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08月21日-01号

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  1. 天童市議会 2019-08-21
    08月21日-01号


    取得元: 天童市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    令和 1年  9月 定例会(第3回)             第3回定例会会議録     令和元年8月21日(水曜日) 午前10時00分開会        赤塚幸一郎議長    松田光也副議長 ●出席議員(22名) 1番 熊澤光吏議員   2番 笹原隆義議員   3番 三宅和広議員 4番 遠藤喜昭議員   5番 佐藤俊弥議員   6番 渡辺博司議員 7番 武田正二議員   8番 水戸芳美議員   9番 遠藤敬知議員10番 村山俊雄議員  11番 狩野佳和議員  12番 松田光也議員13番 山口桂子議員  14番 結城義巳議員  15番 後藤和信議員16番 山崎 諭議員  17番 石垣昭一議員  18番 鈴木照一議員19番 伊藤護國議員  20番 水戸 保議員  21番 伊藤和子議員22番 赤塚幸一郎議員 ●欠席議員    なし ●出席要求による出席者職氏名山本信治   市長         新関 茂   副市長遠藤 浩   総務部長       桃園正幸   健康福祉部長松浦和人   市民部長       森谷倫祥   経済部長       建設部長(併)           総務部伊藤芳春              大木 真       上下水道事業所長          地方創生推進監齋藤忠浩   天童市民病院事務局長 新関知己   消防長湯村耕司   総務部総務課長    東海林明夫  会計管理者相澤一彦   教育長        大内淳一   教育次長       農業委員会会長           農業委員会遠藤市雄              武田文敏       会長職務代理者           事務局長       選挙管理委員会           選挙管理委員会秋葉俊一              今野浩一       委員長               事務局長奥山吉行   監査委員       加藤美枝   監査委員事務局長 ●出席した事務局職員                         事務局長補佐(兼)佐藤 雅   事務局長       清野正人                         議事係長       事務局長補佐(兼)横倉ひとみ             蜂谷幸太   調査係長       庶務係長                         庶務係(兼)渡邉絵美   調査係行政主査    武田 瑛                         議事係主任 ●議事日程     令和元年度第3回天童市議会定例会会期日程表                           (令和元年9月)月日曜開議時刻会議名場所備考8月21日水午前10時本会議議場会期の決定 会議録署名議員の指名 諸般の報告 委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明 質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 提案理由の説明 監査委員審査意見書の説明 決算議案の概要説明 予算議案の概要説明 決算特別委員会の設置及び議案付託 予算特別委員会の設置及び議案付託 議案の委員会付託8月22日木休会8月23日金午前10時本会議議場市政に対する一般質問8月24日 8月25日土 日休会8月26日月午前10時本会議議場市政に対する一般質問8月27日火午前10時総務教育常任委員会議員協議会室付託案件の審査午後1時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件の審査8月28日水午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件の審査8月29日 8月30日木 金午前10時決算特別委員会議員協議会室付託案件の審査8月31日 9月1日土 日休会9月2日 9月3日月 火午前10時決算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月4日水午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月5日木休会9月6日金午前10時本会議議場委員長審査報告
    質疑・討論・表決 議事日程第1号              令和元年8月21日(水曜日)午前10時開会第1 会期の決定第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告         イ その他第4 報第9号 令和元年度天童一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて第5 報第10号 物損事故に係る損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について第6 議第41号 天童市教育委員会委員の任命について第7 認第1号 平成30年度天童一般会計決算第8 認第2号 平成30年度天童国民健康保険特別会計決算第9 認第3号 平成30年度天童用地買収特別会計決算第10 認第4号 平成30年度天童市財産区特別会計決算第11 認第5号 平成30年度天童介護保険特別会計決算第12 認第6号 平成30年度天童市民墓地特別会計決算第13 認第7号 平成30年度天童後期高齢者医療特別会計決算第14 認第8号 平成30年度天童工業団地整備事業特別会計決算第15 認第9号 平成30年度天童市民病院事業会計決算第16 議第20号 平成30年度天童水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第17 議第21号 平成30年度天童公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第18 議第22号 令和元年度天童一般会計補正予算(第5号)第19 議第23号 令和元年度天童国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第20 議第24号 令和元年度天童用地買収特別会計補正予算(第1号)第21 議第25号 令和元年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)第22 議第26号 令和元年度天童介護保険特別会計補正予算(第2号)第23 議第27号 令和元年度天童市民墓地特別会計補正予算(第1号)第24 議第28号 令和元年度天童後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第25 議第29号 平成年度天童工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)第26 議第30号 天童市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について第27 議第31号 地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について第28 議第32号 天童市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定について第29 議第33号 天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について第30 議第34号 天童市市税条例等の一部改正について第31 議第35号 天童市手数料条例の一部改正について第32 議第36号 天童市市民保養施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について第33 議第37号 天童市児童館設置条例等の一部改正について第34 議第38号 天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第35 議第39号 市町の境界変更について第36 議第40号 市町の境界変更に伴う財産処分に関する協議について第37 決算特別委員会の設置及び議案付託第38 予算特別委員会の設置及び議案付託第39 議案の付託          議案付託表                      (令和元年度第3回定例会)付託委員会議案番号件名決算特別委員会認第1号平成30年度天童一般会計決算認第2号平成30年度天童国民健康保険特別会計決算認第3号平成30年度天童用地買収特別会計決算認第4号平成30年度天童市財産区特別会計決算認第5号平成30年度天童介護保険特別会計決算認第6号平成30年度天童市民墓地特別会計決算認第7号平成30年度天童後期高齢者医療特別会計決算認第8号平成30年度天童工業団地整備事業特別会計決算認第9号平成30年度天童市民病院事業会計決算議第20号平成30年度天童水道事業会計利益の処分及び決算の認定について議第21号平成30年度天童公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について予算特別委員会議第22号令和元年度天童一般会計補正予算(第5号)議第23号令和元年度天童国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議第24号令和元年度天童用地買収特別会計補正予算(第1号)議第25号令和元年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)議第26号令和元年度天童介護保険特別会計補正予算(第2号)議第27号令和元年度天童市民墓地特別会計補正予算(第1号)議第28号令和元年度天童後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議第29号令和元年度天童工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)          議案付託表                      (令和元年度第3回定例会)付託委員会議案番号件名総務教育常任委員会議第31号地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について議第32号天童市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定について議第33号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について議第34号天童市市税条例等の一部改正について議第39号市町の境界変更について議第40号市町の境界変更に伴う財産処分に関する協議について環境福祉常任委員会議第30号天童市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について議第36号天童市市民保養施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について議第37号天童市児童館設置条例等の一部改正について経済建設常任委員会議第35号天童市手数料条例の一部改正について議第38号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○赤塚幸一郎議長 おはようございます。 ただいまから、8月2日に招集告示されました令和元年度第3回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○赤塚幸一郎議長 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 本日の会議は議事日程第1号によって進めます。 なお、出席要求による説明員のうち堀越重助農業委員会会長が欠席でありますので、遠藤市雄農業委員会会長職務代理者が代理出席しておりますので、御了承をお願いいたします。 △会期の決定 ○赤塚幸一郎議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 村山俊雄議会運営委員長。  〔村山俊雄議会運営委員長 登壇〕 ◆村山俊雄議会運営委員長 報告申し上げます。 本日招集になりました令和元年度第3回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、8月7日に議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、会期は本日から9月6日までの17日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定をしております。 以上で報告を終わります。 ○赤塚幸一郎議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、会期は本日から9月6日までの17日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  4番 遠藤喜昭議員  5番 佐藤俊弥議員  6番 渡辺博司議員 以上3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて事務局長に報告させます。 佐藤事務局長。 ◎佐藤雅事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、6月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして、皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から報告ありました定例監査及び例月出納検査等の結果の一覧、今定例会に説明員として出席通知ありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、御覧くださるようお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○赤塚幸一郎議長 以上で諸般の報告を終わります。 △報第9号 令和元年度天童一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて外1件 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第4、報第9号令和元年度天童一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて及び日程第5、報第10号物損事故に係る損害賠償の額の決定についての専決処分の報告についての議案2件を一括して議題といたします。 △市長報告 ○赤塚幸一郎議長 これより市長の報告を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 おはようございます。 本日ここに令和元年度第3回天童市議会定例会を開催し、平成30年度天童一般会計決算の認定をはじめ、諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 最初に、報第9号令和元年度天童一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて申し上げます。 今回の補正予算専決処分は、既定の予算総額に240万円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ264億4,610万7,000円としたものであります。 その内容は、6月5日の降ひょう等により被害を受けた農作物の病害や生育不良を抑制するため、施設復旧や農業資材購入等に対し支援するとともに、被害農家が運転資金に係る融資を受ける際に利子補給を行うものであります。 この補正に係る財源としては、県支出金及び財政調整基金繰入金を充当したところであります。 以上、地方自治法第179条第1項の規定により、議会を招集をする時間的な余裕がないと認め専決処分を行いましたので、御報告申し上げます。よろしく御審議の上、御承認くださるようお願い申し上げます。 次に、報第10号物損事故に係る損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について申し上げます。 今回の専決処分に係る事故は、先月8日午前9時ごろ、天童中三丁目地内の主要地方道天童大江線で発生したものであります。 その内容は、天童公園愛宕沼駐車場の草刈作業中に刈払機により小石が飛び、走行中の車両左側窓ガラスを破損させたものであります。 この事故に関し、市の過失責任において相手方との示談が成立し、損害賠償の額の決定について地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、御報告申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 ただいまの議案2件のうち、報第10号については市長の専決事項の指定に基づく報告事項ですので、御了承をお願いいたします。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題になっております報第9号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○赤塚幸一郎議長 これより報第9号令和元年度天童一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて質疑を行います。 質疑ございませんか。 伊藤和子議員。 ◆21番(伊藤和子議員) 第9号につきまして、まず、農作物の被害総額とどのような被害があったのか。それから、この補助金ですが、数項目あると思いますので、その補助金の内容についてお示しいただきたいと思います。 ○赤塚幸一郎議長 森谷経済部長。 ◎森谷倫祥経済部長 お答え申し上げます。 6月21日、経済建設常任委員会において説明させていただいたものをもう一度御説明申し上げますが、被害状況については、西洋梨、リンゴ、ブドウ、桃、サクランボを含めまして、合計面積といたしまして164ヘクタールと当時見込んでおります。被害地域は、あのときも御説明いたしましたが、干布地域が全域、あと成生地区、寺津地域、蔵増地域、津山地域、この4地域におきましては一部の地域が被害を受けたということでございます。 あと、補助金の内容につきましては、まず、すぐ殺菌消毒をしなければならないので、農薬購入事業肥料購入事業、補植用苗・種子、復旧資材購入事業ということで、事業費240万円のうち120万円の補助金を計上させていただきました。 あと、天災対策資金利子補給ということで40万円の利子補給事業を計上させていただいているところであります。 あと、農産物の販売促進事業ということで、以前も売り出しをしましたが、わけありリンゴ、わけありラ・フランスということで、これの箱等を購入した際の助成金ということで40万円の補助金を計上させていただいているところであります。 あともう一つが、ラ・フランス等集出荷施設にわけありのラ・フランス等を出荷するときの施設利用料について3分の1の補助金を計上させていただきまして、40万円の計上ということで、内容は以上のようになっております。 以上であります。 ○赤塚幸一郎議長 伊藤和子議員。 ◆21番(伊藤和子議員) 県の補助金が出ていますが、その割合というのはどの程度出ているんでしょうか。 ○赤塚幸一郎議長 森谷経済部長。 ◎森谷倫祥経済部長 お答え申し上げます。 まず、農薬購入等の事業につきましては、県の補助金は3分の1でございます。2分の1とするために6分の1を市単独でかさ上げしているところでございます。 あと、天災対策資金の利子補給については、基準金利1.5%のうち県の負担が0.375%、市で0.375%、あと融資機関で0.75%ということでかさ上げをしております。 あと、農産物販売促進事業の箱代及び共選経費助成事業のラ・フランス貯蔵施設利用料につきましては、市の単独で行わせていただいているところであります。 以上であります。 ○赤塚幸一郎議長 ほかに質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △討論 ○赤塚幸一郎議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。 △採決 ○赤塚幸一郎議長 これより報第9号令和元年度天童一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの報第9号については原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 御異議なしと認めます。 よって、報第9号については原案のとおり承認することに決定いたしました。 △議第41号 天童市教育委員会委員の任命について ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第6、議第41号天童市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○赤塚幸一郎議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第41号天童市教育委員会委員の任命について申し上げます。 本田孝之委員は、本年9月30日をもって任期満了となりますので、同氏の後任として、識見、人格ともに教育委員会委員として最適任者と認められます大内あゆ子氏を任命しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第41号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○赤塚幸一郎議長 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○赤塚幸一郎議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議第41号天童市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、議第41号についてはこれに同意することに決定いたしました。 △認第1号 平成30年度天童一般会計決算外29件 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第7、認第1号平成30年度天童一般会計決算から日程第36、議第40号市町の境界変更に伴う財産処分に関する協議についてまでの議案30件を一括して議題といたします。 △提案理由の説明 ○赤塚幸一郎議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 認第1号平成30年度天童一般会計決算から議第40号市町の境界変更に伴う財産処分に関する協議についてまでを一括して御説明申し上げます。 初めに、認第1号平成30年度天童一般会計決算から認第9号平成30年度天童市民病院事業会計決算までの決算関係議案について申し上げます。 平成30年度の我が国の経済は、輸出はおおむね前年度並みとなっているものの、企業収益が過去最高を記録する中で設備投資が増加するとともに、雇用・所得環境が改善し、個人消費の持ち直しが続くなど、緩やかな回復が続いております。一方で、通商問題の動向などから先行きの不透明感が増しており、また、本年10月に予定されている消費税率の引き上げについては、さまざまな支援策が講じられているものの、景気の減速が懸念されるところであります。 こうした中、国では経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、持続的な成長経路の実現に向けて潜在成長率を引き上げるため、人づくり革命生産性革命に最優先で取り組んでいるところであります。 地方財政においては、地方税収入地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれますが、社会保障関係経費の自然増が見込まれるなど、依然として財源不足が生じており、地方の安定的な財政運営に必要な一般財源総額の確保について、必要な措置が講じられたところであります。 このような中、本市の平成30年度においては、第七次天童市総合計画に掲げる将来都市像「笑顔 にぎわい しあわせ実感健康都市~ともに明日をひらく てんどう~」の実現に向けて各種施策に積極的に取り組んでまいりました。 その主要な事業としては、ふるさと納税推進事業放課後児童クラブ施設整備事業、18歳までの医療費無料化事業保育所等整備事業、第3子以降保育料無料化事業、二千局盤来2018事業、山口西工業団地整備事業防災行政無線等整備事業道路新設改良事業集落公園整備事業などを実施したところであります。 その結果、本市の平成30年度の一般会計の決算は、歳入総額267億2,087万5,000円、歳出総額252億2,723万1,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は13億8,399万2,000円の黒字となったところであります。 また、天童市国民健康保険特別会計をはじめとする七つの特別会計につきましても、実質収支がそれぞれ黒字となり、公営企業会計につきましても、単年度純利益を計上することができたところであります。 次に、議第20号平成30年度天童水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成30年度水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金7億4,069万742円のうち、5,766万円を減債積立金に2億3,064万円を建設改良積立金にそれぞれ積立を行い、4億5,231万1,684円を自己資本金へ組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議会の議決を求め、あわせて、平成30年度水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 次に、議第21号平成30年度天童公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成30年度天童市公共下水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金8,329万5,385円のうち6,000万円を減債積立金として積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議会の議決を求め、あわせて、平成30年度天童市公共下水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 なお、一般会計特別会計及び企業会計各決算の概要につきましては、後ほど、会計管理者、上下水道事業所長天童市民病院事務局長が御説明申し上げます。 