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02月28日-01号

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  1. 村山市議会 2017-02-28
    02月28日-01号


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    平成29年  3月 定例会(第1回)          平成29年第1回村山市議会定例会会議録-----------------------------------議事日程第1号     平成29年2月28日(火曜日) 午前10時開会・開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 北村山公立病院組合議会議員の補欠選挙(議案の上程)日程第5 議第1号 平成28年度村山市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の承認について日程第6 議第2号 平成28年度村山市一般会計補正予算(第6号)日程第7 議第3号 平成28年度村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第8 議第4号 平成28年度村山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第9 議第5号 平成28年度村山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)日程第10 議第6号 平成28年度村山市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第11 議第7号 平成28年度村山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)日程第12 上程議案の説明日程第13 議第1号~議第7号(7件)に対する質疑・討論・表決(議案の上程)日程第14 議第8号 平成29年度村山市一般会計予算日程第15 議第9号 平成29年度村山市国民健康保険事業特別会計予算日程第16 議第10号 平成29年度村山市公共下水道事業特別会計予算日程第17 議第11号 平成29年度村山市財産特別会計予算日程第18 議第12号 平成29年度村山市農業集落排水事業特別会計予算日程第19 議第13号 平成29年度村山市土地区画整理事業特別会計予算日程第20 議第14号 平成29年度村山市介護保険事業特別会計予算日程第21 議第15号 平成29年度村山市後期高齢者医療事業特別会計予算日程第22 議第16号 平成29年度村山市水道事業会計予算日程第23 議第17号 村山市小規模企業振興基本条例について日程第24 議第18号 村山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について日程第25 議第19号 村山市市債管理基金条例の一部を改正する条例について日程第26 議第20号 村山市市税条例等の一部を改正する条例について日程第27 議第21号 村山市児童館条例の一部を改正する条例について日程第28 議第22号 村山市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例について日程第29 議第23号 村山市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第30 議第24号 山形県市町村職員退職手当組合規約の変更について日程第31 議第25号 市道路線の認定及び廃止について日程第32 議第26号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第33 施政方針並びに上程議案の説明日程第34 議第24号 (規約案1件)に対する質疑・討論・表決日程第35 議第26号 (人事案1件)に対する質疑・表決日程第36 議第17号~議案第23号(条例案7件)に対する質疑日程第37 議案の委員会付託日程第38 予算特別委員会の設置及び議案の付託(散会)-----------------------------------          本日の会議に付した事件議事日程第1号に同じ-----------------------------------          ●出欠席議員氏名出席議員(15名)  1番 菊池大二郎議員     2番  高橋菜穂子議員  3番  石澤祐一議員      4番  結城 正議員  5番  矢口 正議員      6番  菊池貞好議員  8番  長南 誠議員      9番  佐藤昌昭議員 10番  川田律子議員     11番  中里芳之議員 12番  秋葉新一議員     13番  茨木久彌議員 14番  海老名幸司議員    15番  大山正弘議員 16番  森 一弘議員欠席議員(なし)-----------------------------------          説明のため出席した者の職氏名 市長        志布隆夫   副市長       齋藤 隆 教育委員会教育長  菊地和郎   代表監査委員    古瀬忠昭 選挙管理委員会委員長       農業委員会会長   須藤義和           佐藤 毅 総務課長      細谷健一   政策推進課長    佐藤洋介 財政課長      高橋政則   市民環境課長    柴田 明 税務課長      小玉 裕   保健課長      三澤浩子 福祉課長      田中昭広   子育て支援課長   柴田 敏 農林課長      伊藤 広   商工観光課長    原田和浩 建設課長      櫻井秀一   会計管理者     赤松弘昭 水道課長      高橋 質   消防長       杉原義男 教育委員会学校教育課長      教育委員会生涯学習課長           笹原茂隆             矢口勝彦 農業委員会事務局長 結城照彦   監査委員事務局長  柴田 浩 選挙管理委員会事務局長           阿部祐士-----------------------------------          事務局職員出席者職氏名 事務局長      青柳 仁   議事調査主査    細谷 充 庶務係長      小玉百重   議事調査係長    三澤依邦子-----------------------------------                         午前10時開会・開議 ○議長(森一弘議員) おはようございます。これより本日をもって招集されました平成29年第1回村山市議会定例会を開会いたします。 出席議員は定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号によって進めることにいたします。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により議長において指名いたします。  2番 高橋菜穂子議員  8番 長南 誠議員 12番 秋葉新一議員 以上の3議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。今定例会の会期は、去る2月22日に開かれました議会運営委員会の協議の結果に基づき、本日開会前に開かれました全員協議会において協議いたしましたとおり、本日から3月17日までの18日間といたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決しました。 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付しております会期予定表のとおりでありますので、ご了承願います。     平成29年第1回 村山市議会定例会会期日程表                       自2月28日                   (会期        18日間)                       至3月17日日次月日開議時刻会議名摘要場所第1日2月28日 (火曜日)午前9時全員協議会議事日程等について全員協議会室午前10時本会議開会 会議録署名議員の指名 会期の決定 諸般の報告 北村山公立病院組合議会議員の補欠選挙 議案の上程  議第1号~議第7号(7件) 上程議案の説明 議第1号~議第7号(7件)に対する質疑・討論・表決 議案の上程  議第8号~議第26号(19件) 施政方針並びに上程議案の説明 議第24号(規約案1件)に対する質疑・討論・表決
