令和 2年 第5回定例会(9月)令和2年第5回岩国市議会定例会会議録(第1号)令和2年8月28日(金曜日
)――――――――――――――――――――――――――――――議事日程(第1号)令和2年8月28日(金曜日)午前10時開議┌───┬───────────────────────────────────┬───┐│日 程│ 件 名 │備 考│├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 1│会議録署名議員の指名 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 2│会期の決定 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 3│諸般の報告 │ ││ │ 1 FA-18とKC-130の空中接触による墜落に関する事故再調査 │ ││ │ 結果について │ ││ │ 2 岩国飛行場におけるF-35Bへの機種更新について │ ││ │ 3 新港町二丁目の下水道工事に係る事故について │ ││ │ 4 岩国市土地開発公社の経営状況について │ ││ │ 5 いわくにバス株式会社の経営状況について │ ││ │ 6 一般財団法人玖珂町体育施設等管理協会の経営状況について │ ││ │ 7 美川開発株式会社の経営状況について │ ││ │ 8 中山間地域の振興に関する施策の実施状況等について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 4│監査報告第12号 例月出納検査の結果に関する報告について │ ││ │監査報告第13号 例月出納検査の結果に関する報告について │ ││ │監査報告第14号 例月出納検査の結果に関する報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 5│報告第17号 市道における事故に関する専決処分の報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 6│報告第18号 令和元年度財政の健全化判断比率等の報告について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 7│報告第19号 令和元年度教育委員会の点検及び評価について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 8│諮問第 6号 人権擁護委員の推薦について │ ││ │諮問第 7号 人権擁護委員の推薦について │ ││ │諮問第 8号 人権擁護委員の推薦について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 9│認定第 1号 令和元年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について │ ││ │認定第 2号 令和元年度岩国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の
認定 │ ││ │ について │ ││ │認定第 3号 令和元年度岩国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認 │ ││ │ 定について │ ││ │認定第 4号 令和元年度岩国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定 │ ││ │ について │ ││ │認定第 5号 令和元年度岩国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ │ ││ │ いて │ ││ │認定第 6号 令和元年度岩国市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の
認定 │ ││ │ について │ ││ │認定第 7号 令和元年度岩国市
周東食肉センター事業特別会計歳入歳出決 │ ││ │ 算の認定について │ ││ │認定第 8号 令和元年度岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の
│ ││ │ 認定について │ ││ │認定第 9号 令和元年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について │ ││ │認定第10号 令和元年度岩国市市場事業特別会計歳入歳出決算の認定につ │ ││ │ いて │ ││ │認定第11号 令和元年度岩国市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定に │ ││ │ ついて │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第10│認定第12号 令和元年度岩国市病院事業会計決算の認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第11│認定第13号 令和元年度岩国市下水道事業会計決算の認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第12│議案第74号 令和元年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定に │ ││ │ ついて │ ││ │議案第75号 令和元年度岩国市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の
│ ││ │ 認定について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第13│議案第76号 令和2年度岩国市一般会計補正予算(第3号) │ ││ │議案第77号 令和2年度岩国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)│ ││ │議案第78号 令和2年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) │ ││ │議案第79号 令和2年度岩国市介護保険特別会計補正予算(第1号) │ ││ │議案第80号 令和2年度岩国市
観光施設運営事業特別会計補正予算 │ ││ │ (第1号) │ ││ │議案第81号 令和2年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第1号) │ ││ │議案第82号 令和2年度岩国市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第14│議案第83号 令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号) │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第15│議案第84号 令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号) │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第16│議案第85号 岩国市感染症拡大防止基金条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第17│議案第86号 岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第18│議案第87号 岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に │ ││ │ 関する基準を定める条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第19│議案第88号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する
基 │ ││ │ 準等を定める条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第20│議案第89号 岩国市下水道条例等の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第21│議案第90号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第22│議案第91号 装束ポンプ場機械設備工事請負契約の締結について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第23│議案第92号 東小中学校プール・部室棟新築工事請負契約の締結について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第24│議案第93号 GIGAスクール用端末(iPad)の買入れについて │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第25│議案第94号 市道上駄床1号線災害復旧工事(2工区)請負契約の一部変 │ ││ │ 更について │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第26│議案第95号 岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正 │ ││ │ する条例 │ │└───┴───────────────────────────────────┴───
┘――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり
――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(30人) 1番 河 合 伸 治 君 11番 姫 野 敦 子 君 21番 細 見 正 行 君 2番 越 澤 二 代 君 12番 丸 茂 郁 生 君 22番 石 本 崇 君 3番 桑 田 勝 弘 君 13番 小 川 安 士 君 23番 石 原 真 君 4番 中 村 豊 君 14番 長 岡 辰 久 君 24番 山 本 辰 哉 君 5番 田 村 博 美 君 15番 大 西 明 子 君 25番 桑 原 敏 幸 君 6番 中 村 雅 一 君 16番 片 岡 勝 則 君 26番 貴 船 斉 君 7番 矢 野 匡 亮 君 17番 広 中 信 夫 君 27番 藤 重 建 治 君 8番 武 田 伊佐雄 君 18番 松 川 卓 司 君 28番 松 本 久 次 君 9番 重 岡 邦 昭 君 19番 藤 本 泰 也 君 29番 植 野 正 則 君10番 広 中 英 明 君 20番 瀬 村 尚 央 君 30番 片 山 原 司 君
