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08月31日-01号

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  1. 村山市議会 2015-08-31
    08月31日-01号


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    平成27年  9月 定例会(第4回)       平成27年第4回村山市議会定例会会議録-----------------------------------議事日程第1号     平成27年8月31日(月曜日)午前10時開会・開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 表彰状の伝達日程第4 諸般の報告(議案の上程)日程第5 議第41号 平成26年度村山市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議第42号 平成26年度村山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 議第43号 平成26年度村山市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 議第44号 平成26年度村山市財産特別会計歳入歳出決算の認定について日程第9 議第45号 平成26年度村山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第10 議第46号 平成26年度村山市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 議第47号 平成26年度村山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第12 議第48号 平成26年度村山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第13 議第49号 平成26年度村山市水道事業会計決算の認定について日程第14 議第50号 村山市個人情報保護条例の一部を改正する条例について日程第15 議第51号 村山市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について日程第16 議第52号 村山市手数料条例の一部を改正する条例について日程第17 議第53号 村山市文化財保護条例の一部を改正する条例について日程第18 議第54号 平成27年度村山市一般会計補正予算(第2号)日程第19 議第55号 平成27年度村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第20 議第56号 平成27年度村山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第21 議第57号 平成27年度村山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第22 議第58号 平成27年度村山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第23 議第59号 平成27年度村山市水道事業会計補正予算(第1号)日程第24 議第60号 和解及び損害賠償の額の決定について日程第25 議第61号 村山市保育所指定管理者の指定について日程第26 議第62号 市道路線の認定及び廃止について日程第27 議第63号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第28 議第64号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第29  上程議案の説明日程第30 議第63号及び議第64号に対する質疑・表決日程第31 議第51号(条例案1件)に対する質疑・討論・表決日程第32 議第50号、議第52号及び議第53号(条例案3件)に対する質疑日程第33 議案の委員会付託日程第34 決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託日程第35 請願の委員会付託散会)-----------------------------------          本日の会議に付した事件議事日程第1号に同じ-----------------------------------          ●出欠席議員氏名出席議員(16名)  1番  原田昌浩議員      2番  齋藤ひろみ議員  3番  菊池貞好議員      4番  井澤秋雄議員  6番  布川淳一議員      7番  長南 誠議員  8番  佐藤昌昭議員      9番  川田律子議員 10番  鈴木健治議員     11番  中里芳之議員 12番  森 一弘議員     13番  秋葉新一議員 14番  柴田好美議員     15番  茨木久彌議員 16番  大山正弘議員     17番  海老名幸司議員欠席議員(1名)  5番  佐藤敏彦議員-----------------------------------          説明のため出席した者の職氏名 市長        志布隆夫   副市長       齋藤 隆 教育委員会委員長  井田慶子   教育委員会教育長  菊地和郎 代表監査委員    佐藤和男   選挙管理委員会 委員長       佐藤 毅 農業委員会会長   須藤義和   総務課長      細谷健一 政策推進課長    仁藤剛志   財政課長      高橋政則 市民環境課長    柴田 明   税務課長      大内 均 保健課長      三澤浩子   福祉課長      伊藤 広 子育て支援課長   田中昭広   農林課長      細梅芳弘 商工観光課長    原田和浩   建設課長      矢口良治 会計管理者     赤松弘昭   水道課長      片桐智彦 消防長       松田義雄   消防署長      佐藤健一 教育委員会学校教育課長      教育委員会教育指導室長           元木啓順             笹原茂隆 教育委員会生涯学習課長      監査委員事務局長           矢口勝彦             櫻井秀一 農業委員会事務局長 斎藤栄一   選挙管理委員会事務局長                            柴田 敏-----------------------------------          事務局職員出席者職氏名 事務局長      青柳 仁   事務局長補佐    菊地淳子 議事調査主査    古原俊宏   庶務係長      小玉百重 議事調査係長    三澤依邦子-----------------------------------                         午前10時開会・開議 ○議長(海老名幸司議員) おはようございます。これより本日をもって招集されました平成27年第4回村山市議会定例会を開会いたします。 出席議員は定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号によって進めることにいたします。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において指名いたします。  2番 齋藤ひろみ議員  8番 佐藤昌昭議員 13番 秋葉新一議員 以上の3議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。