○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、議案第2号及び9号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第2号及び9号を除き、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号、4号、5号、11号、12号、13号、21号、28号、29号、30号、31号、32号、33号、34号、52号、53号、以上16議案は
委員長の報告のとおり可決されました。 次に、建設
常任委員会に付託いたしました議案第2号等14件を
一括議題といたします。
委員長の報告を求めます。
◎4番(中村豊君) おはようございます。建設
常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第 2号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第7号)議案第 9号 令和3年度岩国市
一般会計予算 以上2議案のうち、本
委員会所管分は、
慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第 8号 令和2年度岩国市駐車場事業特別会計
補正予算(第2号)議案第14号 令和3年度岩国市周東食肉センター事業特別会計予算議案第18号 令和3年度岩国市駐車場事業特別会計予算議案第19号 令和3年度岩国市水道事業会計予算議案第20号 令和3年度岩国市工業用水道事業会計予算議案第22号 令和3年度岩国市下水道事業会計予算議案第23号 令和3年度岩国市簡易水道事業会計予算議案第35号 岩国市一般廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する
条例議案第36号 岩国市景観条例の一部を改正する
条例議案第37号 岩国市手数料条例の一部を改正する
条例議案第38号 岩国市営住宅条例の一部を改正する
条例議案第55号 市道路線の認定について 以上12議案は、
慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第9号 令和3年度岩国市
一般会計予算のうち、本
委員会所管分の審査におきまして、総務費の再編関連特別事業費の河川・排水路整備事業費のポンプ場整備事業に関し、委員中から、装束ポンプ場のポンプの整備内容について質疑があり、当局から、「老朽化した電動ポンプ1台をエンジンポンプに更新し、既に設置しているエンジンポンプ1台と合わせて、完成後は2台で運用することとなるものである」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「近年は短時間での豪雨も増えているが、2台のエンジンポンプで浸水対策は万全なのか」との質疑があり、当局から、「和木町を合わせた流域面積128.91ヘクタールの浸水対策については、装束には遊水池もあることから、2台のエンジンポンプを合わせることで、時間降雨量53ミリの雨量にほぼ対応できる計算となっている」との答弁がありました。 続いて、土木費の都市計画費の公園管理費の愛宕山ふくろう公園維持管理費に関し、委員中から、「障害を持った
子供たちが、公園を利用しにくいという状況があるようだが、そういう
子供たちが気軽に遊びに行けるような配慮が、愛宕山ふくろう公園においてはなされているのか」との質疑があり、当局から、「公園を整備する上で、誰もが気軽に利用できることは大切なことだと認識しており、愛宕山ふくろう公園においては、バリアフリー、ユニバーサルデザインに配慮したものとなっている」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、「公園の利用に関して、障害を持った子供の親御さんから、「健常者と一緒に遊ぶのは恐ろしい」「元気なお子さんがいないところをあえて探して行くんだ」といった切実な声も届いている。どのような方でも十分に楽しんでいただける公園というのが本当の意味での公園だと考えるが、どのような取組を行っていくのか」との質疑があり、当局から、「年齢、性別、障害のあるなしを問わず、全ての方々に公園で楽しく過ごしていただきたいという思いがあり、公園の使い方にも工夫をしながら、関係者の方々の御意見も伺った上で、福祉部門とも協議・調整を行ってまいりたい」との答弁がありました。 本議案のうち、本
委員会所管分につきましては、
慎重審査の結果、
全会一致で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、建設
常任委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
藤本泰也君) ただいまの
委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、議案第2号及び9号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第2号及び9号を除き、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号、14号、18号、19号、20号、22号、23号、35号、36号、37号、38号、55号、以上12議案は
委員長の報告のとおり可決されました。 次に、総務
常任委員会に付託いたしました議案第2号等14件を
一括議題といたします。
委員長の報告を求めます。
◎17番(広中信夫君) 皆さん、おはようございます。それでは、総務
