岩国市議会 > 1996-12-02 >
12月02日-01号

ツイート シェア
  1. 岩国市議会 1996-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 岩国市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成 8年 第6回定例会(12月)平成8年第6回岩国市議会定例会会議録(第1号)                             平成8年12月2日(月曜日)    議事日程(第1号)          平成8年12月2日(月曜日)午前10時開会┌───┬─────────────────────────────────────┐│日 程│         件                 名         │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 1│会議録署名議員の指名                           │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 2│会期の決定                                │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 3│監査報告第11号 例月出納検査の結果について               ││   │監査報告第12号 例月出納検査の結果について               ││   │監査報告第13号 例月出納検査の結果について               │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 4│報告第 6号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第2号)の専決処分を報告 ││   │       し、承認を求めることについて                │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 5│報告第 7号 公用車の事故に関する専決処分の報告について         │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 6│認定第 4号 平成7年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について     ││   │認定第 5号 平成7年度岩国市市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について ││   │認定第 6号 平成7年度岩国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい││   │       て                             ││   │認定第 7号 平成7年度岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定に││   │       ついて                           ││   │認定第 8号 平成7年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について   ││   │認定第 9号 平成7年度岩国市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定に││   │       ついて                           │├───┼─────────────────────────────────────┤│   │認定第10号 平成7年度岩国市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい││   │       て                             ││   │認定第11号 平成7年度岩国市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ││   │       いて                            ││   │認定第12号 平成7年度岩国市平田梅が丘団地管理事業特別会計歳入歳出決算││   │       認定について                        ││   │認定第13号 平成7年度岩国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定につい││   │       て                             ││   │認定第14号 平成7年度岩国市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 7│議案第73号 岩国市教育委員会の委員の任命につき、議会の同意を得るについて│├───┼─────────────────────────────────────┤│第 8│議案第74号 岩国市監査委員の選任につき、議会の同意を得るについて    │├───┼─────────────────────────────────────┤│第 9│議案第75号 岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を││   │       得るについて                        │├───┼─────────────────────────────────────┤│第10│議案第76号 岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を││   │       得るについて                        │├───┼─────────────────────────────────────┤│第11│議案第77号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第3号)         ││   │議案第78号 平成8年度岩国市市場事業特別会計補正予算(第2号)     ││   │議案第79号 平成8年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   ││   │議案第80号 平成8年度岩国市観光施設運営事業特別会計補正予算(第2号) ││   │議案第81号 平成8年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号)       ││   │議案第82号 平成8年度岩国市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)   ││   │議案第83号 平成8年度岩国市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)  ││   │議案第84号 平成8年度岩国市老人保健特別会計補正予算(第1号)     │├───┼─────────────────────────────────────┤│第12│議案第85号 平成8年度岩国市交通事業会計補正予算(第1号)       │├───┼─────────────────────────────────────┤│第13│議案第86号 平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)       ││   │議案第87号 平成8年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第2号)    │├───┼─────────────────────────────────────┤│第14│議案第88号 岩国市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例       ││   │議案第89号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例        │├───┼─────────────────────────────────────┤│第15│議案第90号 岩国市職員恩給条例等の一部を改正する条例          │├───┼─────────────────────────────────────┤│第16│議案第91号 岩国市監査委員条例の一部を改正する条例           │├───┼─────────────────────────────────────┤│第17│議案第92号 岩国市納税貯蓄組合補助金交付条例の一部を改正する条例    │├───┼─────────────────────────────────────┤│第18│議案第93号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例            │├───┼─────────────────────────────────────┤│第19│議案第94号 町の区域の変更について                   │├───┼─────────────────────────────────────┤│第20│議案第95号 公有水面の埋立免許に関する意見について           │├───┼─────────────────────────────────────┤│第21│議案第96号 損害賠償の額の決定について                 │├───┼─────────────────────────────────────┤│第22│議案第97号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例     │├───┼─────────────────────────────────────┤│第23│請願第 9号 科学センター庁舎の建設について               │└───┴─────────────────────────────────────┘    本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり    出席議員(32人)   1番 田 村 順 玄 君         3番 細 見 正 行 君   2番 小 原   勝 君         4番 河 上 佳 生 君   5番 久 米 慶 典 君        19番 板 野 正 道 君   6番 大 西 明 子 君        20番 長 尾 光 之 君   7番 縄 田 忠 雄 君        21番 熊 谷 宗 円 君   8番 河 谷 慎 司 君        22番 笠 井 誠 一 君   9番 梶 本 良 俊 君        23番 高 橋 幸 弘 君  10番 橋 元 敦 子 君        24番 田 辺 徳 郎 君  11番 山 本 栄 次 君        25番 長 井 静 登 君  12番 渡   吉 弘 君        26番 黒 田 耕 作 君  13番 桑 原 敏 幸 君        27番 岡 林 勝 美 君  14番 本 田 嗣 郎 君        28番 江 本 彦 士 君  15番 森   暁 正 君        29番 浅 井 繁 勝 君  16番 村 中   洋 君        30番 前 野 弘 明 君  17番 松 田 恭 輔 君        31番 沖 本   旭 君  18番 武 田 正 之 君        32番 村 井 真 一 君説明のため出席した者       市長             貴 舩 悦 光 君       助役             沖 本 佚 夫 君       収入役            谷 村 義 夫 君       交通事業管理者        富 岡 麻 夫 君       水道事業管理者        河 村 逸 男 君       企画部長           黒 田 泰 功 君       総務部長           山 本 満 治 君       財政部長           宮 崎 晃 生 君       健康福祉部長         西 山 邦 彦 君       経済部長           谷 藤 亘 君       生活環境部長         谷 重 好 三 君       環境施設建設担当部長     村 中 良 隆 君       建設部長           末 岡 久 明 君       都市開発部長         松 本 勝 利 君会議の事務に従事した職員       議会事務局長         周山正       議事課長           今北雅夫       庶務課長           桐木茂邦       議事課長補佐         市山忠行       議事調査係長         沖啓治       書記             竹中義博       書記             高田昭彦               午前10時36分 開会 ○議長(河上佳生君) 所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。これより平成8年第6回岩国市議会定例会を開会いたします。 