考えております。  しかしながら、自動販売機や商店などから多量の空き缶を譲り受けまして、これを図書券に引き換える目的だけのために利用するというケースも見受けられます。私どもこのようなケースにつきましては、空き缶の提供者も含めてこの1年間指導を繰り返してまいりました。このようなことから、本来の設置目的に沿ったボランティア的利用者を育成し、制度を長続きさせるためには、金銭的効果は縮小させることが適当ではないかと考えております。  また、同様な制度を1個当たり50銭で実施し、それなりの実績を持っている周辺の他団体の状況に合わせることも、空き缶の散乱防止についての広域的な取り組みの場では必要ではないかと考えております。御理解いただきたいと思います。  それから、墓園の永代使用料の引き上げに関連してのお尋ねでございますが、墓園会計では平成7年度では、墓所4平米ですが100区画、園路などの整備を行う予定にしておりますが、お尋ねの和田町などの周辺道路整備につきましては、所管の建設部に協議してみたいと考えております。よろしく御理解いただきたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) それでは、栽培漁業センターについてお尋ねがございましたので、お答えを申し上げます。  栽培漁業センターは、御承知のように平成2年7月に策定した光市水産振興プランに基づき「つくり育てる漁業」の推進を図るためにクルマエビ、ヒラメ、オコゼ等の種苗中間育成放流を目的とした施設を計画いたしまして第8次漁港整備事業により平成3年、4年度の2カ年で用地の造成を完了したところでございます。  施設につきましても、国、県とこの計画に基づいて協議を進めておりまして、運営につきましては変更をいたしましたが、施設の建設につきましてはこの計画に沿って本年度から実施しようとするものでございます。御理解をいただきたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 山根消防担当部長。 ◯消防担当部長(山根 恒憲君) 消防関係の消防無線の全国波装置についてお答えいたします。  このたび、光地区消防組合にも広域災害時に備えて全国波の導入を計画いたしております。お尋ねの阪神大震災では、同一地区で多数の消防活動部隊の無線機が同時に使用されたため混信が生じたと伺っておりますが、無線の同時使用による混乱を防ぐためには、災害発生場所で無線統制を図る必要が大事であるかと考えておりますけれど、今回は余りにもそれを超える大きな災害であったため混乱し、使用できなかったものと思っております。  なお、全国波は1波のみでございます。それについての改善はされておりませんけれど、今後県、あるいは国の動向を見ながら対応してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
    ◯副議長(田中 道昭君) 黒田教育次長。 ◯教育次長(黒田 太一君) 市立幼稚園の授業料改正についてのお尋ねにお答えを申し上げます。  今回御提案申し上げました趣旨は、国の地方財政計画の改定及び公・私立の幼稚園と保育園の格差を縮めるために1カ月につき300円を引き上げようとするものであります。御理解を賜りたいと存じます。 ◯副議長(田中 道昭君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) あんまり意見は申し上げられませんので、ちょっともう一度質問だけさせてもらいます。  行革大綱の問題ですが、県の方も7月には行革大綱をやりたいと。で、県の方の発表では、地方分権に基づいて国と県との関係、それから市と──県と市町村との関係というのが新聞で報道されている範囲内では今度の行革の見直しの一つの大きな問題だというふうに言われておりますが、当然この行革というのは国から県から来て、そして市町村にやってこようとするものでありますから、そういう制約は受けると思いますが、先ほど鈴木助役の言われる点では、やっぱり光の独自性を相当出していこうということであろうかと思いますが、そう理解してよろしいですね。違っていたら御回答お願いします。  それから──思いつきで言います、順序はちょっと逆になりますが。空き缶のあれでございますが、部長の言われていることもまんざらわからんことはないんです。だけどごく一部の人間のそういうやり方が主であるということによって、我々から言わせれば改悪するというやり方については、あなたも言われておりましたように、もうちょっと時間をかけてよく理解を求めて、そして子供たちが純真な形で町をきれいにしていこうということでやるものを、もっともっと定着をさせていくことが必要なのではないかと、余りにも期間が短いのではないかと、結論を引き出すのに。そこらあたりでは、私は説明には納得ができないと。  それから、ついでに値上げのことを言っておきますが、幼稚園の値上げの問題について、国が言ったから上げるんだと、せっかく市民本位の市政をやろうということで、市政の流れを変えるということで誕生した新しい市長の最初の予算編成のときに、最もお母さんたちが関心の高い子供たちの教育費、しかもその第一歩であるところの幼稚園の値上げをひょこっと持ってくるなんていうのは私は余りにも無神経過ぎないか。今の内閣は国民に優しい政治と言いながら年金改悪をはじめ、消費税の値上げやらどんどんやるのと同じように、言っていることと実際やることとでは違うじゃないかというようなことになりかねない──わずか300円でありますけどね。