決算につきましては、監査委員から別冊のとおり決算審査意見書の提出を受けておりますので、御意見の趣旨を十分尊重し、今後とも、より一層の経費削減と効率的な行財政運営に努めてまいります。さらに、財政健全化法による財政指標などにより本市の財政状況を分析しながら健全財政を堅持し、市民の負託に応えてまいりたいと考えております。 次に、令和元年度天童市の一般会計及び特別会計補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第22号令和元年度天童一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に8億1,283万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ272億5,894万2,000円とするものであります。 歳入の主な内容については、一つには、国庫支出金の増額であります。生活保護扶助費の増額に伴う生活扶助費等負担金等の増額が主なものであります。 二つには、県支出金の増額であります。福祉灯油購入費助成事業費補助金や、県から事業採択等の通知があった園芸大国やまがた産地育成支援事業費補助金等の計上が主なものであります。 三つには、繰入金の減額であります。財政調整基金繰入金の減額が主なものであります。 四つには、繰越金の増額であります。額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出の主な内容については、一つは、総務費の増額であります。ふるさと応援寄附金の寄附者を対象としたアンケート調査を実施するためのシステム構築に係る経費の計上が主なものであります。 二つには、民生費の増額であります。福祉灯油購入費助成金の計上及び生活保護扶助費の増額が主なものであります。 三つには、農林水産業費の増額であります。県の事業採択等に伴う園芸大国やまがた産地育成支援事業費補助金及び畜産経営競争力強化支援事業費補助金の計上が主なものであります。 四つには、商工費の増額であります。県と連携して実施するがんばる商店街応援事業費補助金の計上であります。 これらの補正に係る財源としましては、国庫支出金、県支出金、諸収入等を充当するものであります。 また、前年度繰越金の一部を地方財政法の規定により財政調整基金に積み立てるものであります。 次に、議第23号令和元年度天童国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1億3,187万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ63億8,393万9,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出については、前年度の決算に伴う基金積立金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第24号令和元年度天童用地買収特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に2,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ227万9,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の額の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第25号令和元年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に50万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ153万6,000円とするものであります。 その内容は、高擶地区、干布地区及び大字荒谷有財産区については、前年度繰越金の額の確定に伴う財源の組み替え補正を行うものであります。大字高擶有財産区については、前年度繰越金の額の確定に伴い、財産区財政調整基金を積み立てるものであります。 次に、議第26号令和元年度天童介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に2億1,384万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ61億2,078万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、前年度決算に伴う支払基金交付金の増額及び額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出については、包括的支援事業・任意事業費の組み替え並びに前年度決算に伴う基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第27号令和元年度天童市民墓地特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に530万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ831万3,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の額の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第28号令和元年度天童後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1,838万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ7億1,104万1,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出については、実績に伴う高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の返還金の計上並びに後期高齢者医療広域連合納付金及び保健事業費の増額であります。 次に、議第29号令和元年度天童工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に538万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ4億2,951万3,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出については、前年度繰越金の額の確定に伴う一般会計繰出金の増額であります。 なお、これらの補正予算のうち、政策的判断を要した事業の概要については、後ほど副市長が御説明申し上げます。 次に、議第30号天童市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、住民票に記載された氏での印鑑登録及び印鑑登録証明書の氏名欄への旧氏の記載ができるよう必要な改正を行うものであります。 次に、議第31号地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について及び議第32号天童市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定についてを一括して申し上げます。 臨時・非常勤職員の任用の適正化を図るため、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律により会計年度任用職員制度が創設されることに伴い、令和2年4月からの適用に向け、関係する条例について整備するとともに、天童市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例を制定するものであります。 次に、議第33号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、地方公務員法の一部改正により地方公務員に係る成年被後見人等の欠格条項が削除されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議第34号天童市市税条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、地方税法の一部改正に伴い、市民税の非課税範囲の追加、軽自動車税種別割のグリーン化特例の見直し及び環境性能割の臨時的軽減をするため、所要の改正を行うものであります。 