令和 5年 第6回定例会(12月)令和5年第6回
岩国市議会定例会会議録(第6号)令和5年12月22日(金曜日
)――――――――――――――――――――――――――――――議事日程(第6号)令和5年12月22日(金曜日)午前10時開議┌───┬───────────────────────────────────┬───┐│日 程│ 件 名 │備 考│├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 1
│会議録署名議員の指名
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 2│諸般の報告
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 3
│経済常任委員会審査報告 │ ││ │ 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等
│ ││ │ 6件
│ ││ │教育民生常任委員会審査報告 │ ││ │ 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等
│ ││ │ 10件
│ ││ │建設常任委員会審査報告 │ ││ │ 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等
│ ││ │ 5件
│ ││ │総務常任委員会審査報告 │ ││ │ 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等
│ ││ │ 12件
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 4
│議員提出議案第9号
岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関│ ││ │する条例の一部を改正する条例
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 5
│議員提出議案第10号 中
山間地域振興施策調査特別委員会の設置について
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 6│各常任委員会の特定事件について │ │└───┴───────────────────────────────────┴───┘
――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり
――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(27人) 1番 小 川 安 士 君 10番 丸 茂 郁 生 君 19番 藤 重 建 治 君 2番 松 田 一 志 君 11番 広 中 信 夫 君 20番 石 本 崇 君 3番 長 岡 辰 久 君 12番 細 見 正 行 君 21番 石 原 真 君 4番 姫 野 敦 子 君 13番 瀬 村 尚 央 君 23番 武 田 伊佐雄 君 5番 中 村 恒 友 君 14番 桑 田 勝 弘 君 24番 松 川 卓 司 君 6番 広 中 英 明 君 15番 中 村 豊 君 25番 片 岡 勝 則 君 7番 重 岡 邦 昭 君 16番 野 本 真由美 君 26番 貴 船 斉 君 8番 川 口 隆 之 君 17番 奥 江 徳 成 君 27番 植 野 正 則 君 9番 矢 野 匡 亮 君 18番 藤 本 泰 也 君 28番 桑 原 敏 幸 君――
――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(1人)22番 山 本 辰 哉 君
――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者 市長 福 田 良 彦 君 副市長 杉 岡 匡 君 教育長 守 山 敏 晴 君
水道事業管理者 辻 孝 弘 君 審議監 村 田 光 洋 君 総務部長 石 橋 誠 君 危機管理監 桝 原 裕 司 君
総合政策部長 國 廣 光 秋 君
デジタル改革担当部長 上 田 清 次 郎 君
基地政策担当部長 穴 水 辰 雄 君 市民協働部長 小 玉 陽 造 君
文化スポーツ振興部長 遠 藤 克 也 君 環境部長 神 足 欣 男 君 福祉部長 中 本 十 三 夫 君
こども家庭担当部長 宮 井 ま ゆ み 君
健康医療部長 片 塰 智 惠 君
産業振興部長 加 納 芳 史 君
農林水産部長 藏 田 敦 君 建設部長 村 重 総 一 君 都市開発部長 内 坂 武 彦 君
由宇総合支所長 岸 井 清 市 君
周東総合支所長 竹 原 直 美 君
錦総合支所長 的 場 敏 君
美和総合支所長 藤 野 修 二 君 会計管理者 村 上 さ ゆ り 君 教育次長 丸 川 浩 君
監査委員事務局長 仁 田 誠 彦 君
農業委員会事務局長 有 馬 秀 樹 君
選挙管理委員会事務局長 藤 本 忠 夫 君 水道局副局長 竹 嶋 勇 君
消防担当部長 冨 岡 英 文 君
――――――――――――――――――――――――――――――会議の事務に従事した職員 議会事務局長 冨岡啓二 庶務課長 仁田泉 議事課長 林孝造 議事調査班長 河村佳之 書記 石川貴規 書記 中西祐一郎 書記 田邨直暉
――――――――――――――――――――――――――――――午前10時 開議
○議長(桑原敏幸君) 所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(桑原敏幸君) 日程第1
会議録署名議員の指名をいたします。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、19番 藤重建治君、20番 石本 崇君、21番 石原 真君を指名いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第2諸般の報告
○議長(桑原敏幸君) 日程第2 諸般の報告。 去る12月12日、
議会広報特別委員会が開催され、前委員長の辞任に伴い委員長の互選が行われた結果、矢野匡亮君が委員長に就任されましたので御報告いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第3
経済常任委員会審査報告 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等6件
教育民生常任委員会審査報告 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等10件
