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08月31日-01号

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  1. 下松市議会 2016-08-31
    08月31日-01号


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    平成 28年 9月 定例会(5回)平成28年8月31日平成28年第5回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  平成28年8月31日(水曜日)午後1時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、同意第 5号 下松市教育委員会教育長の任命について 日程第4、同意第 6号 下松市教育委員会の委員の任命について      同意第 7号 下松市教育委員会の委員の任命について 日程第5、諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第6、議案第51号 平成28年度下松市一般会計補正予算(第2号) 日程第7、議案第52号 平成28年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第8、議案第53号 平成28年度下松市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号) 日程第9、議案第54号 平成28年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第10、議案第55号 市道路線の認定について 日程第11、認定第 1号 平成27年度下松市水道事業会計決算の認定について       認定第 2号 平成27年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について       認定第 3号 平成27年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について       認定第 4号 平成27年度下松市公共下水道事業会計決算の認定について 日程第12、監査報告第3号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第12まで出席議員(20人)11番  森 繁 哲 也 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  磯 部 孝 義 君15番  河 内 裕 文 君        16番  松 尾 一 生 君17番  永 田 憲 男 君        18番  阿 武 一 治 君19番  堀 本 浩 司 君        20番  高 田 悦 子 君21番  近 藤 則 昭 君        22番  渡 辺 敏 之 君23番  田 上 茂 好 君        24番  中 谷 司 朗 君25番  村 田 丈 生 君        26番  中 村 隆 征 君27番  山 本 朋 由 君        28番  金 藤 哲 夫 君29番  内 冨   守 君        30番  浅 本 正 孝 君欠席議員(なし)                説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            森 田 康 夫 君       教育長            相 本 晃 宏 君       上下水道局長         白 木 正 博 君       総務部長           藤 本 泰 延 君       企画財政部長         棟 近 昭 典 君       生活環境部長         小 田   修 君       健康福祉部長         小 林 樹代史 君       経済部長           清 水 信 男 君       建設部長           古 本 清 行 君       教育部長           吉 次 敦 生 君       消防長            原 田 雄 次 君       健康福祉部次長        鬼 武 良 光 君       監査委員           河 村 堯 之 君議会事務局職員出席者       事務局長           森 重 則 彦 君       議事総務課長         大 空 之 文 君       議事総務課          谷 広 史 章 君───────────────────────────────午後1時00分開会 ○議長(浅本正孝君) 皆さん、こんにちは。けさから、市長と私が、櫨蔭学園竣工式に行ってまいりました。皆さんの御協力を感謝をいたします。 ただいまの出席議員20名であります。これより平成28年第5回下松市議会定例会を開催をいたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(浅本正孝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において河内裕文議員、藤井 洋議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(浅本正孝君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月16日までの17日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定をいたしました。 △日程第3.同意第5号下松教育委員会教育長の任命について ○議長(浅本正孝君) 日程第3、同意第5号下松教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 皆さん、こんにちは。先ほど、議長からもお話がございましたが、きょう、光の聖光高校竣工式ということで、日程の変更をしていただきました。御協力を大変ありがとうございました。 それでは、同意第5号下松教育委員会教育長の任命について、御説明を申し上げます。 この議案は、相本晃宏教育長の委員及び教育長としての任期が、9月30日をもって満了することに伴い、新たな教育委員会制度における教育長を任命する必要がありますので、議会の同意を求めるものであります。 私は、教育長として、新たに河村 崇さんを任命したいと考えております。 河村さんの略歴を申し上げますと、昭和24年生まれの66歳で、現住所は、市内清瀬町であります。昭和47年に皇學館大学を卒業後、県内中学校の教諭、本市学校教育課指導主事県内中学校校の教頭及び校長、山口県教育庁の人権教育課長等として勤務され、平成22年に光市立浅江小学校校長を最後に定年退職されております。また、退職後、本年3月まで、本市社会教育指導員としても御活躍をいただいたところであります。 教育、学術、文化等に対する識見に十分なものがあり、人柄につきましても、教育長としてふさわしい高潔な方であると思っておりますので、河村さんの教育長任命につきまして、御同意いただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 今回、退任される相本教育長におかれましては、長年にわたり教育行政に御尽力をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。 国の教育改革等が日々変わる中において、的確にその問題点も捉えられながら解決に向けて奔走をされました。また、本市の教育行政はもとより、県や国に対しても要望や陳情されるなど、殊に近くでは、下松小学校の建設にかかわり国の補助採択が受けられるよう文科省に行かれるなど、その職責は言い尽くせないところでございます。 今回、退任されるに当たっては、今後、御健康に留意されて、引き続き本市の教育行政に御助言、御指導をいただきますようお願いをしたいと思います。ありがとうございました。 さて、質問でありますが、1点目に、今回、相本教育長の後任の人事案件でありますが、今、國井市長から、河村 崇氏をという御提案であります。 今、御紹介があったように、経歴等、通り一遍の御紹介がされたわけでありますが、人物については、よく私どもも知らないところもあるかと思いますが、河村 崇氏における教育行政において、どういったところがたけていらっしゃるのか。本市にとってどういったところの今後向上が望まれるのか。そのあたりをどういうふうに判断をされておるのか。これがまず第1点。 2点目に、私は、この後も人事案件が出てまいりますが、市長としての人事に関する任命権の責任であります。もし仮に今御推薦があった方々について、瑕疵があったり、そういったときには、任命者である市長の責任をどういうふうに感じるのか。どういった対応をするのか。そのあたりをこの2点について、お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(浅本正孝君) 國井市長。 ◎市長(國井益雄君) 河村 崇さんについては、私も学校教育の中で接してはおりませんので、河村 崇さんの人柄について承知しておるわけでございまして、ただまたいろんなところで、いろんな方の御意見も聞きながら、先ほど御説明を申し上げましたとおり、教育面、そして学術・文化等いろんな方面に識見が高いということで、また人柄も穏やかな高潔な方ということで、先ほど申し上げましたとおり、教育長の任命につきまして御同意をいただきたいというふうに思っております。 それから、責任がというお話でございますが、私は、責任を持って御推薦をいたします。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第5号については、人事に関するものでありますので、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 異議なしと認めます。よって、同意第5号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。金藤哲夫議員。 ◎28番(金藤哲夫君) この御提案の人事案件については、同意できません。反対でありますから、少し長くなりますけれども、その理由を申し上げたいと思います。 経歴にあるように、昭和51年4月、下松市立末武中学校に御在籍でございます。 当時、人権問題といいますか、同和教育、そういったところでの問題点もございました。御存じの方もあるかもわかりませんが、当時、末武中学校は、学級崩壊とか、そういった状況で荒れている状況にございました。 そうした中で、河村氏が国語の担当として、今は人権のつどいとかいって、スターピアくだまつのほうでそういった大会がされておりますが、当時もそういった、名称は違いますけれども、その大会があったわけでございます。 そうした中で、末武中学校において、人権・同和に関する作文を募集をされた。その中である生徒が書いた作文が採用されて、その大会で発表するという状況が発生をしたわけでございます。 ただ、その生徒が、あるとき帰って泣きながら親に訴えたのは、実は、学級崩壊の中で勝手に飛び出した子供たち、生徒がおる状況をつぶさに書いたわけでありますが、その保護者も常日ごろから、自分の体験を通して、同和教育、人権問題については、親子が話をした経緯も含めて、そういった作文の内容にしたわけであります。 ただ、勝手に子供たちが、教室から出て行った状況を、みんなが追い出したように書けということで、虚偽の作文を書くように彼は強要したわけであります。 そうした中で、親も心配になりまして、ぜひ話し合いがしたいということで、日にちは覚えておりませんが、午後2時、末武中学校の応接室で河村 崇氏の帰りをずっと待っておりました。1時間たっても帰りません。2時間たっても帰らない。結局は、その日は、会議が延びたということで帰ってまいりませんでした。夜8時ごろ自宅に電話がありまして、会議が延びたということでありました。 親のほうとしては、娘が事実を書いて、いろんなところから御意見やらそういったものがあるんでしたら、私は命がけでも娘を守ると。ただ、あなたは、そういったうそを書けというそういった指導をした中で、では、そういった問題が起きたときに、あなたは責任がとれるのかと、娘を守ってくれるのかという会話をしたわけでありますが、終始一貫、あなたのお嬢さんはすばらしいですという一言だけで、その場をずっと通り過ごしてきたわけです。それからもう謝罪も何もございません。 そうしたことから、今、鑑みて、やはりその当時、親子が向き合いながら、その人権の問題、同和の問題、それを本当に真実として伝えながら会話をしてきたからこそ、あれは、そのままで済んだんだろうというふうに思っております。 そうした中で、非常に重要な人権の問題、同和の問題をそういうふうにとられて、一生徒にうその作文を書くように指導するそういった人を、私は、教育長として適任ではない、認めるわけにはいかないという判断の中で、反対意見としたいと思います。 このことについて、まだ後日、何かあれば、私もその対応をしていきたいと思います。 