次に、議第35号天童市手数料条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、建築基準法の一部改正に伴い、興行場等の使用の許可申請に係る審査手数料を設定するものであります。 次に、議第36号天童市市民保養施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、水光熱費等経費の増大及び近隣温泉施設の状況を考慮し、天童市市民保養施設「ゆぴあ」の入浴料金の上限額について改定するとともに、入浴及び休憩室の利用時間等について改定するものであります。 次に、議第37号天童市児童館設置条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、幼児教育・保育の無償化の実施に伴い、児童館及びへき地保育所の使用料等について必要な改正を行うとともに、字句の整理を行うものであります。 次に、議第38号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、天童くのもと地区地区計画の区域を拡大し、当該区域内における建築物の制限を定めるとともに、一定の面積未満の敷地における建築物の壁面の位置の制限等について緩和するものであります。 次に、議第39号市町の境界変更について及び議第40号市町の境界変更に伴う財産処分に関する協議についてを一括して申し上げます。 本件は、県営更生堰地区経営体育成基盤整備事業の実施に伴い、天童市と西村山郡河北町との境界を変更することについて山形県知事に申請するため、議会の議決を求めるものであります。また、当該境界変更に伴いそれぞれの市町に編入される区域における公有財産の処分について、河北町との協議を行うため、議会の議決を求めるものであります。 以上、30議案の提案理由について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御認定及び御可決くださるようお願い申し上げます。 △決算審査意見書の説明 ○赤塚幸一郎議長 次に、監査委員から一般会計特別会計及び公営企業会計の決算審査意見書が提出されておりますので、その説明を求めます。 奥山監査委員。  〔奥山吉行監査委員 登壇〕 ◎奥山吉行監査委員 おはようございます。 監査委員を代表いたしまして、私のほうから平成30年度の決算審査意見書について御説明いたします。 最初に、公営企業会計決算について説明いたします。 1ページをお開きください。 審査対象から審査期間は記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された決算書及び財務諸表はいずれも地方公営企業法その他関係法令等に準拠して作成され、経営成績及び財政状態を適正に表示しており、決算の計数も正確で適正であると認めた。 2ページ以降が水道事業会計の分析で、14ページが「むすび」となっております。 14ページを開いてください。 平成30年度は、前年度に比べ給水人口は60人増加し、給水戸数は335戸増加しました。また、増加傾向であった年間給水量は10万7,650立方メートル減少しております。 有収水量は前年度に比べ5万9,303立方メートル増加し、有収率は92.2%で、前年比2.4ポイント高くなっております。 建設改良費については、配水管整備等の工事請負費の増加により、前年度に比べ2億4,649万2,000円の増加となっております。 以下、決算数値に対する説明です。 15ページ3行目から説明します。 また、前年同様資金不足は生じておらず、健全経営であり、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 令和元年度の収支計画については、2億2,759万4,000円のプラスとなっており、また、設備投資については、建設改良費として7億5,169万円を予定しております。 昨年12月に、水道事業の基盤強化に向け、自治体の広域連携と運営権を民間企業に売却するコンセッション方式の推進を柱とした改正水道法が成立しました。山形県では、県内を4地域に分けて水道事業広域連携検討会を設置し、広域化に向けた議論を深めようとしており、将来の運営に影響してくることが予想されますので、その動向を注視する必要があります。 続いて、22ページ以降が公共下水道事業会計の分析で、35ページが「むすび」となっております。 35ページを開いてください。 平成30年度は、処理区域内人口は64人増加し、水洗化人口は915人増加しました。 また、年間処理水量は39万4,581立方メートル増加しております。 有収水量は1万8,075立方メートル増加しましたが、有収率は74.2%で前年度比3.3ポイント低くなっており、不明水等の原因をさらに究明する必要があります。 建設改良費については、平成29年度より繰り越した汚水管渠築造工事等により、前年度に比べ7,551万円の増加となっております。 以下、決算数値に対する説明です。36ページ、7行目から説明します。 また、資金不足は生じておらず、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 令和元年度の収支計画については5,122万3,000円のプラスとなっており、また、設備投資については、建設改良費として4億5,672万円を予定しております。 下水道ストックマネジメント計画に基づき工事費用の進捗管理を行い、場合によっては臨機応変に対応するとともに、市民サービスの向上を目指し、効率的な事業運営に努めるよう要望いたします。 引き続き、43ページ以降が病院事業会計の分析で、55ページが「むすび」となっております。 55ページを開いてください。 平成30年度は、全国的な医師不足に加え、医師の地域的偏在、医療制度改革による医療費の抑制等があり、病院を取り巻く環境は前年同様に厳しい状況にあります。 このような状況のもと、天童市民病院は診療7科目、常勤医師9名を含む81名のスタッフと病床数84床で診療を行いました。 また、市民の健康をサポートするイベントとしてオープンホスピタルを開催するとともに、宿泊ドック等の健診事業の充実を図ることにより市民の疾病予防を促進しました。 業務については、入院患者が増加し、外来患者が減少しております。入院患者については、特に内科、外科及び療養病棟が増加しており、全科目で16.8%増加しております。 一方、外来患者については、特に小児科が減少しており、全科目で0.7%減少しております。病院全体として、全患者数は3,135人増加しております。 以下、決算数値に対する説明です。56ページ、6行目から説明します。 なお、診療報酬の見直しを行うため、本年度の報酬の一部である1,743万7,000円が依頼返戻されております。返戻を行わない場合、同額が平成30年度の利益増と考えられます。 地方公共団体財政健全化法に基づき資金不足比率についても審査を行いましたが、資金不足は生じておりませんでした。 次に、下から5行目から説明します。 利益が確保できる体制になってきましたが、資本合計はマイナス1億208万1,000円であり、今後は、さらに医業コンサルタント会社の経営支援を受けながら、職員の意識改革や医師の確保を図り、新たに策定された天童市民病院第二次中期経営計画を計画的かつ着実に実行し、継続して利益の確保に努め、地域中核病院として市民の期待に応えられるよう希望します。 次に、一般会計特別会計歳入歳出決算について説明します。 1ページを開いてください。 審査対象から審査方法は記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された各会計の決算及び附属書類は、関係法令に従って作成されており、計数的に正確であり、予算の執行についてもおおむね適正であると認めた。 また、各基金はそれぞれの設置目的に沿って運用されており、決算における計数は正確で、適正と認められた。 2ページ以降が決算審査の概要で、49ページが「むすび」となっております。 49ページを開いてください。 「むすび」として述べた最初のほうは、平成30年度の決算概要であります。50ページ、16行目以降を説明いたします。 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴う平成30年度の実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率及び資金不足比率についてですが、平成29年度と同様、各比率とも健全な段階であり、早期健全化基準に達している比率はありません。 最後に、本市ではこれまで大型の投資事業を行ってきており、将来の財政への影響が大きいと言えます。令和元年度は、高齢者健康福祉施設整備事業及び市立公民館改築事業等により約37億円の投資を予定しております。 一方、国では、令和元年10月に消費税の再増税を実施する予定ですが、経済に悪影響を与えないように、キャッシュレス決済によるポイント還元策等、多岐にわたる施策を示そうとしております。 