常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第 2号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第7号)議案第 9号 令和3年度岩国市
一般会計予算 以上2議案のうち、本
委員会所管分は、
慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第10号 令和3年度岩国市土地取得事業特別会計予算議案第24号 岩国市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する
条例議案第25号 岩国市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する
条例議案第26号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例議案第27号 岩国市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する
条例議案第39号 岩国市患者輸送艇の買入れについて議案第40号 市道南桑1号線災害復旧工事請負契約の一部変更について議案第41号 財産の無償譲渡について議案第42号
指定管理者の指定について議案第43号
指定管理者の指定について議案第54号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について議案第56号 辺地に係る公共的施設の総合
整備計画の策定について 以上12議案は、
慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第9号 令和3年度岩国市
一般会計予算のうち、本
委員会所管分の審査におきまして、消防費の防災学習館コンテンツ更新時業に関し、委員中から、
事業内容について質疑があり、当局から、「地震や火災などの災害について、VR装置を活用して体験できるシステムを導入するものであり、実際に体験していただくことにより、本市がどういった基準や考え方で避難勧告等を発令しているのか、また、どうやったら安全に逃げられるのかなどを学習していただくことを目的としている」との答弁がありました。 これを受けて、委員中から、防災学習館の今後の取組について質疑があり、当局から、「このたび、防災学習館があるエリアに愛宕山ふくろう公園が完成することから、この公園を一体的に捉え、来場者の増加が図れるよう取り組んでまいりたい」との答弁がありました。 本議案のうち、本
委員会所管分につきましては、討論において、一部委員から、「本市においては、「基地との共存」が掲げられ、また、施政方針の中で、基地を地域資源として捉えることが示されており、当初予算にもそれが反映されていることから反対する」との意見がありました。よって、挙手により採決いたしました結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号 岩国市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の審査におきまして、委員中から、「今回の条例改正により、新たに職員となった者に求められている宣誓書において、押印を省略することができるようになったとのことであるが、どのような根拠に基づいて、このような判断がなされたのか」との質疑あり、当局から、「内閣府規制改革推進室内にある規制改革・行政改革担当大臣直轄チームにおいて、「地方公共団体における押印見直しマニュアル」が作成され、それに基づき、本市においては、「真に必要と認める場合を除いて押印の義務づけを廃止する」という方針を定めたところであり、その方針にのっとり、押印の省略は可能であると判断したものである」との答弁がありました。 本議案につきましては、討論において、一部委員から、「この条例改正によって、宣誓の重みがなくなることや印鑑文化をなくす一歩になりかねないことを危惧することから、反対する」との意見がありましたので、挙手により採決をいたしました結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 さらに、先ほど、議案第57号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第8号)の撤回についてを承認いたしました。本
委員会で、
当該議案の審査を行っておりますが、報告はいたしませんので申し添えます。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、総務
常任委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
藤本泰也君) ただいまの
委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、議案第2号及び9号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第2号及び9号を除き、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「第24号異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) それでは、議案第2号及び9号並びに御異議のあります議案第24号を除き、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号、25号、26号、27号、39号、40号、41号、42号、43号、54号、56号、以上11議案は
