下松市議会 > 2022-09-07 >
09月07日-01号

ツイート シェア
  1. 下松市議会 2022-09-07
    09月07日-01号


    取得元: 下松市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    令和 4年 9月 定例会(6回)令和4年9月7日令和4年第6回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和4年9月7日(水曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、同意第5号 下松市教育委員会の教育長の任命について 日程第4、議案第35号 令和4年度下松市一般会計補正予算(第3号) 日程第5、議案第36号 令和4年度下松市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第6、議案第37号 令和4年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第7、議案第38号 下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例 日程第8、議案第39号 下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第9、議案第40号 下松市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 日程第10、議案第41号 下松市教育委員会の委員の定数に関する条例を廃止する条例 日程第11、議案第42号 下松市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例 日程第12、議案第43号 市道路線の廃止について       議案第44号 市道路線の認定について 日程第13、認定第1号 令和3年度下松市水道事業会計決算の認定について       認定第2号 令和3年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について       認定第3号 令和3年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について       認定第4号 令和3年度下松市公共下水道事業会計決算の認定について 日程第14、監査報告第3号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第14まで出席議員(20人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  磯 部 孝 義 君        16番  三 浦 徹 也 君17番  森   良 介 君        18番  堀 本 浩 司 君19番  柳 瀬 秀 明 君        20番  守 田 文 美 君21番  渡 辺 敏 之 君        22番  田 上 茂 好 君23番  斉 藤 マリ子 君        24番  中 谷 司 朗 君25番  中 村 隆 征 君        26番  村 田 丈 生 君27番  松 尾 一 生 君        28番  木 原 愛 子 君29番  山 根 栄 子 君        30番  金 藤 哲 夫 君欠席議員(なし)                説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            玉 井 哲 郎 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       企画財政部長         真 鍋 俊 幸 君       総務部長           大 野 孝 治 君       地域政策部長         原 田 幸 雄 君       生活環境部長         片 山 弘 美 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           久保田 幹 也 君       教育部長           河 村 貴 子 君       消防長            原 田 保 寿 君       監査委員           棟 近 昭 典 君       健康福祉部次長        中 山   昇 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 空 之 文 君       議事総務課長         深 野 浩 明 君       議事総務課          西 山 弘 樹 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(金藤哲夫君) おはようございます。ただいまの出席議員20人であります。 これから、令和4年第6回下松市議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ここで、あらかじめ申し上げます。議案等の質疑、これに対する答弁及び討論につきましては、今定例会から従前のとおり起立により行うことといたしますので御承知おきくださいますようお願いいたします。 なお、一般質問とこれに対する答弁も前回の定例会から従前のとおり起立により行うこととしておりますので、念のため申し添えておきます。 それでは、議事に入ります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(金藤哲夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、斉藤マリ子議員中村隆征議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(金藤哲夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月22日までの16日間としたいと思います。これに御異議はありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月22日までの16日間と決定をいたしました。 △日程第3.同意第5号下松市教育委員会の教育長の任命について ○議長(金藤哲夫君) 日程第3、同意第5号下松市教育委員会の教育長の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。同意第5号下松市教育委員会の教育長の任命について、御説明を申し上げます。 この議案は、玉川良雄教育長の任期がこの9月30日をもって満了いたしますので、新たな教育長の任命について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 私は、現教育長の玉川良雄さんを再任したいと考えております。 玉川さんの略歴を申し上げますと、昭和34年生まれの62歳で、市内の桜町にお住まいであります。昭和57年に北九州大学を卒業後、県内中学校の教諭、本市教育委員会学校教育課長等並び県内中学校等の教頭及び校長として勤務され、令和元年から本市教育委員会の教育長を務めておられます。 教育行政に関し識見に十分なものがあり、人柄につきましても教育長としてふさわしい高潔な方であると思っておりますので、玉川さんの教育長への任命につきまして、御同意頂きますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第5号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、同意第5号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから同意第5号下松市教育委員会の教育長の任命についてを採決いたします。 お諮りいたします。同意第5号は同意することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、同意第5号は同意することに決しました。 ここで、ただいま任命同意されました玉川教育長から御挨拶を頂きます。玉川教育長。 ◎教育長(玉川良雄君) 皆様、おはようございます。ただいま教育長の選任につきまして、市議会の皆様方から格別の御配意により、同意を賜りまして誠にありがとうございました。微力ではございますが、教育長という重責を全うすべく決意も新たに専心努力してまいる所存でございます。 現在、子供たちを取り巻く環境は、コロナ禍の影響により学校行事や体験学習の縮小や延期、そしてGIGAスクール構想による教育のデジタル化オンライン化など大きく変貌し、困難さを増しております。社会教育におきましては市民の学びや交流の拠点である公民館や図書館等のソフト、ハード両面での充実はもとより、放課後子ども教室地域未来塾など、地域ぐるみでの青少年の育成が求められております。 また、西日本有数天王森古墳出土の埴輪につきましては、市民の貴重な文化財でありますので、埴輪の復元や古墳の調査研究を進めるとともに適切な保存や効果的な展示、活用につきまして検討する必要がございます。 こうした様々な課題に対しまして教育の不易と流行、また、対話と調和を大切にしながら誠心誠意取り組んでまいりたいと考えております。 