    議第26号(人事案1件)に対する質疑・表決 議第17号~議第23号(条例案7件)に対する質疑 議案の委員会付託 予算特別委員会の設置及び議案の付託議場第2日3月1日 (水曜日)議案調査のため休会第3日3月2日 (木曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第4日3月3日 (金曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第5日3月4日 (土曜日)休会第6日3月5日 (日曜日)休会第7日3月6日 (月曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第8日3月7日 (火曜日)議案調査のため休会第9日3月8日 (水曜日)午前10時予算特別委員会議第8号~議第16号(9件)に対する質疑 分科会の設置及び審査の分担議場第10日3月9日 (木曜日)午前10時常任委員会予算分科会各委員会室第11日3月10日 (金曜日)午前10時常任委員会予算分科会各委員会室第12日3月11日 (土曜日)休会第13日3月12日 (日曜日)休会第14日3月13日 (月曜日)午前10時常任委員会予算分科会委員会室常任委員会予算分科会終了地方創生対策特別委員会委員会室第15日3月14日 (火曜日)事務整理のため休会第16日3月15日 (水曜日)午後1時30分分科会委員長会予算特別委員会分科会について第2委員会室分科会委員長会終了常任委員長会常任委員会について第2委員会室午後2時30分議会運営委員会議事運営等について第1委員会室第17日3月16日 (木曜日)事務整理のため休会第18日3月17日 (金曜日)午後1時30分全員協議会議事運営等について全員協議会室午後2時30分予算特別委員会分科会審査結果報告及び質疑  総務文教分科会委員長報告  産業厚生分科会委員長報告 討論・表決議場予算特別委員会終了後本会議常任委員会等付託事件の審査結果報告及び質疑  総務文教常任委員長報告  産業厚生常任委員長報告  予算特別委員長報告  地方創生対策特別委員長報告 議第8号~議第23号(予算案9件、条例案7件)に対する討論・表決 議第25号に対する質疑・討論・表決 議員の派遣について 閉会中の継続審査の申し出について 閉会議場----------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長 日程第3、諸般の報告でありますが、この際、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。青柳事務局長。 ◎事務局長 初めに、去る12月定例会において可決されました意見書2件につきましては、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣初め関係機関に提出しておきましたので、ご了承願います。 次に、監査委員から、平成28年11月から29年2月までに執行した定例監査の報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 以上で報告を終わります。----------------------------------- △日程第4 北村山公立病院組合議会議員の補欠選挙 ○議長 日程第4、北村山公立病院組合議会議員の補欠選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りをいたします。議長において指名したいと存じます。これにご異議はありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 指名をいたします。 議員の氏名を事務局長に朗読いたさせます。青柳事務局長。 ◎事務局長 議員の氏名を申し上げます。 北村山公立病院組合議会議員大山正弘議員。 以上であります。 ○議長 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました議員を当選人と定めることにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。ただいま指名いたしました議員が北村山公立病院組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。----------------------------------- △日程第5 議第1号~日程第11 議第7号まで議案上程 ○議長 次に、議案の上程でありますが、この際、日程第5、議第1号から日程第11、議第7号までの議案7件を一括上程し、議題といたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ----------------------------------- △日程第12 上程議案の説明 ○議長 日程第12、上程議案の説明でありますが、市長から提案理由の説明を求めます。志布市長。   (志布隆夫市長 登壇) ◎市長 おはようございます。 それでは、私から提案理由についてご説明を申し上げます。 初めに、議第1号は、ふるさと納税寄付の増加に伴う返礼品等の経費に係る予算措置について、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないため、専決処分したものでございます。 次に、議第2号から議第7号までの平成28年度一般会計並びに特別会計の補正予算について申し上げます。 議第2号の一般会計補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億9,071万7,000円を追加し、総額を137億7,065万円とするものでございます。 このたびの補正は、事務事業の確定及び見込みに合わせた予算の整理と、国の補正予算に伴う増額補正、豪雪対策に係る除雪委託料等の増額、税収・地方交付税などの収入確保に伴う公共施設等整備基金積立金の増額などが主な事由でございます。 議第3号の国民健康保険事業特別会計は、一般被保険者療養給付費や一般被保険者高額療養費の増額などでございます。 議第4号の公共下水道事業特別会計は、公共下水道管渠建設事業費流域下水道事業負担金の確定などに伴い、減額するものでございます。 議第5号の農業集落排水事業特別会計は、東北中央自動車道建設工事関連移転事業の確定などに伴い、減額するものでございます。 議第6号の介護保険事業特別会計は、介護サービス給付費介護給付費準備基金積立金の増額などでございます。 議第7号の後期高齢者医療事業特別会計は、後期高齢者医療広域連合保険料等の負担金の増額でございます。 以上、概要を申し上げましたが、詳細につきましては副市長から説明をいたさせますので、何とぞご審議の上、ご可決くださいますようにお願い申し上げます。 ○議長 補足説明はありませんか。齋藤副市長。   (齋藤 隆副市長 登壇) ◎副市長 では、私のほうから補足説明をさせていただきます。 まず、議第1号、議案書1ページ、お願いします。 議第1号、平成28年度村山市一般会計補正予算の専決処分の承認についてであります。 専決理由については、ふるさと納税寄附の増に伴う返礼品などの経費に係る予算措置について、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分を行ったものです。 内容につきましては、歳入歳出それぞれ4億円を増額し、総額133億7,993万3,000円とするものでございます。 専決日は平成29年2月1日となっております。 続きまして、補正予算について説明させていただきます。 補正予算書1ページをお願いします。 議第2号 平成28年度村山市一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ3億9,071万7,000円を増額し、総額を137億7,065万円とするものでございます。 このたびの補正については、事務事業の整理などに伴う補正及び国の補正予算関連豪雪対策関連などの補正でございます。 それでは、歳出のほうから説明させていただきます。 20、21ページをお願いします。 2款1項5目財務管理費7,008万3,000円の増は、震災復興特別交付税の平成23年度過大交付分に係る返還金や、次年度以降の建設事業の財源とするための公共施設整備基金積立金の増額でございます。 飛びまして、26、27をお願いします。 