そこらあたりはもう少しきめ細かく、市政を大きく運営していくうえに当たって配慮すべき性質のものだと思いますが、もう一度御回答をお願いします。  それから、これ値上げの問題で、墓地のあれですが。土木の方とよく協議してやりますというんだけど、それは実際やるのは土木の方でしょうから協議することは必要ですけど、私が言っているのは、値上げをする以上はやっぱり改善の方向もあわせて考えないと、東部墓園はもうつくらんわけで西部墓園だけにして、盆や何かのときに渋滞するような入り口の道路の状況をそのままにしておくようなことでは乱暴過ぎないでしょうか。あの道路は土木の方だからというようなものじゃなくて、墓地公園をより市民のために資していこうというんだったら、そういうものもあわせて考えにゃいけん、あなたの方でどう考えるかということ。そこらあたりを──私の言いたいのは、ちょっと私の表現が悪いのかもしれませんが、御回答をお願いします。  それから、栽培漁業の問題についても、私は同じような問題だと思うんです。当初の計画ですべて進むんだったら問題ないんですよ。ところがこれで一番引っかかっているところは、漁業者が全体として漁業栽培センターつくるのについてだれも反対者はおりません。ところが、この問題がもめ始めたのは、運営資金の7億円を中電が御存じのように、環境影響調査を条件に出すというようなところから分かれてきた。  それで今祝島なんか、非常に光が漁業栽培センターをつくるのに神経をとがらしているのは原発建設はどんどん押し進めるんだというのが中電のやり方なんです、環境影響調査は進める、要電源の指定は受ける、それで漁業栽培センターは進めると、そういう既成事実をどんどんつくっていって押し切ろうというやり方に対して猛反発をしているんです。少なくとも、三つのうちの一つの漁業栽培センターについて、本場が埋め立てがまだ開始されていないのに、分場が昔の計画のとおりにやるだけのことだと言うけど、これは極めて乱暴なものですよ。既成事実に手を貸すものである。恐らく私は光市の場合には、主観的にはそんなふうには思ってなかったろうと思うんです。だけど、県やら中電の方の考え方というのは既成事実をどんどんつくっていくやり方なんです。だから私が質問したのは、なぜ今、分場もこれから埋め立てをやるのに、光市が予算配分を優先順序をいろいろ勘案しながら、限られた予算の中で市民本位の市政を進めていこうということでやっている中で、今なぜ栽培漁業センターを今年度予算に上げなきゃならないのか。それは客観的にみた場合に、既成事実をどんどんつくっていくということに手を貸す一つのことになって、余計漁協、漁民間の中での対立、そういうものをつくり出していくのではないだろうか、そこらあたりはよく──いろんなところを配慮しながら、役所はいろんなところを、一つ実行していくのに当たって配慮する点ではなかなかすぐれているところなんです。しかし、この問題だけは配慮が少し欠けないだろうか。なぜことしの限られた予算の中でやっていかなきゃならんのかという点については、さっきの説明では理解ができませんので、もう一度御回答をお願いしたい。  あんまり長くなっても──第1回の質問でちょっと私落としてましたので、ついでにやっておきますが、工場誘致の問題であれがありましたね、88人の雇用促進のあれがございましたが、それをちょっと内容を御説明願いたいというふうに思います。  それからもう一つ、私注意をされて落としていたんですが、光は融資制度についていろいろと信用保障協会なり金融公庫なりに出捐金は出す。ところが、貸し付けを決定する段階で出捐金を出していながら非常に発言力は弱いのではないかという、借りる側の意見があるんです。これは非常に主観的なものかもしれません。だから、制度ができていながら借りなくてあとに残っていくと。  それからもう一つは利息が──大店法の──大型店の進出に伴う融資の件については、利息が高過ぎるという意見があったんです。その点について今度の制度は改善をされつつあるやに聞きますが、御回答をお願いしたいというふうに思います。  それから総務の方ですが、鈴木助役の言われるのには、合併まで踏み込んでいないということなんですが、下松、徳山の発言をみてみますと、合併問題に弾みがついた、一言で言えば、今度の推進協議会の内容については、勝手な解釈が推進委員会の中で行われる。光の方では合併までいってないよと。ところが、下松の市長、徳山の市長、そういうところでは大きく合併に弾みがついてきたというような理解ですから、今の発言を聞いてみますと、それぞれの立場によって内容──理解の内容が異なって、勝手な解釈をしていると言っては何ですけど、言い方を変えればこの協議会に対する基本的な考え方で一致していないと。ないしは、議会に対しての答弁でそれぞれがその地域の空気に合うような形で勝手なと言っては何ですが、無責任なというのも何ですけれども、報告をしているやに受け取られるんですが、その点はどうなんでしょうか。この前の会議の正確な内容について、細かいところまでは要りませんけれども、基本的なところをもう一度報告をしていただきたいというふうに思います。  それから病院の件については、若干震度6というところが気になるんですけど、基本的なところでは了解しました。  それから消防の方ですが、さっき言われましたように、全国波といえば何かどこにでも届くような状況なんですが、自衛隊やら米軍はものすごく回線持っているわけですね、周波を持っているんです。