萩市議会 > 2018-02-23 >
02月23日-02号

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  1. 萩市議会 2018-02-23
    02月23日-02号


    取得元: 萩市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    平成30年 3月定例会                平成30年3月            萩市議会定例会会議録(第2号)                議事日程第2号         平成30年2月23日(金曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第1号から議案第12号まで   議案第26号及び議案第27号   議案第45号から議案第47号まで第3 議案第13号から議案第25号まで   議案第28号から議案第44号まで   議案第48号から議案第52号まで第4 特別委員会の設置第5 委員会提出議案第1号────────────────────〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議案第1号から議案第12号まで     議案第26号及び議案第27号     議案第45号から議案第47号まで日程第3 議案第13号から議案第25号まで     議案第28号から議案第44号まで     議案第48号から議案第52号まで日程第4 特別委員会設置日程第5 委員会提出議案第1号────────────────────〇出席議員(24名)       1番  五十嵐 仁 美 君       2番  石 飛 孝 道 君       3番  大 久   勲 君       4番  小 池 太 一 君       5番  佐々木 公 惠 君       6番  松 浦 俊 生 君       7番  美 原 喜 大 君       8番  森 田 哲 弘 君       9番  佐々木 武 夫 君      10番  関   伸 久 君      11番  西 中   忍 君      12番  波多野   勝 君      13番  椋   晶 雄 君      14番  欠       番      15番  中 野   伸 君      16番  松 尾 義 人 君      17番  守 永 忠 世 君      18番  小 林 正 史 君      19番  斉 藤 眞 治 君      20番  柴 田 保 央 君      21番  平 田 啓 一 君      22番  宮 内 欣 二 君      24番  横 山 秀 二 君      25番  長 岡 肇太郎 君      26番  西 島 孝 一 君〇欠席議員(1名)      23番  大 村 赳 夫 君────────────────────〇説明のため出席した者 市長        藤 道 健 二 君 副市長       高 橋 博 史 君 教育長       中 村 哲 夫 君 総務企画部長    柴 田 一 郎 君 市民活動推進部長  弘 中   保 君 市民部長      阿 武   守 君 保健福祉部長    板 井 昭 憲 君 市民病院事務部長  阿 武 利 明 君 農林水産部長    下   英 樹 君 商工観光部長    岡 本 達 彦 君 土木建築部長    石 橋 丈 雄 君 まちじゅう博物館推進部長           杉 山 寛 校 君 上下水道部長    池 田   亮 君 教育委員会事務局長 上 田 秀 男 君 消防本部消防長   寺 川 清 美 君 技術監理部長    野 村 謙 司 君 会計管理者     小 原 厚 子 君 総務企画部次長   大 塚 喜 彦 君 総務課長      齋 藤 英 樹 君 企画政策課長    香 川 信 善 君────────────────────〇事務局出席者 事務局長      植 山 幸 三 君 副局長       濱 村 祥 一 君 議事係長      村 本 行 繁 君 調査係長      戸 禰 憲 尚 君────────────────────     午前10時00分開会 ○議長(西島孝一君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。──────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(西島孝一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、17番、守永議員、18番、小林議員を指名いたします。──────────────────── △日程第2 議案第1号から議案第12号まで議案第26号及び議案第27号議案第45号から議案第47号まで ○議長(西島孝一君) 日程第2、議案第1号から議案第12号まで、議案第26号及び議案第27号、議案第45号から議案第47号までの17件を一括して議題といたします。 これより各委員長の報告を求めます。 まず、総務委員長の報告を求めます。18番、小林委員長。  〔総務委員長 小林正史君登壇〕 ◆18番(小林正史君) 総務委員会に付託されました議案3件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 議案第1号平成29年度萩市一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、歳入歳出それぞれ1億863万4,000円を追加し、予算の総額を311億4,316万4,000円とするものです。 今回の歳出予算補正の主なものは、職員の人事異動及び人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整、国の平成29年度補正予算(第1号)を活用する事業、補助事業費の確定等に伴う補助金の返還等が主なもので、このほか繰越明許費債務負担行為及び地方債の補正であります。 追加計上された事業のうち、保育士の業務負担の軽減を図る保育管理システム導入支援事業では、補助対象となる保育園、要望調査の時期と結果について、また相島小中学校トイレの洋式化を進める小中学校施設改修事業においては、事業実施後の和洋式トイレの比率について、温水洗浄便座の設置について、市内小中学校全校の更新予定についてなど質疑を交わしました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号萩市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び議案第27号萩市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例については、委員からの質疑はなく、採決の結果、2議案とも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告といたします。 ○議長(西島孝一君) 総務委員長の報告は終わりました。 次に、教育民生委員長の報告を求めます。21番、平田委員長。  〔教育民生委員長 平田啓一君登壇〕 ◆21番(平田啓一君) 教育民生委員会に付託されました議案9件について、審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。 まず、議案第2号平成29年度萩市国民健康保険事業事業勘定特別会計補正予算(第4号)についてであります。これは、人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整及び医療費の伸びが当初の見込みを上回ることから、一般被保険者の療養給付費を増額補正するものです。 審査では、インフルエンザの流行に伴う療養給付費への影響について2月、3月に療養給付費が伸びた場合の新年度予算への影響について質疑が交わされました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号平成29年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計補正予算(第3号)についてであります。これは、人事異動及び人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整を行うものです。 審査では、看護師の人員不足は生じてないか、また退職等に伴う新規採用の対策は十分にとれているかなど質疑が交わされました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号平成29年度萩市休日急患診療事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第5号平成29年度萩市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)の議案2件であります。これは人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整を行うものです。 審査では、特段の質疑はなく、採決の結果、議案2件について全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号平成29年度萩市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。これは、人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整及び当初の見込みを上回る介護予防生活支援サービス事業の利用があることから、必要な経費を増額補正するものです。 審査では、介護予防生活支援サービス事業を行うことにより萩市負担の責務についての確認が行われました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号平成29年度萩市病院事業会計補正予算(第2号)についてであります。これは、今回の補正は、人事異動及び人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整を行うものです。 審査では質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第45号から議案第47号の工事請負契約の締結についての議案3件についてであります。これは、新総合福祉センター整備工事電気設備工事及び機械設備工事に係る請負契約を締結することについて市議会の議決を求めるものであります。 審査では、予定価格を事後公表に切りかえた時期と理由について、JVに参加できる条件についてなど質疑が交わされました。 採決の結果、議案3件について全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で教育民生委員長の報告を終わります。 ○議長(西島孝一君) 教育民生委員長の報告は終わりました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。16番、松尾委員長。  〔経済建設委員長 松尾義人君登壇〕 ◆16番(松尾義人君) 経済建設委員会を代表し、本委員会に付託されました議案5件について、審査の経過及び結果を御報告させていただきます。 議案第7号平成29年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第8号平成29年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第9号平成29年度萩市特定地域生活排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第10号平成29年度萩市水道事業会計補正予算(第4号)、そして議案第11号平成29年度萩市下水道事業会計補正予算(第4号)の5議案については、人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整及びそれに伴う下水道使用料徴収事務負担金の変更が主なもので、審査では特段の質疑はなく、採決の結果、5議案すべて全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、経済建設委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(西島孝一君) 経済建設委員長の報告は終わりました。 以上をもちまして、各委員長の報告は終わりました。 これより各委員長に対する質疑を行います。 まず、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西島孝一君) 質疑なしと認めます。 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西島孝一君) 質疑なしと認めます。 次に、経済建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西島孝一君) 質疑なしと認めます。 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終わります。──────────────────── △討論 ○議長(西島孝一君) これより討論を行います。通告が2件提出されておりますので、順次発言を許します。 議案第1号に関し、反対の立場から3番、大久議員の発言を許します。3番、大久議員。  〔3番 大久 勲君登壇〕 ◆3番(大久勲君) 議案第1号平成29年度萩市一般会計補正予算に反対の立場から討論させていただきます。 今回の補正予算には、明倫学舎に関する約8億円の減額補正がなされないまま提出されており、この補正予算を認めることはできません。