以上であります。 ○議長(浅本正孝君) ほかに御意見はありませんか。渡辺敏之議員。 ◎22番(渡辺敏之君) 今、非常にリアルに厳しい指摘がなされました。30数年前の話じゃないかなというふうに思うんですが、今、そうした対応が学校現場で起こっているとしたら、それは、もう絶対に許しがたいというふうに私も思います。しかし今は、それは最近の学校では、そういう事態は起こっていないというふうに信じたいんです。 今の御指摘を聞きながら、30数年前を私自身、思い出しました。下松で同和行政をめぐって不公正な状況が起こり、その問題を地域の人たちと何とか解決しなければということで、居を移してその運動に参加をした、そういうことが今思い出されます。 御存じない方が多いと思うんで、若干ちょっと当時のことを振り返ってみたいと思うんですが、今、同僚議員の方が指摘をされたような状況のもとで、運動団体が土足で学校に乗り込むというふうな事案が発生をしました。教育委員会が学校を守るという立場ではなくて、運動団体と一緒に、校長先生をはじめ末武中学校の先生方を糾弾をするという側に立って、ちょっと大問題になったことがあります。 私自身、そういう運動にかかわり始めて、地元の人たちから、とんでもないことをやる連中がおるよと、そのまま許してええのかというふうに地域の方々からそういう指摘も受けて、その問題のどこに問題があるのか、学校や教育委員会が対応しなければならない原点は何なのかというふうなことを、この席の一般質問でも何度も私も取り上げたことを思い出します。教育委員会と定時後にいろいろと話し合いも何回か持ちました。 そういう状況のもとで、教育委員会教育委員会としての対応、それが間違っていたというふうなことをきちんと反省をされ、学校現場、PTAの皆さん、この議場でも謝罪をされるということで、以後、そういうことが繰り返されないようにと、あの事案を今後の教育行政のやはり苦い教訓にしようやないかということで、下松だけではなしに、山口県全体の教育と同和問題との関係、運動団体学校現場の関係、教育委員会の関係、行政との関係、やっぱり行政は主体性を持って判断をし、教育委員会学校現場を守ると、それを第一の使命にするというふうなことも再確認されながら、今日まで推移してきたというふうに私は理解をしています。 ですから、それ以後に、下松市で起こった不幸なああいう事案が県下では起こっていないと。私は、末中の問題は、苦い教訓としてそれ以後に生かされてきた、相本教育長も、その経験、教訓を生かして下松の教育をより発展をさせる、人権教育を発展させるということで、御尽力をいただいてきたというふうに私は確信をしています。 ですから、そういう意味で、過去には確かにそういう問題があったんだろうと思いますけれども、それは、先生個人のところであっただけではなしに、行政全体に、運動団体の顔色を見ながら事を進めるというふうなそういう時代でしたから、いろんな過ちが当時繰り返されたと思うんですね。 ですから、それがまた同じことが繰り返されているとしたら、それは、とてもじゃないが容認できないというふうに思いますけれども、そういう苦い体験というふうなものを、個人も行政としても体験を薬にして、今に生かしているというふうに私は信じたいと思います。 ですから、今も同じようなことが繰り返されているということであれば、この人事案件には、とてもじゃないが賛成をするということにはならないと思いますけれども、河村先生も、それ以後、そういう県全体の反省に立って、平成16年、県の教育委員会のほうで、人権問題にかかわるそういう責任ある部署で、ずっといろんな仕事をしてこられたというふうな御経歴もあるようでありますので、その経験は生かされていると、そういうことは繰り返されることはないだろうというふうに私は信じ、確かに過去にいろいろあったかもしれませんけれども、今人事には、そういう教訓を生かして、今からもその教訓を生かすという立場で、教育行政に当たっていただくということを要望し、賛成意見としておきたいというふうに思います。 以上です。
    ○議長(浅本正孝君) ほかに御意見はありませんか。中谷司朗議員。 ◎24番(中谷司朗君) ただいま教育長への同意を求められております河村 崇さんにつきましては、長い間の教育経験の後、その後は、生涯学習、文化面にも力を発揮されており、人格が高潔で教育行政に関し、識見を有していると判断をいたしております。教育長として適任であると思いますので、任命については、同意をいたしたいと思います。 以上であります。 ○議長(浅本正孝君) ほかに御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより同意第5号下松教育委員会教育長の任命について採決をいたします。 御異議がありますので、起立により採決いたしたいと思います。同意第5号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(浅本正孝君) 起立多数であります。よって、同意第5号は原案のとおり可決をされました。 △日程第4.同意第6号下松教育委員会の委員の任命について      同意第7号 下松市教育委員会の委員の任命について ○議長(浅本正孝君) 日程第4、同意第6号下松教育委員会の委員の任命について、同意第7号下松教育委員会の委員の任命について、以上の2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 同意第6号及び同意第7号下松教育委員会の委員の任命について、一括して御説明申し上げます。 この議案は、現委員であります2人の委員の任期が、9月30日をもって満了いたしますので、後任の委員の任命について同意を求めるものであります。 私は、現委員の市川正紀さんは再任いただき、新たに保護者代表の委員として、今井かおりさんを任命したいと考えております。 市川委員は、平成17年から3期11年にわたり、本市教育委員会の委員を務められ、平成19年からは教育委員長を務めていただいております。 今井さんは、市内切山にお住まいで、東陽で化粧品取扱店を経営しておられます。東陽小学校PTA役員切山子ども会会長等を経験され、現在は、久保中学校PTA役員として活躍しておられ、保護者代表教育委員として適任であると考えております。 お二方とも、教育・学術・文化等に対する識見に十分なものがあり、人柄につきましても、教育委員として高潔な方であると思っておりますので、お二方の教育委員任命につきまして御同意いただきますようにお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第6号及び同意第7号については、人事に関するものでありますので、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、同意第6号及び同意第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより、順次、採決いたします。 まず同意第6号下松教育委員会の委員の任命についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、同意第6号は原案のとおり可決をされました。 次に同意第7号下松教育委員会の委員の任命についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、同意第7号は原案のとおり可決をされました。 △日程第5.諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(浅本正孝君) 日程第5、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、御説明を申し上げます。 本市では、現在6人の人権擁護委員が法務大臣から委嘱されているところですが、このたび、山口地方法務局長から新たに委員候補者1名の推薦依頼があったため、その委員候補者の推薦について議会に意見を求めるものであります。 私は、新たな委員候補者として、林哲人さんを推薦したいと考えております。 林さんは、昭和53年以降、市内3つ中学校で教員を務められ、都合24年間にわたり本市の中学校教育に御尽力いただいております。 退職後も笠戸島のセミナーハウスにおいて、教育指導員として、不登校児童・生徒の指導援助を行っていただいております。 こうした経験から、いじめ問題や不登校対策に積極的にかかわっていきたいという思いを強く持っておられ、人権擁護委員としての要件は十分満たしておられます。 林哲人さんの人権擁護委員候補者の推薦につきまして、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号については、人事に関するものでございますので、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。本案は、原案のとおり答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は原案のとおり異議のない旨、答申することを決しました。 △日程第6.議案第51号平成28年度下松市一般会計補正予算(第2号) ○議長(浅本正孝君) 日程第6、議案第51号平成28年度下松市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第51号平成28年度下松市一般会計補正予算(第2号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ5億327万1,000円を追加し、補正後の予算総額を230億5,476万1,000円とするものであります。 総務費は、前年度決算剰余金の財政調整基金への積立金の増額として2億9,500万円、市税過誤納還付金の増額として600万円、マイナンバーカード交付事務従事職員増に伴う臨時職員経費の増額として441万8,000円を計上しております。 民生費は、介護ロボット等導入事業に伴う補助として154万6,000円、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として9,769万円、小規模保育所設置促進事業費補助として3,225万円、給付期間延長等に伴う高等職業訓練促進費の増額として180万円、制度改正等に伴う児童扶養手当の増額として445万円を計上しております。 衛生費は、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として10万1,000円を計上しております。 農林水産業費は、産地競争力強化対策事業として2,200万円、新規漁業就業者定着支援事業として30万円を計上しております。 商工費は、観光振興ビジョン策定業務として463万9,000円を計上しております。 教育費は、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として902万7,000円、図書整備指定寄附に伴う図書等購入費の増額として5万円を計上しております。 災害復旧費は、土木施設災害復旧に伴うものとして、今後予測される台風等の災害発生に備え、現年度発生災害復旧に400万円、梅雨前線豪雨により発生した公共災害復旧に係る現年度発生公共災害復旧に2,000万円を計上しております。 以上の財源として、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰越金及び市債を充当するものであります。 また、下松タウンセンター屋外ステージ屋根設置事業について、繰越明許費を設定するとともに、小規模事業者経営改善資金利子補給、観光振興ビジョン策定業務について債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。森繁哲也議員。 ◆11番(森繁哲也君) それでは、議案第51号平成28年度下松市一般会計補正予算(第2号)について、2項目、確認をとらさせていただきたいというふうに思います。 まず初めに、戸籍住民基本台帳費といたしまして、マイナンバーカード交付事務に従事する臨時職員の増ということで、441万8,000円が計上をされております。 本年1月より交付事業が始まったというふうに理解をしておりますが、新たに臨時職員の増を行うことになった理由ですが、私なりに考えるに、交付事務に従事する方々が足りなくなった、もしくは交付をしてほしいという人がふえて、通常の業務に支障を来たしているがために、増員をしなければならなかったという理解をしてよろしいかどうかということを、まず1点、確認をとらさせていただきます。 続きまして、観光総務費ですが、これまで2年前からになろうかというふうに思いますが、一般質問におきまして、観光を目玉にこれから下松はやっていくんだということで、大城建てかえの議論もされておったところですが、その中で、私は、やはりしっかりとしたビジョンを持って、観光の振興を進めていくべきだというふうに訴えて、観光振興ビジョンのようなものをしっかりとつくるべきだということを言ってきました。 今回、463万9,000円で、観光振興ビジョンの策定がやっとされることになることに、まずはお礼を申し上げたいというふうに思いますし、しっかりといいものをつくっていただきたいというふうに思います。 