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  1. 山口市議会 2000-09-21
    旧山口市:平成12年第3回定例会(5日目) 本文 開催日:2000年09月21日


    取得元: 山口市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    2000年09月21日:旧山口市:平成12年第3回定例会(5日目) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)    午前10時00分開議       ────────────・────・──────────── ◯ 議長秋本邦彦君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、重富建久君及び藏成幹也君を指名いたします。  それでは日程に従いまして、これより委員長報告を求めます。教育民生委員長岡田勝君。              〔教育民生委員長 岡田 勝君登壇◯ 岡田 勝君 教育民生委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案審査結果を御報告いたします。  まず、議案第1号平成12年度山口一般会計補正予算(第2号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に議案第7号山口福祉事務所設置条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第8号社会福祉法人に対する助成に関する条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長秋本邦彦君) 経済委員長梶本孟生君。               〔経済委員長 梶本孟生登壇◯ 梶本孟生君 経済委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案審査結果を御報告いたします。  まず、議案第1号平成12年度山口一般会計補正予算(第2号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号平成12年度山口農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号平成12年度山口特別林野特別会計補正予算(第1号)については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号山口農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。
    ◯ 議長秋本邦彦君) 建設委員長山縣康博君。               〔建設委員長 山縣康博登壇◯ 山縣康博君 建設委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案審査結果を御報告いたします。  まず、議案第1号平成12年度山口一般会計補正予算(第2号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号平成12年度山口下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号平成12年度山口駐車場事業特別会計補正予算(第1号)については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号山口市営住宅条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号山口駐車場緊急助成条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号山口下水道条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号山口公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する協定の一部を変更することについては、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号中園市営住宅新築工事(第2期)の請負契約の締結については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号訴え提起については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長秋本邦彦君) 総務委員長嶋田弘治君。               〔総務委員長 嶋田弘治登壇◯ 嶋田弘治君 総務委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案等審査結果を御報告いたします。  まず、議案第1号平成12年度山口一般会計補正予算(第2号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号山口吏員恩給条例等の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願審査結果について御報告いたします。  まず、平成12年請願受理番号国立大学独立行政法人化を行わず、山口大学地域に根ざした高等教育研究機関として発展させることを求める請願については、全員をもって採択すべきものと決しました。  次に、平成12年請願受理番号JRバス事業者に対する補助金等制限撤廃意見書決議を求める請願については、全員をもって閉会中の継続審査とすべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長秋本邦彦君) 企業会計決算審査特別委員長岡田勝君。           〔企業会計決算審査特別委員長 岡田 勝君登壇◯ 岡田 勝君 企業会計決算審査特別委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案審査結果並びに審査経過報告いたします。  議案第15号平成11年度山口水道事業会計決算認定については、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。  ここで、審査経過について御報告をさせていただきます。  水道事業会計においては、過去3年間連続赤字決算の結果、2億1,000万円余りの累積欠損金を見るに至っておりますが、本委員会におきましてはこの解消に向けた経営健全化について審議を深めました。  主な項目として有収率向上対策経費節減漏水防止対策給水人口の拡大、業務委託のあり方などについて審査をいたしました。  