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09月02日-01号

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  1. 村山市議会 2019-09-02
    09月02日-01号


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    令和 1年  9月 定例会(第3回)          令和元年第3回村山市議会定例会会議録-----------------------------------議事日程第1号     令和元年9月2日(月曜日) 午前10時開会・開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告(議案の上程)日程第4 議第51号 平成30年度村山市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議第52号 平成30年度村山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議第53号 平成30年度村山市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 議第54号 平成30年度村山市財産特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 議第55号 平成30年度村山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第9 議第56号 平成30年度村山市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第10 議第57号 平成30年度村山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 議第58号 平成30年度村山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第12 議第59号 平成30年度村山市水道事業会計決算の認定について日程第13 議第60号 村山市楯岡地域放課後児童クラブ施設条例について日程第14 議第61号 村山市監査委員条例の一部を改正する条例について日程第15 議第62号 村山市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第16 議第63号 村山市手数料条例の一部を改正する条例について日程第17 議第64号 村山市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第18 議第65号 村山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について日程第19 議第66号 村山市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例及び村山市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第20 議第67号 村山市火災予防条例の一部を改正する条例について日程第21 議第68号 令和元年度村山市一般会計補正予算(第2号)日程第22 議第69号 令和元年度村山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第23 議第70号 令和元年度村山市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第24 議第71号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について日程第25 議第72号 字の区域及び名称の変更について日程第26 議第73号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第27 上程議案の説明日程第28 議第73号に対する質疑・表決日程第29 議第60号~議第67号(条例案8件)に対する質疑日程第30 議案の委員会付託日程第31 決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託日程第32 請願の委員会付託散会)-----------------------------------          本日の会議に付した事件議事日程第1号に同じ-----------------------------------          ●出欠席議員氏名出席議員(15名)  1番  犬飼 司議員      2番  矢萩浩次議員  4番  高橋菜穂子議員     5番  石澤祐一議員  6番  結城 正議員      7番  菊池貞好議員  8番  佐藤昌昭議員      9番  川田律子議員 10番  中里芳之議員     11番  森 一弘議員 12番  大山正弘議員     13番  茨木久彌議員 14番  海老名幸司議員    15番  秋葉新一議員 16番  長南 誠議員欠席議員(なし)-----------------------------------          説明のため出席した者の職氏名 市長        志布隆夫   副市長       高橋政則 教育委員会教育長  菊地和郎   代表監査委員    古瀬忠昭 選挙管理委員会委員長       農業委員会会長   須藤義和           佐藤 毅 総務課長      三澤浩子   政策推進課長    原田和浩 財政課長      宮古 浩   市民環境課長    大戸忠行 税務課長      柴田 明   保健課長      矢口裕子 福祉課長      小玉 裕   子育て支援課長   片桐正則 農林課長      柴田 浩   商工観光課長    田中昭広 建設課長      柴田 敏   会計管理者     斎藤昭彦 水道課長      櫻井秀一   消防長       奥山 高 消防署長      早坂弥美   教育委員会学校教育課長                            片桐 隆 教育委員会学校教育課教育指導室長 教育委員会生涯学習課長           笹原 聡             井澤豊隆 教育委員会東京オリ・パラ交流課長 農業委員会事務局長 板垣 晃           矢口勝彦 監査委員事務局長  斎藤幸子   選挙管理委員会事務局長                            高橋准一-----------------------------------          事務局職員出席者職氏名 事務局長      松田充弘   議事調査主査    高橋大心 議事調査係長    齊藤文彦-----------------------------------                         午前10時開会・開議 ○議長(長南誠議員) おはようございます。これより本日をもって招集されました令和元年第3回村山市議会定例会を開会いたします。 出席議員は定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号によって進めることにいたします。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により議長において指名いたします。  2番 矢萩浩次議員  9番 川田律子議員 13番 茨木久彌議員 以上の3議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。今定例会の会期は、去る8月27日に開かれました議会運営委員会の協議の結果に基づき、本日開会前に開かれました全員協議会において協議いたしましたとおり、本日から9月20日までの19日間といたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は19日間と決しました。 