今定例会の会期は、去る8月25日に開かれました議会運営委員会の協議の結果に基づき、また、本日開会前に開かれました全員協議会において協議いたしましたとおり、本日から9月17日までの18日間といたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付いたしております会期予定表のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。      平成27年第4回 村山市議会定例会会期日程表                       自8月31日                   (会期        18日間)                       至9月17日日次月日開議時刻会議名摘要場所第1日8月31日 (月曜日)午前9時全員協議会議事日程等について全員協議会室午前10時本会議開会 会議録署名議員の指名 会期の決定 表彰状の伝達 諸般の報告 議案の上程  議第41号~議第64号(24 件) 上程議案の説明 議第63号及び議第64号に対する質疑・表決 議第51号(条例案1件)に対する質疑・討論・表決 議第50号、議第52号及び議第53号(条例案3件)に対する質疑 議案の委員会付託 決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託
    請願の委員会付託議場会議終了後時議会改革検討特別委員会議場第2日9月1日 (火曜日)議案調査のため休会第3日9月2日 (水曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第4日9月3日 (木曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第5日9月4日 (金曜日)午前10時本会議市政に対する一般質問議場第6日9月5日 (土曜日)休会第7日9月6日 (日曜日)休会第8日9月7日 (月曜日)議案調査のため休会第9日9月8日 (火曜日)午前10時決算特別委員会議第41号~議第49号(9件)に対する質疑 分科会の設置及び審査の分担議場第10日9月9日 (水曜日)午前10時常任委員会決算特別委員会分科会委員会室第11日9月10日 (木曜日)午前10時常任委員会決算特別委員会分科会委員会室第12日9月11日 (金曜日)午前10時常任委員会決算特別委員会分科会委員会室第13日9月12日 (土曜日)休会第14日9月13日 (日曜日)休会第15日9月14日 (月曜日)事務整理のため休会第16日9月15日 (火曜日)午後1時10分決算分科会委員長会決算特別委員会分科会について第1委員会室決算分科会委員長会終了常任委員長会常任委員会について第1委員会室午後2時30分議会運営委員会議事運営等について第1委員会室第17日9月16日 (水曜日)事務整理のため休会第18日9月17日 (木曜日)午後0時45分議会運営委員会議事運営等について第1委員会室午後1時30分全員協議会議事運営等について全員協議会室午後2時30分決算特別委員会分科会審査結果報告及び質疑  総務分科会委員長報告  文教厚生分科会委員長報告  産業建設分科会委員長報告 討論・表決議場決算特別委員会終了後本会議常任委員会等付託事件の審査結果  報告及び質疑  総務常任委員長報告  文教厚生常任委員長報告  産業建設常任委員長報告  決算特別委員長報告  議会改革検討特別委員長報告 議第41号~議第50号、議第52号~議第53号(決算9件・条例3件)に対する討論・表決 議第54号~議第62号(9件)に対する質疑・討論・表決 請願に対する討論・表決 議員派遣について 閉会議場----------------------------------- △日程第3 表彰状の伝達 ○議長 日程第3、表彰状の伝達でありますが、去る6月17日、東京都において開催された全国市議会議長会において、大山正弘議員柴田好美議員秋葉新一議員森一弘議員中里芳之議員会長表彰を受けられました。まことにご同慶に堪えない次第であります。受賞者のご功績に対し敬意を表し、僭越ではありますが、私から表彰状を伝達いたします。 なお、同総会におきまして、昨年9月30日まで村山市議会議員として在職し、今年4月に山形県議会議員に当選されました能登淳一県議会議員が、議員在職15年以上の会長表彰を受けており、また、私、海老名幸司議員在職25年以上の会長特別表彰を受けておりますので、ご報告いたします。 ◎事務局長 それでは、表彰者のお名前を申し上げますので、演壇席のほうまでお願いいたします。 ○議長 表彰状、村山市、大山正弘殿。あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第91回定期総会に当たり、本会表彰規定により表彰いたします。平成27年6月17日、全国市議会議長会会長岡下勝彦、代読。どうもおめでとうございます。(拍手) 表彰状、村山市、柴田好美殿。在職15年であります。どうもおめでとうございます。(拍手) 表彰状、村山市、秋葉新一殿。同じく、在職15年であります。どうもおめでとうございます。(拍手) 表彰状、村山市、森一弘殿。同じく、在職15年でございます。どうもおめでとうございます。(拍手) 表彰状、村山市、中里芳之殿。同じく、在職15年でございます。どうもおめでとうございます。(拍手) 以上で表彰状の伝達を終わります。----------------------------------- △日程第4 諸般の報告 ○議長 日程第4、諸般の報告でありますが、この際、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。青柳事務局長。 ◎事務局長 最初に、市長からの報告事項として、地方自治法第180条第2項の規定による報第3号及び報第4号の損害賠償の和解の専決処分についての報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、本定例会に提出されました請願について、請願文書表としてお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 最後に、監査委員から定例監査の報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 以上で報告を終わります。----------------------------------- △日程第5 議第41号~日程第28 議第64号まで議案上程 ○議長 次に、議案の上程でありますが、この際、日程第5、議第41号から日程第28、議第64号までの議案24件を一括上程し、議題といたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ----------------------------------- △日程第29 上程議案の説明 ○議長 日程第29、上程議案の説明でありますが、市長から提案理由の説明を求めます。志布市長。   (志布隆夫市長 登壇) ◎市長 おはようございます。 提案理由の説明に先立ちまして、このたび全国市議会議長会から表彰を受けられました海老名議長初め議員の皆様には、これまでのご功績に敬意をあらわし、心からお祝いを申し上げます。まことにおめでとうございました。 続きまして、市の近況について申し上げます。 昨年5月から策定を進めてまいりました第5次村山市総合計画がまとまりました。先日、皆様に概要版をお示しいたしましたが、「次の世代に引き継ぐ魅力ある村山市を創る」を基本理念に、この計画の下、今後のまちづくりを進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いを申し上げます。 また、むらやま徳内まつりについては、にぎやかに開催することができました。実行委員会を初め、出演団体、ボランティア、そして多くの市民の皆様のご協力に深く感謝を申し上げます。 