ところが、大事な防災のあれが全国波の無線は1波しかないんです。これはもう日本の防災がいかに今まで軽視されてきたかというものの典型的なものであるということで、神戸でも大きな問題になっているわけです。だけど、今までは全国波の無線がなかったのを今度つけるんだからこれはいいんですけれども、先ほど消防長が言われたように、この問題は国や県、消防機関を通じて防災無線が1波しかないなんてことでは、この地震大国の日本での防災無線としては非常な欠陥がある、軍事優先の周波数なんですね。これはひとつ性根を入れて変えていかなきゃならんと思うんですが、ひとつさっき言われたように取り組んでいただきたい、要望しておきます。  以上です。 ◯副議長(田中 道昭君) 鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 2点ほどお答え申し上げます。  初めの行革大綱で、光市の独自性ということかというお尋ねでございますが、先ほど申し上げました基本的な見直し項目につきましては、これは国から示されているものでございますが、今後市民の方も参加していただいて推進委員会なり、また策定をするわけでございますので、これは当然光市の実情に応じて独自性のある目標を定め、これに取り組むべきものと考えているところでございます。  それから、中核都市推進協議会の件でございますが、光市といたしましては、先ほどお答えをいたしましたとおり、地方拠点都市地域の指定に関する推進を課題として協議会に参加をしているものでございます。  以上でございます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) 空き缶の問題でございますけれども、私は一応3カ年は一つのサイクルじゃなかろうかと思っておりますけれども、そのサイクルの中で一応実績としてどうも大量の投入者が固定化しつつあるということで、非常に危惧を抱いております。そういうことから、私どもとしては金銭的な評価ではなくて、あくまでもこう──くうかん鳥設置の本来の目的でありますところのボランティア、そういうふうな行為にやはり訴えていくべきじゃなかろうかというふうに考えてます。今後の実施状況については検討は加えていきたいと思っております。よろしく御理解いただきたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 黒田教育次長。 ◯教育次長(黒田 太一君) 再度のお尋ねをいただきました件でございますが、国の指導と同時に以前から私立──私立でございますが、私立幼稚園協会からも強い要望のございました公・私立幼稚園の格差是正をできるだけ図りたいとのことが改正の理由でございます。  以上でございます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) 栽培漁業センターについて再度御質問がございましたので、お答えを申し上げます。  先ほど申し上げましたように、光市の水産振興プラン等の計画に基づいて実施をしていくわけでございますが、光、牛島両漁協の組合とも十分協議をいたしましてこの施設の建設に本年度からということで実施をすることとしたわけでございます。  それから、工場設置奨励金のことでお尋ねがあったかと思いますが、対象年が3年目の企業が2社でございます。金額にいたしまして889万8,000円、2年目の企業が2社でございまして1,316万9,000円、今年度初年度となる企業が3社でございまして8,635万2,000円でございます。  次に、雇用奨励金でございますが、これは4社の88名分を予定しておるところでございます。それから、小口融資の利息の改善という御質問であったかと思いますか、平成4年度4%でございましたのを、平成5年度に3.5%に下げたわけでございまして、6年度も3.5%ということでやっております。  以上でございます。 ◯副議長(田中 道昭君) 鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 恐れ入ります。先ほどの中核都市推進協議会のお答えの中で、若干説明不足がございましたのでつけ加えさせていただきます。  中核都市推進協議会の設置の中の協議事項といたしまして3点ほど掲げているわけでございますが、その一つが先ほど申し上げました地方拠点都市地域の整備に関すること、それからもう一つは、中核都市の形成に関すること、そして3点目に、その他周南地域の一帯的な発展のために必要な事項に関することといったような協議項目を持っているわけでございまして、そうした中でいろいろな表現があったものというふうに思っております。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) 先ほど墓園の問題がちょっと漏れておったようでございますけども、先ほど周辺の道路整備の関係でございますけど、私建設の方と協議するということなんでございますが、墓園特別会計そのものの本来の事業目的というのは、墓所を造成するということで、周辺の道路環境整備等、これは重要な問題でございますけれども、議員が仰せのような形で建設部と協議してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ◯副議長(田中 道昭君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 一般質問でやる課題が多いですから、これ以上はあまり言いませんが、ただ、経済部長、漁業栽培センターの件で光漁協とも牛島漁協ともよう協議をして進めているんだと、牛島漁協も光漁協も原発推進に賛成しておるんですよ。