岩国市議会 > 2021-09-24 >
09月24日-06号

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  1. 岩国市議会 2021-09-24
    09月24日-06号


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    令和 3年 第4回定例会(9月)令和3年第4回岩国市議会定例会会議録(第6号)令和3年9月24日(金曜日)――――――――――――――――――――――――――――――議事日程(第6号)令和3年9月24日(金曜日)午前10時開議┌───┬───────────────────────────────────┬───┐│日 程│   件                           名   │備 考│├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 1│会議録署名議員の指名                         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 2│経済常任委員会審査報告                        │   ││   │ 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について   │   ││   │       〔所管分〕等9件                    │   ││   │教育民生常任委員会審査報告                      │   ││   │ 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について   │   ││   │       〔所管分〕等13件                   │   ││   │建設常任委員会審査報告                        │   ││   │ 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について   │   ││   │       〔所管分〕等14件                   │   ││   │総務常任委員会審査報告                        │   ││   │ 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について   │   ││   │       〔所管分〕等6件                    │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 3│都市活力再生推進調査特別委員会中間報告               │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 4│議員提出議案第4号 岩国市議会委員会条例の一部を改正する条例     │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 5│議員提出議案第5号 中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び │   ││   │          人権侵害があった場合の抗議を求める意見書     │   │└───┴───────────────────────────────────┴───┘――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(30人) 1番 河 合 伸 治 君 11番 姫 野 敦 子 君 21番 細 見 正 行 君 2番 越 澤 二 代 君 12番 丸 茂 郁 生 君 22番 石 本   崇 君 3番 桑 田 勝 弘 君 13番 小 川 安 士 君 23番 石 原   真 君 4番 中 村   豊 君 14番 長 岡 辰 久 君 24番 山 本 辰 哉 君 5番 田 村 博 美 君 15番 大 西 明 子 君 25番 桑 原 敏 幸 君 6番 中 村 雅 一 君 16番 片 岡 勝 則 君 26番 貴 船   斉 君 7番 矢 野 匡 亮 君 17番 広 中 信 夫 君 27番 藤 重 建 治 君 8番 武 田 伊佐雄 君 18番 松 川 卓 司 君 28番 松 本 久 次 君 9番 重 岡 邦 昭 君 19番 藤 本 泰 也 君 29番 植 野 正 則 君10番 広 中 英 明 君 20番 瀬 村 尚 央 君 30番 片 山 原 司 君――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者       市長             福 田 良 彦 君       副市長            杉 岡 匡 君       教育長            守 山 敏 晴 君       水道事業管理者        辻 孝 弘 君       審議監            村 田 光 洋 君       総務部長           石 橋 誠 君       危機管理監          桝 原 裕 司 君       総合政策部長         國 廣 光 秋 君       基地政策担当部長       山 中 法 光 君       市民生活部長         小 玉 陽 造 君       文化スポーツ担当部長     竹 原 直 美 君       環境部長           藤 村 篤 士 君       健康福祉部長         児 玉 堅 二 君       保健担当部長         木 原 眞 弓 君       地域医療担当部長       山 田 真 也 君       産業振興部長         加 納 芳 史 君       農林水産担当部長       沖 田 通 浩 君       建設部長           内 坂 武 彦 君       都市開発部長         山 中 文 寿 君       建築政策担当部長       坂 上 政 行 君       由宇総合支所長        塩 中 京 子 君       周東総合支所長        中 原 健 登 君       錦総合支所長         沖 晋 也 君       美和総合支所長        浜 川 智 也 君       会計管理者          村 上 さ ゆ り 君       教育次長           三 浦 成 寿 君       監査委員事務局長       村 重 政 司 君       農業委員会事務局長      中 西 亮 二 君       選挙管理委員会事務局長    塩 屋 伸 雄 君       水道局次長          竹 嶋 勇 君       消防担当部長         冨 岡 英 文 君――――――――――――――――――――――――――――――会議の事務に従事した職員       議会事務局長         鈴川芳智       庶務課長           岡田淳       議事課長           林孝造       議事調査班長         河村佳之       