それでは、議案の提案理由についてご説明を申し上げます。 初めに、議第41号から議第48号までの8件は、平成26年度の一般会計及び特別会計決算について認定を求めるものであります。各会計を合計しまして、歳入総額が199億2,130万3,519円、歳出総額が189億9,275万9,504円、差し引き残額9億2,854万4,015円でありました。地方自治法の定めるところにより、監査委員の意見書を添えて提案をいたします。 議第49号は、平成26年度水道事業会計の決算につきまして認定を求めるものでございます。地方公営企業法の定めるところにより、監査委員の意見書を添えて提案をいたします。 次に、条例について申し上げます。 議第50号は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の施行に伴い、個人情報の保護に関し、所要の改正を行うものでございます。 議第51号は、市長等の給料の減額を引き続き行うため、提案するものでございます。 議第52号は、いわゆるマイナンバー法の施行に伴い、関係する手数料について所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第53号は、文化財保護法の一部改正に伴い、条例の引用条文の整理を行うものでございます。 次に、補正予算6件について申し上げます。 議第54号の一般会計補正予算は、放課後児童健全育成事業医療扶助費等国庫負担金の返還金、道路新設改良費などに1億5,368万8,000円を追加し、総額を120億4,055万8,000円とするものであります。 議第55号の国民健康保険事業特別会計は、療養給付費等負担金の精算に伴う返還金などにより1,305万3,000円を追加、議第56号の公共下水道事業特別会計は、管渠建設工事請負費などの下水道建設費に1,118万1,000円を追加、議第57号の農業集落排水事業特別会計は、処理施設機能強化のための測量設計等委託料など801万6,000円を追加、議第58号の介護保険事業特別会計は、介護給付費負担金の精算に伴う返還金など、554万5,000円を追加するものであります。 議第59号の水道事業会計は、資本的収入及び支出において、配水設備改良費580万円を追加し、支出総額を4億5,431万1,000円とするものであります。 議第60号は、事故の和解と損害賠償の額を決定するため提案するものであります。 議第61号は、保育所の指定管理者を指定するため提案するものであります。 議第62号は、市道路線の認定及び廃止を提案するものであります。 議第63号は、固定資産評価審査委員会の委員の選任について、大沼廣志委員が平成27年9月30日に任期が満了となりますので、再任するため提案するものであります。 議第64号は、人権擁護委員候補者の推薦について、五十鈴川元子委員が平成27年12月31日に任期が満了となりますので、その後任として高橋春實氏を法務大臣に推薦するため提案するものであります。 以上、概略を申し上げましたが、詳細につきましては、副市長及び会計管理者、関係課長から説明をいたさせますので、何とぞご審議の上、ご可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長 補足説明はありませんか。齋藤副市長。   (齋藤 隆副市長 登壇) ◎副市長 それでは、私のほうから条例と補正予算について補足説明させてもらいます。 まず最初に、条例のほうから説明申し上げます。 議案書10ページをお開きください。 議第50号 村山市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてであります。 行政手続における特定の個人を識別するための利用などに関する法律、いわゆるマイナンバー法の施行に伴い、本市条例においても、法律の趣旨に沿った内容とする必要があることから、所要の改正を行うものです。 内容については、マイナンバー法において、マイナンバーをその内容に含む個人情報特定個人情報としており、その特定個人情報の定義を追加し、利用の制限について規定するほか、特定個人情報については開示・訂正・利用停止などの請求に関して、任意の代理人が開示請求を行うことができるように定めるものです。 施行期日は、平成27年10月5日及びマイナンバー法附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日からとなります。 次に、13ページをお開きください。 議第51号 村山市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 平成25年9月より実施している市長などの給料の減額措置について、現在の特例措置では、平成27年9月10日まで効力を有しておりますが、市長の任期満了まで特例措置の延長を行うものです。 施行期日は、公布の日からとなります。 続きまして、14ページをお願いします。 議第52号 村山市手数料条例の一部を改正する条例についてであります。 マイナンバー法の施行に伴い、通知カード及び個人番号カードの再交付手数料を徴収するための改正であります。 内容は、個人番号をお知らせする通知カード及び本人確認のための身分証明書として利用できる個人番号カードについて、初回の交付手数料は無料となりますが、再交付について、通知カードにあっては500円、個人番号カードにあっては800円の手数料を徴収します。また、マイナンバー法において、個人番号カードの交付を規定することに伴い、住民基本台帳上の住民基本台帳カードに関する規定を削除するものです。 施行期日は、平成27年10月5日及び平成28年1月1日からとなります。 続きまして、16ページをお願いします。 議第53号 村山市文化財保護条例の一部を改正する条例についてであります。 文化財保護法の一部改正に伴い、条例中におきまして引用している文化財保護法の条ずれを整理するものでございます。 施行期日は、公布の日からとなります。 続きまして、補正予算は後にしまして、議案書17ページお願いします。 議第60号 和解及び損害賠償の額の決定についてであります。 内容は、平成26年5月22日午後1時頃、宮城県仙台市、勾当台公園で開催した仙山交流村山フェスティバルにおいて、会場中央に設置の展示用ホワイトボードが突風にあおられ、隣接する飲食用テントに倒れかかったため、当該テント内で休憩中であった仙台市在住の女性が右手でこれを受けとめた際に負傷し、治療を行っていたものです。 その負傷した相手方に対し、和解の条件として損害額220万2,850円を賠償し、今後、本件に関しては、双方とも一切異議、請求の申し立てをしないとするものであります。 続きまして、18ページをお願いします。 議第61号 村山市保育所指定管理者の指定についてであります。 村山市戸沢保育園の管理について公募を行い、審査の結果、社会福祉法人敬愛信の会を平成28年4月1日から5年間指定管理者とするものでございます。 続きまして、19ページ、議第62号 市道路線の認定及び廃止について。 内容は、19ページから21ページになります。県道樽石碁点線の整備に伴い、樽石長善寺線ほか2路線について、市道認定及び廃止を行うものであります。 次に、補正予算についてご説明申し上げます。 補正予算書をお開きください。 議第54号 平成27年度村山市一般会計補正予算についてであります。 1ページをお開きください。 歳入歳出それぞれ1億5,368万8,000円を追加し、総額120億4,055万8,000円とするものでございます。 補正の主なものについてご説明いたします。 最初に歳出のほうからご説明いたします。 14、15ページをお願いします。 2款1項1目一般管理費200万2,000円の減ですが、市長及び副市長の給料月額を引き続き今年9月から2年間減額することによる、給料などの補正などでございます。 