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08月31日-01号

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  1. 天童市議会 2018-08-31
    08月31日-01号


    取得元: 天童市議会公式サイト
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    平成30年  9月 定例会(第3回)             第3回定例会会議録     平成30年8月31日(金曜日) 午前10時00分開会        赤塚幸一郎議長    松田光也副議長 ●出席議員(22名) 1番 熊澤光吏議員   2番 笹原隆義議員   3番 三宅和広議員 4番 遠藤喜昭議員   5番 佐藤俊弥議員   6番 渡辺博司議員 7番 武田正二議員   8番 水戸芳美議員   9番 遠藤敬知議員10番 村山俊雄議員  11番 狩野佳和議員  12番 松田光也議員13番 山口桂子議員  14番 結城義巳議員  15番 後藤和信議員16番 山崎 諭議員  17番 石垣昭一議員  18番 鈴木照一議員19番 伊藤護國議員  20番 水戸 保議員  21番 伊藤和子議員22番 赤塚幸一郎議員 ●欠席議員    なし ●出席要求による出席者職氏名山本信治   市長         新関 茂   副市長遠藤 浩   総務部長       桃園正幸   健康福祉部長松浦和人   市民部長       森谷倫祥   経済部長       建設部長(併)           総務部小笠原祐治             大木 真       上下水道事業所長          地方創生推進監齋藤忠浩   天童市民病院事務局長 新関知己   消防長湯村耕司   総務部総務課長    東海林明夫  会計管理者相澤一彦   教育長        大内淳一   教育次長                         農業委員会堀越重助   農業委員会会長    武田文敏                         事務局長       選挙管理委員会           選挙管理委員会秋葉俊一              今野浩一       委員長               事務局長奥山吉行   監査委員       加藤美枝   監査委員事務局長 ●出席した事務局職員                         事務局長補佐(兼)佐藤 雅   事務局長       清野正人                         議事係長       事務局長補佐(兼)横倉ひとみ             蜂谷幸太   調査係長       庶務係長                         庶務係(兼)村山広子   調査係行政主査    武田 瑛                         議事係主任 ●議事日程     平成30年度第3回天童市議会定例会会期日程表                          (平成30年9月)月日曜開議時刻会議名場所備考8月31日金午前10時本会議議場会期の決定 会議録署名議員の指名 諸般の報告 委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明 質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 提案理由の説明 監査委員審査意見書の説明 決算議案概要説明 予算議案概要説明 決算特別委員会の設置及び議案付託 予算特別委員会の設置及び議案付託 議案・請願陳情委員会付託本会議 散会後決算特別委員会議員協議会室正副委員長の互選 委員席の指定9月1日 9月2日 9月3日 9月4日土 日 月 火休会9月5日 9月6日水
    木午前10時本会議議場市政に対する一般質問9月7日金午前10時総務教育常任委員会議員協議会室付託案件の審査午後1時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件の審査9月8日 9月9日土 日休会9月10日月午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件の審査9月11日 9月12日 9月13日 9月14日火 水 木 金午前10時決算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月15日 9月16日 9月17日土 日 月休会9月18日火午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月19日 9月20日水 木休会9月21日金午前10時本会議議場委員長審査報告 質疑・討論・表決 議事日程第1号             平成30年8月31日(金曜日)午前10時開会第1 会期の決定第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告         イ その他第4 報第10号 平成30年度天童市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて第5 議第25号 天童市副市長の選任について第6 議第26号 天童市教育委員会委員の任命について第7 認第1号 平成29年度天童市一般会計決算第8 認第2号 平成29年度天童市国民健康保険特別会計決算第9 認第3号 平成29年度天童市用地買収特別会計決算第10 認第4号 平成29年度天童市財産区特別会計決算第11 認第5号 平成29年度天童市介護保険特別会計決算第12 認第6号 平成29年度天童市市民墓地特別会計決算第13 認第7号 平成29年度天童市後期高齢者医療特別会計決算第14 認第8号 平成29年度天童市工業団地整備事業特別会計決算第15 認第9号 平成29年度天童市民病院事業会計決算第16 議第12号 平成29年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第17 議第13号 平成29年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第18 議第14号 平成30年度天童市一般会計補正予算(第3号)第19 議第15号 平成30年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第20 議第16号 平成30年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)第21 議第17号 平成30年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)第22 議第18号 平成30年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)第23 議第19号 平成30年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)第24 議第20号 平成30年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第25 議第21号 平成30年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)第26 議第22号 天童市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について第27 議第23号 天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第28 議第24号 市道の認定及び廃止について第29 決算特別委員会の設置及び議案付託第30 予算特別委員会の設置及び議案付託第31 請陳第2号 日本政府核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める請願第32 議案及び請願陳情の付託          議案付託表                     (平成30年度第3回定例会)付託委員会議案番号件名決算特別委員会認第1号平成29年度天童市一般会計決算認第2号平成29年度天童市国民健康保険特別会計決算認第3号平成29年度天童市用地買収特別会計決算認第4号平成29年度天童市財産区特別会計決算認第5号平成29年度天童市介護保険特別会計決算認第6号平成29年度天童市市民墓地特別会計決算認第7号平成29年度天童市後期高齢者医療特別会計決算認第8号平成29年度天童市工業団地整備事業特別会計決算認第9号平成29年度天童市民病院事業会計決算議第12号平成29年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について議第13号平成29年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について予算特別委員会議第14号平成30年度天童市一般会計補正予算(第3号)議第15号平成30年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議第16号平成30年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)議第17号平成30年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)議第18号平成30年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)議第19号平成30年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)議第20号平成30年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議第21号平成30年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)          議案付託表                     (平成30年度第3回定例会)付託委員会議案番号件名環境福祉常任委員会議第22号天童市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について経済建設常任委員会議第23号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について議第24号市道の認定及び廃止について          請願陳情文書表(付託表)                     (平成30年度第3回定例会)番号受理年月日件名提出者紹介議員付託委員会要旨230.8.23日本政府核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める請願天童平和をつたえる会 代表 矢吹海慶 原水爆禁止天童市民の会 代表 澤 辰夫伊藤和子 石垣昭一 山崎 諭 狩野佳和 遠藤敬知 遠藤喜昭 三宅和広総務教育 日本政府が速やかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書を提出するよう求めるもの。 ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○赤塚幸一郎議長 ただいまから、8月17日に招集告示されました平成30年度第3回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○赤塚幸一郎議長 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。 △会期の決定 ○赤塚幸一郎議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果についての委員長の報告を求めます。 村山俊雄議会運営委員長。  〔村山俊雄議会運営委員長 登壇〕 ◆村山俊雄議会運営委員長 御報告申し上げます。 本日招集なりました平成30年度第3回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、8月24日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、会期は本日から9月21日までの22日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 以上で報告を終わります。 ○赤塚幸一郎議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、会期は本日より9月21日までの22日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  10番 村山俊雄議員  11番 狩野佳和議員  12番 松田光也議員 以上、3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況等について、事務局長に報告させます。 佐藤事務局長。 ◎佐藤雅事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、6月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から報告ありました定例監査及び例月出納検査等の結果の一覧、本定例会に説明員として出席通知ありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、御覧くださるようお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○赤塚幸一郎議長 以上で諸般の報告を終わります。 △報第10号 平成30年度天童市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第4、報第10号平成30年度天童市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 △市長報告赤塚幸一郎議長 これより市長の報告を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 おはようございます。 本日ここに、平成30年度第3回天童市議会定例会を開催し、平成29年度天童市一般会計決算の認定をはじめ、諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 最初に、報第10号平成30年度天童市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて申し上げます。 今回の補正予算専決処分は、既定の予算総額に667万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ241億8,609万9,000円としたものであります。 その内容は公共施設ブロック塀の改修に係る予算を計上したものであります。 この補正に係る財源としては、財政調整基金繰入金を充当したところであります。 以上、地方自治法第179条第1項の規定により、議会を招集する時間的な余裕がないと認め、専決処分を行いましたので御報告申し上げます。 よろしく御審議の上、御承認くださるようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております報第10号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○赤塚幸一郎議長 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。 結城義巳議員。 ◆14番(結城義巳議員) 専決処分の第1号の予算の専決処分でありますが、これはブロック、危険な箇所に対する対応、これを専決処分で対応したということですが、四中の放送設備の故障の対応は予備費の充用になったというふうな経過にあります。その専決処分と予備費の充用を考えた場合、どちらにするかというような、そういった判断基準というものはどういうふうに考えているのかということをお聞きしておきます。 ○赤塚幸一郎議長 遠藤総務部長。 ◎遠藤浩総務部長 お答えいたします。 このたび公共施設のほうのブロック塀の撤去につきましては、大変安全性の面で危惧されるというようなことで緊急を要するというようなことで、今回の専決の処分をさせていただいたというようなところでございます。 なお、金額的なこともございますので予備費の充用につきましては、将来的に大雪等の対応等もございますので、その金額の多寡等によりまして予備費の充用あるいは専決処分というようなことで対応をさせていただいたところでございます。 以上であります。 ○赤塚幸一郎議長 結城義巳議員。 ◆14番(結城義巳議員) 説明お聞きいたしました。 予備費は4,000万円ほどあるわけですが、降雪の対応とかいろいろ説明ありました。 私はむしろ、この専決処分よりは予備費の充用をまず積極的に活用するべきでないかと、既決の予算でありますので予備費を充用しておいて、豪雪とか何かあった場合には臨時議会とか専決処分とかありますので、むしろ既決予算である予備費の充用を先行して考えるべきではないかというふうな考えを持っております。 いろいろ執行部としても、御説明を今いただいたように考えもあるようですが、一応、私の意見として申し上げております。 御参考にしていただければありがたいと思います。 ○赤塚幸一郎議長 ほかに質疑ございませんか。 