令和 4年 9月 定例会(第5回) 第2日目(9月7日)1 本日の出席議員は次のとおりである。 1番 吉宮 茂 2番 工藤範子 3番 小野一晴 4番
五十嵐啓一 5番 上野幸美 6番
渡部伊君子 7番 奥山康宏 8番 阿部利勝 9番 加藤將展 10番 伊藤和美 11番 スルタン ヌール 12番 石川武利14番 石川 保1 本日の欠席議員は次のとおりである。13番 齋藤秀紀1 本日の議事日程は次のとおりである。 日程第1 議案第57号 令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第2 議案第58号 令和3年度庄内町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第3 議案第59号 令和3年度庄内町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第4 議案第60号 令和3年度庄内町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第5 議案第61号 令和3年度庄内町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第6 議案第62号 令和3年度庄内町
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 日程第7 議案第63号 令和3年度庄内町
下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 日程第8 議案第64号 令和3年度庄内町
ガス事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 日程第9 発議第6号
決算特別委員会の設置について 日程第10 一般質問1
地方自治法第121条第1項の規定により会議に出席した者の職氏名は次のとおりである。 庄内町長 富樫 透 庄内町教育長 佐藤真哉 庄内町
農業委員会会長第一
職務代理者 佐藤 繁 庄内町
監査委員 安藤一雄 庄内町
選挙管理委員会委員長 吉泉豊一1 議事説明のため、会議に出席した者の職氏名は次のとおりである。 副町長 樋渡 満 総務課長 佐藤美枝
企画情報課長 佐藤博文
環境防災課長 齋藤 登
税務町民課長兼
会計管理者 保健福祉課長 鶴巻 勇 富樫 薫
子育て応援課長 加藤美子 建設課長 佐藤直樹 農林課長
佐々木平喜 商工観光課長 松澤良子
立川総合支所長 企業課長 藤井清司 渡部桂一
総務課課長補佐兼総務係長 中野正樹
総務課主査兼
文書法制係長 今井真貴 教育課長 佐藤秀樹
社会教育課長 樋渡真樹1 本日の議長は次のとおりである。
庄内町議会議長 石川 保1 本日の書記は次のとおりである。
議会事務局長 成田英樹
議会事務局書記 佐藤博子
議会事務局書記 杉山恵理
議会事務局書記 佐藤一視
○議長 おはようございます。ただいまの出席議員は13人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第5回
庄内町議会定例会2日目の会議を開きます。 (9時30分 開議)
○議長 事務局長から諸般の報告をいたします。
◎
事務局長 おはようございます。 初めに、議員並びに説明員の状況につきまして報告いたします。
齋藤秀紀議員、所用のため欠席との報告を受けております。また、
農業委員会会長、体調不良のため、会長第一
職務代理者が出席との報告を受けております。 次に、本日配付の資料について申し上げます。「令和4年第5回
庄内町議会定例会議事日程(2日目)」、以上でございます。
○議長 ただいまから本日の会議を開きます。
総務課長補佐より発言したい旨の申し出がありましたので、これを許します。
◎
総務課長補佐 昨日ご審議いただきました議案第65号「令和4年度庄内町
一般会計補正予算(第4号)」に関しまして、工藤議員からいただいたご質問のうち、回答をお待ちいただいていた件についてお答えさせていただきたいと思います。
一般会計補正予算書の29ページにあります
補正予算給与費明細書のうち、1一般職(1)総括、
イ会計年度任用職員の表中におきまして、補正後の職員数184人の課ごとの内訳に関するご質問だったと思います。この中で最も多い課でございますが、教育課で87人、主に小中学校でしたり、幼稚園、
共同調理場において従事していただいている方々です。次に多いのが
税務町民課で16人、今年度はマイナンバーカードですとか
確定申告等、主にこういった業務で従事していただいている職員となっております。以上です。
○議長 本日の議事日程は予めお手元に配布のとおりであります。 日程第1、議案第57号「令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について」、日程第2、議案第58号「令和3年度庄内町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第3、議案第59号「令和3年度庄内町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第4、議案第60号「令和3年度庄内町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第5、議案第61号「令和3年度庄内町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第6、議案第62号「令和3年度庄内町
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」、日程第7、議案第63号「令和3年度庄内町
下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」、日程第8、議案第64号「令和3年度庄内町
ガス事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」、以上8案件を一括議題としたいが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長 異議なしと認め、8案件を一括議題とします。 ただいまから「令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について」、他7案件の説明に入ります。 提案者より提案趣旨の説明を求めます。
◎町長 おはようございます。議案第57号「令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について」から議案第61号「令和3年度庄内町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」までの5案件につきましては、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、また、議案第62号「令和3年度庄内町