2款1項5目財務管理費1,458万1,000円の増は、市の施設で使用していましたPCB、いわゆるポリ塩化ビフェニルを含む蛍光灯安定器につきまして、法律に基づき専門の処理施設で適正に処分するための処理業務委託料の補正と、村山駅西の市有地分筆業務委託料の補正でございます。 続きまして、16、17ページをお願いします。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費1,096万2,000円の増は、いわゆるマイナンバー法に規定する通知カードの送付や個人番号カードの発行について、関係機関に委託するための事務交付金を補正するものでございます。 18、19ページをお願いします。 3款1項1目社会福祉総務費3,644万9,000円の増は、過年度分の国庫負担金などの精算による返還金などでございます。 20、21ページをお願いします。 3款2項1目児童福祉総務費2,912万1,000円の増は、放課後児童クラブに対する委託料の基準単価の引き上げ及び利用児童数の増加により、委託料を増額するものでございます。 続きまして、24、25ページをお願いします。 一番下になります。 6款2項3目林道整備事業費337万1,000円の増は、27ページの上段になりますけれども、林道湯舟沢五十沢線につきまして、詳細設計と用地測量設計を行うため委託料を追加するものでございます。 26ページの中段になります。 8款2項3目道路新設改良費670万円の増は、市道駅西中央線の予備設計及び市道の新規改良に伴う測量設計業務委託料の追加などでございます。 8款2項6目除雪費755万7,000円の増は、市道6か所の消雪用操作盤や電気設備などを更新するための工事請負費の補正などでございます。 28、29ページをお願いします。 8款4項3目公園費119万9,000円の増は、東沢バラ公園にあります恋人の聖地につきまして、階段の解消による利便性の向上や、より周辺の景観に合わせた整備をするため、測量設計委託料を補正するものでございます。 30、31ページをお願いします。 10款1項2目事務局費29万7,000円の減は、教育長の給料月額を引き続き今年9月から2年間減額することによる給料の補正でございます。 10款2項1目小学校管理費731万9,000円の増は、33ページの上段になりますけれども、小学校給食事業になりますが、給食施設の修繕を行うための費用や、大久保小学校の屋外環境整備のための工事請負費を補正するものでございます。 34、35ページをお願いします。 10款5項1目保健体育総務費62万2,000円の増は、2020年東京オリンピックにおける海外からのキャンプ誘致のため、英語版パンフレットの作成業務委託料の補正及び市体育協会60周年記念事業の実施に対する補助金を補正するものでございます。 続きまして、歳入について申し上げます。 10、11ページをお願いします。 15款国庫支出金2,243万8,000円は、個人番号カード交付事業費補助金や地域子ども・子育て支援事業費補助金などになります。 16款県支出金1,177万2,000円は、地域子ども・子育て支援事業費補助金や民有林林道等整備事業費補助金などでございます。 20款繰越金5,839万8,000円は、前年度の繰越金になります。 続きまして、12、13ページをお願いします。 22款市債6,100万円は、道路新設改良事業債の減と、臨時財政特例債の増によるものでございます。 5ページをお願います。 債務負担行為の補正でございます。 楯岡小学校及び袖崎小学校の調理業務につきまして、平成28年度から平成30年度まで民間委託を行うための契約行為を今年度中に行うため、債務負担行為を補正するものでございます。 6ページ、地方債の補正でございます。 道路整備事業は、事業費の減額に伴う起債限度額の減額、臨時財政対策債は、今年度の発行額確定に伴う起債限度額の増額でございます。 次に、特別会計についてご説明します。 39ページをお願いします。 議第55号 平成27年度村山市国民健康保険事業特別会計補正予算でございます。 歳入歳出それぞれ1,305万3,000円を追加し、総額32億3,163万3,000円とするものでございます。 歳出につきましては、46、47ページをお願いします。 一番下、3款1項1目後期高齢者支援金69万円の増は、今年度の交付金が確定したことに伴う補正になります。 48、49ページお願いします。 この一番下になります。 6款1項1目介護納付金1,246万8,000円の減も、今年度の交付金が確定したことに伴う補正になります。 次、50、51ページをお願いします。 11款1項3目償還金2,507万3,000円の増は、平成26年度療養給付費等負担金などの精算による返還金でございます。 これに対する歳入につきましては、国庫支出金、県支出金と前年度の繰越金を充当します。 53ページをお願いします。 議第56号 平成27年度村山市公共下水道事業特別会計補正予算になります。 歳入歳出それぞれ1,118万1,000円を追加し、総額を11億1,792万9,000円とするものでございます。 歳出につきましては、62、63ページをお願いします。 1款1項2目下水道維持費397万3,000円の増は、マンホールのふたが路面より高く、除雪作業に支障ある箇所につきまして、周辺の舗装により高さを調整するための補正などでございます。 1款2項1目管渠建設費720万8,000円の増は、管路の長寿命化計画策定業務委託契約実績による減額、汚水管渠の整備のための工事請負費を補正するものでございます。 前に戻って、56ページをお願いします。 地方債の補正でございます。 管渠整備費の増額に伴う起債限度額の増額になります。 続きまして、65ページをお願いします。 議第57号 平成27年度村山市農業集落排水事業特別会計補正予算になります。 歳入歳出それぞれ801万6,000円を追加し、総額を8,368万円とするものでございます。 歳出につきましては、72、73ページをお願いします。 1款1項1目施設管理費801万6,000円の増は、処理施設機能強化のための詳細調査について県交付金対象となったため、測量設計業務委託料を増額するものでございます。 75ページをお願いします。 議第58号 平成27年度村山市介護保険事業特別会計補正予算になります。 歳入歳出それぞれ554万5,000円を追加し、総額を26億1,611万3,000円とするものでございます。 歳出につきましては、82、83ページをお願いします。 一番下になります。 6款1項2目償還金554万5,000円の増は、平成26年度の介護給付費に係る国の補助金などの精算による返還金となります。 これに対する歳入は、前年度繰越金になります。 以上、私のほうからの説明を終わらせていただきます。 ○議長 ほかに補足説明はありませんか。赤松会計管理者。   (赤松弘昭会計管理者 登壇) ◎会計管理者 議第41号から議第48号までの平成26年度村山市一般会計歳入歳出決算並びに特別会計歳入歳出決算について、補足説明を申し上げます。 決算書の1ページ、2ページをお開き願います。 決算の大要です。 表の一番下になります。 一般会計と特別会計の合計は、予算額201億423万4,000円で、歳入決算額は199億2,130万3,519円、前年度との比較では1,700万円の増となりました。 対しまして、歳出決算額は189億9,275万9,504円で、前年度と比較して6,700万円の増となりました。 これにより差し引き残額は9億2,854万4,015円で、前年度より5,000万円の減となりました。一般会計、特別会計とも黒字を計上してございます。 次に、各会計について申し上げます。 3ページ、4ページをお開き願います。 議第41号 村山市一般会計歳入歳出決算です。 歳入の主なものについて申し上げます。 1款市税の収入済額は25億2,652万6,512円で、前年比2,000万円の増となりました。