だけど、僕が言いたいのは、さっき言いましたように──くどく言いませんが、そういうふうな形になって反発をかってますよと。なぜ今急いでやらなきゃならないのかというと、既成事実をどんどんつくって──普通の常識からいって、本場がこれから埋め立てようかちゅうときに、分場がいろんな歴史的な経過があったとしても、運営そのものが根本から変わってきたときに、どんどん片っ方から進めていくなんていうようなやり方は、普通の常識じゃ考えられません。もっと、いわゆる運営を一緒にやっていくんだということになれば、本場と分場との関係やなんかについても正常化していかなきゃ。なぜ光がそんなに急ぐんかということになる。これはまあ一般質問でまた別の角度から取り上げるようにしますから、この問題については──大体役所というのは目配せをよくするところなんです。そのぐらいのことはわかっていただけると思うんです。だから、主観的には、あんた方は原発推進の方に足を突っ込んでいるというふうには思っちょらんのかもしれんけど。今一番大きな三つの具体的な推進の既成事実をつくっていく一つがこれなんです。その点では光市がもっと全体的な角度からよく目配せをして、この問題なんかでも取り組んでいかんといけません。強いて言うならば、向こうはあんた上関の方は全部県がやるのに、光市はなぜ光市で金出していかなきゃいかんのかという問題なんかも含めて──公平さが欠くじゃないですか。  それからまた、漁協を通して推進協議会に貸与するようになってます、栽培漁業センター。その運営委員会には光市も入ってるんですよ。貸与するところが入っている運営委員会の受け手の方に光市も入ってるんですよ。やる方ともらう方がごっちゃになってるんです。これはもうだれが考えたって正常でない内容のものがいろんなところから出てくる。私は、もっと慎重にそういうことを考えた場合には、当初予算で今までの計画どおりだからやるんだというような極めて乱暴なやり方はとらん方がいいと思うんです。これはまあまた一般質問でやらせていただきます。  大体、一般質問でやる内容のものと重複しますので、これ以上はいたしませんが、一つ、市長は非常にきめの細かい施政方針演説をされました。それで、何とか新しい芽を出していこうという努力の跡も見られます。きょう聞いてすぐ意見を申し上げるというのも乱暴に過ぎると思いますから、よく読ませていだいて、一般質問で施政方針の方はやりたいと。ただ、ちょっと見たところでは、基本方針は今までの市政とほとんど変わらない、部分的なところで新しいところを何とか出そうというような感じがしてなりません。それは一日、二日、一般質問の時間がありますから、施政方針の基本的な問題点については一般質問に譲りたいと。それで、きょう出した問題についても一般質問で再度やらせていただきますので、きょうお願いしたり、それからきょう要望していた点についてもう一度御検討をお願いします。  以上できょうの質問は終わります。 ◯副議長(田中 道昭君) ほかにございませんか。稗田議員。 ◯11番(稗田 泰久君) ちょっと委員会では申しにくいんであえて質問させていただきます。  生活に密着した生活道であるかと、あるいは生活用水の対策であるとか、あるいはまたきめ細かい福祉対策、こういうことで市民生活優先「確かな歩みへのスタート」と、こういうキャッチフレーズが生まれたんかなというふうに思っておるわけですが。新しい市長さんになられて初めての予算編成ということで、いろんな各方面から注目をされていたというふうに思うんです。  率直に言いまして、市長さんがこれまでいろいろと言われてきた新しい流れというような理念がこの予算の中にどういうふうに打ち込まれているんかなと、これは追々これから解明が図られていかなきゃいけないというふうに思うんですが、ちょっと目につくものを取り上げてみますと、サマーイベントなんかなというふうに感じたわけですが、市長さん、有位性を盛んに主張されてきた市長さんですからここに目をつけられたと、そうじゃないかなというふうに思っております。光市にはどこにもない海辺を持っておるわけですから、これを周南の夏のレジャーの中心地に持っていくとか、山口県の中心として光の海辺をどう活性化していくかということは、これまでの光市の大変重要なテーマの一つでもあったというふうに思うわけです。  そこでこのサマーイベント、今の施政方針の中ではレインボーライブちゅうんですか、あるいはマリンスポーツとか、そういうことが言われておるんですが、どこが計画──だれが計画してどこが実行していくのか、あるいはどのぐらいの観衆を見込んで、どの程度の経済的波及効果を期待されておられるのか、あるいはイベントというのはこれまでは節目の──節目の行事というふうにも思っておったんですが、継続性ですね、継続性、その継続に対する予算措置、どういう考え方を持っておられるか。  さらに、たくさんの人を集めるということになれば、やっぱり周辺の受け皿基盤をきちっと整えなくちゃいけないと。例えば駐車場にしても、今のままではこういうサマーイベントにふさわしくないんじゃないかと思いますね。いろんな地域の方、例えば若竹のグラウンドですが、ああいうグラウンドもあいているときは駐車場として開放するとか、あるいはもっと公共用地があれば駐車場として整備していくとか、こういうこともあわせてやっていかなきゃいけないというふうに思うんですね。