下関市議会 > 2020-06-23 >
06月23日-07号

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  1. 下関市議会 2020-06-23
    06月23日-07号


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    令和 2年第 2回定例会(6月) △議事日程  令和2年6月23日(火) 議 事 日 程(第13号)  第1 会議録署名議員の指名  第2 議案第 81号 令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回)  第3 議案第 82号 令和2年度下関市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)  第4 議案第 83号 令和2年度下関市ボートレース事業会計補正予算(第1回)  第5 議案第106号 令和2年度下関市一般会計補正予算(第4回)  ( 以上4件 総務、経済、文教厚生、建設消防委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )  第6 議案第 84号 公立大学法人下関市立大学に係る地方独立行政法人法第19条の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例  第7 議案第 85号 下関市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例  第8 議案第 86号 下関市税条例の一部を改正する条例  第9 議案第100号 辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定について(蓋井島辺地)  第10 議案第101号 字の区域の変更及び廃止について(豊北町大字北宇賀の一部)  ( 以上5件 総務委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )  第11 議案第 87号 下関市一般廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例  第12 議案第 88号 下関市勤労婦人センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例  第13 議案第 89号 下関市豊田湖畔公園施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例  ( 以上3件 経済委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )  第14 議案第 90号 下関市国民健康保険条例の一部を改正する条例  第15 議案第 91号 下関市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例  第16 議案第 92号 下関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例  第17 議案第 93号 下関市手数料条例の一部を改正する条例  第18 議案第 94号 地方独立行政法人下関市立市民病院に係る地方独立行政法人法第19条の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例  第19 議案第 95号 下関市老人デイサービスセンターの設置等に関する条例の一部を改正する条例  第20 議案第 96号 下関市立公民館の設置等に関する条例の一部を改正する条例  第21 議案第102号 財産の取得について(長府毛利家遺品)  ( 以上8件 文教厚生委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )  第22 議案第 97号 下関市生活バス事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例  第23 議案第 98号 下関市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例  第24 議案第 99号 下関市港湾施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例  第25 議案第103号 財産の取得について(高規格救急自動車 2台)  第26 議案第104号 財産の取得について(消防ポンプ自動車 2台)  第27 議案第105号 工事請負契約締結について(令和元年度新港地区ふ頭用地整備工事(その4))  ( 以上6件 建設消防委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )   第28 議案第107号 固定資産評価員選任の同意について  第29 議会案第 1号 市出資法人調査特別委員会の設置について 会 議 事 件  日程に同じ △出席議員  出 席 議 員(34名)   1番 林   昂 史 君        2番 阪 本 祐 季 君   3番 星 出 恒 夫 君        4番 濵 﨑 伸 浩 君   5番 吉 村 武 志 君        6番 香 川 昌 則 君   7番 田 中 義 一 君        8番 井 川 典 子 君   9番 木 本 暢 一 君       10番 戸 澤 昭 夫 君  11番 林     透 君       12番 村 中 良 多 君  13番 板 谷   正 君       14番 河 野 淳 一 君  15番 坂 本 晴 美 君       16番 吉 田 真 次 君  17番 小熊坂 孝 司 君       18番 安 岡 克 昌 君  19番 前 東 直 樹 君       20番 亀 田   博 君  21番 福 田 幸 博 君       22番 林   真一郎 君  23番 関 谷   博 君       24番 本 池 涼 子 君  25番 西 岡 広 伸 君       26番 平 田 陽 道 君  27番 片 山 房 一 君       28番 東 城 しのぶ 君  29番 恵 良 健一郎 君       30番 桧 垣 徳 雄 君  31番 濵 岡 歳 生 君       32番 江 原 満寿男 君  33番 山 下 隆 夫 君       34番 田 辺 よし子 君 欠 席 議 員(0名) △説明員  説  明  員 市     長     前田晋太郎君  副  市  長     三木 潤一君 副  市  長     芳田 直樹君  総合政策部長      竹内  徹君 総 務 部 長     植田恵理子君  総務部契約事務専門監  金丸 卓朗君 財 政 部 長     神長 賢人君  市 民 部 長     濵村  勝君 福 祉 部 長     内田 敏彦君  こども未来部長     林  義之君 保 健 部 長     九十九悠太君  環 境 部 長     宇都宮義弘君 産業振興部長      山本 卓広君  農林水産振興部長    渡壁  敏君 観光スポーツ文化部長  和田 守正君  建 設 部 長     清水  悟君 都市整備部長      平澤 良輔君  港 湾 局 長     杉田 博章君 菊川総合支所長     稲田 浩宣君  豊田総合支所長     藤本 秀平君 豊浦総合支所長     小野洋一郎君  豊北総合支所長     内田 浩美君 会計管理者       植田  功君  消 防 局 長     北村 満男君 上下水道局長      松崎 淳志君  ボートレース企業局長  山田 祐作君 教  育  長     児玉 典彦君  教 育 部 長     徳王丸俊昭君 選挙管理委員会事務局長 尾和 寛章君  代表監査委員      小野 雅弘君 総 務 課 長     山田 之彦君 △事務局職員  事務局職員 局     長     高松 英樹君  次     長     岡本 善隆君 議 事 課 長     白土 正道君  議事課長補佐      高林 賢次君 議 事 係 長     花谷 禎久君 △特別委員会委員所属表       特別委員会委員所属表              (令和2年第2回定例会) 委 員 会 名定数委  員  名市出資法人 調査特別委員会9田 辺 よし子 田 中 義 一 片 山 房 一 板 谷   正 前 東 直 樹 濵 﨑 伸 浩 村 中 良 多 林   昂 史 阪 本 祐 季 △開議                                -10時7分開議-──────────────────────────────────────── △伝達式 ○議長(林透君)  開議に先立ち、全国市議会議長会の表彰の伝達を行います。 去る5月27日の全国市議会議長会において、福田幸博議員が、議員在職25年の、また、木本暢一議員が、議員在職20年の、まことに輝かしい特別表彰の栄に浴されました。  受賞された2名の方々は、市議会議員として、誠心誠意その職務の遂行に取り組まれ、市勢の発展、向上に寄与されたのであります。 私たちは同僚議員として、これまでの御労苦、御精励に対し深く敬意を表し、その功績をたたえる次第であります。 それでは、表彰状の伝達を行います。受賞された2名の方々には御登壇をお願いいたします。  〔受賞者各位登壇・表彰状伝達・拍手〕
