天童市議会 > 2014-09-05 >
09月05日-01号

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  1. 天童市議会 2014-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 天童市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    平成26年  9月 定例会(第5回)             第5回定例会会議録     平成26年9月5日(金曜日) 午前10時00分開会        小松善雄議長     結城義巳副議長 ●出席議員(22名) 1番 武田正二議員   2番 水戸芳美議員   3番 遠藤敬知議員 4番 茂木孝雄議員   5番 村山俊雄議員   6番 狩野佳和議員 7番 松田光也議員   8番 矢萩武昭議員   9番 山口桂子議員10番 海鋒孝志議員  11番 木村竹虎議員  12番 赤塚幸一郎議員13番 結城義巳議員  14番 後藤和信議員  15番 山崎 諭議員16番 石垣昭一議員  17番 鈴木照一議員  18番 伊藤護國議員19番 水戸 保議員  20番 淺井健一議員  21番 伊藤和子議員22番 小松善雄議員 ●欠席議員    なし ●出席要求による出席者職氏名山本信治   市長         柏谷 忍   総務部長武田 淳   健康福祉部長     西澤 仁   市民部長                         建設部長(併)小川博史   経済部長       三瓶昭弘                         上下水道事業所長新関 茂   総務部政策調整監   吉田芳弘   天童市民病院事務局長野口忠司   消防長        高柳茂治   総務部総務課長佐野啓子   会計管理者      佐藤通隆   教育委員長水戸部知之  教育長        酒井孝二   教育次長                         農業委員会片桐久雄   農業委員会会長    高橋正義                         事務局長       選挙管理委員会           選挙管理委員会柴崎那保美             佐藤 雅       委員長職務代理者          事務局長奥山吉行   監査委員       元木美智子  監査委員事務局長 ●出席した事務局職員                         事務局長補佐(兼)阿部英弥   事務局長       大内淳一                         議事係長       副主幹(兼)            副主幹(兼)大戸正義              伊藤由紀子       調査係長              庶務係長                         庶務係(兼)三宅裕子   調査係行政主査    青柳利恵                         議事係行政主査 ●議事日程      平成26年度第5回天童市議会定例会会期日程表                          (平成26年9月)月日曜開議時刻会議名場所備考9月5日金午前10時本会議議場会期の決定 会議録署名議員の指名 諸般の報告 委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明 質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 提案理由の説明 監査委員の審査意見書の説明 決算議案の概要説明 予算議案の概要説明 決算特別委員会の設置及び議案付託 予算特別委員会の設置及び議案付託 議案・請願陳情の委員会付託本会議散会後決算特別委員会議員協議会室正副委員長の互選9月6日 9月7日 9月8日土 日 月休会9月9日 9月10日火 水午前10時本会議議場市政に対する一般質問9月11日木午前10時総務教育常任委員会議員協議会室付託案件の審査午後1時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件の審査9月12日金午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件の審査9月13日 9月14日 9月15日土
    日 月休会9月16日 9月17日 9月18日 9月19日火 水 木 金午前10時決算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月20日 9月21日土 日休会9月22日月午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件の審査9月23日火休会9月24日水午前10時予算特別委員会議員協議会室討論・表決9月25日 9月26日 9月27日 9月28日木 金 土 日休会9月29日月午前10時本会議議場委員長審査報告 質疑・討論・表決 議事日程第1号              平成26年9月5日(金曜日)午前10時開会 第1 会期の決定 第2 会議録署名議員の指名 第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告          イ その他 第4 議第33号 天童市教育委員会委員の任命について 第5 認第1号 平成25年度天童市一般会計決算 第6 認第2号 平成25年度天童市国民健康保険特別会計決算 第7 認第3号 平成25年度天童市用地買収特別会計決算 第8 認第4号 平成25年度天童市財産区特別会計決算 第9 認第5号 平成25年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計決算 第10 認第6号 平成25年度天童市介護保険特別会計決算 第11 認第7号 平成25年度天童市市民墓地特別会計決算 第12 認第8号 平成25年度天童市後期高齢者医療特別会計決算 第13 認第9号 平成25年度天童市工業団地整備事業特別会計決算 第14 議第12号 平成25年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 第15 議第13号 平成25年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 第16 議第14号 平成25年度天童市民病院事業会計資本金の額の減少及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について 第17 議第15号 平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号) 第18 議第16号 平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第19 議第17号 平成26年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号) 第20 議第18号 平成26年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号) 第21 議第19号 平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 第22 議第20号 平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号) 第23 議第21号 平成26年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号) 第24 議第22号 平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第25 議第23号 平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号) 第26 議第24号 平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第1号) 第27 議第25号 天童市部設置条例の一部改正について 第28 議第26号 天童市歯と口腔の健康づくりの推進に関する条例の設定について 第29 議第27号 天童市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定について 第30 議第28号 天童市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の設定について 第31 議第29号 天童市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定について 第32 議第30号 天童市保育の実施に関する条例の廃止について 第33 議第31号 天童市立保育園設置条例の一部改正について 第34 議第32号 天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第35 決算特別委員会の設置及び議案付託 第36 予算特別委員会の設置及び議案付託 第37 請陳第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出に関する請願書 第38 請陳第4号 市道認定に関する請願 第39 請陳第5号 国の農政改革の再検討を求める請願 第40 請陳第6号 緊急の過剰米処理を求める請願 第41 請陳第7号 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求める「意見書」提出についての請願 第42 請陳第8号 特定秘密保護法の廃止を求める「意見書」提出についての請願 第43 請陳第9号 消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める請願 第44 議案及び請願陳情の付託          議案付託表                     (平成26年度第5回定例会)付託委員会議案番号件名決算特別委員会認第1号平成25年度天童市一般会計決算認第2号平成25年度天童市国民健康保険特別会計決算認第3号平成25年度天童市用地買収特別会計決算認第4号平成25年度天童市財産区特別会計決算認第5号平成25年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計決算認第6号平成25年度天童市介護保険特別会計決算認第7号平成25年度天童市市民墓地特別会計決算認第8号平成25年度天童市後期高齢者医療特別会計決算認第9号平成25年度天童市工業団地整備事業特別会計決算議第12号平成25年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について議第13号平成25年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について議第14号平成25年度天童市民病院事業会計資本金の額の減少及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について予算特別委員会議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)議第16号平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議第17号平成26年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)議第18号平成26年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)議第19号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)議第20号平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)議第21号平成26年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)議第22号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議第23号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)議第24号平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第1号)          議案付託表                     (平成26年度第5回定例会)付託委員会議案番号件名総務教育常任委員会議第25号天童市部設置条例の一部改正について環境福祉常任委員会議第26号天童市歯と口腔の健康づくりの推進に関する条例の設定について議第27号天童市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定について議第28号天童市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の設定について議第29号天童市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定について議第30号天童市保育の実施に関する条例の廃止について議第31号天童市立保育園設置条例の一部改正について経済建設常任委員会議第32号天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について          請願陳情文書表(付託表)                     (平成26年度第5回定例会)番号受理年月日件名提出者紹介議員付託委員会要旨326.8.12手話言語法制定を求める意見書の提出に関する請願書一般社団法人山形聴覚障害者協会会長  小野善邦矢萩武昭 山口桂子環境福祉 手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした手話言語法の制定を求める意見書の提出を求めるもの。426.8.28市道認定に関する請願矢野目自治区連合会長  梅津悦也 塚野目部落会会長  阿部富雄 社会福祉法人天童福祉厚生会理事長  清野権悦 社会福祉法人天童まいづる会理事長  安喰昭吉山崎 諭経済建設 福祉施設や近隣住民の災害時における避難経路の確保と緊急車両の進行経路を確保するため、当該道路の市道認定と拡幅整備を求めるもの。526.8.28国の農政改革の再検討を求める請願天童市農民組合組合長  太田正良石垣昭一経済建設 農政改革にあたっては、農業の担い手の軸を家族経営とし、これを支援する諸制度の充実、農業委員会等の役割強化を求める意見書の提出を求めるもの。626.8.28緊急の過剰米処理を求める請願天童市農民組合組合長  太田正良石垣昭一経済建設 過剰米処理を含めた緊急の需給調整の実施を求める意見書の提出を求めるもの。726.8.28集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求める「意見書」提出についての請願憲法九条を守る天童市民の会  阿部太彦  石垣千賀子  川崎利夫  斉藤正子  鈴木 実  原  裕  湯村章男  横田光正茂木孝雄 伊藤和子 狩野佳和総務教育 憲法9条を骨抜きにする集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書の提出を求めるもの。826.8.28特定秘密保護法の廃止を求める「意見書」提出についての請願治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟天童支部代表  瀬戸山京子伊藤和子 茂木孝雄総務教育 特定秘密保護法の廃止を求める意見書の提出を求めるもの。926.8.28消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める請願消費税廃止山形地区各界連絡会代表  佐藤 弘伊藤和子総務教育 消費税10%へ引き上げ反対の意見書の提出を求めるもの。 ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○小松善雄議長 ただいまから、8月22日に招集告示されました平成26年度第5回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○小松善雄議長 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。 △会期の決定 ○小松善雄議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 鈴木照一議会運営委員長。  〔鈴木照一議会運営委員長 登壇〕 ◆鈴木照一議会運営委員長 御報告申し上げます。 本日招集になりました平成26年度第5回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、8月29日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、会期は本日から9月29日までの25日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 以上で報告を終わります。 ○小松善雄議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から9月29日までの25日間と決定をいたしました。 △会議録署名議員の指名 ○小松善雄議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。   8番 矢萩武昭議員   9番 山口桂子議員  10番 海鋒孝志議員 以上3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○小松善雄議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて、事務局長に報告させます。 阿部事務局長。 ◎阿部英弥事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、6月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から報告ありました定例監査及び例月出納検査結果の一覧、平成25年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率についての報告、並びに今定例会に説明員として出席通知ありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、御覧くださるようお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○小松善雄議長 以上で諸般の報告を終わります。 なお、出席要求による説明員の中で、秋葉俊一選挙管理委員会委員長が欠席であります。代理として柴崎那保美選挙管理委員会委員長職務代理者が出席をいたしておりますので、御了承をお願い申し上げます。 △議第33号 天童市教育委員会委員の任命について ○小松善雄議長 次に、日程第4、議第33号天童市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 皆さんおはようございます。 本日ここに、平成26年度第5回天童市議会定例会を開催し、平成25年度天童市一般会計決算の認定を始め、諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明を申し上げます。 最初に、議第33号天童市教育委員会委員の任命について申し上げます。 本年9月30日をもって任期満了となります大貫紀代子委員につきましては、識見、人格ともに教育委員会委員として最適任者と認められますので、再び任命しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第33号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○小松善雄議長 これより質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認め、討論を省略することに決定しました。 △採決 ○小松善雄議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議第33号天童市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第33号については、これに同意することに決定いたしました。 △認第1号 平成25年度天童市一般会計決算外29件 ○小松善雄議長 次に、日程第5、認第1号平成25年度天童市一般会計決算から日程第34、議第32号天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてまでの議案30件を一括して議題といたします。 △提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 認第1号平成25年度天童市一般会計決算から議第32号天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてまでを一括して御説明申し上げます。 