そういう意味で、このサマーイベントについてどういう方向を考えておられるのかお答えをいただきたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  どういう機関がどのように実行していくのかということでございましたが、各いろいろいな事業等を通しましても、やはり一つの団体等がそれを引き受けたりというのでなくって、多様なやはり市民の方々にむしろ参加をしていただくということも大事でございますので、そういう実行委員会なり、そのようなものを結成をしてそういうところが主体となっていろんなアイディアを出して、考え、実行していくという形をとりたいと思っております。  経済的波及効果についてのお尋ねでございましたが、数値的な目標というものを残念ながら掲げるには至っておらないのが実情でございます。しかしやはり、こうしたたくさんの人がおいでになることをやはり受け皿として、そういう組織なりいろんな市民が集いましてそういうものを受けていくというところには必ず経済的な波及効果も生まれてくるものと、効果をむしろ期待をいたしておりますので、数値的なちょっと表現は避けますけれど、そのような効果をもくろんでおるところでございます。  継続性ということでございましたが、もちろん実験的な要素も含めておりますので、こういうものがきちんとなされて、また議会の皆さんとも御理解をいただけるものならば、さらに持続、継続をさせていきたいと、このように考えておるところでございます。  周辺の、特に交通体系等の中で駐車場、そういうものの御心配の向きも今あるやにお聞きしましたけれど、確かに公共用地等もあわせて周辺のいろんな用地ともあわせて、特にあの周辺には公共施設もございますので、そういうところの邪魔にならないような配慮等も必要かと思っております。こういうこともよく地域の方々とも話し合いをしながら進めてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(田中 道昭君) ほかにございませんか。河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) それでは、平成7年度の予算につきましてどうしてもちょっと理解しがたい点がございますので、お尋ねをさせていただきたいと思います。  市長は、市民生活優先、光市の有位性を生かした個性あるまちづくり、あるいは、市民生活優先を初め市民参加、アメニティーと自然環境保全を基本原則であると言われております。また、市政運営に当たりましては当然公平、公正であるということは言うまでもないことであろうと思いますが、その中でも特に私は、山田第3団地給水施設事業補助。この山田第3団地というのは私が申し上げるまでもなく、40メートル以上の高所に所在をいたします団地でございます。当初から水道がいかない、そういう地域でございました。昨年、水不足で水道局から水を補給したと、そういう事実があるのも知っております。しかし、水がないということでありましたら、どのような水源調査をされてこられたのか、お尋ねをしたいと思います。  また、山田の第1団地では、同じように水道を団地の入り口まで運んでおります。それから先は自治会で皆さんがお金を出し合って運営をしておると、そういうふうに聞いておりますが、それとの整合性をどういうふうに考えておられるのか。  また、このような未給水地域対策を進めていくということになりますと、ことし水道で計画しております第4次拡張計画というのはどういうふうになるのでしょうか。わざわざ拡張計画を決めてやらなくても、このような形で未給水地域対策をとれれば必要ないのではありませんでしょうか。  また、伊保木で進めております営農飲雑用水の施設整備、これにつきましても同じことが言えるのではないでしょうか。百歩譲って、どうしても水道が必要である、やらなければいけない、そういうことでありましたら山田の第2団地、あるいは高杉団地とあわせて総合的な水対策というのが必要なのではないでしょうか。山田第2団地や高杉団地ではどのようなお話をされておるのか、お尋ねをしたいと思います。  次に、民有林の造林補助でございます。一昨年の水害の折、市内のあちこちに林道がたくさんできております。市民の方が水害に遇った折になんでこんなに林道が必要なんですかと、皆さんが不安に感じておられる。そういったことで、私も一昨年より常々きちんとした整備計画が必要だと、今回の10カ年の森林整備計画というのがそれに当たるのかどうかわかりませんけれども、きちんとした整備計画がなしに造林を進めていくということは大変危険なことでございます。従来の予算にまして今回ほとんど倍額近いアップをしております。聞きますと、民有林だけで林道10キロ計画をされておるようでございます。市有林と合わせると一体どのぐらいの林道をつくろうというのでしょうか。本来なら、10カ年の森林整備計画をやるということでありましたら、当然1年間ぐらいは造林を凍結してもおかしくはありません。どのように森林整備計画とあわせて考えておられるのか、お尋ねをしたいと思います。  それから、もう2点ありますが、市民ホールの運営と大ホールの照明設備改修でございます。  一昨年ですか、事務室の応接間の増設あるいは雨天対策でしたか、シェルター、昨年は館内のいすをやりかえております。