天童市議会 > 2015-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 天童市議会 2015-02-27
    02月27日-01号


    取得元: 天童市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    平成27年  3月 定例会(第8回)             第8回定例会会議録     平成27年2月27日(金曜日) 午前10時00分開会        小松善雄議長     結城義巳副議長 ●出席議員(21名) 1番 武田正二議員   2番 水戸芳美議員   3番 遠藤敬知議員 4番 茂木孝雄議員   5番 村山俊雄議員   6番 狩野佳和議員 7番 松田光也議員   8番 矢萩武昭議員   9番 山口桂子議員10番 海鋒孝志議員  11番 木村竹虎議員  12番 赤塚幸一郎議員13番 結城義巳議員  14番 後藤和信議員  16番 石垣昭一議員17番 鈴木照一議員  18番 伊藤護國議員  19番 水戸 保議員20番 淺井健一議員  21番 伊藤和子議員  22番 小松善雄議員 ●欠席議員(1名)15番 山崎 諭議員 ●出席要求による出席者職氏名山本信治   市長         新関 茂   副市長柏谷 忍   総務部長       武田 淳   健康福祉部長西澤 仁   市民部長       小川博史   経済部長       建設部長(併)三瓶昭弘              吉田芳弘   天童市民病院事務局長       上下水道事業所長野口忠司   消防長        高柳茂治   総務部総務課長遠藤 浩   総務部財政課長    佐藤通隆   教育委員長水戸部知之  教育長        酒井孝二   教育次長                         農業委員会片桐久雄   農業委員会会長    高橋正義                         事務局長       選挙管理委員会           選挙管理委員会秋葉俊一              佐藤 雅       委員長               事務局長奥山吉行   監査委員       元木美智子  監査委員事務局長 ●出席した事務局職員                         事務局長補佐(兼)阿部英弥   事務局長       大内淳一                         議事係長       副主幹(兼)            副主幹(兼)大戸正義              伊藤由紀子       調査係長              庶務係長                         庶務係(兼)三宅裕子   調査係行政主査    青柳利恵                         議事係行政主査 ●議事日程      平成26年度第8回天童市議会定例会会期日程表                          (平成27年3月)月日曜日開議時刻会議名場所備考2月27日金午前10時本会議議場会期の決定 会議録署名議員の指名 諸般の報告 委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明 質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 施政方針及び提案理由の説明並びに予算議案の概要説明 予算特別委員会の設置及び議案付託 議案・請願陳情の委員会付託2月28日 3月1日土 日休会3月2日月午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(補正予算)の審査・討論・表決3月3日火午前10時本会議議場予算特別委員長審査報告 質疑・討論・表決3月4日 3月5日水 木午前10時本会議議場市政に対する一般質問3月6日金午前10時総務教育常任委員会議員協議会室付託案件の審査3月7日 3月8日土 日休会3月9日月午前10時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件の審査3月10日火午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件の審査3月11日 3月12日 3月13日水 木 金午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の審査3月14日 3月15日
    3月16日土 日 月休会3月17日火午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の審査3月18日水午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の討論・表決3月19日木休会3月20日金午前10時本会議議場委員長審査報告 質疑・討論・表決 議事日程第1号             平成27年2月27日(金曜日)午前10時開会 第1 会期の決定 第2 会議録署名議員の指名 第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告          イ その他 第4 報第10号 平成26年度天童市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについて 第5 報第11号 平成26年度天童市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認を求めることについて 第6 議第101号 天童市監査委員の選任について 第7 議第102号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第8 議第100号 芳賀地区調整池整備工事請負契約の一部変更について 第9 議第59号 平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号) 第10 議第60号 平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 第11 議第61号 平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 第12 議第62号 平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号) 第13 議第63号 平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第14 議第64号 平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号) 第15 議第65号 平成26年度天童市水道事業会計補正予算(第2号) 第16 議第66号 平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第3号) 第17 議第67号 平成26年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 第18 議第68号 平成27年度天童市一般会計予算 第19 議第69号 平成27年度天童市国民健康保険特別会計予算 第20 議第70号 平成27年度天童市用地買収特別会計予算 第21 議第71号 平成27年度天童市財産区特別会計予算 第22 議第72号 平成27年度天童市介護保険特別会計予算 第23 議第73号 平成27年度天童市市民墓地特別会計予算 第24 議第74号 平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計予算 第25 議第75号 平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計予算 第26 議第76号 平成27年度天童市水道事業会計予算 第27 議第77号 平成27年度天童市民病院事業会計予算 第28 議第78号 平成27年度天童市公共下水道事業会計予算 第29 議第79号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について 第30 議第80号 天童市行政手続条例の一部改正について 第31 議第81号 天童市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の設定について 第32 議第82号 天童市職員の配偶者同行休業に関する条例の設定について 第33 議第83号 天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第34 議第84号 天童市特別会計条例の一部改正について 第35 議第85号 天童市手数料条例の一部改正について 第36 議第86号 天童市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の設定について 第37 議第87号 天童市介護保険条例の一部改正について 第38 議第88号 天童市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 第39 議第89号 天童市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 第40 議第90号 天童市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 第41 議第91号 天童市中小企業振興条例の設定について 第42 議第92号 天童市天童北部工業団地企業立地促進条例の廃止について 第43 議第93号 天童市工場立地法に基づく地域準則を定める条例の設定について 第44 議第94号 天童市道路占用料条例の一部改正について 第45 議第95号 天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について 第46 議第96号 天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第47 議第97号 天童市いじめ防止対策の推進に関する条例の設定について 第48 議第98号 天童市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第49 議第99号 天童インター産業団地の分譲地の処分について 第50 予算特別委員会の設置及び議案付託 第51 請陳第12号 市道認定に関する請願 第52 請陳第13号 防災機能を備えた公園整備に関する請願 第53 議案及び請願陳情の付託          議案付託表                     (平成26年度第8回定例会)付託委員会議案番号件名予算特別委員会議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)議第60号平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)議第61号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)議第62号平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)議第63号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)議第64号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)議第65号平成26年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)議第66号平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第3号)議第67号平成26年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)議第68号平成27年度天童市一般会計予算議第69号平成27年度天童市国民健康保険特別会計予算議第70号平成27年度天童市用地買収特別会計予算議第71号平成27年度天童市財産区特別会計予算議第72号平成27年度天童市介護保険特別会計予算議第73号平成27年度天童市市民墓地特別会計予算予算特別委員会議第74号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計予算議第75号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計予算議第76号平成27年度天童市水道事業会計予算議第77号平成27年度天童市民病院事業会計予算議第78号平成27年度天童市公共下水道事業会計予算付託委員会議案番号件名総務教育常任委員会議第79号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について議第80号天童市行政手続条例の一部改正について議第81号天童市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の設定について議第82号天童市職員の配偶者同行休業に関する条例の設定について議第83号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について議第84号天童市特別会計条例の一部改正について議第97号天童市いじめ防止対策の推進に関する条例の設定について議第98号天童市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について環境福祉常任委員会議第86号天童市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の設定について議第87号天童市介護保険条例の一部改正について議第88号天童市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について議第89号天童市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について議第90号天童市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について経済建設常任委員会議第85号天童市手数料条例の一部改正について議第91号天童市中小企業振興条例の設定について議第92号天童市天童北部工業団地企業立地促進条例の廃止について議第93号天童市工場立地法に基づく地域準則を定める条例の設定について議第94号天童市道路占用料条例の一部改正について議第95号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について議第96号天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について議第99号天童インター産業団地の分譲地の処分について          請願陳情文書表(付託表)                     (平成26年度第8回定例会)番号受理年月日件名提出者紹介議員付託委員会要旨1227.2.5市道認定に関する請願寺津地区振興会議会長   高橋 孝 藤内新田自治会会長   太田英吉 寺津自治会会長   鈴木富男 寺津小学校校長   加藤昭男 藤内新田1甲区長   太田正一郎 藤内新田1乙区長   石山友芳 藤内新田2区長   鈴木秀雄 藤内新田3区長   大石二郎 藤内新田4区長   大石次雄 藤内新田5区長   大石宣代志石垣昭一経済建設 生活道路としての利用に加え、山形羽入線の交通事情により小学生の通学道路として利用している当該道路の市道認定と整備を求めるもの。1327.2.5防災機能を備えた公園整備に関する請願寄的町内会会長   平沢信吉 立宿町内会会長   高橋正則 関の上町内会会長   山口利雄 若松町内会会長   斉藤 昭村山俊雄 淺井健一経済建設 山元地域4町内会住民を対象とした防災機能を備えた公園の整備を求めるもの。 ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○小松善雄議長 ただいまから、2月13日に招集告示されました平成26年度第8回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○小松善雄議長 本日の会議に欠席のある議員は、15番山崎 諭議員、以上1名であります。 出席議員の数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第1号によって進めます。 △会期の決定 ○小松善雄議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果についての報告を求めます。 鈴木照一議会運営委員長。  〔鈴木照一議会運営委員長 登壇〕 ◆鈴木照一議会運営委員長 御報告申し上げます。 本日招集なりました平成26年度第8回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、2月20日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、会期は本日から3月20日までの22日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 以上で報告を終わります。 ○小松善雄議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月20日までの22日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○小松善雄議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  17番 鈴木照一議員  18番 伊藤護國議員  19番 水戸 保議員 以上、3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○小松善雄議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて、事務局長に報告させます。 阿部事務局長。 ◎阿部英弥事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、12月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から送付ありました定例監査の結果及び例月出納検査結果の一覧並びに今定例会に説明員として出席通知のありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、ごらんくださるようにお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○小松善雄議長 以上で諸般の報告を終わります。 △報第10号 平成26年度天童市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについて外1件 ○小松善雄議長 次に、日程第4、報第10号平成26年度天童市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについて及び日程第5、報第11号平成26年度天童市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認を求めることについての議案2件を一括して議題といたします。 △市長報告 ○小松善雄議長 これより市長の報告を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 おはようございます。 本日ここに平成26年度第8回天童市議会定例会を開催し、平成27年度天童市一般会計予算を始め、諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 最初に、報第10号平成26年度天童市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。 今回の補正予算の専決処分は、県からの補助を活用し、低所得者世帯の経済的負担の軽減を図るため、市民税非課税の高齢者世帯、障がい者世帯及びひとり親世帯を対象に1世帯当たり5,000円を交付する灯油購入費助成事業に要する経費を計上したものであります。 その結果、既定の予算総額に1,219万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ244億5,078万6,000円としたものであります。 この補正に係る財源としては、県支出金及び財政調整基金繰入金を充当したところであります。 次に、報第11号平成26年度天童市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。 今回の補正予算の専決処分は、例年に比べ降雪時期が早く降雪量も多いため、稼働実績が伸びていることから、今シーズンの降雪状況に鑑み、市道の除排雪に係る経費を増額したものであります。 その結果、既定の予算総額に7,000万円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ245億2,078万6,000円としたものであります。 この補正に係る財源としては、財政調整基金繰入金を充当したところであります。 以上、補正予算2件に関し、議会の招集する時間的な余裕がないと認め、専決処分を行いましたので、よろしく御審議の上、御承認くださるようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております報第10号及び報第11号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案2件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○小松善雄議長 これより1件ごとに質疑を行います。 初めに、報第10号平成26年度天童市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについての質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認めます。 次に、報第11号平成26年度天童市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認を求めることについての質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。 △討論 ○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。 △採決 ○小松善雄議長 これより一括して採決いたします。 お諮りをいたします。 ただいまの報第10号及び報第11号については、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、報第10号及び報第11号については、原案のとおり承認することに決定しました。 △議第101号 天童市監査委員の選任について外1件 ○小松善雄議長 次に、日程第6、議第101号天童市監査委員の選任について及び日程第7、議第102号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての議案2件を一括して議題といたします。 △提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第101号天童市監査委員の選任について御説明申し上げます。 現監査委員奥山吉行氏は、平成27年3月31日をもって任期満了となりますが、同氏は識見・人格ともに監査委員として最適任者と認められますので、再び同氏を選任しようとするものであります。 次に、議第102号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて申し上げます。 現委員の井上正信氏は、平成27年6月30日をもって任期満了となりますが、同氏は識見・人格ともに人権擁護委員として最適任者と認められますので、再び推薦しようとするものであります。 以上、2議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 ここでお諮りをいたします。 ただいま議題となっております議第101号及び議第102号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案2件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○小松善雄議長 これより1件ごとに質疑を行います。 初めに、議第101号天童市監査委員の選任についての質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認めます。 次に、議第102号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。 ここでお諮りをいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○小松善雄議長 これより一括して採決をいたします。 お諮りをいたします。 議第101号及び議第102号については、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第101号及び議第102号については、これに同意することに決定をいたしました。 △議第100号 芳賀地区調整池整備工事請負契約の一部変更について ○小松善雄議長 次に、日程第8、議第100号芳賀地区調整池整備工事請負契約の一部変更についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第100号芳賀地区調整池整備工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 芳賀地区調整池整備工事請負契約の締結につきましては、平成26年4月24日開催の第2回臨時会において御可決いただき、現在、工事を行っております。 本工事で発生した残土の受け入れ先との調整の結果、運搬距離が短縮したことなどに伴い、契約金額を減額するものであります。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願いいたします。 ○小松善雄議長 ここでお諮りをいたします。 ただいま議題となっております議第100号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○小松善雄議長 これより、議第100号芳賀地区調整池整備工事請負契約の一部変更について質疑を行います。 質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認めます。 △討論 ○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。 △採決 ○小松善雄議長 これより採決いたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議第100号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第100号については、原案のとおり可決されました。 △議第59号 平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)外40件 ○小松善雄議長 次に、日程第9、議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)から日程第49、議第99号天童インター産業団地の分譲地の処分についてまでの議案41件を一括して議題といたします。 △補正予算提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 初めに、議第59号から議第67号までの補正予算議案9件についての提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 平成26年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に4,890万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ245億6,969万3,000円とするものであります。 歳入については、固定資産税の増額等に伴う市税の増額、社会資本整備総合交付金の交付決定等に伴う国庫支出金の減額、国の補正予算を活用した森林整備促進・林業等再生事業費補助金の計上等に伴う県支出金の増額、ふるさと応援寄附金の増加に伴う寄附金の増額、基金の取り崩し額の精査等に伴う繰入金の減額、公民館施設整備事業債の増加等に伴う市債の増額が主なものであります。 歳出の主な内容については、1つは総務費の増額であります。ふるさと応援寄附金の寄附者に対する特産品等の贈呈に要する経費の増額が主なものであります。 2つには、民生費の増額であります。保険基盤安定負担金の交付決定に伴う国民健康保険特別会計への繰出金及び生活保護に係る扶助費の増額が主なものであります。 3つには、農林水産業費の増額であります。国の補正予算に伴い、前倒しとなる青年就農給付金及び県営土地改良事業負担金の増額並びに畜産競争力強化整備事業費補助金の計上が主なものであります。 4つには、商工費の減額であります。事業費の精査に伴う天童高原施設整備工事費等の減額が主なものであります。 5つには、土木費の減額であります。国庫補助金の交付決定に基づく天童古城地区及び芳賀地区の整備工事費等の減額並びに事業費の精査に伴う新駅整備負担金及び芳賀調整池の整備工事費の減額が主なものであります。 6つには、教育費の増額であります。国の補正予算を活用し、前倒しとなる市立高擶公民館改築事業に係る施設整備工事費の増額が主なものであります。 以上のほか、各事業について、年度末における精査に伴う補正を行うものであります。 予算第2条の繰越明許費については、税システム改修事業等を工期の都合により、また、畜産競争力強化整備事業及び市立公民館改築事業については国の補正予算の活用に伴う前倒しにより、第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 予算第3条の債務負担行為の補正については、次年度からの実施に係る予約制乗合タクシー運行事業費補助金、消費税増税及び電気料金引き上げに対応するための市民保養施設、観光情報センター及び市民プラザの指定管理委託料並びに農業経営の維持安定を図るための生産資材等高騰緊急対策資金利子補給について、第3表のとおり債務負担行為の期間及び限度額を追加するものであります。 予算第4条の地方債の補正については、事業費の精査に伴う補正のほか、土地改良事業及び市立公民館施設整備事業については、国の補正予算の活用に伴う前倒しにより、第4表のとおり、起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第60号平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に4,769万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ72億1,652万4,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、保険基盤安定繰入金に係る一般会計繰入金の増額であります。 歳出については、基金積立金の増額であります。 次に、議第61号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から8,693万円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ1億1,505万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、保留地処分金及び徴収清算金の精査に伴う減額、並びにこれに伴う一般会計繰入金の増額であります。 歳出につきましては、事業費及び交付清算金の精査に伴う減額、並びに保留地処分金の減額に伴う一般会計繰出金の減額であります。 次に、議第62号平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から4,263万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ48億5,835万4,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、保険給付費等の精査に伴う国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び一般会計繰入金の減額、並びに介護保険給付費準備基金繰入金の増額であります。 歳出については、介護保険法改正に伴うシステム改修委託料の増額、居宅介護サービス及び介護予防サービス給付費の減額、並びに地域密着型介護サービス給付費の増額が主なものであります。 次に、議第63号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から300万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億86万4,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、保険基盤安定繰入金に係る一般会計繰入金の減額であります。 歳出については、後期高齢者医療広域連合納付金の減額であります。 次に、議第64号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から1億5,189万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ9億5,098万4,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、工業用地分譲収入の確定に伴う減額並びに事業費の精査に伴う一般会計繰入金及び工業団地整備事業債の減額であります。 歳出については、事業費の精査に伴う土地購入費及び起債償還金の減額であります。 予算第2条の繰越明許費については、事業用地の一部において地権者が亡くなられたことにより諸手続に時間を要することから、土地購入費及び工事関連補償金の一部を第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 予算第3条の地方債の補正については、事業費の精査に伴い、第3表のとおり起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第65号平成26年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、資本的収入については下水道事業関連工事及び芳賀土地区画整理事業関連工事の減工に伴い、下水道事業会計及び芳賀土地区画整理組合からの負担金を減額するものであります。 資本的支出については、下水道事業関連工事及び芳賀土地区画整理事業関連工事の減工に伴い、工事請負費を減額するものであります。 次に、議第66号平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入については医業外収益の補助金の減額であります。 資本的収入及び支出については、建設改良費の減額に伴う一般会計負担金、企業債及び補助金の減額であります。 次に、議第67号平成26年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入については、営業収益の他会計負担金の減額及び営業外収益の他会計負担金の増額であります。 収益的支出については、営業外費用の企業債利息の減額であります。 資本的収入については、企業債及び国庫補助金の減額並びに受益者負担金の増額であります。 資本的支出については、芳賀土地区画整理事業関連工事などの減工に伴う委託料、工事請負費及び補償金の減額並びに流域下水道事業建設負担金の増額であります。 なお、補正予算の概要については、この後、担当部長から御説明申し上げます。 以上が平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)ほか、8件の補正予算の大要であります。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 △補正予算議案概要の説明