國井市長の掲げる安全・安心で魅力あるまちづくり、住みやすさをより実感できるまちづくりの実現に向け、教育分野からお支えするとともに本市の教育基本目標である生涯にわたり生き生きと学べるまちづくりに向かって教育委員会として総力を挙げて取り組んでまいる覚悟でございます。どうか、皆様方におかれましては、引き続き、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、御挨拶といたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(拍手) △日程第4.議案第35号令和4年度下松市一般会計補正予算(第3号) ○議長(金藤哲夫君) 日程第4、議案第35号令和4年度下松市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第35号令和4年度下松市一般会計補正予算(第3号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ18億4,900万円を追加し、補正後の予算総額を247億6,348万9,000円とするものであります。 総務費は、寄附に伴うシティプロモーション事業費の増額として102万円、笠戸島ハイツ解体事業費として4億8,000万円、前年度決算剰余金財政調整基金への積立金の増額として5億3,000万円、滞納整理システム連携検証業務として48万4,000円、戸籍情報システム等改修経費の増額として2,394万2,000円を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に伴う本庁舎等無線LAN環境整備事業費財源更正を行っております。 民生費は、障害者自立支援給付審査支払等システム改修経費として118万8,000円、介護保険特別会計繰出金の増額として8万3,000円。民間保育費市立保育園費学童保育事業費及び児童センター管理運営費における新型コロナウイルス感染症対策に係る委託料や物品等の購入経費の増額として1,510万円、物価高騰に対応するため保育所の食材料費に係る増加費用に対する支援経費として1,030万4,000円。児童扶養手当システム改修経費の増額として7万7,000円。過年度事業の精算に伴う国・県支出金返還金及び療養給付費等負担金として2億7,650万6,000円を計上するとともに、国の補助金基準額改定に伴う下松児童の家3・4建設事業費財源更正を行っております。 衛生費は、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として464万1,000円を計上しております。 土木費は、都市計画道路青木線整備事業費の増額として400万円、都市計画道路大海線道路新設事業費の増額として300万円、豊井地区まちづくり整備事業費の増額として3,000万円を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に伴う下松スポーツ公園衛生設備整備事業費財源更正を行っております。 教育費は、物価高騰に伴う小中学校給食に関する負担軽減事業費として1,040万円、花岡小学校特別教室棟及び配膳室の改築工事費として3億8,500万円、天王森古墳に係る出土埴輪公開事業費として150万円、同古墳の埋蔵物調査業務として100万円、下松中央公民館における清掃・環境衛生管理業務の増額として196万2,000円、保健体育総務費における施設器具費の増額として110万円、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として6,799万7,000円を計上するとともに、図書館振興財団助成金の活用に伴う郷土資料デジタル化事業費財源更正及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に伴う花岡公民館建設事業費財源更正を行っております。 予備費は30万4,000円の減額調整を行っております。 以上の財源として、地方特例交付金地方交付税国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充当・調整するものであります。 また、笠戸島ハイツ解体事業及び花岡小学校建設事業について、繰越明許費を設定するとともに戸籍情報システム利用料栽培漁業センター指定管理料及び中学校給食センター調理配送等業務について、債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたけども、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。御質疑ありませんか。田上茂好議員。
    ◆22番(田上茂好君) おはようございます。何点か質問いたします。 まず、歳出の3ページでございますが、財産管理費笠戸島ハイツ解体事業として4億8,000万円が計上されておりますが、この内訳として建物解体及び整地工事というふうに説明がしてございます。この内訳をまずはお聞きをしておきたいと思います。整地工事というのは、私の記憶では今までなかったのではないかなとも思っておりますが、これまでのあそこの改修といいますか、それの方針と変更をした内容があるのかどうなのか。以前と変わりませんということならそれで結構ですが、そのあたりと併せて御答弁を頂きたいというふうに思います。 それから、説明書の4ページ、一番上です。介護保険特別会計繰出というのがございます。金額は大したことありませんが、介護報酬改定という理由づけが書いてございますので、この改訂の中身について概略説明をお願いできたたらというふうに思います。 それから、いろんな項目にわたって物価高騰に対応するための予算計上という項目があります。皆さん、既に御存じのことでありますが、今回の補正の中でこの一定の予算を計上しなければならない状況が出てきたというところだと思うんですが、今、例えば公立の保育所の中で従前に比べて何割ぐらいの負担増になっておるのか。逆に言ったらこの数字の増えた部分が負担の割合になるんかなというふうにも理解もできますが、あるいは給食センター、このあたりも賄いの材料費が高騰してきておるというのがあるんだと思うんです。そういう意味でどれだけの影響が、何%ぐらいの影響が出てきておるのか、そのあたりについて御答弁をお願いいたします。 それと、6ページの街路事業費都市計画道路青木線整備事業におけるこれは地質調査として400万円計上されておりますが、この地質調査のための400万円とは直接関係ありませんが、関連してお聞きをしておきたいと思うんですが、あそこの青木線のこれまで花壇になっておりましたあの交差点です、赤の点滅信号の交差点。あそこの角の住宅が今解体を始めました。この工事は青木線の改良事業と関連した動きなのか。多分そうだと思うんですが、個別の事情で解体するんではなくて、言わば、青木線の改良事業としてあれが進んでおるのかという点を確認をしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長真鍋俊幸君) まず1点目、笠戸島ハイツの解体の御質問を頂きました。 まず、整地とは何かというような具体的な御質問かと思いますが、何か盛土をするというような意味ではなくて、やはり解体しますと建物跡地がいろいろ不整形であったり、あと廃棄物がいろいろ残ります。その辺をきっちり処理して最終的な仕上げをすると、いわゆる埋め戻しという表現のほうが正しいかもしれません。そのような形で整えるという意味でございます。 それと改修方針に何か変更があるかという御質問でございますが、一応、大きな変更はございません。建物でいきますと本館棟、宿泊棟、浴室棟、身障者棟、この辺が大きいところでございますけれども、それに加えて周辺の従業員の宿泊棟とかプロパンボンベの棟もございます。あと浄化槽とか車庫棟とか、あらゆるものを全て解体しようという意味では以前は大体大きな建物ぐらいの概算のお話をしておりましたが、全て解体して次の業者がその景色を見たときに、これだったら入ってもいいかなというような雰囲気をつくるという意味では、解体してそこそこの仕上げをするということでは、総論的には方針は変わっておりませんが、具体的にその解体するエリアを広げたと。 あとはアスベストの話です。これは今まで議会で何度も申し上げておりましたけれども、そのアスベストの調査をやると、やはりそういう小さい建物も全てアスベストがあるんではないかということで、その辺も含めて今までお話ししておった以上に多分金額が上がったんじゃないかというふうに思われておるかと思います。その辺は大きくアスベストが影響しておるということでございます。 参考までには、これ実施計画を令和4年度の当初予算のときに3年ローリングの実施計画書というのを議員さんにもお配りしております。そのときには確か3億8,800万円ぐらいということで議員の皆さんにはお配りしておりますけれども、それに加えて、今、材料費の関係とかいわゆる工事費の関係とかが値上がりしておる可能性と、あとさらにアスベストが思った以上に出てきてはいけないということで、それより若干ほど数字を予算的には上乗せして要求させていただいておるということでございます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) 介護特会への繰出しの件で御質問を頂いておりますが、介護報酬改定の中身ということでございますが、今、一般会計の議案の審議でして、ここは繰出金なんですけども、歳出となりますとこれは介護特会のほうにあるんですが、これはここでお答えしてよろしいですか。