政府は、財政健全化計画について2020年度の財政の黒字化目標を堅持するために、経済成長による税収増と歳出改革に努めていくとしておりました。しかし、平成31年1月の経済財政諮問会議で、これまで以上の経済成長が続いても2025年度で1.1兆円程度の赤字が残る見込みとしており、将来、計画の見直し等により、地方の財政に影響してくることが予想されます。 今後の事業施策の展開に当たっては、投資効果を十分に見極め、全会計のバランスに配慮しながら慎重に判断する必要があると考えます。 以上で決算審査意見書の趣旨を御理解の上、対処されることを要望いたしまして御説明を終わります。 △決算議案の概要の説明 ○赤塚幸一郎議長 次に、一般会計及び特別会計決算並びに企業会計決算議案の概要についての説明を求めます。 最初に、東海林会計管理者。  〔東海林明夫会計管理者 登壇〕 ◎東海林明夫会計管理者 改めまして、おはようございます。 平成30年度の決算の大要につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、私のほうからその概要を御説明申し上げます。 お配りしております平成30年度決算に係る主要施策の成果説明書の1ページをお開きいただきたいと思います。 初めに、普通会計の純計決算額について申し上げます。 普通会計は、一般会計、用地買収特別会計、市民墓地特別会計を一つの会計にまとめたものであります。 決算規模は、歳入が267億2,082万5,000円、歳出が252億2,017万5,000円で、歳入、歳出ともに前年度決算額を下回りました。 歳入につきましては、市民税などの市税の増等がありましたが、地方交付税の減や国・県支出金の減、ふるさと応援寄附金の大幅減による寄附金の減等により減少したものであります。 歳出につきましては、保育委託料の増や地域型保育給付費の皆増、生活保護扶助費の増等がありましたが、道路新設改良事業の減、都市再生整備計画事業の皆減等により減少したものであります。 次に、決算収支の状況について申し上げます。 形式収支は15億65万円の黒字となりました。 実質収支は13億9,099万8,000円の黒字となりました。 実質単年度収支は3億2,160万9,000円の赤字となりました。 次に、歳入について申し上げます。 市税につきましては、市民税が増加したほか、軽自動車税、入湯税及び都市計画税が微増となりましたが、固定資産税は評価替えにより減少し、市たばこ税も減少しております。 これらにより、市税の合計では、前年度に比べ6,021万8,000円の増となり、85億円を超える収入額となりました。なお、税目ごとの内訳につきましては、表にしてありますので、御覧くださいますようお願いいたします。 地方消費税交付金につきましては、前年度に比べ8,881万1,000円の増となりました。 地方交付税につきましては、普通交付税と特別交付税がともに減少したことにより、前年度に比べ1億4,192万1,000円の減となりました。 国庫支出金につきましては、経済対策臨時福祉給付金や臨時道路除雪事業費補助金の皆減、天童古城地区及び芳賀地区都市再生整備計画事業の完了による社会資本整備総合交付金の減等により、前年度に比べ3億3,359万2,000円の減となりました。 県支出金につきましては、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業費補助金等が増加しましたが、地域密着型介護施設等整備交付金及び介護施設等開設準備交付金の皆減等により、前年度に比べ4,051万5,000円の減となりました。 市債につきましては、都市施設整備事業債の皆減や道路新設改良事業に係る地方道路等整備事業債の減等により、前年度に比べ4億720万円の減となりました。 諸収入のうち、寄附金につきましては、ふるさと応援寄附金の大幅減により、前年度に比べ9億9,055万7,000円の減となりました。 繰入金につきましては、退職手当基金繰入金が皆減となりましたが、財政調整基金繰入金の増等により、前年度に比べ3億195万円の増となりました。 次に、歳出について申し上げます。 歳出決算額について、性質別に申し上げます。 義務的経費のうち、人件費につきましては、退職手当の減等により、前年度に比べ1億710万9,000円の減となりました。 扶助費につきましては、保育委託料や地域型保育給付費の皆増、生活保護扶助費の増等により、前年度に比べ3億9,265万3,000円の増となりました。 公債費につきましては、近年の大規模な投資的事業に伴う定期償還金の増により、前年度に比べ9,720万5,000円の増となりました。 これらにより、義務的経費全体としては、前年度に比べ3億8,274万9,000円の増となりました。 投資的経費につきましては、道路新設改良事業の減や都市再生整備計画事業の皆減等により、前年度に比べ7億8,918万6,000円の減となりました。 次に、特別会計の決算状況を御説明申し上げます。4ページをお開きください。 初めに、国民健康保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は1億3,687万5,000円の黒字となりました。 歳入は、保険税が13億3,073万4,000円で、前年度比7.2%の減、全体でも67億3,329万円で、前年度比14.1%の減となりました。 歳出は、保険給付費が42億8,425万3,000円で、前年度比1.6%の減となりました。 次に、用地買収特別会計について申し上げます。 収支決算額は150万2,000円の黒字となりました。 事業課からの依頼により、建築基準法に基づくみなし道路用地の買収を行いました。 次に、財産区特別会計について申し上げます。 収支決算額は87万5,000円の黒字となりました。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区、大字荒谷有財産区の集合会計であり、各財産区に係る財産の管理を行いました。 次に、介護保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は2億1,186万4,000円の黒字となりました。 歳入は、保険料が12億6,693万4,000円で、前年度比7.6%の増、全体でも55億5,842万5,000円で、前年度比3.2%の増となりました。 歳出は、保険給付費が47億2,703万7,000円で、前年度比5.6%の増、地域支援事業が2億4,915万6,000円で、前年度比14.1%の増となりました。 次に、市民墓地特別会計について申し上げます。 収支決算額は550万3,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、墓地管理施設等の維持及び樹木等の管理業務を行いました。 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。 収支決算額は1,839万円の黒字となりました。 歳入は、保険料が4億9,842万4,000円で、前年度比0.4%の減、全体でも6億9,744万1,000円で、前年度比0.8%の減となりました。 歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金が6億3,546万円で、前年度比1.2%の減となりました。 次に、工業団地整備事業特別会計について申し上げます。 収支決算額は538万6,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、山口西工業団地の実施設計や用地取得等を行いました。 最後に、平成30年度決算における主な財政指標を3ページに記載しておりますので、御覧くださいますようお願いいたします。 以上が、平成30年度決算の概要でございます。 よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 次に、伊藤上下水道事業所長。  〔伊藤芳春建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎伊藤芳春建設部長[併]上下水道事業所長 おはようございます。 議第20号平成30年度天童水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。 別冊の平成30年度天童水道事業会計決算書、13ページの事業報告書をお開きください。 水道事業の総括事項について申し上げます。 平成30年度の水道事業につきましては、「緑ある住みよい環境のまちづくり」のもと、安全でおいしい水を安定供給する水道事業として事業に取り組んでまいりました。 水道施設の長寿命化を図り、配水管の耐震化整備工事を実施するとともに、配水設備に附属する電気計装設備更新工事を実施しました。 給水戸数は、芳賀土地区画整理事業地内の戸数の増加などにより前年度よりも増加しておりますが、近年、給水量は減少傾向にあることから、委託事業者との協業により、安全・安心で効率的な水道事業を行っております。 業務状況について申し上げます。 