    小松善雄議長 続いて、補正予算議案9件の概要について説明を求めます。 最初に、柏谷総務部長。  〔柏谷 忍総務部長 登壇〕 ◎柏谷忍総務部長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)の主な内容について、御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書12ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 1款2項固定資産税2,000万円の増額につきましては、償却資産等に係る課税見込額の増加に伴う増額であります。 1款5項入湯税90万円の減額につきましては、入湯客数が想定を下回っていることから減額するものであります。 10款1項地方交付税792万3,000円の増額につきましては、減額調整されていた普通交付税が今回の国の補正に合わせ追加交付されたことによる増額であります。 14款1項1目民生費国庫負担金2,292万1,000円の増額につきましては、扶助費の増加が見込まれる生活保護費負担金の増額が主なものであります。 次に、14ページであります。 14款2項国庫補助金について申し上げます。 2目民生費国庫補助金2,999万4,000円の減額につきましては、精査に伴う臨時福祉給付金に係る補助金の減額が主なものであります。 4目土木費国庫補助金9,934万円の減額につきましては、交付決定に伴う社会資本整備総合交付金の減額が主なものであります。 5目教育費国庫補助金117万9,000円の減額につきましては、天童南部小学校グラウンド整備事業費の精査による学校施設環境改善交付金の減額であります。 15款1項1目民生費県負担金3,169万9,000円の増額につきましては、交付決定に伴う保険基盤安定負担金の増額が主なものであります。 次に、16ページであります。 15款2項県補助金について申し上げます。 2目民生費県補助金310万4,000円の増額につきましては、交付決定に伴う放課後児童クラブ整備費補助金の増額が主なものであります。 4目農林水産事業費県補助金1億6,501万7,000円の増額につきましては、事業費の精査に伴う機構集積協力金の増額等のほか、国の補正予算に伴うものとして給付が前倒しとなる青年就農給付金事業費補助金の増額、事業採択による畜産競争力強化整備事業費補助金の計上及び市立高擶公民館改築事業に係る森林整備促進・林業等再生事業費補助金の計上が主なものであります。 8目商工費県補助金287万5,000円の計上につきましては、事業費の精査に伴う消費者行政活性化事業費補助金の計上であります。 次に、18ページであります。 17款1項寄附金1億5,225万円の増額につきましては、篤志家からの一般寄附金等の増額に加え、引き続き好調な申し込みとなっているふるさと応援寄附金を増額するものであります。 次に、20ページであります。 18款1項2目鍬ノ町土地区画整理事業特別会計繰入金8,024万6,000円の減額につきましては、保留地処分金の減額に伴うものであります。 18款2項2目財政調整基金繰入金2億3,565万円の減額につきましては、財源調整に伴う減額であります。 20款3項2目産業立地促進資金貸付金元利収入5,070万円の減額につきましては、産業立地促進資金貸し付けの精査に伴う減額であります。 20款5項4目雑入4,251万円の増額につきましては、前年度負担金の精査による後期高齢者医療広域連合精算金の計上が主なものであります。 次に、22ページであります。 21款1項市債について申し上げます。 2目民生費360万円の増額につきましては、事業費の精査に伴う放課後児童クラブ施設整備事業債の増額であります。 3目農林水産事業債160万円の増額につきましては、国の補正予算に対応して県で前倒しする更生堰ほ場整備事業等に係る県営土地改良事業負担金の増額に伴う土地改良事業債の増額であります。 5目土木債1億5,120万円の減額につきましては、天童古城地区及び芳賀地区の整備に係る補助事業費の確定及び芳賀調整池整備事業費の精査に伴う都市施設整備事業債の減額が主なものであります。 6目教育債2億4,710万円の増額につきましては、天童南部小学校グラウンド整備事業費の精査による学校教育施設等整備事業債の増額のほか、国の補正予算を活用した市立高擶公民館改築事業の前倒しに伴う公民館施設整備事業債の増額であります。 8目消防債30万円の減額につきましては、消防団ポンプ自動車購入費の確定に伴う消防防災施設整備事業債の減額であります。 以上、一般会計歳入の補正予算概要を御説明申し上げました。 次に、総務部所管の歳出について、その主な内容を申し上げます。 24ページをお開きください。 2款1項総務管理費について申し上げます。 1目一般管理費400万円の減額につきましては、精査に伴う日々雇用職員等賃金の減額であります。 2目広報費200万円の減額につきましては、精査に伴う印刷製本費の減額であります。 6目企画費7,551万8,000円の増額につきましては、予想を超えた申し込みとなっているふるさと応援寄附金に対応するため、これに係る経費を四たび増額するものであります。 7目情報管理費272万円の減額につきましては、情報システム機器等に係る借上料等の精査に伴う減額であります。 次に、26ページであります。 2款2項1目税務総務費260万円の減額につきましては、今年度の納税相談員の配置が困難になったことから、これに係る報酬等を減額するものであります。 次に、28ページであります。 2款4項選挙費1,458万3,000円の減額につきましては、選挙システム導入業務委託料及び農業委員会委員選挙費の確定に伴う減額であります。 次に、50ページであります。 12款1項公債費3,464万円の減額につきましては、前年度に借り入れた市債の償還額の確定に伴う長期債利子償還金の減額が主な内容であります。 次に、ページを戻りまして6ページであります。 予算第2条繰越明許費につきましては、第2表のとおり、工期の都合等により次年度に繰り越すものでありますが、このうち畜産競争力強化整備事業及び市立公民館改築事業については、国の補正予算を活用した前倒しによるものであります。 次に、7ページであります。 予算第3条債務負担行為の補正につきましては、来年度、事業を更新する予約制乗合タクシー運行事業費補助金、消費税増税への対応を追加するための市民保養施設及び市民プラザに係る指定管理委託料、農業経営の維持安定を図るための生産資材等高騰緊急対策資金利子補給、電気料金引き上げの影響が著しい観光情報センター指定管理委託料について、第3表のとおり、債務負担行為の期間及び限度額を追加するものであります。 次に、8ページであります。 予算第4条地方債の補正につきましては、先ほど市債の歳入補正において御説明した内容に基づき、第4表のとおり限度額の変更を行うものであります。 以上、総務部所管に係る補正予算の概要について説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、武田健康福祉部長。  〔武田 淳健康福祉部長 登壇〕 ◎武田淳健康福祉部長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)のうち、健康福祉部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書30ページをお開きください。 3款1項社会福祉費について申し上げます。 1目社会福祉総務費1,970万4,000円の増額につきましては、保険基盤安定繰入金の増額に伴う国民健康保険特別会計への繰出金の増額及び臨時福祉給付金の減額が主なものであります。 2目老人福祉費1,932万5,000円の減額につきましては、老人保護措置費、後期高齢者医療広域連合療養給付費負担金等の減額が主なものであります。 次に、32ページであります。 3目障がい者福祉費2,357万7,000円の増額につきましては、制度改正に伴う障がい者福祉システム改修業務委託料及び利用人数の増加に伴う障がい者福祉扶助費の増額のほか、障がい者医療等に係る国庫負担金の額の確定による返還金であります。 3款2項児童福祉費について申し上げます。 2目児童措置費213万5,000円の増額につきましては、障がい児の補装具等の交付申請の増加による児童福祉扶助費の増額であります。 4目保育園費4万7,000円の増額につきましては、国及び県の保育所運営負担金の額の確定による返還金の増額であります。 次に、34ページであります。 3款3項2目扶助費2,994万1,000円の増額につきましては、生活保護受給者数の増加による生活保護扶助費の増額が主なものであります。 4款1項2目予防費2,396万円の減額につきましては、子宮頸がん予防ワクチンの副反応により国から積極的勧奨を差し控える勧告が出され、接種者数が減少したことによる定期予防接種委託料の減額が主なものであります。 次に、36ページであります。 4款4項1目病院費652万6,000円の減額につきましては、建設改良費の減額による天童市民病院事業会計への負担金の減額であります。 次に、48ページであります。 10款4項1目幼稚園費11万5,000円の増額につきましては、補助対象となる障がい児の増加に伴う私立幼稚園運営費補助金の増額であります。 次に、補正予算書59ページからの議第60号平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、83ページからの議第62号平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び103ページからの議第63号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでありますので、省略させていただきます。 以上、健康福祉部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、西澤市民部長。  〔西澤 仁市民部長 登壇〕 ◎西澤仁市民部長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)のうち、市民部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書26ページをお開きください。 2款1項総務管理費について申し上げます。 8目市民生活対策費100万円の減額につきましては、公衆街路灯電気料の精査による減額であります。 10目市民文化会館費13万4,000円の増額につきましては、利用料金に係る消費税増税分の補填に伴う市民文化会館指定管理委託料の増額であります。 次に、28ページであります。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費399万6,000円の減額につきましては、住民基本台帳システム改修業務委託料の確定による減額であります。 次に、32ページであります。 3款1項8目市民保養施設費340万9,000円の増額につきましては、利用料金に係る消費税増税分の補填に伴う市民保養施設指定管理委託料の増額であります。 次に、34ページであります。 4款衛生費について申し上げます。 1項3目環境衛生費774万1,000円の減額につきましては、電気自動車用急速充電施設整備工事費及び市民墓地用地測量業務委託料の確定並びに住宅用太陽光発電システム設置支援事業費補助金等の精査による減額であります。 2項1目清掃総務費120万円の減額につきましては、集団資源回収等の報奨金の精査による減額であります。 次に、36ページであります。 2項2目ごみし尿処理費1,956万3,000円の増額につきましては、東根市外二市一町共立衛生処理組合負担金の確定による増額であります。 次に、48ページであります。 10款5項8目文化振興費102万円の増額につきましては、芸術文化振興基金への積み立てを目的とする本市に寄附を受けた芸術文化振興基金事業費補助金の確定による増額であります。 以上、市民部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、小川経済部長。  〔小川博史経済部長 登壇〕 ◎小川博史経済部長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)のうち、経済部及び農業委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書36ページをお開きください。 5款1項1目労働諸費11万円の減額につきましては、国の緊急雇用対策事業で実施した地域人づくり事業委託料の額の確定による減額であります。 6款1項農業費について申し上げます。 1目農業委員会費206万1,000円の増額につきましては、認定農業者農地流動化事業補助金の額の確定による増額であります。 3目農業振興費441万8,000円の増額につきましては、国の補正予算による青年就農給付金の前倒し給付並びに同給付金及び機構集積協力金の額の確定により増額となりますが、その他につきましては事業費の精査による減額であります。 次に、38ページであります。 4目畜産業費2,048万4,000円の増額につきましては、畜産競争力強化整備事業の実施により増額となりますが、その他につきましては、事業費の精査による減額であります。 5目農地費418万6,000円の増額につきましては、国の補正予算により前倒しとなる県営土地改良事業負担金の増額であります。 6款2項林業費について申し上げます。 2目林業振興費127万2,000円の減額につきましては、松くい虫防除事業委託料、ナラ枯れ防除事業委託料及び里山林整備事業委託料の事業費の精査による減額であります。 3目基本財産造成費74万2,000円の減額につきましては、市行造林保育事業委託料及び保全林整備事業委託料の事業費の精査による減額であります。 次に、40ページであります。 7款1項商工費について申し上げます。 2目商工業振興費6,233万9,000円の減額につきましては、産業立地促進資金貸付金及び工業団地整備事業特別会計繰出金の精査による減額が主なものであります。 8目自然公園費1,594万1,000円の減額につきましては、天童高原施設整備工事費、施設用備品購入費及び工事関連補償金の事業費の精査による減額であります。 次に、補正予算書115ページからの議第64号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る補正予算の内容について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。  〔三瓶昭弘建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)のうち、建設部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書42ページをお開きください。 8款1項1目土木総務費419万1,000円の減額につきましては、木造住宅耐震改修補助金の確定による減額であります。 8款2項道路橋梁費について申し上げます。 2目道路維持費240万円の増額につきましては、市道寺津東5号線等の物件移転補償費の増額であります。 3目道路新設改良費942万6,000円の増額につきましては、県道整備に対する地元負担金の増額であります。 4目橋梁維持費235万9,000円の減額につきましては、原崎橋架替えに伴う物件移転補償費の確定による減額であります。 8款4項都市計画費について申し上げます。 1目都市計画総務費5,121万8,000円の減額につきましては、天童南駅整備に伴う駅開業費用の精査による減額であります。 2目土地区画整理費1,303万7,000円の増額につきましては、鍬ノ町土地区画整理事業特別会計における保留地処分金の減額等に伴う一般会計繰出金の増額であります。 3目道路事業費356万8,000円の増額につきましては、事業費の精査に伴う都市計画道路山形老野森線整備事業の県負担金の増額であります。 4目公共下水道費2,880万8,000円の増額につきましては、下水道事業の精査に伴う公共下水道事業会計負担金の増額であります。 6目都市施設費3億1,527万9,000円の減額につきましては、国の補助事業の交付決定、事業費の精査に伴う天童古城地区及び芳賀地区の整備に要する経費の減額並びに事業費の確定に伴う芳賀調整池の整備に要する経費の減額であります。 次に、44ページであります。 8款5項2目住宅建設費116万2,000円の減額につきましては、久野本第一住宅4号棟外壁等改修工事費の確定による減額であります。 次に、議第61号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでありますので、省略させていただきます。 以上、建設部所管に係る予算の概要について御説明申し上げました。 引き続き、議第65号平成26年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書129ページをお開きください。 第2条の業務の予定量につきましては、今回の補正に伴う予定量の変更であります。 第3条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款資本的収入につきましては、既決予定額から8,549万2,000円を減額し、補正後の予算額を1億3,043万5,000円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 支出の第1款資本的支出につきましては、既決予定額から1億1,474万円を減額し、補正後の予算額を7億4,625万円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 なお、これに伴いまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を改め、また、補填財源の当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに建設改良積立金を改めるものであります。 続きまして、議第67号平成26年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書141ページをお開きください。 第2条の業務の予定量につきましては、今回の補正に伴う予定量の変更であります。 第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款下水道事業収益につきましては、既決予定額に2,880万8,000円を増額し、補正後の予算額を16億9,832万円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 支出の第1款下水道事業費用につきましては、既決予定額から814万2,000円を減額し、補正後の予算額を17億255万5,000円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款資本的収入につきましては、既決予定額から1億5,435万円を減額し、補正後の予算額を9億4,534万9,000円とするものであります。 