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」から議案第64号「令和3年度庄内町
ガス事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」の3案件につきましては、
地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第32条第2項並びに同法第30条第4項の規定により、各会計それぞれ
監査委員の
決算審査意見を付けて議会の認定に付するものであります。 各会計の実施収支につきましては、
一般会計7億9,989万7,000円の
黒字決算、
国民健康保険特別会計9,062万2,000円の
黒字決算、
後期高齢者医療保険特別会計299万4,000円の
黒字決算、
介護保険特別会計1億2,185万6,000円の
黒字決算、
風力発電事業特別会計1,155万6,000円の
黒字決算、
水道事業会計、
収益的収支3,308万4,000円の
黒字決算、
下水道事業会計、
収益的収支1,449万8,000円の
黒字決算、
ガス事業会計、
収益的収支4,309万2,000円の
黒字決算となっております。 なお、詳細につきましては担当をして説明させますので、よろしくお願い申し上げます。
◎
会計管理者 おはようございます。それでは、ただいま上程されました議案第57号「令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について」から議案第61号「令和3年度庄内町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」までの五つの
会計決算の認定について、町長に補足して説明いたします。 説明にあたりましては、令和3年度庄内町
歳入歳出決算書と
決算報告書によりまして説明いたします。 最初に、
一般会計について説明いたします。 決算書の1ページをご覧ください。
一般会計決算総括表、実質収支に関する調書になります。
歳入総額が137億5,484万5,000円、
歳出総額は129億711万2,000円で、前年度と比べて、歳入で20億5,331万2,000円の減額、歳出で21億7,977万5,000円の減額となっており、
歳入歳出差引額は、8億4,773万3,000円の黒字となりました。また、翌年度へ繰り越すべき財源としての4,783万6,000円を差し引いた
実質収支額は7億9,989万7,000円となりました。 次に、
決算報告書の194ページ、資料15をご覧ください。 図1については、年度ごとの決算額の推移を
折れ線グラフにしたものです。令和2年度は、
特別定額給付金給付事業があったため、特に大きくなっていますが、それが皆減したことなどにより、令和3年度は
歳入歳出共に前年度より20億円強の減額となりました。 次に、図2
款別決算額(歳入)をご覧ください。歳入款別の決算額と歳入全体に占める割合を表した円グラフです。町税や寄附金、使用料など、自主財源の割合は27.9%、一方、
地方交付税や町債、国・県からの補助金など、依存財源の占める割合は72.1%となっています。 次に、図3をご覧ください。歳出の
款別決算額を円グラフで表しております。前年度との増減の要因につきましては、後程説明させていただきます。 次に、図4
性質別歳出決算額の推移につきましては、
歳出決算額を
決算統計要領に基づき性質別に分類し、平成18年度を100とした場合の指数の推移をグラフにしたものです。令和2年度の青色の補助費等が大きく増加しておりますが、
特別定額給付金給付事業が要因となっております。また、令和3年度の
オレンジ色の扶助費の主な増加要因は、
子育て世代への
臨時特別給付金給付事業の増額や
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金事業が新たに行われたためです。 次に、図5町
税収入額の推移をご覧ください。平成24年度から10年間の町税の
税別収入額と収納率の推移を表したものです。棒グラフが各税の収入額で、赤い
折れ線グラフが収納率となっております。 次に、図6は
地方交付税の推移です。 次に、図7町債の推移をご覧ください。ピンクの棒グラフは歳入である
町債借入額を、緑色の棒グラフは歳出である
元金償還額を、そして、赤の
折れ線グラフが年度末における町債残高を表したものです。令和3年度末における町債残高は、156億6,834万9,000円となり、前年度より4億1,863万9,000円減額となっております。 最後に、図8は
基金残高の推移です。令和3年度末における
基金残高の総額は55億7,945万1,000円で、前年度より5億4,490万6,000円増額となりました。 資料15の説明は以上でございます。 それでは、主な歳入について説明いたしますので、決算書の18・19ページの
事項別明細書をご覧ください。前年度と比較するためには、
決算報告書の資料2、173ページ以降を後程ご参照いただきたいと思います。 1款町税につきましては、
収入済額が19億6,599万7,000円で、前年度より4,089万9,000円減額となっています。 1項町民税は8億3,844万円で、前年度より1,646万8,000円減額となりました。米価の下落により
個人町民税が減額したことが主な要因となっています。 2項
固定資産税は8億5,022万4,000円で、前年度より3,325万8,000円減額となりました。
新型コロナウイルス感染症対策による
事業用家屋と償却資産に係る特例措置によるものと地価の下落によるものが主な要因となっています。 3項
軽自動車税は8,523万7,000円で、前年度より173万1,000円増額となりました。 4項
町たばこ税は1億2,050万1,000円で、前年度より1,170万円増額となりました。税率の引き上げと売上本数の増加が要因となっています。 6項入湯税は742万4,000円で、前年度より158万2,000円増額となりました。 7項
都市計画税は6,071万5,000円で、前年度より312万5,000円減額となりました。 なお、町民税、
固定資産税、
都市計画税及び旧法による
軽自動車税を合わせまして、809万3,000円の
不能欠損処理を行っており、
収入未済額は4,062万9,000円となっております。 決算書の2・3ページをご覧ください。 2
款地方譲与税から6・7ページの12
款交通安全対策特別交付金までの国・県からの譲与税及び交付金につきましては、それぞれご覧のとおりでございますが、これらの中で、最も大きい収入である11
款地方交付税は53億3,914万円で、前年度より3億3,874万8,000円増額となりました。 6・7ページをご覧ください。 13款分担金及び負担金は、5,869万7,000円の
収入済額で、前年度に比べて1,555万円減額となりました。
保育所保育料の
段階的無償化や
県営土地改良事業分担金の減額が主な要因となっております。 14款使用料及び手数料は、8,726万8,000円の
