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06月10日-01号

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  1. 下松市議会 2010-06-10
    06月10日-01号


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    平成 22年 6月 定例会(3回)平成22年6月10日平成22年第3回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  平成22年6月10日(木曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、報告第3号 平成21年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書 日程第4、報告第4号 平成21年度下松市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書 日程第5、報告第5号 平成21年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書 日程第6、報告第6号 平成21年度下松市水道事業会計予算繰越計算書 日程第7、報告第7号 下松市土地開発公社の平成22年度事業計画説明書の提出について 日程第8、報告第8号 財団法人下松文化振興財団の平成22年度事業計画説明書の提出について      報告第9号 財団法人下松笠戸島開発センターの平成22年度事業計画説明書の提出について      報告第10号 財団法人下松水産振興基金協会の平成22年度事業計画説明書の提出について 日程第9、報告第11号 専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について 日程第10、議案第32号 平成22年度下松市一般会計補正予算(第1号) 日程第11、議案第33号 下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例       議案第34号 下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第12、議案第35号 下松市税条例の一部を改正する条例       議案第36号 下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第13、議案第37号 市道路線の認定について 日程第14、議案第38号 あらたに生じた土地の確認について       議案第39号 字の区域の変更について 日程第15、監査報告第2号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第15まで出席議員(20人)11番  浅 本 正 孝 君        12番  藤 井   洋 君13番  森 繁 哲 也 君        14番  松 尾 一 生 君15番  古 賀 寛 三 君        16番  永 田 憲 男 君17番  河 内 裕 文 君        18番  磯 部 孝 義 君19番  堀 本 浩 司 君        20番  高 田 悦 子 君21番  近 藤 則 昭 君        22番  渡 辺 敏 之 君23番  城 市   進 君        24番  広 戸 一 見 君25番  村 田 丈 生 君        26番  山 本 朋 由 君27番  中 村 隆 征 君        28番  金 藤 哲 夫 君29番  内 冨   守 君        30番  中 谷 司 朗 君欠席議員(なし)                説明のため出席した者       市長             井 川 成 正 君       副市長            森 田 康 夫 君       教育長            相 本 晃 宏 君       水道局長           村 上 篤 志 君       総務部長           原 田 雄 次 君       企画財政部長         棟 近 昭 典 君       生活環境部長         林 惠 二 君       健康福祉部長         村 上 孝 司 君       少子化対策担当部長      網 本 哲 良 君       経済部長           松 原 隆 士 君       建設部長           倉 掛 敏 春 君       建設部次長          竹 尾 惠 雅 君       教育次長           石 田 純 一 君       消防長            田 村 一 正 君       監査委員           白 木 正 博 君議会事務局職員出席者       事務局長           森 重 則 彦 君       事務局次長          大 崎 広 倫 君       庶務議事係          田 中 智 幸 君       庶務議事係          恒 成 知代子 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(中谷司朗君) おはようございます。ただいまの出席議員20人であります。これより平成22年第3回下松市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(中谷司朗君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において中村隆征議員金藤哲夫議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(中谷司朗君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月23日までの14日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。 △日程第3.報告第3号平成21年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書 ○議長(中谷司朗君) 日程第3、報告第3号平成21年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) おはようございます。報告第3号平成21年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。 これは、繰越明許費を設定した事業について、翌年度に繰り越して使用する金額が確定しましたので報告するものであります。 元中小企業勤労者福祉センター跡地整備事業は、解体後の地元との調整及び設計変更に時間を要したため、繰り越したものであります。 全国瞬時警報システム整備事業は、システム高度化に対応した機器整備がおくれたため、繰り越したものであります。 公共施設地上デジタル放送設置事業は、工事施設との調整により、施工時期を考慮する必要が生じたため、繰り越したものであります。 保育料システム改修事業は、工期に時間を要したため、繰り越したものであります。 新型インフルエンザワクチン接種事業は、ワクチン接種対象者の拡大に伴い、助成措置の精算が22年度にまたがることとなったため、繰り越したものであります。 がけ崩れ災害緊急対策事業は、補助金交付申請の手続に時間を要したため、繰り越したものであります。 蓮生寺通り道路改良事業準用河川西村護岸改修事業準用河川浴護岸改修事業、昭和通り川護岸改修事業は、地権者との交渉に時間を要したため、繰り越したものであります。 下松スポーツ公園建設事業は、透水性に問題箇所があり、土地改良の必要が生じたため、繰り越したものであります。 中部土地区画整理事業は、移転補償の協議等に時間を要したため、繰り越したものであります。 公集小学校耐震診断設計等業務は、学校との調整に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 花岡小学校空調設備設置事業は、22年度以降において、交付金事業として採択される見込みが著しく低く、前倒しして実施することとなったため、繰り越したものであります。 土木施設災害復旧事業は、交通安全対策や迂回路の確保により、工期内での完了が不可となったため、繰り越したものであります。 子ども手当システム導入事業地震防災マップ作成業務公集小学校建設事業下松小学校屋内運動場建設事業については、国の補正予算により措置されたため、繰り越したものであります。 大城温泉施設整備事業橋梁補修事業市道舗装改良事業街路灯予防保全事業下松スポーツ公園施設整備事業文化会館施設整備事業については、国の「地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業」により措置されたため、繰り越したものであります。 なお、繰越明許費を設定した内海中部地区地域水産物供給基盤整備事業、災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業地方道路整備臨時交付金事業理科教育設備整備事業につきましては、工事等が年度内に完了したものであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 何点か尋ねたいと思います。 全体としては確認の意味で尋ねるのですけれども、この繰越明許の計算書が出されました。 最初は、総務管理費の笠戸島に渡ったところですが、元中小企業勤労者福祉センター跡地の整備であります。現地に参りますと、既に駐車場が整備で整い、花壇も整っております。雨水排水も解決をしたやに見ますが、きょう、6月10日報告では既に完了していると見ますけれども、それでいいのか。 なお、今後の管理については、一般土木、建設部の一般土木で行うのか、経済部で行うのか、一般土木ではないかと思われるのですけれども、どこがこれから管理をされるのでしょうか。 次に、児童福祉の子ども手当システムの導入事業ですが、本市は、6月15日に子ども手当を市民の方にお渡ししようと手続を進めているようであります。これも、したがいまして、このシステム導入につきましても当然のこと完了していると、このように見るわけですが、これについてはいかがでしょうか。 それから、土木費に行きまして、道路橋梁費の関係で4つの項目が出ております。蓮生寺通りの道路改良、それから橋梁につきましては補修でございますが、3つの橋であったと思いますが、さらには市立道の舗装改良、これは花岡生野屋ですか、西生野屋間、さらには栄町に関しての2路線だったと記憶しておりますが、街路灯の予防保全事業を含めて、この4つの道路・橋梁について、工事完了見通しはいつごろとなる予定で作業を進めるおつもりなのかを報告してください。 裏にまいりまして、都市計画費の中のスポーツ公園ですね。下松スポーツ公園に関して2件ほど出ております。これにつきましても、いつごろの完了見通しなのか。 さらには、額面が少し大きい中部土地区画整理事業につきましても、21年度でこの項に関しては1億9,000万円組んでおったのですが、22年度に8,142万4,000円が繰り越されるという報告になっておりますが、これについてはいつごろの事業執行となる見通しなのでしょうか。 もう一件は、教育費の小学校費の中での公集小学校の建設ですね。これは耐震補強でありますが、この件はいつごろなのか。特に、これは2学期との間の夏休みに集中施工されるのではないかと期待をされるものですが、なるだけ学校経営・授業に影響を及ぼさないようにするやに御報告も既にありましたが、完了見通しはいつなのでしょうか。 下松小学校屋内運動場建設につきましても、これは恐らく2月末、または、これは卒業式は当然利用するという点では、2月末が常識的ではないかと思うんですけれども、これはいかがこれから事業を進めていかれるのでしょうか。 全体としては確認の意味でお尋ねいたします。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず、1点目の元中小企業勤労者センターの跡地でございますけれども、一応工事はこの5月末に終わっております。 それで、管理でございますけど、やはり河津桜等、緑地公園、緑地・園地みたいな形になっておりますので、建設部が適切ではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。 ◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 子ども手当システムの関係でございます。 子ども手当の支給は、今月の15日から段階的にまた支給のほうをしていこうと思っていますけど、今、システムの整備は、一応契約期間9月までということで契約しております。現在は、あの支給のシステム、ですから支給事務についてはもうすべて完了しておりますけど、まだ国への報告の書類のシステム、その辺がまだできていませんので、一応夏過ぎ、9月ぐらいまでには完了する見込みでございます。 ○議長(中谷司朗君) 倉掛建設部長。 ◎建設部長(倉掛敏春君) 建設部に関した質問がございましたのでお答えいたします。 まず、蓮生寺通りでございますけれども、これは今、地権者の方との用地交渉といいますか、こういうことで今作業を進めております。いつまでかとの御質問でございますけれども、できるだけ早くとは思っておるのですけれども、いろいろと交渉の中で話し合うことがございますので、いつまでにということは断言はできません。できるだけ早く話のほうを進めていきたいと考えております。 次に、完了見通しということで、橋梁が3橋ほど御質問がございましたけれども、まず1橋目が下青木橋、それから2橋目が月見橋、3橋目が健児の橋、この3橋でございます。橋の工事をするには、やっぱり雨の時期が過ぎた時期から工事ということで、この3橋それぞれ10月ぐらいから工事に着手できればと考えております。 次に、街路灯の件ですけれども、これも今、古い街路灯を新しいものに取りかえることを考えておるのですけれども、今現在、この古い街路灯、取りかえる古い街路灯の把握の調査をしております。調査が完了した時点で、一気にやってしまおうと考えております。 それと舗装改良の件でございますが、これは栄町2号通りの舗装と久保花岡の3の舗装でございます。栄町の2号通りの舗装につきましては、先日入札がございまして、6月、もうそろそろ工事のほうが着手されると思います。もう一本の久保花岡線につきましては、7月から工事ができるようにということで、今準備を進めているところでございます。 それから、スポーツ公園の絡みでございますが、1件がろ過装置を切りかえる工事と、もう一つが芝の関係ですけれども、ろ過装置を切りかえる時期につきましては、清掃工場との兼ね合いがありまして、それと温水プールが年に1回点検の作業を行います。その時期に合わせて、ろ過装置も一緒に取りかえをしようと考えております。 あと、芝の関係ですけれども、まき芝という工法で芝の育成を図っておるのですけれども、天候不順とか土質の関係で一部生育がおくれているようですが、今確認したところ、芽のほうがどんどん出てきておる状態です。これについては、一定期間でもう一度様子を見て、それから判断するという作業が出てきますので、もうちょっと時間がかかると思います。 あと、それと中部土地の区画の件ですが、これにつきましては、今回繰越明許のほうに上げておる金額の中で、既に済んだものも何件かございます。主に道路の築造の工事、それと家の移転補償の絡みでございます。両方はセットになっておりまして、補償と道路とそれぞれ連動して進めているということです。主に補償のほうは後半金ということで、工事が終われば、当然後半金も支払われるということで、その時点で完了と、これもできるだけ早く進めていきたいと考えております。今のところ順調に進んでおります。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 石田教育次長。 ◎教育次長(石田純一君) 公集小学校耐震補強工事でございますけれども、議員がおっしゃいましたように、夏休み中に音の出る工事を集中的に行いまして、一応11月末を完了予定にしております。 それから、下小の屋内運動場でございますけれども、2月末完了予定、卒業式には間に合うことになっております。 以上でございます。
