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09月05日-02号

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  1. 村山市議会 2016-09-05
    09月05日-02号


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    平成28年  9月 定例会(第3回)議事日程第2号     平成28年9月5日(月曜日)午前10時開議日程第1 一般質問(散会)-----------------------------------          本日の会議に付した事件議事日程第2号に同じ-----------------------------------          ●出欠席議員氏名出席議員(16名)  1番  菊池大二郎議員     2番  高橋菜穂子議員  3番  石澤祐一議員      4番  結城 正議員  5番  矢口 正議員      6番  菊池貞好議員  7番  長谷川 元議員     8番  長南 誠議員  9番  佐藤昌昭議員     10番  川田律子議員 11番  中里芳之議員     12番  秋葉新一議員 13番  茨木久彌議員     14番  海老名幸司議員 15番  大山正弘議員     16番  森 一弘議員欠席議員(なし)-----------------------------------          説明のため出席した者の職氏名 市長        志布隆夫   副市長       齋藤 隆 教育委員会教育長  菊地和郎   代表監査委員    佐藤和男 選挙管理委員会委員長       農業委員会会長   須藤義和           佐藤 毅 総務課長      細谷健一   政策推進課長    佐藤洋介 財政課長      高橋政則   市民環境課長    柴田 明 税務課長      小玉 裕   保健課長      三澤浩子 福祉課長      田中昭広   子育て支援課長   柴田 敏 農林課長      伊藤 広   商工観光課長    原田和浩 建設課長      櫻井秀一   会計管理者     赤松弘昭 水道課長      高橋 質   消防長       杉原義男 消防署長      伊藤美秋   教育委員会学校教育課長                            笹原茂隆 教育委員会生涯学習課長      農業委員会事務局長 結城照彦           矢口勝彦 監査委員事務局長  柴田 浩   選挙管理委員会事務局長                            阿部祐士-----------------------------------事務局職員出席者職氏名 事務局長      青柳 仁   議事調査主査    細谷 充 庶務係長      小玉百重   議事調査係長    三澤依邦子-----------------------------------                            午前10時開議             一般質問発言通告表                      平成28年9月市議会定例会発言順質問者質問事項質問の要旨答弁を求める者18番 長南 誠 (一括)1 市長の政治姿勢について1 市長の在任期間が3年を過ぎ、市政に対する思いと今後の村山市づくりについて 2 市長選挙への抱負は市長 教育長 関係課長2 教育行政について1 東桜学館中学校開校に伴う市内小中学校への影響と今後の児童生徒への対応と指導について 2 小学校統合について 3 市内中学校のクラブ活動指導方針とクラブの強化について24番 結城 正 (一問一答)1 地域の活性化にむけて1 村山市には、旧町村単位に8地域があり、各地域に市民センターを配置し、各地域のまちづくり協議会と協力しながら、地域の活性化をはかり、村山市のにぎわいづくりを担っています さらに、村山市の活性化、にぎわいづくりをはかるためには、各市民センターの体制強化・まちづくり協議会の協力なしには、あり得ないと考えます 市として、市民センターまちづくり協議会の今後のあり方についてどのように考えているのか (1) 各市民センターについて  ①今後の市民センターのあり方について  ②職員の配置について (2) まちづくり協議会について  ①今後のまちづくり協議会のあり方について  ②各地区行政委員・地区長の任務について市長 農業委員会長 関係課長2 農業委員の選出方法の変更について1 農業委員会法の一部改正が、平成28年4月1日から施行され、いままでの公選制から任命制に変更になります 村山市の現在の農業委員の任期は、平成29年7月19日までですが、新制度の移行にむけどのように準備をしているのか (1) 移行にあたって市としての考え方について  ①今回の改正について市は、どのように考えているのか
     ②準備は、どこまで進んでいるのか (2) 今後の進め方について  ①準備の日程は  ②委員等の定数、選任方法は36番 菊池貞好 (一問一答)1 楯岡地域の継続的な開発整備計画について1 東沢公園周辺の観光行政と既存施設の整備計画はどの様に進めるのか 2 市外、県外、国外からの観光客を呼び込むために東北中央自動車道村山ICから駅西を経由して東沢公園までのアクセス道をどう推進していくのか 3 楯高跡地の文教施設の誘致活動はどこまで進んでいるのか 4 甑葉プラザを核とした楯岡商店街の活性化は空き店舗利活用を含めどう進めるのか 5 楯岡地域には数種の「まちあるきマップ」があるが、まちづくりを進めるにあたり、今後どの様な利活用を考えているのか市長 教育長 関係課長42番 高橋菜穂子 (一問一答)1 子育て支援について1 0~2歳児の保育の希望が増加しているが、要望に応えきれていないように思うが、今後の見通しと、計画、対策を伺う (1) 認可保育園における0~2歳児の保育数と今後の見通しについて (2) 一時保育の利用者数について (3) 保育士の確保について 2 各種子育て支援事業を利用者の視点から、分かりやすくするべきだと考える (1) 子育て支援事業の内容と場所について市長 関係課長2 河西地区の人口対策について1 河西地区を住みやすい地域にしていくための施策を問う (1) 買いもの弱者への対応について (2) 東西二号線(仮称)の進捗状況とねらう効果について51番 菊池大二郎 (一問一答)1 観光行政の在り方について1 先般、3日間の徳内まつりも無事閉幕した 同まつり、東沢バラ公園及び居合関連を含めた将来性について問う (1) 徳内まつり、東沢バラ公園について  ①観光客数の動向及び取り組みを含めた近年の状況は  ②マンネリ化、構造的な問題にいかに行政として向き合うか  ③商品開発の可能性は (2) 居合関連について  ①新たな一手についての進捗状況は  ②2020年の東京五輪開催に向け海外観光客誘致のための整備が急務と考えるが居合に関する構想はあるか市長 関係課長2 駅西開発の在り方について1 停滞している事業もあるため、施政の方針を問う (1)ビジネスホテル建設について  ①現状の把握  ②契約の内容及び有効性について  ③その他事業の選択肢は有り得るのか (2) バラ回廊(仮称)について  ①同事業はすでに決定しているようだが、決定にいたるまでの経緯を問う  ②同事業の維持管理も含めた具体的な内容及び将来性は (3) その他の周辺整備について610番 川田律子 (一問一答)1 地域でくらし、地域が支える介護保険にするため1 厚労省は、現在1割負担となっている介護保険の利用料を2割に引き上げるなど、大幅な負担増を強いる見直し案を示したすでに示されている「要介護1・2」の人に対する生活援助や福祉用具貸与の自己負担とあわせて耐え難い取り上げと負担増を強いるものである度重なる介護保険制度の改悪から地域住民をどう守るのか自治体の向き合い方が問われていると思うがどうか (1) 要支援1・2の人の予防給付から地域支援事業(総合事業)への移行について (2) 新たな改定案では、要介護1・2の生活援助、福祉用具貸与、住宅改修を原則自己負担としている介護保険の利用料を所得に関係なく2割負担とする案が出されているが、市としての対応は (3) 要介護1・2の人達が、特養ホームに入れなくなり行き場のない介護難民として放置されているのでは (4) 介護報酬の大幅削減により、市内の施設への影響として、サービスの後退、職員の処遇悪化になっていないのか (5) 認知症対策の国家戦略「新オレンジプラン」の策定により「認知症初期集中支援チーム」が2018年から全市町村への配置や「認知症カフェ」も重視しているが、軽度者を切り捨てる改悪のもとで矛盾が生じると思うがどのように進めていくのか市長 関係課長711番 中里芳之 (一問一答)1 子どもの貧困について1 子どもの貧困にどう向きあい、どう解決していくか (1) 子どもの貧困率急増の背景をどうとらえているか (2) 本市における子供の貧困の実態をどう把握しているか また、実態把握のための体制はどうなっているか (3) ひとり親家庭の実態はどうなっているか (4) 本市の就学援助の支給率は、子どもの貧困率の急増に対応しているか (5) 高校卒業までの医療費無料化拡大や就学援助の拡充を求める市長 教育長 関係課長2 市長の政治姿勢について1 参議院選挙、東北6県の選挙区での結果をどう受け止めているか (1) 特定候補の応援は、TPPに反対だという市長の立場と矛盾しないか 2 市長の公務と政務の区別について (1) 特定候補の応援のために公権力を行使することは民主主義のルールに反するが、そのようなことはなかったか (2) 公務の公開と公用車使用の透明化について 質問者欄の(一括)及び(一問一答)とは、次の質問方式の略称です。 (一括)……一括質問・一括答弁方式 (一問一答)……一括質問・一問一答方式 ○議長(森一弘議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 出席議員は定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第2号によって進めることにいたします。----------------------------------- △日程第1 一般質問 ○議長 日程第1、一般質問を行います。 1回目の質問は登壇で行い、再質問は自席から行うことにいたします。関連質問は許可いたしませんが、特になさりたい方は通告者が全部終了してからいたしたいと存じますので、文書によって議長まで通告していただきます。 内容によっては、議会運営委員会にお諮りをして決定することを申し添えておきます。質問も答弁も簡潔にして議事運営にご協力をお願いいたします。 特に、一問一答方式の場合は、趣旨に沿うようにして通告内容から逸脱しないよう質問、答弁をお願いいたします。 それでは、順次質問を許します。----------------------------------- △長南誠議員の質問 ○議長 8番 長南 誠議員。   (8番 長南 誠議員 登壇) ◆(長南誠議員) おはようございます。 オリンピックで連日、日本の選手の活躍はメダルの数も過去最高となり、2020年東京オリンピックに期待をするところであります。 通告に従い質問いたします。 初めに、市長の政治姿勢についてお伺いいたします。 志布市長が市政をかじ取りしてから早いもので3年になります。 長年、市職員として仕事をされ、大方のことは知っていてもかじ取り役に回れば違った苦労の連続ではなかったかと推察するところであります。想定範囲とはいえあまりにも急激な人口減少と自主財源の乏しさは村山市政運営に大きな課題になっていると考えます。 地域に若者が少ない、乳幼児がいない、地域の児童館の存続が危ぶまれ、統廃合に結びつくのであります。 また、小学校児童数の減少は、学校の統廃合を検討する時期も遠くはないと感じております。 農業従事者の高齢化による離農、耕作放棄地の拡大、山林の荒廃、鳥獣被害の増加は、基幹産業であります農林業の存続が危ぶまれる状況にあります。 雪が多い、働く場所がないなどの理由は、若者の定住が安定せず、大きな課題であります。生産年齢人口の流出は市の財政に影響するとともに、少子化の大きな要因になっているのであります。 道路交通網の発達は商店街の衰退となり、人口減少に拍車をかけ、また、国、県、民間の出先機関の撤退で合併当時の元気な村山市にはほど遠い現状であります。 このようなもろもろの課題を抱えながら、3年間村山市のかじ取りを行ってきたわけでありますが、予想もしなかったことも多くあったのではないかと思います。村山市の課題をどのように捉え、今後どのように進めていくのか、期待をするところであります。 市長としての政治姿勢をお伺いいたします。 市長選挙が1年後に実施されます。第5次総合計画を策定し、次世代に引き継ぐ魅力ある村山市をつくるため、事業遂行に向けた意欲がかいま見るところでありますが、市政運営に対する市民の反応は厳しいものであると見ております。 現在の村山市は、少ない自主財源であり、市民が望む元気なまち、魅力あるまちをつくるには難儀なことであります。市民の理解と協力、職員の大胆な発想と企画力が不可欠と考えるところであります。 村山市の未来図を描き、それに向けて進んでいることは承知しておりますが、継続した市政運営を望む市民が多く、市長の決断を期待するところであります。 市長の2期目への抱負をお伺いいたします。 次に、教育行政についてお伺いいたします。 初めに、東桜学館中学校の開校に伴う市内小学校への影響についてお伺いいたします。 開校して5か月が過ぎました。初めてとあって適性検査に何人が受検するのか、合格は何人か、教職員の気苦労も多かったと思います。 児童と保護者の責任で自主的判断に任せたとは聞いておりますが、今後も継続される適性検査であり、繰り返される課題もあると考えるところであります。各市町村に割り当てた人数でもなく、受検は自主的判断に任せており、村山市から多数の受検者、合格者が出ないとも限りません。 初めての県立中学校で山形県でも力を入れ、教員、施設設備、教育環境、どれをとりましても既存の中学校施設では及ばない学校と見たところであります。 ことし子どもを入学させた保護者は、すばらしい環境で学ばせ、子どもも頑張っており、よかったとのことでありました。 毎年、希望者が増えたと仮定したとき、それをとめる手だてもなく、市内全体で1学級分、二、三十人合格の可能性もあると考えます。対策は検討されているとは考えますが、後で質問します統合についても関係することであり、大変懸念されるところであります。 東桜学館中学が開校して児童の反応と学校での対応、問題点など教育長にお伺いいたします。 開校以後、東桜学館への合格を目的とした塾の広報が多く見られます。各小学校の指導では入学できないのか、できないシステムになっているのか、また、特別な指導が必要なのか疑問に思うところであります。 今後の児童への指導と対応をどのように進めるのか、学校教育課長にお伺いいたします。 次に、小学校の統廃合についてお伺いいたします。 以前、小学校の統廃合はしないと市長が申されたと記憶しております。しかし、地域によっては、子どもの減少で複式学級となり、保護者は大勢の中での教育を望む希望が出てくると考えます。大倉小学校統合がそれでありました。楯岡小学校との統合は耐震化工事のほかに複式では学ばせたくないとの保護者の意見が大きな理由でありました。現在ある市内7校のうち、それに近い学校はあると見ております。 地域から学校をなくすことは、地域の大きな問題でもありますが、これも現状では仕方のないことと考えます。25年度策定の村山市の教育に記載されている将来展望としての適正な学校数は、楯岡中学区では24学級規模の小学校1校、または12学級規模の小学校2校。葉山中学区では12学級規模の小学校が1校と示しておりますが、20年後の想定であり、その前に検討する時期が来るものと考えます。 小学校の統合について市長、教育長のご所見をお伺いいたします。 最後に、中学校のクラブ活動、今回は運動クラブについてお尋ねいたします。 さきにも述べたとおり、オリンピックでのメダル数は計41個で史上最多となりました。このことは施設の整備と小さいときからの一貫した指導体制が結びついたものと聞きました。今後も地域スポーツ活動を育てながら、選手を発掘、育成するようであります。 山形県から水泳の小関選手、馬術の原田選手が出場しました。日本の代表で県民の誇りでもあります。村山市からの出場選手が望まれるところであります。 近年、中学校運動クラブの活躍が少ないように感じております。先生方の仕事が多方面にわたり、時間的余裕のないことは承知しております。外部指導者から指導を受けている学校もあるようですが、ごく一部のクラブと聞いております。教職員の指導者がいないのか、専門的な指導ができないのか、いずれにしても成績が上がらないでは情けないことであります。文武両道という言葉があるように、両立させることができると考えます。 運動クラブが名を上げることで、それが力となり学業も向上すると確信をするものであります。 中学校の運動クラブ活動の指導方針と強化について教育長、学校教育課長にお伺いいたします。 登壇での質問を終わります。 ○議長 志布市長。 ◎市長 私からお答えをいたしたいと思います。 最初に、3年目を今迎えているという話がございました。質問のページには3年目が過ぎとありますが、まだ3年目があとちょっと過ぎていないんですがね、3年目でございます。 ここで、私も今まで村山市が右肩下がりでずっときまして、下がり方が尾花沢とかほかの市町村よりも大きいという感じをいたしておりました。そういう意味では、その下がりのカーブをもうちょっと緩めるような方向に進まないとまずいのではないか、そういう方策をとらなければいけないのではないかという考えのもとに市政を頑張ってきたつもりでございます。 ただ、やっぱりいろいろやってみますと、やっぱり今までの市の職員もそうでありますが、そっちの方向にはなかなか向いていなかったもんですから、ちょっと難しいと感じてはおります。 職員もやっぱり優秀なのがいっぱいいるんですけれども、やっぱり自分から発想するというのか、場がないといいますか、そういうのがなかなか少ないように、ないように思います。 そういう意味では、300人近くの職員がいるわけでありますから、皆様の英知を結集すれば、もっともっといろんな策が出てくるのではないかと、ここを出すようにするのも私の仕事ではないかと、こういうふうに思っています。 今回、5次総が出て、今それに沿ってやっているわけでありますが、やっぱりその前に私が3年前にしてから、すぐやれること、除雪から始めましたが、除雪の改革ですね、それから始めまして、自分では何十年来と違ったものをしたつもりでありますが。それに応じて市民もある程度喜んでいると、こう思っています。 そして、また保育士も子どもに対するいろんな処遇といいますか、いろんな補助金、それは子どもを持つ親に対しても、一番効くものでありますが、親に対してのそういう処遇については、ある程度喜ばれてのいるのではないかと思っています。 前にも申しましたように、数年前から、二、三年前からいよいよ大きなハード事業に取り組む準備をしてまいりました。そして、今、調査も、ことしも調査費用がついておりますが、これについて大体まとまってきまして、そろそろ見えるものが出てくるのではないかと思って今やっておりますが、これについても、やっぱり例えば楯岡に新しい道路を切るというように、この間、説明会もあったんでございますが、これが今までの住民、そういうことはずっと何十年もなかったせいか、何で今ごろやるんだというような話も出まして、やってこないからそういう計画については皆さん眠っているんですね。期待がなかったわけであります。それを今回やろうとしたんですが、そういう思わぬ反対がありまして、特に反対者の声が大きいんではないかと思っております。大きいというのは個人の声が大きいんですね。声が大きければいいというものでは、私は思っておりませんが、やっぱりいろんな意見がありまして、これからいろいろ問題も出てくると思っています。 何でこんないきなり説明するんだというような意見もあったそうでありますが、物事には始まりがあります。どこかで始めていくんですね、今回がその第1回目ですけれども、やっぱり皆様に丁寧な説明をして、ご協力をお願いをしたいと、こういうふうに思っています。 そういう事業がこれからいよいよ着手をしてまいります。こういう中では、いろんな意見もあるでしょうけれども、あくまでも10年後、20年後のためにやるということを私は考えております。 やっぱり今、反対だという方も、その方は何歳の方か知りませんけれども、将来の自分の子どもや孫のための計画だと私は認識しているんです。今、動かすのが大変だといっても、それそのままで果たして村山市はやっていけるのかと、こう思っていますから、私はある英断を持って進めなければならないと、こういうふうに思っております。 あと、市長選挙の話がありましたが、あと5日ぐらいでちょうど1年前になってまいります。 私は、いろんな方から支持を受けてきょうまでやってきました。だけれども、その支持を受けて、期待した方が今回限りで終わりだというと、まだ何にも大きなものが始まっていないんじゃないかと思ってがっかりするんではないかと思っています。そういう意味では、これからもうちょっと精査を重ねまして、後援会の方々とも話をして、支持してくれる政党とも話をして、今後の進路を決めてまいりたいと、こういうふうに考えております。 あと、小学校については教育委員会のほうからありますが、一つだけ質問があったので、私は話したいんですけれども、私は統合という方向は向いておりません。 複式学級というのが、複式学級について反対なさる保護者もいると、大きい学校にやりたいという気持ちもわかります。しかし、実際、先生方あるいは複式学級を過ぎた保護者の方からお聞きしますと、決して悪くはないんですね。中学校で複式学級というのはあるかどうか知りませんけれども、それはちょっといろいろな専門分野が出てくるから大変でしょうけれども、大体、少数学級のほうが歴史に残るんですね。二十四の瞳という小説もありますが、あれは12人のクラスになっているわけですね。そういうのがはるかにマンツーマンに近いような教育ができるのではないかと。そして、その学校自体が地域に貢献する度合いは非常に大きいと思っています。 ですから、私は私のいる限り小学校の統合はこれからはしないような方向で考えております。いろんな方の意見を聞きながらやりますが、私の考えはというと、そういう方向でございます。 以上です。 ○議長 菊地教育長。 ◎教育委員会教育長 私には3つ質問をいただきました。 1つ目は、東桜学館中学校開設に伴う諸問題でありますが、大変難しく悩ましい問題だと思っています。事実関係から申し上げますと、今年度、東桜学館中学校には8名入学いたしました。楯中、葉山中に進んだのは193名、あわせて201名でありますから4%という数字でございます。したがって、今年度に関しては学級編制や学校での教育活動に大きな影響はありませんでした。これから、しかしどうなるかというのは大変心配しているところであります。 ただ、悩ましいと申し上げましたのは、議員十分ご理解の上、ご質問くださっているわけですが、行くなよとこっちに引きとめるということだけがいいというふうには必ずしも言えないということであります。