10月から国の補助を返還する作業をしているとの回答がありました。議会と市執行部の一番の争点であったこの問題に対して、責任ある対応をとっていただきたい。 明倫学舎は約8億円と事業規模が大きいにもかかわらずですね、一方で新総合福祉センターでは工期のおくれから事業実施できないとして12月議会において2億円以上減額補正をしており、整合性がとれません。決算認定で処理する、現在の議会構成では否決される可能性があり、そのことがわかっているから減額補正を行わず、この補正予算を出してきた。逃げていると思われても仕方がありません。余りに議会軽視ではありませんか。 新人の若い市長に期待した清廉潔白さを、市民はその希望を裏切られた。市長の政治姿勢、人間性についても疑いを市民が持ったのではないでしょうか。 以上の点から、議案第1号平成29年度萩市一般会計補正予算に反対の討論とさせていただきます。 ○議長(西島孝一君) 大久議員の討論は終わりました。 次に、議案第1号に関し、反対の立場から7番、美原議員の発言を許します。7番、美原議員。  〔7番 美原喜大君登壇〕 ◆7番(美原喜大君) 議案第1号平成29年度萩市一般会計補正予算(第5号)に反対の立場から討論を行います。 昨年8月17日に光市で議員研修会がありました。議員の皆様にはまだ記憶に新しいものと思います。講師は片山善博元総務大臣。元鳥取県知事ですね。両方であります。講演をされました。内容は、議会には責任がある、議決ということに対して最終責任は議会である、という議員にとってですね、大変厳しい内容のものでありました。それが脳裏にあることを前置きとしまして、本論へ入ります。 今回の補正の主なものは、人事院勧告に準拠した給与改定に伴う職員人件費の調整であります。ほか、緊急的に対応せざるを得ないものであり、計上された補正予算全般に反対するものではありません。今回の反対の主なものの理由は、当初に可決された予算が執行されず、多額な事業費がそのまま不用額として処理されようとしているところであります。やはり、明らかに執行しないものは補正予算に計上して、減額として市民に知らせるという行為をとることが必要と考えます。今回の議会は平成29年度補正予算のできる最終議会であります。にもかかわらず計上されていません。議会へ上程し、けんけんがくがく行い、結果に基づいてその執行を考える。議会は議論の場であります。それを放棄されるような行為に対して反対というところであります。 議会は予算を議決するという権能を持ち、議決に対し責任が伴います。議決をして市民に知らせるという責任を持っています。当初予算や補正で上げられた予算が執行されずに、議会に諮ることなく不執行にするという行為に対し、議会の権能、責任が脅かされることに対し、反対の意を唱えるものです。議会としては大変大切なところです。今後このようなことがないようにですね、そういった思いから反対の立場で討論をしております。 最後にもう一度重ねて申し上げます。予算の内容に対し反対するものではありません。この1年大きく議論してきたことが、最終議会の予算に上程されない、そのような行為に対し異論を唱え反対するものです。 議員の皆様には、研修の効果を発揮され、議会の権能を保持されること、また、議員の皆様の中にはこのような行為に対し、補正をせずですね、補正をせずに不用額として処理される行為、これまでも反対されてきた方もいらっしゃいます。どうぞ御見識高く、御理解いただきますようお願い申し上げ討論といたします。
    ○議長(西島孝一君) 美原議員の討論は終わりました。 以上で討論を終了いたします。──────────────────── △採決 ○議長(西島孝一君) これより採決を行います。 まず、議案第1号平成29年度萩市一般会計補正予算(第5号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(西島孝一君) 起立多数と認めます。よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第2号平成29年度萩市国民健康保険事業事業勘定特別会計補正予算(第4号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第3号平成29年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計補正予算(第3号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号平成29年度萩市休日急患診療事業特別会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号平成29年度萩市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号平成29年度萩市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号平成29年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号平成29年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号平成29年度萩市特定地域生活排水事業特別会計補正予算(第3号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号平成29年度萩市水道事業会計補正予算(第4号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号平成29年度萩市下水道事業会計補正予算(第4号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号平成29年度萩市病院事業会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号萩市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号萩市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第45号工事請負契約の締結についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第46号工事請負契約の締結についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第47号工事請負契約の締結についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は委員長の報告のとおり可決されました。──────────────────── △日程第3 議案第13号から議案第25号まで      議案第28号から議案第44号まで      議案第48号から議案第52号まで──────────────────── ○議長(西島孝一君) 次に、日程第3、議案第13号から議案第25号まで、議案第28号から議案第44号まで、議案第48号から議案第52号までの35件を一括して議題といたします。 まず、議案第13号平成30年度萩市一般会計予算に対する質疑を行います。議席番号18番、小林議員。 ◆18番(小林正史君) この医療費助成問題は、前の定例会で私の考えを示しております。議会だよりにも掲載されています。この後、一般質問もありますので、1点だけお尋ねいたします。 市長は、多くの子育て中のお母さんから要望されたと言われますが、どのような場で、例えば移動市長室で参加者何人のうち何人の要望があったとか、PTAの代表が総意として言われたとか、特定の団体での会合でそういった話があったと、実際何人の方の意見を取り上げられたのかまずお聞きいたします。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) ただいま小林議員の方から御質問のあった件でございますが、何人ぐらいの要望か、どういう場で、どういう要望かというお話でございますが、昨年3月に市長就任の以前から、またそして就任後も各地域のさまざまな行事に参加いたしまして、市民や関係団体の皆様から多くの要望をいただきました。今年度実施いたしました移動市長室におきましても、複数の市民の方から要望をいただいております。また、子育て世代の団体からも要望をいただいておりまして、市議会教育民生委員会におかれましても、視察の際に要望があったように伺っております。 昨今の議会でもたびたび取り上げられるように、医療費助成の拡充に対する要望は高まっておりまして、萩市健康福祉計画策定の際に行った子育てに関するニーズ調査の中でも、最も重要と思う子育ての支援は何かという項目でも、医療費助成を1位に上げた人の割合が43.5%とトップでした。 このように医療費の助成の拡充は、子育て世代の皆さんの多くの強い要望であるというふうに認識しておるところでございます。 以上です。 ◆18番(小林正史君) 後に同僚議員が一般質問するので、この点だけにしておきます。明確な数字はなかなか提示できないと思います。 子育て中のお母さんには負担が少ない方がいいと言われるのは当然であろうと思います。もう答弁はよろしいです。 ○議長(西島孝一君) 小林議員の質疑は終わりました。 次に、議席番号3番、大久議員。3番、大久議員。 ◆3番(大久勲君) それでは、来年度の人件費についてお伺いします。 市職員の働き方改革、ワーク・ライフ・バランスの実現を公約の一つとされている市長です。30年度予算では、前年比何パーセント、時間外手当、残業代が削減されることになるんでしょうか。 もう一つが、組織変更によりポストがふえます。そのポストがふえる部分にかかわる影響額、この金額、人件費の額を教えていただきたい。 以上、2つです。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 今おっしゃいました人件費等に係る、組織の変更に係るポストの増、これに係る人件費ということでございましたけれども、これにつきましては、今回の当初予算では計上しておりません。12月補正予算、新年度の12月補正予算で4月1日以降の人事異動の影響額、これについては、今も申しましたように12月補正予算で計上することにしております。 以上です。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 失礼いたしました。時間外手当の件でございますけれども、予算説明書の248ページにございますけれども、これは29年度の当初予算での計上額との比較になりますけれども、パーセンテージっていうか、これにつきましては、金額の増ということで、昨年度比359万5,000円の増額というふうになっておるところでございます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 3番、大久議員。 ◆3番(大久勲君) その時間外手当、残業代がふえるということは、これワーク・ライフ・バランス、もちろん勤務時間だけがそのワーク・ライフ・バランスの実現につながるわけではないんですけども、この部分に取り組みは、市長はどういうふうな取り組みをやっていこうと思われてるんですか。まあ、短時間勤務、これが働き方改革の一番の肝だと思うんですが、そこには手をつけないんでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 私は就任以来、ワーク・ライフ・バランス、これを申しておりました。標榜しました。ただ、残念ながらこのワーク・ライフ・バランスがこの1年間で実現できたということでは、残念ながらありません。 ただしこれは、まずはこの1年目、職員の方の仕事ぶりを見て、そのうえでしっかりとどういったところで恒常的な残業が発生してるのかといった現状を見るということが、それにとどまったということでございます。ただ、いくつかの細かなその残業削減策だとかいったものは講じておりますけれども、そういった細かなものではなくて、本質にずばっと切り込むような仕事の進め方の改革だとかいったものをですね、この先進めてまいりたいというふうに考えております。 したがって、標榜しましたが、残念ながらこの1期目につきましては、目ぼしい成果を上げたということではありません。そこは正直に申し上げます。ただ、これをあきらめたわけではなくて、しっかりとその萩市の職員に、その仕事に、公務員としての仕事にふさわしいですね、その仕事の進め方というかですね、働き方改革ですね、こういったものをしっかりとやってまいりたいというふうに考えておるところです。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 3番、大久議員。 ◆3番(大久勲君) それでは、ポストがふえた部分の影響額っていうのを、確か前回の全員協議会の場で私が、当然判断の根拠となるように数字を示してくださいというふうに、計算しておいてくださいというふうに質問してあるはずなんですけれども、じゃあ12月の予算で、どの程度ふえる予定なんですか。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 詳細につきましては、委員会審査の中で回答したいと思います。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 大久議員の質疑は終わりました。 次に、議席番号7番、美原議員。7番、美原議員。 ◆7番(美原喜大君) 当初予算の概要、21ページですが、萩市民ファーストの集い。平成29年度はですね、萩・移動市長室でされました。住民の意見を聞くということで。平成30年度からは、萩市民ファーストの集いという形でされるということですが、隔年でこのような形でされるのか、そこらの方針が決まってるのかどうか、まずお聞きします。 