    ○議長(中谷司朗君) 城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 全体を通じてお尋ねするのですが、一例を挙げますと、市立道の整備は、国の補助金、あるいは単独上乗せもありまして、13年と言うべきでしょうか、15年前ごろ、20年前ごろは毎年7億円、8億円を投じて、下松の道路をよくしてまいりました。上の建物の建築の部分がありますが、お尋ねしたいのは、こういう繰越明許、当然これは、常識的にどこでも繰り越しというのはされて、報告義務はあるんですが、ひところに比べて、下松を引き合いに出しますと、国道2号の花岡拡幅ですね。210億円かかりました。188号線の山手バイパスですね。山陽自動車道は随分昔にやりましたが、全体としては、建設事業、土木事業は減っておりますですね。そういう中で業者も減っておると、AランクもBランクもCランクも減っていると。 そこで尋ねたいのは、業者数が狭まったといいますか、少なくなったことによる全体としての公共事業の遅延というのはあるでしょうか。全体としてはどのようにつかまれて、少なくとも下松市としてはどのようにつかまれておられますか。業者数が少なくなったことによる事業の延伸または遅延というようなことは、どのように全体としてはつかまれておるでしょうか。この点、1件だけ御報告ください。 ○議長(中谷司朗君) 倉掛建設部長。 ◎建設部長(倉掛敏春君) 今回の繰り越し、従来に比べてちょっと多いように見受けられると思いますが、これは昨年の大雨の関係で、いろいろとその対応に時間を多くとられたと、あと、それと経済対策関係でいろいろな事業がふえたということで、たまたま今回繰り越しというのがふえておりますけれども、通常であれば、多少は出てくるとは思うのですが、ことしのような、こういう事例は余りないとは考えております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第3号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第4.報告第4号平成21年度下松市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書 ○議長(中谷司朗君) 日程第4、報告第4号平成21年度下松市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 報告第4号平成21年度下松市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。 第12工区公共下水道工事は、ガスタンク増設工事を行う前の基礎築造工事の試掘調査において、当初想定の土質と異なり、くい基礎の再検討に時間を要したため、繰り越したものであります。 竹屋川5号幹線整備事業は、地権者との交渉に時間を要したため、繰り越したものであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第4号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第5.報告第5号平成21年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書 ○議長(中谷司朗君) 日程第5、報告第5号平成21年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書の提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 報告第5号平成21年度下松市一般会計予算事故繰越し繰越計算書について御説明申し上げます。 国民宿舎施設改修事業は、工事中の事故により、工事施工がおくれたため、繰り越したものであります。 準用河川宮本護岸改修事業は、天候不順により、工事施工がおくれため、繰り越したものであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 先日、議会のほうにも、この揚湯ポンプのことでの報告文書が来ていますが、あれを見ますと、「なお数カ月を要する」と書いてあるのですね。6月までには何とかなるだろうということが、まだならなくて、あと数カ月ということが文書として出てますけれども、その辺の見込みは、数カ月たって、また数カ月ということになるというのは非常にまずいことなので、そのあたりはどういう──見込みじゃから立たないっちゃ立たないんだけれども、ずるずるっといくのが一番私は悪いと思うのですね。 ですから、日限を切るなりして、そこで見通しが立たなければ、別なことを検討するという必要もあるんじゃないかなと思うのですけれども、そのあたりはどういう対応をこれからなさるのか。やってみたけど、だめだった、またやってみるという、そういう繰り返しは私はまずいと思うので、日限を切って、その段階で判断をすると、対応策をということも求められるんじゃないかなと思うのですが、そのあたりはどういうふうに考えておられますか。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) 先月の26日付で、議会のほう、皆様方のほうには、ポンプの取りかえ工事の現状について御報告申し上げたところでございます。その中で「揚湯ポンプ引き揚げまでには、なお数カ月を要する見込みでございます」と、このように表現しているわけでございますが、今、工期の変更をやっております。これは一応8月末までといたしております。今、渡辺議員から御質問のございました日にちを切ってということでございますが、一応工期の変更は8月末までと。 おっしゃるとおり、またやってみて、また数カ月かかるのではないかということになるのではなかろうかということですが、私どももその懸念はぬぐえませんけれども、もうこれは毎日、電源ケーブルが、きょうは数メートル、あしたは、10メートルというような引き揚げ状況の中で、それで計算して、多分このぐらいはいけるであろうという見込みを持っております。ただ、見えないところをやっていただいておりますので、なかなか見通しが難しいところでございますが、一応今はそういう状況でございますので、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 井川市長。 ◎市長(井川成正君) 皆さんに御心配かけて申しわけないと思います。実は、私も一番、理事長としていらいらしておるのが現実でありますが、時間がかかるのは、基本的にはあのパイプが途中で折れて、そしてこう電線がつないでおります。それをつまむ道具をつくるのに何カ月、10日とか20日とか、工事をしょっちゅうやっているわけじゃないですね。だから、そういう工具をつくるための期間がかなり長くかかっておることは事実なんですね。 しかし、不可抗力として私も考えておりますので、余り相手をどんどん責めていくということは私の性格でできませんが、日常もう建設部の担当と経済部長が状況の報告はしておりますが、今松原部長が言ったような状況でありますが、今度はうまくいくであろうと、こう思っております。少しずつでも上がっていけばですね。ただ、道具をつくるのに10日とか20日とかかかるわけです。それが長くかかっておることだけは事実でありますので、こういう状況で、皆さんに御迷惑かけておることをおわびしておきます。 ○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 地下500メートルのところだからね。おまけに目に見えないということで、手探り状態というのもよくわかりますし、それは理解はするのですけれども、際限なく前に延ばしたのでは、4億円以上市民の税金で整備をしたというね。温泉を掘るのは7,000万円ぐらいでしたかね。それくらいでしたけれども、全体を、それに関連して4億円以上のお金が投じられたということを考えたときに、あのずるずるっといくのは一番まずいやり方だと思うのでね。 今、8月末を一つの日限として、工期をそこまでだということのようですから、その時点で判断をするということになるのかもしれませんけれども、やはりそういう一定のけじめをきちんとつけて次を考えると、ずるずるといくことが一番まずいと思うので、そのあたりは8月末までの工期を延長してのそういう復旧作業の内容を注目したいと思いますけれども、執行部でもうそのあたりはめどを立てて、今後の対応をどうするかということも当然お考えだと思いますけれども、そのことを指摘しておきたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第5号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第6.報告第6号平成21年度下松市水道事業会計予算繰越計算書 ○議長(中谷司朗君) 日程第6、報告第6号平成21年度下松市水道事業会計予算繰越計算書の提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 報告第6号平成21年度下松市水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。 まず、配水管布設工事費の繰り越しについてであります。これは、中部土地区画整理事業に伴う配水管布設工事でありますが、道路工事のおくれにより工期を延長し、これに係る工事費を平成22年度に繰り越すものであります。 次に、配水管布設設計業務委託料の繰り越しについてであります。これは、配水本管布設替工事に係る設計業務委託でありますが、県の河川改修計画の見直しに伴い、業務がおくれるため、委託期間を延長し、これに係る委託料を平成22年度に繰り越すものであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第6号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第7.報告第7号下松市土地開発公社の平成22年度事業計画説明書の提出について ○議長(中谷司朗君) 日程第7、報告第7号下松市土地開発公社の平成22年度事業計画説明書の提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 報告第7号下松市土地開発公社の平成22年度事業計画説明書の提出について御説明申し上げます。 この報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、下松市土地開発公社の平成22年度事業計画説明書を議会に提出するものであります。 まず、公有地取得事業につきましては、都市計画道路青木線用地の維持管理の費用として、20万円を見込んでおります。 また、土地造成事業につきましては、ふくしの里残用地の維持管理の費用として、150万円を計上しております。 次に、公有地の処分につきましては、末光用地の一部を1,950万円で、また、青木線用地の一部を4,954万6,000円で下松市に売却処分するものであります。 次に、完成土地の処分につきましては、ふくしの里、多用途施設用地の一部を社会医療法人同仁会と平成18年に締結した土地売買契約に基づき売却処分するものであります。今年度は、前半金として譲渡代金の半額に当たる1億5,450万円の売約収益を見込んでおります。後半金につきましては、5年後の平成27年度末に支払われる契約となっております。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 平成22年度の下松市の土地開発公社の事業計画、今報告がありました。1ページの事業の概要説明、さらには予算書、収入の予算、歳出の予算が数字の上でも文字でも出されています。 そこで、3つほど聞くのですけれども、当時医療法人同仁会と交わした平成18年11月の土地売買契約で、これで2回に分けて下松市に多用途用地の地所代についてお支払いをしますと、1つは平成23年に2分の1を入れますと、残りは平成28年に入れまして、全部入れた時点で所有権の移転も整えますと、こういうことが平成19年6月の定例議会で説明、答弁がありました。 ここで指す平成23年、22年度の事業予算に当然なるのですが、この23年というのは、つまりは22年度会計末の3月末日までを具体的には指すことになるのかですね。1月ぐらいになるのか。今は金利が余り違いませんから、神経は要らないかもしれませんが、具体的には何年何月を指すのか、さらに、28年につきましても何年何月を指すのか、これを2点ほど。 それから、雑収益で今は駐車料ですね。職員駐車場としてお貸しをしているわけですが、630万円を22年度いただくようになっておりますが、23年度からは、つまり半額の315万円になると、こういう理解に普通なるのですが、それで押さえとっていいものかどうなのかですね。 それから、これは親会計と言ったらおかしいですが、開発公社と下松市一般会計との関係がちょっとあったやに記憶しておるのですが、一般会計にこれは戻すということになるのですかね。この関係は、そこの同仁会から下松の土地開発、事実上下松市でありますが、入るのですが、会計との関係は、土地開発公社と一般会計との関係、これはやはり必然になると私は思いますが、この点はいかがでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(中谷司朗君) 竹尾建設部次長。 ◎建設部次長(竹尾惠雅君) まず、平成22年という表現があるが、いかがかという質問だと思いますけれども、平成23年の3月末日ということで御理解いただきたいと思います。 それから、2番目ですけれど、駐車場、要するに半分を処分するということですけれど、駐車台数につきましても、原則的には半分になるだろうと思いますけれど、まだ協議を調えておりませんので、はっきりしたことは申しあげられません。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) お尋ねのこの処分金でございます。約2分の1が入ってきますけれども、これはやはり開発公社のプロパー事業でございますので、その処分金については、やはり開発公社がどのようにされるか、その御意向にあると思います。    〔「1点抜けておるのは、28年とは何年何月を指すかということを聞いておりますので、平成28年とは何年何月を指すのか」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 竹尾建設部次長。 ◎建設部次長(竹尾惠雅君) 済みません。これも同じく3月末ということでお願いしたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) さっき質問があって、それはもう開発公社が考えることで、企画財政のところが考え答える話ではないという答えがあったけれども、ここは議会であるし、市と開発公社の関係で、まだ無利子融資はされているのじゃないですか。その辺で、さっきの質問は無利子融資との関係で、それだけのお金が開発公社に入るけれども、それは市のほうに、本会計のほうに返す、そういうことを考えているのかという質問なわけで、それはそれで開発公社の話ですという答弁は、ちょっといただけないと思いますよ。ですから、副市長もおられるわけで、企画財政部長もたしか開発公社の役員でいらっしゃいますよね。だから、さっきのような答弁はやめましょうよ。 で、どうするのか。当然お金を遊ばしていても、開発公社も無駄なことですからね。計画があれば、それはそれでそっちのほうに充当するということになろうかと思いますけれども、プールしておくだけじゃ意味ないことですし、当然無利子とはいえ市民の税金の一部ですから、やっぱり有効活用するという観点からすれば、一般会計のほうに、市のほうにきちんと返してもらって、全体の財源として活用していくということが当然の対応だと思うけれども、そのあたりはどういう検討をしているのかという質問ですから、きちんとそれに真正面から答えてください。お尋ねをします。 ○議長(中谷司朗君) 森田副市長。 ◎副市長(森田康夫君) ふくしの里の整備事業に伴いまして、平成8年度に1億8,000万円、それから9年度に5億円、合計6億8,000万円、下松市が長期の貸し付けを行っております。これに対して、その後、ふくしの里の処分が進んだということもありまして、平成16年度に2億円、平成19年度に1億円、今3億円返済をしております。ですから、残りが3億8,000万円、土地開発公社がお借りしているという状況であります。 それで、今、この平成22年度の公社の資金計画、これが今お手元の資料の4ページをお開きいただけたらわかりますけれども、資金的には、今渡辺議員も御指摘のように、決して返済することが不可能な状況ではありません。ただ、この返済の時期につきましては、一般会計のほうともよく協議して返済時期を決めたいと、このように考えております。 もう一つ、今ふくしの里で一つまだ決着というか、未解決の問題がございます。これはケアハウス用地ですね。これが今どういう処分になるのか、民間でそういった社会福祉施設としての建設用地としての引き合いもございますし、また将来、下松市も特に老人・高齢者福祉施設、こういったものを拡充する用地として必要かもしれないというところもありますので、今いろいろ内部で協議をしているところであります。 ただ、現実問題として、非常にその後土地の地価の下落ということがございまして、当初見込んでおった単価での処分というのは極めて難しいであろうと、ただ、そうはいいましても、全体の中で、この土地開発公社全体の経理の中では吸収できない内容ではないとは思っております。その辺のこともありますので、もう少し慎重に一般会計とも返済の時期を協議してまいりたいと、このように考えております。私は今理事長の立場で申し上げております。そういうことで、単純に申せば、今時点、このお金が入れば、決して不可能ではないと、そのように思っております。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第7号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第8.報告第8号財団法人下松文化振興財団の平成22年度事業計画説明書の提出について       報告第9号 財団法人下松笠戸島開発センターの平成22年度事業計画説明書の提出について       報告第10号 財団法人下松水産振興基金協会の平成22年度事業計画説明書の提出について ○議長(中谷司朗君) 日程第8、報告第8号財団法人下松文化振興財団の平成22年度事業計画説明書、報告第9号財団法人下松笠戸島開発センターの平成22年度事業計画説明書、報告第10号財団法人下松水産振興基金協会の平成22年度事業計画説明書の提出がありましたので、市長から一括して報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 報告第8号財団法人下松文化振興財団の平成22年度事業計画説明書の提出について、報告第9号財団法人下松笠戸島開発センターの平成22年度事業計画説明書の提出書について及び報告第10号財団法人下松水産振興基金協会の平成22年度事業計画説明書の提出について、一括して御説明申し上げます。 最初に、下松市文化振興財団について御説明いたします。 文化会館では、市民生活の中に芽生える幅広い文化活動を振興・助長し、個性豊かな地域文化の進展を図ることで、「豊かな心と文化の息づくまちづくり」の推進に寄与するとともに、利用者へのアンケート調査等を実施し、市民の生の声を反映することで、だれもが安全で安心して施を利用できるよう、良好な維持管理運営に努めております。 