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06月10日-01号

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  1. 下松市議会 2020-06-10
    06月10日-01号


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    令和 2年 6月 定例会(5回)令和2年6月10日令和2年第5回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和2年6月10日(水曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について      市政運営についての所信表明 日程第3、同意第2号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第3号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第4号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第5号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第6号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第7号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第8号 下松市農業委員会の委員の任命について      同意第9号 下松市農業委員会の委員の任命について 日程第4、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第5、議案第36号 令和2年度下松市一般会計補正予算(第3号) 日程第6、議案第37号 令和2年度国民宿舎特別会計補正予算(第1号) 日程第7、議案第38号 下松市税条例の一部を改正する条例      議案第39号 下松市都市計画税条例の一部を改正する条例      議案第40号 下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第8、議案第41号 市道路線の認定について 日程第9、議案第42号 下松市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正す             る条例 日程第10、議案第43号 下松市国民宿舎条例 日程第11、議案第44号 下松市営土地改良事業の計画の変更について 日程第12、議案第45号 下松市手数料条例の一部を改正する条例 日程第13、議案第46号 下松市介護保険条例の一部を改正する条例 日程第14、議案第47号 周南地区福祉施設組合の共同処理する事務及び規約の変更について 日程第15、議案第48号 下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改              正する条例 日程第16、報告第3号 令和元年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書       報告第4号 令和元年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書       報告第5号 令和元年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書 日程第17、報告第6号 令和元年度下松市水道事業会計予算繰越計算書       報告第7号 令和元年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書       報告第8号 令和元年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書       報告第9号 令和元年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書 日程第18、報告第10号 一般財団法人下松施設管理公社の令和2年度事業計画説明書の提出について       報告第11号 公益財団法人下松文化振興財団の令和2年度事業計画説明書の提出について       報告第12号 一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和2年度事業計画説明書の提出について       報告第13号 公益財団法人下松水産振興基金協会の令和2年度事業計画説明書の提出について 日程第19、報告第14号 令和元年度下松市介護保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書 日程第20、監査報告第2号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第20まで出席議員(20人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  阿 武 一 治 君        16番  河 内 裕 文 君17番  磯 部 孝 義 君        18番  山 根 栄 子 君19番  矢 野 忠 治 君        20番  原 田 真 雄 君21番  近 藤 則 昭 君        22番  渡 辺 敏 之 君23番  田 上 茂 好 君        24番  松 尾 一 生 君25番  中 谷 司 朗 君        26番  村 田 丈 生 君27番  中 村 隆 征 君        28番  金 藤 哲 夫 君29番  堀 本 浩 司 君        30番  高 田 悦 子 君欠席議員(なし)                説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            近 藤 和 彦 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       総務部長           藤 本 泰 延 君       企画財政部長         玉 井 哲 郎 君       生活環境部長         松 井   淳 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           原 田 克 則 君       教育部長           小 田   修 君       消防長            原 田 保 寿 君       子育て支援担当部長      鬼 武 良 光 君       監査委員           棟 近 昭 典 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 崎 広 倫 君       議事総務課長         大 空 之 文 君       議事総務課          上 林   剛 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(中村隆征君) おはようございます。ただいまの出席議員20人であります。これから令和2年第5回下松市議会定例会を開会いたします。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(中村隆征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、中谷司朗議員、矢野忠治議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(中村隆征君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月24日までの15日間としたいと思います。これに御異議はありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定をいたしました。市政運営についての所信表明 ○議長(中村隆征君) ここで、市長により市政運営についての所信表明をいたしたいとの申出がありましたので、これを許可いたします。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。令和2年第5回市議会定例会の開会に当たりまして、議員各位に敬意を表するとともに、諸議案の提案に先立ちまして、今後の市政運営について、私の所信を述べさせていただきます。 最初に、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症についてであります。 全国において、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた900名を超える方々に、心より哀悼の意を表するとともに、感染が確認された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。 また、今も医療現場で昼夜を問わず最前線で懸命の治療に当たっておられる医療従事者や関係者に、敬意と感謝を表するとともに、全国に緊急事態宣言が発せられ、休業要請や外出自粛など、社会経済活動において多大な影響を受けられた方々の御心痛のほど、拝察申し上げます。 市長として、一日も早い収束と不安のない生活が取り戻せますことを切に願うものであります。 さて、さきの市長選挙において、再任を頂き、2期目をスタートさせたところであります。1期目同様、その責任の重大さを痛感し、御期待にお応えしなければならない強い使命感で身の引き締まる思いであります。 これまで市長として1期4年、県議会議員として3期9年余り、下松市政の振興と発展のために、市民の皆様の御理解と御協力を賜り、子育て支援策を初めとする様々な政策の実現に向けて、市民の皆様を初め、多くの方々の支援を力に安全安心の確保や魅力づくりの創出を推進してまいりました。 また、これまで先人たちが築き上げてきた80有余年の歴史を継承し、未来へ確実につなげるため、下松市政の充実・発展に尽力し、結果として、本年2月末には、5万7,396人という過去最多の人口を達成するなど、元気で豊かな住みよいまちとして各方面から評価を頂き、市長として、誇らしく、また、まちの勢いを感じているところであります。 それでは、今後4年間の市政運営について、私の所信を申し上げます。 まず、3月定例会及び5月臨時会で議決を頂きました令和2年度当初予算及び新型コロナウイルス感染症緊急対策予算の早期執行に向け、全力を挙げて取り組むとともに、この6月定例会においても、市民の命と財産を守るため、市民が日常抱える諸課題への対応や、安全で安心して暮らせるまちの構築を目指し、新たな施策を盛り込んだ補正予算として御提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 また、市のまちづくりの基本方針である、現在策定中の下松市総合計画・前期基本計画や、昨年度末に改訂した下松市まち・ひと・しごと創生総合戦略を市政運営の方針として、今後の政策や施策へ反映させてまいります。 私は、2期目の市政運営の柱として、暮らしの安全・安心対策の充実・強化、産官民による魅力あるまちづくりの推進の2つを最重点政策に掲げて、市民の皆様に、御理解や御協力をお願いしたところであります。 全ての市民が、下松市総合計画に掲げる「都市と自然のバランスのとれた住みよさ日本一の星ふるまち」を実感できるよう、国や県、他市町等と連携しつつ、オール下松で8つの政策課題の解決に向けて、全力で取り組んでまいります。 まず、1つ目に、暮らしの安全・安心対策の充実・強化であります。 近年、大規模な自然災害が各地で頻繁に発生しております。本市においても平成30年7月豪雨は記憶に新しく、土砂災害による笠戸島地区の孤立や、米川地区の道路崩壊、市内各地での浸水等、甚大な被害を経験し、市民が不安なく生活できるまち、災害発生時においても最小限に食い止められるまちは、市民の命と財産を預かる私に課せられた大きな責務であります。 私は、災害逃げ遅れゼロを目指し、避難所等の整備・充実、洪水ハザードマップを初めとした未然防止対策、防災ラジオ等の情報伝達手段の確保・充実など、ハード・ソフト両面から安全体制・対策の強化に努めてまいります。加えて、市民が事件や事故などにも巻き込まれないよう安全で安心して暮らすことのできるまちをつくり上げるため、全力を挙げて取り組んでまいります。 常に、危機管理意識を持ち、緊急かつ的確に対応・対策が講じられるよう、情報収集や情報発信、人材育成や組織力の強化に努めつつ、市民・地域・産業界が連携した取組の中で、自助・共助・公助による官民協働社会の仕組みを定着・実現してまいります。 また、暮らしに密着した道路・河川・上下水道等の社会インフラの整備を計画的に進めるとともに、下松・光間道路新設の実現に向けて検討を始めるなど、国・県・近隣市と連携した公共事業を着実に推進してまいります。 次に、子育て支援策では、待機児童の解消や学童保育の充実、子育て世代の経済的支援として医療費助成制度等の拡充など、安心して子育てできる環境整備や、ICT教育環境の充実、教育施設・設備の整備、コミュニティスクールの充実など、子供の学びや健やかな成長に向けて環境を整えてまいります。 さらに、予防医療・介護、歯科保健対策の充実により市民の健康寿命の延伸を進めるとともに、保健・医療・福祉の連携による地域包括ケアシステム構築に向けて、高齢者や障害者等が健康で活躍できる地域社会の実現を目指してまいります。 昨年の市長と地域の井戸端会議では、安全安心のまちづくりや魅力あるまちづくりについて、地域の皆様から数多くの御意見や御提言を寄せていただきました。災害等への備えや避難所の問題のほか、野犬やイノシシ等の防除、買物困難者への支援や空き家問題等の解消など、暮らしに密着した地域課題へしっかりと耳を傾け、暮らしの安全・安心を最優先テーマとして、課題解決に向けて全力で取り組んでまいります。 2つ目は、産官民による魅力あるまちづくりの推進であります。 まちの魅力を高めることは、行政だけでは限界があり、昨年の市制施行80周年記念事業で実施した道路を走る高速鉄道車両見学プロジェクト等の取組の中で、産官民が持つそれぞれの特性を事業に生かすことで、まちの魅力を最大限に発揮できた実績は、これからのまちの魅力発信の理想のスタイルであると認識したところであります。産官民協働による事業展開には大きな可能性を感じているところであります。 さらに、本年2月末に過去最多の人口を記録したものの、地域間格差は依然として広がりつつあることから、この2期目の大きな柱として、豊井・恋ケ浜地区等の新たな市街地形成を掲げ、まちづくり整備計画に沿った道路網、公園、下水道等の社会インフラの整備の早期実現に向けて加速をしてまいります。 本市は、ものづくりを産業の柱として、これからも発展し続けるものと確信しております。さらに元気で豊かな下松市の未来を創るために、地域の実情や特性を生かした、1次・2次・3次産業、全ての産業の育成と振興に全力で取り組むとともに、新たな企業誘致や商業立地などによる雇用促進、社会インフラの整備による人口定住や移住促進など、それぞれの産業の活性化に努めてまいります。 そして、国民宿舎大城、笠戸島家族旅行村や栽培漁業センターなどの施設の活用、下松スポーツ公園や下松公園などの公園施設等の整備、バドミントンやハンドボールなどを活用したスポーツ大会等の誘致、公式マスコットキャラクターくだまるの活用など、今ある施設や取組を最大限利活用し、集客力の増大や交流人口の拡大を図るとともに、あらゆる世代において、下松愛の醸成につながるよう、市民力、地域力、産業力を結集したオール下松で魅力あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 次に、我が国の社会経済情勢でありますが、御承知のとおり、新型コロナウイルス感染症の地球規模での蔓延は、国民生活、社会経済活動、雇用環境、消費に甚大な影響を及ぼし、収束が見えない状況の中では、国民生活を取り巻く環境は、極めて不透明であり、今後の動向には、最大限の注視が必要であります。 本市においても、当初予算を3月に議決していただきましたが、第1四半期においては、新型コロナウイルス感染症対応・対策により、事業やイベントの中止、停滞等は避けられないことから、本年度の事業執行にも大きな影響が予測されているところであります。 また、市税や地方交付税等の一般財源は、大きな増収が期待できない中、このような急激な社会経済情勢の変化に、法人等の決算指標や今後の経済動向、さらに消費の減退など、各種税目や交付金に与える影響は、不透明感を払拭できません。当面の措置として、減収における国の補填等への対応策に期待するところでありますが、今後の税収等への影響による財源不足には、財政調整基金を初めとする他の基金、市債の活用、事業の組替え等による適切な財源確保や財源調整を行ってまいります。 このような中でも、昨今の市民ニーズの高まりの中で、選択と集中の視点で、安定した市民サービスを提供していかなければならないことから、昨年、策定した財政構造の見直し指針に基づき、構造的な財源不足の縮減、解消に向けて、事務事業の見直しを一層進めるほか、内部管理費を削減するなど、行財政改革を進めつつ、本市のかじ取りを進めていく所存でございます。 最後になりますが、私、市長の一人の力では、市政運営はできません。 