その内容は、芳賀土地区画整理事業関連工事などの減工に伴う企業債及び国庫補助金の減額並びに受益者負担金の一括納付に伴う負担金の増額であります。 支出の第1款資本的支出につきましては、既決予定額から1億7,062万円を減額し、補正後の予算額を16億858万2,000円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 なお、これに伴いまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を改め、また、補填財源の当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金及び減債積立金の額を改めるものであります。 第5条につきましては、今回の補正予算に伴いまして改めるものであります。 以上、水道事業会計並びに公共下水道事業会計の補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、野口消防長。  〔野口忠司消防長 登壇〕 ◎野口忠司消防長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)のうち、消防本部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書44ページをお開きください。 9款1項消防費について申し上げます。 1目常備消防費につきましては、高速自動車国道救急支弁金等の額の確定に伴う財源補正であります。 2目非常備消防費34万5,000円の減額につきましては、消防ポンプ自動車の購入費の確定による減額であります。 3目消防施設費850万円の減額につきましては、防火水槽の新設・解体工事費の精査、消火栓の修理及び新設に伴う負担金の額の確定並びに消火栓用ホース更新等に係る補助金の精査による減額であります。 以上、消防本部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、酒井教育次長。  〔酒井孝二教育次長 登壇〕 ◎酒井孝二教育次長 議第59号平成26年度天童市一般会計補正予算(第9号)のうち、教育委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書46ページをお開きください。 10款1項3目教育指導費316万5,000円の減額につきましては、教職員健康診断委託料、すこやかスクールプロジェクトに要する経費の嘱託職員通勤手当、地域学習の自動車借上料及び英語指導助手社会保険料の額の確定による減額であります。 10款2項小学校費について申し上げます。 1目学校管理費、小学校の管理に要する経費のうち、光熱水費の600万円の増額につきましては、電気料及び上下水道料のこれまでの実績と今後の見込みを精査したことによる増額であります。また、委託料600万円の減額につきましては、工事関連委託料の確定による減額でございます。 2目教育振興費119万4,000円の減額につきましては、教育用パソコン借上料の確定及び就学援助者の見込額の確定による減額であります。 10款3項1目学校管理費95万7,000円の減額につきましては、エレベーター保守点検委託料及び工事関連委託料並びに校務パソコン借上料の確定による減額であります。 次に、48ページであります。 2目教育振興費120万円の減額につきましては、就学援助者の見込額の確定による減額であります。 10款5項社会教育費について申し上げます。 1目社会教育総務費23万8,000円の減額につきましては、社会教育主事研修の受講に要する経費の減額であります。 3目公民館費3億8,057万1,000円の増額につきましては、国の森林整備促進・林業等再生事業費補助金を活用し、市立高擶公民館の改築工事を実施するものであります。 5目市民プラザ費15万9,000円の増額につきましては、平成26年4月から消費税率が改正されたことに伴い、市民プラザの利用料金に係る委託料を増額するものであります。 7目西沼田遺跡公園費23万6,000円の減額につきましては、西沼田遺跡整備検討委員会の委員の旅費の減額であります。 8目文化振興費50万2,000円の増額につきましては、市道清池南小畑線の整備事業の実施に当たり、埋蔵文化財の包蔵地に指定されている区域の試掘調査を行うため、機械器具借上料等を増額するものであります。 次に、50ページであります。 10款6項保健体育費について申し上げます。 2目小学校保健費20万円の減額につきましては、健康診断委託料の額の確定による減額であります。 3目中学校保健費22万円の減額につきましては、小学校と同様に健康診断委託料の額の確定による減額であります。 以上、教育委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 最後に、吉田市民病院事務局長。  〔吉田芳弘天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎吉田芳弘天童市民病院事務局長 議第66号平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第3号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書135ページをお開きください。 初めに、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款病院事業収益の補正につきましては、既決予定額から16万2,000円を減額し、補正後の予算総額を16億723万1,000円とするものであります。 第2項医業外収益については、県補助金の内示額確定による減額を見込んでおります。 収入及び支出につきましては、それぞれ既決予定額から2,244万円減額し、補正後の予算総額を3億1,913万2,000円とするものであります。 収入の第1項一般会計負担金、第2項企業債及び第3項補助金については、建設改良費の減に伴い減額を行うものであります。 支出の第1項建設改良費については、器械備品購入費の減に伴い減額を行うものであります。 第2条の業務の予定量及び第5条の企業債につきましては、今回の予算補正に伴って予定量及び限度額を改めるものであります。 以上、天童市民病院事業会計の補正予算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 以上で補正予算議案9件の概要について説明を終わります。 △施政方針及び当初予算議案提案理由の説明 ○小松善雄議長 次に、平成27年度施政方針並びに議第68号から議第78号までの予算議案11件についての提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 平成26年度第8回天童市議会定例会に当たり、市政運営の基本的な考え方について、所信の一端を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。 平成27年度は、私が市政をお預かりして7年目になります。これまでを振り返りますと、市長就任以来、私は一貫してマニフェストに掲げた「子育て支援」、「観光・ものづくり」、「スポーツ・文化・健康づくり」の三つの日本一への挑戦、そして、その挑戦を支える「市役所改革」に取り組んでまいりました。 特に、子育て支援日本一への挑戦として、「子育て支援日本一」を目指す中核施設となる「子育て未来館 げんキッズ」の建設工事を進めているところです。市民に親しまれる施設となるよう管理・運営面の準備を進めてまいります。 また、児童の生活及び活動の場を確保し、快適な環境をつくるため、放課後児童クラブの改築及び新築に取り組みました。 さらに、認可保育所の小百合第二保育園の移転改築事業を支援し、保育需要の増加に対応できるよう準備を進めているところであります。 次に、観光・ものづくり日本一への挑戦としては、元気で活発なまちづくりを進め、農林業、工業、商業、観光の振興を図るとともに、地域経済の活性化と定住人口の確保を図るための施策に重点的に取り組んできました。 特に、新たな雇用の創出のため、天童インター産業団地のうち下水道管理センター跡地の分譲を開始し、企業の誘致に努めたところです。 また、天童高原においては、平成24年度に策定した天童高原整備開発基本構想に基づき、幼児から高齢者まで安心して利用できる拠点施設として、昨年12月に地域交流センターを完成させました。 さらに、現在工事を進めております天童南駅については、3月14日に開業することが、昨年12月に正式発表され、交通の利便性が向上するとともに、地域の活性化が見込まれるところであります。 次に、スポーツ・文化・健康づくり日本一への挑戦としては、昨年11月に、多くのボランティアの協力をいただき、天童ラ・フランスマラソン2014を盛大に開催することができました。参加ランナーは3,300人を超す、県内でも有数の大会に成長しました。 次に、市役所改革の面では、行政需要が増大する健康福祉部門の機能強化を図るため、ことし1月に、市庁舎1階のフロアレイアウトの改修と、組織を改編し、市民サービスのさらなる向上に努めております。 本市が抱える課題の解決に向けて、一歩ずつ着実に進めることができましたのは、議員の皆様を始め多くの市民の皆様の御協力の賜物と、深く感謝申し上げます。 さて、国政においては、安倍総理大臣が、このたびの通常国会を改革断行国会と位置づけ、あらゆる改革を大きく前進させる1年にしたいとの考えを示しております。生活に密接に絡む経済再生においては、雇用の拡大と所得増、消費の拡大という景気の好循環を地方に浸透させ、成長軌道に乗せていく考えであります。また、安倍内閣の最重点政策課題となっている地方創生については、国は自治体に対し、喫緊の人口減少問題の要因を解消するための地方版総合戦略の策定を求めており、今後の自治体での取り組みが注目を集めているところです。 このような状況の中、本市としては、今後も将来にわたって持続可能で、健全な行財政運営を堅持していくことが自治体経営にとって重要であると考えております。消費税率引上げが平成29年4月に先送りされたことによって、その財源等の影響を地方まで及ぼすことなく、十分な財源が地方に手当てされるようあわせて要請していく考えであります。 また、地方の総合戦略策定については、政府が地方創生を進める上で地方の発意と自主性に任せるとする姿勢が示されたため、本市の特性を活かした特色あるまちづくりを進めてまいります。 平成27年度は、第六次天童市総合計画の目標年次の前年に当たり、後期計画の仕上げの時期となります。今後一層、将来都市像である「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現に向け、五つのまちづくりの目標に向かって次の施策を展開していく考えであります。 その第一は、「安心して健やかに暮らせるまちづくり」です。 市民の健康づくりや介護サービスの向上、子育て支援などを推進するため、福祉と保健と医療の連携を強化し、きめ細やかで総合的な行政サービスを展開します。 中でも、子育て支援については、「子育てするなら天童市」と言われるよう、幅広い分野の施策を連携して実施し、子どもを安心して産み育てることができる環境づくりをより一層推進します。 健康づくりでは、第二次健康てんどう21行動計画に基づき、市民一人ひとりの健康に対する意識の向上を図り、ライフステージに応じて健やかで心豊かに生活できる社会を目指します。 高齢者福祉では、お年寄りが元気で安心して生活できるように、社会参加や生きがいづくりを進めるとともに、第6期介護保険事業計画に基づき、介護予防事業の積極的な展開と介護サービスの充実を図ります。 第二は、「魅力と活力ある産業のまちづくり」です。 地域経済の活性化と定住人口の確保・増加を図るため、農林業、工業、商業、観光の振興を推進するとともに、異業種間の連携を深め、元気で活発なまちづくりを進めます。 また、新たな雇用の場を創出するため、天童インター産業団地の整備に引き続き取り組みます。 農業政策では、「人・農地プラン」との連携により、地域の担い手である認定農業者、集落営農組織及び共同利用組織体の経営改善を図るための支援を行い、地域営農発展に必要な事業に取り組みます。 第三は、「緑ある住みよい環境のまちづくり」です。 安全・安心な生活環境の確保は、市民生活の基本となるものです。災害に強い都市基盤の整備を始め、消防・防災体制を拡充させるとともに、消費者行政の充実も図り、安全で安心なまちづくりに万全を期します。 公共施設の耐震化については、天童市市有施設耐震化実施計画に基づき、引き続き市庁舎及び市民文化会館の耐震化工事を実施します。 自然環境や景観保全の面では、舞鶴山の公園整備を引き続き実施するとともに、市民の憩いの場、健康づくりの場、そして教育の場としての天童高原の整備に取り組みます。 また、交通基盤の整備では、市街地と、周辺集落間や市外を結ぶ幹線道路の計画的な整備を推進します。 さらに、3月14日に開業するJRの新駅「天童南駅」の利便性の向上を図るため、駅前広場の整備を推進します。 第四は、「生き生きとした人をはぐくむまちづくり」です。 未来を開く子どもたちが、健康で心豊かに成長できるよう、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を担い、連携して子育てに取り組みます。 特に、活力ある地域づくりと市民の社会参加活動を促進するため、天童市社会教育施設等整備計画に基づき市立公民館の改修・改築事業を推進します。また、連携協定を締結している明治大学と、産・学・官の分野でさらに密接な連携を図り、市民の生涯学習を支援するとともに地域の未来を担う人材の育成に努めます。 また、スポーツの面では、天童ラ・フランスマラソン大会をさらに充実して開催するとともに、今季J1に復帰するモンテディオ山形を始め、東北楽天ゴールデンイーグルス2軍に対してホームタウンとして引き続き力強い支援を行っていきます。 第五は、「健全な行財政運営と協働のまちづくり」です。 厳しい財政状況の中、行政サービスを充実させ、魅力あるまちを目指すため、適正で健全な行財政運営に一層努めます。また、より多くの市民がまちづくりに参画できる開かれた市政運営を図るため、行政情報を積極的に発信するとともに、市民と行政が一体となった協働のまちづくりを進めます。 特に、これまでの行財政改革を発展的に継承し、第六次天童市総合計画が掲げる目標を実現するために策定した天童市行政経営計画に基づき、経営資源の再配分と経営の視点からの行政運営をより一層推進します。 また、人口減少問題が急速に進む中、国は人口減少問題を克服し、成長力を確保するための総合戦略を策定しました。本市も総力を挙げて、今後のまちづくりの政策の目標や施策の指針となる総合戦略を平成27年度中に策定いたします。 策定に当たっては、幅広い意見を聴取するため、市民各層から構成する組織を早期に立ち上げ、平成27年度から平成31年度までの5カ年計画となる総合戦略をまとめ上げる計画です。 次に、平成27年度当初予算の大要について申し上げます。 我が国の経済情勢は、日本経済再生に向けた機動的な財政政策、大胆な金融政策、民間投資を喚起する成長戦略の推進により、企業収益の上昇といった効果があらわれ、有効求人倍率や賃金引き上げにおいても高水準を記録するなど、前向きの動きが続いています。しかしながら、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動等、個人消費等に弱さが見られるとともに、地方ごとに景気回復にばらつきが見られ、実質GDP成長率は年率換算で2期連続のマイナスとなりました。 国では、このような景気の状況に対応するため、平成26年12月27日に地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策を閣議決定いたしました。また、平成27年度予算については、この緊急経済対策、今年度の補正予算、税制改正とあわせて、経済再生と財政の健全化の両立を目指すこととしています。 一方、地方財政に対しては、地方が地方創生に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、地方創生のための財源等を上乗せして、地方の一般財源総額については今年度の水準を相当程度上回る額を確保したとしています。この中では、地方税の増収を見込み、地方交付税については、出口ベースで前年度比1,000億円減と、3年連続で前年度を下回るものの、減少を最小限にとどめ、赤字地方債である臨時財政対策債の発行を大幅に抑制することにより、地方財政の健全化に配慮したとしています。 しかしながら、これらの地方税の増収を前提としている国の対応は、景気回復の兆しに乏しい地方においては、一般財源の削減につながりかねないものです。また、社会保障関連経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどから、地方財政が財源不足にあることは変わりがなく、依然として厳しい状況にあります。 こうした中にあって、本市の平成27年度当初予算編成に当たっては、中長期的な視点に立った持続可能な財政運営に努めながら、第六次天童市総合計画後期計画の未来創造重点プロジェクトの総仕上げとして、安全で安心なまちづくりに向けた地域の防災力向上や産業振興等による魅力あるまちづくりを強力に進めるため、平成26年度以上の積極型予算としたところであります。 歳入予算については、新市街地の開発等による固定資産税等の伸びが期待できるものの、法人税の減少により市税の減少が見込まれるところですが、増大する投資的経費への対応に当たっては、国や県の補助金等を積極的に活用するとともに、市債のほか、基金の効果的な投入を図ったところです。また、ふるさと納税についても、今年度の好評な状況を踏まえ増額しています。 歳出予算については、市庁舎耐震改修事業及び今年度から取り組んでいる市民文化会館耐震改修事業を完成させるとともに、耐震性能が低く施設老朽化が著しい市立公民館を改築するなど、安全・安心に関する事業の推進を図りました。子育て支援に関しては、第3子保育料無料化、子どもの医療費無料化に引き続き取り組むとともに、学校環境の向上を図るため、小学校の空調施設整備に計画的に着手いたします。芳賀地区の整備を着実に推進するとともに、市道の新設改良についても滞ることなく事業を進め、魅力あるまちづくりに資するものとしました。天童インター産業団地については、下水道管理センター跡地の完売が見込まれております。今後も、さらなる団地造成を行い、雇用の場の確保・創出に努めてまいります。 また、国の緊急経済対策を受けた補正予算に伴う事業についても、積極的に取り組み、地方創生に向けての第一歩となるよう推進していく考えです。 この結果、平成27年度の一般会計予算総額は、243億2,000万円で、前年度比11億6,000万円、5%の増としました。