収入済額で、前年度より35万4,000円増額となりました。 15
款国庫支出金は、18億2,215万9,000円の
収入済額で、前年度より19億1,313万6,000円の減額となりました。
特別定額給付金給付事業の皆減が主な要因となっております。 16
款県支出金は、9億6,689万5,000円の
収入済額で、前年度より2,113万8,000円減額となりました。 17
款財産収入は、2,179万3,000円の
収入済額で、前年度より93万3,000円の減額となりました。 8・9ページをご覧ください。 18款寄附金につきましては、6億7,897万円の
収入済額で、前年度より5,801万3,000円減額となりました。
ふるさと応援寄附金の減額が主な要因となっております。 19
款繰入金は、5,317万3,000円の
収入済額で、前年度より352万2,000円減額となりました。 22款町債は、11億943万2,000円の
収入済額で、前年度より2億2,862万8,000円減額となりました。本
庁舎等整備事業債の皆減が主な要因となっております。 以上が歳入の説明になりますが、予算現額に対する
予算執行率は93.6%、調定額に対する収納率は97.6%となっております。 次に、歳出について説明します。なお、歳出につきましては、各課等が主要な施策の成果を説明するため
決算報告書の中にまとめておりますので、詳細につきましては、後程ご覧いただきたいと思います。 それでは、決算書の10・11ページをご覧ください。 2
款総務費は、21億1,732万6,000円の支出済額で、前年度より24億8,530万1,000円減額となりました。
特別定額給付金給付事業と
本庁舎等整備事業の皆減によるものが主な要因となっております。 3款民生費は32億3,170万4,000円で、前年度より3億3,368万3,000円増額となりました。
子育て世代への
臨時特別給付金給付事業の増額や
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金事業の皆増が主な要因となっております。 4款衛生費は、6億4,787万1,000円で、前年度より6,325万7,000円増額となりました。
新型コロナウイルスワクチン接種事業費の増額が主な要因となっております。 12・13ページをご覧ください。 5款労働費は2,594万3,000円で、前年度より1,070万2,000円増額となりました。
中小企業雇用継続奨励金と
UIJターン者向け町内事業者情報発信事業の皆増が主な要因となっております。 6
款農林水産業費は10億149万6,000円で、前年度より8,128万1,000円減額となりました。
県営農地整備事業負担金と
県営かんがい排水事業負担金の減額が主な要因となっております。 7款商工費は3億2,336万1,000円で、前年度より8,285万7,000円減額となりました。
キャッシュレス決済導入促進支援事業が皆増した一方で、緊急地域経済対策元気もりもり券事業や
宿泊施設整備促進事業補助金の皆減が主な要因となっております。 8款土木費は16億539万8,000円で、前年度より1億1,761万8,000円増額となりました。
除雪作業委託料の増額が主な要因となっております。 9款消防費は5億5,732万4,000円で、前年度より1,697万1,000円増額となりました。
酒田地区広域行政組合建設負担金の増額が主な要因となっております。 14・15ページをご覧ください。 10款教育費は16億9,144万7,000円で、前年度より3,072万2,000円減額となりました。
図書館整備事業や
余目中学校トイレ改修事業が増額した一方で、
小中学校情報機器整備事業や
小中学校情報通信環境施設整備事業の皆減が主な要因となっております。 11
款災害復旧費は1,001万3,000円で、前年度より330万2,000円減額となりました。 12款公債費は15億8,363万円で、前年度より3,540万1,000円減額となりました。 以上が歳出の説明になりますが、予算現額に対する
予算執行率は87.9%となりました。 以上で
一般会計の説明を終わります。 次に、
特別会計について説明いたします。決算書の246ページをご覧ください。
国民健康保険特別会計決算総括表になります。
歳入総額23億2,779万8,000円、
歳出総額22億3,717万6,000円で、
歳入歳出差引額は、9,062万2,000円の
黒字決算で、
実質収支額も同額となります。 次に、247・248ページの歳入をご覧ください。 1
款国民健康保険税が4億7,216万1,000円の
収入済額で、前年度より3,902万6,000円減額となりました。また、204万9,000円が
不能欠損処理され、
収入未済額は5,036万1,000円となり、調定額に対する収納率は90.0%となっております。 3
款県支出金は、15億9,415万8,000円で、前年度より3,453万1,000円減額となりました。 5
款繰入金は、1億3,695万1,000円で、前年度より510万5,000円減額となりました。 6款繰越金は、1億1,988万4,000円で、前年度より7,745万5,000円減額となりました。 8
款国庫支出金の18万6,000円は当初予算では見込んでいなかった、
新型コロナウイルス感染症による国保税の減免分に対する
国民健康保険災害臨時特例補助金が歳入となったものです。
歳入総額は前年度より1億5,911万1,000円減額し、予算現額に対する
予算執行率は98.7%に、調定額に対する収納率は97.8%となりました。 次に、251・252ページの歳出をご覧ください。 2
款保険給付費は15億1,603万1,000円で、前年度より3,926万9,000円減額となりました。 次に、253・254ページをご覧ください。 6
款基金積立金では、
国民健康保険財政調整基金へ9,948万2,000円の積み立てを行っております。これにより令和3年度末における
基金残高は5億6,991万6,000円となりました。 この結果、
歳出総額は前年度より1億2,984万9,000円減額で、予算現額に対する
予算執行率は94.8%となりました。 次に、275ページの
後期高齢者医療保険特別会計決算総括表をご覧ください。
歳入総額2億6,379万9,000円、
歳出総額2億6,080万5,000円で、
歳入歳出差引額は、299万4,000円の
黒字決算となりました。
実質収支額も同額でございます。 次に276・277ページの歳入をご覧ください。 1款保険料は1億7,583万1,000円の
収入済額で、前年度より32万6,000円減額となりました。また、
収入未済額は55万9,000円となり、調定額に対する収納率は99.7%となっております。
歳入総額は前年度より250万6,000円減額で、
歳入総額の
予算執行率は100.0%、調定額に対する収納率は99.8%となりました。 次に、278・279ページの歳出をご覧ください。 2款納付金は2億5,897万1,000円で、
