△採決
○
佐藤猛議長 これより採決を行います。 初めに、日程第1、議第106
号酒田市部設置条例の一部改正についてから、日程第13、議第122号酒田市
松山スキー場及び眺海の
森外山ロッジの
指定管理者の指定についてまでの13件を一括採決いたします。 お諮りいたします。
総務常任委員会委員長の報告は、議第106号から議第109号まで及び議第114号から議第122号までの13件は
原案可決であります。
総務常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤猛議長 御異議なしと認めます。 よって、議第106号から議第109号まで及び議第114号から議第122号までの13件は、
総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第14号、議第110号酒田市
国民健康保険税条例の一部改正について及び日程第15、議第123
号地方独立行政法人山形県・酒田市
病院機構が達成すべき
業務運営に関する目標を定めることについての2件を一括採決いたします。 お諮りいたします。
民生常任委員会委員長の報告は、議第110号及び議第123号の2件は
原案可決であります。
民生常任委員会委員長の報告のとおり決すに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤猛議長 御異議なしと認めます。 よって、議第110号及び議第123号の2件は
民生常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第16、議第111号酒田市
道路占用料徴収条例の一部改正についてから日程第20、議第125号湯の
台温泉鳥海山荘、
八森温泉ゆりんこ、
鳥海高原家族旅行村及び
八森自然公園内体育施設の
指定管理者の指定についてまでの5件を一括採決いたします。 お諮りいたします。
建設経済常任委員会委員長の報告は、議第111号から議第113号まで並びに議第124号及び議第125号の5件は
原案可決であります。
建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤猛議長 御異議なしと認めます。 よって、議第111号から議第113号まで並びに議第124号及び議第125号の5件は
建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第21、議第103号令和5年度酒田市
一般会計補正予算(第8号)から日程第23、議第105号令和5年度酒田市
介護保険特別会計補正予算(第3号)までの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。
予算特別委員会委員長の報告は、議第103号から議第105号までの3件は
原案可決であります。
予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤猛議長 御異議なしと認めます。 よって、議第103号から議第105号までの3件は
予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△請願第4
号医療機関・
介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願
○
佐藤猛議長 日程第24、請願第4
号医療機関・
介護施設への支援の拡充と患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願を議題といたします。
民生常任委員会委員長から
常任委員会における審査の経過及び結果について報告を求めます。
-----------------------
△
民生常任委員会委員長報告
○
佐藤猛議長 民生常任委員会委員長、15番、
齋藤直議員。 (齋藤 直
民生常任委員会委員長 登壇)
◆
齋藤直民生常任委員会委員長 民生常任委員会に付託されました請願1件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、
会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 受理番号、請願第4号。件名、
医療機関・
介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願。
審査年月日、令和5年12月12日。審査の結果、不採択であります。 意見、政府は、コロナ禍を経て、看護師や介護職など社会基盤を支える労働者が、その役割に比して賃金水準が低いとの認識を示し、2022年2月から看護師・
介護職員などを対象とした「
看護職員等処遇改善事業補助金」「
介護職員処遇改善支援補助金」の交付を実施した。また、同年10月以降には、
診療報酬と
介護報酬の臨時改定を行い「
看護職員処遇改善評価料」「
介護職員等ベースアップ等支援加算」を新設した。 しかし、対象となる
医療機関・
介護施設、該当する職員が極めて限定的であるなど課題が解消されず、抜本的な
処遇改善には至らなかった。 さらに、昨年から続く物価高騰を受け、公定価格で運営している
医療機関・
介護施設は、様々な物品や光熱費などの値上げを価格転嫁できず、経営が圧迫され、労働者の賃上げなどに必要な財源の確保にも苦慮している状況である。 毎年のように発生する自然災害や新たな感染症などに備えるためにも
医療機関・
介護施設へのさらなる経済的支援と現場に従事する労働者の
処遇改善、併せて、患者・利用者負担の軽減策は喫緊の課題である。 ついては、
医療機関や介護現場で働くすべてのケア労働者の賃上げと人員配置増につながるよう
診療報酬と
介護報酬を抜本的に引き上げること、すべての
医療機関・
介護施設に行き渡るよう物価高騰支援策を拡充すること、社会保障に関わる国民負担は必要最小限とすることについて、国に意見書を提出されたいというものであるが、
診療報酬・
介護報酬の引き上げと利用者負担の軽減は相反するものであり、一緒の要望としてそぐわない、国の財源がない中で簡単に国で支援すべきとはいえない、国としても補正予算等によりしっかりとした財政支援を行なっている、請願者側が地域の代表としてまとまっていないなどの疑義が出され、起立採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定したしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