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付いたしております会期予定表のとおりでありますので、ご了承願います。     令和元年第3回 村山市議会定例会会期日程表                       自9月2日                   (会期        19日間)                       至9月20日日次月日開議時刻会議名摘要場所第1日9月2日 (月曜日)午前9時全員協議会議事日程等について全員協議会室午前10時本会議開会 会議録署名議員の指名 会期の決定 諸般の報告 議案の上程  議第51号~議第73号(23件) 上程議案の説明 議第73号に対する質疑・表決 議第60号~議第67号(条例案8件)に対する質疑 議案の委員会付託 決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託 請願の委員会付託議場第2日9月3日 (火曜日)議案調査のため休会第3日9月4日
    (水曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第4日9月5日 (木曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第5日9月6日 (金曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第6日9月7日 (土曜日)休会第7日9月8日 (日曜日)休会第8日9月9日 (月曜日)議案調査のため休会第9日9月10日 (火曜日)午前10時決算特別委員会議第51号~議第59号(9件)に対する質疑 分科会の設置及び審査の分担議場第10日9月11日 (水曜日)午前10時常任委員会決算特別委員会分科会委員会室第11日9月12日 (木曜日)午前10時常任委員会決算特別委員会分科会委員会室第12日9月13日 (金曜日)午前10時常任委員会決算特別委員会分科会委員会室第13日9月14日 (土曜日)休会第14日9月15日 (日曜日)休会第15日9月16日 (月曜日)休会第16日9月17日 (火曜日)事務整理のため休会第17日9月18日 (水曜日)午後1時30分決算分科会委員長会決算特別委員会分科会について第2委員会室決算分科会委員長会終了常任委員長会常任委員会について第2委員会室午後2時30分議会運営委員会議事運営等について第1委員会室第18日9月19日 (木曜日)事務整理のため休会第19日9月20日 (金曜日)午後1時30分全員協議会議事運営等について全員協議会室午後2時30分決算特別委員会分科会審査結果報告及び質疑  総務文教分科会委員長報告  産業厚生分科会委員長報告 討論・表決議場決算特別委員会終了後本会議常任委員会等付託事件の審査結果報告及び質疑  総務文教常任委員長報告  産業厚生常任委員長報告  決算特別委員長報告 議第51号~議第67号(決算9件・条例案8件)に対する討論・表決 議第68号~議第70号(3件)に対する質疑・討論・表決 議第71号及び議第72号に対する質疑・討論・表決 請願に対する討論・表決 閉会議場----------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長 日程第3、諸般の報告でありますが、この際、事務局長から諸般の報告をいたさせます。松田事務局長。 ◎事務局長 諸般の報告をいたします。 初めに、地方自治法第180条第2項の規定による報第8号 損害賠償の和解の専決処分について市長から報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、本定例会に提出されました請願につきましては、請願文書表としてお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 以上でございます。----------------------------------- △日程第4 議第51号~ △日程第26 議第73号まで議案上程 ○議長 次に、議案の上程でありますが、この際、日程第4、議第51号から日程第26、議第73号までの議案23件を一括上程し、議題といたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ----------------------------------- △日程第27 上程議案の説明 ○議長 日程第27、上程議案の説明でありますが、市長から提案理由の説明を求めます。志布市長。   (志布隆夫市長 登壇) ◎市長 おはようございます。 私から提案理由の説明をいたしますが、その前に一言ご挨拶を申し上げます。 8月は、大相撲に始まり、S-mileマラソン、そして先日の徳内まつり、大きな行事が続きましたが、皆様のおかげでにぎやかな結果に終わりました。大変ありがとうございました。 これについては、実行委員会を初め、出演団体、ボランティア、そして多くの市民の皆様のご協力によるものと思っております。深く感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 それでは、議案の提案理由につきましてご説明を申し上げます。 初めに、議第51号から議第58号までの8件は、平成30年度の一般会計及び各特別会計の決算につきまして認定を求めるものでございます。 各会計を合わせまして、歳入総額214億6,745万3,392円、歳出総額206億1,871万6,863円、差し引き残額8億4,873万6,529円でございます。地方自治法の定めるところにより、監査委員の意見書を添えて提案をいたします。 議第59号は、平成30年度水道事業会計の決算につきまして認定を求めるものでございます。地方公営企業法の定めるところにより、監査委員の意見書を添えて提案をいたします。 次に、条例につきまして申し上げます。 議第60号は、放課後健全育成事業を実施する楯岡地域放課後児童クラブ施設を設置するため、新たな条例制定を提案するものでございます。 議第61号は、地方自治法の一部改正を踏まえ、議会の議員のうちから監査委員を選任しないことなどの所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第62号は、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、旧氏での印鑑登録を可能とするなどの所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第63号は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、消防法に係る手数料の額を改正するため、提案するものでございます。 議第64号は、山形県医療給付事業補助金交付規程の一部改正に伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第65号は、災害弔慰金の支給に関する法律及び同法律施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第66号は、子ども・子育て支援法が一部改正され、本年10月1日より幼児教育・保育の無償化が実施されることに伴い、関係条例について所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第67号は、消防法令に違反のある防火対象物について、違反内容を公表する制度を新たに設けることに伴い、提案するものでございます。 続きまして、補正予算3件につきまして申し上げます。 議第68号の一般会計補正予算は、道路新設改良事業除雪事業県営土地改良事業負担金余暇開発施設整備事業中学校給食事業などに1億7,441万6,000円を追加し、総額を129億8,113万1,000円とするものでございます。 