平成25年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計の決算等について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、認第1号平成25年度天童市一般会計決算から認第9号平成25年度天童市工業団地整備事業特別会計決算までの決算関係議案について申し上げます。 国の平成25年度の経済財政運営において、日本経済再生に向けて景気の底割れを回避し、持続的成長を生み出す成長戦略につなげることを基本として、いわゆる15カ月予算の考え方で、景気の下支えを行いつつ、切れ目のない経済対策が実行されてきました。 一方、平成25年度予算においては、公債発行額をできる限り抑制し、中長期的に持続可能な財政構造を目指すこととされましたが、高い公債依存度や主要先進国中最悪水準の長期債務残高など、国の財政は深刻な状況にあります。 地方財政に対しては、給与減額などの全般にわたる経費節減・合理化を反映しつつ、運営上、支障が生じないよう国による補填措置が講じられたものの、社会保障関係経費の自然増等による地方の財源不足は依然として変わらない状況にあります。 このような中、本市の平成25年度においては、第六次天童市総合計画の将来像「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現に向け、未来創造重点プロジェクト後期計画を中核として各種施策を実施してまいりました。 主な事業として、市庁舎耐震改修事業、中学3年生までの医療費完全無料化事業子育て支援施設整備事業天童インターチェンジ工業団地整備事業道路新設改良事業芳賀調整池整備事業、第一中学校改築事業などを実施をしたところであります。 その結果、本市の平成25年度一般会計の決算は、歳入総額240億9,100万2,000円、歳出総額233億1,831万6,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、6億1,440万1,000円の黒字となったところであります。 また、天童市国民健康保険特別会計をはじめとする8つの特別会計についても、実質収支がそれぞれ黒字となったところであります。 次に、議第12号平成25年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成25年度水道事業会計決算において生じました未処分利益剰余金6,650万5,292円のうち、4,650万円を減債積立金に、2,000万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであり、あわせまして平成25年度水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 次に、議第13号平成25年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成25年度公共下水道事業会計決算において生じました未処分利益剰余金7,996万7,013円のうち、4,000万円を減債積立金に積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決の求めるものであり、あわせまして平成25年度公共下水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 次に、議第14号平成25年度天童市民病院事業会計資本金の額の減少及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について申し上げます。 地方公営企業法第32条第3項及び第4項に基づき、自己資本金26億3,190万8,124円のうち、26億2,076万1,155円を減少し、未処理欠損金に振り替えるとともに、国などの補助金2,930万8,000円及び寄附金20万円をもって繰越欠損金2,950万8,000円を補填するため、議会の議決を求めるものであり、あわせまして平成25年度市民病院事業会計決算の認定を求めるものであります。 なお、一般会計、特別会計及び企業会計各決算等の概要につきましては、後ほど会計管理者、上下水道事業所長市民病院事務局長から御説明を申し上げます。 以上、決算につきましては、監査委員から、別冊のとおり決算審査意見書の提出を受けておりますので、御意見の趣旨を十分尊重し、今後ともより一層の経費削減と効率的な行財政運営に努めてまいります。 さらに、財政健全化法による財政指標などにより、本市の財政状況を分析しながら健全財政を堅持し、市民の負託に応えてまいりたいと考えております。 次に、平成26年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に5億8,646万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ241億6,685万7,000円とするものであります。 その主な内容は、1つには、総務費の増額であります。ふるさと応援寄附金の寄附者に対する特産品等の贈呈に要する経費の増額並びに社会保障・税番号制度の導入に係る税務システムの改修業務委託料の計上が主なものであります。 2つには、民生費の増額であります。障がい児通所支援事業の利用者増加に伴う児童福祉扶助費の増額、天童中部小学校区の入所児童増加に対応するための放課後児童クラブ施設整備工事費の増額及び放課後児童クラブの開所時間延長を支援するための放課後子どもプラン推進事業費補助金の増額が主なものであります。 3つには、衛生費の増額であります。水痘ワクチンが定期の予防接種になることに伴う定期予防接種委託料の増額が主なものであります。 4つには、農林水産業費の増額であります。従来の「農地・水保全管理支払交付金」から「多面的機能支払交付金」に制度が移行、拡充したことに伴う負担金の増額が主なものであります。 また、7月9日の大雨による農地の冠水被害を受けた農業者を支援するため、農作物等災害対策事業費補助金及び天災対策資金利子補給金を計上するものであります。 5つには、教育費の増額であります。市立山口公民館耐震改修事業に係る工事費の増額が主なものであります。 これらの補正に係る財源としましては、国庫支出金、県支出金、寄附金、市債等を充当するほか、道路新設改良事業において、国庫補助金の内示に伴う起債への振りかえなど、財源の組み替えを行うものであります。 また、後年度の財政負担軽減を図るため、前年度繰越金の一部を財政調整基金に積み立てるとともに、同基金からの繰入金を減額するものであります。 予算第2条の債務負担行為の補正については、第2表のとおり、大雨の被害を受けた農業者を支援するための天災対策資金利子補給について、債務負担行為の期間及び限度額を追加するものであります。 予算第3条の地方債の補正につきましては、第3表のとおり、市立山口公民館耐震改修に係る市立公民館施設整備事業及び消防団ポンプ自動車更新に係る消防防災施設整備事業を追加するとともに、清池南小畑線等の道路新設改良事業の財源見直しに伴い、地方道路等整備事業に係る起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第16号平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1億5,367万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ71億7,386万6,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、額の確定に伴う国庫補助金、療養給付費交付金、前期高齢者交付金及び前年度繰越金の増額であります。 歳出については、国民健康保険高額療養費制度の見直しに伴うシステム改修業務委託料の増額、額の確定に伴う後期高齢者支援金、前期高齢者納付金及び介護納付金の減額並びに基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第17号平成26年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に15万4,000円を追加し、歳入歳出の予算総額をそれぞれ317万7,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第18号平成26年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から9,000円を減額し、歳入歳出予算総額をそれぞれ1,675万1,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、各財産区における前年度繰越金の増額に伴い、各財政調整基金繰入金を減額するものであります。 歳出については、干布地区財産区における工事費が確定したことに伴い、減額するものであります。 次に、議第19号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に215万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ2億198万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、前年度繰越金の増額であります。 歳出については、前年度繰越金の確定に伴う一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第20号天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1億1,116万円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ48億2,921万5,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、一般会計繰入金及び前年度繰越金の増額であります。 歳出については、介護報酬改定等の制度改正に対応するためのシステム改修委託料の増額並びに前年度決算に伴う介護保険給付費準備基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第21号平成26年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に346万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ690万7,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第22号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1,359万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億3,168万3,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、一般会計繰入金、前年度繰越金及び諸収入の増額であります。 