    ○議長(林透君)  それでは、福田幸博議員に、受賞者を代表して御挨拶をお願いいたします。 ◆福田幸博君  おはようございます。このような表彰をいただきまして、大変うれしく思います。25年間、議会活動、委員会活動、全て参加することができました。残念ながらおやじの死に目には会えませんでした。この健康な体をつくってくれた先祖と、現在のこの体を支えている、生活を支えてもらっている妻に、感謝をしたいと思います。 それから25年にわたり、現在26年目ですけれども、私を支えてくれた仲間の皆さんと、それから大勢の、いままでお目にかかった議員たちに感謝をしたいと思います。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(林透君)  受賞された2名の方々は、自席にお戻りください。  〔受賞者各位降壇〕 ○議長(林透君)  ここで、ただいま受賞された方々に対しまして、市長よりお祝いの言葉がございます。前田市長。  〔市長前田晋太郎君登壇〕 ◎市長(前田晋太郎君)  このたび、全国市議会議長会の永年表彰の栄に浴されました2名の議員各位には、心からお喜びを申し上げます。 福田幸博議員におかれましては、議員在職25年の特別表彰の栄を、また、木本暢一議員におかれましては、議員在職20年の特別表彰の栄を受けられました。心から改めてお喜びを申し上げます。 あわせまして、議員各位におかれましては、永年にわたり市民の負託のもと、議会の円滑な運営並びに市勢の発展に御尽力をいただいておりますことに、深く感謝を申し上げます。 さて、我が国では、本格的な人口減少の局面を迎えており、本市におきましても、少子高齢化による人口減少は持続可能な地域社会の維持、まちづくり、まちのにぎわい創出といった点から、深刻な問題であります。さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、世界経済は大きなダメージを受けており、需要の回復や雇用の維持など、地域経済の基盤を脅かす、大きな課題が生じている状況であります。 こうした課題に的確に対応し、将来にわたって市民の皆様が希望を持って、豊かに幸せな生活を送ることができるよう、諸施策に取り組んでいるところでございますが、市民の代表であります議員各位への市民の期待も、より一層大きくなってくるものと思われます。 皆様には引き続き、下関市のさらなる発展のため、お力添えを賜りますようお願いを申し上げます。 結びに当たり、議員各位におかれましては、これからも市民の代表として、さらなる御活躍をいただきますことに、心から期待を申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。このたびは、御両名まことにおめでとうございます。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(林透君)  これより本日の会議を開きます。この際、諸般の報告をいたします。 今期定例会に、市長より報告案件として、報告第16号から報告第25号までの「法人の経営状況を説明する書類の提出について」を受理いたしております。 以上、10件の報告書はいずれもお手元に配付いたしております。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。以上で報告事項を終わります。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――会議録署名議員の指名 ○議長(林透君)  日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、東城しのぶ議員及び村中良多議員を指名いたします。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △委員長報告 ○議長(林透君)  日程第2 議案第81号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回)」から日程第5 議案第106号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第4回)」までの4件を一括議題といたします。 議案第 81号 令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回) 議案第 82号 令和2年度下関市国民健康保険特別会計補正予算(第1回) 議案第 83号 令和2年度下関市ボートレース事業会計補正予算(第1回) 議案第106号 令和2年度下関市一般会計補正予算(第4回) ○議長(林透君)  委員長の報告を求めます。林総務副委員長。  〔総務副委員長林昂史君登壇〕 ◆総務副委員長(林昂史君)  総務委員会が付託を受けました、議案第81号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回)」について、審査の経過と結果を御報告いたします。 本案は、第1条において、歳入歳出予算にそれぞれ15億1,191万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,438億5,691万4,000円と定めるとともに、第2条において、債務負担行為の追加を、第3条において、地方債の限度額の変更をそれぞれ行おうとするものであります。 それでは、当委員会所管に係る予算補正の主なものについて御報告いたします。 まず、歳入予算補正についてであります。第16款国庫支出金において、4月の補正予算に計上された就業支援・雇用対策事業、飲食事業者に係る業態転換補助金、飲食・宿泊事業者に対する経営支援給付金、また、本市の新型コロナウイルス感染症の影響に対する経済対策の第3弾となる、小売・サービス事業者に係る業態転換補助金、理容・美容・療術事業者に対する経営支援給付金などの財源として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が、また、GIGAスクール構想推進事業における、GIGAスクールサポーターの配置に係る経費の財源及び小・中学校のタブレット端末、大型モニター及びモバイルルータの整備に係る経費の財源として、公立学校情報機器整備費補助金が、第19款寄附金において、下関市夜間急病診療に発熱外来を設置するための財源として、市内の企業からの寄附金が、第22款諸収入において、新型コロナウイルス感染症対策に係る財源として、ボートレース事業収入が、そのほか第23款市債などにおいて、このたびの予算補正の財源として、所要額がそれぞれ増額計上されております。 なお、第20款繰入金において、4月の補正予算の際に計上された事業について、このたびの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当すること、第22款諸収入において、小・中学校の1学期の学校給食費を無償化することに伴い、所要額がそれぞれ減額計上されております。 次に、歳出予算補正についてであります。第2款総務費において、賃貸借契約の満了を迎える市民税業務に係る原票管理システムの更新に係る経費について、その所要額が増額計上されるとともに、新たに令和3年度から令和7年度までを期間とした債務負担行為の設定がなされております。 また、第3款民生費において、本市の新型コロナウイルス感染症の影響に対する経済対策の第3弾のうちの1つであり、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策である特別定額給付金の支給対象とならなかった、4月28日から6月30日の間に出生した新生児1人につき10万円を支給する、新生児応援特別給付金給付事業に係る経費について、その所要額が増額計上されております。 最後に、地方債補正についてでありますが、このたびの歳入予算補正に計上した市債と連動し、起債の目的別の限度額が、それぞれ増額計上されております。 審査の過程において、委員から、本市への新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてただしたところ、これに対して執行部から、今後の国の制度設計についての情報収集、また、国の第2次補正予算の成立後に示される地方単独事業に充当される上限額等を注視しながら、本市の今後の施策の体系を立てていきたいとの答弁がなされております。 また、新生児応援特別給付金給付事業について委員から、所管部局が総合政策部である理由についてただしたところ、これに対して執行部から、新型コロナウイルス感染症の影響に対する本市の単独事業、国の第2次補正予算の成立後に予定されるひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に加えて、これから本来の通常業務の繁忙期を迎えるこども未来部、また、新型コロナウイルス感染症対策に引き続き奔走している保健部や産業振興部、そのほかの部局においても、さらなる業務の受け入れは困難である中、この新生児応援特別給付金を対象者へ迅速かつ正確に対象者に支給できるよう、総合政策部が所管することとした旨の答弁がなされております。 