また、新しい平成7年度には照明をやりかえようと、こういうことでございますが、当初から老朽化あるいはもう年数がたっているからということで、大きな改造計画を計画をして、急ぐものから優先順位を決めてきちんと対応していくのが行政ではないかと思います。なぜ、ここへきて大ホールの照明が出てきたのか、もう少し計画的な改造計画、改修計画が必要ではないかと思います。  また、市民ホールの運営につきまして、今回ほとんど倍額近い大幅なアップをしております。市長の施政方針演説の中にもありました。しかし、いろんな事業がいつどこでどのようにして決まっていくのか、よく理解がしがたい。施政方針の中で述べておるわけでありますから、当然予算が通れば同じことをやられるんだと、もう少し市民にも中に入っていただいて、どういうものが必要なのか、よく計画をつくるべきであろうと思います。どのようにしてこの計画が上がってきたのかお尋ねをしたいと思います。  それから、最後に島田サンホームの建設事業でございます。  元来、光市には浅江小学校と室積に留守家庭教室というのがありました。私が今さら申すまでもなく皆さん御存じであろうと思います。一昨年浅江小学校のサンホームを建てかえました。昨年は──昨年といってもおとどしでありますけれども、昨年度は光井小学校の空き教室を利用して留守家庭教室を計画させていただいた。そのときに私は、小学校の外に留守家庭教室は必要ない、学校の中で空き教室がたくさんあるのでそれを有効に活用してほしいということをお願いをいたしましたし、また徳山や新南陽の方にも視察に行っていただきまして対応を考えていただいた経緯があります。  それを考えますと、この島田小学校の場合には、空き教室をまず先に使うべきであろうと。で、どうしても空き教室がない、そういう場合に──この金額でいきますと1,600万円かかっておりますけれども、1,600万円というと立派な家が建つぐらいの金額でございます。もう少し計画をきちんと練り直してされるべきではないかと思います。  以上、4点でございますが、お尋ねをしたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) まず、1点目の山田第3団地の給水対策についてのお尋ねがございました。議員の方からは公平な視点でのお尋ねをいただきましたけれども、お答えにならないかもわかりませんけれども、基本的な部分でお答えを申し上げたいと思っております。  このことにつきましては、議会においてもたびたび指摘をされまして長年の懸案事項でございました。今日まで上水の給水区域外ではありますが、山田第1団地、第2団地、第3団地は、上水道の給水能力である──あ、第2団地入り口までは市において給水管を布設して対応してまいりました。しかし、山田第3団地は、上水道の給水能力である標高30メートルを超えることから、地元負担でお願いをすることとし、今日まで解決の方策も見い出せないままの状況にはございました。  そして一昨年来地元の強い要望もあり、地元議員を初め関係議員の御苦労、御支援、御協力をいただきながら解決の方策を探ってまいったところでございます。今後の──議員仰せのように、高所給水対策につきましては、基本的なものにつきましては水道事業での検討課題であろうと思いますが、長年の課題であり地元の要望も強く、第2団地までは整備されているように安心して飲める上水が利用できる条件づくりの対応が昨年の異常渇水などの状況もあり必要となってまいりました。  しかし、第3団地につきましては御案内のように、30メートルを超える個所であり、地元での対応を基本とすることから、御提案を申し上げているように、自治会自身が事業を施工することとしております。  事業の施工方法については、水道局の指導を受けましてポンプアップ方式を適当とされまして、その方式における事業費の中で受水槽、ポンプ施設、主要給水管など、基本的な施設についてその2分の1を助成するために850万円を計上したところでございます。  なお、今回の助成の基本的な考え方は、現実には第2団地入り口まで給水管が布設されておりますが、山田団地のように給水区域外で団地化され、専用水道として水質管理もなされる共同水道としての施設で──これ、給水人口が101人以上が対象でございまして、山田第3団地は125人でございます。1,000万円を限度に基本施設の2分の1を助成しようということで、助成を──2分の1を助成することといたしておりまして、それ以外は今後の維持管理費、運営費を含めて自己負担という形にしております。  それから、水源調査したのかというふうなこともございましたけれども、我々はこの事業を進めて過去の流れからいたしまして、やはり基本的には安定して安全な浄水をという流れがありましたので、その辺の調査はこれ、多分地下水のことをおっしゃるんだろうと思うんですが、いたしておりません。  それから、第2団地等の周辺団地への対応ということでございますけれども、これ基本的には、今まで事業費の問題等で第3団地を中心に周辺で話し合われてきたと思いますが、基本的には我々は第3団地を中心に対応してまいりました。  以上でございます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) 造林関係について御質問がございましたのでお答えを申し上げます。  造林事業につきましては、昭和57年度国から森林総合整備事業の地域指定を受けまして、平成5年度末までに造成された面積は約340ヘクタールとなっております。