書記             佐伯浩則       書記             福永啓太郎       書記             中西祐一郎――――――――――――――――――――――――――――――午前10時 開議 ○議長(藤本泰也君)  所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(藤本泰也君)  日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、16番 片岡勝則君、17番 広中信夫君、18番 松川卓司君を指名いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第2経済常任委員会審査報告 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について〔所管分〕等9件教育民生常任委員会審査報告 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について〔所管分〕等13件建設常任委員会審査報告 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について〔所管分〕等14件 総務常任委員会審査報告 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について〔所管分〕等6件 ○議長(藤本泰也君)  日程第2 経済常任委員会に付託いたしました認定第1号等9件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 ◎20番(瀬村尚央君)  皆さん、おはようございます。経済常任委員会に付託された事件について審査した結果を御報告いたします。認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について 本件のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。認定第7号 令和2年度岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定第8号 令和2年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について認定第9号 令和2年度岩国市市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 以上3件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。議案第86号 令和3年度岩国市一般会計補正予算(第6号) 本議案のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第90号 令和3年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第1号)議案第91号 令和3年度岩国市市場事業特別会計補正予算(第1号)議案第97号 岩国市森林環境整備基金条例の一部を改正する条例議案第98号 岩国市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員定数条例の一部を改正する条例 以上4議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、本委員会所管分の審査におきまして、農業費の農業構造改善対策費新規就農支援対策事業に関し、委員中から、新規就農支援を受けた方との意見交換の実施状況についての質疑があり、当局から、「現在、特に場所を設けて行ってはいない」との答弁がありました。これを受けて、委員中から、「新規就農してからおおむね5年ほどの方々に一堂に会してもらい、当局と意見交換をすることは必要な取組であると考えるが、そういったことができる場を設ける考えはないのか」との質疑があり、当局から、「今後の新規就農者の確保に結びつくようなニーズを把握するためにも、新規就農支援策を受けた方々の御意見を聞くことは非常に大事だと考えており、前向きに検討してまいりたい」との答弁がありました。 次に、商工費の観光費の錦グリーンパレス管理運営費に関し、委員中から、「指定管理者である有限会社雙津峡開発の経営状況は、新型コロナウイルス感染の拡大もあり、厳しい状況にあると思われるが、委託者として市はどのような対応を取っているか」との質疑があり、当局から、「経営に関しては指定管理者に委ねているため、赤字の状況が改善されるように助言・指導を行うにとどめている」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「施設の老朽化及び指定管理者を募集しても応募が少ないというような現状を踏まえ、新たな施設の活用策について、どのように考えるか」との質疑があり、当局から、「建物あるいは地域にとってどのようにしていくことが有効なのかということについて、市役所だけではなく、多方面から様々な考えを聞きながら検討するべきだと考えている。大変厳しい状況の中、錦地区を生かしていくための必要な施設として、どのような形であるべきかしっかりと考えていきたい」との答弁がありました。 次に、商工費の商工総務費地域ブランド推進関係費に関し、委員中から、消耗品費が昨年に比べて増額された理由について質疑があり、当局から、「昨年10月1日より販売開始した岩国初のお土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」の販売促進ツールの購入に充てたものである」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「つまんでちょんまげ」の売上額等の具体的成果及びオンライン販売の展開についての質疑があり、当局から、「県内で本格販売を開始しており、実績については、コロナ禍の中、本年8月末までの間に、商品販売個数9,727個、売上額が658万501円となっている。売場については、発売当初6か所であったが、現時点では約20か所にまで拡大しており、オンライン販売については、問屋のECサイトにより展開している」との答弁がありました。 本件のうち、本委員会所管分については、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。 次に、議案第98号 岩国市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員定数条例の一部を改正する条例の審査におきまして、委員中から、「農業委員の認定農業者の過半要件について、地域ごとに満たすべきと思うがどう考えるか」との質疑があり、当局から、「農業委員のうち過半数が認定農業者である必要があり、募集に当たっては、認定農業者からの応募がどの程度あるか事前に把握できないため、地域ごとというよりは、まずは全体として認定農業者の過半要件を満たすようにしていきたいと考えている」との答弁がありました。 続いて、委員中から、農業委員数の地域ごとの割当てについての質疑があり、当局から、「地域ごとの割当ては、あくまでも評価委員会において認定するための基礎の部分であり、現時点では全体としてどのような応募があるかは分からないため、要件を満たさなくなる場合には、地域を越えた任命を検討する必要がある」との答弁がありました。 