さらに、委員から、当該事業に係る事務費が高額ではないか、事務費を少しでも削減すれば、1人でも多くの対象者に対し、当該給付金を支給することができるのではないかとただしたところ、これに対して執行部から、当該事務費については、本市の住民基本台帳に登録された新生児を遺漏なく、正確に把握すべく、現行のシステムの改修を行うための費用、また、当該事業を行うための人件費等を上限額として計上しているものであり、当該事務費への支出が最小限に抑えられるよう、事務を執行していきたいとの答弁がなされております。 そのほか委員から、1日でも早く給付金が対象者へ支給できるよう、申請方法等を見直すことができないかただしたところ、これに対して執行部から、申請書の発送を一斉発送ではなく、一定期間で区切って行うなど、迅速かつ正確に支給できるよう、また、総合政策部において、当該事業を所管した意義を果たすことができるよう、尽力していきたいとの答弁がなされております。 委員会は、本案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務委員会に付託されました議案の報告を終わります。 ○議長(林透君)  星出経済委員長。  〔経済委員長星出恒夫君登壇〕 ◆経済委員長(星出恒夫君)  それでは、経済委員会が付託を受けました、議案第81号及び議案第83号につきまして、審査の経過並びに結果を御報告いたします。 なお、審査の過程において、委員から、るる質疑や要望等がなされておりますので、その要点を絞った上で、御報告いたします。 最初に、議案第81号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回)」についてであります。 本案は、新型コロナウイルス感染症拡大により影響を受けた市民や事業者への支援策として実施しようとする本市の経済対策第3弾の一部をなすもので、そのうち当委員会が所管するのは、「第1表 歳入歳出予算補正」で、産業振興部及び観光スポーツ文化部に係る部分であります。 歳出予算補正の内容といたしましては、まず、第7款商工費、第1項商工費では、中小企業近代化高度化促進業務において、新たに営業可能な業態への転換に係る費用の一部を補助する対象者について、4月補正予算で対象とした飲食事業者に加え、小売事業者及びサービス事業者へ拡充するために要する経費が、次に、金融対策業務において、中小企業者への支援策として、本市の中小企業体質強化特別融資制度の利用者に対して、債務保証料を全額補給へと引き上げたことによる融資件数の増加に伴う所要の経費が、さらに、経営支援給付金事業において、4月補正予算で給付金の対象とした市内の飲食・宿泊事業者に加え、理容・美容・療術事業者へ拡充するために要する経費が、それぞれ計上されております。 審査の過程において、委員から、経営支援給付金事業の対象として、今回追加する業種を理容・美容・療術事業者とした理由についてただしたところ、執行部から、仕事柄、人と密接にならざるを得ず、感染リスクの排除ができない業種であり、市民の衛生的な暮らしや健康保持のサービスとして必要な業種である。 また、厚生労働省が令和2年5月11日に発表した「新型コロナ対策のための全国調査」において、宿泊業・レジャー関連、飲食関連等とともに、過半数以上が収入・雇用に不安を感じているとの回答があることに加えて、金融機関から事業者が借り入れをする際に、本市が認定するセーフティーネット保証において、生活関連サービスの事業者が、一定の割合を占めていることなどから、対象業種として追加することとしたとの答弁がなされております。 この答弁に接し、委員から、ほかの業種でも収入・雇用に不安を感じている実態があり、不公平感が払拭できない。当該事業を否定するわけではないが、対象業種を限定するのであれば、経営に対する影響額を実際に把握して、業種を決定するべきではないか。さらに、業種を限定するのではなく、売上額が一定程度減少した事業者を対象として、広く支援するべきではないかとの意見がなされております。 このほか、国の雇用調整助成金の申請状況が低調であるとして、その進捗を図るための市による支援や、飲食・宿泊事業者のうち、深刻な影響を受けている事業者に対する、さらなる支援の検討を求める意見などがなされております。 続いて、第2項観光費では、新型コロナウイルス感染症拡大防止による長期の経済活動自粛により、萎縮した状況からの回復を目指し、1つ目に、非日常空間の創造により、市民の豊かな心の時間の創出に加え、イベント関連事業者や飲食事業者を支援しようとするドライブインシアター事業、2つ目に、市内各所で上演する上臈道中を多言語による映像化及び情報発信を通じて、イベント関連事業者観光バス事業者を支援しようとする観光イベント魅力発信事業、3つ目に、新型コロナウイルス感染症収束後の観光集客の回復を図ることに加え、動画制作事業者を支援しようとする観光宣伝映像配信事業の3事業に係る経費が、それぞれ計上されております。 審査の過程において、委員から、ドライブインシアター事業による既存の映画館との競合性についてただしたところ、執行部から、当該事業では映画館で上映されるような新作ではなく、ファミリー層をターゲットとした映画の上映を予定しているとの答弁がなされております。 この答弁に接し、委員から、ファミリー層や関係事業者を盛り上げようとする意図は賛同するが、当該事業は一過性であるとして、既存の映画館による3密対策に要する経費を支援するなど、その投資効果の継続性が期待できる事業を検討してはどうかとの提案がなされております。 さらに委員から、新型コロナウイルスが収束した後は、従前の生活様式に戻るのではなく、新たな考え方を導入した生活様式になると推測されることから、その中で萎縮することのない観光事業の展開を検討する必要があるのではないかとの意見がなされております。 このほか、今回実施する3事業の経済効果が、市内のイベント関連事業者に広く行き渡るように努めていただきたいとの要望がなされております。 次に、議案第83号「令和2年度下関市ボートレース事業会計補正予算(第1回)」であります。 本案は、収益的支出の補正であり、一般会計への繰出金について5億円増額し、その補正後の額を16億円にしようとするものであります。 なお、当該繰出金5億円は、さきに報告した議案第81号で予算計上されている下関市新型コロナウイルス感染症の影響に対する経済対策第3弾のうち、11事業の財源に充当予定のものであります。 審査の過程において、委員から、新型コロナウイルス感染拡大による舟券売上に対する影響についてただしたところ、執行部から、2月28日以降、無観客レースの実施、また本場や場外舟券発売場の臨時休業により、3割程度の舟券売上の減少を想定していたところ、電話投票の売上増加により、売上減少幅は小さく、何とか踏ん張っている状況である。今後、ボートレースファンの方々をボートレース場に迎えることができるよう、来るべき営業再開に向けた準備をしっかりしていきたいとの答弁がなされております。 この答弁に接し、委員から、ボートレース事業による本市財政への多大な貢献により、今回の経済対策等もスムーズに履行できる現状にあるとして、感謝の意が示されるとともに、ボートレース事業の堅調な運営を求める要望がなされております。 委員会は、以上2議案について、採決の結果、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(林透君)  井川文教厚生委員長。  〔文教厚生委員長井川典子君登壇〕 ◆文教厚生委員長(井川典子君)  文教厚生委員会が付託を受けました、議案第81号ほか2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。 初めに、議案第81号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回)」についてであります。 当委員会の所管は、歳出予算補正では、第3款民生費の一部、第4款衛生費並びに第10款教育費の全て、また、債務負担行為補正では、障害福祉総合支援システム借上料に係る債務負担行為の設定であります。 まず、第3款民生費では、主に児童福祉費において、国の第1次補正予算に呼応し、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、保育所や放課後児童クラブ等に対し、マスク、消毒用エタノール等の衛生用品や非接触型体温計、空間清浄機等の物品を購入・配備するための経費として、また、それらの購入費用を補助するための経費として、さらには、本市独自の施策である児童扶養手当受給世帯に一律2万円を支給するために要する経費として、それぞれ所要額が計上されております。 審査の過程において、委員から、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として示された次亜塩素酸空間清浄機の購入に関し、国から次亜塩素酸水の取り扱いに係る通知が発出されているが、その認識はいかがかとの質疑がなされ、執行部から、通知内容は当然承知しており、購入は安全性や有効性が公的に確認できることが前提であるとの考えが示されております。 この考えを受けて、委員から、執行部の考えに理解を示しつつ、子供の健康にも関することから、慎重な対応を求める発言がなされております。 