なお、今期定例会に提出されます議案等は、お手元に配付しておるとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(河上佳生君) 日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、27番 岡林勝美君、28番 江本彦士君、29番 浅井繁勝君を指名いたします。 △日程第2会期の決定 ○議長(河上佳生君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。平成8年第6回岩国市議会定例会会期日程┌──┬──────┬─┬───┬──────────────────────┐│日次│ 月  日 │曜│開 議│     備           考    │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第1│12月 2日│月│本会議│開会 議案等上程、説明、質疑、委員会付託  │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第2│12月 3日│火│   │┐   *一般質問通告受付 8時30分  │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第3│12月 4日│水│   │ │   *一般質問通告締切 正午     │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第4│12月 5日│木│   │ ├─休 会                │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第5│12月 6日│金│   │ │                    │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第6│12月 7日│土│   │ │                    │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第7│12月 8日│日│   │┘                    │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第8│12月 9日│月│本会議│(一 般 質 問)             │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第9│12月10日│火│本会議│(一 般 質 問)             │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第10│12月11日│水│本会議│(一 般 質 問)             │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第11│12月12日│木│   │─┐     10時 経済常任委員会    │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第12│12月13日│金│   │ │     10時 教育民生常任委員会  │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第13│12月14日│土│   │ │                    │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第14│12月15日│日│   │ ├─休 会                │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第15│12月16日│月│   │ │     10時 建設常任委員会    │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第16│12月17日│火│   │ │     10時 総務常任委員会    │├──┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────┤│第17│12月18日│水│   │┘                    │├──┼──────┼─┼───┼──────────────────────┤│第18│12月19日│木│本会議│委員長報告、質疑、討論、採決      閉会│└──┴──────┴─┴───┴──────────────────────┘ お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月19日までの18日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から12月19日までの18日間と決しました。 △日程第3監査報告第11号例月出納検査の結果について        監査報告第12号 例月出納検査の結果について       監査報告第13号 例月出納検査の結果について ○議長(河上佳生君) 日程第3 監査報告第11号 例月出納検査の結果について、監査報告第12号 例月出納検査の結果について、監査報告第13号 例月出納検査の結果について、以上3件については、地方自治法第235条の2第3項の規定により、お手元に配付しておるとおり検査の結果に関する報告の提出がありましたので、報告いたします。  (別  添) △日程第4報告第6号平成8年度岩国市一般会計補正予算(第2号)の専決処分を報告し、承認を求めることについて ○議長(河上佳生君) 日程第4 報告第6号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第2号)の専決処分を報告し、承認を求めることについてを議題といたします。  (別  添) ○議長(河上佳生君) 当局の報告を求めます。 ◎財政部長(宮崎晃生君) 報告第6号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第2号)の専決処分について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、衆議院議員選挙の所要経費を計上したものでございますが、御承知のとおり、去る9月27日に衆議院が解散され、10月20日に衆議院議員の選挙が実施されることになったことに伴い、これに対処するため地方自治法第179条第1項の規定に基づき、9月30日付で平成8年度岩国市一般会計補正予算(第2号)を専決処分させていただいたものでございます。 補正予算の内容は、歳出におきまして、総務費に衆議院議員選挙費3,600万円を計上しております。歳入におきましては、県支出金に衆議院議員選挙委託金3,600万円を計上しております。 以上で、報告第6号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第2号)の専決処分についての説明を終わります。何とぞ御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本件に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ質疑を終結し、本件は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。 これより討論に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、報告第6号は報告どおり承認することに決しました。 △日程第5報告第7号公用車の事故に関する専決処分の報告について ○議長(河上佳生君) 日程第5 報告第7号 公用車の事故に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  (別  添)
    ○議長(河上佳生君) 当局の報告を求めます。 ◎建設部長(末岡久明君) 報告第7号 公用車の事故に関する専決処分の報告について御説明を申し上げます。 本件事故は、平成8年8月2日午後3時25分ごろ、職員2人で市道巡視のため2トントラックに乗り、岩国市横山一丁目地内市道横山18号線を走行中、路面に陥没箇所を発見したため、確認のため一たん停止して後進したところ、後方に停車していた玖珂郡周東町大字下久原177番地の2、後藤和子氏所有の軽乗用車がトラックの荷台の死角となり、軽乗用車の前部にトラックの排気管が衝突し、ボンネット等を破損したものであります。このため、相手方と示談交渉の結果、損害賠償金として10万8,215円を支払うことで示談が成立いたしました。 したがいまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、平成8年10月3日専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 なお、交通事故の防止につきましてはあらゆる機会をとらえ、指導並びに研修に努めますとともに、職員一同細心の注意を払いまして、事故を起こさないよう努力してまいる所存でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本件に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ、本件は以上で終わります。 △日程第6認定第4号平成7年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について        認定第 5号 平成7年度岩国市市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第 6号 平成7年度岩国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第 7号 平成7年度岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第 8号 平成7年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第 9号 平成7年度岩国市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第10号 平成7年度岩国市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第11号 平成7年度岩国市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第12号 平成7年度岩国市平田梅が丘団地管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第13号 平成7年度岩国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第14号 平成7年度岩国市老人保健特別会計歳入歳出決算に認定について ○議長(河上佳生君) 日程第6 認定第4号 平成7年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について及び認定第5号から認定第14号までの各特別会計歳入歳出決算の認定について、以上11件を一括議題といたします。  (別  添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎収入役(谷村義夫君) 認定第4号 平成7年度岩国市一般会計歳入歳出決算並びに認定第5号から認定第14号までの各特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。 まず、認定第4号の一般会計でございますが、歳入合計419億7,027万5,092円、歳出合計412億3,659万4,615円で、歳入歳出差し引き7億3,368万477円の黒字決算になりました。 次に、認定第5号の市場事業でございますが、歳入合計4億8,477万553円、歳出合計26億6,174万5,358円で、差し引き21億7,697万4,805円の赤字決算になりました。 認定第6号 国民健康保険におきましては、歳入合計69億9,888万4,469円、歳出合計68億3,420万2,141円で、差し引き1億6,468万2,328円の黒字決算でございます。 認定第7号 観光施設運営事業におきましては、歳入合計2億258万1,181円、歳出合計2億1,757万6,364円で、差し引き1,499万5,183円の赤字決算でございます。 認定第8号 錦帯橋管理におきましては、歳入合計1億6,952万5,349円、歳出合計1億5,583万8,685円で、差し引き1,368万6,664円の黒字決算でございます。 認定第9号 交通災害共済事業におきましては、歳入合計3,909万288円、歳出合計3,909万288円で、差し引きゼロ決算でございます。 認定第10号 簡易水道事業におきましては、歳入合計7,341万2,703円、歳出合計6,007万6,035円で、差し引き1,333万6,668円の黒字決算でございます。 認定第11号 公共下水道事業におきましては、歳入合計25億547万3,755円、歳出合計46億3,163万5,625円で、差し引き21億2,616万1,870円の赤字決算でございます。 認定第12号 平田梅が丘団地管理事業におきましては、歳入合計1億831万72円、歳出合計7,030万3,576円で、差し引き3,800万6,496円の黒字決算でございます。 