委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号を起立により採決いたします。 議案第24号 岩国市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
藤本泰也君) 起立多数であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 これより議案第2号及び9号の討論及び採決に入ります。 まず、議案第2号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第7号)の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第2号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第7号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号 令和3年度岩国市
一般会計予算の討論に入ります。
◎15番(大西明子君) おはようございます。私は日本共産党市議団を代表して、議案第9号 令和3年度
一般会計予算に反対の討論を行います。 反対の理由の第一は、「基地との共存」を施政方針に掲げていることです。在日米軍基地は、米国中心の世界秩序の維持・存続のための基地であり、地球規模で攻撃態勢を取っており、これまでもベトナム戦争をはじめ湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争など、日本の基地から出撃し多くの民間人を犠牲にしています。地球規模の米軍再編は先制攻撃戦略に基づくものです。 今、世界の流れは、全世界で核兵器廃絶宣言が行われ、今や核は使うことなどもってのほか、持つことも悪だと断定されました。国際的には、武力よりも外交で問題を解決しようという平和への大きな流れができつつあります。 こうした中、先制攻撃戦略のための訓練を実施する基地との共存はあり得ません。「このたび、F-22ラプターが、太平洋空軍の下、岩国基地所属の海兵隊のF-35Bと、周辺地域で数週間にわたる共同訓練を実施するということですが、今回の訓練は瞬時に地球規模で展開して見せることで、自由で開かれたインド太平洋地域に貢献するため、また、軍の属性を越え、統合軍として管轄地域内へ迅速に機動展開し、どのような不測の事態にも対処できることを確実にするための訓練だと、岩国基地から中国四国防衛局に情報が提供されています。 しかし、岩国市はこうした情報を一切市民に公表せず、3月1日から17日の間に355件もの
騒音による苦情が寄せられても、米軍や国に対して、訓練地域や訓練日数等についての問合せもしていません。 基地政策の基本姿勢では、
騒音や安全性、基地問題、基地周辺住民の生活環境が現状より悪化することは容認できない、基地機能の強化は認められないとしています。 私は、外来機といえども、今回の訓練は、市民生活に不安を与え、
騒音を増大させる、こういった基地の機能強化だと指摘をしましたが、基地政策課は、機能強化というのは、艦載機のように部隊が来ることが機能強化だと、これまでの基本方針を大きく変えています。 まさしくこれが「基地との共存」の姿勢の結果だと思います。「基地との共存」を容認するわけにはいきません。「基地との共存」から一歩進み、基地を地域資源として国際交流に取り組むとしていますが、国際交流と言うなら、基地関係の人だけでなく、岩国に住んでいる外国人の方々も含めて事業を行うべきだということを指摘しておきます。 日本共産党市議団は米軍再編に反対しています。「あめとむち」という言葉は市民から出ています。とりわけ井原前市長が、住民投票の意思を受け止め、艦載機受入れを拒否したとき、庁舎の工事が既に進んでいるのに建設費35億円の国の補助がカットされ、また、民間空港の再開についてもストップしました。福田市長が誕生した途端、35億円の補助金も民間空港開港もゴーサインが出て現在に至っています。 一方で、福田市長が艦載機受入れをして、
騒音は増大し、事故も起こっており、市民の安心・安全の暮らしは脅かされているのが現実です。この構図を「あめとむち」と表現していると思います。 日本共産党市議団は、米軍や国の言いなりになって、市民に不安や負担を押しつけて、他方で財源を得るため再編交付金獲得に没頭していては、岩国市の未来はないと主張しています。 河上市長が述べているように、「基地は国防という高度な政治目的によるものでありますが、そのために特定の地域の振興が阻害され、また、住民が長年にわたって、物心両面の苦痛を負わされるということがあってはならないという観点に立って、基地周辺整備事業や基地障害の軽減対策等を積極的に推し進めています」としています。当然のことだと思います。 また、市財政の充実については、小川議員が質問しておりますが、国有提供施設等所在市助成交付金の増額を固定資産税並みに要求し、その実現のために汗をかくことです。基地の総資産額5,227億円、これに1.4%の固定資産税率を掛けると約78億円です。交付金は22億円ですから、当たり前に算定すれば56億円の税収が増えるわけですから、財政は安定します。税収を獲得するため、市民のために大いに汗をかくことを求めます。 私の一般質問の答弁の中で、村田審議監から「大西議員の発言を聞いて、言葉にならないぐらいの驚きとともに動揺しております」という発言がありました。私もこの発言を聞いて、言葉も出ないほどの衝撃を受けました。この発言は職員が議場で述べる内容ではなく、政治家の発言です。私は、長い議員活動の中で、村田審議監が経験を積んだ幹部職員として仕事をしていることにリスペクトをし、政策や考え方の相違はあっても、これまで人としてのつながりをもって接してきたと思っています。残念ながら、本会議場でこのような発言があったことは決して許せるものではありません。市長の任命とはいえ、審議監は市長の政治秘書ではありません。あくまでも市職員だということを申し述べておきます。 以上で、議案第9号の反対討論といたします。〔