次に、第4款衛生費では、主に予防費において、国の第1次補正予算に呼応し、新型コロナウイルスに感染した方の入院医療費について、自己負担分を公費より負担するために要する経費や、PCR検査の民間委託に要する経費のほか、帰国者・接触者相談センターにおける専任の相談員の増員に要する経費など、所要額が計上されております。 審査の過程において、委員から、PCR検査に関し、みずから感染していないことを証明する目的で、任意受検を可能にしてはどうかとの質疑がなされ、執行部から、検査を希望する多くの声があることは承知しているが、行政として、第一にやるべきことは、医師が感染を疑った時に、迅速かつ円滑に受検できる体制を整えることであると考えており、任意受検の体制整備については次の段階であるとの見解が示されております。 次に、第10款教育費では、教育総務費、小学校費及び中学校費において、国の第1次補正予算に呼応した、GIGAスクール構想推進事業について、当初の計画を前倒しし、今回、小学校4年生から中学校3年生までの児童・生徒にタブレット端末を1人1台整備するとともに、緊急時にオンライン学習が実施できるよう、必要な機器の購入等に要する経費として、また保健体育費において、小中学校に係る令和2年度1学期分の学校給食費の無償化や、学校の臨時休業により経営に影響を受けている市内の学校給食用食材納入業者に対する支援に要する経費など、所要額がそれぞれ計上されております。 審査の過程において、委員から、タブレット端末等の整備について、下関商業高等学校に対する予算措置がなされていないが、今後の見通しはいかがかとの質疑がなされ、執行部から県において、県立学校への整備を検討中であるとのことから、その動向を注視し、年度内の導入に向けて、関係部局と調整を図ってまいりたいとの考えが示されております。 また、委員から、本市において新型コロナウイルス感染症の第2波が到来し、小中学校が再び休校となった場合における、児童・生徒の学習への対応について質疑がなされ、執行部から、一部の学校の休校を想定する中で、市内の各学校に配備されているタブレット端末等を休校の学校に集約し、オンライン学習に使用するといった方策も現在検討している旨、明らかにされております。 次に、議案第82号「令和2年度下関市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)」についてであります。 本案は、歳入歳出予算においては、歳入歳出それぞれ1,891万1,000円を増額補正しようとするもので、その内容は、歳出について、国民健康保険総合システム機器に係るセキュリティー対策に必要となる経費や、機器の更改に係る今年度賃借料として、また、歳入について、歳出予算補正の財源として一般会計からの繰入金が、それぞれ計上されるとともに、機器の更改及びデータ移行に係る経費については、国民健康保険総合システム機器借上料として、令和3年度から令和5年度までの3年間の債務負担行為を設定しようとするものであります。 最後に、議案第106号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第4回)」についてであります。 本案は、6月12日に可決、成立した国の第2次補正予算に係るもののうち、本市の新型コロナウイルス感染症対策として、早急に実施する必要があるものとして、本定例会会期中の6月16日に追加提出されたものであります。 その内容は、歳出予算補正の第3款民生費では、児童福祉費において、子育てと仕事を1人で担う低所得のひとり親世帯に対する給付金の給付に要する経費のほか、第4款衛生費では、保健衛生費において、新型コロナウイルス感染症に不安を抱える妊婦が、分娩前にPCR検査等を希望したときに、1回分の受検費用を助成する経費として、また、感染し入院した妊産婦に対し、退院後、保健師等による訪問や電話相談等の寄り添い型の支援を実施するために要する経費として、それぞれ所要額が計上されるとともに、これらの事業に必要な財源として、歳入予算補正の第16款国庫支出金において、予算額が計上されております。 審査の過程において、委員から、低所得のひとり親世帯に対する給付金に関し、給付時期について質疑がなされ、執行部から、児童扶養手当受給者等については、既に市が把握しているデータに基づき事務を進め、8月中の給付を目指しているが、新型コロナウイルスの影響により、収入が児童扶養手当受給対象の水準まで下がった方など、一定の対象者については申請が必要であるので、今後、鋭意周知に努め、令和3年2月末までを受付期間とする考えが示されております。 この答弁に接し、委員から、周知の際には、支給対象者をはっきりと明示するなど、市民に誤解を与えないように配慮を求める意見がなされております。 また、委員から、妊婦が受検するPCR検査等の助成件数を1,400件とした根拠について質疑がなされ、執行部から、令和元年度の分娩件数は約1,800件で、その全数を検査できるようにすることが望ましいが、検査時期に関し、国から、分娩の日のおおむね2週間前との想定がなされており、妊娠期間中、随時受検できるものではないことから、前年度分娩件数の4分の3の方が受検すると想定し、1,400件と設定した旨、明らかにされております。 さらに委員から、当該事業の周知方法について質疑がなされ、執行部から、妊婦が定期的に通院している産婦人科での周知が最適であるとの考えから、今後、協議・調整を行っていきたいとの説明がなされております。 このほか、委員から、対象者が妊婦であることから、手続等の詳細を固めていく中で、不安やストレスがなく、検査を受けやすい体制を整えていただきたいとの要望がなされております。 委員会は、以上3議案について、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、付託議案についての報告を終わります。 ○議長(林透君)  濵﨑建設消防副委員長。  〔建設消防副委員長濵﨑伸浩君登壇〕 ◆建設消防副委員長(濵﨑伸浩君)  建設消防委員会が付託を受けました、議案第81号「令和2年度下関市一般会計補正予算(第3回)」につきまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。 本案における当委員会の所管は、歳出予算補正の第8款土木費及び第9款消防費の全部であります。 第8款土木費、第2項道路橋りょう費では、道路のり面から落石が確認されたことから、のり面状況の点検を行ったところ、早期に対策が必要な道路があることが判明したため、令和元年12月末にのり面対策等の道路防災が対象事業として加えられた緊急自然災害防止対策事業債を活用し、落石防止対策を講じるための経費が、また、第3項河川費では、災害時期に備え、河川の状態について点検を行ったところ、しゅんせつ等の早急な対策が必要な河川が確認されたことから、今年度新たに創設された緊急浚渫推進事業債を活用し、しゅんせつ工事等を行うための経費が、それぞれ増額計上されております。 次に、第9款消防費、第1項消防費では、国の緊急消防援助隊設備整備費補助金を活用し、新型コロナウイルス等の感染症患者を搬送する際に、救急隊員や同乗をする家族等の関係者への感染拡大を防ぐための搬送器具を購入するための経費が、増額計上されております。 審査の過程において、委員から、緊急浚渫推進事業の工期について、本来であれば、災害の起きやすい梅雨時期の前に工事をするべきであるが、梅雨の時期を過ぎてからの工事となっており、これは当初予算での計上はできなかったのかとただしたところ、執行部から、今回活用する緊急浚渫推進事業債の創設は、令和2年4月1日に総務省から告示されたものであるため、今回の補正予算での対応となった旨の説明がなされております。 また、委員から、消防費で購入する搬送器具の配置についてただしたところ、執行部から、コロナ感染症が疑われる事案については、中央消防署に専従隊を設けており、距離が離れていても完全装備した隊員が現場に向かう体制をとっているので、専従隊が使用するよう、中央消防署に配置をするとの答弁がなされております。 委員会は本案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、付託議案の報告を終わります。 ○議長(林透君)  質疑はありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  質疑なしと認めます。 これより、議案第81号ほか3件について、一括して採決いたします。議案第81号ほか3件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  御異議なしと認めます。よって、議案第81号ほか3件は、いずれも原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(林透君)  日程第6 議案第84号「公立大学法人下関市立大学に係る地方独立行政法人法第19条の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例」から、日程第10 議案第101号「字の区域の変更及び廃止について」までの5件を一括議題といたします。 