これに対する歳入といたしましては、繰越金、市債、国県支出金などをもって充ててございます。 議第69号の農業集落排水事業特別会計補正予算は、施設管理費に3,820万円を追加するものでございます。 議第70号の介護保険事業特別会計補正予算は、返還金などに2,050万3,000円を追加するものでございます。 続きまして、議第71号は、宅地開発により新たな住居表示を実施するため、提案するものでございます。 議第72号は、県営土地改良事業により字の区域及び名称を変更するため、提案するものでございます。 議第73号は、人権擁護委員板垣和司委員が、令和元年12月31日に任期が満了となりますので、再度法務大臣に推薦するため、提案するものでございます。 以上、概略を申し上げましたが、詳細につきましては、副市長及び会計管理者、関係課長から説明をいたさせますので、何とぞご審議の上、ご可決、ご同意くださいますようにお願いを申し上げます。 ○議長 補足説明はありませんか。高橋副市長。   (高橋政則副市長 登壇) ◎副市長 提出案件の概要について補足説明いたします。 まず、議案書のほうをお願いします。 議案書の10ページをお願いいたします。 議第60号 村山市楯岡地域放課後児童クラブ施設条例についてです。 放課後健全育成事業を実施する施設として、楯岡地域放課後児童クラブ施設を設置するため、新たに条例を制定するものです。 楯岡小学校区の放課後児童クラブについては、現在、甑葉プラザ及び地域交流活性化センターを使用して実施していますが、このたび、旧しろはと保育園を改修し、当該学区の放課後児童クラブ専用施設として新たに設置することに伴い、条例を制定するものです。 施行期日令和元年11月1日となります。 12ページをお願いします。 議第61号 村山市監査委員条例の一部を改正する条例についてです。 監査委員の選任について、地方自治法の改正により、議会の議員のうちから選任する義務づけが緩和され、自治体の判断で選任しないことも選択できることとされたことを踏まえて、監査委員の独立性や専門性の確保といった観点を考慮し、議員のうちから監査委員を選任しないこととする改正を行うものです。あわせて、引用条文の条ずれを整理するものです。 施行期日令和元年11月1日及び令和2年4月1日となります。 14ページをお願いします。 議第62号 村山市印鑑条例の一部を改正する条例についてです。 住民基本台帳法施行令が一部改正され、住民票に旧氏、いわゆる旧姓を併記することが可能となります。これに伴い、印鑑登録においても旧氏での登録や印鑑登録証明書の発行を可能とするなどの改正を行うものです。 施行期日令和元年11月5日となります。 16ページをお願いします。 議第63号 村山市手数料条例の一部を改正する条例についてです。 地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、消防法に係る手数料の改正を行うものです。 消防法に係る手数料については、政令で定める金額を標準として条例で定めることとされているため、政令に規定する手数料の額の引き上げに伴い、条例においても引き上げの改正を行うものです。 施行期日令和元年10月1日となります。 17ページをお願いします。 議第64号 村山市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についてです。 山形県医療給付事業補助金交付規程の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 内容は、未婚のひとり親を税法上の寡婦とみなす「みなし寡婦(夫)」と、従来からある16歳未満の扶養親族に対する年少扶養控除について、その両方を適用して所得算定を行う規定を追加するものです。 公布の日から施行し、令和元年7月1日からの適用となります。 19ページをお願いします。 議第65号 村山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてです。 災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法律施行令の一部改正に伴い、引用条文の整理等を行うものです。 内容は、災害援護資金に係る償還金の支払い猶予等について、法律及び施行令が改正されたことに伴い、引用条文の条ずれや文言の修正を行うものです。 施行は公布の日からとなります。 20ページをお願いします。 議第66号 村山市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例及び村山市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてです。 子ども・子育て支援法が一部改正され、本年10月1日より幼児教育・保育の無償化が実施されることになりました。これに伴い、関係する2つの条例について、無償化に係る規定の整備や文言の修正など、所要の改正を行うものです。 施行期日令和元年10月1日となります。 次に、少し飛びますが、32ページをお願いします。 議第67号 村山市火災予防条例の一部を改正する条例についてです。 消防法令に違反のある防火対象物について、当該違反内容を公表する制度を新たに設けることに伴い、所要の改正を行うものです。 店舗や福祉施設等において、スプリンクラー設備屋内消火栓設備などが未設置であり、法令に違反する状態の場合、市ホームページ等で公表することにより、防火安全に対する意識を高めるとともに、火災被害の軽減を図るものです。 施行期日は令和2年4月1日となります。 33ページをお願いします。 議第71号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてです。 宅地開発により、住居表示実施区域外に宅地造成が予定されていることから、当該区域について住居表示を実施する必要があるため、住居表示に関する法律第3条第1項の規定に基づき、住居表示実施区域及び住居表示の方法を定めるものです。 実施区域大字楯岡字渋田地内の一部、住居表示の方法は街区方式となります。実施区域については位置図をごらんください。 次に、35ページをお願いします。 議第72号 字の区域及び名称の変更についてです。 大高根新西地区県営土地改良事業の結果、土地の区画等が変化し、字の区域及び名称を変更する必要があることから、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 なお、土地改良法第54条第4項の規定による換地処分の公告を本年12月に予定しております。 議案書については以上です。 続きまして、補正予算について説明いたしますので、補正予算書をお願いします。 補正予算書の1ページをお開き願います。 議第68号 令和元年度村山市一般会計補正予算です。 歳入歳出それぞれ1億7,441万6,000円を追加し、総額を129億8,113万1,000円とするものです。 補正の主なものについて説明いたします。 初めに、歳出から説明いたしますので、恐れ入りますが、12、13ページをお開き願います。 2款総務費、1項5目企画費80万2,000円の増は、駅西商業エリアへの進出企業として見込みがある企業の洗い出しと意向調査を実施するための委託料を補正するものです。 1項12目定住促進対策費191万9,000円の増は、7月1日から新規の地域おこし協力隊員1名が着任したため、報酬と社会保険料を増額するものです。 1項14目地方創生交付金事業費241万1,000円の増は、13ページ、説明欄の3番、稼げる「ひと」づくり事業ですが、官民連携による市民の健康づくり事業として、市民を対象とした日常の活動状況などをデータとして記録するモニター実証事業を行い、楯岡高校跡地利活用基本構想に掲げるフィットネス機能の導入を推進するため、業務委託料備品購入費を補正するものです。 続きまして、14、15ページをお願いします。 