また、一般会計並びに特別会計、企業会計を含めた全会計の予算総額は、452億7,085万8,000円で、前年度比4億6,731万4,000円で、1%の増としました。 次に、平成27年度の重点施策について、第六次天童市総合計画の基本計画に沿って、御説明申し上げます。 初めに、「安心して健やかに暮らせるまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 子育て支援の面では、芳賀土地区画整理事業地内に整備している子育て支援施設「子育て未来館 げんキッズ」について、5月中のオープンを目指して準備を進めております。オープン後は、子育て支援の中核施設として遊びと触れ合いの場を提供するとともに、親と子の交流を促進します。 また、本市の子育て支援を代表する施策である中学3年生までの医療費の完全無料化に引き続き取り組むとともに、第3子以降の児童に係る保育料等の無料化事業についても継続して実施します。 さらに、平成27年度からの子ども・子育て支援新制度の施行に伴い、保育サービスの充実や質の向上を図ります。 放課後児童クラブについては、児童の生活及び活動の場を確保するため、21カ所で放課後児童クラブ事業を実施するとともに、引き続き放課後児童クラブの施設の整備を進めます。 子育て発達支援事業については、平成27年4月から健康課に発達支援係を新たに設け、発達障がいの早期発見と早期支援に努めるとともに、相談体制の充実・強化を図ります。 高齢者福祉については、平成26年度に策定する第6期介護保険事業計画に基づき、特別養護老人ホーム及び小規模特別養護老人ホームの整備を引き続き支援します。また、健康寿命の延伸を図るため、運動機能向上、健康てんどう元気塾などの介護予防事業を実施します。 さらに、健康づくりの面では、市民が楽しみながら健康づくりに取り組めるよう「TendoすこやかMy進(まいしん)事業」の利用拡大を図ります。 第二に、「魅力と活力ある産業のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 本市の基幹産業の一つである農業については、サクランボの結実を安定させるため、防風ネットの共同購入に対する補助を行うほか、雨よけテントの部材購入の補助を行い、収益性及び安全性の向上と効率的な農業経営を促進します。 また、農業の担い手となる新規就農者や農業後継者に対しては、生産技術や農業経営に関する支援をしていくほか、農業生産基盤の整備や生産施設の整備に対する支援を拡充します。 さらに、農作業の効率化や生産拡大を図るため、農道については11路線の現道舗装を実施し、天童土地改良区区域内の更生堰地区ほ場整備については、継続して支援します。 天童産農畜産物の消費拡大を促進するため、天童市農業協同組合と連携しながら、昨年に引き続き、首都圏及び関西圏においてトップセールスと、台湾でのラ・フランスとシャインマスカットの海外プロモーションの活動を実施します。 観光面では、ことし4月に予定している第60回天童桜まつりは、将棋と天童織田藩を全面に打ち出した構成で、本市の魅力を広くPRし誘客を促進するとともに、交流人口の拡大を図ります。 外国からの観光客も積極的に誘客するため、平成26年度に引き続き、台湾の旅行代理店に対し本市の魅力をPRし、台湾からの旅行者の誘客を促進します。 また、クアオルト事業に取り組む本市を始めとする2市1町が広域で連携して、クアの道事業の宣伝や観光商品化、ウオーキングについての効能や効果についての認証取得等を行い、観光客の誘客と健康づくりを促進します。 将棋の振興については、将棋駒生産量日本一の本市にふさわしく、市内の観光施設において将棋駒製作の実演を披露するとともに将棋駒製作の普及と「将棋のまち天童」のPRを図ります。 また、8月に全国将棋サミットを開催するほか、日本将棋連盟全国支部対抗戦を開催します。これにより、将棋を通した本市のイベント情報を全国に発信し、観光誘客を図ります。 本市の中小企業の振興を図るため、新たに中小企業振興条例を制定し、小規模事業者への経営支援のために、新たな利子補給制度を創設し、小規模事業者の経営基盤の強化を図ります。 中心市街地の活性化については、中心市街地活性化基本方針に基づき、中心市街地商店街等にぎわい創造支援事業に引き続き取り組みます。特に、イベントとして定着化しつつある「軽トラ市」や「織(お)ら田の天童 楽市楽座」については、駅前通り商店街等の活性化と交流人口の拡大を図るため、より内容を充実して開催できるよう継続して支援していきます。 産業と雇用の面では、天童インター産業団地については、整備が完了した下水道管理センター跡地に加え、インターチェンジ周辺部分を整備し、団地の拡大に取り組みます。また、荒谷西工業団地への企業誘致を積極的に行い、雇用機会の拡大を図ります。 第三に、「緑ある住みよい環境のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 環境保全については、再生可能エネルギーへの転換を促進するため、庁舎に太陽光発電システムを設置して防災機能を高めるとともに、住宅用太陽光発電システム設置事業に引き続き支援し、地球温暖化防止に向けた取り組みを進めます。 また、循環型社会の構築を促進するため、現在3カ所で実施している資源物拠点回収事業については、拠点を1カ所増やすほか、小型廃家電回収も新たに取り組みます。 公衆街路灯LED化事業につきましては、市街化区域について実施します。また、公衆街路灯の新設についても計画的に整備を進めます。 市民墓地については、市民の需要に対応するため、新たな区画造成工事に着手します。 公共交通については、3月に天童南駅が開業することに伴い、利便性の向上を図るため駅前広場を整備します。また、慢性的な混雑状態を解消するため、乱川駅の駐輪場を増設します。 天童高原については、キャンプサイトの改修などキャンプ場の環境整備を行い、平成25年度に整備したあずまやや炊事場と合わせ、キャンプ場及びその周辺のさらなるにぎわいづくりに取り組みます。 天童古城地区については、社会資本整備総合交付金事業を活用して舞鶴山の公園整備を進めるとともに、事業区域内の市道整備などに継続して取り組みます。 道路整備については、市道矢野目高擶線、清池南小畑線などの幹線道路の改良工事を引き続き推進するとともに、各地域から要望の多い生活関連道路の改良及び維持補修工事についても、計画的に取り組みます。 土地区画整理事業では、組合施行で実施している芳賀地区について、保留地分譲を促進するため、都市計画道路や区画道路等の整備を支援します。 消防活動については、市民生活の安全を確保するため、自主防災会等の消火栓ホースの更新を引き続き支援するとともに、新たに消火栓ホース格納箱の更新を支援します。 また、自主防災組織育成事業では、自主防災会連絡会に対して、資機材購入等の支援や研修会等を行い、組織の育成強化を図ります。 防災対策では、震災等が発生した際に一時的な避難場所としての機能を持つ都市防災施設を整備します。 第四に、「生き生きとした人をはぐくむまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 あすを担う子どもたちが明るく健全に育つことは、本市の将来にとって極めて重要です。子どもたちの快適な教育環境を確保するため、市内の全小学校に空調設備を導入することとし、年次計画で順次整備していきます。 学校教育においては、いじめの問題への対策として、すこやかスクールプロジェクトを拡充し、児童・生徒や保護者のいじめ等に関する相談体制を充実するため、相談員を各中学校区に1名配置します。 また、いのちの教育や情報モラル教育の充実を図るため、保護者等を対象とした研修会の開催や子ども主体のいじめ防止等の取り組みを推進するいじめ防止対策等生徒指導推進事業を実施します。 さらに、学校、家庭、地域が連携し、実効あるいじめ防止対策の推進を図るため、天童市いじめ問題対策連絡協議会等を開催します。 市立公民館の整備については、市有施設耐震化実施計画及び社会教育施設等整備計画に基づき、各市立公民館の改築や耐震化工事を順次実施しています。平成27年度は、老朽化し、かつ、耐震性の低い市立公民館の改築工事等を行います。 スポーツの面では、天童ラ・フランスマラソン2014をしっかり検証し、参加者を4,000人規模に拡大することにより「日本一のラ・フランスの里」を全国にPRしていきます。 また、平成29年度に本市を主会場に開催される全国高等学校体育大会に向け、ジュニア選手層の競技力向上を目指したジュニアスポーツ選手育成強化事業に継続して取り組みます。 サッカーJ1に昇格するモンテディオ山形に対しては、昨年、市内の応援サポーターから成る天童市モンテ応援隊が組織され、組織立った支援・応援態勢が構築されたところです。本市としても、チームに対する支援や観客数の拡大に積極的に取り組みます。 さらに、ホームタウンTENDO推進協議会を通し、モンテディオ山形や東北楽天ゴールデンイーグルスの市民応援デーなどを企画し、豊かなスポーツ環境の提供に努めます。 芸術・文化の面では、市民文化会館耐震改修工事に合わせて、老朽化した大ホールの椅子や舞台設備等の改修を行い、平成27年9月にリニューアルしてオープンします。 第五に、「健全な行財政運営と協働のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 行財政改革については、平成25年度に策定した天童市行政経営計画の三つの基本方針、経営資源の有効活用と重点配分、行財政改革の推進による行政経営の効率化、組織マネジメントの強化に基づき、行政サービスの向上を図ります。 窓口サービスでは、引き続き来庁者へのスムーズな案内と手続のスピードアップを図るため、総合案内及び窓口案内を充実します。 人材育成型人事管理制度の充実については、人材育成基本方針で求める職員像を目指し、各種研修事業に取り組みます。また、人事評価制度については、平成26年度から本格実施し、職務能力の向上を図っております。さらに、人事管理の見直しでは、再任用職員を活用することにより、行政の知識と経験の継承と業務の効率的な執行を図ります。 協働のまちづくりの面では、明治大学との連携事業の中で、行政と市民の協働によるまちづくりを実践する地域リーダーを育成するため、未来塾を引き続き開催します。また、明治大学の学生派遣プログラムを継続して受け入れ、市に対する学生からの政策提言をまちづくりに生かしていきます。 また、ふるさと納税については、平成27年度も本市の知名度の向上及び市内産業の活性化を目指して、より魅力的な地元特産品のメニューを取りそろえ充実していきます。 次に、水道事業について申し上げます。 芳賀地区などにおいて管路整備を推進するとともに、地震等の災害への備えとして、老朽化した配水管等の耐震化に取り組みます。貫津加圧場や貫津高区加圧場の電気計装設備の更新工事を行うほか、非常時における水源水量を確保するため、高擶浄水場のポンプ設備の更新工事と浄水池の改修を行います。 安全な水の安定供給のため、より一層効率化と健全な経営に取り組み、水道サービスの充実に努めてまいります。 次に、病院事業について申し上げます。 昨今の病院を取り巻く医療環境は、慢性的な医師・看護師不足を始め、医師の偏在などにおける医師確保対策などを背景として、依然として厳しい状況にありますが、地域の中核病院として、安全で安心できる医療サービスの充実を目指し、市民の信頼と期待に応えられるよう努力してまいります。 国においては、平成26年度から病床機能報告制度が導入され、また平成27年度からは県単位での地域医療構想の策定が始まるなど、病院を取り巻く状況はますます厳しさを増してきております。 このような状況下、平成26年度から5カ年間の天童市民病院中期経営計画に基づき、職員一丸となって病院経営の健全化を目指してまいります。 最後に、公共下水道事業について申し上げます。 芳賀地区などにおいて管渠整備を推進するとともに、東本町地区などにおいて老朽管の更生工事を行い、管渠の耐震化・長寿命化を図ります。雨水事業については、清池第2号幹線、倉津川第1号幹線の雨水函渠築造工事を推進します。 地方公営企業として、より一層効率化と健全な経営に取り組み、下水道サービスの充実に努めてまいります。 以上が各会計における施策の大要であります。 なお、当初予算の概要については、この後、担当部長から御説明申し上げます。 以上、施政方針及び平成27年度予算議案について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 ここで、暫時休憩いたします。午後の再開は、午後1時といたします。   午前11時42分 休憩   午後1時00分 再開 ○小松善雄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △当初予算議案概要の説明 ○小松善雄議長 続いて、予算議案11件の概要について説明を求めます。 最初に、柏谷総務部長。  〔柏谷 忍総務部長 登壇〕 ◎柏谷忍総務部長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書14ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 1款市税でありますが、市税全体では前年度比0.9%の減収を見込んでおります。 以下、主な税目について申し上げます。 1項1目個人市民税につきましては、景気が回復基調にあることを踏まえ、大きくはないものの所得の伸びが期待できることから、前年度比0.3%の増収を見込んでおります。 2目法人市民税につきましては、一部の企業に係る減収や税率の引き下げなどにより、前年度比20.9%の減収を見込んでおります。 次に、16ページであります。 2項固定資産税につきましては、土地評価額の下落傾向や家屋の評価替えなどがあるものの、新市街地などにおける新築・増築の増加などにより、前年度比0.7%の増収を見込んでおります。 3項軽自動車税につきましては、登録台数の増加などから前年度比4.1%の増収を見込んでおります。 次に、18ページであります。 4項市たばこ税につきましては、健康志向の高まりを受け、減少傾向にあるものの、これまでの状況を勘案し、前年度比5.5%の増収を見込んでおります。 5項入湯税につきましては、入湯客数が減少傾向を示していることから、前年度比4.2%の減収を見込んでおります。 次に、20ページであります。 6項都市計画税につきましては、固定資産税と同様の理由により、前年度比0.4%の増収を見込んでおります。 2款地方譲与税につきましては、これまでの交付実績などから前年度比5.7%の減収を見込んでおります。 次に、22ページであります。 3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款ゴルフ場利用税交付金につきましては、これまでの交付実績などを踏まえ見込額を計上しております。 次に、24ページであります。 8款自動車取得税交付金、9款地方特例交付金につきましては、利子割交付金などと同様の理由により見込額を計上しております。 10款地方交付税につきましては、国の地方財政計画などを踏まえ、前年度比1.3%の減収を見込んでおります。 11款交通安全対策特別交付金につきましては、利子割交付金などと同様の理由により前年度と同額を計上しております。 12款分担金及び負担金につきましては、財産区議会議員や土地改良区総代選挙に係る負担金の計上、養護老人ホーム入所者自己負担金、保育料などの増加により、前年度比6.7%の増収を見込んでおります。 次に、26ページであります。 13款使用料及び手数料につきましては、児童館使用料や道路占用料などの減少により前年度比1.4%の減収を見込んでおります。 次に、32ページからの14款国庫支出金、40ページからの15款県支出金につきましては、いずれも歳出各款の事業に伴う見込額の計上であります。 国庫支出金につきましては、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の減額に伴う減少などがあるものの、障害者自立支援給付費負担金及び保育所運営費負担金の増加、施設型給付費負担金の計上、道路新設改良事業及び都市計画事業に係る社会資本整備総合交付金の増加、小学校空調設備改修事業に係る学校施設環境改善交付金の増加などにより、前年度比6.5%の増収を見込んでおります。 県支出金につきましては、小百合第二保育園の移転改築に係る保育所等緊急整備事業費補助金がなくなったものの、介護施設整備に係る地域医療介護総合確保基金交付金及び支給方法が変更される多面的機能支払交付金事業補助金の計上並びに市立公民館改築事業に係る森林整備促進・林業等再生事業費補助金の増額及び森林・林業再生基盤づくり交付金の計上などにより、前年度比29.4%の増収を見込んでおります。 次に、58ページであります。 17款寄附金につきましては、篤志家からの寄附金及びふるさと応援寄附金の計上であります。特にふるさと応援寄附金については、前年度の状況を踏まえ、大幅な増収を見込んでおります。 18款繰入金につきましては、特別会計などからの繰入金のほか、退職手当基金、財政調整基金、減債基金及び市有施設整備基金などからの繰入金を計上し、前年度比13.1%の減収を見込んでおります。 次に、62ページであります。 20款諸収入につきましては、産業立地促進資金を始めとする貸付金元金収入の減少などがあるものの、芳賀調整池整備負担金の計上などにより前年度比16.1%の増収を見込んでおります。 次に、70ページであります。 21款市債につきましては、各事業に取り組むための所要額を計上したところであり、耐震改修に係る市庁舎施設整備事業債及び芳賀調整池整備に係る都市施設整備事業債の減少などがあるものの、耐震改修に係る市民文化会館施設整備事業債の計上、市道の新設改良などに係る地方道路等整備事業債及び小学校空調設備改修に係る学校教育施設等整備事業債の増加などにより前年度比14.8%の増収を見込んでおります。 以上が歳入の概要であります。 次に、総務部所管の主な歳出について申し上げます。 76ページをお開きください。 1款議会費につきましては、議員報酬を始め、政務活動費交付金などの市議会の運営に要する経費を計上しております。 次に、78ページであります。 2款1項総務管理費について申し上げます。 1目一般管理費につきましては、特別職及び一般職に係る給与費、文書法令の管理に要する経費、人事管理に要する経費、市民との連絡調整に要する経費などを計上しております。 次に、86ページであります。 2目広報費につきましては、市報の発行などに係る広報に要する経費及び広聴に要する経費を計上しております。 次に、88ページであります。 