歳出については、総務管理費、後期高齢者医療広域連合納付金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第23号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に334万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ11億255万1,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、前年度繰越金の増額であります。 歳出については、前年度繰越金の確定に伴う一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第24号平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、資本的収入については、建設改良費の増額による企業債及び補助金の増額であります。 資本的支出については、建設改良費の器械備品購入費の増額であります。 なお、補正予算の概要については、後ほど担当部長から御説明を申し上げます。 次に、議第25号天童市部設置条例の一部改正について申し上げます。 今般の改正は、市民サービスの一層の向上及び効率的な行政運営を図るため、国民年金業務について市民部の分掌事務に改めるとともに、危機管理及び防災業務について明確にし、総務部の分掌事務に位置づけるものであります。 次に、議第26号天童市歯と口腔の健康づくりの推進に関する条例の設定について申し上げます。 歯科口腔保健の推進に関する法律の施行に伴い、歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的に推進するため、基本となる事項を定めるものであります。 議第27号天童市家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから、議第31号天童市立保育園設置条例の一部改正についてまでの5件について申し上げます。 平成24年8月に可決・成立した子ども・子育て支援関連3法に基づく子ども・子育て支援新制度が平成27年4月から実施の予定となっております。新制度に関連する条例の制定、廃止及び一部改正を行うものであります。 主な内容は、家庭的保育事業等の認可に伴う設備及び運営に関する基準の制定、新制度において給付費の対象となる施設であることを審査するための特定教育・保育施設の運営に関する基準の制定、放課後児童クラブの設備及び運営に関する基準を定めた条例の制定、法改正に伴う保育の実施に関する条例の廃止等であります。 次に、議第32号天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の一部改正は、天童高原整備開発基本構想に基づき、老朽化したロッジ及び自然休養村管理センターを廃止するとともに、新たな拠点施設である地域交流センターを設置するため、必要な規定を整備するものであります。 以上、12の認定議案及び21の議案の提案理由について御説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 △決算審査意見書の説明 ○小松善雄議長 次に、監査委員から一般会計及び特別会計歳入歳出決算意見書並びに公営企業会計決算審査意見書が提出されておりますので、その説明を求めます。 奥山監査委員。  〔奥山吉行監査委員 登壇〕 ◎奥山吉行監査委員 おはようございます。 監査委員を代表しまして、私のほうから平成25年度の決算審査意見書について御説明いたします。 最初に、公営企業会計決算について説明いたします。 1ページを開いてください。 審査対象、審査方法及び審査期間は記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された決算書及び財務諸表は、いずれも地方公営企業法その他関係法令等に準拠して作成され、経営成績及び財政状態を適正に表示しており、決算の計数も正確で適正であると認めた。 2ページ以降が水道事業会計の分析の結果で、14ページが「むすび」となっております。 14ページを開いてください。 平成25年度は、前年度に比べ給水人口は68人増加し、給水戸数は284戸増加しました。また、年間給水量は23万7,120立方メートル減少しており、減少傾向で推移しました。 有収水量は、前年度に比べ28万1,469立方メートル減少し、また有収率も92.4%で、前年度より0.9ポイント減少しました。 建設改良費については、芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事に伴う工事請負費が増加したため、前年度に比べ2億6,901万円の増加となっております。 以下、決算数値に対する説明です。下から3行目から説明いたします。 また、流動比率は前年度に比べ135.8ポイント低い1,296%で資金不足は生じておらず、前年度同様健全経営であり、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 平成26年度については、平成25年度と同様の営業利益は確保できるものと予想されます。 設備投資については、約7億円を予定しておりますが、大口需要者による専用水道の導入や景気の動向に注視し、場合によっては財政負担を考慮し、臨機応変に計画の見直しをする必要があります。 さらに、収入率は前年度に比べ0.7ポイント高くなっているものの、87.0%と低く、また平成25年度は不納欠損処分額が増加し、455万5,000円となっており、将来不納欠損処分額のさらなる増加につながらないよう、十分な対策を講ずるとともに、有収率の向上を図るよう要望いたします。 続いて、22ページ以降が公共下水道事業会計の分析の結果で、35ページが「むすび」となっております。 35ページを開いてください。 公共下水道事業は、前年度に地方公営企業法を全部適用し、会計方式は公営企業会計へ移行しております。 当年度は処理区画内人口は77人増加し、水洗化人口も715人増加しました。 また、年間処理水量も118万2,731立方メートル増加しております。 有収水量は11万622立方メートル減少し、有収率も58.6%で、前年度比8.8ポイント減少しており、全国平均に比べると20.1ポイント低く、さらなる不明水等の原因を究明する必要があります。 建設改良費については、未普及の解消や管路更生等の調査業務委託料が増加したため、前年度に比べ5,699万8,000円の増加となっております。 以下、決算数値に対する説明です。下から3行目から説明いたします。 なお、下水道の収入率は86.5%で、前年度に比べ0.9ポイント高くなっており、一方、不納欠損額は、下水道使用料については114万2,000円増加し、受益者負担金については発生しておりません。流動比率は484.7%で、資金不足は生じておらず、健全経営であり、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 平成26年度の収支計画については、414万1,000円のマイナスとなっており、予算管理を徹底していく必要があります。設備投資については、建設改良費として8億5,427万1,000円を予定しておりますが、上記収支とともに工事費用の進捗管理をし、場合によっては臨機応変に対応していく必要があると思われます。 公営企業会計への移行を契機に、経済性、健全で安定した経営及び透明性の向上に努め、市民サービスの向上を目指し、効率的な事業運営に努めるよう要望いたします。 引き続き、43ページ以降が病院会計の分析結果で、55ページが「むすび」となっております。 55ページを開いてください。 平成25年度は、全国的な医師不足に加え、医師の地域的偏在等があり、病院を取り巻く環境は、前年同様に厳しい状況にあります。 このような状況のもと、天童市民病院は改築6年度として、診療4科目、常勤医師7名を含む78名のスタッフと病床数84床で推移しました。 業務については、入院患者が減少し、外来患者が増加しております。入院患者については、産婦人科以外は減少しており、全科目で5.2%減少しております。 一方、外来患者については、特に産婦人科が増加しており、全科目で3.4%増加しております。病院全体として、全患者数は前年度比1%増加しております。 以下、決算数値に対する説明です。下から2行目から説明いたします。 以上が本年度の概況でありますが、新病院開設6年度として経常損失が1,240万6,000円減少しましたが、依然として厳しい経営内容となっております。 さて、病院の本年度当初予算では、病院事業収益が14億8,837万7,000円、そのうち医業収益が12億1,981万1,000円、医業外収益が2億6,856万6,000円、また病院事業費用が16億2,718万4,000円、そのうち医業費用が15億5,446万9,000円、医業外費用が6,771万5,000円となっておりました。 決算では、医業収益が11億4,793万3,000円、医業外収益が2億6,830万9,000円、医業費用が14億7,118万7,000円、医業外費用が6,628万2,000円となり、予算比で経常損失が1,260万7,000円減少しております。医業収支は予算比で1,140万4,000円の医業損失の減少となっており、医業外収支は予算比で117万6,000円のプラスとなっております。 平成24年度決算の審査意見書において、地方公共団体財政健全化法による平成24年度の資金不足比率に対して監査意見を述べましたが、平成25年度については流動比率が358.2%と前年度比126ポイント向上しており、資金不足は生じておりません。 一方、平成26年度については、予定キャッシュ・フロー計算書で資金残高が2,514万円減少する予想となっており、一層の収入増を図る施策が必要とされます。 また、平成22年度から地方公営企業法を全部適用するとともに、病院事業管理者が設置され、4年目を経過しました。この間、一部改善が見受けられましたが、さらに職員の意識改革や医師の確保等が図られれば、より一層改善が進み、平成26年度から新たに策定された天童市民病院中期経営計画を計画的かつ着実に実行し、地域中核病院として市民の期待に応えられるよう努めることを希望いたします。 次に、一般会計、特別会計歳入歳出決算について説明いたします。 1ページを開いてください。 審査の対象から審査方法は記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された各会計の決算及び付属書類は、関係法令に従って作成されており、計数的に正確であり、予算の執行についてもおおむね適正であると認められた。 また、各基金は、それぞれの設置目的に沿って運用されており、決算における係数は、正確で適正と認められた。 