令和 5年 第4回定例会(9月)令和5年第4回
岩国市議会定例会会議録(第1号)令和5年8月28日(月曜日
)――――――――――――――――――――――――――――――議事日程(第1号)令和5年8月28日(月曜日)午前10時開議日 程件 名備 考┌───┬───────────────────────────────────┬───┐│日 程│ 件 名 │備 考│├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 1│会議録署名議員の指名 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 2│会期の決定 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 3│諸般の報告
│ ││ │ 1 採択した請願の処理経過について
│ ││ │ 2 岩国市土地開発公社の経営状況について
│ ││ │ 3 いわくにバス株式会社の経営状況について
│ ││ │ 4 一般財団法人玖珂町体育施設等管理協会の経営状況について
│ ││ │ 5 美川開発株式会社の経営状況について
│ ││ │ 6 中山間地域の振興に関する施策の実施状況等について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 4│監査報告第12号 例月出納検査の結果に関する報告について
│ ││ │監査報告第13号 例月出納検査の結果に関する報告について
│ ││ │監査報告第14号 例月出納検査の結果に関する報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 5│報告第16号 公務上の事故に関する専決処分の報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 6│報告第17号 公用車の事故に関する専決処分の報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 7│報告第18号 令和4年度財政の健全化判断比率等の報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 8│報告第19号 令和4年度教育委員会の点検及び評価について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 9│諮問第 6号 人権擁護委員の推薦について
│ ││ │諮問第 7号 人権擁護委員の推薦について
│ ││ │諮問第 8号 人権擁護委員の推薦について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第10│認定第 1号 令和4年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について
│ ││ │認定第 2号 令和4年度岩国市
土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定に
│ ││ │ ついて
│ ││ │認定第 3号 令和4年度岩国市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定│ ││ │ について
│ ││ │認定第 4号 令和4年度岩国市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定 │ ││ │ について
│ ││ │認定第 5号 令和4年度岩国市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に
│ ││ │ ついて
│ ││ │認定第 6号 令和4年度岩国市
周東食肉センター事業特別会計歳入歳出決算│ ││ │ の認定について
│ ││ │認定第 7号 令和4年度
岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の
│ ││ │ 認定について
│ ││ │認定第 8号 令和4年度
錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について
│ ││ │認定第 9号 令和4年度岩国市
市場事業特別会計歳入歳出決算の認定に
│ ││ │ ついて
│ ││ │認定第10号 令和4年度岩国市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定に
│ ││ │ ついて │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第11│認定第11号 令和4年度岩国市
工業用水道事業会計決算の認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第12│認定第12号 令和4年度岩国市病院事業会計決算の認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第13│認定第13号 令和4年度岩国市下水道事業会計決算の認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第14│認定第14号 令和4年度岩国市簡易水道事業会計決算の認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第15│認定第15号 令和4年度
周陽環境整備組合一般会計歳入歳出決算の認定に
│ ││ │ ついて │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第16│議案第58号 令和4年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定に
│ ││ │ ついて │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第17│議案第59号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第4号)
│ ││ │議案第60号 令和5年度岩国市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
│ ││ │議案第61号 令和5年度岩国市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
│ ││ │議案第62号 令和5年度岩国市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
│ ││ │議案第63号 令和5年度岩国市
観光施設運営事業特別会計補正予算 │ ││ │ (第1号)
│ ││ │議案第64号 令和5年度
錦帯橋管理特別会計補正予算(第1号)
│ ││ │議案第65号 令和5年度岩国市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号) │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第18│議案第66号 令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号) │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第19│議案第67号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する
│ ││ │ 条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第20│議案第68号 岩国市印鑑条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第21│議案第69号 岩国市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第22│議案第70号 岩国市法定外公共物管理条例及び岩国市
道路占用料徴収条例 │ ││ │ の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第23│議案第71号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第24│議案第72号
灘小学校屋内運動場改築工事請負契約の締結について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第25│議員提出議案第5号 岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に
│ ││ │ 関する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第26│議員提出議案第6号 錦帯橋の日を10月1日に定める決議 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第27│請願第 2号 インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付する
│ ││ │ ことを求める請願 │ │└───┴───────────────────────────────────┴───
┘――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり
――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(28人) 1番 小 川 安 士 君 11番 広 中 信 夫 君 21番 石 原 真 君 2番 松 田 一 志 君 12番 細 見 正 行 君 22番 山 本 辰 哉 君 3番 長 岡 辰 久 君 13番 瀬 村 尚 央 君 23番 武 田 伊佐雄 君 4番 姫 野 敦 子 君 14番 桑 田 勝 弘 君 24番 松 川 卓 司 君 5番 中 村 恒 友 君 15番 中 村 豊 君 25番 片 岡 勝 則 君 6番 広 中 英 明 君 16番 野 本 真由美 君 26番 貴 船 斉 君 7番 重 岡 邦 昭 君 17番 奥 江 徳 成 君 27番 植 野 正 則 君 8番 川 口 隆 之 君 18番 藤 本 泰 也 君 28番 桑 原 敏 幸 君 9番 矢 野 匡 亮 君 19番 藤 重 建 治 君10番 丸 茂 郁 生 君 20番 石 本 崇 君
――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者 市長 福 田 良 彦 君 副市長 杉 岡 匡 君 教育長 守 山 敏 晴 君 水道事業管理者 辻 孝 弘 君 審議監 村 田 光 洋 君 総務部長 石 橋 誠 君 危機管理監 桝 原 裕 司 君 総合政策部長 國 廣 光 秋 君 デジタル改革担当部長 上 田 清 次 郎 君 基地政策担当部長 穴 水 辰 雄 君 市民協働部長 小 玉 陽 造 君 文化スポーツ振興部長 遠 藤 克 也 君 環境部長 神 足 欣 男 君 福祉部長 中 本 十 三 夫 君 こども家庭担当部長 宮 井 ま ゆ み 君 健康医療部長 片 塰 智 惠 君 産業振興部長 加 納 芳 史 君 農林水産部長 藏 田 敦 君 建設部長 村 重 総 一 君 由宇総合支所長 岸 井 清 市 君 周東総合支所長 竹 原 直 美 君 錦総合支所長 的 場 敏 君 美和総合支所長 藤 野 修 二 君 会計管理者 村 上 さ ゆ り 君 教育次長 丸 川 浩 君 監査委員事務局長 仁 田 誠 彦 君 農業委員会事務局長 有 馬 秀 樹 君
選挙管理委員会事務局長 藤 本 忠 夫 君 水道局副局長 竹 嶋 勇 君 消防担当部長 冨 岡 英 文 君
――――――――――――――――――――――――――――――会議の事務に従事した職員 議会事務局長 冨岡啓二 庶務課長 仁田泉 議事課長 林孝造 議事調査班長 河村佳之 書記 石川貴規 書記 中西祐一郎 書記 田邨直暉
――――――――――――――――――――――――――――――午前10時 開会
○議長(桑原敏幸君) 所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。 これより令和5年第4回岩国市議会定例会を開会いたします。 なお、今期定例会に提出されます議案等及び本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第1会議録署名議員の指名