議案第 84号 公立大学法人下関市立大学に係る地方独立行政法人法第19条の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例 議案第 85号 下関市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例 議案第 86号 下関市税条例の一部を改正する条例 議案第100号 辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定について(蓋井島辺地) 議案第101号 字の区域の変更及び廃止について(豊北町大字北宇賀の一部) ○議長(林透君)  委員長の報告を求めます。恵良総務委員長。  〔総務委員長恵良健一郎君登壇〕 ◆総務委員長(恵良健一郎君)  総務委員会が付託を受けました、議案第84号ほか4件について、審査の経過と結果を御報告いたします。 初めに、議案第84号「公立大学法人下関市立大学に係る地方独立行政法人法第19条の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例」についてであります。 本案は、地方独立行政法人法の一部改正に伴い、地方独立行政法人の役員等の損害賠償責任の一部を免除することが可能となったことから、同法第19条の2第4項の規定に基づく役員の損害賠償責任額の上限について定めようとするものであります。 執行部から、地方独立行政法人の役員が当該法人に対して負うべき損害賠償責任は、役員等が職務を行うにつき、善意でかつ重大な過失がない場合において、当該役員等が負うべき損害賠償責任額から、条例で定める額を控除して得た額を限度とし、市長の承認を得て免除できる旨を業務方法書で定めることができるとされている。役員の損害賠償責任の一部を免除するための手順としては、政令で定める額以上の額を条例で定めること、免除することができる旨を法人の業務方法書に記載すること、免除しようとするときは、法人の監事の同意を得て、法人が政令で定める事項を記載した書類を市長に提出し、その承認を得ることの3つの段階が必要であり、このたびはまず、その1つ目である条例を定めようとするものであるとの説明がなされております。 審査の過程において、委員から、市の内部で、善意でかつ重大な過失がないときを協議していく中で、その判断における市の顧問弁護士の関与についてただしたところ、これに対して執行部から、一部免除については市長が承認することとなっていることから、判断を仰げない場合は、顧問弁護士に相談することもあり得るとの答弁がなされております。 次に、議案第85号「下関市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例」についてであります。 本案は、地方自治法の一部改正によって、各地方自治体が条例により、市長や職員等の地方公共団体に対する損害賠償責任の一部免責を定めることができるとされたことに伴い、同法第243条の2第1項の規定に基づく、下関市長等の損害賠償責任の一部免責について必要な事項を定めようとするものであります。 執行部から、本条例により免責されるのは、職務を行うに当たり、善意でかつ重大な過失がない場合であり、免責される額は、賠償を求められた損害賠償責任額から最低責任限度額を除いた額となる。また、最低責任限度額については、地方自治法施行令により、国が定める参酌基準と同じである旨の説明がなされております。 審査の過程において、委員から、本条例を制定することによる、市民生活または市民に対するメリットについてただしたところ、これに対して執行部から、本条例が制定されることにより、市の重大な施策の決定においても、市長または職員等の損害賠償責任に対する萎縮効果の低減が期待されるとの考えが示されております。 さらに委員から、損害賠償額の免責については、市民に対して十分な説明責任を果たす必要があり、予算を承認している議会もその一翼を担っていると思うが、議会が関与することなく条例において免責額が定められることで、十分な説明責任が果たせなくなるのではないかとただしたところ、これに対して執行部から、この条例を適用した場合、議会に速やかに報告し、公表しなければならないとされており、また、残った損害賠償責任額についても、これまでどおり議会の議決を経て、免責をすることが可能である旨の答弁がなされております。 この答弁に接し、委員から、やはり個別の案件ごとに議会が関与していくことがいい姿だと思う。全面的に反対ということではないが、議会の関与の部分について疑問が残るとの意見がなされております。 委員会は、以上2議案について、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第86号「下関市税条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、地方税法の一部改正等に伴い、下関市税条例について、所要の条文整備を行おうとするものであります。 執行部から、その主な改正内容について、国税の見直しにあわせて、市税の延滞金の割合等の特例について見直しを行うこと、個人住民税に関することとして、全てのひとり親家庭に対して公平な税制を実現するため、未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦及び寡夫控除の見直し等を行うこと、また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、イベントの中止や延期等を行った主催者の一助となるよう、入場料金等の払い戻しを受けなかったものに対して、寄附金税額控除を適用すること、固定資産税に関することとして、生産性革命の実現に向けた特例措置の拡充、また、軽自動車税環境性能割の税率の臨時的軽減の適用期限を延長すること等である旨の説明がなされております。 次に、議案第100号「辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定について」であります。 本案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、蓋井島辺地に係る公共的施設の総合整備計画を新たに策定しようとするものであります。 執行部から、この総合整備計画の内容について、消防団機能の強化、並びに島民の安全と安心を確保するため、蓋井島に所在する、老朽化が著しく耐震性がない2つの消防機庫を統廃合し、新たな消防機庫の整備を行うものである旨の説明がなされております。 最後に、議案第101号「字の区域の変更及び廃止について」であります。 本案は、下関市地籍調査事業豊北町調査区域の実施に伴い、豊北町大字北宇賀の一部において、字の区域の変更及び廃止をしようとするものであります。 執行部から、字の区域の変更及び廃止の内容は、地籍調査事業の合筆行為に伴うもので、豊北町大字北宇賀地内の70件の字の区域の変更及び12字の廃止を行うものであり、令和元年度末の調査済面積は124.85平方キロメートルで、進捗率は79%となり、未調査面積は33.2平方キロメートルであるとの説明がなされております。 委員会は、以上3議案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務委員会に付託されました議案の報告を終わります。 ○議長(林透君)  質疑はありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております5件のうち、御異議のあります議案第84号及び議案第85号を除く議案第86号ほか2件について、一括して採決いたします。 議案第86号ほか2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  御異議なしと認めます。よって、議案第86号ほか2件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号及び議案第85号について、それぞれ電子表決システムにより採決いたします。 参加ボタンを押してください。押し忘れなしと認めます。 まず、議案第84号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第85号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(林透君)  日程第11 議案第87号「下関市一般廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例」から、日程第13 議案第89号「下関市豊田湖畔公園施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例」までの3件を一括議題といたします。 議案第 87号 下関市一般廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例 議案第 88号 下関市勤労婦人センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第 89号 下関市豊田湖畔公園施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(林透君)  委員長の報告を求めます。村中経済副委員長。  〔経済副委員長村中良多君登壇〕 ◆経済副委員長(村中良多君)  それでは、経済委員会が付託を受けました、議案第87号ほか2議案につきまして、審査の経過並びに結果を御報告いたします。 