○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第104号、105号、107号、108号、114号、以上5議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、
総務常任委員会に付託いたしました議案第98号等5件を
一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。
◎17番(広中信夫君) 皆さん、おはようございます。それでは、
総務常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号) 本議案のうち、本
委員会所管分は、
慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。議案第111号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する
条例議案第115号 財産の無償譲渡について議案第118号
新市建設計画の変更について議案第119号 市道小瀬28号線
災害復旧工事請負契約の締結について 以上4議案は、
慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第118号
新市建設計画の変更についての審査におきまして、委員中から、本議案において、
主要施策として「
福祉交流活動の推進」が新たに掲げられ、その
主要事業として「施設の整備」が掲げられているところである。
福祉施設の整備については、
岩国医療センター跡地に内科を中心とした
医療施設を建設してほしいという請願が本市議会に提出され、本市議会は
全会一致で採決した経緯もあることから、その
進捗状況について質疑があり、当局から、「福祉と交流のまちのエリアの中には、
医療機関が出てきていただけるような用地を確保している状況である。
医療機関を誘致するというのは難しい状況であるが、福祉と交流の
まちづくりを計画的に進めていく中で、同時並行的に実現すべく頑張ってまいりたい」との答弁がありました。 本議案につきましては、
慎重審査の結果、
全会一致で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、
総務常任委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
藤本泰也君) ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、議案第98号を除き、これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。議案第98号を除き、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第111号、115号、118号、119号、以上4議案は委員長の報告のとおり可決されました。 これより、議案第98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号)の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。議案第98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。
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△日程第3各
常任委員会の
特定事件について
○議長(
藤本泰也君) 日程第3 各
常任委員会の
特定事件についてを議題といたします。 本件につきましては、お手元に配付しておるとおり、各常任委員長から閉会中の調査のため、
特定事件の申出がありました。 お諮りいたします。各
常任委員会の
特定事件については、申出のとおりそれぞれ付議することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、各
常任委員会の
特定事件については、申出のとおり付議することに決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4議案第120号令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(
藤本泰也君) 日程第4 議案第120号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎市長(福田良彦君) 皆さん、おはようございます。議案第120号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)について、その概要を御説明いたします。 今回の
補正予算は、国の令和2年度
補正予算(第2号)の成立を受けて実施している「ひとり親世帯臨時特別給付金」の支給について、国が
新型コロナウイルス感染症対策予備費を活用しての再支給を決定したことを受けて、給付金の支給対象者に対して、年内に給付金を再支給するために必要な経費を計上しております。 それでは、まず、歳入について御説明いたします。 国庫支出金は、ひとり親世帯臨時特別給付金を再支給するための財源となる国庫補助金を、1,762万円計上しております。 次に、歳出について御説明いたします。 歳出では、民生費に、
新型コロナウイルス感染症の影響により、生活実態が依然として厳しい状況にある低所得のひとり親世帯に対して、その生活を支援するため、対象世帯を約1,400世帯と見込み、1世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円の給付金を再支給するために必要となる経費といたしまして、1,762万円を計上しております。 以上の結果、補正額は1,762万円、補正後の予算規模は924億5,365万7,000円となります。 以上で、一般会計の
補正予算についての御説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。
◆21番(細見正行君) 今回、歳入に1,762万円の予算を計上されて、実質的には幾ら歳出が見込まれるのか、金額をお示ししてください。 ただいま、低所得のひとり親世帯と言われましたけれど、岩国では福田市政の下、「子育て日本一」「子育てするなら岩国で」を掲げておられます。ひとり親世帯でなくても、世帯によっては住宅ローンを抱えておられたり、資産状況がひとり親より厳しい家、またおじいちゃんやおばあちゃんの援助があったりして、ひとり親世帯よりもかなり家計が厳しい世帯もたくさんあるやにお聞きしております。 ひとり親世帯と、夫婦で子供を3人も4人も育てておられる世帯もおられますが、そういった家庭とひとり親家庭との公平性について、福田市政ではどういうふうに考えておられるのか、お示ししてください。
◎
健康福祉部長(児玉堅二君) 1点目ですが、今回、1,762万円を補正計上しております、その全体の予算額なんですが、9,040万円を見込額としております。 ただし、今回、ひとり親世帯の臨時給付金ということで、1回目をこの6月時点の児童扶養手当の受給者などに支給しております。そのときに7月補正で計上して御審議いただいて可決している金額の残額がございますので、それを足させていただいた上で、不足する1,762万円を今回、計上するという形になりますので、御審議いただけたらと思います。 それと、もう一点ですが、今回、ひとり親世帯ということで、国が年内に早急に再支給という形で、今回、ひとり親世帯に限り追加補正ということでさせていただいております。 今、議員が言われるように、ひとり親世帯以外で困窮されておられるという方も当然いらっしゃるというふうには私も存じておりますが、現時点としては、その施策というのはお示しできない状況ではございますけれども、これまでもひとり親世帯以外で、例えば休業であるとか、失業されておられる世帯に対しまして、生活困窮ということで住居確保給付金であるとか、小口資金の貸付けであるとかを、今、相談を受けて支給しております。これも延長という形で進めていくということになりますので、また相談をしていただければ、住居確保給付金であるとか、小口資金の貸付けで対応が可能ではないかというふうに考えております。