認定第13号 土地取得事業におきましては、歳入合計3億3,928万9,980円、歳出合計3億3,928万9,980円で、差し引きゼロ決算でございます。 最後に、認定第14号 老人保健でございますが、歳入合計88億339万6,755円、歳出合計88億339万6,755円で、差し引きゼロ決算となりました。 なお、平成7年度歳入歳出決算のうち認定第7号の岩国市観光施設運営事業特別会計及び認定第8号の錦帯橋管理特別会計につきましては、現金不足額として1,091万2,594円及び318万2,267円を表示いたしておりますが、これは昨年12月に発覚いたしました観光振興室における業務上横領事件にかかわる現金不足額でございます。 以上をもちまして、平成7年度一般会計並びに各特別会計の決算の認定について御説明を終わります。 なお、別冊の決算附属書及び監査委員の審査意見書を添付いたしておりますので、よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願いをいたします。 ○議長(河上佳生君) 本11件に質疑はありませんか。 ◆5番(久米慶典君) それでは、大きく3点から質疑をさせていただきます。 まず1点目は、特別会計一般会計全体にかかわることですけれども、特別会計一般会計、この連結の決算ですね。これを見てみますと、特別会計一般会計の連結の決算を見てみると、33億5,473万円の赤字が出ているわけであります。私、ことしで議員になって10年目になりますが、岩国市の財政というのは、私が議員になってから連結決算で黒字になったということを記憶していないんであります。なおかつ、最近は非常にこの連結決算の赤字額がふえてきている。一般会計特別会計も、これは当然岩国市の会計でありまして、同じように岩国市民が負担を負う会計であります。33億円の赤字というのは借金のためにまた借金をするという、マスコミなどではこれをサラ金財政だというふうに評しておりますけれども、大変ゆゆしい額、33億円は本当にゆゆしい額だと思います。こういうふうな状態になってきている現在、岩国市の財政当局としては岩国市の財政状況を健全と判断しているのかどうか。まず第1点、お聞きをしておきたいと思います。 2点目は、先ほど収入役の方からありましたけれども、業務上横領事件のことについてであります。 この問題について、監査委員の意見は非常に簡潔に書かれております。意見では3行ほど、多額の現金不足が生じているから、これを確保して適正に処理しろということが簡潔に書かれております。監査委員からの具体的な意見というのは、意見といいますか、指摘といいますか、それはこれ以外にもあったのではないかと私は当然思うのですが、その点についてあれば教えていただきたい。特に3月議会で当局の方から改善がいろんなもので示されました。これについて、監査委員としてどういうふうな判断があったのか。問題点があったのか。あれば、ぜひ教えていただきたいと思います。 それから、二つの会計で、合計額が約1,409万円ほどの現金不足が計上されているというふうに今収入役からあったばかりであります。これは、当局の方は使い込みの額として確認をされているというふうに思いますが、監査委員としてはこの額について確認をしたのかどうかということについてお聞きをします。 最後は、流用の問題です。一般会計特別会計それぞれの額、件数について教えていただきたいと思います。 以上です。 ◎財政部長(宮崎晃生君) それでは、連結決算についてということと、流用の件についてお答えをいたします。 一般会計の決算では実質収支が4億6,587万4,000円という黒字になっておりまして、財政状況を示す指標から見てみますと、公債費比率につきましては対前年度0.1ポイント上昇はしておりますが、経常収支比率につきましては、市税等一般財源の増加によりまして対前年度比4.2ポイント低下をしております。また、財政力指数についてもわずかではありますが、上昇をいたしておりまして、前年度の数値に比べると改善されてはおりますけれども、御指摘のように、なお厳しい財政状況にあるというふうに私は認識をいたしております。 市財政の運営に当たっては、一般会計のみ視点を当てるのではなくて、特別会計を含めた収支の状況を常に把握し、健全性の確保を目指すべきであるというふうに考えております。御指摘のように、平成7年度末の一般会計特別会計を連結した場合、大きな赤字を抱えておるわけでございますが、今後におきましても、公共下水道事業とか市場事業、あるいは交通事業など、相当な繰出金が必要になるというふうに認識しておりまして、将来とも財政的には非常に厳しいものになるのではないかというふうに考えております。 したがいまして、今後の財政運営に当たりましては、行財政改革の推進に取り組み、あらゆる角度から経費の節減に努力し、限られた財源でありますから、効率的な配分等によりまして健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 それから、流用の件でございますが、一般会計から申し上げますと、75件の3,051万2,000円でございます。特別会計は16件の1,341万7,000円でございます。合計91件の4,392万9,000円でございます。 以上でございます。 ◎収入役(谷村義夫君) 2点目、3点目についての御答弁をさせていただきますが、現金不足額に関する監査委員の見解につきましては、本来収入役から御答弁を申し上げることはどうであろうかというふうに思いますが、この間の経緯もございますので、あえて私の方から御説明をさせていただきます。現金不足額1,409万4,861円につきましては、平成8年2月23日に監査をお願いして以来、慎重かつ厳しい監査を行っていただく中で、監査委員の方々にもそのような認識をいただいているというふうに考えておりますが、特に売上現金等の取り扱いの改善、それから横領された現金の確保、これは不足金の回収でございますが、これらについては早急に対応するようにという御指摘をいただいております。 なお、監査委員におかれましては、賠償請求額の確定等、引き続き監査を継続されているところでございますので申し添えておきたいと思います。 ○議長(河上佳生君) ほかにございませんか。 ◆31番(沖本旭君) 全体的な決算をざっと見ておりますと、非常に未収額が目立ってきてるんですね。例えば、市税の未収額が9億4,000万円というふうなことでありまして、調定額に比べて未収額というものを調べてみますとかなり多い。例えば、県支出金においてもあったり、諸収入に至っては約4億6,000万円の収入未済額というふうにあるわけであります。審査意見書でも滞納整理については一層の努力をされたいというふうに指摘をされておりますし、さらには問題になりました住宅使用料の5,600万円という滞納整理がついて、どういうふうな形で今後これを取り組むのか。先ほど5番議員からも指摘がございましたように、非常に財政的に苦しいわけでありまして、この未済額をどういうふうに整理をしていかれるのか。 その中でもう一点具体的にお尋ねするのですけれども、こういった収入未済額のトータルは幾らになるんでしょうか。それが2点。 それからもう一点でありますけども、出資であります。例えば山口県信用保証協会の出捐金でございます。出捐金と、もう一つ例を挙げますと、株式会社アイキャンに対する出資、株式の取得であります。これへの出資と出捐との区別をどういうふうにされておるのかということであります。審査意見書の中でも、一括してこの出捐金というふうな扱いになっておるわけであります。本来からいうと、株式会社アイキャンとか岩国柱島海運株式会社に対するのは出捐金というべきではないというふうに思うわけです。この辺の区別をどういうふうに扱っておるのかをちょっと明確にしていただきたいと思う。ちょっと混同しているような気がいたします。 それから、もう一つですけども、ピアノの耐用年数は何年と考えておられるのか。 以上についてお答えをいただきたいと思います。 ◎財政部長(宮崎晃生君) 未収金の件についてお答えをいたします。 未収金は、御指摘のように市税で実は平成7年度末、御指摘のように9億4,973万3,621円というふうになっております。この未収金、いわば滞納でございますが、これの収納対策ということにつきましては、職員の戸別電話による催促、あるいは戸別訪問、そして今嘱託員2名を採用しておりますけども、嘱託員2名による訪問徴収、そのほか市外、県外への出張徴収等々で努力をいたしております。そのほか口座振替の推進もいたしておりまして、実は収納率も前年度が94.4%でございましたが、94.2%と0.2ポイント上昇いたしております。そのほか、未収金額につきましては御指摘のように諸収入、これにつきましては同和対策関係の貸し付け等でございます。それから、住宅使用料の関係等々もございまして、収入未済額の合計は24億3,801万8,369円というふうになっております。 それから次に、出捐金と出資金ということでございますけども、出捐金は当事者の一方がその意思に基づいて財産上の損失をすることによって相手方を利得させるということでございまして、出資金は出捐的な性格は持っておりますけども、ある程度権利取得といいますか、そういったものがあると。純然たる出捐と言えないというような部分もありますけども、地方自治法上では両者をあわせて出資金というふうにとらえて、これを公有財産として取り上げておるのが現状でございます。 それから、ピアノの耐用年数につきましては、ちょっとお時間をいただきたいと思います。ちょっと即答ができません。 以上でございます。 ○議長(河上佳生君) 時間はどれぐらいかかるんですか。 このまま暫時休憩いたします。               午前11時 5分 休憩                   午前11時13分 再開 ○議長(河上佳生君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 ◎財政部長(宮崎晃生君) 大変貴重な時間を費やしまして申しわけございません。ただいまのピアノの耐用年数の件についてお答えをいたします。 税法上では5年というふうになっておりますが、一般的には15年、あるいは20年というふうなことも言われております。どうぞひとつよろしくお願いいたします。 ◆31番(沖本旭君) 今のことなんですけども、再質問ではなしに。15年とも20年とも言われておるちゅうんじゃなしに、何年か基準があるんじゃないかと思うんですよね。それをお聞きしたんです。税法上の減価償却ではなしに、もう使えなくなったらという時点なのか、一定の基準があると思うんですけども、それは文部省あたりからも何も示されていないんでしょうかね。今まで岩国市はどうしてそういうふうな処分をしてきたのか。財産上の問題は決算にかかわることで、今お聞きをしておるわけです。何年と言われておるというふうなことでなくして、わからなければまたで結構ですけども、そういうことなんです。 ◎財政部長(宮崎晃生君) 大変申しわけございません。税法上では5年というふうに決められております。その他につきましては、一般的に言われるということで、基準があるかないかということについてはまだちょっと調べておりませんので、また後ほどでも調べまして、それからお伝えをしたいというふうに考えております。 よろしくお願いします。 ○議長(河上佳生君) 御了承願います。 ◆22番(笠井誠一君) 衛生費の中の埋立処分地施設建設事業で当初予算を3,000万円計上し、不用額が約2,500万円となっておることについてお尋ねいたしますけど、当初予算編成時において3,000万円の事業費を組みながら2,500万円も不執行にしたということは、当初お考えになった事業の必然性がなくなったから不用額という措置に踏み切られたのか。本来ならば明許繰越措置をとって、本事業の推進のために対応するのが常であるというふうに考えられます。しかし、こういう措置をおとりになったということは、その必要がなくなったものと判断し、さらに明許繰り越しの必要性もさらさらないと、そういうふうな判断であったのか。何を計画されたのかについて御説明をお願いします。 ◎生活環境部長(谷重好三君) お答えいたします。 これは川下沖の三角町へ不燃物処分場の計画をいたしまして、地元の皆さん方とお話し合いをしてまいったわけですが、その時点で一たん御理解をいただきましたものでございますから、実施設計についての業務を発注いたしました。その後、地元の方で白紙撤回というような状況がございまして、その間そういった業務ができなくなったために、こういった予算の消化ができなかったわけでございます。まことに申しわけございません。そのため時間がないために、今御指摘をいただきました繰越明許というものができなかったということでございます。 どうぞよろしくお願いします。 ○議長(河上佳生君) ほかに質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、認定第5号、7号、8号は経済常任委員会に、認定第6号、10号、12号、14号は教育民生常任委員会に、認定第9号は総務常任委員会に、認定第11号、13号は建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。 なお、認定第4号 平成7年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定については、各常任委員会においてその所管分について審査されるようお願いいたします。 △日程第7議案第73号岩国市教育委員会の委員の任命につき、議会の同意を得るについて ○議長(河上佳生君) 日程第7 議案第73号 岩国市教育委員会の委員の任命につき、議会の同意を得るについてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎市長(貴舩悦光君) 議案第73号 岩国市教育委員会の委員の任命につき、議会の同意を得るについて御説明いたします。 