2款6項1目監査委員費30万5,000円の増は、監査委員条例の一部改正に伴い、監査委員報酬を補正するものです。 下の段、3款民生費、1項1目社会福祉総務費1,355万8,000円の増ですが、15ページ、説明欄の3番、福祉灯油券助成事業は、低所得世帯等に対し、灯油購入費の一部、1世帯当たり5,000円を助成するための経費を補正するものです。 16、17ページをお願いします。 中ほど、2項1目児童福祉総務費131万9,000円の増は、17ページの説明欄2番、障害児通園及び通所支援事業で、幼児教育・保育の無償化に伴い、3歳から5歳の障害児の発達支援についても無償になるため、システム改修委託料と給付費を補正するものです。 次の2項2目保育園費276万7,000円の増は、幼児教育・保育の無償化に伴うものとして、3歳から5歳児の給食のおかずやおやつなどの副食費が第3子以降と低所得世帯については無償となるため、市立の保育所と認定こども園への給付費を計上するものです。 一番下の2項6目児童福祉施設費878万6,000円の増は、19ページをごらんください。 19ページの説明欄ですが、国の基準単価改定に伴う放課後児童健全育成事業子育て支援事業病児保育事業に対する委託料及び補助金を増額しています。また、幼児教育・保育の無償化に伴うものとして、一時預かり事業利用料などが無償になるため、施設等利用給付費283万2,000円を追加しています。 次に、6款農林水産業費、1項3目農業振興費656万9,000円の増ですが、元気な農業経営による所得1.3倍プロジェクト事業費補助金は、地域農業を牽引するトップランナーを目指す認定農業者を支援する補助金で、農業用施設や機械を導入する事業者2件分の570万7,000円、担い手支援創造推進事業費補助金は、農業の担い手となる新規就農者を支援する市単独補助金で、機械を購入する就農者4人から申し込みがあり、79万2,000円を増額するものです。 1項4目農地費2,162万5,000円の増は、県営土地改良事業負担金の各事業について、県の事業実施予定額に合わせるため、1,992万5,000円を増額するものです。 また、農業用ため池調査計画事業は、昨年度の西日本豪雨災害を受けて、防災重点ため池として市内で23か所が追加され、ハザードマップの作成が必要となったため、委託料を追加するものです。 20、21ページをお願いします。 2段目になりますが、2項3目林道整備事業費1,040万円の増は、林道湯舟沢五十沢線整備事業における補助金の交付内示額が増額となったため、工事請負費を増額補正するものです。 次に、7款商工費、1項1目商工振興費60万円の増は、消費税率引き上げ後に商店街等が実施する個人消費を促す取り組みを支援する補助金です。 1項4目余暇開発費1,777万5,000円の増は、クアハウス碁点と南郷源泉及び道の駅むらやまのポンプや給湯ボイラーなど、経年劣化した設備や機械を修理、更新する修繕料と工事請負費などを計上しています。 22、23ページをお願いします。 8款土木費、1項3目空き家対策費264万円の増は、昨年8月に特定空き家に指定しました戸沢地域の空き家1棟を行政代執行により解体するための工事請負費です。 2項3目道路新設改良費2,550万円の増は、(仮称)市道東西2号線及び市道中楯線に係る測量調査設計業務委託料の増額と、市道駅西中央2号線などの土地購入費と物件補償費を補正するものです。 2項6目除雪費2,364万3,000円の増は、消雪井戸の整備検討のためのボーリング調査委託料の追加と、除雪機械の修繕や、市道除雪の支障となる舗装の段差や側溝の破損箇所などを降雪期前に補修するための修繕料及び散水消雪用のポンプやノズルの更新工事費の増額などです。 24、25ページをお願いします。 2段目、4項1目都市計画総務費186万7,000円の増は、楯岡渋田住宅団地に係る水道工事費を水道事業へ支出する負担金ですが、水道工事事業費の確定に伴い、不足分を増額補正するものです。 26、27ページをお願いします。 9款消防費、1項3目消防施設費126万1,000円の増は、大久保地域内のふたのない防火水槽1基を解体するため、工事請負費を補正するものです。 10款教育費、1項6目幼児教育奨励費175万5,000円の増は、保育園などと同様に10月から無償化される第3子以降と低所得世帯の副食費に係る給付費です。 28、29ページをお願いします。 2段目、3項1目中学校管理費1,410万円の増は、来年度から中学校給食が完全給食になるために必要となる食缶、食器等の購入及び調理運搬業務の委託業者の変更に伴い、配送車両に合わせたコンテナ等の購入費用などを補正するものです。 4項2目芸術文化費322万6,000円の増は、中村遺跡縄文公園の竪穴式住居及びトイレの解体工事費などです。 次に、歳入について申し上げます。 恐れ入りますが、戻っていただき、8、9ページをお願いします。 11款地方特例交付金374万3,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う子ども・子育て支援臨時交付金の増額です。第3子以降と低所得世帯の副食費無償化に係る市負担分、一時預かり事業等利用料の無償化に係る給付費について、今年度に限り措置されるものです。 16款国庫支出金426万4,000円の増は、幼児教育・保育の無償化に伴う副食費補助や、給付費に係る負担金、交付金の増額や、放課後児童健全育成事業子育て支援事業の国基準単価改定に伴う子ども・子育て支援交付金の増額などです。 17款県支出金2,021万6,000円は、福祉灯油券購入事業に対する低所得世帯の冬の生活応援事業費補助金340万円、元気な農業経営による所得1.3倍プロジェクト事業費補助金577万7,000円の追加や、民有林林道等整備事業費施業補助金680万円の増額などです。 10、11ページをお願いします。 22款諸収入264万円は、行政代執行による特定空き家の解体工事に係る実費弁償金です。 23款市債2,510万円の増は、負担金の増額による県営土地改良事業債、民有林林道湯舟沢五十沢線工事に係る林道整備事業債を増額するものです。 また前に戻っていただきまして、4ページをお願いします。 第2表債務負担行為の追加です。 大槇地区から国道347号につながる(仮称)市道東西2号線について、圃場整備のスケジュールに合わせ、用地の測量調査及び実施設計を今年度から2か年で実施することとし、測量調査設計業務委託料見込み額5,200万円のうち、令和2年度分の3,200万円を債務負担行為として設定するものです。 第3表地方債補正は、予算額に合わせて地方債限度額の増額変更を行うものです。 次に、特別会計について説明いたします。 33ページをお願いします。 議第69号 農業集落排水事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ3,820万円を追加し、総額を1億4,675万6,000円とするものです。 歳出について、42、43ページになります。 1款農業集落排水事業費、1項1目施設管理費を3,820万円増額するもので、処理施設の機能強化対策事業に係る補助金の交付内示額の増額に合わせて、測量設計等委託料と工事請負費を補正するものです。 歳入は、県支出金と農業集落排水事業債などです。 続きまして、45ページをお願いします。 議第70号 介護保険事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ2,050万3,000円を増額し、総額を30億3,668万5,000円とするものです。 歳出につきまして、52、53ページをお願いします。 1款総務費、1項1目一般管理費182万7,000円の増は、第8期介護保険事業計画策定のため、ニーズ調査を実施する委託料の増額です。 6款諸支出金、1項2目の償還金1,510万2,000円は、昨年度分の介護給付費負担金や支払基金交付金などの精算による返還です。 歳入につきましては、支払基金交付金、繰越金を充てるものです。 