――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者 市長 福 田 良 彦 君 副市長 杉 岡 匡 君 教育長 守 山 敏 晴 君 水道事業管理者 辻 孝 弘 君 審議監 村 田 光 洋 君 総務部長 高 田 昭 彦 君 危機管理監 廣 田 秀 明 君 総合政策部長 加 納 健 治 君 基地政策担当部長 山 中 法 光 君 市民生活部長 野 村 浩 昭 君 文化スポーツ担当部長 藤 本 浩 志 君 環境部長 藤 村 篤 士 君 健康福祉部長 児 玉 堅 二 君 保健担当部長 木 原 眞 弓 君 地域医療担当部長 山 田 真 也 君 産業振興部長 穴 水 千 枝 美 君 農林水産担当部長 槙 本 新 次 郎 君 建設部長 木 邉 光 志 君 都市開発部長 山 中 文 寿 君 建築政策担当部長 坂 上 政 行 君 由宇総合支所長 佐 々 川 周 君 玖珂総合支所長 塩 屋 伸 雄 君 周東総合支所長 中 原 健 登 君 錦総合支所長 沖 晋 也 君 美和総合支所長 上 尾 浩 睦 君 会計管理者 村 上 和 枝 君 教育次長 三 浦 成 寿 君 監査委員事務局長 村 重 政 司 君 農業委員会事務局長 中 西 亮 二 君 選挙管理委員会事務局長 宇 佐 川 武 子 君 水道局次長 竹 嶋 勇 君 消防担当部長 冨 岡 英 文 君
――――――――――――――――――――――――――――――会議の事務に従事した職員 議会事務局長 樋谷正俊 庶務課長 髙村和恵 議事課長 鈴川芳智 議事調査班長 福本和史 書記 河村佳之 書記 佐伯浩則 書記 福永啓太郎
――――――――――――――――――――――――――――――午前10時 開会
○議長(藤本泰也君) 所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。 これより令和2年第5回岩国市議会定例会を開会いたします。 なお、今期定例会に提出されます議案等及び本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第1会議録署名議員の指名
○議長(藤本泰也君) 日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、20番 瀬村尚央君、21番 細見正行君、22番 石本 崇君を指名いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第2会期の決定
○議長(藤本泰也君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
――――――――――――――――――――――――――――――令和2年第5回岩国市議会定例会会期日程┌───┬──────┬─┬───┬──────────────────────────┐│目 次│ 月 日 │曜│開 議│ 備 考 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第 1│ 8月28日│金│本会議│開会 議案等上程 説明 質疑 委員会付託 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第 2│ 8月29日│土│ ├─
┐ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 3│ 8月30日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 4│ 8月31日
│月│ │ │ *一般質問通告受付 8時30分 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 5│ 9月 1日
│火│ │ │ *一般質問通告締切 13時 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 6│ 9月 2日
│水│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 7│ 9月 3日│木│ │ ├─ 休 会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 8│ 9月 4日
│金│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 9│ 9月 5日
│土│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第10│ 9月 6日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第11│ 9月 7日│月│ ├─
┘ │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第12│ 9月 8日│火│本会議│一般質問 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第13│ 9月 9日│水│本会議│一般質問 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第14│ 9月10日│木│本会議│一般質問 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第15│ 9月11日│金│ ├─
┐ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第16│ 9月12日
│土│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第17│ 9月13日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第18│ 9月14日│月│ │ ├─ 休 会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第19│ 9月15日
│火│ │ │ 10時 経済常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第20│ 9月16日
│水│ │ │ 10時 教育民生常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第21│ 9月17日
│木│ │ │ 10時 建設常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第22│ 9月18日
│金│ │ │ 10時 総務常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第23│ 9月19日
│土│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第24│ 9月20日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第25│ 9月21日
│月│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第26│ 9月22日
│火│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第27│ 9月23日
│水│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第28│ 9月24日│木│ ├─
┘ │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第29│ 9月25日│金│本会議│委員長報告 質疑 討論 採決 閉会 ││ │ │ │ │本会議終了後 防災・減災対策推進調査特別委員会 │└───┴──────┴─┴───┴──────────────────────────
┘――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(藤本泰也君) お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月25日までの29日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月25日までの29日間と決しました。
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△日程第3諸般の報告
○議長(藤本泰也君) 日程第3 諸般の報告。 FA-18とKC-130の空中接触による墜落に関する事故再調査結果について当局の報告を求めます。
◎市長(福田良彦君) 皆さん、おはようございます。それでは、平成30年12月に発生したFA-18とKC-130の空中接触による墜落に関する事故再調査結果について御報告を申し上げます。 当事故につきましては、昨年9月、米側の事故調査報告書が公表され、市においては、これまで、平成30年12月定例会と令和元年11月臨時会において諸般の報告をさせていただいております。 その後、米側のCDA(統合処理担当官)による再調査が行われ、その結果が本年7月2日に米海兵隊司令部のホームページ上で公表されました。 この再調査結果につきましては、市においても、国に対し、速やかに見解も含めた説明を行うよう求めていたところ、8月12日に、藤本議長、片岡副議長同席の上、国から説明を受けました。 その内容につきましては、皆様のお手元に防衛省が作成した再調査結果の概要を配付しておりますが、事故の原因について、事故機の位置関係や状況がより詳細に述べられていることを除き、昨年の報告書の結論を大きく変更するものではないものと承知しているとの説明がありました。 また、事故機のパイロットを含め、いかなるパイロットにとっても、これらの一連の状況を回避することは、極めて困難なものだったとされているとのことでありました。 さらに、事故原因に加え、再調査報告書では、幅広い視点に立ち、事故要因として、制度的要因、組織文化的要因及び組織的要因も特定されているとの説明がありました。 まず、制度的要因については、主に、人員配置、訓練・運用、医療、安全についての4つの観点から記載されており、この中には、米本土の部隊に比べて、育成課程での成績の低い初回勤務の飛行士が、第242海兵全天候戦闘攻撃飛行隊に、意図せず数多く配置されていたことなど、新聞報道等で取り上げられた内容が含まれております。 また、組織文化的要因や組織的要因については、第242飛行隊での即応性レベルの低下が見られたことや上級部隊である第12海兵航空群が、第242飛行隊の低い即応性による訓練上のリスクを軽減しようとしなかったことなどが挙げられております。 ただし、これらの制度的、組織文化的及び組織的要因が排除されていたとしても、当該事故の発生確率や重大性は減少できたかもしれないが、当該事故の状況において、事故の発生までは防止することができなかったであろうとされており、こうした事故要因は、当該事故の直接的な原因ではないとされているとの説明がありました。 さらに、昨年示された2018年事故の部隊調査における不正確な記述とされた事項については、一部搭乗員から検出された薬剤成分は事故原因ではなかったことや、事故機パイロットは、習熟度は低かったが、訓練参加に必要な条件は満たしていたことなどが取り上げられております。 