県教委あるいは全国的な風潮で小学校からも先を、進路を選ぶ多様性をもっと確保していこうということから出てきた問題であります。 言ってみれば、かつては小学校を出れば自分の学校の学区に行くか、山大の附属中にいくかしかなかった、それがしばらく前からは、例えば自分の子どもを部活動に強い部にやりたいというようなことで、きちっとそれが認められれば学区外でも行けるようになりました。そして、今度は中高6年間一貫した教育を求める子どもさんは、またそこにも行けると、こういうふうに進路選択の幅が、広がってきたこういう流れの中での動きだということでございます。 ただ、そうは申しましても、議員以上にと、私申し上げていいんでしょうか、本心はやっぱり村山市の小中学校のよさを十分わかって、そしてここで勉強したいと思う子どもや親御さんが増えてほしいということであります。 特別な方策はございませんが、これまでGOGOむらやま夢体験プラン、あるいはひとり親さんの対策等を進めて村山市を十分、地元を体験して、そして地元で力をつけて、そして将来地元のために働ける、たとえ都市部に出ていっても、中に田舎の体臭いっぱいためた、こういう人間を育てていくということが私の願いでございます。 そういう同じ方向でこれからも進めていきたいと思っております。 2つ目、小学校統合につきましては市長からございました。全く私も同意見でございます。地域統合のシンボルである地域の小学校は可能な限り続けたほうがいいというのが私の意見です。そして、実際、今、村山市の各小学校は小規模校が多いわけですが、それぞれ特色を生かした非常に充実した教育活動が行われているということも申しておきたいと思います。 本年の第1回総合教育会議、5月30日に実施いたしましたが、その中で村山市立小学校規模適正配置に関する方針、第2期適正配置計画を協議いたしました。そして、28年から32年、この5年間については現在のままの体制でいくということの方針を固め、同日、教育委員会会議を開催して議決しているところであります。 以上であります。 3番目、もう1つ部活動強化等についていただきましたが、これにつきましては学校教育課長から具体的な説明をさせていただきます。 以上です。 ○議長 笹原学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長 まず1点目、東桜学館中学校へのことについてのご質問をいただきました。 教育長とダブるところはあるかもしれませんが、東桜学館中学校への進学情報につきましては、これは児童、保護者にきちんと伝えながら、地元中学校のよさを児童と保護者に十分伝えていきたいと考えております。 また、各中学校にはこれまで以上に魅力ある学校づくり、特色ある学校づくりに力を入れるように指導してまいります。 2つ目の運動部の部活動のことについてご質問がありました。 楯岡中学校、葉山中学校、それぞれでありますけれども、部活動の目標としましては、生徒一人一人の興味、特技を生かして、共通の興味、関心に基づいて、楽しく活動することにより豊かな情操を養い、心身ともに調和のとれた人間の育成ということを掲げております。 そこで、中学校では学校教育の一環としての活動であることを認識して、原則全校生徒が部活動に所属し、各部で必要な技術の向上と豊かな人間性を育む活動を行うことを目指しております。強化できる条件が整っている部活動につきましては、教育委員会としても支援をしていきたいというふうに考えております。 例えば、具体的な例を申し上げますと、指導者というふうな話がありましたけれども、楯岡中学校の新体操とかあるいは柔道につきましては、教職員も自分が体験してきた、経験してきた指導者もおったり、あるいは外部の指導者の充実などがありまして、大変目覚ましい成果を上げております。議員も御存じのとおり、新体操、柔道につきましては、ことし全国大会のほうにも出場しております。 葉山中学校で申し上げますと、例えば陸上の棒高跳びであります、特殊な環境というふうなこともありますが、御存じのとおり他市のほうからの生徒でも区域外就学をして力をつけていった生徒も昨年度おりましたということでございます。 ○議長 8番 長南議員。 ◆(長南誠議員) それでは、自席からまた質問させていただきます。 市長のお話を伺いました。私もずっと市長の事業などを見てまいりました、3年間ですか、見てまいりました。今まではソフト事業が非常に多かったのかなというふうに見たところです。ここ、ことしに入ってからですか、去年の年度末のころからさまざまと道路、それから駅西の開発ということで、ハード面に大きな事業が並んでくるように見受けたところであります。 やはり、市民というのはソフト事業というのは対象者が割と決まっている方が少ないんですね、いろんな補助事業とか子ども関係でもその対象となる方が決まっているということで、なかなかそれが市民全体には広がってこないというのが普通かなというふうに思います。 しかし、ハード事業になりますと、道路、それから駅西開発、これは個人個人を目的でなくて、市全体の大きな事業という形で実施されるわけでありますから、やっぱりそれが見えてくると、市民というのは、今度は仕事やっているんだなというような評価をするわけです。それがいいか悪いかは別としまして、評価の対象がそういう方面が非常に多いということです。 私も先ほど申し上げましたけれども、交通網の発達で楯岡はだんだん寂れてきているといいますか、そういう形に見受けられるということ。これは村山市が今までやってこなかった、市長もさっき言っていましたけれども、道路整備というものが非常に少なかった、楯岡駅前からずっと鶴ヶ町まで通すにしても、かなりの年数かかってようやく道路を切ったと。道路を切り終わったころは人口が少なくなっていったというふうなことです。 今、計画している温泉線の延長とか北信からのずっと東への延長というものが今から20年、30年前から計画に載っているわけでありますから、それが実施されていれば、楯岡というのはもっともっと発展した町ではなかったのかなというふうに私は思っています。 どこの発展している市町もやはり道路網が整備されたところがやっぱりどんどんと発展を見るような形ではないかなというふうに思っています。ぜひ、やっぱり決断をした以上は、あと1年しか残っていないわけですから、これが1年で完成されるわけがない。やっぱり、市長として継続してやるべきだというふうに私は思います。 1期4年で事業完成するような市長は恐らくいないだろうと、どこかに無理がかかってまいります。 やはり、無理のない、市民が喜んでもらえるまちづくりをするには、やはり2期、3期務めるべきだというふうに私は思っています。そのぐらいの気構えを持って進んでいただきたいものだなというふうに思います。 よろしくお願いしたいと思います。 それから、今、非常に人口減少が村山市では一番大きな問題だと思います。楯岡は、人口はそう減っていないんですね、周りの地域を見ますと、やはり大倉、袖崎、大高根、湯野沢、この辺からどんどんと町のほうに出ていく、楯岡に来てとまっていただければいいんですが、楯岡を通り越して、東根、天童に住居を構える、河北に住居を構えるという若い人が多い、そのために村山市に若者が少ない、子どもが少ないという形になっている。 私は、人口が3万人いようが4万人いようがそういう目標でなくて、2万人になってもいい、村山市に住んでよかったなというような町をつくっていただきたい。よその大きなところをあんまり見ないで、村山市はこういうところが全国でも名前を売れるんだというようなまちづくり、そして住む市民から喜んでもらえる町をつくっていただきたい。人口は少なくても私は結構だと思います。 ただ、財政が苦しくなるでしょうけれども、そういうまちづくりをぜひやっていただきたいものだなと、そうすれば住む人も、「どこへ住んでますか」「山形県村山市、いやここ、こういうのいいところあるんだよ」と、自分が宣伝できるような、自信を持って言葉に出せるようなまちづくりを私は望みたい。そういうことをやはり市長も頭の隅に描きながら、継続してやっていただければというふうに思います。 第5次総合計画の中で、最重点プロジェクトということで3項目挙げております。人口減少社会における若者の定住、それから楯岡高等学校用地の利活用と中心市街地の再整備という形で、それから、もう一つは東北自動車道開通後のまちづくり、これを重点的にやっていくというプロジェクトも挙がっているわけでありますから、この辺を見据えながら、やはりぜひ、私が今申し上げたような事業をやっていただきたいというふうに思いますが、再度、市長の考えをお聞きします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 まさしくおっしゃるとおりでございます。 ソフトは今までやってまいりました。これからも充実に努めてまいりますが、ハードについては今までも単年度、数か月で済むような事業についてはばんばんやってまいりました。 例えば、楯岡支援校の通じる道路とかやっておりますが、今度は大物に入っていくわけでありまして、やっとここで国、県とも調整が終わりまして着工ができるんではないかと思っています。 例えば、五十沢林道をこれからやってまいりますが、いろんな反対意見もいろいろあります。だけれども、私は何でも反対はある程度あってしかるべきだと思っていますが、やっぱりこれは決めたものはしっかりやっていくと。これについては、2年前から国、県と話をしまして、いろいろ補助金関係も県からはアップしていただきました。7%から15%ですね、国は50%、残りは起債でありますけれども、7割が過疎債でありますから、村山市の負担は10%、約12%で終わりでございます。バラ回廊も60%が社会福祉交付金、要するに交付金でやりまして、残りが過疎債でありますと、市の負担は12%、実質負担は計算上はそういうふうになります。 もちろん、東根温泉線、片桐八百屋さんのところから行くこともやっと設計をやりまして、2回やりました。そして、やっと今回説明に入ったわけでありますが、あそこも交付金が6割、残りを過疎債、40%のうち70%が交付税で返ってきますから、実質負担は12%で終われると、こういうふうにいろいろ国、県におすがりをして面倒を見てもらって、大きなものをどんどんとやっていこう、そしてさっき議員がおっしゃったように、これから10年後、20年後のためには若者がいかに定住するかなんですね、若者は古い町にはなかなか来ません。それも、古い町でも100年前、200年前のような町だと来るんですね。ところが、戦後建ったような町、変わっていないような町にはなかなか来ないんですね。ここは村山市ももう戦前から100年、200年建っているうちも結構ありますが、ぱらぱらでございます。 そういう意味では、戦後建ったようなうちがあるところを今回、補助金をもって改修して、新しい町を見れば、つくっていけば、若者は来るんではないかと。現実に二日町でスマイルタウンを売り出しましたらすぐ全部売れました。 今回、土地開発公社の理事会を通っておりますが、実は、楯岡、鶴ヶ町のニュータウンの北側に約20戸の建設予定をして、今、いろいろ地権者と当たっておるところであります。うまくいけば、来年度には20戸の新しい造成が完了となってきますが、これは一応土地開発公社のほうにお願いをしていますので、彼らのほうでどう進めていくか、私も報告はいただきますが、それをやっていただきます。 あと、これは誘致企業でありますが、御存じのとおり、ヤマザワさんのとこ、駅西、13号線のちょうど西側、造成が終わっています。この間、ヤマザワさんに聞きましたら、建設の入札はまだ終わっていないと言っていましたが、これも今からやるそうでありまして、決まり次第着工、11月末、遅くとも12月初旬には完成とこういうふうになっております。 これはあくまでも民間のお金を使った誘致企業であります。村山市はほとんどそれに関しては出しておりません。ただ、関連の下水道とか上下水道関係、そういうものについてはこちらで変更しますけれども、誘致企業でございます。 あと、駅西のホテル、今、ちょっと向こうの会社の関係でいろいろ内部でありましておくれておりますが、今度進みそうでございます。今、進んでございます。ただ、民間に私ども何割か出していればいいんですけれども、全く出していないわけですね。全くお金がない、出していない関係上、お任せ、お任せだけでもよくないんですけれども、いろいろ連絡を取り合って、今度いよいよ始めてくると、こういう内容であります。 こういうふうに新しい町をつくってやっていきたいと思っています。それに若者が来てもらえる。そうしますと、10年後、20年後にはうまくいくんではないかと、こう思っています。 やっぱり、何十年もかけて今の村山市があるわけであります。今の村山市に対して、皆さんが危機感を持っているわけです。これを直していくには、やっぱり同じような年数がかかると思っています。だけれども、私は三、四十年を20年ぐらいのうちに直してまいりたいと、いい町にしてまいりたいと、こういうふうに思っています。 御存じのように、東根は人口若干増えておりますが、東根市の周辺はどんどん減っているんですね、中心部が増えております。だけれども、増えていれば税収もあるわけであります。雇用もあるわけであります。そういう意味では、発展するいいスパイラルに東根市は乗っているんですね。そういうことをある程度、議員からはあまり周りのことを気にしないでというような意見もありましたが、参考にするところは参考にさせていただいて、頑張ってまいりたいと思います。 そういうことをするには、やっぱり私的にはもうちょっと期間が必要ではないかかと、ある程度見届ける必要があると自分は思っていますが、さっき言ったように、これはまた周りの意見を聞かないと、私の進退も七、八割は周りの意見で決まると思っていますので、今後にある程度考えてまいりたいと、こういうふうに思っています。 あと、楯高跡地については、議員も心配してくださるとおり、いろいろ今やっておりますが、なかなかうまくいっておりません。いいものがないんですね。 私は、基本的にはやっぱり学校関係だと思っています。そういう意味では今度、議員のほうでも出してもらったところがありますから、いろんな多方面に働きをかけて頑張ってまいりたいと、毎回ですけれども、いろいろ当たっているんです。今も当たっているところございます。 ただ、これは口に出しますと、失敗すると何もなりませんから、ここでは言いませんけれども、やっぱりときどきいろいろと当たっているんですが、なかなかいいアイデアは出てまいりません。どうか、議員の皆様におかれましても楯高跡地については一緒になって考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長 8番 長南議員。 ◆(長南誠議員) それでは、今、市長がるる説明されましたけれども、やはり自分の、トップでありますから、自分の考えがぜひ実現できるように、そして自分が描いている青写真が順次完成されるような方向で進んでいただきたい。それにはいろいろと市民の反対意見もあるでしょうけれども、やはり事業をやるには、必ず賛成ばかりではありません。反対もあると思いますが、それを乗り越えてやらなければならない。そのためには市民からの理解というものも必要だと思います。事業をする場合、丁寧な説明をお願いしてやはり事業を実施していただきたい。 事業をする場合は、職員のほうもやはり市長と同じような考えで進んでいただければというふうにお願いをして、この項目を終わります。 次、東桜学館中学校でありますけれども、入学者が100名ですよね。聞きますと、東根市が39名、村山が8名、尾花沢が3名、大石田が2名というような人数になっているようです。北郡管内で52名の合格が出ている。受検者数は県教委でも教えてくれませんでした。ただ、合格者数100人のうち北郡管内が52%合格しているようです、ことしは。天童と河北を含めますと、合計で72%になります。そうすると、東根市の周りの市町で大体80ぐらいいくのかなというふうに思います。 今後、評価がどんどん上がってきて、選択することが、教育長は選択肢が広まっていいんだということを言いますけれども、私はこの小学校の人数が少ない中、中学校もどんどん少なくなるわけでありますから、それが私は一番心配なんです。負けないような教育環境整備をやって、そして指導もやるということでありますけれども、県で言うには、新しい中学高校は将来的には、ここ5年ぐらいの間に東北大、東大、その辺に受験して合格させるような指導をしていきたいというのが前から言われているわけですね、中学校もかなりの指導、厳しくやられているようであります。学力的には私はかなり上がった指導をしているのかなというふうに思います。 今の保護者はどっちかといいますと、学校はいいところに入って勉強させたいというのが大体の保護者なんですね。それに逆行するような行動をしても私はなかなかできないんではないかなというふうに思います。 やはり、流れに任せていくほかはないだろうというふうに思いますが、例えばことし8名、来年が20名ぐらい合格したとしますと、中学校の学級編制も考えなければならないということになってくるわけですよね。 毎年毎年そういう形でしなければならないということになりますと、勉強、指導のほかにそういうこともしなければならない、毎年、受検した子どもが全員合格すればいいんですけれども、合格しなかった子どもが残るわけです、中学校へ。その子ども、どういう指導をしていくのかと、1月末に合格発表なって、2月、3月卒業するまでに残っているわけですから、どういう指導をしなければならないということ、今度考えなければならないということになりますと、非常に教職員の方も大変だろうなという思いがします。それをただ簡単に片づけられるんであれば、私は何もこの質問はする予定はなかったんです。 ただ、学校の中で子ども同士の、お前合格したんだけれども、こっちは落ちたとか、いじめとか何とかに結びついてこないかというような懸念もされるということで、その辺が心配だということです。 23年から27年の適正配置基本方針、これの中で、さっき市長も教育長も合併は、統合はしないというような方針だということを聞きましたけれども、27年までになったやつ、楯中学区で1校か2校という小学校、葉山中学区では1校という、これはまるきり御破算に、白紙に戻して合併はやらないよという形なのか、その辺もう一回お伺いします。 ○議長 菊地教育長。 ◎教育委員会教育長 お答え申し上げますが、その河西地区は1校云々というのは、あくまでもその委員会で将来はこうあるべきであろうということでありまして、これに教育委員会なりが縛られるというものではないと考えております。 以上です。 ○議長 8番 長南議員。 ◆(長南誠議員) そうであればいいんですけれども、それに、市長が変わったときにまたそっちひっくり返ったりということになりますと大変ですから、やはりそういう方針であれば、それは白紙に戻してという形、やっぱり私も地域から学校をなくすというのは大反対です。 大倉がそれのいい例だと思います。子どもたちは非常にバス通学されて喜んでいるわけですけれども、楯小へ行って一生懸命学んでいるようでありますけれども、やはり地域の学校というものは非常に大事だと。あの当時、私と鈴木議員が反対だったんです。そして、学校を建てかえてくれと耐震工事ができないんであれば、やっぱり五十数名いる生徒数は今後どんどん減るわけでないし、学校を建てかえるということでお願いしたんでしたけれども、経費の関係でだめだというような判断だったのかなというふうに思います。 そのうちに保護者のほうから複式学級はだめだと、やっぱりそのときに複式学級だめだと言ったときに教育委員会あたりで、いや、小さな学校でも優秀な指導はできるんだよと、複式学級で学ばせても中学、高校へ行っても伸びるんだというようなことを説明していればよかったんでしょうけれども、合併という頭があるから、複式いやだと言ったらば、来た来たというようなことで、すぐ合併のほうに行ったんではないかなと、私は楯小を分離して鶴ヶ町、袖崎、北町、湯沢で新しい学校をつくってくれということを言った覚えがあります。前の教育長は、学校を分離するのはいやだということを言っていました。 やっぱり楯小も今度改築であそこへ建つわけですけれども、市民の中にはなぜ楯高に使わなかったんだ、楯高を小学校にしなかったんだという市民が結構います。私も一回、志布市長になってから質問したことがありますけれども、北校舎と体育館が新しくつくったばっかりでもったいないというようなことで、現在の地に置くという形だったと思うんです。 やはり楯岡小学校、大型バスもなかなか入れないようなところでなくて、やっぱり将来の町の発展を考えたときに、やっぱりもう少し広いところに出ていって、そして楯岡の町の発展は南のほうという考えを持ったならば、今の現在地ではだめだったのかなという、今、感じはします。 しかし、これも既に遅しなわけでありまして、あそこへ建つ以上は何とかして楯岡小学校をもっていかなければならないと思いますが、これには楯岡商店街、それから楯岡町内一丸となって、やっぱり楯岡小学校を伸ばしていかなければならないというふうに私は思っています。 合併はだめだということでなくて、合併しないということでありますので、今後心配される袖崎小学校の学級数、それから富並、冨本、この辺が一番心配されるところでありますが、全部耐震化工事も終わって、そこで学ばせても危険性もないということでありますから、やはり経費もかかるでしょうけれども、やっぱり子どもの教育のために複式学級になろうが、小規模学校になろうが、やはり一旦決めた学校運営をやっぱり心がけてほしいもんだなというふうに思います。 あと、中学校のクラブ活動ですが、体育協会で毎年、栄光章、奨励賞を出しておりますが、毎年毎年増えています。 しかし、この子どもたちがその運営に行っているというのは、ほんの少々ということですね。葉山中学校の棒高跳び、それから楯岡中学校の新体操、柔道とありますが、やっぱりその都度、その都度という形、楯岡中学校の体操ですか、新体操、これは前から強いということは聞いています。指導者もかなり有名な人がいるということを聞いています。やはり強くなるには指導者一つだと思うんです。ですから、学校の先生方、非常に忙しいのはわかります。忙しくて手が回らないというのはわかりますが、その中で、じゃ、俺がやってみようかというような先生がおればやはり伸ばしていただきたいものだなというふうに思います。 中には、高校、大学で専門の競技をやって、陸上をやったり、柔道をやったり、さまざまな、バレーボールをやったりということあると思いますが、そういう先生が来たときには、やはりやりたいという先生の熱意を買って、そして子どもを伸ばしてやれば必ず保護者の方も一生懸命になるんでないかなというふうに思っています。 それから、クラブ活動のついで聞きますが、今、遠征、大会に行くとき、バスを使わせないということありますよね、保護者が送り迎えをしないとだめだということ。例えば鶴岡で大会があるときに学校でバスを1台借り切って子どもたち行くというようなことはしないでほしいという話を聞きました。保護者の責任で送迎をしてほしいということを聞きましたけれども、それが本当なんでしょうか。ちょっとお聞きします。 ○議長 笹原学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長 ただいまのご質問の前に、先ほど東桜学館の入学者数100名ということありましたけれども、正確には99名ですので、お伝えしたいと思います。 