伊藤和子議員。 ◆21番(伊藤和子議員) このたびブロック塀の危険な箇所の修繕ということで専決でされたわけですが、現在の工事のほうは完了なさっているのか、その進捗状況についてお示しください。 ○赤塚幸一郎議長 遠藤総務部長。 ◎遠藤浩総務部長 お答えいたします。 一つ、3款2項4目の保育園のほうのブロック塀関係ですが、これにつきましては既存のブロック塀の撤去、それにあわせましてスチール製フェンスの設置を予定しておったところでございます。ブロック塀のほうの撤去につきましては7月21日に撤去を終わってございます。 なお、フェンスの部分につきまして、今、施工中でありまして、これももう終わりました。8月10日にフェンスのほうも完了したというようなことでございます。 あと続きまして、10款2項1目の小学校のほうの部分でありますが、南部小学校のほうのプールの目隠しでございます。 これにつきましても、ブロック塀のほうの撤去とあわせまして目隠しフェンスを新設するというふうな内容でございます。 これにつきましては、ブロックのほうが7月15日に撤去が終了しております。あわせまして二中のほうのプールの目隠しも、先ほど申し上げましたブロックの撤去と目隠しフェンスの設置でありますが、こちらのほうのブロック塀の撤去も7月15日に撤去を終了しております。 なお、目隠しフェンスにつきましては9月7日に完了予定というようなことでございます。 以上であります。 ○赤塚幸一郎議長 よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △討論 ○赤塚幸一郎議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。 △採決 ○赤塚幸一郎議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案については、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの報第10号については、原案のとおり承認することに決定いたしました。 △議第25号 天童市副市長の選任について ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第5、議第25号天童市副市長の選任についてを議題といたします。  〔新関 茂副市長 退室〕 △提案理由の説明 ○赤塚幸一郎議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第25号天童市副市長の選任について御説明申し上げます。 現副市長の新関 茂氏は、平成30年10月27日をもって1期4年の任期が満了となります。 同氏のこれまでの実績並びに識見、人格ともに副市長として最適任者と認められますので、再び選任しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第25号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○赤塚幸一郎議長 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○赤塚幸一郎議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 議第25号天童市副市長の選任について、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、議第25号については、これに同意することに決定いたしました。  〔新関 茂副市長 入室〕 △議第26号 天童市教育委員会委員の任命について ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第6、議第26号天童市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○赤塚幸一郎議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第26号天童市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。 大貫紀代子委員は、本年9月30日をもって任期満了となりますので、同氏の後任として識見、人格とも教育委員会委員として最適任者と認められます松村昌子氏を任命しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第26号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○赤塚幸一郎議長 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○赤塚幸一郎議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議第26号天童市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、議第26号については、これに同意することに決定いたしました。 △認第1号 平成29年度天童市一般会計決算外22件 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第7、認第1号平成29年度天童市一般会計決算から日程第28、議第24号市道の認定及び廃止についてまでの議案22件を一括して議題といたします。 △提案理由の説明 ○赤塚幸一郎議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 認第1号平成29年度天童市一般会計決算から議第24号市道の認定及び廃止についてまでを一括して御説明申し上げます。 初めに、認第1号平成29年度天童市一般会計決算から認第9号平成29年度天童市民病院事業会計決算までの決算関係議案について申し上げます。 平成29年度の我が国の経済は、所得や雇用情勢の改善が続く中で緩やかに回復しており、海外の経済が回復しつつある中で、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や設備投資が持ち直すなど経済の好循環が実現しつつあります。 しかしながら、海外における情勢の変化や金融資本市場の変動などが国内経済に与える影響は、依然として不透明であります。 こうした中、国では将来にわたり続くことが予測される少子高齢化社会に対応し、デフレからの脱却をより確実なものにするため、経済の好循環の一層の強化と経済成長の加速化に向けた取り組みを進めているところであります。 一方、地方財政においては、地方税収入が景気の回復基調を受け増加したものの、社会保障関係経費や公債費が増加したことなどにより、依然として財源不足が生じたことから、国において補填措置が講じられたところであります。 このような中、平成29年度においては第七次天童市総合計画に掲げる将来都市像「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市~ともに明日をひらく てんどう~」の実現に向けて、魅力あるまちづくりを進めるための各種施策に積極的に取り組んでまいりました。 その主要な事業としては、ふるさと納税推進事業、高校生までの医療費無料化事業人間将棋ゲスト招聘事業道路新設改良事業芳賀地区整備事業、新工業団地整備事業小学校空調設備改修事業などを実施したところであります。 その結果、本市の平成29年度一般会計の決算は歳入総額283億5,100万1,000円、歳出総額268億7万6,000円となり、翌年度へ繰り越す財源を差し引いた実質収支は12億6,117万2,000円の黒字となったところであります。 また、天童市国民健康保険特別会計をはじめとする七つの特別会計につきましても、実質収支がそれぞれ黒字となり、公営企業会計につきましても、当年度純利益を計上することができたところであります。 次に、議第12号平成29年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成29年度水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金4億2,463万365円のうち、4,626万円を減債積立金に、1億8,504万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てを行い、1億9,330万4,296円を自己資本金へ組み入れるための地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議会の議決を求め、あわせて平成29年度水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 次に、議第13号平成29年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成29年度公共下水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金2億9,238万4,800円のうち、2億2,000万を減債積立金として積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議会の議決を求め、あわせて平成29年度公共下水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 なお、一般会計特別会計及び企業会計各決算等の概要につきましては、後ほど会計管理者、上下水道事業所長天童市民病院事務局長から御説明申し上げます。 