関連があるからどうですか。歳出のほうは介護特会の補正のほうにこの金額に見合う歳出があるんですけども。 ○議長(金藤哲夫君) 予算に直結する部分だけでお答えください。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) はい。繰出しの根拠といたしましては、介護保険特別会計の事務費の一部分を一般会計で負担するというルールがございまして、このたびは、これは毎年、介護報酬改定がございますけれども、それのシステム改修に伴う市として負担すべき事務費の一部を繰り出すというものでございます。 一般会計の答弁としては、以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 中山健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(中山昇君) 公立保育園の給食費の増額につきまして、負担増がどの程度かということで御質問を頂きました。私どものほう、両園長のほうにも確認をしております。6月の議会ではお話をさせてもらいましたけど、そこまで影響はなかったんですけども、テレビの報道等でもございますように、やはり秋口、これからかなり影響が出てきておると。業者のほうからも相談があるということを踏まえまして、このたび補正のほうで増額をさせていただいております。 何%を見込んだかということになりますけども、公立以外で私立保育園のほうにつきましては、県の事業で10分の10の補助という形で手当がございます。その県の事業に合わせまして、県のほうが大体20%程度見込んでおりますので、公立の保育の部分につきましても県同様に20%の増額ということで予算のほうを組ませていただいております。 ちなみに、1年分ではなくて9月から3月までの7か月分ということで積算のほうをさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 小学校給食センター賄い材料、こちらのほうが640万円、それから中学校給食センターのほうが400万円、これの賄い材料を増額させていただいております。 先ほど議員さんのほうから物価高騰の影響が何%出ているのかという御質問でございましたが、このそれぞれの額の根拠につきましては、まず小学校につきましては資料にございますように対象者が3,387人でございます。本年度の年間食数約64万食と見込んでおりまして、1食当たり10円の単価で計算しております。中学校につきましては、対象者1,687人に対して、本年度の年間食数約27万食と見込んでおります。1食当たりの単価を15円として計算しております。 それぞれこの増額の根拠となるこの単価でございますけれども、これなかなかつかみにくいというのが現状でございます。まず、昨年度と本年度の食材、これを実際の給食に当てはめて比較したこと、こういったことを踏まえて、それから今後も食材費の高騰が懸念される、こういったことも含めて設定したものでございます。これで議員さんお尋ねの何%かということに代えさせていただきたいと思います。 ○議長(金藤哲夫君) 久保田建設部長。 ◎建設部長久保田幹也君) 青木線についての御質問を頂きました。 現在、平田昭和通りのところで解体工事が進められていると思います。そちらに対しては前回の6月の補正で平田昭和通り交差点街路事業という形で補正を出させていただいたものを、今現実的に工事に入っているというところでございます。 いずれ青木線につきましては、線形を見直す都市計画の変更、そういったものが伴ってきます。それには時間がかかるということもございまして、拡幅改良につながっていく第一弾として今やっているというようなことで認識していただけたらというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 笠戸島ハイツの解体を進めて、あそこをフラットな状況にして新たな事業者があそこに参入しやすいようにするという御答弁でありましたが、これも方針的には変わっていないと思うんですが、一応確認のためにお聞きをするんですが、あの土地にどういう業種の事業者に来てほしいというふうに考えているのか。来られる方はどういう業種でもというふうなのかどうなのか。やっぱり一定の観光のことを考えておられるのか。そのあたり、もし変わっていないとは思いますが、再度確認をさせてください。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長真鍋俊幸君) 笠戸島ハイツ、どのような業種を見込んでいるのかという御質問かと思います。 基本的に今までお話ししている状況と基本方針は変わっておりません。まず、開発の条件、当時の県が設置したときの開発の条件に風光明媚な景色、その辺を活用することというのがありますので、それは最低条件的に必要なのかなと考えております。 それとあと我々といたしましては、そのハイツだけではなくて、面で人口交流を増やすと、ひらめきパークですね、それとか大城とか島の学び舎とか、その辺の笠戸島の面的交流人口の増加、その辺も基本的に方針としてはございます。それは以前、公募プロポーザルを出したその仕様書の中にもございますので、基本的にはそういう考え方のままということでございます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに御質疑ありますか。柳瀬秀明議員。 ◆19番(柳瀬秀明君) おはようございます。一般会計補正予算(第3号)についてお尋ねいたします。 説明資料7ページの社会教育費文化事業費文化財調査業務100万円、天王森古墳でのレーダー調査による埋蔵物の確認についてでございます。 先般、高橋教授による「周防の大豪族降臨~天王森古墳出土埴輪のかがやき」と題する記念講演会が開催されました。改めてこのたびの古墳出土で20以上発掘されたことがどれほどすごいことなのか感動いたしました。 質問ですが、レーダー調査による埋蔵物の確認のようです。そのほかにもまだ埋蔵物があるのか期待するところでございます。具体的にどのような調査なのか、中身とスケジュールであるとか期間を教えてください。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 文化事業費文化財調査業務についてのお尋ねでございます。 まず、このレーダー調査と申しますのは、発掘によらずにレーダー探査によりましてその埋蔵物の有無を調査するものでございます。その結果を受けてさらに調査が必要ということになれば、また詳しい調査を行いたいというふうには考えております。この調査につきましては、大学の研究機関にお願いしたいというふうに考えております。現時点では4人で4日程度の調査というふうに聞いておりますが、詳細については今後詰めていくということでございます。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) 柳瀬秀明議員。 ◆19番(柳瀬秀明君) レーダー調査のほうは理解しました。このたびは調査による埋蔵物の確認となっております。今後、発掘についてのお考えや、県も関わってくるかと想像いたしますが、そうなると県負担も想定しているのか確認いたします。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 今後、発掘を行うこと等につきましては、先ほど申しましたようにこのレーダー調査の結果を受けて、また専門的な機関等とも相談いたしまして進めていくこととしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 柳瀬秀明議員。 ◆19番(柳瀬秀明君) 今の御説明では発掘調査は未定とのことのようです。今後よほどの機会がない限り、発掘調査は恐らくないだろうと想像します。できれば今後の補正予算にて発掘調査も念頭に置いていただきたいと考えます。お考えをお聞きいたします。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 先般の講演会を通じまして、多くの方から非常に期待が高まっているという実感を持っています。この天王森古墳、埴輪につきましては、市民の方のすばらしい文化財、宝でございますので、今後につきましては様々な方の御意見等も聞きながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 近藤康夫議員。 ◆13番(近藤康夫君) 今の天王森古墳のレーダー調査のことに関してですが、確認をしたいと思うんですけれども、先般、数多くの埴輪、その他のものが出たところはいわゆる一番高い位置の天王森古墳の周辺のところですよね。 もう一つ、この間の先生の話だと東光寺観音の北側に天王森西古墳というのがありますよね。そこもかなりの樹木が立っておるんですが、この記載ですと、いわゆる天王森古墳でのレーダー調査で、あれば発掘するけれど、なければ発掘しないということでしょうが、この天王森西古墳のほうはこのレーダー調査というのをそっちもやってみるんですか。天王森西古墳のほう、そこをちょっと教えてください。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 天王森西古墳についてのお尋ねでございますが、天王森西古墳については現時点で調査等の具体的な考えは持っておりません。