建設常任委員会審査報告 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等5件
総務常任委員会審査報告 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)〔所管分〕等12件
○議長(桑原敏幸君) 日程第3
経済常任委員会に付託いたしました議案第75号等6件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。
◎10番(丸茂郁生君) 皆さん、おはようございます。それでは、
経済常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)議案第100号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第6号) 以上2議案のうち、本
委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第80号 令和5年度岩国市
市場事業特別会計補正予算(第1号)議案第96号 指定管理者の指定について議案第97号 指定管理者の指定について議案第98号 指定管理者の指定について 以上4議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)についてのうち、本
委員会所管分の審査におきまして、農林水産業費の農業土木費の
農業用施設新設改良費の
農業水路等長寿命化・
防災減災事業に関し、委員中から、事業内容についての質疑があり、当局から、「県が実施する
防災重点農業用ため池の耐震化
工事の一環として、美和町の小田ため池と周東町の小祖生畑ため池の2か所を対象とした事業である」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「ため池の安全性の確保が全国的な課題となっており、山口県も取組を強化しているが、本市では、このほかにどのような取組があるのか」との質疑があり、委員中から、「令和2年度と令和3年度に、本郷町の岡の迫ため池と玖珂町の西ヶ浴ため池において、農業用としての利用がないため、切下げ・切開の
工事を実施した。今後については、由宇町の西城ため池で切下げ・切開を計画している」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「地元の方からは、離農対策として、水路の改修に対する補助内容を拡充してほしいという要望が出ている。今後も制度の調査・研究をお願いしたい」との意見がありました。 本議案のうち、本
委員会所管分については、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、
経済常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(桑原敏幸君) ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、議案第75号、100号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第75号、100号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号、96号、97号、98号、以上4議案は委員長の報告のとおり決しました。 次に、
教育民生常任委員会に付託いたしました議案第75号等10件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。
◎13番(瀬村尚央君) おはようございます。
教育民生常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)議案第100号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第6号) 以上2議案のうち、本
委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第76号 令和5年度岩国市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議案第77号 令和5年度岩国市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議案第78号 令和5年度岩国市
介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第89号 岩国市放課後児童の保育に関する条例の一部を改正する条例議案第90号 岩国市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第91号
岩国市立小学校及び
中学校設置条例の一部を改正する条例議案第99号 指定管理者の指定について議案第101号 岩国市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 以上8議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)についてのうち、本
委員会所管分の審査におきまして、民生費の児童福祉費の
放課後児童育成費に関し、委員中から、「
放課後児童教室の待機児童が解消されていない中、本来であれば
放課後支援員を増員しなければならないと考えるが、なぜ
放課後支援員の報酬が減額となっているのか」との質疑があり、当局から、「待機児童が発生する主な理由は、場所が確保できないために児童を受け入れることができないことにあり、支援員の増員による対策では解消が困難である。一方で、愛宕地区及び東地区においては場所を確保できたため、施設を開設するための補正予算をこのたび計上させていただいている」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、学校の余裕教室を
放課後児童教室として活用することについて質疑があり、当局から、「現在、余裕教室を積極的に活用しているものの、
セキュリティー等の条件から活用できる場所は校舎の1階の余裕教室に限定されており、これ以上の対応は困難である。そのため、学校からあまり離れていない場所であるということや、収容人数などの条件が合う物件の活用を検討しており、例えば岩国小学校などは空き店舗に教室を設けている」との答弁がありました。 次に、民生費の児童福祉費の
障害児支援費の
障害児通所等給付費に関し、委員中から、
障害児通所等給付事業の概要について質疑があり、当局から、「
児童発達支援、
放課後等デイサービス、
保育所等訪問支援、