3款1項1目社会福祉総務費4,100万9,000円の増は、国民健康保険事業特別会計の保険基盤安定に係る繰出金を増額するものでございます。 3款1項3目老人福祉費420万4,000円の増は、1月16日の市豪雪対策連絡会議の設置に伴い、除雪扶助費の支給上限額を引き上げたことによる増額などでございます。 続きまして、32、33をお願いします。一番下になります。 6款1項3目農業振興費4,231万9,000円の減は、説明は35ページのほうの説明欄になりますけれども、3番です。3番、農業振興等事業になります。経営体育成支援事業費補助金の実績などによる減額になります。 また、豪雪対策として農道除雪事業費補助金の増額や、農業施設等雪害対策事業費補助金の創設による増額も計上してございます。 6款1項4目農地費7,600万7,000円の増は、国の補正予算に伴う県営土地改良事業負担金の増額などでございます。 続きまして38、39をお願いします。 8款2項3目道路新設改良費7,117万4,000円の減は、市道整備事業の実績見込みによる減額などでございます。 8款2項6目除雪費7,486万1,000円の増は、市豪雪連絡対策会議の設置にともなう除雪報償金の増額や、不足が見込まれる除雪委託料を増額するものでございます。 続きまして、42、43をお願いします。 9款1項5目防災対策費617万1,000円の減は、県防災通信ネットワーク整備事業費の確定による減額でございます。 10款1項2目事務局費799万6,000円の増は、昨年10月に募集をしました夢応援奨学金事業のためのふるさと納税寄附700万円を夢応援奨学基金に積み立てるものでございます。 続きまして、44、45。 10款2項1目小学校管理費3億2,248万2,000円の増は、楯岡小学校改築事業に係る平成29年度予定の学校施設環境改善交付金国補正予算により今年度、交付決定を受けました。これを受けまして、当該交付金事業に係る工事請負費を前倒しして計上したものでございます。 続きまして48、49をお願いします。 10款5項1目保健体育総務費50万円の増は、今年6月のブルガリア新体操チームによる市内キャンプのPRや運営を行うため、3月に新たに設置しますローズキャンプ開催委員会への負担金でございます。 次に、歳入について申し上げます。 戻りまして12、13をお願いします。 1款市税2,500万円の増は、個人市民税及び軽自動車税の収入見込みに伴う増額でございます。 11款地方交付税1億1,993万4,000円の増は、普通交付税額の確定による増額でございます。 14、15ページ。 15款国庫支出金1億6,432万5,000円の増は、国補正予算による楯岡小学校改築事業に係る学校施設環境改善交付金の交付決定による増額などでございます。 16款県支出金4,043万4,000円の減は、説明が16、17ページの4目になります。農林水産業費県補助金経営体育成支援事業費補助金の減額などでございます。 続きまして、19款繰入金564万3,000円の増は、これも18、19ページになりますけれども、一番上になります。夢応援奨学基金積立金に充てるためのふるさとづくり基金繰入金の増額などでございます。 20款繰越金1億3,982万9,000円の増は、前年度繰越金でございます。 22款市債470万円の増は、事業費の確定に伴う増額などでございます。 続きまして、債務負担、6ページをお願いします。6ページ。 第2表債務負担行為の補正でございます。 1番、総合行政情報システムソフトウェア借上料は、平成29年3月末で契約満了となります市総合行政情報システムソフトウェアにつきまして、4月以降の借り上げ契約を3月中に行う必要があるためでございます。 続きまして、地域公共交通運行業務委託料は、平成29年4月1日よりデマンドタクシーを運行するために当たり、3月中に業務委託の契約を行う必要があるためでございます。 続きまして、買い物バス運行業務委託料は、楯岡地域における運行を平成29年4月1日より実施するに当たり、3月中に業務の契約を行う必要があるためでございます。 続きまして、東沢公園バラ栽培等管理業務委託料は、平成29年4月当初からバラ栽培管理業務を委託するに当たり、3月中に契約を行う必要があるためでございます。 甑葉プラザ日常管理及びにぎわいまちづくり業務委託料についても、平成29年4月1日より業務を委託するに当たり、3月中に契約を行う必要があるためでございます。 消防指令センター救急デジタル無線保守点検委託料は、平成29年4月1日より保守点検業務を委託するに当たり、3月中に契約を必要とするためでございます。 続きまして、小学校スクールバス運転業務委託料及び、次の中学校スクールバス運転業務委託につきましても、平成29年4月当初からスクールバスの運転業務を委託するため、3月中に契約を行う必要があるものでございます。 続きまして、教育用コンピュータソフトウェア借り上げ料。平成29年3月末で契約満了となります中学校の教育コンピュータソフトウェアにつきまして、4月以降の借り上げ契約を3月中に行う必要があるためでございます。 7ページ。 第3表地方債の補正につきましては、国の補正予算や事業費の確定による起債限度額の変更12件になります。 続きまして、8ページ。 第4表繰越明許費補正につきまして、追加10件でございます。 1番、子育て応援定住促進対策事業は、今年度交付決定をした事業について、住宅の完成が平成29年度となる見込みの事業を翌年度に繰り越すものでございます。 続きまして、個人番号カード交付事業については、国の交付決定を受けた通知カード・個人番号カードの交付事業について、カードの発行実績に鑑み、平成29年度に繰り越すものでございます。 続きまして、地域介護・福祉空間整備事業については、国の補正予算による養護老人ホーム村山光ホームへのスプリンクラー設置事業について、平成29年度に繰り越して実施するものでございます。 続きまして、農業施設等雪害対策事業については、平成28年度に交付決定を行う予定の雪害による農業用ハウスなどの復旧事業について、完了が平成29年度になるため繰り越すものでございます。 続きまして、民有林の整備事業。林道湯舟沢五十沢線に係る用地交渉に時間を要したことにより、今年度中の事業完了が見込めないことから、平成29年度に繰り越すものでございます。 続きまして、余暇開発施設整備事業。道の駅むらやまのクーラー用冷却塔の故障による更新について、稼働時期に間に合うよう3月中に着工し完成を平成29年度とするため繰り越すものでございます。 道路維持管理事業。市道3路線などについて、歩道の舗装や側溝整備の早期完成を図るため、3月中に着工し完成を平成29年度とするものでございます。 次の道路新設改良事業については、市道3路線について、用地交渉や関係機関との調整に時間を要したことにより、今年度中の事業完了が見込めないことから、平成29年度に繰り越して実施するものです。 次の三ヶ瀬眺望公園整備事業については、地区との調整に時間を要したことにより、今年度中の事業完了が見込めないことから、平成29年度に繰り越して実施するものでございます。 最後になりますけれども、楯岡小学校改築事業は、第2期工事に対する学校施設環境改善交付金事業について、全額を平成29年度に繰り越すものでございます。 次に、特別会計について申し上げます。 53ページをお願いします。 議第3号 国民健康保険事業特別会計補正予算につきまして、一般被保険者に係る療養給付費高額療養費などの見込みにより、1億412万4,000円を増額し、総額32億1,747万2,000円とするものでございます。 続きまして、65ページをお願いします。 議第4号 公共下水道事業特別会計補正予算につきまして、管渠建設費や流域下水道事業負担金の確定などに伴い、6,457万3,000円を減額し、総額を11億308万6,000円とするものでございます。 68ページ、債務負担行為が1件ございます。債務負担行為の補正になります。 下水道施設維持管理委託料は、平成28年度で契約満了となります金谷ポンプ場などの施設維持管理業務委託について、3月中に契約を行う必要があるためでございます。契約期間については平成29年度から平成31年度までの3年間になります。 次の第3表地方債の補正につきましては、公共下水道及び流域下水道の事業費確定による起債限度額の変更でございます。 続きまして、79ページをお願いします。79ページ。 議第5号 農業集落排水事業特別会計補正予算につきまして、東北中央自動車道建設工事関連移転事業費の確定などに伴い、145万6,000円を減額し、総額を1億920万7,000円とするものでございます。 続きまして、82ページ、債務負担がございます。82ページ。債務負担行為1件でございます。 