以上が私からの補足説明です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長 ほかに補足説明はありませんか。斎藤会計管理者。   (斎藤昭彦会計管理者 登壇) ◎会計管理者 議第51号から議第58号までの平成30年度村山市一般会計歳入歳出決算並びに特別会計歳入歳出決算の認定につきまして補足説明を申し上げます。 決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。 決算の大要になります。 表の一番下の一般会計特別会計の合計額につきましては、予算額220億8,910万8,000円に対しまして、歳入決算額は214億6,745万3,392円となり、前年度と比較して約9,900万円の減額となりました。 また、歳出決算額の合計は206億1,871万6,863円となり、前年度と比較しまして約1億3,000万円の減額となりました。 これにより、差し引き残額は8億4,873万6,529円となりまして、前年度に比べ約3,100万円の増額となっております。 一般会計、各特別会計とも黒字を計上しておるところです。 次に、各会計について申し上げます。 3ページ、4ページをお願いいたします。 議第51号 村山市一般会計歳入歳出決算です。 歳入の主なものについて申し上げます。 1款市税の収入済額は24億8,988万2,580円で、前年比860万円の減額となりました。固定資産税などが減収となっております。 また、市税の収入未済額は1億7,984万6,398円で、前年比530万円の減額となりました。 次に、一番下の欄になりますけれども、11款地方交付税の収入済額は46億4,064万3,000円で、前年比1億3,800万円の増額となりました。 5ページ、6ページをお願いいたします。 15款国庫支出金の収入済額は13億6,641万9,139円で、前年比1億8,900万円の増額となりました。教育費関係の国庫負担金及び民生費関係の国庫補助金が増加しております。 18款寄附金の収入済額は4億4,113万8,601円で、前年比1億4,100万円の減額となりました。ふるさとづくり応援寄附金が減少しております。 7ページ、8ページをお願いいたします。 22款市債の収入済額は14億2,980万円で、前年比2,500万円の減額となっております。 一般会計収入済額の合計は140億4,421万5,935円で、前年比1億5,900万円の増額となっております。 9ページ、10ページをお願いいたします。 一般会計の歳出になります。主なものを申し上げます。 2款総務費の支出済額は21億7,616万803円で、前年比2億9,600万円の減額となりました。ふるさとづくり応援寄附金関連の経費の減少により、総務管理費が減少しております。 3款民生費の支出済額は35億8,713万4,965円で、前年比1億2,400万円の増額となりました。村山しょうよう保育園開設に伴い、児童福祉費が増加しております。 一番下の8款土木費の支出済額は17億1,036万9,532円で、前年比1,200万円の増額となっております。河川費及び都市計画費が増加しております。 11、12ページをお願いいたします。 10款教育費の支出済額は18億6,038万7,951円で、前年比3億600万円の増額となっております。楯岡小学校改築工事により小学校費が増加し、また市民体育館改修工事により保健体育費が増加しております。 一般会計支出済額の合計は133億5,603円で、前年比1,100万円の増額となっております。また、翌年度繰越額は5億2,040万3,800円で、不用額は7億6,019万3,597円となっております。 歳入歳出差し引き残額は7億4,421万332円となり、そのうち3億4,900万円を財政調整基金及び市債管理基金に繰り入れを行っております。 13、14ページをお願いいたします。 議第52号 国民健康保険事業特別会計決算でございます。 収入済額の合計は28億557万828円で、前年比4億9,200万円の減額となっております。平成30年度から国民健康保険が県との共同運営となったため、国庫支出金などが減少しております。 15、16ページをお願いいたします。 支出済額の合計は27億5,369万8,709円で、前年比3億5,300万円の減額となっております。共同事業拠出金などが減少しております。歳入歳出差し引き残額は5,187万2,120円でございます。 17、18ページをお願いいたします。 議第53号 公共下水道事業特別会計決算です。 収入済額の合計は10億7,516万974円で、前年比2,400万円の減額となりました。 19、20ページをお願いいたします。 支出済額の合計は10億6,388万6,399円で、前年比2,500万円の減額となっております。歳入歳出差し引き残額は1,127万4,575円でございます。 21、22ページをお願いいたします。 議第54号 財産区特別会計決算です。 収入済額の合計は43万8,252円で、前年比5万8,000円の減額となっております。 23、24ページをお願いいたします。 支出済額の合計は30万776円で、前年比5万9,000円の減額となっております。歳入歳出差し引き残額は13万7,476円です。 25、26ページをお願いいたします。 議第55号 農業集落排水事業特別会計決算です。 収入済額の合計は2億2,926万2,731円で、前年比1億3,600万円の増額となっております。県支出金及び市債が増加しております。 27、28ページをお願いいたします。 支出済額の合計は2億2,691万2,864円で、前年比1億3,600万円の増額となっております。袖崎地区処理施設改修工事により、農業集落排水事業費が増加をしております。歳入歳出差し引き残額は234万9,867円です。 29、30ページをお願いいたします。 議第56号 土地区画整理事業特別会計決算です。 収入済額の合計は1,070万967円で、前年比758円の増額となっております。 31、32ページをお願いいたします。 支出済額の合計は1,061万1,241円で、前年比1円の減額となっております。ほとんどが公債費の支出となっております。歳入歳出差し引き残額は8万9,726円です。 33、34ページをお願いいたします。 議第57号 介護保険事業特別会計決算です。 収入済額の合計は29億8,346万5,780円で、前年比1億1,700万円の増額となっております。保険料及び国庫支出金が増加をしております。 35、36ページをお願いいたします。 支出済額の合計は29億4,791万7,219円で、前年比9,800万円の増額となっております。保険給付費が5%ほど増加をしております。歳入歳出差し引き残額は3,554万8,561円です。 37、38ページをお願いいたします。 議第58号 後期高齢者医療事業特別会計決算でございます。 収入済額の合計は3億1,863万7,925円で、前年比400万円の増額となっております。 39、40ページをお願いいたします。 支出済額の合計は3億1,538万4,053円で、前年比260万円の増額となっております。歳入歳出差し引き残額は325万3,872円です。 これ以降のページにつきましては、各会計の事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書を記載しております。後ほどごらんいただければと存じます。 以上が平成30年度歳入歳出決算の補足説明であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長 ほかに補足説明はありませんか。櫻井水道課長。   (櫻井秀一水道課長 登壇) ◎水道課長 議第59号 平成30年度村山市水道事業会計決算の認定について補足説明申し上げます。 別冊になっております平成30年度村山市水道事業会計決算書をごらんください。 最初に、2ページ、3ページをお願いいたします。 平成30年度村山市水道事業決算報告書でございます。 初めに、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。 