天童市議会 2016-09-06 09月06日-02号
この寄附金の件については、私も公民館建設委員の一人として、寄附金集めは住民に対して税金以外のいかなる負担も求めてはならないという地方財政法に抵触するのでやめるべきとの意見を会議の中でも、市当局に対しても、幾度も申し上げてきましたが、私の説明不足なのか、力不足なのか、御理解をいたたけないまま今日まで放置され、黙認されてきたことは残念でなりません。
この寄附金の件については、私も公民館建設委員の一人として、寄附金集めは住民に対して税金以外のいかなる負担も求めてはならないという地方財政法に抵触するのでやめるべきとの意見を会議の中でも、市当局に対しても、幾度も申し上げてきましたが、私の説明不足なのか、力不足なのか、御理解をいたたけないまま今日まで放置され、黙認されてきたことは残念でなりません。
当時の市長は、10年に及ぶ誘致運動をし、建設費用が地元負担の請願駅だったため、地元での寄附金集めに奔走したそうです。市民に広く寄附金を呼びかけるために、当時の助役が80万円、部長が50万円、課長が30万円、一般職員も10万円の寄附をし、市民全体で合計30億円になったそうです。総工費は135億円ですので、22%ほどは市民の寄附金によってできた請願駅です。
しかし、この観光振興などによる交流人口の拡大という取り組みを見たときに、ややもすれば、祭りや花火大会などの寄附金集めやら、それを催す目先の作業に追われ、交流人口をふやす集客施策にとどまっているように思われます。 今回でき上がった新酒田市の観光基本計画には、その後の受け入れ態勢の整備として、実際に酒田に来られ滞在している皆さんのフォローも盛り込まれ、充実してきているというように思います。