○議長(桑原敏幸君) 日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、9番 矢野匡亮君、10番 丸茂郁生君、11番 広中信夫君を指名いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第2会期の決定
○議長(桑原敏幸君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
――――――――――――――――――――――――――――――令和5年第4回
岩国市議会定例会会期日程┌──┬──────┬─┬───┬────────────────────────┐│目次│ 月 日 │曜│開 議│ 備 考 │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第1│ 8月28日│月│本会議│開会 議案等上程 説明 質疑
委員会付託 │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第2│ 8月29日│火│ │─
┐ *一般質問通告受付 8時30分 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第3│ 8月30日
│水│ │ │ *一般質問通告締切 正午 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第4│ 8月31日
│木│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第5│ 9月 1日│金│ │ ├─休 会 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第6│ 9月 2日
│土│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第7│ 9月 3日
│日│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第8│ 9月 4日
│月│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第9│ 9月 5日│火│ │─
┘ │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第10│ 9月 6日│水│本会議│一般質問 │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第11│ 9月 7日│木│本会議│一般質問 │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第12│ 9月 8日│金│本会議│一般質問 │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第13│ 9月 9日│土│ │─┐ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第14│ 9月10日
│日│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第15│ 9月11日
│月│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第16│ 9月12日│火│ │ ├─休 会 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第17│ 9月13日
│水│ │ │ 10時
経済常任委員会 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第18│ 9月14日
│木│ │ │ 10時
教育民生常任委員会│├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第19│ 9月15日
│金│ │ │ 10時
建設常任委員会 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第20│ 9月16日
│土│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第21│ 9月17日
│日│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第22│ 9月18日
│月│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第23│ 9月19日
│火│ │ │ 10時
総務常任委員会 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第24│ 9月20日
│水│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第25│ 9月21日
│木│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第26│ 9月22日
│金│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第27│ 9月23日
│土│ │ │ │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│ │ │ │ │ ├─休 会 │├──┼──────┼─┼───┼─┼──────────────────────┤│第28│ 9月24日│日│ │─
┘ │├──┼──────┼─┼───┼────────────────────────┤│第29│ 9月25日│月│本会議│委員長報告 質疑 討論 採決 閉会 │└──┴──────┴─┴───┴────────────────────────
┘――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(桑原敏幸君) お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月25日までの29日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月25日までの29日間と決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第3諸般の報告
○議長(桑原敏幸君) 日程第3 諸般の報告。 採択した請願の処理経過について、地方自治法第125条の規定に基づき、その報告を請求したところ、お手元に配付しておりますとおり報告がありました。次に、岩国市土地開発公社の経営状況について、いわくにバス株式会社の経営状況について、一般財団法人玖珂町体育施設等管理協会の経営状況について、美川開発株式会社の経営状況について、以上4件については、地方自治法第243条の3第2項の規定により、お手元に配付しておりますとおり、経営状況を説明する書類の提出がありましたので、報告いたします。次に、中山間地域の振興に関する施策の実施状況等について、本件については、岩国市中
山間地域振興施策基本条例第11条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、書類の提出がありましたので、報告いたします。 (別
添)――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4監査報告第12号例月出納検査の結果に関する報告について 監査報告第13号例月出納検査の結果に関する報告について 監査報告第14号例月出納検査の結果に関する報告について
○議長(桑原敏幸君) 日程第4 監査報告第12号 例月出納検査の結果に関する報告について、監査報告第13号 例月出納検査の結果に関する報告について、監査報告第14号 例月出納検査の結果に関する報告について、以上3件については、地方自治法第235条の2第3項の規定により、お手元に配付しておりますとおり、検査の結果に関する報告の提出がありましたので、御報告いたします。 (別
添)――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第5報告第16号公務上の事故に関する専決処分の報告について
○議長(桑原敏幸君) 日程第5 報告第16号 公務上の事故に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の報告を求めます。
◎教育次長(丸川浩君) 報告第16号 公務上の事故に関する専決処分の報告について御説明いたします。 本件事故は、令和5年4月14日午前7時40分頃、岩国市立灘小学校の教諭が、当該小学校の児童である相手方の子の補聴器の電池を交換しようとしたところ、当該補聴器の受信機の取扱いを誤り、当該受信機の一部を損傷したものです。 その後、相手方と示談交渉を行った結果、市側が100%の過失となり、相手方に損害賠償金として3万7,477円を支払うことで示談が成立いたしました。 したがいまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和5年6月28日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものです。 今後とも、学校施設における事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ、本件は以上で終わります。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第6報告第17号公用車の事故に関する専決処分の報告について
○議長(桑原敏幸君) 日程第6 報告第17号 公用車の事故に関する先決処分の報告についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の報告を求めます。
◎周東総合支所長(竹原直美君) 報告第17号 公用車の事故に関する先決処分の報告について御説明いたします。 本件事故は、令和5年5月29日午後2時30分頃、周東総合支所市民福祉課の職員が、収納金の入金用務のため岩国市周東町下久原1369番地の店舗駐車場に駐車した後、運転席に乗車していた職員が降車する際、開いたドアが隣に駐車していた相手方車両に接触し、当該車両の左側を損傷したものです。 その後、相手方と示談交渉を行った結果、市側が100%の過失となり、相手方に損害賠償金として10万7,118円を支払うことで示談が成立いたしました。 したがいまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和5年7月14日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものです。 今後とも、公用車における事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ、本件は以上で終わります。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第7報告第18号令和4年度財政の健全化判断比率等の報告について
○議長(桑原敏幸君) 日程第7 報告第18号 令和4年度財政の健全化判断比率等の報告についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の報告を求めます。