歳出総額の99.3%を占めております。
歳出総額は前年度より213万1,000円の減額で、予算現額に対する
予算執行率は98.9%となりました。 続きまして288ページの
介護保険特別会計決算総括表をご覧ください。
歳入総額は29億5,508万3,000円、
歳出総額は28億3,322万7,000円で、
歳入歳出差引額は1億2,185万6,000円の
黒字決算となりました。
実質収支額も同額となっております。 次に289・290ページの歳入をご覧ください。 1款保険料は、5億6,393万9,000円の
収入済額で、前年度より79万1,000円減額となりました。また、39万9,000円の
不能欠損処理をいたしまして、
収入未済額は279万7,000円となり、調定額に対する収納率は99.4%となっております。 291・292ページをご覧ください。
歳入総額は前年度より7,206万5,000円増額し、予算現額に対する
予算執行率は97.6%、調定額に対する収納率は99.9%となっております。 次に、293・294ページの歳出をご覧ください。 2
款保険給付費は26億6,809万3,000円で、前年度より3,221万1,000円増額となりました。 295・296ページをご覧ください。 4
款基金積立金では、
介護給付費準備基金に1,092万7,000円の積み立てを行っております。これにより令和3年度末における
基金残高は、2億395万3,000円となりました。
歳出総額は前年度より4,669万3,000円の増額となり、
予算執行率は、93.6%となっております。 次に、321ページの
風力発電事業特別会計決算総括表をご覧ください。
歳入総額6,461万2,000円、
歳出総額5,305万6,000円で、
歳入歳出差引額は1,155万6,000円の
黒字決算で、
実質収支額も同額でございます。 次に、322・323ページの歳入をご覧ください。 1
款事業収入は売電収入が5,015万7,000円で、前年度より79万6,000円増額となりました。
歳入総額は前年度より2,210万8,000円減額し、予算現額に対する
予算執行率は105.2%、調定額に対する収納率は100%となっております。 次に、324・325ページの歳出をご覧ください。 1
款総務費は4,300万2,000円で、前年度より946万9,000円増額となりました。修繕料の増額が主な要因となっております。 2
款基金積立金では、
風車発電基金に482万9,000円の積み立てを行っております。これにより令和3年度末における
基金残高は、2億1,104万円となりました。
歳出総額は前年度より2,625万4,000円の減額となり、
予算執行率は、86.4%となっております。 以上が、令和3年度の
一般会計と四つの
特別会計の
歳入歳出決算の概要となります。 なお、財産の状況につきましては、
決算書末尾の332ページ以降の財産に関する調書に記載してあるとおりでございます。 これで、私からの説明を終わらせていただきます。
◎
企業課長 おはようございます。まず初めに決算書のデータの差し替え及び決算資料の差し替えによる
決算意見書の
データ差し替えが発生し、皆さまには多大なご迷惑をおかけしたことに対しましてお詫び申し上げます。今後はこのようなことがないよう
内部チェック体制を強化していきたいと思いますので、ご了解いただきたいと思います。すみませんでした。 それでは、議案第62号「令和3年度庄内町
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」から議案第64号「令和3年度庄内町
ガス事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」までの3
事業会計決算の特徴的な部分を中心に、その概要を説明申し上げます。 最初に、
水道事業会計決算書12ページ、「令和3年度庄内町水道事業報告書」をご覧ください。 「1概況」、(1)総括事項でございますが、有収水量は242万6,468立方メートルで、前年度比98.4%、4万279立方メートルの減少となり、給水収益は4億9,044万7,000円で、前年度に比較し830万7,000円の減収となりました。有収率は、前年度よりの0.1ポイント増加し、95.5%となりました。 業務状況では、給水人口が前年度より338人減少、給水戸数で9戸減少、給水件数で6件増加となり、給水区域内普及率は、前年度同率の99.5%となりました。 経営の状況では、
収益的収支におきましては、収益5億7,891万6,000円、費用5億5,966万3,000円で、当年度純利益は1,925万3,000円となりました。 資本的収支におきましては、収入額5,648万4,000円、支出額2億9,250万4,000円で、収入額が支出額に不足する額2億3,602万円は、補てん財源によって全額補てんしております。 (2)経営指標に関する事項については、令和3年度決算から新たに追加した項目です。経常収支比率、料金回収率、有形固定資産原価償却率、管路経年化率について、過去5年間分を表で示しており、各経営指標についての説明は記載のとおりであります。 13ページ(3)議会議決事項から(6)料金その他給水条件の設定・変更に関する事項までにつきましては記載のとおりです。 14ページをご覧ください。「2工事」、(1)建設改良工事の概況でございますが、構築物計で工事費8,022万4,092円、機械装置計で工事費6,050万円、車両運搬具計で307万1,637円、工具器具及び備品購入計で92万6,750円、建設仮勘定計で業務委託335万5,000円、合計で1億4,807万7,479円となりました。 15ページから18ページまでは、「3業務」として、業務量、事業収入に関する事項、事業費に関する事項を記載しておりますので、ご参照ください。 19・20ページの「供給単価及び給水原価」をご覧ください。令和3年度における供給単価は202.12円で、前年度比0.07円減少、給水原価は199.25円で、前年度比4.02円増加、差引1立方メートル当たり損益はプラス2.87円となり、前年度比4.09円損益が悪化しました。 21・22ページにつきましては、「4会計」として、重要契約の要旨、企業債及び一時借入金の概況等を記載しておりますので、ご参照ください。 23ページをご覧ください。「キャッシュ・フロー計算書」です。資金が期首に比較し5,940万1,357円減少し、資金期末残高は3億3,695万396円となりました。 24ページ以降につきましては、「収益費用」「固定資産」「企業債」の明細を、30ページには「注記事項」を記載しておりますので、ご参照ください。 戻っていただいて、1ページをご覧ください。「
決算報告書」です。なお、