2ページ以降が決算審査の概要で、50ページが「むすび」となっております。 50ページを開いてください。 「むすび」として述べた最初のほうは、平成25年度の決算概要であります。51ページ14行目以降を説明いたします。 もう一度申し上げます。 51ページ14行目以降を説明いたします。 以上が平成25年度の決算概要であります。アベノミクスにより輸出企業の業績が回復しておりますが、円安により輸入物価が上がり、業績が悪化している企業もあり、これからの成長戦略を含めた経済対策に期待されております。 一方、中小企業の業績は一部回復傾向は見られますが、全産業の回復にはいまだ至っておりません。 天童市をはじめとして、山形県は工場立地を進めておりますが、景気は改善傾向にあるとはいえ、円安、工場の海外移転や消費税増税等による影響が懸念されるため、支援体制の構築も必要になってくるものと思われます。 本市では、施設設備の老朽化に伴い、学校給食センター、天童市民病院、健康センターの建設、市民保養施設のリニューアルや第一中学校の改築工事を行っております。今後は施設の適切な維持管理を行いながら、維持管理コストの削減が求められます。 病院事業については、別の意見書でも述べてありますが、経営状況については、改善傾向が見られます。 本市の財政状態は、平成16年度まで比較的財政基盤が安定していましたが、三位一体改革による税源移譲、国庫補助金、地方交付税の削減などの影響を受け、平成19年度までは経常収支比率は悪化の傾向にありました。その後、平成20年度以降は改善していましたが、平成23年度は公共下水道事業会計への繰出金の増等により、経常収支比率は一時悪化しました。また、平成24年度は人件費及び公債費の減少等により、経常収支比率は、前年度比1ポイント改善しましたが、平成25年度は工業団地整備事業特別会計への繰出金の増加等により、0.5%悪化しております。 また、各市有施設において導入を始めた指定管理者制度については、開始から8年が経過した施設も出てきています。この制度の導入目的をもう一度再確認し、これらの導入目的に沿った具体的な効果が表れているのか、具体的な計画を立て、実地調査等により業務及び収支実績報告書の精査を行い、委託内容及び委託料の適切な見直しを行う必要があります。 また、新たに導入する施設については、仕様書及び委託料を十分精査する必要があります。 一方、第三セクターである株式会社スポーツクラブ天童は、利益剰余金がマイナスの5,493万1,000円になり、いまだ厳しい経営状況になっております。平成3年度に開業した1部門が毎年大幅な赤字で、他の3部門の黒字で支えている状況にあります。開業に際しての事業計画の見通しが甘かったと言わざるを得ず、同部門の抜本的な改善が必要とされます。平成22年度に経営検討委員会で会社の経営改革に関し結果報告されておりますが、十分に活かされておりません。また、平成26年5月の市長要請全員協議会において、平成25年度の決算の説明が会社側から行われております。議員側から多くの質問が出されました。会社の経営について関心を持ち、注視しているからで、会社側は十分な説明をする責任があります。また、市側も所管部署で決算内容を分析し、貸借対照表及び損益計算書の前期比較を行い、増減の大きい項目がないか、また新たに実施した事業による影響を調査し、実質単年度の損益を確認し、全員協議会の場で説明する責任があります。 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴う平成25年度の実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率及び資金不足比率については、平成24年度と同様、各比率については健全な段階であり、早期健全化基準に達している比率はありません。 最後に、近年、本市では大型の投資事業を行っており、将来の財政への影響度が大きいと言えます。平成26年度は耐震化等に係る市庁舎整備及び新駅設置事業費等の増加等により、約47億円の投資を予定しております。国では平成26年4月より消費税が増税され、経済や家計へ影響しており、また国の補助金等の制度も目まぐるしく改正されており、被災地への復興支援として、将来、国費の大規模な投入も予想されることから、今後の事業・施策の展開にあたっては、投資効果を十分に見きわめ、全会計のバランスに配慮しながら、慎重に判断していく必要があると考えます。 以上、審査意見書の趣旨を御理解の上、対応されるよう要望いたしまして、説明を終わります。 △決算議案の概要の説明 ○小松善雄議長 次に、一般会計及び特別会計決算並びに企業会計決算議案の12件の概要についての説明を求めます。 最初に、佐野会計管理者。  〔佐野啓子会計管理者 登壇〕 ◎佐野啓子会計管理者 おはようございます。 平成25年度決算の概要を御説明申し上げます。 さきにお配りしております平成25年度決算に係る主要施策の成果説明書の1ページをお開きください。 平成25年度決算の大要につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 次に、普通会計の決算状況を御説明申し上げます。 初めに、普通会計の決算規模について申し上げます。 普通会計は、一般会計、用地買収特別会計、鍬ノ町土地区画整理事業特別会計、市民墓地特別会計を1つの会計にまとめたものであります。 決算規模は、歳入が240億8,529万5,000円、前年度比5.0%増、歳出が233億283万6,000円で、前年度比4.7%増となり、歳入歳出ともに前年度決算額を上回り、過去最大規模を更新しました。 歳入につきましては、地方交付税、市債等の減がありましたが、地域活性化・雇用創出臨時交付金、地域の元気臨時交付金の創設に伴う国庫支出金、地域密着型介護施設整備に係る介護基盤緊急整備事業等に伴う県支出金、新規貸し付けのあった産業立地促進資金貸付金元金収入による諸収入等の増により増加したものであります。 歳出につきましては、第二・第三中学校の耐震補強及び大規模改造事業の完了等による減があったものの、産業立地促進資金の新規貸し付けによる増や、市庁舎耐震改修事業及び第一中学校改築事業等による建設事業費の大幅な増により増加したものであります。 次に、決算収支の状況について申し上げます。 形式収支は、7億8,245万9,000円の黒字になりました。実質収支は、6億2,417万4,000円の黒字になりました。実質単年度収支は、6億2,823万2,000円の黒字となりました。 次に、歳入について申し上げます。 市税につきましては、法人市民税の減少に伴い市民税は減少しましたが、前年度に評価替えを行った固定資産税は横ばいとなり、税制改正の影響を受けた市たばこ税や軽自動車税、入湯税は増加しました。これらにより、市税の合計では、前年度に比べ3,302万2,000円の増となりました。 なお、税目ごとの内訳につきましては表にしてありますので、御覧くださるようお願いいたします。 地方交付税につきましては、普通交付税、特別交付税ともに減少し、前年度に比べ1億9,846万2,000円の減となりました。 国庫支出金につきましては、学校施設環境改善交付金等の減があるものの、公立学校施設整備費負担金等の増、国の平成24年度補正予算で創設された地域活性化・雇用創出臨時交付金、地域の元気臨時交付金の皆増により、前年度に比べ8億6,634万5,000円の増となりました。 県支出金につきましては、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業費補助金等の減があるものの、介護基盤緊急整備交付金、保育所等緊急整備事業費補助金、児童厚生施設等整備費補助金の皆増等により、前年度に比べ1億8,693万8,000円の増となりました。 市債につきましては、国の平成24年度補正予算を受けた繰越事業に係る起債発行があるものの、前年度に比べ2億500万円の減となりました。 諸収入のうち、貸付金元利収入につきましては、産業立地促進資金の新規貸し付けがあったことに伴い、前年度に比べ5億7,545万円の増となりました。 次に、歳出について申し上げます。 歳出決算額について、性質別に申し上げます。 義務的経費の人件費につきましては、退職金の増加はあるものの、職員の新陳代謝及び国からの要請による給与の臨時特例等により、基本給・その他の手当ともに減少しているため、総額では前年度に比べ1,979万1,000円の減となりました。 扶助費につきましては、児童手当等の減があるものの、障がい者自立支援給付費等の増のため、前年度に比べ1,133万8,000円の増となりました。 公債費につきましては、これまでの地方債の発行抑制により、前年度に比べ1億65万9,000円の減となりました。 これらにより、義務的経費全体としましては、前年度に比べ1億991万2,000円の減となりました。 投資的経費につきましては、第二・第三中学校大規模改造事業、消防デジタル無線施設整備事業の皆減等があるものの、市庁舎耐震改修事業の皆増、第一中学校改築事業等の増加により、前年度に比べ5億9,035万1,000円の増となりました。 次に、特別会計の決算状況を御説明申し上げます。 初めに、国民健康保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は、7,945万6,000円の黒字となりました。 歳入は、保険税が16億6,629万1,000円で、前年度比11.1%の増となり、国庫支出金等その他を含め、全体で71億472万1,000円で、前年度比2.1%の増となりました。 歳出は、保険給付費が45億2,544万2,000円で、前年度比2.6%の増となりました。 次に、用地買収特別会計について申し上げます。 収支決算額は、315万4,000円の黒字となりました。 事業課からの依頼により、建築基準法に基づくみなし道路用地の買収を行いました。 次に、財産区特別会計について申し上げます。 収支決算額は、64万円の黒字となりました。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区、大字荒谷有財産区の集合会計であり、各財産区に係る財産の適切な管理運営を行いました。 次に、鍬ノ町土地区画整理事業特別会計について申し上げます。 収支決算額は、215万2,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、事業完了に向け、換地処分・区画整理登記及び管理業務委託等を行いました。 次に、介護保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は、1億770万5,000円の黒字となりました。 歳入は、保険料が8億94万1,000円で、前年度比4.1%の増となり、支払基金交付金等その他を含め全体で44億9,125万2,000円で、前年度比5.6%の増となりました。 歳出は、保険給付費が40億8,455万6,000円で、前年度比5.5%の増、地域支援事業が7,508万7,000円で、前年度比2.9%の減となりました。 