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。ほかに御質疑ありますか。永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) これは委員会付託になりますので恐らく委員会でもう少し詳細にわたって御審議をされると思いますが、先ほどの給食センターの管理運営費でございますけど、今年度は新型コロナ感染症の地方交付金によって措置されておりますが、これは物価高はずっと継続して続くだろうと思います。来年になって大きく、相場物がございますので、その点はあるかと思いますが、やはり子供の発育状況を考えて、今は給食、非常に子供さんに喜ばれておりますが、今後この財源がなくなった場合、来年です。受益者負担ということで親御さんに御負担をお願いするような形になると思いますが、すぐに値上げというわけにはいかないと思いますが、その後の見通しというのはどのようにお考えになっているのか、もし今お分かりでしたらちょっと御説明いただけたらと思います。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 小中学校の給食費についてのお尋ねでございますけれども、これにつきましては今後のその物価高の動向もまだ不明でございます。そういった食材が今後どの程度値上がりするのか。また現在、旬の食材を積極的に取り入れたり、より安価な食材を使用するなど、様々な工夫をいたしておりますけれども、こういった工夫をした結果、どの程度実際に影響が出てくるのかなど、非常に具体的なところが不透明でございます。 一方で、来年度も本年度同様に国庫補助等の国の財源が措置されるのかといった国の動向も踏まえる必要があると考えております。 教育委員会といたしましては、できる限り保護者に御負担を増額しない方向で進めてまいりたいと考えておりますけれども、最終的に給食費を値上げせざるを得ないと、給食費の値上げをお願いする場合には十分な周知期間を設けて丁寧に説明した上で保護者に御理解を頂くことが必要であるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) 分かりました。ということになりますと、一応、もしこのまま物価高騰が続いて給食の質の劣化というのが生じないように、当面もし親御さんの理解が得られない限りは市の財政でもって補填をしていくと考えてよろしゅうございましょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) そのあたりのことにつきましては、今の時点で私のほうとしては明言は難しいというふうに思います。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。ほかに御質疑ありますか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 1つは地方交付税の関係で当初予算の算定数値と大分変わってきているんで、その変化をしたそういう状況について理解ができるそういう資料を、恐らくこれ総務教育委員会に付託をされるんだと思うんですが、総務教育委員会の委員会審査に間に合うようにその変化をした、例えば需要額が3億1,000万円ぐらい変わってきていますよね。需要額が下がり収入額も下がるというふうな状況で、そのあたりがどういう当初との変化なのかなというあたりがちょっと理解できる資料を御提出を頂きたいというふうに思います。 それから2つ目ですが、笠戸島ハイツの解体の関係です。 さっきの御答弁では、今すぐどうこうということはないようなお話だったと思うんです。利用構想、緊急性、従来と条件変更はないと。アスベストは問題があるというふうな御答弁だったように走り書きのめもですから不正確かもしれませんが、それで、今すぐそういうふうに逼迫をするっちゅうんかな、あそこを利用したいという方がいっぱいわんさかと押しかけてきてというふうな状況なのかどうなのか、そのあたりがちょっとよく分からないんです。と言うのは、4億8,000万円もの事業費を補正予算で提案をすると。当然こういうふうな大きい金額になれば、当初予算のときに当然提案をされて時間をかけてその内容を審査するというのがあるべき姿だというふうに思うんです。当初予算のときにはそういうどういう方向性というふうなものも説明がないまんまに補正予算で4億8,000万円が提案をされるというのは、ちょっと本予算と補正予算の関係について、ちょっとその基準というか位置づけというふうなものが曖昧になっていないかなというふうに思うんです。だから、その辺ではちょっと節度を持った年間を見通して当初予算も当然計上されなければならないし、緊急性のあるものが出て来れば、それは当然補正予算ということになろうかと思いますけれども、そのあたり、ちょっとこう先の見通しを立てないままに財政運営をやられているような印象を受けるんです。果たしてこれがまともかなどうなのかなというふうに考えますので、こういう予算の在り方、補正予算の提案の仕方というのが当たり前なのかどうなのか。そこのところをまず確認をしておきたいというふうに思います。 それから、花岡小学校の特別教室棟の改築の予算が計上されましたけれども、どういう内容になるのか。これもぜひ委員会のほうに分かるそういう資料を提出頂きたいというふうに思います。 それから、3つ目ですが、先ほども同僚議員から質問がありましたけれども、今度の補正予算の中で教育委員会の予算のところに天王森古墳埴輪公開事業、公開記念講演会開催及び一般公開、こういうふうな備考のところにそういう説明が書かれているんです。この予算に計上されている150万円について、この天王森古墳公開記念講演会の開催及び一般公開というのはどのような規模でなされるのか、計画しておられるのか。そこのところを御説明頂きたいというふうに思うんです。とりあえず、その点だけ。 ○議長(金藤哲夫君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長真鍋俊幸君) 何点か頂いております。 まず、地方交付税の算定のお話があったかと思いますが、基本的に予算の説明資料には計算式が載っておりますが、当初予算と比較してからのものが御入用という、そういうことですか。確か当初予算の本会議のときに御質問があって基準財政需要額が幾ら、収入額が幾らという御答弁はしたつもりではございますけれども、その辺はちょっと内部で考えさせていただきたいと思います。 次に、笠戸島ハイツの予算の出し方のような御質問だったのかと思います。この笠戸島ハイツにつきましては、解体の実施計画を確か令和2年の3月の補正予算で出させていただいて、繰越明許ということだったと認識しております。令和3年度の末までには実施設計が終わるだろうということでおりまして、それを精査して、精査した結果ができ次第ということで補正予算を出しております。ですから、ちょっとその説明不足のところもあろうかとは思いますが、一応、休館してその後基本構想をやって、解体の実施設計をやって、解体をしますという全体の流れについては行政説明会で御説明をしておるという認識をしております。ですから単年度予算という考え方ではなくて、1つ前が終われば、すぐ次の事業に取りかかるというような流れの考え方で解体の実施設計が出来上がりましたので、少しでも早く次の事業に進めるように、民間事業が参入できるようにということで補正にさせていただいておるわけでございます。なぜ補正かというようなご質問でしたので、そのように答弁させていただきます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) まず、1点目、花岡小学校の建設事業の内容についてでございますけれども、概要といたしましては、現在の第4校舎と給食配膳室を解体いたしまして、新たに特別教室棟と給食室を建設するものでございます。この特別教室棟の中に整備する教室といたしましては、まず家庭科調理室と外国語教室、それからこのたび新たに図工室と通級指導教室を整備する予定としております。また、給食配膳室につきましては別棟で建設する予定でございます。 なお、今現在、こちら実施設計をやっておりますけれども、実施設計が11月下旬に完了する予定で、その後、入札準備に入るために今回補正予算を上げさせていただいておりますけれども、図面あるいは詳細なスケジュール等につきましては、今後、入札もございますので、来年3月議会になるかと思いますが、契約議案上程に合わせて提出することができるというふうに考えております。 それから、次に社会教育費天王森古墳の講演会公開についての御質問でございますが、これはまず埴輪の公開につきましては議員さん御存じのように8月10日から9月29日まで、スターピアのハート・フロアーのほうで行っております。 それから、講演会につきましては9月3日にスターピアくだまつ大ホールのほうで開催いたしました。この予算についでございますけれども、埴輪の復元が完了し、専門家の方に鑑定していただいたところ、非常に貴重な埴輪であると、西日本有数の形象埴輪群であるということが判明しましたので、当初予定に上がっておりませんでしたけれども、急遽、講演会等を実施いたしました。一日でも早く市民の皆様にも埴輪を見ていただきたい。それから、そのすばらしさも知ってほしいということで、既に講演会、埴輪の公開を行っております。