次に、米側における再発防止策については、米海兵隊において、今般の再調査結果を受け、人員配置方針を変更すること、FA-18の全ての訓練・即応性マニュアルなどに関する資料を更新し整合を図ること、薬剤に関する指針等を更新すること、教訓のより効果的な学習及び全体への共有のため、海軍航空全体の情報管理等を向上させることなどの指示が出されており、さまざまな取り組みを行っているとの説明がありました。 これらの説明の後、米海兵隊全体の人員配置方針を変更することについて、現在、米海兵隊では、航空要員及び整備要員の配置に関し、米海兵隊員個人の専門性のみならず、航空資格等を考慮することとし、西太平洋地域を含む前方展開部隊に、初回勤務者については最も能力の高い者を配置するなどの取り組みを行っているものと確認しており、岩国基地においても、適正な人員配置になるとの国の認識が示されております。 私からは、米側の今回の再発防止策が、十分かつ完全なものとなっているのかどうか国の見解を求めるとともに、同席していた藤本議長からは、「隊員の質や人員の不足は、即応体制だけでなく、安全面にも影響するのではないか」、また、片岡副議長からは、「このたびの再調査報告書をもって、事故に係る調査が完了したものと理解をしてよいか」という趣旨の質問などがなされました。 国からは、「安全面については、しっかりとした是正措置がとられているものと認識している。再調査報告書の中で、米側が、今回の事故に関して完全・包括的な検証を行い、再発防止策については、さまざまな問題に適切に対応するものと確信するとされており、国も同様の見解である。今回の再調査報告書が最終報告書であり、地元へ伝えるべき内容は漏れなく説明した」という趣旨の回答がありました。 私としましては、再調査報告書が出されるということは異例であり、米側がこの事故について、極めて重く受けとめているものと感じております。 米側の再発防止策の取り組みは既に始まっているとのことであり、今後、米側においては、こうした再発防止策を確実に進めるよう、また、国においては、米軍の改善状況について継続的に確認するよう、日米が緊密に連携し、実行されることを今回、改めて強く要請をいたしました。 今後も引き続き、市民の皆様の安心・安全の確保に向け、しっかりと取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) ただいまの報告に質疑はありませんか。
◆28番(松本久次君) それでは、質疑をさせていただきます。 今、報告がありましたように、事故ということで住民の安心・安全について非常に厳しい状況にあったかというふうに思います。また今回、新聞等の報道によりますと、F-35Bは機数が12機から16機となります。そのため、4機の増加になるわけでございますけれども……(「違う、違う」と呼ぶ者あり)なりますけれども、まだ続きがあります。先ほど墜落に関する報告がありましたけれども、4機ふえると飛行回数がふえるということもあって、非常に事故が起きる可能性があるということにつながると思うんですけれども、この安全性等々についての対応は今後どのように国へ求めていくのかお伺いします。
○議長(藤本泰也君) 今、KC-130とFA-18の件ですが、よろしいですか、質問内容が……。
◆28番(松本久次君) 今の飛行回数等々については、事故に関することだから……。
○議長(藤本泰也君) 執行部のほうは答えられますか。要はKC-130の事故もあったのだがということです。
◎審議監(村田光洋君) 今、騒音の関係での御質疑だと思います。 事故報告の関係もございますけれど、今、松本議員の御質疑に対しましては、現在、国にそういったことを照会しておりますので、その回答を得て、また市の見解を御説明したいと思います。 いずれにしましても、先ほど市長が諸般の報告で再調査報告書の御説明をいたしましたので、市として一定の見解をもって、この再調査報告書の内容について一定の理解をしたところでございます。
○議長(藤本泰也君) ほかに。
◆9番(重岡邦昭君) 今の事故の報告について、再調査を含めてこれで3回目になると思います。それで今、市長のほうから今回の報告が最終報告書であり、国としては米軍の改善が実行されるのかを継続的に見守っていきたいというようなことが報告にありまして、それでもう市長としても了としたと、こういうような報告が今あったと思うんですが、ただ一方的な報告になったかどうかというのはまだ検証が済んでおりません。これからだと思います。したがって、私がお聞きしたいのは、やはりこうした改善がされていくのか、現実に改善されているか、そうしたものを市としてもずっと見守っていく必要がある。ついては何をお聞きしたいかといいますと、今、岩国日米協議会等、いろんな協議機関があるわけですが、これは継続的にどの部分が改善されていくのか、本当の意味での最終報告に基づく結果を見守っていく、ちゃんとやらせる、こうした協議機関を設ける必要がある、それをお聞きしたいわけですが、その報告がなかったものですから、ここを確認しておきたいというふうに思います。
◎基地政策担当部長(山中法光君) まず、事故につきましては、今後も市としましても国を通じて確認をしていきたいと思います。再発防止策については、我々としても取り組み状況を注視いたしまして、国からも何か新たな情報が得られた場合は改めて自治体に説明するということを言っているわけですから、そういったことを確認していきたいと思います。 それから、協議会についてでございますが、先ほども申し上げましたけれど、現在、岩国基地における航空機の規制に関しまして、米軍と確認事項を協議しておりますけれども、今、岩国日米協議会は開催はしてございませんが、その協議会も含めて今後も事故ということに関しまして特段の協議会を設置するという考えはございませんが、騒音の軽減措置やこういった事故も含め、必要に応じて国も交えながら基地と協議は行っていきたい、そういうことは継続をしていきたいというふうに考えてございます。
○議長(藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、本3件は委員会付託を省略することに決しました。 これより諮問第6号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより諮問第6号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第6号は異議のない旨を答申することに決しました。 次に、諮問第7号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより諮問第7号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第7号は異議のない旨を答申することに決しました。 次に、諮問第8号の討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ討論を終結し、これより諮問第8号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第8号は異議のない旨を答申することに決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第9認定第1号令和元年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について 認定第 2号 令和元年度岩国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 3号 令和元年度岩国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 4号 令和元年度岩国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 5号 令和元年度岩国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 6号 令和元年度岩国市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第 7号 令和元年度岩国市周東食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定に ついて 認定第 8号 令和元年度岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定につい て 認定第 9号 令和元年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第10号 令和元年度岩国市市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第11号 令和元年度岩国市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(藤本泰也君) 日程第9 認定第1号 令和元年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号から認定第11号までの各特別会計歳入歳出決算の認定について、以上11件を一括議題といたします。 (別 添)
○議長(藤本泰也君) 当局の報告を求めます。
◎会計管理者(村上和枝君) 認定第1号の令和元年度岩国市一般会計歳入歳出決算及び認定第2号から認定第11号までの各特別会計の令和元年度歳入歳出決算の認定について御説明いたします。 本件は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度の歳入歳出決算を市議会の認定に付するものでございます。 まず、認定第1号の一般会計でございますが、歳入合計725億7,967万4,320円、歳出合計696億4,345万9,271円で、歳入歳出差引残額は、29億3,621万5,049円となり、翌年度へ繰り越すべき財源の16億6,436万3,205円を差し引いた実質収支は、12億7,185万1,844円の黒字決算になりました。次に、各特別会計について御説明いたします。認定第2号の土地取得事業特別会計におきましては、歳入合計、歳出合計ともに1億6,373万5,237円で、差し引きゼロ決算になりました。認定第3号の後期高齢者医療特別会計におきましては、歳入合計25億3,709万2,542円、歳出合計24億5,814万6,990円で、差し引き7,894万5,552円の黒字決算になりました。 認定第4号の国民健康保険特別会計におきましては、歳入合計164億694万4,421円、歳出合計161億5,477万9,417円で、差し引き2億5,216万5,004円の黒字決算になりました。 認定第5号の介護保険特別会計におきましては、歳入合計147億9,259万3,981円、歳出合計145億4,439万3,943円で、差し引き2億4,820万38円の黒字決算になりました。 認定第6号の簡易水道事業特別会計におきましては、歳入合計1億8,142万9,997円、歳出合計1億7,919万2,499円で、差し引き223万7,498円の黒字決算になりました。 認定第7号の周東食肉センター事業特別会計におきましては、歳入合計、歳出合計ともに1億6,782万4,175円で、差し引きゼロ決算になりました。 認定第8号の観光施設運営事業特別会計におきましては、歳入合計3,418万6,107円、歳出合計2,496万2,719円で、差し引き922万3,388円の黒字決算になりました。