山形市議会 1996-03-21 平成 8年予算委員会( 3月21日)
また,委員から,第6次総に災害に強いまちづくりということがのっているが,そうすれば,消防職員の定数を見直し,相当の人的配置をする必要があるのではないのか,との質疑があり,当局から,消防職員と消防団員との関係,地区の自主防災組織がどうなっているのか,また,耐震性貯水槽の増設など総合的なもので論議されてくるのではないのか。
また,委員から,第6次総に災害に強いまちづくりということがのっているが,そうすれば,消防職員の定数を見直し,相当の人的配置をする必要があるのではないのか,との質疑があり,当局から,消防職員と消防団員との関係,地区の自主防災組織がどうなっているのか,また,耐震性貯水槽の増設など総合的なもので論議されてくるのではないのか。
また,主要な建設改良事業につきましては,「山形市ふれっしゅ水道整備事業基本計画」に基づき,より安全で,よりおいしい水道水を安定的に供給するため見崎浄水場に高度浄水処理施設を建設するほか,地震等の災害時にも強い水道を構築するため「震災用緊急貯水槽」の設置等の震災対策事業を実施するものであります。
新年度におきましては,高水準の水道の構築を目指し,より安全で,よりおいしい水道水を安定的に供給するため,見崎浄水場に高度浄水処理施設を建設するほか,地震等の災害時における水源の確保を図るため,「震災用緊急貯水槽」及び松原配水場に「緊急しゃ断弁」等を設置するとともに,給水車の増設や浄水場施設等基幹設備の耐震調査を実施するものであります。
消火水についてでございますが,今回,飲料水を含めた貯水槽が第二公園に200tほどございました。更に,現在,100tのものを薬師公園の入り口の所,いわゆるグランドの入り口の所に1つ作っております。これは飲料水ではなくて,雑用水を兼ねた消火水でございます。
更に,災害に強いまちづくりを目指し,100t級の耐震性貯水槽を1基増設する経費を計上したほか,商店街活性化推進事業に要する経費についても所要の予算措置を講じたのであります。 これらの補正に係る財源といたしましては,国・県支出金及び市債等を計上したものであり,このたびの補正総額は,8億8,100余万円となった次第であります。 次に,特別会計について申し上げます。
今回の補正は,国の第2次補正予算を活用し,本市消防力のより一層整備の促進を図るため,100tの耐震性貯水槽を設置しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが,よろしくご審議のうえご決議下さいますようお願い申し上げます。 ○阿部喜之助委員長 以上で当局の説明は終わりました。 ――――――――――――――――――― ◎質疑 ○阿部喜之助委員長 ただちに質疑に入ります。
次に,委員から,消防施設の整備として,100tの耐震性貯水槽を設置するというが,今後の設置計画はどう考えているのか,との質疑があり,当局から,昭和61年に第2公園に飲料水兼用の耐震性貯水槽を設置した。当時から東西南北に4カ所設置の計画であったが,水道水対流型のため,水質維持の面から設置場所が難しいとして増設されなかった。
今回の補正の主なものといたしまして,第1点は,阪神,淡路大震災を教訓として消防力の一層の強化を図るため,100tの耐震性貯水槽を設置するとともに,被災者の人命救助用として,高度救助用資機材等を整備するための経費を計上したものであります。 第2点は,消防団の機動力増強を図るためポンプ車庫の新築,用地の購入及び小型動力ポンプ積載車の購入などに要する経費をそれぞれ計上したものであります。
阪神・淡路大震災を教訓とし,防火用水等の確保を図るため,耐震性貯水槽を設置するとともに,被災者の人命救助用として高度救助用資機材の整備について,国の補助内示を受け,それぞれ所要額を新たに計上したものであります。