決算につきましては、監査委員から別冊のとおり決算審査意見書の提出を受けておりますので、御意見の趣旨を十分尊重し、今後ともより一層、経費削減と効率的な行財政運営に努めてまいります。 さらに、財政健全化法による財政指標などにより、本市の財政状況を分析しながら健全財政を堅持し、市民の負託に応えてまいりたいと考えております。 次に、平成30年度天童市の一般会計及び特別会計補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第14号平成30年度天童市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は既定の予算総額に12億6,538万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ254億5,148万4,000円とするものであります。 歳入の主な内容については、一つは国庫支出金の増額であります。 国の制度改正に伴う児童扶養手当負担金の増額が主なものであります。 二つには県支出金の増額であります。 県から事業採択等の通知があった、園芸大国やまがた産地育成支援事業費補助金等の計上が主なものであります。 三つは繰入金の増額であります。 各特別会計の前年度繰入金の額の確定に伴う増額が主なものであります。 四つには繰越金の増額であります。 前年度繰越金の額の確定に伴う増額であります。 歳出の主な内容については、一つには総務費の増額であります。 ふるさと応援寄附金の寄附者に対する特産品返礼等に係る経費の増額が主なものであります。 二つには民生費の増額であります。 国の制度改正に伴う児童扶養手当の増額が主なものであります。 三つには農林水産業費の増額であります。 県の事業採択に伴う元気な6次産業化ステップアップ支援事業費補助金、園芸大国やまがた産地育成支援事業費補助金及び畜産経営競争力強化支援事業費補助金の計上が主なものであります。 四つには商工費の増額であります。 観光PRと観光誘客を促進するためのオリジナルイラストの作成業務委託料の計上が主なものであります。 これらの補正に係る財源としましては、国庫支出金、県支出金、一般財源等を充当するものであります。 また、前年度繰越金の一部を地方財政法の規定により財政調整基金に積み立てるとともに、市有施設整備基金に積み立てるものであります。 次に、議第15号平成30年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 国の補正予算は既定の予算総額に5億7,272万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ69億129万5,000円とするものであります。 その内容は、歳入につきましては療養給付費交付金の額の決定等に伴う過年度収入及び額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出につきましては、前年度の決算に伴う基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第16号平成30年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から19万1,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ250万5,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の額の確定に伴う予算の減額であります。 次に、議第17号平成30年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、各財産区において、前年度繰越金の額の確定に伴う財源の組み替えを行うものであります。 次に、議第18号平成30年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に2億465万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ57億6,460万5,000円とするものであります。 その内容は、歳入につきましては、介護予防・生活支援サービス事業費の減額に伴う国庫支出金、県支出金及び一般会計繰入金の減額並びに前年度決算に伴う支払基金交付金及び額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出につきましては、介護予防・生活支援サービス事業費の減額並びに前年度の決算に伴う基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第19号平成30年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に471万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ765万1,000円とするものであります。 その内容は、前年度の繰越金の額の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第20号平成30年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から3,039万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億9,893万7,000円とするものであります。 その内容は、歳入につきましては、後期高齢者広域連合からの通知に基づく保険料及び保険基盤安定繰入金に係る一般会計繰入金の減額並びに額の確定に伴う前年度繰越金の増額であります。 歳出につきましては、後期高齢者医療費広域連合納付金の減額及び保健事業費の増額であります。 次に、議第21号平成30年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に897万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ21億4,790万円とするものであります。 歳入については、前年度繰越金の額の確定に伴う増額であります。 歳出については、前年度繰越金の額の確定に伴う一般会計繰出金の増額であります。 なお、これらの補正予算のうち政策的判断を要した事業の概要については、後ほど副市長から御説明申し上げます。 次に、議第22号天童市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、個人番号カードを利用したコンビニエンスストアなどでの多機能端末機による印鑑登録証明書の交付並びに市役所設置の自動交付機による証明書の交付の廃止等について、必要な改正を行うものであります。 次に、議第23号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、民間事業者による宅地開発が行われている一日町四丁目地内の土地の区域について、良好な居住環境の形成及び保全を図るため、当該地区内における建築物の制限を定めるものであります。 次に、議第24号市道の認定及び廃止について申し上げます。 今回の市道認定及び廃止は、主要地方道天童大江線蔵増バイパスの供用に伴い、既存県道の市への管理移管及び蔵増バイパスに接続する路線の見直しによる5路線と市道東ノ崎線の見直しによる1路線合わせて6路線を市道として認定するとともに、これに伴い重複することとなります5路線について廃止するものであります。 以上、22議案の提案理由について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。