◎総合政策部長(國廣光秋君) 報告第18号 令和4年度財政の健全化判断比率等の報告について御説明します。 本報告は、地方公共団体の財政の早期健全化及び財政の再生並びに公営企業の経営の健全化を目的とした地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の4つの健全化判断比率と公営企業会計を対象とした資金不足比率を議会に報告するものです。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律施行令の規定により、4つの健全化判断比率に対しては、早期健全化基準及び財政再生基準が定められ、資金不足比率に対しては、経営健全化基準が定められております。 健全化判断比率が基準以上になった場合は、財政健全化計画または財政再生計画を、資金不足比率が基準以上になった場合は、経営健全化計画を定めることが義務づけられております。 それでは、まず、4つの健全化判断比率について御説明します。 実質赤字比率は、一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模の額に対する比率をいい、早期健全化基準は11.56%、財政再生基準は20%となっております。本市の令和4年度決算は黒字であることから、実質赤字は生じておりません。 連結実質赤字比率は、全会計を対象とした実質赤字額の標準財政規模の額に対する比率をいい、早期健全化基準は16.56%、財政再生基準は30%となっております。本市の令和4年度決算は黒字であることから、連結実質赤字は生じておりません。 実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金と準元利償還金の合算額の標準財政規模の額に対する比率をいい、早期健全化基準は25%、財政再生基準は35%となっております。本市の令和4年度決算における実質公債費比率は4.3%となっております。 将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の額の標準財政規模の額に対する比率をいい、早期健全化基準は350%ですが、財政再生基準は定められておりません。本市の令和4年度決算における将来負担は生じておりません。 次に、公営企業における資金不足比率について御説明します。 資金不足比率は、公営企業ごとの資金不足額の事業規模に対する比率をいい、経営健全化基準は20%となっております。本市の令和4年度決算は、9会計全ての会計において資金不足は生じておりません。 以上で、令和4年度財政の健全化判断比率等の御報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ、本件は以上で終わります。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第8報告第19号令和4年度教育委員会の点検及び評価について
○議長(桑原敏幸君) 日程第8 報告第19号 令和4年度教育委員会の点検及び評価についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の報告を求めます。
◎教育長(守山敏晴君) 報告第19号 令和4年度教育委員会の点検及び評価について御報告します。 このたび、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、令和4年度の事務事業の点検及び評価を行いましたので、その概要を御説明いたします。 まず、対象としました事業は、岩国市教育基本計画の施策概要の中から選定した17事業でございます。 なお、本計画につきましては、本年3月に見直しを行い、令和5年度から令和9年度までの新たな計画を策定したところでございますが、このたびの点検・評価は、令和4年度の事務事業を対象としていることから、令和4年度までの計画に基づき選定しております。 各事業につきましては、事業の目的に照らして、現状や実績等の分析を行い、達成度、有効性・必要性、効率性の3項目を基にAからEまでの5段階で総合評価を行うとともに、この点検・評価結果に基づく事業の課題や改善点を「今後の方向性」にまとめて、次年度以降の施策立案や事業展開に活用していくこととしております。 次に、評価内容につきましては、各事業の総合評価として、A評価7事業、B評価10事業となり、C評価、D評価及びE評価となった事業はありませんでした。 A評価となった事業のうち、学校教育課の「情報化に対応する教育の充実」につきましては、市立小・中学校の全ての児童・生徒にタブレット端末を整備し、効果的に活用されていることから評価が上がっております。 また、生涯学習課の「学習情報・学習機会提供事業」では、出前講座である生涯学習市民講座イカルスの情報を岩国市LINE公式アカウント等により発信することで、令和3年度に比べて利用回数、受講者ともに大きく増加しており、市民の認知度が向上していることが分かります。 今回の点検・評価の結果を踏まえ、各事業の将来にわたっての方向性を的確に見定め、課題や改善点を十分検討し、今年度以降の事業実施に反映させていくとともに、新たな教育基本計画に基づき、よりよい教育行政の推進に努めてまいりたいと考えております。 以上で、令和4年度教育委員会の点検及び評価についての御報告を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。
◆3番(長岡辰久君) 学校施設トイレ改修事業について質疑いたします。そして科学センターが関連しています15、16番の事業につきまして質疑をいたします。 まず、学校施設トイレ改修事業ですけれども、これはB評価になっております。私は年間に小学校2校、中学校2校では遅すぎるのではないか、目標の設定が低すぎると思います。なぜかと言うと、今、九十何%洋式化が進んでいる学校もあるわけですね。それに比べて、その格差がずっと放置され続けている。こういう目標の設定の仕方はいかがなものかと思います。なぜ2校なのか、ここを質疑いたします。 科学センターのことについて質疑をいたします。今、国病跡地にいこいと学びの交流テラスが建設されておりますが、そこに科学センターが設置される。そのまま移管するのではなくて、大変大きなものが設置されるということを聞いております。こういうときにB評価。それも2つですね。これはいかがなものかと思いますが、どのように力を入れてこられたのか。このことについて質疑をいたします。
◎教育次長(丸川浩君) まず、トイレの洋式化でございますが、こちらに上げておる事業が大規模改修でトイレの洋式化をしているものでございます。 令和4年度の実績としまして、4校の設計業務を行っております。本年度に工事に着手しております。令和5年度はこの工事と来年度に工事予定である4校の学校の設計業務を実施しているところでございます。大体年間4校を目安に、令和7年度末に全国平均値である6割、これに到達することを目標として事業を進めているところでございます。 それと科学センターでございますが、これは令和4年度の事業に対して評価をしているもので、移転予定の新しい科学センターの評価ではございません。それぞれのこの事業について評価をしておりまして、新型コロナウイルス感染症の影響から脱出しつつあって通常モードに戻りつつあるということからB評価としております。
◆3番(長岡辰久君) トイレのことで言いますと、全国平均に到達するのが令和7年度と。今は令和5年度ですから、あと3年間待たなければいけないわけですね。前も言いましたけれども、今、岩国市はとてもすばらしい校舎ができて、全国的にもあんなにすばらしい校舎はなかなかないんじゃないかと私は思っておりますが、そういう校舎で日々生活する児童・生徒といまだに洋式化がほとんど進んでいない学校がある、こういう格差がずっと放置され続けていいのかということを私は言いたいわけです。スピード感を持ってもっとすべきじゃないか。こういうことを質疑いたしますが、そのことについてお答えください。 あと一つ、科学センターのことですが、これは今の科学センターのことであって、新しい科学センターを評価するものではありませんよ、こういうことを言われました。それは確かにそうですけれども、しかし、助走もなしに一遍に跳ぶことはできないんですよ。今からもっともっと、今の段階でもっといろんなことを、この灘に建設中の科学センターに引き継いでいけるような施策、そういうものをやるべきではないかということを私は申し上げている。そのことについてはいかがですか。
◎教育次長(丸川浩君) まず、トイレでございますが、やはり大規模改修になりますと設計に1年、工事に1年、どうしても1校当たり2年間必要となってまいります。教育委員会としても喫緊の課題であるということは十分承知しており、積極的に取り組んでいるところでございます。 また、科学センターでございますが、現在の事業につきましては、新科学センターについても引き続き取り組んでまいりたいと考えております。今のこの取組をしっかりと続けていくことが、新しい科学センターに引き継いでいく上で大事なことであると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ、本件は以上で終わります。
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△日程第9諮問第6号人権擁護委員の推薦について 諮問第7号人権擁護委員の推薦について 諮問第8号人権擁護委員の推薦について
○議長(桑原敏幸君) 日程第9 諮問第6号 人権擁護委員の推薦について、諮問第7号 人権擁護委員の推薦について、諮問第8号 人権擁護委員の推薦について、以上3件を一括議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎市長(福田良彦君) 皆さん、おはようございます。諮問第6号から第8号までの人権擁護委員の推薦について御説明いたします。 本市の人権擁護委員20人のうち3人が、令和5年12月31日をもって任期満了となることに伴い、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、再度、室口美千子氏と齋藤 浩氏を、また、新たに山中 尚氏を候補者として法務大臣に推薦することについて、市議会の意見を求めるものであります。 各人とも人格識見ともに高く、社会的にも人望が厚いことから、人権擁護委員として最適任者と考えております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本3件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本3件は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、本3件は委員会付託を省略することに決しました。 これより諮問第6号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより諮問第6号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第6号は異議のない旨を答申することに決しました。 次に、諮問第7号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより諮問第7号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第7号は異議のない旨を答申することに決しました。 次に、諮問第8号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより諮問第8号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第8号は異議のない旨を答申することに決しました。
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△日程第10認定第 1号令和4年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について 認定第 2号令和4年度岩国市
土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 3号令和4年度岩国市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 4号令和4年度岩国市国民健康保健特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 5号令和4年度岩国市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 6号令和4年度岩国市周東食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 7号令和4年度
岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 8号令和4年度
錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 9号令和4年度岩国市