平成4年度からも広域森林総合整備計画の指定を受けまして、引き続き事業の推進を図っておるところでございます。今後、従来の単層林事業のほか、今日まで植栽された造林木に対する除間伐、枝打ち等の保育事業の推進、広葉樹の植栽や育成天然林並びに複層林整備を進めていくことといたしております。  こうした事業を進めていくためには林道が必要でございますが、御指摘をいただきました災害にならないよう十分配慮をしながら事業の実施に努めてまいりたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 黒田教育次長。 ◯教育次長(黒田 太一君) 市民ホールのお尋ねについてお答えを申し上げます。  市民ホールは昭和47年にオープン以来、早くも四半世紀を経過しようとしております。施設は、一度建設をいたしますと適切な管理をいたしましても年月の経過とともに、設備等が老朽化し、維持管理にも多額の経費を要するものであります。  一方、市民や利用者のニーズは年々高度化、多様化してまいり、これに対応するためには、施設設備の改修は欠くことのできないものと考えております。これまでの改修工事に加え、今後もなお音響や電気照明設備、ロビー、トイレ、どんちょうの防煙加工再処理、併設の島田公民館の将来的方向等、整備計画に基づいて急ぐものから長期的、年次的に整備しなければならないものと考えております。  次に、自主文化事業の実施に伴う「光の文化を高める会」への補助の件でございますが、光市のような地方小都市で中央のすぐれた芸術、文化に触れることは市民文化の向上につながるものと考えております。このたびの自主文化事業費の増額については、市民要望の大きい演劇、ミュージカル、オーケストラ等の事業を新たに組み込んだことによるものでございます。  これら、市民の文化的ニーズにこたえるためにも、行政側のなお一層の努力、支援が必要であろうと存じます。御理解と御支援を賜りたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 重岡福祉部長。 ◯福祉部長(重岡 靖彦君) それでは、島田サンホームについてお答え申し上げます。  サンホームを空き教室を活用してはどうかという議員の御提言でございますが、私もできるだけその方向で対応してまいりたいというふうに考えております。ただ、島田小学校の場合、現在の管理教室棟のうちに留守家庭学童保育に使える──転用できる可能性があるのが資料室のみでございます、3階にございます資料室しかなかったわけです。  で、その資料室につきましては、現在、1、2年生が生活科の授業に使用しており、来年度はパソコン教室として活用したいということで、空き教室はないというような教育との協議の中で結論を得ましたので、やむを得ず校庭内にサンホームを建設することにしたわけでございます。御理解を賜りたいと存じます。 ◯副議長(田中 道昭君) 河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) 再度お尋ねをしたいと思います。  第3団地の給水でございます。恐らく今98%の上水が達成をしております。残った2%の未給水地域の方につきましても、安心して安定的に飲める上水が欲しいというのは、共通の問題ではないかと思うんです。そういうことを考えるときに、今まで──今考えておる第4次拡張計画、これとはどうするのかというのをお尋ねをしておると思います。  また、隣接の山田第2団地、あるいは高杉団地とのどういうふうにこれから対応されるのか、そのことをお尋ねをしております。  それから、先ほどの答弁の中で、共同水道で101人と言いましたが、ちょっと声が小さくてよく聞き取れませんでした。簡易水道のことを言われるのでしたら、簡易水道と同じようなこれから先の対応をされるのかどうか。いろんな法律の長所だけをとって、あわせてやるようなやり方では、市民全体に納得のいくものにはならないと思います。もう一度お尋ねをしておきます。特に、第3団地については空き地もまだたくさん残っております。現地では土地の値上がりもしておるように聞いております。その辺も含めて、この給水施設事業の補助が適切なのかどうか、もう一度お尋ねをしたいと思います。
     それから、民有林の造林補助でございますが、私は林道が一体どのぐらいになるのか、ことしの計画で。で、今でも林道がたくさん目につく、また大雨が降ったら災害になるんじゃないか、そういう不安な方がたくさんおられる。だから、きちんと整備計画をつくってやらなければいけない、そういうふうに常々申しておるわけであります。ことしは余分に予算まで取って、計画をつくる前にぱっとやってしまおうと、そういうことではぐあいが悪いから、計画ができるまで予算を凍結してはどうか、そういうふうに申し上げております。もう一度お尋ねをいたします。  それから、島田のサンホームでございます。聞きますと、2年先ぐらいには子供の数がふえて1年生が今2クラスだそうですが3クラスになると、そういうことも聞いております。そうすると、教室がないというのも当てはまらない、あるいは、教室がなければまた1つつくらなければいけない。そういうことも含めて、それじゃサンホームというのは検討しなければいけないのではないでしょうか。  特に、よその地域に行きますと、教育委員会が留守家庭教室をやられておる。管轄が違うとなかなか横の連絡がとれない。そういうふうにも見受けられます。