処理施設維持管理委託料については、平成28年度で契約満了となります袖崎地区農業集落排水処理施設の施設維持管理業務委託について、3月中に契約を行う必要があるためでございます。契約期間は平成29年度から平成31年度までの3年間になります。 第3表地方債の補正につきましては、農業集落排水事業費の確定による起債限度額の変更になります。 91ページをお願いします。91ページ。 議第6号 介護保険事業特別会計補正予算につきまして、介護サービス給付費や高額介護サービス費の増額などにより、2,098万7,000円を増額し、総額27億2,355万2,000円とするものでございます。 続きまして、111ページをお願いします。111ページ。 議第7号 後期高齢者医療事業特別会計補正予算でございます。広域連合への保険料等負担金の増額などにより、1,228万7,000円を増額し、総額を3億598万1,000円とするものでございます。 以上、私のほうから補足説明をさせていただきました。よろしくお願いします。----------------------------------- △日程第13 議第1号~議第7号(補正予算7件)に対する質疑・討論・表決 ○議長 日程第13、これより議第1号から議第7号までの議案7件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 次に、委員会付託でありますが、議第1号から議第7号までの議案7件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第1号から議第7号までの議案7件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより採決に入ります。 初めに、議第1号の専決処分について採決をいたします。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議第1号の専決処分については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第1号の専決処分については原案のとおり承認することに決しました。 次に、議第2号から議第7号までの補正予算6件を一括して採決をいたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第2号から議第7号までの補正予算6件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第2号から議第7号までの補正予算6件については原案のとおり決しました。----------------------------------- △日程第14 議第8号~日程第32 議第26号まで議案上程 ○議長 次に、議案の上程でありますが、日程第14、議第8号から日程第32、議第26号までの議案19件を一括上程し、議題といたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ----------------------------------- △日程第33 施政方針並びに上程議案の説明 ○議長 日程第33、市長から施政方針並びに提案理由の説明を求めます。志布市長。   (志布隆夫市長 登壇) ◎市長 平成29年第1回市議会定例会の開会に当たり、市政運営に対する私の基本的な考え方と主な施策を申し上げ、議会並びに市民の皆様のご理解とご協力をいただきたいと存じます。 初めに、昨年、甚大な被害をもたらした熊本地震及び台風10号によって大規模な土砂災害に見舞われた方々に、心よりお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。 さて、昨年発表された平成27年国勢調査確定値では、本市の人口は2万4,684人でした。22年調査から2,127人減少しており、その前の減少数が1,381人でしたから、そのスピードが加速しており、対策が急務であると言えます。 既に、第5次村山市総合計画「次世代への“架け橋”プラン」や村山市まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿った施策が遂行されておりますが、先般公表された総務省の2016年住民基本台帳に基づく人口移動報告でも、東京圏の転入超過は11万7,868人でした。各市町村が地方創生の名のもとに総合戦略を策定し、地方の人口減少対策を施しても、この一極集中はとまる気配が見えません。 本市も第5次総合計画や総合戦略に基づく事業着手からまだ2年と、道半ばではありますが、機動力と弾力性を持って取り組んでいかなければなりません。とりわけ、これらの計画に搭載された3つの最重点プロジェクトを核に、人口減少対策、ひいてはまちづくりに取り組んでまいります。 今年は各界からのお客様をお迎えする予定の年であります。 まず、東京オリンピック・パラリンピック関連事業ですが、昨年12月にブルガリアのホストタウンに登録され、6月には同国新体操選手団を招き入れるとともに、スポーツ国際交流員を招聘し、文化学習やスポーツ指導に当たってもらうことを予定しております。 村山市を世界に発信する絶好の機会と捉え、キャンプ誘致に向けて積極的に事業を展開してまいります。 また、9月には東沢バラ公園に、公益財団法人日本ばら会名誉総裁であられます寛仁親王妃信子殿下をお迎えし、6月に植栽するオリジナルローズ「プリンセス・ノブコ」をご観閲いただく予定としております。これによって東沢バラ公園の名声がさらに高まり、観光で訪れる方々の増加が期待されます。 基本的な考え方と具体的な施策を申し上げます。 人口減少社会における若者の定住促進事業。 基本的な考え方。 人口減少対策は、各種データでもわかるとおり、流出を防ぐ政策が重要です。そのため、①若者定住支援、②雪対策、③子育て支援、④産業・農業支援、⑤教育支援を行ってまいります。 具体的施策。若者定住支援。 水道料金の引き下げを行います。主に家庭用として使用されている口径13ミリと20ミリの基本水量を撤廃するとともに基本料金を下げ、超過料金も引き下げます。これにより、本市の水道料金の一般家庭平均(13ミリで月20立方メートル)料金は約600円安価になり、生活負担の軽減が図られます。県内33団体のうち、高いほうから9番目だった順位が中位以下の21番目に下がることになります。 また、若者世帯や移住者用に楯岡鶴ケ町に新たに住宅団地19区画を整備いたします。その関連費用として1億450万円を計上しております。 そして、引き続き、中学生以下の子どもを持つ家庭が市内に住居を求める場合に、最高100万円を補助する子育て応援・定住促進対策事業に予算額2,502万円を計上しております。 雪対策。 高齢者世帯への配慮とともに、早朝に出勤する若い方々にも配慮することにより、若者の流出をとめる施策になると確信しております。 新年度も十分な予算を確保して、「間口に雪を置かない」除排雪に取り組んでまいります。消雪施設は定期的点検と補修を行いながら長寿命化を図り、現在の水源を確保できる限りは廃止せず、利用していく方針であります。 市道687路線251キロの除排雪と消雪パイプ30路線18キロの維持管理に3億417万円を計上しております。 流雪溝については、平成26年度の全市内調査を踏まえて、新年度、富並・外宿地区に整備してまいります。予算額は1,350万円を計上しております。 子育て支援。 人口減少の大きな要因は若者世代の流出であり、対応策として特に子どもを持つ家庭への支援を手厚くいたします。 26年度から実施の第1子保育料半額事業、28年度からの第3子以降児童手当の上乗せ事業に加えて、新年度からは市内3保育園で実施している一時保育料も半額にいたします。さらに、県内自治体初となる新生児の聴覚検査事業として、検査費用の助成を実施いたします。予算額は51万円です。 環境整備では、幼児教育・保育施設に関する窓口を子育て支援課に一元化するとともに、しろはと保育園・新町保育園の統合保育園関連事業に1億5,618万円、4月に開園する袖崎・大高根両地区も含めた民設民営認定こども園3園の運営費として、1億3,639万円を計上しております。 認定こども園ふたば大高根保育園内には、新たな子育て支援センターを設置いたします。予算額は832万円です。 最後に、子どもの遊び場対策として、子育て世代から強い要望のある屋内外遊び場の新たな確保策について、493万円を計上しております。 産業・農業支援。 工業について、働く場所の確保は人口減少対策として最重要課題であります。