この観光振興ビジョン策定業務につきまして、恐らく委託になろうかというふうに思いますけれども、プロポーザルを受けて、業者を決めて委託をするという流れで、いつごろ完成を予定しておるのかということ。また現在のところ、どれぐらいのスパンのビジョンを策定をしようかとしているのかというところを、確認をとらさせていただければと思います。 以上です。 ○議長(浅本正孝君) 小田生活環境部長。 ◎生活環境部長(小田修君) マイナンバーカードの交付事務に従事する臨時職員の増ということで、臨時職員を3名から5名に、2名ほど増員をしております。 これにつきましては、この臨時職員5名は、業務といたしましては、1名は、パスポート業務、こちらに携わっております。残りの4名でマイナンバーカードの交付事務を中心にやっていくということでやっておりまして、業務の内容としましては、受付とか交付、それから内部事務として前処理がかなりかかりますので、そういったことを中心にやっております。 2名増員したということでございますが、1月中旬から、マイナンバーカードの交付が始まりまして、毎月そういう処理がふえてまいりました。この辺のピークが、3月の交付件数としては1,396件、4月の交付が927件、非常にこの辺がピークになっておるわけでございますが、そういった前処理を含めまして、そういう業務が増大したということで、2名を増員したということでございます。 ○議長(浅本正孝君) 清水経済部長。 ◎経済部長(清水信男君) 観光振興ビジョン策定業務につきましては、平成28年度、29年度の事業として考えておりますので、29年度中の完成を予定しております。 中身につきましては、今年度は、まず現状の分析・課題、そういったものを整理いたしまして、市民や観光に来られた方の意向調査を行いたいと思います。 平成29年度になりましたら、計画の内容の策定に入りまして、さらにワークショップ等も開催しながら、しっかりした観光ビジョンをつくっていく、そういったことと考えております。 ○議長(浅本正孝君) ほかに。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) それでは、何点か、質問をいたします。 さきの森繁議員と項目がダブる点もございますが、ちょっと視点が違いますので質問をいたします。 件数につきましては、歳入について1件、それから歳出について5件、3番目に繰越明許について1件、そして最後に予備費充用について2件ほど、質問をしたいと思います。 最初に歳入についてでありますが、平成27年度下松市一般会計補正予算(第7号)、ここで歳入歳出予算の総額が出されました。それが224億1,094万6,000円、これが議決をされたわけであります。 今回の一般会計補正予算(第2号)で、前年度の繰越金が4億2,500万2,000円が計上されております。ちょうど説明書きの歳入の部の下から3項目め、繰越金という項目がございます。その中で、平成27年度の決算額という項目が示されておりまして、歳入総額は、223億2,025万3,000円、そして歳出が、213億6,085万円、翌年度繰り越し3億7,050万4,000円というふうな数字が出ているところでありますね。 それで、この数字を平成27年度の補正第7号の数字と比べたときに、かなりの差額が出ております。歳入につきましては、約9,000万円、そして歳出及び翌年度繰越のほうを合計した残り、これでは、およそ6億円強の差が出ておりますけれども、歳入の予算が、歳入不足になったという原因について、一つお聞きをしたいと思います。 同様に歳出につきましても、かなりの事業の手がついていないのか、やめたのか、なかなかよくわかりませんが、その金額の差が発生した原因は何なのかという点について、お聞きをいたします。 次に、歳出について、森繁議員とダブりますけれども、マイナンバーの臨時職員の増についてであります。私、これまで市の受付で、マイナンバーの受付の窓口と、あるいは担当課長等からお話を聞きましたときに、このマイナンバーの取り組みについては、計画的に物事を進めていかないと大変なことになるというふうに言われまして、窓口に来られる人の人数、そしてその後さまざまな手続がありますが、そのそういうものが一定のレベルで推移するように、コントロールをしながら事務を進めていますと、そういうふうにおっしゃっておりました。 ですから、言わば、先ほど、ことしの3月、4月、非常にピークが出てきたというふうに言われますけれども、そのことについては、ちょっと矛盾があるなというふうに感じておるんです。 今、先ほど言いましたような体制を維持して始めたにもかかわらず、さらに増員をしなければならなくなったと、私は認識をしておりますが、取り組みの問題点はなかったのかなというふうに思いますので、その辺をお聞きをいたしたいと思います。 次は、少しこれは単純な質問でありますが、障害者福祉費の障害者自立支援給付費国庫負担金返還金1,749万9,000円、ちょっと金額が非常に大きいなという印象を持ちます。前回この時期に議論をしたんですけれども、平成27年度は、463万6,000円でありました。これは、年度年度で大きく変動するものなのかどうなのか、ちょっと金額が大きいので、少し概要について説明をお願いしたいと思います。 同じようなことで、生活保護総務費の生活保護費国庫負担金返還金5,241万1,000円、同じような理由で、ちょっとこの数字のこれが、どういうことでこういうことが出てきたのかという点を説明をお願いしたいと思います。 それから、小規模保育施設、これが国道の図面が示されておりますから、皆さんもうおわかりと思いますが、周南市との境目あたりにできる予定だということがございまして、現地を見ますと、そばに交通量の多い国道が東西に走っております。 そういう状況の中で、その中で小規模保育施設がつくられるということで、朝夕の交通に対する渋滞の問題、あるいは排気ガスの問題、さらには騒音、そういうものについて非常に気になっているところであります。このあたりについては、どのような検討がされたのか、お聞きをしたいと思います。 次は、観光総務費、観光振興ビジョン策定業務です。私、このような言葉は、今さら出てくるかというふうに実は思っているんですね。ビジョンもなく何でいろんな政策ができるのと、逆じゃないかなというふうに思うんです。 さらに言いますと、大城は別枠なのかなというふうなことも考えます。そういう意味では、市民に説明ができるようなきちっと指針を持った政策を進めてほしいという意味で、これまでの取り組みはどうだったのか。そういう点を私は少し勇み足といいますか、そんな感じがあるんではないかと思うんですが、考え方を示してほしいと思うんです。 それと、プロポーザルでこれは実施をする、委託をするということになると思うんですけれども、なぜここにたくさんの市民の思いが、最初から入ってこないのかなというふうに思うんです。 先ほど、部長は、前の段階でいろんなところで市民の意見を聞くというようなことも言われましたけれども、最初から組織的にも市民がきちっと参加をして意見が言える、そういう組織をつくって、市民の意見を取り上げることが必要じゃないかと思うんです。プロポーザルで一定の方向性を示してもらう、提案してもらうというようなやり方も、これはあんまりなじまないのではないかなというふうにも思います。 私が言いますのは、このプロポーザルの段取りを始める前に、現状をきちっと見据えて、これから観光をどう進めるのか、地域の代表の皆さんとか、関係の文化団体の皆さんとか、さまざまな人に集まってもらって意見をずっと集約する。そういうことこそ今必要じゃないかと思うんですが、その点についてお聞きをします。 3番目、繰越明許費の設定についてであります。 下松タウンセンター屋外ステージ屋根設備事業、これがあると思うんですが、これの現在に至るまでのその経過説明をお願いをいたします。 予備費充用について、下松児童の家の状況に関して説明をお願いをしたいと思います。 笠戸島家族旅行村、雨水ピットの清掃について、雨水ピットが、一つはどういう形状をしておって、どういうサイズであって、素人がそう簡単に立ち入れるところではないというふうなことなのか、それともそうではないのか。例えば、家族旅行村の方が、通常の注意義務を払っておって、素人でもできるような清掃の内容なのか、そのあたりをちょっと質問をいたします。 簡単にできる清掃でしたら、このように多額の金額にはならないのではないかなというふうにも思いますが、その辺の説明をお願いいたします。 以上です。 ○議長(浅本正孝君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず1点目の歳入についてのお尋ねでございます。 平成27年度の3月議会の補正第7号と、今出しております繰越金の絡みの整合性云々というお尋ねでございますけれども、やはりこの27年度決算は、27年の現年分と、26年から流れてきた各種継続費等の繰越分、これらの結果でございます。そして3月議会の補正第7号については、今ほとんどこちらの28年の繰越分ということで流れてきておると。その辺でなかなか整合性がとれていないと私は見ております。 それと、下松タウンセンター屋外ステージ屋根設備事業の経過説明でございますけど、6月議会の補正第1号でこのステージについてお願いして、この9月で繰越明許ということでございますけれども、その間、私どもいろいろとそういう予算がついた、それでちょっといろいろとやってみようという中で、やはり現場に対する対応、あるいは確認申請の問題、そういうもので、言っておりました12月冬のオフシーズンに工事をして、新年度云々ということが、ちょっと日時的にあわなかったと。それでちょっと確認申請、あるいは景観の絡みもございまして、やはり春先は現地で行事がいろいろと続いております。ですから、やはり今、現実的な動きとしては、工事が5月の連休をあけた6月から、7、8月ぐらいになるのかなと、そういう予定でございますので、繰越明許をお願いしたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) 小田生活環境部長。 ◎生活環境部長(小田修君) マイナンバーカードの交付事務につきまして、計画的に進んでおるのかということでございますが、マイナンバーカードの交付状況につきましては、ちょっとこれはデータが古いんですけど、6月現在で、下松市が交付率が6.86%となっておりまして、これは、13市の中ではトップの数字でございます。 4月から臨時職員も増強しまして、そういう体制を整えまして、交付に係る一連の手続──まず市民の方が申請をされて、J─LISからカードができ上がってきて通知カードを、通知のはがきをお送りして市民課の専用窓口に取りにきていただくと。そういった交付の手続については、スムーズに進んでいるというふうに思っております。 ただ、先ほども交付のピークが、3月から4月であったと言いましたけど、その後、なかなか伸びておりません。むしろ大分申請交付の件数が下がってきております。 これにつきましては、全国的な傾向だと思いますけど、今後、その普及が進むように市広報にも出しておりますけど、番号制度推進室とも連携しまして、普及を進めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(浅本正孝君) 小林健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林樹代史君) 2点、御質問があったと思います。 障害者自立支援給付費の返還金、それから生活保護費の返還金の問題です。これは、平成26年度に、かなり前年と比較して給付が伸びておりました。それをもとにして平成27年度の予算を立てますので、27年度は、かなり多目の予算を確保いたしました。 ところが、平成27年度におきまして、それほど実績が伸びなかったということが根本的な理由です。特に生活保護に関して言いますと、医療費のウエートが大きいわけですけれども、その医療費が26年度までは、かなりのペースで伸びていたのが、27年度は、その伸びがかなり鈍化をいたしました。そのおかげで返還金、要するに歳出をせずに済んだとそういうことになっております。 ○議長(浅本正孝君) 鬼武健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鬼武良光君) 私のほうも2点ございました。まず小規模保育事業の新規設置の場所の問題ですが、確かに国道沿いでありますし、朝夕のラッシュ等いろいろと問題点はございまして、ベストとは言えません。 私も、何回、何十回と、通園される方のシミュレーションで、車で行ってみたんですが、確かにベストとは言えないところとは思います。 ただ、このお話をいただいたのは株式会社ニチイ学館さんからなんですが、1年前からお話をいただいておりまして、ベストな位置ではないのでほかも当たってくださいということで、大分御苦労をされて探していただきました。あるときには、私も一緒に行って、下松の保育の状況を、地権者さん、大家さんにお話をして御協力を求めたんですが、保育園事業とか学童保育施設、こちらのほうでなかなか協力をいただけるところがございませんでした。 ただ、この時期におきまして、私どもの判断としましては、まず待機児童が発生している現状で、保育事業の進出を拒むことができない。