障害児相談支援の4つの事業を展開している」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、新しく開設された事業所について質疑があり、当局から、「令和5年度に
児童発達支援事業所が1か所、
放課後等デイサービス事業所が2か所、
保育所等訪問支援事業所が1か所開設された」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「施設が増えることはありがたい反面、保育児童に対する虐待などのニュースを目にすることもあり、保護者の方が不安を感じることも考えられるが、そのような場合の市としての対応について問う」との質疑があり、当局から、「保護者からそのような相談を受けた場合には、市として、該当事業所から状況を確認し、適切な対応を取るとともに、必要に応じて保護者の希望するほかの事業所が利用できるよう調整を図っていきたい」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「市として間に入ることで、保護者が安心して子供を預けられる環境をつくっていただきたい」との要望がありました。 本議案のうち、本
委員会所管分については、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、議案第99号 指定管理者の指定についてにつきましては、討論において、一部委員から、「岩国市
英語交流センターの運営については、
指定管理者制度によるものではなく、英語が話せる方を雇用して市が直営すべきと考えるため、本議案に反対する」との意見がありましたので、挙手により採決いたしました結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、
教育民生常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(桑原敏幸君) ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、議案第75号、100号を除き、これより討論に入ります。
◎3番(長岡辰久君) 3番
日本共産党市議団 長岡辰久です。議案第99号 指定管理者の指定について、2つの点で反対し、討論に参加いたします。 最初に、委員長の報告では触れられませんでしたけれども、委員会でのやり取りの中で、3団体が申請し、学識経験者4人と専門的な知識を有する3人、計7人で構成する会議の意見を基に市が1団体を決めたと、こういうことがありました。 今回決まった団体は広く事業を展開しており、その中には成人向けの事業もあり、山口県
青少年健全育成条例に抵触する可能性があるものもあるとの意見も出ました。問い合わせると、抵触はしないとのことでございました。私も、今回提案されている
合同会社DMM.comをウィキペディアで検索をいたしましたけれども、会社の沿革にはそれらしきものがありました。 それでは、反対の理由を述べます。 1つは、指定管理者に管理を任せると、継続性ということが担保できないということでございます。 この施設は昨年3月26日、様々な体験活動・交流活動を通じて英語によるコミュニケーションを深める学び直しの機会の充実をうたい、開設いたしました。米軍基地を抱える岩国市ならではの施設と言えるかもしれませんが、市民のための施設、図書館や公民館などと同じ公共施設というのであれば、まず、管理運営は公共団体が責任を持って行うべきだと考えます。 今回提案されている事案は、他の指定管理者の指定が5年であるのに任期は3年です。継続性の面から疑問が残ります。市民のための英語の学び直しをする、提供する施設というのであれば継続性の担保、これが必須条件ではないかと思います。直営にすべきだと考えます。 2つ目は、雇用の場の創出という面からです。 通津に
艦艇装備研究所が造られました。水中ロボットなどの研究、雇用の場の創出というのが誘致の理由ということでございます。人口減少は岩国市の大きな課題です。調べてみますと、運営委託料として令和4年度は3,784万346円、約3,800万円。令和5年度も同額が計上されております。年収が600万円なら6人雇用できます。年収500万円なら7人です。
英語交流センターは、教育委員会の
英語教育推進室が準備段階から関わっていると思われますが、岩国市には英会話はもちろん、英語が堪能な方はたくさんいらっしゃると思います。その方たちに雇用の場を提供すべきだと考えます。 また、今、
英語交流センターの勤務状況を調べてみますと、常駐者が2人から3人なんです。直接雇用すれば、常駐者は6人から7人で2倍から3倍に増えます。
市民サービスの面から言いましても、常駐者が2倍から3倍に増えるわけですから
市民サービスも向上するものと考えられます。 以上、継続性の担保の問題、雇用創出、
市民サービスの点で指定管理者の件について反対討論といたします。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第75号、100号並びに御異議のあります議案第99号、以上3議案を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号、77号、78号、89号、90号、91号、101号、以上7議案は委員長の報告のとおり決しました。〔
川口隆之議員退場〕
○議長(桑原敏幸君) 次に、議案第99号を起立により採決いたします。 議案第99号 指定管理者の指定については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(桑原敏幸君) 起立多数であります。よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。〔
川口隆之議員入場〕
○議長(桑原敏幸君) 次に、
建設常任委員会に付託いたしました議案第75号等5件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。
◎14番(桑田勝弘君) 皆さん、おはようございます。
建設常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号) 本議案のうち、本
委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第81号 令和5年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)議案第82号 令和5年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)議案第83号 岩国市自然環境等と