私が公約に掲げております、市民力、地域力、産業力による官民協働による取組の実現に向けて、市議会議員各位の皆様方と執行部が両輪となって、この難局を乗り切っていく覚悟でありますので、御理解と御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。 今後も「都市と自然のバランスのとれた住みよさ日本一の星ふるまち」の実現に向けて、全身全霊、身を粉にして、市政運営に取り組んでまいりますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。 以上、私の所信表明とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。 △日程第3.同意第2号下松市農業委員会の委員の任命について      同意第3号 下松市農業委員会の委員の任命について     同意第4号 下松市農業委員会の委員の任命について     同意第5号 下松市農業委員会の委員の任命について     同意第6号 下松市農業委員会の委員の任命について     同意第7号 下松市農業委員会の委員の任命について     同意第8号 下松市農業委員会の委員の任命について     同意第9号 下松市農業委員会の委員の任命について ○議長(中村隆征君) 日程第3、同意第2号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第3号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第4号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第5号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第6号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第7号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第8号下松市農業委員会の委員の任命について、同意第9号下松市農業委員会の委員の任命について、以上の8件を一括議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 同意第2号から同意第9号までの下松市農業委員会の委員の任命について、一括して御説明を申し上げます。 この議案は、下松市農業委員会の現委員の任期満了に伴い、後任の委員を任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 私は、新たな委員を山岡喜久吉さん、内山禮介さん、清水守さん、近藤政司さん、大本博秀さん、河村真弓さん、藤田善江さん、田中結さんの8名にお願いしたいと考えております。 山岡さんは、昭和15年生まれの79歳で、住所は市内大字河内であり、地域からの信頼も厚く、農業委員6期の実績がございます。 内山さんは、昭和21年生まれの74歳で、住所は市内南花岡であり、平成23年度からは、認定農業者として本市の農業を牽引されており、農業委員1期の実績がございます。 清水さんは、昭和21年生まれの73歳で、住所は市内大字切山であり、平成20年度からは認定農業者として本市の農業を牽引され、農業委員2期の実績がございます。 近藤さんは、昭和23年生まれの72歳で、住所は市内生野屋であり、認定農業者の行う耕作や経営に参画するほか、農業委員8期の実績がございます。 大本さんは、昭和32年生まれの63歳で、住所は市内西柳であり、長年、企業の役員を務められた経験を生かし、新たな視点で現在の農業振興策に手腕を発揮してくれるものと期待しております。 河村さんは、昭和32年生まれの62歳で、住所は市内桜町であり、平成21年に家族経営協定を締結し、夫婦で認定農業者となられ、現在、エコやまぐち農産物のGAP農業生産工程管理の認証を受け、化学肥料や化学農薬を削減した安全安心な野菜の栽培に取り組んでおられ、農業委員1期の実績がございます。 藤田さんは、昭和47年生まれの47歳で、住所は市内生野屋であり、認定農業者である農事組合法人の役員を務められ、地域の活性化にも貢献されておられます。 田中さんは、昭和57年生まれの38歳で、住所は市内大字河内であり、平成24年に家族経営協定を締結し、平成28年度からは夫婦で認定農業者となられ、無農薬・無肥料の野菜栽培に取り組んでおられ、農業委員1期の実績がございます。 いずれの方も農業に関する識見を有し、農業等の利用の最適化の推進等、農業委員会の職務を適切に行える方であると考えておりますので、8名の方の委員の任命につきまして、御同意いただきますようにお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第2号から同意第9号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第2号から同意第9号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本件に対する御意見はありませんか。金藤哲夫議員。 ◎28番(金藤哲夫君) 下松市農業委員会の委員の任命について、委員の任命について異議を唱えるものではございませんが、任命については、その人選において利害関係が大きく関係する場合は、今後においても、その選考について十分考慮すべきだということを申し上げておきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより順次採決いたします。 まず、同意第2号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第2号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第2号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第3号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第3号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第3号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第4号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第4号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕
    ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第4号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第5号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第5号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第5号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第6号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第6号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第6号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第7号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第7号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第7号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第8号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第8号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第8号は原案のとおり可決されました。 次に、同意第9号下松市農業委員会の委員の任命についてを採決いたします。同意第9号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第9号は原案のとおり可決されました。 △日程第4.諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(中村隆征君) 日程第4、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、御説明を申し上げます。 本市では、現在7人の人権擁護委員が法務大臣から委嘱されております。 このうち、白井春好委員の任期が本年12月31日に満了いたしますので、その後任委員の候補者の推薦について、議会に意見を求めるものであります。 私は、白井さんに再任をお願いをしたいと思っております。 白井さんは、平成17年に人権擁護委員に就任されて以来、周南人権擁護委員協議会では、常務委員、啓発部会副部会長として人権尊重意識の普及に取り組まれるなど、人権擁護についての深い理解を持っておられます。 また、保護司、防犯指導員、要保護児童対策協議会委員、社会福祉協議会評議員等の幅広い活動を通じて、地域の人権擁護に貢献されており、人権擁護委員としての要件を十分に備えておられます。 白井春好さんの人権擁護委員候補者への推薦につきまして、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。本件に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。諮問第1号は、異議のない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、異議のない旨、答申することに決しました。 △日程第5.議案第36号令和2年度下松市一般会計補正予算(第3号) ○議長(中村隆征君) 日程第5、議案第36号令和2年度下松市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第36号令和2年度下松市一般会計補正予算(第3号)について、御説明申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ8,780万4,000円を追加し、補正後の予算総額を278億6,866万9,000円とするものであります。 総務費は、災害時の情報収集手段としての防災ラジオの貸与及び有償譲渡に係る経費1,036万8,000円、洪水ハザードマップ作成業務として1,000万円、避難所等の環境整備として、旗岡集会所空調設備整備事業費290万円、市域図修正業務として3,000万円、マイナポイント利用環境整備事業費として590万4,000円、地域防犯力の維持を図るため新たに防犯灯管理費助成として100万円、住民基本台帳ネットワークシステム改修経費として58万3,000円、通知カード・個人番号カード関連事務負担金の増額として172万1,000円、市長選挙費の減額として1,700万円を計上しております。 民生費は、子ども医療費助成制度の拡充に伴い、新たに所得制限なしで中学生入院分を助成する経費として100万円、国の単価改定等に伴う認定こども園建設補助の増額として45万円を計上しております。 衛生費は、中学3年生を対象としたインフルエンザ予防接種費用助成として125万円、野犬対策として大型捕獲おり等の購入経費として74万円を計上しております。 農林水産業費は、イノシシ等の被害防止のため、鳥獣防除補助の増額として80万円、ため池ハザードマップ作成業務として150万円を計上しております。 商工費は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、休館中の国民宿舎大城の施設管理維持体制持続化事業費に係る国民宿舎特別会計への繰出金の増額として729万円を計上しております。 土木費は、下松・光間道路新設に向けた検討経費として10万円、危険空き家等除却補助として500万円を計上しております。 消防費は、消防団設備整備費補助金の採択に伴う非常備消防費の財源更正を行っております。 教育費は、国の単価改定に伴う認定こども園建設補助の増額として132万3,000円、小学校施設における耐震診断等に係る調査設計費の増額として440万円、小中学校ICT環境整備事業費の増額として5,835万6,000円を計上しております。 予備費は3,988万1,000円の減額調整を行っております。 以上の財源として、国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入及び市債を充当・調整するものであります。 また、市広報編集等業務について、債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) それでは、何点かお聞きをいたします。 まず最初に、安全安心まちづくり費の中では、市内の自治会の管理をしておる防犯灯の維持管理に関連して、助成制度を創設するという中身になっておりますが、上限額が設けられております。取替えについては1灯当たり1万5,000円、修理については1灯当たり5,000円だと。支柱の設置についても、1本当たりで2万円だというふうなことが説明書きがございますが、実際にかかる標準的な工事費です。これはどのようなぐらいになるんでしょうか。結果として、自治会に新たな負担が発生をするということは考えられるのかどうなのか、その点を一つ、この項目ではお聞きをいたします。 それから商工費、国民宿舎特別会計繰出729万円であります。本日資料の説明が、内容説明の資料が提出されております。これでもなかなか分かりにくいというんで、ひとつ人件費の70万円、これはどういう積算をされておるのか。 さらには光熱水費68万円、電気代、水道代、これも内容が分かりません。さらに委託料、温泉機械設備の保守管理と思うんですが、あるいは浄化槽の維持管理というふうに書いてございますが、この辺りも金額は太いんですが、もう少し詳しく説明をしてほしいというのがございます。 それと同じところですが、特別会計への繰り出しのところで、休館をしたことに対して、その間の維持管理に係る費用、それを言わばこちらから拠出をするという内容ではあります。 今、大城は利用料金制でやっておりますよね。この利用料金制というのは、そこに入ってくる市民やいろんな利用者の方の利用料金を開発センターの収益にするというやり方ですよね。これは下松市のほうには一銭も入ってこないんですが、そういう状況で運営をするというのが利用料金制なんです。 現在の条例の中に、第3条だったと思うんですが、国民宿舎条例第3条で、指定管理者の利用料金制によって、宿舎の設備及び設備の維持管理に関する業務を内容としておるという項目がございます。要するに利用料金制を活用して施設の維持管理もしなさいよということだと思うんです。であるならば、現条例から見ますと、利用料金制で入った収益で、例えば休館中であろうと、基本的には維持管理をすべきではないのかなというふうに思うんですが、その辺についての考え方をお聞かせください。 このたびの補正予算で、コロナ対策のいろんな施策だということで、この項目に星印がついております。コロナ対策の財源を活用して、この事業をするんだということだと思うんですけれども、歳入の項目で国庫補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これの残額といいますか、まだ活用していなかった部分、これが622万4,000円です。この状態で臨時交付金は全額使い切ったというふうなことを聞いております。そういう状況があるんです。その622万4,000円全額をこのたびの国民宿舎の特別会計への繰り出し、これに回しています。先ほど言いました、一番基本的な利用料金制、大城の運営の大原則です。 それもあるんですが、あわせて、私は今の現状で、国の持続化給付金とか、あるいは県の協力金とか、あるいは下松市独自の様々な支援金がございますが、国の支援金は個人の場合100万円です。上限100万円、法人で200万円、こういうレベルです。 さらに、飲食店経営の方の協力金だったら15万円です。さらには、その他いろいろありますが、10万円とか5万円とか、皆、そのレベルなんです。非常にコロナに対して苦労されておる人に対する、国や県や市の支援です。そのレベルは、非常に不十分だというのはありますけれども、現状では10万円、20万円、30万円、こういう金額なんです。 そういう状況の中で、下松市に入っておる臨時交付金全額を活用して、この大城に支援すると。こういう話をすると、市民の皆さん、どう思われるかなと思うんです。大城の支援は市民や、あるいは市民の事業者の皆さんへの支援と並行して、同程度の支援をして、一番最後に大城に対して支援をしていくというふうな流れをするのは、私は感情的にも正しいんじゃないかなと思うんです。 そういう意味では、この交付金の使い方について、どういうふうな考え方を持っておられるのか、お聞きをしたいと思います。 長うなりましたが、申し訳ない。3点目は土木です。 下松・光間道路のことを検討するというのがございますが、これの制度、どういう、概要です。どこに道路つけるのとか、まずあるんです。どういう規模で、事業費はどれぐらいかかるんですかというのがございますので、その事業概要についてお示しをください。