とういことで、御理解頂きたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 交付税の関係する資料はちょっと総務教育委員会のほうにできれば出してください。 それから、ハイツに関わって実施計画で令和3年度末に実施計画が出てくるというふうなことで、計画が出てきたからということで今回の予算計上ということになったような説明でしたけれども、そういう日程については事前にどれくらいの時期に出てくるというのは分かっちょるわけで、ですから当初予算にもしそういう必要であれば予算を計上して、議会で審議をして対応をしていくというのがあるべき姿じゃないかなというふうに思うんで、年度途中に大きいものを出してくるというのが何かこう別に悪いことじゃないわいと、私はやっぱり年間の財政運営を見たときに、補正予算というのはその辺の莫大な大きな金額を出して推進をするという問題では私はないと思うんです、基本的に。その辺は見解の違いがあるんかもしれませんが、だからその辺ではちょっと行き当たりばったりと言ったらちょっと語弊があるが、計画的な事業の推進というところが弱いんじゃないのかなという気がいたします。続きは総務教育委員会でやりましょう。 それで、ちょっと今、河村教育部長から御答弁があったんですが、今度の補正予算に計上した150万円です。予算に計上、議会に提案する前に既に講演会は実施しましたというのは、住民自治、議会と執行部の関係からするとそれは不正常も極まりないと思うんです。先に金を使ってしもうて、あとになってそれを裏付ける予算を議会に提案するというのは住民自治、地方自治の観点からすると逸脱じゃないですか。私はそのように思うんですけど、内容はすばらしいものだというのは、だから早く皆さんに見ていただきたいという思いは分かるんです。ですから、スターピアくだまつのロビーに大刀形の埴輪を展示をしたり、いろんなことをしておられるわけでしょう。それはそれで否定をするものじゃありませんが、議会との関係でいえば、執行部は予算がなければいろんな事業はできないんですよね。先に使うてしもうて、その後始末を議会に提案してくるというのはこれいかがなものかというふうに思います。金額が150万円というふうに少ないですけれども、議会と執行部との関係の基本に立ち返るとこれはちょっとまずいんじゃないのかなと。例えば、どうでも急ぐということになれば、予備費を充用して事業を執行すると、それが本来のあるべき姿じゃないんですか。何かちょっとその辺で使うた後の後始末を議会に提案をしてくるというふうなのは、私も長い議員活動をやっていますけど初めてじゃないのかな、こんなのは。そういうふうに私は思うんですが、今までこんな例がありましたか。これは教育委員会じゃなしに、財政のほうが今までこういう予算の提案の仕方をやったことがあるかどうか。あれば、私、記憶が薄らいでおるんかもしれませんので、そのあたり財政のほうでこんなやり方がありなのかどうなのか。私は議会と執行部は節度を持ってルールに従って事はやらにゃいかんというふうに思うんで、教育委員会じゃなしに財政のほうが予算を提案しておられるんで、ちょっと財政のほうでお答えください。 ○議長(金藤哲夫君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長真鍋俊幸君) 補正予算の計上の仕方というような御質問かと思います。 当初予算の段階で、天王森古墳につきましてはある程度、発掘の情報を記者発表させていただきまして、今後何らかの展開をする必要があるという認識は教育委員会も市長部局も認識をしておりました。予算をどれぐらい計上してどれぐらいの事業規模があるか。あとスピード感がどれぐらいかというのは正直その時点では分かりかねましたので、消耗品であるとか印刷製本費であるとか、ある程度その埴輪の関係の予算は余分に確保はしておりました。ただちょっとその具体的な金額とかが分かりませんでしたので、文化事業費という中で様々な文化活動をするという意味で、もう使える予算は全部使わせていただいたと。ただ、講演会とかまとまったやっぱり財政構造の見直し指針でぎりぎりまで予算を詰めておる関係でどうしても不足分が出ましたので、ちょっと順番はその辺は入れ替えたというか、先に使えるものは使って不足分は補正ということにさせていただいております。 それで予備費でどうかという考え方だと思います。地方財政法とか予備費の考え方になろうかと思いますが、緊急というよりは文化事業という予算の中でいろんな事業を1年間で展開するという考え方の中でこれをさせていただいておることでございます。 ほかに例がないかと言えば、多分全くないというわけではないと認識しております。その辺は最終的に決算の段階で流用とかいう形で御報告をさせていただいて、報告で承認させていただくことがあろうかと思います。先にこれに使う予算って決めておったんじゃけえ、ほかの設計とかを先にやってええか悪いかというのは、やはりその辺はいわゆる予算の費目の中である程度の裁量権はやはりさせていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) いや、それはいろいろ執行部には執行部の立場っちゅうんか、事情があるんだと思うけれども、基本的な考え方として事前に予算を提案をし、その予算の内容について議会に明らかにし、議決をして、それから事業に着手するというのが当たり前の正常な私は行政運営だと思うんです。だから、私、さっき正直にこの間やりましたと、9月3日に。だから、そういうふうな先に既成事実を作って、後になってその裏づけの予算を認めてくださいというのはルール違反だというふうに私は思うんです。今までこんな例は私は知りませんから。これが当たり前になってくると何でもありになっちゃう。そこのところは私は曖昧にしてはならない。執行部がいろいろやりたいことはあったとしても、それをチェックをするのが我々の仕事ですから。シャンシャンシャンというふうに何でもありというふうにいうわけにはいきませんので、そこのところは正直に御説明頂いたのはそれはそれで評価まではしないけれども認めますが、こういう在り方というのは当たり前ではないということだけはきちんとしておいていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(金藤哲夫君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長真鍋俊幸君) 原則論の御意見は重々承知しております。議員さんのおっしゃるところ、確かにそのとおりだと思うところもございます。ただ、あえて言わせていただくと、埴輪の事業をするかしないかということを全く言わずに突然流用して埴輪事業を先に上でやってそれでというわけじゃなくて、一応、埴輪に対しての事業を展開しますという事業計画、そういう事業をするということは議会に承認頂いておるとは思っております。具体的に講演会がどうかという、そのお話については十分御意見は賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに質疑ありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第35号は総務教育委員会に付託をいたします。 会議の途中ですが、10分間休憩いたします。午前11時02分休憩 午前11時12分再開 ○議長(金藤哲夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第5.議案第36号令和4年度下松市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(金藤哲夫君) 日程第5、議案第36号令和4年度下松市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第36号令和4年度下松市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1億8,458万6,000円を追加し、補正後の予算総額を57億3,658万6,000円とするものであります。 具体的には、報酬改定等に伴うシステム改修経費の増額として16万5,000円、介護給付費準備基金への積立金の増額として9,123万6,000円、過年度事業の精算に伴う国・県支出金及び支払基金交付金の返還金として9,318万5,000円を計上しております。 これらの財源として、国庫支出金県支出金、繰入金及び繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第36号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第36号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第36号令和4年度下松市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りいたします。議案第36号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 △日程第6.議案第37号令和4年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(金藤哲夫君) 日程第6、議案第37号令和4年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第37号令和4年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ3,125万6,000円を追加し、補正後の予算総額を11億5,325万6,000円とするものであります。 