新制度でもこれは決められております。 2点目としまして、待機児童が発生している現在、この保育事業の中で一時預かり事業、これも非常に大切な事業なんですが、一時預かり事業が十分に行われていない。こちらのほうも、ニチイ学館さんの御提案で一時預かり事業もやりましょうという御提案がありました。 また、あと、ニチイ学館の御実績なんですが、ニチイ学館は、全国で33都道府県、認可保育所としましても70カ所、うち、大半の小規模保育事業を38カ所でやられております。認可外も31カ所、院内とか大学とかでやられているんですが、非常に実績もありまして、その辺の対応の仕方等もいろいろ検討しておったんですが、十分に地理的条件にも対応していただけるだろうという判断をいたしました。 確かにベストな位置ではございませんが、今現在、下松市に求められている保育状況としましては、進出をしていただきたいという判断で、進出していただくことにいたしました。 2点目としまして、予備費のほうですが、学童保育のほうで予備費をいただいているんですが、これは、下松児童の家の増設といいますか、図工室に夏期の間で児童を預かっていただけるように、急遽整備をさせていただいています。 これは、小学校と教育委員会と十分協議を進めておったんですが、夏休みの間でしたらこの図工室が使えると。下松児童の家におきましては、今現在、夏休みにつきましては待機児童も発生しているということで、いろいろ御協力をいただいて進めた事業でございます。 財政のほうも、これは時間的に余裕もございませんでしたし、これはもう大切な事業だからということで、財政のほうからも予備費で対応させていただきました。内容としましては、電気配線、エアコン等ですね、夏休みですから。そちらが主になります。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) 清水経済部長。 ◎経済部長(清水信男君) 観光振興ビジョンについてお答えさせていただきます。 これまでの観光への取り組みは、どうだったのかということにつきましてですが、笠戸、米川、花岡、久保地区と、さまざまな箇所からの観光振興について行ってきておりました。 ただ、それについて、それぞれを関連づけて、順番をつけて、どういった関連性をつけて将来像をどうするかとか、そういったものがまだできておりませんでしたので、このたび観光振興ビジョンという形でまとめさせていただきたいと思います。そして、プロポーザルによって、この観光振興ビジョンを行っていこうと思います。 ただ、プロポーザルで業者さんに入っていただきますが、これは丸投げするわけでは決してありません。私どもが一緒になってつくっていきます。行政だけでなく、民間の方々、そうですね、市内にいらっしゃいますさまざまな地域、こういったものがあります。そして地域の方、観光協会、商工会議所、観光産業交流センターやボランティアガイド、さまざまなまちづくりグループの方々、そういった方々と共同でつくっていくものでございます。 観光振興ビジョンの形につきましては、どこのまちも大体同じような形になってくるかと思います。やはりまずつくっていく中での背景とか目的、そういったものが最初に提示されまして、そして、まちの観光の現状と課題、これも明確にしなければなりません。 そして、観光振興ビジョンの基本的な考え方、さらに下松市の観光の進むべき方向性、基本戦略、こういったものをつくり上げていきます。最終的には、この推進に向けた取り組みで、実行できる、どういった組織で進めていくか、そういったものをつくり上げていくものとなります。 大体どこのまちがつくっても同じ形のものになりますが、中身は全然違います。観光の取り組み自体は、各市町それぞれ、その市町で考えなれれば成り立たないものでございますので、そこに専門家の意見を取り入れてつくり上げていきたいと考えておりますので、今回、プロポーザルでこういったお手伝いをお願いしたいと思っております。 そして、最後は、雨水ピットのことでございますが、清掃と書いてありますけど、笠戸島家族旅行村からおりてきた排水管が県道まで延びておりまして、県道の脇に雨水ピットといいまして、大体幅が1メートルで奥行が2メートルぐらいのコンクリート製の枠がございました。それに上からコンクリートの管がおりてきておりまして、そこに土砂が、土砂といいましても岩石が主になっております。それがずっと入ってまいりまして、さらにその雨水ピットから県道に向けて、また排水する管がありまして、その管にも土砂や岩が詰まってしまいまして、さらに雨水ピット自体が全部水で埋まってしまった状態なんですよ。 ちょっと素人が復旧できるような状況ではなく、専用のバキューム車を持ってきて、まず水をかい出して、さらに土木作業という形で人力で石をのけると、そういった作業でございましたので、お金がかかってしまいました。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) 田上議員、いいですか。 会議の途中ですが、10分間、休憩いたします。午後2時02分休憩 午後2時12分再開 ○議長(浅本正孝君) 会議を再開いたします。 引き続き議案第51号の質疑に入ります。近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) それでは、歳出について、農業振興費について、2,200万円のパイプハウスでございますが、執行部側から補足説明資料をいただいておりますが、ちょっと幾つか疑問がございますので、詳しくお尋ねしたいというふうに思います。 なお、部長のほうには、事前に質問通告しておりますので、的確にお願いしたいというふうに思います。 まず、今回の2,200万円、総事業費は3,300万円、説明資料に書いてございますが、この辺は、皆様方御理解いただけるというふうに思います。 それで、このたびの新規就農者につきまして、まず経営計画書、この辺の概略説明をお願い申し上げたいと。農業に携わる方の収入見込み、いわゆる収支、これについてどういう状況になるのか、お願いしたいというふうに思います。 それと、2点目、総事業費の根拠説明、いわゆる今回説明書の中に出されておりますのが、1,100万円、本市が拠出する補助金でございますが、これの1,100万円という総事業費、3,300万円という根拠、この説明がございません。それで、ちょっとこの辺についてもお願いしたい。 続いて、その中で、補足説明資料の4番に、周南市A、B、光市、下松市とございます。周南市A、B、光市、これは当初予算で通っておりますから、数字が最後の数字まで出ておりますが、本市は、あらで出ております。ところが、これを面積平米単価を出しますと、下松市の場合は、他市に比べて倍に近い単価になっております。こういったところで、この高い理由についてお願いしたいというふうに思います。 そして、次に3点目でございますが、この産地競争力強化対策事業につきましては、県事業で行われるので、トマトの作付ということで、4人の方が事業母体としてJA周南ということで事業を進められるわけでございますが、まずこのトマトもいろいろございます。栽培体系、いわゆる種類ですね。この辺について御説明、いわゆる作付期間は、いつからいつまでを作付期間として御使用になられるのか。 そして、大きく4点目、土地についてでございます。まずパイプハウスの建設予定地は、どちらでございましょうか。この建設予定地が、どこか私も定かでございませんが、予定候補地の選定理由、決められているとは思いますが、候補地を選ばれた理由、これについてもお尋ねしたいと思います。 5点目として、経営される方の新規就農、20代というふうにお聞きしておりますが、この方の過去の研修、いわゆる実績等、この辺についても若干お願いしたいというふうに思います。 次に、6点目といたしまして、今回の候補地とされるところにパイプハウスは建てられるわけでございますが、あくまでも今回の補助事業につきましては、パイプハウスのみでございます。資材置き場、いわゆる農薬保管庫、農機具保管、収穫物の選別集荷というふうなもの、そして農機具車両等、いろんなこの方が投資されなければならない金額が、どのような金額になると皆さん方は思っていらっしゃるのか、お尋ねします。 追加で申しわけありませんが、部長、本年度の事業の進み方ですね。この予算が通った後に、農協の理事会の固定資産の取得に入ろうと思います。まだ農協の理事会は通っておりません。いつごろ工事の着手をされて、いつごろが完了見込み予定とまず見られているのか、この点、7つについてお尋ねしておきます。 ○議長(浅本正孝君) 清水経済部長。 ◎経済部長(清水信男君) まず、経営計画書につきましてですが、こちらの方の経営計画につきましては、候補地の選定にいろいろ時間がかかりまして、まだ経営計画書については、準備中という段階でございます。 そして、総事業費の根拠説明につきましてですが、トマト栽培用パイプハウスですが、これは、2連の建物と3連の建物の二つをつくられる予定です。パイプハウスで1,900万円、そしてそれに水を持ってくる設備、そういったもので600万円、暖房設備、こういったもので440万円と、油タンクや配管工事、そういったもので240万円、その他諸経費120万円で3,300万円でございます。 そして、平米単価が高いのではないかということでございますが、なかなかあの場所が不整形な形をしておりまして、さらに資材を搬入するための道が狭く、人力で運ぶ、そういったほかの他市のものよりは若干高くなると。若干といいますか、平米で1万程度高くなっておりますけど、そういった原因で、周南市、光市の同じケースよりは、平米単価が高くなっております。 そして次が、トマトの作付についてですが、このたび、この事業に手を上げられた方、トマトなんですけど、冬・春トマトということで予定されております。 あと、出てきましたが、いつから始まるんかとかそういったお話ですけど、今回、補正がつきまして、さらに県で事業が認定されて初めて始まるところでございます。 ですから、工事につきましても、ことしの後半から始まりますんで、一番最初の作付は、恐らく3月に定植ということで、予定しております冬・春トマトには、ちょっと間に合わないんではないか。違う品種になるのではないかと私どもは考えております。一番最初に植えつけられるトマトが何かというところまでは、まだうちも聞いておりません。 土地について、どこかということで、これが河内、吉原地区になります。吉原から奥にずっと入っていったあたりになります。川沿いの土地でございます。 そして、どうしてそこにしたかということでございますが、候補地をいろいろ探す中でかなり悩みました。相談があった段階で、農林事務所、農協、そして市の農林水産課、こういったものと一緒になって選定地を探しまして、候補地9カ所について、本人さんといろいろお話し合いをしたところ、日当たりや圃場への移動時間、そういったものを考えまして、この河内、吉原の土地ということで決定しております。 それから、このたび手を上げられました就農者、この方がどういった研修を今まで受けてこられたかということでございます。この方は、高校卒業後、山口県立農業大学校において、野菜経営コースでトマト栽培を2年間学ばれておりますので、トマト栽培については、全くの素人とそういったわけではございません。そして、その後、柳井の農事組合法人さんで就農の経験もございます。 最後、6番目に、パイプハウス以外の建物で、どんなものがお金がかかるかということで、これは、ちょっと私どもも聞いた話なんですが、育苗ハウス、そういったものが大体90万円ぐらいで、水を持ってくるための井戸、これが掘るんだったら50万円ぐらいですね。トラクターなどの機械の購入が200万円程度はかかるんではないかと、そういったことを聞いております。 進め方につきましては、何せ今から、周南市、光市、下松市、これは、3戸3反以上ないと事業認定がされませんが、今回は、4戸4反以上ありますんで、要件としては満たしております。それで、県に認定された後、初めて事業のほうに取りかかれます。工事につきましては、その後に取りかかることになります。 ただ、年度内には、植えつけを、最初の定植を行わなければならないということで、3月には定植をされる予定でございます。 以上です。 ○議長(浅本正孝君) 近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) 一番大事な経営計画書はまだですよと。土地の選定に急がれておられた。先ほどから説明がございましたように、9カ所を回って、日当たり──自分の通勤時間等の一番いいところの候補地を探すのにっていうんで、経営計画書はまだつくっておられないと。しかし、新規就農ね、非常に大切にしなきゃいけない人なんですよ。一番何が大事かと、あくまでも農業経営ですよ。この経営計画書もなしに、いわゆる周りからの外堀からハウスの工事を進めるという、これはちょっといかがなものかなと私は思っております。 ですから、私の収支計算で、粗収入1,200平米でおりまして、面積稼働率は、約6割しか使えません。約6割といいますと、800平米近いものです。平米売り上げは、約2,000円と見込んでおります。そうすると、おのずと総売り上げがどのぐらいになるかというのは、おわかりになろうかと思います。通常でしたらもう過剰投資なんですよね、これ。 