続いて、やはり21ページ、携帯電話エリア整備事業ということで、実施箇所の選択が我々にとって不透明であるということで、実施箇所の選択順位をどのようにつけているのかと。聞くところによると、受益が多いところからというような話、それから事業採択が可能なところというような確認、回答がありましたですが。 早くから手を挙げておいてもですね、次から次から要望が出てくれば、その方が優先されるというような事態は、何とも見過ごすことできないなというような思いをしております。選択理由を明確にしていただきたいというふうに思います。 今度22ページですが、ジオパーク推進事業。事業の内容の中にですね、地域が活性化し、経済的にも潤う仕組みづくりについて、特に経済的に潤う施策についてということが挙がっております。具体的な取り組みをお聞きしたいというふうに思います。 続いて26ページ、福栄コミュニティセンター整備事業、34ページ、新萩市総合福祉センター、59ページ、ふれあいステーション須佐整備事業と。箱物行政はしないと言われておりましたですが、新年度予算では大きな事業として3施設の箱物があわられております。特に福祉センターでは、その廃止を含め検討をするための時間をとられ、工期まで延伸されております。その結果をもってですね、実施するということでありますが、箱物行政悪いとは私が言ってはおりませんが、箱物行政に対する考え方が変わってきたのかというところを確認しておきたいと思います。 それから予算全般ですが、政治は結果であると言われております。人口減少、経済の停滞を指摘もされておられます。今回、藤道予算の編成で、これらに対する事業はどれが該当するでしょうか。どれだけの定住が図れるでしょうか。方針の転換があるのか。というのはですね、真っ先にやっぱり考えなきゃいけないは、人口定住、経済の活性化であろうというふうに思ってたんですが、最近、人材育成の言葉がですね、主流になってきてるかなというふうに思います。ちょっと一貫性が崩れてるんじゃないかなと。やはり人口、経済、ここを主にですね、考えていっていただきたいなというふうに思ってます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 美原議員から5項目の質問をいただきました。私の方からは3つほどお答えをさせていただきます。 まず1番目にですね、萩市民ファーストの集いについて。29年度は萩・移動市長室、30年度からは市民ファーストの集い、隔年でこのような形で進めるのかというお尋ねでございます。せっかくの機会ですので、萩・移動市長室について、若干の報告をさせていただきます。 本年度におきましては、3月末までに36回の萩・移動市長室を開催することとしております。これまでに32回開催し、市民の皆様から109組、336件の御意見等を伺っております。 30年度には、市の主要な施策を説明するとともに、市民の皆様との意見交換をする場として、市民ファーストの集いを小学校区単位で実施してまいりたいと考えております。萩・移動市長室、市民ファーストの集いを隔年で実施するかどうかにつきましては、その30年度の市民ファーストの集いの実施をよく精査させたうえで、今後の実施のあり方について考えてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 それから、議員の方から4つ目におっしゃいました箱物行政についてでございます。私は、昨年の市長選挙におきまして、萩・明倫学舎及び孔子廟移設計画などの文化財を中心とした箱物行政については、これを全面的に見直すというふうに申し上げてきております。しかしながら、市民生活に直結するものである必要なインフラなどにつきましては、事業の必要性等を十分に考慮したうえで、今後も事業を実施していく方針に変わりはありません。 新総合福祉センターにつきましては、本年度の議会において再三申し上げたところでございますが、福祉関係団体の活動拠点及び保健福祉関係機関の総合相談窓口として、老朽化していた現施設にかわる施設として、平成27年から事業を開始しておりまして、熊本地震、途中ですね、熊本地震の発生を受けて、防災対策に係る機能の再検討を行ったこと、加えて利用者団体、これは福祉団体初め、高齢者団体ですね、こういったところからのニーズを徹底的にヒアリングするということ、2つ目、考えられる代替施設との比較検討、代替案の検討ですね、これを行うこと、3つ目、もともとタイトな工期の設定であったこともあり、建設関係者の安全面を配慮して工期を再設定したものであるというふうに申し上げてます。その供用開始を平成31年6月に延期して、これから本格的な工事を開始していくというところでございます。 したがって、廃止を含めた検討を行ったために時間が必要になり、工期まで延伸されたとおっしゃるというのは事実誤認であると私は考えております。 また、平成30年度予算に計上しております福栄コミュニティセンターの整備事業は、今年度9月補正予算、ふれあいステーション須佐整備事業は、12月補正予算に関係予算を計上して、新規事業として議会でお認めいただいた事業であると認識しております。福栄コミュニティセンターは、地域のコミュニティ活動、行政、防災の拠点施設として整備を行うものであります。そして、ふれあいステーション須佐整備事業は、地域の特産品の販売や、地域の観光情報を発信する施設として、地場産業の活性化、地域の振興を図るため、地元の皆さんからの要望を受けて実施するものです。 繰り返しますが、今後も事業の必要性、費用対効果、施設整備後の維持管理費等につきまして、十分検討を行ったうえで、住民福祉の向上、市政の発展を図るために、真に必要な事業を実施してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 それから最後ですが、政治は結果だということでございますが、議員の御質問をちょっと繰り返えさせていただきますが、政治は結果であるというふうに言われて、人口減少と経済の停滞を指摘されてきたと。今回、私の予算でこれに対する事業は何か、どれだけ定住が図れるか、方針の転換があるのか。真っ先に考えなければいけないのが、人口定住施策と、経済活性化の取り組みであるはずだが、今や人材育成が発言の主流になってきている。一貫性はあるかという御質問に対してお答えさせていただきます。 平成30年度予算は、申し上げておるとおり、明治維新150年に当たり、萩市の再生に向けてスタートする予算というふうに位置づけております。施政方針でも申し上げますとおり、市長就任以来、人材の育成、産業の振興、元気なコミュニティの再生、3つを柱として取り組んでまいりました。30年度予算におきましては、明治維新胎動の地萩として、このDNAを呼び覚まし、新しい萩と時代を切り開こう、これをテーマに、次代を担う人材育成、人づくりに積極的に取り組む予算でございます。また、住みよいまち萩、住みたくなるまち萩の実現に向けて、地場産業の再生、活性化、子育て支援に重点を置いた予算となっています。 御承知のとおり、人口減少や経済の停滞の背景には、さまざまな要因が複合的に絡み合っています。したがって、人口減少と経済の停滞に対処する事業は何かと聞かれれば、当初予算すべてであるというふうに申し上げます。しかしあえて申し上げるとすれば、定住対策、農林漁業振興に係る取り組みに加えて、新商品開発、公告宣伝、販路拡大等の取り組みや、起業される方々等の支援、萩版DMOに関する取り組みなどが挙げられるのではないかと考えております。さらには、子ども医療費助成の拡充や、病児・病後児の保育施設整備など、子育て支援の取り組み、学力向上推進室の設置などについても、人口減少対策に資する取り組みだと考えております。 また、議員から今や人材育成の発言が主流であり、方針に一貫性があるのかとの指摘ですが、私自身の中では、政策の方針を転換したとの認識は全くありません。むしろ人づくりと産業振興は車の両輪であり、このため二つの考え方を構想として、市の政策の柱とする予定で取り組んでいるところでございます。人材育成の施策が、人口定住や経済の活性化にもつながっているのだという考え方を御理解いただけないのは、非常に残念であります。 まちづくりは人づくりから始まると言われます。経済を活性化するうえでも、産業振興の戦略的施策を推進することにあわせ、地域産業を担う人づくりは必要不可欠であり、また人口定住対策につきましても、地域が一体となって取り組むことが肝要であり、そのためにも地域を担う人づくりが必要となってまいります。 議員におかれましては、虚心坦懐に何とぞ市政に御協力、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 高橋副市長。 ◎副市長(高橋博史君) 私の方からはですね、美原議員の質問の中でですね、ジオパーク推進事業、こちらについてですね、事業の内容の中に地域が活性化し、経済的にも潤う仕組みづくりというふうな記述があるが、具体的な取り組みは何かと、こういう御質問であったかと思います。これについてお答えさせていただきます。 ジオパーク活動の柱の一つはですね、持続可能な開発の実現ということで、これがジオツーリズムというものがですね、地域振興のその中心を担うというふうにされております。萩市でもですね、弥富の方でですね、龍が通った道まつりを初め、大地の遺産を活用した住民主体のさまざまな積極的な取り組みが行われておりまして、こうした地域の皆様の取り組みをですね、いわゆるジオツーリズムに結びつけていくということでございます。 将来的にはですね、このジオツアー、ジオを使った旅行というか、観光のものでございますけど、大地と人のつながりを楽しむ中で、地域ならではの大地の恵みを紹介して味わっていただくということで、地域に経済的なメリットをもたらすということを目指しております。 このため、平成30年度はですね、ジオツアーや体験プログラムの企画を立案して、案内していただくジオプランナーやジオガイド等の人材をまず養成するということと、ジオツアーの商品化に向けましてですね、モニターツアーなどを実施するということで、そのためのまずは仕組みづくりに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 私からは、携帯電話エリア整備事業についての御質問にお答えいたします。 実施場所の選択が不透明であるというふうに御質問いただきましたが、この実施箇所の考え方につきましては、昨年の6月の定例会でもお答えをさせていただいております。繰り返すことになりますが御容赦いただきたいと思います。 この携帯電話につきましては、やはり災害時の情報伝達といった側面からも、この防災上の問題にかかわってくるものでございますので、市といたしましてはすべての不感地帯、この早期解消がやはり目標でございまして、それぞれの不感地帯、地区に対して、優先順位をつけているわけでは、市としてはございません。 しかし、この事業については、無線通信事業者、いわゆる通信キャリアと言われておりますけれども、この事業者が参画する意向を示した地区でないと事業が行えないということでございます。事業者につきましては、少しでも採算性の高い地区、すなわち夜間人口の多い地区からというふうならざるを得ないということでございます。 しかし、萩市といたしましては、これらの解消が行われますよう、引き続き通信事業者の方にこの参画を要望するように申し上げるとともに、要望するとともにですね、国庫補助金の動向にも左右されることがございますので、この確保についても努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 7番、美原議員。 ◆7番(美原喜大君) 今の携帯電話のエリアですが、もう合併当初からですね、何とかならんかということを言われてる地区もあるわけですね。いつまで待てばできるんかと。そりゃ受益が少ないから仕方ないよということは言えるんですが、まあ何とかならんかっていうところが本当よく見えないと。言われるのはわかるわけですが。 それからですね、市長、期待しておりますので、どうぞ人口ふやしていただいて、経済を活性化していただくということ努力していただきたいというふうに思います。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 人材育成と産業振興とまちじゅう博物館構想、これを3つの柱として人口減少対策、産業活性化対策に全力を尽くしてまいるつもりでございますので、何とぞ議員におかれましても御協力、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(西島孝一君) 美原議員の質疑は終わりました。 次に、議席番号22番、宮内議員。22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 6点についてお聞きします。 1点目は、新年度予算、これを編成することにおいて市長が最も重点をおいたということは何かということです。基本的に当初予算編成という点では、今回が初めてでありますので、ぜひどういうことに重点を置いたんだということをお聞かせいただきたいと思います。懸案はたくさんありますので、その中で何がどうなのかというところ、聞きたいと思います。 2点目は、市長選後から市民ファースト市民相談室を開設されました。先ほどその回数、これが示されました。その中で、さまざまな市民の要望、お聞きになっていると思います。その要望のうち、どんなものが予算に盛り込まれているのか。1点は子供の医療費助成の問題を言われました。そのほかにどんなものがあるか。寄せられた要望のうち、市長がこれは何としても実現したいというものがあると思うんですけれど、それがどの程度この年度で盛り込まれているのか。そしてどんなものをもう少し検討を要するなということで先送りされているのか。このことをお聞かせください。 3点目は、各地域、ここで振興策というのが待たれていると思います。特に周辺部となった旧町村部におきましては、合併以来どんどん地域がさびれていく、衰退していく、このことが本当によくこの見えるという状況になってきています。