重岡邦昭議員退場〕
○議長(
藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) ほかになければ、討論を終結し、これより採決に入ります。 御異議がありますので、起立により採決いたします。 議案第9号 令和3年度岩国市
一般会計予算は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
藤本泰也君) 起立多数であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。〔
重岡邦昭議員入場〕
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4議案第58号令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第9号) 議案第59号 令和3年度岩国市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(
藤本泰也君) 日程第4 議案第58号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第9号)及び議案第59号 令和3年度岩国市
一般会計補正予算(第1号)、以上2議案を
一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎市長(
福田良彦君) 議案第58号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第9号)について、その概要を御説明いたします。 今回の
補正予算は、
新型コロナウイルス感染症に係る対応策として、国の令和2年度
補正予算(第3号)の成立を受けて、令和2年度予算により実施する事業に必要な経費を計上しております。 それでは、まず歳入について御説明をいたします。
国庫支出金は、国の令和2年度
補正予算(第3号)の成立を受けて実施する学校保健特別対策事業に係る国庫補助金を2,240万円計上しております。 寄附金は、市の
新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいとの思いで頂きました寄附金を1,057万5,000円計上しております。 繰入金は、事業実施に必要な経費の財源として、財政調整基金とりくずし金を1,182万5,000円計上しております。 次に、歳出について御説明いたします。 教育費において、市内の小・中学校に消毒液、非接触型の体温計などの衛生用品や換気に必要なサーキュレーターなどの備品を整備するための経費を、市内の小・中学校46校について、1校当たり、児童・生徒数に応じて80万円、120万円または160万円を限度として、合計で4,480万円計上しております。 以上の結果、補正額は4,480万円、補正後の予算規模は909億873万9,000円となり、当初予算規模に比べ約27.4%の増となります。 第2 表繰越明許費補正は、年度内の事業完了が困難であるため、学校保健特別対策事業を追加しております。 引き続き、議案第59号 令和3年度岩国市
一般会計補正予算(第1号)について、その概要を御説明いたします。 今回の
補正予算は、
新型コロナウイルス感染症に係る対応策として、国の令和2年度
補正予算(第3号)の成立を受けて、令和3年度予算により実施する事業及び市独自の対応策として実施する事業に必要な経費を計上しております。 それでは、まず、歳入について御説明いたします。
国庫支出金は、国の令和2年度
補正予算(第3号)の成立を受けて実施する
新型コロナウイルス感染症検査事業やサテライトオフィス等活用促進事業に係る国庫補助金を889万9,000円計上しております。 また、国の
補正予算において増額となった
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の追加交付分として、7億1,746万3,000円計上しております。 繰入金は、事業実施に必要な経費の財源として、財政調整基金とりくずし金を7,750万5,000円計上しております。 次に、歳出について御説明いたします。 まず、総務費では、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止や入札参加者の負担軽減、入札事務の効率化等を目的として、インターネットを通じて入札から開札までの手続を行う電子入札システムを導入する、電子入札システム整備事業など2事業に係る経費を614万円計上しております。 民生費では、65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する方が
新型コロナウイルス感染症検査を希望する場合に、その検査費用の一部を助成する
新型コロナウイルス感染症検査事業など2事業に係る経費を1,217万2,000円計上しております。 衛生費及び
農林水産業費では、保健センター及び錦農村環境改善センターに非接触式の検温器を設置をする
新型コロナウイルス感染症対策事業に係る経費を合計で58万1,000円計上しております。 商工費では、長引く
新型コロナウイルス感染症の影響により大きな打撃を受けている市内経済について、市民の消費を喚起し、その活性化を図るため、
新型コロナウイルス感染症対策特別