ですから、これをどのように、例えば、年間売り上げを1,000万円に持ってくるための方策を、本市の皆さん方も、いわゆる県も市も農協も知恵を出してあげないと、若い人は育たないですよね。この辺が、経営計画書がないということ自体にちょっと疑問を覚えておりますので、ちょっとどうかなと。 この経営に大きく携わるのが、この場所の選定で、9カ所されましたということで、最終的な候補地が、ここが一番いいということでございますが、この吉原地区、今、先ほど部長が説明されましたように、川そばですよね。いわゆる吉原ダム下流、500メートルあるなしのところですよね。 そうしますと、ここね、1日約1時間30分、ほかの場所よりも日当たりが悪いんですよ。朝は日の出が遅く、日の入りは、昭和団地にさえぎられて早く沈むと。まして冬・春作ですよ。ということは、さらに今の日照時間より短くなるんですよ。この辺の御検討を、今、先ほど言いましたサポートの3団体がどのようにされたのか。 私は、ある人に言ったんです。降松神社の南側高台に、遊休荒廃地がいっぱいあります。30メートルか40メートルの高台ですよ。そういうところが、なぜ選ばれないのかなというのが一つ疑問に思って、ここでしたら、通常、市役所と同等な日照時間が得られるわけですよ。で、危惧しているのが、要は、日照時間が少ないと、トマトの場合は、灰色カビ病が出るんですよ。大きく経営に影響します。この辺を十分に今後の協議に生かしていただきたいなというふうに思います。 もう1棟は、その土地に対しまして、ほかの市に比べて下松市が高いのは、変則的地形であると。そして、そこに入るのにも大型車が、いわゆる4トン車なりが横づけして工事ができる状況でないと。でも、将来的に私が思うには、重油なり灯油なり燃料タンクがタンクローリーで入ってきます。そうすると、おのずと道はつくらなきゃならないんですよね。これにも多額なお金がかかるんじゃないかなという危惧もしております。そういった面も、十二分に検討していただきたいと。そして、その土地が借地なのか、それとも購入地なのか、この辺がちょっとまた部長のほうにお尋ねしておきたいというふうに思います。 工事着手ですが、先ほど部長が言われましたが、冬・春作型でありますのに、3月工事完了と同時に植える。植えつけなきゃ事業が完了しないんかどうかわかりませんが、あえて工事完了が3月ぎりぎり年度末になるようで、そこで作付して無理にして、いわゆるこの事業が夏型になってしまうんですよね。4月に植えるということは、5月、6月の夏型の作付なんです。露地にトマトがいっぱい出ているときにつくるわけですよね。果たして、こういう事業でいいのかなという疑問を思っておりますので、この点についても、部長のほうでお考えをお願いします。 ○議長(浅本正孝君) 清水経済部長。 ◎経済部長(清水信男君) 土地については、借地でございます。 それから、工事完了の日にちですが、3月ではなく12月を予定しております。12月に工事が完了してから、作付の準備に入りまして、3月に定植するという予定です。 当初の計画では、冬・春トマトでございますが、議員さんおっしゃるように、3月では、冬・春トマトは植えられません。ですが、この事業では、どうしても年度内に定植を行わなければならないので、初年度に限っては、3月の定植、これが必要となってまいります。 冬・春トマトにつきましては、大体10月、11月で定植ということでございますので、3月に植えたトマト、これが6、7、8月ぐらいになるんじゃないかと。私も素人なんで、ちょっと余り近藤さんの前ではなかなか言いづらいんですが、そういったところで、夏トマトが終わって準備に入られて、本格的な冬・春トマトの作成に入られると思います。あいた期間とかがありますが、そういったところで、コーンや枝豆、そういったものもやられると、そういうふうに聞いております。 ○議長(浅本正孝君) 近藤則昭議員。 ◆21番(近藤則昭君) 部長ね、3月に定植して、7、8月からとって、あと終わりですよと。消毒期間はいつやるんですか。できるわけがないんですよ。 だから、私が要望したいのは、どうでもこの事業を皆さん方がお勧めになりたいとおっしゃるんであれば、私は、繰越明許なり何かして、来年にも県のほうに事業をずらしていただきたいと。といいますのは、順番が狂うと、あと全部狂っちゃいますよ。 ですから、もう先ほど部長が言われたように、11月、12月までに定植し、1メートル以上やって、1月に入ってからトマトを収穫するというのが本来の姿なんですよ。その間2カ月間前は、消毒期間に入らなきゃいけないんですよ。そうすると、植えてから3月に試験的に植えてという話にもならない。品種は違いましょうが、そういったように無理をされてやることも、私はお勧めいたしません。 要は、もう一つありますのが、先ほど言われましたように、12月工事完了、100%無理です。先ほど言いましたように、この議会が終わるのがいつですか。それから農協の理事会が通って、それから部材の発注をかけて、発注期間に2カ月かかると言われています。そうすると、もう12月前なんですよ。工事着手が12月なんですよ。完了が早くても2月、3月なんですよ。だから、そういう無理をされることはいかがかなと。後は、総務教育委員会にお任せしますがね。 だから、ほかの市は先ほど言いましたように昨年から1年かけて熟慮をされて、ことしの年度当初に事業を進めるということで議会のほうで確定しているわけですよ。ところが、この方は、県の来年はこの事業があるかどうかわからんから、一緒にのっかかってくれいのというような意味合いで、この6月に手を上げられて、右往左往されて、さらに先ほど部長が説明された事業の、この3,300万円の事業は先ほど部長が言われましたが、昨日、見積書が出てきて、この見積書をもとに、これからの事業、部長はもう御存じだと思いますが、もしよろしければ、事業費がお幾らか、先ほどの見積もり、当然これから今後相見積もりをとられるのか、競争入札されるのか、これはJA周南のことでございますから、金額はこれより下がってくることは確実であろうと思います。こういうふうに実際はどんどんやっていただきたい。私も思います。 それで、もう一個、先ほど言いましたように、経営収支。普通、畑作は、年間売り上げ300万円が通常なんです。10アール当たり、1反1,000平方メートルで、お米で十二、三万円、果樹で100万円、これが通説なんです。 そうすると、先ほど言われたように、あいた期間にほかのことをしますよという話がされても、あいている期間にする仕事はできません。ほとんど。1年中ついているようになります。ハウスは。また一般質問で今度行いますが、やはりほかのことをしましょうなんていうことは、とてもとてもハウスはできませんよ。だから、そういう考え方でやってもらっても困ります。 そうなると、仮に反当たり300万円、売り上げが上がったとします。普通は、ハウスは2回転から3回転させるんですよ。ですから1,000万円近く上がるんですよ。ところが、冬・春作という限定でしょう、今回は。この事業は限定なんですよ。トマト限定。本人がこれをやりたいからってやるわけじゃないんです。そうなると、1作しかできないんですよ。 先ほど言いましたように、冬に11月に作付して、収獲が6月ぐらいで終わるようになるんです。その後、何を作付するかと、作付ができないんですよ。消毒期間というのが入りますから。そうすると、回転率が悪い。総売り上げが300万円で、この一番下の説明書きにありますように、10年間で農協の1,100万円、今現在ですよ、これ。そうすると、年間110万円のリース料金を払って、なおかつ利息まで上で払います。そうすると、それに経費をとったら何も残らんのやないかなちゅう気がせんでもないんです。非常に怖い事業かなと。 私は、その人を潰してしまうような気がするんで、この辺を皆さん方、もうちょっと対応策、当然のことながら新規就農支援給付金等も活用されるとは思いますが、5年後にどうなるかということになりますので、そういうことも含めて今後の協議に臨んでいただきたいと。 先ほど言いましたように、この土地は、日照時間が短い土地ですから、うそと思ったら、朝、何時に日が上り、何時に日が沈むか確認してください。そうするとこれは、私みたいにメロンをやるとかいうんだったらいいんですよ、夏場に。じゃあないんですよ。自分が選べる品種でないということをお願いしたい。よろしいですね。 以上、その辺にしておきますが、後はまた一般質問等でやります。 ○議長(浅本正孝君) 清水経済部長。 ◎経済部長(清水信男君) この今回の事業について、申し込まれたこの若者につきましては、トマト専門に勉強してきてこられております。本人がトマトがやりたいということで、関係各機関、調整してきております。先輩農家の方からの大変貴重な御意見、こういったものも私どもも重々深く受けとめまして、事業が成り立つように支援していきたいと思いますが、いろんな支援制度の範囲内でしかできないところもございます。 日照時間の件につきましては、確かに吉原の谷間でございますので、議員さんが言われるように短いんですが、それにしても、本人さんと、それから関係機関、一緒になっていろんな土地を回りました。で、まとまった広さがあって、日当たりがよい、こういった条件で探しますと、もう既に皆、そういったよいところは使われております。 下松市の農地で、やはりそういった条件のいいところは、やっぱり楽に農業ができるから既に使われていらっしゃいますので、まとまって日当たりがよくて気温も余り下がらない、そういった条件で探したところ、吉原のこの土地がある程度のまとまった規模があるということで、最終的にここでやるということで計画を立てさせていただいております。 農業を取り組んでいく若者を、せっかくの宝でございます。日本の農業をこれから担っていく若者が失敗しないように、私どもと、そして議員さんと一緒になって、何とか協力していきたいと思いますので、皆さん、御協力をよろしくお願いいたします。 ○議長(浅本正孝君) ほかに。堀本浩司議員。 ◆19番(堀本浩司君) 観光振興策定業務463万9,000円、関連して、質問が戻りますが、お尋ねしたいと思います。 国は、明日の日本を支える観光ビジョンの構想会議を開き、概要を示し、観光振興に力を入れております。確認したいと思いますが、補助金はないのか、財源の内訳についてお尋ねしたいと思います。 また、国は、外国人観光客4,000万人時代に向け、受け入れ体制強化を図っているところであります。お隣、周南市や各自治体も早くから観光振興ビジョンを策定され、観光振興に積極的に取り組んでおられます。それに比べ、今さら策定が遅いのではないかと思います。 お隣、周南市の目指すまちの姿として、人と自然と産業が輝きを魅せる賑わいあふれるおもてなしのまち周南市とあります。 では、先ほども御質問がありましたけど、下松市の目指す観光振興として、この策定業務は、どのような中身を目指しているのか、方針はどうなのか。先ほどのお答えが抽象的だったので、再度確認したいと思います。 できれば、大城が建つ前にすべきではなかったのか、どうして今ごろなのか、順番が逆ではないかと思います。お考えについてお尋ねしたいと思います。 ○議長(浅本正孝君) 清水経済部長。 ◎経済部長(清水信男君) まず、観光振興ビジョンをつくるに当たっての補助金につきましてですが、これは、なかなか該当するものがございませんでした。日本版DMOの体制を整った場合、国等の支援が受けられるということでございまして、ちょっと観光ビジョンと離れる話なんですが、観光をどんどん進めていけという割には、なかなか各市それぞれの取り組みの細かいところまではない現状でございます。 そういった取り組みが遅いのではないかと言われますが、確かに遅いです。観光振興ビジョンを持っていないのは、13市でも下松ともう1市ぐらいだったと思います。順番は逆ではないんかとそう言われますが、前もってあれば確かによかったかと思いますが、そういった意味もありまして、遅ればせながら今からつくらせていただきたいと思います。 それから、モットーとか、理念とか、そういったものも、このたびの観光振興ビジョンを検討する中でつくり上げていきたいと思います。 ○議長(浅本正孝君) 高田悦子議員。 ◆20番(高田悦子君) 小規模保育について、少し確認をしたいと思います。 今回、株式会社ニチイ学館さんのほうが、先ほど地図にもありましたあの場所でということでの提案でございます。 下松の今の待機児童の現状を考えますと、こうした小規模保育なりが進出してくるというのは、非常にありがたい話だと思っております。 ことしの春から、ひだまり保育園、太陽のテラス、それぞれ開園をしておりますけれども、下松にどんどんそういう施設が来るということで、特に小規模保育の場合は、19人が定数ですけど、その子たちが0、1、2歳ですので、その子たちが3歳になった時点で、どこの園で受け入れていただくかという連携施設、そのことをきちんと考えておかないと、0、1、2歳を受けるだけ受けて、3歳になったらどうしようというのでは、非常にまたその時点で困る保護者も出てきます。 いただいている資料によりますと、ひだまり保育園と太陽のテラスの連携施設は、下松慈光幼稚園ということで私どもいただいているんですけど、それで間違いないのかということと。