決算報告書につきましては、消費税込の額となっております。 1・2ページには「収益的収入及び支出」を、3・4ページには「資本的収入及び支出」を記載しています。 6ページをご覧ください。「損益計算書」です。 1営業収益から、2営業費用を差し引いた営業損失は3,777万7,045円。3営業外収益から、4営業外費用を差し引いた営業外利益は5,715万1,313円となり、経常利益は1,937万4,268円。5特別利益から6特別損失を差し引いた当年度損失は、12万959円。当年度純利益1,925万3,309円となりました。この純利益に「前年度繰越利益剰余金」及び「その他未処分利益剰余金変動額」を加え、当年度未処分利益剰余金9,681万3,948円となるものです。 7・8ページをご覧ください。「剰余金計算書」です。 当年度末残高で資本金は、前年度と変わらず14億3,221万7,079円、剰余金のうち資本剰余金合計は196万6,594円、利益剰余金合計は、当年度純利益1,925万3,309円を未処分利益剰余金に経理し3億9,474万7,202円、資本合計は18億2,893万875円となりました。 9ページをご覧ください。「剰余金処分計算書案」です。 当年度未処分利益剰余金全額を繰越利益剰余金とし、次年度以降の損失に備える予定としたものです。 10ページをご覧ください。「貸借対照表」です。 「資産の部」1固定資産は、(1)有形固定資産(2)投資その他の資産の合計で40億1,251万3,290円。2流動資産、(1)現金預金は3億3,695万396円、(2)未収金は、未収金合計から貸倒引当金を差引き1,459万6,725円、(3)有価証券は4,995万4,000円、(4)貯蔵品は564万7,937円。流動資産合計は4億714万9,058円、資産合計としては44億1,966万2,348円となりました。 次に11ページをご覧ください。 「負債の部」3固定負債、4流動負債、5繰延収益を加えた負債合計は25億9,073万1,473円。 「資本の部」6資本金は14億3,221万7,079円。7剰余金は、(1)資本剰余金(2)利益剰余金、合計で3億9,671万3,796円。資本金と剰余金を合算した資本合計は18億2,893万875円で、負債資本合計が44億1,966万2,348円、貸借同額となるものです。
水道事業会計の令和3年度決算は、全体の約7割を占める一般用が前年比で減少するなど減収となったことに加え、資産減耗費や修繕費の増加による費用増もあり、事業全体としては「減収減益」となりました。引き続き効率的な事業運営を図り、安全・安心な水の安定供給を行ってまいります。 次に、
下水道事業会計決算について申し上げます。決算書12ページ、「令和3年度庄内町下水道事業報告書」をご覧ください。 「1概況」、(1)総括事項でございますが、有収水量は173万1,006立方メートルで、前年度比98.2%。3万1,276立方メートルの減少となり、下水道収益は2億5,310万2,000円、前年度に比較し440万円の減収となりました。 有収率は、前年度より4.1ポイント減少し93.8%となりました。 業務状況では、処理区域内人口が前年度より327人減少、水洗化人口で168人減少、件数で18件の減少となり、普及率は前年度と同様97.8%、水洗化率は前年度より0.6ポイント増加し90.9%となりました。 経営の状況では、
収益的収支におきましては、収益9億6,254万4,000円、費用9億2,841万7,000円で、当年度純利益は3,412万7,000円となりました。 資本的収支におきましては、収入額6億7,395万6,000円、支出額6億7,589万6,000円で、収入額が支出額に不足する額194万円は、補てん財源によって全額補てんしております。 (2)経営指標に関する事項ですが、経常収支比率、料金回収率、有形固定資産原価償却率、管路経年化率について、過去5ヵ年分を表で示しており、各経営指標についての説明は記載のとおりです。 13ページ、(3)議会議決事項から、(6)使用料その他処理条件の設定・変更に関する事項までにつきましては、記載のとおりです。 14ページをご覧ください。「2工事」、(1)建設改良工事の概況でございますが、構築物計で、工事費2,683万8,460円、機械装置計で工事費1,985万8,300円、施設利用権計で費用1,294万4,816円、事務費621万82円、合計で6,585万1,658円となりました。 15ページから18ページまでは、「3業務」として、業務量、事業収入に関する事項、事業費に関する事項を記載しておりますので、ご参照ください。 19・20ページの「使用料単価及び汚水処理原価」をご覧ください。令和3年度における使用料単価は146.22円で、前年度比0.1円増加、汚水処理原価は194.93円で、前年度比7.16円減少、使用料回収率は75.01%で、前年度比2.71ポイント改善しました。 21・22ページにつきましては、「4会計」として、重要契約の要旨、企業債及び一時借入金の概況等を記載しておりますので、ご参照ください。 23ページをご覧ください。「キャッシュ・フロー計算書」です。資金が期首に比較し2,533万4,619円増加し、資金期末残高は1億1,119万7,359円となりました。 24ページ以降につきましては、「収益費用」「固定資産」「企業債」の明細を、42ページには「注記事項」を記載しておりますので、ご参照ください。 戻っていただいて、1ページをご覧ください。「
決算報告書」です。 1・2ページには「収益的収入及び支出」を、3・4ページには「資本的収入及び支出」を記載しております。 6ページをご覧ください。「損益計算書」です。 1営業収益から2営業費用を差し引いた営業損失は5億5,714万3,359円。3営業外収益から4営業外費用を差し引いた営業外利益は5億9,161万8,213円となり、経常利益は3,447万4,854円。特別損失は34万8,060円。当年度純利益は3,412万6,794円となりました。この純利益に「前年度繰越剰余金」と「その他未処分利益剰余金変動額」を加え当年度未処分利益剰余金5,921万1,074円となるものです。 7・8ページをご覧ください。「剰余金計算書」です。 当年度末残高で資本金は、前年度と変わらず50億8,051万1,795円、利益剰余金合計は、当年度純利益3,412万6,794円を未処分利益剰余金に経理し8,361万1,074円、資本合計は51億6,412万2,869円となりました。 9ページをご覧ください。「剰余金処分計算書案」です。 当年度未処分利益剰余金の内、次年度以降の資本的収支不足額の補てんに備えるために、1,000万円を減債積立金、1,000万円を建設改良積立金に積み立てるものです。 10ページをご覧ください。「貸借対照表」です。 「資産の部」1固定資産は、(1)有形固定資産(2)無形固定資産(3)投資その他の資産の合計で169億2,998万5,346円。2流動資産、(1)現金預金は1億1,119万7,359円、(2)未収金は、未収金合計から貸倒引当金を差し引き1,984万2,040円、流動資産合計は1億3,103万9,399円、資産合計としては170億6,102万4,745円となりました。 次に11ページをご覧ください。 「負債の部」3固定負債、4流動負債、5繰延収益を加えた負債合計は118億9,690万1,876円。 「資本の部」6資本金は50億8,051万1,795円。7剰余金は、利益剰余金合計で8,361万1,074円。資本金と剰余金を合算した資本合計は51億6,412万2,869円で、負債資本合計が170億6,102万4,745円、貸借同額となるものです。