これは、主に市民税や固定資産税の増収によるものです。 11款地方交付税の収入済額は47億2,640万5,000円で、前年比2,600万円の減となりました。 5ページ、6ページをお開き願います。 15款国庫支出金の収入済額は13億9,216万7,072円で、前年比9,400万円の増となりました。これは、主に臨時福祉給付金給付事業費補助金ほかによるものです。 7ページ、8ページをお開き願います。 22款市債の収入済額は14億190万円で、前年比1億4,500万円の減となりました。 歳入合計欄の収入済額は130億6,442万4,503円で、前年比5,600万円の増となりました。 不納欠損額は市税分で、収入未済額は市税のほか国庫支出金、県支出金などとなっております。 次に、9ページ、10ページをお開き願います。 一般会計の歳出の主なものについて申し上げます。 2款総務費の支出済額は17億5,587万5,499円で、前年比9,400万円の減となりました。これは、主に総務管理費の減によるものです。 3款民生費の支出済額は34億2,835万2,075円で、前年比1億5,800万円の増となりました。これは、主に社会福祉費の増によるものです。 8款土木費の支出済額は16億4,723万796円で、前年比7,900万円の増となりました。これは、主に道路橋梁費の除雪費などの増によるものです。 11、12ページをお開き願います。 歳出合計欄の支出済額は122億4,844万6,210円で、前年比7,800万円の増となりました。 また、翌年度繰越額は3億3,662万234円で、不用額は5億1,879万3,556円となりました。 その結果、表の下のとおり、歳入歳出差し引き残額は8億1,597万8,293円となり、うち3億6,500万円を財政調整基金に繰り入れするものでございます。 次に、13、14ページをお開き願います。 議第42号 国民健康保険事業特別会計について申し上げます。 収入済額の合計は前年比7,600万円の減で、28億4,226万765円です。 17、18ページをお開き願います。 支出済額の合計は前年比5,800万円の減で、27億7,756万9,156円です。歳入歳出差し引き残額は6,469万1,609円となりました。 次に、19、20ページをお開き願います。 議第43号 公共下水道事業特別会計です。 収入済額の合計は前年比2,200万円の増で、11億2,076万7,237円です。 21、22ページをお開き願います。 支出済額の合計は前年比2,600万円の増で、11億1,495万5,629円です。歳入歳出差し引き残額は581万1,608円となりました。 次に、23、24ページをお開き願います。 議第44号 財産区特別会計です。 収入済額の合計は前年比160万円の増で、288万5,300円です。 25、26ページをお開き願います。 支出済額の合計は前年比160万円の増で、265万6,544円です。歳入歳出差し引き残額は22万8,756円となりました。 次に、27、28ページをお開き願います。 議第45号 農業集落排水事業特別会計です。 収入済額の合計は前年比1億2,000万円の減で、1億9万9,866円です。 29、30ページをお開き願います。 歳出済額の合計は前年比1億1,900万円の減で、9,706万4,989円です。歳入歳出差し引き残額は303万4,877円となりました。 次に、31、32ページをお開き願います。 議第46号 土地区画整理事業特別会計です。 収入済額の合計は前年比10万円の減で、2,027万7,988円です。 33、34ページをお開き願います。 支出済額の合計は前年比30万円の増で、2,017万7,631円です。歳入歳出差し引き残額は10万357円となりました。 次に、35、36ページをお開き願います。 議第47号 介護保険事業特別会計です。 収入済額の合計は前年比1億4,200万円の増で、24億7,998万7,035円です。 37、38ページをお開き願います。 支出済額の合計は前年比1億4,000万円の増で、24億4,529万2,992円です。歳入歳出差し引き残額は3,469万4,043円となりました。 次に、39、40ページをお開き願います。 議第48号 後期高齢者医療事業特別会計です。 収入済額の合計は前年比120万円の減で、2億9,060万825円です。 41、42ページをお開き願います。 支出済額の合計は前年比300万円の減で、2億8,659万6,353円です。歳入歳出差し引き残額は400万4,472円となりました。 これ以降のページは、附属資料として、各会計の事項別明細書並びに実質収支に関する調書、財産に関する調書が記載されておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上が平成26年度歳入歳出決算の補足説明でございます。ご審議の上、認定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長 ほかに補足説明はありませんか。片桐水道課長。   (片桐智彦水道課長 登壇) ◎水道課長 水道事業関連の事案につきまして、補足説明を申し上げます。 議案書9ページ、議第49号 平成26年度村山市水道事業会計決算の認定についてでございます。 別冊の村山市水道事業会計決算書の2ページ及び3ページをお願いいたします。 平成26年度水道事業決算報告書でございます。 収入の第1款事業収益、決算額6億8,965万3,132円で、収入率は96.7%になりました。収入全体では、前年度より4,311万256円の増となり、率にしまして6.7%の増でございます。 第1項の事業収益につきましては、水道料金が主でございまして、前年度より823万8,911円の増でございます。 第2項の営業外収益は、前年度より3,487万1,345円の増となりました。これは、公営企業会計制度の改正により、補助金等の収入を収益化したことが主なものでございます。 第3項の特別利益はございません。 次に、支出でございますが、第1款事業費用、決算額6億5,445万1,460円で、執行率が98.2%でございます。 支出全体では、前年度より1,516万7,167円の増になってございます。 第1項の営業費用の主なものでございますが、人件費や山形県への受水費、施設の維持管理費などの経常的経費で、前年度より1,241万4,763円の増となりました。これは、受水費、修繕費、工事請負費が増となったためでございます。 第2項の営業外費用につきましては、企業債の支払い利息などで前年度より41万6,343円の減になりました。 第3項の特別損失352万8,849円でございますが、公営企業会計制度の改正に伴い、前年度賞与引当金相当額を計上したものが主なもので、ほかに水道料金で回収が見込めないものを計上しております。 予備費の支出はございません。 次に、4ページ、5ページをお願いいたします。 第1款資本的収入、決算額1億3,020万6,243円で、収入率は85.2%でございます。 内訳は、簡易水道統合整備事業にかかわる企業債及び補助金、駅西開発事業に係る配水管布設工事などの工事負担金でございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出、決算額2億4,897万633円で、執行率84.7%でございます。 その内訳は、簡易水道統合整備事業や駅西開発事業にかかわる配水管布設工事などの建設改良費及び企業債の償還金であります。 なお、計画的に進めております老朽管更新につきましては、楯岡の中央地内、笛田地内で整備を行っております。 資本的収入が支出に対して不足する額1億1,876万4,390円につきましては、欄外に記載の減災積立金や損益勘定留保資金などの財源で補填するという内容でございます。 次に、6ページをお願いいたします。 水道事業損益計算書でございます。 