    △決算審査意見書の説明 ○赤塚幸一郎議長 次に、監査委員から一般会計特別会計及び公営企業会計の決算審査意見書が提出されておりますので、その説明を求めます。 奥山監査委員。  〔奥山吉行監査委員 登壇〕 ◎奥山吉行監査委員 おはようございます。 監査委員を代表いたしまして、私のほうから平成29年度の決算審査意見書について御説明いたします。 最初に、公営企業会計決算について説明いたします。 1ページを開いてください。 審査対象から審査期間は、記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された決算書及び財務諸表は、いずれも地方公営企業法その他関係法令等に準拠して作成され、経営成績及び財政状態を適正に表示しており、決算の計数も正確で適正であると認めた。 2ページ以降が水道事業会計の分析で、14ページは「むすび」となっております。 14ページを開いてください。 平成29年度は、前年度に比べ給水人口は178人減少し、給水戸数は244戸増加しました。また、年間給水量は18万1,615立方メートル増加しており、増加傾向で推移しました。 有収水量は、前年度に比べ4万7,122立方メートル増加しましたが有収率は89.8%で、前年比1.8ポイント低くなっております。 建設改良費については、平成25年から始まった芳賀土地区画整理事業地内の配水管敷設工事に伴う工事請負費の減少により、前年度に比べ3,427万3,000円の減少となっております。 以下、決算数値に対する説明です。15ページ3行目から説明します。 また、前年同様、資金不足は生じておらず、健全経営であり、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 平成30年度の当期純利益については、平成29年度実績2億3,127万6,000円より404万9,000円減の2億2,722万7,000円と予想しております。 設備投資については、6億6,217万6,000円を予定しておりますが、大口需要者による専用水道の導入や景気の動向を注視し、場合によっては財政負担を考慮し、臨機応変に計画の見直しをする必要があります。 平成29年度の収入率は、前年度に比べ90.3%と高くなっておりますが、不納欠損処分額が平成28年度より6.6%と増加しており、将来、不納欠損処分額のさらなる増加につながらないよう十分な対策を講ずるとともに。有収率の向上を図るよう要望いたします。 続いて、22ページ以降が公共下水道事業会計の分析で、35ページが「むすび」となっております。 35ページを開いてください。 平成29年度は、処理区域内人口は145人減少し、水洗化人口は199人増加しました。 また、年間処理水量は14万3,007立方メートル増加しております。 有収水量は6万6,979立方メートル増加しましたが、有収率は77.5%で前年度比0.5ポイント低くなっており、不明水等の原因をさらに究明する必要があります。 建設改良費については、汚水管環境築造工事の繰り越し等により、前年度に比べ9,039万5,000円の減少となっております。 以下、決算数値に対する説明です。36ページ、7行目から説明いたします。 また、資金不足は生じておらず、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率に問題ありません。 平成30年度の収支計画については9,616万1,000円のプラスとなっており、また、設備投資については、建設改良費として8億8,716万9,000円を予定しております。 下水道ストックマネジメント計画に基づき、工事費用の進捗管理を行い、場合によっては臨機応変に対応するとともに市民サービスの向上を目指し、効率的な事業運営に努めるよう要望いたします。 引き続き、43ページ以降が病院事業会計の分析結果で、55ページが「むすび」となっております。 55ページを開いてください。 平成29年度は、全国的な医師不足に加え、医師の地域的偏在、医療制度改革による医療費の抑制等があり、病院を取り巻く環境は、前年同様に厳しい状況にあります。 このような状況の下、天童市民病院は診療3科目、常勤医師9名を含む79名のスタッフと病床数84床で診療を行いました。 また、天童市民病院の開院10周年を記念し、オープンホスピタルを開催するとともに、宿泊ドック等の健診事業の充実を図ることにより市民の疾病予防を促進しました。 業務については、入院患者が増加し、外来患者が減少しております。入院患者については、特に内科、外科及び療養病棟が増加しており、全科目で2.5%増加しております。 一方、外来患者については、特に内科及び小児科が減少しており、全科目で5.2%減少しております。病院全体として、患者数は2,711人減少しております。 以下、決算数値に対する説明です。下から4行目から説明いたします。 以上が本年度の概況であります。新病院開設後10周年である今年度は前年度に引き続き経常利益を798万8,000円計上することができ、病院としての経営努力の成果と考えます。 次に、56ページ、7行目から説明いたします。 地方公共団体財政健全化法に基づき資金不足比率についても審査を行いましたが、資金不足は生じておりませんでした。 また、平成22年度から地方公営企業法を全部適用し、前年度に引き続き利益が確保できました。 しかし、平成28年9月に作成された県の地域医療構想では、県内における現在の許可病床数と2025年時点の必要病床数を比べると、県内全体で2,400床程度、村山医療圏で1,100床程度病床が過剰であると示されました。 さらに、県は医療関連施策の基本方針となる第七次県保健医療計画を策定し、第六次計画の1万150床から307床減らし、特に村山医療圏では療養、一般の基準病床数は355床減とされております。 今後はさらに医療コンサルタント会社の経営支援業務を受けながら、職員の意識改革や医師の確保等を図り、平成26年度に策定された天童市民病院中期経営計画を計画的かつ着実に実行して、継続して利益の確保に努め、地域中核病院として市民の期待に応えられるよう希望いたします。 次に、一般会計特別会計歳入歳出決算について説明いたします。 1ページを開いてください。 審査対象から審査方法は、記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された各会計の決算及び付属書類は、関係法令に従って作成されており、計数的に正確であり、予算の執行についてもおおむね適正であると認められた。 また、各基金はそれぞれの設置目的に沿って運用されており、決算における計数は正確で適正と認められた。 2ページ以降が決算審査の概要で、49ページが「むすび」となっております。 49ページを開いてください。 「むすび」として述べた最初のほうは、平成29年度の決算概要であります。50ページ、8行目以降を説明いたします。 以上が平成29年度の決算概要であります。 国内の景気は、雇用情勢や所得環境の改善等により、緩やかな回復基調にあるとはいえ、海外経済の不確実性や金融市場への影響が懸念され、先行きが不透明な状況にあります。 天童市をはじめとして、山形県は企業立地等を進めておりますが、さらなる支援体制の構築も必要になってくるものと思われます。 本市の財政状況を示す経常収支比率は地方税の増加等による収入増よりも物件費及び扶助費の増加が上回ったため、前年同様悪化しました。 また、各市有施設において導入を始めた指定管理者制度については、開始から12年が経過した施設も出てきています。この制度の導入目的に沿った具体的な効果が表れているのか、実地調査等により業務及び収支実績報告書の精査を行う必要があります。 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴う平成29年度の実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債比率、将来負担比率及び資金不足比率についてですが、平成28年度と同様、各比率とも健全な段階であり、早期健全化基準に達している比率はありません。 最後に、本市ではこれまで大型の投資事業を行ってきており、将来の財政への影響度が大きいと言えます。 平成30年度は、放課後児童クラブ施設整備事業費及び認定こども園整備事業費補助金等により、約25億円の投資を予定しております。 一方、国では平成31年10月に消費税の再増税を実施する予定ですが、経済に悪影響を与えないように多岐にわたる施策を示そうとしております。 政府は財政健全化計画について、2025年度の財政の黒字化目標を堅持するために、経済成長による税収増と歳出改革に努めていくとしておりました。しかし、平成30年7月の経済財政諮問会議で、2025年度でも2.4兆円程度の赤字が残る見込みとしており、将来、計画の見直し等により地方の財政にも影響してくることが予想されます。 今後の事業・施策の展開に当たっては、投資効果を十分に見極め、全会計のバランスに配慮しながら慎重に判断していく必要があると考えます。 以上で、決算審査の趣旨を御理解の上、対処されることを希望いたしまして御説明を終わります。 △決算議案の概要の説明 ○赤塚幸一郎議長 次に、一般会計及び特別会計決算並びに企業会計決算議案の概要についての説明を求めます。 