今回、またニチイ学館さんのほうが出される、小規模保育についての連携施設についての考え方というか、今から検討されるのかもしれませんけれども、そのあたりもきちんと同時で考えておかないといけないのかなというふうに思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(浅本正孝君) 鬼武健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鬼武良光君) 小規模保育につきましては、連携施設等の問題は、大変重要になってきます。2歳まで預かって3歳になったら保育園がないよということになります。 下松市の今の子ども・子育て支援事業計画、5カ年計画ですね。こちらのほうで、一応保育の過去の目標数値を1,270人としております。この中で小規模保育は、目標として3園程度予定しておりました。おおむね3園です。といいますのも、3歳未満児が、現在でも9月1日でもう待機児童が発生しております。ここが一番受け入れができないところだったというところです。 一応連携施設としましては、太陽のテラス、ひだまり保育園にしましても、幼稚園に設定されております。これは、幼稚園が認定こども園化していただけますと、そのままいいんですけど、幼稚園で、あと一時預かり、延長保育とかを利用して預かっていただくことになると、全てのお子様が預かられる状況になるとは限りません。 このあたりを、今現在、ニチイ学館さんも市内の幼稚園とちょっとお話をされておるんですが、この連携施設の関連につきましては、下松の状態では実質非常に難しい。それから民間の保育園さん、公立の保育園も含めて調整をしていかなければいけない状態であります。 こちらの連携施設の設定につきましては、こういった状況でありますと、市が協力するというのが義務づけられております。これも5カ年計画に基づいて、1,270人の目標に基づいて、総合的に今現在受け入れができることから、もう少しでも早く施設の整備をしていこうという考えで、その間は、市も入りまして協力していこうと考えております。 ○議長(浅本正孝君) 高田悦子議員。 ◆20番(高田悦子君) 3歳児の壁と言われる連携施設について、なかなかまだ見通しがないということが明らかになりました。認定こども園がまだ下松市にはございませんので、そのあたりの推進も含めて、当局としてしっかり前に進めていっていただければなというふうには思います。 それと、少し市内にたくさんの保育施設ができることに関して、少し心配なことがあるので、ちょっとここでお聞きします。 ことしの7月の末に北九州市で、子供を保育園に連れていく途中で、連れていくことを忘れて、子供を車に置いたままそのままにして、熱中症で子供さんが亡くなられております。そうしたこともございます。 どうして保育園のほうが、来なかった子を確認できなかったのかという話が出ております。私自身も民間の保育園におりましたので、欠席届のない子供が来なかったら、どうしたのかなということで、保護者に連絡したりするのは当然のことだとは思いますけれども、市外のちょっと保育士さんに、今の現状を聞きましたら、9時になっても来なかったら、きょうは欠席なんだなという確認さえしないという保育士さんの話を聞いて、私はちょっとびっくりしたんですね。 下松市では、そういうことはないとは思いますけれども、株式会社であったり、そうした民間の保育施設が現在下松市にふえていく中で、そうした事故が起きないとも限らない。市がどこまで、市立の保育園施設だったら市が全て関与していくわけでございますが、そのあたり民間のそうした園に対して、やはり大事な下松の子を預かってもらっているわけですから、そのあたりを少し細かいことかもしれませんが、大事なことなので、各園に通達をされているか、国のほうからも通達が来ているかもわかりませんけれども、そのあたりの確認とかは、どういうふうになっているのか、少しお聞きしておきたいと思います。 ○議長(浅本正孝君) 鬼武健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鬼武良光君) このあたり大変御心配をいただいておりまして、ありがとうございます。 現実的に、株式会社が今年度3園建ちました。今おっしゃられたような保護者の連絡等、何時になっても来られないとかいう問題ですが、こちらのほうは、3園のほうは十分確認されていらっしゃいます。 公立のほうも2園となりまして、公立の役割をむしろ株式さんのほうにお願いして、要保護児童の対応とかですが、こちらのほうも株式会社もきちんとやられておりまして、少し家庭でこう心配な家庭、お子さんで心配なお子さんにつきましては、私どもとしっかり連携ができて対応しているものと思います。 ○議長(浅本正孝君) 質疑はほかにないでしょうか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 何点かございますが、今、質疑をやられている小規模保育園の問題からちょっとお尋ねをします。 國井市長は、御存じかどうか知りませんけれども、県下13市の中で、保育施設が一番少ないのは下松市なんですよ。そのことを御存じですか。概算で半分ぐらいしかない、人口比等々で比較をすると。それが現状なんですよね。それで足らんから何とかしようというふうなことで、民営化をして民間の保育園のほうにやってもらうとか、小規模保育園を3園ですか、やるとかいうふうなことで。 そこで、今いろんな問題が出てきたときに、どうするんやというふうなものも指摘をされていますが、さっき鬼武さんのところで、決して今の場所がいいとは思わないと、望ましいところではないと。それは、朝夕の騒音、排気ガス、遊ぶ場所もない。部屋はあるけれども、屋外に出ると駐車場なんですよね、あそこは。通り抜けの車もたくさんおるというふうな状況で、子供たちを育んでいく場所としては、決して望ましい場所ではありません。 ところが、一旦そういう施設を、補助金を出して設置を認めちゃうと、今から先、例えば子供の数は波が、年々ふえたり減ったりするんですよね。今は多い時期だというふうに思いますが、いずれ少なくなる時期も生じてくると。そういうときに、民間の経営を危うくしちゃいけんからということで、優先的に民間施設のほうに子供さんを受け入れてもらうような、そういう運営が今までもずっとやられてきましたよね。違いますかね。 公立保育園は、定員割れをしても、民間だけは、定員いっぱいに受け入れてもらうという運営がずっとやられてきたというふうに、私は、自分自身の議員生活をずっと振り返ったときに、そういうことがやられてきた。公立保育園はクッションの役割を果たしてきた。そういう子供の増減のクッションの役割をね。 言いかえれば、環境の悪い、よくないところに、今から先、その事業者が撤退するまで、子供をそこに預け続けるということになるんじゃないんですかね。果たしてそれが子供のためになるのかどうなのか。 さっき冒頭言いましたように、よその12の市では、公立か民間かは別にして、認可保育園が建てられて、その認可保育園の数が、定員の絶対数が下松が一番少ないというふうな状況が、その穴埋めで今のような形で、次善の策として、そういう小規模保育園というふうなものに頼らざるを得ない。そういう状況に陥っているんですけれども、ずっとそこを頼るようなことになりゃせんかね。環境が悪い、条件が余りよろしくないところで、今から先、何年も、下松の子供たちをそこで保育をするというふうなことになってしまうんじゃないですかね。保育のレベルを下げてしまうということになりはしませんか。私は、そこのところが非常に気になるんですよ。 当面、足らんからやむを得んじゃないかという声もあるのは承知をしていますが、そのことで安易にそこで流れちゃうと、下松の保育水準を下げてしまうということに、結果的になるんじゃないのかなというふうに思いますけれども、市長なり担当のところでは、そこのあたりはどのようにお考えか。渡辺の言うのは間違うちょるというんであれば、御指摘をいただきたいというふうに思います。ちょっと待って、まだいろいろある。 それから2つ目、決算剰余金が今度のあれで何ぼですか、約5億8,800万円、決算剰余金が出たということで、これが10月の決算議会になれば中身はわかるんですけれども、平成27年度の場合も、当初予算で財政調整基金が9,150万円取り崩して財源に充てる。さらには、まちづくり推進基金が10億4,500万円余り財源として充てる。新清掃工場整備整備積立金も7,480万円、財源として予算に計上をしていましたよね。 これらについて、決算で出た剰余金とにらみ合わせて、これらの基金積立金の充当に変化が出ているというふうに思うんですけれども、そこは変更したのか、していないのか、そのあたりの数字をちょっとお示しいただきたいというふうに思います。それが2つ目。 3点目、今度の補正予算の財源として地方交付税が充当されました。この958万8,000円というのは、ことしの交付額を、これで全額財源に充てるということになるんじゃないのかなというふうに思うんですが、それでよろしいかどうか。 もう一つは、これは、今までやりとりを随分やってきているんですが、臨対債ですね。振りかえが6億9,982万9,000円、臨対債に振りかえるということで、交付税が減らされているんですけれども、そのうちの4億円しか財源として生かさない。2億9,900万円余りは財源として生かさないと。よその自治体では、その多くがこれを財源として充当している。 前も市長に申し上げましたけれども、山口県でも全額これは財源として生かしていると思うんですね。ところが、下松の場合は、それだけのものを財源として生かせるのに生かしていないんですよね、ここ10年近く。それは、結果として、市民の皆さんに我慢をお願いをしているということになるんじゃないのかなというふうに私は思うんですが、そこの財調の取り扱い、位置づけについて、県もやっているわけですから、当然財源として生かす。そして市民サービスにそれを生かしていく。そういう財政運営が必要ではないのかなというふうに思うんですけれども、そこについては、今までの私に言わせれば、間違った対応について、かたくなにその姿勢をしがみつくのがどうなのか。そこについて再度お尋ねをしておきたいというふうに思います。 それから、4点目になりますかね。戸籍住民基本台帳の臨時職員の問題です。 先ほどの答弁で、同僚議員がお尋ねをして、3月が1,396件、4月が927件、5月、6月、7月、8月については申請件数の報告がありませんでした。3月、4月がピークで、それ以降は落ちているというふうな、そういう一くくりの答弁がありましたけれども、5、6、7、8月は、どうだったのか。そこは、ふえているのか、減っているのか。 職員を2人、臨時採用しなきゃならない。もう既にしておるみたいですけれども、予算の枠の中でやって、先に雇って、足らんところをこの補正予算で穴埋めをするちゅうことなんだろうと思うが、報道されているところによれば、システムのトラブルが1月以来続いて、申請して何カ月もしなければ、カードが届かないと、全国で問題になっていますよね。 総務省は、システムをつくった富士通をはじめ、そういう会社を損害賠償で訴えるというふうなことも起こっているようでありますけれども、全国的には、この申請交付がスムーズにいっていないという状況のもとで、臨時職員をふやさなければならない理由が、どういう理由があるんですか。 1階のロビーのところで見ますと、人が長蛇の列をなしているという状況は、あんまり見かけないんですよね、椅子はいっぱい並べてあるけれども。ということを考えたときに、なぜ職員を3人から5人にふやなきゃならないのか。申請してもカードが届かない。申請者もだんだん減ってきているという状況のもとで、何で職員をふやさなきゃならないのかというのが、どうも整合しないんです。そのあたりをちょっと説明をしてください。 それと、下松タウンセンター屋外ステージの関係ですね。これもさっき御答弁をいただきましたけれども、よくわからないんですよ。補正予算第1号で3,500万円計上して、今度は補正予算第2号で繰越明許が出てくると。一番利用されるだろう、雨がたくさん降って利用される方々が不便をこうむるだろうという4月、5月、6月に、来年役に立たんと、それが済んでからというふうなね。だから、それには間に合わせるというのが、予算を計上されたときの御説明じゃなかったですかね。 さっきの答弁で、何か理解できないことをおっしゃったんだよね。関係者との調整に時間を要したとか、もう少しそのあたりのところを、雨降って利用者の皆さんが不便を来たしているんで、どうでもやらせと、それは私も花と緑の祭典等であそこを使わせていただいていますので、あったほうがいいなと思うんだけれども、吹きっさらしのところだから、風対策については十分考慮する必要があるよというんで、補正予算のときには意見を申し上げましたけどね。 この秋には着工し、春にはもう利用できるというふうに思っていたんだけれども、関係者との調整に時間を要したと。これは関係者と、関係機関との調整に時間を要したっちゃ何ですか。そのあたりのところを抽象的にね。建築確認が要る、そんなの当たり前の話でね、計画した段階でそんなものは要るというのは、もうわかっていたことじゃないの。 何かこう説明をし、予算を計上し、我々に賛同を求め、そのときの説明と実際に時間が経過すると、まだ2カ月もたっていない。その間に状況ががらっと変わって、今の段階から繰越明許、年度内に終わらんから来年29年度でというふうな、ちょっとあんまり今まで聞いたことがないような対応なんですよね。 