給水人口は6万1,637人で、前年度に比べ60人の増加となり、給水区域内人口における水道普及率は99.8%となり、前年度に比べ0.1%減少となりました。 年間給水量は671万2,169立方メートルで、前年度に比べ1.58%の減少となり、有収水量は618万6,213立方メートルで、前年度に比べ0.97%の増加となりました。 年間給水量に占める有収水量の割合を表す有収率は92.2%で、前年度より2.4ポイントの増加となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 建設改良費は6億9,595万5,624円で、前年度に比べ2億4,649万2,235円、54.84%の増加となりました。主な理由といたしましては、老朽化した配水管に係る耐震化事業等により工事発注量が増加したことなどであります。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで15億1,528万6,191円で、前年度に比べ654万2,406円、0.43%の減少となりました。主な理由としましては、退職給付費に係る負担金の減少等によるものであります。 一方、支出合計は12億2,693万3,202円で、前年度に比べ6,361万9,836円、4.93%の減少となりました。主な理由としましては、漏水修理等の修繕費の減少及び受水単価の引き下げによる受水費の減少等によるものです。 この結果、平成30年度の収支において、2億8,835万2,989円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は税込みで4,674万7,600円で、前年度に比べ723万8,000円、18.3%の増加となりました。 一方、支出合計は8億3,654万8,810円で、前年度に比べ2億3,048万4,860円、38.0%の増加となりました。 収入・支出ともに、工事費及び工事負担金収入額が前年度より増加したためであります。 この結果、資本的収支差引不足額7億8,980万1,210円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金並びに建設改良積立金で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。 6ページをお開きください。 平成30年度未処分利益剰余金につきましては、損益勘定における純利益2億8,835万2,989円に前年度繰越利益剰余金2万6,069円を加え、さらに、その他未処分利益剰余金変動額4億5,231万1,684円を加えた7億4,069万742円となります。 8ページをお開きください。 この未処分利益剰余金7億4,069万742円について、5,766万円を減債積立金に、2億3,064万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てを行い、4億5,231万1,684円を自己資本金へ組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が、平成30年度天童水道事業会計利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも、給水量の減少に対応できる持続可能な経営を維持しながら、安全・安心な水道事業の運営に努力してまいります。 引き続き、議第21号平成30年度天童公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 別冊の平成30年度天童市公共下水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 公共下水道事業の総括事項について申し上げます。 平成30年度の公共下水道事業につきましても、「緑ある住みよい環境のまちづくり」のもと、快適な生活を支える下水道事業として事業に取り組んでまいりました。委託事業者と協業のもと、効率的に事業運営を行っております。 業務状況について申し上げます。 処理区域内人口は6万1,164人で、前年度に比べ64人の増加となりました。水洗化人口は5万6,652人で、前年度に比べ915人の増加、水洗化率は92.6%で、前年度に比べ1.4ポイントの増加となりました。 年間処理水量は868万2,378立方メートルで、前年度に比べ4.8%の増加、有収水量は644万407立方メートルで、前年度に比べ0.3ポイントの増加となりました。 年間処理水量に占める有収水量を表す有収率は74.2%で、前年度に比べ3.3ポイントの減少となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 平成30年度の汚水管渠築造工事は、川原子地内で整備を進めるとともに、引き続き、既設管の長寿命化対策として管渠更生工事を行いました。整備面積は2.9ヘクタール増加しましたが、山口西工業団地が認可面積に加算されたことにより認可面積が22.7ヘクタール増加したため、整備率は96.7%となり、前年度に比べ1.0ポイント減少となりました。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで15億5,346万6,315円で、前年度に比べ1億5,360万7,620円、9.0%減少となりました。主な理由としましては、他会計負担金が減少したためであります。 一方、支出合計は14億7,955万5,730円で、前年度に比べ3,032万1,441円、2.0%の減少となりました。主な理由としましては、企業債利息が減少したためであります。 この結果、平成30年度の収支においては7,391万585円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は税込みで10億5,042万4,956円、前年度に比べ8,535万596円、7.5%の減少となりました。主な理由としましては、建設企業債の借り入れ及び受益者負担金収入が減少したためであります。 一方、支出合計は17億521万5,096円で、前年度に比べ1億2,038万9,206円、7.6%の増加となりました。主な理由としましては、前年度から汚水管渠築造工事を繰り越したことなどにより、建設改良費が増加したためであります。 この結果、繰り越し財源充当額を除いた資本的収支差引不足額6億5,479万140円につきましては、繰越工事資金、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。6ページをお開きください。 平成30年度未処分利益剰余金につきましては、損益勘定における純利益7,391万585円に前年度繰越利益剰余金の938万4,800円を加えた8,329万5,385円となります。 8ページをお開きください。 この未処分利益剰余金8,329万5,385円について、6,000万円を減債積立金として積み立てを行うため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が、平成30年度天童公共下水道事業会計利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも効率的で健全な事業経営を行い、市民サービスの向上に努力してまいります。 以上、2議案について御説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御可決及び御認定をいただきますようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 次に、齋藤天童市民病院事務局長。  〔齋藤忠浩天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎齋藤忠浩天童市民病院事務局長 おはようございます。 認第9号平成30年度天童市民病院事業会計決算の概要を御説明申し上げます。 別冊の平成30年度天童市民病院事業会計決算書、13ページの事業報告書をお開きください。 初めに、総括事項について申し上げます。 平成30年度の病院事業は、天童市民病院中期経営計画の5年目を迎え、医療サービスの向上をより一層推進するとともに、今後の常勤医師の定年退職に対応するため、新たに消化器内科の常勤医師1人及び一般内科の非常勤医師1人を採用しました。また、市民の健康をサポートするイベントとしてオープンホスピタルを開催するとともに、市民ドック、宿泊ドック、協会けんぽ健診、イブニング健診、個別検診などの健診事業の充実を図ることにより、市民の健康の増進を図りました。 このような取り組みを行った結果、前年度と比較して、入院診療報酬は11.9%、外来診療報酬は1.5%、健診などの公衆衛生活動収入は1.9%の増、経常収支比率は100.3%となり、平成27年度から4期連続して経営は黒字となっております。 しかしながら、医師、理学療法士、作業療法士の増員に伴う人件費などが増加したこと及び平成30年度中に取得した各種加算等の点数を付加するため、社会保険診療報酬支払基金や山形県国民健康保険団体連合会へ依頼返戻した診療報酬1,743万7,000円が令和元年度の医業収益に繰り越されることに伴い、経営の改善に関わる増収が翌年度に持ち越される結果となりました。 