今、ご質問のあった部活動の校外での試合についてでありますけれども、中体連、中学校の体育連盟主催等の試合については、これは当然ながら各学校のほうでバスをチャーターして子どもたちの送迎はしております。 議員ご指摘のところは、恐らく練習試合とか、あるいは冠大会とかそういったことの類いだとは思いますが、例えばスクールバスがあります。スクールバスを使って例えば対外の、校外の練習試合に行きたいというふうなことにつきましては、スクールバスは使っていいことにはなっているんですけれども、いわゆる運転手、それから燃料費、そういったことにつきましては保護者負担というふうなことでお願いをしております。 また、保護者のそれぞれの家庭での送迎というふうな話がありましたけれども、いわゆる送迎の途中で大きな事故とかが生じた場合については、その損害賠償、さまざまなことが発展してきますので、そういったことで中体連の中でも練習試合等で自家用車等で運ぶ場合につきましては、それぞれのご家庭でそれぞれの子どもさんをというふうなことが原則になっております。 ○議長 長南 誠議員、5回目です。 ◆(長南誠議員) 最後だね。 ○議長 はい、最後。 ◆(長南誠議員) これ、クラブ活動、中体連の大会でなくて、やっぱり対外、部外に行って練習試合するとか何とかだということは聞いています。そうすると、まとまってバス1台貸し切ってとかということになりますと、なかなか許可が出なくて困ったのよと、事故起きるときは、必ず事故は個人で行っても事故起きるんだけれども、バスで事故は万が一起きた場合はやっぱりそれなりの対応をしなければならないというふうに思うけれども、できれば生徒だけでもそういうふうにしていただければなという要望もありましたので、お伝えだけしておきます。 いろいろと市長の政治姿勢、それから東桜学館関係やりましたが、あと統合でしたか、3つ質問させてもらいましたけれども、村山市でこれから住まいをして、そして子どもを育てるというようなことを考えたときに、やはり私は学力も運動も村山行けば何かいいものをとれるんだというような、そういう保護者が村山を見るときに、そういう形で見られればいいなあというふうに思います。 何十年前か楯岡中学校は県下でもトップの進学率だといううわさが立ったことがあったと思うんです。教育長は知っていると思うんですが、かなりの指導をやったということも聞いております。やはりそういうことは、やる当事者は大変でしょうけれども、子どもが伸びる姿を見る親はすばらしく喜んでいる、やっぱりそういうふうにしていくと、勉強も運動も同じだと思うんです。どっちでもいいですから、そういうふうにして村山市はいいところだということを植えつけながら、将来の村山市を担う子どもの育成を考えながらやっていただければなというふうに思います。 以上で終わります。 ○議長 8番 長南 誠議員、終わります。 この際、暫時休憩をいたします。     午前10時58分 休憩     午前11時3分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △結城正議員の質問 ○議長 4番 結城 正議員。   (4番 結城 正議員 登壇) ◆(結城正議員) 4番 結城 正です。 私は、昨年10月、村山市議会議員選挙に立候補するに当たり、暮らしと地域を守る、スローガンに立候補しました。3月議会の中で、市民の暮らしについてを質問させてもらいましたので、今回は一番目の質問として、地域の活性化に向けてとし、質問させていただきます。 地域を活性化していくためには、各地域に住んでいる市民の方、地区民の方が元気で安心して暮らしていることが大前提ですが、市民の暮らしについては3月議会の中で話をさせてもらいましたので、今回は省いて話をさせてもらいます。 村山市には、旧町村単位に8地域があり、各地域に市民センターを配置し、各地域まちづくり協議会と協力しながら地域の活性化を図り、地域の住民の暮らしを守り、村山市全体の活性化、市民の暮らしを守ってきています。 さらに、村山市の活性化を図り、市民の暮らしを守るためには、各地域市民センターの体制強化、まちづくり協議会の協力、地域住民の協力なしにはあり得ないと思っております。 今でも各地域市民センターは、精一杯の努力を重ね、各種行事、スポーツ、文化活動、各種団体の調整、住民からの問い合わせ、相談など、まちづくり協議会と力を合わせ、住んでいる人を大切にしながら仕事を行ってきています。 そこで、質問をいたします。 1点目として、市民センターの関係についてですが、1つとして、今後の市民センターのあり方についてです。 2つ目としては、市民の配置についてです。 私は、先ほどから話をしているように、地域の活性化をしていくためには、各市民センターの体制強化、まちづくり協議会の協力なしにはあり得ないと考えております。平成26年までは各市民センターに市の正職員である地域専門員と臨時職員ではなくて採用試験をした地域づくり推進員を配置し運営してきました。 しかし、27年度からは3か所の市民センターで再任用の事務長の方を配置し、今年度はさらに1か所増やし、市民センター8か所のうち半分の4か所になりました。 私は、再任用の事務長の方は今日まで地域のため地域住民のため、日夜努力をしてきてもらっていることに敬意を表したいと思います。また、定年までの職場での経験を生かし、きめ細やかに業務を遂行してきました。しかし、事務長の方々にこれ以上甘えることはできないと私は思います。それは賃金、勤務時間などの件であります。きょうは勤務時間の関係だけを話しますが、再任用の事務長の方の勤務時間が週32時間で週4日の出勤になります。市の正職員の地域専門員の方が週5日の出勤でも多くの行事、用事、会議で忙しく仕事をしてきているのに、1日少ない時間の中で対応しております。 また、地域づくり推進員の方の勤務時間は35時間です。地域の方は、各市民センターには職員が2名配置されて、いつでも2名の方が対応してもらえると思っております。しかし、土曜日、日曜日の行事も多くありますから、1人ずつ代休をとると平日の勤務は1人になります。このような中ではどうしても事務長、推進員の方に負担をかけますし、地域に対する対応、サービスがおろそかになる状態にあります。 このようなことを見ますと、市としては市民センターの業務を縮小していく方向にあるのかと考えてしまいます。市としては今後とも市民センターの体制を強化し、人員配置については市の正職員の方を配置し、最低3年は配置がえをしない、また、地域活性化のため市も努力していくので、市職員の方にも協力、努力してもらい、各地域の市民にも協力してもらい、地域の活性化を図っていくとの回答を私は期待しています。 2点目の質問として、まちづくり協議会のあり方について質問をさせてもらいます。 私は、議員になる前に3年6か月、南河島碁点地区の行政委員・地区長をさせていただきました。感想を言わせてもらえば、行政委員・地区長は本当に大変な任務で、多くの仕事、対応がありました。紙に書いて、このような仕事、対応でしたとは書けない多くの任務が日常的にありました。 そこで質問に移りますが、1つ目の質問として、今後のまちづくり協議会のあり方について市としてどのように考えているのか伺います。 2つ目の質問として、各地区行政委員・地区長の任務について伺います。 今、各地区行政委員・地区長のなり手がなく、各地区とも困っている状況にあり、多くの地区で年齢順など2年交代になっているような状況です。 私も先ほど言いましたが、3年6か月行政委員・地区長をやらせてもらいました。2年目までは任務をこなすだけでどうなっているか、どのようにやればよいのかわからないままに終わってきました。3年目以降、今月はこういうものがあり、来月はこれをやらなければとわかるようになり、地区の人にも話ができるようになりました。 私は現在、行政委員・地区長をされている方に大変だろうと思いますが、地区のため、地区住民のため、1期2年でなく2期4年以上やってもらうようにお願いしたいと思います。 市としては、行政委員・地区長の任務とし、文章で整理してある任務があると思いますが、それだけではないということを理解してもらい、市として各行政委員・地区長の方へ敬意を払ってもらい、地域事情もありますが、市として各地域のまちづくり協議会のあり方はこう考えている、各地区行政委員・地区長の任務はこのように考えているということをこれまでも示してきたと思いますが、示してもらいたいというふうに思います。 その上で、各地域との話、協議をし、よりよいまちづくり、地域づくり、地域活性化を図り、その上で村山市全体の活性化を図り、市民の暮らしを守っていきたいと考えています。 以上、登壇での質問とし、2番目の農業委員の選出方法の変更については、自席からの質問とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長 志布市長。 ◎市長 今の質問については、まさしくそのとおりだと思うところが多々ございます。やっぱり言いたいことよくわかるんですが、もうちょっと余裕がありますと対応できるんでございます。 やっぱり地区の活性化がないと村山市の活性化は図れません。そして、その地区活性化のためには、やっぱりある程度お金を投入しなきゃだめなんですね。ところが、現実にはなかなかそれができないといったことで、今のいろんな問題が出ているものと思われます。 議員御存じのとおり、本来の職員を派遣すれば、職員は優秀でございますから一生懸命やるんですね、前に1人ずついたときには、確かにいろいろ便利だとかいろいろ役に立っている、いろいろ評価をいただきました。その意味ではすごくいいんでありますが、やっぱり全ての人件費とか全てを考えますと、簡単に言いますと費用対効果、効果はあるんですけれどもね、それを考えますとなかなか職員、全部に配置することは難しいと思っています。 今後の方向としては、やっぱり今の地域づくり推進員、今、試験をしたというようにおっしゃっていましたが、私が来る前、これからの専門員的な活動をしていただくために、これを試験をして採用したと聞いております。 ですから、私としてはこれはいずれそういう仕事をするんだろうと思って、実はおくればせながら、来年からはこの専門員のかわりに何名か推進員を、この今の職員あるいは嘱託にかわって置いて、その下にまた手伝っていただけるんであれば臨時の方を雇って置こうと考えています。 と言うと、簡単に言うと、職員を外すようなことになっていくんですけれども、これは難しいんですよね。こういう方針のときはちょっと私いませんでしたので、その後で大体の方向性は聞いていますが、そのときの方向性ですと、もう職員は全部引き上げて、その新たに試験をして雇った方にやってもらうんだよという方向に聞いていました。 ですから、そういうふうにしようと思っていたら、なかなかだめなんですね。やっぱり職員が行くと、結構いろいろ機転がきいてくるくるいろいろやってくれるもんですから、職員いないとだめだと、今、議員がおっしゃるように、いろんな地域で言われるんです。ですから、ここは非常に悩ましいところでありますが、お聞きしますと勤務時間も非常にブラック企業とは言いませんけれども、グレー企業にはなっているような話も聞いていますから、やっぱりいろいろ気を使っていますが、やっぱりもうちょっとお金があればいいなと思っていますが、もうちょっと考えさせてください。 これについては今から考えてまいりますが、はっきりしていることは、地域活性化のためには、やっぱり地域民が一生懸命になるような方向に、この市民センターあるいはまち協で活動していかないとならないということなんですね。ですから、それはわかっているんですけれども、その方向がちょっと手段が、やっぱり何と言いますか、職員を置けばいいんでしょうけれども、今、言っているのは西郷は違いますね、大久保とか大倉行っていますけれども、優秀な職員もったいないんですよ。ですから、はっきり申し上げるとそういうことなんでありますが、その辺のころ合いを考えてまいりたいとこう思います。 あと、行政委員の問題ありましたが、これはちょっと私が言うのも変ですが、ちょっと市としてはおんぶにだっこしてきたかなと思っています。やっぱり竹を割ったように言えば、行政委員の仕事というのは法令集にもあるとおり、大して仕事はないんですね、ですけれども、お金を集めるとかあるいはいろんなのがございます。楯岡についても、私も調べていますけれども、例えば元気なまちづくり協議会の事業協力金、これを集めていますね、これははっきり申し上げて関係ないとは言いませんけれども、まち協の方が活躍するための金額ですから必要なんですけれども、これは市の指令で行っているわけではないですね。 あと、楯岡ですと町内会長の会長会の運営費とかも集めています。あとは、徳内まつりの協賛金、これは市からお願いしているわけでありますが、特殊な例では諏訪山霊園の年会費とか、いろいろ集めています。あとは赤十字社とか社会福祉協議会の会費、これは社会福祉協議会の会費については全国的にいろいろ話題を呼んでいますね。こういうものを集めていいのか、悪いのかというのあります。だけれども、全国的に集めています。 こうして見ますと、確かに行政委員の仕事かと言われるようなものが相当ございます。だけれども、市ではさっき言ったように、きちっとすれば違うよとは言いたいんですけれども、やっぱり関連性が皆あるんですね。ですから、私はそれは違うとは言いませんけれども、違うとは言いませんじゃないな、何と言うか、難しいところですけれども、地区長の仕事の分野もあって、それが一体化もしているんですね。ここにいろんな仕事が増えて大変だ大変だという方は実際に相当数いらっしゃいます。 楯岡では町内会長といいます、西郷では地区長、場所によって皆、呼び方は違いますけれども、部落長というところもありますね。違うんですけれども、確かに非常に仕事が多いと思います。そこで不満が出るわけでありますが、なかなか村山市としてもおんぶにだっことさっき申し上げましたが、ボランティアに頼っているところが相当あるんですね。そういう意味では、非常に歯がゆい思いもいたしますが、何とか皆さんとともに改革をしてまいりたい。 例えば、さっき議員がおっしゃったような任期を4年間とかあるいは3年間でもいいでしょうし、ちょっと私、考えているのは、今、各行政員が135人ほどいらっしゃいますけれども、これがやっぱり10、20の代表もいらっしゃるんですね。これはなり手も当然いないでしょう。10、20前後ですとすぐ回ってきまして、その中にはお年寄りの方もいると思います。そうしますと、やっぱりある意味行政区としては統合したほうがいいんじゃないかという考えもあるわけですよね、そして、やっぱりぐっと離れていればだめですよ、だけれども、近間で10、20だったら統合をして、大変でしょうけれども、ある程度スリムにして一生懸命頑張っていただくと、いろんな案がございます。ただ、今まで統合については全く今まで上がってこなかったです。ですから、そういう考えも含めて新しい考えで何とか改革をしてまいりたいと思っています。 行政委員の方には頭が下がるんですよ、だけれども、その辺はお互いに何とかお願いをしたいというほうでやってきていますので、やっぱりいろんなところがありましたら議員の皆様方と一緒に改革について議論をしてまいりたい、こういうふうに考えております。 ○議長 細谷総務課長。 ◎総務課長 市民センターの職員について、今、市長のほうから答弁があったわけなんですけれども、若干、経過も含めて総務課のほうからもお答えしたいというふうに思います。 地域づくり推進員については、当時事務補助員だったわけなんですけれども、そういった方も含めて一般に市内から、将来的な地域専門員を担えるような人材を育成するという目的の中で、各地区に1名ずつ採用して25年度から始まって現在4年目、5年をめどに頑張ってもらうということでやってきていただいているという経過になってございます。 今、市長からもありましたが、その8地区、8名の中の推進員の中でも相当な意欲を持って頑張って仕事をされている方も見受けられますので、そろそろ専門員を担える人材が育ってきたのかなという考えのもとで、今年度、来年度、まだ2年間あるわけなんですけれどもその中でやりたいという手を挙げる方がいらっしゃるとすれば、専門員的な仕事をやっていただく方向に向けて検討したいなというふうに現在考えているところでございます。 以上です。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) どうもありがとうございました。 最初に、市民センターの関係で人員配置の関係ですけれども、市長は今、余裕があればと言ったから、私は時間的な余裕があればと思ったんでしたけれども、理解したんだけれども、金的な余裕があればやりたいということですね。そういうようなことで、ちょっとお金の関係もそれはいろいろあるというふうには思います。ですけれども、私から見れば、市民センター、市民というか地区民が何かあった、市役所関係の問題で相談行きたい、何があるといっても、市役所にすぐには相談というんじゃなくて、ほとんどの人が市民センター、あれこれこういうのはどこの市役所のどこへ行けばいいんだやとか、いろんなことも含めて、私なんかもちょっと市民センターに用事があって行くときがあるんですけれども、いろんな人がそういうような形で相談に来ると、そこの中で市民センターが専門員の方なり推進員の方なりが対応しながらやっているというふうなことが一つはあると思います。 もう一つは、ちょっといろんなことがありますけれども、特徴的にとれば、この間28日ですかS-mileマラソンがありました。3日、大高根でそば花まつりがありました。いうようなことありますけれども、それでいろんな方にS-mileマラソンもそば花まつりも盛大に本当に行われたなというふうに私は思っていますし、その辺の主体的には市役所なりいろんな実行委員会なりということであると思うんですけれども、市民センターの力がかなりの何か月前から準備なんかも含めてやってもらって、その結果としてS-mileマラソンなりそば花まつりというふうなことで、盛大にできたんじゃないかなというふうなことも思います。 ですから、そういうことも含めて言えば、市役所の職員、優秀な人で、市役所の中にというのはあると思いますけれども、市民センターに8名の方を配置しながら、私的に言えば、今までどおり推進員の方を2名体制というふうなことでやってもらいたいなというふうに思っていますのが一つです。 先ほど、総務課長のほうから地域づくり推進員の方の関係について5年をめどにということで職員を引き上げて、それで推進員の方に専門員の仕事をやってもらうというふうに私はちょっと理解したんですけれども、そういうふうな理解でいいのかどうかちょっと再質問します。
    ○議長 細谷総務課長。 ◎総務課長 推進員の方で意欲のある方が専門の職に採用された場合、それはそこにいる今の事務長さんでありますとか、もしかしたら正職員の、市民センターであるとすれば、その正職員の方はいなくなるということになります。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) 今、総務課長からそういうふうな話がありまして、そういう5年前に採用試験なんかやるときについては、私もちょっとその前から市民センターの人にかかわっていましたので、そんな話を聞いていたかなという気はしますけれども、来年4月か再来年の4月というふうな理解でいいんでしょうか。 ○議長 細谷総務課長。 ◎総務課長 来年度が5年目でございますので、今年度、採用試験を実施したとすれば来年の4月から、来年度採用試験を実施したとすれば、その次の年の4月から推進員の方は専門員になるということでよろしいかと思います。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) この件については、ちょっと今、私の頭の中は市長に対して正職員を配置してくれというふうなことで、そんなこともあるのかなという思いはありましたけれども、正職員でということで要望するのがきょうの質問なんで、またこれの件については細かい問題もあるというふうに思いますので、次回の議会の中なりいろんなところで質問をしていきたいというふうに思います。 じゃ、もう一つ、市民センターの関係ですけれども、市民センター長が欠員になっているという捉え方でいいのかどうかちょっとわかりませんけれども、この辺について、今後、どういうふうに欠員を、私的に言えば補充していくんだろうなというふうなことで思っていますけれども、その辺についてちょっと質問をしていきたいというふうに思います。 ○議長 佐藤政策推進課長。 ◎政策推進課長 市民センター長に関しましてご質問いただきました。 私も着任してからいろいろと状況をお聞きしていますが、市民センター長、いらっしゃるところいらっしゃらないところあり、また、役割とか立場いろいろ地域によってさまざまであるというふうに聞いております。これをすぐに統一していくというのは、非常にまた、たがにはめてしまうといいますか、難しいことだと思っておりますので、現状をよく踏まえまして検討してまいりたいと思っております。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) じゃ、この1番の質問の最後になりますけれども、今までとかかわりないと言うとちょっとあれですけれども、私、西郷地区ですから、あと袖崎地区市民センターの建物が建築されてからかなりの年数が経過していると思います。 それで、私的には今から三、四年のうちに建てかえをいうふうなことの思いもありますけれども、市としての考え方を市長のほうから回答をいただきたいなというふうに思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 一問一答には出ていないんでないかと思いますが、お答えをいたしますと、まだ考えてはおりません、はっきり申し上げて。ただ、話では、例えば西郷センターについては駐車場の問題とか老朽化の問題は聞いておりますが、こういうもの、やっぱりきちんと今までの経過年数とか建物の耐震とかいろいろ調べた上で判断していくものと考えていますので、今のところはまだ考えてはおりません。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) じゃ、市民センターの建てかえの件というふうになると思いますけれども、この関係については大変質問の内容に書いていませんで、急に質問して申しわけありませんけれども、西郷については駐車場の関係から含めて、駐車場があることはあるというんだけれども、いろんな整理なっていないというふうなことで要望もありますんで、その辺も含めて建てかえの件も今後、市として考えていただきたいなということで、1番目の質問については終わらせていただきます。 では、2番目の質問として、農業委員の選出方法の変更について質問したいというふうに思います。 農業委員会法の一部改正が28年、ことし4月1日から施行され、今までの公選制から任命制に変更になるというようなことであります。県内では南陽市など既に実施されている自治体もあると伺っておりますけれども、村山市の現在の農業委員の任期が来年7月19日までとなっております。新制度の移行に向け、どのように準備しているのか伺いたいと思います。 