最初に、東海林会計管理者。  〔東海林明夫会計管理者 登壇〕 ◎東海林明夫会計管理者 改めまして、おはようございます。 平成29年度の決算の大要につきましては、先ほど市長が御説明申し上げましたので、私のほうからその概要を御説明したいと思います。 お配りしております平成29年度決算に係る主要施策の成果説明書の1ページをお開きください。 初めに、普通会計の決算規模について申し上げます。 普通会計は、一般会計、用地買収特別会計、市民墓地特別会計を一つの会計にまとめたものであります。 決算規模は、歳入が283億5,126万8,000円、歳出が267億9,312万1,000円で、歳入、歳出ともに前年度決算額を下回りました。 歳入につきましては、市民税や固定資産税などの市税の増等がありましたが、地方交付税の減や市債の減、ふるさと応援寄附金の減等により減少したものです。 歳出につきましては、保育所等整備事業の増等がありましたが、道路新設改良事業の大幅な減のほか、事業完了に伴う高機能消防指令センター等整備事業の皆減、都市防災施設整備事業の皆減等により減少したものであります。 次に、決算収支の状況について申し上げます。 形式収支は、15億5,814万7,000円の黒字となりました。 実質収支は、12億6,894万5,000円の黒字となりました。 実質単年度収支は、1億1,312万5,000円の赤字となりました。 次に、歳入について申し上げます。 市税につきましては、市たばこ税は減少しましたが、市民税と固定資産税、都市計画税が増加し、入湯税については微増となりました。 これらにより、市税の合計では、前年度に比べ2億2,792万5,000円の増となり、引き続き80億円を超える収入額となりました。 なお、税目ごとの内訳につきましては、表にしてありますので、御覧くださいますようお願いいたします。 地方消費税交付金につきましては、前年度に比べ7,767万2,000円の増となりました。 地方交付税につきましては、普通交付税と特別交付税がともに減少したことにより、前年度に比べ1億8,590万9,000円の減となりました。 国庫支出金につきましては、道路新設改良事業や都市防災施設整備事業による社会資本整備総合交付金の減や、年金生活者等支援臨時福祉給付金の皆減等により、前年度に比べ6,103万2,000円の減となりました。 県支出金につきましては、保育所運営費負担金や放課後児童健全育成事業費補助金、障害者自立支援給付費負担金の増等がありましたが、介護施設の整備に係る地域医療介護総合確保基金交付金の皆減等により、前年度に比べ4,421万6,000円の減となりました。 市債につきましては、消防防災施設整備事業債の減や、道路新設改良事業に係る地方道路等整備事業債の減等により、前年度に比べ4億4,820万円の減となりました。 諸収入のうち、寄附金につきましては、ふるさと応援寄附金の減により、前年度に比べ4億5,125万6,000円の減となりました。繰入金につきましては、減債基金繰入金や市有施設整備基金繰入金の皆減等がありましたが、退職手当基金繰入金や工業団地整備事業特別会計繰入金の増等により、前年度に比べ1,578万5,000円の増となりました。 次に、歳出について申し上げます。 歳出決算額について、性質別に申し上げます。 義務的経費のうち、人件費につきましては、退職手当の増により、前年度に比べ1億3,487万3,000円の増となりました。 扶助費につきましては、年金生活者等支援臨時福祉給付金の皆減及び経済対策臨時福祉給付金の減がありましたが、保育委託料や生活保護扶助費等の増により、前年度に比べ7,060万5,000円の増となりました。 公債費につきましては、近年の大規模な投資的事業に伴う定期償還金の増により、前年度に比べ7,498万9,000円の増となりました。 これらにより、義務的経費全体としては、前年度に比べ2億8,046万7,000円の増となりました。 投資的経費につきましては、道路新設改良事業の減や都市防災施設整備事業、高機能消防指令センター等整備事業の皆減等により、前年度に比べ6億9,540万1,000円の減となりました。 次に、特別会計の決算状況を御説明申し上げます。 4ページのほう開いていただきたいと思います。 初めに、国民健康保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は5億5,386万2,000円の黒字となりました。 歳入は、保険税が14億3,332万7,000円で、前年度比3.1%の減、全体でも78億3,536万6,000円で、前年度比2.7%の減となりました。 歳出は、保険給付費が43億5,293万3,000円で、前年度比5.7%の減となりました。 次に、用地買収特別会計について申し上げます。 収支決算額は230万9,000円の黒字となりました。 事業課からの依頼により、建築基準法に基づくみなし道路用地の買収を行いました。 次に、財産区特別会計について申し上げます。 収支決算額は51万4,000円の黒字となりました。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区、大字荒谷有財産区の集合会計であり、各財産区に係る財産の管理を行いました。 次に、介護保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は2億367万8,000円の黒字となりました。 歳入は、保険料が11億7,737万1,000円で、前年度比2.8%の増、全体でも53億8,711万9,000円で、前年度比1.9%の増となりました。 歳出は、保険給付費が44億7,632万8,000円で、前年度比1.3%の増、地域支援事業が2億1,836万9,000円で、前年度比40.1%の増となりました。 次に、市民墓地特別会計について申し上げます。 収支決算額は491万4,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、墓地管理施設等の維持及び樹木等の管理業務を行いました。 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。 収支決算額は1,908万円の黒字となりました。 歳入は、保険料が5億29万4,000円で、前年度比4.2%の増、全体でも7億304万8,000円で、前年度比5.5%の増となりました。 歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金が6億4,295万2,000円で、前年度比6.8%の増となりました。 次に、工業団地整備事業特別会計について申し上げます。 収支決算額は897万5,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、新工業団地の基本設計や測量業務等を行いました。 最後に、平成29年度決算における主な財政指標を、前のページに表にして記載しておりますので、御覧くださいますようお願いいたします。 以上が平成29年度決算の概要でございます。 よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 続いて、小笠原上下水道事業所長。  〔小笠原祐治建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎小笠原祐治建設部長[併]上下水道事業所長 おはようございます。 私のほうから概要を御説明申し上げます。 まず、最初に議第12号平成29年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。 別冊の平成29年度天童市水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 水道事業の総括事項について申し上げます。 平成29年度の水道事業につきましては、「緑ある住みよい環境のまちづくり」のもと、安全でおいしい水を安定供給する水道事業として事業に取り組んでまいりました。 水道施設の長寿命化を図り、配水管の耐震化整備工事を実施するとともに、配水設備に付属する電気計装設備更新工事を実施しました。 給水量は、芳賀土地区画整理事業地内の戸数の増加などにより、前年度よりも増加しておりますが、近年、給水量は減少傾向にあることから、今後も委託事業者との協業により安全・安心で効率的な水道事業を行ってまいります。 業務状況について申し上げます。 給水人口は6万1,577人で、前年度に比べ178人の減となり、給水区域内人口における水道普及率は99.9%で、前年度に比べ0.1%の増加となりました。 年間給水量は681万9,819立方メートルで、前年度に比べ2.74%の増加となり、有収水量は612万6,910立方メートルで、前年度に比べ0.78%の増加となりました。 