認定第9号の錦帯橋管理特別会計におきましては、歳入合計2億1,165万1,653円、歳出合計1億8,339万7,314円で、歳入歳出差引残額は2,825万4,339円となり、翌年度へ繰り越すべき財源の961万4,000円を差し引いた実質収支は、1,864万339円の黒字決算になりました。認定第10号の市場事業特別会計におきましては、歳入合計、歳出合計ともに4億5,404万939円で、差し引きゼロ決算になりました。最後に、認定第11号の駐車場事業特別会計でございますが、歳入合計1,539万6,156円、歳出合計1,184万5,299円で、差し引き355万857円の黒字決算になりました。 以上をもちまして、令和元年度一般会計及び各特別会計決算の認定についての説明を終わります。 なお、決算附属書、監査委員の審査意見書及び主要な施策の成果を添付しておりますので、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本11件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本11件は委員会において審査していただくことにして、認定第2号は総務常任委員会に、認定第3号、4号、5号、以上3件は教育民生常任委員会に、認定第6号、7号、11号、以上3件は建設常任委員会に、認定第8号、9号、10号、以上3件は経済常任委員会にそれぞれ付託いたします。 なお、認定第1号 令和元年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定については、その所管分を各常任委員会に付託いたします。 ここで暫時休憩いたします。午後0時2分 休憩
――――――――――――――――――――――――――――――午後1時 再開
○議長(藤本泰也君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
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△日程第10認定第12号令和元年度岩国市病院事業会計決算の認定について
○議長(藤本泰也君) 日程第10 認定第12号 令和元年度岩国市病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎地域医療担当部長(山田真也君) 認定第12号 令和元年度岩国市病院事業会計決算の認定について御説明いたします。 医療体制につきましては、錦中央病院においては、一般病棟1病棟で病床数58床を、令和元年6月1日から53床に減床し、常勤医師3人及び非常勤医師8人の計11人体制で、内科、外科、整形外科、脳外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科及び泌尿器科の8科目の診療を実施いたしました。これにより、延べ入院患者数は1万2,865人(1日平均35.2人)、延べ外来患者数は、病院が1万8,537人(1日平均77.2人)、診療所が166人(1日平均4.6人)となり、前年度と比較すると、延べ入院患者数は2,321人、延べ外来患者数は、病院で1,675人、診療所で38人それぞれ減少しました。 一方、美和病院においては、一般病棟1病棟で病床数60床を確保し、当初は常勤医師3人及び非常勤医師2人の計5人体制でしたが、令和2年2月に常勤医師1人を採用したことにより、常勤医師4人及び非常勤医師2人の計6人体制で、内科、神経科、小児科、外科、整形外科及び眼科の6科目の診療を実施しました。これにより、延べ入院患者数は1万252人(1日平均28人)、延べ外来患者数は1万8,578人(1日平均77.4人)となり、前年度と比較すると、延べ入院患者数は26人、延べ外来患者数は2,505人それぞれ減少しました。 なお、決算書の中で、決算報告書は消費税込みの経理となっておりますが、財務諸表である損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書及び貸借対照表と、決算附属書類である事業報告書のうち事業収入に関する事項、事業費に関する事項、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書については消費税抜きの経理となっております。また、別冊の決算附属明細書の予算決算比較表につきましては、消費税込みの経理となっております。 それでは、決算の状況について、資料として添付しております令和元年度岩国市病院事業会計決算総括表により御説明します。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの経理で申し上げますが、収入総額は、前年度に対し6,670万7,154円減の12億9,536万9,421円、支出総額は、前年度に対し1,627万9,234円減の14億9,541万256円で、差し引き2億4万835円の当年度純損失となりました。 収益面では、前年度に比べ、入院と外来患者数の減少に伴い、入院収益が4,060万2,172円、外来収益が5,251万8,344円それぞれ減額となり、他会計補助金は1,645万8,000円増額しましたが、全体の収益は減収となりました。 一方、費用面については、前年度に比べ、経費が1,405万3,522円増加しましたが、患者数の減少に伴い、薬品などの材料費が3,196万1,168円減額したことなどにより、全体の費用は減少しています。 次に、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入総額は、前年度に対し2,704万7,000円増の5,282万1,000円、支出総額は、前年度に対し552万586円増の5,403万5,607円で、差し引き121万4,607円の不足となりました。翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額2,075万2,241円を除く資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2,196万6,848円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額320万6,200円及び過年度分損益勘定留保資金1,876万648円で補填しております。 以上で、令和元年度岩国市病院事業会計決算の認定について説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第11認定第13号令和元年度岩国市下水道事業会計決算の認定について
○議長(藤本泰也君) 日程第11 認定第13号 令和元年度岩国市下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 (別 添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎建設部長(木邉光志君) 認定第13号 令和元年度岩国市下水道事業会計決算の認定について御説明いたします。 令和元年度の下水道事業会計決算は、特別会計により事業を行っておりました農業集落排水事業及び特定地域生活排水処理事業について、地方公営企業法の財務規定等を適用し、下水道事業に統合したものとなっております。 まず、業務につきまして、令和元年度における下水道事業の総処理水量は1,077万2,791立方メートルであり、そのうち汚水処理水量は842万9,367立方メートル、有収水量は569万4,667立方メートルで、有収水量率は67.6%となっております。 令和元年度の主な建設改良事業としましては、下水道未普及地域解消のための汚水管整備として、尾津3号汚水幹線などの管渠布設工事を、老朽化施設の更新として、管渠、一文字ポンプ場及び今津ポンプ場の改築・改修工事を、防災安全対策として、一文字処理区雨水調整槽整備工事を実施いたしました。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和元年度岩国市下水道事業会計決算総括表により御説明いたします。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの経理で申し上げますが、収入総額、支出総額ともに31億9,447万5,139円で、差し引きゼロ決算となりました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入総額21億491万7,611円に対し、支出総額31億748万8,268円で、差し引き10億257万657円の不足となりました。なお、令和2年度に繰り越す建設事業の財源充当額及び平成30年度財源充当額を除き、受益者負担金及び分担金の現金実収入により算出した実質的な不足額は11億7,201万5,743円となり、この不足額は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,192万4,114円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額975万5,215円、繰越工事資金3,943万9,452円、過年度分損益勘定留保資金8,424万9,604円及び当年度分損益勘定留保資金9億1,044万7,358円で補填し、なお不足する額については令和元年度同意済企業債の未発行分7,620万円をもって翌年度に措置するものとします。 以上をもちまして、認定第13号についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本件に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第12議案第74号令和元年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第75号 令和元年度岩国市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ いて