市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第10号令和4年度岩国市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程第10 認定第1号 令和4年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号から認定第10号までの各特別会計歳入歳出決算の認定について、以上10件を一括議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎会計管理者(村上さゆり君) 認定第1号の令和4年度岩国市一般会計歳入歳出決算及び認定第2号から認定第10号までの各特別会計の令和4年度歳入歳出決算の認定について御説明いたします。 本件は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和4年度の歳入歳出決算を市議会の認定に付するものでございます。 まず、認定第1号の一般会計でございますが、歳入合計718億9,839万9,749円、歳出合計690億9,030万8,596円で、歳入歳出差引算額は28億809万1,153円となり、翌年度へ繰り越すべき財源の4億789万7,880円を差し引いた実質収支は、24億19万3,273円の黒字決算になりました。 次に、各特別会計について御説明いたします。 認定第2号の土地取得事業特別会計におきましては、歳入合計、歳出合計ともに7,941円で、差引きゼロ決算になりました。 認定第3号の後期高齢者医療特別会計におきましては、歳入合計26億9,099万1,232円、歳出合計26億943万1,322円で、差引き8,155万9,910円の黒字決算になりました。 認定第4号の国民健康保険特別会計におきましては、歳入合計159億5,138万5,379円、歳出合計157億8,164万6,685円で、差引き1億6,973万8,694円の黒字決算になりました。 認定第5号の介護保険特別会計におきましては、歳入合計156億908万3,027円、歳出合計151億8,509万3,585円で、差引き4億2,398万9,442円の黒字決算になりました。 認定第6号の周東食肉センター事業特別会計におきましては、歳入合計、歳出合計ともに1億7,240万3,061円で、差引きゼロ決算になりました。 認定第7号の観光施設運営事業特別会計におきましては、歳入合計2,867万5,432円、歳出合計1,096万8,396円で、差引き1,770万7,036円の黒字決算になりました。 認定第8号の錦帯橋管理特別会計におきましては、歳入合計1億8,920万1,159円、歳出合計1億6,780万2,719円で、差引き2,139万8,440円の黒字決算になりました。 認定第9号の市場事業特別会計におきましては、歳入合計、歳出合計ともに2億6,386万1,394円で、差引きゼロ決算になりました。 最後に、認定第10号の駐車場事業特別会計でございますが、歳入合計1,903万4,972円、歳出合計1,495万9,328円で、差引き407万5,644円の黒字決算になりました。 以上をもちまして、令和4年度一般会計及び各特別会計決算の認定についての説明を終わります。 なお、決算附属書、監査委員の審査意見書及び主要な施策の成果を添付しておりますので、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本10件に質疑はありませんか。
◆20番(石本崇君) 認定第1号 令和4年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について、2点ほど質疑をさせていただきたいと思います。 まず、146ページにございます電源立地地域対策交付金について。これはどのような性格の交付金であるのか。 そしてもう1点は、314ページにございます水源かん養基金積立金。この2点について、それぞれどのようなものであるかを御説明ください。
◎産業振興部長(加納芳史君) まず、前段の電源立地地域対策交付金についてですけれども、本市の川の中に国及び県が水力発電の施設を設けておりまして、その施設を市内に設けているということで、我が市が事業を行うときの財源として国のほうから交付金を頂いているものでございまして、最近であれば、例えば保育園など、何かこちらのほうで具体的な事業を決めて、その内容について審査をいただいて、交付金を頂いているというところでございまして、通常事業の中で有効な財源として使用しているものでございます。
◎環境部長(神足欣男君) 水源かん養基金積立金でございますが、この基金は、岩国市内を流れる河川の流域及び上流の森林の水源かん養機能の保全及び増進を図る目的で積み立てている基金でございます。
◆20番(石本崇君) まず、電源立地地域対策交付金について、先ほど御説明がございましたが、この説明の中で私が理解するところによりますと、このような対策交付金というのが他の市町でも見られるように思います。特に、昨今お話のありました上関町で調査の予定がなされている中間貯蔵施設の問題。このことにつきまして、本市でも市長のほうから町民、近隣市町の住民の不安が解消されていない中での判断であり、賛成することはできないという発言がございました。当然、この岩国市の住民も同じような思いであり、不安を抱えておると思います。 市民・住民の代表である我々議会にも何ら説明のないまま、このようなことが進められているということは非常に遺憾なことであります。市といたしましては、このようなことを今後どのように対応していくおつもりであるか、私の個人的な見解としては、ぜひ議会にも説明があってしかるべきだと、このように思っております。 それともう1点の水源かん養基金積立金についての質疑になりますが、つまり、森林の保護・整備にも資する基金であるということで、森林保護といえば、先般からの太陽光発電並びに風力発電の乱開発により、貴重な自然が破壊されてきている現状があります。そのことに対して、本市はそれを規制するという意味で、条例の制定をお考えになっているということを再三にわたって一般質問の中で伺っております。では、その条例の進捗状況についてお示しください。 以上、2点です。よろしくお願いいたします。
◎環境部長(神足欣男君) 条例の制定についてでございますが、石本議員からは再生可能エネルギーの設置に伴う周辺環境の影響を危惧されまして、今まで一般質問、委員会等で御質問・御質疑をいただいているところであり、また、条例の制定の必要性について御指摘をいただいているところでございます。 進捗状況につきましては、現在、再生可能エネルギー事業と地域環境との調和を図ることを目的としたもの、または、岩国市の豊かで美しい自然と良好な生活環境を保全していくための条例を制定するための準備を今、進めているところでございます。 制定の時期でございますが、できるだけ早い時期に議会のほうにお諮りできるように今、準備を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。
◎市長(福田良彦君) 石本議員から御質疑がありました、中間貯蔵施設に係る調査・検討について、上関町長が受入れの表明をされたということに関連して、先日21日に、定例記者会見の中で、記者の質問に答える形で自分の考えを述べさせていただきました。そのときに申し上げたのは、まず、この原子燃料サイクルにおける中間貯蔵施設の位置づけなり、その施設が一体どういったものであるのか、そしてその必要性、そういったいわゆる大義の部分について十分市民・町民の方々に説明が十分尽くされていない中で、まず交付金ありきで議論を行い、結論が導かれている。そういったプロセス等につきまして、率直には賛成できないという旨を申し上げたところでございます。 また、中国新聞の記事において、そういった考えを私はしっかりと述べたつもりなんですが、その後に括弧書きで、正直に言うと迷惑施設だということも書いています。これは恐らくほかの首長が言われた言葉ではありますが、これが並列で書いてあり、この記事では私が言ったような流れになっておりますので、そういった誤解はしっかり解かせてもらいたいと思っております。そういった中で、まず市民や多くの方々がそういった不安を持っていることは事実でありますので、先般の記者会見の中でも中国電力のほうにはしっかりと説明を求めたいと述べさせていただきました。そういった中で、実は私のほうには、8月24日に、中国電力から説明に来られました。いろいろな資料に基づいた説明でありましたので詳細は控えますが、施設の位置づけ、なぜ必要なのか、また施設の概要、国の考え方、さらにどのように貯蔵し、どのように輸送するのか、またその貯蔵方法はいかなるものか、こういったことについて詳細に説明を聞いたところでございます。 また、私が常日頃から懸念しております、その中間貯蔵施設で一定期間貯蔵した後に、それからウラン・プルトニウムを取り除いてMOX燃料に加工すると。そのMOX燃料をまた原子力発電所で使用するという、いわゆる核燃料サイクル、これが現時点で稼働していないという現実、これについてやはり一時的な貯蔵施設と言われながらも、これが永久的になるのではないか、そういった懸念もあるということを述べさせていただきました。そういった議論をしっかりとしなければいけないということで、これまで問題提起もさせていただいております。 また、議会に対して説明するべきではないかとの話でございますが、これにつきましては、私がどうこう言える立場ではございませんが、それは議会のほうで、また議長を中心に、必要であれば中国電力に繰り返してしかるべき説明を求めていかれるんだろうと承知しております。また必要であれば、私どもも共に働きかけのほうは惜しまないところではございますので、今後いろいろ注視していく中で、情報を議会のほうとも共有をさせてもらいたいというふうに思っております。
◎産業振興部長(加納芳史君) 貴重なお時間を頂いてすみません。先ほど電源立地地域対策交付金の御説明の中で、国・県の施設と申しましたが訂正させてください。電力会社の施設に対して、県を通じて国のほうから交付金を頂いているということでございます。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ質疑を終結し、本10件は委員会において審査していただくことにして、認定第2号、8号、以上2件は総務常任委員会に、認定第3号、4号、5号、以上3件は教育民生常任委員会に、認定第6号、7号、9号、以上3件は経済常任委員会に、認定第10号は
建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。なお、認定第1号 令和4年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定については、その所管分を各常任委員会に付託いたします。
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△日程第11認定第11号令和4年度岩国市
工業用水道事業会計決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程定第11 認定第11号 令和4年度岩国市
工業用水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎水道事業管理者(辻孝弘君) 認定第11号 令和4年度岩国市
工業用水道事業会計決算の認定について御説明いたします。 まず、業務につきまして、令和4年度の基本使用水量は、10月から株式会社ミツウロコ岩国発電所が日量1,000立方メートルから日量900立方メートルになったことで、日量100立方メートルの減量となり、総日量は1万4,358立方メートルとなりました。 令和4年度の建設改良事業といたしましては、水中モーターポンプ取替工事が完成し、通津川水管橋ステンレス鋼管口径400ミリメートル耐震化工事に着手いたしました。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和4年度岩国市
工業用水道事業会計決算総括書により御説明いたします。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの金額で申し上げますが、収入総額1億789万1,676円に対し、支出総額8,431万510円で、差引き2,358万1,166円の当年度純利益となりました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの金額で申し上げますが、収入はなく、支出総額8,881万6,200円で、差引き8,881万6,200円の不足となりました。この不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額807万4,200円、過年度分損益勘定留保資金8,074万2,000円で補?いたしました。 なお、翌年度繰越利益剰余金は4,044万5,553円となっております。 以上をもちまして、認定第11号についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。