特に人口減少を見ればそれが明らかですし、高齢化率もどんどん進展しています。そういう中で、今年度の事業の重点事業と、それから今後予定されている事業、どんなものがあるか、市民の期待にどうこたえていくかということをお聞きしたいと思います。また、それについては、どんな事業を市長として展開していきたいんだということがあればお聞かせいただきたいと思います。 4点目、強い農業ということが、国の農政の中で言われています。市長も今回施政方針の中で、国の動きに呼応して、産業として強くしていくと言っておられます。この産業として強くしていくっていうことの意味、どんなことが込められているのかお聞きしたいなと思っています。国の言う強い農業っていうのがよくわからないんですよね。輸出競争力を持つ農業だなどというようなことが言われていますけれど、すべての人が輸出をするような、そんな農業なんてできっこありません。アメリカにしても、オーストラリアにしても、ヨーロッパにしても、輸出競争力をつけるうえでは、国は手厚い支援をしています。たくさんの補助金を出しています。それに比べて、日本の農業は、そういう点では非常に国からの支援は少なくなっています。そういう点で、産業として強くするというのはどういうことなのかなと思いますが、市長のその真意をお聞かせいただきたいと思います。 5点目に、個別経営体農地集積事業というのが、今回挙げられておりました。この支援事業の展望についてお聞かせいただきたいと思います。法人経営は、国がどんどん進めていますので、国、県の施策によってかなり優遇措置がとられていますが、個別の経営体、個人の経営体ですね、これについてはなかなか支援策がありません。萩市は若干ではありますが、農業機械など購入するときの補助制度3分の1、これがありますけれど、ほかに何かあるのかなと思ったら、今度はこの個別経営体農地の集積に対する支援というものが出てきました。もっともっとこれを広げていきたいなと思って、私も思うんですけれど、しかし法人経営で経営を行う面積と、個別経営体、個人の経営体で行う農地、この集積、この面積、これをどのように展望しておられるかというのをお聞かせいただけますかね。 6点目、生活保護費の扶助事業の減額、これが前年度8億5,907万4,000円、今年度8億1,522万2,000円ということで、4,385万2,000円の減額になっています。この減額はどういうことを意味しているのかなと思います。今、国は生活保護基準の引き下げをするというようなことを言っています。それがここにあらわれているのか。今でさえ、生活保護を受けておられる方々の生活は、非常に厳しいものがあります。なかなか余裕があると思えません。これが下がるということで、こういう減額になっているのかどうか、このあたりのことを確認したいと思います。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 今、宮内議員の方から6点ほど質問をいただきました。私の方からは4点お話しをさせていただきます。順番に申し上げます。 まず、新年度予算を編成するに際して、最も重点を置いたことは何かというところでございますが、30年度の予算は先ほども申しましたが、明治維新150年、萩市の再生に向けたスタートの年度とする予算というふうに位置づけております。施政方針でも申し上げましたが、明治維新胎動の地だと、そして何度も繰り返しますが、新しい萩と、時代を切り開こうというテーマにですね、市民の皆様とともに、さまざまな事業を展開するとともにですね、次代を担う人づくりに積極的に取り組む予算であるということでございます。これまず第1ですね。 2つ目は、住みよいまち萩、住みたくなるまち萩の実現に向けまして、地場産業の再生、活性化、そして地場産業だけではなくて、新たな地場産業ですね、こういったものを創設するということ。さらには先ほど議論にありましたが、子育て支援、こういったものに重点を置いた予算としておるということでございます。 2点目、市民ファーストですね、移動市長室の中で、いろんな相談がありましたが、どのようなものを予算に盛り込んだかといったことでございますが、移動市長室につきましては、昨年の7月末から私どもの市役所本庁を初め、各地域の総合事務所、支所、出張所において開催いたしまして、本日までに、先ほど申しましたが32回、109組の市民の皆様から、生活に関することや、インフラ整備の要望、スポーツ部活動の要望であるとか、市の情報発信の手法に関する意見、地域振興に対するさまざまな施策の提案など、多岐にわたるいろんな意見をお聞きすることができました。本当にありがたいことだと思いました。 市民の皆様からの御意見をもとにですね、この当初予算に具体的に反映したものとしては、まず国庫補助事業に該当しない農地への有害鳥獣侵入防止柵の設置に対する新たな支援策ですね、支援事業、地元中小企業者を対象とした新商品開発や販路拡大、これを支援する事業、市道の維持補修事業など、もろもろございますところです。 こういった移動市長室での御意見につきましては、市役所の内部でいろいろと検討しながら議論して、実施できるものは速やかに実施していくという考えにおるということでございます。すべてがこれは実現できるものでは当然ありませんけれども、できるだけ市民の皆様のかゆいところに手が届く、そんな政策をしっかりとやってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 3つ目でございますが、各地の振興策ということでございますが、平成30年度予算の地域の主な事業ですが、まず過疎化、少子化対策として、子育て世代を対象とした定住促進住宅を、今度は田万川地域に建設する東部地域定住促進住宅建設事業、そして地域の産業活性化を図る事業として、須佐男命いかや地域の特産品を販売する施設を整備するふれあいステーション須佐整備事業ですね、こういったもの。あとは福栄地域の新たなコミュニティ施設の拠点として、コミュニティセンターと総合事務所を合築した施設を整備する福栄コミュニティセンター整備事業、近年、湯量が減少しております川上地域の阿武川温泉の湯量回復を図る阿武川温泉泉源スケール除去事業、資源災害等の発生時に住民に緊急情報を発信するため、老朽化した防災行政無線施設のデジタル化などを行います新防災行政無線整備事業など、各種の事業を計上しておるところでございます。 そして、今後についてでございますが、地域政策部を新設させていただこうと思っております。その地域政策部と、各総合事務所、支所、出張所が中心となりまして、地域の皆様と協議のうえ、地域の強みを生かして、実情に即した夢プランを作成し、真に必要な事業を進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 地域活性化、住民福祉の向上、ないしは市政発展のために、そうした事業を行ってまいりたいと思っております。 それから農業でございます。強い農業と国は言い、私も国の動きに連動して、呼応して産業として強くしていくと、どういう意味が込められているのかいうことでございます。 まずはちょっとお聞きください。国においての平成30年度予算については、強い農水産業のため基盤づくりということで、農業農村整備事業、農地耕作条件改善事業、農業水路等長寿命化、防災減災事業等の土地改良事業を中心に、予算が整備計上されておるところでございます。市といたしましても、特に第一次産業につきましては、従来の組織営農への支援、土地改良事業等の生産基盤整備のハード事業の推進にあわせ、意欲ある個人経営体への支援に着目し、さらに充実を図ってまいりたいと考えております。 具体的に申し上げれば、中核的担い手育成支援事業による機械装備への支援、ふるさと再生萩回帰応援事業による地域における多様な担い手、この確保対策、新規事業であります販売促進等チャレンジ農家応援事業によって、市内農産物を活用した新商品の開発、新品種の導入、新たな販路開発の経費支援、いわゆるソフト支援につきましても、あわせて強化してまいりたいというふうに考えております。 農林水産業、産業として強くしていくために、国、県の事業の活用は当然でありますが、市の独自施策の事業もあわせて、意欲ある経営体が強く主役になれるよう支援してまいりたいというふうに考えておるところです。 宮内議員がおっしゃる産業として強くということでございますが、ここは国においては輸出競争力を持つということも、その一つの道であろうと思いますが、萩市においてそれができるのかといったところでございますが、やはりここはそれは別に萩市おいても目指さないというわけでは当然ありません。それも目指すべき道のうちの一つであろうかと思いますが、ただ市には、萩市には萩市の農業の事情がございます。この事情にあわせた農業を維持、発展させていく。少なくとも、やっぱり維持させていくというために、もちろん国、県、市からの補助は必要であるところはございますが、やはり一つ一つの経営体が、個人も含めてですが、できるだけ自立して生活できる、事業が継続できる、そういった姿までもっていくような環境の整備をしてあげるというのが、私は産業として強くしていくというか、維持できる、必須条件ではないかというふうに考えているところでありまして、もちろんいわゆる農業の中の個々の取り扱い商品を含めたビジネスモデルだとかいったものはありますね。ただそれは、その特徴、その地域の特徴に応じていろいろ変わってくるし、経営体の考え方によっても変わってくると思います。それは私どもが、ああしろこうしろというふうなことではないというふうに考えておりますが、ただそれを行うための基盤整備はして差し上げなければ、私は農業が全く支援なく自立していくということは、なかなか日本の農業自身難しいと思っておりますので、そこは自治体として精一杯の支援をしていくという考え方に変わりはございません。効率的な支援をしっかりとして、今後もしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 私の方からはこの4点申し上げました。以上です。 ○議長(西島孝一君) 下農林水産部長。 ◎農林水産部長(下英樹君) それでは私の方から、宮内議員の5番目の個別経営体農地集積営農支援事業の展望についてお答えをさせていただきます。 新規事業の個別経営体農地集積支援事業につきましては、これは国庫補助事業であります地域集積協力金を補完する事業として予算計上したものでございます。地域集積協力金は、平成26年度から継続をしている事業でございます。 具体的に申し上げますと、集落を基本とする地域の話し合いによって作成されました人農地プランに基づいて、農地中間管理機構にまとまった農地を貸し付けた場合に、その地域に地域集積協力金が支払われるものでございますが、地域内の全農地面積に対する農地中間管理機構への貸付面積が最低2割以上なければならないということになっておりますので、2割以上なければ地域集積協力金が支払われないというようなルールになっております。農事組合法人等の大規模経営体のいない地域においては、意欲のある個人経営体が農地を集積しても、国庫補助事業の地域集積協力金の対象とならないということがございますので、それに対して市の単独事業として支援をしようというものでございます。 国における地域集積協力金につきましては、当面、平成30年度をもって終了となるということでございますけれども、後継事業として農地流動化の支援事業が打ち出された場合には、事業内容を精査したうえで、補完事業が必要か検討してまいりたいというふうに考えております。 なお、この国庫補助事業についても、来年度以降も事業継続されるよう要望していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 板井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(板井昭憲君) 私の方から6番目の質問について答弁をさせていただきます。関連する2点について御質問をいただきました。 まず、生活保護費扶助事業の減額の要因は何かということでございますが、生活保護費扶助事業の減額の要因は何かという御質問につきまして、これにつきましては予算編成に当たり、過去の実績に基づき扶助費の種類ごとに支出状況を勘案し、予算を計上しているところでございます。 過去からの生活保護費の支出状況を見ますと、生活保護費に係る扶助費全体のうち、約6割を占める医療扶助費の増減、これが最も影響を及ぼしております。ここ近年の医療扶助費の動向を見てみますと、平成27年度実績額が5億1,400万円、平成28年度においては実績額は4億7,200万円、この平成29年度は未確定ではありますけれども4億2,000万円前後を見込んでおります。平成27年度をピークに減少をしておる状況でございます。これは一人当たりの医療費が減少傾向にあることが原因でありまして、また被保護者の人員がほぼ横ばいから減少傾向と見込まれることから、これらを勘案し4,385万2,000円をこのたび減額し、計上したものでございます。 次に、国の生活保護の基準改定に伴う影響はないかということでございますけれども、この生活保護扶助費は、国におきまして5年に一度見直されることになっております。今回、平成30年度から見直される予定でございます。実際の実施にあっては、10月からとされているところでありまして、また今回の見直しは影響が大きいため、3年をかけて調整されることとしております。 生活扶助費の基準につきましては全国一律ではなく、その居住地により大きく3つの級地に分けられております。さらに各級地は2つに区分されているため、実際には6段階の基準額が存在するということになります。萩市におきましては、級地が3級地となり、一番下位の級地の基準額が適用されます。 今回の見直しにおける萩市の生活保護者の影響は、いまだ詳細な基準額が公表されていないために正確な基準額は算出できませんが、厚生労働省が公表した改正案では、さまざまなモデルケースにつきまして想定され、試算されております。