現段階では、アメリカのトランプ大統領の就任に伴って景気判断の予測がつきにくい状況ではありますが、やはり当面は、新規の工業団地をつくるという選択肢よりも、既存の企業を大事にして社員を増やしていただく方向で進めたいと存じます。企業支援コーディネーターの配置の継続事業に556万円を計上しております。 商業については、住民のニーズは買い物場所の確保であります。駅西での中型商業施設がこの3月にオープン予定となっており、引き続き附帯店舗の誘致を進めてまいります。 最後に農業ですが、新規事業として農観連携むらやまアグリランド推進事業、むらやま6次産業化人材育成事業、及び、むらやま産直推進事業に総額約200万円の予算を計上しております。 また、農業者・新規就農者及び就農希望者の経営や生活を総合的に支援する担い手創造推進事業を拡充いたします。予算額は448万円です。 教育支援。 これからの市・まちづくりを支える人材の育成に向けて、教育に最大限の力を入れてまいります。 まず、新年度から教育委員会の組織再編を行い、現在の2課体制から3課体制といたします。さらに人員を拡充し、特にグローバル化に対応した英語教育を推進するために、新たに英語の指導主事を1名配置いたします。 さらに、28年度に創設した給付型奨学金夢応援奨学金事業の給付を開始いたします。今、国でも子どもの貧困対策として給付型奨学金の制度が創設されようとしておりますが、国に先駆けて実施いたします。 高校生コースは一定の基準を満たした保護者へ10万円を1回、大学生コースは最も負担感の重いとされる年間授業料相当額を年1回4年間または6年間支給いたします。 こうした手厚い支援を行っていくことで、負の連鎖を断ち切るとともに、我が村山市から有能な人材が輩出されることを願ってやみません。予算額は600万円です。 楯岡高等学校用地の利活用と中心市街地の再生事業。 基本的な考え方。 旧楯岡高等学校用地の利活用は、本市の人口減少対策と並んで喫緊の課題であります。既に昨年11月から、市民、山形県、議会、そして執行部から構成される市民会議を創設して、まもなく最終報告が出される段階に来ております。この報告書をもとに対策を講じてまいります。 また、中心市街地の再生事業として、狭隘な道路の対策は安心・安全な生活を送る上でまちづくりに欠かせません。新年度も、この考え方に沿って新規路線の整備に取り組むとともに、買い物バス運行などの利便性向上を図っていきます。 具体的施策。 中心市街地の利便性向上。 楯岡商店街の活性化及びお年寄りなどの買い物弱者対策として28年度に実施した買い物バス実証運行事業を新年度から河西方面まで拡充いたします。予算額は1,405万円です。 また、インフラ関係では、引き続き都市計画道路楯岡東根温泉線整備事業や鶴ケ町西線道路改良事業に5,500万円を計上しております。 そして、既存商店街の活性化を進めるために空き店舗の利活用を促す小規模企業活性化補助金を創設いたします。予算額は200万円です。 東北中央自動車道開通後のまちづくり事業。 基本的な考え方。 いまだ公表されておりませんが、東北中央自動車道は、遅くても平成31年度までに東根インター、村山インター、仮称でありますが、大石田村山インター区間が開通の見込みとなっております。それに伴って、周辺環境整備もあわせていかなければなりません。バラ回廊ロード(仮称)の整備や「新道の駅」整備構想を加速化させなければなりません。 具体的施策。 インフラ整備。 バラ回廊ロード(仮称)を中心とした駅西開発区域の道路整備及び土地利用の見直しに2億140万円を計上しております。 「新道の駅」構想についても、庁内ワーキンググループからの最終報告を踏まえ、本格的な事業着手を推進してまいります。 政策的に重要な事業。 東京オリンピック・パラリンピック関連事業。 ブルガリアのホストタウン登録を受けて、村山キャンプ誘致事業に2,953万円を計上しております。 また、同国からスポーツ国際交流員を招請して、文化学習やスポーツ指導に当たってもらう事業に356万円を計上しております。 ふるさと納税推進事業。 ふるさと納税寄附金の活性化策によって、新年度は7億円の歳入を目標とします。その財源をもとに、夢応援奨学金、子育て応援定住促進対策事業、買い物バス運行事業及び東京オリンピック・パラリンピック関連事業等、13事業に1億8,760万円を充当する予定です。 安全・安心なまちづくり。 市民を守る防災拠点である消防署の老朽化した救助工作車を更新いたします。予算額は1億1,000万円です。また、市民が安心して安全に消費生活を営めるように、消費生活相談員の継続雇用による相談体制の充実を初めとして、消費者行政の推進に引き続き注力してまいります。 結びに。 平成29年度は、私の就任1期目の集大成の年でもあります。選挙時に掲げたスローガン「何とかさんなね 村山市」のもと、若者支援、市民生活の利便性の向上に努めてまいりましたが、まだ道半ばであります。引き続き、第5次総合計画及び総合戦略に掲げた「次の世代に引き継ぐ魅力ある村山市を創る」ために、国・県の力を借りながら、常に費用対効果を検証し、各種施策を迅速に進めていかなければなりません。 常々申し上げてきましたが、本質は、行財政改革を進めながら定住人口を増やすことで税収を確保し、財政基盤を強化して持続可能な村山市を築いていくことであります。 人口減少が続いている本市には、大胆で有効な投資をすることが、前進するための最良の策であると確信しております。 今後も的確な市政を運営していくために、常に市民の皆様の声に耳を傾け、各界の方々の知恵をお借りして、村山市発展の礎といたしたいと存じます。 最後に、議員並びに市民の皆様に、ご理解、ご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 続きまして、当初予算、条例、その他の案件についてご説明を申し上げます。 初めに、議第8号から議第16号までの新年度予算につきましては、ただいま施政方針において所信を申し上げたところでございます。 次に、議第17号から議第23号までは条例の制定及び改正等を行うものでございます。 議第17号は、地域経済の活性化及び市民生活の向上に寄与することを目的に、小規模企業の振興に関する施策の基本方針を定め、経営基盤の強化並びに事業の継続的な成長及び発展を図るため、条例を制定するものでございます。 議第18号は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、引用条文の整理を行うものでございます。 議第19号は、特定の市債償還のため基金を処分できるように改正を行うものでございます。 議第20号は、地方税法等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 議第21号は、村山市児童館の一部民営化に伴い、所要の改正を行うものでございます。 議第22号は、大高根ふれあいセンターを譲渡したことに伴い、当該施設についての規定の改正を行うものでございます。 議第23号は、子育て世代の負担を軽減し、若者の定住促進を図り、水道事業経営の安定性を確保するため、水道料金の引き下げを行うものでございます。 次に、議第24号は、山形県市町村職員退職手当組合の構成団体が、その名称を変更することに伴い、規約の一部を変更するものでございます。 議第25号は、市道の整備及び地域生活道としての利便性向上を図るため、提案するものでございます。 議第26号は、固定資産評価審査委員会の太田健一委員が平成29年3月25日に任期が満了となりますので、再任することについて議会の同意をいただきたく、提案するものでございます。 以上、概略を申し上げましたが、詳細につきましては副市長並びに関係課長から説明をいたさせますので、何とぞご審議の上、ご可決くださいますようにお願いを申し上げます。 ○議長 補足説明はありませんか。 齋藤副市長。   (齋藤 隆副市長 登壇) ◎副市長 それでは、私のほうから補足説明をさせていただきます。 まず、条例関係のほうからご説明申し上げます。 議案書4ページをお願いします。 議第17号 村山市小規模企業振興基本条例についてであります。 平成26年に、小規模企業振興基本法が施行され、この法律において地方公共団体についても小規模企業振興に関する施策を策定及び実施する責務が明記され、小規模企業の振興に関する施策が全国において広く効率的に実施されるよう、国と地方公共団体とがお互いに連絡をとりながら協力するよう努力しなければならないと規定されております。 本市において小規模企業の占める割合が大きいことから、小規模企業の振興に関し、基本理念などを定め、地域経済の活性化及び市民生活の向上に寄与するため、新たに制定するものでございます。