再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例議案第84号 岩国市
歴史的風致維持向上計画協議会条例 以上4議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第83号 岩国市自然環境等と
再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の審査につきまして、委員中から、本条例の対象となる事業の規模について質疑があり、当局から、「規則を設けて、発電出力500キロワット以上の規模の施設が対象と定める予定であり、太陽光発電の場合は、面積にしておよそ0.5ヘクタールの規模の事業を想定している」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「面積要件などを定める規則は大変重要であり、いつ頃に制定されるのか。また、既に実施されている事業は、どのように取り扱われるのか」との質疑があり、当局から、「この条例の施行日である令和6年1月1日に間に合うよう、できるだけ早くお示ししたいと考えている。また、発電出力500キロワット以上の規模の
再生可能エネルギー発電設備は、現在、岩国市内に10か所程度あるが、それらについては、今後、地位の承継や事業の終了などの際に届け出ていただくことになる」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「大規模な施設の維持管理や廃止については、近隣の地域住民が不安を感じるところであるため、安心が担保されるように適切に条例を運用し、しっかりと事業者を指導できるようにしていただきたい」との意見がありました。 本議案につきましては、討論において、一部委員から、「国家・国民の安全に関わる問題という認識の下で、この条例のさらなる深化を期待し賛成する」との意見があり、全会一致で可決すべきものと決しました。 これを受けて、委員中から、本議案に対し、「
再生可能エネルギー発電事業が本条例の定める抑制区域において運用されることを回避し、地域住民の理解を得られる平地などの適地に、より確実に誘導するため、独自課税の導入等も視野に今後も研究・検討を行うことを強く求める」旨の附帯決議案が提出され、慎重審査の結果、附帯決議を付すことに決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、
建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(桑原敏幸君) ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、議案第75号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第75号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号、82号、83号、84号、以上4議案は委員長の報告のとおり決しました。 次に、総務常任委員会に付託いたしました議案第75号等12件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。
◎9番(矢野匡亮君) 総務常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)議案第100号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第6号) 以上2議案のうち、本
委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第79号 令和5年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号)議案第85号 岩国市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例議案第86号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例議案第87号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例議案第88号 岩国市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例議案第93号 いこいと学びの交流テラス新築
工事請負契約の締結について議案第94号 いこいと学びの交流テラス新築機械設備
工事請負契約の締結について議案第95号 指定管理者の指定について議案第102号 岩国市手数料条例の一部を改正する条例 以上9議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。請願第2号 インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付することを求める請願 本件は、引き続き審査すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)のうち、本
委員会所管分の審査におきまして、総務費の特定防衛施設周辺整備費の文教施設整備事業費の岩国運動公園整備事業に関し、委員中から、事業の概要についての質疑があり、当局から、「この事業は、米軍家族住宅北ゲート付近に位置する、岩国運動公園の臨時駐車場を整備するもので、このたび、未舗装部分のアスファルト舗装や駐車のための区画線を引くなどの整備を行いたいと考えている」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「当該土地は、国が日米合同委員会合意に基づいて米軍に提供した区域に入っているが、臨時駐車場として使用するに当たり問題はないのか。また、米軍が立入禁止の看板を設置しているが、将来的に取り外してもらえるのか」との質疑があり、当局から、「当該土地を市が使用することについては、日米合同委員会において共同使用の合意がなされ、国から市に対して使用許可が出ている。また、御質疑の看板については、米軍への提供用地であることの注意喚起として設置されたものと認識しているが、利用者が混乱しないように、臨時駐車場の看板を設置するのに併せて中国四国防衛局に相談したい」と答弁がありました。 本議案のうち、本