○議長(藤本泰也君) 日程第12 議案第74号 令和元年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第75号 令和元年度岩国市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、以上2議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎水道事業管理者(辻孝弘君) 議案第74号 令和元年度岩国市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明します。 まず、業務につきまして、令和元年度の年間総配水量は1,598万4,406立方メートル、有収水量は1,413万2,830立方メートルで、有収水量率は88.4%となっております。 令和元年度の主な建設改良事業としましては、水道施設耐震化事業では、平成30年度から引き続き牛野谷送水ポンプ所築造工事を実施し、令和元年度から3カ年の継続事業として錦見取水施設耐震化導水管推進工事を着工しました。 耐震管整備事業では、老朽管の更新で約1,392メートルの耐震管を布設し、配水施設整備事業では、支障移転により約884メートルにわたり、耐震管に布設がえを実施しました。 浄水施設整備事業では、旧簡易水道の波野原・波野中浄水場の改修、更新工事等を実施しております。 庁舎建設事業では、旧山手庁舎解体工事、山手庁舎建設に伴う第2期周辺整備工事、山手庁舎東館改修工事等を実施しました。 80周年記念事業では、緊急貯水槽設置工事を実施しました。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和元年度岩国市水道事業会計決算総括表により御説明します。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの経理で申し上げますが、収入総額21億2,589万3,973円に対し、支出総額19億5,616万3,644円で、差し引き1億6,973万329円の当年度純利益となりました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入総額10億3,539万6,291円に対し、支出総額19億4,857万3,606円で、差し引き9億1,317万7,315円の不足となりました。この不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億653万5,561円、減債積立金5,000万円、建設改良積立金4億円、過年度分損益勘定留保資金3億5,664万1,754円で補填いたしました。 地方公営企業法第32条第2項の規定に基づく利益の処分につきましては、令和元年度岩国市水道事業会計決算書8ページの令和元年度岩国市水道事業剰余金処分計算書(案)により御説明します。 令和元年度の岩国市水道事業会計における未処分利益剰余金は7億5,298万3,549円となっておりますが、そのうち、減債積立金に5,000万円、建設改良積立金に5,000万円をそれぞれ積み立て、資本金に4億5,000万円を組み入れることについて、市議会の議決を求めるものです。 これにより、翌年度繰越利益剰余金は2億298万3,549円となる予定であります。 続きまして、議案第75号 令和元年度岩国市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明します。 まず、業務につきましては、令和元年度の基本使用水量は、中国電力株式会社が日量1,500立方メートルから日量1,300立方メートルに減量されましたが、新たに、防衛装備庁艦艇装備研究所建設業者の大成建設株式会社と、ワタキューセイモア株式会社建設業者の古久根建設株式会社から日量100立方メートルの給水申し込みがあり、日量は1万6,458立方メートルとなり、前年度と変わりありません。 令和元年度の建設改良事業としましては、愛宕橋工業用水道送水管の更生工事及び水中モーターポンプ取りかえ工事を実施しました。 次に、決算の状況について、資料として添付しております令和元年度岩国市工業用水道事業会計決算総括表により御説明します。 まず、収益的収支につきましては、消費税抜きの経理で申し上げますが、収入総額1億2,332万9,151円に対し、支出総額1億32万362円で、差し引き2,300万8,789円の当年度純利益となりました。 また、資本的収支につきましては、消費税込みの経理で申し上げますが、収入はなく、支出総額4,798万2,000円で、差し引き4,798万2,000円の不足となりました。この不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額436万2,000円及び過年度分損益勘定留保資金4,362万円で補填いたしました。 地方公営企業法第32条第2項の規定に基づく利益の処分につきましては、令和元年度岩国市工業用水道事業会計決算書8ページの令和元年度岩国市工業用水道事業剰余金処分計算書(案)により御説明します。 令和元年度の岩国市工業用水道事業会計における未処分利益剰余金は5,119万953円となっておりますが、そのうち、建設改良積立金に2,000万円を積み立てることについて、市議会の議決を求めるものです。 これにより、翌年度繰越利益剰余金は3,119万953円となる予定であります。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本2議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本2議案は委員会において審査していただくことにして、2議案とも建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第13議案第76号令和2年度岩国市一般会計補正予算(第3号) 議案第77号 令和2年度岩国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第78号 令和2年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第79号 令和2年度岩国市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第80号 令和2年度岩国市観光施設運営事業特別会計補正予算(第1号) 議案第81号 令和2年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第1号) 議案第82号 令和2年度岩国市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(藤本泰也君) 日程第13 議案第76号 令和2年度岩国市一般会計補正予算(第3号)、議案第77号から議案第82号までの各特別会計補正予算、以上7議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎市長(福田良彦君) それでは、議案第76号 令和2年度岩国市一般会計補正予算(第3号)及び議案第77号から議案第82号までの各特別会計補正予算について、その概要を御説明いたします。 今回の補正予算は、各会計とも令和元年度決算に伴う繰越金などの調整を行うとともに、一般会計においては、国・県支出金の返還金、新型コロナウイルス感染症への対応等に必要な経費、財政調整基金への積立金、災害復旧費などを計上する一方、新型コロナウイルス感染症等の影響により不用となった経費の減額を行っております。 それでは、一般会計補正予算(第3号)について、歳入の主なものを御説明いたします。 普通交付税は、交付額の決定により増額しております。 国庫支出金は、公立学校施設整備費補助金などを追加計上しております。 県支出金は、地域外来・検査センター運営事業事務委託金を新たに計上しております。 繰入金は、普通交付税の増額等による調整として財政調整基金とりくずし金を減額しております。 繰越金は、令和元年度決算に伴う繰越額の確定により、増額しております。 市債は、起債対象事業費の変更及び臨時財政対策債の発行可能額の確定に伴い、調整しております。 次に、歳出の主なものを御説明いたします。 総務費では、今後の財政負担に備えるため、財政調整基金に6億3,592万6,000円を積み立てます。この結果、今年度末の財政調整基金残高は、取り崩し金の減額と合わせまして、45億2,986万7,000円となる見込みであります。 また、再編関連特別事業費では、感染症拡大防止基金積立金及び感染症対策医療材料備蓄事業の実施に係る経費を新たに計上しております。 衛生費では、新型コロナウイルス感染症に関するPCR検査を実施する地域外来・検査センターを山口県から委託を受けて運営するために必要な経費を新たに計上しております。 教育費では、新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学校の衛生環境改善のため、トイレの改修を実施する経費を計上するとともに、国庫補助事業の追加内定に伴い、令和3年度に予定していた小・中学校特別教室の空調設備整備に係る経費を、前倒しして計上しております。 さらに、小・中学校におけるICT環境の整備を円滑に進めるため、ICT技術者を小・中学校に配置するとともに、インターネット環境が整っていない家庭への貸与を目的として、モバイルWi-Fiルーターなどの通信機器を整備するための経費を計上しております。 災害復旧費では、農林水産施設、土木施設及び文教施設に係る災害復旧費を計上しております。 以上の結果、補正額は21億7,163万1,000円で、補正後の予算規模は924億3,157万4,000円となり、当初予算規模に比べ約29.6%の増となります。また、令和2年度7月補正後の予算規模と比較しますと、約2.4%の増となります。 第2表 繰越明許費は、小学校空調設備整備事業など4事業において、年度内の事業完了が困難であるため設定するものでございます。 第3表 債務負担行為補正は、岩国学校給食センター給食配送回収等業務委託について、令和3年度からの業務執行に支障を来さないための準備や契約の締結が必要となることなどから、合わせて5件の追加を行っております。 第4表 地方債補正は、起債対象事業費の変更及び臨時財政対策債の発行可能額の確定などに伴う調整を行っております。 続いて、特別会計の補正予算について御説明いたします。 今回の補正は、9会計のうち6会計において、主に令和元年度決算に伴う繰越金及び諸経費の調整を行うものでございます。 以上で、一般会計及び特別会計の補正予算についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本7議案に質疑はありませんか。
◆21番(細見正行君) ただいま御説明がありました教育費の学校施設整備費で、新型コロナウイルス感染症対策として小・中学校の衛生環境の改善のためのトイレを改修ということで、小学校、中学校それぞれ5,500万円と7,400万円が計上されておりますが、その整備事業の中身をお知らせください。
◎教育次長(三浦成寿君) 教育費の中の新型コロナウイルス感染症対策としての事業費のことでございますが、事業の内容といたしましては、主なものになりますが、トイレの改修事業、それから、学校のGIGAスクールのICT環境の整備事業等が主な事業内容となります。(「議長、全然違います。もう一回補足をしていいですか」と呼ぶ者あり)
◆21番(細見正行君) もうちょっと突っ込んだ質疑をします。小学校の整備事業で、新型コロナウイルス感染症対策として、お聞きしているのは、通津小学校へ5,500万円、麻里布中学校へ7,400万円、合わせて1億3,000万円ぐらいのトイレの改修費を計上されているんですよ。それで、トイレがどんなタイプで、新型コロナウイルス感染症対策とどうリンクしているのかということと、2カ所とお聞きしているが、それは事実なのか、どういうタイプなのか、お聞きします。
◎教育次長(三浦成寿君) 申しわけありません。議員御案内のとおり、通津小学校のトイレ改修と麻里布中学校のトイレ改修でございますが、これは、教室棟にあるトイレと特別教室の前にあるトイレについて、全面的に改修をするというものであります。現在あるトイレを洋式にもしますし、湿式のトイレを乾式にするということで、衛生面がかなり改善されるということから、トイレの整備事業を行うものでございます。 手洗い等も、今、ひねって出しているのを、手を出したら自動で水が出てくるような形のものにかえることで、いろんなところに触れなくて済むということから、コロナ対策の改善に結びつくものというふうに考えております。