施行期日は平成29年4月1日からとなります。 次に、7ページをお願いします。 議第18号 村山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用などに関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 いわゆるマイナンバー法が一部改正されたことに伴い、条項の追加が行われ、これにより条例中の引用条文の整理を行うものでございます。施行期日は平成29年5月30日からとなります。 8ページをお願いします。 議第19号 村山市市債管理基本条例の一部を改正する条例についてであります。 現在、市防災行政無線更新事業に係る市債の元金償還金の財源にするため、県の市町村防災行政無線整備促進事業補助金の交付を受け、市債管理基金に積み立てておりますが、現行の本条例では基金の処分について特定の市債償還のために基金を取り崩すことができないため、特定の市債償還のために基金を処分できるよう改正するものでございます。施行期日は公布の日からとなります。 続きまして、9ページ。 議第20号 村山市市税条例等の一部を改正する条例についてです。 地方税法等の一部改正に伴う所要の改正を行うものです。内容については、消費税率引き上げの実施時期が平成29年4月1日から平成31年10月1日に変更されたことに伴う、その変更に対応した規定の整備を行うほか、外国人などの国際運輸業に関する所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部を改正するものでございます。施行期日は公布の日からとなります。 続きまして22ページ。 議第21号 村山市児童館条例の一部を改正する条例についてであります。 袖崎児童センター及び大高根児童センターを民間の認定こども園に移行することに伴い、本条例の当該施設について規定を削るものです。施行期日は平成29年4月1日からになります。 23ページ。 議第22号 村山市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例について。 大高根ふれあいセンターについて、大高根児童センターの民営化に伴い、社会福祉法人ふたば保育園に譲渡したため、本条例の当該施設について規定を削るものでございます。施行期日は平成29年4月1日からとなります。 続きまして、24ページをお願いします。 議第23号 村山市水道事業給水条例の一部を改正する条例についてであります。家庭用として使われている口径の水道料金を引き下げ、市民の定住促進を図り、水道事業経営の安定性を確保し、また、市内の水道料金を統一するため改正を行うものです。 内容につきましては、口径13ミリメートルと20ミリメートルの基本水量を撤廃するとともに、基本料金を引き下げ、それに合わせて従量料金についても引き下げを行うものです。 また、市内の水道料金を統一するため、五十沢地区の料金表の規定を削り、市内全地区における水道料金を統一する改正を行うものです。施行期日は平成29年4月1日からとなります。 次、26ページをお願いします。 議第24号 山形県市町村職員退職手当組合規約の変更についてでございます。 これについては、構成団体である置賜広域病院組合が平成29年4月1日から置賜広域病院企業団に名称変更することに伴い、山形県市町村職員退職手当組合規約の中で規定されている名称を改正するため、関係地方公共団体の議決を経なければならないということから提案するものでございます。 次、27ページ。 議第25号 市道路線の認定及び廃止についてでございます。 市道の整備に伴い、駅西中央線ほか5路線の認定、及び裏宿西線ほか2路線の廃止を行うものです。 29ページから33ページまで図示しておりますので、ご参照ください。 続きまして、当初予算についてご説明申し上げます。 平成29年度予算書をお開きください。1ページになります。 議第8号 平成29年度村山市一般会計予算について説明申し上げます。 予算総額は129億3,000万円で、前年度に比べ5億9,000万円、4.8%の増となっております。 主な事業としましては、楯岡小学校改築事業や村山駅西と東北中央自動車道インターチェンジを結ぶための道路整備、新たな住宅団地造成関連整備事業、林道湯舟沢五十沢線整備事業などでございます。 最初に、歳入について申し上げます。 2ページ、3ページをお願いします。 1款市税24億4,279万4,000円でございます。個人市民税の増や固定資産税の増を見込んだもので、対前年比5,797万3,000円、2.4%の増としております。 11款、地方交付税42億7,000万円でございます。人口減少による基準財政需要額の減や市税の伸びによる基準財政収入額の増によって普通交付税の減額を見込み、対前年比8,000万円、1.8%の減としております。 3ページ、15款、国庫支出金10億5,667万9,000円になります。楯岡小学校改築事業に係る国交付金を3月補正に前倒しし計上したことなどにより、対前年比5,877万1,000円、5.3%の減となっております。 18款寄附金については、ふるさとづくり応援寄附金を7億円を見込み、対前年比4億円、133.3%の増としております。 19款繰入金は11億6,083万4,000円でございます。ふるさとづくり基金繰入金や公共施設等整備基金繰入金の増額などにより、対前年比4億5,319万円、64.0%の増となっております。 22款市債11億9,050万円でございます。楯岡小学校改築事業に係る市債や臨時財政対策債の減額により、対前年比1億6,130万円、11.9%の減となっております。 なお、そのほかの歳入につきましては、平成28年度決算見込み額をもって算定してございます。 次に、歳出について申し上げます。 4ページ、5ページをお願いします。 1款議会費1億6,885万円でございます。議員報酬や議員共済会給付費負担金の減などにより、対前年比1,142万2,000円、6.3%の減となっております。 2款総務費26億7,806万8,000円でございます。ふるさとづくり応援寄附金推進事業や買い物バス運行事業などにより、対前年比6億7,356万1,000円、33.6%の増となっております。 3款民生費35億6,929万1,000円でございます。認定こども園施設型給付費や保育所保育業務委託料などの子育て支援事業費などの増額により、対前年比6,742万3,000円、1.9%の増となっております。 4款衛生費6億823万3,000円でございます。主に北村山公立病院組合負担金の増額などにより、対前年比3,604万7,000円、6.3%の増となっております。 5款労働費2,844万円でございます。主に資格取得支援事業補助金などにより、対前年比111万円、4.1%の増となっております。 6款農林水産業費5億7,833万3,000円でございます。林道湯舟沢五十沢線整備事業や多面的機能支払交付金の増、経営体育成支援事業費補助金の減などにより、対前年比2,892万2,000円、4.8%の減となっております。 7款商工費4億7,389万1,000円でございます。小規模企業活性化補助金の新設などにより、対前年比81万1,000円、0.2%の増となっております。 8款土木費15億4,915万9,000円でございます。村山駅西と村山インターチェンジ間の道路整備事業や新たな住宅団地造成関連事業などにより、対前年比3,246万4,000円、2.1%の増となっております。 続きまして、5ページ。 9款消防費5億1,308万7,000円でございます。救助工作車の更新などにより、対前年比6,171万円、13.7%の増となっております。 10款教育費11億8,518万8,000円でございます。東京オリンピック・パラリンピックキャンプ誘致事業や夢応援奨学金などを新規に計上してございます。 なお、楯岡小学校改築事業に係る交付金事業費を3月補正予算へ前倒しして計上したことなどにより、対前年比2億891万2,000円、15.0%の減となっております。 11款災害復旧費は、前年度同額の110万円計上しております。 12款公債費15億4,636万円で、元金及び利子償還金の減少により、前年比3,387万円、2.1%の減となっております。 13款予備費については3,000万円としております。 続きまして、6ページをお願いします。 債務負担行為になります。 総合行政情報システム運営事業につきましては、平成28年度で契約が満了し、平成29年度1年間、契約を延長した後、平成30年度から平成34年度までの5年契約を行うための債務負担限度額を設定するものでございます。 続きまして、楯岡小学校(北・中校舎)改築事業第2期工事についてであります。