本議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。 これを受けて、委員中から、本議案に対し、「農業委員の選定に当たっては、現在の案件数を勘案した人員配置とすること」、「認定農業者の過半要件についても、全体のバランスを勘案した人員配置とすること」、以上2点を内容とする附帯決議案が提出され、慎重審査の結果、附帯決議を付すことに決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、経済常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(藤本泰也君)  ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ質疑を終結し、認定第1号、議案第86号を除き、これより討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 認定第1号、議案第86号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、認定第7号、8号、9号、議案第90号、91号、97号、98号、以上7件は委員長の報告のとおり決しました。 次に、教育民生常任委員会に付託いたしました認定第1号等13件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 ◎2番(越澤二代君)  おはようございます。教育民生常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について 本件のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。認定第3号 令和2年度岩国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について認定第4号 令和2年度岩国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について認定第5号 令和2年度岩国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について認定第11号 令和2年度岩国市病院事業会計決算の認定について 以上4件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。議案第86号 令和3年度岩国市一般会計補正予算(第6号) 本議案のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第87号 令和3年度岩国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議案第88号 令和3年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議案第89号 令和3年度岩国市介護保険特別会計補正予算(第1号)議案第94号 岩国市手話言語条例議案第95号 岩国市英語交流センター条例議案第96号 岩国市病院事業の設置等に関する条例 以上6議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。請願第2号 少人数学級の実現を国に求める意見書を提出することについて 本件は、引き続き審査すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、本委員会所管分の審査におきまして、総務費の特定防衛施設周辺整備費教育振興支援事業費小中学校学校給食運営事業に関し、委員中から、学校給食の献立を考える上での栄養摂取基準について質疑があり、当局から、「文部科学省から学校給食摂取基準が示されている。1回の食事で摂取することが望ましいエネルギー量につき、全国平均で、小学生の平均が約660キロカロリー、中学生の平均が約850キロカロリーとなっている。この基準に基づいて学校給食を提供している」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「実際に献立を確認したところ、文部科学省が示す基準値より低い数字で計算された献立がつくられているが、栄養管理は適正にされているのか」との質疑があり、当局から、「給食センターでは、小・中学校を一緒に調理しているため同じ献立となっており、中学生の学校給食においては、基準を満たしていないという状況等があることから、今年度も調理場ごとに状況把握を行っている。栄養管理については、献立委員会において全体の調整等を図りながら、それぞれの調理場で献立を決めているところである」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「文部科学省が示す基準をクリアできるように、栄養管理についても多角的に検討されて、しっかりとした運営をしていただきたい」との意見があり、当局から、「子供たちが栄養価のあるものを食べて、心身ともに健康的な生活を送ることはとても大事なことであると考える。栄養面や価格面などを総合的に考え、早急に対応していきたい」との答弁がありました。 次に、民生費の障害者福祉費知的障害者福祉費療育センター管理費に関し、委員中から、岩国市療育センターの現状について質疑があり、当局から、「岩国市療育センターの令和2年度の利用実績は、療育相談診察件数が2,977件、個別訓練件数が3,819件、集団訓練件数が286件となっている。集団訓練については1組10人を上限に行っていたが、密を避けるため、現在は1組5人までと制限をかけ、実施回数を増やす形で対応している。療育センターにおいては利用希望者が多く、療育相談・診察まで二、三か月待ちという状況であるが、その際は、療育センター内の「あいあいサークル」と呼ばれる親子通園訓練事業を紹介し、一旦はそこで子育てや発達の相談等をしていただき、診察を待っていただくという手だてを行っている状況である」との答弁がありました。 次に、民生費の障害者福祉費身体障害者等福祉費重度障害者(児)福祉タクシー料金助成事業及び重度障害者渡船料助成事業に関し、委員中から、「タクシーの助成については療育手帳Bの該当者が対象に含まれているのに、渡船助成については対象に含まれていないことは、制度設計に合理性がなく、渡船助成についても対象に含めるべきではないか」との質疑があり、当局から、「渡船についてもタクシーと同様に、生活する上で欠かせないものであると考えられるので、今後、内部で検討し、制度の見直しができるようであれば見直しを図っていきたい」との答弁がありました。 本件のうち、本委員会所管分については、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。 次に、議案第95号 岩国市英語交流センター条例の審査におきまして、委員中から、「本事業については不明確な点が多く、煮詰めが足らないように思われるが、英語交流センターを本市の中心市街地に設置することで、来場者数及び具体的な事業展開をどのように想定しているのか」との質疑があり、当局から、「昨年策定した英語交流のまち推進センター整備基本計画においては、一度のイベントの最大人数を51人とし、イベント開催による1日の利用者数を最大204人と設定している。