収入の第1款事業収益、予算額合計6億5,201万5,000円に対しまして、決算額6億6,156万2,130円で、予算に対する収入率は101.5%となりました。 事業収益の主なものは、水道料金や一般会計からの繰入金、長期前受金戻入などでございます。 次に、下の段、支出でございますが、第1款事業費用、予算額合計6億3,004万7,000円に対しまして、決算額6億2,102万3,649円で、執行率は98.6%でございます。 事業費用の主なものは、人件費や受水費、施設の維持管理経費や減価償却費などでございます。 次に、4ページ、5ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出でございます。 収入の第1款資本的収入、予算額合計1,260万6,000円に対しまして、決算額392万7,045円で、予算に対する収入率は31.2%でございます。 収入の主なものは、一般会計からの工事負担金と繰入金でございます。 次、下の段、支出でございますが、第1款資本的支出、予算額合計1億9,657万7,000円に対しまして、決算額1億7,586万512円で、執行率は89.5%となりました。 支出の主なものは、電気計装設備更新工事や楯岡鶴ケ町地内の老朽管更新工事などの建設改良費及び企業債の償還金でございます。 なお、資本的収入が支出に対して不足する額1億7,193万3,462円につきましては、欄外の下のほうに記載しているとおり、過年度分損益勘定留保資金などの財源で補填いたしました。 次に、6ページをお願いいたします。 平成30年度村山市水道事業損益計算書でございます。 下から4段目、当年度純利益は3,307万920円の黒字となりました。主な理由としましては、村山広域水道に支払う受水費の料金改定がなされ受水費用が減少したことと、営業外収益におきまして一般会計からの繰入金が増加したことなどが挙げられます。 次に、下から3段目に記載しています前年度繰越利益剰余金は9億4,520万1,125円で、当年度純利益を加算した額が、一番下の段に記載しております当年度未処分利益剰余金9億7,827万2,045円となります。 次に、7ページをお願いいたします。 平成30年度村山市水道事業剰余金計算書でございます。 左のほうの資本金から中ほどの建設改良積立金までの数値は昨年と同じ数値です。未処分利益剰余金の当年度変動額につきましては、当年度の純利益になります。利益剰余金の合計は12億3,419万6,062円となりました。 次に、8ページをお願いいたします。 平成30年度村山市水道事業剰余金処分計算書でございます。 これは当年度末残高の未処分利益剰余金の全額を繰越利益剰余金として次年度に繰り越しするという内容でございます。 次に、10ページ、11ページをお願いいたします。 平成30年度村山市水道事業貸借対照表でございます。 貸借対照表につきましては、財務状況を明らかにするために、資産、負債、資本の状況を示したものでございます。 資産の部としましては、固定資産、流動資産、その合計は70億5,018万2,483円となります。 次のページ、負債の部でございますが、11ページ、このページの中ほどの負債の合計としまして19億1,942万7,771円となります。 資産の合計から負債の合計を差し引いたものが、このページ、11ページの下から2段目、資本合計51億3,075万4,712円で、いわゆる純資産ということでございます。 次のページをお願いいたします。 次ページ以降、決算附属書類ということで、これにつきましては、事業報告書、キャッシュフロー計算書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書、資本的収支明細書が記載されておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長 ただいまの議題のうち、決算については決算審査意見書が配付されております。審査の結果について代表監査委員から報告を求めます。古瀬代表監査委員。   (古瀬忠昭代表監査委員 登壇) ◎代表監査委員 議長より指示のありました平成30年度村山一般会計特別会計決算及び基金運用状況並びに水道事業会計決算に係る審査意見書についてご説明申し上げます。 まず、一般会計特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査について申し上げますので、同審査意見書の1ページをお開きください。 審査の対象は、平成30年度村山一般会計及び特別会計の決算、各会計に係る決算事項別明細書、収支及び財産に関する調書、基金の運用状況です。 審査の期間は、令和元年7月10日から8月7日までです。 審査の方法につきましては、決算審査に付された決算書類が関係法令に準拠して作成されているか、また、計数の正確性及び予算の適正かつ効率的な執行などについて検証するため、会計関係帳票等との照合を行い、必要に応じて関係職員の説明を求めて実施いたしました。 なお、現金預金の残高確認、証書等の検査等につきましては、別に実施しました例月出納検査の結果を参照いたしました。 審査の結果につきましては、記載いたしましたように、審査に付された決算書類は関係法令に定められた諸規定に準拠して作成されており、おおむね適正であると認めたところでございます。 決算審査の概要につきましては、2ページ以降、36ページまで記載しておりますが、市長及び会計管理者から説明のありました内容と重複いたしますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 37ページをお開き願います。 審査の結びといたしまして、分析の概要、要望、意見を記載いたしております。 計数につきましては省略させていただきますが、一般会計における実質収支の黒字は、前年度実質収支額と財政調整基金取り崩し額が大きく影響しているものであります。実質単年度収支は赤字であり、特別会計においても単年度収支・実質単年度収支は赤字でありましたので、市税等の恒常的な財源の増加を目指した各種施策を講じて、村山市の財政の基盤強化を図っていく必要があります。 それでは、一般会計について申し上げます。 歳入につきましては、財源別に見ますと、地方交付税、国庫支出金及び諸収入で増加し、寄附金及び繰越金で減少しております。市各職員が経営意識を持ち、多様な情報を収集して補助金等の歳入確保に向けた取り組みを期待いたします。 歳出につきましては、義務的経費であります扶助費や国民健康保険特別会計等への他会計繰出金が年々増加傾向にある中で、定住促進支援、教育環境充実、市民生活環境向上等に向けた本市独自の特徴的な事業が実施されました。 市債につきましては、償還が確実に行われましたが、当年度、新たに楯岡小学校改築事業に係る教育債等の発行があったことにより、市債の年度末における未償還残高は前年度末とほぼ同額となっております。今後とも適正な市債の管理に努めていただきたいと考えております。 次に、基金残高につきましては、財政調整基金、市債管理基金及び公共施設等整備基金の3基金の当年度末における残高は、前年度末に比較しまして2億7,522万円減少しております。特に、財政調整基金は不測の事態に備える性格のものでありますので、留意して運用していただきたいと考えております。 財政指標につきましては、独自の税収入が少なく、普通交付税に頼っている本市の財政状況を反映したものとなっており、改善傾向は認められますが、前年度と同様に財政力指数は弱く、経営収支比率は高く硬直性が強い状況にあります。 続きまして、特別会計について申し上げます。 特別会計につきましては、本年度も一般会計からの繰入総額14億1,169万円を受けての黒字であります。繰入金につきましては、一般会計における歳出総額の10.6%を占めておりますことから、厳しい財政状況の中にあって、一般会計にとっての大きな負担となっております。 