平成29年度から平成30年度までの2か年契約を行うため、平成30年度分に係る債務負担限度額を設定するものでございます。 7ページ、地方債につきましては、保育施設整備事業から最後の臨時財政対策債まで12事業について、限度額などを定め、借り入れするものでございます。 次に、特別会計について申し上げます。 193ページをお願いします。 議第9号 国民健康保険事業特別会計予算、総額が歳入歳出それぞれ31億5,669万6,000円で、一般被保険者療養給付費の増などにより、前年対比2,805万2,000円、0.9%の増としております。 235ページ。 議第10号 公共下水道事業特別会計予算、総額が歳入歳出それぞれ10億8,201万9,000円で、駅西開発に伴う管渠建設費の減額などにより、前年対比7,064万円、6.1%の減としております。 238ページ。 債務負担行為が2件ございます。 水洗便所等改造資金利子補給は、平成29年度借入に係る利子補助について、平成30年度から34年度までの債務負担限度額を設定するものでございます。 次の公営企業法適用業務委託料は、地方公営企業法に基づく企業会計方式を平成32年度から導入するため、基本計画策定や固定資産調査などに係る業務委託契約を平成29年度から平成31年度までの3か年契約とするため、平成30年度以降の債務負担限度額を設定するものでございます。 その下の地方債については、公共下水道並びに流域下水道事業、資本費平準化債について、限度額などを定め借り入れするものでございます。 263ページをお願いします。 議第11号 財産区特別会計予算は、総額が歳入歳出それぞれ71万8,000円で、袖崎財産区基金積立金の減などにより、前年対比3,000円、0.4%の減となっております。 285ページをお願いします。 議第12号 農業集落排水事業特別会計予算、総額が歳入歳出それぞれ9,439万2,000円で、東北中央自動車道建設関連工事に伴う管路布設の終了などにより、前年対比1,540万1,000円、14.0%の減となっております。 288ページ。 債務負担行為がございます。 公営企業法適用業務委託料については、先ほど説明しました下水道と同じでありまして、企業会計方式を導入するために平成30年度以降の債務負担限度額を設定するものでございます。 地方債については、農業集落排水事業に係る起債について、限度額などを定め借り入れするものでございます。 305ページ。 議第13号 土地区画整理事業特別会計予算、総額が歳入歳出それぞれ1,070万3,000円で、職員給与費などを全額一般会計へ計上したことなどにより、対前年比577万7,000円、35.1%の減となっております。 325ページをお願いします。 議第14号 介護保険事業特別会計予算、総額が歳入歳出それぞれ27億2,436万2,000円で、介護サービス給付費の増などにより、対前年比4,696万4,000円、1.8%の増となっております。 367ページ。 議第15号 後期高齢者医療事業特別会計予算、総額が歳入歳出それぞれ3億1,108万6,000円で、後期高齢者医療広域連合への保険料等負担金の増額により、前年対比1,739万2,000円、5.9%の増となっております。 以上、私のほうから補足説明させていただきました。よろしくお願いします。 ○議長 ほかに補足説明はありませんか。 高橋水道課長。   (高橋 質水道課長 登壇) ◎水道課長 議第16号 平成29年度水道事業会計予算について補足説明を申し上げます。 別冊の水道事業会計予算書の1ページをお開きください。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、年間総配水量を前年より5万4,000立方メートル少ない277万4,000立方メートルと見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。事業収益は6億6,547万6,000円で、対前年比6,488万円、8.9%の減となります。主な理由は、水道料金改定等による料金収入の減によるものです。 事業費用につきましては、6億6,265万2,000円で、対前年比2,701万5,000円、3.9%の減となっております。主なものは、施設の維持管理費、受水費及び減価償却費等の経費になります。 続きまして、資本的収入及び支出でございます。 資本的収入は1,823万3,000円で、対前年比2億855万1,000円、92.0%の減となります。主なものは工事負担金になります。平成28年度で簡易水道統合整備事業が集結し、企業債や国庫補助金等の収入がなくなるため、大幅な減となりました。 資本的支出は3億532万8,000円で、対前年比1億2,278万4,000円、28.7%の減となります。主なものは、水道管や配水施設等の建設改良費と企業債の償還金となります。簡易水道統合整備事業の終結により、歳出のほうも大幅な減となりました。 次に、2ページのほうをお願いします。 第5条から第9条までは、一時借入金と収入、支出以外の項目を列記した内容になっております。 なお、3ページ以降につきましては事業予算実施計画等の附属書類でございます。 以上が水道事業会計予算についての補足説明でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長 お諮りいたします。上程議案に対する質疑でありますが、議題のうち議第8号から議第16号までの予算9件に対する質疑は、後ほど設置を予定しております予算特別委員会で行うこととし、この際、省略をいたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第8号から議第16号までの予算9件に対する質疑は省略することに決しました。 この際、暫時休憩をいたします。     午前11時12分 休憩     午前11時16分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第34 議第24号(規約案1件)に対する質疑・討論・表決 ○議長 日程第34、議第24号 山形県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。 これより上程議案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議第24号の議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議はありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第24号の議案1件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより上程議案に対する採決をいたします。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議第24号 山形県市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり決しました。----------------------------------- △日程第35 議第26号(人事案1件)に対する質疑・表決 ○議長 日程第35、議第26号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 これより上程議案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議第26号の議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議はありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第26号の議案1件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより上程議案に対する採決を行います。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第26号 固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の同意を求める件は、これに同意することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第26号について、議会の意見はこれに同意することに決しました。