萩市が該当する3級地では、ほとんどのケースがほぼ現状どおりか、若干のプラス改定となっております。ただし、萩市と同じ級地と区分で示された試算表は、現在、今のところ公表されていないために、若干の違いはあるかもしれませんが、これらが予算に及ぼす生活扶助額は、最大でもプラス3%程度であるため、補正予算で今後対応するようなことはないと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 宮内議員の質疑は終わりました。 次に、議案第14号平成30年度萩市土地取得事業特別会計予算については通告がありませんので質疑なしと認めます。 ここで、10分間休憩をいたします。     午前11時17分休憩────────────────────     午前11時29分再開 ○議長(西島孝一君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 次に、議案第15号平成30年度萩市国民健康保険事業事業勘定)特別会計予算に対する質疑を行います。議席番号22番、宮内議員。宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 2点ほど通告しておりますが、1点目については、ちょっと自分自身、意味不明のところがあります。ちょっと意味不明のところがあって、何でこんな通告したのかなと慌てておりました、多分。それであれなんですけれど。 その理由の一つには、一人当たりの保険料、これがその資料には推計値が9万8,367円というふうに出ています。ところでこの予算説明書の方で見たら、この1万2,735人で11億9,811万円。これを割ると9万4,072円になって、4,000円近くの差があったので、えらいどういうことなんかなと思って、あんなことになったんだろうと思います。その後、ちょっと資料の見方が悪かったという点があります。そういうことから、この乖離がどうなのかなということ。 それから、標準保険料率というのが県から示されたと思うんですけれど、それによる納付の金額、それと萩市が予定している保険料率による保険料、これが差があるんではないかなと思って、その差額を基金からの繰り入れという形で賄うかなということを思ったりしたんですけど、そこら辺がどうなのかということをお聞かせいただけますか。 それから、標準の保険料率は3方式だと思うんですよね。萩市のとっている保険料率の算定方式は4方式です。資産割が入っています。標準の部分の、その3方式ですから、4方式にしたわけですから、資産割の分をどこかをへずっているはずですよね。それをどういうふうに差を埋めているのかということ。これが1点目の質問です。 もう1点目は、保険料の引き上げ、これを予定しているかどうかということです。最終的に保険料率がどうなるかというのは、まだ確定はしてないと思うんですけれど、そこら辺をどう見ておられるかっていうのをお聞かせいただきたいと思います。 以上、2点です。 ○議長(西島孝一君) 阿武市民部長。 ◎市民部長(阿武守君) 宮内議員さんからの質問に対してお答えいたします。 保険給付費と保険料収入の推移と予算額の差異についてということと、保険料の引き上げの予定についてをあわせて御説明したいと思います。 保険給付費については、国の示した算定に基づきまして被保険者数の推移や費用額の動向等を勘案して計算しております。また、保険料収入につきましては、次年度の所得の増減見通しや、被保険者数の推移に加えまして、収納率等を勘案して推計しております。保険の給付の増加につきましては、被保険者の減少に伴う保険料収入の減少を基金の繰り入れによりまして対応しております。 また、平成30年度の保険料率につきましては引き上げを行わず、平成29年度の賦課方式と一緒のように4方式で保険料を徴収いたします。それと県に納めます納付金と保険料との差というのがございますけど、これは基金とですね、保険料軽減というのが、市の方に入ってきます。これを繰り入れを一般会計の方からいたしますので、それを足して納付金として支払うという格好になろうと思います。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 県の示した標準の保険料、これで推計するとどれぐらいになるか。それから、市の4方式で行う保険料、これがどれぐらいになるか。そのあたりの差額っていうのは、はっきりわかりますか。はっきりというか、ある程度の数字でいいですから、わかりますか。 ○議長(西島孝一君) 阿武市民部長。 ◎市民部長(阿武守君) 詳細につきましては、委員会の方で御報告させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 宮内議員の質疑は終わりました。 次に、議案第16号平成30年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算から議案第22号平成30年度萩市病院事業会計予算についてまでの7件は通告がありませんので質疑なしと認めます。 次に、議案第23号萩市組織条例に対する質疑を行います。議席番号4番、小池議員。4番、小池議員。 ◆4番(小池太一君) お尋ねいたします。よろしくお願いいたします。 この組織条例、組織改革ですが、12月の定例会でも申し上げましたように、私は組織を改革することに関しては反対するものではございません。ただ、この点についてはですね、ちょっとお聞きしたいことがあってお尋ねする次第であります。 まず1点目がですね、まちじゅう博物館推進部を廃止するということですが、なぜこれが今の時期なのでしょうかということなんですね。まず明治維新150年祭と名を打って、今年度は多種多様な事業がございます。また、来年はですね、藩校サミットなども今予定をされているということで、そういうこともございます。ちょうど来年はですね、萩明倫館開校300年目を迎えるような節目になります。萩市にとってもですね、結局このまちじゅう博物館推進部の機能というものが、まだまだ発揮されるという状態に私はあると思うんですね。これをなぜ今廃止するのか。 2点目がですね、観光政策部、これはですね、具体的などのような役割を持つのか。これが議案にはですね、観光に関する事項、それと文化財の保護に関する事項、この2点だけが明記してございますが、ちょっと詳しくこれを説明していただけませんでしょうかということですね。 なぜこれをお尋ねするかと言いますと、3項目めのですね、博物館、これがなぜ観光政策部なのであるかということなんですね。 この3点をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) ただいま小池議員から組織条例に係る3点についてお尋ねをいただきました。 まず最初、大前提ということで申し上げますと、まちじゅう博物館構想は、やはり萩市の大きな構想の大事な一つとして、今後もより一層これに取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。 このまちじゅう博物館の推進部につきましては、今回、組織の改編を行ううえで、文化財を初めとする萩の文化遺産、萩のお宝、これを観光振興に大いに活用していこうと、この維新150年という機を特に見てですね、そういう観点から、都市計画行政以外の業務を現在のまちじゅう博物館推進部から、観光政策部へ移管することとしたものでございます。これによりまして、観光政策部内でのその連携、それからさらには萩版DMOとの連携、こうしたものを深めて、一体的に取り組んでいきたいというこうとで、維新150年祭においても、この移管した観光政策部の中で、しっかりと役割を果たしていけるものと思っておるところでございます。 観光政策部のことをもう少し具体的にということでございました。現在、想定しておりますのは、観光政策部は現在の部署の名称をそのまま申しますと、商工観光部、現在ございますが、この中の観光と商工、これを分割して観光課、さらに先ほど申しましたようにまちじゅう博物館推進部の方から文化財保護課、まちじゅう博物館推進課、萩博物館、萩・明倫学舎推進課で構成することを、今想定しておるところでございます。この観光政策部においては、先ほども申しましたように、萩版DMOとの連携、これによって観光地域づくりがしっかり取り組んでいけるようにというふうに考えておるところでございます。 また、観光客による市内での消費の拡大を目指すとともに、観光客の満足度を高める取り組み、こうしたものによって滞在型の観光を推進し、宿泊観光客の増加、これによる地域経済の活性化、これを目指してまいりたいと思います。 さらには、世界遺産を初めとする文化遺産の保存と活用、この取り組みを一層深め、産業振興や人づくりと連携させた萩まちじゅう博物館構想の新しい展開を図ってまいりたいというふうに考えております。 それから、萩博物館ということでございました。なぜ観光政策部なのかということでございましたが、観光政策部の役割については先ほど申したとおりでございます。萩市には全国に誇る史跡、歴史的な建造物、天然記念物、町並み、こういった多様な文化遺産がございます。こうしたものの保存の取り組みは、これまで、また今後も全国的に注目される萩の大きな強みになるだろうというふうに考えております。観光政策部では、こうした文化遺産の観光資源としての魅力を高めるための取り組みをより一層進めていこうと考えておりまして、先ほども申しましたが、萩まちじゅう博物館の取り組みを産業振興や人づくりと連携させていきたいと。そのまちじゅう博物館の中核施設と位置づけられているこの萩博物館、これをまちじゅう博物館推進課とともに観光政策部に位置づけようというものでございます。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 4番、小池議員。 ◆4番(小池太一君) 今、御答弁なさったことをですね、私なりにそしゃくしまして、要約しますと、別段このまんま置いといてもいいんじゃないかという感じがするわけでございます。 まず1点はですね、結局、世界遺産、数年前に認定されました。はい。このまちじゅう博物館推進部の中にはですね、よく御存じのように、何でしたっけ、文化財保護課、都市計画、それとですね、まちじゅう博物館推進、それとあとはですね、萩・明倫学舎推進課ですか。これらがですね、一つのサークル、輪になって連携して、今までやってきているわけなんですよね。だからまちじゅう博物館推進部というのは、今から2年前、世界遺産が認定されまして、新しい組織ということで、つくりかえられたわけですが、その前が歴史まちづくり部というのがありましたですね。これが平成20年の1月から、はい、活動しておりまして、都市計画、まちなみ対策課、文化財保護課というのがあったわけです。 結局、この形でいきますと、今、その御説明を、御答弁をいただきました中を要約しますとですね、結局今この大事な時期と言いますか、この時期に、別にこの部署、はい、別に解体して、それぞれの部署に割りつけるということはですね、別に必要ではないかと私は思うんですが。 それからもう一つ、博物館の取り扱いですけれども、博物館の従来の業務ですね、調査、研究、そのあと資料の関係ですね、これから見ると、私はですね、観光政策部ではなくて、教育委員会の所管ではないかという感じがするんですが、その点はいかがでございましょうかということですね。 御答弁願います。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 今、小池議員から2点についてお話がございました。これまでどおりでいいんじゃないかというお話ではございますけれども、萩市としてはこの維新150年祭を強力に進めていくに当たり、やはり観光としての情報発信というふうなものに力を入れていきたいということで、今回は観光政策部というものの中に移管する、そういう特徴を出したいというところでございました。 それから博物館における調査、研究というのは、博物館の法律でも言われているところでございますけれども、教育委員会にいるかいなかということに関して言えば、これ、特に教育委員会でなくても、今後も博物館において、学芸員において、続けることは十分できるものだというふうに考えておるところでございます。したがって、観光政策部の中で、政策部へ移管することについて、特に私どもとしては問題ないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 4番、小池議員。 ◆4番(小池太一君) 質問が3回しかできませんので、これが最後になりますが。 このまちじゅう博物館構想というのが、最初企画されましてから、萩学というものがありましたね。萩学。萩に学ぶと書いて萩学ですが。これは市民一人一人がですね、萩の歴史を認識しということから始まり、それが萩が萩であることを認識する。つまり結局御町内、地域にですね、小さな石碑がありました、名前が刻んでありました、さあこの人はどういう方なんでしょうとかですね、そういう小さなきっかけから生まれて、私の地域にはこういう人の旧宅地があるよ、誕生地があるよということがだんだん広まり、萩市全体がその萩を学ぶということの認識をもって、要はお客様をお迎えし、おもてなしをするというのが基本的な原則ということで、萩学という、萩に学ぶということが生まれました。 実際、今ですね、萩・明倫学舎ですか、これも30万人目を迎えました。あともう少しですね。3月4日で1年が終了するわけでございますけれども、結局、私としては、何度も申し上げますが、これが要はその3年先、4年先ということであるんなら、私も結構だと思うんですよね。ただ今ここが、萩市にとって重大な節目であるから、要は置いとくべきではないかということを申し上げた次第です。ただ市長さん初めですね、執行部の皆さんがですね、いやこれで行くんだということであるんならば、いたし方がないとは思いますが、その点をですね、萩学、これをですね、十分見据え、心に踏まえてですね、要は取り組んでいただきたいと思う次第です。