◆21番(細見正行君) それで、新型コロナウイルス感染症対策ということで、通津小学校と麻里布中学校には5,500万円、7,500万円というかなりの金額をかけてコロナ対策をされるわけですが、その他の小・中学校の現況は、コロナ対策はどのようになっているのか。ほかの小学校とか中学校は、半分ぐらいコロナ対策をされているのか。それとも、まだ未整備の状態なのか。あわせて今後の計画について、今回、2校で1億3,000万円かけてやられるわけですから、他の小・中学校のコロナ対策の計画はどのようになっているのかお知らせください。
◎教育次長(三浦成寿君) 通津小学校と麻里布中学校につきましては、今、年次的にトイレの改修を行っている中で、ちょうどここの改修に合わせた時期に国の新型コロナウイルス感染症対策の補助金がつくということから、そのほうに移行してこの工事を進めてきたという事情がございまして、市がこれまで単独で進めておりましたトイレの改修事業よりは、少し整備の内容としてはよくなっているかと……(「議長、議事進行、ちょっと整理してからきちんとお願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本泰也君) 聞かれたのはコロナ対策について、ほかのところはどのような形なのか、また、今後どういう計画なのかということなので、そこを端的に答えていただきたい。
◎教育次長(三浦成寿君) 済みません。他の学校がどうかというところでございますが、他の学校につきましても、まだ整備の状況としましては、トイレのほうはまだ余り進んでいないのが実態でございます。今、年次的に計画を立てて、他の学校を進めているところではあります。(「トイレ整備じゃなくてコロナの感染症対策」と呼ぶ者あり) コロナの対策としては、これまでトイレの改修を低学年を中心に進めてまいっておりますので、(「それはわかります」と呼ぶ者あり)その低学年の部分については、先ほど申しましたような水道の改善等もなされておりますが、それがなされていない学校や高学年のところ等のトイレにつきましては、コロナ対策が十分にまだできていないという状況があるのは事実でございます。(「今後はどうするんですか」と呼ぶ者あり) 今後は、(「するのかしないのか」と呼ぶ者あり)改善につきましても計画的に、これまでリニューアルを進めてきた計画にのっとって、今後も計画的に各学校のトイレ改修を進めていきたいというふうに……(「議長、整理してくださいよ。コロナ対策の計画がないならないで、今から立てるとか」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本泰也君) コロナ対策のことで上げている予算なので、コロナ対策をほかのところはどうしているかというのをさっきから聞かれているわけで、コロナ対策の今後の予定はどうなっているのかということも聞かれているので、そこをちゃんと答えてください。
◎教育次長(三浦成寿君) 済みません。コロナ対策についての補助事業につきましては、今年度今回限りではないかというふうに考えておりますので、コロナ対策という意味においては、この事業のみになるかと思われますが、同じようにコロナ対策として、今後のトイレ整備については、コロナ対策にも結びつくような方法で事業を進めていきたいというふうに考えておりますので、先ほども申しましたような、その手洗い等の改修等は……(「今、計画があるのかないのか」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本泰也君) トイレの整備の年次計画があるわけですよね。それで、それを今度コロナ対策も含めた上でずっと整備していくのかどうかということです。(「議長、もういいです。また後でゆっくり聞きます」と呼ぶ者あり)
◎副市長(杉岡匡君) 済みません。予算組みの関係で申し上げますと、これまで各学校につきましても、トイレの改修事業というのをやってきております。(「それはよく知っています」と呼ぶ者あり) その計画の中で、今回の事業に当たっては、コロナ対策という財源がありますから、それを充てさせていただき、事業を進めていきたいということでございます。 今後につきましても、教育委員会のほうで、来年度以降の改修事業のスケジュールというのはあらかた持っております。来年度についてもどこをやりたいというのは伺っておりますので、計画的に進めてまいりたいと思っております。
○議長(藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) ほかになければ質疑を終結し、本7議案は委員会において審査していただくことにして、議案第77号、78号、79号、以上3議案は教育民生常任委員会に、議案第80号、81号、以上2議案は経済常任委員会に、議案第82号は建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。 なお、議案第76号 令和2年度岩国市一般会計補正予算(第3号)につきましては、その所管分を各常任委員会に付託いたします。
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△日程第14議案第83号令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(藤本泰也君) 日程第14 議案第83号 令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎水道事業管理者(辻孝弘君) 議案第83号 令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について御説明します。 今回の補正予算(第1号)は、収益的収支を補正するものであります。 以下、別添令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号)総括表によって御説明いたします。 第1表の収益的収支の収入につきましては、中国電力株式会社岩国発電所が令和2年6月末をもって廃止となったため、給水収益が996万1,000円の減額となりましたが、消費税及び地方消費税還付金が205万1,000円の増額となるため、収入総額は1億3,362万9,000円となります。 また、支出につきましては、同様の理由により配水量が減少となるため、動力費が82万6,000円の減額となり、支出総額は1億2,527万3,000円となります。したがいまして、収支差し引き835万6,000円の当年度利益となる見込みであります。 以上、御説明しましたことは、令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号)の第1条から第3条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和2年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第1号)説明書に記載しております。 以上をもちまして、議案第83号の概要についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第15議案第84号令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(藤本泰也君) 日程第15 議案第84号 令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎地域医療担当部長(山田真也君) 議案第84号 令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 今回の補正予算(第1号)は、事業量の増加に伴い、収益的収支及び資本的収支を補正するものであります。 以下、別添令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)総括表により御説明します。 第1表の収益的収支の収入につきましては、他会計補助金を151万8,000円増額しております。支出につきましては、材料費を138万6,000円及び経費を13万2,000円それぞれ増額し、支出総額は、収入総額と同額の17億6,389万円となります。 次に、第2表の資本的収支の収入につきましては、県補助金を966万9,000円増額し、収入総額は2,403万3,000円となります。また、支出につきましては、建設改良費を77万円及び有形固定資産購入費を889万9,000円それぞれ増額し、支出総額は3,949万円となります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1,545万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額306万7,000円及び過年度分損益勘定留保資金1,239万円で補填するものであります。 以上、御説明しましたことは、令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)の第1条から第3条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)説明書に記載しております。 以上で、令和2年度岩国市病院事業会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第16議案第85号岩国市感染症拡大防止基金条例
○議長(藤本泰也君) 日程第16 議案第85号 岩国市感染症拡大防止基金条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎地域医療担当部長(山田真也君) 議案第85号 岩国市感染症拡大防止基金条例について御説明いたします。 新型コロナウイルスの感染拡大は、現在においても、その収束の糸口が見えない状況にあります。 この状況を受け、本市におきましては、今後、新型コロナウイルス感染症のワクチンが実用化されることとなった場合に、市民の方へのワクチン接種に係る助成を実施できる体制を整えておくとともに、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に定めるさまざまな感染症の流行期に医療材料の不足により医療提供体制が弱体化することのないよう、あらかじめ必要な医療材料を備蓄し、流行期においても良質な医療を提供することができる体制を維持する施策を講ずる必要があると考えています。 本基金は、国の再編交付金を財源として積み立てるもので、新型コロナウイルス感染症を初め、さまざまな感染症から市民の生活を守り、市民が安心して生活できる環境を整備するとともに、医療提供体制を確保するための事業に要する経費に充てるために設置するものであり、地方自治法第241条第1項の規定に基づき、岩国市感染症拡大防止基金条例を制定することについて提案するものでございます。 それでは、条例案の概要について、順を追って御説明いたします。 本条例は、6条から成るもので、第1条は基金の「設置」について、第2条から第5条までは基金における「積立て」「管理」「処分」「運用益金の処理」に関することを、第6条は「委任」に関し、それぞれ規定しております。 なお、本条例は、公布の日から施行するものとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第17議案第86号岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