具体的には、前年度に収納した保険料に係る後期高齢者医療広域連合納付金として3,125万6,000円を計上し、この財源として繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第37号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第37号令和4年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りいたします。議案第37号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第38号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(金藤哲夫君) 日程第7、議案第38号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第38号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、国家公務員に準じ、育児参加のための休暇の対象期間拡大に係る規定を整備するものであります。 以上、議案第38号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第38号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第38号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第39号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(金藤哲夫君) 日程第8、議案第39号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第39号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、国家公務員に準じ、育児休業の取得回数制限の緩和等に係る規定を整備するものであります。 具体的には、既に育児休業を取得した者が再度育児休業を取得する際の要件の緩和等、非常勤職員の子の出生後8週間以内の育児休業の取得要件の緩和及び非常勤職員の子が1歳以降である場合の育児休業の取得の柔軟化を図るため、所要の改正を行うものであります。 以上、議案第39号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第39号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第39号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第39号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第39号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第40号下松市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(金藤哲夫君) 日程第9、議案第40号下松市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第40号下松市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、国家公務員に準じた非常勤職員の退職手当の支給要件の緩和に係るもの及び雇用保険法の一部改正に伴う支給期間の特例を設けるために規定を整備するものであります。 具体的には、非常勤職員の退職手当の支給の要件のうち、一月あたりの勤務日数が18日以上とされていることについて、勤務を要する日数が少ない月にも対応するため、当該勤務日数に係る要件を緩和するものであります。 また、雇用保険法の一部改正に伴い、失業者である退職手当の受給資格者が事業を開始した場合に当該事業の実施期間を受給期間に参入しない特例を追加するとともに、特定退職者について、失業者の退職手当を支給できる特例措置を令和6年度まで延長するものであります。 以上、議案第40号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第40号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第40号下松市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第40号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 △日程第10.議案第41号下松市教育委員会の委員の定数に関する条例を廃止する条例 ○議長(金藤哲夫君) 日程第10、議案第41号下松市教育委員会の委員の定数に関する条例を廃止する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕
    ◎市長(國井益雄君) 議案第41号下松市教育委員会の委員の定数に関する条例を廃止する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、下松市教育委員会の委員の定数について、県内他市町の定数の状況等も踏まえ、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第3条に規定する4人が適当であると判断したため、条例を廃止するものであります。 現在、本市の教育委員会は、法が定める委員の定数4人を、本条例により独自に1人増員し、教育長と5人の委員で組織しております。 この委員の定数について、現委員の1人の任期が今月30日に満了となることに伴い、県内他市町との比較も踏まえ、改めて検討を行ってまいりました。 その結果、法が定める4人とした場合において委員構成のバランスを保った上で、本市が目指す多様な教育・学習の機会の充実による生涯にわたり生き生きと学べるまちづくりを推進できると判断し、本市の教育委員会への意見聴取の結果も踏まえ、委員の定数を最も適当な4人に変更するものであります。 以上、議案第41号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 先ほど市長のほうから提案理由の説明がございました。少し私、はてなと思うことがございます。それは、他市町の定数のことも資料に書いてございますが、現在、5人で問題が大きいのかなと。4人にするほうが今の体制よりよくなるのかなというふうに思うんですが、まさにこれの判断はどこに置いておるのかという点についてお聞きをしておきたいと思います。 本会議の最初に教育長が挨拶をされました。その内容をお聞きをしましても、今の教育行政の状況というのは様々な課題を抱えておる。そして、いろんな意見を取り入れて学校運営にも当たらんにゃいけん、そういうような内容のことも述べられました。そして、みんなで協力して教育行政を進めて行きたいというふうにも述べられたと思うんです。そういう中で教育委員会の体制を強化するというんなら分かるんだけれども、人数を少なくすればするほど、それだけ英知は集まりにくいと思うんです。そういう意味で4人にしたほうがさらに教育行政は前進するという理由についてお聞きをいたします。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 今、議員さんのほうから様々な教育上の課題が山積する中で委員の数を少なくすればするほどいいのかというようなそういう御質問でございましたけれども、今回の御提案につきましては、先ほど市長も壇上で説明しましたとおり、法律に基づく委員定数4人にするということで、これ委員の数をどんどん少なくするということではございません。4人といたしましても教育委員としての責務を十分に担っていただけるものと判断いたしました。先ほどありましたように本市が目指す多様な教育学習の機会の充実による生涯にわたる生き生きと学べるまちづくり、これに十分寄与していただけるものと考えております。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) 田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 納得のできる答弁では私はないように思います。人が集まっていろいろ議論をするときに、今の5人体制が問題があるというふうに思わなければ、普通は減少はさせないですよね。今の体制でやれば、いろいろな部署で教育委員の皆さんがそれぞれのことを一生懸命努力されると、そういう体制も4人より5人のほうがそれは作りやすい。重ねて言いますが、知恵を集めるのもそれは4人より5人のほうが私はいいと思います。今の5人の体制で問題があるかと私は言いましたから、質問を言い換えますが、5人でも問題がありましたか、何か。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 現在の5人の体制で問題があるということではございません。