○
佐藤猛議長 これより
民生常任委員会委員長の報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤猛議長 ないようですので、質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△討論
○
佐藤猛議長 これより討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。
-----------------------
△
市原栄子議員討論
○
佐藤猛議長 19番、
市原栄子議員。 (19番
市原栄子議員 登壇)
◆19番(
市原栄子議員) それでは、請願第4
号医療機関・
介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願について、採択賛成の立場で討論をいたします。 請願では、政府がコロナ禍を経て看護師や介護職等社会基盤を支える労働者がその役割に比して賃金水準が低いとの認識を示し、2022年から看護師・
介護職員を対象とした
処遇改善支援補助金を実施し、また、
診療報酬と
介護報酬の臨時改定を行っているが、いずれも対象になる
医療機関・
介護施設や該当する職員が極めて限定的であるなどの課題が解消されず、抜本的な
処遇改善には至らなかったとしています。 実際に、本市の介護関連で働く方たちからも、補助金によって給料が増えていない、その実感がない、こうした声も出ています。そうした現場の声を酌み取り、請願にある毎年のように発生する自然災害や新たな感染症などに備えるためにも、
医療機関・
介護施設へのさらなる経済的援助と現場に従事する労働者の
処遇改善、併せて、患者・利用者負担の軽減策は喫緊の課題という願意は妥当であると考えます。また、この請願を採択し、意見書を上げることが、現在、政府が行っている看護・介護職の待遇改善のための検討が、より医療・介護現場で働く労働者への待遇・
処遇改善とつながり、現場の労働者に寄り添う抜本的改善につながるものと考え、請願の採択に賛成をするものであります。 以上、賛成討論といたします。
-----------------------
△
安藤浩夫議員討論
○
佐藤猛議長 次に、14番、
安藤浩夫議員。 (14番
安藤浩夫議員 登壇)
◆14番(
安藤浩夫議員) ただいま議題となっております請願第4
号医療機関・
介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願について、新政会を代表いたしまして、反対の立場から討論を行います。 令和2年からの新型コロナウイルス感染症が今年の5月8日に感染症法上の分類が2類から5類に引下げられ、季節性インフルエンザと同等となり、
医療機関・
介護施設においては、入院、外来、介護体制とも平常時に近い状況に戻りつつあります。一方では、新たな感染症に対しての備えや医師、看護師、
介護職員等の人手不足が逼迫している現状であり、日本医師会等から改善の要望が出ているものと理解しております。 令和3年3月定例会、令和5年3月定例会にも同様の請願が出されており、令和3年3月には採択され、意見書が提出されておりますが、今回また同じような請願が提出されたことは、単なる賃上げ・
処遇改善によって変わるものではなく、労働者側・経営者側の相互理解の下、よい医療体制の構築を一緒に考えることが肝要と思われます。 また、令和3年3月、令和5年3月に署名されていた日本海総合病院、山形県・酒田市
病院機構、本間病院、酒田健康生協病院の各労働組合が署名されておらず、請願者側の足並みがそろっていないものと推察されます。
医療機関では、令和4年に看護職員の賃金引上げを行ったほか、給料引上げの
処遇改善として、
診療報酬に
看護職員処遇改善評価料を加えました。また、新型コロナウイルス感染症対策等の補助金や診療単価の増額により増益が見込まれ、職員の
処遇改善や賃金引上げが予想されます。また、光熱費物価高騰支援策としては、国による補正予算が成立し対処されております。 今回の請願は、
診療報酬・
介護報酬を抜本的に引き上げることを求めるとともに、社会保障に関わる国民負担は最小限とすることを求めるなど、相反することを一方的に求めているものと思われます。 来年4月に行われる
診療報酬改定は、医療・介護・障害福祉サービスのトリプル改定となることから、医療・介護のDXの推進、医師の働き方改革、地域医療構想など、様々な観点から議論されているところであり、冷静にその推移を見守るべきと考えます。 よって、現状の段階で意見書を提出すべきでないと判断することから、請願第4号については反対するものであります。 以上、反対討論といたします。
○
佐藤猛議長 以上で通告による討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
佐藤猛議長 これより採決を行います。 請願第4
号医療機関・
介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 請願第4号は、
民生常任委員会委員長の報告は不採択であります。 請願第4
号医療機関・
介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し
診療報酬・
介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出についての請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
佐藤猛議長 起立少数であります。 よって、請願第4号は不採択と決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△散会
○
佐藤猛議長 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は12月18日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。 午前10時43分 散会...