今、農業は農業後継者不足や従事者の高齢化により、耕作放棄地が増え、農業としての産業の危機が迫っています。村山市の貴重な財産である農地を守るため、村山市の農業を守り、村山市の産業としての農業を守るため、今日まで村山市農業委員会は不断の努力を重ねてきたと思います。今こそ、農業委員会の力を発揮すべきだというふうに思います。このような時期に、なぜ農業委員の選出の方法を変更しなければならないのかということで、私は違和感を覚えております。 1点目の質問として、移行に当たって市としての考え方について伺います。 1つとしては、今回の改正について市としてどのように考えているか伺います。 2つとしては、準備はどこまで進んでいるのか伺いたいと思います。今、農政が大きく転換している中で、農業を担っている人にとって展望よりも今後の農業経営に対して不満を抱いている中、農業所得で十分に生活できる国の政策が求められています。村山市においても山地や丘陵地が多く、特殊な地形での農業は国なりの保護が当然必要です。農業は人の命を育む産業であり、コストがかかっても国が保護、育成すべきものと私は考えています。このような考えのもと、市として今回の農業委員会法の改正に臨むべきと考えております。 2点目としては、今後の進め方について伺います。 1つとして、準備の日程について伺います。 2つとしては、委員の定数、選出方法について伺います。あと1年もありませんので、十分な時間もありませんが、市民、特に農業を担っている人に丁寧に質問をし、理解を得て進めるようにお願いし、質問とさせていただきます。 以上です。 ○議長 須藤農業委員会会長。 ◎農業委員会会長 法律については事務局長のほうから答弁させますが、我々農業委員会は農家の代表として、我々地域の農業を守ってまいりました。 そんな中、来年の29年の7月20日で農業委員が変わるわけですので、新たな組織になるわけですけれども、農業改革の主題として明示された農地利用、最適推進に深く求められ、我々がこの制度に対しましてこれからどのように対応していくかは、地域の農業の人と話し合いながら進めていきたいと思います。 これからは、農業、農村の持続的な発展を目標に、農家の期待に応えられるようにこれから頑張っていきたいと思いますので、今後よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長 結城農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長 先ほどの法律の改正点について、まず説明させていただきます。 趣旨でありますが、近年、若者の農業離れや高齢化などにより、離農する農家が増大することを念頭に、次世代の担い手農家へ農地をスムーズに移行させるために平成27年9月4日に農業委員会等に関する法律の改定が公布になり、今年4月1日より施行されました。 改正内容は、1番目に、農業委員会の業務は許認可などの法令業務などに限らず、担い手農家への農地の集積と集約化、遊休農地の発生防止と解消、新規参入者の促進などを総称して農地利用の適正化と言っておりますが、これらが制度的に位置づけられました。 2番目に、農業委員会の選出方法が、先ほど議員からありましたとおり、公選制から任命制に変更されました。委員の選任に当たっては、市内の農業者や農業団体などから推薦や一般公募を行い、市長が議会の同意を得て任命することになります。要件として、農業委員の過半数以上を認定農業者が占めることが付されています。 3番目に、農地利用最適化推進委員が新設となります。農業委員と推進委員が連携を図り、担い手農家などへ農地利用の最適化を積極的に進めるために、地域における世話役的な立場の推進委員を推薦、公募を得て、農業委員会が委嘱することになります。 4番目に、行政機関に対する建議、答申が廃止となり、意見の提出に変わります。 以上、4点が主な改正点でございますが、先ほどの農業委員と最適化推進委員につきましては、条例化が必要となります。 以上でございます。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) 今、説明ありましたけれども、今までの公選制から任命制へというふうな中で、任命制ということは、市長の任命というふうなことになるというふうに思いますので、市長の考え方についてちょっと一言聞いていきたいというふうに思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 この農業委員会法ができてから何年たつか、ちょっと私調べてはこなかったんでございますが、今回の改定は大幅な改定でございますね。これについては、今、御存じのように30年前、40年前あたりの私どもがいたときは2町歩あれば食っていけるよという農業の時代から今、大幅に変わっていると思います。 特に、この昨今は米の価格も安くなりまして、一大転換期だと思っているんです。農業の実態が変わっているのでありますから、これに関連するいろんな法律は変わって当然だろうと私は思っています。 ただ、その内容が悪いほうには国も改正しないと自分は思っていますから、いいほうに、実態に合うように改正しているんではないかとこう思っています。そういう意味では、今回の改正は中身が今までの選挙から任命制に変わっておりますが、やっぱり御存じのように農業委員会の一応選挙となっておりますが、現実ではほとんど選挙ないんですね。何十年もありません。前に1回ありましたけれども、そういう実態を見てやっていると思っています。 そういう意味では、実態を見た今回の改正であろうと、こういうふうに今、思っております。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) ありがとうございました。 今、市長が言うように、変わらざるを得なかったのかなということもありますけれども、公選制から任命制というふうにすると、私なんかはどうしてもちょっと違和感があって、当局の言いなりの人とか、任命というふうなことになる、そんなふうにすぐ考えちゃうほうなんですけれども、そういうことはないというふうな理解をしていきたいと思います。 もう1点というか、農業委員会の結城さん、局長に聞きたいんですけれども、先ほど来年の任命までの日程の関係、条例改正をしなければならないんだというふうな話は聞きましたけれども、その前に団体、農業団体というか、地区からの推薦とか団体からの推薦ということの中で、それなりに任命をしていくというふうなこともありますから、団体なり地区への説明なりそういうふうなことも含めて、先ほど私も言いましたけれども、十分に説明をしてもらって納得してもらって、それで農業委員になってもらうという言い方するとちょっと変ですけれども、先ほどの行政委員・地区長なんかも含めてなり手がいないとありますけれども、農業委員についてもそういうことはないというふうには思いますけれども、その辺も含めてやっぱり十分に説明をして納得をしてもらうということが必要と思いますので、その辺についてはどのように考えているのか質問したいと思います。 以上です。 ○議長 結城農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長 この2つの案件については、条例改定が必要だというふうなことで先ほど説明させていただきましたけれども、条例改定後、市報やチラシ等により農業者や農業団体に趣旨や応募方法を周知するとともに、多くの方から応募していただけますよう啓蒙活動を行います。 募集等に1か月等の期間を要することから、ちょうど7月20日をもって新体制になるというふうなことで、農業委員等の推薦募集については4月早々から始めていきたいというふうに思います。 先ほどありました周知徹底については、条例制定後、すぐさま皆さんに行っていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○議長 4番 結城議員。 ◆(結城正議員) ありがとうございました。 今、局長から話ありましたように、農業をしている人、特にということで、市民も含めてだというふうに思いますけれども、いろんな説明も含めて疑問点もあるというふうに、出てくるというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと。時間も余りないのかあるのかちょっとあれですけれども、本当に十分に説明をしてもらいたいというふうなことで、私の質問を終わっていきたいと思います。 どうもありがとうございました。 ○議長 4番 結城 正議員、終わります。 この際、暫時休憩をいたします。 次の会議は午後1時10分より行います。     午前11時48分 休憩     午後1時7分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行いたします。-----------------------------------菊池貞好議員の質問 ○議長 6番 菊池貞好議員。   (6番 菊池貞好議員 登壇) ◆(菊池貞好議員) 睡魔が襲うこの時間帯でございますが、負けないくらいの質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。 通告に従って楯岡地域の継続的な開発整備計画について質問いたします。 日本一の規模を誇る東沢バラ公園は、約7ヘクタールの敷地に750品種、2万株あまりのバラが咲き誇るすばらしい公園に成長しました。ここで、改めて先人たちのご功績に対し、感謝の意を表します。 ここで、皆さんは既にご存じでしょうが、東沢バラ公園の歴史についてひも解いてみます。 村山市の東部に位置します東沢公園内にある東沢ため池は、村山市が誇る偉人、喜早伊右衛門が楯岡地域の農家の水飢饉に苦しんでいる姿を見て、140年前の明治9年、西暦で1876年に東沢ため池の築堤工事に着手し、明治13年、1880年に完成の日を迎えました。 ため池の広さは、72万平方メートルに及んでいます。文献によりますと、総工事費は当時の金額で約1万円で、人夫は約2万人を要したそうです。このため池の完成を見て、農家の農業用水問題が大分軽減されたようです。 そして、この東沢ため池を核とした東沢バラ公園が開園したのが、昭和31年とお聞きいたします。 ことし、春の東沢バラ公園の有料入園者数は4万7,973人で、昨年の568人の増となっているようです。この入園者数の増加を図るため、過去の整備事業により、至るところに憩いの場所、さまざまな施設が存在しております。 しかし、この既存の施設が開設当初の目的を達成しているのか、甚だ疑問です。公園内の閑静な立地には、まだまだ手を加えれば、光輝く自然が多くあるように思われます。 ため池周辺には、春にはミズバショウ園、桜回廊、夏に向けては日本一のバラ園、アジサイ園、秋には2回目の見どころ、バラ園、冬を除き、その四季折々に私たちの目を楽しませてくれます。この東沢公園は、バラ園だけでは入園者数は頭打ちになるのではないでしょうか。 素材的にはすばらしい自然があり、ちょっと手を加えれば光輝く原石がまだまだあるように思われます。 また、バラ交流館南側にある大変見晴らしのいい芝生のスロープがありますが、この施設はどのような目的でつくられて、現在どのような利活用がなされているのか、皆さんはそのスロープを登った経験がありますか。そして、その頂にあずまやがあることを知っていますか。 あずまやとは、公園などにある施設の休憩所という定義づけがなされております。私の案ですが、そのまま芝生を利用すると芝生が傷むという話でしたので、その芝生のスロープの上に人工芝を敷きつめ、子どもたちにそり滑りをさせたらいかがでしょうか。安全面に配慮したら、おもしろい遊具施設に生まれ変わるのではないでしょうか。どのような施設であれ、人の流れをつくらなければ、東沢公園の利用者数は増えないのではないでしょうか。 また、皆さんはご存じでしょうか。今では時代錯誤的な氷室という施設があったことを。昔、製氷機や冷凍庫がなかった時代に、先人たちが、その当時では貴重な氷を厳冬期のため池から切り取って、丘に上げて、地下に楯山石でつくった蔵に入れて、夏まで保存したそうです。何と夢のある壮大な文化施設ではないでしょうか。ただ、残念ながら、その貴重な文化施設は、今ではごみ箱と化しています。 また、その山手の楯山の頂上に展望台があります。展望台に登るには、何か所か登山口がありますが、上のため池の東沢から登ったところにある登山口は、数年前まで車でも登りおりできる山道でした。今は、通行どめになっております。展望台でのイベント開催の際には、荷物の搬入には大変便利でした。この展望台から、村山盆地や月山を含めた山脈が一望できます。ぜひ皆さんも自分の目で一回ごらんになってください。 ため池堤防西側には、ため池築堤の偉業をたたえ、喜早伊右衛門の銅像が建立されており、堤防東側には、明治14年に明治天皇が楯岡に巡幸なされた折、わざわざ行程を変更し、東沢ため池にお寄りになられた経緯を踏まえ、明治天皇楯岡駅御巡幸記という記念碑が建てられております。140年前を思い浮かべ、先人たちの偉業をたたえ、思いをはせ、この碑を訪れたら、東沢公園に対する思いも特別なものになるのかと思います。 そして、東沢ため池を北に下りますと、湯沢ため池があります。今が見ごろのハスの群生は見事です。まだ、成長は途上ですが、将来、新たな村山の景勝地になるのではないかと思われます。 以上の東沢バラ公園、また、周辺のすばらしい景観地、施設を磨けば、まだまだ光輝くような素材に思われますが、今後の東沢公園の開発整備計画をいかがお考えになるのか、お聞きしたいと思います。 以上で登壇での質問を終わります。 ○議長 志布市長。 ◎市長 熱い思いはよくわかります。 ただ、議員がおっしゃったのは、たしか若いころの話だと思うんです。ちょっと昔の話かなと思っています。 今から整備計画は、はっきり申し上げて詳細なものはつくっておりません。ただ、これからやるのであれば、やっぱり若い人の視点も入れた、どういうものを今やっているか、今挙げてもらったのは、確かに前からあるものでございますが、これにどういう人が来るか、ちょっと心配なんです。 ですから、ある程度若い人の意見も取り入れたようなものにつくっていかないと、今後の議員が望むような人出は来ないのではないかと、こう思います。 ですから、ちっちゃい人からお年寄りまで全員が楽しめるような要点を探ってやっていくのがいいのではないかと思っています。 確かにいろいろやることはありますが、例えば、山の上で何かいろいろ行事をやっていますね、あの展望台のところで。そこに私も1回か2回行ったことがありますが、結構お年を召した方が来ているんです。そういう方に車で登ってこいよと言うと、今度、ガードレールがいるのではないかとか、いろいろ出てくると思うんです。 ですから、結果としてそういうことはよくわかりますけれども、じゃ、それをやるには過程がいろいろ必要だと思うんです。ですから、あそこに行くには歩いていってくださいとか、あるいは、弁当だけ運ぶんだったら、やっぱり弁当を運ぶ車だけにしてもらうとか、そういうふうにしないと、誰でもかれでも車で登っていくと、例えば登っていくだけならいいですよ、ワンウエーで。上から下ってきた場合に、すれ違うところがあるかという問題にもなってきますよね。 ですから、考え方としてはいいんですけれども、現実的に考えていくと、なかなか難しいところがあると思っています。 ただ、東沢公園を、いろいろこれからもう少しお金をかけて開発をしていって、人を呼びたいという気持ちはわかりますので、じゃ、来年1億つけてやるかというと、そういうふうにはいきませんけれども、少しずつ皆さんとお話をしながら整備をしていければいいなと、こういうふうに思っております。 あと、先ほどおっしゃった芝生、これに関しましても、実はあそこの芝生のところに何かしたらいいのではないかというのは、もう何回もいろいろな人から出ているんですよ。議員が初めてじゃございません。 そして、さっきおっしゃったのも初めてじゃありません。今までも何回も出ています。だけれども、なかなかいい案がなくて、何だかんだしているうちに、また桜とバラまつりがめぐってくるという状況でありますので、その合間に何か皆さんで考えていければいいかなと思っております。 ○議長 6番 菊池議員。 ◆(菊池貞好議員) 市長、東沢のため池のハスの群生は、どのようにお考えでしょうか。 ○議長 志布市長。 ◎市長 東沢じゃなくて湯沢のほうですか。今、東沢のとおっしゃったので。今、東沢と言ったんですよ。東沢にはハスはあるんですよ。ミズバショウ、あれの上のほうのちっちゃい沼はご存じですか。あそこに実はハスがあります。そのことを言ったのかなと思いましたけれども、あれは見ています。 湯沢のということは、何か、活用できるのではないかということをおっしゃりたいのか、ちょっとわかりませんけれども、まだ、ことしの湯沢のハスは見ておりません。 ○議長 6番 菊池議員。 ◆(菊池貞好議員) 市長、まだごらんになっていないということなんですが、何年か前に、一株だったか、ちょっとわからないですが、湯沢沼のほうに浮かべたら、それが物すごい群生になって、今すばらしい景観になっております。将来的に景勝地として、湯沢のハスの花の群生も観光客に喜んでいただけるのかなと思いますので、ぜひ市長、1回ごらんになってください。 あと、先ほど言われました、スロープに人工芝という、これ私も聞いております。前にイベントをやったということも聞いていますが、ただ、私がお聞きしたいのは、これは何の目的であのスロープをつくったのかということを、まずお聞きしたいんです。 ○議長 わかる方はいますか。わからなければわからないで答えてください。 志布市長。 ◎市長 恐らくは、今のバラ公園7ヘクタールを整備した際につくったと思いますけれども、目的については、今のところはわからない状況でございます。 ○議長 6番 菊池議員。 ◆(菊池貞好議員) 大体予想しておりましたが、大体そのように施設の目的がわからない、そういう当初の目的がわからない施設が、結構東沢には多いように思うんです。東沢だけじゃないと思います。 それで、お金をかけてつくったわけですよね。当初の目的、今、市長言われたように、ちょっとそこら辺は判明しないということなんですが、必ず目的があってつくっているわけですよね。ただつくったということは、絶対あり得ないですから、そこら辺をもうちょっと最初に戻って、どういう目的でしたのか、ただ外から見て景観がよければいいという施設ではないはずです、結構なお金がかかっていると思いますので。 それで、先ほど私も言いましたが、一番上にあずまやがあるということは、あずまやまで登ってくるという観点で、あずまやの定義づけ、私言いましたが、休憩所なんですよ。休憩所が上にあるということは、あそこのスロープの上に登らせようという魂胆というか、目的があったはずなんです。きょうはいいですが、ここら辺調べて、あの施設を有効な、何か遊具とか何か考えていただければと思います。 よろしくお願いいたします。   (不規則発言あり) ○議長 5番議員、ちょっと静かにお願いいたします。 ◆(菊池貞好議員) それでは、次の質問に移らせていただきます。 東北中央自動車道の開通が二、三年後、村山インターチェンジからバラ回廊までの完成が6年程度という計画が、先日の説明会の中で示されました。大変、魅力ある道路整備計画が推進されております。 市外、県外、国外からの観光客を呼ぶための東北中央自動車道から東沢バラ公園までのアクセス道が確立できると説明しておりましたが、バラ回廊図面で見る計画では、回廊のセンターを歩行者が、歩行者というか観覧者というか、バラ回廊の観覧者が歩いて渡るような設計になっておりました。今のところ回廊付近には、商業施設は、先ほどおっしゃいました1月下旬か12月上旬にオープンする1社とお聞きしております。商業施設は、1社だけでは、回廊の利用価値がないのではないでしょうか。 現存の、今バイパスにあります既存の道の駅との関連は、どう進んでいるのでしょうか。 また、以前お聞きした、ほかの施設も何か所か模索しているというお話でしたが、その後は、現在はどのように進展しているのでしょうか。市長、よろしくお願いします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 この話は、まだ確定したわけではございませんので、ちょっと、まず構想の段階ということで考えてほしいんですけれども、バラ回廊を、これ真ん中歩くというのは、やっぱりほかの都市でもやっているように、両端を片面通行にして真ん中を歩くというのは、やっぱり普通の道路のつくり方なんです。 ただ、それをやっても、黙っていても誰も来ませんから。これからいろいろ、まずあれは基本の構想でありますから、途中に駐車場をつくるとか、あるいは何かつくっていくというのは今からできます、幾らでも。 ですけれども、今までは、まず最初、骨格を出していて、その呼び物としてバラの回廊をつくろうという話にしていますので、これから、議員からいろいろいただければ、皆さんで討議して、これもあったほうがいいのではないか、あれもあったほうがいいのではないかというのであれば、つくってまいりたいと思います。 あと今、ヤマザワのことを言っていると思いますが、これはヤマザワ1店呼ぶにも、相当苦労しました。ですから、うちのほうであくから来いといったって、ほいほいと来るようなものはないんですよ。 ですから、これは苦労してみるとわかりますけれども、ぜひ何かありましたら呼んでもらって結構ですけれども、そう簡単に何億とかけて、その後の運営、経営を考えますと、そう簡単には来ません。まず、来るには必ず経営的にいけるかどうかというのを必ず見ますから、簡単にぱっぱっと来てできるというものじゃないと思っていますが、いろいろ努力をしてまいりたいと思っています。 あわせて、道の駅も今あったように、道の駅も皆さん心配しています。というのは、今まで説明したとおり、高速が開通しますと、高速のほうを2万台、13号線のほうを1万5,000台という見込みを国土交通省がしているんです。今は3万5,000台が1日通っていますが、2万台が高速のほうを通るだろう、1万5,000がこっちを通るだろうという見込みをしています。うちじゃないですよ、向こうでちゃんと統計をとって、今までの例を含めてやっているのでありましょうが、そうしますと、道の駅の客はがた減りするわけであります。 そこをどうしたらいいかというので、もう聞いたことがあると思いますが、道の駅をそのバラ回廊の付近に移転しようという話で、去年からもう何回も、コンサルも使ってやっています。ただ、私としましては、やっぱりこちらのものも売りたいというのもありますから、道の駅は今後とも必要だと思っています。ただ、赤字続きでは、税金の投入とか、いろいろ市民に迷惑をかけますから、やっぱり移転をする必要があると思っていますが、高速開通してから半年か1年は様子を見ようと思っています。様子を見て、これはだめだと思うのであれば、ちょっと甘いかもしれませんけれども、真剣に移転を考えなければならないと思っています。 やっぱり働いている人も相当いますし、そこで商品も相当売買になっていますので、やっぱりそこで生活をしている人のこと、村山市の小売業の進展にもかかわってきますから、いろいろ考えていかなければならないと、こういうふうに思っております。 ○議長 6番 菊池議員。 ◆(菊池貞好議員) 大体わかりましたが、バラ回廊、今のところ図面だけなんですが、そのような形で見させていただいて、すばらしい施設だなというふうに思います。 