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 萩学はわかります。まちじゅう博物館構想の中核を占めるようなその分野であろうと思いますが、今、先ほど総務企画部長の方から申し上げましたように、まちじゅう博物館推進部と、やはり観光、商工観光部ですね、これのうちの観光課ですね、これがばらばらな動きをしてると、その通過型観光から滞在型観光に切りかわらないんですよ。そのためにDMOという概念を入れて、その萩市全体にその観光客が回遊してくれて、萩全体が潤うような形にしていこうということを、今、進めようとしておるんです。そのときに、まちじゅう博物館だとか、明倫学舎だとかいったところと観光がタイアップしていかなければ、いいものが生まれてこないんです。それは私は1年間見てそう思いました。だからこそ、やっぱりこれを守るだけではなくて、その保護するだけではなくて、保存するだけではなくて、しっかりと活用していくというのがテーマだというふうに何度も申し上げておるんです。それを一つのセクションでやっていくということを加えて、外部のセクションの観光協会の萩版DMOの責任者を中心にですね、萩観光のすべてを仕切ってもらうような、そんなその流れをつくっていきたいというふうに考えておるところ。 これは明治維新150年だから、それに間に合わせたいんです。そのために、せっかく来てくれる、150年で来てくれる観光客の方に、その萩博を学んでいただきたいですが、まちじゅう博物館のいろいろなスポットを回ってもらいたいんですが、あわせて、そこで定着して、定着というかですね、滞在していただくというような流れもつくっていかなければならないというのが、萩の最大の課題だと思っておるんです。それを進めていくためには、観光課とそのまちじゅう博物館推進部の各部が連携して、その政策を進めていかなければならないということを理解していただきたいということです。 まちじゅう博物館推進部というのは、観光政策部にかわりますが、まちじゅう博物館構想というのは、しっかりと萩のまちを、まちづくりを支える一つの構想として、しっかりと磨き上げていきますから、それとあわせて人づくり構想、地域振興構想だとか、この3つの柱で萩市のまちづくりを支えていきたいということでございますので、まちじゅう博物館推進部という名前はなくなりますが、その構想はしっかりと存続させていくということを、どうか忘れないでいただきいたいと、よくよく考えていただきたいというふうに思っておる次第でございます。 私の方からは以上です。 ○議長(西島孝一君) 小池議員の質疑は終わりました。 続いて、議席番号18番、小林議員。18番、小林議員。 ◆18番(小林正史君) 12月の定例会で、私が討論の中で、詳細がわからないと判断できないと申しましたところ、今回、参考資料が添付され、組織の名称、課、部、支所、出張所という分類がされております。これではしかし、これに張りつく係の詳細がよくわからないんですがね。廃止する係はないのか、新設する係、あるいは変更する係というのはないんでしょうか。 また、新設される産業戦略部には、戦略室が設置されるようです。ここにはどんな係があり、どんな仕事させるのかということを、まずお聞きいたします。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 係というものについては、まだこれ確定をしておりません。課のレベルというところまでなら、おおむねのお話はできようかと思いますけれども、係まで細かくなると、まだ詳細は、まだ決まっていない状況でございます。調整中ということでございます。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 18番、小林議員。 ◆18番(小林正史君) 今、いみじくも言われました。この資料は案として出ております。この案も確定ではないんでしょうか。その点をお聞きします。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 参考資料として平成30年度案ということでお示ししております。この課、これが今回組織条例でお示ししたものの構成する課ということでございます。これが案でございます。 ○議長(西島孝一君) 18番、小林議員。 ◆18番(小林正史君) 最後になりますが。前回の指摘を受けて、文化財を市長部局、観光政策部に移されたようです。 萩まちじゅう博物館構想を基本ビジョンに残す、文化遺産を守っていく、活用していくっていうことであれば、組織の名称において、せめて観光文化政策部として、文化の文字を残す、入れるということはできないんでしょうか。 それと今、先ほどの博物館の件です。私もこれは、今、学術的なことも従来どおりできるからこのままでいいということですが、逆に今観光政策部の項目の中、観光に関する事項、文化財の保護に関する事項、もう一つ博物館に関する事項というのをつけ加えたらいいんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 柴田総務企画部長。 ◎総務企画部長(柴田一郎君) 組織条例として提案をさせていただいたものについては、現在、観光政策部という名称を使わせていただいております。文化財も含めた、博物館も含めた、その観光とのいろんなこの連携した取り組みを、政策的に考えていくということで、観光政策部というような名称をつけさせていただきました。中身については、今、議員がおっしゃいました内容でございますので、しっかりその点をくんで、この組織条例に基づいて取り組んでまいりたいと思います。 ただ、事務分掌につきましては、多分にこの明確にすべてを書いてないような部分もほかにもございまして、そうした面から、萩博物館に関するものっていうふうな表現が直接的にはございませんけれども、先ほどのような理由によって、観光政策部の中で萩まちじゅう博物館構想を進めていく中核施設として配置していきたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 小林議員の質疑は終わりました。 続いて、議席番号22番、宮内議員。22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 1点目には、12月議会における提案、これから今回どう変わったのかということなんですが、文化財保護行政、これを教育委員会の所管にしていたのが、今回また観光政策部へということに変わったのだと思います。それは議案の討論の中で、多くの議員が一体でなければいけないというふうに皆さんが言われたのを、そのまま反映されたのかなと思ったんですけれど。逆に12月に保護と活用については分けた方がいいのではないのかということで、市長は提案されていたと思うんです。今回、そういうことで、議会の多数派の人たちの、この思いを取り入れられた、そしてこういうふうにしたんだなというのは感じたんですけど。そういう点では、その保護と活用の関係が果たしてどうなるのか。分けた方がいいんではないか。私は思ってその提案に賛成したんですけれど、そこのところの関係をどのように維持していくのかっていうことを、まずはお聞かせいただきたいと思います。 2点目には、市長の考える政策実施と今回の組織条例において、どういう意思が込められているのかなというのを確認したいと思います。 議会からはスピード感を持った政策実施ということが、よくこの市長選挙以後、いろんな議員から指摘を受けました。まさにこの組織条例の改編っていうことについては、市長のスピード感を持った改編ではないかなと感じたところなんです。しかし、12月議会にスピード感を持ってやって提案されたのが否決されて、仕方がないからもう一回ここで、3月議会でスピード感を持ってやろうとしているというふうに感じたわけなんですが、そこら辺で市長の思いというか、12月議会で認められなかった議案、そして今回また提案されたこの組織条例の改編についての、議案についての思いっていうは、どういうところがあるのかなということをお聞きしたいと思います。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 保護と活用を、1点目ですね、前回ではその部局を分けるということで、今回そうなってないじゃないかという話なんですが。私は、いろんな仕事の経験から、保護することと、それを活用していくというのは、それぞれですね、やっぱり頭を分けるというのが本当はいいんだろうと思います。だけど、なかなかそれでは議案が通らないと、組織条例が通らないということもございますので、ここは私の中の頭をこう切り分けて、それで保護の観点と、活用の観点をですね、その切り分けて、明確に切り分けたうえで、政策を進めてまいりたいというふうに考えております。 それからスピード感ですが、これはやはり、この組織条例は、この文化財の関係だけではありません。私の思いが詰まった組織になっておるんです。それをスピード感を持ってやるためには、これをどうしてもやっぱり4月以降から、4月からですね、スタートさせないとできません。従来の体制では、なかなか思うように意見がまとまらないということも実感しております。したがって、この法案を通したいんだという思いも一方であります。それがスピード感を持ったその政策の実現だというふうに私は思いますので、文化財の保護、活用については、私の頭をしっかりと切りかえていくということを実施して、そのうえで組織条例をお認めいただいて、そのうえでスピード感を持った政策を実現してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 宮内議員の質疑は終わりました。 次に、議案第24号萩市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例に対する質疑を行います。議席番号1番、五十嵐議員。1番、五十嵐議員。 ◆1番(五十嵐仁美君) 居宅介護支援事業者の指定権限が、都道府県から市町村に移譲されることになりますが、それによる大きな変化と、メリット、デメリットは一体どんなものがあるのでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 板井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(板井昭憲君) ただいま議員さんから御質問いただきました居宅介護支援事業者の指定権限が、都道府県から市町村に移譲されることになるけど、それによる大きな変化と、メリット、デメリット、これはどんなことがあるのかということでございます。 このたびの権限移譲に伴い、居宅介護支援事業所の指定申請、指定更新及び各届出の届出先が県から市へと変更となるものでございます。この権限移譲に伴いまして、市の事務負担の増加が挙げられますが、市が居宅介護支援事業所にかかわることで、高齢者の皆様のニーズや地域課題の把握を幅広く行うことが可能となり、ケアマネジメントの質を高めていくことができるメリットということがございます。 以上です。
    ○議長(西島孝一君) 五十嵐議員の質疑は終わりました。 次に、議案第25号萩市総合事務所、支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例及び議案第28号萩市特別会計条例の一部を改正する条例から議案第30号萩市印鑑条例の一部を改正する条例までの4件は通告がありませんので、質疑なしと認めます。 ○議長(西島孝一君) 次に、議案第31号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。議席番号22番、宮内議員。22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 今回改正されることになっておりますが、その中で特に注目しているのは、限度額ですよね、これがまた54万円から58万円へに、4万円引き上げられるということが示されています。今でもかなり高いんですよね。それがまた限度額が引き上がれば、さらに負担が大きくなる。これは所得とか、そんなのが多い人の上限が上にいくんだから、お金持ちから金をとるんだからいいじゃないかというような話もときどき聞くんですけど。そういうわけではなくて、例えば被保険者の数が多いとか、そういう人たちも当然限度額にかかる可能性もあります。ですから、限度額が引き上がることが、やっぱり負担を市民にかけてくるんではないかなと思うんですけど、そこら辺、どういうふうに影響があると見ておられるんでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 阿武市民部長。 ◎市民部長(阿武守君) 国民健康保険条例の改正に伴う市民への影響について御説明いたします。 改正の内容については大きく3点ございます。1点目は、平成30年度の国保制度改革によりまして、財政運営の責任主体が県となることから、保険料算定に係る基準等を改正するものでございます。2点目が、医療分保険料の賦課限度額の引き上げでございます。これが先ほど宮内議員さんが言われましたように、54万円が58万円になるという影響でございますが、世帯数でいきましては164世帯608万円の増加を見込んでおります。3点目の改正でございますが、これが保険料の軽減に係る基準額の拡大でございます。5割軽減の対象は26世帯増加しまして、117万円の減額となります。2割軽減の対象は16世帯増加しまして、42万円の減額となる見込みです。両方足しましてですね、449万円の増額になるという見込みでございます。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 宮内議員の質疑は終わりました。 次に、議案第32号萩市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第33号萩市介護保険条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。