収益的収入及び支出で利益を計上することができました。これが下から7行目の経常利益で、2,868万3,494円でございます。これから、その下の特別損失を減じた額2,515万4,645円が当年度の純利益となります。これに、前年度の繰越利益剰余金と公営企業会計制度の改正に伴い、平成25年度以前の補助金等の長期前受金を収益化した分を加算しました額8億4,071万5,103円が当年度の未処分利益剰余金となります。 次に、9ページをお願いいたします。 剰余金の処分につきましては、公営企業会計制度の改正に伴い、減債積立金等に積み立ての義務が廃止されたため、そのまま繰越利益剰余金として次年度に繰り越すという内容でございます。 次に、10ページ、11ページ、貸借対照表をお願いいたします。 これは、財務状況を明らかにするため、資産、負債、資本の状況を示したものでございます。 この中で、公営企業会計制度の改正に伴い、資本の部にありました借入資本金や資本剰余金のほとんどが負債の部へ移行しております。 当年度の事業活動の結果、10ページの一番下の資産合計と、11ページ一番下の負債資本合計がそれぞれ69億5,761万4,437円となってございます。 13ページ以降につきましては、決算附属書類でございますので、後ほどごらんくださるようお願いいたします。 次に、補正予算書の説明を申し上げます。 補正予算書85ページをお願いいたします。 議第59号 平成27年度水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 87ページをお願いいたします。 補正予算実施計画明細書にてご説明申し上げます。 資本的支出の1款1項1目8節の委託料400万円の増額につきましては、駅西開発に伴い、送水管移設工事の設計業務に要するものでございます。 11節の補償金180万円につきましては、簡易水道統合整備事業に伴い新設します樽石配水池への送水ポンプ場建設予定地の電力線、電話線の移設に要するものでございます。 以上、ご審議の上、ご認定くださいますようお願いいたします。 ○議長 ただいまの議題のうち、決算については決算審査意見書が配付されております。 審査の結果について、代表監査委員から報告を求めます。佐藤代表監査委員。   (佐藤和男代表監査委員 登壇) ◎代表監査委員 それでは、私から平成26年度村山市一般会計特別会計決算及び水道事業会計決算の審査意見について申し上げます。 一般会計、特別会計の意見書の1ページをお開き願います。 審査の対象は、平成26年度村山市一般会計ほか7会計の歳入歳出決算であります。 審査の期間は、平成27年7月16日から8月17日まで、審査の方法は、平成26年度村山市一般会計、特別会計並びに資金の運用について、歳入歳出簿並びに関係簿冊と照合し、決算計数の確認、予算執行の適否について実施したところであります。 審査の結果でありますが、各会計の決算及び関係書類は、法令その他の規定に準拠して作成されており、適正なものであると認めたところであります。 決算審査の概要については、次の2ページから36ページに記載してありますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 37ページをお開き願います。 結びとして、決算の状況と意見を述べさせていただいております。 平成26年度は、市制施行60周年を迎えた年でありました。人でいえば還暦を迎えたところであります。誕生時より人口は減少し続け、いかに歯どめをかけるかが急務となっております。 平成26年度の決算額については、執行部より説明がなされておりますが、私からは審査した立場で申し上げたいと思います。 一般会計については、歳入が130億6,442万に対し、歳出が122億4,844万円で、歳入歳出差し引き8億1,600万円の黒字となったことを確認したところであります。 歳入については、昨年より5,600万ほど増加、うち繰入金、国庫補助金が増加し、市債が減少。 歳出は7,800万増加し、うち民生費、土木費、消防費が増加し、商工費、教育費が減少しております。 実質収支で7億2,900万の黒字となっておりますが、駅西開発等計画的な事業の推進と経費の節減に努めていただきたいと思います。 特別会計では、国保会計が歳入歳出約6,500万の黒字となっておりますが、国保税の収納率は年々低下しており、収入未済額は約2億2,000万となっております。事業化の健全のため、医療費の削減、引き続き未収金対策に努めていただきたいと思います。 下水道事業においても、さらなる水洗化率の向上の努力を期待するものであります。 介護保険会計では、事業費が今後ますます増加することが予想され、要介護とならないような予防事業の取り組みに重点を置き、適切な事業運営に継続できるよう努めていただきたいと思います。 当市の財政状況を見ると、財政力指数が0.342と依然弱く、経常収支比率も93.4%と高い状況にあり、硬直性が強い状況にあります。そのため市独自の事業がとりにくく、国・県の動向に左右されていると言えます。 また、消費税率のさらなる引き上げや社会保障費の充実など、今後も地方情勢の変化が予想されております。今年作成される村山市第5次総合計画の実施計画には、市民ニーズに対応した有効的な期待の持てる施策を打ち出していかれるよう要望いたします。 次に、水道事業会計決算についてであります。 水道決算意見書の1ページをお開き願います。 審査の期間は、平成27年6月4日から7月29日、審査の方法は記載のとおり、各決算書類が適正に表示しているか実施したところであります。 審査の結果、決算の計数も正確で、経営成績及び財政状態が適正に表示されていると認めたところであります。 分析の結果は、次の2ページから11ページに記載しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 12ページ、13ページをお開き願います。 結びとして、平成26年度の分析と意見を述べさせていただいております。 26年度の給水人口は320人ほど減少しております。年間配水量、年間有収水量も減少し、そんな中、漏水が主な無効・無収水量は昨年度より約18万立方減少し、震災前よりも回復しております。その結果、有収率は4.94ポイントアップし、85.8%と回復したことは大いに評価するものであります。今後も健全な事業運営に努めていただきたいと思います。 決算状況を見ると、事業収益は6億4,500万円となっておりますが、営業収益では640万減少し、会計制度見直しにより営業外収益で3,500万円増加したため、前年度より約2,800万円増加しております。 事業費用は6億2,000万円で、約500万円増加しており、これも主に会計制度見直しにより、特別損失と新たに賞与引当金相当額が計上されたためであります。 その結果、当年度は2,515万円の純利益となり、前年度繰越利益剰余金と未処分利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は約8億4,000万円となっております。 資本的収支では、整備計画に基づき実施され、簡易水道統合整備事業や老朽管の整備工事が行われております。 平成26年度から地方公営企業会計制度見直しにより、当年度未処分利益剰余金が大幅に伸びた結果になっておりますが、営業収益は減少しており、増加した利益剰余金については適切な取り扱いをお願いいたします。 給水人口は依然減少し、使用水量は今後も減ることが予想され、加えて営業未収金は増加する傾向にあります。今後もより一層のコスト削減や効率化等の管理を徹底し、市民への水道水安定供給に努力されるよう要望いたします。 以上が平成26年度各会計決算の審査意見であります。 ○議長 お諮りいたします。議題のうち議第41号から議第49号までの決算9件に対する質疑は、後ほど設置を予定しております決算特別委員会において行うこととし、この際省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。 