ですから、そのあたりでは、何でそうなるんか。現場の把握が不十分だったとか云々というふうなことも、さっきの答弁の中にあったかと思うんですけれども、何でそういう、あのときに予算が上程されたときの説明と大きく変わってきたのか。何とも説明が不十分で理解ができないんで、もう少し詳しく端的に御説明をいただけますか。 以上です。 ○議長(浅本正孝君) 鬼武健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鬼武良光君) 小規模保育設置の場所で、まず遊ぶ場所がないという3点ぐらい質問がありましたが、まず遊び場ですが、外遊びをするのに、園児の徒歩で約5分ぐらいのところに、これはちょっと急な坂になるんですが、和田堂ノ口広場というのがあります。 ただ、これにつきましては、ちょっと園児が行くのにも急な坂ということで、渡辺議員さんが言われることは、全てこのほぼ1年間で事業者さんとお話をしたんですが、そういった課題につきましては、今の建屋の裏側がございます。建屋の裏側に3歳児未満の園児でしたら、十分に遊べるぐらいのスペースがありまして、こちらのほうに砂場とか遊具、簡単な未満児用の遊具ぐらいのスペースがございますので、そちらで対応されるということになりました。未満児でしたら、私も確認しましたが、十分ではないかなとは思っております。 一旦設置すると潰せない、公立が私立のクッションということですが、これは、まさにそのとおりなんです。環境のことは、あと申し上げますけど、やはり市の方針としましても、民間にできることは民間にしていただく。特に保育につきましては、民間にしていただいたところでも、市が責任を持って保育をするということが、もう児童福祉法で決めてあります。将来、クッションとかなる見込みも含めまして、現在この下松市子ども・子育て支援事業計画を策定しております。 先ほどから、渡辺さんが、県内で一番下松市は保育所が少ない。そういったことも見込んで、今時点では、1,270人の児童を受け入れる計画で進めております。 環境が悪いところに押しつけるという問題です。特に交通問題、これは、田上議員さんのときにもお答えいたしましたけど、確かにベストではないです。私ももう何十回と行きました。 朝もシミュレーションしてみたんですけど、朝も確かにラッシュなんです。山手町のところに信号がございます。そこで使うと、周南方向に行く方は、何とか大丈夫と思います。下の市道のほうを使いますと、意外とこれがちょうど一番待機児童が多い中村、花岡地区に近い。割かし近いです。そういったこともあります。確かにベストではございません。 あい保育園潮音を建設したときも、渡辺議員さん、地元の方からもいろいろ御意見をいただいて、駐車場の工夫とかいろいろさせていただきました。もう事業者と今十分話し合っています。まず安全対策は、今後も事業者とよく話し合って進めていこうと思います。 また、議員さんも御指摘をいただきましたら、目的は一緒ですので、よろしく御意見をいただいたらと思います。といったことでよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(浅本正孝君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず1点目が、繰越金の状況でございます。繰り越しについては、一応先ほどございましたように、5億8,800万円、約6億円というところでございまして、これは、法律に基づいて、2分の1は財政調整基金に積むというものでございます。それで、最近は、充当云々の変更があるんではないかと言われましたけれども、時の税収をにらみながら、適切に対応しているところでございます。それと、普通交付税につきましては、全て今回財源として取り込んでおりまして、ございません。 それと、臨対債につきましては、一応許可が約7億円でございます。それと、当初予算で4億円財源として取り込んでおるところでございますけれども、従来から申しますとおり、やはりこの臨対債については、バランスシート、ストックの絡みの言えば、負債だけが残って資産は残さない。そういう性質上から、今後の次世代の市民にも、多大なるこういう不安とリスクを与えるのではないかということで、これ以上の発行はするつもりはございません。 それと、下松タウンセンター屋外ステージ、これにつきましては、まさにおっしゃるとおりでございます。6月にお願いをして、9月に繰越明許と。これは、まことに申しわけございません。ただやはり、いざこの事業を7月1日に議決をいただきまして、入ったところ、やはりそういう強度の関係、あるいは工事の進入路、いろいろとそういう現場調整が今後必要になってくると。 それと、この確認申請、あるいは景観条例、この適合も時間が要するということで、ちょっと私ども安易に考えていたところもあったんですけれども、それと下松タウンセンターの行事等いろいろ調整いたしますと、やはり工事は、私どもが考えておったオフシーズンにはなかなか入ってこないということで、春先は、事業は先ほど申された、わかっておったんですけれども、そういう事業をなされるということで、若干、工事については2カ月程度で終わるんですけれども、そういう事前の調査、それと業者選定、それと確認申請、あるいは景観条例、あと進入路をどこから工事の進入路をやってくるのか、そういう調整、それと下松タウンセンターの行事の関係から言えば、6月、7月ぐらいで、秋の行事には間に合わせたいということで、若干のお時間をいただけたらというところで御理解願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) 小田生活環境部長。 ◎生活環境部長(小田修君) マイナンバーの交付状況でございますが、先ほど、ことしの3月がピークであったということで、その後でございますが、だんだん落ちてきておりまして、5月が交付済みが660件、6月が261件、7月末が157件と。8月末はまだ出ておりません。こういう形で交付件数は落ちております。 現在の交付率としましては、7月末で7.61%というふうになっております。(「6.86%じゃないの」と言う者あり)7月末ですね。7月末では、7.61%という状況です。 このマイナンバーカードの交付につきましては、議員さんがおっしゃいましたとおり、全国的にJ─LISのシステムのトラブルということで、申請から交付まで何カ月を要してしまうということで、非常に国民にも迷惑をおかけしているところでございますが、このトラブル、現在は解消しておりまして、申請から交付までは非常にスムーズに進んでいるということで、本市でも申請したうち、大体8割ぐらいはもう交付済みということで、そこはスムーズに進んでおります。 ただ、だんだん交付件数が落ちてきているということでございますが、このマイナンバーカードの交付につきましては、国の試算としましては、3年間で約8割の国民に交付することを目標としてきたということで、本市で考えますと、3年間で約4万5,000人、1年間で約1万5,000人、1カ月で約1,200人、1日で約60人というふうなことで、交付の受付を進めていきたいということで想定をしておりました。しかしながら、先ほど申したとおり、なかなか進んでいないということが現状でございます。 これは、全国的な問題でございますが、今後、国のほうでは、健康保険証との一本化とか、そういうことも検討されておるようでございます。 それから、また本市でも、数年後には、証明書のコンビニ交付ということも計画されておりますので、そういうことを含めて、マイナンバーカードの交付の普及啓発を図ってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(浅本正孝君) ほかに。渡辺敏之議員。詳細は委員会でやってください。 ◆22番(渡辺敏之君) さっきの私がお尋ねしたけれども、お答えがないんですが、平成27年度の当初予算を計上したときに、財政調整基金が1億9,500万円、まちづくり推進基金が10億4,500万円、新清掃工場環境整備積立金が7,480万円、これだけ取り崩すという予算が提案され、可決をされたわけですよね。 毎年のことですけれども、決算を打った段階で、ここのそれぞれの取り崩しについて、大幅に変更するというふうなことが過去にも何回もありました。ですから、今回のこの補正予算第2号を出すに当たって、そのあたりの決算見通しがどうなるのかというふうなことでちょっと、その財政調整基金なんかがどういうふうに結果としてなるのかなというのが、非常に気になっておりますので、そこの数字がもしお手元でわかれば、お示しいただきたいというのがあります。 それから、臨対債ですけれども、将来に対する負債を残さないというふうな、そういうのが型どおりに御答弁があったんですが、臨対債は、国のほうがその償還については面倒を見るということで、そういう約束のもとにこの制度化されているわけですよね。 平成28年度のその予算を見ますと、市債が約27億7,400万円発行されているわけですよ。これは、交付税の対象になるそういうものも一部あるかもしれませんけれども、大部分は一般財源で償還しなければならない、そういう地方債を発行しているわけですよね。発行する予定になっているわけですよ。防災行政無線整備事業3億8,600万円、児童センター建設事業1億3,350万円、生野屋住宅建設事業3億4,220万円等々ですね。 ですから、そういうふうなものを、片一方で、国のほうがその償還については、面倒を見ようということになっている。そっちの借り入れを見送って、一般財源で償還しなければならない借金のほうは、地方債のほうを発行すると。それは、誰のためになるんですか、そんなことをして。せっかく本来、交付税でくれにゃいけんものをくれんのは、国の責任。あなた方に責任があるとは思いません。国の責任ではあるが、その穴埋めとして借金をしたら、その分は交付税で見ようと、尻拭いはしようちゅうてそういう約束の地方債でしょう。尻拭いしてくれる地方債については発行しないで、自前の税金、一般財源で尻拭いをしなきゃならない地方債を多額に発行すると。これは誰のためなのかちゅうてるんですよ。 一切借りないというんなら、あなた方の言っているのも、それはそうかいということになるんじゃが、地方債を発行しなきゃ地方の財政は回らないんですよね。でしょう。だから地方交付税制度があるわけですよ。財源補填目的で。だから、せっかくそういう、地方が不足する財源を補填をしよう。そのためには、一時借り入れをしといてくれというふうなものが、借り入れをしないで、一般財源で返さにゃいけんそういう借金については、平常どおり借り入れをすると。何か基準がずれているんじゃないですかね。そういうふうに思えてなりません。 私の言っていることがとんちんかんなら、とんちんかんだというふうに、片一方の市債については全額交付税措置されていますと。防災行政無線も児童センターも、生野屋住宅も、全部交付税措置がされていて心配ないんですということが言えるのかどうなのか。そんなことはないでしょう。一部はそれは交付税措置されるかもしれんけれども、大部分は一般財源で償還せざるを得ないんでしょう。どうもその辺の財政運営の基本のところが、よく見えませんので、お示しください。 それから、保育園の問題については、言うとおりだということなんだけれども、さっきも言うように、一旦そういうふうなものを設置してしまうと、そこがやめますと言うまで、そこに子供さんを市のほうは預ける、心配をする責任が出てくるわけですよね。知りませんよ、自分らで勝手にちゅうていうことにはならないわけ。そうすると、不十分なそういう施設に、今から先、10年も、それ以上も、下松の子供たちを預けざるを得ない。たとえ市の施設が余っていたって、あおば保育園の定員が割れちょったって、どこのそういう認可保育園の定数が割れちょったって、そこの定数割れを放っといて、そういう不十分な施設、小規模のところには、目いっぱい19人は措置をしなきゃならないわけでしょう。 今まで、過去、民間保育園3園ありましたけれども、今度は5園になるのかな。その3園については、公立保育園の定数を圧縮してでも、民間保育園には定数いっぱい、子供たちを預かってもらうという措置が、ずっと私の知る限りこの40年、そうやってきていますよね。 ですから、私は、小規模保育園についてもそうなるだろうと、途中でもうあなたのところに預けませんちゅうことにはならないような。保護者がもう行かせませんちゅうて言や別よ。絶対あそこには行かせませんち言や。しかし絶対数が足らない。市外の保育園に100人以上、今もう通っているわけですよね。そういう状況で、絶対数が足らないというもとで、そういう大気汚染の問題、騒音の問題は、こればっかりは防ぎようがない。風通しはいいですけれども、常に新しいそういう排気ガスが、あそこは寄せてくるわけですよね。 ですから、その辺では、そういう環境がよろしくないというのはお認めになりながら、背に腹は変えられないというあなたの立場はわからんわけじゃないんだけれども、この辺は、市長さん、そういうふうな担当者のところでは、背に腹は変えられないということで困っていらっしゃるわけですよ。そこのところは、市長のところで、そのあたりの問題点については、担当者が苦しまないように手だてを講じるのが、あなたの責任じゃないんですかね。お答えをいただければ、お答えいただきたいというふうに思います。