○議長(藤本泰也君) 日程第17 議案第86号 岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(高田昭彦君) 議案第86号 岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、新型コロナウイルス感染症に係る感染症予防業務従事手当の特例を定めることについて、規定の整備を行うため提案するものでございます。 特殊勤務手当は、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他の著しく特殊な勤務について、その勤務の特殊性に応じて支給するものでございます。 国や山口県におきましては、新型コロナウイルス感染拡大を受け、新型コロナウイルス感染症の患者や、その疑いがある者に接触する業務などを行う職員に対し、職員の特殊勤務手当の特例として、1日につき3,000円または4,000円の手当を支給できる制度を設けられており、本市におきましても、国や山口県に準じて感染症予防業務従事手当の特例を設けるものでございます。 なお、本条例は、公布の日から施行し、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令が施行された令和2年2月1日から適用することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第18議案第87号岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基 準を定める条例の一部を改正する条例
○議長(藤本泰也君) 日程第18 議案第87号 岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎健康福祉部長(児玉堅二君) 議案第87号 岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、本年6月10日に公布された「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」の一部が本年9月10日に施行されること等に伴い、規定の整備を行うため提案するものです。 主な改正の内容としましては、この整備法律において、子ども・子育て支援法が一部改正されることに伴い、条例において引用しております同法の規定について整理を行うものでございます。 なお、本条例は、公布の日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第19議案第88号岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定 める条例の一部を改正する条例
○議長(藤本泰也君) 日程第19 議案第88号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎保健担当部長(木原眞弓君) 議案第88号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令」が施行されたことに伴い、規定の整備を行うため提案するものでございます。 主な改正の内容につきましては、平成30年度介護報酬改定において設けられた指定居宅介護支援事業所における管理者の要件について、事業所の人材確保に関する状況等を考慮し、規定の整備を行うものです。 第1条は、指定居宅介護支援事業所の管理者として主任介護支援専門員の確保が著しく困難である等やむを得ない理由がある場合について、管理者を介護支援専門員とする取り扱いを可能とするものです。 第2条は、管理者を主任介護支援専門員とする要件の適用を猶予する期間を令和3年3月31日から令和9年3月31日まで延長するとともに、令和3年3月31日時点で介護支援専門員が管理者である事業所については、当該管理者が管理者である限り、管理者を主任介護支援専門員とする要件の適用を令和9年3月31日まで猶予するものです。 なお、本条例は、令和3年4月1日から施行することとし、第2条の規定については、公布の日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第20議案第89号岩国市下水道条例等の一部を改正する条例
○議長(藤本泰也君) 日程第20 議案第89号 岩国市下水道条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎建設部長(木邉光志君) 議案第89号 岩国市下水道条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、これまで下水道課において徴収していた公共下水道使用料、小規模下水道使用料、農業集落排水処理施設使用料及び特定地域生活排水処理施設使用料について、使用者の利便性の向上を図るため、令和3年4月1日以後に検針を行ったものから、水道局において、水道料金と一括して徴収を行うことに伴い、規定の整備を行うため提案するものです。 改正の内容としましては、第1条関係は公共下水道使用料について、第2条関係は小規模下水道使用料について、第3条関係は農業集落排水処理施設使用料について、それぞれ使用料の納期限を現行の毎使用期の終期の属する月の翌月の末日から、水道料金の納入期限である25日に変更するため、規定の整備を行うものです。 第4条関係は、特定地域生活排水処理施設使用料の徴収について、水道料金の徴収との一本化の前に、現行の2使用月単位から、下水道使用料と同様の毎使用期単位に変更するため規定の整備を行うもので、第5条関係は、特定地域生活排水処理施設使用料の納期限を、第1条から第3条までの改正と同様に水道料金の納入期限である25日に変更するため、規定の整備を行うものです。 なお、本条例は、第1条から第3条まで及び第5条の規定については、今後の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、準備作業のスケジュールが予定どおりに進まない場合が想定されることから、規則で定める日から施行することとし、第4条の規定については、令和2年10月1日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第21議案第90号岩国市営住宅条例の一部を改正する条例
○議長(藤本泰也君) 日程第21 議案第90号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎建築政策担当部長(坂上政行君) 議案第90号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、市営住宅の老朽化により15戸の住宅を用途廃止することに伴い、規定の整備を行うため提案するものでございます。 廃止を予定しておりますのは、通津に所在する岩国通津団地の準耐火構造平家建てのうち7戸、玖珂町に所在する玖珂鹿田住宅の木造平家建てのうち2戸及び準耐火構造平家建てのうち4戸、周東町下久原に所在する周東千反原団地の木造平家建てのうち2戸でございます。 これらの住宅15戸につきましては、現在、空き家となっており、いずれも老朽化が著しく、用途廃止することが最良と判断したものでございます。 なお、本条例は、公布の日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第22議案第91号装束ポンプ場機械設備工事請負契約の締結について
○議長(藤本泰也君) 日程第22 議案第91号 装束ポンプ場機械設備工事請負契約の締結についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(高田昭彦君) 議案第91号 装束ポンプ場機械設備工事請負契約の締結について御説明いたします。 本議案は、装束ポンプ場機械設備工事の請負契約を締結することについて、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 工事の内容としましては、装束地区等の浸水被害の低減を図るため、老朽化した口径900ミリメートルのポンプ施設改築に伴い、口径1,000ミリメートルの排水ポンプ1組、除じん機1基等を設置するものでございます。 契約につきましては、条件付一般競争入札の方法により、消費税及び地方消費税の額3,451万500円を含めた予定価格3億7,961万5,500円により入札を執行した結果、8社の入札参加者のうち、クボタ機工株式会社中国営業所が、消費税及び地方消費税の額2,507万円を含め、請負金額2億7,577万円で落札いたしましたので、同社と工事請負契約を締結しようとするものでございます。 工事期間につきましては、議会の議決を経た後、市長が本契約を成立させる旨の意思表示をした日の翌日から令和4年3月31日までとしております。 なお、令和3年度までの限度額を設定する債務負担行為につきましては、令和2年3月市議会定例会におきまして御承認をいただいているところでございます。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第23議案第92号東小中学校プール・部室棟新築工事請負契約の締結について
○議長(藤本泰也君) 日程第23 議案第92号 東小中学校プール・部室等新築工事請負契約の締結についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(高田昭彦君) 議案第92号 東小中学校プール・部室棟新築工事請負契約の締結について御説明いたします。 本議案は、東小中学校プール・部室棟新築工事の請負契約を締結することについて、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 本工事は、現在の東小学校側のグラウンドに新たに「屋根つきの25メートル、6コースのプールと60平方メートルの小プール」「鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平家建て、延べ床面積1,036.92平方メートルのプール棟」及び「鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積349.5平方メートルの部室棟」の建築工事を行うものでございます。 契約につきましては、条件付一般競争入札の方法により、消費税及び地方消費税の額4,034万円を含めた予定価格4億4,374万円により入札を執行した結果、4社の入札参加者のうち、株式会社大島組が、消費税及び地方消費税の額3,718万円を含め、請負金額4億898万円で落札いたしましたので、同社と工事請負契約を締結しようとするものでございます。 工事期間につきましては、議会の議決を経た後、市長が本契約を成立させる旨の意思表示をした日の翌日から令和3年8月31日までとしております。 なお、令和3年度までの限度額を設定する債務負担行為につきまして、令和2年3月市議会定例会におきまして御承認をいただいているところでございます。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。