岩国市教育委員会の委員5人のうち、新庄幸雄氏が平成8年12月31日をもちまして任期満了となりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づきまして、新たに二武 功氏を任命いたしたく提案するものでございます。 同氏の経歴等につきましては、お手元に配付しております履歴書のとおりでございます。 よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。 ◆6番(大西明子君) 2点について質疑をさせていただきます。 まず第1点は、今回の提案でございますが、人選につきましては在職の校長先生が教育委員に当たるということで、これから年度末を迎えて、卒業式等大変な現場の業務がある中で、そういう現場の校長先生がその任命に当たるという点について、現場では様々な混乱が生じるというふうに思うわけですが、こういったものに対してどのように考えておられるのか。そして、今後現場からそういう方を任命するに当たっては、一定の混乱が起きない処置をとるべきだというふうに思うわけです。具体的には、任期に当たって、任期満了後少し再任をして、そして新しく年度が変わる4月1日から新しい委員を任命するとか、そういうやり方も一つは考えられるというふうに思うわけです。現場を混乱させないためにも、これからそういう点についてどのように考えておられるか。まず1点お聞きいたします。 さらに、人選に当たって、どういう関係から皆さん方から御意見を聞いて、そして人選をするのか。今回に当たっては、どういうふうな仕組みで推薦をしてこられたのか。その経緯についてお尋ねをいたします。 ◎助役(沖本佚夫君) お答えをいたします。 確かに年度途中でありますから、御指摘のような問題が想像されたわけでありますが、県の教育委員会等に御相談を申し上げた結果、そういうこともあるがやむを得ないというようなことも御指示をいただきましたので、予定どおり遂行させていただくということにいたしたわけであります。 人選につきましては、これは市長がいろいろ各方面からの意見を聞いておやりになった内容でありますから、私の方からどうのこうのということを言うことはできませんが、いずれにいたしましても、前教育長さん等のいろいろな御意向も聞いた上で、市長が最終的に判断をされたというふうに思っております。 ○議長(河上佳生君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。──質疑ですか、21番、質疑ですか。──委員会付託に対する反対討論ですか。 ちょっと休憩いたします。               午前11時26分 休憩                   午前11時27分 再開 ○議長(河上佳生君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 再度申し上げます。本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) ほかになければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ◎21番(熊谷宗円君) 先ほど質疑でも申されておりましたが、私は議案第73号 岩国市教育委員会の委員の任命につき、議会の同意を得ることについての議案に反対の意見を申し述べさせていただきます。 教育委員の任命は大変重要な事項であり、教育委員会法の実施以来、年度の途中で人事が行われることはやむを得ないとして他の市町村においても実施されていることですが、当市においても過去不信任等のことがあって、時期がさらに下がっております。年度途中で人事の行われることは、教育の現場において多くの問題があります。御案内のように、教育の現場においての管理職の異動が行われることは当事者一人の異動に終わらず、数名の教員の異動が必要となってまいります。どのような関連人事が行われるのか存じておりませんけれども、現在教育の現場においては多くの問題をはらんでおります。高校や大学なら生徒、学生に与える影響は少ないかもしれませんけれども、小・中学生にとっては精神的な影響は少なくないと思われます。特に中学校においては、受験前の多くの生徒や保護者に不信感や不安を与えます。一人の管理職の異動は数名の教員の異動となり、関係の数百名の生徒や保護者に精神的な不安を与えます。連動する人事がどのようになるか、場合によっては受験前の3年生の担任が異動するということが起こるかもしれません。 議員各位の皆さんもいろいろと御子弟をお持ちですから、お考えになっていただきたいと思いますが、我が子が3学期になって、受験前に担任がかわるというような人事が起こったとしたら、皆さんはどういうふうにお考えでしょうか。教育の現場の人事は、単なる事務引き継ぎのみでは済まされません。教師はともに学んできた信頼関係の中で、一つの節目まで努力すべきだと思います。特に小・中学校の校長は、ともに歩んできた卒業生に卒業証書を渡し、その進路を見きわめ、部下教職員の人事を責任持って実施して、一つの節目を全うすることが教育者の姿として大切だと思います。 以上の観点より、議案第73号に反対いたします。 ○議長(河上佳生君) ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) ほかになければ討論を終結し、これより採決に入ります。御異議がありますので、起立により採決いたします。議案第73号を原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(河上佳生君) 起立多数であります。よって、議案第73号は原案どおり可決されました。 △日程第8議案第74号岩国市監査委員の選任につき、議会の同意を得るについて ○議長(河上佳生君) 日程第8 議案第74号 岩国市監査委員の選任につき、議会の同意を得るについてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎市長(貴舩悦光君) 議案第74号 岩国市監査委員の選任につき、議会の同意を得るについて御説明いたします。 岩国市監査委員3人のうち、識見を有する者のうちから選任した委員の賀屋宏昌氏が平成8年12月12日をもちまして任期満了となりますので、地方自治法第196条第1項の規定に基づきまして、新たに藤井幸哉氏を選任いたしたく提案するものでございます。 同氏の経歴等につきましては、お手元に配付しております履歴書のとおりでございます。 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。 これより討論に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。議案第74号を原案どおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案どおり可決されました。 △日程第9議案第75号岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を得るについて ○議長(河上佳生君) 日程第9 議案第75号 岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を得るについてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎市長(貴舩悦光君) 議案第75号 岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を得るについて御説明いたします。 岩国市固定資産評価審査委員会の委員6人のうち、北岡博士氏が平成8年12月11日をもちまして任期満了となりますので、地方税法第423条第3項の規定に基づきまして、新たに古屋敦久氏を選任いたしたく提案するものでございます。 同氏の経歴等につきましては、お手元に配付しております履歴書のとおりでございます。 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。 これより討論に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。議案第75号を原案どおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案どおり可決されました。 △日程第10議案第76号岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を得るについて ○議長(河上佳生君) 日程第10 議案第76号 岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を得るについてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎市長(貴舩悦光君) 議案第76号 岩国市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき、議会の同意を得るについて御説明いたします。 岩国市固定資産評価審査委員会の委員6人のうち、菅野克己氏が平成8年12月23日をもちまして任期満了となりますので、地方税法第423条第3項の規定に基づきまして、再度同氏を選任いたしたく提案するものでございます。 同氏の経歴等につきましては、お手元に配付しております履歴書のとおりでございます。 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。 これより討論に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。議案第76号を原案どおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号は原案どおり可決されました。 △日程第11議案第77号平成8年度岩国市一般会計補正予算(第3号)         議案第78号 平成8年度岩国市市場事業特別会計補正予算(第2号)        議案第79号 平成8年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)        議案第80号 平成8年度岩国市観光施設運営事業特別会計補正予算(第2号)        議案第81号 平成8年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号)        議案第82号 平成8年度岩国市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)        議案第83号 平成8年度岩国市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)        議案第84号 平成8年度岩国市老人保健特別会計補正予算(第1号) ○議長(河上佳生君) 日程第11 議案第77号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第3号)及び議案第78号から議案第84号までの各特別会計補正予算、以上8議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎市長(貴舩悦光君) 議案第77号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第3号)及び議案第78号から議案第84号にわたる各特別会計補正予算について、その概要を御説明いたします。 今回の補正予算は、各会計にわたり給与改定に伴う所要額を計上するなど人件費の調整を行っております。そのほか、一般会計においては、議員及び特別職の報酬等の改定に伴う所要額の計上、国、県の補助内示に伴う事業費の調整並びに道路、河川、文教施設等の整備に要する単独事業費の追加計上を行うとともに、財政調整基金積立金、減債基金積立金等を計上しております。 それでは、まず、一般会計補正予算の歳出から主なものについて、順を追って御説明いたします。 総務費では、財政調整基金積立金及び減債基金積立金を追加計上しております。 財政調整基金の追加は、法人市民税が増収となる見込みでありますが、来年度以降、普通交付税が減額精算されるため、精算に備え積み立てを行うものであります。 減債基金積立金の追加は、近年の大規模事業の推進に伴い、起債残高が増加しておりますので、将来の償還財源として積み立てを行うものであります。 民生費では、老人保健特別会計繰出金、福祉医療費、精神薄弱者更生援護事業費、保育所措置費等を追加計上するほか、新たに難病患者等居宅生活支援事業費を計上しております。 衛生費では、ごみ焼却施設等の管理運営費を追加計上するほか、リサイクルプラザ建設事業費を国の補助内示に合わせて追加計上しております。 また、埋立処分地施設建設事業費は、地質調査の結果、当初、計画しておりました工事内容が変更となりましたので、追加計上しております。 農林水産業費では、県の補助内示に伴い、端島漁港局部改良事業費を減額しております。 土木費では、南岩国町75号線改良事業等国の補助内示に伴う事業費の調整及び平田96号線改良事業等の地方特定道路整備事業費の調整を行うとともに、道路、河川、排水施設等の市単独の整備費、展望休憩所建設事業費を追加計上するほか、旧総合庁舎跡地整備費を計上しております。 教育費では、小・中学校の営繕費、施設整備費等を追加計上しております。 次に、歳入について主なものを御説明いたします。 市税は、個人市民税の減収が見込まれるものの、法人市民税の増収が見込まれますので、追加計上しております。 