最初に、議案第87号「下関市一般廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例」についてであります。 執行部から、奥山工場及び吉母管理場の所在地について、山口地方法務局が行う山耕地番の解消による土地地番の変更を受け、施設の位置表示に、それぞれ1万番を加算した地番に改めようとするものであるとの説明がなされております。 次に、議案第88号「下関市勤労婦人センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、下関市勤労婦人センターの体育館を、令和2年7月31日で廃止しようとするものであります。 執行部から、同センター体育館の解体撤去工事を令和2年8月から令和3年3月まで実施し、解体後の跡地は施設利用者の駐車場とする予定であるとの説明がなされております。 審査の過程において、委員から、閉鎖に係る周知についてただしたところ、執行部から、定期的な利用団体に対して、丁寧に代替施設等の御案内をしているとの答弁がなされております。 委員会は、以上2議案について、採決の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第89号「下関市豊田湖畔公園施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、豊田湖畔公園の釣り桟橋に係る使用料を改定し、また、施設使用料に係る不還付の規定を条例に規定するなど、所要の条文整備を行おうとするものであります。 執行部から、釣り桟橋の使用料を改定する理由は、令和2年2月の施設開場前に発生した死亡事故を受け、安全対策を強化するために行った物品の購入、管理人の増員など、維持管理経費が増加したためである。 また、額の算定に当たっては、受益者負担の見直し基準及び年間約3,200人の利用者を基準とした収支見込みをもとに算出しているとの説明がなされております。 審査の過程において、委員から、使用料が現行の210円から500円へ、2倍以上の改定額となっており、相当の値上げである。維持管理経費の増加分を使用料へ転嫁することは短絡的であるとして、執行部の提案に異を唱える発言がなされております。 委員会は、本案について、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(林透君)  質疑はありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております3件のうち、議案第88号及び御異議のあります議案第89号を除く、議案第87号について採決いたします。 議案第87号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  御異議なしと認めます。よって議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第88号及び議案第89号について、それぞれ電子表決システムにより採決いたします。 まず、議案第88号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(林透君)  日程第14 議案第90号「下関市国民健康保険条例の一部を改正する条例」から、日程第21 議案第102号「財産の取得について」までの8件を一括議題といたします。 議案第 90号 下関市国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第 91号 下関市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 議案第 92号 下関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第 93号 下関市手数料条例の一部を改正する条例 議案第 94号 地方独立行政法人下関市立市民病院に係る地方独立行政法人法第19条の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例 議案第 95号 下関市老人デイサービスセンターの設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第 96号 下関市立公民館の設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第102号 財産の取得について(長府毛利家遺品) ○議長(林透君)  委員長の報告を求めます。坂本文教厚生副委員長。  〔文教厚生副委員長坂本晴美君登壇〕 ◆文教厚生副委員長(坂本晴美君)  文教厚生委員会が付託を受けました、議案第90号ほか7件について、審査の経過と結果を御報告いたします。 初めに、議案第90号「下関市国民健康保険条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により、主たる生計維持者が死亡もしくは重篤な傷病を負った世帯、または主たる生計維持者の事業収入等の減少が見込まれる世帯に対し、国民健康保険料の減免及び徴収猶予に係る申請期限の特例を定めようとするものであります。 執行部から、減免の対象となる保険料は、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限が設定されているもの、あるいは、特別徴収については、特別徴収対象年金給付支払日が設定されているものであり、減免に係る財源は、全額国費で賄われるとの説明がなされております。 次に、議案第91号「下関市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、山口県後期高齢者医療広域連合における条例の一部改正に伴い、国民健康保険と同様に、後期高齢者医療保険についても傷病手当金の支給が可能となることから、所要の条文整備を行おうとするものであります。 次に、議案第92号「下関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、省令の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件に関し、所要の条文整理を行おうとするものであります。 審査に当たり、執行部から、このたびの条例改正により、いわゆる中核市の長が行う研修を修了した者も、本市の放課後児童支援員として従事することが可能となるが、現在は県が実施する研修に参加することで対応が可能であるため、本市独自で研修を実施する予定はないとの考えが示されております。 審査の過程において、委員から、県が実施する研修に対し、適時適切に参加できているのか質疑がなされ、執行部から、昨年度まで5年間にわたり、県が本市で実施する研修に参加できており、本年度は新型コロナウイルス感染症の関係で、実施が延期されているが、今後も県に対し、引き続き本市での実施をお願いしていきたいとの答弁がなされております。 次に、議案第93号「下関市手数料条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の一部改正により、条項のずれが生じたため、所要の条文整理を行おうとするものであります。 委員会は、以上4議案について、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第94号「地方独立行政法人下関市立市民病院に係る地方独立行政法人法第19号の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例」についてであります。 本案は、地方独立行政法人法の一部改正に伴うもので、執行部から、地方独立行政法人の役員等が負うべき損害賠償責任について、その負うべき損害賠償責任額から、条例で定める額を控除して得た額を限度として、市長の承認を得て免除できる旨を、当該地方独立行政法人の業務方法書で定めることができるとされたため、本条例で、下関市立市民病院の役員の最低責任限度額を定めようとするものであるとの説明がなされております。 なお、本案の審査に先立ち、同法の規定に基づき、あらかじめ監査委員に意見照会がなされ、「異議なし」との回答が得られている旨、御報告いたします。 審査の過程において、委員から、国における法改正の背景について質疑がなされ、執行部から、役員の損害賠償責任を一定の合理的な範囲内に軽減させ、役員に予測不可能な損害賠償額の一部を免除することで、適切な人材の確保につなげることができる。また、一方で、法人における権利の放棄が、無制限に許されるものではないことから、条例で定める役員の最低責任限度額については、政令において参酌基準が設けられているものと理解している旨の答弁がなされております。 このほか、委員から、本定例会においては、市長及び市立大学に関しても、同様の議案が提案されているが、条例により免責を定めることは、住民監査請求や住民訴訟を提起する機運をそぐものであるとして、本案には賛成しかねるとの意見もなされております。 本案は、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第95号「下関市老人デイサービスセンターの設置等に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、豊北町にあるデイサービスセンター「ほのぼの」において、令和3年4月1日から、介護保険法に規定する、認知症対応型通所介護及び介護予防認知症対応型通所介護を実施するとともに、「ほのぼの」を含む市内3カ所のデイサービスセンターの業務内容等を明確にするため、所要の条文整備を行おうとするものであります。 