次に、市民墓地特別会計について申し上げます。 収支決算額は、446万7,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、墓地の管理棟などの光熱水費の支払い及び草刈りなどの管理業務を行いました。 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。 収支決算額は、1,263万5,000円の黒字となりました。 歳入の主なものは、保険料の4億1,789万6,000円で、前年度比3.1%の増となりました。 歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合への納付金5億3,220万4,000円で、前年度比3.1%の増となりました。 次に、工業団地整備事業特別会計について申し上げます。 収支決算額は、344万4,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、天童インターチェンジ周辺工業団地の造成工事、市道矢野目堅田前線の道路改良工事、市債の償還を行いました。 最後に、平成25年度決算における主な財政指標を表にして記載しておりますので、御覧くださるようお願いいたします。 以上が平成25年度決算の概要でございます。よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 次に、三瓶上下水道事業所長。  〔三瓶昭弘建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 議第12号平成25年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての決算の概要を御説明申し上げます。 別冊の平成25年度天童市水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 水道事業の総括事項について申し上げます。 平成25年度の水道事業につきましては、芳賀土地区画整理事業の進捗に合わせ、同事業地内の配水管布設工事を推進するとともに、水の安全確保と市内全域への安定供給を図るため、配水管の耐震化工事を推進してまいりました。 水需要につきましては、昨年7月の断水と節水意識の高まりを受けて減少しているため、効率的な事業運営により健全財政の維持に努めてまいりました。 業務状況について申し上げます。 給水人口は6万1,954人で、前年度に比べ68人の増となり、給水区域内人口における水道の普及率は99.8%であります。 年間給水量は649万6,814立方メートルで、前年度に比べ3.5%減少し、有収水量は600万4,192立方メートルで、前年度に比べ4.5%の減少となりました。 有収率は92.4%で、前年度より0.9ポイントの減少となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 建設改良費は7億3,591万4,941円で、前年度に比べ2億6,900万9,830円、57.6%の増加となりました。工事内容につきましては、老朽管の耐震化工事、配水管の布設工事など、安全で安定した給水を行うための整備を行いました。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで13億5,220万2,240円で、前年度に比べ3,672万8,389円、2.6%の減収となりました。主な理由としましては、給水使用料が減少したためであります。 一方、支出合計は12億8,659万9,098円で、前年度に比べ104万2,073円、0.1%の減少となりました。主な理由としましては、村山広域水道からの受水費が減少したためであります。 この結果、平成25年度の収支においては、6,560万3,142円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は、税込みで4億275万9,780円で、前年度に比べ3億7,217万9,522円、1,217.1%の増加となりました。 一方、支出合計は8億9,142万2,805円で、前年度に比べ2億7,167万5,397円、43.8%の増加となり、収支とも芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事が増加したことによるものであります。 この結果、資本的収支差引不足額4億8,866万3,025円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金並びに建設改良積立金で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。 8ページをお開きください。 平成25年度の損益勘定における純利益6,560万3,142円に、前年度繰越利益剰余金の90万2,150円を加えた未処分利益剰余金6,650万5,292円につきましては、4,650万円を減債積立金に、2,000万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立て、今後の事業の補填財源とするため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が平成25年度天童市水道事業会計の利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも効率的な事業経営により財政の健全化を図り、信頼される給水サービスの向上に努めてまいります。 引き続き、議第13号平成25年度天童市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての決算の概要を御説明申し上げます。 別冊の平成25年度天童市公共下水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 公共下水道事業の総括事項について申し上げます。 平成25年度の公共下水道事業につきましては、生活環境の改善、公共用水域の水質の保全及び浸水の防除といった快適で安全な暮らしを実現するために、事業に取り組んでまいりました。 また、地方公営企業法の適用や水道事業との組織統合、水道と下水道の窓口業務の一本化など2年目に入り、さらに共通経費の節減を図りながら、効率的な事業運営と市民サービスの向上に継続して努めてまいりました。 業務状況について申し上げます。 処理区域内人口は6万1,322人で、前年度に比べ77人の増加となりました。水洗化人口は5万4,710人で、前年度に比べ715人の増加、水洗化率は89.2%で、前年度に比べ1.0ポイントの増加となりました。年間処理水量は1,034万9,817立方メートルで、前年度に比べ12.9%の増加、有収水量は606万6,587立方メートルで、前年度に比べ1.8%の減少となりました。有収率は58.6%で、前年度に比べ8.8ポイントの減少となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 平成25年度の汚水管管渠築造工事は、芳賀土地区画整理事業地内や川原子地内などで整備を進めるとともに、老朽管の管渠更生工事を行いました。整備面積は23.9ヘクタール増加し、整備率は96.1%で、前年度に比べ1.2ポイントの増加となりました。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで15億454万5,837円で、前年度に比べ3,037万3,939円、2.0%の減収となりました。主な理由としましては、下水道使用料及び分流式下水道に係る他会計負担金が減少したためであります。 一方、支出合計は14億7,516万3,998円で、前年度に比べ2,082万9,396円、1.4%の増加となりました。主な理由としましては、退職給与金及び消費税申告に伴う雑支出が増加したためであります。 この結果、平成25年度の収支においては、2,938万1,839円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は、税込みで9億3,735万3,732円で、前年度に比べ1億2,811万1,218円、15.8%の増加となりました。主な理由としましては、下水道管理センター跡地の固定資産売却代金が増加したためであります。 一方、支出合計は14億6,920万8,079円で、前年度に比べ5,050万4,870円、3.6%の増加となりました。主な理由としましては、受益者負担金システムの構築や管渠更生実施設計などに要する委託料が増加したためであります。 この結果、繰越財源充当額を除いた資本的収支差引不足額5億6,649万9,547円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金並びに当年度分損益勘定留保資金で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。 8ページをお開きください。 平成25年度の損益勘定における純利益2,938万1,839円に、前年度繰越利益剰余金の5,058万5,174円を加えた未処分利益剰余金7,996万7,013円につきましては、4,000万円を減債積立金として積み立て、今後の事業の補填財源とするため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が平成25年度天童市公共下水道事業会計の利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも効率的な事業経営により財政の健全化を図り、透明性の確保と市民サービスの向上に努めてまいります。 以上、2議案について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決及び認定いただきますよう、お願い申し上げます。 ○小松善雄議長 最後に、吉田天童市民病院事務局長。  〔吉田芳弘天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎吉田芳弘天童市民病院事務局長 議第14号平成25年度天童市民病院事業会計資本金の額の減少及び資本剰余金の処分並びに決算の認定についての決算の概要を御説明申し上げます。 別冊の平成25年度天童市民病院事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 最初に、総括事項について申し上げます。 地方公営企業法の全部適用から4年目となる平成25年度の市民病院事業につきましては、平成21年に策定した天童市民病院改革プランの目標である経営黒字化に向け、契約の見直しによる経費の節減や診療所・基幹病院との地域医療連携活動の強化など、さらなる経営改善に取り組んでまいりましたが、目標達成には至りませんでした。 