今後の各特別会計の運営に当たりましては、収入率の向上等、事業収入の確保と効率化に努めるなどにより、できる限り一般会計からの繰入金の割合を減らし、自立した財政運営となるようにさらに努力されることを期待いたします。 市税の収入率について見ますと、当年度は93.1%で前年度実績を0.4ポイント上回り、平成26年度以降連続して向上しております。また、市税の収入未済額は前年度比較で2.9%減少するなど、徴収部門におけます未納対策の成果が認められるものとなっております。一方で、国民健康保険税の収入率は80.5%と前年度から1.9ポイント低いものになっております。 今後とも、行政サービスを支える上での不可欠な財源であります市税及び各種料金の収納対策に対しましては、受益者負担の公平性を確保する意味合いからも、市を挙げて取り組んでいただきたいと考えております。 平成30年度の決算を見ますと、人口減少対策としての若者定住促進支援事業や空き家対策事業、教育環境充実のための楯岡小学校改築事業、市民生活環境向上のための駅西エリア開発事業等が多くの支出を占めております。それぞれの事業は第5次村山市総合計画に沿って着実に進捗していると評価いたしております。 また、全国的にも注目を集めております2020東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業や10年に一度の東京都台東区浅草浅草寺への大わらじ奉納等、特徴的な取り組みも多く見られ、村山市の魅力がマスコミ報道を通じて市内外に発信できたと感じており、今後の取り組みに大いに期待するものであります。 当年度の決算からは、既存の公共施設に係る維持管理費や修繕工事費等の費用が増加傾向にあることも見てとれますので、これまで実施してきた事業の必要性、重要性について検証され、人口減少の変化に合わせたダウンサイジング等の検討が必要であると考えております。 一方で、住みやすいまちづくりには、積極的に投資をしていく姿勢も欠かせません。いかに的確に財政運営を行っていくかがこれまで以上に重要になっていくと考えられます。 令和2年度からは、公共下水道事業、農業集落排水事業が公営企業会計に移行することとなっておりますので、一般会計及び特別会計も含めた全ての財政状況を注視しながら、村山市の財政の健全化に努められるよう要望いたします。 第5次村山市総合計画の基本理念であります「次の世代に引き継ぐ魅力ある村山市を創る」を実現するため、市民と行政が一丸となり、地方自治法に定める最少の経費で最大の効果を発揮すべく知恵を出し合い、総力を挙げて邁進することを願うものであります。 次に、水道事業会計について申し上げます。 水道事業会計決算審査意見書の1ページをお開き願います。 審査の対象は、平成30年度村山市水道事業会計決算であります。 審査の期間は、令和元年6月10日から7月29日までです。 審査の方法につきましては、決算審査に付された決算書類が関係法令に準拠して作成されているか、また、経営成績及び財政状態を適正に反映しているか表示されているかを検証するため、会計関係帳票等との照合を行い、必要に応じて関係職員の説明を求めて実施いたしました。さらに、業務成績、経営成績及び財政状態につきましては、主として年度比較により事業の推移を把握・分析いたしました。また、キャッシュフローの状況につきましては、同計算書により資金の増減を把握いたしました。 審査の結果につきましては、記載いたしましたように、審査に付された決算書類は関係法令に定められた諸規定に準拠して作成されており、計数は正確で、経営成績、財政状態及びキャッシュフローの状況を適正に表示しているものと認めたところでございます。 決算審査の概要につきましては、2ページ以降、15ページまで記載しておりますが、水道課長から説明のありました内容と重複いたしますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 16ページをお開き願います。 結びといたしまして、総括的分析の概要、要望、意見を記載しております。 個別事業及び計数につきましては、重複いたしますので触れませんが、まず決算の状況について申し上げます。 業務状況について見ますと、給水人口及び給水戸数ともに年々減少しており、これに伴いまして年間配水量も減少しております。今後とも水需要量は減少していくものと見込まれますことから、将来における需要と供給を的確に予測し、業務運営に当たる必要があります。 年間配水量が減少している一方、有収水量が増加し、有収率が上昇しておりますことは、冬期間の凍結に伴う漏水に対する注意喚起や漏水調査等の実施、老朽管の更新等を実施した成果であると評価しているところであります。水道料金収入となります有収水量は、まさに経営成績に直結するものでありますので、老朽施設等の計画的な更新を含む漏水防止対策に引き続き積極的に取り組んでいただきたいと考えております。 次に、経営成績について見ますと、当期純利益を計上しておりますが、営業費用が営業収入によってどの程度賄われているかを示す指標であります営業収支比率が97.4%で営業損失が生じている状況にありますので、事業内容のさらなる改善を望むものであります。 財政状態に関しましては、支払い能力は十分に確保されている状況にあります。当年度におきます企業債の発行がなく、未償還残高も順調に減少しておりますので、引き続き適切な企業債管理に努めていただきたいと考えております。 未収金等の状況について見ますと、未収金のうち、平成30年度分水道料金につきましては、前年度同様、年度末の納期限が翌年度になった関係で金額が多い状況にありますが、過年度分は年度末残高比較で28%減少しており、収納対策への不断の努力のあらわれであると大いに評価いたしております。 不納欠損額につきましても、前年度比で48.8%減少しておりますので、今後とも受益者負担の公平性の実現と財源確保の観点から、引き続き未収金対策に努めていただくことを要望いたします。 平成30年度の水道事業は、前年度の赤字決算から黒字決算となり、経営状況を示す各指標比率も前年度に比べて改善されたものとなっておりますが、主な要因は、山形県村山広域水道に支払います受水費の減少と、国が定めます高料金対策基準に該当したことによります一般会計繰入金の増加によるものであります。 事業会計の内訳を見ますと、当年度においても給水原価が供給単価を上回っており供給損が生じていますので、一概に経営が改善されているとは言いがたい状況にあります。 営業収益の根幹であります給水収益に関しましては、今後とも続くと予想されます人口減少により増加することが見込めませんので、将来必要となる老朽化に伴う施設更新及び大規模自然災害に備えます基盤強化のための投資に必要な費用を内部留保していくためには経費の節減以外には見込めませんので、当年度同様の効率的な経営への取り組みについて、さらなる努力を期待するものであります。 あわせまして、平成29年3月に策定されました10年間を計画期間といたします村山市水道事業経営戦略の進捗状況を検証いたしますとともに、さらに実態に即したものとなりますよう見直しを続けながら、健全財政運営と危機管理体制の強化に努められ、市民生活に欠かせない安全で安定した水道水の供給に努められますことを要望いたします。 以上が平成30年度各会計決算に対します審査意見でございます。ありがとうございました。 ○議長 お諮りいたします。議題のうち議第51号から議第59号までの決算9件に対する質疑は、後ほど設置を予定しております決算特別委員会において行うこととし、この際、省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、決算9件に対する質疑は省略することに決しました。----------------------------------- △日程第28 議第73号に対する質疑・表決 ○議長 日程第28、議第73号の人事案件を議題といたします。 