後は、総務教育委員会でやります。 ○議長(浅本正孝君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず、基金についてのお尋ねでございますけれども、今回、補正予算を審議していただくということで、今回、基金管理費でいう繰越金の半分を財政調整基金で積み立てるということで、今の見込みで、平成27年度決算では、もうお手元に決算カードをお配りしておりますけど、約22.1億円、平成27年決算度がですね。 そして、今の平成28年度の決算見込みで言えば、約13.1億円に財政調整基金がなるのではないかと、今見立てております。(「決算カード見ておりません」と言う者あり)そうですか。 先ほど、平成27年度決算で約22.1億円。あれと、平成28年度決算見込みでは約13.1億円になるのではないかと見ております。 それと、臨対債につきましては、先ほど申しましたように、やはり国が国がと、県が県がと言われますけれども、私にも市の意地がございますので、やはりそのあたりは。 それと、一応この補正予算で言えば、歳入でお示ししたとおり、今回の普通交付税については、約7億円が振りかえ分になったということでございます。 以上でございます。 ○議長(浅本正孝君) 鬼武健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鬼武良光君) まず、将来、子供が少なくなって、保育園のほうが余って、そういうふうに押しつけられるんじゃないかということですけど、このくだまつ星の子プランのほうは、あくまで5カ年計画ですが、今現在の形で将来を見据えて、保育園の数とかも、園児の受け入れ数というのも考慮に入れて計画しているものであります。 今、ニチイ学館のほうは10年の契約でやられておりますが、10年までの対応には、やっぱり1,270人の受け入れ定員は、現在の下松では必要ではないかと考えております。 この今現在の1,270人の受け入れというのも、むしろ今の状況から、現場の状況から見たら、ちょっと控え目な数字じゃないかと実は思っております。今の社会情勢も共働き率とかも上がっております。この辺も考慮して、渡辺議員さんが言われるほど、極端な状況にはならないのではないかと思います。なったとしても公立のほうで十分な普通の対応でできるんではないかと思っております。 あと、環境に悪い排ガス等ですが、こちらのほうも、本当に十分時間をかけて事業者さんと御協議しております。 今、ニチイ学館は、この近くでは周南市に昨年オープンされました。これも住宅街で混雑したところなんですが、3歳未満児の保育は、ほとんどがやっぱり室内になります。そちらのほうの環境のほうも十分考えられておりますし、そういった運営をされております。外遊びとかもやはり時間を見て外に連れて行かれるとか、その辺も工夫はされていらっしゃいますので、この話も私どもが認める前に十分検討しているものでありますし、事業者さんの御努力を期待しているところでもございます。 ○議長(浅本正孝君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第51号は総務教育委員会に付託をいたします。 10分間休憩をいたします。午後3時28分休憩 午後3時38分再開 ○議長(浅本正孝君) 会議を再開いたします。 △日程第7.議案第52号平成28年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(浅本正孝君) 日程第7、議案第52号平成28年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第52号平成28年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ2,185万円を追加し、補正後の予算総額を69億2,185万円とするものであります。 具体的には、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として、2,185万円を計上しております。 以上の財源として、療養給付費等交付金及び繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) イロハのイなんだけれども、過年度の療養給付費交付金、もらい過ぎちょったのを返還をするというふうなことで、今年度の分で、その同じ療養給付費等交付金で返還をするという。毎年同じようなことを、もらうお金はぐるぐるこう回しよるだけというふうな印象を受けるんだけれども、この理解の仕方は違うんですか。ちょっと説明してください。 ○議長(浅本正孝君) 小田生活環境部長。 ◎生活環境部長(小田修君) 療養給付費等交付金でございますが、これは、多過ぎておったので、返還するというほうが多いんですが、今年度の場合は、不足したので追加で交付されるということでございます。それに対しまして、歳出として国とか県の負担金返還金ということで充てるということでございます。 以上です。 ○議長(浅本正孝君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第52号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第52号平成28年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第53号平成28年度下松市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号) ○議長(浅本正孝君) 日程第8、議案第53号平成28年度下松市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第53号平成28年度下松市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ9,554万5,000円を追加し、補正後の予算総額を48億9,054万5,000円とするものであります。 具体的には、介護給付費準備基金の増額として5,101万8,000円、過年度事業の精算に伴う国・県支出金及び支払基金交付金の返還金として4,452万7,000円を計上しております。 以上の財源として、支払基金交付金及び繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
    ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第53号平成28年度下松市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議はありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決をされました。 △日程第9.議案第54号平成28年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(浅本正孝君) 日程第9、議案第54号平成28年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第54号平成28年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ191万8,000円を追加し、補正後の予算総額を8億1,791万8,000円とするものであります。 具体的には、前年度に受け入れた保険料に対する後期高齢者医療広域連合納付金として、191万8,000円を計上しております。 以上の財源として、繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第54号平成28年度下松市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 △日程第10.議案第55号市道路線の認定について ○議長(浅本正孝君) 日程第10、議案第55号市道路線の認定についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第55号市道路線の認定について、御説明申し上げます。 生野屋西四丁目1号線につきましては、開発行為により造成された団地内の道路を市道として認定するものであります。 この結果、市道路線数は827路線、総延長は約310キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第55号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第55号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 △日程第11.認定第1号平成27年度下松市水道事業会計決算の認定について       認定第2号 平成27年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について      認定第3号 平成27年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について      認定第4号 平成27年度下松市公共下水道事業会計決算の認定について ○議長(浅本正孝君) 日程第11、認定第1号平成27年度下松市水道事業会計決算の認定について、認定第2号平成27年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について、認定第3号平成27年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について、認定第4号平成27年度下松市公共下水道事業会計決算の認定について、以上の4件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 認定第1号平成27年度下松市水道事業会計決算の認定について、認定第2号平成27年度下松市工業用水道事業会計決算の認定について、認定第3号平成27年度下松市簡易水道事業会計決算の認定について、及び認定第4号平成27年度下松市公共下水道事業会計決算の認定についての4議案について、一括して御説明申し上げます。 これらの議案は、平成27年度の各会計について、地方公営企業法第30条の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。 監査委員の審査意見書及び平成27年度上下水道事業年報を御参照いただき、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(浅本正孝君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 決算のやり方についての基本的なことを質問いたします。 平成27年度下松市水道事業剰余金処分計算書(案)というのが出ておりますけれども、資本金、資本剰余金、当期未処分利益剰余金が一番上に載っておりまして、これが当年度末残高、この後、議決によってこれを処分するんでありますけれども、最終的に処分後、資本金のほうに組み入れをすると。その結果、繰越利益剰余金がゼロになるという処分案が出ておるわけですけど、毎年こういう同じ処分の仕方をしておりますよね。繰越利益剰余金をゼロにしなければならない。これは、何か法的な制約があるかどうか、その点を確認をしたいと思います。 ○議長(浅本正孝君) 白木上下水道局長。 ◎上下水道局長(白木正博君) これは、平成26年度に抜本的に会計のやり方というか、基準が変わりましてこういうやり方になっているわけですけれども、今、自己資本金の組み入れのことをおっしゃったんですかね。 今まで、減債の積立金については、直接、資本剰余金に組み入れておったんですけれども、会計の基準が変わりまして、減債で取り崩した部分ですよね。それで使い切るんですけれども、それについては、もう一旦、未処分利益剰余金の中に入れて、それを使った後、議会の議決を得た後、資本金に組み入れなさいという基準に変わったんですよね。それでちょっとこういう変則的なといいますか、ちょっとこう見慣れない処分金、計算書になっているわけですよ。よろしいですかね。 ○議長(浅本正孝君) いいですか。ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(浅本正孝君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております認定第1号から認定第4号までの4件は、建設経済水道委員会に付託をいたします。 △日程第12.監査報告第3号例月出納検査報告について ○議長(浅本正孝君) 日程第12、監査報告第3号監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しをお手元に配付をしておきましたから、御了承をお願いをいたします。 以上で、本日の会議を終わります。次の本会議は、9月5日午前10時から開きます。熱心に御審議、お疲れでございました。午後3時56分散会 ─────────────────────────────────...