◆14番(長岡辰久君) プールと部室を合わせた契約金額が4億何がしかとありますけれども、個別ではそれぞれ幾らになりますか。
◎建築政策担当部長(坂上政行君) プール棟と部室棟を今回、一括で発注しておりますが、請負額ベースでいきますと、プール棟の請負金額は2億6,000万円程度、部室棟が1億円でございます。
◆14番(長岡辰久君) 2.6億円と1億円で、大きいプールと小さいプール、そして部室棟をつくるわけですよね。東小・中学校、2施設できまして、大変すばらしい校舎でありますが、プールはそんなにすごいのができるとは思いませんが、部室も豪華だったら、かなり差を感じるわけでございますので、その辺は考えてやっていただきたいということをお願いしたいと思います。あまり豪華過ぎてもどうかということを質疑いたします。
◎教育次長(三浦成寿君) 御提言のとおり、少し金額的にはかかっておりますが、東小・中学校については、学園都市ということで、当初から建設をしてまいりました。プールについては、小・中学生にともに使っていただくということで、しっかり活用してやっていきたいと思いますので、御理解をよろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) ほかに。
◆15番(大西明子君) 部室なんですが、私たちが中学生のころというのは、部室というのは小屋みたいなところでした。今、新型コロナウイルス感染症もあったりして、部室で着がえるのに、一定程度の広さは必要だと思うんです。どういう部室をつくって、広さはどれくらいになって、人数はどのくらい対応可能なのか、お聞きしたいと思います。
◎建築政策担当部長(坂上政行君) 部室のほうにつきましては、今、学校等と協議もしておりますが、部室も若干広さが違いまして、22平米とか、14.7平米とか、15.8平米とか、部室の広さが違っております。22平米が2部屋、14.7平米が2部屋、15.8平米が1部屋ということで、全部で5部屋ということでございます。
◆15番(大西明子君) 私は広さに対して、何人が……。部活ですからわかりませんが、大体、学童保育なんかでは定員がありますよね。そういう意味では何人が入れるのか。豪華とかというのではなくて、十分に保障されるようなものでないといけないなという思いでいます。これは委員会でやられるとは思うのですが、今、豪華という言葉が出たので、私は今からつくるのですから、きちんとした広さが確保された、ちゃんとしたものができることを願って質疑しています。
◎建築政策担当部長(坂上政行君) テニス部とか野球部とかサッカー部とか、そういった部活が想定されていたというふうに記憶しておりますが、各部で、若干人数が学年によって変わってきたりするということもあろうかと思います。このぐらいの広さがあれば十分であるというふうに協議を進めた中での広さの設定ということにはなっております。
○議長(藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第24議案第93号GIGAスクール用端末(iPad)の買入れについて
○議長(藤本泰也君) 日程第24 議案第93号 GIGAスクール用端末(iPad)の買入れについてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(高田昭彦君) 議案第93号 GIGAスクール用端末(iPad)の買入れについて御説明いたします。 本議案は、教育におけるICTを基盤とした先端
技術等の効果的な活用が求められている中、国が提唱するGIGAスクール構想の実現のため、小・中学校の児童生徒が使用する学習用端末として、iPad7,786台を買い入れることについて、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 買い入れ方法につきましては、山口県教育ICT推進協議会による共同調達公募型プロポーザル方式により山口県及び16市町が共同調達参加団体となり、GIGAスクール用端末(iPadOS)共同調達審査委員会において審査された結果、NTTビジネスソリューションズ株式会社中国支店が共同調達の受注候補者として選定されたため、同社と随意契約により、消費税及び地方消費税の額3,184万4,740円を含む買い入れ金額3億5,029万2,140円で物品売買契約を締結しようとするものでございます。 なお、納入期限につきましては、令和2年12月21日までとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。
◆7番(矢野匡亮君) この予算については、前回の5月の臨時会で話が出たと思うのですが、そのときにはICT端末ということで、iPadという単語が出ておりませんでした。今回、随契でiPadの機種を選定して、県のプロポーザル方式でやったと聞いておりますので、選定理由及びiPadを選んだ理由を教えてください。
◎教育次長(三浦成寿君) iPadを選択した理由でございますが、平成28年度にタブレット端末を整備しておりまして、このタブレットがiPadということで整備をしております。学校現場が、その使用感になれておりますし、今回、調達でiPad以外の機種を選択すると、また混乱が生じるということから、iPadにしております。また、一般的にiPadは、他のOS機種と比べて軽量で、iPadOSによって直感的な操作ができるというふうに考えておりまして、小・中学生にとっては使いやすいのではないかということを考えております。 共同調達にするのに、選定の理由ですが、県のほうが共同調達のプロポーザルを行っておりまして、その中で国の補助額以内でさまざまなソフトだとか、そのあたりを入れて、より有利な会社を選んだというふうに聞いております。
◆7番(矢野匡亮君) 確かに、国庫補助が1台当たり4万5,000円で、今回が4万4,990円ですから、予算内に入っておりますが、今、お尋ねしたのは、プロポーザルの提案については、ほかに何社からあったとか、そういう説明が普通書いてあるのですが、今回、これに関して、何社から提案があったとか、選定理由について、公募方式なので同じような機種を選んだとしても、それを教えてほしいということです。それと、キーボードが純正ではないものを採択したとも聞いておりますので、それで問題ないかということも含めて教えてください。
◎教育次長(三浦成寿君) 公募して、業者が手上げをされたのが1社というふうには聞いておりますが、そのあたりの事情というのは、詳しくこちらで聞いておりませんので、申しわけありませんが、他者と比べたかどうかというあたりが、正直なところ、こちらで今、聞いていない状況です。 キーボードにつきましては、このタブレットに合わせて、接続して使うものですので、これについては支障がないものというふうは考えております。
○議長(藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくこととして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第25議案第94号市道上駄床1号線災害復旧工事(2工区)請負契約の一部変更につい て
○議長(藤本泰也君) 日程第25 議案第94号 市道上駄床1号線災害復旧工事(2工区)請負契約の一部変更についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎総務部長(高田昭彦君) 議案第94号 市道上駄床1号線災害復旧工事(2工区)請負契約の一部変更について御説明いたします。 本議案は、令和元年9月市議会定例会において議決をいただいた後に締結いたしました市道上駄床1号線災害復旧工事(2工区)請負契約について、契約金額を変更する必要が生じたため、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 本工事の概要といたしましては、平成30年7月豪雨により、市道上駄床1号線で発生したのり面崩落の災害復旧を行うもので、復旧延長54.5メートル区間の上部のり面2,890平方メートルの範囲に吹きつけのり枠工3,296メートルを設置することで、のり面の安定を図るものです。 契約金額の変更の主な理由としましては、現地の崩落面と地山面とのすりつけにより、上部のり面の掘削範囲を3,280平方メートルに変更することに伴い、吹きつけのり枠工を3,948メートルに増加すること、また、残土処理について、工事現場から近い岩国市天尾にある公共残土処理場を搬入場所としていたところ、この処理場が工事期間中に計画処分量に達し、残土の受け入れが停止され、岩国市廿木にある公共残土処理場に搬入場所を変更する必要が生じ、運搬距離が延長したことなどにより、作業量が増加したことによるものでございます。 以上のことから、契約金額を1億9,859万1,465円から2億2,983万6,200円に変更する契約を、株式会社竹場組と締結しようとするものでございます。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第26議案第95号岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
○議長(藤本泰也君) 日程第26 議案第95号 岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎保健担当部長(木原眞弓君) 議案第95号 岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対し、傷病手当金を支給する市町村等に対する国の財政支援を受け、本市におきましても、国民健康保険条例の一部を改正し、この傷病手当金に係る規定を追加することについて、本年5月臨時会において御承認をいただいたところです。 本議案は、傷病手当金の支給に対する国の財政支援の適用期間につきまして、令和2年1月1日から同年9月30日までの間に加え、同年10月1日から同年12月31日までの間も支援の対象とされたことに伴い、本市におきましても、この傷病手当金に係る規定を適用する期間を延長することとし、今後の状況により、さらなる延長も想定されることから、適用期間の末日を規則で定めることについて、規定の整備を行うため提案するものです。 なお、本条例は、公布の日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここでお諮りいたします。明8月29日から9月7日までの本会議は休会とし、次の本会議は9月8日に再開いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本泰也君) 御異議なしと認め、さよう決しました。 本日はこれにて散会いたします。午後2時24分 散会
―――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 岩国市議会議長 藤 本 泰 也 岩国市議会議員 瀬 村 尚 央 岩国市議会議員 細 見 正 行 岩国市議会議員 石 本 崇...