3目財政管理費につきましては、予算の編成・執行管理、財務会計システムの借り上げなどに係る経費を計上しております。 次に、90ページであります。 4目会計管理費につきましては、出納の管理に要する経費を計上しております。 5目財産管理費につきましては、財産の管理に要する経費、市庁舎の管理に要する経費、公用車の管理に要する経費などを計上しております。 主な事業といたしましては、93ページの市庁舎の管理に要する経費に市庁舎耐震改修のほか、太陽光発電施設設置に係る経費を計上しております。 次に、94ページであります。 6目企画費につきましては、企画調整に要する経費、高速交通対策に要する経費などを計上しております。 主な事業といたしましては、97ページのふるさと納税の推進に要する経費を大幅に増額し、さらなる本市のPRと地場産業の活性化を図ることにしております。 次に、98ページであります。 7目情報管理費につきましては、電子計算機借上料を始め、全庁的な情報システムの運用・推進に要する経費を計上しております。 次に、104ページであります。 11目防災諸費につきましては、防災対策に要する経費を計上しております。 次に、106ページであります。 2項徴税費につきましては、市税の賦課に要する経費、市税等の収納に要する経費などを計上しております。 次に、110ページであります。 4項選挙費につきましては、山形県議会議員選挙、天童市議会議員選挙、山口財産区議会議員選挙、山口田麦野土地改良区総代選挙に要する経費などを計上しております。 次に、120ページであります。 5項統計調査費につきましては、国勢調査を始めとする基幹統計調査に要する経費などを計上しております。 次に、122ページであります。 6項監査委員費につきましては、監査事務に要する経費を計上しております。 次に、290ページであります。 12款公債費につきましては、市債の元金及び利子の償還に要する経費を計上しております。 なお、芳賀調整池整備負担金を財源とした繰り上げ償還を予定しておるところであります。 次に、292ページであります。 13款諸支出金、14款予備費につきましては、前年度と同額の計上であります。 ページを戻りまして、9ページであります。 予算第2条債務負担行為につきましては、第2表のとおり各種資金の利子補給について、それぞれ期間と限度額を定めるものであります。 次に、10ページであります。 予算第3条地方債につきましては、第3表のとおり各事業に係る限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものであります。 ページを戻りまして、1ページでございます。 予算第4条一時借入金につきましては、近年の予算規模を考慮し、最高額を引き上げ、30億円とするものであります。 予算第5条歳出予算の流用につきましては、前年度と同じ内容となっております。 次に、特別会計について御説明申し上げます。 初めに、議第70号平成27年度天童市用地買収特別会計予算について申し上げます。 353ページをお開きください。 平成27年度の予算総額は352万9,000円で、前年度比16.7%の増額となっております。 次に、360ページであります。 歳入につきましては、財産収入、繰越金及び諸収入となっております。 次に、362ページであります。 歳出につきましては、公共用地の先行取得に要する経費が主なものでございます。 次に、議第71号平成27年度天童市財産区特別会計予算について申し上げます。 365ページをお開きください。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区及び大字荒谷有の各財産区費の集合予算であり、予算総額は104万6,000円で、前年度比93.8%の減額となっております。 その主な理由としては、高擶地区及び大字高擶有財産区における繰出金の皆減などであります。 以上、一般会計の歳入及び総務部所管に係る主な歳出並びに用地買収特別会計及び財産区特別会計の予算の概要について御説明申し上下ました。 ○小松善雄議長 次に、武田健康福祉部長。  〔武田 淳健康福祉部長 登壇〕 ◎武田淳健康福祉部長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算のうち、健康福祉部所管の主な内容について御説明を申し上げます。 予算書の事項別明細書124ページをお開きください。 3款1項1目社会福祉総務費につきましては、民生委員・児童委員の活動費や福祉団体への補助金、国民健康保険特別会計への繰出金、臨時福祉給付金が主なものであります。そのほか、平成27年4月からの生活困窮者自立支援事業に要する経費を計上しております。 次に、126ページであります。 2目老人福祉費のうち老人の一般福祉に要する経費につきましては、敬老会の開催に伴う経費が主なものであります。また、いきいきサロン21事業の委託料や軽度生活援助事業委託料などの在宅老人の福祉に要する経費のほか、老人の社会活動支援及び老人ホーム入所措置に関する経費を計上しております。 新規事業としては、老人福祉施設の整備支援に要する経費として、小規模特別養護老人ホーム、グループホーム等の整備のための交付金を計上しております。 このほか、後期高齢者の療養給付費負担金、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金等を計上しております。 次に、132ページであります。 3目障がい者福祉費のうち、障がい者の一般福祉に要する経費につきましては、更生医療などに係る障がい者福祉扶助費が主なものであります。 そのほか、居宅介護や施設入所などの障がい者自立支援の給付に要する経費、日常生活用具給付や福祉タクシーなどの障がい者地域生活支援事業に要する経費、特別障がい者手当等の給付に要する経費が主なものであります。 また、新規事業としては、障がい者福祉施設の整備に要する経費として、障がい者の地域生活移行への受け皿となるグループホームの整備のための補助金を計上しております。 次に、134ページであります。 4目福祉医療費につきましては、障がい者の医療給付、ひとり親世帯の医療給付、児童・生徒の医療給付に要する福祉医療扶助費が主なものであり、中学3年生までの医療費無料化を継続して実施いたします。 次に、136ページの6目総合福祉センター費及び138ページの7目公衆浴場費につきましては、施設の管理運営に要する経費であります。 次に、140ページであります。 3款2項1目児童福祉総務費につきましては、すこやか保育事業費補助金などの届出保育施設等の支援に要する経費や第3子以降保育料無料化事業費補助金などの多子世帯の支援に要する経費が主なものであります。 また、消費税の引き上げによる影響緩和のため、子育て世帯臨時特例給付金の給付に要する経費を計上しております。 次に、142ページであります。 2目児童措置費につきましては、児童手当の支給に要する経費や障がい児通所支援の給付に要する経費などの児童福祉扶助費が主なものであります。 次に、144ページであります。 3目母子父子福祉費につきましては、母子及び父子の相談などに要する経費や、児童扶養手当などの児童福祉扶助費が主なものであります。 次に、146ページであります。 4目保育園費につきましては、市立保育園4園の運営費や私立の保育所への保育委託料が主なものであります。 次に、150ページであります。 5目児童館費につきましては、児童館3館の管理運営に要する経費であります。 次に、152ページであります。 6目特別保育所費につきましては、田麦野へき地保育所の管理に要する経費であります。 7目放課後児童クラブ費につきましては、放課後児童クラブ運営のための委託料や、寺津児童クラブの移転新築に係る工事費が主なものであります。 次に、154ページであります。 8目子育て未来館費につきましては、本市の子育て支援の中核施設として整備しました子育て未来館「げんキッズ」の指定管理委託料が主なものであります。 次に、156ページであります。 9目わらべ館費につきましては、管理運営に要する経費であります。 10目心身障がい児小規模通園費につきましては、のぞみ学園の運営委託料が主なものであります。 11目特定教育・保育施設費につきましては、平成27年度から新たに始まる子ども・子育て支援新制度に対応した認定こども園等への施設型給付費が主なものであります。 3款3項1目生活保護総務費につきましては、生活保護等の事務に要する経費であります。 次に、158ページであります。 2目扶助費につきましては、生活保護に要する経費や中国残留邦人の生活支援に要する経費が主なものであります。 次に、160ページであります。 4款1項1目保健衛生総務費のうち、保健衛生一般に要する経費につきましては、休日救急医療事業委託料や健康管理システム借上料などが主なものであります。 また、健康づくりの推進に要する経費につきましては、市民の健康意識の向上を図るため継続して実施するTendoすこやかMy進事業費に係る経費や、受動喫煙防止対策に係る経費などが主なものであります。 このほか、こころの健康相談や自殺予防対策などの精神保健対策に要する経費や、集団健診に新たに胃のリスク評価を導入し、検診体制を充実させた健康増進対策費に要する経費を計上しております。 また、母子保健に要する経費につきましては、母子健診委託料や母子・父子福祉扶助費などが主なものであります。新規事業としては、ブックスタート事業として絵本等の購入費を計上しております。 次に、164ページであります。 2目予防費につきましては、子どもの定期予防接種や大人の風疹予防接種、高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種や肺炎球菌予防接種に要する経費が主なものであります。 次に、168ページであります。 4目健康センター費につきましては、健康センターの管理に要する経費であります。 次に、172ページであります。 4款4項1目病院費につきましては、天童市民病院事業会計への負担金であります。 次に、260ページであります。 10款4項1目幼稚園費につきましては、保護者の経済的負担を軽減するための私立幼稚園就園奨励費補助金が主なものであります。 続きまして、特別会計について御説明申し上げます。 初めに、議第69号平成27年度天童市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 309ページをお開きください。 平成27年度の歳入歳出予算総額は、74億2,772万2,000円で、前年度比5.8%の増となっております。これは、保険財政共同安定化事業拠出金の増加などによるものであります。 次に、議第72号平成27年度天童市介護保険特別会計予算について申し上げます。 387ページをお開きください。 平成27年度の歳入歳出予算総額は50億6,444万1,000円で、前年度比7.3%の増となっております。これは、保険給付費などの増加によるものであります。 次に、議第74号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 447ページをお開きください。 平成27年度の歳入歳出予算総額は6億729万9,000円で、前年度比1.7%の減となっております。 これは、後期高齢者医療広域連合納付金の減などによるものであります。 以上、健康福祉部所管に係る一般会計予算並びに国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計の予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、西澤市民部長。  〔西澤 仁市民部長 登壇〕 ◎西澤仁市民部長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算のうち、市民部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書98ページをお開きください。 2款1項総務管理費について申し上げます。 8目市民生活対策費につきましては、安全・安心なまちづくり市民大会に要する経費のほか、子ども見守り隊の活動を支援する経費、公衆街路灯の維持修繕及び整備促進に要する経費、市営バス運行委託料及び予約制乗合タクシー運行事業費補助金などが主なものであります。 次に、100ページであります。 9目交通安全対策費につきましては、交通安全専門指導員等の報酬や交通安全のための各種事業費、交通安全基金を活用した交差点カラー舗装等の交通安全施設整備費などが主なものであります。また、乱川駅駐輪場施設整備費を計上しております。 次に、102ページであります。 10目市民文化会館費につきましては、大ホール客席や誘導灯修繕など市民文化会館の管理運営に要する経費であります。また、施設の耐震改修事業費や大ホール及び大集会室の舞台設備改修に要する経費を計上しております。 次に、108ページであります。 3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、住民記録や戸籍のシステム機械器具借上料、各種証明書の作成・交付などに要する経費、証明書自動交付機の運用に要する経費であります。また、総合案内の充実を図る窓口サービス推進員の増員に要する経費や、引き続き社会保障・税番号制度導入に伴う住民基本台帳システム改修に要する経費を計上しております。 次に、136ページであります。 3款1項5目国民年金費につきましては、国民年金に関する事務に要する経費であります。 次に、138ページであります。 8目市民保養施設費につきましては、指定管理料及び温水ヒーター更新工事などに要する経費を計上しております。 次に、164ページであります。 4款1項2目予防費につきましては、狂犬病予防注射及び登録に要する経費を狂犬病の予防に要する経費に計上しております。 3目環境衛生費につきましては、環境衛生委員の報酬、水質測定や騒音等の環境測定業務委託料、花いっぱい推進運動の花の苗代、LED公衆街路灯の設置業務委託料や住宅用太陽光発電システム設置支援事業費補助金、合併処理浄化槽の設置を推進する補助金などが主なものであります。また、カラス糞害対策事業費に要する経費や市民墓地の整備工事費を新たに計上しております。 次に、168ページであります。 5目斎場費につきましては、施設の管理運営に要する経費であります。 次に、170ページであります。 2項1目清掃総務費につきましては、不法投棄防止の啓発及び不法投棄物回収処理業務委託料、ごみ減量化分別指導員報酬や集団資源回収団体への報償金などごみ減量推進に要する経費であります。また、資源物回収の拠点を増設し、小型廃家電回収を実施する資源物拠点回収業務委託料を計上しております。 次に、172ページであります。 2目ごみし尿処理費につきましては、東根市外二市一町共立衛生処理組合に対する負担金であります。 次に、210ページであります。 7款1項7目消費者行政推進費につきましては、消費生活相談員の報酬や消費者啓発を図るための経費であります。 次に、272ページであります。 10款5項8目文化振興費につきましては、市民芸術祭委託料や芸術文化団体に対する補助金、芸術文化一般の振興に要する経費のほか、レコードサロンの運営に要する経費であります。 次に、276ページであります。 9目旧東村山郡役所資料館費及び10目美術館費につきましては、施設の管理運営に要する経費であります。 次に、278ページであります。 6項1目保健体育総務費につきましては、天童ラ・フランスマラソン大会を始め、各種スポーツ大会の開催に要する経費や大相撲夏巡業天童場所開催事業費補助金、ジュニア育成強化に要する経費のほか、モンテディオ山形に対する支援やホームタウンTENDO推進協議会負担金などのプロスポーツの支援に要する経費、明治大学・天童市連携事業などが主なものであります。 次に、284ページであります。 4目体育施設費につきましては、野球場更衣室の改修やパイプシャッターの交換などに要する経費のほか、スポーツセンター及びレクリエーション・スポーツ施設の管理運営に要する経費であります。 続きまして、議第73号平成27年度天童市市民墓地特別会計予算について御説明申し上げます。 435ページをお開きください。 平成27年度の予算総額は367万7,000円で、前年度比6.9%の増となっております。これは修繕料など墓地管理に要する経費の増加によるものであります。 以上、市民部所管に係る一般会計予算及び市民墓地特別会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、小川経済部長。  〔小川博史経済部長 登壇〕 ◎小川博史経済部長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算のうち、経済部及び農業委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書172ページをお開きください。 5款1項1目労働諸費につきましては、天童市雇用対策協議会に対する補助金や、中小企業の勤労者を対象とした生活資金融資の原資貸付金が主なものであります。 次に、176ページであります。 6款1項1目農業委員会費につきましては、農業委員23名の報酬や農地管理指導業務に係る事務局経費及び認定農業者への農地流動化や遊休農地解消事業など農地の有効活用に関する経費、農業者年金に係る事務諸経費が主なものであります。 次に、178ページであります。 2目農業総務費につきましては、農政推進員の報酬が主なものであります。 次に、180ページであります。 3目農業振興費につきましては、特別栽培米等に対する支援や、野菜・花き生産組織の育成と経営の安定化を図るための価格安定対策、さくらんぼ防風ネットの導入や国内外における特産果実のトップセールス及び海外プロモーションを展開するための経費、降ひょう被害対策営農資金利子補給金を始めとする各種利子補給金を計上するものであります。 また、農業担い手の確保・支援に要する経費として、人・農地プランや農地中間管理事業を活用した青年就農給付金、機構集積協力金の給付に要する経費、認定農業者に対する支援の拡充や米の需給調整を推進するための経費を計上するものであります。 さらに、市内小・中学校での地場産農畜産物を利用した米飯給食の推進に係る経費や、鳥獣被害対策実施隊の活動と電気柵の設置に係る経費、耕作条件が不利な中山間地域における農業生産の維持と多面的機能を発揮するための経費、明治大学との連携による農業農村活性化公開講座の開催や同大学で行われる天童フードフェアへの参加に要する経費を計上するものであります。 次に、188ページであります。 4目畜産業費につきましては、高品質牛の育成を促進し、天童ブランドの確立を図るための畜産農家の経営を支援する各種事業の推進や、天童高原放牧場での指定管理委託に要する経費が主なものであります。 