年間給水量に占める有収水量の割合を表す有収率は89.8%で、前年度より1.8ポイントの減少となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 建設改良費は4億4,946万3,389円で、前年度に比べ3,427万2,674円、7.08%の減少となりました。主な理由としましては、芳賀土地区画整理事業地内における配水管敷設工事が終盤となり、工事発注量が減少したことなどであります。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで15億2,182万8,597円で、前年度に比べ1,136万8,663円、0.75%の増加となりました。主な理由としましては、給水使用料の増加に伴い給水収益が増加したことなどであります。 一方、支出合計は12億9,055万3,038円で、前年度に比べ2,778万8,089円、2.2%の増加となりました。主な理由としましては、奈良沢加圧場ほか施設改修工事による修繕費の増加などがあったためであります。 この結果、平成29年度の収支において、2億3,127万5,559円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は、税込み3,950万9,600円で、前年度に比べ2,153万320円、35.3%の減少となりました。 一方、支出合計は6億606万3,950円で、前年度に比べ1,453万8,215円、2.3%の減少となりました。 収入、支出ともに芳賀土地区画整理事業地内の配水管敷設工事が終盤となり、工事請負費及び工事負担金収入額が前年度より減少したためであります。 この結果、資本的収支差引不足額5億6,655万4,350円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金並びに建設改良積立金で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。 6ページをお開きください。 平成29年度未処分利益剰余金につきましては、損益勘定における純利益2億3,127万5,559円に前年度繰越利益剰余金5万510円を加え、さらにその他未処分利益剰余金変動額1億9,330万4,296円を加えた4億2,463万365円となります。 8ページをお開きください。 この未処分利益剰余金4億2,463万365円について、4,626万円を減債積立金に、1億8,504万円を建設改良積立金に、それぞれ積み立てを行い、1億9,330万4,296円を自己資本金へ組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が平成29年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも給水量の減少に対応できる持続可能な経営を維持しながら、安全・安心な水道事業の運営に努力してまいります。 引き続き、議第13号平成29年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 別冊の平成29年度天童市公共下水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 公共下水道事業の総括事項について申し上げます。 平成29年度の公共下水道事業につきましても、「緑ある住みよい環境のまちづくり」のもと、快適な生活を支える下水道事業として事業に取り組んでまいりました。 委託事業者との協業のもと、効率的に事業運営を行っております。 業務状況について申し上げます。 処理区域内人口は6万1,100人で、前年度に比べ145人の減少となりました。水洗化人口は5万5,737人で、前年度に比べ199人の増加、水洗化率は91.2%で、前年度に比べ0.5ポイントの増加となりました。 年間処理水量は828万7,797立方メートルで、前年度に比べ1.8%の増加、有収水量は642万2,332立方メートルで、前年度に比べ1.1%の増加となりました。 年間処理水量に占める有収水量を表す有収率は77.5%で、前年度に比べ0.5ポイントの減少となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 平成29年度の汚水管渠築造工事は、石鳥居地内で整備を進めるとともに、引き続き既設管の長寿命化対策として管渠更生工事を行いました。 整備面積は4.1ヘクタール増加し、整備率は97.7%で、前年度に比べ0.2ポイントの増加となりました。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで17億707万3,935円で、前年度に比べ74万1,300円、0.1%の減収となりました。主な理由としましては、他会計負担金が減少したためであります。 一方、支出合計は15億987万7,171円で、前年度に比べ2,488万3,021円、1.6%の減少となりました。主な理由としましては、流域下水道維持管理負担金及び企業債利息が減少したためであります。 この結果、平成29年度の収支においては、1億9,719万6,764円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は、税込みで11億3,577万5,552円、前年度に比べ7,720万5,118円、7.3%の増加となりました。主な理由としましては、受益者負担金の新規賦課が増加したためであります。 一方、支出合計は16億3,191万9,201円で、前年度に比べ8,590万9,107円、5.0%の減少となりました。 この結果、資本的収支差引不足額5億1,018万7,249円につきましては、当年度分損益勘定留保資金並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。 6ページをお開きください。 平成29年度未処分利益剰余金につきましては、損益勘定における純利益1億9,719万6,764円に前年度繰越利益剰余金の3,218万8,036円を加えた2億2,938万4,800円となります。 8ページをお開きください。 この未処分利益剰余金2億2,938万4,800円について、2億2,000万円を減債積立金として積み立てを行うため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が平成29年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも効率的で健全な事業経営を行い、市民サービスの向上に努力してまいります。 以上、2議案について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決及び御認定いただきますようお願い申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 最後に、齋藤天童市民病院事務局長。  〔齋藤忠浩天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎齋藤忠浩天童市民病院事務局長 認第9号平成29年度天童市民病院事業会計決算の概要を御説明申し上げます。 別冊の平成29年度天童市民病院事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 初めに、総括事項について申し上げます。 平成29年度の病院事業は、中期経営計画の4年目を迎え、医療サービスの向上をより一層推進するため、新たに消化器外科の常勤医師1人採用しました。また、市民病院の開院10周年を記念し、市民の健康をサポートするイベントとして、オープンホスピタルを開催するとともに、宿泊ドック、市民ドック、協会けんぽ健診、イブニング検診、個別検診などの健診事業の充実を図ることにより市民の疾病予防を促進しました。 このような取り組みを行った結果、前年度と比較して入院診療報酬は0.5%の増、外来診療報酬は3.2%の増、健診などの公衆衛生活動収入は0.7%の増となりました。また、経常収支比率は100.5%となり、中期経営計画の目標値である経常収支比率100.3%を0.2ポイント上回り、平成27年度から3期連続して経営は黒字となりました。 診療体制につきましては、診療科目7科、病床数84床、常勤医師9人により診療に当たるとともに、山形大学医学部、山形徳洲会病院などからの協力を得て、非常勤医師による診療を行いました。 次に、経理の状況について申し上げます。 総収益につきましては、医業収益が1,693万7,080円増加しましたが、一般会計からの負担金及び長期前受金戻入などの医業外収益が1億4,057万3,695円減少したことなどにより、損益勘定の総収益は16億5,463万8,950円となり、前年度と比べ1億2,435万1,854円の減収となりました。 また、医業収益の指標となる一般病床及び療養病床の入院延べ患者数は2万1,105人で、前年度より524人増加したことに伴い、診療収入が5億4,357万9,038円となり、前年度と比べ243万1,064円の増収となりました。 