診療体制につきましては、診療科目7科、病床数84床、常勤医師9人により診療に当たるとともに、山形大学医学部や山形徳洲会病院等の協力を得て、非常勤医師による診療を行いました。 次に、経理の状況について申し上げます。 総収益については、医業収益が7,548万1,602円増加し、また、一般会計からの負担金や長期前受金戻入などの医業外収益が433万5,299円増加したことなどにより、総収益は17億3,445万5,851円となり、前年度と比較して7,981万6,901円の増収となりました。 また、一般病床及び療養病床の入院患者数は2万4,661人となり、前年度より3,556人増加したことに伴い、診療収入は6億828万427円となり、前年度と比較して6,470万1,389円の増収となりました。 外来患者数は延べ5万8,116人で、前年度より421人減少しましたが、診療単価が高くなったことに伴い、診療収入は5億411万5,867円となり、前年度と比較して747万5,246円の増収となりました。 公衆衛生活動等については、市民ドックをはじめとする健診の延べ人数は7,565人で前年度より1,035人増加し、予防接種等の延べ人数は5,988人で前年度より700人減少しましたが、収入は1億6,420万672円となり、前年度と比較して309万7,967円の増収となりました。 一方、総費用は17億2,944万6,175円となり、前年度と比較して8,270万5,485円の増となりました。これは、医師等の給与費や非常勤医師に対する報償費が増加したことなどが主な要因であります。 以上のことから、平成30年度の純利益は500万9,676円、平成30年度末における累積欠損金は2億4,360万7,843円となりました。 次に、資本的収支について申し上げます。 収入の合計は1億8,083万4,167円、支出の合計は1億7,934万9,617円となり、前年度と比較して、収入は3,733万3,996円、支出は3,441万2,719円の減となりました。なお、その内訳につきましては、収入については一般会計負担金が減少し、支出については器械備品購入費が減少したことが主な要因であります。 以上のとおり、平成30年度の市民病院の経営につきましては、診療体制や健診の充実、地域医療連携機能の強化による入院患者の確保、施設基準や加算の取得、医療サービスの向上等により収益の確保を図るとともに、病院の施設の設備や医療機器の適切な管理に努め、経費の削減に取り組んでまいりました。 今後とも、安心・安全な医療を提供するため、医療体制の充実を図るとともに、市民の福祉の向上と市民病院の経営の健全化により一層努力してまいります。 よろしく御審議の上、御認定いただくようお願い申し上げます。 △予算議案の概要の説明 ○赤塚幸一郎議長 次に、予算議案の概要についての説明を求めます。 新関副市長。  〔新関 茂副市長 登壇〕 ◎新関茂副市長 おはようございます。 議第22号令和元年度天童一般会計補正予算(第5号)から議第29号令和元年度天童工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)までの予算議案8件のうち、主に政策的判断を要した事業に係る補正予算の内容について、その概要を申し上げます。 それでは、お手元の補正予算書の事項別明細書14ページをお開きください。 14、15ページの下段の表中、3款1項1目社会福祉総務費について申し上げます。 こちらは、例年実施しております福祉灯油購入費助成事業であり、低所得者世帯等の経済的負担の軽減を図るため、家庭用灯油購入費等の暖房費用の一部を助成するものです。本事業につきましては、例年12月議会において補正予算を計上しておりましたが、今年度につきましては、県が当初予算に計上していることから、スケジュールを早めて本議会にて提案させていただくものであります。 次に、18ページをお開きください。 18、19ページの下段の表中、6款1項3目農業振興費について申し上げます。19ページ下段の右側、説明欄を御覧ください。 園芸大国やまがた産地育成支援事業費補助金としまして、野菜・花きの振興に要する経費と果樹の振興に要する経費の2つに分けて計上しております。事業の目的は、本市の園芸農業の産出額のさらなる拡大と競争力の高い経営体の育成を図るため、園芸品目の産地づくりに取り組む経営体を支援するものであります。 具体的には、野菜栽培の振興としまして、溶液栽培設備を兼ね備えた野菜用のハウスの整備を行うものであります。果樹栽培の振興につきましては、サクランボ加温ハウスの整備による収穫期の分散と高単価での販売を目指すもの及びブドウと桃の高温や干ばつ等への対策としましてかん水施設を整備するものであります。昨今は異常気象が頻発していることから、高品質生産を維持していくためにはかん水施設が必須になりつつあると考えております。 次に、同じく18ページ、下段の表の一番下の項目、6款1項4目畜産業費について申し上げます。 こちらは、畜産経営競争力強化支援事業費補助金の計上であります。畜産の産出額の増大、経営の安定、生産の維持拡大及びブランド化を推進し、経営の競争力の強化を図るため、畜産経営体等の規模拡大及び生産性向上、経営の効率化等を図る取り組みを支援するものであります。具体的には、母牛の出産時の安全を確保するための24時間監視カメラの設置及び生まれてきた子牛を寒さから守り感染症を予防するためのカーボンヒーターの設置であります。 農林業につきましては、近年ますます産地間競争が激化している状況にあり、野菜、果樹、畜産、いずれにつきましても、高品質生産による差別化は非常に効果が高いものと考えておりますので、今後とも積極的に支援していきたいと考えておるところです。 次に、20ページをお開きください。 20、21ページの上段の表、7款1項2目商工業振興費について申し上げます。 がんばる商店街応援事業費補助金の計上であります。本年10月に予定されております消費税率引き上げによる地域経済への影響を緩和し、商業の活性化を図るため、県と連携しながら、商店街等が実施する生活応援セール等のPR活動を支援するものであります。生活応援セールの内容につきましては、各個店における商品割引や商店街等が協力して実施する特典企画などが考えられます。いずれにしましても、このセールが一過性のものに終わることなく、今後の継続的な売り上げ増につながっていくことを期待しているところでございます。 以上、一般会計及び特別会計に関する補正予算の主な内容について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 以上で、決算議案及び予算議案の概要説明を終わります。 △決算特別委員会の設置及び議案付託赤塚幸一郎議長 次に、日程第37、決算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 認第1号から認第9号まで並びに議第20号及び議第21号の議案11件については、決算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 御異議なしと認めます。 よって、議案11件については、決算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く全議員を指名いたします。 なお、決算特別委員会の審査の結果については、来る9月6日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託赤塚幸一郎議長 次に、日程第38、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第22号から議第29号までの予算議案8件については、予算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案8件については、予算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、来る9月6日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △議案の付託 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第39、議案の付託を行います。 議第30号から議第40号については、お手元に配付しております付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 審査の経過と結果については、来る9月6日の本会議において各常任委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○赤塚幸一郎議長 これで本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれにて散会いたします。   午前11時28分 散会...