委員会からの御提言や各経済団体からの要望などを踏まえ、1セット当たりの商品券の価値を1万円、購入金額を5,000円とするプレミアム率100%の岩国市プレミアム商品券第2弾を、1世帯当たり2セットを上限として、市内全世帯が購入できるように発行する岩国市プレミアム商品券発行事業など5事業に係る経費を7億5,565万8,000円計上しております。 消防費では、岩国地区消防組合が救急車両11台に除染装置を整備することに対する負担金として323万4,000円計上しております。 教育費では、インターネットを通じて電子書籍の閲覧や貸出し・返却などが可能となる電子図書館を導入する電子図書館導入事業など3事業に係る経費を2,608万2,000円計上しております。 以上の結果、補正額は8億386万7,000円、補正後の予算規模は675億1,386万7,000円となり、当初予算規模に比べ約1.2%の増となります。 以上で、議案第58号及び議案第59号についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本2議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本2議案は
委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 まず、議案第58号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第58号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第9号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。 議案第59号 令和3年度岩国市
一般会計補正予算(第1号)は原案どおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第5防災・
減災対策推進調査特別委員会中間報告
○議長(
藤本泰也君) 日程第5 防災・減災対策推進調査特別
委員会から、
会議規則第45条第2項の規定により中間報告を行いたいとの申出がありましたので、この際、これを許可いたします。
◎1番(河合伸治君) 防災・減災対策推進調査特別委員会の中間報告をいたします。 本特別委員会は、「平成30年7月豪雨災害の発災要因に関すること」「避難所等の運営体制に関すること」「平成30年7月豪雨災害の復旧作業の進捗状況に関すること」「岩国市地域防災計画に関すること」「災害ボランティアの受け入れ体制の整備に関すること」「その他防災・減災に関して特別委員会が必要と認めるもの」の調査を目的として、平成30年12月21日に市議会の議決により設置されたものであります。 本日の報告は、令和元年12月定例会に続き、2回目の中間報告となります。前回の中間報告以降、主に「避難所等の運営体制に関すること」の調査に入り、8回の委員会を開催いたしました。加えて、市内各地域の代表者との意見交換会を5回実施するとともに、市内の早期避難所の視察を行うなどの調査を重ねてまいりました。 それでは、最初に、前回の中間報告以降に開催いたしました
委員会の状況について報告いたします。 まず、昨年1月に開催した第9回特別
委員会において、当局から、避難所等の運営体制について説明を受けております。その中で、当局の見解を求めたところ、当局からは、「今後の避難所の運営体制等については、地域の方との協議も行いながら検討していきたい。避難所における資機材についても、計画的に整備を進めていきたい」旨の発言がありました。 6月に開催した第10回特別
委員会においては、避難所の在り方について、市内各地域の代表者との意見交換会の開催、及び早期避難所の視察のための委員派遣を実施するに当たり、委員間で日程等の調整を行いました。その後、地域の協力もあり、8月19日から、市内各地域に伺い、意見交換会及び早期避難所の視察を5回にわたり実施いたしました。 9月に開催した第11回特別
委員会においては、平成30年7月豪雨災害の復旧の進捗状況について、令和2年7月豪雨の状況について、及び緊急浚渫推進事業について当局から説明を受けております。 その中で、平成30年7月豪雨災害の復旧状況については、「計画どおり復旧作業が進められていること」「工事着手予定の箇所については、県施工の復旧工事完成後やこれからの非出水期に向けて施工を予定していること」を、平成2年7月豪雨の状況については、「被災した箇所については順次災害査定を受けており、これからの非出水期に向けて復旧工事に着手する予定であること」を確認いたしました。また、災害等により度重なる被害が発生している箇所に対しての当局の対応について見解を求めたところ、「随時現況確認を行い、また、地元からの声も伺いながら、適切に管理・改修を行っていきたい。そのための維持管理経費については、厳しい財政状況の中ではあるが、工夫しながら柔軟に対応していきたい」旨の発言がありました。 12月に開催をした第12回特別
委員会、1月に開催した第13回特別
委員会及び2月に開催した第14回特別
委員会においては、市内各地域での意見交換会で伺った様々な御意見・御要望について、正副
委員長によって項目を整理したものを特別
委員会に提示し、委員間で協議を重ねてまいりました。 2月に開催した第15回特別
委員会においては、当局から、平成30年7月豪雨災害の復旧の進捗状況について及び緊急浚渫推進事業についての説明を受け、その後、3月に開催した第16回特別
委員会において、今後の調査の進め方についての委員間協議を行っております。 次に、市内各地域の代表者との意見交換会について報告いたします。 本特別