ただ、それに附属する商業施設なり、道の駅なり、それでなくても、商業施設ではなくても、いろいろな企業からそこに来ていただいて、そのバラ回廊をわざわざでも歩きたくなるようなエリアというか、そういうものを目指していただかないと、せっかくバラ回廊に財政を投入するわけですから、光輝くような施設にならないのかなと。後で、あれどうして、ただの車の通り道になったのでは、市長が好きな費用対効果が生まれないのではないでしょうか。 そのようなことで、ぜひ道の駅も含めまして、道の駅も移設になるかどうかまだわからないと思いますが、ヤマザワ周辺の商業施設にしても、魅力ある道の駅、ただ道の駅で物だけ売っているじゃなく、何か当然、市長は考えておられると思います。ちょっとほかとは違ったものという、前も話がありましたので、そこら辺はどんどん、そういう形の中で、村山市だけ、当然バラ回廊という形になれば、村山市独自の建物というか施設になるわけですので、それとあわせて周りの施設も考えていただければと思います。 よろしくお願いします。 次、続いて旧県立楯岡高等学校の跡地問題について質問します。 今は、市立楯岡小学校が借用して、夏休み明けから授業が開始され、一段落しているように感じられます。しかし、今こそ本気で跡地活用を考えなければいけないのかと思います。 第5次総合計画でも文教施設等の誘致活動を推進していくという旨が、具体的施策として掲載されておりました。校舎敷地については、市民の皆様の意向が反映されますよう期待しております。 前に、跡地問題について執行部のほうに説明を求めた際に、たしか県の教育委員会の方より、高校の在校生がいる間は、積極的な誘致活動は自粛してくださいという旨のお達しがあったとお聞きしました。在校生に配慮した的確な判断だったように思われます。 しかし、ことし4月に東桜学館に校舎が移転され、学校活動が順調に推移しているように思われます。楯高跡地の空洞化を防ぐための文教施設を含めた企業誘致が、現状どこまで進んでいるのでしょうか。 また、楯高敷地内に同窓会館があります。この施設は、楯高同窓会の予算で建設された施設ですが、完成した段階で県に譲渡されております。県の持ち物になっております。 そこで、現在深刻な問題として、楯岡新町地区の皆様の長年の要望である地区公民館、また荒町地区の今使用している現公民館の老朽化による新たな施設の要望などがあります。 提案ですが、小学校の耐震工事が完了後、地区公民館の機能を有する地区コミュニティーセンターとして、施設をよみがえらせてはいかがでしょうか。 問題は山積だとは思いますが、今、具体案がないのでしたら、関連町内会で協議会を組織して、今から県のほうに要望を出していけば、将来話し合いの場ができるのではないでしょうか。いかがお考えでしょう。 ○議長 佐藤政策推進課長。 ◎政策推進課長 楯高跡地のことにつきましてご質問いただきました。 27年1月に、大学等々の誘致ということで、それに向けたアンケートということを実施しておりまして、ただ、そのときには期待どおりの回答がなかったというようなことと聞いております。 そういったことも受けまして、今後の方針としましては、その跡地利用の方向性を検討するために、市民会議の設置といったことを今、検討しておりまして、メンバーとしては県の方や、あとは皆さん市議会議員の方々からも、ご推薦をいただくような形を考えております。 その会議の中では、文教施設の誘致、これをまずは大前提としつつ、幅広に可能性を検討してまいりたいと思っております。 ただいまご提案をいただきました町内会の動きでしょうか、同窓会館をコミュニティーセンターとして利用されたいということなんですけれども、ちょっと具体的なお話を、現在聞き及んでいないところでございまして、そういったところ、ご要望いただいた際には、その市民会議の中で議論をしていく、または、議員もご認識のとおり県の施設でございますから、その会議の中で県のほうに要望を伝えていく、そういったようなことを検討してまいりたいと考えております。 ○議長 6番 菊池貞好議員。 ◆(菊池貞好議員) 今、ありましたコミュニティーセンター、これ、また新しく建物を建ててといえば、財政的なことでなかなか難しいのかなと思いますので、これまた県のほうに小学校で使ったあと2年、3年後ですか、そのときにまた県のほうの持ち物になるわけですので、なかなかそこら辺は難しい問題があると思いますが、今言ったように、新町地区、荒町地区、あそこら辺の町内会は、どうしても老朽化したり、あと、新町地区は公民館がなかったという実情なので、そこら辺を町内会、協議会というふうな形になれば、役所がどこまで介入できるのかということもあると思いますが、そこら辺をいろいろな形でサポートしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に行きます。 第5次総合計画で、魅力ある商店の集合体が魅力ある商店街であると基本方針の定義づけをしております。 楯岡商店街の皆様は、それぞれの商店で努力なされておりますが、なかなか成果が出てこないのが現状のようです。商店街では今、後継者問題で高齢化が進み、気力、体力が疲弊して、将来が見えない日々を迎えている状態です。 そこで、ことしの10月、来月になりますが、甑葉プラザ内にコ・ワーキングスペース等を開設予定があるとお聞きしました。聞きなれない言葉でしたので、私なりに調べてみました。 コ・ワーキングスペースとは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペース等を有し、共有しながら独立した仕事を行う共同ワークスタイルを指すとあります。つまり、同一の団体には捉われていないことが多く、そのスペースには、基本的に自由に参加でき、独立して働きつつも、価値観を共有する参加者同士のグループ内で、社交や懇親が図れる働き方であり、コスト削減やメリットだけでなく、才能あるほかの分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持つ空間のことであります。 このスペースで、若者に限りませんが、自由に情報を交換、意見を交換し、夢を語り合える機会が多くなり、考え、行動の共有できる人たちの2次、3次的なアクションが生まれることが、このコ・ワーキングスペースの目的であるようです。 その行動を考え、共有できる人たちの2次、3次のアクションを起こす施設として、商店街の空き店舗活用ができないか、提案いたします。 先日、楯岡商店街の空き店舗の実態を、執行部の方が1軒、1軒、聞き取り調査を実施したそうですが、その結果、なかなか前向きに利活用に対して協力的な家主さんがいなかったという話でした。 ご存じのように、楯岡商店街の商店は、店舗兼住宅の形態をとっているのがほとんどで、空き店舗の賃貸の要望をお伺いすると、ほとんどのオーナーさんは、プライバシー、セキュリティーの問題で、よい回答は得られなかったということでした。 ことしの常任委員会の行政視察で、新潟の長岡市を視察した際、空き店舗活用で、市役所の機能を一部分散して、施設として利用して、市民の皆様の利便性のよい施設として生まれ変わっていました。 今、楯岡商店街の活性化を模索しておりますが、なかなか有効な手だてがないように思われます。商店の皆様は、個人差はあれ、それぞれ努力なされております。 そこで、目線を変えて、商店街の活性化を個々の商店だけに頼るのではなく、空き店舗利活用で、市民総参加による商店街にして、にぎわいを創出してはいかがでしょうか。そこから村山市の発展につながる糸口があると確信します。 その意味でも、甑葉プラザ内に10月に新設するコ・ワーキングスペースには、大いなる期待を寄せます。 市長、あと政策推進課長、よろしくお願いいたします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 コ・ワーキングスペースにつきましては、議員がおっしゃるとおりでありまして、説明いただいてありがとうございました。 そういう内容でありますので、これ政策推進課もそのように理解をしていると思います。 商店街につきましては、議員が一番詳しくわかっていると思いますが、やっぱり構造的な問題が相当ございます。後継者の問題とか、あるいは、買う人が来るか来ないか、そういう問題がありますので、これは、少しずつ手を打つんだったら打っていかないとだめだと私も思いまして、前にも言ったと思いますが、市外の業者にコンタクトをとって、こちらに店をあけないかとか、いろいろ聞いてはいるんです。あちこち聞きました。なかなか来ないですね。 そして、ほかの、実はお菓子屋さんなんか行っても、昔からのお菓子屋さんもありますからなかなか来ないというところがありまして、こちらも黙って指を加えて見ていたわけじゃなくて、ここ何年間、私になってから、あちこち銀行とも相談してやっているんです。それが、なかなか手を挙げる方がいらっしゃらない。これはやっぱり時間がかかると思っています。 私、一番の特効薬は、その商店街の裏にある住宅に住む人を増やさない限り、人は来ないと思っているんです。ですから、私はその住宅を今やっているわけです。 やっぱり買う人は、大物を買うにはやっぱり土、日あたりに車で行くんです。ところが、日常の買い物は、やっぱり近くでするというのが、今までの統計上出ていますから、そのためには近くに店があったほうがいいんです。100円、200円のものだったらあったほうがいいんですけれども、その買う店がないんです。買う店が何でないかというと、買う人がいないから店がやめるわけです。ですから、そう考えますと、買う人を少しずつ増やすのが地道な作業であろうと私は思っています。 ですから、先ほども申しましたが、宅地の開発もこれからもやっていって、そこから始めていくのがセオリーだろうと思っています。 そういう意味で、コ・ワーキングスペースの話は第一歩だと思っています。そこに人が来れば、鉛筆がなければ鉛筆を買ったり、昼になれば昼飯を食ったりしますから、そういう意味では先駆的なやり方ではないかと思っています。議員のご支援をいただければありがたいと、こう思っています。 ○議長 佐藤政策推進課長。 ◎政策推進課長 コ・ワーキングスペースにつきまして、大分、議員のほうにもご説明をいただいたんですが、若干、少しご説明を加えますと、議員ご指摘のとおり、10月をめどに今、検討しているところでございます。 先ほどご説明もいただいたとおり、基本的には誰でも使えるスペースということでございまして、要は一定の料金を支払えば、誰でも使って、企業創業の刺激をしていくというようなことでございます。 先ほどの市長からの答弁にもありますとおり、住宅とか、そういったこととあわせてこちらのほうも進めてまいりまして、例えば、企業創業するような方に対して、その空き店舗を使っていただくようにご提案をするであるとか、そういったことを含めまして、活性化につながるよう取り組みを進めてまいりたいと思います。 ○議長 6番 菊池貞好議員。 ◆(菊池貞好議員) コ・ワーキングスペースというと、何か今、説明したあれで物すごく難しいような感じになりますが、これは前から、結構やり方はこういうやり方、今言ったような目的なんですが、前から懸案で、そういう集まるスペースというか、若者だけでなくてもいいんですが、やる気のある人が集まるスペースがあって、そこからいろいろな仲間づくりだの何だのをやって、村山、楯岡を盛り上げていただければというような考えは前からあったんですが、このような明確なコ・ワーキングスペースという施設というか、できるという、甑葉プラザに来月開設するということですので、私は非常に期待を持って、私もぜひ参加したいなと思っております。 そして、みんなからいろいろな意見を伺えば、村山の市政にも役立つのではないかと、そこの中でいろいろ、不満はないか、何かしてほしいことはないかというみたいな形で、ただ企業だけじゃなく、いろいろな意見を聞ける、何かスペースになれれば目的達成かなというふうに思いますので、ぜひ期待しておりますので、10月、ぜひ私も行きますのでよろしくお願いいたします。 最後の質問にします。 甑葉プラザの開設にあわせ、数年前にまちづくりの目的から羽州街道の歴史を訪ねる事業が進められ、集大成としてまちづくりマップが完成しました。 皆様は、自分のまちを自分の足でゆっくり歩いて散策した経験がおありでしょうか。朝夕、健康目的で自分のリズムで歩いている方は多く見かけます。その体力、時間を年数回は教養目的で使っていただきたいと思います。 市内のいろいろなサークルで、似たようなマップは制作、出版されておりますが、制作後、そのマップを使っての利活用がなされているか、甚だ疑問であります。 楯岡の先人たちの羽州街道の歴史を訪ねることは、ひいては、現在の楯岡のまちづくりに結びつくと思われます。健康と教養、また、親子で参加できるイベントは、それほど多くないと思われます。数年前には、このマップが楯岡小学校の授業の教材に使われたとお聞きします。教科書の学習も大切でしょうが、先人たちの足跡を自分の足で学び、教養を高める学習も必要かと考えます。 大人の方は、メタボリックシンドローム予防のため、また、自分の教養をさらに高めるため、一歩外に出てみませんか。一緒に楯岡の町を散策してみませんか。 教育長、よろしく返答お願いいたします。 ○議長 菊地教育長。 ◎教育委員会教育長 ありがとうございました。 ほとんど、私考えているのと同じことを言っていただきました。 実際、具体的に来年度、土曜日の午後に教師塾というのをやっていまして、年間10回やっています、その1回に、楯岡まち歩きを1回入れていきたい。しっかりした説明してくれる人がいると、また全然別だと思いますので、ふるさとを好きになるなら、子どもたちを好きにならせるには、まず先生方からと思います。 楯岡だけでなくて、各地でそういう同じような趣旨の地図がつくられているのも承知しておりますので、毎年楯岡だけじゃなくて、場所を変えてやっていけたらいいなと思っています。 ここまでは現実的なんですけれども、夢はまだまだあって、例えば、外から来た人たちに案内するのは大人でなくてもいいんじゃないか。中学校と高校生だっていいのではないかなと思います。こういうのも、ボランティア講座、これも教育委員会でやっている子どもたちの講座などを使って、そういうボランティア、説明できる人を、地域をよく知った子どもを育てていくなんていうのも夢として持っていきたいと思っているところです。 以上です。 ○議長 6番 菊池貞好議員。 ◆(菊池貞好議員) ありがとうございます。 ボランティア活動でいろいろガイドという今、話ありましたが、私もつくった関係上、いろいろガイドも多少はできるかと。あと、楯岡の中にもいろいろな年配の方で識者もおりますので、その方々に頼めば喜んで来るはずです。今まで私たちもそうでした。私たちというか、私たちもお願いしたら、もう喜んで来てくれて、いろいろ教えていただきました。 そのような形で、幾らでもお手伝いさせていただきますので、もし必要とあらば、よろしくお願いいたします。 あと、子ども、先ほどそこまで私ちょっと考えていなかったんですが、そのような構想があるとは知らなかったので、よく言われるのが、人に教えると一番自分の頭に入るという、この考えかなと思います。人から聞いてただ一方的なよりも、自分でしゃべることが一番の勉強というか、学習になるということですので、このいろいろなマップがありますので、それを利用して、子どもたちの教育に役立てていただければと思います。 以上で終わります。 ○議長 6番 菊池貞好議員、終わります。 この際、暫時休憩をいたします。     午後1時52分 休憩     午後1時57分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------高橋菜穂子議員の質問 ○議長 2番 高橋菜穂子議員。   (2番 高橋菜穂子議員 登壇) ◆(高橋菜穂子議員) 澄み渡る青空と稲穂の黄金色が美しい季節となりました。この美しいふるさとが未来にずっと続きますように、そして、市民が心豊かに暮らしていけるように、議席を預かる者として責務を果たしていきたいと思っております。 通告に従いまして質問をさせていただきます。 待機児童問題をめぐり、インターネットの匿名ブログ、「保育園落ちた、日本死ね」が国会で取り上げられて話題となりました。 山形県は、4月28日に、3年連続で待機児童ゼロと発表しています。認可保育所や認定こども園、入所を希望した乳幼児は全員入所できている印象を受けますが、年度途中の入所は厳しく、利便性が悪いとの理由で入所を保留する保護者もいます。 待機児童ゼロという数字が、すなわち恵まれた子育て環境であるというものではありません。 村山市においても、待機児童はゼロであるということですが、実際は違うように感じます。特に、保育料の半額助成がスタートして以来、保育園のニーズがさらに高まっているのではないかと思います。 女性にとって保育園の問題は、妊娠する前から大きくかかわっています。自分のキャリアが続けられるのか、働き方を変えられるのか、住む場所はどうしたらいいか、子どもが生まれてから動き出すと遅過ぎるのが現状です。 村山市は、保育料半額助成があるし、待機児童ゼロの発表だし、田舎だから大丈夫だろうと思ったが、実際は保育所に預けられない、そんな状況が生まれることを懸念します。 そこで、ゼロから2歳児の保育について、現状と今後の見通し、計画、対策について伺います。 村山市内で保育しているゼロから2歳児の保育児童数と今後の見通しについて、担当課長にお尋ねいたします。 ここまで登壇の質問をさせていただきます。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 現在のゼロから2歳児の保育数と今後の見通しでありますが、今現在、公立、私立を含めまして、ゼロから2歳児のお子さんについては、204名のお子さんをお預かりしております。 定員につきましては、大体207名でありますので、ほぼ100%の入所の状態でございます。 議員がおっしゃられたように、4月1日現在の待機児童数はゼロになってございます。 今後の計画でありますが、平成29年4月からは、袖崎、大高根の認定こども園、それからマアヤ保育園におきまして、ゼロから2歳児の保育数の入所受け入れを44名ほど増やす予定でございます。44名が増えることによりまして、ある程度入所希望に応えることができるようになると考えておるところです。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 見通しについてご説明いただきありがとうございます。 今年度について、非常に厳しい現実ではないかなと思っています。29年度からは44名プラスということですので、大変な規模拡大になると思うのですけれども、現在、仮申し込みをしていて入所できていない児童というのは、いますでしょうか。担当課長に質問いたします。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 4月以降につきまして、いろいろと入所についての問い合わせがございます。その中でいいますと、20名ほどの方が問い合わせをしていただいておりまして、待っているという方ではなくて、あいていれば入れて勤めたいという方がほとんどでございます。そんな状況で問い合わせ等は数多くございます。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) あいていれば預けて働きたいということは、つまり、私はこれは待っているということだと思います。 入所申し込みということではないんですけれども、やはりあいていればということであれば、なかなか数字に、資料には上がってこない数かと思いますが、20名ぐらいの待機者がいるというふうに私は受けとめます。 その20名について、現状では受け入れることができないのか。できないのであれば、その理由について質問いたします。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 今の20名ぐらいの方ですが、途中退所される方がおります場合は、そこのところに随時入所させていただいておりますが、それ以外については、やっぱり保育士の数とか、施設の面積等によりまして、非常に厳しい状態でありまして、なかなか受け入れる状態にはなってございません。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 未満児については、非常に保育士さんの数が、手間がかかるというふうに聞いております。保育士さんの確保が、なかなか全国的に難しいという話も聞こえてきます。 村山市では、保育士の募集というのは、どのような形で行っていらっしゃいますでしょうか。待遇はどのようなものになっているでしょうか。 ○議長 細谷総務課長。 ◎総務課長 保育所の採用についてでございますので、私のほうからお答えしたいと思います。 まず、年度ごとの日々雇用職員、臨時職員については、登録をしていただくというようなことで、1月から募集をして登録をしていただくわけでございますが、それ以外、今、議論になっておるような年度途中の不足ということについては、途中であっても市の広報紙であるとかホームページ、それから外部媒体であればハローワーク、あとは県の福祉人材センターなどで依頼をしまして、潜在的な資格があっても、今働いていない保育士の方とかを募集しているという状況でございますが、なかなか応募は少ないというのが現状でございます。 待遇という話もございましたけれども、一応保育士の方は、保育士免許、あと幼稚園教諭免許という資格要件がございますので、一般の庁内で働く臨時職員よりは、待遇はよくしてございます。 現状は、7時間30分勤務で7,000円という現状なんですけれども、これは、今の志布市長になってから年々アップしてございまして、当初は6,100円程度でございましたが、それから6,300円、6,500円、昨年から7,000円というような状況になってございます。 こういう日額賃金のほかに、クラスを持たれる臨時職員の方については、クラス担任手当ということで、月額一定額を支給しているというような現状になってございます。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 詳細な説明ありがとうございます。日当で7,000円の日々雇用ということなんですけれども、20日間働いたとして14万円というところでは、なかなか保育士さんの生活が厳しいという話は、現役の方からもよく聞いております。そのあたり、嘱託という身分も、正職員という身分もあるかと思いますけれども、やはり女性が保育士さん多いわけですので、どういったところに魅力を感じて働くのかということまで、ぜひご検討いただきたいと思っております。 次の質問なんですけれども、引き続き、4月の時点で入所希望をしている児童が、何とかゼロになるようにということで調整をしているというふうに聞いております。 スケジュール的なお話をさせていただきます。今、保育園の申し込みというのは、年に1回、10月に募集をして取りまとめをしていると、それを振り分けて4月入所に充てているというふうに思います。 当たり前のようなスケジュールかもしれないんですけれども、乳幼児に関していいますと、例えば予定日よりも3か月早く生まれたという場合において、育児休暇が3か月早く終わるとか、予想に反する、予想できないようなことが起こるものだと思います。