様々な体験活動・交流活動において、英語によるコミュニケーションを行うことで、英語への興味・関心が深まり、英語力の向上につながるような仕組みを構築していきたいと考えている」との答弁がありました。 本議案については、採決において一部委員から反対意見がありましたので、挙手により採決いたしました結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、教育民生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(藤本泰也君)  ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ質疑を終結し、認定第1号、議案第86号を除き、これより討論に入ります。 ◎14番(長岡辰久君)  議案第95号 岩国市英語交流センター条例に反対する理由を主に2つ挙げます。 まず第1に、目的、活用の予想などが曖昧であるという理由です。条例の第1条、目的及び設置には、英語の学びや学び直しの機会の充実を図り、国際交流活動を促進することにより、魅力的な「英語交流のまち」を実現し、もって市民の福祉の増進を図ることを目的とすると書いてあります。 しかし、この事業はそもそも内閣府の地方創生推進交付金を活用した英語交流のまちIwakuni創生プロジェクトの一環であると思われます。英語交流のまちIwakuni創生プロジェクトの基本方針には、本市が抱える構造的な課題の一つは人口減少と高齢化による地域の活力の低下であるとし、若年人口を増やし、移住定住の促進のためと書かれています。つまり、魅力的な英語交流のまちを進めれば人口減少の抑制と地域活力の低下が抑制できる、地方創生が推進できるということです。 英語教育の推進と国際交流の推進が人口減少の抑制と地域活力の向上に資するとするのは、何がエビデンスになっているのか、どう関係するのかが全く疑問です。 第2に、米軍基地関係者と国際交流という名で様々な事業を行っていますが、この上、さらに英語交流センターで飲食、遊び、ゲーム、ものづくりなどでまだ交流を増やす必要があるのかという理由からです。 岩国市英語交流センターは、英語交流のまち岩国の交流拠点となると書かれています。つまり、今でも米軍基地関係者との交流は、基地内交流ツアー、生け花教室、バザーなど多額の予算を使い、ほかの課題を置いてまで実施しております。この上に、さらにもっとやるのかということです。異常なおもてなしと言わざるを得ません。 繰り返しになりますが、この異常なおもてなしをやめれば、高齢者の交通手段の確保、トイレの洋式化など学校施設の充実など、市民生活に必要な事業にもっと予算を使うことが可能であり、市民の福祉の増進に資することが可能になると思います。目的が曖昧、異常なおもてなしがもっと異常になる、この以上の2つの理由から、この条例に反対をいたします。 ○議長(藤本泰也君)  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  ほかになければ討論を終結し、これより採決に入ります。 認定第1号、議案第86号並びに御異議のあります議案第95号、以上3件を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、認定第3号、4号、5号、11号、議案第87号、88号、89号、94号、96号、請願第2号、以上10件は委員長の報告のとおり決しました。 次に、議案第95号を起立により採決いたします。 議案第95号 岩国市英語交流センター条例は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(藤本泰也君)  起立多数であります。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。 次に、建設常任委員会に付託いたしました認定第1号等14件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 ◎4番(中村豊君)  おはようございます。建設常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について 本件のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。認定第6号 令和2年度岩国市周東食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定第10号 令和2年度岩国市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定第12号 令和2年度岩国市下水道事業会計決算の認定について認定第13号 令和2年度岩国市簡易水道事業会計決算の認定について 以上4件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。議案第83号 令和2年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について議案第84号 令和2年度岩国市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 以上2議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決及び認定をすべきものと決しました。議案第86号 令和3年度岩国市一般会計補正予算(第6号) 本議案のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第92号 令和3年度岩国市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)議案第93号 令和3年度岩国市下水道事業会計補正予算(第1号)議案第101号 不動産の取得について議案第102号 玖西環境衛生組合の解散に関する協議について議案第103号 玖西環境衛生組合の解散に伴う財産処分に関する協議について議案第104号 玖西環境衛生組合の解散に伴う事務の承継に関する協議について 以上6議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、本委員会所管分の審査におきまして、土木費の土木管理費の建築管理費の空家等対策事業に関し、委員中から、老朽危険空き家除却促進事業費補助金の交付実績等について質疑があり、当局から、「令和2年度は14件の実績となっている。交付までの流れとしては、職員が聞き取り及び審査を行い、要件に該当すれば補助金を交付していくことになり、30万円を限度額としているものである」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「補助金の申請がされていない空き家があり、道路に倒れかけて非常に危険な状況となっている場合はどのような対応を取っているのか」との質疑があり、当局から、「申請に基づく解体について補助をしていくとともに、緊急な措置が必要な場合には、緊急安全代行措置を取ることとしている。また、養生枠の設置など、周囲への危害防止等の対策も取るように考えている」との答弁がありました。 