審査の過程において、委員から、「ほのぼの」について、通所介護の利用者を受け入れている現状があるにもかかわらず、今回なぜ業務内容を認知症対応型に変更しようとするのかとの質疑がなされ、執行部から、当該地域では高齢者が多く、設置当初から常に認知症の方を受け入れており、むしろ実態に合わせるために今回変更しようとするものである。これにより、介護保険法で定められた人員配置基準がより手厚くなり、サービスの向上も見込め、施設の経営面においても、より実態に見合った介護報酬を得ることが可能となるので、指定管理者の収支改善にもつながるとの見解が示されております。 次に、議案第96号「下関市立公民館の設置等に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、王司及び清末の両公民館における料理教室に、それぞれ新たに冷暖房設備を設置することから、これに伴い、同設備の使用料を定めるほか、所要の条文整備を行おうとするものであります。 審査の過程において、委員から、空調設備の設置状況について質疑がなされ、執行部から、施工業者が決定したところであり、7月中旬には設置が完了予定であるとの答弁がなされております。 この答弁に接し、委員から、6月であっても気温が高く、その上、料理教室は火を使う場所でもあるため、できるだけ早期の設置に意を用いていただきたいとの要望がなされております。 最後に、議案第102号「財産の取得について」であります。 本案は、長府毛利家から寄託を受け、現在、歴史博物館において保管している長府毛利家遺品27点を、相手方から取得価格5,000万円で購入しようとするもので、執行部から、遺品購入に係る財源として、ボートレース事業収入の一部が充てられているとの説明がなされております。 審査の過程において、委員から、購入した遺品等、貴重な収蔵品を市民や愛好家の皆さんに披露する計画があるかただしたところ、執行部から、博物館での展示はさることながら、講座や、いわゆる博学連携などで紹介することを考えており、新型コロナウイルス感染症の収束がはっきりしない現状においては、SNSでの発信も検討していきたいとの答弁がなされております。 委員会は、以上3議案について、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、付託議案の報告を終わります。 ○議長(林透君)  質疑はありませんか。田辺議員。 ◆田辺よし子君  議案第94号について、審議の経過をお知らせいただきたいと思うのですが、さきの84号、85号とともに、これは監査請求などで、市の賠償責任があるとなったときに、損害賠償をするという、その議案だと思うのですけれども、市において、いろいろな支出においては、議会でも議決しているということであると思うのです。そうすると、監査請求を受ける側の責任として、議会も責任があると思うのですけれども、その辺のところの審議はなされたのでしょうか。 ◆文教厚生委員長(井川典子君)  委員会といたしましては、それも踏まえまして、この結果を出させていただいたということであります。 ◆田辺よし子君  踏まえましたということであるのならば、どういう内容で審議があったのですか。それをお聞かせいただきたいと思います。 ◆文教厚生委員長(井川典子君)  各委員がそのときに発言した内容というものを、それを踏まえて皆さんが発言をされたと思っております。それで、今この議案第94号で、ここに答弁したとおりの内容で示させていただきました。 ◆田辺よし子君  今の御説明では、議会の責任ということについて、議員がどんなことを責任として感じているかということの説明にはなっていないと思います。市のいろいろな執行に当たっては、議会がそれぞれ責任を持って審議し、なおかつ議決しているものであります。そのことについて、議会のほうには何も、損害賠償の責任を負うようなことはないというようなことがあっては、これはおかしいのではないかと思いますので、今、説明を求めました。全く理解できない説明ですけれども、質疑は3回しかありませんので、これで終わります。 ◆文教厚生委員長(井川典子君)  委員会において皆さんそれも踏まえて、きちんとした質疑応答をさせていただき、それによって、こういう結果を出させていただいたと思っております。委員会ではきちんと、それも踏まえ、質疑をして、出した結果だと認識しております。 ○議長(林透君)  ほかにございますか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  それでは質疑を終わります。 ただいま議題となっております8件のうち、御異議のあります議案第94号を除く、議案第90号ほか6件について、一括して採決いたします。 議案第90号ほか6件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  御異議なしと認めます。よって議案第90号ほか6件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(林透君)  日程第22 議案第97号「下関市生活バス事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」から、日程第27 議案第105号「工事請負契約締結について」までの6件を一括議題といたします。 議案第 97号 下関市生活バス事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第 98号 下関市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例 議案第 99号 下関市港湾施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第103号 財産の取得について(高規格救急自動車 2台) 議案第104号 財産の取得について(消防ポンプ自動車 2台) 議案第105号 工事請負契約締結について(令和元年度新港地区ふ頭用地整備工事(その4)) ○議長(林透君)  委員長の報告を求めます。安岡建設消防委員長。  〔建設消防委員長安岡克昌君登壇〕 ◆建設消防委員長(安岡克昌君)  建設消防委員会が付託を受けました、議案第97号ほか5件について、審査の結果を御報告いたします。 初めに、議案第97号「下関市生活バス事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、菊川地区で運行している市生活バスの利便性向上と利用者の増加を図るため、及び小中学校の休業日の変更に対応するため、路線の運行方法などを変更しようとするものであります。 また、執行部から、今回の改正にあわせ、これまで一般の人にわかりにくい表現となっていた運行回数に関する表現方法を、わかりやすい表記に改めるとの説明がなされております。 次に、議案第98号「下関市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案は、山口地方法務局が山耕地番解消作業を行ったことに伴い、山耕地番解消の対象地域内にあった下関市幡生駅東自転車駐車場等の位置の表示を改めようとするものであります。 次に、議案第99号「下関市港湾施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。 本案の改正は2点あり、まず1点目は、現在供用している垢田から長州出島の国際物流ターミナルに至る「新港南線臨港道路」について、長州出島の産業振興用地の外周道路が整備され、全線を供用開始するに当たり、これら全体の道路を「新港臨海道路」に施設名称を改めようとするものであります。 2点目として、長府港町にあります3つの港湾施設について、立地条件等から利用者が限定されてしまうため、平成31年3月の下関港港湾計画改訂の際に、公共ふ頭用地から工業用地に位置づけを変更しており、このたび、当該港湾施設を廃止しようとするものであります。 次に、議案第103号及び議案第104号「財産の取得について」の2議案についてであります。 議案第103号は、救急隊員の応急処置対応の強化並びに救急救命士による高度救命処置用資機材の充実強化を図るため、老朽著しい高規格救急自動車を更新整備しようとするもので、東消防署及び豊浦西消防署豊北出張に配備する高規格救急自動車計2台を、有限会社藤中ポンプ店から7,194万円で、また、議案第104号は、消防力の充実強化を図るため、老朽著しい消防ポンプ自動車を更新整備しようとするもので、彦島分団第1部及び内日分団第1部に配備する消防ポンプ自動車計2台を、有限会社藤中ポンプ店から3,388万円で、それぞれ取得しようとするものであるとの説明がなされております。 委員会は、以上5議案について、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第105号「工事請負契約締結について」であります。 