一方、市民の健康を守る砦として、特に健診業務の推進につきましては、市民ドックや協会けんぽ健診などの充実が図られたものと考えております。 また、全国的な医師不足と地域による医師の偏在等を背景とした当院の深刻な医師不足を解消するため、山形大学医学部をはじめ、関係機関への協力要請や民間の医師派遣業者への依頼等を行ってきました。こうした取り組みの結果、平成25年10月には小児科の常勤医師を1名迎えることができました。 診療体制につきましては、内科、外科、産婦人科、小児科の4診療科及び病床数84床の中で診療に当たりました。 また、山形大学医学部等の協力を得まして、非常勤派遣医師による皮膚科、脳神経外科、整形外科の診療を行うとともに、健診業務の拡大と充実に努めてまいりました。 次に、業務の状況について申し上げます。 損益勘定につきましては、総収益は14億922万7,005円で、前年度対比8,575万1,849円の減となりました。これは、入院、外来等の医業収益が941万3,597円増加しましたが、一般会計負担金等の医業外収益が9,519万2,446円減少したことによるものです。 医業収益の指標となります平成25年度の入院、外来患者数の状況につきましては、入院患者数は延べ2万2,485人で、前年度対比1,224人の減、診療収入は5億4,872万2,076円で、前年度対比1,130万5,051円の減となりました。外来患者数は、延べ6万467人で、前年度対比2,014人の増、診療収入は4億5,976万5,403円で、前年度対比1,478万5,656円の増となりました。 また、公衆衛生活動につきましては、市民ドック等の健診延べ人数は5,210人で、前年度対比248人の増、予防接種等の延べ人数は5,432人で、前年度対比265人の増、その活動収益は1億225万4,740円で、前年度対比498万8,551円の増となりました。 一方、総費用は15億3,937万4,774円で、前年度対比9,908万6,188円の減となりました。これは、人件費のうち退職給与金の減少及び経費のうち契約見直しによる賃借料並びに委託料の減少が主な要因となっております。 この結果、当年度の純損失は1億3,014万7,769円となりまして、当年度末の累積欠損金は28億6,527万1,532円となりました。 次に、資本的収支について申し上げます。 収入及び支出の合計は1億124万9,289円で、前年度対比8,180万9,016円の減となりました。内訳につきましては、収入は一般会計からの出資金及び企業債でありまして、支出は医療器械整備事業に伴う建設改良費及び企業債償還金であります。 以上のように、平成25年度の病院経営につきましては、診療体制の確保や患者サービスの向上等に努めてまいりましたが、依然として厳しい経営状況にあります。 今後とも市民の信頼と安全・安心な医療の提供を通して、市民の健康増進のため医療体制の充実に努めるとともに、経営の健全化に向けて、なお一層努力してまいる所存であります。よろしく御審議の上、御可決及び認定いただきますようお願い申し上げます。 △予算議案の概要の説明 ○小松善雄議長 次に、予算議案10件の概要についての説明を求めます。 最初に、柏谷総務部長。  〔柏谷 忍総務部長 登壇〕 ◎柏谷忍総務部長 議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書10ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 14款1項1目民生費国庫負担金1,184万3,000円の増額につきましては、障がい児の通所支援に係る扶助費の増額に伴う障がい児通所給付費負担金の増額であります。 14款2項国庫補助金について申し上げます。 1目総務費国庫補助金2,309万2,000円の減額につきましては、補助金の内示に伴う社会保障・税番号制度システム整備費補助金の減額であります。 2目民生費国庫補助金1,102万5,000円の増額につきましては、手話通訳奉仕員の謝礼の増額に伴う地域生活支援事業費等補助金及び事業費の精査による保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金を増額するとともに、放課後児童クラブの開所時間延長と、これに伴う従事者の処遇改善を図るための放課後児童クラブ開所時間延長支援事業費補助金を計上するものであります。 4目土木費国庫補助金6,228万8,000円の減額につきましては、道路新設改良事業に係る国庫補助金の内示に伴う社会資本整備総合交付金の減額であります。 14款3項2目民生費委託金344万6,000円の増額につきましては、年金生活者支援給付金支給のためのシステム改修経費に係る国民年金事務委託金の増額であります。 15款1項1目民生費県負担金592万1,000円の増額につきましては、障がい児の通所支援に係る扶助費の増額に伴う障がい児通所給付費負担金の増額であります。 次に、12ページであります。 15款2項県補助金について申し上げます。 2目民生費県補助金1,059万8,000円の増額につきましては、手話通訳奉仕員の謝礼の増額に伴う地域生活支援事業費等補助金、事業費の精査による保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金及び放課後児童クラブ開所時間延長支援事業に係る放課後子どもプラン推進事業費補助金を増額するとともに、身体障害者手帳の対象とならない難聴児の補聴器購入を支援するための軽度・中等度難聴児補聴器購入支援事業費補助金を計上するものであります。 3目衛生費県補助金86万2,000円の増額につきましては、地域医療における連携強化を図るための在宅医療推進事業費補助金を計上するものであります。 4目農林水産業費県補助金224万4,000円の増額につきましては、7月9日の大雨による農作物被害対策のための天災対策資金利子補給金及び農作物等災害対策事業費補助金、農地基本台帳システム改修に係る農地集積・集約化対策事業費補助金、事業採択に伴う有害鳥獣被害軽減モデル事業費補助金及び戦略的園芸産地拡大支援事業費補助金を計上するものであります。 17款1項寄附金1億5,000万円の増額につきましては、引き続き好調な申し込みとなっているふるさと応援寄附金を増額するものであります。 次に、14ページであります。 18款1項特別会計繰入金2,037万6,000円の増額につきましては、各特別会計の前年度繰越金の額の確定に伴う増額であります。 18款2項基金繰入金1億4,873万9,000円の減額につきましては、財源調整による財政調整基金繰入金の減額であります。 19款1項繰越金5億1,440万1,000円の増額につきましては、前年度繰越金の額の確定による増額であります。 次に、16ページであります。 20款5項雑入546万9,000円の増額につきましては、山口公民館耐震補強工事の契約解除に伴う違約金及び工事前払金保証金、全国農業協同組合連合会山形県本部からの総称山形牛利用促進対策事業対策金を計上するとともに、利用世帯の増加が見込まれるエンゼルサポーター派遣事業利用者負担金を増額するものであります。 21款1項市債8,440万円の増額につきましては、内示により国庫補助金が減額された道路新設改良事業に係る地方道路等整備事業債を増額するとともに、改めて実施する山口公民館耐震改修事業に係る公民館施設整備事業債及び既決の消防団ポンプ自動車更新事業に係る消防防災施設整備事業債を計上するものであります。 以上、一般会計歳入の補正予算概要を御説明申し上げました。 次に、総務部所管の歳出について申し上げます。 補正予算書の事項別明細書18ページをお開きください。 2款1項総務管理費について申し上げます。 1目一般管理費20万円の増額につきましては、補助対象となる東日本大震災の被災地でボランティア活動を行う青少年団体等が増加するため、ボランティア支援事業費補助金を増額するものであります。 5目財産管理費3億720万1,000円の増額につきましては、前年度繰越金の額の確定による財政調整基金元金積立金の増額であります。 6目企画費1億1,751万7,000円の増額につきましては、ふるさと応援寄附金の申し込みが予想をはるかに上回る件数となっていることから、これに対応するための特産品贈呈等に要する経費を増額するものであります。 2款2項2目賦課徴収費2,373万9,000円の増額につきましては、社会保障・税番号制度の導入に対応するための税務システムの改修に係る業務委託料を計上するものであります。 次に、ページを戻りまして、5ページであります。 予算第2条債務負担行為の補正につきましては、第2表のとおり、大雨による農作物被害対策のための天災対策資金利子補給について、債務負担行為の期間と限度額を追加するものであります。 次に、6ページであります。 予算第3条地方債の補正につきましては、先ほど申し上げました山口公民館耐震改修事業に係る公民館施設整備事業債及び消防団ポンプ自動車更新事業に係る消防防災施設整備事業債を追加するとともに、道路新設改良事業に係る地方道路等整備事業債の増額に伴う限度額の変更を第3表のとおり行うものであります。 次に、51ページからの議第17号平成26年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)、63ページからの議第18号平成26年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほどの市長の提案理由のとおりですので、省略させていただきます。 以上、一般会計の歳入及び総務部所管に関する補正予算の概要を御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、武田健康福祉部長。  〔武田 淳健康福祉部長 登壇〕 ◎武田淳健康福祉部長 議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、健康福祉部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書20ページをお開きください。 3款1項2目老人福祉費524万4,000円の増額につきましては、県の新たな財政支援事業を利用した在宅医療と介護の連携事業を推進するための経費のほか、介護保険の制度改正に対応するためのシステム改修に伴う介護保険事業特別会計への繰出金の増額が主なものであります。 同じく3目障がい者福祉費20万円の増額につきましては、手話通訳奉仕員の派遣時間の増加に伴う謝礼の増額であります。 同じく5目国民年金費344万6,000円の増額につきましては、国民年金システム改修業務委託料の増額であります。 次に、22ページであります。 3款2項1目児童福祉総務費70万4,000円の増額につきましては、利用者の増加に伴うエンゼルサポーター派遣事業委託料の増額であります。 