これは要望にしておきますが、そういうことのないようにお互いがよく連絡をとっていただきまして留守家庭教室、空き教室を活用してお願いしたらと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本市民部長。 ◯市民部長(山本 昌浩君) 先ほどちょっと声が小さかったようですけれども、共同水道云々というところは、専用水道としてこれは保健所の管理があるんですけれども、いわゆる水質の管理もなされる共同水道施設と、こういう意味合いで申し上げたつもりでございます。御理解いただきたいと思います。  それと、今他地区とのバランスという観点だろうと思いますけれども御指摘がございました。先ほど言いましたけれども、今日まで30メートルラインを超えるものについては、他地区とのバランスから受益者──地元負担を基本に進めてきたということは議員御承知のとおりです。  しかし、事業を進めていく上では、いかに安心して飲める上水を提供するか、負担を軽くするかということが大きな課題でございました。今日まで、給水区域外で大きな団地ということでは山田団地以外にはないんじゃないかと思いますけれども、山田団地の給水対策がそういうことから行政の大きな課題でございましたけれども、先ほど言いましたように、昭和60年度以降議会の御協力をいただきながら、昭和60年に山田第1団地、平成元年には山田第2団地の入り口まで給水管を市の方で布設いたしました。長年の課題として、都市化した団地で何よりも安心して飲める上水を提供するために、受益者事業を実施していただき、その主な施設に限って高所のハンディ分について助成をし、事業を進めやすくしたいということが、今回の事業の提案の内容でございます。  それから、今後の周辺団地の問題が出てまいっておりましたが、これは計画が出てくればその時点での検討課題ということになろうかと思います。  以上でございます。 ◯副議長(田中 道昭君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) 林道関係の再度の御質問にお答えを申し上げます。  本年度予定をいたしております作業道につきましては、2,000メーターを予定をいたしております。御指摘の、計画が十分できるまで凍結をしてはどうかという御意見でございましたが、災害の起こらないよう十分内部検討を早急にしていきたいというふうに考えております。御理解を賜りたいと存じます。 ◯副議長(田中 道昭君) 河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) それでは、再度山田の給水対策についてお尋ねをしたいと思います。  第4次拡張計画との整合性についてお尋ねをしたわけでありますが、なかなか言っていただけません。また委員会でもやりたいと思いますが、全体の補助率が44軒で850万円であったかと思います。1軒当たりにすると20万円、1軒当たりが。恐らく自分の家庭に水道を入れることで40万円から、恐らく多い人でも70万円ぐらいの負担になるんではないかと想像いたします。今、水道事業の中でまだいってないところ、そういう地区が本管から水道を引きますと、道路を横断したりあるいは川を横断することで1軒当たり大体70万円から100万円負担がかかるんです。そのことを考えても今回のこの事業補助というのは適切ではない、そういうふうに考えます。最後、もう一度お尋ねをしたいと思います。 ◯副議長(田中 道昭君) 鈴木助役。 ◯助役(鈴木 正道君) 今回の山田第3団地の給水が補助が適当でないという御意見かと思いますけれども、基本的には御指摘のように、水道事業における基本計画に基づきまして未給水地域の対応をすることが必要であると、基本であるというふうに考えております。しかし、この4次拡張計画におきましてもなお一定の範囲というものがあろうかと思います。したがいまして、やはり市内全域を考えましたときには依然として未給水地域という問題が残るわけでございます。  で、冒頭おっしゃいましたように、公正、公平であらねばならないと思いますけれども、こういうやはり個々のケースにつきましては前例であるとか、あるいは場合によりましては基準を超える対応といったようなことも行政のいろんな対策の中には必要である場合もあるかと思います。今後とも議会にお諮りした上で対応してまいりたいというふうに考えております。 ◯副議長(田中 道昭君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(田中 道昭君) なければ質疑を終結いたします。これらの議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。  ────────────・────・──────────── ◯副議長(田中 道昭君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。たいへん御苦労でございました。             午後3時47分散会  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              光市議会議長    田 中  虎 男              光市議会副議長   田 中  道 昭              光市議会議員    山 本  幸 伸              光市議会議員    寳 迫  一 郎              光市議会議員    沖 本  武 夫...