委員会所管分につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。 また、議案第88号 岩国市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方自治法第243条の2第3項の規定に基づき、監査委員から議長に対して、当該議案に異存はないと決定した旨の通知がされていることを踏まえて、可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(桑原敏幸君) ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、議案第75号、100号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第75号、100号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号、85号、86号、87号、88号、93号、94号、95号、102号、請願第2号、以上10件は委員長の報告のとおり決しました。 これより、議案第75号及び100号の討論及び採決に入ります。 まず、議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第75号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第100号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第6号)の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第100号 令和5年度岩国市
一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4議員提出議案第9号
岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第4 議員提出議案第9号
岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 提案者において説明をお願いします。
◎26番(貴船斉君) 憲政会の貴船 斉です。 議員提出議案第9号
岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明をいたします。 本議案は、特別職の国家公務員の給与改定に伴い、市議会議員の期末手当の支給割合を改定することについて、規定の整備を行うため、提案するものです。 改正の内容としましては、議員に対して支給する期末手当について、第1条では、令和5年12月支給分として、一時的に1.65月分を1.75月分に引き上げ、第2条では、来年6月支給分からは1回の支給割合を1.70月分に改定することとしております。 なお、本条例は、第1条による本年12月における期末手当の支給割合の改定は、公示の日から施行するとともに、本年12月1日から適用し、第2条による来年6月以降における期末手当の支給割合の改定は、令和6年4月1日から施行することとしております。 以上のとおりであります。全会一致で御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。
◎2番(松田一志君) 私は、
日本共産党市議団を代表して、議員提出議案第9号
岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例に反対する立場から討論を行います。 昨日、2024年度の国の一般会計税収で、消費税が昨年より4,000億円多い23兆8,000億円と過去最高の更新になることが明らかになりました。その原因は、物価高とインボイス制度によって、業者が納める消費税が増額するものだとの説明です。 消費税は、低所得者ほど負担が重たい逆進性の税金制度です。つまり、私たち庶民の財布からさらなる出費が増え、暮らしが大変厳しくなっていることが示されています。 実質賃金が上がらない状況が長期化する下で、地域でのお金が循環する力がどんどん弱まっています。地域経済を支えてきた中小零細企業では、廃業・閉店を決断せざるを得ないとの声が広がっています。つまり、買い手も売り手も大変厳しさが増している、こういった状況です。 このような状況にありながら、議員の期末手当の引上げを自らが行うべきではないと考えます。 今回の期末手当引上げの提案理由にも示されているように、国会で可決された特別職の国家公務員の給与改定に伴うものです。該当する国会議員の中には、値上げ分は返納するとの考えを示す方もいらっしゃいます。つまり、この引上げは国民の理解を得ることは自信がないことの表れではないでしょうか。市民の暮らしぶりを考えるとき、今回の議員提出議案は改めて検討することが妥当であると考えます。 以上、反対の理由を申し上げて、議員の皆さんの御賛同をお願い申し上げて討論といたします。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ討論を終結し、これより採決に入ります。 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(桑原敏幸君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決されました。
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△日程第5議員提出議案第10号 中
山間地域振興施策調査特別委員会の設置について
○議長(桑原敏幸君) 日程第5 議員提出議案第10号 中
山間地域振興施策調査特別委員会の設置についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 提案者において説明をお願いします。
◎18番(藤本泰也君) 志政いわくにの藤本泰也です。 議員提出議案第10号 中
山間地域振興施策調査特別委員会の設置について、提案理由を説明いたします。 広大な市域の大半を中山間地域が占める岩国市において、8市町村合併によるメリットを実感できる広域的なまちづくりの実現を目指し、岩国市議会では、平成25年6月に岩国市中山間地域振興施策基本条例を立案・制定しております。 この基本条例により、市は基本計画を定め、中山間地域の活性化を図るための施策を総合的、計画的に実施するとともに、議会に対し、施策の実施状況等を報告し、これを公表する旨、定められたところでございます。 しかしながら、この基本条例が制定され、10年が経過し、その間、中山間地域の状況は大きく変化し、特に少子高齢化に伴う人口減少が急速に進む中、集落の維持が難しい地域や新たな過疎地域もできております。 その一方で、農業の効率性や生活サービス、交通手段などの課題において、地域資源やデジタル技術を活用し、多様な内外の人材を巻き込みながら解決に向けて取組を進めていくという、関係省庁が連携して指導する新しいプロジェクトが全国で展開されています。 時代が変化しても、中山間地域は、水源涵養、災害防止、食料の安定供給、豊かな自然との触れ合いの場など、多面的な機能を有し、市民共有の貴重な財産であり、豊かな自然や魅力ある地域資源・文化を次世代につないでいかなければなりません。 そのような状況を踏まえ、持続可能な地域を目指して、生活環境の整備及び基幹産業である農林水産業の振興に関する諸問題を改めて調査するため、中