下水道事業会計の令和3年度決算は、下水道使用料の減収に加え、償還終了に伴う
一般会計繰入金の減少等により、事業全体としては「減収減益」となりました。 今後も維持管理と更新が事業の主体となりますが、効率的な事業運営に努めてまいります。 最後に、ガス
事業会計決算について申し上げます。ガス
事業会計決算書12ページ、「令和3年度庄内町ガス事業報告書」をご覧ください。 「1概況」、(1)総括事項でございますが、販売ガス量は371万8,010立方メートルで、前年度比97.2%、10万8,127立方メートルの減少となり、ガス売上は4億4,761万円、前年度に比較し14万3,000円の減収となりました。 需要家保安対策としてのマイコンメーター交換は504台となりました。 業務状況では、供給件数が前年度より54件減少、販売ガス量は、前年度比97.2%、ガス売上では、前年度比100.0%とほぼ横ばいでした。 経営の状況では、
収益的収支におきましては、収益4億6,904万5,000円、費用4億5,732万4,000円で、当年度純利益は1,172万1,000円となりました。 資本的収支におきましては、収入額4,310万円、支出額9,041万4,000円で、収入額が支出額に不足する額4,731万4,000円は、補てん財源によって全額補てんしております。 (2)経営指標に関する事項ですが、経常収支比率、料金回収率、有形固定資産原価償却率、管路経年化率について、過去5ヵ年分を表で示しており、各経営指標についての説明は記載のとおりです。 13ページ、(3)議会議決事項から(6)料金その他供給条件の設定・変更に関する事項までにつきましては記載のとおりです。 14ページをご覧ください。「2工事」、(1)建設改良工事の概況でございますが、導管計で工事費7,121万1,714円、建物計で工事費189万4,750円、機械装置計で工事費371万9,650円、工具器具及び備品購入計で92万6,750円、合計で7,775万2,864円となりました。 15ページから18ページにつきましては、「3業務」として業務量、事業収入に関する事項、事業費に関する事項を記載しておりますので、ご参照ください。 19・20ページの「1立方メートル当たり損益」をご覧ください。1立方メートル当たり収益は120.39円で、前年度比3.37円増加、1立方メートル当たり費用は117.89円で、前年度比12.16円増加、差引1立方メートル当たり損益はプラス2.50円となり、前年度比8.79円、損益が悪化しました。 21・22ページにつきましては、「4会計」として、重要契約の要旨、企業債及び一時借入金の概況等を記載しておりますので、ご参照ください。 23ページをご覧ください。「キャッシュ・フロー計算書」です。資金が期首に比較し2,520万5,313円減少し、資金期末残高は5億570万2,975円となりました。 24ページ以降につきましては、「収益費用」「固定資産」「企業債」の明細を、29ページには「注記事項」を記載しておりますので、ご参照ください。 戻っていただきまして、1ページをご覧ください。「
決算報告書」です。1・2ページには「収益的収入及び支出」を、3・4ページには「資本的収入及び支出」を記載しています。 6ページをご覧ください。「損益計算書」です。1営業収益から2営業費用、3その他営業費用を差し引いた営業利益は256万7,808円となりました。4営業外収益から5営業外費用を差し引いた営業外利益は948万729円、経常利益は1,204万8,537円。6特別利益から7特別損失を差し引いて、当年度損失は32万7,490円。当年度純利益は1,172万1,047円となりました。この当年度純利益に「前年度繰越利益剰余金」を加え8,041万3,051円の当年度未処分利益剰余金となるものです。 7・8ページをご覧ください。「剰余金計算書」です。当年度末残高で資本金は、前年度と変わらず2億5,898万7,408円、利益剰余金合計は、当年度純利益1,172万1,047円を未処分利益剰余金に経理し7億6,716万5,724円、資本合計は10億2,615万3,132円となりました。 9ページをご覧ください。「剰余金処分計算書案」です。 当年度未処分利益剰余金全額を繰越利益剰余金とし、次年度以降の損失に備える予定としたものです。 10ページをご覧ください。「貸借対照表」です。 「資産の部」1固定資産は、(1)有形固定資産(2)無形固定資産(3)投資その他の資産の合計で8億939万5,017円。 2流動資産、(1)現金預金は5億570万2,975円、(2)未収金は、未収金合計から貸倒引当金を差引き1,107万2,970円、(3)有価証券は4,995万4,000円、(4)製品、(5)貯蔵品を加えた流動資産合計は5億7,361万1,057円、資産合計としては13億8,300万6,074円。 次に、11ページをご覧ください。 「負債の部」3固定負債、4流動負債、5繰延収益を加えた負債合計は3億5,685万2,942円。 「資本の部」6資本金は2億5,898万7,408円。7剰余金は、利益剰余金合計で7億6,716万5,724円。資本金と剰余金を合算した資本合計は10億2,615万3,132円で、負債資本合計が13億8,300万6,074円、貸借同額となるものです。
ガス事業会計の令和3年度決算は、販売ガス量が減少した上に新型コロナウイルスの影響で低迷していた経済活動が再開し、さらに、世界情勢等も加わり、収益・費用両面で大きなウエイトを占める原料費が増大した影響で、純利益が大幅減の「減収減益」となりました。このような原料費の高騰は長期化することが予測されます。 引き続き、東北地方でトップクラスの低廉な価格を維持しつつも、健全経営に努め、安全・安心かつ安定供給に努めてまいります。 以上が企業
会計決算の概要であります。
○議長 10時55分まで休憩します。 (10時33分 休憩)
○議長 再開します。 (10時55分 再開) 以上をもって、「令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について」他7案件の説明を終わります。 次に、
監査委員より審査意見書が提出されておりますので、
監査委員の説明を求めます。
◎
監査委員 それでは、先に提出しておりました審査意見書につきまして、
監査委員を代表いたしましてご説明申し上げます。 最初に、
一般会計並びに
特別会計審査意見書の2ページをお開きください。 1審査の概要につきましては、記載のとおりでございます。 2審査の結果でございます。審査の結果につきましては、審査に付された各会計
歳入歳出決算書、同
事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠して作成されており、その計数も正確で適正な決算と認めたところでございます。 次に、3ページから9ページまでは決算の状況となっております。 初めに3ページをご覧ください。当年度の決算状況を見ますと、