よって、決算9件に対する質疑は省略することに決しました。----------------------------------- △日程第30 議第63号及び議第64号に対する質疑・表決 ○議長 日程第30、議第63号及び議第64号の人事案2件を議題といたします。 これより上程議案に対する質疑に入りますが、質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第63号及び議第64号の人事案2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第63号及び議第64号の人事案2件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより上程議案に対する採決を行います。 お諮りいたします。初めに、議第63号 固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の意見を求める件は、これに賛成することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第63号について、議会の意見はこれに同意することに決しました。 次に、議第64号 人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求める件は、これに同意することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第64号について、議会の意見はこれに同意することに決しました。----------------------------------- △日程第31 議第51号(条例案1件)に対する質疑・討論・表決 ○議長 日程第31、議第51号 村山市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 これより上程議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) この条例案は、提案理由にもありましたように、現在、市長の給料50%削減しておりまして、副市長は20%、教育長は10%削減しているわけですが、それを継続するための条例案ですけれども、市長にお尋ねをしたいと思います。 地方自治法の第204条第1項では、普通地方公共団体は普通公共団体の長、その他の職員に対し、給料及び旅費を支給しなければならないというふうにあります。一方、同法の204条第2項では、退職金などの諸手当については、普通地方公共団体は条例で前項の職員に対し退職金などの諸手当を支給することができるというふうに書いてあります。つまり、給料は支給しなければならない、退職金は支給することができるというふうなことなんですけれども、この違いを市長はどう認識なさっているかお尋ねをします。 ○議長 志布市長。 ◎市長 支給しなければならないというのは必ずであって、できるというのはしてもしなくてもいいという解釈だと思います。 ○議長 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) そのとおりだと私も思います。 それで、必ず支給しなければならないという給料。これは、私は当然その職務の内容や職責にふさわしい給料を支給しなければならないんだというふうに考えるわけですけれども、この点について、市長はどういうふうにお考えか。幾ら以上支給すれば、地方自治法のこの部分に抵触しないのか。1円でも支給すれば、法に抵触せず、支給したことになるというふうにお考えなのか。 また、50%も削減して、副市長よりも給料が下回るわけですけれども、副市長よりも下回る給料の額が果たして市長の給料としてふさわしいのか、お尋ねをいたしたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 これに関しましては、いろいろな周りの情勢とか、あと、今の村山市の流れを見て決めているわけでございますから、1円だからいいとかそういう考えはございません。そのときに応じて考えているつもりでございます。 ○議長 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 必ず支給しなければならない市長の給料、どういう額がふさわしいのかというふうにお聞きしたんですけれども、情勢に合わせてというふうにはおっしゃいましたけれども、明確な答えがないようであります。 市長は4年の任期を終えますと、何十年間も勤めてきた一般の職員の退職金を上回る退職金、大体2,500万円ぐらいだというふうに聞いていますけれども、それだけの退職金を手にすることになるわけです。退職金は、先ほど言いましたように支給することができる、つまり支給しないこともできるし、幾らでも削減することができるわけです。ですから、給料を副市長よりも下回るようにするよりも、給料の削減はせいぜい30%ぐらいにとどめて、あわせて退職金を返上する、あるいは削減する、このほうが法的な問題が生じないと思いますが、いかがお考えでしょうか。 しかも、給料の50%削減、これは市長の公約だったわけですけれども、それと同等あるいはそれ以上の財政上の効果も得られると思いますし、公約以上の効果が得られると思いますが、いかがお考えでしょうか。 最後になりますけれども、やはり地方自治法上問題のある市長給与の削減を含んだこの条例案は、私は否決すべきだと訴えまして、答弁を待ちながら質問を終わります。 ○議長 志布市長。 ◎市長 まだもらわないところまでいろいろ考えてくださいまして、ありがとうございます。もらえるかどうかは、そのときにならないとわからないわけでございまして、そういう計算もいいでしょうけれども、どうも「ねばならない」と「そうでもない」というのが解釈からいろいろありましたが、やっぱりこの法律がそういうふうにあっているわけですね。しなくてもしてもいいよと言うんだったら、それは文面上はそうでしょうけれども、全く地方自治体の給与体系、それをそのまま根底から返そうと思っているわけです。各市町村ばらばらでどうでもいい、こういう考えであれば、やっぱりいろいろ問題があるのではないか。賛成の議員の方もいます。そうでない方もいます。いろいろな意見の方がいます。やっぱり見方の違いがあるんではないか、こう思っています。 ○議長 ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長 これで、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第51号の条例案1件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第51号の条例案1件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議第51号の条例案1件について、起立により採決いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第51号 村山市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   (起立多数)(起立 13名) ○議長 起立多数であります。よって、議第51号は原案のとおり決しました。----------------------------------- △日程第32 議第50号、議第52号及び議第53号(条例案3件)に対する質疑 ○議長 次に、議第50号、議第52号及び議第53号の条例案3件を議題といたします。 日程第32、ただいま議題となっております条例案3件に対する質疑でありますが、常任委員会に付託して審査をお願いする予定でありますので、質疑は総括的なことについてお願いいたします。 