なお、経営健全化等については中期的な経営健全化計画を示すべきである、との意見がありましたことを申し添えておきます。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長秋本邦彦君) 以上で各委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論通告がありますので発言を許します。須藤杲一君。                  〔須藤杲一君登壇◯ 須藤杲一君 日本共産党須藤杲一でございます。日本共産党を代表して討論をさせていただきます。  まず、議案に対する賛否について申し上げます。議案第15号平成11年度山口水道事業会計決算認定について反対をします。そのほかの23件については賛成です。  次に、反対理由について述べます。水道事業は、市民暮らしにとって、欠かすことのできない重要な行政課題です。住宅団地が広がり、都市化が進む中で、その重要性は一層大きくなっています。その一方で、山口市は市内のほとんどの地域で、きれいでおいしい地下水がふんだんに出てくる環境にあります。こうした条件の中で山口市の水道事業はどうあるべきか、きれいでおいしい水を、しかもより安く市民に供給することが求められているのではないでしょうか。平成11年度決算審査の中で、この課題での行政努力がどれほどされていたのかが明らかにされたと思います。水道料金の値上げを避けるため、経費節減事業効率化で水道局としての一定の努力は理解できましたが、行き過ぎた合理化、職員のリストラは限界を超えれば市営バスのようになるのではないか。3年連続赤字決算となり、この累積欠損金がさらにあと数年間ふえ続けることもはっきりいたしました。市民暮らしにとって1日たりとも欠かすことのできない水道事業が、こんな経営状況で放置されていてよいのか、企業局努力だけでよいのか、今後設備改善投資効果があらわれてくるとの答弁もされていますが、その具体策が示されるべきです。行政全体の問題として対応すべきと考えます。確かに赤字決算となった背景には、夏場の天候や長引く不況による市民事業者節水意識の高揚で、水の需要が伸びないこともあるでしょう。しかし、費用構成のウエートから見て減価償却費平成7年度の12.0%から平成11年度では20.9%へ急増しています。広域水道からの受水費が横ばいですが、20%台を占め5億数千万円です。設備投資企業債が原因の支払い利息も同様20%台でございます。水の需要を拡大する策の一つとして、県下でトップクラスにある水道料金を大幅に引き下げることがあろうかと思いますが、そのためにはここにメスを入れる必要があります。決算審査の中で有収率の引き上げ、そのための漏水対策、利率が8%を超える企業債もある中で、企業債の借りかえ条件の緩和を求めること。広域水道からの受水費軽減策など、抜本的な対策が必要であることが浮き彫りにされました。この点の解決なしには経営の安定も、料金の引き下げで市民の要求にこたえることも、さらに水需要を拡大していくこともできないのではないでしょうか。こうした点が今後の事業と運営、さらには予算編成に反映されるべきことを指摘して反対討論といたします。 ◯ 議長秋本邦彦君) 以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) ないものと認めます。以上で討論を終結いたします。  それでは、これより採決いたします。議案第1号より順次行います。  議案第1号について、関係委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第1号は関係委員長報告のとおり可決されました。  議案第2号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第3号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第4号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第5号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第6号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第7号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第8号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第9号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第10号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第11号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第12号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第13号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第14号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第15号について、委員長報告のとおり認定することに賛成諸君起立を求めます。                   〔賛成者起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立多数であります。よって、議案第15号は委員長報告のとおり認定されました。  議案第16号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。