外来患者数は延べ5万8,537人で、前年度から3,235人減少しましたが、診療収入は4億9,664万621円となり、前年度と比べ1,523万9,033円の増収となりました。 さらに、公衆衛生活動については、市民ドックをはじめとする健診の延べ人数は6,530人で、前年度と比べ17人の減少、予防接種等の延べ人数は6,688人で、前年度と比べ100人の減少でしたが、収益は1億3,177万8,772円で、前年度と比べ88万1,333円の増収となりました。 一方、総費用は16億4,674万690円となり、前年度と比べ1億2,621万564円の減額となりました。これは職員の退職給付費が減少したことが主な要因であります。 この結果、平成29年度の純利益は、789万8,260円、平成29年度末における累積欠損金は2億4,861万7,519円となりました。 次に、資本的収支について申し上げます。 資本勘定における収入及び支出の合計は、2億1,816万8,163円となり、前年度と比べ3,984万8,424円の増収となりました。その内訳については、収入については一般会計負担金が増加し、支出については器械備品購入費が増加したことが主な要因であります。 以上のとおり、平成29年度の市民病院の経営につきましては、診療体制や健診の充実、地域医療連携機能の強化による患者の確保や医療サービスの向上等による収益の確保を図るとともに、施設の設備や医療機器の適切な管理に努めることにより、経費の削減に取り組みました。 今後とも、安心・安全な医療を提供するため、医療体制の充実を図り、市民の福祉の向上と市民病院の経営の健全化に、なお一層努力してまいります。 よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。 △予算議案の概要の説明 ○赤塚幸一郎議長 次に、予算議案の概要についての説明を求めます。 新関副市長。  〔新関 茂副市長 登壇〕 ◎新関茂副市長 おはようございます。 本定例会より本会議における予算議案の説明に当たりましては、これまでの部長等の概要説明に変わりまして、政策的判断を要した事業の概要につきまして、私、副市長から御説明申し上げることとなりましたので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 それでは、議第14号平成30年度天童市一般会計補正予算(第3号)から議第21号平成30年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)までの予算議案のうち主な内容につきまして、御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書12、13ページをお開きください。 一番上段の表中、2款1項6目企画費について申し上げます。 ふるさと納税の推進に要する経費の増額につきましては、二つの内容がありまして、一つには昨年度のふるさと応援寄附の先行受け付けに係る返礼品の経費の増額であります。同寄附金の先行受け付けに係る予算につきましては、歳入と歳出の予算の年度が異なることによる措置であります。二つには寄附金の納付方法につきまして、これまでのクレジットカード等による決済に加えまして、寄附者の多様なニーズに積極的に対応し、コンビニエンスストアにおける納付や携帯電話料金に合算しての納付等、新たな決済方法を加えるための経費の計上であります。 次に、14、15ページをお開きください。 上段の表中、3款1項7目公衆浴場費について申し上げます。 ふれあい荘・かまた荘の管理運営に要する経費の増額につきましては、新たに施設建設を予定しております用地の不動産鑑定の結果を受けまして、土地購入費について必要となる経費を増額するものであります。 次に、16、17ページであります。 一番下段の表中、6款1項3目農業振興費について申し上げます。 17ページ側の説明欄に三つの補助金が記載されておりますが、一番上段の元気な6次産業化ステップアップ支援事業費補助金につきましては、農家所得の向上や農業経営の安定化のため、市内道満において里芋を付加価値のついた加工品とする6次産業化に向けた施設整備や機械導入を行う事業者を支援するための経費の計上であります。 次に、同欄中の中段の園芸大国やまがた産地育成支援事業費補助金につきましては、担い手農家の経営発展のため、市内蔵増において野菜生産を行うハウス及び付帯設備を整備する事業者を支援するための経費の計上であります。 次に、下段の同補助金につきましては、市内山元等における果樹栽培のためのハウス及び井戸・かん水施設を整備する事業者を支援するための経費の計上であります。 次に、その下の段の6款1項4目畜産業費について申し上げます。 畜産経営競争力強化支援事業費補助金につきましては、畜産経営体の規模拡大や生産性の向上、経営の効率化のため、市内山口及び蔵増において機械導入等を行う事業者を支援するための経費の計上であります。 次に、18、19ページをお開きください。 一番上段の表中、7款1項5目将棋のふるさと費について申し上げます。 将棋駒の里の振興に要する経費の増額につきましては、人気漫画「3月のライオン」と本市とのさまざまなコラボレーションにより、これまでふるさと納税限定ノベルティーやスタンプラリー、映画主演者等のゲスト招請を行っており、本市へのふるさと納税の人気を押し上げる大きな要因の一つとなっております。 つきましては、「3月のライオン」の原作者に天童版のオリジナルイラストの作成を依頼しまして、観光PR等に活用することで、さらなる観光誘客やふるさと納税の発展を図るものであります。 次に、同ページの一番下の表中、10款5項8目文化振興費について申し上げます。 文化財の啓発・保護・調査に要する経費の増額につきましては、山寺が支えた紅花文化の日本遺産認定に伴い設立されました山寺と紅花推進協議会への負担金を計上するものであります。 内容は多言語ポータルサイトの開設や観光プロモーション映像の製作などの活動を通しまして、地域の活性化や観光振興を図ろうとするものであります。 以上、一般会計及び特別会計に関する補正予算のうち、政策的判断を要した事業に係る主な内容につきまして、その概要を御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○赤塚幸一郎議長 以上で、決算議案及び予算議案概要説明を終わります。 △決算特別委員会の設置及び議案付託赤塚幸一郎議長 次に、日程第29、決算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 認第1号から認第9号まで並びに議第12号及び議第13号の議案11件については、決算特別委員会を設置し、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、議案11件については、決算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く全議員を指名いたします。 なお、決算特別委員会の審査の結果については、来る9月21日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託赤塚幸一郎議長 次に、日程第30、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第14号から議第21号までの予算議案8件については、予算特別委員会を設置し、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○赤塚幸一郎議長 異議なしと認めます。 よって、予算議案8件については、予算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、来る9月21日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △議案及び請願陳情の付託 ○赤塚幸一郎議長 次に、日程第32、議案及び請願陳情の付託を行います。 議第22号から議第24号並びに日程第31請陳第2号日本政府核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める請願については、お手元に配付しております付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 審査の経過と結果については、来る9月21日の本会議において、各常任委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○赤塚幸一郎議長 これで本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。   午前11時28分 散会...