質疑はありませんか。 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 議第50号、52号とも、マイナンバー制度の実施に伴う条例改正なわけですけれども、この通知カードについて、国のほうでは今、これまで10月には通知カードが全員に送られると、住民票を持っている方に送られるということなんですけれども、多くの企業では、大体この時期に源泉徴収票などの準備が進められると。あるいは、翌年度の扶養申告の準備など、その他さまざまな確認作業、こういったことが行われるので、10月中旬までには全ての市民、世帯にこの通知カードが配付されなければならないと思うんですけれども、これ果たして間に合うのかどうか、準備状況などについて、これは総務課でしょうか、市民生活課でしょうか、お尋ねします。 ○議長 細谷総務課長。 ◎総務課長 一応、市民課と協力しながら、今、事務作業、あと、市役所としてのシステムの改修などを進めておるわけなんですけれども、番号の通知そのものは10月から交付されるというふうに聞いておりますので、それが10月半ばまで全て行き渡るかどうかということは、ちょっと認識はしておりませんが、10月から確実に送付されるというふうに認識しております。 ○議長 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) さまざまな準備作業と重なりますので、遅れますと大変いろいろ支障が出て、混乱も生じるのではないかと思いますので、そういうことがないようにしていただきたいものだなというふうに思います。 このマイナンバー制度を導入している韓国、アメリカでは、大量の情報流出とか、あるいは不正使用が起きているわけです。そういったことから、この制度に対していろいろ問題点が指摘されている。そして、6月1日には、年金の個人情報125万人分が流出するというそういう問題が発生して、多くの方が不安に思っていると思うんですけれども、これ市長にお聞きしたいんですが、このマイナンバー制度、本当に安全・安心なのでしょうか。あるいはまた、情報管理への対策、これは万全なのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長 志布市長。 ◎市長 こういう新しいものは、やっぱり先を見通してやるものだと思っています。そういう意味では、進めるべき案件だと思っています。 また、安全かという、今、ご質問がありましたが、私は何でも100%安全というものはないと思っています。ですから、これはそういうことの前提に立って、常に先を見通してやっているつもりでございますが、情報流出なんかも起きるわけでございます。人間のやることでございますから、100%安全とは私は思っておりません。そういうふうにならないように、漏えいとかしないように、一生懸命私どものほうでも頑張ってまいりたいとこういうふうに思っています。 ○議長 11番 中里議員。 ◆(中里芳之議員) 最後になりますけれども、100%安全ということはないということなんですけれども、本当に今、いろいろ世論調査などでも、市民、国民、不安を抱いている人が多いのではないかなというふうに思います。 この制度、利用拡大がどんどん進めば、情報を得たいというふうに考えている側は、やっぱりこの制度をターゲットにして問題の影響が拡大していくんじゃないかなというふうに思います。 世論調査しますと、マイナンバー制度自体を知らないという人もかなりいますし、知っている人の中でも、やっぱりインターネットなどの投票を見ますと、8割が大きな不安を持っているというふうに考えているようであります。 こうした状況ですから、100%情報漏えいが起こらないというふうに言い切れるまで、あるいは、この制度に対する国民の理解が進んで、不安が減るまで、この制度の導入中止、これを国に対して求めるべきではないかというふうに思うわけですが、これを最後に市長にお伺いして、質問を終わります。 ○議長 志布市長。 ◎市長 これは、ある程度運用とかそういうふうに進んでいかないと、システムとしては進んでまいらないと思います。ですから、いつまでたっても完璧というものは、作ったほうは完璧と恐らく言うでしょう。だけれども、それに対抗して、どこからか漏えいするわけでございます。ですから、もちろん国も市も100%パーフェクトを目指して今からやるわけでございます。今言ったように、これを常に磨いていかないと先に進まないと思いますので、それができてからやるというのは、ちょっとどうかなというふうに思っています。 以上です。 ○議長 ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長 これで、質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第33 議案の委員会付託 ○議長 日程第33、議案の委員会付託でありますが、議第50号、議第52号及び議第53号の条例案3件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託し、議第54号から議第59号までの補正予算6件及び議第60号から議第62号までの議案3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第50号、議第52号及び議第53号の条例案3件については各常任委員会に付託し、議第54号から議第59号までの補正予算6件及び議第60号から議第62号までの議案3件については、委員会付託を省略することに決しました。----------------------------------- △日程第34 決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託 ○議長 日程第34、決算特別委員会の設置及び議案の委員会付託についてを議題といたします。 お諮りいたします。議第41号から議第49号までの決算9件については、慎重な審査を要しますので、議長及び議会選出監査委員を除く議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、審査することにいたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、決算9件については、決算特別委員会を設置し、審査することに決しました。 この際、決算特別委員会を開会し、委員長及び副委員長を互選の上、議長まで報告をお願いいたします。 この際、暫時休憩いたします。     午前11時17分 休憩     午前11時18分 再開 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま決算特別委員長及び副委員長の互選の結果について報告がありましたので、事務局長に氏名を朗読いたさせます。青柳事務局長。 ◎事務局長 決算特別委員会の正副委員長についてご報告をいたします。 委員長に鈴木健治議員。 副委員長に柴田好美議員。 以上であります。 ○議長 次に、委員会付託でありますが、議第41号から議第49号までの決算9件を決算特別委員会に付託いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長 ご異議なしと認めます。よって、決算9件は決算特別委員会に付託することに決しました。 △資料 △資料 ----------------------------------- △日程第35 請願の委員会付託 ○議長 日程第35、請願の委員会付託でありますが、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ○議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午前11時20分 散会...