一般会計と各
特別会計を合わせた純計決算額は、歳入が187億4,368万円9,000円で、歳出が176億6,892万8,000円となり、歳入歳出差引が10億7,476万1,000円の
黒字決算となっております。また、4ページになりますが、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支、⑤でありますが、10億2,692万5,000円の黒字となっております。 次に、6ページをご覧いただきたいと思います。第5表は
一般会計の歳入の構成を表した表でございます。
歳入総額に占める自主財源の割合は、前年度に対しマイナス2億9,760万4,000円の減、マイナス7.2%減少となっております。その主なものは、町税がマイナス4,089万9,000円の減、マイナス2.0%の減、繰越金がマイナス1億9,229万8,000円、マイナス21.0%の減となっております。
歳入総額に占める自主財源、依存財源の構成割合は、前年度より自主財源が1.7ポイント増、依存財源は1.7ポイント減になっております。 次に、7ページをご覧ください。歳出でございます。前年度に比べマイナス21億7,977万5,000円減少しております。予算現額に対する執行率は87.9%となっています。 次に、9ページをご覧ください。ここは、
一般会計の主要財務比率を表した表であります。これは第9表のとおりでございまして、前年度と比較しまして、財政力指数はマイナス0.01ポイント減少し、経常収支比率は90.8%で、マイナス7.2ポイント減少しております、その主な要因は、普通交付税の増加によるものと考えられるところでございます。また、公債費比率は、マイナス0.6ポイント低くなり、起債制限比率もマイナス0.3ポイント低くなっております。 次に、10ページから款別の歳入状況となります。 次に、16ページをご覧ください。16ページに歳入決算の状況について「まとめ」を、また、17ページからは款別の歳出状況となりまして、21ページに歳出決算についてのまとめを述べてありますので、それぞれご覧になっていただきたいと思います。 次に、23ページから27ページまでは各
特別会計の審査内容でありますが、各事業は当初の目的を達成しており、財務会計も適切であると認めましたので、各会計歳入歳出の説明は省略し、審査意見は最後にまとめて申し上げることといたします。 28ページになります。28ページは財産に関する調書、29ページは令和3年度基金の運用状況審査意見であります。令和3年度基金の運用状況審査意見でありますが、
地方自治法第241条第5項によって各基金の運用状況を審査した結果は、経理に誤りなく、設置条例及び規則に基づいて適正に管理されており、基金の運用状況は妥当であると認めたところであります。また、これらの基金は将来の財政運営の弾力性確保に重要な役割を持つものであり、今後とも基金の充実と適正な運用を期待するものであります。 また、昨年指摘されました育英資金貸付基金の運用状況につきましては、
決算報告書の方に記載になっておりますので、後でご覧になっていただきたいと思います。
一般会計の決算状況は、単年度収支、実質単年度収支がそれぞれ黒字となりました。一方、町債残高は、臨時財政対策債43億7,419万1,000円を含めて、令和3年度末で総額156億6,834万9,000円となっております。これまでの大規模事業等の起債の償還、公共施設の老朽化対策経費や社会保障関係費の増加等により将来の負担が年々大きくなっていくことから、各種施策の精査を的確に行い、効果的効率的な財政運営に努めていただきたいと考えます。
国民健康保険特別会計他3
特別会計の
歳入歳出決算はそれぞれ
黒字決算となっており、事業内容も目的別に適切であったと認めたところでございます。ただし、
一般会計からの繰り出しが依然として高水準にあることから今後注視をしていく必要があろうと考えます。 「
新型コロナウイルス感染症の防止と克服」、「日本一住みやすく住み続けたい町」の実現へ向けて、町民の参画と協働を基本とし、未来へ繋がる持続可能な自立するまちづくりを進めていくために、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げるよう引き続きの努力を期待するものでございます。 以上で
一般会計と
特別会計の説明を終わります。 続きまして、令和3年度庄内町水道・下水道・
ガス事業会計の意見書の説明を行います。 審査意見書の2ページ目をお開きください。 1審査の概要につきましては、記載のとおりでございます。 2審査の結果につきましては、令和3年度庄内町水道
事業会計決算及び令和3年度庄内町
下水道事業会計決算並びに令和3年度庄内町ガス
事業会計決算について、それぞれ
決算報告書、財務諸表及び附属書類を関係帳票書類と照合審査を行った結果、地方公営企業関係法令に準拠して作成されており、計数も正確で経営成績及び財務状態を的確に表示しており、適正な決算と認めたところであります。 3ページをご覧願います。水道事業の
収益的収支について表した表でございます。
収益的収支6億2,813万6,000円、収益的支出5億9,505万1,000円で、差し引き3,308万5,000円の決算となっております。 次に、9ページをご覧ください。経営分析でございます。下段の表でございますが、供給単価と給水原価の比較で、1立方メートル当りの損益では令和3年度はプラス2.87円となり、対前年度比では4.09円のマイナスになりながらも、依然プラスで推移しているところでございます。なお、令和2年度の類似団体平均はマイナス11.99円であることからみれば健全経営を維持している状況でございます。 13・14ページをご覧ください。水道事業の財務分析でございます。総収益、経常損益ともに前年度対比マイナスで、総費用、経常費用は前年度対比で増加しております。全体的な状況としましては、人口減少に伴う給水収益の減少傾向が続いており、依然として厳しい環境にあると思います。 次に、16ページをご覧ください。下水道事業の
収益的収支でございます。3,412万6,794円の純利益の計上となっております。下水道事業については、
特別会計よりの移行3年目で、純利益の計上となっていますが、今後の経営について注視していく必要があると考えます。 次に、29ページをご覧ください。ガス事業の
収益的収支です。1,172万1,047円の純利益の計上となっております。 次に、35ページをご覧ください。経営分析でございます。 39・40ページが財務分析であります。これもご覧になっていただきたいと思います。 ガス事業については、経営は概ね安定していることを示しております。 42ページでございます。水道事業のむすびでございます。令和3年度水道