◆2番(松田一志君) 令和4年度岩国市
工業用水道事業会計決算について質疑をさせていただきます。 先般の定例会においても、旭化成建材株式会社が2023年9月に生産を止めて、2025年3月には工場閉鎖をする。そのことによって工業用水道事業会計における収益の75%程度が失われるという一般質問が行われたと思います。こういった旭化成建材株式会社岩国工場の生産中止及び閉鎖に関わる提起が、この会計年度中に何らか行われたのか否かについてお聞かせ願いたいと思います。
◎水道局副局長(竹嶋勇君) 令和4年度中には、お話は全然いただいておりません。令和5年4月に撤退という表明をいただきましたので、令和4年度中には、そういったことは聞いておりませんでした。
◆2番(松田一志君) ということは、新聞報道にあるように、4月4日付の新聞報道だったと思うんですが、年度が替わったときに突然、旭化成建材株式会社のほうから明らかになったというふうに思われますが、そうすると、令和5年度の会計予算に関連するんで少しあれですが、75%程度の収入が失われることについての何らかの対策というのが、急遽求められることになろうかと思いますが、今のところそういった対応策があればお聞かせください。
◎水道局副局長(竹嶋勇君) 現在、旭化成建材と協議はしておるんですが、何も今のところは決まったことはございません。協議は続けております。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第12認定第12号令和4年度岩国市病院事業会計決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程第12 認定第12号 令和4年度岩国市病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎健康医療部長(片塰智惠君) 認定第12号 令和4年度岩国市病院事業会計決算の認定について御説明いたします。 医療体制につきましては、錦中央病院においては、一般病棟1病棟で病床数53床を確保し、令和5年3月に医師1人の入職があり、常勤医師4人及び非常勤医師9人の計13人体制で、内科、外科、整形外科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科及び皮膚科の8科目の診療を実施しました。これにより、延べ入院患者数は1万2,760人、1日平均35.0人、延べ外来患者数は、病院が1万8,014人、1日平均74.1人、診療所が94人、1日平均7.8人となり、前年度と比較すると、延べ入院患者数は2,942人の減少、延べ外来患者数は、病院で1,727人、診療所で30人がそれぞれ減少となりました。 一方、美和病院においては、一般病棟1病棟で病床数52床を確保し、令和5年1月に医師1人の入職があり、常勤医師5人及び非常勤医師2人の計7人体制で、内科、外科、整形外科、小児科、神経科及び眼科の6科目の診療を実施しました。これにより、延べ入院患者数は7,088人、1日平均19.4人、延べ外来患者数は1万4,336人、1日平均59.0人となり、前年度と比較すると、延べ入院患者数は2,982人増加し、延べ外来患者数は1,272人減少しました。 また、訪問看護ステーションさくらにおいては、精神科訪問看護を行える看護師を育成するとともに、理学療法士を新たに1人採用し、訪問リハビリテーションの増強を行い、訪問看護サービスの拡充に取り組みました。これにより、延べ利用者数は1,989人、1日平均5.4人となり、前年度と比較すると、1,519人の増加となりました。 なお、決算書の中で、決算報告書は消費税込みの経理となっておりますが、財務諸表である損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書及び貸借対照表と、決算附属書類である事業報告書のうち事業収入に関する事項、事業費に関する事項、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書については消費税抜きの経理となっております。 また、別冊の決算附属明細書の予算決算比較表につきましては、消費税込みの経理となっております。 それでは、決算の状況について、資料として添付しております令和4年度岩国市病院事業会計決算総括表により御説明します。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの経理で申し上げますが、収入総額は、前年度に対し1億4,518万941円減の14億640万4,821円、支出総額は、前年度に対し9,414万2,108円増の16億3,161万4,661円で、差引き2億2,520万9,840円の当年度純損失となりました。 収益面では、前年度に比べ、美和病院の入院患者数の増加に伴い、入院収益が1,073万9,449円の増額、訪問看護の利用者数の増加に伴い、訪問看護収益が1,267万7,737円の増額となったものの、両病院とも外来患者数の減少に伴い、外来収益が2,884万3,573円の減額、新型コロナウイルス感染症患者のための病床数の確保に係る補助金の減額に伴い、他会計補助金が1億4,595万2,453円の減額となったことで、全体の収益は減額となりました。 一方、費用面については、前年度に比べ、材料費が1,514万3,249円、資産減耗費が80万8,190円、研究研修費が113万4,565円、建設調査費が17万1,440円それぞれ減額となりましたが、医師の増加により給与費が5,246万6,974円、燃料費等の高騰により経費が1,228万8,048円、資産の取得により減価償却費が1,499万632円それぞれ増額となったことから、全体の費用は増加しています。 次に、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入総額は、前年度に対し3億644万4,400円増の4億2,105万8,000円、支出総額は、前年度に対し2億5,546万4,470円増の4億8,256万4,561円で、差引き6,150万6,561円の不足となりました。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6,150万6,561円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,267万5,718円及び過年度分損益勘定留保資金1,883万843円で補?しております。 以上で、令和4年度岩国市病院事業会計決算の認定について説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。
◆1番(小川安士君) 訪問看護ステーションさくらの活動についての御報告がありました。それで、前年対比で1,519人の利用者の増加ということで、住民の皆様方も大変喜んでおられるのではないかと思います。それで、そういった利用増加の要因として、精神科訪問看護を行える看護師を育成、理学療法士を1人採用、訪問リハビリテーションの増強と、こういった機能の充実・強化が図られているところです。大変すばらしい取組になった土台だと思いますけれども、こういった内的な要因で利用者が増えたということについて、当初の計画も推計値をお持ちではなかったかと思うんですけれども、当初予定しておられた数値と実績との間でどのような関連があるのか。また、外的な要因として、新型コロナの影響もあったりしたと思います。ですから、この前年対比で増えているということには内的要因と外的要因と両面あったと思いますけれども、そのあたりをどのように総括しておられるのか、お尋ねいたします。
◎健康医療部長(片塰智惠君) 予測値との対比ということですが、ちょっと予測値を今、手元に持ち合わせていないので分からないんですが、訪問看護ステーションさくらですが、昨年度から伸びている要因としては、令和4年度は丸々1年稼働しております。令和3年度途中に開設をしておりますので、実質稼働日数が多いということも増加の一因であると考えます。ただ、美和病院のほうも入院から在宅に移行するという取組を随分頑張っていただいておりますので、そのために訪問看護ステーションの患者数の増加ということも考えられると分析しております。
◆1番(小川安士君) こういった成果の伸長を織り込んで、新年度に向けても積極的に生かしていこうというふうな取組がされているのではないかと思いますけれども、新年度への活用に向けて、令和4年度の活動はどのような影響があったのか、どのように生かしていこうとしておられるのか、その点をお尋ねいたします。
◎健康医療部長(片塰智惠君) 令和5年度の取組ですが、引き続き在宅移行ということは取り組んでいただいていると思うんですが、作業療法士1人を今、増員して今年度取り組んでいるところでございます。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第13認定第13号令和4年度岩国市下水道事業会計決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程第13 認定第13号 令和4年度岩国市下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎建設部長(村重総一君) 認定第13号 令和4年度岩国市下水道事業会計決算の認定について御説明します。 まず、業務につきまして、令和4年度における下水道事業の総処理水量は980万214立方メートルであり、そのうち、汚水処理水量は821万2,627立方メートル、有収水量は548万2,090立方メートルで、有収率は66.8%となっております。 令和4年度の主な建設改良事業としましては、下水道未普及地域解消のための汚水管整備として一文字1号汚水幹線などの管渠布設工事を、老朽化施設の更新として旭町ポンプ場の土木工事及び一文字終末処理場の改築工事を、防災安全対策として一文字処理区雨水調整池整備工事を実施しました。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和4年度岩国市下水道事業会計決算総括表により御説明します。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの経理で申し上げますが、収入総額、支出総額ともに33億2,321万5,459円で、差引きゼロ決算となりました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入総額34億727万2,608円に対し、支出総額50億1,188万64円で、差引き16億460万7,456円の不足となりました。なお、令和5年度に繰り越す建設事業の財源充当額及び令和3年度財源充当額を除き、受益者負担金及び分担金の現金実収入額により算出した実質的な不足額は17億4,367万2,349円となり、この不足額は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億813万5,706円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額438万1,348円、繰越工事資金7,951万6,389円、過年度分損益勘定留保資金9,545万2,538円、当年度分損益勘定留保資金8億8,088万6,368円で補?し、なお不足する額については、令和4年度同意済企業債の未発行分5億7,530万円をもって翌年度に措置するものとします。 以上をもちまして、認定第13号についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第14認定第14号令和4年度岩国市簡易水道事業会計決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程第14 認定第14号 令和4年度岩国市簡易水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎環境部長(神足欣男君) 認定第14号 令和4年度岩国市簡易水道事業会計決算の認定について御説明します。 まず、業務につきまして、令和4年度の年間総配水量は9,770立方メートル、年間総有収水量は7,750立方メートルで、有収率は79.3%となっております。 令和4年度の主な建設改良事業としましては、柱島浄水場において浄水処理を行った水を各家庭の近くまで送る配水管合計10メートルの更新工事を実施しました。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和4年度岩国市簡易水道事業会計決算総括表により御説明します。 まず、収益的収支につきましては、令和4年度から岩国市簡易水道事業が免税事業者に該当することとなったため、令和3年度は税抜き方式、令和4年度は税込み方式により記載しておりますが、収入総額1,672万1,234円に対し、支出総額1,672万1,234円で、差引きゼロ決算となりました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入総額334万円に対し、支出総額670万5,966円で、差引き336万5,966円の不足となりました。この不足額は、過年度分損益勘定留保資金23万6,124円、当年度分損益勘定留保資金312万9,842円で補?しております。 以上で、令和4年度岩国市簡易水道事業会計決算の認定について説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第15認定第15号令和4年度