議席番号22番、宮内議員。22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 国保にしても、介護保険にしても、こうやって質疑をするのは、市民の皆さんから、国保料金、介護保険料金、これを何とか引き下げてほしい、負担が大きいっていう声がね、やっぱりいまだにずっと続いてるんですよね。そういうことから、少しでも安くなる方法はないんじゃろうかなという思いからやっています。質疑をしております。 特に今回、介護保険条例の一部を改正する条例が提案をされておりますけれど、これで保険料の引き上げ、これが提案されています。2億7,921万6,000円の基金積立の保有額があります。この中から、新年度の予算では4億1,020万円程度が繰り入れされるという予算提案がなされておりました。それでもなおまた、2億3,838万1,000円の基金保有額が残ります。 この保険料の市民負担を引き上げるということは負担が上がると思うんですけれど、それがどの程度になるのか。そしてこれだけの基金がありながら、なぜもうちょっと基金を使ってその引き上げ分を抑えることができなかったのか。このあたりをお聞きしたいんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 板井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(板井昭憲君) ただいま議員から、保険料の市民負担の影響と、あと基金の繰り越し、これはどのように影響するのかということでございますが。 まず市民負担の影響でございますけれども、萩市の第7期の基準月額保険料は5,190円で、前期より131円の上昇となっておりますが、県内13市の中では4番目に低い保険料となっておるところでございます。要因といたしましては、要支援・要介護認定者数の増加に伴うサービス料の増加、あるいは介護報酬のプラス改定などの影響によるもので、これにつきましてはやむを得ない引き上げとなっているところでございます。また御理解をいただいたらと思います。 次に、基金の繰り越しの件でございます。平成29年度末の基金の残高は、先ほども申されましたけれども、約2億7,000万円と見込んでおります。第7期介護保険事業計画におきまして、基金の残高見込み額を全額取り崩して保険料を算出してるところでありまして、この保険料への影響額は基準月額でマイナス404円となっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(西島孝一君) 22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 第7期ですから、新年度から3年間ということで、保険料の見込みを推計して、そして全額基金を繰り入れて保険料負担の軽減を図るんだろうということはわかるんですけれど、そしてずっと3年間同じ保険料収入ということ、保険料収入じゃないですね、保険料率になるわけですから、先のことも見越しながらのその保険料改定ということだろうとは思います。それはわかるんですけれど。 前期6期では、2億7,000万円もの基金が残ったわけですよね。実際には。そこら辺で、どうしてその2億7,000万円も前期が残っていながら、そして今回は、まだ7期目の1年目は、基金の繰入額はわずか4,120万円ですよね。残りがまだ2億3,838万円ですか、これだけ残るわけですよね。2年間でそれじゃ、あとの2億3,000万円を繰り入れるということになるんですか。今年は4,000万円、あと2年で2億4,000万円以上繰り入れるか。 ○議長(西島孝一君) 板井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(板井昭憲君) ただいまの基金の繰り入れについてでございますが、これにつきましては、この保険料を算定するうえで、今、残として見込まれる2億相当の基金を繰り入れて算定をしております。そしてこの保険料につきましては、先ほども触れさせていただきましたが、第1号被保険者の負担率の変更、これが22%から23%へ改正により引き上げられていること、あるいは介護報酬のプラス改定0.54%引き上げがあること、また平成32年度からの消費税の10%引き上げを見込んだものであること等々によりまして、こうした額を基準額として算定をしております。ですので、基金そのものというよりも、そのほかに新たに生じた要因というのがまたあるわけでございまして、ぜひ、基金によりまして404円の引き下げということでもありまして、その辺のところは御理解をいただいたらと思います。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 宮内議員の質疑は終わりました。 次に、議案第34号萩市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。議席番号1番、五十嵐議員。1番、五十嵐議員。 ◆1番(五十嵐仁美君) この改正に、介護医療院の創設が加えられていますが、萩市内でこの創設の動きや予定があるのかどうかをお尋ねしたいと思います。 ○議長(西島孝一君) 板井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(板井昭憲君) ただいま御質問いただきました、この改正に介護医療院の創設が加えられているが、萩市内で創設の動きや予定があるかということでございます。 現在、市内におきましては、介護療養型医療施設2施設ございますが、平成32年度にはこの2施設とも介護医療院へ転換されるということを聞いておるところでございます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 五十嵐議員の質疑は終わりました。 次に、議案第35号萩市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例から議案第44号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてまでの10件は通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第48号指定管理者の指定期間の変更について及び議案第49号指定管理者の指定については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第50号教育長の任命についてに対する質疑を行います。1番、五十嵐議員。1番、五十嵐議員。 ◆1番(五十嵐仁美君) 今回、任命されている方は、現住所が山陽小野田市になっていて、現在大津緑洋高校の校長先生になっています。萩市の教育長として、萩市の地元をよく知らない方を任命することによって支障はないのでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 結論的には支障がないように努めてまいりたいと思ってます。 現在の萩市の状況は、進学や就職のために高校卒業後に市外に流出する若者が多い。それに加えまして、専門的な学習機会や特色ある部活動を求めて市外の高校に進学する生徒も一定数出てきておるという状況でございます。こうした状況の中で、地元高校への進学率向上のためには、市内の高校の魅力化、その魅力の向上、これが課題でありまして、県教育委員会にも要望を行ったところでありまして、その一つのリアクションとして、萩高校においてこの4月から探求科が新設されることとなっております。 一方、高校は県教育委員会のマーターであります。直接萩市が関与できないという事情もございますけれども、萩市としては中学校と高校との連携を強めることが重要ではないかというふうに考えております。 萩市と状況の似た山陰の中山間地域を周辺に持つ長門市ですね、長門市の大津緑洋高校のこの中村彰利さんですが、今、現時点では校長でございます。萩市の状況も御承知であります。また、高校教育の現場はもとより、県教育庁での教育行政の経験もありますので、萩市の教育長として適任であるというふうに判断した次第でございます。 萩市のことをよくわからないということではありますが、一定程度、そのお隣まちの長門市の校長をやっていらっしゃいますので、似た状況である萩市のこともある程度のことは御存じで、県の仕事も長いと、県教育庁のですね、もございますので、そこら辺は、能力的には全く問題ないと思いますし、もちろん萩に住まれるのは初めてですから、当面は萩市のことをよく知っていただいて、その後は能力を発揮していただいて、業務に支障のないように我々もサポートしていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 五十嵐議員の質疑は終わりました。 次に、議席番号22番、宮内議員。22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 1点目については五十嵐議員の質疑と関連するんですけれど、市内の人材を登用するという考えがなかったのか。萩市内に人材がいないと私は思いません。十分に働く、教育長として働く人材はいるんだと思うんですけれど。 副市長も県からの推薦、教育長も県からの、県教育委員会からの推薦というような感じがして、その連携を図ると、県との連携を図るという点はよくわかるんですけれど、県との連携を図るより、まず萩市民との連携を図るということの方を優先すべきじゃないかなと思いました。そういう点で、地元の人材の登用ということが必要なんじゃないかなと思ったんですけど、そこら辺との関係を市長はどう考えておられるのかというのを1点。 2つ目は、学校教育と社会教育、ここに生涯教育ということを書いておるんですけど、生涯教育というのは生まれてきたときから死ぬまでの話のことですから、学校教育と社会教育をあわせたようなものです。それへの姿勢、これをどのように判断しておられるのか。どんな識見を持っておられるのかお聞かせいただきたいなと思います。 それから、過疎地域がすごく広がっています。複式学級というのもどんどん広がっています。学校の統廃合も行われて、学校がなくなる地域も出てきます。そういうところに対する新たな教育施策、これが図られるべきだろうと私は思っているんですけれども、ここら辺に対する識見をどのように判断されたのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 最初の御質問の、地元に人材がいなくはないと。それはいらっしゃいます。たくさんいらっしゃいます。私は一つは、市の所管ではありませんが、高校の魅力化というのが私は必要だというふうに考えておりますということと、もう一つは、地元の中から選ぶという選択もございますが、やはり人材優先、人材というより能力優先、これをしっかりと、その意味で、それを最重要として判断して、その結果が中村彰利さんであるということになったということでございますので、そこは私の選び方というか、広く選択肢を持って、そのうえで選んだということでございますので、御理解を賜りたいと思います。 2番目の学校教育と社会教育、生涯教育への姿勢をどのように判断したのか。過疎地域での教育についてのどんな識見をお持ちですかということでございますが、中村彰利さんは、高等学校教員以外にも、山口県教育庁におきまして指導課、教職員課、高校教育課などの行政経験も豊富であり、学校教育はもとより、社会教育を含めて生涯学習においても、私はお会いして熱意を感じたところでありますし、その手腕に期待するというものであります。 長門の大津緑洋高校だけでなく、同様な中山間地域の美祢高校、ここにおける経験もお持ちでありまして、私どもとともに萩市における人づくりと人材教育について、ともに考えて実践していく同志として、十分な識見をお持ちであることをここで申し上げたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) かつて私の子が高校生だったころ、高校の担任の先生に、高校は家庭訪問しませんかって聞いたんですよ。そうすると高校は家庭訪問ありませんと言ったんですよね。答えられました。高校っていうのは、どうも地域になかなか目が向いてないんだなというのをそのとき感じました。なぜ私がその家庭訪問来ませんかって言ったかということを全然尋ねようともされませんでした。 それはその、私が住んでる弥富からは、朝6時半過ぎぐらいから出掛けて、車で駅まで送り、それから汽車に乗ってまた1時間、今汽車とは言いませんね、列車とも言えないんですけど、何て言ったらいいですかね、鉄道で送るわけですよね。それからまた東萩の駅から自転車で高校に通うというような状況でした。だからそういう道のり、どんな地域に子供が、高校生が住んでいるのかっていうことをやっぱり目の当たりにしてほしいと、自分の目で見てほしいということから、そういうふうに提案をしたんですけど、そんなことありませんと言われました。 高校の先生というのは、概してそういうものじゃないかなと感じてしまったわけなんです。そういう点で、高校の校長先生が、ここに教育長として来られても、地域の実情っていうのが十分に把握されているのかなというのを感じるわけなんです。 そういう点で、市内の人材であれば、萩市の状況というのはおおよそわかっておられるんではないかなと思って、それで質疑したわけなんですけど、そこら辺は十分にその地域の実情というのは、実情に対して情報をお持ちなんでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 市長。 ◎市長(藤道健二君) 十分な知識、実情ですね、地域の実情をお持ちかどうかというふうな質問に関して言えば、現時点で萩で勤務をされておりませんので、いらっしゃいませんので、それは十分とは言えないと思います。ただし萩と同様な場所でその校長先生を勤められてるということから、私が話した状況では、比較的そのこういった中山間地域の多いまちにおいての理解というのはお持ちのようでした。 