地方交付税は、特別交付税の追加収入見込額を計上しております。 国庫支出金及び県支出金は、補助事業費の変更に合わせた調整を行っております。 諸収入は、港湾配分使用料の増収が見込まれますので、追加計上しております。 市債は、事業費の変更等に伴い調整を行っております。 その結果、補正額は31億2,050万円で、補正後の予算規模は486億6,200万円となり、当初予算に比べ9.7%の伸び、平成7年度12月補正後に比べ10.5%の伸びとなっております。 次に、第2表 繰越明許費補正について御説明いたします。 道路改良舗装事業につきましては、家屋移転補償が平成9年度にまたがる見込みでありますので、繰越明許費を設定するものであります。 リサイクルプラザ建設事業及び埋立処分地施設建設事業につきましては、地元の建設同意に時間を要したため、繰越明許費を設定するものであります。 展望休憩所建設事業につきましては、平成8年度がふるさとづくり事業として実施しております運動公園建設事業の最終年度となるため、本年度中の事業着手が必要となりますが、年度内完成が困難と予想されますので、繰越明許費を設定するものであります。 第3表 債務負担行為補正について御説明いたします。 埋立処分地施設建設事業につきましては、平成8年度及び平成9年度の2期に分けて建設する予定でありましたが、国庫補助対象事業とするには一括発注する必要がありますので、設定するものであります。 リサイクルプラザ建設事業につきましては、補助内示に合わせ年次割の調整を行うものであります。 岩国港改修事業県債償還負担金は、平成7年度に山口県が実施した岩国港改修事業に係る県債の元利償還金の2分の1を負担するため、設定するものであります。 第4表 地方債補正につきましては、起債対象事業費の変更等に伴い、調整を行うものであります。 続きまして、特別会計補正予算について御説明いたします。 市場事業特別会計につきましては、給与改定等に伴う人件費及び諸経費の調整を行っております。 国民健康保険特別会計につきましては、給与改定等に伴う人件費及び諸経費の調整を行っております。 観光施設運営事業特別会計につきましては、給与改定等に伴う人件費及び諸経費の調整を行っております。 錦帯橋管理特別会計につきましては、給与改定等に伴う観光施設運営事業特別会計への繰出金及び諸経費の調整を行っております。 簡易水道事業特別会計につきましては、各簡易水道の諸経費の調整を行っております。 公共下水道事業特別会計につきましては、給与改定等に伴う人件費及び諸経費の調整を行っております。 老人保健特別会計につきましては、前年度の精算に伴う国・県支出金の返還金を計上するとともに、医療給付費等の追加計上を行っております。 以上をもちまして、一般会計及び特別会計補正予算についての説明を終わります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) ここで暫時休憩いたします。               午前11時47分 休憩                   午後 1時 2分 再開 ○議長(河上佳生君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 本議案に質疑はありませんか。 ◆20番(長尾光之君) 1点ほどお尋ねします。 旧総合庁舎の跡地の件ですけど、県との契約はもう終わったのかどうかということと、今までにどういうところとどのような形で交渉を持たれて、どういう結果であったか。また、今後どのような展開をされるのか。それについてお尋ねいたします。 ◎都市開発部長(松本勝利君) 総合庁舎の跡地につきましては、現在いろいろ交渉をしておりまして、実は11月29日付で用地の交換契約までは済ませております。そして、今から先といたしましては、所有権移転登記、そして12月中旬をめどに土地の引き渡しをしたいという方向で現在事務を進めております。 ◆20番(長尾光之君) 今まで跡地についてどのようなところとどのような交渉をしてこられたのか。それはどのような結果であったか。それと、今後どのように展開されるか。あと2点をお願いします。 ◎企画部長(黒田泰功君) 総合庁舎の跡地の活用につきましては、総合庁舎用地の所在地が商業業務地域にあるという形から、地元の活性化に資する使い方をしたいという形で、その方の活用を検討いたしております。市といたしましても、これまで例えば活用するに当たりましてもいろんな核になる進出企業等、いろいろそういうものがなければ実現性としてはないという形からいろんな業種に当たっております。例えば物販の関係、それからホテルの関係、その他いろんな業種に当たっておりますが、現在のところはこの経済情勢を反映してまだ進出するという形の返事をもらったのがございません。こうした中で、市といたしましては、単独にあそこを活用できれば一番すっきりするわけですが、そうした形もなかなか難しいという形の中で、あそこを複合施設として活用もできないかと、いろんな方策を考え、現在、総合庁舎跡地の複合施設なりの試案を現在求めておるという形で、いろんな状況についてはできるだけ可能性を当たって、その活用を図っていきたいというような状況でございます。 ◆6番(大西明子君) 今回の補正予算に、埋立処分地施設建設事業が3億4,260万1,000円計上されておりますが、これについて先ほど市長が壇上から「埋立処分地施設建設事業費は、地質調査の結果、当初計画しておりました工事内容が変更となりましたので追加計上いたしました」と、こういうふうに計上の理由を述べられました。そこで、聞いておきたいんですが、例えば建設事業費を計上するに当たっては、いろんな調査をして計上するんではないかというふうに私は考えております。したがって、この建設事業費を組む前に、どういう調査をされたのか。その調査項目をお知らせ願いたいと思います。 それから、地質調査の結果と言われますが、どういう結果が出たのか。そして、なぜそのために工事内容が変更となったのか。その理由をお聞かせください。といいますのは、この予算計上によりまして、当初計画の予算の2倍近い予算、10億円を超す事業計画になるわけです。したがって、その中身について、このようになった変更の理由を知らせていただきたいと思います。 そして、今、国会では厚生省の汚職が大問題になっておりますけれども、この岩国市においてもこれからこういった建設事業費の審議をし、そして入札が行われるという段階でありますが、既に私のところには業者も決まっておると。これに関連して、特定の議員も明記をされ、そして市の幹部がかかわっているという怪文書が来ております。埋立処分地施設事業だけではありません。リサイクル問題についても、こういったことがちまたではうわさをされております。こういったことが当局のお耳に入っているのかどうか、この点をお尋ねします。そして、こういった問題にどういう見解をお持ちなのか。こういうことが今まで岩国市政においては右翼も介入をして、大問題が大井市政のときにありましたけれども、こういうことが今後あってはならないという観点からお尋ねをするのですが、答弁をお願いします。 ◎環境施設建設担当部長(村中良隆君) お答えいたします。 まず、遊水池の埋め立てにつきましては、内水面の埋め立てということでございまして、簡単に施設の建設ができるのではないかと考えておりまして、矢板工法につきまして10メートル程度の事業費を策定いたしました。そのときの地質調査につきましては、予算計上の時点におきましては、実施しておりません。 その後、地質調査を実施いたしました段階で県と協議いたしました結果、海面埋め立てと同じような方法で施設を建設するようにとの指導を受けまして、地質内容といたしましては、大体20メートル前後のところに不透水層があるということでございますので、その位置まで矢板を打ち込むということで大幅な増加となりまして、大変申しわけなく思っております。 以上でございます。 ◎助役(沖本佚夫君) 大西議員さんの最後に御質疑がありました、工事請負費にかかわる問題でいろいろなうわさを聞くが、当局はどうかということでありますが、当局にもいろいろなうわさが入ってくることもございます。この入札の問題につきましては、御案内のように入札審議会の委員長は実は私がしております。そういうことで、そうしたことがちまたにうわさをされることがないように最善の注意を払って、これに当たっておるわけでございまして、やはりこうしたいろいろな大きな事業が比較的出てまいりますと、そのたびにいろいろとした一つのうわさが出るということは私も承知しております。そういうことで、再度申し上げるようでございますが、そうしたことがないように厳重に注意し、また細心の留意をしてまいっております。そういうことでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ◆22番(笠井誠一君) 議案提出時の質疑なので、そこの辺の分をわきまえて質疑をします。意見とか提案については、一般質問で行います。 この補正予算説明書に衛生費、そして清掃費という中での問題で大きく2点、詳細については若干項目を立ててお尋ねをしますので、どんなにきちっとしてない答弁であっても1回でやめますので、そのかわりそのほかについては来るべき一般質問において十分お尋ねをさせていただきます。 1番目、埋立処分地施設建設事業について質疑します。 御承知のように、三角町三丁目の約1万1,000平米を6万立米の不燃ごみを埋め立てるべく建設の計画が当初予算において約4億円計上され、その予算審議を当局の説明どおりに、当局の御提案された資料どおりに私たちは審議をしました。それから、約半年強のこの12月定例議会において建設事業が約4億2,000万円から一挙に10億円へはね上がっております。しかも、こういうふうに御提案をされました。市長が申された提案理由もさることながら、約6万立米のごみを10億円の建設事業費でもって単純に単価をはじき出しますと、1立米約1万7,000円の処理費につきます。私がいろいろ調査し勉強した範囲内において、こんな異常に高騰な不燃物処理費というのは聞いたことがないんです。そのことに関して1点目、予定しておる埋立地の面積及び埋立容量につき、正確にお知らせを願います。特に単位については、明確に発表してください。 そして2点目、当初予算編成時における予算積算の根拠と、今回補正をされます6億円をプラスされる積算の根拠等において、矢板の深さを言っておられるようでありますが、三角町三丁目の地点の直近の場所に同じく市が建設をいたしました今津川船だまりがあります。ここは御承知のように堤防で仕切ってありまして、現在の埋立場にしようとしている遊水池とほとんど同じ環境下であります。ここで行われた矢板工事と今回の場合が異常に違うようなんですけど、直近の地質、あるいは水質等の関係において、なぜこんなに違うのかということを説明してください。 3点目、補助事業として取り組むということで、これに11ページに埋立処分地施設建設事業費補助金として2億4,745万2,000円の国庫補助金が計上されておりますけど、この具体的に割り出されております金額について、当局は国サイドからいかなる金額の内示を受けておるのか。その確定しておる内示金額についてお知らせ願います。こうして補正予算に説明書として金額を明示される限りにおいては、それにふさわしい正当な根拠があるものと思っておるからお伺いします。 次、リサイクルプラザ建設事業についてお尋ねをいたします。 尾津町五丁目から現在の平田地区へ変更をされました。これはもう9月議会においてそういうことが正式に公表され、ついこの間のことでございます。このときのリサイクルプラザの総事業費は約38億円というふうに発表をされ、そのように予算書にも説明をされておる。しかるに、今回約17億円の補正増、いわゆる激増であります。でもって、事業費が55億円と言われておる。この位置の変更のときに、執行部は本議場においてこういう説明をしておられる。場所を変更するだけであって、機械設備とか、あるいは能力等について大きな変更はないから、議会に説明するにしても約半分の議員には資料をもって説明したけど、他の半分の議員については重大な変更がないから説明しないという説明をここでされました。わずか3カ月で17億円、もともとの工事が38億円、それにプラス17億円で55億円の事業費ということになれば、これは当初想定していらっしゃったより処理能力等が大きくなったのか。あるいは処理能力は変わらないのか。もしも、処理能力が変わらないとするものであるならば、このような巨費を補正する根拠は何か。市民の皆さんによくわかるように御説明を願いたいと思います。そしてまた、現時点において、このような、失礼な形容かもしれんけども、ずさんな予算計上をそのまま信じて、巨費を投ずることが、10万市である本自治体にとっての環境整備事業としての公共施設として真にふさわしいものであるかどうか、当局はどのように判断をしていらっしゃるか。 以上の点についてお答えを願います。 ◎環境施設建設担当部長(村中良隆君) お答えいたします。 埋立地の面積並びに容量でございますが、当初計画しておりました1万1,000平方メートルの面積が1万1,600平方メートルに変更になります。そして、埋立容量としましては6万立方メートルでございます。変わりません。 それと、当初の積算の根拠でございますが、当初は10メートル程度の二重矢板で仕切る工法をとっておりました。その後、地質調査の結果、また県の指導によりまして、深いところで23メートル程度の二重矢板の打ち込みということになりまして、多額の経費がかかってまいりました。 次に、補助事業として現在内示は受けておりません。この内示につきましては、年明けに国の方から何らかの通知があるというふうに聞いております。 それと、リサイクルプラザの件でございますが、尾津町五丁目に計画しておりましたプラザの能力は1日当たり59トンでございます。