本年度の自主事業につきましては、「劇団四季のミュージカル」を皮切りに、宝くじの助成を受け、ファミリー層を対象に開催いたします。 「劇団東少ミュージカル・シンデレラ」や「森山良子コンサート」など幅広い層の方に楽しんでいただける事業を実施いたします。 これらの自主事業のほか、幅広く市民の皆さんに鑑賞していただけるよう、音楽、演劇、芸能等多様なジャンルの催し物を実施し、本市が進めております「笑いと花と童謡」のまちづくり、さらには、市民の皆様の夢と希望につながる特色ある事業を行うこととしております。 旧市民ロビーの有効活用といたしましては、市民の皆さんが、気楽に集まり、交流できる市民参加型のイベントや体験コーナーなどを企画・提供し、新たな文化な可能性を創造してまいります。 また、吹奏楽のまち下松を推進するために、引き続き、下松吹奏楽団の活動を支援することとしております。 さらに、教育委員会、文化団体、企業などとの連携及び財団会員の増員を図り、より多くの鑑賞の機会と参加の場を提供し、市民の皆さんに「親しまれ・喜ばれ・愛される」会館運営に努めてまいりたいと考えております。 次に、財団法人下松笠戸島開発センターについてであります。 国民宿舎お大城の平成22年度の事業につきましては、本年1月の休館時に発生いたしました温泉ポンプ取りかえの事故の回復までの期間が予定以上に延びており、事業収入にも影響が出てくることが懸念されますが、聖域なき経費削減を継続して実施し、目標達成に努力してまいります。 したがいまして、本年度は、客室30室、会議室4室に対しまして、予定利用者数を、宿泊については1万1,800人、食堂を4万500人、日帰り温泉客数を8万6,000人として、1日平均予定利用者数を、宿泊32人、会議室50人、食堂112人、日帰り温泉客239人と計画しております。 下松市老人福祉センターの事業につきましては、施設利用定員240人に対し、予定利用者数を1,050人、1日平均利用者数4人と見込んでおります。 下松市笠戸島家族旅行村の事業につきましては、本年度も施設の使用期間を7月、8月の2カ月間とし、ケビン4棟、キャンプサイト19サイト、バーゲキューガーデン15卓の施設数に対して、予定利用施設数をケビンについては145棟、キャンプサイト280サイト、貸しテント46張、バーゲキューガーデンは184卓とし、1日平均利用施設数をケビン2.4棟、キャンプサイト4.7サイト、貸しテント0.8張、バーゲキューガーデン3.1卓と計画しております。 最後に財団法人下松水産振興基金協会についてであります。 種苗生産供給事業につきましては、放流用としてマコガレイの採卵・ふ化を行い、順調に育成しております。 事業により放流効果が認めらえるため、本年度より周南地域栽培漁業推進協議会の放流尾数も増加しております。 今後も引き続き、定着性の高い魚種であるマコガレイの育成に取り組むとともに、新たな出荷先の拡大に努めてまいります。 中間育成放流事業につきましては、ヒラメ、ガザミなど9魚種約100尾の中間育成を継続して行い、周南地域の海域に放流いたします。 また、アカガイの育成方法も確立していることから、現在の約100万個の生産体制を維持しつつ、その他の魚種についても、歩どまりの向上、放流時には活力ある種苗になるよう飼育技術の向上など、需要の拡大が図られるよう努力してまいります。 養殖事業につきましては、自然条件や市場価格などが、経営面に大きな影響を及ぼします。 このため、トラフグ養殖につきましては、効率的な生産と出荷を行うため、近隣を中心とした出荷体制の確保に努めてまいります。 また、ヒラメ養殖につきましては、水産資源や地域の観光資源として重要な役割を担っていることから、引き続き、歩どまりの向上と適正かつ効率的な出荷が行えるよう努めてまいります。 今後も、経費等の縮減に努め、生産物の歩どまりの向上、生産管理の工夫等に力を入れ、栽培漁業センターの経営健全化を進めるとともに、水産資源の維持拡大、水産業の発展に寄与し、水産振興に貢献してまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 報告の8号、下松市文化振興財団、いわゆるスターピアのことですが、2ページを開きますと、開館をして17年目を迎えますと。そして、その上に市民の皆様の要望に対応するために昨年のことですが、平成21年7月に市民アンケートをおとりになったと、このように御報告がございます。この調査結果をもとに意見を解析をし、これからの安全安心の施設と、維持管理、さらには自主事業の企画及び運営に生かしてまいりますと、このような報告でございます。 そこで、このアンケートはサンプル数がどれぐらいで、そのサンプルの中でどういう特徴的な御要望があったのか。たしか予算議会ではこれはまだお示しをしていただいてないと思うのですが、どういうサンプル数でどういう要望が上げられているのか、この点について御報告いただけないでしょうか。 ○議長(中谷司朗君) 石田教育次長。 ◎教育次長(石田純一君) 大変申しわけないのですが、ちょっとこのアンケート調査の資料をきょう持ち合わせておりませんので、委員会のほうで資料提出させていただきたいと思います。申しわけございません。 ○議長(中谷司朗君) 石田教育次長。 ◎教育次長(石田純一君) サンプル数と主な意見、こういったものを休憩時間を使って調べてすぐに議員の皆さんにお配りしたいと思います。それでよろしいでしょうか。申しわけございません。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑ありませんか。松尾一生議員。 ◆14番(松尾一生君) まず、文化振興財団について1点ほどお伺いしたいと思います。 1ページのところに3の(2)ですか、自主文化事業というのがありまして、項目が①から⑦まで並んでおります。昨年度の事業計画説明書と比較いたしますと、①から⑤までは、この自主文化事業につきまして、項目がほとんど同じなのですが、先ほども市長のほうから御説明がありましたとおり、⑥と⑦につきましては、このたびの自主文化事業の意欲が示されているところであります。 私が昨年の12月に、この下松市の文化人をぜひ応援していただきたいという形で、この文化についての一般質問をさせていただきました。その際にも、この文化振興財団の自主文化事業についてぜひ充実をしていただきたいという御要望もしたところであります。 そこでお尋ねをしたいのは、この⑥の、先ほどの御説明がありましたが、市民の皆様に文化を身近に感じていただきたいとの思いで運用を開始した、このハートフロアです。以前はたしかテレビ機器のようなものが置いてあったところ、スペースであろうと思いますが、これがいつごろから開始をされて、そして、今どのようなこのハートフロア利用されているのか、また、今後どのようにこれを市民に開かれたものにしていかれるのか。もし御説明いただけるのであれば、それを教えていただきたいと思います。 第2点は、水産振興基金協会について2点ほどお尋ねをしたいと思います。 とる漁業からつくる漁業への転換の一つのシンボル的な存在でありますこの栽培漁業センターでございますけども、私が属しておりました緑風会という会派がありましたが、その会派で視察をしたことがあります。それは、昨年の2月に視察をしたものですが、財団法人大阪府漁業振興基金水産技術センターというところです。これは大阪府の財団法人でございまして、栽培漁業センターと同様の活動をしているところです。 そして、下松の栽培漁業センターからこのマコガレイを買いつけてらっしゃるのです。私どもも説明を受けましたが、大阪湾のその海域でいろんな実験をされていらっしゃいます。それは、下松の栽培漁業センターから買いつけたマコガレイの稚魚です。それを大阪湾でいろんな海域で実験をされて、それで、結果としては、ある海域では生育状況がいいという報告も受けたところで、それをもって、ぜひこれからも下松のその稚魚を買いつけてほしいという要望もしてまいったところであります。 その後、そのマコガレイの稚魚が、この栽培漁業センターからこの大阪府の水産技術センターのほうに買いつけの状況、今後どのような見通しになっているのかについて1点お尋ねをしたいと思います。 2点目は、ホシガレイという魚であります。このホシガレイという名前が、今回の事業計画説明書の中の魚種の中には出てまいりません。けれども、この大阪府の水産技術センターに視察をしましたところ、カレイの背中に星の模様がついえているカレイを私どもは説明を受けたのです。星といえば下松であろうということで、「星ふるまちくだまつ」のカレイには星の模様がついている、これはいい魚だということで、それ以来私どもも機会あるごとにこの栽培漁業センターの皆さんにも、この実験、研究をぜひしてもらいたいというお話をしてきたところでありまして、このたび、新しく22年度の事業計画も示されておるところでございますが、このホシガレイについての名前が、記述が見当たりません。これからもぜひ検討、研究していただきたいと思っておりますが、その点について今後の見通しなりお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(中谷司朗君) 石田教育次長。 ◎教育次長(石田純一君) ハートフロアの件でございますけども、昨年の7月の25日の日に旧市民ロビーといいますか、健康ライブラリといいまして、一応健康器具等を事務所の前のへんに置いてたんですけど、これが老朽化しましたんで、これを撤去したスペースを活用して、いろんな市民の皆様に文化を身近に感じていただきたいと、そういった運用をしていくことにしました。 そして、今までに地元のロスコイジスの皆さんであるとか、あと保育園の皆さんのクリスマスのハンドベルのイベントであるとか、あと星プラザ教室のクリスマス作品展とか、そういったことをやってきております。 この事業計画の⑥に書いてありますように、発表したい、また聞いてみたいという方が気軽に集まれる場所としてやりたいと。ですから、12月に松尾議員が意図された質問とは若干違うかもしれませんけども、地域で地道に活動されている文化人の方、こういった方の発表、また活動の場を広げることにもなるのではないかと思っております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) 松尾議員から2点ほどお尋ねをいただきました。1点目のマコガレイの大阪府からの買いつけはどうかということでございますが、事業計画説明書の3ページの上の(1)に種苗生産供給事業計画というところがございます。マコガレイが種苗生産尾数50万、そのうち真ん中あたりに10万尾が大阪府漁業振興基金となっております。そういったことで、大変な数大阪府から買っていただいております。 これは、当時の緑風会で行かれまして、半分営業活動をしていただいたような格好になっております。当時の議員の方々に大変感謝を申し上げるわけでございます。そういったことで安定した供給ができるようになっておりますので、御安心をいただきたいと思います。 それから、2点目のホシガレイ、22年目の事業計画にはのっていないがどうだろうかというお尋ねでございます。このホシガレイにつきましては、私もちょっと調べてみたのですけども、昔はこの近海にも、ヤマブシと名前でいたそうですね。私もはっきりわからない、見たことがないというのが実情でございます。資料に書いてあるとおりを申し上げるわけですけども、その身は淡白な味わいで大変美味であるということで、この辺は少なくって、今はほとんどいないみたいな感じですが、2キロぐらいになりますと大変高級な魚で幻のカレイと言われているらしいです。そういったことを、議員のほうもいろいろとお聞きになられたことだと思いますけども、実はこの事業計画は水産振興基金協会でございますけども、別に周南地域栽培漁業推進協議会というのがございます。これ毎年海開きにあわせまして、PR事業をやっておるわけですけども、ことしも7月の16日にPR事業として放流を笠戸島のコースタルリゾート、海上ブロムナードのところでやるということで、今計画を立てております。その中で、栽培漁業推進協議会のPRも兼ねて放流事業を行うわけですけども、このときにその推進協議会の予算を若干いただいて、マコガレイ、放流尾数は何百程度と思いますけども、やってみようということに、ホシガレイを放流してみようということにしております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 1点は、笠戸島開発センターの関係です。先の報告にもありましたけれども、例の事故の関係の影響というものも、一定のものがこの計画でも出てるのかなと。前年に比べて3,000万円ぐらい企業収入が減となっているというところも、そういうことなのかなということで、先ほどちょっと日限を切ってという話もさせていただきましたが、もう一つ、全く触れられてないのでどう考えてられるのかなというのが、例の耐震診断で深刻な数値が出ているのに、全くそのことが省みられてないように思うのです。そのあたりは、文面にしてないだけの話で、内部的には当然深刻に考えてらっしゃるんだと思うのですけれども、そのあたりはどのように対応されるのか。 今年度に公共施設の耐震化の計画を立てるという、それはそれで必要ですけれども、日々お客さんをお呼びしてるということからすれば、やっぱり来訪者の安全を守るというのは、第一義的にやらなきゃならない問題の一つだと思います、客商売であれば。そのあたりではどういうスタンスで対応をしておられるのかが一つお尋ねをしておきたいと思います。 それから、水産振興基金の問題です。毎回計画書、決算書のときにはいろいろお尋ねをしてきたのですが、これきょうは計画書ですからあれですが、いずれ近々には決算書も出てくるだろうと思うのですが、やはり私が今までも申し上げてますように、中間育成放流事業というのは、水産資源を増殖をしていくということからすれば、多少の赤字が出ても、一般財源を投入しても、それはそれで必要な事業だろうと思うのですけれども、養殖、いつもこの養殖そのものが全体の足を引っ張っているんじゃないかという指摘は今までもさせていただきましたが、このヒラメも笠戸ヒラメというのはわかるのですけれども、放流をして、いわゆる養殖じゃなく、湾内なり周辺で漁獲も上がってるのではないのかなと思うのです。そういうことを考えたら、いつまでもここに採算がとれないままにずるずるといくのはどうなのかなと。 それぞれの種苗生産、中間育成、養殖事業、それぞれの事業ごとの収支について、やはり決算のときにはきちんと出していただき、これからどうすべきかということを検討するそういう素材を我々にも御提供いただきたいと思うのですけれども、そのあたりはどういう検討なり対応をなさるのかお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) 大城の耐震の件と水産振興基金協会の養殖事業、種苗生産、中間育成、この件についてお尋ねでございますけども、まず、大城の耐震の件でございますが、まだどうするかというところには着手しておりません。したがいまして、今どういうスタンスでいるのかということでございますけれども、ここで答弁申し上げることはできませんので、御理解をいただきたいと思います。 それから、水産振興基金協会の種苗生産、中間育成、養殖事業それぞれについて収支を明らかにしてはどうかということでございますが、私もそういうことが可能なのかどうかちょっとわかりませんので、それは勉強させていただけませんでしょうか。この場では何とも申し上げられませんので、妙な答弁で大変申しわけないんですけども、一応御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 森田副市長。 ◎副市長(森田康夫君) 栽培漁業センターの経営に関しての御質問に、補足してお答えしたいと思います。 今御質問の中で、養殖事業が全体の経営の足を引っ張ってるのではないかというお話がございました。確かに一部の魚種については難しいものもございます。ただ、ヒラメ等に関しては、決してそういう状況にはありません。今、仮に養殖事業を全部やめてしまったということになれば、市から赤字補てんのために多額の補助金を出す必要があると思います。ですから、そういう面からいえば、今養殖事業をやることの意義はあると思います。 もう一点は、種苗の育成の期間といいますか、これがある程度春から夏、秋という比較的時期的には限られた期間になっています。ですから、もうこの事業が終わったらやることがないということもあるわけです。ですから、今の職員が、今の体制で果たしていいのかどうか。とはいっても、種苗の生産そのものも一時期は非常に重なるわけですから、一定の人数も要ります。 ですから、現体制を維持しながら、この経営を進めていくということに関しては、養殖事業に取り組む意義はあると思います。 もう一点は、やはり漁業者へのいろんな指導といいますか、そういった側面もございます。実際やってないと単純に指導もできないわけです。ですから、先ほど市長の説明の中にございましたように、今トラフグに関してはある程度絞っていこうと。非常に不況の影響で単価もおちております。それから、数量も伸びません。こういった実態がありますので、今トラフグに関しては、ある程度数を減らしていくと。 それから、ヒラメについては、順調な需要がございます。そこそこの単価でも売れておりますし、これは水産振興基金協会の経営に明らかに寄与してます。 ちなみに、これは21年度の決算のときに正式には申し上げるようになると思いますけれども、平成21年度決算は、大変な不況の中で何とか1,000万円を超えるプラスを計上することができました。そういったことで、今、センターの職員も非常に本気になって、自分たちのこととして今取り組んでいます。ですから、大変景気とか自然とか、いろんなものに左右される側面はございますけれども、今のところ非常に頑張っておるというのが実態だと思います。 