ほかにも、母親に見てもらうことを前提として保育園に申し込まなかったけれども、その母が病気をしてしまい、保育園に途中からお世話になりたいということですとか、ほかにもいろいろなケースが考えられると思います。 予測できないことが、出産と育児には起きるということからなんですけれども、ぜひ、提案になりますけれども、年に2回の申し込みということを行っていただきまして、そこで調整をしてもらうことはできないかなと思っております。 産後、育児休業明けのゼロから1歳の枠に入所を希望する乳幼児は、年度途中もやはり随時増えていくということです。このあたりについて、担当課長の所見をお聞きしたいと思います。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 予想できないような場合ということでありますが、今現在も施設のほうでは、そういう出産の時期とかによりましては、個別に相談をさせていただいて、何月ごろから入所したいということであれば、個別の相談をさせていただきながら、できるだけそういう方については、入っていただくような対応をとっております。 今後も、そのような形で続けてまいりたいと思います。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 途中からの入所というと、保育士さんをそこから募集しなければならなくなるということもあろうかと思いましたので、年に2回の募集をすることによって、全体の調整が図りやすくなるのではないかというふうに思ったものですので、提案をさせていただきました。繰り返しになりますが、ぜひ検討していただけたらと思います。 次に、子育て支援のメニューの中の一つなんですけれども、保育園に入所できない児童について、受け皿となるべき一時保育についてお尋ねします。 6月議会でもお聞きしましたけれども、一時保育の利用者数はいかがでしょうか。年度途中ではありますが、近年の傾向とともにお答えください。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 お答えいたします。 一時保育については、現在、しろはと保育園、ひばり保育園、戸沢保育園のほうで実施をしておりまして、28年7月までの状況でありますと、延べで73人でございます。 昨年1年間につきましては151人ぐらいお預かりをしておりまして、ほとんどの子どもさんは、ゼロから2歳児の未満児のお子さんでございます。推移につきましては、ほとんど施設の状況もありますので、このような150人前後で、ずっと横ばいの状態でお預かりしている状況でございます。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 今のご答弁ですと、施設のキャパシティーがもう決まっているから、それ以上は受け入れられないというふうなことでしょうか。重ねて質問いたします。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 施設の問題、それから保育士の問題もありまして、どちらも解決しないとなかなか受け入れ枠は増えないという状況でございます。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 私も一時保育の利用者ですので、状況はわかっているつもりです。 保育士さんの募集に関しては、先ほど申し上げた保育士の待遇の面であったり、年2回の募集にするですとか、いろいろな方法で解決していただきたいと思います。 そして今、ことし一時保育をやっぱり利用したいけれども利用できないという方が、現にいらっしゃるというところも、早急に解決に向けて動いていただきたいと思っております。 一時保育に続いてといいますか、一時保育ができない場合、現状では、ほかにファミリーサポート事業という事業、それから一時預かりというサービスを利用することができます。 今、一時預かりのサービスをしているところは、甑葉プラザの中にある親子交流広場のポポーの広場と、ベテスダキッズの2か所ですけれども、平成28年度の福祉の概要を見ますと、平成27年の利用状況なんですが、ポポーの広場のまちかど託児は105人の利用があります。ベテスダキッズでは、397人の利用があります。ポポーの広場の約4倍の利用があるというのが、ベテスダキッズでは資料に出ておりました。 このあたりはどのような状況なのでしょうか。どんな理由があるのかということをお聞きします。
    ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 一時預かりでございますが、べテスダキッズのほうにつきましては、大久保のほうの、羽根田医院さんの隣のほうにございまして、昨年の6月から開設しておりまして、利用者のほうも多くなっておりますが、多い現状としましては、一時預かりですから自由な時間、1時間単位で自由に預かれるということ、それから、ベテスダさんのほうにつきましては、緑豊かな環境の中で、専用の預かり室があるというようなこと。それから、お勤めの関係で、送迎に利用しやすい場所にあることなどが原因だと思いまして、何回か繰り返し利用されている方もいらっしゃる状況でございます。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) それぐらいニーズがあるということかなと思いますけれども、ポポーの広場のほうが105人で、ベテスダのほうが397人ということですので、何かちょっと腑に落ちないところがあるのでお聞きした次第です。 ベテスダキッズのほうは、397人年間預かっていらっしゃいますけれども、もっと預かることはできるのでしょうか。何人許容することができるのでしょうか。 ○議長 柴田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長 定員につきましては、昨年まで2名でございましたが、保育士等の体制を整えていただきまして、ことしの途中から定員5名ということで、拡大をさせていただいているところでございます。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 拡大しているということで、その数字を聞いて安心いたしました。 ちなみに、一時保育と一時預かりの違いというものが何なのかということなんですけれども、まずは、書類に書いてあるとおり読み上げますけれども、一時保育は、保育者の病気や冠婚葬祭に出席するなどの理由で、家庭での保育ができない場合、そして、一時預かりは、冠婚葬祭やリフレッシュ目的などの理由を問わず、乳幼児を一時的に預かるというふうになっています。 そして、利用料金は、一時保育は1日2,200円で、8時間預けたとして1時間当たり275円です。一時預かりは、1時間当たり600円ということなんですけれども、この金額、かなり開きがあります。 どちらも、どんな理由でも預かってくれる。ただ違うのが、一時保育は1日保育すると、一時預かりは3時間までということかと思うんです。なかなかこの1時間当たり600円ですと、気軽に利用できる金額ではないように思います。 働きに行く場合には、一時保育で預けるというのが現実的なことかと思います。時給800円の仕事をしたとして、保育料に払える金額というのは、やはり600円で7時間預けたらなくなってしまいますので、一時保育であるべきだと思うわけです。 ですので、早急に一時保育に関しては拡充を、今年度中の拡充をお願いしたいと思っております。 次の問題に移ります。 子育て関連で2つ目なんですが、子育て支援のメニューがいろいろありまして、わかりにくいという問題があると思います。 先ほど申し上げた一時保育と一時預かりも、似ているけれども違うもので、場所も違うと、えてしてわかりにくいということがあります。 子育て支援に関しては、ムララが表紙のガイドブックにもまとめられております。各種、本当にさまざまな支援があります。ただ、残念なことに、利用者の視点からさまざまあり過ぎてわかりにくいという問題があります。 これは、恐らくできることから始めたという、意欲ある行為が背景にあると理解しています。だからこそわかりやすくしていただきたいと思っています。 何がわかりにくいのかといいますと、どこでどういうサービスをやっているのかということが結びつかないんです。 ポポーの広場には、広場があることはわかります。しかし、甑葉プラザの案内板には、親子交流広場と書いてあります。これはまず、見た人の頭の中にクエスチョンが生まれます。ポポーの広場と親子交流広場は、違う場所のことなんだべかと。 また、子育て支援センターぐんぐんというものが、戸沢の保育所内に設置してあります。この子育て支援センターぐんぐんと親子交流広場、これが2つ、村山市で今、子育て支援拠点事業として行っているところです。 親子交流広場を運営しているのがポポーの広場で、子育て支援センターぐんぐんを運営しているのは戸沢保育園の指定管理者である敬愛信の会です。 センター型と広場型というのが、子育て支援拠点事業にはあります。しかし、利用者から見たら、やっぱりこれはどちらも子育てを支援する施設ではないかと見えます。 さらに、行われている内容は、とても似ているんです。ホットカフェという、地域に出向いて子育て相談をしてくれる、子どもを遊ばせてくれるような事業がポポーの広場で実施していて、これは、子育て支援センターぐんぐんのほうで言えば、出前保育という名前でやっています。 なかなか、私も話していて混乱してきてしまうんですけれども、ぐんぐんですとか、にこにこですとか、すくすくですとか、広場という言葉の組み合わせが、ちょっと多過ぎるんじゃないかなと思います。 それぞれに歩み始めた子育て支援拠点だと思うんですけれども、ここら辺で一つ統一をする方向で調整をしていただけないかなというふうに思っています。 この点についていろいろ申し上げましたけれども、市長、どのように感じられますでしょうか。 ○議長 志布市長。 ◎市長 非常に実践的な話で、感心して聞いておりました。感じとしては、そういう内容でありますが、私は行かないので、やっぱり違いがわかるんですね、議員は。というのも、議員は恐らく両方行っているから、なおさらわかるんですよ。 やっぱり楯岡の人間は、楯岡にしか行かないような気がするんですよね。あちらの河西の方は、やっぱり戸沢保育園しか行かないような気がします。感じですよ。 だから、両方またにかけてインターナショナル的にやっているのは議員だけかなと思いますけれども、そういう内容は、私もうっかりしていました。これからもどんどん意見をお願いしたいと思います。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 市長から今、私が特別なんじゃないかということであったんですけれども、実はそうではないんです。実際、ママ友というものは連絡を取り合って、そして、この日ここで何があるから行ってみよう、きょうは冨本であるからといって、戸沢から出かけていったりとか、この出前保育が西郷であるから西郷に行ってみようとか、そういうふうにして、ぐるぐると同じ人が主催しているものを追いかけていくような形になっています。 それは、拠点がないということも、子育て支援センターぐんぐんのほうには、スペースもないということで、拠点がないから、こうやって出向く形をとっているということもあるとは思います。 それから、支援する対象が、村山市の場合は非常に少ないということも、どこに行っても同じお母さんたちに会うということもあると思います。 そんなことで、両方利用している人が多いという視点で見ていただきたいなと思っております。 また1つ事例なんですけれども、子育て支援センターぐんぐんでは、戸沢保育園内の部屋を開放して、日にち限定で、広場といって遊ばせるようにしています。そこに、体重と身長をはかることができるような体重計と身長計を持っていくんですけれども、これもポポーの広場でも、子育て応援室すくすくという企画で、月に1回やっていたりするんです。 ですので、何が言いたいかといいますと、ここまで手厚くしているんだから、ここに行けばいつでもこういうものがあるんだよというふうな場所を設けていただきたいと思うんです。体重計と身長計が置いてあってもいいんじゃないかなと思うわけです。 この体重計と身長計なんですが、これは、実は保健センターに行けば、いつでもはかってもらえるようになっています。保健のほうの事業です。母子保健コーディネーターさんが対応してくれるということがあるんですが、これまた、市民の友の子育て応援の情報のページには載っていないんです。子育て応援情報が1ページにまとまっているけれども、そのポピールームのことは書いていなかったりするということで、市民の目線に立って考えて、発信をしていただきたいなと思っています。 いろいろ申し上げました。問題を整理すると、1つは名前の問題です。それぞれの子育て支援拠点事業に共通の冠をつけて、共通の名前のサービスを行うような、そんな再編を検討していただけないかなという提案をさせていただきます。 先日、長岡市の行政視察で伺った際には、「子育ての駅」というふうな名称で、すくすく、てくてく、あと2つあったんですけれども、そのような形でやっていました。 さらに言わせていただければ、前回の議会のときに提案をさせていただきましたが、クアハウスの旧浴場が子育て支援拠点になればいいなと思っています。 そこに西部地区の、河西地区の子育て支援センターの機能を移転すれば、東部は楯岡の甑葉プラザ、西部は碁点のクアハウスの中というふうに、ランドマークが2つできるということになります。 このランドマークがないということが、わかりにくさを解消できるのではないかと考えましたので、提案をさせていただきます。 子育てのまちをうたう市町村は本当に多くて、どこでもかしこも子育て支援、若い世代の定着と言っています。お隣の東根市は「子育てするなら東根市」、尾花沢市は「子育て日本一」というスローガンを掲げています。 今回、提起させていただきました問題を、ぜひすっきりと解決できる枠組みができたならば、今度はさらに発信を強化するべきだと考えています。 子育て支援合戦はしばらく続くものではないかと思っておりますが、私も努力していきたいと思いますので、今後も子育て世帯の支援のほうをよろしくお願い申し上げます。 続きまして、河西地区の人口対策についてということでお聞きします。 楯岡地区と違いまして、河西地区の人口減少、非常に進んでいくという印象を受けています。 ただ、数字上で見ますと、どちらも、川の東側も西側も同じように30年かけてぐんぐん減っていくと。4割から6割減になっていくというふうな数字が出ています。 特に、葉山中学校の学区についてですが、生徒数がなんと、私も恐ろしいなと思います。平成17年には332人、平成28年には173人、そして10年後、平成38年には124人となるという見込みになっているということです。 仕事がないからまちへ出ていくというような内容の答弁が、前回あったかと思います。仕事がある場合、住みやすいということはどういうことだとお考えでしょうか。 市長に答弁を求めたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 そういう質問は事前にありましたか。 いいんですけれども、やっぱり仕事がないから出ていくというのは、一部はあるかもしれません。 ただ、私が言っているのは、東京に行くと片道の通勤が30分、1時間は当たり前だと言っているんです。ですから、ここで言えば、ここの環境さえ整えば、山形に通っても、東根に通っても、対した時間じゃないんです。 ここで皆さん言っているのは、地元に工場がほしいと言っています。確かにそれはいいでしょう。だけれども、地元にあっても、例えば楯岡にあったら、袖崎から来るのに十何分かかるわけです。楯岡から東根に行ったって十何分で行くわけです。 やっぱりある程度の通勤時間というのは、東京から見ればはるかにいいと。都会から見ればいいと思っています。そういう意味では、そういうことを説明をして、やっぱり住環境を整えてあげれば、定住もいくのではないかと思っています。 思い違いが相当あると思っています。皆さん、工場をお願いします、誘致お願いしますとよく言います。現実に、例えば議員のようですよ、一人前の大学出てきて工場に就職するかということですよ。 ですから、よく言われるのは、工場を持ってきても、都会から来る工場の上のほうは、全て向こうから転勤で来ます。そうしますと、働く人は大体、俗に言う、昔で言ったらブルーカラーが多いんです。ブルーカラーに果たして大卒が入っていくかと、こういう問題が出てきます。 ですから、工場とかなんとかとばんばんありますけれども、やっぱり視点をもうちょっと変えていかないと、定住は進まないんじゃないかと、こう思っているんです。 ですから、さっき言ったように、まず通勤については、山形までは普通に通うというつもりでいかないと、村山市に仕事場といってもなかなか難しい。一番簡単なのは工場といっても、この工場に入る人も難しい。 そういう意味では、もう少し私どもからの説明も必要じゃないかと。例えば、簡単に言いますと、山形まで通うのだったら大変だなと、もちろん会社によっては全額交通費が出ます。出ないところがあれば、村山市で補填を若干考えるとか、そういう視点を変えた政策を練っていかない限りだめだと思っています。 ですから、議員の言うこともよくわかりますけれども、やっぱり働き場所は、半径四、五十キロまでは普通ではないかというふうな観点で、今後ともよろしくお願いをしたいと、こう思います。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) ありがとうございます。 通告になかった質問に丁寧に答えていただきまして、ありがとうございます。 私は、この住環境の整備というものが、非常に重要ではないかなと、市長の言葉にもありました。また、交通の便がいい場所だということも、アピールするべきではないかということかと思います。 大槇地区には、東西2号線という道路計画があります。この進捗について、また、効果はどのようなことを狙っていらっしゃるのか、政策推進課長にお尋ねいたします。 ○議長 佐藤政策推進課長。 ◎政策推進課長 すみません、東西2号線ですが、ちょっと不勉強でございまして、今、私、ご指名をいただきましたが、ちょっと改めて勉強しまして、建設課のほうから答弁を差し上げたいと思います。 ○議長 櫻井建設課長。 ◎建設課長 東西2号線についてご質問がありました。東西2号線につきましては、国道13号の林崎地内から名取、西郷を経由して共栄橋を通って国道347号線までのルートを申しております。 この路線につきましては、国道13号から共栄橋西側の広域農道のT字路までは、一応完成となっておりますが、ただ一部、高速東北中央自動車道施工予定地内の西郷地内を除いては、整備済みということになっております。 なお、共栄橋西側から国道347号までの未整備区間につきましては、現在、4ルートを想定し、比較検討をしているところでございます。 以上です。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) ただいまご説明いただきましたように、東西2号は、国道13号線と347号線をつなぐ道路だと、東西に走る、だから東西2号ということですけれども、村山市の弱いと言われている東西の動きをつくるというふうな道路かと理解しました。 これから、ヤマザワが駅西にできまして、河西の人たちもどんどん楯岡に買い物に、マックスバリュもなくなりましたし、そちらのほうに足を向けなければならないわけですので、どのような道路になるのかということは、特に関心のあることかと思います。 道路によって、商圏をなるべく楯岡にということで理解をします。 今、国道13号線と347号線と、2本の国道の話が出ました。この2本の国道なんですが、河西のほうでいいますと、347号線、非常に交通量が多いと思います。347号線のおかげで、実は、河西地区は車さえあれば私は便利だと思っています。 そして、交通はある程度便利なんだけれども、住む人が増えないということには、先ほども市長の答弁の中にあった、住環境が足りないのではないかと思います。住みやすい住環境、宅地を造成することは、河西地区には考えられないのでしょうか。 例えば、現在はアパートに暮らしている同級生がいます。子どもがいて、子どもが小学校に入る前には地元に戻りたいのよという場合があると。しかし、奥さんが同居は嫌だと言った場合どうするか。家を建てることになります。 そして、場所を選定し始めると。この状況になったときに、河西地区にはなかなか都合のいい宅地が、今はないと思っています。魅力的な宅地がないと、なかなか帰ってこないのではないかなと思うんです。 小規模からでも、10軒でも20軒でもいいと思います。葉山中学校のあたりに宅地を造成して、暮らしやすい、住みやすいまちにしていくということは、考えられないでしょうか。市長の答弁をお願いいたします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 これも、何か質問に載っていないような気がしていますけれども、実は考えてはいません。 ただ、こういう提案があれば、ちょっと調査をして、やっぱりどうであるか考えたいと思います。 この間、投書が来たのがありましたけれども、それもやっぱり、東根市のアパートに住んでいるんだけれども、今回ちょっとうちを東根に建てる間に、村山市内の実家に帰ってきて、子どもを面倒見てもらって住んでいるというのがありましたが、それを保育園に預けていたら、こっちのほうがよくなったと。それで村山市に建てるというのがありました。 それは、自分の親が住んでいるうちを建て直しする分ですから、大変ありがたいと思っていますが、議員が言うのは、別なところに建てるということですか。 需要があるかもしれませんが、ちょっと政策とか、建設と検討させていただきたいと、こういうふうに思います。 ○議長 2番 高橋議員。 ◆(高橋菜穂子議員) 347号線が河西地区の中心になり得るというふうに私は考えます。やっぱり東部には楯岡という中心があって、川の西側にもそういう場所があっていいのではないかなと、それがすごく便利がいいのではないかなと思っています。 住みやすい環境ということで、人口対策ということで質問を重ねさせていただいておりますけれども、347号線は、皆さんご存じだと思います。西村山と北村山を結ぶ幹線道路で、新庄に通勤する人、寒河江に通勤する人、大石田、尾花沢、河北町、村山市民が頻繁に通っています。 それに、347よりちょっと入ったところ、葉山中学校があります。学校があります。コンビニがあり、郵便局があり、農協葉山支店があり、北信があり、美容院があり、商店も幾つかまだ残っています。土地改良区もそこにあり、勤労青少年ホームもあります。 また、子どもの遊び場を、遊具を備えた公園を勤労青少年ホームのところに設置するというふうな検討をなさるということでした。 これらが347号線沿いに並んでいるということは、非常にいいのではないかと思います。そして、病院も、羽根田医院もそこに存在していると。 ですので、ぜひ検討をしていただきたいというふうに提案をさせていただきます。あちこちに散らばっているということは、やっぱりよくないと思います。1本の道路上に集まっている、既に集まりかけております。 これからどうしても避けられない人口減少ですので、効率的なまちづくりをしていかなければならないと思います。 