本案は、令和元年度新港地区ふ頭用地整備工事(その4)について、東亜建設工業・関門港湾建設・ショウエイ令和元年度新港地区ふ頭用地整備工事(その4)共同企業体を相手方として、5億1,590万円で工事請負契約を締結しようとするものであります。委員会は、本案について、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、付託議案の報告を終わります。 ○議長(林透君)  質疑はありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております6件のうち、御異議のあります議案第105号を除く、議案第97号ほか4件について、一括して採決いたします。 議案第97号ほか4件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  御異議なしと認めます。よって議案第97号ほか4件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第105号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― △人事議案の審議 ○議長(林透君)  日程第28 議案第107号「固定資産評価員選任の同意について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。前田市長。  〔市長前田晋太郎君登壇〕 ◎市長(前田晋太郎君)  議案第107号について御説明いたします。 本案は、本市固定資産評価員植田功君が、令和2年6月30日付で辞任をいたしますので、その後任として、塚内敏則君を選任しようとするものであります。 よろしく御同意をお願いいたします。 ○議長(林透君)  これより、議案第107号について……。  〔桧垣議員挙手〕 ○議長(林透君)  桧垣議員、質疑はございませんが。質疑ではないのですか。人事案件ですから質疑はない……。よろしいですか。  〔事務局職員に確認〕 ○議長(林透君)  質疑はできるそうです。桧垣議員。 ◆桧垣徳雄君  それでは、質疑をさせていただきます。男女共同参画という観点からの質疑であります。 固定資産評価審査委員会委員、現在の女性委員の登用率について確認したいと思います。本市には、男女共同参画基本計画や女性活躍推進計画がございます。女性の参画を進めていこうというのが本市の方針であります。固定資産評価審査委員会委員、現在の委員、何名中何名が女性委員なのか、まず確認をしたい。それから、本市の持っているこの計画では、市の行政委員会、あるいは審議会における女性委員の登用率を向上させようということ。それから、女性委員のいない行政委員会や審議会等の解消に努めるとありますが、この点からも十分に検討された上での提案なのか、確認したいと思います。 ◎総務部長(植田恵理子君)  固定資産評価審査委員会委員の中の女性の登用率ということでございますが、現在のところ9人中女性の方はいらっしゃいません。 申しわけございません。これは固定資産評価員ということなので、審査委員会とはまた別物となりますので、この方については、この委員ということで、1名の指名ということになります。 ◆桧垣徳雄君  男女共同参画の点からも、充分検討した上での提案かという、そういう質問です。 ◎総務部長(植田恵理子君)  これについては、個人の方を1名選任するということなので、その辺の事情に通じた方といいますか、その辺で男性か女性かというよりも、人材優先ということで選任されてございます。 ○議長(林透君)  よろしいですか。  〔はい〕 ○議長(林透君)  それでは、これより議案第107号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に、同意することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は同意されました。──────────────────────────────────────── △議員提出議案の審議 ○議長(林透君)  日程第29 議会案第1号「市出資法人調査特別委員会の設置について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。木本議会運営委員長。  〔議会運営委員長木本暢一君登壇〕 ◆議会運営委員長(木本暢一君)  ただいま上程されました、議会案第1号について、提案理由を御説明いたします。 本議会案は、地方自治法第221号第3項に規定する法人の経営状況の調査を行い、もって当該法人の設立目的に沿った運営の確立に資することを目的に、市出資法人調査特別委員会を設置しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林透君)  質疑はありませんか。  〔なし〕 ○議長(林透君)  質疑なしと認めます。 これより議会案第1号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(林透君)  ただいま設置されました市出資法人調査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の特別委員会委員所属表により9名の諸君を指名いたします。 以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。これをもちまして、本日の会議を閉じ、令和2年第2回下関市議会定例会を閉会いたします。──────────────────────────────────────── △閉会                               -11時26分閉会-──────────────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。        令和2年6月23日        下関市議会議長       林      透        ───────────────────────────────        下関市議会議員       東 城  しのぶ        ───────────────────────────────        下関市議会議員       村 中  良 多           ─────────────────────────────── △資料            電子採決 賛否一覧表 議案第84号 公立大学法人下関市立大学に係る地方独立行政法人法第19条の2第        4項に規定する条例で定める額を定める条例 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、平田陽道、東城しのぶ、恵良健一郎、濵岡歳生反対者本池涼子、西岡広伸、片山房一、桧垣徳雄、江原満寿男、山下隆夫、田 辺よし子 議案第85号 下関市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、平田陽道、東城しのぶ、恵良健一郎、濵岡歳生反対者本池涼子、西岡広伸、片山房一、桧垣徳雄、江原満寿男、山下隆夫、田 辺よし子 議案第88号 下関市勤労婦人センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、西岡広伸、平田陽道、片山房一、東城しのぶ、 恵良健一郎、桧垣徳雄、濵岡歳生、江原満寿男、山下隆夫、田辺よし子棄権者本池涼子 議案第89号 下関市豊田湖畔公園施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、平田陽道、東城しのぶ、恵良健一郎、濵岡歳 生、山下隆夫、田辺よし子反対者本池涼子、西岡広伸、片山房一、桧垣徳雄、江原満寿男 議案第94号 地方独立行政法人下関市立市民病院に係る地方独立行政法人法第19条
           の2第4項に規定する条例で定める額を定める条例 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、本池涼子、平田陽道、東城しのぶ、恵良健一 郎、濵岡歳生反対者西岡広伸、片山房一、桧垣徳雄、江原満寿男、山下隆夫、田辺よし子 議案第105号 工事請負契約締結について(令和元年度新港地区ふ頭用地整備工事        (その4)) 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、平田陽道、東城しのぶ、恵良健一郎、濵岡歳 生、山下隆夫、田辺よし子反対者本池涼子、西岡広伸、片山房一、桧垣徳雄、江原満寿男 議案第107号 固定資産評価員選任の同意について 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、西岡広伸、平田陽道、片山房一、東城しのぶ、 恵良健一郎、桧垣徳雄、濵岡歳生、江原満寿男、山下隆夫、田辺よし子棄権者本池涼子 議会案第1号 市出資法人調査特別委員会の設置について 区分氏             名賛成者林昂史、阪本祐季、星出恒夫、濵﨑伸浩、吉村武志、香川昌則、田中義 一、井川典子、木本暢一、戸澤昭夫、村中良多、板谷正、河野淳一、坂 本晴美、吉田真次、小熊坂孝司、安岡克昌、前東直樹、亀田博、福田幸 博、林真一郎、関谷博、本池涼子、西岡広伸、平田陽道、片山房一、東 城しのぶ、恵良健一郎、桧垣徳雄、濵岡歳生、江原満寿男、山下隆夫、 田辺よし子...