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 防犯灯の件ですが、平成23年度から進めてきました防犯灯のLED化ですが、昨年で完了しまして、約4,300灯ある状況でございます。それが10年経過したということで、そろそろ傷んでくる箇所も多く、現在の要綱では全て自治会対応となっておりますので、適切な維持管理が行われず、地域防犯力の低下が懸念されることから、このたび新制度を設立することといたしました。 お尋ねの地元負担ですが、まず取替えについてですが、市内業者に取替工事費の見積りを徴収しましたところ、平均が約2万5,000円となりました。今までのふれあい灯です、旧防犯灯でしたら約1万円、自治会のほうからで取替えとなっておりますので、その差額の1万5,000円をこのたびから補助しようということになりました。 なお、次の修理と支柱補助につきましては、それぞれ県内の他市の事例を参考にしまして、約50%の補助としたいと思います。したがいまして、自治会負担としては約5,000円の、1万円かかりまして、そのうちの5,000円は市が補助しようということでございます。 支柱設置につきましては約4万円かかりますが、そのうち半分の2万円を市が補助しようという要綱を設定しているところであります。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 国民宿舎大城の施設管理維持体制持続化事業、本日、参考資料のほうを配付させていただいております。そちらの参考資料のほうから項目について御説明をさせていただきます。 まず、人件費のほうですが、こちらは施設管理の人員、一人役、それから環境整備を行っていただく、これは0.5人役、人件費につきましては1.5人役の積算で計算しております。 費用については、平均給料の時給を計算しまして、1日8時間ということで計算をしております。それに通勤手当と法定福利費等を足して70万円とさせていただいております。 光熱水費の68万円でございますが、こちらは実際の4月4日から5月3日までの電気使用料を参考にして、電気代、水道料金の実数値を参考にして算出をしております。電気代のほうは、やはり施設が大きいということもあり、基本料金のほうがかなりの30万円近くの基本料金となっております。 委託につきましては、議員さん御指摘いただきましたように、温泉の機械設備が約20万円、浄化槽の維持管理については、これは結構、浄化槽の維持管理は費用がかかるわけでございまして、維持管理につきましては月に55万円ぐらいかかっております。 そういう内訳で、合計が270万円。休館を要請しております期間が4月8日から6月30日ということで、270万円の2.7カ月で729万円を計上させていただいておるところでございます。 それから、国民宿舎大城に対しまして、国、県等の支援策、そちらのほうの整合性はどうかということでございますが、あくまでも今回の729万円につきましては、7月1日から再開する予定でございます、再開後の円滑な管理を行っていただくという観点から、休館中の施設維持にかかる必要な経費を最低限助成しようというものでございます。あくまでも、市の施設である国民宿舎大城の再開に向けての円滑な管理を行うという観点で経費を助成するものでございます。 その他の指定管理をしている市の施設につきましては、指定管理料というものをお支払いしておりますので、その中で賄っておられるというふうに思っております。 大城につきましては、休館中の営業収入はございません。最低限の市の施設、公共施設の再開に向けて円滑に管理していただくという観点から、最低限の必要経費を助成しようというものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) コロナ対策で、臨時交付金の活用の仕方ということで、今回、第1次配分としてトータルで1億3,477万8,000円があるということで、せんだっての臨時会までに1億2,855万4,000円を活用したところでございます。 今回、1次配分の残りの622万4,000円について、今、経済部長のほうから説明がありました公共施設、特に大城の関係の管理維持体制持続化事業に充てたということでございまして、今後について、これはあくまでも1次配分ですから2次配分が近々に出されるという情報も入っております。 今後についてのお話もございました。使い方についてのお話でございます。これは、やはり根本から申しますと、感染症の拡大防止あるいは市民生活の安定支援、事業継続、経済の安定支援、こういった三つの重要な柱がございます。 それを伴いまして、今後、消費に向けてということもございますけれども、まずはその3点をしっかりと取り組んでいくというのが、この交付金の流れでございます。 全体的にも国のほうもそういった観点から、事業化、補正予算、そういったものを取り組んでおりますので、次には第2次補正予算が今週中に可決の運びになろうかと思いますけれども、次の2兆円の地方創生臨時交付金については、また鋭意検討させていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 下松・光間道路についての御質疑ですけれども、一応、先ほどの市長の所信表明にもありましたように、これからその実現に向けて検討するということで、現時点では規模とか概要、事業費とかは何ら決まっておりません。 今後、これから光市をはじめ、県、国と協議をしていこうと思っておりまして、その協議の進展具合によっては国土交通省等への要望あるいは協議等も出てくる可能性がありますので、今回、補正予算として旅費を計上させていただいているところであります。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) LEDのことですけれども、それぞれの自治会というのは規模も小さいですし、大変、苦労しながら運営しているんですよね、できるだけ負担が増えないように、ぜひこれは要請をしておきたいというふうに思います。 それと、商工費ですが答弁になっていないんですよね、利用料金制をやっているんだから、それまで要するに休業するまでは利用料金で収入しているわけでよね。 一般の事業者というのは、そういう過去の事業の実績に基づいて蓄積された財政力で、休まなければならないときでも、その中から充当してやるわけです。 今は大城でもやっぱり同じでしょう。利用料金制ですから、これまで収益として運営でやってきた、その財政力でやっぱりやる必要があるのではないのかなというふうに思いますが、条例との関係で、これはそれに違反していないですか。その辺をちょっとお聞きします。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) LEDの防犯灯に関する補助の件ですが、昨年の5月に自治会にアンケートをいたしました。その結果、一番多かったのが自然災害や老朽化で点灯しなくなったLED防犯灯の交換や撤去を補助してほしいと、二つ目が防犯用のポールの設置についても補助してほしいと、そういう結果が出ましたので、それに基づきまして県内他市の事例を参考に、負担割合を50%ということで、一応、考えているところであります。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 条例との整合性ということでございます。このたびは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、国民宿舎大城に対しましては4月8日から市のほうから休館を要請しております。 その関係上、市の公共施設である国民宿舎の施設の再開後の円滑な管理を行っていただくために、休館中の施設維持管理の必要な最低限の経費を助成しようというものでございます。 決して、条例との整合性が取れていないのではないかということではなく、4月8日から休館を要請しておりますので、そこから公共施設に対して施設の円滑な管理に向けての施設の維持管理に関する必要な経費を最低限助成しようというものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 商工費だけで最後にちょっともう1回聞きますが、今のは言わば大城に対する補助金みたいなものですよね、私は実質的には営業補償にもなっているなというふうに思うんですが、先ほど言いましたように、下松市内の市民の業者の皆さんや、あるいは企業の皆さんへの対応の中で、やっぱりこの助成の仕方は考える必要があるのではないと先ほど言いました。その辺はどうお考えですかね。やっぱり気持ちを考えて、もっと助成の仕方を工夫すべきだったというふうに思うんですが、そのあたりいかがですか。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 助成の仕方ということでございます。あくまでも再開後の円滑な管理に向けての最低限の経費を助成するというものでございまして、営業に関する補償ということではなく、営業補償ということであれば、やはりキャンセルが出た宿泊料など、本来、収入できるものが収入できない、そういった項目になるのかなというふうに思いますが、あくまでも施設管理維持体制の持続化事業ということで、このたび最低限の必要な経費を助成しようというものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 二、三点お尋ねをいたします。 マイナポイント事業というふうなものをやられますが、下松でのマイナンバーの普及率は何パーセントぐらいですか。何人登録されていますか。 それから、さっき質問がありましたが、下松・光間道路ですよね、まだ何も決まっていないという、だから、そういうふうなものが構想されて、果たしてその必要性があるのかないのかというふうなことも含めて、予算化する前に必要性があるから予算化をするんだというふうに一般的にはあると思うんですが、いろいろな事業を考えるときに、そういうふうにルートも必要性も何もまだ白紙の状態で予算をつけるなんていうのが一般的にはあり得るんですか。その辺がちょっと理解できませんのでお示しください。 それと、今度の補正予算書で、結果として予備費が100万円充用されていますよね。5月22日に新型コロナウイルス感染拡大防止ということで100万円充用されているんですが、5月7日に補正予算1号、5月25日に補正予算2号、臨時会が5月11日、5月28日にそれぞれ開催されているんですけれども、このコロナに関する100万円について、予備費を充当したこの100万円について何の内容の報告もないんですよね。補正予算に組まないで予備費の充当で対応すると、その経過の報告も何もないというふうなのはいかがなものでしょうか。執行部と議会と市民との関係を考えて、こんなのありかいなというふうに思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) まず、マイナポイントでのお尋ねがございました。現在の交付率でございます、4月末現在で大変申しわけなんですけれども8,700件程度、交付率が15.2%ということで聞いております。県平均では16%を超えたということでございますので、若干、県よりは下回っておるということです。 それと、予備費の関係でございます。予備費につきましては、4月当初からるる新型コロナウイルス感染症対策ということで、事業費、特に消耗品とか、あるいは備品関係、こういったものを全庁的に取扱うということで、個々に各費目でなかなかできないものを、この新型コロナウイルス感染症対策費を設けまして、ここでいろいろな事業を進めておりますということで、需用費でございますので、消耗品関係がかなり多ございますので、各費目に振り分ければいいんでしょうけれども、それぞれの公共施設等で活用しますので、一応ここに集約をさせていただいておるということで御理解いただけたらと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 下松・光間道路について、事業が決まったから予算化するのではないかという御質問ですけれども、一応、先ほど申しましたように今から検討していきます。検討するので、今回、補正で上げさせていただいておりますのは旅費です。光市とも検討しますし県とも検討します、その上でひょっとしたら進展具合によっては国とのいわゆる事前協議ですね、そういうことも出るかもしれないということで10万円ほど計上させていただいております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) まだ海の物とも山の物とも分からない、やるかどうかも分からない。下松、光の間での道路計画というのは、周南道路も平成10年にそういうふうなものが指定をされていますよね。国道188号も末武中の交差点からずっと恋ケ浜まで4車線にするということで道路敷も購入しているし、高架部分も2車線部分がもう既に設置をされているというふうな状況で、そっちのほうはほったらかしにして新しい道路計画がまた生まれてくるというね、何かちぐはぐで国民の税金を有効に使うという観点ではなしに、その場の雰囲気で事が進められているというふうな印象が拭えないんですよね。 ですから、その辺ではきちんと計画、そういう道路需要があるのかどうなのかということも含めて、計画的に事業を進める必要があるのではないのかなというふうに思うんですが、なぜこんなことになるのかなというのがちょっと理解できませんので、もう1回答えてください。 それから、予備費の問題で、消耗品が多いんだというふうなことで、それでは説明にはならないんですね。さっき言いましたように、この時期に補正予算が2件組まれているわけですよね。だから、そういうふうなものにやれば、この予備費を充用して、後で充用しましたよということだけの報告ではなしに、内容もきちんと説明をした上で事を進めるべきでは、それが予算の進め方、事業執行のあるべき姿ではないのかなというふうに思うんですが、そのあたりがちょっと手抜かりになっていませんか。ちょっとそのことを指摘して、答えがあれば答えてください。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 下松・光間道路については、議員さんも御存じのように、下松、光を結ぶ主要幹線道路というのは国道188号しかありません。それにつきまして、災害時とかありますので、それの代替性の確保あるいは地域ネットワークの多重性の確保の必要性から、地元企業や商工会議所のほうからも要望を受けております。 先ほど言われました、平成10年6月に地域高規格道路の候補路線となった周南道路がありますけれども、これについても、まだルート延長、事業仕様、何も決まっていない状態です。ですから、今回、下松・光間道路については周南道路の一部として考えるのか、全く別物の道路として考えるのか、そのあたりも含めて検討してまいりたいと思います。 それと、もう1点、国道188号の4車線化ですけれども、これは国の直轄事業ですので、私からの答弁は差し控えさせていただきます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) よろしいですか。玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 予備費の関係で、あるべき姿ではないではないかという御指摘でございます。やはり、マスクとか消毒液とか、そういった細々としたもの、これをスピーディーに公共施設に届けるという、そういったことも重要なところでございます。 その辺では柔軟に対応させていただきたいということで、以前にも臨時会でも予備費を活用した事業あるいはコロナ対策で、第1弾、第2弾、あるいは第3弾、そういったところで活用してまいりたいということもお知らせさせていただいたと思いますけれども、この辺はやはりスピード感を持って、本当に消耗品がほとんどでございます、公共施設も非常に困っているところもありますので、それを柔軟に対応したということで御理解いただけたらと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 令和2年度一般会計補正予算(第3号)について、何点かお尋ねをし、委員会付託でございますので、それまでに資料が整えば資料の御提示をお願いしたいというふうに思います。 まず、衛生費でありますが、狂犬病予防費の中で大型捕獲おり1基、このところでいたずら防止用監視カメラというのがございます。どういったものをどこに取り付けるのか、効果をどのように考えているのか、まずお尋ねをしておきたいと思います。 それから、農林水産業費の中で土地改良事業費でございますが、ため池ハザードマップ作成業務、これは市内の防災重点ため池18カ所のうち14カ所、4カ所は作成済みとありますけれども、このあたりで図示ができるのか、示すことができるのであれば委員会までに資料を請求しておきたいと思います。 それから、先ほどからありました都市計画総務費の中で、下松、光間の道路新設に向けた検討経費ということで旅費等が10万円上がっておるわけです。これは、もう随分前からその必要性については、高潮、台風等によりますと東海岸道路が通行止めになるというような状況から、関係各位から要望が上がっておるかと思いますが、何ら決まっていないというような状況と説明がありましたが、内容的には光市の虹ケ丘の道路から下松のバイパスに接続をするのか、あるいは湾岸道路等が検討されておる海に張り出して道路を造るのか、おおむね検討がされているかと思っておるわけです。 今、恋ケ浜のちょうど光市と下松市との境辺りを埋め立てしていて、何だか工事がされておるので、その辺りで工事が進むのかなというふうに、調査がされているのかなというふうに理解をしておるのですが、それとは関連がないのかどうなのか。できるだけ早い時点での計画を示すように求めておきたいと思います。 