それは、私は若者にも魅力的なものだと思います。若者にとって、要らないものは要らない、必要なものはきちんとある、コンパクトで多目的なものというものが好まれるということを考慮いただきまして、河西地区にも中心を設けるという発想で、新しい住宅環境をつくってみてはいかがでしょうかという提案を持ちまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長 2番 高橋菜穂子議員、終わります。 この際、暫時休憩をいたします。     午後2時42分 休憩     午後2時56分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------菊池大二郎議員の質問 ○議長 1番 菊池大二郎議員。   (1番 菊池大二郎議員 登壇) ◆(菊池大二郎議員) 1番 菊池大二郎でございます。本日、最終5番目ということで、待ちに待った一般質問になります。 先ほど、待っている間、執行部、市長初め皆さんのお顔つきを見ていますと、非常に日焼けをされた方も多数いらっしゃるなと思ったところです。今、こうやって登壇して議員各位も見ていますと、非常に健康的な顔色をされた方が増えたなと、それだけ8月、9月、本当に暑い中、市の行事がたくさんあったということかなと思いまして、私も先日、そば花まつりと楯中の運動会で、最後、だめ押しのように日焼けをしました。 これから、残暑もまだ厳しい日が続くと思いますけれども、市民の皆様におかれましても、寒暖差、これから激しくもなってまいりますので、十分に健康に留意をされて、日常生活を送っていただきたいなと、切に願う次第でございます。 それでは、通告表に従いまして、順次質問をしてまいります。 先般、恒例の村山徳内まつりも閉幕いたしました。昨年から、私もありがたくも、また大変恐縮をしながらも、地元、楯岡馬場地区の馬翔會のかけ声を担当させていただいておりますが、参加する側によっては、いろいろと見え方も異なるものだなと感じておるところもございますし、終わったばかりだからこそ、徳内まつりを中心に検証、総括をしていく必要があるのではないかと思います。 まず、商工観光課長にお伺いいたします。 近年の徳内まつりの観光客数及び参加者数の動向はどうなっておりますでしょうか。 これに付随しまして、6月のバラまつりについても同様の質問をいたします。 また、近年の取り組みについて、もし新たなものがございましたら、徳内まつり、バラまつり双方についてもお伺いをいたします。 次に、市長にお尋ねをいたします。 村山徳内まつりとは、一体何物なのでしょうか。中に入って感じること、外で見て思うこと、あくまで最上徳内翁の遺徳をしのんだ神事ごとという要素と、一方で、徳内ばやしで人を魅了する、まさに魅せるという観光的要素の融合のバランスが不調和に感じてきた今だからこそ、もう一度徳内まつりの意義、定義づけを行政としても整理する必要があると考えます。 この点、市で、このたび補助を行った徳内ばやし振興会による北海道厚岸町での勉強会は、最上徳内翁の歴史的、文化的側面と、徳内ばやしの発祥という観光的ルーツを再確認する、2段構えの非常に有意義な取り組みではなかったかと思います。10月1日には、山形のほうでもおはやしを披露されると伺っております。 一方で、今年度より商工観光課を事務局とした徳内まつり振興会が設置され、市長も発足に当たり、今後さらに祭りを盛り上げていきたいとの意思表示をされておりますが、実際どのような形で、この停滞する状況を打破し、盛り上げていくおつもりなのか、行政として、いかに下支えしていくのか、将来的なビジョンについて、市長のお考えがございましたらご回答を願います。 以上、登壇での質問といたします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 それでは、後段のほうから答えてまいりたいと思います。 ことしから振興会をつくりまして、私が会長になっておるわけでありますが、これについては、おととしに徳内関係の今後についての答申が、商工会のほうに出ております。今度どうしたらいいかということを諮問しまして、それに対しての答申が出ていまして、その中に、振興会のほうについては市長がやるべきだろうと、こういう話も実はありました。 中身を言いますと簡単なんです。要するに、神様関係と、私ども分けてしないと、いろいろ問題が出てきますので、今回それを分けまして、振興会で徳内ばやしのほうはやろうというようになっているわけでありますが、この中身は、毎年、毎年、お祭りのときだけ、その前から準備はありますけれども盛り上がるんです。 だけれども、年を通してなかなかできないということがありまして、常時、人を置いていただけないかと。そして、事務局を市の商工観光課に置いていただけないかと、こういう話が実は前からあったんです。 これを、今回振興会の会長をすることに当たりまして、市のほうで、予算書にも載っていますけれども、常時、年を通して人を雇って、今後の徳内ばやしの発展に結びつけていこうと、こういう内容で今、体制をやっているわけです。その内容が、今言ったような目標ではないかと、こういうふうに思っています。 ○議長 原田商工観光課長。 ◎商工観光課長 近年の徳内まつりの観客数でありますが、5年間ぐらいでよろしいでしょうか。 平成24年からですが、推計で28万人、25年が28万人、26年、22万人、このときは金曜日が雨で中止になっております。27年が27万人、28年が28万人という形で推計をしております。 前年との状況を比較しての推計というふうなことで行っているところであります。 なお、踊り手の数でありますが、平成24年には3,500人、27団体、それから、25年には3,300人、25団体、26年に3,000人、25団体、27年に3,000人、24団体、28年、ことしも3,000人、24団体というふうなことであります。 それから、春のバラまつりの人数であります。これも5年分申し上げます。平成24年が有料の入場者数でございますが5万9,000人、25年が6万人、26年が5万2,000人、27年が4万7,000人、28年が4万8,000人となっております。 あとそれから、新しい取り組み、一年のというふうなことでご質問がございました。バラまつり、それから徳内まつり、それぞれ2点ぐらいずつ申し上げたいと思います。 まず、バラまつりの関係でありますが、1つは、昨年から、来ていただいたお客さんをいかに市内に呼び込むかという観点から、市内の周遊無料観光バスを運行いたしました。6月の土曜、日曜限定でありますが、利用人数については、昨年が200人、本年は450人という形でございました。 あと、バラまつりの2つ目、今PR等を行っておりますが、特に秋のバラまつりについては認知度が低いということから、民間のアイデアを募集しまして、企画ものを募集したところであります。本年は假屋崎省吾さんのフラワーデモンストレーションショーということで、9月25日に民間ベースでタイアップをしながら行うというようなことを予定しておるところであります。 それから、徳内まつりのほうでは、今、市長からございました、徳内まつり振興会の新しい組織ができて、その中で、1つは企画広報委員会という内部組織を設けて、なるたけ新しい感覚、若手の方を中心に委員会を設置しておりますので、そういったところで一本筋を通しながらも、新しい感覚も取り入れていくべきではないかというふうなことで、取り組みを行っております。 あと、もう一つは、これも議員からございましたが、北海道厚岸の訪問、これを機会に、子どもたちにもう一度徳内ばやし、徳内まつり、そういった意義を見直してもらおうということで、テレビ番組の作成をお願いして、今後の利用を行いたいというふうなことでございます。 以上です。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 先週の土曜日ですか、午後3時過ぎごろから、その厚岸町に行った訪問団というか勉強会の特集が30分組まれておりました。私も録画して見ました。 徳内ばやしの話より、西山会長の顔のほうが再生回数多かったんじゃないかなというぐらい出ていましたけれども、その中で、今、課長からもいろいろ話がありましたけれども、村山徳内まつりの、いわゆる観客動員数と、参加する側の延べ人数がグラフでちょっと出ていました。 2004、5年ぐらいが一番ピークで、観光動員数が34万人、参加者数も延べ8,000人ということで、現在の状況からすると、非常に停滞をしているというような状況だと思うんですけれども、停滞しながらも、ここ五、六年ぐらいは一定の数値を保っておるのかなという理解もしているところでございます。 先ほど登壇でも話したように、商工観光関係というのは、非常に連日職員の皆さん、先頭にやられておるというのも、参加すればするほど同じ顔ぶれがあって、非常に大変だなというのも感じておるところです。 特段、この徳内まつりが終わって、まだ1か月もたたないというところなんですけれども、やはり、ことしの状況をことしのうちに検証して、また新年度につなげていくと、こういうからくりも一つ必要なんじゃないかなと思うんですが、その点、この徳内まつり、徳内ばやしという部分に関しては、今年度立ち上げた振興会が、そういった検証も担っていくという理解で、市長よろしいでしょうか。 ○議長 志布市長。 ◎市長 そのとおりです。そういう方向に進んでいきたいと思っています。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) ぜひ、後のバラまつりのほうでもちょっと話をしますけれども、やはり、こんなもんだという形ではなくて、1回1回、やっぱり検証をしながら、そして市長がお考えになっているとおり、若い方の意見も聞きながら、現場の意見も聞きながら、ぜひ来年にまた一人でも多くの方が参加する、そして見て楽しむという構造ができてくれば、一つずつ解決していくのかなと。 この議場では、なかなか徳内ばやし、徳内まつりのプログラム、構成上の問題というのは合っていない場だと思いますので、ちょっと振興会のほうに関してだけ、何点か質疑を申し入れしたいなと思うんですが、実際、私も祭り、まだ少ない回数ですけれども、中に入って参加をしてみると、先ほど市長が、私も話したように、徳内まつり、神事ごとだ、おれたちだけ楽しめばいいんだというような意見と、やっぱりそこに観光的な要素が入ってきて、ことしの入場者数、観光客数はどうだった、だんだん減っていっていると、衰退しているという観光的な要素を強く持たれる方、かなり2つに分かれると思うんです。 ただ、この間、山新のほうに、子ども弁論大会ですか、山新の8月26日号、県少年の主張大会、村山地区大会ということで、ちょっと本人の同意は得ていませんので、名前等の公表は控えますけれども、楯中、そして葉山中の生徒が1人ずつ話をしていた中で、葉山中の生徒はやりがいということで、じいちゃん、ばあちゃんの敬老会に行ってお茶をついだら、ありがとうなと言われたと。それが、自分のような人間というか、自分がそうやって親切にやってあげたことを評価してくれるというのは、これだけうれしいことなんだなという内容の文面でした。 もう一つ、楯中の生徒が書いた弁論文、後半のほうだけちょっと読みます。「少子高齢化の今、私たち若い世代と大人たちがしっかりと向き合える」、徳内ばやしのことをこの子は言っているんですけれども、「この徳内ばやしは、村山市の財産です。今、私が村山市のためにできることは、徳内まつりに参加して、村山の元気、活性化に貢献することだと思います。村山市の若者たち一人一人が、1つでも地域の行事に参加すれば、村山はもっともっと元気になります。中学生にできることは限られているという人もいるかもしれませんが、できることは必ずあります。一人一人が村山市を元気にしようという意識を持ち、村山市の活気と明るい未来をつくるために、自分の一歩を踏み出しましょう」という文面です。 先ほど、午前中に長南議員から東桜学館の話、教育長とかにもありました。いろいろな教育の基本計画があると思います。これが一つ、こういう形で実を結んでいるんだなと、郷土愛を育てて、そして徳内ばやしというものが、村山の活性化に必要だと、村山の財産であると、子どもらが思っているというこの文面を読んだときに、やはりこの徳内まつり、徳内ばやしというものを、行政としても、そして教育の一つのからくりとしても、しっかり要素として、これからどんどん力強く入れていかなければいけないのかなと感じたところなんですが、なかなかそうはいっても、祭りだけ来いというか、祭りだけ盛り上げてというのは、非常に構造的にもう今、難しい状況になってきたのかなと。若い子どもたちが踊り手として参加する、そもそも子どもも少なくなってきた。観光客を誘致する、どんどん来てほしいとは言うけれども、なかなかプログラム上、構造上の問題として、ちょっと壁にぶち当たっているところもある。 じゃ、その観光行政という枠だけで徳内まつりというものを考えるのではなくて、これは例えばの話ですけれども、祭りとまたプラスアルファというもので、8月の暑い3日間、そして夏の期間というものを盛り上げられないかなと考えているんですが、市長は、あくまで今の現状では、徳内まつりを盛り上げるために、今どういったことをしたらいいかなと、もしお考えのものがあればお伺いしたいなと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 今、議員がおっしゃったように、この中学生の文にもありましたとおり、彼はすごく、ある意味しっかり見ていると、こう思いました。これは、中学生だけができるんじゃなくて、その保護者とか、お祭りの参加したチーム、あるいは地域の盛り上がり、これが全部一緒になって盛り上がりがあったと思っています。 要するに徳内まつりは、そういう地域、そして市民全部で盛り上がって初めてなっていくと思っています。 そもそも、徳内まつりの徳内ばやしについては、民間のほうで、市で何も言わなくても先導していった経過があります。彼らが自分でやって、人気があって、次々とそれに賛同するものがいて、今の24団体になっていると思っています。 ですから、やっぱりこういうお祭りでも何でもそうですけれども、市とか県とか国があまり口を出すんじゃなくて、地元でやっていて初めて盛り上がってくるんだなと、さっきの中学生の言葉にも、周りから見ているものを考えると、そういうふうになっていると思います。 ですから、私がやることは、その地域の人たちを何とか盛り上げる手助けでもできればいいのではないかと。それを、今回、今のところは将来何かしようという考えは持っておりません。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 確かにそうだと思います。 今ちょっと、ちらっと私言ったんですけれども、じゃ、行政として何ができるのかなと考えたときに、祭りプラスアルファという、そのプラスアルファの部分、何かマッチングできないかなと考えています。 例えば、これ農林課の所管とかになるかもしれません。この間、鳥獣被害なんていうので現場を見に行ったときもありましたけれども、そこで隣接するところを見てみると、やっぱり耕作放棄地もこのようにあるんだなと、まざまざと実感したことがありました。 ある方から、ちょっとこういうのどうよとある市民の方から言われて、おもしろいなと思ったので、ちょっと私も煮詰めている段階なんですけれども、どうしても人口が減ったのでどうするといったときに、やっぱり定住人口を増やすと、減ったものがどんどん減らないように、少しでも住んでいる人が少なくなったなら、住んでいる人を1人でも多く増やそうよという感じに、単純に考えてしまうんですけれども、そうではなくて一時的に滞在すると。 そして、一時的に滞在しながら、例えば村山の農業に触れる、そして、空き家もある、耕作ができなくて放棄されている土地もある。それを、例えば夏の期間だけ、すごくリーズナブルな形で、都会の人は確かに早目にリタイアして、東北、田舎のほうに行って退職金はたいてやるなんていうのが、ちょっときれいごとのように放送もされますけれども、そうではなくて、意外にそこまで勇気を振り絞って、覚悟を決めて、奥さんを説得して東北のほうに移住するとかではなくて、例えば夏の時期だけとか、2週間だけとか、週末だけとか、ちょっと来て滞在して、その中で、一般的に言うと、そういうものを今クラインガルデンと言うらしいんですけれども、ドイツ語でクラインというのは小さい、小さなという意味で、ガルデンなのでガーデン、小さい庭、それを日本語では市民農園と言って、一般的にはそういう集落をつくって、コテージのようなものをつくって、その家の前に畑があって、たまに来て、1年から5年未満ぐらいで安い賃料を払って、もう覚悟を決めて移住するのではなくて、たまに来てその地域の方々からいろいろ農業指導も、営農指導もいただいてやっていくというバージョンが通常だとしたら、それをさらにちょっと徳内まつりとか、そういったものと少しタイアップをしながら、それで、どうしても行政としてはいろいろ、ほかの自治体とかを見ていますと、集落的なものをどんとつくっているんですけれども、それこそ市長が住宅政策で掲げているような話が、私マッチングするんじゃないかなと思っているんです。 例えば、集落の中にも1軒だけとか2軒だけとか、空き家があります。そこに、試験的にそういう理念を持ち込んでみる。その地域の祭りだったり、そういったものに積極的に参加してもらうと、見返りとしてこういうサービスがありますよというふうな形で、自治体の内部だけで、祭りだけというところに商工観光課だけで解決するということではなくて、その祭りというものをもうちょっと1歩も2歩も引いてみて、各課いろいろな課と相談もしながら横断的に、祭りにも参加する人が増える、そして耕作放棄地も解消できる可能性があるかもしれない、地域のコミュニティーというものも、非常にそれで活性化されるかもしれないと、いろいろな可能性を横断的に検証されてみてはいかがかなと思うんですけれども、市長、ちょっと今日ばっと言っている提案なので、何とも答えようがないと思うんですけれども、今、ご所感だけお伺いしたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 クラインガルデンですか、ドイツあたりでやっていると聞いたことはあります。 この問題は、やっぱり耕作するにしても、若干、1か月、2か月耕作するんでしょうけれども、ちょっとしたキャンプ場のバンガローみたいな感じですかね、バンガローのでかいやつのような感じでしょうけれども、なかなかおもしろい提案だとは思います。 ただ、実際にするには、やっぱりまず農業をするんだったら教える人がいないと、農業じゃないな、庭いじりするんだったら教える人がいないとまずいと思いますし、そういう問題がいろいろあるんですけれども、こういういろいろな提案をしてもらえれば、やっぱり中には玉石混淆でしょうけれども、玉もあるのではないかと思いますので、今後ともよろしくお願いをしたいと、こう思います。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) ぜひ、今かなり抽象的な提案ですけれども、1課だけでどうこうするということではなくて、いろいろ横断的に知恵を出しながら、それがひょっとしたら、村山市のいろいろな連動、連携している今の諸問題を、少しずつ全般的に解消していくという一つのきっかけになるかもしれませんので、ぜひそういう視点で、今回、振興会というのも立ち上がったということで、振興会は振興会、そして行政としてできる体制、バックアップの仕方というのも、ぜひもう一度検証して新しい発想を導入していただきたいなと思います。 続きまして、バラまつりのほうにちょっと移行したいと思います。 このバラまつりに関しても、先ほど振興会の検証と同様になるんですけれども、6月が終わって、そしてこれから9月の秋バラにいくわけですけれども、この6月のバラまつりが終わって、市の商工観光課内であったり、市長の指示のもと検証するということは、市長就任以来3年目でございますけれども、その間、どういった毎年度ごとの検証があったのか、市長にお伺いしたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 検証、定期的なものは持っておりませんが、私が来たとき、春のバラだけで収入が大体二千五、六百万ありました。ところが、1年間の費用は5,000万ぐらいかかっていて、春で2,600万あって、ちょっとこれは市民のほうに負担がかかっているのではないかということで、いろいろ聞きまして、入場料の改定を平成26年からやっております。これによって、今は年間で3,600万から4,000万近い入場料をいただいて、それを維持費のほうに回していると。 ただ、いろいろな細かい点については、担当課で非常にいろいろ工夫していまして、いろいろな催しとか、ことしからも何か変えたようでありますが、そういう詳細につきましては、担当課長のほうでやっております。 入場料改定も1.5倍にしましたが、このときから市民は、ご存じのとおり無料の1回券を配って、市民のほうには迷惑をかけないようにして、収入を大幅にアップしたと、こういうのが大体主なやったところでございます。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 私からすると、バラ公園だったり、そういったものが村山市のよさとして、恐らく市民にしても、我々議員にしても、職員の皆さんにしても、バラという要素は1位か2位ぐらいに入ってくる要素の1つだと思いますので、例えば、せんだって議会内にも地方創生の検証委員会などが立ち上がって、これから活動していくということですけれども、冒頭で申し上げたように、商工観光課だけで、随時動きながら現場も対応しなければいけない、そして終わればまた次があるという中で、リアルタイムで検証していくというのが、非常に難しい、今、職員の体制、行事の関連性になっているのかなと思いますので、我々議会として、例えばそういったものに関しても検証していくとか、そういったもののあり方もあっていいのかなと思いますので、ぜひ目玉になる公園ですから、ことしは平年並みだった、平年よりちょっと悪かったで、その結果論で終わるのではなくて、じゃ、今回見直していくべきところはどうなんだというところをしっかり、現場の方だけでは難しいならば、第三者というところも、そんなかたいものではなくていいと思うので、そういう習慣的なものができてくると、またいい意味でサイクルとして回っていくのかなと考えておるところです。 先ほど、6番議員からもバラ園内のこと、コンテンツというか内容に関しても質問があったので、またちょっと別な視点で話をしたいなと思うんですけれども、バラ回廊、建設課所管の話はまた後でしますが、バラ回廊は今、ハイジの村という山梨にあるのが日本一になっていると思うんですけれども、これは公園内にバラ回廊があるわけですよね、アーチ状に、230メートル近くの。 バラ回廊というと、やっぱりバラ園内にそういった回廊があって、奥様方、お客様が「わあ、きれい」なんていう動画も、私ちょっと拝見しましたけれども、やっぱりバラ園内部を見ると、どうしてもあの構造的にも、ばっと入場して、わっと空間が広がって、見ようによっては、そこでもう終結してしまうというか、奥まで見なくても、見ようによっては、ある人によっては、「わ、すごい」と言って、入り口入って終わってしまう、感動がそこで終わってしまうという可能性もあるのかなと考えると、せっかく入ってから楽しむ、やはりコンテンツというのを少し、何か建てるとかそういうことではなくて、考えていかないといけないのかなと。 