ただ、適切な規模、人数というものについて、今回、委員の一人が任期満了を迎えられますので、そのタイミングで内部で検討いたしました結果、法律どおりの4人にしても差し支えないというふうに判断いたしました。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) ちょっとさっきの答弁の言葉尻を捉えるわけではありませんが、教育行政の組織及び運営に関する法律の中で条例で定めるところにより人数を増やすことができるとなっていますよね。だから法律に基づいて下松は5人にしてきたわけでしょう。だから、5人にしてきた、するについては私は議会に基本は4人だが5人に増やしますという提案を教育委員会がされていると思うんですけども、かなり前の話で私そこまでちょっと議事録を掘り返すところまでようしなかったんですが、原則4人じゃが条例で定めるところにより5人にすることができるということからすれば、6人にしているところもありますよね、県内でも。だから、それはそれで条例の4人を超えて5人、6人とするというふうなことについて、それなりの理由があったと思うんです。だから、必要だと思うから5人にしてきた。今度の原因、1人減らすというふうなことについて、そういうふうに増やしてきた理由、根拠、そういうふうなものが全く消滅したのかどうなのか。 さっき田上議員が言うようにいろんな視点で教育行政、課題について検討するというそういう委員さんの役割からすると、いろんな角度から意見を出していただいて反映をしていって、下松の教育に不十分さがないようにということでのこれまでの御努力だったと思うんですが、5人に増やした、その理由は何だったんでしょうか。それが今はもうその課題はなくなったんでしょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 本市におきまして条例を定めて法律の4人より1人多い5人としていたことについてでございますけれども、まず初めに、平成20年度当時に教育委員会の委員に保護者の選任が義務づけられました。その際に1人増員する必要が出ましたので、法律の規定より1人多い6人とするために条例を制定しております。その後、また地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正が行われました際に教育長が教育委員でなくなりました。その際に、委員の定数を1人減らして5人といたしました。そういった事情の中で本市は5人という委員定数を定めておったわけでございます。こういった事情が解消されたかということでございますけれども、県内他市について見ますと同じような状況の中で一時的に1人増員されたような市もあるように聞いております。現状は、参考資料としておつけしておりますようにほとんどの市で定員4人という運用でございます。そういった中でこのたび判断をしたものでございます。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですね。ほかに質疑ありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第41号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第41号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 私はこの条例案には反対をします。今、質問をさせていただきましたけれども、法律では原則4人ということになっているが、条例で増やすことができるというふうに法律には書かれているということだと思うんです。下松は必要だから4人という原則から、基本的な委員数を5人にすると。昔は教育長さんも教育委員の中に含まれていましたよね。そういう時代があったのは承知していますが、教育長さんはもう教育委員から外れるというふうなことの中で5人という数字を下松は維持してきたというふうに思うんです。原則は4人だから4人にするんだというのはあまりにも下松の実情を考えて何人の委員の皆さんで下松の教育行政についていろんな課題について審議をし、決定をするのが望ましいのかという観点が何かこうどこかに脇に置いて法律に書いてある人数をするんだというふうなことでは今の複雑多様化している今の教育環境の下でいろんな方々の御意見を反映をし、子供たちの将来に関わる教育ですから、そこのところに不十分さがあってはならない。十分過ぎることがあっても別に批判されることはないわけですから、原則が4人だから4人にするんだなどというのはいささか安易っちゅうんかな。財政のほうか市長部局のほうからそういう働きかけがあったんかもしれませんけれども、その辺では子供たちのためにならない、社会教育を充実させていくという観点からも私は後退をすることになりかねないというふうに心配をいたします。 ですから、安易に廃止をして4人が適当であるというのが、この適当というのが非常に曖昧模糊とした言葉ですけれども、適当か不適当かというふうなところで、それはもう安易に適当などという言葉を使って教育に関わるそういう体制を弱体化させてはならないという立場でこの議案には賛成しかねるということを申し上げておきたいと思います。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに討論はありますか。磯部孝義議員。 ◆15番(磯部孝義君) 議案第41号に賛成をいたします。 反対の討論がありましたが、反対者の意見も理解するところです。教育長も最初に言いましたが、現在、GIGAスクール構想とか教職員の働き方改革、部活動の変化など課題が多い中で幅広い立場の委員が必要だというふうには思いますが、今回、10月1日で1名退任されるということで、そのことで実態に合わせた状態、形にしていくことが必要だというふうに思います。 そして、要望としては先ほど教育部長もお話を少しされましたが、さらに教育委員にふさわしい人材とか課題に必要な専門的な人材が必要なときがあれば、速やかにまた委員を増やすとか条例を制定するとか、そういった形も必要ではないかと思いますが、今回は実態に合わせた形にしておくべきというふうに思いますので、賛成いたします。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに討論ありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第41号下松市教育委員会の委員の定数に関する条例を廃止する条例を採決いたします。 反対意見がありますので、起立により採決をいたします。 議案第41号は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(金藤哲夫君) 起立多数であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 △日程第11.議案第42号下松市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例 ○議長(金藤哲夫君) 日程第11、議案第42号下松市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第42号下松市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、奨学金の貸付対象者の要件の緩和、貸付金額の増額を伴う区分の新設等を行うため、所要の規定を整備するものであります。 具体的には、奨学金の貸付対象者に中等教育学校後期課程及び特別支援学校高等部に在学する者を加えるとともに、他の給付型奨学金や授業料の減免等との併用を可能とすることで貸付対象者の門戸を広げるものであります。 また、貸付区分・金額に関して、高等学校等または専修学校の高等課程に在学する者について、国公立、私立の区分を設け、私立の額を増額するとともに、高等専門学校に在学するものについては、第1学年から第3学年までと第4学年、第5学年及び専攻科の区分を設け、第4学年、第5学年及び専攻科の額を増額することにより、実情に合わせた貸付けを行えるよう見直しを図るものであります。 以上、議案第42号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 下松市奨学金貸付基金条例の第6条3項、これを変更するということが最初に書いてございます。その中で奨学金を貸与型奨学金に改め、授業料減免等の恩典を受けないもの、これが対象者だというふうに、失礼しました。今回はその奨学金がそれまで書いてありましたが、それに貸与というのを条件をつける。そして、先ほど言いました授業料減免等の恩典を受けていないものというのを削除するということでありますが、これは奨学生にとって門戸が広がる方向性なのか。そのあたり少し解説とおりのことになるかもしれませんが、お答えを頂きたいと思います。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) 今、議員さんからお尋ねのありましたことについては、他の奨学制度による給付型の奨学金及び授業料減免との併用を可能にしたということでございます。 ○議長(金藤哲夫君) 田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) ちょっと再確認しますが、これまでの条例では他の奨学制度による奨学金を受けないものが対象者だと、それを奨学金の上に貸与型奨学金というふうに奨学金全体の中から貸与の部分だけにしたと、だから給付型の奨学金はもらっておっても受けられますと。