続いて、土木費の河川費の排水施設管理費の排水施設管理費に関し、委員中から、「降雨時における排水ポンプの運転、樋門や樋管の開閉については、全て委託先に任せているのか。また、樋門や樋管の開閉等の誤操作によって被害が起きた場合、行政責任で全て対応していくようになるのか」との質疑があり、当局から、「全て任せているわけではなく、警報等が出た場合、職員が出勤し待機しているので、随時連絡をいただき、現場に赴いたり、電話での対応も行っている。また、被害が起きた場合においては、現場によって状況が異なるため一概に言えないが、市に責任が全くないということはない」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「実際の作業には物すごい責任を伴うため、精神的な面からも、しっかりとしたフォローをお願いしたい」との意見があり、当局から、「操作には大変危険を伴う場合もあるため、いま一度、業務内容を整理し、業務を委託するに当たっては、しっかりと協議や打合せをしながら、安心して業務ができるように努めてまいりたい」との答弁がありました。 本件のうち、本委員会所管分につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。 次に、議案第102号 玖西環境衛生組合の解散に関する協議について、議案第103号 玖西環境衛生組合の解散に伴う財産処分に関する協議について、議案第104号 玖西環境衛生組合の解散に伴う事務の承継に関する協議についての審査におきまして、委員中から、玖西環境衛生組合の解散後の対応等について質疑があり、当局から、「令和4年度に事務を岩国市が引き継ぎ、令和9年度までは真水苑で操業を継続できるため、その間に新たな搬入先を探すようになる。その後、解体を行うようになるが、財源については積立金で対応してまいりたい」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「今後は搬入先も変わるが、公共下水道のほうと連携を取りながら対応していくことは考えていないのか。また、合併処理浄化槽の処理料金については、事業者によって料金に差があるのは理解しているが、地域間の差についてはどのように考えているのか」との質疑があり、当局から、「処理料金については、今までも事業者とも協議を重ねており、いろいろな方向で研究をしている。また、組合の解散後は、今までと環境が変わることになるので、関係課と協議しながら、次の対応を検討してまいりたい」との答弁がありました。 本議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、建設常任委員会の審査報告を終わります。
    ○議長(藤本泰也君)  ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ質疑を終結し、認定第1号、議案第86号を除き、これより討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 認定第1号、議案第86号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、認定第6号、10号、12号、13号、議案第83号、84号、92号、93号、101号、102号、103号、104号、以上12件は委員長の報告のとおり決しました。 次に、総務常任委員会に付託いたしました認定第1号等6件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 ◎17番(広中信夫君)  皆さん、おはようございます。総務常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について 本件のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。認定第2号 令和2年度岩国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 本件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。議案第86号 令和3年度岩国市一般会計補正予算(第6号) 本議案のうち、本委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第99号 わかば保育園新築工事請負契約の締結について議案第100号 市営住宅沖原団地新築工事請負契約の締結について議案第105号 岩国市過疎地域持続的発展計画の策定について 以上3議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、本委員会所管分の審査におきまして、総務費の総務管理費の企画費のバス等関係費に関し、委員中から、「高齢化社会において、バスの需要が高まることが予測され、特に高台団地では増便を望む声が出ており、昔のくるりんバスのような小型の車両の導入を含め、いわくにバスに運営の見直しを検討する必要があるが、約3億2,000万円のバス等関係費で、市民の足を確保するのに十分であると考えているのか」との質疑があり、当局から、「現在、南河内・北河内において乗合タクシーの実証運行を行っており、今後、高台団地などにおいて、小型車両で移動できるような手段を含めて検討している。また、バス等関係費の主な支出として、生活交通バスの運行委託料やいわくにバスに対する赤字補填の補助金がある。いわくにバスにおいては、自主運行路線の減便や経費削減を行うなど、厳しい状況の中で経営努力をされている。今後においては、赤字バス路線や生活交通バスの運行経路の見直しは必要ではあるが、今の予算額で対応したいと考えている」との答弁がありました。 続いて、委員中から、「いわくにバスは絶対になくしてはいけないし、逆に魅力のある会社に育てていかなければならない。いわくにバスの事業を持続可能なものとするために、どのような基本的な対策を考えておられるのか」との質疑があり、当局から、「バスは住民生活にとって重要な交通手段の一つであり、常に事業者と情報共有しながら検討してきている。経営状況が厳しい中、まずは企業として頑張っていただき、その上で、市としてはどういったことに支援ができるのか、現在持ち合わせている支援も含み、今後検討していきたい」との答弁がありました。 続いて、特定防衛施設周辺整備費の市民協働施設整備事業費の防犯設備整備事業に関し、委員中から、「コロナ禍で飲食店等に時短要請が出ている中、午後8時以降に公園で飲食する人が増え、自治会の方が散乱したごみを掃除しているという状況にある。今後、こうした迷惑行為が増える可能性があるため、防犯カメラの設置台数を増やすことはできないか」との質疑があり、当局から、「岩国市内における防犯カメラは、県内でもかなり多い設置台数となっている。追加の設置要望も出ているが、地元の皆様等の御意見を聞きながら、どのような形で整備していくべきかというのは今後の検討課題とさせていただきたい」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「防犯カメラによる犯罪の抑止力は非常に高いので、ぜひ積極的に設置していただきたいが、どのように考えているのか」との質疑があり、当局から、「この事業は2か年にわたって行っており、令和2年度で完了している。