----------------------------------- △日程第36 議第17号~議第23号(条例案7件)に対する質疑 ○議長 日程第36、議第17号から議第23号までの条例案7件に対する質疑でありますが、それぞれ所管の常任委員会に付託して審査をお願いする予定でありますので、質疑は総括的なことについてお願いをいたします。 質疑はありませんか。11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 議第17号の村山市小規模企業振興基本条例について、総括質疑をいたします。 提案理由の説明の中に、2014年6月に小規模企業振興基本法が国のほうで制定されて、それに基づいての条例制定ということですけれども、これまでの小規模企業対策というのは、なかなか小さな事業所には光が当たることが少なかったわけですけれども、今回、従業者5人以下の事業者に焦点を当てた画期的な国の法制定だというふうに思います。 そして、この法律の7条では、小規模企業への支援を自治体の責務として明記しているということで、この新しい法律に基づいて、今回、市が条例制定をするわけでありまして、小規模企業振興に向けての重要な一歩であると、もろ手を挙げて歓迎をするものであります。 ただ、これは最初の一歩に過ぎないというふうに思います。条例をつくって終わり、理念だけ掲げて終わりということではいけないと思うわけで、この条例に基づいて小規模事業者の実態とか要求をしっかりとつかんで、それを政策にして、そして実施、点検していく。これが必要だと思いますけれども、この点について市長はどのようにお考えでしょうか。 もちろん、市長もそのようにお考えだと思います。だからこそ、今回、条例制定だけでなくて新年度予算で小規模企業活性化事業、住宅・設備リフォーム助成と名づけていいのかどうかわかりませんけれども、そういったものを盛り込んだと思うわけですが、それはまだ1つの施策に過ぎないわけで、この条例を制定した後、どのようにこれを活用して小規模企業の振興につなげていくというお考えか、お尋ねをします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 条例の目的はおっしゃるとおりでございます。まず、これをやってみて推移を見守りたいと、こういうふうに考えております。 ○議長 よろしいですか。11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) やっていって推移を見守るということなんですけれども、例えば第4条です。市は基本理念にのっとって小規模企業の振興に関する施策を策定し、実施すると。 そして、小規模事業者の意見を的確に反映するように努めなければならないということが書いてあるんですけれども、もう少し具体的にその振興のための施策をどういうふうに策定していくのか。また、どのようにしてその施策に小規模業者の意見を的確に反映していこうというのか、何かお考えがありましたら、やっていく中でとおっしゃいましたけれども、今現在、何もそういった考えがないのか、あるいは何かあれば、ぜひお考えをお聞かせ願いたいです。 それからもう一つ、基本計画というのはこれからつくるつもりなのか。その辺もお尋ねをします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 これらも含めまして、今、準備段階にありまして、可決いただければ先に進めていくという内容でありますので、具体的なものについては、ちょっと今ここではわからないというところであります。 ○議長 11番 中里議員。3回目です。 ◆(中里芳之議員) 最後ですよね。 ○議長 はい。 ◆(中里芳之議員) 各地で制定された、今、続々と条例を制定する自治体が増えているわけなんですけれども、最近では基本計画の策定とか、それを策定する上で審議会をこの規定の中に置いている、そういう条例が増えているというふうに聞いています。 また、調査なくして政策なしと言われますように、実態をつかむ、そのより所として調査についても規定されていることが私は望ましいのではないかと思いますが、条例案にはこうした規定がないわけで、これから効果的な施策を行えるのかどうか、ちょっと不安な点もありますが、具体的なところはこれからだという市長のご答弁ですので、ぜひとも私の言っていることをお酌みいただいて、やっていっていただきたいなというふうに思います。 最後にもう一つだけ、今後、中小企業、小規模事業者の振興を図っていく、その大前提となるというか、今、大変、小規模事業者の方はいろんな厳しい苦境に立たされていると思いますけれども、その原因について、市長、どういうふうにお考えか、お尋ねをしたいわけなんですけれども、私は今、中小企業、小規模業者の皆さん、なかなか売り上げが伸びない。その大もとの原因は、やっぱり個人消費が弱いからだというふうに思っています。 8%への消費税増税の影響からもなかなか抜け出せない。そればかりか、この数年間は社会保障と税の一体改革ということで、介護や医療などの負担増が、社会保障の改悪が続いている。こういったこともあって、消費が低迷している。 そういった中、厳しい価格競争を強いられている。利益も上がらない。設備投資も進まないということになっていると思うわけですが、市長は条例を制定する上で、この小規模業者の置かれた現状、苦境の原因についてどのようにお考えか、最後にお尋ねをして質問を終わります。 ○議長 志布市長。 ◎市長 今回のこの条例については、小規模企業のいろんな対応として変えているわけでありまして、今おっしゃるように小規模企業の不況の原因というところは、ちょっとそれは違うのではないかと思っていますので、ここはちょっとお答えは今はありません。 ただ、やっぱり議員もご存じのとおり、今、時代は小規模商店から大規模店に流れているような趨勢だと認識しております。そういう意味の点も少しはあるのではないかと、こういうふうに考えております。 ただ、やっぱり小規模はきちんと生活を営まなければなりませんので、それに対しては今回のような条例で、ある程度救済できれば、あるいは支援できればいいかなと、こう考えております。 ○議長 ほかに質疑はありませんか。 これで質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第37 議案の委員会付託 ○議長 日程第37、議案の委員会付託でありますが、議第17号から議第23号までの条例案7件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をし、議第25号の議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第17号から議第23号までの条例案7件については、それぞれ所管の常任委員会に付託をし、議第25号の議案1件については委員会付託を省略することに決しました。----------------------------------- △日程第38 予算特別委員会の設置及び議案の付託 ○議長 日程第38、予算特別委員会の設置及び議案の付託についてを議題といたします。 お諮りいたします。議第8号から議第16号までの平成29年度予算9件については慎重な審査を要しますので、議長を除いた議員で構成する予算特別委員会を設置し審査することにいたしたいと存じます。これにご異議はありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第8号から議第16号までの予算9件については、予算特別委員会を設置し審査することに決しました。 この際、予算特別委員会を開催し、委員長及び副委員長を互選の上、議長まで報告を願います。 この際、暫時休憩をいたします。     午前11時29分 休憩     午前11時30分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま予算特別委員長及び副委員長の互選の結果について報告がありましたので、事務局長に氏名を朗読いたさせます。青柳事務局長。 ◎事務局長 予算特別委員会委員長、中里芳之議員、副委員長、菊池貞好議員。 以上であります。 ○議長 次に、議案の付託でありますが、議第8号から議第16号までの予算9件を予算特別委員会に付託いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第8号から議第16号までの予算9件は予算特別委員会に付託することに決しました。 △資料 △資料 ○議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会をいたします。 ご苦労さまでした。     午前11時31分 散会...