これより上程議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第73号の人事案1件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第73号の人事案1件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより上程議案に対する採決を行います。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第73号 人権擁護委員候補者の推薦について議会の同意を求める件は、これに同意することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第73号について、議会の意見はこれに同意することに決しました。----------------------------------- △日程第29 議第60号~議第67号(条例案8件)に対する質疑 ○議長 日程第29、議第60号から議第67号までの条例案8件に対する質疑でありますが、所管の常任委員会に付託して審査をお願いする予定でありますので、質疑は総括的なことについてお願いいたします。 質疑はありませんか。 10番 中里芳之議員。 ◆(中里芳之議員) 条例の議第61号 村山市監査委員条例の一部を改正する条例について、総括的な質問を行いたいと思います。 地方自治法の改正によって、これまで監査委員の1人を議会から選出していたんですが、それが義務でなくなったと。ほかから選んでもいいし、議会からも選んでもいいし、今までどおりでもいいしということなんですけれども、提案理由の説明の中で、監査委員の独立性、専門性を確保するため議会選出の監査をやめるというようなことだと思いますが、何か議会選出の監査ではちゃんと監査できないからというふうに聞こえてしまうわけですが、今まで代表監査も議会から選んだ監査もそれぞれの立場で監査の任務に頑張ってこられた、十分な働きをなさってきたと思っていますが、どうしてこの議会選出監査でだめなのか、何が問題なのか、提案者に説明を求めたいと思います。 ○議長 三澤総務課長。 ◎総務課長 提案理由ということで、議選の監査委員を廃止する理由でございますけれども、まずは地方自治法改正の趣旨を踏まえまして、監査委員はより独立性や専門性を発揮した監査を実施するとともに、議会は議会として監視機能に特化していくという考え方もあり、本市としても議選監査委員を置かないことといたしました。 監査主体の独立性ということに関しましては、まずは監査委員は専門性のある識見監査委員に委ね、専門性や独立性を発揮した監査を実施していただくことで、監査機能の充実、強化がより図られるという点から、議選の廃止というふうにしたものでございます。 なお、議会は議会として監視に集中していただいて、議会の機能強化が図られるということで判断したものでございます。 ○議長 10番 中里芳之議員。 ◆(中里芳之議員) 議会は議会としての監視に集中してもらいたいと、より専門的な監査をやっていかなきゃいけないみたいな話で、結局、今の議会からの選出監査では十分な監査ができないというふうに思っているのかなと。議会は議会として監視に集中してほしいというのは、何か私からすると余計なお世話かなと思うわけですが、私は、議会から監査委員が選ばれていることによって、議会全体のチェック機能に果たしてきた役割がそこにあるんじゃないかなと。これをなくすと、チェック機能の低下に結びついていく可能性もあるのではないかなと危惧しているところです。 決算分科会などでいろいろと質問するわけですが、そこだけではやっぱり知り得ないような情報を取得する可能性がありまして、それがこれまでの議会のチェック機能に生かされてきたのではないかなというふうに思うわけで、何か議会にちゃんと相談もなくこういった提案をするのは、本当に余計なお世話というふうな感じがします。 任命権はあくまでも市長にありますが、これは条例案否決されましたら今までどおりということで議選の監査は廃止できないわけで、事前に議会に対してよく説明をして了承を得ておく必要があったと思うんですが、そういう努力はなされたんでしょうか、それともいきなり出しても大丈夫だろうということで出したんでしょうか、この点についてお伺いします。 ○議長 三澤総務課長。 ◎総務課長 自治法の改正から、各地方公共団体がみずからの判断で議選監査委員を選任しないことも選択肢としてできましたので、自治体として判断したものでございます。 ○議長 10番 中里芳之議員。 ◆(中里芳之議員) 議会には何も相談しなかったというようなことでいいでしょうか。これを出すというふうに、この議案を出すというふうに決める際に、議会には相談をしないで出したということでしょうか。 ○議長 三澤総務課長。 ◎総務課長 自治法の改正の趣旨を踏まえて、自治体として判断したものでございます。 ○議長 ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 これで質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第30 議案の委員会付託 ○議長 日程第30、議案の委員会付託でありますが、議第60号から議第67号までの条例案8件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託をし、議第68号から議第70号までの補正予算3件並びに議第71号及び議第72号の議案2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第60号から議第67号までの条例案8件については所管の常任委員会に付託をし、議第68号から議第70号までの補正予算3件並びに議第71号及び議第72号の議案2件については委員会付託を省略することに決しました。----------------------------------- △日程第31 決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託 ○議長 日程第31、決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託についてを議題といたします。 お諮りいたします。議第51号から議第59号までの決算9件については、慎重な審査を要しますので、議長及び議会選出監査委員を除く議員をもって構成する決算特別委員会を設置し審査することにいたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、決算9件については決算特別委員会を設置し審査することに決しました。 この際、決算特別委員会を開会し、委員長及び副委員長を互選の上、議長まで報告をお願いいたします。 この際、暫時休憩いたします。     午前11時23分 休憩     午前11時23分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま決算特別委員長及び副委員長の互選の結果について報告がありましたので、事務局長に氏名を朗読いたさせます。松田事務局長。 ◎事務局長 決算特別委員会委員長及び副委員長の氏名を申し上げます。 委員長、森 一弘議員。 副委員長、茨木久彌議員。 以上でございます。 ○議長 次に、委員会付託でありますが、議第51号から議第59号までの決算9件を決算特別委員会に付託したいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第51号から議第59号までの決算9件は決算特別委員会に付託することに決しました。 △資料 △資料 ----------------------------------- △日程第32 請願の委員会付託 ○議長 日程第32、請願の委員会付託でありますが、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。 △資料 △資料 ○議長 以上で本日の日程を全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午前11時25分 散会...