設置箇所の選定に当たっては、岩国警察署と十分に協議を行っているが、今後環境が変わっていく中で、機器の更新時期など、その設置箇所について改めて検討する時期が来ると考えている。また、公園における事案については、関係機関と連携を取りながら、注視していきたいと考えている」との答弁がありました。 続いて、教育費の保健体育費の体育施設費の運動公園施設費に関し、委員中から、「指定管理施設である二鹿野外活動センターについて、来年度に指定管理の更新時期を迎えるが、今後の方針をどのように考えているのか」との質疑があり、当局から、「時期が来れば再度公募するが、何かしら策を講じなければならないと考えており、スポーツ施設基本構想における整理を行った上で、今後の在り方についてはしっかりと考えながら進めてまいりたい」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「指定管理制度の5年という期限のため、指定管理者は長期展望に基づいた経営戦略ができず、雇用も難しい。指定管理者制度の見直しに係る全国的な取組はどのようになっているのか」との質疑があり、当局から、「指定管理者の期限については、原則として5年間、最長10年間としている。こうした要件の見直しに係る全国的な取組等については把握していない。しかし、指定管理者制度については、全国的にも様々な課題が出てきており、改善できることは改善していかなければいけないと考えている。二鹿野外活動センターについては、施設の在り方をもう一度整理し、どういった形で指定管理をするのがよいか、また、設備の本来の目的から、本当に指定管理が適切かどうかについても併せて検討したい」との答弁がありました。 本件のうち、本委員会所管分につきましては、討論において、一部委員から、「基地との共存ということは、未来永劫に補助金等に頼る姿勢になっているということであるため、本決算認定には反対する」との意見がありましたので、挙手により採決いたしました結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、総務常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(藤本泰也君)  ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ質疑を終結し、認定第1号、議案第86号を除き、これより討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 認定第1号、議案第86号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、認定第2号、議案第99号、100号、105号、以上4件は委員長の報告のとおり決しました。 これより認定第1号、議案第86号の討論に入ります。 まず、認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。 ◎15番(大西明子君)  それでは、日本共産党市議団を代表して、認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。 私は、令和2年度一般会計予算に反対をいたしました。反対の大きな理由は、「基地との共存」を施政方針に掲げていることを指摘し、在日米軍基地は地球規模で攻撃態勢を取っており、米国の戦争の出撃補給拠点となっている。湾岸戦争、イラク戦争、アフガン降伏戦争など、日本の基地から中東・ペルシャ湾に出撃し、多くの民間人を犠牲にしている。地球規模の米軍再編は先制攻撃に基づくものであり、こうした使用を担う米軍基地との共存はあり得ないと反対の理由を述べました。 この指摘どおりに、アフガン降伏戦争で岩国基地の第212飛行隊と第332飛行隊のFA-18戦闘攻撃機12機は、アフガン戦域で地上戦闘の近接航空支援に当たっており、爆弾を積み込み、投下し、さらに同部隊の航空管制チームが6か月任期でウズベキスタンに派遣、今年6月下旬から現在もこの作戦地域に派遣されています。 今年3月12日、ハワイ州ヒッカム統合基地から米空軍のソレス戦闘機F-22ラプター6機が飛来し、海兵隊機や航空自衛隊機などと訓練を行い、激しい発着訓練を繰り返し、周辺住民は爆音被害で苦しみました。 米軍の世界戦略は大きく変化しています。岩国基地が空軍、海軍、海兵隊の統合基地になることは空母艦載機移転に匹敵する機能強化です。 再編交付金は時限立法で3月末までに期限が切れます。市長は一般質問の答弁で、今年度も総務大臣に対して空母艦載機移駐やFA-18ホーネットからF-35Bへの機種の変更、さらに直近の状況として、F-22ラプター戦闘機の飛来やAH-64アパッチ攻撃ヘリの陸揚げなど、岩国基地の新たな運用と負担が生じているとして増額を要求したと答えています。 補助金増額と引換えに何でもウエルカムの基地との共存姿勢では未来永劫に市民の負担増は続きます。今から30年前、フィリピンでは、米軍基地を撤去しました。議会での最大の論点は、米軍基地なしでやっていけるのかということでした。今、スーピック元米海軍基地やクラーク元米空軍基地は、巨大なショッピングモールや工場が立ち並ぶ活気あふれる町に姿を変え、基地労働者3万5,000人が失職しましたが、今ではその約3.6倍の12万6,000人の雇用が生まれていると言われています。フィリピンの憲法や主権の尊重が大前提、主権侵害の米軍基地は絶対にノーだとしています。私もこの道を選択いたします。 すみません。ページが分からんようになった……。(「ゆっくりでいいですよ」と呼ぶ者あり) 財政面でも、自主財源である市税は、前年度より3億8,200万円の減で、構成比率は20.3と、前年度より5%下がっています。新型コロナウイルス感染症の影響もあると考えますが、自主財源の確保に最善の力を入れるべきです。 新型コロナウイルス感染症に係る対応策では、プレミアム商品券発行事業は他市に比べても内容のある事業であったことは評価するものです。運用面においては、市内中小業者や飲食業等に活用できる対策を取ることを求めます。 以上述べて反対討論といたします。スムーズにいきませんで、すみませんでした。 以上で終わります。 ○議長(藤本泰也君)  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  ほかになければ討論を終結し、これより採決に入ります。 御異議がありますので、起立により採決いたします。 認定第1号 令和2年度岩国市一般会計歳入歳出決算は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(藤本泰也君)  起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。 次に、議案第86号 令和3年度岩国市一般会計補正予算(第6号)の討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第86号 令和3年度岩国市一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第3都市活力再生・推進調査特別委員会中間報告 ○議長(藤本泰也君)  日程第3 都市活力再生・推進調査特別委員会から、会議規則第45条第2項の規定により中間報告を行いたいとの申出がありましたので、この際、これを許可いたします。 ◎18番(松川卓司君)  それでは、都市活力再生・推進調査特別委員会の中間報告をいたします。 本特別委員会は、「本市の中心地域における都市活力の源とも言える岩国錦帯橋空港、JR岩国駅、JR南岩国駅などをそれぞれ軸とした都市拠点における都市活力の再生・推進の実現に向けた総合的な調査・研究を進めること」を目的に設置したものであります。 平成30年12月の設置以来、11回にわたり委員会を開催し、協議を重ねてまいりました。 まず、平成30年12月21日の第1回委員会において、委員長に私が、副委員長に丸茂委員が互選され、平成31年1月18日の第2回委員会において、岩国錦帯橋空港周辺の川下地区、JR岩国駅周辺、JR南岩国駅周辺を調査対象区域とすることを決定しております。 同年2月25日に開催した第3回委員会において、調査対象の状況について当局に説明を求め、現状と課題について確認を行いました。 3月22日に開催した第4回委員会において、飛行艇ミュージアム(仮称)の整備について当局に説明を求め、5月23日に市長・議長・商工会議所会頭が、防衛省に飛行艇ミュージアム(仮称)の整備に関する要望を行っております。 6月5日に開催した第5回委員会において、防衛省への要望活動について及び調査対象の状況について当局に説明を求め、現状と課題について確認を行いました。 9月27日に開催した第6回委員会において、委員会の進め方について協議を行い、11月5日に開催した第7回委員会において、南岩国駅周辺整備事業及び南岩国町のまちづくりについて当局に説明を求め、南岩国駅前地区土地区画整理事業の見直しなど、地元の方々と意見交換等をしながら、まちづくりの整備計画を作成していく予定であることを確認しております。 また同日、光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所から、岩国駅周辺地区グランドデザインについて説明を受け、意見交換会を行いました。 令和2年1月14日には、山口県山口市で行われている新山口駅北地区拠点施設整備事業について、現地視察へ赴き、1月17日に開催した第8回委員会において、視察について意見交換を行っております。 また、2月12日、13日には、兵庫県神戸市及び香川県高松市へ赴き、先進地の事例について行政視察を行っております。 2月20日に開催した第9回委員会において、第2期岩国市中心市街地活性化基本計画について当局に説明を求め、現状と課題について確認を行いました。 7月17日に開催した第10回委員会において、今後の調査・研究の進め方について協議し、「住環境を整備し、定住人口を増やしていくことが今後の都市活力の重要なポイントであるため、そこを中心に調査・研究を行っていくこと」を委員全員で確認をしております。 11月26日に開催した第11回委員会において、新型コロナウイルス感染症対策が喫緊の課題であり、そちらに重点を置いた特別委員会の設置が必要であったため、本委員会は一旦、休止とすることを決定しております。 本特別委員会といたしましては、新型コロナウイルス感染症収束後は、新しい生活様式を踏まえ、定住人口の増加を軸とした、都市活力再生・推進の実現が本市にとって重要であると考えております。 以上がこれまでの調査等の概要となります。 以上をもちまして、会議規則第45条第2項の規定に基づく中間報告を終わります。 ○議長(藤本泰也君)  ただいまの中間報告に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ、本件は以上で終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第4議員提出議案第4号岩国市議会委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(藤本泰也君)  日程第4 議員提出議案第4号 岩国市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。(議案別添) ○議長(藤本泰也君)  提案者において説明を願います。 ◎2番(越澤二代君)  議員提出議案第4号 岩国市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案者を代表して、提案理由の説明をいたします。 このたびの改正は、本市議会の議員定数を、次の任期から2人削減して28人とすることに伴い、常任委員会の委員の定数についても、次の任期から変更するため、条文の整備を行うものです。 具体的な内容といたしましては、総務常任委員会及び教育民生常任委員会の委員の定数をそれぞれ1人削減して7人に定めるものです。 以上で、提案理由の説明を終わります。 全会一致で御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤本泰也君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第5議員提出議案第5号中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び人権侵害があった場合の抗議を求める意見書 ○議長(藤本泰也君)  日程第5 議員提出議案第5号 中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び人権侵害があった場合の抗議を求める意見書を議題といたします。(議案別添) ○議長(藤本泰也君)  提案者において説明を願います。 ◎22番(石本崇君)  おはようございます。市政改革クラブ、石本 崇でございます。 議員提出議案第5号 中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び人権侵害があった場合の抗議を求める意見書につきまして、提案者を代表して提案理由の説明をいたします。 それでは、案文の朗読をもって提案理由に代えさせていただきます。『中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び人権侵害があった場合の抗議を求める意見書 新疆ウイグル自治区で、大規模な恣意的勾留、人権弾圧が中国当局によって行われていることを国際社会は深く憂慮している。 国連の人種差別撤廃委員会は、平成30年8月、中国に関する総括所見を発表し、多数のウイグル人やムスリム系住民が法的手続なしに長期にわたって強制収容されて「再教育」が行われていることなどについて、「切実な懸念」を表明している。 令和2年10月には国連総会第3委員会でドイツなど39か国が、香港とウイグル自治区での人権侵害に重大な懸念を表明する共同声明を発表し、ウイグルやチベットでの人権尊重と調査、香港の事態の即時是正を求めている。 本年2月3日には、ウイグル人女性による「新疆ウイグル自治区の収容施設に収容された際に女性に対する組織的な性暴行被害があった」という証言が報道された。 2月5日、アントニー・ブリンケン米国務長官と中国の楊潔?(ヤンチエチー)共産党政治局員が電話対談を行った際にブリンケン米国務長官は楊氏に対し「新疆ウイグル自治区、チベット自治区、香港における人権と民主的な価値観を米国は擁護し続ける」という趣旨を発言した。 ポンペオ前米国務長官は声明で「中国共産党の指示と支配のもとで中国政府はウイグル族らへの罪を犯してきた」と指摘、100万人超の市民の恣意的な投獄や不妊手術の強制、拷問、強制労働などが課されてきたと指弾した。 