山間地域振興施策調査特別委員会の設置を提案するものであります。 以下、議決すべき事項は、1 本議会に、中
山間地域振興施策調査特別委員会を設置する。2 特別委員会の委員は、10人をもって構成する。3 特別委員会は、次に掲げる事件について調査を行う。 (1)岩国市中山間地域振興施策基本条例に関すること。 (2)中山間地域振興施策として生活環境・農林水産業振興・その他振興策に関すること。 (3)中山間地域における総合支所の位置づけ、廃校等の公共施設の利活用に関すること。 (4)その他、中山間地域振興施策基本条例制定後の岩国市における現状と課題のうち、特別委員会が必要と認めるもの。4 特別委員会は、議会の閉会中も調査を行うことができるものとし、調査終了まで継続して調査を行うものとする。 以上のとおりであります。全会一致で御賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第10号は原案のとおり可決されました。 続いてお諮りいたします。ただいま設置されました中
山間地域振興施策調査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、石原 真君、植野正則君、小川安士君、奥江徳成君、岡勝則君、姫野敦子さん、広中信夫君、広中英明君、藤本泰也君、丸茂郁生君、以上10人を指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10人を中山間地域振興施策調査特別委員に選任することに決しました。 ここで暫時休憩し、休憩中に中
山間地域振興施策調査特別委員会を開催して、正副委員長の互選を行っていただきます。 それでは、特別委員は10時45分に委員会室に御参集ください。 ここで暫時休憩いたします。午前10時41分 休憩
――――――――――――――――――――――――――――――午前11時 再開
○議長(桑原敏幸君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 ここで、中
山間地域振興施策調査特別委員会の正副委員長の発表をいたします。委員長 藤本泰也君、副委員長 石原 真君、以上のとおりであります。
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△日程第6各常任委員会の特定事件について
○議長(桑原敏幸君) 日程第6 各常任委員会の特定事件についてを議題といたします。(別 添)
○議長(桑原敏幸君) 本件につきましては、お手元に配付しておりますとおり、各常任委員長から閉会中の調査のための特定事件の申出がありました。 お諮りいたします。各常任委員会の特定事件については、申出のとおりそれぞれ付議することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員会の特定事件については、申出のとおり付議することに決しました。 ここでお諮りいたします。今期定例会における議決事件の中で、字句、数字その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、議長に一任していただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認め、さよう決しました。 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここで、市長 福田良彦君から発言の申出がありましたので、これを許可いたします。
◎市長(福田良彦君) それでは、少しお時間を頂きまして、一言御挨拶を申し上げます。 まずもって、12月定例会におきましては、補正予算並びに提出議案等につきまして慎重なる御審議、御承認を賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。 私の4期目の任期も残すところ僅かとなってまいりまして、この12月定例会が最後の議会となります。 改めて、この4年間を振り返ってみますと、やはり未曽有の国難と言われるコロナ禍、これを抜きに語ることはできません。こういった中、本市におきましては、
岩国市議会議員の皆様そして医療従事者、そして職員も知恵を出し合いながら感染予防対策、ワクチン接種、そして冷え込む地域経済、市民生活の対応ということで様々な取組を進めることができたと思っております。また、そういった中で、改めて市長としての重責を痛感した時期でもあったというふうに思っているところであります。 皆様方、御承知のとおりでありますが、現在、岩国市では、第3次岩国市総合計画を策定しておりまして、この中に岩国市の将来像といたしまして、「ともに歩み、ともに創り、ともに輝く、交流とにぎわいのまち岩国」というふうに定めております。これは、様々に変化する社会情勢の中にありましても、市民の皆様が豊かさを持って生活をし続けられる町、これを推進するために掲げたものであります。様々な計画の中で、幾つか項目がありますが、この第3次の総合計画をしっかりと実行し、形づけていく。これによって、明るい岩国をつくっていかなければないという思いを議会の皆様方と共有しているところであります。 そういった中で、改めてこの12月定例会の閉会に当たりまして御礼を申し上げたいと思いますが、これまで
岩国市議会議員の皆様方、そして市民の皆様、そして職員におかれましても、様々な御支援と御協力を賜りました。改めて感謝を申し上げますとともに、言葉は尽きませんが、しっかりと皆様方の思いを同時に持ちながらこれからも精進をしてまいります。 これまでの御協力、御支援に改めて感謝を申し上げまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。皆様方、誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(桑原敏幸君) これにて令和5年第6回岩国市議会定例会を閉会いたします。午前11時3分 閉会
―――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 岩国市議会議長 桑 原 敏 幸
岩国市議会議員 藤 重 建 治
岩国市議会議員 石 本 崇
岩国市議会議員 石 原 真...