周陽環境整備組合一般会計歳入歳出決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程第15 認定第15号 令和4年度
周陽環境整備組合一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎環境部長(神足欣男君) 認定第15号 令和4年度
周陽環境整備組合一般会計歳入歳出決算の認定について御説明いたします。 本年3月31日をもって解散した周陽環境整備組合の決算の認定につきましては、地方自治法第292条の規定により地方自治法施行令第5条第3項の規定が準用され、事務を承継した各団体の議会が行うこととなっており、周陽環境整備組合規約第15条の規定により構成団体である岩国市、周南市、和木町の2市1町において協議して定めた周陽環境整備組合の解散に伴う事務の承継に関する協議書第4条第1項の規定においても、「解散した組合の決算の審査及び認定は、岩国市において行い、岩国市長は、その決算を当該認定をする議会の議決とともに、周南市長及び和木町長に報告しなければならない」とあることから、令和4年度の歳入歳出決算を市議会の認定に付するものでございます。 それでは、決算の状況について、令和4年度
周陽環境整備組合一般会計歳入歳出決算書により御説明します。 歳入合計3億5,683万1,807円、歳出合計9,076万3,339円で、歳入歳出差引残額は2億6,606万8,468円となり、この残高は、周陽環境整備組合の解散に伴う事務の承継に関する協議書第3条の規定により、岩国市に引き継ぎました。 以上で、令和4年度
周陽環境整備組合一般会計歳入歳出決算の認定について説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第16議案第58号令和4年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
○議長(桑原敏幸君) 日程第16 議案第58号 令和4年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎水道事業管理者(辻孝弘君) 議案第58号 令和4年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明いたします。 まず、業務につきまして、令和4年度の年間総配水量は1,508万8,121立方メートル、有収水量は1,352万34立方メートルで、有収率は89.6%となっております。 令和4年度の主な建設改良事業としましては、水道施設耐震化事業では、令和元年度から実施していた錦見取水施設耐震化導水管推進工事(第1期)が終了し、また、錦見浄水場法面補強工事(4期工事)の完成により場内全ての補強が完了いたしました。耐震管整備事業では、老朽管の更新で約2,000メートルの耐震管を布設し、配水施設整備事業では、支障移転により約100メートルにわたり耐震管に布設替えを実施いたしました。浄水施設整備事業では、美和西部浄水場、南桑浄水場等の設備更新工事等を実施しております。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和4年度岩国市水道事業会計決算総括表により御説明いたします。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの金額で申し上げますが、収入総額20億1,271万4,035円に対し、支出総額20億3,246万9,613円で、差引き1,975万5,578円の当年度純損失となりました。 収益面では、給水人口の減少やコロナ禍の情勢による給水収益の減収や統合簡易水道施設に係る費用の補助が最終年度を迎えたことにより、前年度に比べ約1億1,000万円減少し、一方、費用面では、電力価格の高騰に伴い動力費が増加したものの、前年度に比べ約1億円減少いたしました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの金額で申し上げますが、収入総額6億8,757万7,824円に対し、支出総額15億239万981円で、差引き8億1,481万3,157円の不足となりました。この不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,682万9,439円、建設改良積立金1億円、過年度分損益勘定留保資金5億8,612万3,725円、当年度分損益勘定留保資金6,185万9,993円で補?いたしました。 地方公営企業法第32条第2項の規定に基づく利益の処分につきましては、令和4年度岩国市水道事業会計決算書8ページの令和4年度岩国市水道事業剰余金処分計算書(案)により御説明いたします。 令和4年度の岩国市水道事業会計における未処分利益剰余金は2億4,307万6,809円となっておりますが、そのうち、資本金に1億円を組み入れることについて、市議会の議決を求めるものです。 これにより、翌年度繰越利益剰余金は1億4,307万6,809円となる予定であります。 以上をもちまして、議案第58号についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第17議案第59号令和5年度岩国市一般会計補正予算(第4号) 議案第60号令和5年度岩国市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第61号令和5年度岩国市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第62号令和5年度岩国市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第63号令和5年度岩国市観光施設運営事業特別会計補正予算(第1号) 議案第64号令和5年度岩国市
錦帯橋管理特別会計補正予算(第1号) 議案第65号令和5年度岩国市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(桑原敏幸君) 日程第17 議案第59号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第4号)、議案第60号から議案第65号までの各特別会計補正予算、以上7議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎市長(福田良彦君) 議案第59号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第4号)及び議案第60号から議案第65号までの各特別会計補正予算について、その概要を御説明いたします。 今回の補正予算は、各会計とも令和4年度決算に伴う繰越金などの調整を行うとともに、一般会計においては、前年度精算などに伴う国・県支出金の返還金、財政調整基金への積立金、災害復旧費などを計上しております。 それでは、一般会計補正予算(第4号)について、歳入の主なものを御説明いたします。 普通交付税は、交付額の決定により増額しております。 県支出金は、保育環境改善等事業費補助金を新たに計上しております。 繰越金は、令和4年度決算に伴う繰越額の確定により増額しております。 市債は、起債対象事業費の追加及び変更に伴い調整をするとともに、臨時財政対策債の発行可能額の確定に伴い減額をしております。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 議会費では、本会議などに出席する議員に対し、議員の住所から議事堂までの往復に係る市内旅行の費用弁償を支給するための経費を新たに計上しております。 総務費では、公共施設マネジメントを推進する上で必要となる財源を確保するため、公共施設等総合管理基金に6億円を積み立てるとともに、財政調整基金に12億5,032万8,000円を積み立てます。 また、業務の効率化を図るため、行政向け対話型AIサービスの導入等に必要な経費を新たに計上しております。 さらに、パソコンやスマートフォンを活用することで、マイナンバーカードの交付等の予約や、市民課窓口の混雑状況の確認ができるシステムの導入等に必要な経費を新たに計上しております。 民生費では、私立保育園等において、使用済み紙おむつを各園で処分するために必要となる保管庫などの整備に係る経費の一部を補助するための経費を新たに計上しております。 商工費では、錦帯橋創建350年を盛大に盛り上げ、市民をはじめ市内外に幅広く周知するとともに、来場される多くの方に楽しんでいただける音楽イベントを開催するために必要な経費の一部を補助するための経費を新たに計上しております。 土木費では、新博物館の建設に伴い、工事の支障となるハナショウブの苗床を移転、整備するために必要な経費を新たに計上しております。 災害復旧費では、農林水産施設、土木施設に係る災害復旧費を増額しております。 以上の結果、補正額は29億5,585万6,000円で、補正後の予算規模は783億2,210万2,000円となり、当初予算規模に比べ約6.8%の増となります。 第2表 繰越明許費は、自動車図書館導入事業において、年度内の完了が困難なことが見込まれるため設定するものであります。 第3表 債務負担行為補正は、学校給食調理等業務委託について、令和6年度からの業務執行に支障を来さないための準備や契約の締結が必要となることなどから、合わせて7件の追加を行っております。 第4表 地方債補正は、起債対象事業費の追加及び変更に伴う調整を行っております。 続いて、特別会計の補正予算について御説明いたします。 今回の補正は、9会計のうち6会計において、主に令和4年度決算に伴う繰越金及び諸経費の調整を行うものであります。 以上で、一般会計及び特別会計の補正予算についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本7議案に質疑はありませんか。
◆3番(長岡辰久君) 7ページの第2表 繰越明許費について質疑をいたします。事業名は自動車図書館導入事業というふうになっていますが、自動車図書館を導入することが繰り越しされたと、今、市長の説明では年度内の完成が困難だということを言われましたけれども、どのような努力をされたのか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。
◎教育次長(丸川浩君) この自動車図書館導入事業でございますが、このたび個人の方から寄附がございまして、寄附を受け入れて、その方の意向に伴い自動車図書館を整備するものでございます。今回の定例会で御承認いただいた後に発注となることから、今の自動車は購入に時間がかかっておりますので、そういったことを含めて繰越明許費を設定させていただくものでございます。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ質疑を終結し、本7議案は委員会において審査していただくことにして、議案第60号、61号、62号、以上3議案は教育民生常任委員会に、議案第63号は経済常任委員会に、議案第64号は総務常任委員会に、議案第65号は
建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。 なお、議案第59号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第4号)につきましては、その所管分を各常任委員会に付託いたします。