さらに言えば、宮内議員のお子さんが接された担任の先生が、私は高校の先生の典型像だとは申し上げません。仮にそれが典型だというふうなことであれば、それこそ変えていかなきゃいけないことではないでしょうかね。そうした古い形の高等学校像を変えていくということができる同志として、パートナーとして、私は選ばさせていただきました。 地域の実情は、これからしっかりと足を運んで、一つ一つ小学校ですね、小学校だけではなくて、もう校長の先生ではないんだから、教育長として、地域の学校や、地域の家庭状況だとかいったものまでなかなか見ることは難しいかもしれないけれども、少なくともやっぱり小学校、中学校は一つ一つ歩いていただいて、生徒と接して、教職員とも接して、地域の実情を頭に入れたうえで、萩市における教育を進めていくと。中には大きく改善していただきたいという思いも私はございますが、そういったことも進めていく同志としてふさわしい人間だというふうに思っております。 大きく変えるっていうのは、萩市のいわゆる子供たちの教育レベルを、あらゆる教育レベルを持ち上げていくという意味で変えていくということでございますが、今の方針をベースにということでございまして、底上げしていくということを、しっかりと中村さんと一緒にですね、行ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 基本は教育長の方ですけれども、私もできるだけ後押しをしてまいりたいという思いで現状はいっぱいでございます。 以上です。 ○議長(西島孝一君) 宮内議員の質疑は終わりました。 次に、議案第51号教育委員会委員の任命について及び議案第52号人権擁護委員の候補者の推薦については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 以上で、上程いたしました議案35件に対する質疑を終わります。──────────────────── △日程第4 特別委員会の設置 ○議長(西島孝一君) 日程第4、特別委員会の設置の件を議題といたします。 議案第13号平成30年度萩市一般会計予算につきましては、22名をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置して、これに付託し、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号平成30年度萩市一般会計予算につきましては、22名をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置して、これに付託し、審査することに決定いたしました。 次に、一般会計予算審査特別委員会委員の選任をいたします。同特別委員会委員に正副議長を除く22名の議員を選任いたします。 それでは、一般会計予算審査特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、委員会を直ちに招集いたします。委員会室は、全員協議会室といたします。正副委員長の互選が終わりまして、あわせて昼の休憩をあわせて行いたいと思います。 再開は、午後2時より再開したいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは暫時休憩をいたします。     午後 0時29分休憩────────────────────     午後 2時00分再開 ○議長(西島孝一君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。 一般会計予算審査特別委員会の正副委員長の互選が終わりました。 御報告いたします。委員長に19番、斉藤議員、副委員長に9番、佐々木武夫議員。 以上のとおりであります。 この際、正副委員長に就任のごあいさつをお願いをいたします。19番、斉藤議員、9番、佐々木武夫議員。  〔一般会計予算審査特別委員長 斉藤眞治君登壇  〕  〔一般会計予算審査特別副委員長 佐々木武夫君登壇〕 ◆19番(斉藤眞治君) 一言ごあいさつをいたします。 一般会計予算審査特別委員会の委員長に選任いたします斉藤眞治でございます。平成30年度のスタートとなる予算を審査するわけでございます。委員長としてしっかりと職責を果たしてまいります。何とぞ議員各位におかれましては、御協力方よろしくお願い申し上げます。 ◆9番(佐々木武夫君) 副委員長に選任されました佐々木武夫です。委員長を補佐し、しっかり頑張ります。 ○議長(西島孝一君) 一般会計予算審査特別委員会の正副委員長のあいさつは終わりました。──────────────────── △委員会付託 ○議長(西島孝一君) これより、委員会付託を行います。 議案第14号平成30年度萩市土地取得事業特別会計予算から議案第25号萩市総合事務所、支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例まで、議案第28号萩市特別会計条例の一部を改正する条例から議案第44号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてまで、議案第48号指定管理者の指定期間の変更について及び議案第49号指定管理者の指定についての31件の議案は、それぞれお手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。 なお、この際お諮りいたします。 議案第50号から議案第52号は、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第50号から議案第52号は、委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これら議案の本会議での採決は、3月16日の最終日を予定しておりますので、審査が終了いたしますよう、御協力をお願いいたします。────────────────────総務委員会 議案第14号 平成30年度萩市土地取得事業特別会計予算 議案第23号 萩市組織条例 議案第25号 萩市総合事務所、支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例 議案第28号 萩市特別会計条例の一部を改正する条例 議案第29号 萩市手数料条例の一部を改正する条例 議案第40号 萩市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 議案第41号 萩市公民館条例の一部を改正する条例 議案第43号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について 議案第44号 萩市過疎地域自立促進計画の変更について 議案第49号 指定管理者の指定について教育民生委員会 議案第15号 平成30年度萩市国民健康保険事業事業勘定)特別会計予算 議案第16号 平成30年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算 議案第17号 平成30年度萩市休日急患診療事業特別会計予算 議案第18号 平成30年度萩市後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第19号 平成30年度萩市介護保険事業特別会計予算 議案第22号 平成30年度萩市病院事業会計予算 議案第24号 萩市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例 議案第30号 萩市印鑑条例の一部を改正する条例 議案第31号 萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第32号 萩市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 議案第33号 萩市介護保険条例の一部を改正する条例 議案第34号 萩市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 議案第35号 萩市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 議案第36号 萩市指定介護予防支援の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 議案第37号 萩市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例経済建設委員会 議案第20号 平成30年度萩市水道事業会計予算 議案第21号 平成30年度下水道事業会計予算 議案第38号 萩市駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 議案第39号 萩市都市公園条例の一部を改正する条例 議案第42号 萩市集落排水処理施設条例等の一部を改正する条例 議案第48号 指定管理者の指定期間の変更について一般会計予算審査特別委員会 議案第13号 平成30年度萩市一般会計予算付託省略 議案第50号 教育長の任命について 議案第51号 教育委員会委員の任命について 議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦について──────────────────── △日程第5 委員会提出議案第1号 ○議長(西島孝一君) 日程第5、委員会提出議案第1号を議題といたします。 これより、提案者から提案理由の説明を求めます。24番、横山委員長。  〔24番 横山秀二君登壇〕 ◆24番(横山秀二君) 委員会提出議案第1号萩市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部に関する条例について、その提案理由について申し上げます。 これは先ほど可決されました本市職員の給与改定の規定に準じまして、委員会発議として議員の期末手当の支給率を改定するために所要の改正を行うものであります。 以上、提出いたしました議案についての説明を申し上げます。 ○議長(西島孝一君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 委員会提出議案第1号萩市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 先ほど提案理由説明がありましたが、職員の期末手当、これに連動して、連動ということはないですよね、これが行われたことによって、議員の期末手当も引き上げるという御提案でありましたけれど、義務ではないはずですよね。必ず上げなければならないというものではないと思うんですが、このあたりで、ここで同じように引き上げるということになった理由というのをお聞かせいただけますか。 ○議長(西島孝一君) 24番、横山委員長。 ◆24番(横山秀二君) 職員規定によりまして、条例の、何て言いますか、議員の報酬及び費用弁償等に関する条例からして、それに準ずるということで議論いたしまして、そのとおりでいいということに結果落ち着きましたので、提案をしたわけでございます。 現在の比率から言いましたら、1.725から1.825の0.1%引き上げるということでございます。 ○議長(西島孝一君) ほかにありませんか。22番、宮内議員。 ◆22番(宮内欣二君) 引き上げなければならないというわけではないと思うんですよね。だから、議員のこの期末手当を引き上げるということについての理由。なぜ引き上げるのかと。職員が上がったからあわせて引き上げると。あわせて引き上げなくてもよかったと思うんですけれど、そこら辺の検討はなされたんでしょうか。 ○議長(西島孝一君) 24番、横山委員長。 ◆24番(横山秀二君) 職員に連動してっていうわけではありませんが、一応協議の結果、そのとおりでやむを得ないんではなくて、そのとおりでよろしいというふうに結論が出ましたので、そのとおりに報告したわけでございます。 ○議長(西島孝一君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西島孝一君) ないようでありますので、質疑を打ち切ります。 ただいま議題となっております委員会提出議案第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。──────────────────── △討論 ○議長(西島孝一君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西島孝一君) 討論なしと認めます。 以上で、討論を終了いたします。──────────────────── △採決 ○議長(西島孝一君) これより採決を行います。 委員会提出議案第1号萩市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西島孝一君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(西島孝一君) 起立多数と認めます。よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。 ○議長(西島孝一君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。 明日から2月25日までは休会とし、26日、月曜日は午前10時より会議を開き一般質問を予定しておりますので定刻までに参集願います。 本日はこれをもって散会いたします。     午後 2時10分散会──────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成30年2月23日   萩市議会議 長  西 島 孝 一       議 員  守 永 忠 世       議 員  小 林 正 史...