さらに言いますと授業料の減免等の云々と今言いましたが、これが条件にありました。今は授業料の減免を受けないもの、これが対象者とあるんです。ちょっと私、疑問に思うんだけども、この授業料という言葉は一切なくなったということで対象者が広がるというふうに再度聞きますが理解してよろしいでしょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 河村教育部長。 ◎教育部長(河村貴子君) はい、そのとおりでございます。今までは他の奨学制度による奨学金を受けないものと授業料の減免等の恩典を受けないもの、これが対象でございましたが、今回の改正によりまして給付型の奨学金、それと授業料の減免、これを受けられている方も対象となります。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですね。ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第42号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第42号下松市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第42号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 △日程第12.議案第43号市道路線の廃止について       議案第44号 市道路線の認定について ○議長(金藤哲夫君) 日程第12、議案第43号市道路線の廃止について、議案第44号市道路線の認定について、以上の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第43号市道路線の廃止について及び議案第44号市道路線の認定について、一括して御説明を申し上げます。 桜町三丁目1号線につきましては、開発行為により造成された団地内の道路が延長されることから、一旦廃止し、延長部分を含めた路線として再度認定するものであります。 桜町三丁目5号線、桜町三丁目6号通り及び桜町三丁目7号線につきましては、開発行為により造成された団地内の道路を認定するものであります。 この結果、市道路線数は889路線、総延長は約316キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第43号及び議案第44号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照頂き、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありますか。近藤康夫議員。 ◆13番(近藤康夫君) 議案第43号と44号の市道路線の廃止、そして市道路線の新たな認定、そのものについて異議があるものではないんですが、この参考図面の書き方についてちょっとなぜこういうふうな書き方にしたのかという点についてお尋ねをしたいと思います。 まず、43号のほうはいわゆる標高43.0メートルの今日話題になっております天王森古墳がここにあるということはきっちり分かるわけです。そして、いわゆる天王森西古墳のほうが左側の東光寺観音堂の上のあたりのところに国土地理院のその古墳というか森というか何らかのマークなんでしょうけれども、そういうような書き方がしてあって、建設工事中の箇所も分かる。 新しい44号のほうは天王森古墳のところに41.3と小さく標高が書かれていますが、ここは実際もう天王森古墳の周りはコンクリートの擁壁がきちっとされて、現場に行きますとやっぱり確かにここに古墳があったという形状がはっきり分かるような形で保護されています。今、今回認定しようとする桜町三丁目7号線のところも区画して既に東光寺というか桜町の一番北側のところの眺めのいい既存の家のすぐ上に道路際にもう新しい積水ハウスが造成しておる幾つも家が今まさに建築中なんです。東光寺観音堂の北側にある、これが天王森西古墳の箇所になると思うんですが、認定図のほうの参考図面の書き方がちょっと案外天王森古墳というのが分かりにくくなっているような気が私したんですが、どうしてこういうふうに、認定する路線をこういう形で書くのは従前どおりこのパターンでいっておるんですが、古墳のところの書き方がなぜこういうふうに変わったのか。そこがちょっと気になるんで、もっときちんと天王森古墳の場所が分かるような43号のような図面の書き方のほうがええような気もするんですが、そこをちょっと理由をお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(金藤哲夫君) 久保田建設部長。 ◎建設部長久保田幹也君) このたびの市道認定において作成した図面に天王森古墳がちょっと消えてしまったというところの御指摘だろうと思います。実際には天王森古墳のところは手つかずで、その後、公園として帰属を受けるということにはなっております。このたびの図面に関しては天王森古墳、もう造成中という形で一括して図面を作成してもらいましたので消えてしまったということにはなります。もう少し現地の状況を見て、今後は適正な図面の作成に努めたいというふうに思います。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに質疑ありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第43号及び議案第44号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第43号及び議案第44号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから順次採決を行います。 初めに、議案第43号市道路線の廃止についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第43号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号市道路線の認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第44号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 △日程第13.認定第1号令和3年度下松市水道事業会計決算の認定について        認定第2号令和3年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について       認定第3号令和3年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について       認定第4号令和3年度下松市公共下水道事業会計決算の認定について ○議長(金藤哲夫君) 日程第13、認定第1号令和3年度下松市水道事業会計決算の認定について、認定第2号令和3年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について、認定第3号令和3年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について、認定第4号令和3年度下松市公共下水道事業会計決算の認定について、以上の4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 認定第1号令和3年度下松市水道事業会計決算の認定について、認定第2号令和3年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について、認定第3号令和3年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について及び認定第4号令和3年度下松市公共下水道事業会計決算の認定についての4議案について、一括御説明申し上げます。 これらの議案は、令和3年度の各会計について地方公営企業法第30条の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。 監査委員の審査意見書及び令和3年度上下水道事業年報を御参照頂き、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております認定第1号から認定第4号までの4件は、建設経済水道委員会に付託をいたします。 △日程第14.監査報告第3号例月出納検査報告について ○議長(金藤哲夫君) 日程第14、監査報告第3号。監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しを配付しておきましたから、御了承を願います。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 9月13日、9月14日及び9月15日の会議は、一般質問の進行の都合によって、午前9時30分より繰り上げて開くことにいたします。 本日はこれにて散会いたします。熱心に御審議お疲れさまでした。午後0時00分散会 ─────────────────────────────────...