     議案第17号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第18号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第19号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第20号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第21号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第22号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第23号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。  議案第24号について、委員長報告のとおり可決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、請願について採決いたします。継続審査中の平成12年請願受理番号国立大学独立行政法人化を行わず、山口大学地域に根ざした高等教育研究機関として発展させることを求める請願について、委員長からの報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、平成12年請願受理番号2は委員長からの報告のとおり採択と決定いたしました。  平成12年請願受理番号JRバス事業者に対する補助金等制限撤廃意見書決議を求める請願について、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、平成12年請願受理番号3は委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。  お諮りいたします。お手元に配布のとおり、議員提出議案第1号から議員提出議案第4号までが提出されました。この際、これを日程に追加し議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号から議員提出議案第4号までを日程に追加し、議題とすることに決しました。  議員提出議案第1号から議員提出議案第4号までを一括議題といたします。  提出者から提案理由説明を求めます。野村幹男君。                  〔野村幹男登壇◯ 野村幹男君 議員提出議案第1号農畜産物価格対策を求める意見書につきまして、提出議案案文の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。              農畜産物価格対策を求める意見書  食料農業農村基本法の制定に伴い、農業関係者は、我が国農業持続的発展食料自給率向上に向け努力を重ねているところであるが、米をはじめとする輸入農産物の増大と農畜産物価格低落が続いている。  このような状況を放置すれば農家の生産意欲は減退し、農業経営に与える影響は計り知れない ものがあり、地域農業の崩壊を招きかねない。  よって、国並びに政府におかれては、この旨、ご理解いただき下記のとおり特段の措置を講じ られるよう強く要望する。                      記  1 農産物の価格安定に向けた対策について   (1)野菜をはじめ輸入が急増している農産物に対して、WTO協定に基づく緊急輸入制限     (セーフガード)の発動を行い、農家の生産意欲向上を図ること。   (2)主な農産物の価格補償を充実し、食料自給率を高め、安全な食料と国民の健康を守る     こと。  2 米の需要と価格安定に向けた対策について   (1)生産調整実施者の所得補償対策を充実するとともに、平成12年産政府米の特別買い     入れを実施すること。   (2)現行生産調整規模については、農業・農村現場では理解の限界に達しており、これ以     上の生産調整は行わないこと。   (3)国の責任において在庫処理や輸入削減を行い、米の価格下落の歯止めをする等の強力     な方策を講じて、農家所得の減少を食い止めること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成12年9月21日                  山 口 市 議 会  議員全員の皆さまの御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯ 議長秋本邦彦君) 梶本孟生君。                  〔梶本孟生登壇◯ 梶本孟生君 議員提出議案第2号「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書の提出について、案文の朗読をもちまして趣旨説明にかえさせていただきます。            「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書  国民の政治に対する信頼の回復のために、現在ほど政治や行政に関して公正さや透明化が求め られているときはない。そうしたなかで、先に、元建設大臣が「受託収賄罪」の容疑で逮捕され るとともに、金融機関を監督する立場にある金融再生委員会の長が特定金融機関との不正常な関 係から、相次いで更迭に追い込まれるなど、極めて遺憾な事態が続いている。  こうした政治腐敗が起こる背景として、「口利き等のあっせん行為の見返りに報酬を求めるこ とは当然」とする政界における長年の悪しき風潮があることが指摘されており、政治家と企業等 の関係のあり方において、一層厳しい問い直しが求められている。  政治家の口利き等のあっせん行為に対して、その見返りとして報酬を受け取ることは、賄賂と いうべきであり、決して許容されるべきではない。すでに政治家等が自分の地位を利用して、他 の公務員に不正をするようあっせんし、その見返りに賄賂を受け取った場合に処罰する「あっせ ん収賄罪」が刑法において定められている。他の公務員に不正行為をさせる旨の請託を受けてあ っせんをしたことが犯罪成立の要件となっていることから、実際、密室でなされる請託そのもの を証明することは極めて困難であり、その限界が指摘されている。  国並びに政府におかれては、口利き等のあっせん行為による不当な利得を受け取った者を処罰 する「(仮称)あっせん利得罪法」を早期に制定するよう、強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成12年9月21日                  山 口 市 議 会  全議員の皆さまの御賛同をよろしくお願いいたします。  引き続きまして、議員提出議案第3号「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書の提出について、案文の朗読をもちまして趣旨説明にかえさせていただきます。         「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書  人類と地球環境の持続的発展を目指して、平成9年12月に京都で開催された国連気候変動枠 組条約締約国会議で交わされた京都議定書において、我が国は、国際的公約として、二酸化炭素 等の温室効果ガスの削減目標を決定したところである。我が国は、この削減目標を達成するため に、効果的な地球温暖化対策を実施するなど、最大限の努力をしなければならないことは言うま でもない。  この観点から、風力、太陽光・熱、バイオマス、小水力、波力、潮力などのいわゆる環境負荷 が小さい自然エネルギーによる発電を積極的に開発し、その普及を図ることは、いまや喫緊の課 題となっている。  欧米においては、再生可能な自然エネルギー等による発電の開発を促進するため、電力の買い 取り制度などを法制化するなど、国による必要な支援策を講じている。  一方、我が国では電力会社が自然エネルギーによる電力を自主的に購入しているものの、自然 エネルギーによる発電の開発促進に向けての国の財政支援などを定めた法制度が確立されていな いのが現状である。自然エネルギーの開発促進のためには、国の助成と支援が不可欠であり、そ のための法制度を一刻も早く確立すべきである。  よって、国並びに政府におかれては地球温暖化防止の趣旨を踏まえ、地域活性化にも貢献する