平田に計画いたしましても、その能力は変わっておりません。特にプラザの増額の内容といたしましては、容器包装リサイクル法等、いろいろな施設整備の関係によりまして、古紙三類の選別等も加えてまいっておりますので、それだけではございませんが、いろいろと施設整備の関係で増額になっております。 また、平田二丁目に建設計画しておりますプラザにつきましては、取りつけ道路、そして山を切り開きましての造成地の工事ということでございまして、多額の費用の増額になってまいりました。 以上、御説明を終わらせていただきます。 ○議長(河上佳生君) よろしゅうございますか。 ◆5番(久米慶典君) 先ほどの大西議員の質疑に関連をしてお聞きしておきたいんですが、今の笠井議員の質疑とも関連するかもしれませんが、予算を上げる場合、なぜ地質調査をあらかじめしておかなかったのかということであります。予算の計上の仕方で非常に疑義が出てくる。こういう予算の計上の仕方をなぜしたか。それも地質調査といえば、大変根本的な問題であると思いますが、これを行わずして予算を計上した。一体いかなる理由なのかという点についてお聞きをしておきたいと思います。 ◎環境施設建設担当部長(村中良隆君) お答えいたします。 大変初歩的なことになろうかと思いますが、私たちが位置の選定をしました段階では、まだ地元の測量に入れる、あるいは地質調査ができる段階でございませんでしたので、非常に初歩的な問題ではございますが、その点実施しておりませんでした。 ◆17番(松田恭輔君) まず最初に、一般会計特別会計の決算の中で公債費ですね。公債費が幾らになるのか。先ほど午前中に久米議員から平成7年度の連結の問題がありましたが、平成8年度の今の決算状況で結構ですから、平成8年度は現在、いかがな数字になるのか。これをまずお伺いします。 もう一つは公債費比率でありますが、最近変わってどうなこうなという話もあるようですが、そこら辺をちょっと説明していただきたいと思います。 次に、埋立地ですが、この埋め立てをする施策をやらんかったと、そして予算を計上したと。これはどう考えてもちょっと解せんのです。それでそういうずさんなことはあり得ないと思うんです。これは幾ら議会がとぼけておっても。しかし、この議会に一応そういうことを話しておきながら、これだけの変化を伴うということは、そんな小さなことじゃないと思うんです。何か隠しておられるんじゃないかと。そこら辺をもう一遍お伺いしたいと思います。 で、ちなみにあの埋立地は、あれ全部が将来の基地の拡張に伴って全部埋まってしまうわけです。その上に何が来るかわかりませんが、基地の用地になってしまう。その間5年ぐらいですか、使わせてもらおうと。苦肉の策のあれなんですが、そういうことですから、果たしてその矢板を24メーター打つ必要があるのかどうかというのも疑問なんです、素人考えでは。それで、県がそれを言うたからというんですがね、そこら辺の解明をぜひともやりたい。したがって、初めに市のやらなければならなかったものを実際はやらんかったんだというふうな答弁では、とても納得できる問題ではないと。その辺についてもう一遍答弁をいただきたいと思います。 以上です。 ◎財政部長(宮崎晃生君) 公債費比率あるいは地方債の現在高についてお答えいたします。 平成8年度末の現在高で申し上げますと、一般会計で申し上げますと438億3,857万3,000円になる見込みでございます。特別会計では138億8,562万6,000円、合計577億2,419万9,000円になる見込みでございます。 それから、公債費にかわる云々というお話でございますが、実は地方債の許可制限をする場合に使用しておりますのが、起債制限比率というのがございます。したがって、地方債の許可をするためには、この起債制限比率を参考にしておるわけでございます。この比率が20%以上になると地方債の発行が制限されるというものでございます。で、これは公債費と起債制限がどういうふうに違うかと申しますと、公債費比率で計算いたします起債元利償還一般財源を分子にしまして標準財政規模で割るわけでございますが、それに普通交付税に算入される需用額、例えば事業費補正起債事業といいますか、そういった事業費補正になる事業につきましては、分子、分母にその起債の額を載せまして、計算をして3年で割るというような計算式でございます。それでいきますと、例えば平成7年では公債費比率は14.5%でございますが、起債制限比率でいいますと11.9というふうなことで下がってくるわけでございます。 したがって、今後国の方はこういった起債制限比率を多く使ってくるということになっておりますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ◎環境施設建設担当部長(村中良隆君) お答えいたします。 何か隠しているのではないかという御質問でございますが、何も隠してはおりません。精いっぱい検討してはまいりましたが、以上のような結果になりまして大変申しわけなく思っております。 また、この矢板工法につきましては、従来の矢板打ちということではなしに、廃棄物の埋め立てということでございまして、矢板と矢板の間に薬注をいたしまして使用するという工法もとっていますので、埋立処分場の建設につきましては、以上のような経費がかかるものと思っております。 以上でございます。 ○議長(河上佳生君) ほかに質疑はありませんか。 ◆31番(沖本旭君) 1点だけちょっとお聞きをしておきたいと思います。旧岩国総合庁舎跡地の整備工事でありますけども、これは聞くところによりますと、何か臨時的に駐車場にするというふうなことに聞いております。その確認と駐車場の管理をどこに委託をされて、大体いつごろまで駐車場として使おうとしているのか、この1点だけちょっとお尋ねをいたします。 ◎都市開発部長(松本勝利君) 旧総合庁舎跡地につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、正式な県との交換契約等を現在進めておりますが、現段階で跡地の利用につきましては、麻里布駐車場の立体化を来年度に考えております。それに伴います代替施設といたしまして、現在の総合庁舎跡地を一応暫定的に利用したいということで、大体約1年程度を考えておるわけでございます。この施設につきましては、当補正予算上に計上させていただいております建設工事は現在の総合庁舎跡地の整備を簡単にやりまして、その後4月1日を目標に施設管理公社において有料で開放したいというふうに思っておるところであります。 ◆24番(田辺徳郎君) 新しく建設される不燃物処理場のいろいろな質疑が出ておりますけども、2点だけお伺いします。 非常に飛行場の近くということで、不燃物とはいえ川西の不燃物処分場も非常に鳥害といいますか、鳥が非常に飛ぶということでその対策はどういうふうに考えられておるかということ。 2点目、当初の説明では、暫定的な不燃物処理場というふうに聞いておりましたけれども、今回補正が組まれたということであれば、何か本格的な不燃物処理場というふうにも受けとれますけども、その点を確認したいと。 次、ここは埋立場になるわけですけども、不燃物については撤去するんだというふうに聞いておりますけども、これはそのまま埋め立てのときに一緒に埋めるのかどうか、その辺を確認します。 以上です。 ◎助役(沖本佚夫君) お答えをいたします。 まず、最初に鳥害等の関係はどうするのかということでありますが、当然このことにつきましても事前協議をいたしております。したがって、御指摘のような鳥害が発生しないような措置を講ずるということで防衛施設庁とも話し合いをしております。 それから、不燃物処理場が暫定的ということであったら、こういう内容から見ると暫定的ではないんではなかろうかという御指摘でございますが、たとえこれが3ないし5年間であっても、不燃物処理場につきましては暫定的であろうがどうであろうが本格的な工事の指導が県からあるということで、そのものは本格的工事と大差はないという問題でございます。 それから、これがいずれ基地沖合移設の埋立地に該当するんで、その際どうするかということであります。この問題につきましては防衛施設庁とも事前協議をいたしておりますが、現段階においてそれをどうするかという問題につきましてはまだ確定しておりません。したがって、跡地の利用方法は、今のところ補助滑走路の付近になるということでございますが、そうしたものがはっきりした段階においてできるだけ国の方において処置をするというひとつの対応がございます。したがって、市といたしましてもその線に沿って協力をしていくという立場をとっております。 ○議長(河上佳生君) ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) ほかに質疑がなければ委員会において審査していただくことにして、議案第78号、80号、81号は経済常任委員会に、議案第79号、82号、84号は教育民生常任委員会に、議案第83号は建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。 なお、議案第77号 平成8年度岩国市一般会計補正予算(第3号)については、各常任委員会においてその所管分について審査されるようにお願いいたします。 △日程第12議案第85号平成8年度岩国市交通事業会計補正予算(第1号) ○議長(河上佳生君) 日程第12 議案第85号 平成8年度岩国市交通事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎交通事業管理者(富岡麻夫君) 議案第85号 平成8年度岩国市交通事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 今回の補正予算(第1号)は、旧庁舎用地の一部売却に伴う処分益及び給与改定等に伴う人件費の調整を行うため、提案するものであります。 まず、第2条の収益的収入及び支出の補正でございますが、これは末尾の参考資料「平成8年度交通事業会計補正予算(第1号)総括表」によって御説明いたします。 収入につきましては、旧庁舎用地の一部約632平方メートルを岩国市に市道用地として売却することにより、特別利益1億8,171万1,000円を増額しております。 また、支出につきましては、給与改定に要する経費の増額、職員の配転等による減額、山口県市町村職員共済組合費の事業主負担率が当初見込みを下回ったこと等により、職員給与費265万5,000円を増額し、諸経費525万6,000円を減額するものであります。 これらの結果、単年度純利益は、税込額で1億4,743万7,000円となる見込みであります。 次に、第3条の資本的収入及び支出の補正でございますが、収入につきましては、売却処分する旧庁舎用地の帳簿価格相当額として、固定資産売却代金200万6,000円を増額しております。 また、支出につきましては、給与改定等に伴う増加分として、退職給与金47万6,000円を増額するものであります。 これに伴い、資本的収入額が資本的支出に対し不足する額1億6,989万3,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額308万8,000円及び過年度分損益勘定留保資金1億6,680万5,000円で補てんすることといたしております。 第4条につきましては、収益的収入及び支出の補正に伴い、調整するものであります。 以上で、議案第85号 平成8年度岩国市交通事業会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、経済常任委員会に付託いたします。
    △日程第13議案第86号平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)         議案第87号 平成8年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(河上佳生君) 日程第13 議案第86号 平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第87号 平成8年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第2号)、以上2議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎水道事業管理者(河村逸男君) まず、議案第86号 平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算(第1号)は、収益的収支と資本的収支を補正するものであります。 以下、別添の平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)総括表によって御説明申し上げます。 第1表の収益的収支の収入は変わりなく、支出では給与改定等に要する経費と職員の異動に伴う経費として、給与費1,974万8,000円及び消費税13万円を減額し、動力費126万1,000円及びその他諸経費297万2,000円を増額するものでございます。これによりまして、支出総額は18億1,653万3,000円となり、収支差し引き8,346万7,000円の当年度利益になる見込みでございます。 次に、第2表の資本的収支の収入では、工事負担金1,000万円を増額しておりまして、収入総額は3億8,802万3,000円となります。 また、支出では、配水施設整備事業費1,000万円を増額し、支出総額7億3,148万9,000円となり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億4,346万6,000円は、減債積立金3,900万円、建設改良積立金1,500万円、過年度分損益勘定留保資金3,343万8,000円、当年度分損益勘定留保資金2億4,293万7,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額1,309万1,000円で補てんするものでございます。 