同じく2目児童措置費2,424万1,000円の増額につきましては、障がい児の放課後等デイサービスの利用増加に伴う児童福祉扶助費の増額が主なものであります。 同じく3目母子父子福祉費6万2,000円の増額につきましては、児童入所施設措置費国庫負担金確定に伴う返還金の増額が主なものであります。 同じく4目保育園費70万円の増額につきましては、保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金の増額であります。 同じく7目放課後児童クラブ費6,894万3,000円の増額につきましては、天童中央学童保育所の施設整備に係る工事費等の増額及び放課後児童クラブの開所時間延長に伴う補助金の計上が主なものであります。 次に、24ページであります。 3款3項1目生活保護総務費18万7,000円の増額につきましては、生活保護申請の増加に伴う通信費の増額であります。 続きまして、4款1項1目保健衛生総務費166万7,000円の増額につきましては、水痘及び高齢者の肺炎球菌感染症が予防接種法に基づく定期接種となることに伴う健康管理システム改修業務委託料の増額が主なものであります。 同じく2目予防費989万2,000円の増額につきましては、水痘予防接種及び高齢者の肺炎球菌予防接種の委託料の増額が主なものであります。 次に、37ページからの議第16号平成26年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、89ページからの議第20号平成26年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)、113ページからの議第22号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、健康福祉部所管に係る補正予算の内容について御説明をさせていただきました。 ○小松善雄議長 次に、西澤市民部長。  〔西澤 仁市民部長 登壇〕 ◎西澤仁市民部長 議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、市民部所管の内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書18ページをお開きください。 2款1項9目交通安全対策費129万6,000円の増額につきましては、交通安全啓発看板の老朽化に伴う看板撤去に要する工事費の増額であります。 次に、20ページであります。 3款1項8目市民保養施設費410万4,000円の増額につきましては、脱衣所の空調設備を改修するための工事費の増額であります。 次に、30ページであります。 10款5項10目美術館費205万2,000円の増額につきましては、1階ロビーのエアコンを改修するための工事費の増額であります。 次に、101ページからの議第21号平成26年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、市民部所管の補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、小川経済部長。  〔小川博史経済部長 登壇〕 ◎小川博史経済部長 議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、経済部及び農業委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算事項別明細書の24ページをお開きください。 6款1項1目農業委員会費191万3,000円の増額につきましては、農地法改正に伴う農地基本台帳システムの改修に係る委託料の計上及び遊休農地の解消を図る補助金の増額であります。 次に、26ページであります。 同じく3目農業振興費362万6,000円の増額につきましては、7月9日からの大雨により被害を受けた農作物の緊急防除に対する農作物等災害対策事業費補助金の計上、大雨被害を受けた農家が運転資金等の融資を受けた場合の天災対策資金利子補給金の計上、サクランボの結実確保を図る防風ネットの共同購入に対する戦略的園芸産地拡大支援事業費補助金の計上、水田を活用した加工用米の生産拡大に伴う米等経営支援事業費補助金の増額、総称山形牛の消費拡大に向けた学校給食に係る賄い材料費の増額、鳥獣被害対策実施隊のわな設置や巡回等に対する報償金の増額であります。 同じく5目農地費769万4,000円の増額につきましては、制度改正による多面的機能支払交付金事業負担金の増額であります。 続いて、7款1項4目観光施設費216万円の増額につきましては、観光情報センターの屋根の修繕に係る工事費の計上であります。 次に、125ページからの議第23号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。  〔三瓶昭弘建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、建設部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書26ページをお開きください。 8款2項3目道路新設改良費につきましては、市道清池南小畑線及び市道向原1号線に係る社会資本整備総合交付金の内示に伴う起債への振りかえなど財源の組み替えを行うものであります。 次に、77ページからの議第19号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、建設部所管に係る補正予算の内容について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、酒井教育次長。  〔酒井孝二教育次長 登壇〕 ◎酒井孝二教育次長 議第15号平成26年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、教育委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 事項別明細書28ページをお開きください。 10款1項2目事務局費7万1,000円の増額につきましては、私立高等学校生徒学費補助対象者が増加したことに伴う増額であります。 10款5項3目公民館費572万5,000円の増額につきましては、平成25年度と平成26年度の2か年で実施する予定でありました市立山口公民館の耐震補強工事について、請負業者が工事を辞退したことに伴い、平成26年度の単年度で工事を実施するための増額であります。 同じく6目高原の里交流施設費611万8,000円の減額につきましては、落雷により故障したテレビ受信装置及びトイレ便器等の修繕を行うための増額並びに本年度に実施を予定していた体育館及びプールの擁壁補強工事について、工事前に地盤の詳細な調査が必要と判断し、今回は見送ることとなったため減額するものであります。 以上、教育委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 最後に、吉田天童市民病院事務局長。  〔吉田芳弘天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎吉田芳弘天童市民病院事務局長 議第24号平成26年度天童市民病院事業会計補正予算(第1号)に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書137ページをお開きください。 初めに、第3条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入及び支出につきましては、それぞれ既決予定額に2,000万円を増額し、補正後の予算総額を3億4,157万2,000円とするものであります。 収入の第2項企業債及び第3項補助金につきましては、建設改良費の増による増額であります。 支出の第1項建設改良費につきましては、市民病院が村山地域医療情報ネットワークの中核病院として指定されたことによる医療情報共有・参照機能構築事業費用の増による増額であります。 第2条の業務の予定量及び第4条の企業債につきましては、今回の予算補正に伴って予定量及び限度額を改めるものであります。 以上、天童市民病院事業会計の補正予算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。
    小松善雄議長 以上で決算議案及び予算議案の概要説明を終わります。 △議案に対する総括質疑 ○小松善雄議長 次に、議案に対する質疑を行います。 通告がありませんので、終結いたします。 △決算特別委員会の設置及び議案付託 ○小松善雄議長 次に、日程第35、決算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 認第1号から認第9号及び議第12号から議第14号までの議案12件については、決算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議案12件については、決算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く全議員を指名いたします。 なお、決算特別委員会の審査の結果については、来る9月29日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託 ○小松善雄議長 次に、日程第36、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第15号から議第24号までの予算議案10件については、予算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案10件については、予算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、来る9月29日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △議案及び請願陳情の付託 ○小松善雄議長 次に、日程第44、議案及び請願陳情の付託を行います。 議第25号から議第32号までの議案8件及び日程第37、請陳第3号手話言語法制定を求める意見書の提出に関する請願書から日程第43、請陳第9号消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める請願までの請願7件については、お手元に配付しております付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 審査の経過と結果については、来る9月29日の本会議において、各常任委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○小松善雄議長 これで本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。   午前11時53分 散会...