委員会におきましては、避難所の施設状況や運営体制の現状調査を行うため、市内各地域にお住まいの方々から御意見・御要望を聴取するための委員派遣を行ってまいりました。 8月19日に美川地域、10月12日に美和地域及び由宇地域、10月16日に玖珂地域及び周東地域、11月4日に旧岩国市全域、11月18日に錦地域において、意見交換会の開催並びに早期避難所の視察を行い、避難所の在り方等を協議しております。 この中で、各地域の代表者からは、「早期避難所の設備については、予算を確保した上で適宜対応してほしい」「早期避難所に指定されている施設のうち、老朽化が進行しているものについては、施設の改修や選定替えを検討してほしい」「早期避難所の管理・運営については、地元住民の意見も取り入れながら、適宜見直しを図ってほしい」「自主防災組織と行政の連絡を密にし、地域の意見が聴取できるような体制づくりに取り組んでほしい」などの要望を伺っております。 また、市内各地域の早期避難所の視察においては、各施設における設備の状況や、防災資機材・備蓄品の状況についての説明を受けました。これらの調査結果に基づき、改善すべき点について
委員会で協議を重ね、「避難所の在り方・運営体制に係る提言」を取りまとめました。 本提言においては、「1.地域住民の希望に沿った場所を避難所として指定し、防災備品などの公的支援の体制を構築すること」「2.避難所における防災情報の提供体制を整備すること」「3.避難所の運営については、自助・共助の観点から、自治会・自主防災組織・消防団など関係団体の協力の下、地域で自主的に管理・運営をする体制の構築を促進すること」「4.要支援者等に対する共助の観点から、民生委員・福祉員や自治会等の関係機関と、必要な情報の共有が図れるような体制を構築すること」「5.各地域の住民組織や自主防災組織と連携を密にし、意見等が聴取できるよう体制整備を行うこと」の5つの事項を、市当局に対して提言することとし、令和3年2月22日に、議長から市長へ提言書を提出をしております。 市当局からは、本提言をしっかりと受け止め、前向きに取り組む旨の見解が示されました。 以上が、これまでの審査状況になります。本特別
委員会といたしましては、防災・減災に関する諸問題について、今後も引き続き調査を続けてまいりたいと考えております。 以上をもちまして、
会議規則第45条第2項の規定に基づく中間報告を終わります。
○議長(
藤本泰也君) ただいまの中間報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ、本件は以上で終わります。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第6議員提出議案第1号
岩国市議会会議規則の一部を改正する規則
○議長(
藤本泰也君) 日程第6 議員提出議案第1号
岩国市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 提案者において説明を願います。
◎29番(植野正則君) 議員提出議案第1号
岩国市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案者を代表して、提案理由を説明いたします。 このたびの改正は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や
委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るほか、行政手続において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名・押印の見直しについて、規定の整備を行うため、提案するものであります。 それでは、改正内容につきまして、お手元の議案に添付してあります、
岩国市議会会議規則新旧対照表により説明いたします。 主な改正点は、第2条及び第84条に、既に規定されている「出産」に加えて、「育児」「看護」「介護」及び「配偶者の出産補助」を具体例として明文化するものです。なお、出産については、医学的な知見を踏まえ、出産に伴う欠席期間の範囲を明文化することが適当と考えられ、この点において他の欠席事由とは異なる事情を有することに鑑み、これまでどおり第2項規定いたしております。また、一般的に欠席がやむを得ないと想定し得る代表的な事由として、「公務」「疾病」を例示するとともに、「事故」を「その他のやむを得ない事由」に改めるものです。 次に、第132条については、請願者に対し提出時に求めている署名押印を、署名または記名押印に改め、併せて、請願者が法人の場合の条文について、規定の整備を行うものです。 なお、この規則は公布の日から施行するものであります。 以上で、提案理由の説明を終わります。
全会一致の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は
委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。 ここでお諮りいたします。今期定例会における議決事件の中で、字句、数字その他の整理を必要とするものにつきましては、
会議規則第43条の規定により、議長に一任していただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認め、さよう決しました。 以上をもちまして、本日の
議事日程は全て終了いたしました。 これにて令和3年第2回岩国市議会定例会を閉会いたします。午前11時14分 閉会
―――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 岩国市議会議長 藤 本 泰 也 岩国市議会議員 武 田 伊佐雄 岩国市議会議員 重 岡 邦 昭 岩国市議会議員 広 中 英 明...