以上御説明申し上げましたことは、平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)の第1条から第5条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の平成8年度岩国市水道事業会計補正予算(第1号)説明書に記載をしておるところでございます。 引き続きまして、議案第87号 平成8年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算(第2号)は、収益的収支を補正するものでございます。 以下、別添の平成8年度岩国市工業用水道会計補正予算(第2号)総括表によって御説明いたします。 第3表の収益的収支の収入は変わりなく、支出では、給与費61万7,000円及び動力費369万4,000円を増額するものでございます。 これにより、支出総額は1億7,292万3,000円となり、収支差し引き5,548万8,000円の当年度利益になる見込みでございます。 以上御説明いたしましたことは、平成8年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第2号)の第1条から第3条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の平成8年度岩国市工業用水道事業会計補正予算(第2号)説明書に記載をしております。 以上をもちまして、議案第86号及び議案第87号の概要についての説明を終わります。 以上、よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本2議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ委員会において審査していただくことにして、本2議案とも建設常任委員会に付託いたします。 △日程第14議案第88号岩国市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例         議案第89号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(河上佳生君) 日程第14 議案第88号 岩国市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例、議案第89号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎総務部長(山本満治君) 議案第88号 岩国市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例及び議案第89号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の2議案につきまして御説明をいたします。 現在の市議会議員の報酬及び市長等の給料の額につきましては、平成6年12月1日に改正いたしておりまして、以来2年経過をいたし現在に至っております。 その間に実施しました職員の給与の改定、あるいは他都市等における報酬等の均衡を勘案し、本年6月6日に岩国市特別職報酬等審議会に対しまして、市議会議員の報酬及び市長等の給料の額並びに実施時期につきまして諮問をいたしましたところ、去る10月28日に答申がございました。 これを受けまして、平成8年12月1日から、議長は54万円、副議長は47万円、常任委員会、特別委員会及び議会運営委員会の委員長は45万円、副委員長は44万5,000円、議員は44万円に、また、市長は96万5,000円、助役は78万5,000円、収入役及び教育長は68万5,000円、公営企業管理者は68万円にそれぞれ改定するよう御提案するものでございます。 今回の改正に要します今年度の経費は、市議会議員分といたしまして約456万円、市長等につきましては、一般会計分として約70万円、企業会計分といたしまして約33万円の見込みでございます。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本2議案に質疑はありませんか。 ◆3番(細見正行君) 初歩的な質問で申しわけありませんけど、給与と報酬の違い、給与は生活の保障をするものとお伺いしましたけど、それは確かであるかということと、その他大きな違いがあれば御説明をお願いします。 それと、特別職報酬審議会の人数、男女の比率、委員の年齢バランス、以上をお知らせください。 ◎総務部長(山本満治君) 2点にわたります御答弁をさせていただきます。 まず、給与と報酬の違いということでございますが、給与の前に給料というのがございますが、給料のほかにいろいろな手当てを入れたものが給与でございます。それは、我々職員に対しましては給与と、それから議員さん方等に対しましては報酬ということになっております。 それから、審査委員の人数と男女の数ということでございましたが、委員さんは合計10名でございます。男女の内訳は男性が9名、女性が1名でございます。失礼いたしました。私が委員10名のうち男女の人数を9名と1名と申し上げましたが、男性が8名でございます。女性が2名でございます。 それから、年齢構成でございますが、手元に年齢につきましての資料を持ち合わせておりませんので、年齢については御答弁ができませんことをお許しいただきたいと思います。 ○議長(河上佳生君) ほかに質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、本2議案とも総務常任委員会に付託いたします。 △日程第15議案第90号岩国市職員恩給条例等の一部を改正する条例 ○議長(河上佳生君) 日程第15 議案第90号 岩国市職員恩給条例等の一部を改正する条を議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎総務部長(山本満治君) 議案第90号 岩国市職員恩給条例等の一部を改正する条例につきまして御説明を申し上げます。 本条例は、職員が忠実に勤務して退職し、または死亡した場合におけるその者またはその者の遺族に対する退職年金、公務傷病年金及び遺族年金等の給付に関し、必要な事項を定めているものでございまして、この条例の該当者は、昭和37年11月30日以前に退職された職員でございます。 なお、昭和37年12月1日以後に退職した職員にあっては、地方公務員等共済組合法の適用になっております。 このたびの改正につきましては、恩給法等の一部を改正する法律が平成8年4月1日から施行されたことに伴い、関係条例の整備を行うため提案するものでございます。 それでは、主な改正内容につきまして、参考資料の「岩国市職員恩給条例等改正の要旨」に基づきまして御説明を申し上げます。 まず、第1点目の「退職年金等の年額の増額」でございますが、これは退職年金及び遺族年金の計算の基礎となっております附則別表の仮定給料年額並びに第1条の「岩国市職員恩給条例の一部改正」の別表第2から別表第5までの年金年額、給料年額を、恩給法の改正に準じまして、平成8年4月分からそれぞれ0.75%引き上げるものでございます。 次に、第2点目の「退職年金、遺族年金の最低保障額の増額」につきましては、第2条の「昭和35年3月31日以前及び同年4月1日以後に給与事由の生じた退職年金等の年額の改定に関する条例の一部を改正する条例の一部改正」の附則第4項表の区分によるところの長期在職者等の退職年金及び遺族年金の年額の最低保障額を平成8年4月分以降、それぞれ0.75%引き上げるものでございます。 第3点目の「公務関係の遺族年金の最低保障額等の増額」につきましては、職員が在職中公務により死亡するか、または公務により負傷もしくは疾病により死亡した場合に受ける遺族年金の最低保障額と公務傷病年金を受ける権利のある者が、公務によらないで死亡するか、または公務によらない負傷もしくは疾病により死亡した場合に受ける遺族年金の最低保障額を平成8年4月分以降、それぞれ0.74%引き上げるものでございます。 また、公務関係の遺族年金にかかる遺族加算の年額を同月分以降引き上げております。 以上が改正の内容でありますが、この改正を行うことによる退職年金等の所要額は、退職年金が1人分で1万1,300円、遺族年金が12人分で7万7,800円、合計8万9,100円となっております。 以上、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託をいたします。 △日程第16議案第91号岩国市監査委員条例の一部を改正する条例 ○議長(河上佳生君) 日程第16 議案第91号 岩国市監査委員条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎総務部長(山本満治君) 議案第91号 岩国市監査委員条例の一部を改正する条例につきまして御説明をいたします。 本議案は、監査委員のうち1人を常勤の監査委員とするため条例の改正をお願いするものでございます。近年地方自治行政を取り巻く社会情勢はますます複雑化、高度化しておりまして、地方行政の見直しなどその運営に一段と厳しさが求められております。 こうした中、行政の公正かつ効率的な運営を図る上で、監査委員の果たす役割はますます重要なものとなってきております。本市におきましても、今後行政の公正と能率の確保のため監査機能の充実強化を図るためには、平成3年の地方自治法の改正により実現を見ました監査委員の職務権限の拡大強化だけでなく、継続的な監査委員体制を確保することがぜひとも必要でありますので、このたび監査委員のうち1人を常勤の監査委員とするため条例改正をお願いするものでございます。 また、それに伴いまして、附則におきまして市長等の給与に関する条例、岩国市職員の旅費に関する条例、市長等の退職手当に関する条例の一部改正もあわせてお願いをいたしておりまして、常勤の監査委員の給料月額、旅費の区分及び退職手当の期間の割合を定めるものでございます。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。 ◆18番(武田正之君) お尋ねいたします。この条例の第3条の変更案なんですけれども、まず今まで監査委員全員の方から条例改正の必要があるという要望書があったかどうかお尋ねいたします。 ◎総務部長(山本満治君) 全員からの要望があったかどうかという御質疑でございますが、全員からということでなく、議員さん御案内のとおり監査委員は3名が分掌いたしております。そのうち代表監査委員の方が当然おられますが、その代表監査委員の方から、以前からこの監査を取り組む上におきましては、ぜひとも常勤監査委員制度を採用してほしいということで要望を受けております。代表監査委員さんということになれば、当然他の委員さんからの要望でもあろうと思っております。 ○議長(河上佳生君) ほかに質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。 △日程第17議案第92号岩国市納税貯蓄組合補助金交付条例の一部を改正する条例 ○議長(河上佳生君) 日程第17 議案第92号 岩国市納税貯蓄組合補助金交付条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎財政部長(宮崎晃生君) 議案第92号 岩国市納税貯蓄組合補助金交付条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 これは、納税貯蓄組合法に基づく納税貯蓄組合への組合員の納税のための貯蓄に必要な事務費補助金につきまして、改正をしようとするものでございます。 納税貯蓄組合制度は、組合員の納期内の確実な納税を図るため、組合員個人の名義により、納税資金を金融機関に預貯金として積み立てることを目的に、昭和26年に設けられたものでございます。 法律の発足から既に45年が経過し、昭和40年に全部改正された現行の市条例も31年がたっております。 時代の進展とともに、市民の納税への義務感や個人の権利への意識も当時とは大きく変化しており、現在の自主納付制度、特に振替納税の導入により、法に基づく貯蓄制度を利用する組合及び組合員は皆無に近いという状況にございます。 また、現行条例でもって、組合へ補助する補助金の交付のあり方につきましては、納税者間の不平等にもつながり、時代の趨勢にも合致していないとの御意見等も多くございます。 これらのことを踏まえまして、岩国市行財政改革の一環として、自主納付制度の確立と振替納税を推進することにより、収納効率の向上と収納経費の削減を図るため、組合の事務を整理縮小し、平成9年度から3カ年に限って、当該事務費相当額の補助金を交付することとし、その交付金額は、組合員数と振替納税された税額により算定いたしまして、合わせて1組合3万円を限度とするものでございます。 以上で、岩国市納税貯蓄組合補助金交付条例の一部を改正する条例についての説明を終わります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。 △日程第18議案第93号岩国市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(河上佳生君) 日程第18 議案第93号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎建設部長(末岡久明君) 議案第93号号 岩国市営住宅条例の一部を改正する条例につきまして御説明をいたします。 