    「自然エネルギー発電促進法」の制定に取り組むよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成12年9月21日                  山 口 市 議 会  全議員の皆さまの御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ◯ 議長秋本邦彦君) 嶋田弘治君。                  〔嶋田弘治登壇◯ 嶋田弘治君 議員提出議案第4号国立大学独立行政法人化は、独立行政法人通則法をそのまま適用せず、山口大学地域に根ざした高等教育研究機関として発展させることを求める意見書の提出について、意見書案文の朗読をもって説明といたします。    国立大学独立行政法人化は、独立行政法人通則法をそのまま適用せず、山口    大学を地域に根ざした高等教育研究機関として発展させることを求める意見書  国においては、全国の国立大学と大学共同利用機関を「独立行政法人化」させる方針を表明さ れ、すでに独立行政法人通則法の成立がなされているが、山口大学を初めとする地方国立大学は、 地域にとって、学術・文化の振興や、経済・産業の発展等に欠かせない存在であり、地域振興に 多大な役割を担っている。  今後とも、地方分権の時代を迎える中、その役割はますます高まって来るものと考えられる。 こうしたことから、独立行政法人化については、独立行政法人通則法を国立大学にそのまま適用 することなく、十分にかつ慎重に検討を尽くされ、特に地方都市に位置する国立大学については、 その教育・研究の基盤の充実・強化に配慮され、国立大学全体の均衡ある発展に努められること が必要である。  よって、政府並びに国会におかれては、下記事項について実施されるよう強く要望する。                      記  1 国立大学独立行政法人化については、独立行政法人通則法をそのまま適用することなく、   地方の国立大学の実情を十分に配慮すること。  2 山口大学などの地方国立大学をより地域に根ざした大学として発展させるため、教育・研   究基盤を充実させること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成12年9月21日                  山 口 市 議 会  以上、全員の御賛同のほどよろしくお願いをいたします。 ◯ 議長秋本邦彦君) 以上で提案理由説明が終わりました。これより質疑を許します。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号から議員提出議案第4号までについては、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号から議員提出議案第4号までについては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) 討論なしと認めます。これより採決いたします。議員提出議案第1号農畜産物価格対策を求める意見書の提出について、原案のとおり可決するとに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第2号「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書の提出について、原案のとおり可決するとに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第3号「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書の提出について、原案のとおり可決するとに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第4号国立大学独立行政法人化は、独立行政法人通則法をそのまま適用せず、山口大学地域に根ざした高等教育研究機関として発展させることを求める意見書の提出について、原案のとおり可決するとに賛成諸君起立を求めます。                   〔全員起立◯ 議長秋本邦彦君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました意見書の今後の取り扱いにつきましては、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長秋本邦彦君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま可決されました意見書の今後の取り扱いにつきましては、議長に委任することに決しました。  以上で、今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。佐内市長。                〔市長 佐内正治君登壇〕 ◯ 市長(佐内正治君) 今期山口市議会定例会におきましては、諸議案につきまして長期間にわたり慎重御審議の上、それぞれ御議決を賜りましたことを心から御礼申し上げます。  審議の過程におきまして、議員の皆様から賜りました御意見、御要望等につきましては、十分検討いたしまして、市政発展のための施策、あるいは事業に反映してまいりたいと考えております。  今後とも一層の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。 ◯ 議長秋本邦彦君) これをもって、平成12年第3回山口市議会定例会閉会いたします。                  午前10時42分閉会       ────────────・────・────────────        地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    議     長  秋 本 邦 彦                    会議録署名議員  重 富 建 久                    会議録署名議員  藏 成 幹 也 Copyright (c) YAMAGUCHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....