5目農地費につきましては、農道の維持に要する工事費や、土地改良区の水利施設の整備補修及び維持管理に要する経費、県営土地改良事業負担金及び農業農村の持つ多面的機能を発揮するための経費、地籍調査を実施するための経費が主なものであります。 次に、192ページであります。 6目農業センター費及び7目農業者トレーニングセンター費につきましては、施設の管理運営に要する経費であります。 次に、194ページであります。 6款2項2目林業振興費につきましては、松くい虫やナラ枯れの防除、みどり環境フェアの開催や里山林の整備などに要する経費が主なものであります。 次に、196ページであります。 3目基本財産造成費につきましては、市行造林の下刈りや間伐などに要する経費が主なものであります。 4目森林ふれあい広場費につきましては、遊歩道の刈り払いや広場の維持管理に要する経費が主なものであります。 次に、200ページであります。 7款1項2目商工業振興費につきましては、中心市街地の通行量調査に要する経費や天童将棋駒など産業の振興に要する経費、商工会議所を始めとする商工関係団体の運営などに要する経費のほか、工業団地などへの立地・移転を積極的に促進するため、県の融資制度である産業立地促進資金の原資として金融機関に貸し付けるための経費が主なものであります。 また、企業誘致に要する経費として、荒谷西工業団地及び天童インター産業団地への企業立地を促進するための経費と、天童インター産業団地への立地企業に対する地盤改良費等に要する経費、明治大学が持つ知的財産を活用した地域産業活性化公開講座を開催するための経費が主なものであります。 工業団地整備事業特別会計繰出金につきましては、工業団地整備事業特別会計に対する繰出金であります。 次に、202ページであります。 3目観光費につきましては、観光物産交流都市での物産展開設に係る費用のほか、天童温泉協同組合、天童市観光物産協会の支援や観光関係団体への負担金、仙台市におけるラッピングバスの広告料や三市町健康温泉地づくり推進協議会の負担金であります。 また、天童桜まつりや天童夏まつりを始めとした四季折々に開催される12のまつり・イベントを開催するための負担金、クアオルトを推進するための経費、本市の観光物産について紹介するための明治大学ホームカミングデーにおける物産展の開設に要する経費が主なものであります。 次に、206ページであります。 4目観光施設費につきましては、水晶山登山道等の維持管理や観光施設の維持・修繕に要する経費、観光情報センターの指定管理委託に要する経費が主なものであります。 次に、208ページであります。 5目将棋のふるさと費につきましては、「将棋駒のまち天童」を全国に発信する目的で招致した「日将連全国支部将棋対抗戦・団体戦」に要する経費のほか、将棋文化の底上げを図りながら交流拡大を目的として開催する大山杯争奪将棋大会及び市民将棋大会の開催に要する経費が主なものであります。 6目中心市街地活性化推進費につきましては、商店街等の意欲ある取り組みを支援するための中心市街地商店街等にぎわい創造支援事業費補助金と個店の魅力を発信していくためのまちなかゼミナールへの負担金、市営駐車場の指定管理に要する経費、パルテ共用部分の管理費負担金及び商業フロアの管理運営に要する経費が主なものであります。 次に、210ページであります。 8目自然公園費につきましては、天童高原施設の指定管理に要する経費や、キャンプ場及びその周辺の整備に要する経費、リフトの安全運行のための改修に要する経費が主なものであります。 続きまして、議第75号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。 初めに、歳入について申し上げます。 476ページをお開きください。 1款1項1目不動産収入につきましては、荒谷西工業団地の用地分譲収入の見込額を計上したものであります。 2款1項1目繰入金につきましては、一般会計繰入金の計上であります。 4款1項1目工業団地整備事業債につきましては、工業団地整備事業の歳出に対応した市債発行額を計上したものであります。 次に、歳出について申し上げます。 478ページであります。 1款1項1目工業団地整備事業費につきましては、天童インター産業団地の拡張に係る分譲地造成工事及び測量業務委託に要する経費が主なものであります。 次に、480ページであります。 3款1項公債費の1目元金と2目利子につきましては、地方債の元利償還金が主なものであります。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る一般会計予算並びに工業団地整備事業特別会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。  〔三瓶昭弘建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算のうち、建設部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書212ページをお開きください。 8款1項1目土木総務費につきましては、北目地区で実施している県の土砂災害対策事業に対する負担金や、土砂災害等危険住宅移転事業、木造住宅の耐震改修及び住宅リフォーム総合支援事業に係る補助金が主なものであります。 次に、216ページであります。 8款2項1目道路橋梁総務費につきましては、市道台帳補正に係る業務及び市内主要道路30カ所において実施する交通量調査業務委託に要する経費が主なものであります。 次に、218ページであります。 2目道路維持費につきましては、除排雪業務、街路樹の管理及び応急的な修繕に要する委託料など、市道の良好な維持管理を図るための経費並びに側溝や舗装、小規模な道路改良工事等に要する経費であります。 次に、220ページであります。 3目道路新設改良費につきましては、国庫補助事業で整備を進める清池南小畑線、向原1号線、矢野目高擶線及び天童東根線、起債事業で整備を進める金石段芳賀線及び灰塚街道線の6路線の道路改良事業や、同じく起債事業で整備を進める天童インター産業団地関連の道路整備並びに県道の整備事業に対する負担金が主なものであります。 4目橋梁維持費につきましては、市内69カ所の橋梁の点検業務及び3カ所の調査設計業務委託に要する経費を計上するものであります。 次に、222ページであります。 8款3項1目河川総務費につきましては、天童インター産業団地関連の排水路及び調整池工事や、都川浚渫工事に要する経費が主なものであります。 次に、224ページであります。 8款4項1目都市計画総務費につきましては、都市計画行政の一般事務に要する経費のほか、生け垣設置奨励補助金、雨水浸透施設設置補助金が主なものであります。 次に、226ページであります。 2目土地区画整理費につきましては、区画整理の一般事務に要する経費のほか、芳賀土地区画整理事業の県負担金が主なものであります。 3目街路事業費につきましては、山形老野森線街路事業の県負担金が主なものであります。 次に、228ページであります。 4目公共下水道費につきましては、公共下水道事業会計負担金及び出資金であります。 5目公園費につきましては、水郷寺津沼公園の施設整備を始め、天童公園など市内125カ所の公園・緑地の管理や、北久野本地内における公園整備に係る調査設計に要する経費が主なものであります。 次に、230ページであります。 6目都市施設費につきましては、都市施設の一般事務に要する経費のほか、わくわくランドや市内3カ所の足湯の維持管理を始め、社会資本整備総合交付金事業による天童古城地区第2期のまちづくり整備事業、芳賀地区における街区公園、駅前広場整備に要する経費が主なものであります。 次に、232ページであります。 8款5項1目住宅管理費につきましては、市営住宅指定管理委託料及び老朽化した設備等の整備に要する経費が主なものであります。 次に、234ページであります。 2目住宅建設費につきましては、市営久野本第一住宅5号棟の外壁改修に要する経費であります。 以上、建設部所管に係る一般会計予算の概要について御説明申し上げました。 引き続き、議第76号平成27年度天童市水道事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の水道事業会計予算書の1ページと2ページであります。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 給水件数を2万3,600件、年間総給水量を671万6,100立方メートル、1日平均給水量を1万8,350立方メートルにそれぞれ見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 3ページであります。 附属書類1の平成27年度天童市水道事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の1款水道事業収益につきましては15億9,901万5,000円で、前年度に比べ1.4%の減を見込み計上したものであります。 1項の営業収益14億2,566万9,000円の主な内容は、給水使用料であります。 2項の営業外収益1億7,334万5,000円の主な内容は、他会計からの繰入金及び長期前受金戻入益を計上したものであります。 次に、4ページであります。 支出の1款水道事業費用につきましては、14億4,861万8,000円で、前年度に比べ8.5%の減を見込み計上したものであります。 1項の営業費用13億5,843万2,000円の主な内容は、村山広域水道の受水費、料金徴収等業務委託料及び減価償却費であります。 5ページ、2項の営業外費用8,503万3,000円の主な内容は、企業債利息と消費税及び地方消費税であります。 6ページ、3項の特別損失の主な内容は、固定資産除却費であります。 このことにより、収益的収入及び支出では、消費税収支調整前の差し引きで1億5,039万7,000円の利益を見込んでおりますが、これにつきましては積み立てを行う予定であります。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 6ページであります。 収入の1款資本的収入につきましては1億1,479万円で、前年度に比べ46.8%の減を見込み計上したものであります。 主な内容は、芳賀土地区画整理事業に係る配水管布設工事、下水道事業関連工事及び消火栓更新工事に伴う工事負担金であります。 次に、7ページであります。 支出の1款資本的支出につきましては6億7,680万3,000円で、前年度に比べ21.6%の減を見込み計上したものであります。主な内容は、施設整備費及び企業債償還金であります。 施設整備費につきましては、老朽化した配水管の耐震化工事、芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事、貫津加圧場電気設備更新工事、高擶浄水場ポンプ設備更新工事などに要する経費であります。 ページを戻りまして、2ページであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き5億6,201万3,000円の不足額が生じますが、これにつきましては当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び建設改良積立金により補填を予定しております。 次に、第5条から7条までにつきましては、記載されている内容のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 続きまして、議第78号平成27年度天童市公共下水道事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の公共下水道事業会計予算書の1ページから3ページまでであります。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 排水件数を2万1,400件、年間総処理水量を870万5,457立方メートルにそれぞれ見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 4ページであります。 附属書類1の平成27年度天童市公共下水道事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の1款下水道事業収益につきましては17億2,956万3,000円で、前年度に比べ2.3%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業収益10億9,870万3,000円の主な内容は、下水道使用料及び一般会計からの負担金であります。 2項の営業外収益6億3,086万円の主な内容は、一般会計からの負担金並びに長期前受金戻入益を計上したものであります。 次に、5ページであります。 支出の1款下水道事業費用につきましては、17億5,599万円で、前年に比べ3.6%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業費用14億3,276万6,000円の主な内容は、下水道管渠の維持管理費、流域下水道維持管理負担金及び減価償却費であります。 6ページ、2項の営業外費用3億2,172万4,000円の主な内容は、企業債利息と消費税及び地方消費税であります。 このことにより、収益的収入及び支出では、消費税収支調整前の差し引きで2,642万7,000円の不足額が生じますが、これにつきましては前年度繰越利益剰余金等により補填を予定しております。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 7ページであります。 収入の1款資本的収入につきましては、9億8,080万9,000円で、前年度に比べ10.8%の減を見込み計上したものであります。 主な内容は、企業債、一般会計からの出資金、国庫補助金及び受益者負担金であります。 次に、8ページであります。 支出の1款資本的支出につきましては、16億7,763万円で、前年度に比べ5.9%の減を見込み計上したものであります。 主な内容は、下水道建設費、流域下水道事業建設負担金及び企業債元金償還金であります。 下水道建設費につきましては、芳賀地区の管渠整備、東本町地区などの老朽管の更生工事及び浸水対策として雨水清池第2号幹線、雨水倉津川第1号幹線の整備などを行うものであります。 ページを戻りまして、2ページであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き6億9,682万1,000円の不足額が生じますが、これにつきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び当年度利益剰余金処分額により、補填を予定しております。 次に、第5条から10条までにつきましては、記載されている内容のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 以上、水道事業会計及び公共下水道事業会計の予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、野口消防長。  〔野口忠司消防長 登壇〕 ◎野口忠司消防長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算のうち、消防本部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書234ページをお開きください。 9款1項1目常備消防費について申し上げます。 職員給与費につきましては、消防職員に係る給料、手当などであります。 次に、236ページであります。 消防行政の一般事務に要する経費につきましては、消防事務に係る事務経費のほか、119番受信時の位置情報通知システム回線や災害情報案内回線使用料などの通信費、県防災ヘリコプターの運航のための負担金、消防職員の消防学校などにおける研修に要する参加負担金が主なものであります。 消防庁舎の管理に要する経費につきましては、通信指令機器などの修繕料や高機能消防指令センター保守点検業務委託料、高機能消防指令センターの実施設計のための工事関連委託料のほか、訓練塔外壁補修に要する工事費が主なものであります。 常備消防活動に要する経費につきましては、消防・救急業務などに要する消耗品や燃料費のほか、各種機器、車両等の修繕料、チェーンソー、訓練用ダミーなどの機械器具購入費が主なものであります。 次に、240ページであります。 2目非常備消防費につきましては、消防団員の報酬や、チェーンソーなどの救助活動用資器材の購入に要する経費、消防活動時における災害補償のための負担金、消防団員に退職金を支給するための退職報償費負担金が主なものであります。 次に、242ページであります。 3目消防施設費につきましては、防火水槽及びホース乾燥台の整備のための工事費や、消火栓の修理・新設等に伴う負担金のほか、自主防災会などが行う消火栓用ホースの更新及び格納箱の更新に対する補助金が主なものであります。 以上、消防本部所管に係る一般会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、酒井教育次長。  〔酒井孝二教育次長 登壇〕 ◎酒井孝二教育次長 議第68号平成27年度天童市一般会計予算のうち、教育委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書174ページをお開きください。 5款1項2目勤労青少年ホーム費につきましては、青少年等に対して余暇活動やサークル活動の場を提供する費用、各種講座や研修会の開催費及び施設の維持管理費に伴う経費であります。 次に、242ページであります。 10款1項教育総務費について申し上げます。 1目教育委員会費につきましては、教育委員の報酬及び教育委員会の運営に要する経費であります。 次に、244ページであります。 2目事務局費につきましては、教育委員会事務局職員の人件費や事務局の管理費、教育関係団体に対する負担金や私立高等学校学費補助金などが主なものであります。 次に、246ページであります。 3目教育指導費につきましては、学校教育の一層の推進を図るための経費、一人ひとりの子どもたちの教育的ニーズに対応したすこやかスクールプロジェクトに要する経費や、豊かな体験活動の充実を図るための課外教育の充実に要する経費、外国語指導助手を4名配置し、外国語教育の推進に要する経費、児童・生徒のスポーツ及び芸術文化活動の振興を図るための経費、調査委員会の運営費及び調査に係る事務経費が主なものであります。 次に、250ページであります。 4目教育研究所費につきましては、教育委員会内に設置しております市教育研究所の運営費及び小・中学校の学力検査や体力運動能力検査に係る事務経費であります。 