それから、土木費の住宅管理費の中で、市内にある危険空き家等の防除に対する補助ということで予算が上がっております。非常に空き家の周辺の方々は困っていらっしゃるところも多いと思っていて、今回、予算がついたことについては評価をしたいと思っておりますが、この対象となる危険空き家を認定する、特定した選考基準といいますか、10棟ということになっておりますが、そのあたりでどこのところを示すのか、そういったところを資料でも出していただければと思いますが、以上、三、四点お尋ねをしたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 狂犬病予防費の機械器具費、大型おりの捕獲の件ですが、現在、市では野犬対策としまして、小型おり、1メートル四方のおりで野犬の捕獲を行っておりますが、これだとあまり親の犬が捕れない状況ですので、近隣市に聞きましたところ、大型おりが非常に効果があるということで、4月に県から1台貸出しをしていただきました。すると、4月の1カ月で約4頭の成犬が捕れたわけでございます。 去年、大型おりなしで1年間で捕れたのが23頭ですので、非常に効果があるということで、このたび市民の皆さんが危険な目に遭わないよう、安全安心力の向上ということで予算要求させていただきました。 いたずら防止用カメラですが、この大型おりの附属品として、やはりせっかく造ったおりですので、いたずらでそれができないようにされては困りますので、センサーで人に反応して写真が撮れるように、そういった仕組みのカメラを1台、大型おりに附属品として付ける予定でございます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 国庫補助金を活用いたしまして、農業用ため池のハザードマップを作成する業務でございます。 現在、4カ所のため池についてはハザードマップを作成しておりまして、こちらが高畑中ため池、奥迫ため池、大年ため池、大原ため池でございます。 議員さん御指摘の、防災重点ため池18カ所がどこにあるのか、そういった資料につきましては委員会までに提出させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 2点お尋ねがあったと思います。 まず1点目の、下松・光間道路ですけれども、このルートは本当に現時点で決まっておりません。周南道路の計画が上がったときに、結構、海岸線に点が打ってあると思うんですけれども、それはもう漫画的なものでありまして、平成25年のときに周南道路期成同盟の会議があったときに、県の担当者も、もう周南道路についてはルート延長事業主体、もう全く決まっていないという状態で聞いております。 もう1点、今、工事をしておりますが、瀬戸風線と言いまして、県のほうがやっていると思うんですけれども、今、虹ケ丘から国道188号に下りる分の事前工事を多分やっていると思います。 ですから、今回、考えている下松・光間道路につきましては、まず下松市と光市で協議して、双方、どこが出発点になったらいいか、その辺からまず詰めていきたいと考えております。 2点目の、空き家の補助と対象ということですけれども、これにつきましては、一応、今回、想定しているのが10軒で上げております。一応、3年間やるつもりで30軒なんですけれども、この根拠と言いますのが、平成26年度の末になるんですけれども、これは空き家等対策計画に出ておりますので皆さん御存じかと思いますけれども、32棟ほど危険性が高くて周辺への影響が大きい空き家があります。それを対象ということで、10軒の3年分ということにしております。 実際、この補助ができたときには、また再度そこに行って、ちゃんと不良度の測定が基準どおりになっているかどうか、その辺をこちらのほうで測ってやるようになると思います。 その32軒が図示できるかどうかということなんですけれども、ちょっとその辺は持ち帰って、あまり大きい地図に出すとこの家だと確定される可能性もありますので、ざっくりと出せるかどうか、その辺はちょっと検討させてください。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 國井市長。 ◎市長(國井益雄君) 下松、光間の道路についてでありますが、先ほど渡辺議員からも海の物とも山の物とも分からないではないかという御指摘で、確かにおっしゃるとおりでありまして、私自身もこの予算を上げさせてもらうのを少し慎重にと思ったんですけれども、ちょっと私の決意と思って御理解いただきたいんですが、一昨年、大きな災害がありまして、土砂災害で線路も通行止めになったり片側通行になったりして、この光、下松間の経済関係で非常に大変な事態が起こりました。 我々もこの対策をどうするべきかといろいろ考えておるわけですけれども、そういう中で、光、下松の両商工会議所をはじめ、企業を含めいろいろな方々から道路1本では難しいなと、困るなと、特に山陽本線のところの崖も花崗岩質の岩盤で、いつ、どういう災害が起こるか分からない、そういう中で我々もいろいろと模索しておるわけですけれども、そういう中で、今、周南道路、湾岸の上位計画というか、大きな計画があるわけですね、それがある限り、なかなか次の施策というのは認めてもらえない、現状はそうだと思うんですね、そういう中で、我々、今この湾岸道路を、周南から当初は田布施のほうまであったわけですけども、その道路を継続して計画を続けるのかどうか、その地域を少し区割りをして、周南ではどうなのか、下松、光間ではどうなのか、この湾岸道路、周南道路の再検討も含めてちょっと地域に応じた道路に、安全安心対策のために、その突破口になるべきではないかというちょっと少しそういう私の決意と思って、いろいろなところへ要望にも行ったりしたいということで上げさせてもらったので、本当に確かにおっしゃるとおり、まだ具体的な策は一つもないわけなんですけれども、その突破口を開くための安全対策として、いろいろなところへの相談なりに行く機会も出てくるのではないかということで上げさせてもらったので御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 以上で、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第36号は、総務教育委員会に付託をいたします。 会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。午前11時20分休憩 午前11時30分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 △日程第6.議案第37号令和2年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第1号) ○議長(中村隆征君) 日程第6、議案第37号令和2年度国民宿舎特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第37号令和2年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ729万円を追加し、補正後の予算総額を8,529万円とするものであります。 具体的には、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、休館中の国民宿舎大城が円滑に施設を再開できるよう指定管理者に対する施設管理維持体制持続化事業費として729万円を計上しております。 以上の財源として繰入金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) ただいま御説明ございました施設管理維持体制持続化事業、まず1点お尋ねしたいのは、今後とも第2、第3波が来るという想定もありますし、国の2次補正もあるということも先ほどからるるございましたので、そうしますと、今回これ1回きりなんですか。それとも今後ともあるのかどうなのかということでございます。 それと、ちょっと先ほどの一般会計の中身と重複しますので確認だけしたいと思います。この729万円の繰入金について、一般会計では622万4,000円の新型コロナ感染症対策地方創生交付金と、100万円は一般財源を使われている、今後これが2次補正で財源更正をされるのかどうなのか、この2点についてお尋ねします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 1点お尋ねの、これから第2波、第3波、そういった新型コロナウイルス感染症の影響が出てくるときの対応ということでございますが、今回は市のほうから休館の要請をして、その再開に向けて適正に管理していただくそのための経費を最低限補償しようということでございます。あくまでも休館要請を行って経費を助成しようという、今回この対応については、今回はこの限りということで御理解を頂きたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) ちょっと今聞き取れなかったんですけれども、特別会計、一般会計の繰り出しのほうで、国のほうの補助金を活用しております622万4,000円ということで、それを繰り出したことによって一般会計の特会でいうと繰入金に当たるということでございます。 こちらのほうには財源内訳としては一般会計繰入金を充てたということにしておりまして、国のほうへの1次補正の地方創生臨時交付金、これについては実施計画上、繰出金として処理をしておるところでございます。内容としては、この持続化ということです。施設管理の維持体制持続化事業ということで整理しておりますので、今後2次補正の云々という話もありましたけれども、これは今後のことということで御理解頂けたらと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) 再度経済部長にお尋ねしますが、これがいわゆる第2、第3波が発生したときに、また同様な体制があった場合、そのときまた同じようなことが起きる可能性が高いのかどうなのか。ですから、今回1回きりでこの事業が終結させられるのかどうなのかということをお尋ねしておきたいんでよろしくお願いします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 今回は4月の8日から6月の30日までの休館を要請した対応ということで、729万円を経費として計上させていただいております。これからの第2波、第3波に向けて休館要請、そういった状況になるのかそれは今後どのような状況で推移するかというのは、仮定の話になりまして明確なお話はできないわけですが、今回はこの4月8日から6月の30日までの休館要請に対する最低限の経費を助成したということでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第37号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。田上茂好議員。 ◎23番(田上茂好君) この特会への一般会計の繰入れ、そしてその大城に対する一つの事業にそれを充当するという流れでございますが、実は大変申し訳ないです。議長は先ほど委員会付託の件について諮られた時点で私手を挙げるべきであったんですが、討論の中でちょっと一言要請らしきことを述べさせてほしいと思うんですが、このたびの一般補正予算の商工費の数字とこの特会の数字はまさに一体のものだというふうに私は認識をしておりまして、補正予算を委員会付託をして、例えば結論が出なかった場合、あるいは継続審査になった場合、この特会を結論を出してしまうというのは、非常に矛盾が出てしまうという流れがございます。その点でぜひ今後考慮していただきたいというふうに思っております。 この特別会計に反対の立場で意見を申し上げます。 内容的には、先ほど補正予算のとこで、私意見を申し述べたとおりでございます。特別会計に大城に対する資金を内容をはっきりさせるために特別会計にきちっと入れなさいというのを、私ずっと主張してきたんです。その流れは私は正しいと思うんだけれども、大本のこの今の休業に対して一定のお金を出すということ自体は、私は間違っておると、現時点ではそういう対応をすべきではないと。先ほどの意見の中で申しましたけれども、やっぱり時期をきちっとつかまないと、市民の感情とか市民の同意というのは得られないと思うんです。そういう意味では、現時点でこの特別会計に一般会計からの繰入れをすることを、これは間違っておるという立場で反対意見といたします。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。藤井 洋議員。 ◎12番(藤井洋君) 議案第37号について賛成をいたします。意見を述べたいと思います。 この施設管理維持体制持続化事業については、施設の休館を市が要請したこと、施設維持管理経費である指定管理料を支払わずに運営している施設であること等を踏まえ、施設再開に向けて施設設置者として指定管理者に必要最低限の経費を支出することは適正であると考えます。 以上、賛成意見とします。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。中谷司朗議員。 ◎25番(中谷司朗君) 議案第37号国民宿舎特別会計補正予算(第1号)に賛成をいたします。 本市では、国民宿舎という特定の事業に係る歳入歳出について、一般行政の歳入歳出とは区分して特別会計を組んでおります。一般会計からの繰入金、借入金、その他収入を歳入とし、国民宿舎の事業費、借入金の償還金及び利子、その他支出を歳出として計上しており、具体的には施設の建設、維持管理に係る臨時的な収支を計上しているのであり、事業を行うための経常的な収支は含んでおりません。指定管理者制度の下で利用料金制度を採用している以上、利用料金は自治体の歳入ではなく、私法上の債権として指定管理者の収入となり、人件費等経費の支出も事業者の支出であるため、今回の国民宿舎の条例改正でもし可決されれば可能になる市直営または指定管理者による収受代行制度でならともかく、現行ではあらゆる収支の特別会計への計上はその趣旨にそぐわないのではないかと思います。 国民宿舎の運営に関する収支のより透明化を求める考えに一定の理解をいたしますが、現行は指定管理の協定書に基づき、管理業務の実施状況、利用料金の収入実績、管理経費の収支報告等の報告がなされ、市の求めにより月単位で常に経理状況の報告が議会にもなされている現況を評価し、この特別会計の在り方については決して不合理ではないと思います。 また、施設管理維持体制持続化のための交付金729万円については、事業者への損失補填ではないか、利用料金で賄うべきではないかとの指摘がありましたが、一般に指定管理者の経営努力不足等指定管理者の責めに帰すべき事由の場合は、あくまで指定管理者の負担として補填はできないと考えますが、地震、暴風、洪水等の自然災害、またテロ、暴動、騒乱等の人為的な不可抗力に対して市がその存続に対して最低限の補填を行うことも決して不合理ではないと考えます。 過去平成26年度大城営業補償として、解体工事に伴う休館のため指定管理期間5か月分の補償をした実例もあります。よって補正予算案に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第37号令和2年度国民宿舎特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 異議がございますので、起立により採決したいと思います。議案第37号は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(中村隆征君) 起立多数であります。よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第38号下松市税条例の一部を改正する条例      議案第39号 下松市都市計画税条例の一部を改正する条例     議案第40号 下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第7、議案第38号下松市税条例の一部を改正する条例、議案第39号下松市都市計画税条例の一部を改正する条例、議案第40号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、以上の3件を一括議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第38号下松市税条例の一部を改正する条例、議案第39号下松市都市計画税条例の一部を改正する条例及び議案第40号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、一括して御説明を申し上げます。 この議案は、地方税法等の改正に伴い、条例の規定の整備を行うものであります。 主な改正内容について御説明申し上げます。 まず、個人の市民税についてでありますが、全てのひとり親家庭に対して公平な税制を実現するため、婚姻の有無や性別に関わらずひとり親への控除を適用するもの、及び非課税措置の対象とするものであります。 また、新型コロナウイルス感染症の影響等によりイベントを中止等した主催者に対する払戻し請求書を放棄した者への寄附金控除を適用するもの、住宅ローン控除の適用要件の弾力化を図るものであります。 次に、たばこ税についてでありますが、1本当たり1グラム未満の軽量な葉巻たばこについて、段階的に最低税率を引き上げるものであります。 次に、延滞金についてでありますが、徴収の猶予等の場合及び法人市民税の納期限の延長の場合について、国税の延滞税と同様に割合の引下げを行うものであります。 最後に、国民健康保険税についてでありますが、個人の市民税と同様、低未利用地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例を適用するものであります。 以上、議案第38号、議案第39号及び議案第40号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号から議案第40号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号から議案第40号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより順次採決いたします。 議案第38号下松市税条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号下松市都市計画税条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第41号市道路線の認定について ○議長(中村隆征君) 日程第8、議案第41号市道路線の認定についてを議題といたします。本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第41号市道路線の認定について御説明を申し上げます。 上広石3号通り及び生野屋二丁目1号通りにつきましては、開発行為により造成された団地内の道路を市道として認定するものであります。この結果、市道路線数は868路線、総延長は約314キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第41号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照頂き、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) ちょっと確認。この図面がついていますが、農道との関係で三角の土地が残っていますよね。あれは道路に入るの、入らないの。この参考図面。
    ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 生野屋二丁目1号通りの北側のですかね、あそこは道路に入りません。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 道路じゃないちゅうことになると、行き止まり道路っちゅうことになりゃへんかいね。行き止まりというのは、市道の認定基準との関係でいえば問題になりませんか。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 市道の認定基準の第3条第6号にあると思うんですけれども、都市計画法及び土地区画整理法の規定に基づき施行された道路ということで、これは開発行為でやっておりますので、ちょっと詳しい数字は覚えていないんですけれども、開発行為でやった場合何メーター以上だったら回転場が要るとかそういう形になっておりますので、開発行為でもう認められた道路ですので市道の認定基準を満たしているということです。 以上です。 ○議長(中村隆征君) よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第41号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第41号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第41号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第42号下松市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第9、議案第42号下松市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第42号下松市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、総務省令の改正に伴い、条例の適用期限及び失効期限を2年延長するものであります。 以上、議案第42号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第42号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第42号下松市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 会議の途中ではございますが、13時まで休憩を取ります。午前11時56分休憩 午後 1時00分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 △日程第10.議案第43号下松市国民宿舎条例 ○議長(中村隆征君) 日程第10、議案第43号下松市国民宿舎条例を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第43号下松市国民宿舎条例について御説明を申し上げます。 現在、国民宿舎大城は利用料金制により施設の管理を行っておりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、長期間休館せざるを得ない状況にあり、その間、営業収入が見込めない厳しい運営となっております。 また、今年度末には、国民宿舎大城の指定管理期間が満了するため、指定管理者の更新を行うこととしております。 この議案は、当面の収入が見込めない事態に備えるとともに、次期指定管理期間において、利用料金制及びそれ以外の指定管理方法が採用できるように規定を整備するものであります。 具体的には、現行条例は利用料金制を前提とした規定となっておりますが、市の直営及び指定管理者に施設使用料を市の歳入として徴収させることができる、いわゆる収受代行制にも対応ができるように内容を見直すものであり、下松市国民宿舎条例の全部を改正するものであります。 以上、議案第43号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) 議案第43号下松市国民宿舎条例改正についてのお尋ねをいたします。 ただいま市長のほうから提案説明として、現行の利用料金制以外の運用方法が採用可能になることによって施設の安定した管理運営を行うというような趣旨で御発言されました。内容につきましては、現行の利用料金制をいわゆる指定管理者による利用料金制並びに収受代行制、もう1点は直営と、この3つの方式の採用の御提案でございます。 これまでの利用料金制から選択肢を広げる意味がちょっと理解できないということで、1点目お尋ねいたしますのは、条例を改正されるということは、基本的に何か問題がある。だから、よりよいものに改善したいというのが本筋であろうというふうに思いますので、これまでの利用料金制に不都合な点がどこにあったのかなということをお尋ね1点目いたします。 2点目として、これまでにかたくなに、財団の財務内容の健全化に終始取り組むということで、他の議員さんからいわゆる収受代行制のような出入りを明確にしてほしいという要望があっても、利用料金制でずっといきますということで長年来ております。ちなみに、返済金が8,800万円でございますが、来年3月31日に8,800万円を返済するという貸付けの契約がございますが、これも本来、利用料金制によって返していただくんだとすごく主張されてこられましたが、この4月の決算状況を見てみますと、もうほぼ先ほどの720万円を充当して辛うじて債務超過を免れるというような現状ではなかろうかというふうに思います。ですから、返済金も返済されない、初期の目的も達成されずに条例改正をされようとすることに非常に理解に苦しみますので、この辺の御説明をお願いします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) ただいま2点ほど御質問をいただきまして、まず、現行の利用料金制を今採用しており、このたび条例改正を提案するということは、現行の条例に不都合があったのかというような内容がございました。決して現行の利用料金制をこのたびの条例改正によって採用しない、利用料金制に不都合があったということではなくて、先ほど言われました選択肢の幅を広げて様々な観点からこれからシミュレーションをしていこうという趣旨で今回条例改正をさせていただこうという御提案でございます。 その背景には、このたびの新型コロナウイルス感染症拡大の影響により営業収入が激減するなど、予測できない事態、そういった不測の事態にも施設の継続的な運営に多大な支障を来すことになりますので、直営の方式を採用できる選択肢の幅を広げる方式も条例の中に取り入れまして、新たにまた今年度末には現在の利用料金制による指定管理期間が満了いたしますので、次期の指定管理方法について、利用料金制のみならず、収受代行制、こちらの採用も可能となる柔軟に対応できる条例内容を変更して、あらゆる状況に備えるためにこのたび条例改正をお願いするものでございます。 今後について様々な観点から、先ほど借入金のお話もございました。様々な観点からシミュレーションをいたしまして、施設の安定した管理運営ができるように、条例を整備した後に検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) 今、条例改正の直営については、これは不測の事態というのはいつ何どき起こるか分かりません。だから、直営を条例に盛り込むということについては、これはやぶさかではないというふうに私は思います。 しかし、状況が状況で財務内容がさらに健全化になるというふうな選択肢がいわゆる収受代行制によって得られるということは、悪く言えば逆ざやで、いわゆる本市のほうが支出が多くて入ってくるほうが少ないということで経営の安定化を図るというふうにも逆に言えば理解、私自身は受け取れるんですが、こういうことは断じてないということが想定されるのかどうなのか。あらゆるシミュレーションをした上でという話がございますので、はっきり私が申し上げて、今現在でも余力がない財務状況で、さらに収受代行制によっていわゆる売上金の一部を入れていただくということは、管理経費を少なくみないと本市への収入はあり得ないということになります。そうすると、今現在、財団の安定確保という、大城の安定確保というのが果たしていかがなものかなというのは非常に疑問を抱くところでございます。この点について再度お尋ねします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 確かに利用料金制、収受代行制、それぞれにメリット、デメリットはございます。議員さんの懸念される点もいろいろと想定されるところでございます。そういったいろいろな角度からのシミュレーションを今後条例を整備した後に内部でもいろいろ協議をいたしまして、施設の安定した管理運営ができるような、そういった体制になるような条件整備をしていきたいと、検討していきたいというところで今回は条例改正をお願いしているものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) 付託案件でございますので、あとは委員会で行いますが、ちなみに、いわゆる利用料金制、現行と今度変更される利用料金制の場合は何が違うかといいますと、いわゆる第16条の4項に、一部を納付金として上納できる。ここの大きな点が違うわけです。そうすると、この条例の改正はここの部分だけでいいんじゃないかなと。そして、直営を加える。私はこれで目的が達成できるんじゃないかなというふうには思うんですが、再度改めて確認し、あとは委員会で行います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 一部納付金を市のほうに入れていただくという規定をこのたび設けております。確かにそれだけでいいのではないかという一つの観点もございますし、やはり、収受代行制につきましてもメリット、デメリットがございます。メリットとしては、事業の継続性が高まるのではないか。デメリットについては、やはり、経費が増えるのではないか。そういった懸念もございます。いろいろな角度でシミュレーションをさせていただいて、今後、そういったいろんなシミュレーションを行うということで今回条例改正をお願いしているところでございます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 何点かお聞きをいたします。 今、担当部長は、いろいろとシミュレーションをして、そういう中から一定の方向性を出していく。その大前提としての条例改正だというふうな感覚で言われておりますけれども、それはちょっと私はとても納得できるような事柄ではないと思うんです。一定の今の条例改正に至る前に現状をきちんと分析をして、そしてまさに今部長が言われるように様々な角度でシミュレーションをある程度重ねた結果、それが条例改正に結びつくというのが、これは当たり前のことじゃないかと思うんです。 そういう意味でちょっとお聞きをいたしますが、この中に直営方式というのがございます。直営方式というのは、まさに全てを自治体が責任を持って運営に当たるという中身だろうと思うんですが、一部、部分的に業務委託をするというふうなことはあり得ますが、しかしながら、その全てにおいて自治体が責任を持って管理運営を行うというのが直営方式だというふうに認識をしております。これが正しいのかどうか。それがまず1点。 その中で、下松市で直営で管理運営ができますか。私は不可能だと思っています。直営では無理だ。失礼だけれども、経営する能力がそれはやっぱり不足をしておるというふうに思うんです。責任を持って運営ができるとは到底思えないと思います。その点でできると思っておるのか、直営が。その2つの点についてとりあえずまず質問いたします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 今回の直営規定ということでございますが、直営規定の意味合いと申しますのが、指定管理者で収受代行制にしろ、利用料金制にしても、指定管理者にお願いしておる中で、不測の事態、予期せぬ事態が起きたときに、次の指定管理者を求めるその期間、一定の期間、直営に持ってきまして、次の指定管理者を探すというような、つなぎのような直営規定でございます。直営規定については、栽培漁業センターの条例、また、体育施設条例においても直営規定の読替えが規定をされております。その条例と同様の理解をしていただければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 答弁が1つ漏れております。直営方式で経営が正確に責任を持ってできるかどうかという点が抜けておりましたので、後でお願いいたします。 それで、直営方式がいわば短期のつなぎ的な運営方針だというふうに言われますが、そんなことは全然この条例には書いてはございません。さらに、今の状況から見たときに、次の指定管理者を選定するまで本当に短い期間で済むかどうか。これは全く不明なんです。逆に言ったら名乗り出る人はおらんのじゃないかなというふうにも思うんです。今、特別な事情のときですから、わざわざそこに出かけて行って栗を拾おうという人が本当におるかというふうに考えると、かなり厳しいんじゃないかと思うんです。そんなときも出る可能性がありますので、ここにきちんと正式に規定してあるのなら、その方式による責任の所在とかそういうものについてきちんと規定すべきだと思うんです。その辺について、ダブりますが、先ほどの件と今言ったことについて。 それと、今度、収受代行制というのが出ております。これは要するに今まで利用料金制で笠戸島開発センターのほうの収入になっておったものが、今度は公金として下松市のほうに返ってくるということだろうと思うんです。そして、そのときに、実際の大城の運営は委託をされるんだろうと思うんです。要するに、全て下松市がやるわけではないわけですから、どこかに一定の規模の内容については委託するのではないかと思うんですが、その考えでいいのかどうなのか。指定管理って議員で言う人がおりますが、一緒です。要するに、外部の人に、一定の団体に業務をさせる。そのお金を払うということだろうと思うんですが、それでいいのかどうなのか。そのときに、先ほど言われました、先輩議員も指摘されておりましたが、その支払いの金額が入ってくるお金に比べて非常に多くなる。そういう可能性も大いにあると思うんです。その金額について、現状を見れば分かると思うんです。数字が出てくる。大体どれぐらいの規模になるだろうと考えておられるのか。その辺についてお聞きをいたします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 何点か御質問を再度いただきまして、直営でできるのかということがございますが、そのようなことのないように収受代行制または利用料金制での指定管理を選択し、市のほうも指導・助言をしながら、指定管理による施設の安定した管理運営が行われるようにしてまいりたいと思います。今回は、議員さんのいろいろな、その後のシミュレーションになろうかと思いますが、いろいろな状況をいろんな角度から検討いたしまして、次のステップに進んでいくということでございますので、まずは3つの方式を幅広く検討できるそういった条例改正をこのたびお願いしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武部長、まだ足らないそうです。鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) その後の委託する金額とかそういったことを先ほどお話をされておりましたが、このことについても今回は幅広くいろいろな方法を選択できる条例改正をお願いしておりまして、その後の検討ということで対応させていただきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) なかなかはっきりしたすっきりした御答弁をいただけませんのが残念ですが、収受代行制にしても、今の大城の収支を見たら数億円、毎年経常経費としてかかっちょるわけです。それプラス二、三千万円の収入があるという状況です。赤の場合は逆ですけれども、赤字の場合は。だから、基本的に大城の経営に参画をしようとすれば、それに近い金額の指定管理料というのかな、そういうものが発生し得るわけです。それを考えてみると、それはやっぱり億単位になると思うんです。それが毎年続くということを考えると、ここはよっぽど精査してみないと大変なことになるということを思いますが、それに対する当局の心構えというか、そのあたりについて再度お聞きします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) しっかりと分析をいたしまして、施設の安定した管理運営ができるようなそういう体制を構築したいというふうに考えております。 今回の条例改正については、下関市にございます国民宿舎の条例と同じような形の条文を設定させていただいております。幅広くこれから様々な観点で、議員さんの御提案、御懸念されておられる点についてもしっかり検証してまいりたい。その中で安定した管理運営ができる制度を選択していきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 昭和43年でしたか、古い大城が建設されたのは。それ以後、大城の収支について一度も議会に詳しい内容が報告をされず、平成24年に地方財政法やら地方自治法等との関係で県からも指摘をされ、あのときの提案説明を読んでみると、国民宿舎は観光事業であり、その収支について明確にする必要があるというふうなことで特別会計をつくるんですということで、平成24年の3月議会で提案されたんです。 ところが、それでガラス張りになるのかいなと思うたら、利用料金制が採用されて、あそこでの実際の収支について一切、議会のほうには予算も決算も詳しいものが出てこないというふうなことで今日に至っているわけです。建て替えてそこのところが改まるんかいなと思ったら、全く改まらないままに今日に至ると。何回指摘しても利用料金制を改めようとなさらなかった。あなたがじゃないよ。あなたの前任者のところで。というふうな歴史があるわけです。 そういう状況の下で、利用料金制を採用するんだということで執行部はかたくなにそのスタンスを貫いてきたんだけれども、利用料金制を採用したメリットということについて、そこに固執をしてきたわけですから、固執をしてきたメリット、受託者の自発性というふうなものを生かし、多様な経験、そういう実績を反映してよりよいものにすると、運営をというのがたしか利用料金制を採用する、それを正当化する大きな理由だったというふうに思うんです。そういうふうに利用料金制に固執してきながら、突然として全面改定をするなんていうのはちょっと信じられないんです。だから、利用料金制に固執してきた理由というふうなものを執行部はきちんと整理をしておられると思うので、そこについて何が問題だったのか。どこに問題があったのか。きちんとした反省もないまま、するっと全面改定というのは筋が通らないというふうに思うんだけど、そのあたりはいかがなんでしょうか。 それから、先ほど来から指摘をされておりますけれども、建て替えて話題性があり、お客さんも話題性があってたくさん押し寄せる。利益も上がる。そういうときには売上げについて全部財団の収入にさせ、市のほうには1円も入れないと。だんだん古くなって客足が遠のき始める。コロナ問題が発生をして国民的に自粛ムードがずっと広がるということの中で、今後売上げが伸びる見通しというのは非常に厳しいだろうと、一般的に。元の状況に戻るのは厳しいだろうというふうに一般的に思われていますけれども、売上げが落ち込んで利益が出なくなる見通しになると、利用料金制じゃなしに収受代行制。市のほうから高額な管理運営費を支払って受託をするというふうな、さっき同僚議員が言っていらっしゃいましたけれども、差が出てくるというふうなそういうことで、今から先、市の持ち出しがどんどん増える。ええときには自分たちの懐にし、状況が悪うなると市のほうに委託料を積み上げさせる。そういうことになりかねないというふうに思うんです。そのあたり、何か得手勝手過ぎるというんかな、そういう気がするんですが、そのあたりはどういうふうに説明をなさいますか。全面改定の目的はさっきからいろいろおっしゃるけれども、すとんと野通りできない状況ですけれども、きちんとそのあたりの経過を踏まえてきちんと御答弁をいただきたいと思いますが、この4月に部長になられたばっかりで非常に申し訳ない気がするんですけれども、本来、事情のよく分かっている人たちが答弁をすべきだというふうに思いますが、鬼武さんにいろいろとお尋ねするのはお気の毒ですけれども、立場上やむを得んということでお尋ねをしたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) このたび、利用料金制を否定して新たなといいますか、全面改定をするという理由は何かということでございますが、決して現在の利用料金制を改める、やめるという規定ではございませんで、現在の利用料金制の制度も残しつつ、収受代行制の制度も採用できる。市の直営規定も制度の中に盛り込んでいくという条例改正になっております。 昨年公表しております笠戸島の笠戸島開発センター経営健全化方針、そこの中でも「次の指定管理期間においては、指定管理条件を見直すことにより」というような条文も報告もなされております。幅広くこれから、議員さんが先ほどいろいろな条件、シミュレーション等も御教示いただきましたように、そのいろいろな内容も踏まえてシミュレーションをし、分析をし、新たなどういった体制で安定した管理運営が行われるのか。そういったことをこれから検討してまいりたいと、そういう条例改正でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) それはそういうふうに言わざるを得ないでしょうけれども、現実問題、どんなシミュレーションをしようが、お客がどんどん押し寄せて収益が上がるというふうなことが見込めますか。私は見込めないと思うんです。そうすると、結局のところ、ええときには利用料金制で売上げを財団のほうが懐にし、かなり厳しくなるなと、そういう見通しが出てくると業務委託、管理委託で一般財源で委託料を積み上げて、委託料の金額が合わなければうちはやりませんよということで拒絶をすることだって発生をするわけです。結局は改定資料でどんどん委託料が増えるということに結果としてなるんじゃないのかなという気がするんです。その辺では、今までのことを十分振り返って反省するところは反省しないままにほうかむりしてこういう条例を出すこと自身、私は市民的な理解は得られないと思います。だから、30億円近いお金を立て替えてお荷物に私はなりかけている。既になっているのかもしれないけれども。そういうことについて、総合的に判断をする時期に来ているんじゃないのかなというふうに思うんですが、これは鬼武部長さんにいろいろ聞くよりも、事情の分かっている方のほうが答えるべきだと思う。鬼武部長さんに答弁させるというのは酷だよ。いかがですか、議長。 ○議長(中村隆征君) 藤本総務部長。 ◎総務部長(藤本泰延君) 私も財団理事ですので、過去のいきさつとか、そういったものを考えてみるんですが、以前、利用料金制、今は利用料金制ですけど、それは大城が新しくなって経営が安定するまでということで、あえて執行部側からそういったお願いをして指定期間中に利用料金制をお願いした経緯があったかと思うんです。様々な今経営の安定化、コロナの問題も含めて、様々な困難もあります。その中で、来年、指定管理は新たになるというそういった段階の中で、経済部長も申し上げるように、様々なシミュレーションをしていかないと、利用料金制に固執するというわけにもいかない時期が来たと。最初の期間は経営の安定化ということで財団のほうにお任せするという形にしてきたのですが、これからはいろんな角度からいろんなシミュレーションをしながら、次なる指定期間のことも考えながら、そういったことを御提案するという時期が来たのかなということで、過去のいきさつも含めてですけれども、そういったことの中でこのたび条例の御提案をしたというように御理解いただければというように思っています。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第43号は、建設経済水道委員会に付託いたします。 △日程第11.議案第44号下松市営土地改良事業の計画の変更について ○議長(中村隆征君) 日程第11、議案第44号下松市営土地改良事業の計画の変更についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第44号下松市営土地改良事業の計画の変更について御説明を申し上げます。 この議案は、平成30年3月議会の議決を経て定めた下松市営土地改良事業の計画を変更することについて、土地改良法第96条の3第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 具体的には、事業計画策定以降、歩掛かりの改定、労務単価の上昇及びため池の詳細設計によるのり面保護工等の数量の増加に対応するために事業費を7,700万円から9,200万円に、また、事業期間内での国庫補助金等の予算の確保が困難であったことから、施行年度を平成30年度から平成31年度までから平成30年度から令和2年度までに変更するものであります。 以上、議案第44号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 議案第44号下松市営土地改良事業の計画の変更について、何点かお尋ねをいたします。 まず、なぜこれだけの変更が生じたのか。当初では事業費7,700万円、今回は9,200万円、約1,500万円増えるわけであります。参考資料がありますが、土取り場の確保による変更、これは恐らくここの土を取って堰堤等を築造するんだろうと思いますが、取った後はまたこれを復旧が必要になってきますから、このあたりにまた変更が生じるんだろうというふうに思います。 それから、付帯工で擁壁の新設整備による変更、あるいはのり面保護工の整備による変更、これはこの図面では石組みかブロック積みかされておるわけですが、当初ではただの土羽かそういった部分でやられたんだろうと思うんですが、それから、仮設道路、盛土材の増大による変更とかいろいろ変更が5つ上げられておるわけですが、最初の図面とこれだけの追加での変更が上がってくるその原因は何なのか。最初の当初での計画が全くこれだけ大幅に変更されるというのはあまり聞いたことがありません。それから、規模的にもそんなに大きい規模じゃありません。この議場の倍もあるかないかぐらいのため池なんです。私も何度も現場確認をしておりますが、そういったところでこれだけの工期が遅れるということは、最初の設計図面に何があったのか。まず、遅れている原因、変更の原因をお示しいただきたいと思います。 それから、関係者のところでは今年度より再着工するような連絡があったようでありますが、もうこの5月から工事が始まるのかというふうに思ったけれども、まだ着工できていないということは、都合これは3年田んぼが作れないという状況が発生するわけです。普通、2年ぐらい放置しますと自然に返るような状況になります。3年作れない状況がずっと続くと、その管理も相当なものになるわけであります。今年から田植えができるというふうに期待していたのにできなかったということで、これ以上延びるともう百姓は辞めんにゃいけんかもわからんという話をされておるわけであります。もう1年延ばすということについての地元への説明、理解がどうされておるのか。 もう1点は、入札が当然されたかと思うんですが、最初に落札した業者、それから今年度また新たにそういったことで受けられる業者、業者が変わるたびに工法も時間もまた変わってきます。そのあたりで受託業者が、落札業者が変わったのか、変わっていないのか。これをざっと見ただけでもこれだけの変更があれば、今年1年で終わるのかどうなのか非常に不安材料がございます。きちんとこの1年間でやれるのかどうなのか。そのあたりの約束ができるのか。それをどう地元関係者に理解を求めていくのか。そのあたりをお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 3点ほど御質問をいただいたかと思います。 まず、最初の設計の段階でございますが、これは平成29年7月に設計を行っております。その後、第1期工事は、1年目の工事については営農が済んだ後着工しておりますので、実際には1年目は営農、耕作のほうは可能となっており、その後、第1期工事をさせていただいております。 大きく変更した点については5点ほど図面等でお示しをしておりますが、歩掛かりの改定、労務単価、また、物価上昇、消費税の引上げ、そういったところが影響いたしまして、大きく5点を資料として説明をさせていただいております。約1,500万円の増額というふうになっております。 地元への説明ということでございますが、昨年の12月5日に地元への説明ということで事業の説明、ため池関係者、また、周辺の皆さんに対して事業の説明、御理解と御協力を頂く説明をさせていただいております。そのときにも関係者の皆さんから参加者約14名の方が参加していただいて、御意見等も頂いております。梅雨の時期は雨水対策を取ってほしい、また節目節目の現地では立会も併せて説明を行ってほしいと、復旧等そういった御要望をする場合には可能な範囲対応してほしい、夜の作業は控えてほしいというような地元の要望もお聞きする、そういった説明会もさせていただいております。 それから、1期工事、2期工事については施工業者のほうは替わっておりますので、その辺りはしっかりと地元の皆さんと信頼関係が取れるように説明のほうは市のほうもさせていただきたいというふうに思います。 昨年と今年、営農のほうは迷惑をかけますけど、令和2年度で事業のほうは確実に終わるように設計のほう、事業管理のほうはしていく所存でございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 平成29年に設計をして、明くる年からということでありましたが、その年は収穫はされたんだということであります。当然、田んぼを植えているわけですから、秋が上がらないと工事に取りかかれんというのは当たり前なんです、それは。それからいくと、梅雨時期、雨の時期はそういったこともあってやめてほしいという要望もあったかも分かりませんが、工事を続行する場合に周辺の雨水対策をしながらやれば、当然その雨季の場合でも作業はできるわけです。そのいい例が生野屋の上にあります今回もため池の関係で図面ができるかと思いますが、大年のため池、総事業費2億円相当の部分が県事業でやっておるわけですが、そのときも事業着工はしておるわけですね。継続してやっております。そういった実例もあるわけでありますので、その対応は取れるかと思うんです。 それから、もう一つは、どうしても耕作が3年間も止まりますと、先ほど申し上げたように、なかなか次に耕作をするのに時間がかかったりします。そのために、要望の中にあったかと思うんですが、ほかのため池からポンプアップをしてその受益地に水を流すという方法もあるわけです。そういった要望に対して担当のところはお聞きをされてその対策を取ろうとしておられるのかどうなのか。現状ではそういった動きも全くないと聞いておりますが、担当のところではどういった動きをされるおつもりですか、今から。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 大蔵東ため池についての受益者につきましては、6戸、6名の方がございます。そのうち1人の方はやはり営農が難しい、2年間できないという状況になっており、その辺りは施工業者また市のほうも説明のほうを節目節目で事業説明のほうはさせていただいて、理解のほうも得られているというふうに聞いております。また、5名の方には、実際には山水などを取水して、できるところ、工夫しながら営農をしていこうということで説明会の中で話をし、御理解を頂いていると、しかしながら、工事に入りましていろいろな状況もあろうかと思いますので、その辺りはしっかり地元、円滑な工事運営、工事ができるようにしっかり説明をしながら工事のほうは行っていきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) それで地元に理解をしていただいとるという、あなたのほうでもそういった認識でおられるかも分かりませんが、先ほど言いましたように、場合によったらポンプアップで導水をしてほしいという御意見が強くあります。そういった工法については考えておられるのかどうか。それを理解していただくためのさらなる説明なり関係者にしていただきたいと思いますが、そういった動きをされるかどうか、確認をしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) やはりため池関係者周辺の皆さんの御理解がないと工事のほうは円滑に進むことはできないと思いますので、しっかり御要望を聞き、できることは可能な範囲は対応できますが、御協力頂くところは協力を頂きながら、しっかり説明をする中で工事のほうを進めていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第44号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第44号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第44号下松市営土地改良事業の計画の変更についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 △日程第12.