ドミニク・ラーブ英国外相も「中国西部の新疆ウイグル自治区でおぞましく、甚だしい人権侵害が起きている」として中国政府を厳しく非難した。 オーストラリアのマリス・ペイン外相も「調査をするべきだ」と発言しており、国や政党を超えて大きな人権問題として認識されている。 また、本年、2月11日に中国政府は「中国国内における英国BBCニュースの放送を禁止する」と発表しており、人権に加えて「言論の自由」も奪われそうになっている。 日本政府は、「人権状況について懸念をもって注視している」という趣旨の発言にとどまっているが、「国連憲章と国際法を遵守せよ」と迫っていく冷静な外交努力が求められている。 言うまでもなく人権は普遍的価値であり、日本国憲法前文には「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」と掲げられている。 よって本市議会は、直ちに日本政府として調査し、人権侵害があった場合は、様々な手法を用いて厳重に抗議することを要請する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。令和3年9月24日岩 国 市 議 会 』 以上、全会一致で御賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤本泰也君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ◎12番(丸茂郁生君)  志誠いわくにの丸茂郁生でございます。中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び人権侵害があった場合の抗議を求める意見書について、賛成の立場から討論いたします。 国際社会で最も問題視されているのが新疆ウイグル自治区でのウイグル民族への弾圧が行われているのではないかというものであり、国際的に大きな懸念が持たれています。 このたび上程された意見書にもあるように、こうした懸念される数々の人権侵害が事実であれば、我々はこの問題から決して目を背けてはいけない。2015年9月の国連サミットで我々の世界を変革する持続可能な開発のための2030アジェンダが採択されました。そこに含まれるSDGs――持続可能な開発目標が掲げられ、その前文には、「誰一人取り残さないことを誓う」「全ての人々の人権を実現する」という言葉が明記されています。SDGsが目指すこの大切な世界観において、この新疆ウイグル自治区などの人権侵害の問題が解決しない限り、SDGsの目標達成もあり得ないことであります。 そして、この人権侵害の問題に我々岩国市民がどのように向き合えばよいのか、遠く離れた私たちができることは限られていますが、その一つとして、これらの問題をさらに知ることです。 現在、本庁舎の1階に21世紀の「ジェノサイド」ウイグルの真実のパネルが展示してあります。清水ともみさんがウイグル問題について書いた漫画「私の身に起きたこと」などをはじめ、新疆ウイグル自治区で起きている現状を知ることができますので、市民の皆様、そして議員の皆様におかれましても、ぜひとも見て、知っていただきたいことであります。 そしてまた、我々岩国市議会議員ができることの一つとしては、議員一丸となって国に調査を求め、人権侵害があった場合の抗議を求めていくことであります。深い闇でもがき苦しんでいる人たちがいる。泣いている人たちがいる。手を差し伸べてほしいと願っている人たちがいる。我々が世界の人権問題に目を向け、この方々を守っていくという姿勢が苦しんでいる方々を救うことにつながります。そしてさらには、人権を尊重し合える町、岩国市の未来にもつながるものと信じております。 以上、議員各位の御理解、御賛同を賜り、全会一致で本意見書が採択されますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(藤本泰也君)  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  ほかになければ討論を終結し、これより採決に入ります。 本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。 ここで、30番 片山原司君から発言の取消しの申出がありますので、説明を許可いたします。 ◎30番(片山原司君)  30番 片山原司でございます。発言の取消しの申出をいたします。 令和3年9月9日の岩国市議会一般質問における発言の取消しを申し出て、議会の許可を得たいために発言をいたします。 当日の午後1時より40分間の持ち時間で一般質問を行いましたが、時間的に大変急いでおり、終了に近いところで、手話言語条例に関連した再質問の中で、手話サークルの育成に触れ、その中で、「……………………、いろいろなことで関わっております」という発言をしております。この発言は、議員として誤った発言でございました。……………………………………………………………………………………。手話サークルについては過去在籍したボランティア団体が支援をしておりました。時間に追われるあまり、あってはならない発言をいたしました。「……………………」を取り消したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤本泰也君)  ここでお諮りいたします。ただいまの発言の取消しの申出について、会議規則第65条の規定により、これを許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認めます。よって、ただいまの発言取消しの申出を許可することに決しました。 議事を続行いたします。(「議事進行」と呼ぶ者あり) ◎15番(大西明子君)  先ほど総務委員長の報告の中で、「基地との共有」という発言で報告があります。私は、「基地との共存」ということは言いますが、「共有」と言ったことはありませんので、よく調べていただいて、これを訂正していただきたいと思います。 ○議長(藤本泰也君)  ただいま大西議員のほうからございました総務委員長の報告について、後ほど会議録のほうをまた精査し、発言留保宣告をいたしておきます。 議事を続行いたします。 ここでお諮りいたします。今期定例会における議決事件の中で、字句、数字その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、議長に一任していただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本泰也君)  御異議なしと認め、さよう決しました。 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 これにて令和3年第4回岩国市議会定例会を閉会いたします。午前11時17分 閉会 ――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                         岩国市議会議長  藤 本 泰 也                         岩国市議会議員  片 岡 勝 則                         岩国市議会議員  広 中 信 夫                         岩国市議会議員  松 川 卓 司...