今種苗生産についても、本来であれば、この81号海域、周南市、下松市のこの地先だけの振興に本来なら努めるべきでありますけども、実際には、それを超えてはるかに県内あるいは県外にも種苗の供給をしてます。ある意味、これはそういうことで経営を補っているという状況もございます。 そういったことで、いろんなことに取り組みながら経営の改善に取り組んでまいりたい、このように思っております。どうか議員の皆様方も、栽培漁業センターにぜひ足を運んで、現場を見て職員の激励もしていただけたらと、このように思います。 以上です。 ○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今答弁伺ってて率直に感じることは、大城について、検討にも着手をしていないというのは、客商売としては、スタンスがそれはちょっとどうなのかなと。決定的な弱点になると思います。そこは早い時期にそのあたりの対応策を考えないと、宿泊客の安全、来訪者の安全を守るという、そういうことが欠けているということになりかねませんので、そのことは指摘をし、前に進めていただきたいと、そのことをお願いをしておきたいと思います。 それから、それぞれの事業ごとの、そういう手法ができるかどうかわからないと部長はお答えになり、副市長は黒字が出てると、貢献をしているんだということですから、分析はできるみたいです。トータルで今まで何回も何回も言ってきたけども、魚価が下落をしということで、市から貸し付けてるお金もなかなか返ってこないわけ。収支とんとん赤字になる。赤字になるから900万円も運営費にもう回さざるを得ない。回してさっきのお話では1,000万円ぐらいの黒字。それは、税金も含めて1,000万円ですよね。1,000万円の中身に税金も入ってるわけだ。 だから、その辺では、それぞれの事業について収支を明らかにし、全体で、さっき言いましたように、私は中間育成だとかいうものは金がかかるのは、これはしようがないと思う。税金突っ込んだって。それは水産資源をふやしていくという、そういう目的ですから、目的を持った税金の投入というあり得ると思う。 しかし、一方で商売をするのに、採算がとれなきゃ、それは徹底をするのが当たり前の話で、その辺が、話だけのことじゃなしに、データを見ながら分析をする、そういうものを我々にも提供していただいて、みんなでどうあるべきかというのを考える必要があるんじゃないかというのが私の先ほどの質問ですし、それに答弁もいろいろおっしゃるわけで、そういうものはやっぱり我々にも出していただいて議論を進めようじゃないですか。ですから、きょうは事業計画ですから、きょう出せと言ったって無理な話ですけれども、決算の数字が9月には出てくるんだろうと思うのですけれども、その段階がそういうような分析をした内容について資料提供をしていただくことをお願いをしておきたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありますか。内冨 守議員。 ◆29番(内冨守君) 財団法人の下松市笠戸島開発センターの事業計画について、二、三お聞きしたいと思います。 高度不況ということで非常に苦しい経営と書いてございます。この基本方針の中で大変厳しい環境の中で予算をつくられていると、こういうことになっております。また、悪いことに、温泉事業がトラブルを起こしまして、追い討ちをかけたような形になっているんではないかと想像いたしますが、国民宿舎の予定利用数とか、ここに上げておられます。その中で、宿泊です。1万1,800、これの稼働率、どの程度になっておるのか。恐らく20%以下ですか、それから、会議室、それから、食堂の人数ですか、こういうふうに上げておられます。そうして、温泉と上げておられますが、今は温泉については、温泉というより入浴ですか、これが8万6,000人と上げておられます。そうしまして、契約のときには日に200人で360日入れば7万2,000人ぐらいだろうというのですが、この計画を見ますと、入浴だけで8万6,000人入ってくると、こういう計画を立てておられます。そういうことで、予算の考え方がちょっと甘いのではないかなという気がしております。大変この不況の中で、集客、接客、メニューが重点項目に置かれるというふうにしてはちょっと甘いのかなと。そして、集客を重点項目に上げておられますが、どのような集客を考えておられるのか、その辺もお聞きしておきます。 それと、事業収入に移りますが、7ページです。事業収入2,300万円ダウンしております。この2,300万円をダウンさせた理由です、見込み。結局、宿泊がどの程度、それから、宿泊の食事代ですか、それから、ほかに大きなものとしては、家族が食事に来られる、または宴会をされると、こういう数値が大きくおちているんではないかと思いますが、その辺のところがこの予算書では全然わかりません。そういうところをどういうような見込みが立っておられるのかお教え願いたい。 それから、支出のほうを見ますと、給料のところで730万円減額されておりますが、これは恐らく1人減員をされるのではないかなと。それともやめられるが雇われないのかなということで、合理化されるのかなという気もしますが、何人正規の職員がおられるのか、この辺のところをお聞きしておきます。 それから、公定福利です。これが、ここだけがぽっと昨年より上がっていると。これもどういう理由でこの雇用保険、労災保険が高くなるのか、この辺のとこもちょっと疑問を持っております。そうして、全体的には900万円ぐらいの黒字になるような予算になっておりますが、私はもっとシビアに見ておかないと、ことし来年と大城の経営が一番苦しいときではないかなと思います。それだけに経営戦略をちゃんと立てられて、そうして、ちゃんとした報告をされて、見通しもはっきりしないと、大城の赤字がどんどんふえていくのではないかなという気がしますのでお聞きいたします。 ○議長(中谷司朗君) 井川市長。 ◎市長(井川成正君) 詳細については、大城の件で担当のほうから答えますが、総合的に申し上げますと、これは内冨議員もおられたからわかると思います。私はなぜあれ引き継ぐときに、大城をやめるか、それか何か考えようじゃないかということを2つの案を出したんです。笠戸島の活性化のためにはやはり大城を継続しなきゃならないという結論が出たわけです。そうすれば、何かをやらなかったら、今までどおりだったら、皆さんも御承知のように、支配人の給料も1,000万円から役所から出ておったのです、私もそれは知らなかったです。それにさらに赤字が出ておりましたから、私は帳簿を見てこのままやったら垂れ流しじゃないかと。なぜ今までこういうことを、だれも管理しなかったかということを私が強く言うたことがある。岡本助役のときに随分話しました。本当にやめようじゃないか。こんなことをしていて下松市の市民の尊い税金をつぎ込むわけいかんじゃないかと。これが今までの大城の経営だったわけです。 それが、内冨議員がおられたときからきとるわけです。その流れをどうも私が思い切った改革をしたわけです。そして、温泉を掘ることによって黒字に少し転換しました。しかし、それは、市役所から給料を払うたものは今一人もおりません。大城の中で採算して、しかも、その中に一番頭が痛いのは私がいつも言う、退職金積立金という金額があるわけです。積み立てがないのです。今まで、その積立金まで皆運営費に使っておるんです。だから、いざといえば、その利益の中から、売り上げの中からやめた人に退職金を払っていくのが現状です。 そういうことでずっと来ておりまして、かなり今人件費の削減は当然のこと、人員も削減をいたしております。それから、とにかく行ってみてください。どのぐらいの努力をしよるか、言葉じゃわかりません。今度は本当議員の皆さんも大城を語ろうとしたら、大城に来て実態を見て、私は年間100万円以上使っているんじゃ、あすこで。これは、個人的なことを言うて失礼かもわかりません。何としても、大城の売り上げを上げて、とにかく市民に迷惑のかからないことをしていこうと。だから、私は議員の皆さんが来られたら正の字をつけておるんです。皆さんが年間10万円使われたら200万円あるわけですから、だけど、それはやっぱり皆さんが、本当に笠戸島の活性化をやっていこう、そのためには大城を残していこうということは、議員の皆さんも私は協力をぜひしてほしいと。「言うは安し 行うは難し」という言葉があります。批判はできても、自分にあれしたらできません。私は本当に死に物狂いでいろんなことをやっておるのです。例えば、ダイコンでもあったらダイコンを持っていってあげるとか、そして、そのときにダイコンの皮でも使えるんだから、これをうまく料理してくださいよとか常にやってます。だから、今実際には、私は料理もかなりよくなりました。料理も本当嫌というほど私が言っておるんです。しかし、それは経営者としての感覚で私がおるからそれができるんでありますが、なかなかその中で入ってやってみいというたらできるもんじゃありません。だけど、厳しいことは私はすごい厳しいです。 だけど、今世の中がこういう実態になりました。これは大きな影響があります。一昨年のアメリカの金融破綻によって、今下松市でも、料亭がどのくらい苦しんでおられるか、これは御承知ですね。その中で利益を出していかにゃいかん。その中で大城の従業員を養っていかなきゃならないんです。だから、そういう意味では随分苦労していることだけは知ってください。結果は、それは言われても私は仕方がないかもわかりませんが、皆職員は苦労して、本当に変わっております。行かれたらわかると思います。あいさつからもう全然変わりました。女の人でも対応がよくやってますよ。努力はしておるんです。 しかし、もう一つはこの世の中の流れでどうでもと思ったら、皆さんが大城をやめようじゃないかという結論を出してください。私は市長でおる間は、やっぱり活性化のために約13万人ぐらい大城だけでもお出でになりますから、やはり笠戸島の大きな活性化に大城がつながっておるんです。目には見えないけど、大城を中心に温泉を掘ったことによって、笠戸島に対する、ハイツもお客さんがふえますし、相乗効果が出ておることは間違いありません。タクシーの運転手さんに、私は乗るたびに聞くんです。確かに大城に温泉掘って、笠戸島へ確かにタクシーがようけ入るようになりましたと、これは相乗効果が出とるんですね。だけれども、一方では思うように、議員の皆さんが数字だけで言われれば、私はもうそれはやめる以外にありませんよ、本当。だけど、全体的な活性化と相乗効果というのは、やっぱり議員の皆さんですから、これは見てください。語る前に、現場を見てください。どのぐらい努力しておるか、月に10回ぐらい来てください。私は見んと言われるのが一番情けないんですよ。私は現実主義ですからね。 本当に実際は、私が引き受けるまでは、皆さん何も言ってこなかったんですよ、大城のことを。旅行村のことも、だれも言われなかったですね。旅行村でも4,000万円かけておったです。それを今は1,700万円でやっておるんです。そういうやっぱり努力してやっておるんです。大城の3,000万円からの赤字も、今は3,000万円も出ておりませんね。 だから、そういう面の効果も、私は見てもらいたいと思うのです。そして、本当にみんながやる気なら、大城を皆さんが盛り上げてください。使ってください。利用してください。私は常にPRしよるんですよ。だから、例えばよその店で、最初の食事の悪いときにはよその店で食事して、お風呂はいいから行きますよと、こういうことだった。だけど、今は、そういう人が口宣伝の中で行かれるから、確かにお客がふえています。そうすれば、それに合った料理を考えんといけんよということもやっています。 だから、総合的には、それは内冨議員の気持ちもわかります。私が、あれを、黒字になったのを引き継いで赤字にしたというのなら別ですが、垂れ流しだったということだけは私は言っておきます。それは一挙に、「ローマに一日にしてならず」という言葉がありますから、それは一挙に変えていくというのはもう非常に難しいです。これだけは申し上げておきます。 詳細については、部長のほうから申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) たくさん御質問をいただきました。抜けておるところがありましたら、また御指摘をいただきたいと思います。 まず、予定利用者数──失礼しました。宿泊の稼働率、会議の稼働率についてどうであろうかということでございます。これにつきましては、申しわけございませんが、今資料を持ち合わせておりません。後ほどそろえまして、皆さんにお配りいたしますので、御了承いただきたいと思います。 それから、8万6,000人の入浴者数については甘いのではないかと、ちょっと余計に見過ぎているのではないだろうかというお話だったと思います。これにつきましては、今お話が出ましたけれども、温泉利用者がここ2カ月ぐらい大変ふえております。今は、温泉というよりは、単なるお風呂でございますけれども、去年がこの2カ月、4月・5月が1万4,249人だったのが、ことしは1万5,681人と1,400人以上ふえております。こういったこともございまして、8万6,000人は達成できるのではないかと思っております。 それから、集客はどのような方法で行うのかということでございますが、やはり大城という景観、お風呂の景観、それから大城というところの料理のよさ、そういったことをいろいろと知っていただくためには、やっぱり人に来ていただくということで、今すっかり定着いたしました例の大城温泉花火大会、ことしは7月28日に行う予定でございますが、行いますけれども、それから笠戸島まつりを大城で単独の1会場で引き受けて始めたこと、それからビアガーデンを、去年ですか、去年から始めました。ことしは今月の20日ごろだったと思いますけど、始めるようになると思います。そういったことも含めまして知っていただく、そしてその魅力を知っていただいて来ていただくという方法を考えております。 それから、事業収入の根拠はどうかということでございますが、これは、最後にちょっと言われました「もっと厳しくやるべきではないか」と、やるべきではないかというお話だったと思います。予算につきましては、21年度の売り上げの決算見込みから、これに近いものを、21年度当初は3億円見込んでいたわけでございますけれども、21年度の決算が出ておりますので申し上げますと、2億7,000万円強の売り上げになっております。これよりも多い売り上げを見込めば、ちょっと甘いと言われるようになるかと思いますが、今のところ2億7,000万円、大体21年度は余り下回らないような見込みで一生懸命職員は努力していこうという支配人以下の意気込みでございますので、こういった数字になっております。 ちなみに、利用収入の内訳でございますが、宿泊を3,700万円、会議は350万円、食事を1億3,950万円、酒等の飲料については2,000万円、合計2億円ということで今見込みを立てております。 それから、職員数は何人いるのかというお話だったと思いますけれども、昨年2人おやめになりまして、現在正職員は12人おられます。あとパートの方が36人いらっしゃいます。計48人となっております。 それから、法定福利費、これにつきまして260万円ふえているのはどういう理由かということでございますが、これは、今議員の御指摘にございましたように、雇用保険料とか労働保険料、このほうの率が上がりました。これが一番大きな原因でございます。率がいくらからいくらになったというのはちょっと覚えておりませんけれども、これが大きな原因でございます。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 内冨 守議員。 ◆29番(内冨守君) 市長みずからいろいろと大城のことをお答えいただきまして、この思い入れといいますか、この経営についてかなり市長自体が深くかかわっておられるのかなと、こう思いながらお話をお聞きしたんですが、私も、見通しが甘いというのがちょっと厳しかったのかもわかりませんが、確かに今は非常に不景気なときであり、この飲食業というのが非常に難しい時代を迎えておるという認識を持っております。そうして、ちょうど不幸なことに、一番の目玉であった温泉利用が事故で宣伝ができないときというので、非常に難しいときではないかなと思います。 そうして、あの大城自体の客というのは、昔から広島から来られる客が非常に多くて、60%か50%ぐらいはその方面のお客さんがやってこられたように私の記憶がございます。そういうことで、非常にそういうところに宣伝をする、いらっしゃいというのが今は非常に言いづらいときではないかという思いがしたので、非常に苦しんでおられるのではないかなと、そうして中を見ますと、旅館なら旅館業として、大体65%から70%は客がなければいけない。ところが、大城の構造上の問題もあって、恐らく20%か、30%ぐらいしか来ない。そうすると、非常に経営が苦しいのではないかなと、そういうものもシビアに説明をされて、そうしてこの予算書というものができ上がっているのかなと、いや、少しそういうふうなものが抜けているんではないかなと思ったから、厳しい言い方をしたわけでございますが、温泉にいたしましても8万6,000人、これは温泉でなくて、恐らく入湯の人員だろうと思います。そうすると、金額的にも半額に今はしておられるというような状態で、それがどの程度反映しているのかなという気もしております。それもこの予算書ではわからない。それから、ただグロスでこう上がっておりますからね。そういうようなところを指摘したわけでございます。 それから、人数も12人と申しますが、昔は二十何人おりましたですかね。それから見ると人数が半分になっておるということで、それはそのように努力されておられるというのはよくわかります。しかし、あの大城そのものを経営していくのであれば、ある程度収益を見込みを立ててやっていかないと、赤字がどんどんふえていくのではないかという懸念を持ったから、質問をしたわけでございます。 以上です。 ○議長(中谷司朗君) 井川市長。 ◎市長(井川成正君) 内冨議員のおっしゃることもわかりました。 私は、今広島方面からということで、2つ理由がありますね。当時、46年ですか、建設した当時、ハイツがありませんでしたね。