議案第45号下松市手数料条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第12、議案第45号下松市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第45号下松市手数料条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、個人番号を通知する通知カードが廃止されたため、当該通知カードの再交付に係る規定を削除するものであります。 以上、議案第45号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第45号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第45号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第45号下松市手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 △日程第13.議案第46号下松市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第13、議案第46号下松市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第46号下松市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、新型コロナウイルス感染症の影響による保険料の減免の特例について規定を整備するものであります。 以上、議案第46号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第46号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第46号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第46号下松市介護保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。午後1時57分休憩 午後2時07分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 △日程第14.議案第47号周南地区福祉施設組合の共同処理する事務及び規約の変更について ○議長(中村隆征君) 日程第14、議案第47号周南地区福祉施設組合の共同処理する事務及び規約の変更についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第47号周南地区福祉施設組合の共同処理する事務及び規約の変更について御説明を申し上げます。 この議案は、周南地区福祉施設組合が共同処理する事務の変更及びこれに伴う規約の変更について、関係地方公共団体と協議するため、議会の議決をお願いするものであります。 具体的には、本年8月1日から、養護老人ホーム「きさんの里」が移転後の施設内に訪問介護事業所を開設することに伴い、周南地区福祉組合が共同処理する事務及び規約を変更するものであります。 以上、議案第47号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕
    ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第47号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第47号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第47号周南地区福祉施設組合の共同処理する事務及び規約の変更についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。 △日程第15.議案第48号下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第15、議案第48号下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第48号下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、厚生労働省令の改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件に係る規定の整備を行うものであります。 以上、議案第48号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第48号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第48号下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。 △日程第16.報告第3号令和元年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書       報告第4号 令和元年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書      報告第5号 令和元年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書 ○議長(中村隆征君) 日程第16、報告第3号令和元年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書、報告第4号令和元年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書、報告第5号令和元年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書、以上の3件を一括議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第3号令和元年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書、報告第4号令和元年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書及び報告第5号令和元年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書について、一括して御説明を申し上げます。 最初に、報告第3号令和元年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。 介護施設等整備補助金事業及び介護施設等開設準備経費補助金事業は、関係機関との調整等による設計変更に不測の日数を要したため繰り越したものであります。 東陽児童の家トイレ改修事業は、入札の不調により年度内の事業完了が困難となったため繰り越したものであります。 ため池整備事業は、他工事との調整に不測の日数を要したため繰り越したものであります。 小規模治山事業、急傾斜地崩壊対策工事、社会資本整備総合交付金事業、単独道路改良事業、細折海岸支線道路改良事業及び中部土地区画整理事業清算事務は、関係者等との調整、協議に不測の日数を要したために繰り越したものであります。 豊井地区まちづくり整備事業は、関係機関との協議により、当初予定していなかった資料作成が必要となったため繰り越したものであります。 大海線道路新設事業は、地権者の移転作業に不測の日数を要したため繰り越したものであります。 都市計画道路見直し事業は、工期延伸した豊井地区都市計画道路見直しに伴う交通量調査業務委託の関連業務が含まれるために繰り越したものであります。 東陽小学校昇降口天井改修事業、下松中学校昇降口天井改修事業及び久保中学校屋内運動場トイレ洋式化事業は、国の当初予算の補助事業として令和2年1月採択され、3月に補正予算計上したため繰り越したものであります。 花岡小学校屋内運動場スロープ設置事業、小学校ICT環境整備事業及び中学校ICT環境整備事業は、国の補正予算に基づき予算措置されたため繰り越したものであります。 なお、繰越明許費を設定したプレミアム付商品券事業につきましては、年度内に事業が完了しております。 次に、報告第4号令和元年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書について御説明申し上げます。 現年度発生災害復旧事業林業は、本工事に当たり掘削を行ったところ、全20カ所中8カ所で予期しない岩盤が出現し、岩盤の掘削に不測の日数を要したため繰り越したものであります。 現年度発生災害復旧事業土木は、平成30年7月豪雨災害の影響により、専門性の高い鉄筋挿入工の需要が集中したことから、業者との工程調整に不測の日数を要したため繰り越したものであります。 次に、報告第5号令和元年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書について御説明申し上げます。 これは継続費を設定しております旗岡住宅建設事業及び下松小学校建設事業について、令和元年度予定事業費の一部を翌年度に逓次繰越ししたものであります。 以上、御報告申し上げます。以上です。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第3号、報告第4号及び報告第5号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第17.報告第6号令和元年度下松市水道事業会計予算繰越計算書       報告第7号 令和元年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書      報告第8号 令和元年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書      報告第9号 令和元年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書 ○議長(中村隆征君) 日程第17、報告第6号令和元年度下松市水道事業会計予算繰越計算書、報告第7号令和元年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書、報告第8号令和元年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書、報告第9号令和元年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書、以上の4件を一括議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第6号令和元年度下松市水道事業会計予算繰越計算書、報告第7号令和元年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書、報告第8号令和元年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書及び報告第9号令和元年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書について、一括して御説明を申し上げます。 まず、報告第6号令和元年度下松市水道事業会計予算繰越計算書について御説明を申し上げます。 上広石配水管整備事業につきましては、同時施工である下水道工事の工期延長に伴い、工期を延長し、繰り越したものであります。 平田昭和通り配水管整備事業につきましては、同時施工である水路改良工事の工期延長に伴い、工期を延長し、繰り越したものであります。 天王台配水管整備事業につきましては、同時施工である住宅団地造成工事の工期延長に伴い、工期を延長し、繰り越したものであります。 次に、報告第7号令和元年度下松市水道事業継続費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 御屋敷山第一配水池耐震補強事業につきましては、年度内に支出義務が生じなかったものについて、その額を令和2年度に繰り越すものであります。 次に、報告第8号令和元年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書について、御説明申し上げます。 第3工区公共下水道上広石幹線・上広石地区工事につきましては、工事中の臨時駐車場の借地協議に不測の日数を要したため、工期を延長し、繰り越したものであります。 最後に、報告第9号令和元年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 竹屋川ポンプ場第2期整備事業につきましては、平成30年度の基礎工事の繰越しに伴い、令和元年度分の建築工事等の着手に遅れが生じたため、不用額全額を令和2年度に繰り越すものであります。 以上、御報告を申し上げます。以上です。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第6号から報告第9号までの4件は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承をお願い申し上げます。 △日程第18.報告第10号一般財団法人下松施設管理公社の令和2年度事業計画説明書の提出について       報告第11号 公益財団法人下松文化振興財団の令和2年度事業計画説明書の提出について      報告第12号 一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和2年度事業計画説明書の提出について      報告第13号 公益財団法人下松水産振興基金協会の令和2年度事業計画説明書の提出について ○議長(中村隆征君) 日程第18、報告第10号一般財団法人下松施設管理公社の令和2年度事業計画説明書の提出について、報告第11号公益財団法人下松文化振興財団の令和2年度事業計画説明書の提出について、報告第12号一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和2年度事業計画説明書の提出について、報告第13号公益財団法人下松水産振興基金協会の令和2年度事業計画説明書の提出について、以上の4件を一括議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第10号一般財団法人下松施設管理公社の令和2年度事業計画説明書の提出について、報告第11号公益財団法人下松文化振興財団の令和2年度事業計画説明書の提出について、報告第12号一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和2年度事業計画説明書の提出について及び報告第13号公益財団法人下松水産振興基金協会の令和2年度事業計画説明書の提出について、一括して御説明を申し上げます。 最初に、一般財団法人下松施設管理公社について御説明を申し上げます。 同公社は、指定管理者として、下松市温水プール、下松市市民体育館、下松スポーツ公園体育館などの体育施設や下松市地域交流センター、下松市駅南市民交流センターの管理運営を行っております。 平成31年度から5年間の指定期間の2年目となる本年度も、各施設の利用形態を生かしながら、市民の健康や生きがいづくり、憩いや交流の場を提供するなどの公益目的事業の充実に努めることにしています。 しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応のために、年度当初から各施設の使用が停止となり、事業計画を予定どおり進めることが困難な状況にあります。 次に、各施設の計画について御説明します。 体育施設は、スポーツや健康づくりの普及・振興に寄与し、地域住民が気軽に気持ちよく利用できる安全を第一に考えた施設となるよう、適切な維持管理に努めます。 温水プールは、要望の高い水泳教室を充実させ、誰もが気軽に参加できる主催事業を積極的に行うことを通じて認知度を高めることを目指します。 また、恋路クリーンセンターの余熱を利用し、年間を通して快適に利用できるだけでなく、県内随一の殺菌システムとろ過装置を持つ安全で安心な施設であることを宣伝し、利用者を増やすことに努めてまいります。 市民体育館、武道館及び公園プールは、立地条件を生かし、市民が快適に安心して利用できる施設環境をつくることを目指します。また、各施設の特徴を生かした適切な運営と維持管理に努めます。 スポーツ公園体育館は、誰もが気持ちよくスポーツに親しめるよう利用者のニーズを見極めながら施設の環境を整えることに努めます。 また、市民体育館、スポーツ公園体育館は、ともに比較的空き時間の多い時間帯を有効に活用するため、市内の中学校、高等学校の部活動に貸し出すとともに、幅広い年齢層の利用促進を図ることに努めます。 次に、2年目を迎えたスポーツ公園全体の管理については、利用者へのサービス向上と管理運営の効率化を図るため、公園内の施設の一体的な管理を目指します。