◆21番(細見正行君) 今の公平性についてですけれど、ひとり親世帯の方もそういう相談窓口での相談はできるんですよね。私が捉えているのは、低所得のひとり親世帯に対してという壇上からの市長の御説明がありましたが、1回目の質疑で言いましたように、ひとり親世帯ではなくても、おじいちゃんやおばあちゃんの援助があったり、夫婦で3人も4人も子育てをされている世帯よりも、家計が裕福というわけではないですが、困窮されていない家もあるわけです。だけれど、夫婦で3人も4人も子育てをしていたり、住宅ローンを抱えていたりと、いろんな事情で困窮している人もいる中での公平性ですよね、市長も「子育てするなら岩国で」ということを常日頃から言われているわけですから、公平性という観点をもう少し詳しく説明していただければと思います。
◎
総合政策部長(加納健治君) このたびの
補正予算につきましては、先ほど市長が提案説明申し上げましたけれども、7月の
補正予算に続きまして、国が低所得のひとり親世帯に対する給付金を再支給するということで制度設計をされまして、年内に支給するということもありまして、急遽また
補正予算の追加をお願いしたという経緯がございます。 細見議員もおっしゃいますように、ひとり親世帯以外でもそういう低所得というか家計が厳しい世帯があるということは、十分認識いたしております。そうした観点もありまして、5月の
補正予算において、市民1人当たり2万円の協力金の給付ですとか、7月
補正予算においては、プレミアム商品券の発行、現在そういうことを行っておりますけれども、それから、これはひとり親世帯に限らずなんですけれども、
健康福祉部長も申し上げましたような資金の貸付けも社会福祉協議会で行っております。このたびは国がそういう制度設計をされまして支給をされるということでございますが、それにプラスして市のほうで何か上乗せして、ひとり親世帯以外にも支援をするということは、このたびの
補正予算では計上いたしておりませんけれども、このたび国の第3次
補正予算については、閣議決定が行われまして、来年の通常国会に提出されるという見込みでございます。そうした中で、地方創生臨時交付金も、地方枠として、また1兆円追加ということはございます。そういった臨時給付金等も活用いたしまして、今、コロナ禍で苦しんでおられるというか、影響を受けておられる方々にどういった支援ができるかということは、また十分検討してまいりたいというふうに考えております。(「議長、公平性について」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤本泰也君) 公平性について、市としてどう考えるかということなんで、今まで答えられたのは国の制度なんでということだけなので、そこは市としての立ち位置で整理して、ひとり親世帯と子育て世帯の公平性というところを今、言われているわけですけれど、どういうふうに考えておられるかを答弁されたらいいと思います。
◎副市長(杉岡匡君) 公平性ということでございますけれども、先ほど
総合政策部長が申し上げましたように、私どものほうは全市的に――要は定額給付金の上乗せであったりとか、それからプレミアム率がかなり高いプレミアム商品券を発行して、全ての世帯に公平に対応してきたところでございます。 このたびは、あくまでも国の制度を市として取り上げただけでございますので、国がまた新たな一手を打たれるかどうか分かりませんけれども、市としては、今後、国から来た財源をいかに有効に効果的に、どういうふうに活用するかという中で検討させていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(
藤本泰也君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。議案第120号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議案第120号は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第5議員提出議案第3号
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置について
○議長(
藤本泰也君) 日程第5 議員提出議案第3号
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 提案者において説明をお願いします。
◎29番(植野正則君) それでは、議員提出議案第3号
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置につきまして、提案者を代表して提案理由の説明をいたします。 現在、
新型コロナウイルス感染症が全国的に猛威を振るっており、本市におきましても感染症の拡大が懸念されております。急激な勢いで世界的に蔓延した
新型コロナウイルス感染症は、今も感染拡大の波が続いており、私たち一人一人が事態の長期化を見据えた感染予防に努めていかなければなりません。 岩国市議会といたしましても、市民の生命及び健康を守り、市民生活及び経済に及ぼす影響が最小限となるようにすべく、情報の収集及び発信、国・県・市の施策・予算に対する提案・要望を必要に応じて行うため、ここに、
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置を提案するものであります。 以下、議決すべき事項は、1 本市議会に、
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会(以下「特別委員会」という。)を設置する。2 特別委員会は、10人の委員をもって構成する。3 特別委員会は、次に掲げる事件について調査を行う。 (1)
新型コロナウイルス感染症対策に関すること。 (2)その他
新型コロナウイルス感染症対策に関することのうち、特別委員会が必要と認めるもの4 特別委員会は、議会の閉会中も調査を行うことができるものとし、調査終了まで継続して調査を行うものとする。 以上のとおりであります。 提案の趣旨を御理解の上、
全会一致で御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。本議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。 続いてお諮りいたします。ただいま設置されました
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、片山原司君、貴船 斉君、桑原敏幸君、越澤二代さん、重岡邦昭君、
長岡辰久君、姫野敦子さん、細見正行君、松川卓司君、丸茂郁生君、以上10人を指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10人を
新型コロナウイルス感染症対策特別委員に選任することに決しました。 ここで暫時休憩し、休憩中に
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会を開催して、正副委員長の互選を行っていただきます。 それでは、特別委員の皆様は直ちに委員会室に御参集ください。 ここで暫時休憩いたします。午前10時41分 休憩
――――――――――――――――――――――――――――――午前11時 5分 再開
○議長(
藤本泰也君) それでは、本会議を再開いたします。 ここで、
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の正副委員長を発表いたします。委員長 細見正行君、副委員長 姫野敦子さん、以上のとおりであります。 ここでお諮りいたします。今期定例会における議決事件の中で、字句、数字その他の整理を必要とするものにつきましては、
会議規則第43条の規定により、議長に一任していただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認め、さよう決しました。 以上をもちまして、本日の
議事日程は全て終了いたしました。 これにて令和2年第7回岩国市議会定例会を閉会いたします。午前11時5分 閉会
―――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 岩国市議会議長 藤 本 泰 也 岩国市議会議員 長 岡 辰 久 岩国市議会議員 大 西 明 子 岩国市議会議員 片 岡 勝 則...