それで、もう建物が立派ということで、随分広島方面からおいでになった経緯というのも僕もかなり知っておるんです。ところが、今はハイツができまして、かなりハイツのほうへお行きになります。これもええことです。 そしてもう一つは、御承知のように、もう老朽化して、トイレが外にあるというのが非常に問題でありまして、お客さんから常に言われるんです。「これさえよかったら、本当しょっちゅう来るんですがね」と、こういう言葉を聞くわけですが、それを改造するというわけに今はいきませんしね。 それと、温泉のほうですが、あのポンプの入れかえがこういう状況になろうとは思っていませんでしたから、私が、10日ばっかりだったら200円でもいいじゃないかということで、入浴料を200円にしたんです。ところが、お客さんはすごい多いのですね。ところが、温泉の客というのは宿泊者が多いんです。比較的ですね。その宿泊者が今は少ないですね。だけど、お客さん全体は一つも、今言うお風呂のほうが200円ですから、風呂も結構今まで以上においでになりますが、金額がやっぱりそういう──今さら、こういう事情ですから料金上げるということもできませんから、200円を維持して、温泉が出るまでは、温泉が復活するまではそれでいけという指示をしております。それと、やっぱり温泉が出ることによって、集客がどっとふえたことは間違いないです。お泊まりのですね。それが今はちょっと落ちています。だから、早く温泉が復活すればいいなということでいろいろ打ち合わせておりますがね。 だけど、いずれにいたしましても、世の中がこういうように一変してきましたからね。どういう状況にあろうとも、私はやっぱり黒字を出していかなきゃいけないということは常に指導しております。 それともう一つ、皆さんも御承知と思いますが、大城というのは制限があるんですね。仲居さんなんかを入れることができませんしね。それから、もしここを建てかえたらということが一つ私の懸念であるのです。大城を建てかえましたら、皆さんも御承知のように、大城のあのような場所のあの景観というところはありませんね。風光が非常に明媚なところです。そしたら、今のままに大城を建てかえたら、下松で商売をやっておられるお方へ必ず影響が出るなということが、私の頭にあるんです。 だから、この間からいろいろ本を読んで、皆さんも御承知のように、佐賀の武雄市というところがありますね。本当にあの市長は東大出て、一流の官僚が、あそこの下松より小さなまちの市長になってから、今話題になっております。市長が、みずからが商売をやっておる。商売人と同じ、変わりませんね。まさしく市長は経営者だと、経営感覚がなけりゃだめだということを言って、いろいろな本を出しておられる。ネットで見られたらわかると思いますが、やっぱり大城を本当に建てかえる時期が来れば、私は、街が本当に死なないような状況にしなきゃならないと、だから市長が先頭に立って、何か街の活性化ができる、お客さんを呼ぶ観光的なものから商売的なものも考えんといけないなということを、最近こう考えて、実感しとるわけです。 ただ単に大城を建てかえればええじゃないかと、確かに大城を建てかえたら、皆さんも御承知のように、すばらしいところです、あそこは。だから、街のお客さんが必ず減ってくると、こちらが行けば、こちらが立たずということになりますから、よほど慎重に考えて、だから、それをやるのなら、建てかえるのなら、下松の生きていかれる、だれもが生きていかれる方向性を商売人として考えていく必要があるだろうと、こう思っています。 だから、内冨議員も今までの経験があれば、何か下松の活性化につながっていくようなものがあったら、私は議員の皆さんに提案してもらいたいと思うんです。もう本当に今はぎりぎりの線のところまで、今は日本は来ていますね。ましてや、これからまたどうなるかわかりません。恐らく将来、いろんなことが新聞に出ておりますけど、恐ろしい時代が来るだろうと思うんです。だけど、そうはいっても、私は5万6,000の市民の幸せを考える。これが私市長の仕事であり、議員の皆さんの仕事でもあると、こう思っていますからね。ただ、皆さん方からいろんな一般質問であっても、私は提案事項が欲しいんですよ、提案の事項が。それをやっぱり皆さんと一緒になって、政治家らしく、この下松の市民のために立派にしていきたいと、こう思っていますので、あわせてお願いして終わります。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第8号、報告第9号及び報告第10号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 会議の途中ですが、13時まで休憩いたします。午前11時46分休憩 午後 1時00分再開 △日程第9.報告第11号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について ○議長(中谷司朗君) 日程第9、報告第11号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 報告第11号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について御説明申し上げます。 大変この報告を申し上げるのは議員の皆さんに申しわけないと思っています。私の責任でもあるし、こういうことが二度とあってはいけない。いつも御注意される報告でございます。 この議案は、本市の損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分いたしましたので、議会に報告するものであります。 昨年11月17日午後零時50分ごろ、本市職員が運転する移動図書館車が交差点に進入したところ、相手方の車両と接触したため、相手方の車両に与えた損害を賠償するものであります。 相手方との交渉の結果、過失割合を本市が15%とし、相手方の損害額16万円のうち、2万4,000円を本市が負担することで示談が成立いたしました。 なお、損害賠償額につきましては、本市が加入している損害保険で全額補てんされます。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 相手方の損害額はこれに金額が出てるんですが、こちら側の損害額はどうだったのですか。今まで、こちら側の損害額という、こういう報告書で、こちら側の損害額というのが、今まで金額が出てきたことがたしかないように思うんですよ。当然過失割合で向こうからその部分は賠償してもらえるということで、雑入か何かでたしか入ってると理解をしていますけれども、こちら側の損害額についてもちょっと明らかにしといてください。 ○議長(中谷司朗君) 石田教育次長。 ◎教育次長(石田純一君) こういう報告をしなくちゃいけないことを大変申しわけなく思っております。 あおぞら号のほうでございますけれども、損傷箇所がフロントバンパー、コーナーランプ、それと右側のドアパネルというところで、被害額が13万672円となっております。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) その13万円何がしにつきましては、私どもが入っております保険会社から全額車両保険として入ってきております。 ○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) こちらの車両保険、相手方の車両保険じゃないの。当然過失割合で相手方の車両保険で入ってくるのが、通常我々が個人のこういう事故をやったときには、当然両方の、大概保険に入っているから、当然相手方の保険が使われて賠償されるということだろうと理解をするのだけれども、自損部分、自分ところの過失部分が、こちら側の15%についてはこちらの車両保険ということになろうが、損害額全体でいえば、その過失割合でそこの部分も相手とこちらの保険が、どうせ保険会社同士ということになるにしても、保険に入ってない企業もあるみたいですけれど、それはそういうことではないのですか。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) 現時点では詳細を把握しておりませんので、早急に調べて、後ほど(発言する者あり)はい、よろしくお願いいたします。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第11号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第10.議案第32号平成22年度下松市一般会計補正予算(第1号) ○議長(中谷司朗君) 日程第10、議案第32号平成22年度下松市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 議案第32号平成22年度下松市一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ8,948万9,000円を追加し、補正後の予算総額を192億2,948万9,000円とするものであります。 総務費は、笠戸島ハイツ屋根防水改修経費として2,740万5,000円、地域活性化・公共投資臨時交付金基金の利子相当分の積み立てとして40万円、防災危機管理業務及び国体推進業務嘱託員経費として327万4,000円、国民投票法に係る選挙当日投票システム改修経費として210万円を計上しております。 民生費は、福祉施設に対するスプリンクラー設置補助経費として556万2,000円、電子レセプト化に伴う生活保護システム改修経費として174万9,000円を計上しております。 農林水産業費は、市内一円農道橋梁点検業務として230万円を計上しております。 土木費は、道路維持管理業務嘱託員等経費として839万9,000円、追加施工に伴う香力大通り歩道拡幅事業として3,800万円を計上しております。 教育費は、前年度寄附に伴う図書購入費として30万円を計上しております。 以上の財源として、国庫支出金、財産収入、繰入金及び市債を充当・調整するものであります。 また、農業経営基盤強化資金利子補給及び小規模事業者経営改善資金利子補給について債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。堀本浩司議員。
    ◆19番(堀本浩司君) 一般会計補正予算(第1号)について何点かお尋ねいたします。 まず1点目ですが、笠戸ハイツについてお尋ねいたします。財産管理費、補正額2,740万5,000円と大きい金額が出ております。今回は屋根防水改修ですが、工事の内容、また工期と入札状況はどうなのか、お聞きします。 笠戸ハイツの建物も、随分老朽化、古くなってきております。これからも修理・修繕等の大きな工事が出てくることが予想されます。今後、例えば数千万円、数億円とか出た場合、どうするのか、お尋ねいたします。 最近の長引く景気低迷等により、本市も観光客は減少しております。そうなりますと、笠戸ハイツの経営は順調にいくのかどうか、不安に思うところであります。もし何かあったら、家賃収入として入らなくなるわけであります。これからも継続されるのかどうか、お聞きいたします。 そういうことで、笠戸ハイツの経営状態はどうなのか、この点をお尋ねします。 続きまして、2点目ですが、防災対策費、補正額177万4,000円、防災危機管理業務嘱託員、嘱託職員配置によるもの1名、次に企画費、補正額150万円、国体推進業務嘱託員同じく1名、次に土木総務費、補正額711万2,000円、道路維持管理業務嘱託員4名ですが、これをお聞きしたいのはそれぞれであります。 まず1つ目、どうして報酬が違うのか、お尋ねしたい。 2つ目であります。OBの方が多いかと思いますが、どういった経歴の人を嘱託員にしたのか、お尋ねいたします。 3つ目であります。それぞれどういった仕事をされるのか、また具体的にお聞きしたいと思います。 次に、社会福祉総務費であります。補正額556万2,000円、地域介護福祉空間整備等事業費補助、スプリンクラー設置が義務づけられた既存福祉施設に対する補助であります。今回対象施設は、はぴね周南であります。前回はグループホーム元気だったように思います。義務づけられた既存福祉施設がどれだけあるのか、名前を上げて知らせてください。また、ほかの施設にもこの事業が適用されるようになるのかどうか、例えば障害施設であったりとか、この点をお聞きいたします。以前に本会議場で説明があったかもしれませんが、お尋ねいたします。 以上です。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) 笠戸島ハイツについてのお尋ねでございます。 まず、工事の内容はどのようなことをするのかということでございますけれども、屋根の防水工事でございます。これは、本館棟が1,175平米、宿泊棟が1,282平米でございます。 なぜこういうことになったかと申しますと、ことし、この4月に雨漏りが出たという知らせを受けまして、飛んでいってみたところでございますが、ひょっとして補修で済むんではないかという感じで、実は補修をしたわけです。若干金額かかりましたけれども、それで済むのであれば、当面とにかくしのいでいこうという考え方でおったわけですけれども、実は雨漏りがとまりませんでした。 これはいかんということで、そうすると、どこが原因がわからないわけですから、初めは本館棟だったわけですね、これが。本館棟の屋根へ上がってみたら、防水シートが、とめる釘といいますか、パッチというのか、ちょっとわかりませんが、それがめくれたりしておりました。何カ所もあって、それからパラペットという屋根の節が、このコンクリートがひびが入って落ちてしまったり、そういったことがありました。 それで、そのときはそれだけかなと思ったのですけれども、こう宿泊棟のほうを見たわけですね。見たら、やはり防水シートが、強風のためかどうかわかりませんが、めくれ上がってですね。もしここの客室に雨漏りが、あれが原因で雨漏りがしたということになれば大変なことになりまして、将来的には、もしそういう事態になれば営業補償という話も出てくる可能性もございますので、そういったことにならないように、このたび緊急に補正をお願い申し上げたわけでございます。そういったことで、宿泊棟と本館棟の屋根に防水シートを張りかえるということでございます。 それから、今後多額の補修費が出たらどうするのかということでございますが、これは、営業をしていただける間は、もしくはあれを利用する、ハイツの建物を利用する間については、これはもう市の建物でございますので、市のほうで手当てをしていかなければならないと思います。 それから、ハイツの経営状態はどうかということでございます。はっきりした数字を覚えていませんけれども、大体年間3億七、八千万円かぐらいの売り上げを上げておられるのではないかと、たしかそのぐらいだったと思います。ちょっと資料を持ち合わせておりませんので申しわけございませんが、一応そういうことになっております。 それから、入札状況につきましては、これは私のほうから申し上げるのはあれですけれども、ミナミ建設が落札しておられまして、工期は一応5月27日から8月31日まで、できるだけ雨期に入らないようにと思ってたのですが、やむを得ず、とにかく急いでやるということにしております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 原田総務部長。 ◎総務部長(原田雄次君) ただいま防災並びに国体推進業務、さらに土木の維持管理業務等について嘱託員の配置をした補正予算をお願いしておる件で、この金額、報酬金額の違い、それからどういう職務をしておるのかということ、また、この方たちの経歴等について御質問があったと思いますけれども、いずれにいたしましても、この補正をお願いいたしましたのは、人事異動を行う時期と当初予算の計上時期とにずれがございましたので、この6月の補正でお願いをしておるところでございますが、この3つの業務につきましては、金額的な差はございません。13万円程度で予算化しております。 ただ、国体推進業務について、150万円ということにして、金額が少なくなっておるということでございましょうが、これは実施時期が、配置時期が6月から配置しておりますので、この関係で金額が低くなっておるということで御理解をいただきたいと思います。 そして、経歴と業務につきまして具体的に御説明を申し上げたいと思います。 まず、防災危機管理業務につきましては、これは消防のOB職員を、専門性を高める意味で配置をいたしております。 それから、国体推進業務につきましては、学校の教員のOBの方にお願いいたしまして、これから国体を実施するに当たり、児童生徒の見学等につき、率先してその配置、協力をお願いするという立場で、橋渡しをお願いできればということでお願いをしております。 それから、道路維持管理業務4名ですが、このうちの2名につきましては、これまで再任用の職員としてお願いをしておりましたけれども、22年度から嘱託の職員として切りかえて業務に当たっていただくということと、他の2名につきましては、21年度末の退職者を新たに雇用するものでございます。いずれにいたしましても、住民のニーズが年々高まってきておりまして、人数を2名から4名にふやしたということでございます。この道路維持管理嘱託員の業務につきましては、導水路の維持管理、あるいは軽微な道路の補修等について専門的にお願いをしておるということでございます。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 井川市長。 ◎市長(井川成正君) ハイツの件ですが、参考までに申し上げますと、実は8年前だったですかね。8年前、ちょっと年数は覚えてない。七、八年、8年前ぐらいだったと思いますが、国の事業団がハイツ等を売り出しに出たんですね。そして、山口県では山陽小野田にハイツが1つありました。そして、下松には今のハイツがありましたが、これは県が運営しておったんですね。そして、当時は100万円で売るということになっていたのです。