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△日程第18議案第66号令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(桑原敏幸君) 日程第18 議案第66号 令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎健康医療部長(片塰智惠君) 議案第66号 令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)について御説明します。 今回の補正予算(第1号)は、事業量の変更に伴い、資本的収支等を補正するものです。 以下、別添、令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)総括表により御説明します。 第1表の資本的収支の収入につきましては、企業債を2,070万円、県補助金を90万2,000円それぞれ増額しております。 また、支出につきましては、無形固定資産購入費を2,160万4,000円、国庫補助金返還金を23万9,000円、それぞれ増額しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2,833万9,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,833万9,000円で補?するものです。 以上、御説明しましたことは、令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)の第1条から第3条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)説明書に記載しております。 以上で、令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)について説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第19議案第67号岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第19 議案第67号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(石橋誠君) 議案第67号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 先般より、議会におかれましては、本会議や委員会などの議会活動に出席した場合における市内旅行の費用弁償の支給について調査・研究が進められてきたところです。 本議案は、市内旅行の費用弁償の支給に関する規定を設けるため、議会が議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例を新規制定されることに伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 改正の内容としましては、議員に支給する議員報酬や期末手当に関する規定を削除するものです。 なお、本条例は、議会が制定される条例の施行期日に合わせ、本年10月1日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第20議案第68号岩国市印鑑条例の一部を改正する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第20 議案第68号 岩国市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎市民協働部長(小玉陽造君) 議案第68号 岩国市印鑑条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、令和3年5月19日に公布されたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の一部が本年5月11日に施行されたことに伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容としましては、この法律において、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律が改正され、個人番号カードの電子証明書の機能を、移動端末設備であるスマートフォンに搭載することが可能になることに伴い、コンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機からスマートフォンを利用した印鑑登録証明書の交付を行うことができるようにするため、規定の整備を行うものです。 なお、本条例のうち第1条の規定は公布の日から、また、第2条の規定は国等のシステム改修などに準備の期間が必要となるため、公布の日から起算して6か月を超えない範囲内において規則で定める日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第21議案第69号岩国市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第21 議案第69号 岩国市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎健康医療部長(片塰智惠君) 議案第69号 岩国市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、岩国市立錦中央病院の診療時間を変更することに伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 現在、錦中央病院においては、午前8時から午後4時45分までを診療時間と定め、診療を行っていますが、同様に病院事業を行う施設である美和病院等との診療時間が異なっていることにより、より一層の業務の連携を図るため、ほかの施設等との診療時間を合わせる改正を行うものです。 なお、本条例は、本年10月2日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第22議案第70号岩国市法定外公共物管理条例及び岩国市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第22 議案第70号 岩国市法定外公共物管理条例及び岩国市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎建設部長(村重総一君) 議案第70号 岩国市法定外公共物管理条例及び岩国市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、道路法施行令の一部を改正する政令が令和5年4月1日に施行されたことに伴い、道路占用に係る占用物件の区分の見直し及び占用料の額の改定を行うとともに、法定外公共物の占用料についても、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容につきましては、国が指定区間内の国道に係る占用料について、占用物件の種類ごとに、固定資産税評価額を基に所在地により区分され、算定された額を規定していることから、本市の道路占用料についても国に準拠した金額に改定するとともに、占用物件における自動運行補助施設の区分の細分化等を行っています。 山口県の条例においても国に準拠した改定が行われ、同日付で施行されており、このたびの条例改正により、国・県・市で占用料の制度が統一されることとなります。 また、道路占用料徴収条例の改正に伴い、同条例に準じて占用料を定めている岩国市法定外公共物管理条例の規定の整備を行っており、これらの条例は、周知のための期間を設け、令和6年4月1日から施行することとしています。 なお、岩国市漁港管理条例、岩国市漁港区域内占用料等徴収条例、岩国市海岸保全区域内占用料等徴収条例、岩国市都市公園条例、岩国市下水道条例及び岩国市普通財産の貸付けに関する基準の占用料等につきましても、道路占用料徴収条例等に定める額とする規定があるため、令和6年度からは新たな額での算定となります。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第23議案第71号岩国市営住宅条例の一部を改正する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第23 議案第71号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎副市長(杉岡匡君) 議案第71号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 犯罪被害者等の公営住宅への入居につきましては、その住宅に困窮する実情に応じて、事業主体の判断により優先入居の取扱いが可能であることが国土交通省住宅局長通知において示されているところです。 現在、各地方公共団体において、犯罪被害者等の居住の安定等の観点を含んだ犯罪被害者等への支援を目的とした条例の制定が進んでいる状況もあることから、犯罪被害者等に対する支援をより進めていくため本年3月に当該通知が改正され、一層の配慮が求められることとなりました。 本市につきましても、本年4月1日に施行された岩国市犯罪被害者等支援条例において、「市は、犯罪等により従前の住居に居住することが困難となった犯罪被害者等の居住の安定を図るため、犯罪被害者等に対し、一時的な住居の提供その他の必要な支援を行うものとする」と規定しているところです。 本議案は、これらのことを踏まえ、犯罪被害者等の市営住宅への優先入居の取扱い等について、規定の整備を行うため、提案するものでございます。 改正の内容につきまして御説明いたします。 1点目は、市営住宅の入居者を決定するための公開抽選を優先的に受けさせることができる者に犯罪被害者等を追加するものです。 なお、岩国市営改良住宅条例における改良住宅への優先入居の取扱いにつきましても、市営住宅条例の規定を準用することとしているため、同様の取扱いとなります。 2点目は、市営住宅の老朽化により、3戸の住宅を用途廃止するものです。 廃止を予定しておりますのは、昭和26年度に建設された川下町に所在する岩国向今津団地の木造平屋建て5戸のうち1戸、昭和35年度、昭和36年度に建設された周東町差川に所在する周東中曽根団地の木造平屋建て6戸のうち2戸でございます。 これらの住宅3戸につきましては、現在、空き家となっており、いずれも老朽化が著しく、用途廃止することが最良であると判断したものでございます。 なお、本条例は、公布の日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、
建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第24議案第72号
灘小学校屋内運動場改築工事請負契約の締結について
○議長(桑原敏幸君) 日程第24 議案第72号
灘小学校屋内運動場改築工事請負契約の締結についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(石橋誠君) 議案第72号
灘小学校屋内運動場改築工事請負契約の締結について御説明いたします。 本議案は、灘小学校屋内運動場改築工事の請負契約を締結することについて、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものです。 工事の内容につきましては、現在、灘小学校において屋内運動場として使用している講堂の老朽化が著しいことから、建て替えを行うため、グラウンドの西側に新たに鉄骨鉄筋コンクリート造平屋建て、延べ床面積998.41平方メートルの屋内運動場等を整備するものです。 契約につきましては、条件付一般競争入札の方法により、消費税及び地方消費税の額4,734万円を含めた予定価格5億2,074万円で入札を執行した結果、7社の入札参加者のうち、株式会社大島組が、消費税及び地方消費税の額4,408万円を含め、請負金額4億8,488万円で落札しましたので、同社と工事請負契約を締結しようとするものです。 工事の期間につきましては、議会の議決を経た後、市長が本契約を成立させる旨の意思表示をした日の翌日から令和6年9月30日までとしています。 なお、令和5年度の歳出予算、令和6年度までの限度額を設定する債務負担行為について本年3月市議会定例会において御承認をいただいているところです。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。
◆3番(長岡辰久君) 灘小学校の体育館は避難場所に設定されていると思います。今年の夏は危険な暑さということが言われておりますが、国連のグテーレス事務総長は地球沸騰の時代だと言われております。避難場所に設定されている灘小学校の屋内運動場の空調設備はこの契約の中にあるのかを質疑いたします。