私、1つちょっと思っているのが、せっかく徳内・シーボルトなんていう道路もできて、シーボルトという少し村山に合っているか合っていないかという話は別として、すごく西洋風な名前のものがあるわけです。 私もたまに顔を出したりするんですけれども、あそこの金谷のところに、ホースガーデンがありますね。私、こっちに来たときにぱっと思ったのが、せっかくだから徳内・シーボルトラインから東沢の公園入口まで馬車で、子どもたちとかご老体の方を乗せていって連れていくなんていったらおもしろいなと。 これは結構、いろいろご意見はあると思うんですけれども、でも、例えばバラ公園内に徳内・シーボルト駅なんていう、ただ名称だけでもいいんです、そういったものをつくって、ずっと観光道路を上がってきますと、駐車場に、東側に入っていくわけですけれども、正面のところは、バラまつり中は通行どめにするわけです、いわゆる業者の方以外は。だったら、そこを通行どめしている間、私、馬車でも引いたらどうかなと、これは試しにですけれども。 そうしたら、先ほど2番議員から子育て支援施設の話とかありましたけれども、バラ公園に来なくなっているのは誰かといったら村山市民なんです。その村山市民の子どもたち、そして、馬なんか乗ったことがない人がほとんどでしょうから、今度その600円が高いか安いかわかりませんけれども、子ども連れで来た人には、無料で600円込み込みで馬車1周できますよとか、せめてため池の周りあたりを、少し予算つけてきれいに整備して、その馬車がため池の周りを回るとか、それぐらいだったら、私、そんなに難しい事業というような話じゃないんじゃないかなと。 今、事業されている方がいて、そういうものがあって、バラ公園内の構造上、もちろん安全に留意しながらということであれば、本当は花の近くを回れたらいいんですけれども、それが危ないということであれば、通行どめする区間に限ってでも、そういう地元の企業の方の今やっていることをおかりしながらやっていくなんていうのは、実は子どもたちの遊び場を、勝手にもうつくれてしまう、わざわざ箱物をつくらなくても。いや、私子どもだったら、乗り物といったら、やっぱり馬だったり、自動車みたいなのに乗りたいなと思うと思うんです。 なので、ちょっと今、まだきょう、今回のこの案もばっと言った話ですけれども、市長のお考えがもしあれば、今感想で結構ですのでお願いします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 実は、馬車は3年前までやっていたんです。ご存じないかもしれませんけれども、ちょうど音楽堂の前から下の堤を1周して、馬車をやってもらっていました。非常に人気があったんです。 ただ、これやめたのは、たしか馬屋さんの都合かなと思っていますけれども、それは今までやっていたんです、長らく。ただ、今はやめていますけれども、いきさつについては、私は聞いていませんが、そういうのも一つの人を呼ぶ策としては、いいかと思います。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) ぜひ、今は例えばの話で、今あるもの、ある企業でそういう馬というものが要素としてあって、バラ公園、シーボルトという西洋風なものにマッチするんじゃないかという関連性で申し上げましたが、ぜひ、何か箱物を建てるとかじゃなくても結構なので、子どもの遊ぶ場所がないんだったら、そういう馬とか、そういった動物とか、今あるものを使える施設には、バラ公園としては非常に可能性があるんじゃないかなと思いますので、ぜひご検討いただきたいなと思います。 続きまして、バラ公園のほうに関連はするんですけれども、商品開発の可能性はということで挙げています。 バラ公園、環境省が挙げる、かおり100選というものに認定をされておるわけです。昨年度、恋人の聖地にも認定をされたと。いろいろなバラに関する商品の試行錯誤だったり、村山の特産物をつくるという動きは、これまでもありますし、現に今進行中のものもあると思いますが、かおり100選に認定されて香り、香りというならば、その香りに特化したものがあるのかなと。 もし今、いろいろな協議会とかで試行錯誤されている中で、どういったものを今、商品開発をしようとしているのか、担当課長の原田課長のほうにお尋ねしたいと思います。 ○議長 原田商工観光課長。 ◎商工観光課長 バラを使った商品の関係でありますが、ご案内のとおり雇用創造協議会のほうで、3年前から検討して一つの形で出ているものが、1つは魔法のローズジュレという製品が、もう既に出ております。これバラのゼリーであります。バラの香り、花を入れたゼリーであります。 それから、今試作中ということで、これも民間のほうでありますが、バラのコンフィチュール、これはバラの香りを使ったジャムであります。こちらのほうは、これも雇用創造協議会が提案をしまして、それを民間のお菓子屋さんが受け継いで、今、商品化すべく検討しておるというふうな形になってございます。 以上です。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) そういった商品開発が今、されておる、現にされてきたということで、香りとは、私も男性なので、男性的な見地から言いますと、やはりほのかに香るにおい、そして、そういったにおいは、やっぱり昔の思い出にたどり着いたり、そういったことはありませんか。ないですかね、なさそうですね。 ただ、この香りというのは、すごくいろいろな思い出を呼び起こす一つのきっかけになるのかなと思うんです。ましてや恋人の聖地だと、そしてバラだと、それと関連すると、私は食べ物より、例えば男女カップルが来て、その後、そのまま結婚まで行くか、途中で別れるかはわかりません。ただ、あのとき2人であのバラ公園に行ったな、そして永遠の愛を誓い合ったなと、そういったところまで、香りがずっとついて回るような商品があってもいいのかな。 私、これ1つ提案なんですけれども、恋人の聖地、そしてバラの香り、何か香水とか、あと男女カップル向けの入浴剤とか、一緒に風呂に入れよというわけじゃないんですけれども、それが少子化対策になるかどうかわかりませんけれども、一つ起爆剤として、何かこんなおもしろい商品があって、そしてそれが香りという部分に執着するような商品の視点が、もっともっと香りという部分に執着するような。例えば線香というとちょっとあれなんですけれども、お香とか、そういったものも非常に女子に人気だと聞いておりますので、東京に行く、大阪に帰る、関西に帰る、九州に帰る、海外に帰った後で活用できるもの。その場だけで終わるんじゃなくて、その後にそのにおいを嗅いで、あそこに行ったなという記憶を呼び戻すような商品の視点があってもいいんじゃないかなと思いますので、これは提言だけに抑えたいと思います。 次に、居合いに関してちょっとだけ入ります。 先般の議会で、私、ほとんどどの定例議会でも居合いのことを話しているような気がしますけれども、いろいろな新しい動きがあるというような話がありました。 そこで、今、今年度やっている体験事業のほかに、新たな一手として、商工観光課中心に頑張って進めておる、その進捗状況について、課長のほうからご説明いただきたいと思います。 ○議長 原田商工観光課長。 ◎商工観光課長 居合いの関係でありますけれども、今、議員からありました1つは、居合いの体験を取り入れた観光ということで、模索をしているのがございます。 体験の指導自体は、地元の林崎の居合い伝承会にお願いをしまして、商品としてその窓口を村山市の観光物産協会で扱いたいということで、今年度中に商品案内できるような形にまで持っていきたいと思っております。 それから、もう一つでありますが、前に議員さんの中でもございましたが、林崎甚助公の物語をつくって、これを世界にアピールしたいと、村山市が居合道発祥の地であるというふうなものを発信したいというふうに考えて、今、小説家の方と話をして進めるべく、準備をしているところでございます。 以上です。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 居合道、居合神社のプロジェクトのほうが、非常に、見えないところもあるかもしれませんけれども、着々と進んでいるんだなと。その居合い、あと侍だったり、そういった部分を抽出して、この村山市が発信を手がけていくんだというところが、非常に市長からも感じるところであるんですけれども、例えば、居合神社の周辺だったり、そういった部分に関して2020年の東京五輪も見据えて、市長の今のお考えとして、あの辺の構想とか、もしあればお伺いしたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 オリンピックに限らず、あの辺の開発はしなければならないと思っていますが、ご存じのように、あそこは神社なんです。神社ですから、境内といいますか、そういうふうになってきますと、ちょっと市のほうでは手が出せません。 ただ、今までもある議員と一生懸命、あの辺の周りを買って、もう少し森を広げられないかと、こういう話はやっております。 ただ、今申しましたように公費で、あそこの神社の一部として、境内地の一部として買うことにはできないんです。ただ、何とかしなければならないという考えはあって、動いた経過はございます。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 以前、生涯学習課の矢口課長と話をしたときに、2020年東京五輪で、村山市の居合道が開会式で何かできたらおもしろいよね、なんていう話を実はしたんです。 私、その話をしながら、非常に鳥肌が立った、興奮状態になったのを覚えているんですけれども、やはり2020年東京五輪、いろいろ合宿所の候補地として、別競技などが挙がっているようですけれども、やはり文化的な要素として、海外の人がこの日本という国に集まってくるわけですから、そういったときに、2020年に居合神社に来いというよりかは村山に来てもらって、居合道というそういったものが始まった発祥の地としてどうあるべきなのかと、そういったところを逆算していくような形で、居合神社に来いというよりかは、それが一つのきっかけであって、居合道が、この武士道が侍としてのシンボルになるような村山市としての構想というのも、しっかり持っていったらいいんじゃないかなと思うんですけれども、これから居合いに関して言えば、恐らく、これいろいろ語弊があると思うんですけれども、尾花沢の細野が奥の院だという方もいるようですけれども、文献を読むと奥の院ではないという文献もあるので何とも言えないんですけれども、市長として、今お考えにあるのは、あくまで村山市だけという形で考えておるのか、それとも尾花沢の細野だったり、そういった広域的な視点で、この居合いというものを発信していくお考えなのか、ちょっとその点お伺いします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 私としましては、今、市長会なんか行きますと、よくあるんですけれども、この間講演がありまして、観光地じゃないんです。今、観光地域だそうでございます。 そういう意味も含めまして、東京から居合いに来る方は、村山市だろうが尾花沢だろうが関係ないんです。そういう意味では、尾花沢の伊藤瓢堂さんにも、この間挨拶来て、私も言いましたけれども、お互いに手を携えて、やっぱり観光地域としてやっていこうよと、それがいいんじゃないでしょうかと話はしました。 ですから、向こうから来る人間、ここ村山市、次、尾花沢だから行かないやと、そういうんじゃなくて、やっぱりここは神社、向こうは、今議員がおっしゃったように、そこに行った形跡がないという文献もあるんです。ただ、それはつくりようですから、フィクションでもいいと思いますけれども、あったかもしれないし、一つの文献ではないかもしれない。それは、あったことにして、ここをめぐって、泊まりはクアハウスとか、そういう方向に持っていけば、観光地として、観光地域として成り立っていくのではないかと思っています。 ですから、そういう区別はしません。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) その広域的な視点は、私も大賛成です。 村山だけとか、どうしても今までの行政というのは、そういう形に固まってしまうところがあると思うんですけれども、ぜひ、ある種、山形県がそういうそば街道じゃないですけれども、武士ロードじゃないですけれども、そういった何か、その自治体、自治体にいろいろなそういったゆえんがあるところがいっぱいあると思うので、例えばホームページを立ち上げて、そういった今回、村山市がやっている事業が一つのきっかけになって、うちのあれも載せてくれとか、そういう一大事業を、この村山市として中心に担えるとしたら、非常におもしろいんじゃないかなと思います。 既にもう、ご引退なされた前建設課長の矢口良治さんともたまに話をするんですけれども、渋谷にある刀剣博物館、これがいろいろな刀剣類が展示されているようです。そこに2体だけ、そのご功績をたたえて銅像が建っているらしいんです。その2体とも山形県出身の方とのことです。 1人は、本間順治さんという酒田市出身の方です。もう一方が本名佐藤貫一さん、別の名を佐藤寒山という方です。これ鶴岡の出身の方です。この方が、いわゆる戦争が終わった後、刀剣類が武器類だとGHQが認定をして、全て剥奪しようとしたときに、いや、この刀剣類というのは美術品だと、芸術品だということで懸命に動かれて、今、刀剣博物館に刀剣類が納められている一つの大きな機運をつくったということで、山形に、またこの刀剣類のゆえんがある方が実はいたんだなと思いますと、これから居合いだったり刀だったり、そういった抽象化されてくるものとして、山形県内にこういった方もいるということが、一つ広域的な視点をさらに、より深めていく、重厚感のあるものになっていくんじゃないかなと思いますので、ぜひそういったところも幅広く受け入れながら進めていっていただきたいなと思います。 それでは、次に大きい2番目の項目で、駅西開発の件に入ります。 まず、マツキさん、ビジネスホテルの件にまいります。 本日ずっと、佐藤政策推進課長、お答えになっておりますが、佐藤課長、ようこそ村山市へおいでくださいました。先ほど休憩中、我々の話している山形弁がわからないんじゃないかという話をしたら、わからなかったら後ろの三澤課長から教えてもらってねなんて話をしたら、個人情報なので大きい声では言えませんけれども、東北の出身の方だということで、大変失礼しましたということなんですけれども、マツキの件、非常に進捗の具合というのが、市民の方からも不安というよりかは不透明性が非常にあるということで、今後どうなっていくんだと気にされている方がおるようなので、いい機会だと思って、進捗に関してお伺いいたします。 まず、私も契約書のほうを確認させていただいたんですが、一応我々としては、先般の議会で、10年無償貸し付けに承認を与えたわけですが、契約上は平成68年の40年間ということになっていますけれども、その辺のちょっと整合性について、課長のほうからもう一度お話しいただければと思います。 ○議長 佐藤政策推進課長。 ◎政策推進課長 駅西のホテルについてご質問ということでございます。 契約期間とその無償期間と整合性というところでございますが、一度ホテルを建築いたしますと、10年でやめるということでは恐らくないと思います。そういった点で、ある程度一定の期間、長期間ということでございます。 一方で、地方自治法の規定によりまして、要は通常の賃借料以外のやり方、安いやり方で貸すような場合には、議会の同意が要るというようなことでございまして、その10年間について無償で貸与するということで契約をしているところでございます。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 市長にお伺いします。東京の会社とマツキさんのほうが話をして、新会社を設立するというような話、先般の全協で伺いましたけれども、私そもそもこの契約の内容をもう一度考えてみると、まず契約の有効性、法律行為の有効性という原点に立ち返って考えてみると、契約の有効性というのは、まず確定的であること、次に適法であること、そして、次に社会的な相当性があること、最後、最後というかここが一つ気にかかるんですけれども、実現可能かどうかということなんです。 契約の当事者であるのは、この契約上マツキさんです。マツキさんが、自分たちの今やっている事業の範囲、そしていろいろ資金繰りの問題、ホテル経営の能力的な問題からすると、うちとしてはちょっと難しいよと言っている時点で、私この契約は、ほぼ無効に近いんじゃないかなと思うんです。 新たにマツキさんはだめだ、当事者の方がお手上げしている中で、東京の会社の実態も、私わかりませんけれども、東京の会社と新会社を設立して、この契約を維持するということであれば、一旦この10年無償という、我々が承認したものの対象は、あくまでマツキさんとの当事者契約でございますから、そこは1回白紙になるんじゃないかなと思うんですけれども、なぜこんなことを言うかというと、市長と会社が契約をするということに関して、我々は10年間無償の貸し付けに関して承認をしたわけです。会社の意思表示というのは、基本的には株主総会で決定される。ただ、執行に関しては、取締役会が決定するわけです、通常は。その取締役会の決定もなかったものに対して、我々は市議会として承認を与えた案件なんです。 だから、特段あの土地は利用する人もいないから不利益はないと言われますけれども、この半年間、着手の看板が立ってから、約半年間、我々としても責任があったかもしれないけれども、現にその着手に至っていないというところでは、やはり不安視していたところも出てきたのかなと思いますので、現在の市長のお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 今、いろいろありましたが、私はマツキの取締役会の決定はあったと思っています。恐らく議員も確認はしていないと思いますが、決定があって、最終的には社長がオーケーを出して今回来たと、私は認識をしているんです。 ただ、その後、取締役会で何かいろいろ問題が出たというのは聞いていますが、そういう事の前に、取締役会の討議をなしにして、社長の決定はないと見ていますので、その辺は、私は心配はないのではないかと思っています。 あと、契約書の5条に、転貸について書いていますけれども、これについては、全く関係のない、あるいはホテルでもない、そういうことをやっぱり想定していないんです。 これある程度、マツキが関連したとは書いていませんけれども、転貸は村山市が認めればいいよと書いていると思うんです。村山市は、全然関係のない会社をオーケーなんか出しません。そういう意味では、きちんと精査をして、そして今回オーケーかどうかを判断してまいりたいと、こう思っています。 ただ、新たに契約という話もありますが、どうももうちょっと新たに契約してもいいんですけれども、マツキさんのほうで一応うちの生徒をやる、常に全部お願いしますよという契約を新会社と結ぶらしいんです。それがないと、銀行のほうでは融資のオーケーは出さないと。そこは、金融機関のほうでじっくりと調べていると私は認識しています。 それで、泊まる人をちゃんと新会社と契約を結んでやるんだったら融資しますよ、そこまではうまくいっているのではないかと思っています、まだ見ていませんけれども。 ただ、会社名については、一応聞いていますが、はっきりしませんので、本来は議員が言うとおり、新会社にすればいいんでしょうけれども、これがはっきりしませんし、マツキさんのほうでは、はっきり申し上げて、うちのほうで関連して、自動車学校の生徒をちゃんと泊まりとして送るんだから、うちの名前を表に出してやってくださいということは言っているんです。ただ、中身についてはちょっとわからないところはありますが、今のところ契約上は、私は問題ないと見ています。 ○議長 1番 菊池議員。 ◆(菊池大二郎議員) 時間のほうも迫ってきましたので、この点はちょっとまた私も精査してまいりたいと思います。 最後に、バラ回廊の話をしたいと思います。 バラ回廊、あれよあれよのままに、一応これが一つ決定事項のような形で事業説明会もあったようですが、やはりちょっと、前回議会のほうでも意見があって、市長のほうからもこれが一つのきっかけになればというような話がありましたけれども、やはりバラ回廊でいくという話になっているようですので、やはり東沢バラ公園の維持管理費、決算書お持ちの方は、178ページごらんになっていただければと思いますけれども、大体合計で三千二、三百万ぐらい維持管理がかかっていると。 それで500メートル規模、日本一ということですけれども、それに生バラを敷き詰めるのか、それもまだ構想にはないでしょうが、それをアーチ状にというと、2万株ではないかもしれませんけれども、相当数の株を維持するとなった場合に、かなり維持管理、そしてそこに対処する人員確保という部分でも、なかなかきっかけづくりとはいっても、東沢バラ公園は日本一じゃないと考えると、きっかけのほうが日本一になってしまってもうまくないのかなと、正直私は思うんですよね。 やっぱりバラ公園に来るきっかけとして、インターチェンジの500メートル道路があるとしたならば、やはりもうちょっと、バラ回廊はバラ回廊でいいとしても、何かもうちょっと違うアイデアがないかなと思いますので、その点はまだ企画というか、そこに入れる余地があると思って、私も櫻井課長といろいろ話をしてまいりたいと思いますので、駐車場をつくって、イメージで言うと、バラのアーチの中を歩いているようなイメージ図がありますけれども、なかなかそう簡単にあそこをきっかけにして人の流れができるというのは、難しいんじゃないのかなと。 やっぱりきっかけはきっかけであって、本丸は東沢バラ公園という視点で、ぜひやっていただきたいなと思います。 最後、その他の周辺整備ということで、最後括弧書きしているんですけれども、以前、全協で、市長から3つのインターチェンジのうち、大石田付近のところ、大石田村山インターにしてほしいなんて話がありましたけれども、私、それ大石田インターでいいと思うんですよ。 なので、大石田町長とこれから話す機会があると思うんですけれども、何割、大石田のほうが7割負担して、村山市が3割だから、大石田のほうに前に名前くれとかというのは、別にそんなに大石田に名前くれてやっていいのではないかなと思いますので、おりるとき、大石田村山インターでおりましょうなんて言う人いないと思うんですよ。やっぱり大石田でおりるとか、村山でおりると、村山は2つありますから、そこは市長判断になるでしょうけれども、大石田インターでどうぞと、ぜひ言ってほしいなと思います。 それを最後お願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございました。 ○議長 1番 菊池大二郎議員、終わります。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 議事運営に対するご協力に感謝を申し上げます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後3時58分 散会...