また、下松市の担当課及び施設間の連絡を緊密に取り合いながら、適切な維持管理に努めています。 地域交流センターは、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層や障害者の方々に、健康づくりや生きがい活動を通じて、「ふれあい交流」を行う場を提供することを目指して、よりよい施設管理に努めています。 主催事業では、「健康体操教室」や「エントランスギャラリー展」、乳幼児や親子を対象にした事業に加え、音楽愛好家によるコンサートなどを企画し、多くの市民が交流できる場を提供することとしています。 地域交流センターは、空調設備改修工事等により、9月から令和3年3月末まで休館となりますが、その間も適切な維持管理に努めることにしています。 駅南市民交流センターは、市民の交流活動やまちづくりの活動の拠点施設として、よりよい管理運営に努めます。特に、利用者の増加を目指して、防音機能と舞台を備えたきらぼしホールでの子供向けの教室の開催を、様々な機会を通じて呼びかけることとしております。 また、下松駅前のイベント等に積極的に参加し、協力することにより、地元自治会の利用の促進を目指します。 主催事業では、健康体操教室を開催したり、交流サロンで絵画や写真、書道等の展示を行ったり、各サークルの活動を紹介したりするなど市民に密着した事業を展開することとしております。 下松市施設管理公社は、各施設の管理運営を適切に行うとともに、市民の健康増進や生きがいづくりなどに寄与する公益目的事業を積極的に展開することを目指します。 次に、公益財団法人下松文化振興財団について御説明申し上げます。 本年度も、市民文化の向上と文化の薫り高いまちづくりを目指して、堅実な経営を推進するとともに、より公益性の高い事業を積極的に展開することで、公益財団法人としての責任を全うしてまいります。 公益目的事業としましては、劇団四季の新作オリジナル作品「The Bridge~歌の架け橋」を初め、下松市出身でプロの演奏家として活躍されている京都市交響楽団バイオリン奏者の相本朋子さんを中心としたメンバーでお届けする「室内楽のひとときinスターピアシリーズⅤ」及びピアニストの森永康夫さんによる「第4回ふるさとコンサート」など文化芸術の鑑賞の機会を提供いたします。 また、住民参加型事業及び青少年を育成する事業の推進並びに文化団体、芸術家等への活動支援事業などを積極的に展開し、文化による市民交流の促進と本市における文化芸術の振興を図ってまいります。 最後に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、施設の利用制限や催しの中止及び延期により、市民の皆様には大変御不便をおかけしております。引き続き、誰もが安全で安心して施設を利用でき、文化事業に参加できるよう情報収集に努めるとともに、感染予防、拡散防止に細心の注意を払い、対策を講じてまいります。 次に、一般財団法人下松笠戸島開発センターについて御説明を申し上げます。 同センターは、国民宿舎大城及び笠戸島家族旅行村の指定管理者として、地域住民の福祉の向上と観光の振興を図るとともに、地域活性化に寄与するため、両施設の健全な管理運営に取り組んでまいります。 令和元年度においては、順調に経営改善を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、国民宿舎大城の宿泊及び宴会利用のキャンセルが相次ぎ、3月期の収入が大きく減少いたしました。 このような状況の中、令和元年度の財務状況は、昨年3月に策定した経営健全化方針に基づく経営改善に、年間を通して取り組んだ効果によって、約2,300万円の黒字となり、最優先課題であった正味財産300万円の確保については達成したところであります。 国民宿舎事業の令和2年度の予算につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が予測できない状況であったことから、中長期計画に基づいた暫定的なものとしております。 具体的には、顧客のニーズに応じたプランを増やし、平日利用を向上させることや、ホームページの更新頻度を高めるとともに、営業活動を強化し、ツアー客の獲得やリピーター数の増大を図る積極的な取り組みを行い、収益の増加に努めてまいります。 また、在庫管理や品質管理を徹底し、廃棄ロスや過剰在庫を持たないように原材料の適正化に努めることとしております。 年間収支計画につきましては、経常収益の合計額5億2,673万円から経常費用の合計額5億199万円を差引いた当期経常増減額2,474万円の黒字を見込んでおりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による施設休館等、厳しい営業状況を踏まえ、今後見直しを行い、補正予算を作成することとしております。 次に、笠戸島家族旅行村事業につきましては、豊かな自然環境を活用し、交流人口増加を図るため、キャンプ場及びケビンの管理運営を行うとともに、軽食提供やバーベキューガーデンの食材提供、足湯等のサービスを実施することとしております。 年間経常収益につきましては、有料施設の利用による事業収益及び指定管理の受託料収益等を合計して、4,800万円を見込んでおります。引き続き、適正な施設運営に取り組むとともに、新型コロナウイルス感染拡大が終息した後、地域経済の活性化に向け、にぎわいを取り戻すための積極的なPR活動を行うなど、下松市観光振興ビジョンに基づき、笠戸島の観光客誘致に努めてまいります。 最後に、公益財団法人下松水産振興基金協会について御説明を申し上げます。 公益財団法人下松水産振興基金協会は、今年度から3年間、下松市栽培漁業センターの指定管理者として事業を行ってまいります。 事業の内容につきましては、種苗生産、中間育成、放流及び供給事業、養殖事業を実施いたします。 具体的な内容につきまして御説明いたします。 種苗生産、放流及び供給事業につきましては、マコガレイ、オニオコゼ及びキジハタの種苗生産の増産に加え、今年度から新たにアイナメ、ウマヅラハギの種苗生産を実施いたします。 また、本年度も周南地域栽培漁業推進協議会等と連携し、種苗生産及び放流に取り組むとともに、大阪府を初めとする他府県からの需要に応える供給体制の構築に努めております。 中間育成、放流及び供給事業につきましては、ヒラメ、キジハタなど13魚種、約180万尾の中間育成を行い、周南地域の海域に放流いたします。 養殖事業における「笠戸ひらめ」や「笠戸とらふぐ」につきましては、本市を代表する観光資源の一つとして重要な役割を担っており、種苗導入サイズの見直しや数量調整等を行い、歩留りの向上と適正かつ効率的な出荷が行える生産体制の構築に努めております。 また、地産地消を推進するため、消費者である市民や栽培漁業センターを訪れる方に対し、海産物への理解と魚食普及への啓発活動を行っております。 水産業を取り巻く情勢は、厳しい状況ではありますが、今後も生産物の歩留りの向上と生産管理の工夫など、経費縮減に努め、栽培漁業センターの経営健全化を進めるとともに、水産資源の維持、拡大及び水産業の発展に貢献してまいります。 以上、御報告申し上げます。以上です。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 報告第13号についてお尋ねをします。 今年から拡張した部分も含めて、指定管理ということになったわけで、その結果、この数字を見ていますと、指定管理料ということで1億6,700万円、これも市のほうから、下松市から出したということだろうと思うんですが、去年までは稚魚の生産だとかいう補助金で1,200万円で済んじょったのが、指定管理料が1億6,700万円、令和2年度の一般会計の財産収入のところに、9,100万円、稚魚等売払収入が計上されていますが、それを差っ引いたとしても7,600万円、下松市が去年に比べて、それだけの、1,200万円が7,600万円、6倍の負担増ということになっているわけですよね。 それで、この栽培漁業センターを建設するに当たって、市が借入れをした市債の償還、これは年間幾らになりましょうか。それが1点、お尋ねをしておきたいというふうに思います。 それから、2つ目ですが、さっき言いますように、指定管理料が1億6,700万円、稚魚の売払収入が9,100万円あったとしても、7,600万円の一般財源の持ち出しということになるわけですよね。稚魚の売払いが9,100万円というふうなことで、今までの前任者の説明では3年間かな、全部放流しなきゃならないというふうなことが言われていて、売払い収入は全く入ってこないと。だから、その間は、その9,100万円との差額が全額下松市だけの負担ということになるんでしょうか、そのあたりお尋ねをしておきます。 それから、これまで本会議でも、たしか話があったと思うんですが、さっきも話がありました栽培漁業推進協議会、ここで魚価の見直しについて検討したという話が、ちょっと漏れ聞こえてきたんですが、そこはどういうふうに見直しがされたのか。いろんな魚種があると思うんですけどね、当然、そこについては、今までも一般質問等で原価割れで売却するばかなことはやめるべきだというふうなことを何回も何回も言って、魚価の見直しが若干されたやに聞くんですが、そのあたりはどういうふうに変化があったのか、具体的にちょっと説明をしていただけますか。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 今、水産振興基金協会の計画の説明書でございますので、私どもの栽培漁業センターの市債の発行については正確なものは資料は持っておりません。基本的には、浜の活力再生交付金、あるいは地方創生の交付金を活用して、今決算中でございますので、決算のときに、またお示しをさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) このたび本年2月に竣工式をさせていただいて、新種苗棟完成ということで、新たに種苗生産、オニオコゼ、マコガレイ、キジハタ、アイナメ、ウマヅラハギ、そういった魚種について、種苗生産のほうをさせていただいております。 稚魚のほうの売上げについて、一般会計のほうに9,100万円の売払収入を計上させていただいておりますが、第77号海域につきましては、基本的には96万尾を3年間放流をし、漁業所得を3%向上させていこうということでございます。 周南統括支店の下松支店においては、漁業者が26名の方がおられますけど、漁業所得を3%向上させていこうということで、下松市のほうが負担するものでございます。 また、魚価のお尋ねがございました。周南地域の栽培漁業推進協議会のほうで、魚価のほうの協議のほうをしておりますが、議員さんもかねがねここの魚価の見直しをされるべきではないかというような御提案もいただく中で、本市としても魚価のいろいろな協議のほうを行った結果、中間育成においては、ヒラメについては4円の増額、100円、税抜きで。トラフグについては、3円の増額、80円というような状況でございます。種苗生産においては、先ほど申し上げました5つの魚種、オニオコゼ、マコガレイ、キジハタ、アイナメ、ウマヅラハギについて、税抜きで100円というような単価を設定させていただいております。これに尾数を掛けて、9,100万円の歳入というような状況になるところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今、一般会計の歳入、財産収入のところの9,100万円の算出根拠が説明をされたんですけれども、9,100万円の財産収入があったとしても、7,600万円、指定管理料との差額が、それだけあるわけでしょう。だから、その3年間放流をするということが国のほうから言われているとしても、その3年間の放流を全額、下松がかぶらないけん、その理由が分からないんですよ。 当然、漁協だとか周南市だとか、そこに負担を求めるべきではないんですか。下松だけが、なぜそういう余分な負担をしなきゃならないのか。みんなで、そこの負担をしていくというのが、当然のあるべき姿じゃないのかなというふうに思うんですが、そのあたりについて、國井市長、あなたは今日、今朝の冒頭で、構造的な財源不足の縮減、解消に向けて、全身全霊、身を粉にして頑張るんだというふうに決意を申されましたよね。だから、下松が財源不足に陥っている一つの要因が、この栽培漁業センターにも私はあると思うんですよ。全身全霊で身を粉にしてというふうに勇ましくおっしゃったわけですから、周南市や──聞こえてますかね、周南市や漁協に対して応分の負担を求めると。その先頭に立って、それを実現をする。それをしなければ口先だけということになるよ。そのあたりの決意を、ちょっとお示しください。いかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。    〔「玉井さんに聞いていない」と言う者あり〕 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) いえ、指名がありましたので、私のほうでお答えさせていただきます。 栽培漁業センターについては、向こう3年間、先ほど申しました浜の活力再生交付金、この国の補助制度を活用してやったわけでございます。3年間については、ちょっとうろ覚えで大変申しわけない、96万尾だったと思いますけれども、放流、こういったものをするというのが要件になっております。これについては、指定管理料1億6,700万円で、稚魚の購入九千何がしということで、差額の7,000万円は負担されると、これは御理解いただけたものというふうに認識しております。 やはり、この栽培漁業センターを建設する際に、漁協さんからも寄附金として頂いております。事あるごとに近隣市にも、こういった事情であるということは、私、財政部長同士でも言ってはおります。 そういったところで、お互い、海は広い、下松だけじゃない。周南、いろいろ、山口県内、全てつながっておるわけでございます。こういった全体での協力は必要かと思いますけれども、今たちまちこの海域に放流する際には、やはり我が市の負担で今やっております。近隣市にも今後お願いをしないといけないとは思いますけれども、今の現状では、これで事業を進めていきたいということで御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 国の補助金もらって放流しなければならない、それは下松市だけに課せられた問題じゃないじゃろう。受益者は県のほうに計画書出している。周南市の漁業関係者も、8割が周南市の漁業関係者というのは、あの計画書にもありましたよね。だから、下松市だけが、その放流のしわ寄せを受けなきゃならない理由はないでしょう。下松市民のためにやっているわけじゃないんだよね。瀬戸内の水産振興のためにやっているわけでしょう。 ですから、そこでメリットを受けているのは、下松の漁師さんたちもおられますけれども、周南市の漁業関係者もおられるわけですよね。漁協も、まさに受益団体ですよ。ですから、その辺では、下松市だけが、そのとばっちりをかぶらないけんという、そんな理由はないと思うんですよね。 私は、さっきも言いましたように、今朝ほど勇ましく決意をお述べになった國井市長さんが、やっぱり先頭に立って、やっぱり周南市や漁協等々と掛け合って、市の一般財源がだんだん乏しゅうなりよると。市が破綻をすることのないように当然の応分の負担をしてくれというふうに言うのは当たり前じゃないの。その辺の決意のほどを、ぜひお述べいただいて、実現をする先頭に立っていただきたいんですよね。いかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 國井市長。 ◎市長(國井益雄君) 先ほど玉井部長が申し上げたとおりであります。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第10号から報告第13号までの4件は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第19.報告第14号令和元年度下松市介護保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書 ○議長(中村隆征君) 日程第19、報告第14号令和元年度下松市介護保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書を議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第14号令和元年度下松市介護保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書について御説明を申し上げます。 介護認定調査用車両購入費は、会計年度任用職員の採用人数の確定に時間を要し、発注が遅れたことにより、年度内の納車が困難となったため繰り越したものであります。 以上、御報告を申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第14号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承をお願いいたします。 △日程第20.監査報告第2号例月出納検査報告について ○議長(中村隆征君) 日程第20、監査報告第2号、監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたから御了承を願います。 以上で、本日の会議を終わります。 次の本会議は、6月16日午前10時から開きます。長時間御熱心に御審議、お疲れでございました。終わります。ありがとうございました。午後2時57分散会 ─────────────────────────────────...