◎教育次長(丸川浩君) こちらの灘小学校の屋内運動場でございますが、空調設備はございません。
◆3番(長岡辰久君) まず一つは、空調設備が必要かどうかということを検討されたのか。あと一つは、周りのほかの学校に空調設備がないからということでしたら、例えば東小・中学校のトイレはとてもいいですよね。九十何%のトイレが洋式化されています。こういうことも参考にされたのかについて質疑いたします。
◎教育次長(丸川浩君) 今回の整備に伴う空調設備でございますが、教育委員会としましては、まず特別教室の空調整備を急いでおりますので、そちらのほうを優先して整備することとしております。そのため、今回、屋内運動場についての整備は予定しておりません。 また、トイレでございますが、今回の灘小学校の屋内運動場については洋式化を進めております。
○議長(桑原敏幸君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第25議員提出議案第5号岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例
○議長(桑原敏幸君) 日程第25 議員提出議案第5号 岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 提案者において説明をお願いします。
◎18番(藤本泰也君) 志政いわくにの藤本泰也でございます。議員提出議案第5号 岩国市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例につきまして、提案者を代表して提案理由を説明いたします。 議員の費用弁償は、公務としての議会活動に要した経費を支出することを想定しており、本市においても、地方自治法及び非常勤の特別職の職員の費用弁償等の条例の規定に基づき、議員が出張した場合には費用弁償として旅費を支給しておりますが、市内旅費相当分についてはこれまで支給されておりませんでした。 市議会の会派代表者会議において、他の特別職と同様に議員にも市内旅費の費用弁償を支給すること、現行の条例での支給方法では旧市町村の区分をまたぐ場合にのみ支給が限定されており、距離の短い者が支給を受けられるのに距離の長い者が支給を受けられない事態が生じるため改善することの提案がなされ、本年1月に議会課題検討会を設置し、検討を進めました。 全国の市議会の状況について調査した結果、全国815市のうち市内旅費を支給しているのは全体の約43%に当たり、距離に応じた支給をしているのは、そのうち57%となっており、総務省のデータでは、岩国市は全国の市町村の平均面積の約4倍もの広大な市域を有しており、市内旅費を支給する必要性は格段に高いと判断されました。 本条例案は、本会議、委員会、会派代表者会議及び全員協議会に出席した場合に限り、議員の住所から議事堂までの距離が片道2キロメートルを超える場合には、その往復距離に1キロメートル当たり37円の額を乗じた額を実費相当分として支給することとしております。 この単価については、国家公務員等の旅費に関する法律第19条において「車賃の額は1キロメートルにつき37円とする」と定められていることによります。 なお、費用弁償の支出には予算を伴いますので、議案第59号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第4号)の中に必要経費53万8,000円を計上しております。 条例の施行期日は10月1日とし、11月臨時会より費用弁償を支給することを予定しております。 以上、地方自治法第112条第1項の規定により、本議案を提出いたしますので、全会一致で御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上で、提案理由とさせていただきます。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。
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△日程第26議員提出議案第6号錦帯橋の日を10月1日に定める決議
○議長(桑原敏幸君) 日程第26 議員提出議案第6号 錦帯橋の日を10月1日に定める決議を議題といたします。 (議案別添)
○議長(桑原敏幸君) 提案者において説明をお願いします。
◎24番(松川卓司君) 憲政会の松川卓司です。錦帯橋の日を10月1日に定める決議につきまして、提案者を代表して提案理由の説明をいたします。 それでは、案文の朗読をもって、提案理由に代えさせていただきます。『 錦帯橋の日を10月1日に定める決議 錦帯橋は、延宝元年(1673年)岩国藩3代藩主吉川広嘉公により創建され、今年で創建350年を迎える。 初代橋は翌年に洪水のため流失したものの、改良を加えて再建され、現在に至るまで幾度となく架け替えを繰り返し、昭和25年(1950年)のキジア台風による洪水で流失するまで、その創建時の威容を保ってきた。昭和の再建工事においては、当時の建設省等との協議の中で、「経済的価値のないアーチ形を廃し普通の近代橋とすべし」など、原形復旧に対し多くの厳しい意見が出されたが、岩国市民の強い要望により昭和27年(1952年)に木造の錦帯橋として再建がなされた。その後、平成13年(2001年)から「平成の架替」を行い、平成16年(2004年)3月に架け替え工事が完成し、現在に至っている。 錦帯橋は、日本三名橋の一つに数えられ、日本を代表する木造橋である。その繊細な木組みの技法による五連のアーチ構造は、四季折々優美な景観をつくり出し、その独創的で美しい姿により国の名勝として文化財指定を受け、全国的に有名な観光地であるとともに、ランドセルを背負った児童が通学するなど、市民の暮らしに根づく橋として愛されてきた。 一方、錦帯橋は木造のため、橋の損傷を契機に架け替えや橋板の敷き替え、修繕がなされており、この架け替えの必然性が生み出す技術力が、目に見えない無形の価値として、大工に引き継がれてきた。 このように錦帯橋に対する市民の思いは、350年もの間連綿と受け継がれ、岩国市民の宝として、また岩国のシンボルとして位置づけられており、官民挙げて世界文化遺産登録を目指し、様々な取組を進めている。また、錦帯橋周辺の城下町としての風情や自然と織りなす景観は、令和3年(2021年)に山口県内で初めて国の重要文化的景観に選ばれ、登録に向けて力強い追い風となっている。 今年創建350年を迎えるに当たり、岩国市民が錦帯橋の存在を再認識し、その歴史と伝統を後世に継承していくことが重要であると考え、かかる機運を醸成するために、節目の年を祝い、世界文化遺産登録を促進させる必要がある。あわせて、「御用所日記」によれば延宝元年(1673年)10月朔日に「橋今晩迄ニてすきと相整候由」とあり、諸説ある創建の日の中で10月1日が有力である。 よって、本市議会は、10月1日を「錦帯橋の日」として定めることを決議する。令和5年8月28日 岩 国 市 議 会』 以上、全会一致で御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桑原敏幸君) 本議案に質疑はありませんか。
◆3番(長岡辰久君) 私は萩市の出身でございまして、小学校6年生の修学旅行のときに初めて錦帯橋を見ました。その威容、美しさは今でもはっきりと覚えております。非常に感動したのを覚えております。 この10月1日が有力であると、様々な諸説があるということがここの提案には書かれております。それで、市議会が10月1日と認めたことが市としての公のものになるのか。このことについて質疑いたします。
○議長(桑原敏幸君) 3番 長岡議員に申し上げますけれど、これは議員提出議案でありまして、全会一致で出しているわけです。これまでもずっと会派代表者会議などいろいろとやって、結局、諸説ある中で10月1日にしようということを我々と長岡議員も賛成しているんだから、いろいろなことがあるならそのときにやはり質疑すべきであって、この本会議での質疑にはなりませんので、却下します。 ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号は原案のとおり可決されました。
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△日程第27請願第2号インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付することを求める請願
○議長(桑原敏幸君) 日程第27 請願第2号 インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付することを求める請願を議題といたします。 (別 添)
○議長(桑原敏幸君) 紹介議員において説明があれば、お願いいたします。
◎2番(松田一志君) 日本共産党市議団の松田一志です。請願第2号 インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付することを求める請願について、紹介議員を代表して請願の説明をいたします。 それでは、請願文の朗読をもって説明に代えさせていただきます。『 インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付することを求める請願 コロナ禍の影響に加え、急激な物価高騰が家計、事業経営を圧迫し、地域経済の停滞、悪化を招いています。「物価高倒産」は前年度比3.4倍(帝国データバンク4月10日)に上っています。 予定どおりに10月からインボイス制度が実施されれば、消費税の免税事業者に新たに1か月分の生活費に相当する税負担や過酷な実務負担、設備投資等の負担が押しつけられます。既に、「インボイス登録はしないと回答したら3月で契約が打ち切られた」という事例も出ています。小規模事業者の取引排除や廃業が広がれば、地域経済はますます疲弊することになります。 免税業者の方は預かっている消費税を払っていない、いわゆる益税論があります。裁判でも確定していますが、消費税は預り金でも預り金的でもありません。「うちは消費税をもらっていないから売上が1,000万円を超えていても消費税申告はしなくてもいい」ということはありません。国内取引において消費税をもらっている、もらっていないというのは関係ありません。つまり消費税は商品の対価の一部なのです。 世界では物価高騰対策として104もの国や地域で付加価値税(消費税)減税を実施しています。今やるべきことは、インボイスの導入ではなく消費税減税です。それでも消費税減税には抵抗がある方もおられると思いますが、インボイス制度の実施中止については多くの方に賛同していただけると思います。 以上の趣旨により、以下の請願をします。1 インボイス制度の実施中止を求める意見書を政府に送付すること。令和5年8月18日岩国市議会議長 桑 原 敏 幸 殿 岩国市今津町四丁目6番14号 岩国民主商工会 会長代理 野 阪 公 重 』 付け加えて、私のほうで若干説明したいと思います。 参考として、インボイス制度の凍結、延長、見直しや懸念の声が上げられているのは、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国建設労働組合総連合、中小企業家同友会、日本チェーンストア協会、日本漫画家協会、日本SF作家クラブ、日本美術著作権連合、日本税理士会連合会、全国青色申告会総連合、全国商工団体連合会などの中小業者団体や税理士団体などです。加えて、自民党の責任ある積極財政を推進する議員連盟がインボイス制度導入の延期を政府に求めたり、超党派による院内集会には自民党の国会議員も参加されています。 以上、全会一致で賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(桑原敏幸君) 本件は、委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここでお諮りいたします。明8月29日から9月5日までの本会議は休会とし、次の本会議は9月6日に再開いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(桑原敏幸君) 御異議なしと認め、さよう決しました。 本日はこれにて散会いたします。午前11時58分 散会
―――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 岩国市議会議長 桑 原 敏 幸 岩国市議会議員 矢 野 匡 亮 岩国市議会議員 丸 茂 郁 生 岩国市議会議員 広 中 信 夫...