5目理科センター費につきましては、理科教育推進のため天童中部小学校内に設置しております市理科教育センターの運営経費であります。 次に、252ページであります。 10款2項小学校費について申し上げます。 1目学校管理費につきましては、小学校12校の学校技能士の人件費や学校管理事務経費、校舎設備の保守点検委託経費、施設の営繕費などが主なものであります。 次に、254ページであります。 2目教育振興費につきましては、教材備品の購入や教育用パソコン、校務用パソコンのリース料、経済的理由で就学が困難な世帯に対する扶助費、田麦野地区からの遠距離通学を支援するための経費が主なものであります。 次に、256ページであります。 10款3項中学校費について申し上げます。 1目学校管理費につきましては、小学校と同様に学校技能士の人件費や学校管理事務経費、校舎設備の保守点検委託経費、施設の営繕費などが主なものであります。 次に、258ページであります。 2目教育振興費につきましては、中学校の教材備品の購入や教育用パソコン、校務用パソコンのリース料、教育扶助費が主なものであります。 次に、260ページであります。 10款5項社会教育費について申し上げます。 1目社会教育総務費につきましては、家庭教育の推進に要する経費、新成人を祝う会の開催費、地域づくり委員会活動を促進するための経費、明治大学との連携事業として実施するてんどう笑顔塾、てんどう未来塾、婦人会・女性会講座などに要する経費であります。 次に、264ページであります。 2目青少年費につきましては、青少年の健全育成に要する経費、青少年指導センターの運営費及び市内12の全小学校区において実施する放課後子ども教室の開催に要する経費であります。 3目公民館費につきましては、市社会教育施設等整備計画に基づく市立公民館改築事業に係る経費、各市立公民館の施設の管理費及びレクリエーション大会や文化祭などの公民館事業の実施に要する経費であります。 次に、268ページであります。 4目図書館費につきましては、市立図書館の管理を指定管理者に委託するための委託料及び図書や視聴覚教材の購入費であります。 次に、270ページであります。 5目市民プラザ費につきましては、市民プラザの管理及び生涯学習講座の実施を指定管理者に委託するための委託料、及び共用部分に係る管理費の負担金が主なものであります。 6目高原の里交流施設費につきましては、高原の里交流施設「ぽんぽこ」の維持管理費、田麦野地域の交流の促進を図るための事業に要する経費であります。 次に、272ページであります。 7目西沼田遺跡公園費につきましては、西沼田遺跡公園の管理を指定管理者に委託するための委託料、遺跡公園内の木橋の修繕料が主なものであります。 次に、8目文化振興費のうち、274ページの文化財に要する経費につきましては、本市の文化財の保護及び調査に要する経費、市内にある国及び県の指定文化財の管理及び保護に要する経費、毎年実施している市民史跡めぐり、歴史講座等の開催費のほか、天童古城の発掘調査事業などに要する経費であります。 次に、282ページであります。 10款6項保健体育費について申し上げます。 2目小学校保健費につきましては、小学校の学校医に対する報酬などの学校保健に要する経費、新1年生を対象とした就学時健康診断に要する経費が主なものであります。 次に、284ページであります。 3目中学校保健費につきましては、小学校と同様に学校医に対する報酬などの学校保健に要する経費が主なものであります。 次に、286ページであります。 5目学校給食費につきましては、学校給食センター職員の人件費や、給食調理・配送業務及び施設の維持管理業務にかかわる経費のほか、調理室等の冷房設備工事を実施するための経費が主なものであります。 以上、教育委員会所管の一般会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 では、最後に吉田市民病院事務局長。  〔吉田芳弘天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎吉田芳弘天童市民病院事務局長 議第77号平成27年度天童市民病院事業会計予算の内容について御説明申し上げます。 別冊の天童市民病院事業会計予算書の1ページをお開きください。 初めに、第2条の業務の予定量でありますが、診療科目7科で、病床数は、一般病床54床、療養病床30床の計84床であります。 年間延べ患者数は、入院患者数で、一般病床1万5,258人、病床利用率77.2%、療養病床8,938人、病床利用率81.4%を見込んでおります。外来患者数は5万9,292人で、1日平均243人を見込んでおります。 主要な建設改良事業は、医療機器整備事業費として2,000万円及びリース資産購入費として514万円を計上しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 4ページをお開きください。 附属書類1の平成27年度天童市民病院事業会計予算実施計画に基づいて御説明を申し上げます。 収入の第1款病院事業収益につきましては、市民病院中期経営計画を踏まえ、総額15億7,336万8,000円、前年度比2%の減で見込み計上しております。 第1項の医業収益につきましては、12億3,891万9,000円、前年度比1.4%の増であります。主な内容としましては、入院収益、外来収益、健診・予防接種等の公衆衛生活動収益などを加え、救急医療等に係る一般会計負担金を計上したものであります。 第2項の医業外収益につきましては、3億3,444万9,000円、前年度比12.9%の減であります。 主な内容としましては、一般会計負担金は2億840万7,000円、山形県産科医療等確保支援事業費等補助金49万9,000円、長期前受金戻入1億2,482万6,000円を計上したものであります。 次に、5ページからの支出でございます。 第1款病院事業費用につきましては、総額16億4,618万6,000円、前年度比4.3%の減で見込み計上したところであります。 第1項の医業費用につきましては15億7,292万5,000円、前年度比2%の減であります。 主な内容としましては、給与費は退職給付費がないため前年度比2.7%の減であります。材料費は各種予防接種ワクチン及び小児用成長ホルモン剤等の薬品費の増を見込み、前年度比1.4%の増であります。経費は、医療機器等のリース契約が一部再リース契約になったことなどから、前年度比1.8%の減であります。 また、6ページの減価償却費につきましては、平成26年度に統合医療情報システムを更新したことなどにより器械備品の減価償却費が増加したことから、前年度比2.7%の増となっております。 第2項の医業外費用につきましては、6,826万1,000円、前年度比1.6%の減であります。主な内容としましては、支払利息の減であります。 収益的収入総額が15億7,336万8,000円、収益的支出総額が16億4,618万6,000円となり、7,281万8,000円の不均衡予算となっております。 次に、7ページであります。 第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入及び支出につきましては、それぞれ1億3,482万6,000円の見込計上で、前年度比58.1%の減であります。 資本的収入第1項の一般会計負担金につきましては1億2,482万6,000円、前年度比11.8%の減、第2項の企業債につきましては1,000万円、前年度比94.4%の減であります。 資本的支出第1項の建設改良費につきましては2,514万円、前年度比88.3%の減であります。主な内容としましては、器械備品購入費が2,000万円及びリース資産購入費514万円の計上であります。第2項の企業債償還金につきましては1億968万6,000円、前年度比2.3%の増であります。 戻りまして、2ページであります。 第5条の企業債から第9条の棚卸資産購入限度額までにつきましては、記載されている内容のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 以上、天童市民病院事業会計予算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○小松善雄議長 以上で、予算議案11件の概要について説明を終わります。 △条例・一般議案提案理由の説明 ○小松善雄議長 次に、議第79号から議第99号までの議案21件についての提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第79号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について御説明申し上げます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、平成27年4月1日に在職している教育長については、任期満了等までは現行の制度でありますが、その後は新しい制度に移行するため、関係する条例を整備するものであります。 次に、議第80号天童市行政手続条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、行政手続法の一部改正に伴い、行政指導の中止を求めるなど市民の権利利益の保護をより充実させるために手続の整備などを行うものであります。 次に、議第81号天童市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の設定について申し上げます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育長の職務に専念する義務の特例について定めるものであります。 次に、議第82号天童市職員の配偶者同行休業に関する条例の設定について申し上げます。 地方公務員法の一部改正に伴い、職員が外国での勤務等をする配偶者と生活をともにすることができるように、3年間を限度として配偶者同行休業を認める制度を導入するものであります。 次に、議第83号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、県人事委員会勧告等に準拠した改正を行うものであり、その内容は、平成27年4月1日から一般職の職員の給料月額について、若年層を中心に給料表の水準を引き上げるとともに、高年齢層については引き下げるほか、地域手当及び単身赴任手当の引き上げ、管理職員特別勤務手当についても適用範囲の拡大を行うものであります。 次に、議第84号天童市特別会計条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、平成7年度から進めてきた鍬ノ町土地区画整理事業が昨年7月の換地処分に伴い完了することから、鍬ノ町土地区画整理事業特別会計を今年度末をもって廃止するものであります。 次に、議第85号天童市手数料条例の一部改正について申し上げます。 住宅の品質の確保の促進等に関する法律に基づく告示の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議第86号天童市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の設定について申し上げます。 児童福祉法の一部改正及び子ども・子育て支援法の施行により、平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施されるため、新制度に関連し、保育所等の利用者負担に係る基本となる事項を定めるものであります。 次に、議第87号天童市介護保険条例の一部改正について申し上げます。 第6期介護保険事業計画の策定及び介護保険法施行令等の一部改正に伴い、平成27年度から平成29年度までの介護保険料、介護予防・日常生活支援総合事業等に関する経過措置について定めるものであります。 次に、議第88号天童市地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 国が定める指定地域密着型サービスの事業の人員設備及び管理に関する基準の一部改正に伴い、小規模多機能型居宅介護所の登録定員、認知症対応型共同生活介護のユニット数等について、地域密着型サービスに係る規定を一部改正するものであります。 次に、議第89号天童市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 国が定める指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、介護予防小規模多機能型居宅介護所の登録定員、介護予防認知症対応型共同生活介護のユニット数の変更等について、地域密着型介護予防サービスに係る規定を一部改正するものであります。 次に、議第90号天童市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 国が定める指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、居宅介護支援事業所及びサービス事業所の連携、地域ケア会議における関係者間の情報共有について、指定介護予防支援等の事業に係る規定を一部改正するものであります。 次に、議第91号天童市中小企業振興条例の設定について申し上げます。 中小企業の振興に関し、基本となる事項を定めるとともに、中小企業者、特に小規模企業者の振興に関する施策を総合的に推進するため、必要な事項を定めるものであります。 次に、議第92号天童市天童北部工業団地企業立地促進条例の廃止について申し上げます。 天童北部工業団地への企業立地を促進するため、この条例の規定に基づき用地取得の補助金を交付してまいりましたが、当該工業団地の分譲地は全て処分していることから、当初の目的は達成されておりますので、廃止するものであります。 次に、議第93号天童市工場立地法に基づく地域準則を定める条例の設定について申し上げます。 工場立地法に定める特定工場において、工場敷地の有効活用を図るため、緑地等の敷地面積に対する面積率等を定めた国の準則にかえて適用する地域準則を定めるものであります。 次に、議第94号天童市道路占用条例の一部改正について御説明申し上げます。 道路法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議第95号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、山口原ノ前地区の住宅分譲地の住環境の形成及び保全並びに天童インターチェンジ周辺工業地区の工業流通業務の土地利用の形成及び保全を図るため、当該地区において定めておりました建築物の制限の区域をそれぞれ拡大するものであります。 次に、議第96号天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、山形広域都市計画事業天童市鍬ノ町土地区画整理事業の換地処分の公告に伴い、わくわくランド多目的広場の位置について必要な改正を行うものであります。 次に、議第97号天童市いじめ防止対策の推進に関する条例の設定について申し上げます。 いじめ防止対策推進法で、地方公共団体の取り組みとして示されている項目を条例によって明確に規定し、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するために必要な事項を定めるものであります。 次に、議第98号天童市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 平成27年度に市立成生公民館を改築することに伴い、改築工事の期間中、同公民館を市立成生公民館成生分館に仮移転するため、公民館の位置に係る規定を改正するものであります。 次に、議第99号天童インター産業団地の分譲地の処分について申し上げます。 このたび、天童インター産業団地に立地を希望する企業との間に土地売買の合意が調ったことから、分譲地の処分について議会の議決を求めるものであります。 以上、21議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 △質疑 ○小松善雄議長 ただいまから議案に対する質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 通告がありませんので、終結をいたします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託 ○小松善雄議長 次に、日程第50、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りをいたします。 議第59号から議第78号までの予算議案20件については、予算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案20件については、予算特別委員会を設置し、審査することに決定しました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 この際、お諮りをいたします。 ただいま予算特別委員会に付託しました議案のうち、議第59号から議第67号までの補正予算議案9件については、会議規則第44条第1項の規定により、3月3日までに審査を終了するように期限をつけることにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第59号から議第67号までの補正予算議案9件については、3月3日までに審査を終了するように、期限をつけることに決定をいたしました。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、議第59号から議第67号までの補正予算議案9件については3月3日の本会議において、その他の議案11件については3月20日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △議案及び請願陳情の付託 ○小松善雄議長 次に、日程第53、議案及び請願陳情の付託を行います。 議第79号から議第99号までの議案21件並びに日程第51、請陳第12号及び日程第52、請陳第13号の請願2件については、お手元に配付しております付託表のとおり、各常任委員会に付託をいたします。 各常任委員会の審査の経過と結果については、3月20日の本会議において各常任委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○小松善雄議長 これで、本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会といたします。   午後2時39分 散会...