それで、どうするかということで、うちでいろいろ内部協議しましたが、1つの理由としては、やはり笠戸島の活性化のためには、市が買わない場合には民間に買ってもらうか、あるいはだれも買い手がない場合には解体することになっとったですね。そういう意味で、これが100万円ならいいじゃないかということで、100万円という数字で申し込んだのです。活性化のために置こうということで。 ところが、国会でいろいろ問題になりまして、100万円じゃ安過ぎるということで、今度うちが買ったのは2,000万円ぐらいでしたかね。ちょっと数字は覚えていませんが、かなり高い金額になった。一千いくらぐらいになったと思いますが、そして今度は、それをうちは民間に委託していこうと、そして民間委託で公募いたしまして、今の──今は何という名前になったか、かわりましたが、ちょっと覚えていませんが、そこにお願いしたのです。そのときの条件は5年ということでね。そして、その間にもしいろいろな問題があった場合には、解体費が、5年たてば1億円あったら解体できるじゃないかと、その数字をうちが立てたのです。だから、もしいけないときには、1億円という数字を基本に解体していこうという方針で、あれを買収したという経緯があります。 おかげで、今、笠戸島の活性化に大きく役に立っていますが、これから景気がどういうようになるかわかりませんが、また5年間を借りていただいておりますから、この5年間に対しては問題ないと思います。その次の段階では、これはまた経営状態その他でどういうふうになるかわかりません。 ただし、大きな工事は市がやりますよということで、もう1億円以上入ってますからね。そういう大きな修理は市がやることに契約をしてやっております。これは大体のお話を参考までに申し上げておきます。 ○議長(中谷司朗君) 村上健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(村上孝司君) 社会福祉総務費の地域介護福祉空間整備等事業費補助金の件で御質問がありましたのでお答えします。 まず、対象施設、はぴね周南ですが、当初は23年度にスプリンクラーを設置する計画でありましたけれども、事業所のほうから前倒しで今年度で対応したいということで、県、国と協議をして、22年度で行うようにしております。 今回の交付金のこの事業ですが、平成18年に、認知症高齢者のグループホームの火災をきっかけに防火管理体制の見直しがありまして、消防法の改正がありました。この施行が21年の4月からということで、この制度については23年度までの時限措置になります。 ちなみに、下松市では、グループホーム元気、それから清瀬の里、そしてはぴね周南ということになります。 その他の施設についてはどうかということでございましたが、今回の制度については、小規模の特別養護老人ホーム、それから小規模の介護老人保健施設、そしてこの認知症高齢者のグループホームということで、下松市で該当するのはグループホームということになります。 以上です。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。森繁哲也議員。 ◆13番(森繁哲也君) 私は、嘱託職員のことについて何点かお伺いしたいと思います。 まず、防災危機管理業務嘱託員ですけれども、消防のOBの方をという御答弁が今ありまして、国体推進業務嘱託員のほうにおいては、教員のOBの方にお願いをしているという御答弁がありましたけれども、どちらも1名ずつお願いをしているということですけれども、この方にお願いをするに当たり、OBの方を対象に公募をしたのか、それとも例えばある程度めどをつけてお願いをしたのかということがまず1点と、賃金のほうですけれども、13万円、どちらも13万円ということでしたけれども、何を基準にこの金額も決められたのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) 原田総務部長。 ◎総務部長(原田雄次君) 嘱託職員の配置につきまして、どういう形で配置をしたのかという御質問でございますが、これは公募をしておるのではございません。これは現在、これまで教育委員会の社会教育課のほうで社会教育指導員として勤務をされておりました教員のOBの方に引き続きお願いをするという形にしております。それから、消防OBにつきましても、これまで培われた消防防災のノウハウにつきまして個別にお願いをしておるものでございます。 13万円の根拠につきましては、これは報酬条例のほうで定めてあるものでございますので、これは個別に今決めた、この採用に当たって決めたわけではございません。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 最初に関連質問ですが、道路改良事業費のところで、11の農道橋梁についての点検、これ去年だったか一昨年の建設委員会の決算議会で議員から指摘がありまして、点検になるだけ早く当たりましょうということで具現化されますが、これいつごろまで安全点検に作業を終えようとするのか。なお、これは、市道でありますと、長寿命化の修繕計画ということで、21年度、22年度、23年度で下松の橋をいらいますが、まずは安全の点検をするということになれば、自ずとその結果いかんでは修理計画、修繕計画を立てると思われますが、その方向性なりは今のところどのようにお考えでしょうか。まずは点検してみようということで妥当だと思います、230万円は。 それから、2点目ですか、今たしか松原部長のところで、笠戸島ハイツの屋根防水改修について、きょう予算上程、補正予算上程をすると。議案第32号の平成22年度下松市一般会計予算(第1号)、この一番裏面の参考の予備費のことが触れてありますが、26日現在です。ハイツの文字がないですよね。27日から後かもしれないけど。きのうまでかもしれないけど。今たしか部長入札したと言われましたよね。これ財政の基本ルールでこれはいけんでしょう。議会の予算議決がないのに、もういわば予算執行もしてる。これは財政法の根本を違反するでしょう、入札かけて。当然人道的な面だとか、建物でも安全を保つために当然のこと予算が決まらない、だから、予備費があるんです。でも、この予算書の25ページ見ると、ハイツという字はたしかないですよね。だから、5月27日から昨日までにあったのかもしれません。かもしれませんが、2,700万円ですから、一応2,900万円残っておりますから、限度ぎりぎりではありますが、でも、そうではどうもないみたいなので、これはいかがこういうことになったのか、もし担当部長がいけなければ市長か副市長これ答えてくださいよ。こんなことはたしかなかったと思います。いかが説明なさいますか。 もう一点は、補正(第1号)の時点として、現在6月の定例議会でありますが、今回は補正予算の歳入財源には市税を1円も充てておりません。普通交付税ももちろん充てておりません。前年度の実質収支も充てておりませんが、現在のところ、(第1号)補正予算の段階で、市税その他で、歳入の財源留保はどのようにあると見立てておられますか。これを聞いておきたいと思います。 以上です。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) まず農道橋の件でございます。御指摘いただきました農道橋につきましては、ことしの4月に西日本高速道路株式会社ですか、こちらのほうが高速道路にかかってる農道橋が2橋ございますが、これの点検を去年、去年かことしの初めぐらいやられたらしいです。その結果をもってこの4月にお出でになりまして、クラックが入っているということの報告をいただきました。これは、まだ平成の初めぐらいにつくられた農道橋でございますので、それでクラックが入っているということをお聞きして、これは大変なことだということで、私どもの経済部のほうで管理しております農道橋188号線が4つと、岩徳線の分が7つ、これを急いで点検して、惨事が起こらないようにまず点検をして、それから、議員がおっしゃったように、どうするか計画を立てて、ひょっとしたら、点検したらすぐやらんといけんというものがあるかもしれませんし、また来年度当初予算にお願いしてとかいうことになるかもわかりません。これはわかりませんけども、そういった計画を立ててやるように考えております。 それから、ハイツの件でございますが、これは、私どものほうでお答えするのはちょっと適当ではないと思いますので、財政当局のほうで。以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず、ハイツの入札の件でございます。これやはり緊急を要しました。今から、私どもこれを普通財産で管理をしておりまして、例のコンパスグループですか、貸しております。貸しておる家主の責任もあると。向こうも宿泊業務をやっておられます。そういう関係でございまして、あくまでも財産管理費の中で流用いたしまして、これに見合う金額を流用でさせていただきました。そのもとに契約をしたと。それで、もう既に緊急を要することでありましたので、初めは予備費かとも思いましたが、予備費の残も2,900万円ぐらいしかございません。これを使うと万が一の場合予備費もなくなるということで、流用で入札に対応したと。非常にイレギュラーではございますが、緊急を要するものであったため、そのような措置を講じたということで御理解願いたいと思います。 それと、歳入の留保は今幾らあるのかという話でございますが、今時点で市税につきましては、予算に対して約1.2億円の留保があることになってはおりますが、例の法人税、これが3月決算で、6月ぐらいから申告が始まり、大手につきましては約1カ月の延長というものがなされますので、現時点ではわかりません。ですから、約4億円程度の法人市民税を見込んでおりますけども、これがどうなるか。 それと、留保財源につきましては、いずれ決算を打っておりますので、実質収支が出てきます、いわゆる繰越金、これ現時点では5億円程度ではないかと。それと、普通交付税7月に算定いたしますけれども、これが算定で幾らついてくるか、措置されるか、その辺が不透明でございますけれども、そういう不透明ではありながらも、それなりの財源は留保、数字は言いませんけど、ある程度見込みは立つであろうと、そういうふうに考えております。 ○議長(中谷司朗君) 城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 笠戸島ハイツの件について再度聞くのですが、それは、緊急を要する事態が発生したということですが、きょうは6月の10日です。4月には臨時市議会が2日開かれましたね。この予算書の裏面を見ますと、平成22年4月1日に788万1,000円使ってます。4月13日に139万4,000円、4月22日446万3,000円使っておりますが、まずは手直しを、一部手直しをしてみたとおっしゃいましたね、少額で、防水のこの2,700万円に至るまでの少額のいわば修理というのか、ちょこっとしたところを直せば済むかと思っとったと、当初は。それはいつごろ、それでは間に合わないと。防水シート全面的に張りかえる一定の箇所だけです。2,740万5,000円の面積については防水シート張りかえない。それが最初に手を入れてどうもへんだと、客室に雨漏りがすると、で、いろいろやってみた。いや、それじゃとても間に合わない。本格的な防水シートという、本格的な改修工事をしないととてもでもないが、お客様に迷惑かける、ハイツにも迷惑かける、事業者にも迷惑、それはいつですか。それをちょっと月日を追ってから知らせてください。予備費は使っておりませんね。ですから、私は臨時議会の招集の問題、そして、今、まずは招集時で、まずはそれでおさまるならやってみようと、やったと言われましたから。それで本格的な改修2,740万円に踏み切る、その月日をちょっとお知らせくださいよ。意味わかりますよね。財政答えますか。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) その経過、流れといいますか、それをということでございました。日にちは、申しわけございませんがちょっと記憶に余りないのですが、今年度に入ってからです、4月に入ってからです。それで、実は、笠戸島ハイツといいますか、西洋フード・コンパスとは、家賃が年間、消費税込みで2,310万円だったと思いますけども、それとは別に消費税込みで420万円の修繕費、備品購入費というものをいただいております。これは、どうしてそういうものをもらうようになったかといいますと、大体初回に借りていただいた5年間の間に年間平均やっぱり400万円ぐらいそのぐらい修繕費とか備品購入費とかかかったと。当時は少額資産の取り決めはございませんでしたので、新たに2回目に、2回目といいますか、契約の更新をするときに、この交渉をいたしまして、400万円を別にお金を出しますから、それを修繕費とか備品購入費に充てていただくようにしていただきたいと、そのお金を出しますので、少額資産の取り組めをきちんと10万円以下は会社のほうで、それを超えるものについては、未満だったか以上だったか忘れましたが、それについては市のほうでお願いしたいという話だったわけです。そのお金を使いまして、今の最初の屋根の防水の補修をやらせていただいたということでございます。それから、それではとまらないということになりましたので、本格的な設計を組んでいただくようにお願いしたわけです。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 下松市として法人であれ、個人であれば御迷惑をかけるのはいけません。だから、緊急に手を打たなければならないことは起き得ます。当然です。どうも山口県、西日本は例年ですと6日前後に梅雨に入ると大体言われております。ちょっと今遅れ気味ですね。ですから、当初予算の予備費の流用でこれが使われたなら、それはそれとしてこれはセーフですよね。でも、これのってないと。でも緊急だったと。だから、本予算で決まった、庁舎内で決まった、それを流用させてもらったということですよね、結果は。でも臨時議会があった。この点はそこまで神経が、財政上の根幹としていいのかどうかは別ですが、今触れましたように、これ見ますと、4月1日、788万1,000円、4月13日、139万4,000円予備費使ってますよね。それから、市民体育館の屋外給水管の改修工事は4月22日使っておりますが、ここらあたり恐らく予算が、本予算が3月で議決をされて、恐らく近々のうちにこれはもう気づいたとか、手を打たなければならないと思われたと思うのです。そこらあたりの流れを見ますと、やっぱりまずいんじゃないですか。繰り返しになりますが、市民であれ、法人であれ、どなたに対しても、市として迷惑かけるのはよくないです。だから、手を打つのは当然のことです。財政が法の範囲内で手を打つことは当然です。じゃあ、法の範囲内といいますか、基本原則との関係ではどうかというときには、ちょっとこれ問題が残りはしないでしょうか。補正予算を提案されるのに、もう入札して業者も決まりました。工事期間はこうこうこうでございますというのを提案をされても、議会としてはどういう審査をしたらええのかと。いや、緊急でしたから緊急でしたからで、それをよしとするならば、もしそれが当たり前だとなりますと、恐らく次からもいろんな事案が出てくるでしょうね。出てくる可能性があるんじゃないでしょうか。 だから、専決処分をするときのあの法律でも、専決処分案件でもルールがあります、法的根拠のルールが。いとまがなかった云々という。だから、私は、今回のこの補正についてはちょっと疑義を感じるのですが、もう一度どうですか、これ予算の予備費を充てるのは、これは許されておりますから緊急の場合、流用で結局はやったということですけど。企画財政部長、やっぱりこれ後で禍根を残しませんか。いや、いとまがありませんでしたと、だから流用ですと。もう業者決まってます、もう発注しました。これちょっとやっぱりいけんのじゃないでしょうか、どうですか。もう一度聞かせてください。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず、緊急を要する場合には予備費というのがまず第一でございます。予備費流用。ただし、そこに予備費の充用調べでお示ししてますとおり、今残が、4月にも使いまして2,900万円程度しかないと。それで予備費をすべて充てるのは、やはり2,700万円相当でございましたので、じゃあ、次の万が一のときに対応するべき費目がないと。それで、たしか臨時会が4月21日でしたか。ですから、これは一応5月の25日に入札しております。ですから、この臨時会時点では、まだその辺の金額は定かではなかったと、そういう経緯もありまして、いたし方なく、大家の責務として、またどちらにしても向こうも業務をしておられますので、やはり緊急を要するということで、流用という手段で、別にこの流用というのは法に触れるものではございません。確かにイレギュラーな措置ではございますから、いたし方なくこのような緊急避難的に対応せざるを得なかったということで御理解願いたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑ありませんか。浅本正孝議員。 ◆11番(浅本正孝君) 1点ほどお伺いをいたします。債務負担行為の補正で、小規模事業者経営改善資金利子補給というのがありますけど、これは21年度、22年度に続いて、23年から27年度まで5年間時限でやられておるようですが、これはまた非常にタイムリーでいい施策だと評価をするものです。 ところで、お伺いするのは、この考え方の背景というか考え方、この施策の考え方、背景、これをお聞きしたい、1点。 私は、一般質問でこれと同旨の質問をしておりますので、詳細についてはそこでお伺いをしますが、それが1つ。 もう一つは、これの利用者、1年次で利用される方々、おおよそどれぐらいを予定されておられるのか、見込みをされておられるのか。それと、利子補給の金額です。これが大体どれぐらいになるのか、その2点をお伺いをいたします。 ○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。 ◎経済部長(松原隆士君) 債務負担行為の小規模事業者経営改善資金利子補給の件でございます。小規模事業者という定義をちょっとど忘れしてしまいましてあれですけども、窓口が商工会議所でやっておられます。通称マルケイというのだそうです。それで、融資機関は日本政策金融公庫のほうですけども、ここで融資をしているのは、本当にこの言葉どおり小規模事業者ですが、不景気ですので、利用された方の利子を利率の2分の1ないしは1%相当額のいずれか低い額を市が補給いたしましょうという考え方でございます。それで、少しでもお役に立てるようにという考え方でございます。 背景としてはそういうことでございますが、利用者数というには、初めはどのぐらいになるか、21年度に借りられた方は22年度に市が予算化して補給をさせていただくわけですけども、実績は48件ありました。ただ、中には亡くなられた方もおられたりして、実際は今45件の補給が実行されます。金額は、当初予算140万円で認めていただきました。実際には、今申し上げましたように3件の方がちょっと、1人は亡くなられて、あとの2人は3月に借りておられますので、実際にはまだ利子の返済が始まっていないという方が3件おられますので45件、実質は129万5,000円余りの利子補給をさせていただくようになっております。 また、これにつきましては、期間を今年度22年度に借りられた方についても同じように利子補給をさせていただきますという要綱を1年ほど延長いたしましたので、ことし借りられた方はまた来年度から同じようにこういった債務負担の設定をさせていただくようになると思っております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 先ほど来から指摘をされているハイツの問題ですが、緊急に対応しなければならなかった2,700万円ものまとまったお金が要る。だから、それを予算措置、対応しなければならなかったということで、対応したことをとやかく言うのではありません。その対応の仕方が、ルールを守った形で対応しないと、何でもありじゃ私はまずいと思うんです。このやり方は何でもあるのやり方ですよね。さっきから指摘をされているように、予備費の充当ということが、そういう緊急避難の場合には、緊急的に議会を開くいとまがない、予算を編成するいとまがないという、そのときはそういう形で予備費で対応するというのが通常のやり方ですよね。もう一つは、執行部には、専決処分という方法もあなた方は持っているわけ、予算を編成する、そういう方法を。議会を開くいとまがないよというふうな場合には、そういうことだってできるわけでしょう。だから、そういうこともやらないで、ほかの予算を流用しましたと。財産管理ですから、総務ですよね。総務の予算のどっから流用しましたか。そこを答えてください。 決して、私は、とっさに対応したんで、うまいことをそこを切り抜けたということで済ます、そういう方法もないわけじゃないとは思いますけれども、下松の場合には、そういう財政運用にたけた人が過去におられて、綱渡りをして、財政破綻をさせたという、そういう経過を持ってるまちですよね、下松は。でも、そこには、そういう財政の運用のルールというものをきちんと遵守をしながらこれからの財政運営をやるということが、再出発をしたときの確認事項ではありませんか。そういうことからすると、私はこの運用の仕方というのは、とんでもないことをやっていると言わなければならないと思うのです。だから、流用したというのはどこの予算を流用されましたか。そこを答えてください。 それと、ついでに細かいことですが、防災危機管理の嘱託、これいつからやっているの。4月からじゃないんですか。国体推進も、道路維持管理も、4月からでしょう。なぜその当初予算に計上しないのですか、そういうものを。ここもルールが無視をされているんですよ。違いますか。さきにもう既成事実をつくっておいて後で予算を出すというのは、それは議会と執行部の関係ではあってはならないことです。追認機関ではないわけですから我々は。そこのところは、やっぱりルールをお互いに守った上で市政は執行していかなきゃならないのではないですか。そこのところが、どうも何か途中の手を抜いて対応しているとしかちょっと思えないのですけど、そのところを1点、答えてください。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) 先ほどから申しますとおり、予備費も使う、予備費を充用する。万が一のときに。一応流用というのも、一つの私どもの言う財政的な手法でございます。ですけども、やはり営業を継続していただくためにも、緊急的に必要であった。ですから、緊急避難的に流用で対応し、今回補正予算をお願いしているものでございます。 それと、財産管理費内で流用しております。総務費の財産管理費、財産管理費は私どもの企画財政部の管理する費目でございます。財産管理費の中で流用して対応したということでございます。 ○議長(中谷司朗君) 原田総務部長。 ◎総務部長(原田雄次君) 嘱託職員の配置について、なぜ当初予算で計上しなかったのかという御質問でございますが、先ほども少し申し上げたと思いますけれども、当初この予算要求の時期というのが、11月以降になってまいります。それから、人事を決める時期というのが、年を明けて2月以降から作業を始めてまいります。そういった時期的なずれもあるということと、それから、これを正規の職員で行くのがいいのか、あるいはそういう臨時的、あるいは嘱託の職員、OB、職員等で配置していくのがいいのかということについて、当初の段階ではまだ決めかねておりました。 そういうことで、6月の段階で補正をお願いしたということでございます。 ○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今の総務部長のお答えで、6月、今からスタートするわけじゃないでしょう。もう既に配置をしてるのでしょう。それは、やっぱり今の説明では私はつじつまが合わない。4月からもう配置しているんだもん。払っているんだもん。もう一つは、さっき総務費の財産管理のところで充当したというておっしゃるが、予備費を充当しておいて、予備費で対応しておいて、補正予算で予備費を充当するということだって、当然そういう方法をとるべきではなかったのかな。こういうやり方が当たり前なんですか。私は当たり前じゃないと思うから言っているのです。本来やってはならないことでしょう。違いますか。本来は予備費を充当し、予備費で対応し、予備費が不足するから予備費を補正で追加補正をするというのが本来のルールでしょう。それか、専決で、この予算を専決で処理をすると、これが本来のやり方でしょう。私は途中の手が抜かれていると思うんです。そうしないと、あなた方が提案するこの中身は、きちんと書かれてること、説明どおりに受け取れなくなっちゃうのです。それはまずいでしょう。執行部と議会の関係は。数字はこうなっているけれども、その裏で何をしよるかわからんと。いろんな運用がされているというのではおもしろくないじゃないですか。ですから、どこに本来の形があるのかということだけは、今さら戻せませんから、どうにもならんのですけども、今から先これが当たり前だといって、どんどんこんなことが今から先もやられたのでは、それはたまったもんじゃないと思うからあえて言っているのです。今の職員の配置の問題もそうです。どちらが正論なのかというのはもう、あなた方のところはもう痛いほどわかってらっしゃるわけだから、そこをあんまり正当化しないほうがいい。私はそう思いますよ。ルールなくなるもん、そこを正当化したら。 それから、もう一つ、それはそれで反論があるのかな。ないでしょう。しないほうがいいと思います。だから、それはそれで指摘をしておきます。こんなことを繰り返してはならない、このことは申し上げておきたいと。 もう一つ、これは非常に言いにくいんだけども、香力大通りの歩道拡幅、当初予算6,000万円、今度3,800万円、9,800万円追加になるわけですよね、1年間の事業が。うちのすぐそばの歩道が拡幅されるわけで、非常に地元としてはいいのだけども、しかし、全市的にやらなきゃならない課題がいっぱいあるわけでしょう。例えば、西のほうで言っても、大手線が開通をして川端通りが交通量がふえたけど離合が非常に困難な場所があるとか、前々から指摘してますように、西条線の歩道が30センチぐらいしかなくて、真ん中にあった電柱は今はのけられているとは思いますが、やらなきゃならない課題がいっぱいあるわけだし、ここの香力大通りにしても、ことしが大手線から、本通りまで100メートルぐらい、23年度以降、中央線から旧2号線までの23年以降ということで計画が組まれているわけです。だから、前倒しでやっていただくのは地元としてはいいのだけども、全市的に見たときに、果たして一極集中というものが果たしていいのかなというところがちょっと疑問に思うんです。ですから、ここはあえてこういう形でやることにしたのは特別な理由があるのかどうなのか。私はもっとよそにも緊急に対応しなきゃならない箇所もいっぱいあるのじゃないかなと思うので、非常に複雑です。すぐ10メートルから20メートルの所の道路が拡幅されるわけですから、私としては個人的には非常にありがたいと思うのですが、果たして個人的に喜んでるだけでいいのかどうなのかというのも、もう一面の立場がありますので、そのあたり何かどうなっているのということを言われたときに、うちの近所の方は言わないと思うのですが、よその人から言われたときに説明のしようがないので、そのあたりちょっと聞くのも聞きづらい部分もあるのですけど、お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) 倉掛建設部長。 ◎建設部長(倉掛敏春君) 今の渡辺議員の御質問ですけども、特に香力大通りをということでは今回そういう形に見えますけども、今22年度で交付金を使ってやっている事業があります。それで、その事業の中で県の承認を得て、補助の枠として決定をされておるのですが、22年度当初の予算でやろうとしていたところ、県のほうから連絡がありまして、県内のその交付金の枠を集計したところでちょっと枠が余ったということで、下松市のほうに打診があったわけです。市としては、ほかの交付金の事業もありますけども、いわゆる余る道路の長さと事業費との関係で、ちょうどあそこの長さを追加する分で金額がおさまったという、そういうことで、特別あすこだけにお金を入れたということではございませんので、誤解のないようにお願いしたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) 森田副市長。 ◎副市長(森田康夫君) このたびのハイツの屋根の防水工事で、昔の財政再建のときにやってきたような手法をとっているのではないかと、そういうふうに言われましたですよね。あれを忘れたのかと。私は全然違うと思います、本質は。一応法的に今おかしいじゃないかということを言われましたが、法的には全くおかしくありません。流用というのはあり得るわけです。当初予算で定めたとおりにやりたいです。やりたいけども、いろんな事情の中でやっぱり流用で対応せざるを得ないことはあります。それは市長の判断でやるわけです。予備費の流用だって、これも市長の判断でやれるわけです。だから、議会に相談せずに、後に報告をするという、この点では同じじゃないですか。流用であろうが、予備費の充用であろうが。 今、企画財政部長も事情を申し上げましたように、最初にこれはもう当然予備費を使ってやるべきだという判断でいろいろ検討しました。しかし、余りにも金額がどうも大きくなりそうだと。最初はこれは設計もかなり時間がかかりましたので、すぐ結論が出ませんでしたし、そうはいいながらも、専門職員の話を聞いてみますとかなりの金額になりそうだということで、予備費充用でやると、もうその後に何か緊急のことが起きたときに大変困るだろうということで、このたびは予算の流用という手段でやったわけです。これは、やはり法律的に何か問題があるということではありません。決して、我々もどんどんやろうということは考えてませんけれども、基本的にはその辺は間違いのないようにしていただきたいと思います。これまでもこの種のものはあったと思います。何回か議会でも御報告申し上げておると思います。ですから、このことに関しては法的に何ら問題はないということだけは申し上げておきます。 ○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) あえて副市長がああいうふうに反論されるから、こちらも言わなきゃいけなくなるんですが、私は、前の財政破綻のときと同じ手法を使っているとは言ってません。あのときもルールを無視した形でいろんな運用がされたりなんかしたわけでしょう。一時借入金を、一時借入金という名目で、いわば実質的な起債のような、長期に借りるものを一時借入金という方法で借りてぐるぐるぐるぐる回すとかいうものがいろいろあったわけでしょう。ですから、私は、言いたいのは、財政ルールはきちんと守った財政運用をしなきゃなりませんよということを言いたいんです。 もう一つは、こういう方法はあるんだ、今までにも何回もあるんだとおっしゃるけれども、それは今度のこの補正予算というのは否決をされたらどうするの。否決される可能性はないとは思いますが、あなた方が専決処分であれば、議会が否決をしたって専決処分は効力を発するんです。予算の場合には否決されたら執行できません。そうでしょう。 ですから、さっきから言うように、予備費の流用をするか、そこの部分を専決で予算化をして執行をするか。その2つだろうな。正規のルールにのっとった財政運用、議会との関係も含めて、それがルールでしょう。何でもありじゃ、もう我々は何を信頼をして審議をするんですか。そこのところを私が、それがルールがどこにあるのかというところだけは明確ではないかといって言ってるのです。何かそこは、今のやり方が当たり前なんだと開き直られるとちょっと待ってよと言わざるを得なくなるんですよね。 ですから、こんなことを繰り返してほしくないというのが私が指摘をしている趣旨なんです。当たり前じゃ、今から先もあるよというふうにおっしゃるんですか。繰り返して当たり前なんですか、そこだけはっきりしといてください。これは議論をするような話じゃないと思う。だから、あんまり上手に運用しないほうが私はけががないと。やっぱりそこは窮屈でも面倒くさくでも、ルールにのっとった予算編成、行政執行、これが必要だと思いますので、反論まだするつもりがあるなら、またそれは総務委員会でも引き続きやりますけども、やめよういね、この話は。私はどちらに、それはあなた方が悪意でやったとは思いませんけども、やっぱりルールは尊重して、議会にいろいろ提案していただき、我々も前向きに建設的に審議をするというそのスタンスはこっちも持っておりますので、これが当たり前みたいに開き直るのは私はやめるべきだと思います。逆に見識を疑われます。 ○議長(中谷司朗君) 井川市長。 ◎市長(井川成正君) 今財政再建の話が出ましたが、新しい議員がおいでになりますから誤解のないようにしてください。財政再建のときの起債、これはやみ起債なんです。本会議で論じてない借金が出てきたわけですから、これと一緒に考えてもろうては困ります。そして、今いろいろと執行部が御説明してなかなか御理解賜りにくいところでありますが、最高責任者は私ですから私を責めてください。私が決裁しておるんですから。だから、皆さん方にはよく言っておきます。市長は皆さんが不信任できるんです。本当私はそのぐらいの覚悟でこの議会のぞんでおりますから、満場一致で不信任出してください。議会解散でやりかえましょう。議会も何も。やはり、これだけ執行部が本当に、悪意でいかにもやったようにとられたら、それは市長もたまりません、だれが考えても。私は、不信任されたら、皆さんと一緒に議会解散やってやりかえましょういね、この下松を。私は下松市民のために体張ってます。だから、私はいつも言います。私は下松で生まれて下松で育って貧乏して育ちました。新しい議員がおられるからはっきり言っておきます。今回も、報酬の問題も出てます。私は報酬ゼロもいいです、気持ちの上では。私は貧乏して今日まで市民が私を育ててくれましたね。その恩返しのために私は市長をやっておるんですから、市民がいけないと言われたらそれです。議会は私がいけないときには、不信任を出してくださいと。新しい議員もそのぐらい覚悟でおってください。市長はいつもその覚悟でおるんですから。市長が本当に、これは責任は市長にあるんですから、決裁しとる以上は、だから、覚悟を決めての政治家ですから、私は中途半端な政治家じゃありません。本当に腹を据えてやりますから。さっきから聞いとっても、本当にもうこれは市長としての責任が大いにあると、こういうことを感じておりますので、遠慮なしにどうぞ。    〔「そんな話じゃないでしょう」と言う者あり〕 ◎市長(井川成正君) いや、そんな話に行きますよ、それはずっと聞いておりましたら、それはすべてが、それは、ちゃんとルールはこうでありますが、こうせざるを得なかったということで私も決裁をしておるんですから、責任者は私ですから。    〔「だれが責任者じゃろうと、ルールを守ろうよと言いよる」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 森田副市長。 ◎副市長(森田康夫君) 渡辺議員、ルールを守ろうよと言われました。我々はルールは守っています。これもし、これがルールを守ってなかったら大変な問題ですよ、これは。今この補正予算が否決されたらどうするんかと。だけど、あの工事は成立します。予算流用でやってますので、工事そのものは成立します。だから、これを否決されるかどうかはそれは議会の御意思ですから、お任せしますけど、基本的に今の工事はもう流用手続の中で合法的に適法の中で処理されてます。 先ほどから申し上げますように、確かに流用としては金額が大きい。そういう部分は認めます。これは認めます。だけども、もう流用そのものが、法律から法律違反だと言われたら、これは私は心外だと思います。だから、ルールどおりにはやっております。