本議案は、市営住宅山中団地の建てかえ事業のうち、平成7年度に完成いたしました第1棟21戸に続きまして、本年度内に完成いたします第2棟、第3棟の入居開始に伴う新築住宅の種別、構造及び戸数並びに使用料等を定めるため改正を行うものでございます。 今回の市営住宅の種別、構造及び戸数等につきましては、建てかえ事業による住宅を解体除去したことにより、既存の第1種準耐火構造平屋建て住宅について、昭和37年度建設の12戸及び昭和38年度建設の14戸を削除するものでございます。これにかわりまして、建てかえ新築住宅について、新たに第2棟が中層耐火構造3階建て第1種住宅12戸、第2種住宅6戸、計18戸、第3棟が中層耐火構造3階建て第1種住宅15戸、第2種住宅6戸、計21戸でありまして、合計しますと39戸を設けるものでございます。 次に、この住宅の使用料でございますが、使用料を決定する場合、公営住宅法第12条第1項の規定により、法定限度額以下で事業主体が定めることとされております。 平成9年1月入居予定の建てかえ新築市営住宅山中団地の1戸当たりの法定限度額は、月額第1種住宅が9万1,755円、第2種住宅が7万8,385円でございますが、平成7年10月入居の建てかえ市営住宅山中団地における、第1棟の第1種住宅及び第2種住宅1戸当たりの使用料月額に対しまして、総合物価上昇率、県営山中団地における使用料の上昇率、民間家賃の上昇率、利便性及びバランス等を総合的に勘案いたしまして、建てかえ新築市営住宅山中団地第2棟、第3棟の使用料月額は、第1種住宅1階につきましては4万2,800円、2階を4万2,700円、3階を4万2,600円とし、第2種市営住宅につきましては、1階を3万2,100円、2階を3万2,000円に、3階を3万1,900円とするものでございます。 よろしく御審議の上、御承認いただきますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。 △日程第19議案第94号町の区域の変更について ○議長(河上佳生君) 日程第19 議案第94号 町の区域の変更についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎企画部長(黒田泰功君) 議案第94号 町の区域の変更についての御説明を申し上げます。 御提案申し上げます山手町二丁目、室の木町四丁目の土地につきましては、平成7年より宅地造成が行われ、本年3月に造成が完了しておりますが、造成区画の内部を字界が走っており、現状、団地の形状と字界とに不整合が生じております。 このことから、今後分譲が開始され、購入者の入居が進むことによって、同一字名でありながら形状的一体性のないことや、同一形態の区域でありながら、異なる字が混在することでの混乱も予想されます。 つきましては、近隣との地形的状況により、わかりよい字界とするため、山手町二丁目と室の木町四丁目の一部区域について、区域を変更する必要が生じましたので、地方自治法第260条第1項の規定に基づき市議会の議決をお願いするため御提案を申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。 △日程第20議案第95号公有水面の埋立免許に関する意見について ○議長(河上佳生君) 日程第20 議案第95号 公有水面の埋立免許に関する意見についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎経済部長(谷藤亘君) 議案第95号 公有水面の埋立免許に関する意見についてを御説明申し上げます。 本議案は、岩国市が藤生町一丁目の中潮田地区地先の公有水面において、防衛施設庁の補助事業として、埠頭用地を造成することに伴い、公有水面の埋め立てが生じることから「岩国港港湾管理者の長」である「山口県知事」より、岩国市長に諮問がありましたので、市長として意見を述べるに当たり、公有水面埋立法第3条第4項の規定に基づき、市議会の議決をお願いするため提案するものでございます。 それでは、諮問のありました内容について御説明申し上げます。 この埋立工事は、岩国港港湾計画に基づき、漁船等の係留施設の不足を解消し、港内の安全性の向上を図るため、「小型船だまり」の整備として計画されたもので、岩国市が施行主体となり、「漁業用施設設置助成事業」として実施するものでございます。 本埋立工事の内容につきましては、当該地区において、物揚げ場、船揚げ場、野積み場が未整備であることから、利用船舶の安全と利用上の支障を改善することを目的としたものでありまして、マイナス2メートルの物揚げ場、延長125メートル、マイナス2メートル物揚げ場取りつけ護岸、延長23.6メートル、及び船揚げ場、野積み場等を整備するものであり、これらによる埋立面積は2,498.14平方メートルでございます。 その施工方法でございますが、工事は二つの工区に分けて施工し、順次竣工させるものでございます。 まず、第1工区から着手施工いたしますが、計画法線に沿って船揚げ場、物揚げ場、中仕切り護岸の床掘りを行い、中仕切り護岸の鋼矢板を打設し、基礎捨て石を投入して、これをならし、張りブロック、方塊ブロック、L型ブロックの据えつけを行います。 引き続きまして、裏込め材により裏埋めを行い、船揚げ場、物揚げ場、中仕切り護岸の上部コンクリートを打設し防砂シートを敷設して外周施設を完了させます。 その後、しゅんせつ土砂及び購入土砂を投入し、締め固めをして、斜路部、エプロン部、水たたき部にコンクリート舗装工を施工し、さらに車どめ、係船柱等、附属設備工を施工して、第1工区の工事を竣工させるものでございます。 次に、第2工区につきましても、第1工区とおおむね同様の工法で施工し、工事を竣工させるものでございます。 なお、埋立工事の施工に要する期間は、工事着手の日より3年を目途としております。 本市といたしましても、この埋立事業を実施することによりまして、当地区の漁船漁業が大幅に改善できるものと判断し、異議なきものと認め、その旨答申いたしたく、よろしく御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。 ◆31番(沖本旭君) 一、二点お伺いたします。 3年4カ月かかる大きな工事でありますけども、予定とすればいつごろから着工をなさろうとしておるのか。 それから、財源についてお聞きをしたいと思います。 以上です。 ◎経済部長(谷藤亘君) 金額につきましては、この総工事費は8億4,200万円を見込んでおりますが、これは防衛施設庁の補助事業といたしまして、3分の2の補助を受けて施行いたします。 それから、着工の時期でございますが、埋め立てに関しましては平成9年度、10年度、11年度の3カ年でございますが、とりあえずこの議会でただいまお諮りしておりますこの議案を御承認いただきまして、山口県知事の方に答申をいたしまして、その後、予定としては明年1月下旬以降に承認が県知事から下りれば、また準備にかかりまして、予算的には新年度予算からかかるということでございます。 以上です。 ○議長(河上佳生君) ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) ほかに質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、経済常任委員会に付託いたします。 △日程第21議案第96号損害賠償の額の決定について ○議長(河上佳生君) 日程第21 議案第96号 損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎建設部長(末岡久明君) 議案第96号 損害賠償の額の決定について提案理由の御説明をいたします。 本件は、平成7年12月20日午前6時10分ごろ、岩国市川下町三丁目4番25号、上田俊行氏が運転する原動機付自転車が、岩国市川下町一丁目1番25号地先の市道川下町24号線を通行中、道路上に倒れていた桜の木を避けようとして転倒し、同氏が負傷するとともに同車両を破損したもので、午前6時30分ごろ市役所へ通報があり、道路課4名の職員が直ちに現場に赴き確認したものでございまして、地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、損害賠償の額を定めるため提案するものでございます。 なお、本件につきましては、平成8年10月14日付で市と当事者との間に仮示談が成立しており、その賠償の額は10万2,460円でございます。 今後、かかる事故が発生しないように道路の維持管理について十分注意し、対処してまいる所存でございます。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。 △日程第22議案第97号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(河上佳生君) 日程第22 議案第97号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(河上佳生君) 当局の説明を求めます。 ◎総務部長(山本満治君) 議案第97号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明をいたします。 人事院は、本年8月1日付で、平成8年度の国家公務員一般職の職員の給料等について、平成8年4月1日にさかのぼり、平均0.95%引き上げるよう内閣と国会に勧告を行いました。これを受けまして政府も人事院勧告を尊重するという基本姿勢に至って、国家公務員の給与改定について勧告どおり完全実施することを閣議決定し、現臨時国会に上程しております。 本市におきましても、国家公務員の給与改定に準じ、職員の給与を改定するため本条例を提案するものでございます。 それでは、主な改正点について御説明いたしますと、まず、職員の給料でございますが、平成8年4月1日にさかのぼり、別紙給料表のとおり改定し、平均給料月額では3,125円の上昇となり、改定後の平均給料月額は、34万6,484円となります。 次に、諸手当の改定についてでございますが、まず、扶養手当につきましては、扶養親族である子のうち満15歳に達する日以後の最初の4月1日から満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子がいる場合における手当ての月額を、国に準じまして、当該子1人につき3,000円加算した額とするよう改定するものでございます。なお、この扶養手当の改定につきましても平成8年4月1日にさかのぼり適用するものでございます。 続いて、宿日直手当につきましても、国の改定に準じまして、通常の宿日直勤務はその勤務1回につき3,600円とし、岩国市職員の宿日直手当に関する規則第2条に定める特殊な業務を主として行う宿日直勤務につきましては、その勤務1回につき5,200円とし、執務時間が通常の勤務日の2分の1に相当する時間である日に、退庁時から引き続き勤務を行う宿日直勤務につきましては、その継続勤務1回につき5,400円とし、特殊な業務を行う宿日直勤務につきましては、その継続勤務1回につき7,800円とするよう改定するものでございます。 また、常直的な宿日直勤務につきましても、その勤務に対しまして月額を1万8,000円とするよう改定するものであります。 なお、これら宿日直手当につきましては、平成9年1月1日から施行するものでございます。 以上が今回の主な改正点でございますが、これらの改正に伴います所要経費は、一般会計特別会計を合わせ、約7,000万円となる見込みでございます。 なお、御参考までに申し上げますと、国のアップ率0.95%に対し、本市の今回のアップ率は0.88%となる予定でございます。 以上、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(河上佳生君) 本議案に質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別に質疑がなければ、委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。 △日程第23請願第9号科学センター庁舎の建設について ○議長(河上佳生君) 日程第23 請願第9号 科学センター庁舎の建設についてを議題といたします。  (別  添) ○議長(河上佳生君) 紹介議員において説明があればお願いいたします。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 別になければ委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。 ○議長(河上佳生君) 以上をもちまして本日の議事日程はすべて終了いたしました。 ここでお諮りいたします。明12月3日から12月8日までの本会議は休会とし、次の本会議は12月9日に再開いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河上佳生君) 御異議なしと認めます。よって、明12月3日から12月8日までの本会議は休会とし、次の本会議は12月9日に再開することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。               午後2時31分 散会      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        岩国市議会議長   河 上 佳 生                        岩国市議会議員   岡 林 勝 美                        岩国市議会議員   江 本 彦 士                        岩国市議会議員   浅 井 繁 勝...