事業会計決算は、損益計算書に示すとおり純利益1,925万3,309円、1立方メートル当りの損益は2.87円と黒字を計上したところです。しかし、今後も想定される人口減少等の収入減に繋がる外的要因や水道ライフラインの更新、老朽管入替工事等の費用増に備え、水道事業の運営基盤強化を図ることはもとより、事業の広域化を視野に入れながら、一層の費用の削減や計画的な維持管理に取り組むことが必要と考えるものであります。 44ページをご覧願います。下水道事業のむすびでございます。45ページの(4)の総括でございます。令和3年度下水道事業決算は、当年度純利益3,412万6,794円を計上したところでありますが、人口減少に伴う下水道事業への影響は非常に大きく、農業集落排水処理施設14施設を含めた施設の再編を見据えながら、一層の経費の削減に努めるなど、今後も計画的な維持管理に努め、健全経営が図れるようにさらなる経営努力を求めるものでございます。 46ページをご覧願います。ガス事業のむすびでございます。 47ページの(4)総括でございます。令和3年度ガス事業決算は、当年度純利益1,172万1,047円を計上したところでありますが、ガス売上原価の圧縮などにより、結果的に単年度黒字を計上できたものと考えられます。昨今の世界情勢による原材料価格の高騰など、厳しい経営環境が今後も続くことが想定されます。中長期的な視野に立ち、安定した財務基盤を確立するために、一層の経営努力を求めるものでございます。 以上で審査意見書の説明を終わります。 最後に、地方公共団体財政健全化法に基づく第3条第1項及び第22条第1項に基づいて審査しました令和3年度庄内町財政健全化判断比率及び公営企業資金不足比率審査意見書について説明いたします。 初めに、令和3年度庄内町財政健全化判断比率について申し上げます。 1ページになりますが、1審査の対象、2審査の期間、3審査の概要は記載のとおりでございます。4審査の結果につきましては、審査に付された財政健全化判断比率の算定の基礎となる事項を記載した書類の作成は、いずれも適正に行われているものと認めたところでございます。5審査意見につきましては、記載のとおりでございまして、この表の横棒で示してございますが、これは実質赤字額、連結実質赤字額がない状態を示しております。審査意見の③でございます。実質公債比率は11.0%であり、早期健全化基準の25.0%と比較すると、これを下回っており、良好であります。④将来負担比率は32.9%であり、早期健全化基準の350.0%と比較すると、これを下回っており、良好であると言えます。 次に、令和3年度公営企業資金不足比率について申し上げます。 2ページになります。1審査の対象、2審査の期間、3審査の概要は記載のとおりでございます。 4審査の結果につきましては、審査に付された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類の作成は、いずれも適正に行われているものと認めたところであります。 5審査意見につきましては、各会計の資金不足比率は資金不足が生じていないため、良好であるということでございます。 以上で説明を終わりたいと思います。
○議長 以上をもって、決算8案件の説明並びに審査の報告を終わります。 おはかりします。ただいま議題となっております議案第57号「令和3年度庄内町
一般会計歳入歳出決算の認定について」から議案第64号「令和3年度庄内町
ガス事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」までの決算8案件の審査のため、先に議会運営委員長報告のとおり、「
決算特別委員会の設置について」を議題とし、議決の上で設置される
決算特別委員会に付託し、審査していただきたいが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長 異議なしと認めます。 日程第9、発議第6号「
決算特別委員会の設置について」を議題とします。 おはかりします。本案については、お手元に配布いたしました「
決算特別委員会の設置について」のとおり設置することとしていかがですか。 (「異議なし」の声あり)
○議長 異議なしと認め、本案は、原案のとおり決定いたしました。 おはかりします。ただいま設置されました
決算特別委員会に、
地方自治法第96条第1項の権限を委任することといたしたいが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長 異議なしと認め、
決算特別委員会に
地方自治法第96条第1項の権限を委任することに決定いたしました。 なお、委員長選任のための委員会を庄内町議会委員会条例第10条第1項の規定により本職名で、本日、本会議終了後、
決算特別委員会を招集いたします。 午後1時まで休憩します。 (11時16分 休憩)
○議長 再開します。 (13時00分 再開) 日程第10、「一般質問」を議題とします。
◆1番(吉宮茂議員) 5年6ヵ月ぶりに質問することになりました。世間には文部省唱歌といいますか、「歌を忘れたカナリア」ということはあるようでございますが、私の場合はどうなるんでしょうか。ただ、今回通告するにあたって、私は思い出します。私の質問はどちらかというと、執行部の皆さんの心に優しい質問をしていると、いつも癒し系の質問が多いですねと、6年前までは大変好評だったと。ですから、その当時の記憶を思い出しながら、今回は質問させていただきたい。 まずは先に通告いたしておりました2点について質問いたします。 1点目は庄内たがわ農協新余目支所の土地建物の売却と町湯の関連についてでございます。去る6月23日開催の庄内たがわ農協の総代会において、新余目支所の土地、建物の売却を決議しております。どう情報を入手して、どう対応しているのかお伺いいたします。特に対象となる土地、建物内には温水プール、町湯の源泉、駐車場などがあり、一方的に進められる当事者同士の売却交渉の進展次第では、町湯の経営存続を左右しかねないものであります。いま一度、庄内たがわ農協と庄内町の双方が十分な意見交換を行い、さらなる中心市街地の活性化に繋げるべきと考えます。特に町湯の源泉、駐車場の確保について。それから2項目として、温水プールアクア庄内の今後について、以上2点を中心にお伺いいたします。 2点目として、
ふるさと応援寄附金についてでございます。先に総務省は、2021年度の
ふるさと応援寄附金の総額は過去最高を更新したと発表しています。庄内町に対する寄附金額は、令和2年度の7億3,621万8,000円が最高で、令和3年度では6億7,692万6,000円と横ばい状態であります。この制度は、生まれ故郷など地方を活性化する目的で2008年に始まったものであります。都市部の自治体においては、横浜市の例を挙げますと3,000億円の減収ということです。減少額が寄附額を上回るということで異論があるとも聞いております。 しかし考えてみますと、この制度があるうちは庄内町でも大いに活用すべきではないかと。本町にとっては、自主財源の確保と産業振興の波及効果を高めるというためにも有効であります。制度が存続する限り力を入れるべきと考えます。今後の改善策について、どのように考えているかを伺いいたしまして、1回目の質問といたします。