ただ、金額が大きいものですから、できるだけこういうことはないようにしたいとは思っています。その辺はお間違いのないようにお願いいたします。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第32号は総務教育委員会に付託します。 会議の途中ですが、10分間休憩します。午後2時15分休憩 午後2時25分再開 ○議長(中谷司朗君) 再開します。 △日程第11.議案第33号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例        議案第34号 下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(中谷司朗君) 日程第11、議案第33号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例、議案第34号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例、以上の2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 議案第33号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例、議案第34号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について一括して御説明申し上げます。 これらの議案は、育児休業関係の法改正に伴い、育児休業制度を初め、両立支援に関する制度が改正されたことに準じて所要の規定の整備を行うものであります。 主な改正内容について申し上げますと、配偶者の就労状況にかかわりなく育児休業等を取得できること、子の看護休暇の取得要件に予防接種等を追加し、さらに取得可能日数を拡大すること、2週間以上にわたり日常生活を営むのに支障がある者の介護その他の世話を行うための短期介護休暇を新設することなどであります。 以上、議案第33号及び議案第34号について御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第33号及び議案第34号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号及び議案第34号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより順次採決いたします。 議案第33号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号下松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。 △日程第12.議案第35号下松市税条例の一部を改正する条例        議案第36号 下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(中谷司朗君) 日程第12、議案第35号下松市税条例の一部を改正する条例、議案第36号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、以上の2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 議案第35号下松市税条例の一部を改正する条例について、議案第36号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について一括して御説明申し上げます。 これらの議案は、地方税法等の一部改正に伴い、条例の所要の規定の整備を行うものであります。 施行期日の関係から、4月1日施行分につきましては、専決処分の上、4月の臨時市議会において御承認いただきましたが、今回はそれ以降のものについて改正を行うものであります。 主な改正内容について御説明申し上げます。まず、市民税関係についてでありますが、16歳未満の扶養親族に係る扶養控除の廃止等に伴い、所要の規定の整備を行うものであります。 また、平成24年から実施される上場株式等にかかわる税率の20%本則税率化にあわせて、非課税口座内の少額上場株式等について、配当所得及び譲渡所得等の非課税措置を導入するものであります。 また、法律名の改正に伴う引用条文の規定の整備を行うものであります。 次に、固定資産税関係についてでありますが、地方開発事業団の廃止に伴う規定の整備を行うものであります。 次に、市たばこ税関係についてでありますが、健康の観点から、たばこの消費を抑制するため、市たばこ税の税率を引き上げるものであります。 次に、国民健康保険税関係についてでありますが、法律名の改正に伴う引用条文の規定の整備を行うものであります。 以上、議案第35号及び議案第36号について一括して御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 35号の関係でちょっと1、2お尋ねします。 まず市民税の関係でございますが、扶養控除の一部廃止に伴う規定の整備ということでございますが、たしか2つの扶養控除の廃止につきましては、財源として子ども手当の財源に資する、高校授業料無償の財源に資するということで、もちろんこれだけの財源ではありませんが、個人住民税がたしか4,569億円の国民に負担になると、増税になると聞いておりますが、さて、下松の市税の市民税個人分に関しましては、どれだけの増税と試算をされておるでしょうか。 また、具体的な市民の暮らしとの関係で、増税になる方とお子様の数によって1子、2子、3子とまた違うし、高校生がおられるおられないでまた違うと思うのですが、手当の関係、そして、あるいは授業料の減免の関係とこの税の関係で、俗に言う負担がふえる減るという関係は、モデルというのか、何か試算の一つの例があるのではないかと思われるのですが、これはどのように今なっていますか。 それから、3点目ですが、少額上場株主等についての配当益あるいは譲渡益にかかわる所得の非課税措置を24年から設けると。本則、今度は10%を20%に本則に戻すということのかかわりで少額上場株主等についても、庶民の株に対する投資についても配慮をするというどうも言い回しのようですが、さて、これにおきましては、時限立法だと思いますけれども、下松で想定される少額上場というのは全くわからないのか、ある程度財務省の試算で少額投資家は、これだけの国民比率でおられる、あるいは大都会、中都会、地方ではこういうふうにおられると、そこらあたりの財務省の資料があるのではないかと思われますので、何かそういった情報提供があればお知らせをくださればと思います。 3点ほど尋ねます。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) 市民税についてのお尋ねでございます。まず、市税の影響、これにつきましては、私今試算しておりますのは、まずゼロ歳から15歳までのいわゆる年少扶養、これにつきましては8,300人で1.6億円程度の増収になるのではないかと。それと、例の特定扶養控除12万円の上乗せ分でございます。対象が約1,400人、労働者ベースで約1,000万円、これになろうかと試算しております。 それと、私どもが国から説明受けておりますのは、やはり子ども手当、高校無償化、この被扶養の方に当たるわけでございますが、やはり例の控除方式から手当方式に切りかえると、それで子育ての環境をつくっていくというように聞いております。 それと、2点目の減免につきましては、お尋ねの内容を再度お尋ねしたいのですが、それと株式につきましては、やはりこの影響がどうかと、まずこの時限立法でございます。平成24、25、26の3年間、100万円、100万円、100万円で300万円と、これを10年間続けていくということになっております。 それと影響額につきましては、基本的にはわかりません。ですけれど、株式で下松市でどのぐらいの影響があるのかといいますと、当初予算でも税外収入でお示ししております。配当については、やはり800万円程度、総額です。それと、株式譲渡益については、県からの交付金でございますが400万円程度、それと、申告分離でございます。総合課税をされる家庭については700万円と。そのうちこの少額が幾らに当たるのかというのはちょっと詳細がわかりません。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) 城市 進議員。 ◆23番(城市進君) 市民税個人分については、やはりこれ大きいですね。15歳までの年少分が1億6,000万円の増税、16歳から18歳までの特定扶養控除の上乗せの部分の廃止1,000万円、1億7,000万円は、これは大変大きな増税です。これはまたやります。 少額上場株主等についての非課税措置のかかわりですが、これ私日ごろからこういうのはちょっとつかみにくい数字ばっかりなのでわからないのですが、私は一般質問でも市税収入、歳入をふやすべきだという点では、大金持ち減税の大口投資家に対する世界に類のない10%課税なんかとんでもないと。本当これが金がないというなら、せめて20%に早く戻すべきだと。先進国はもう25%、27%、30%、33%当たり前ですから、先進国は。極端ですよね、日本の場合は。 それで、本則にようやくと国民の批判で戻すと思うのですが、本則の20%に戻すことと、この少額投資家に対する非課税の時限立法ではありますが、ここらの兼ね合いでは、下松市の市財政の収入にそんな大きな影響は与えないとは思うのですが、さてそうはいってもどの程度の歳入に影響を、本則20%に戻すということと、この少額投資家に対する非課税の問題、今のところどのようにこの点は見ておられるでしょうか。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず影響額でございますが、先ほど申しましたとおり、今10%で例の税外収入、配当割交付金が800万円、株式譲渡益が交付金が400万円、申告分が700万円相当、これが当然20%になれば倍になります。ですけれども、少額配当、あるいは譲渡所得の300万円の範囲内でどの程度あるかというものが、ちょっと資料がございませんので、それが軽微であるか、その辺はわかりません。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。松尾一生議員。 ◆14番(松尾一生君) 1点だけお尋ねいたします。地方開発事業団の廃止に伴う規定の整備というのが固定資産税関係で出ておりますけども、この資料の中のちょっとページがないのでわかりにくいのですが、3枚目の初めのところにありますように、施行期日が第1条、(4)というところで、まだ法律、地方自治法の一部を改正する法律、これ平成22年法律第 号となっておりまして入っておりません。ということは、恐らく国会のほうでこの開発事業団の廃止については、今審議をしているのであろうということですが、御承知のように、この地方公共団体というのは、国と対峙する形で、現政権も地方分権、地方主権というのを声高に言っております。 私ども地方自治体におきましては、地方公共団体というのは、まず都道府県、そして、市町村、そして、東京23区、そして、下松市にもありますが、組合、財産区、そして、この地方開発事業団というのがあるはずです。家でいえば、そういった間取りが私どもには用意されておったのですけれども、その間取りの一部が今国のほうで取り外されようとしていると私は認識をしています。その地方主権というのを声高に言っている政権でありますので、恐らく十分な理由があって私どもの間取りを取り外そうとしていると考えられますが、ちょっとこれを見て私びっくりいたしましたんで、この点だけ、もし国の動向わかりましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。 ◎企画財政部長(棟近昭典君) まず、地方開発事業団、これがなぜこのような条例改正出てくるかというお尋ねでございますけれども、まず、今衆議院で審議途上にあります、地域主権関連3法ですか、協議の場をつくる、その中の地方自治法の一部改正ということで、今審議中でございます。それで、一応その成立した時点がまずこの市条例の公布日という形に空白になっております。 それで、やはりこの枠を外すというのも、国がやはり地方主権、あくまでも義務づけ、枠づけ、そういうものを外していこうという観点の中から、この開発事業団についても外していくのかなとは思うのでございますけれども、まずこの地方開発事業団というものが何かと申しますと、やはり特別地方公共団体ということで、複数の地方公共団体が事業を行うために設置する行政組織となっております。そのうち、平成22年の税制改正によりまして、全部事務組合とか役場事務組合とか、この地方開発事業団というものは長期にわたってその設立が自治法で根拠法定であったわけでございますが、事例がないということで今回自治法の中からこの文言を外すということで、その事業団が非課税措置を受けるような固定資産税の条項を外すというふうに理解しております。 以上でございます。 ○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第35号については、総務教育委員会に付託します。また、議案第36号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号は委員会に付託し、議案第36号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。議案第36号に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第36号について採決いたします。議案第36号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 △日程第13.議案第37号市道路線の認定について ○議長(中谷司朗君) 日程第13、議案第37号市道路線の認定についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 議案第37号市道路線の認定について御説明申し上げます。 中島町1号通り及び中島町2号線は、開発行為により造成された団地内の道路を市道として認定するものであります。この結果、市道路線数は791路線、総延長は約307キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第37号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第37号について採決いたします。議案第37号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 △日程第14.議案第38号あらたに生じた土地の確認について        議案第39号 字の区域の変更について ○議長(中谷司朗君) 日程第14、議案第38号あらたに生じた土地の確認について、議案第39号字の区域の変更について、以上の2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。    〔市長 井川成正君登壇〕 ◎市長(井川成正君) 議案第38号あらたに生じた土地の確認について及び議案第39号字の区域の変更について一括して御説明申し上げます。 この2議案は、平成10年3月から山口県が徳山下松港港湾計画に基づき、洲鼻小型船だまりの整備事業として、公有水面1万576.96平方メートルを埋め立てたことに伴うものであります。 なお、この埋立免許につきましては、平成9年12月の市議会において、埋立免許の諮問に答申するための議決をいただいております。 その後、平成10年2月26日、埋立免許が交付され、昨年3月23日に第1工区が、本年3月30日に第2工区がしゅんこうしたものであります。 まず、議案第38号についてですが、地方自治法第9条の5の規定に基づき、この事業により生じた土地の確認を行うに当たり、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第39号についてですが、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、この事業により生じた土地を、隣接する「下松市大字東豊井字宮ノ洲鼻」に編入することについて議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第38号及び議案第39号について、一括して御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中谷司朗君) これより御質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号及び議案第39号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号及び議案第39号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより順次採決いたします。議案第38号あらたに生じた土地の確認についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号字の区域の変更についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 △日程第15.監査報告第2号例月出納検査報告について
    ○議長(中谷司朗君) 日程第15、監査報告第2号監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたから、御了承を願います。 以上で本日の会議を終わります。次の本会議は6月14日午前10時から開きます。熱心に御審議お疲れでございました。午後2時50分散会 ─────────────────────────────────...