酒田市議会 > 2022-12-06 >
12月06日-02号

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  1. 酒田市議会 2022-12-06
    12月06日-02号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年 12月 定例会(第7回)令和4年12月6日(火曜日)午前10時0分開議       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      高橋千代夫議長        田中 斉副議長出席議員(25名) 1番   大壁洋平議員    2番   市村浩一議員 3番   佐藤 弘議員    4番   遠田敏子議員 5番   伊藤欣哉議員    6番   佐藤喜紀議員 7番   富樫幸宏議員    8番   武田恵子議員 9番   後藤 泉議員   10番   齋藤美昭議員11番   後藤 啓議員   12番   冨樫 覚議員13番   池田博夫議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   16番   齋藤 直議員17番   斎藤 周議員   18番   市原栄子議員19番   江口暢子議員   20番   田中 斉議員21番   田中 廣議員   22番   後藤 仁議員23番   進藤 晃議員   24番   佐藤 猛議員25番   高橋千代夫議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  前田茂男   総務部長那須欣男   総務部危機管理監   中村慶輔   企画部長本間義紀   企画部デジタル変革調整監                  佐々木好信  地域創生部長大谷謙治   市民部長       白畑真由美  健康福祉部長松田俊一   健康福祉部地域医療調整監                  中村良一   建設部長久保賢太郎  農林水産部長     斎藤 徹   会計管理者出納課長鈴木和仁   教育長        池田里枝   教育次長佐藤 元   教育次長       丸藤幸夫   上下水道部長大石 薫   監査委員       五十嵐直太郎 農業委員会会長高橋清貴   選挙管理委員会委員長 齋藤 司   総務課長池田勝稔   人事課長       小田雅之   健康課長大谷喜恵   健康課健康主幹       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者菅原正成   事務局長       齋藤浩二   事務局長補佐遠田夕美   庶務主査兼庶務係長  和田 篤   議事調査係長薄木太一   議事調査係調整主任  鈴木輝正   議事調査係調整主任小池多栄   議事調査係主任    水島由芽   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第2号 令和4年12月6日(火)午前10時開議第1.報第16号 専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)第2.報第17号 専決事項の報告について(令和4年度酒田市一般会計補正予算(第7号))第3.議第79号 令和4年度酒田市一般会計補正予算(第8号)第4.議第80号 令和4年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第5.議第81号 令和4年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)第6.議第82号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第7.議第83号 酒田市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について第8.議第84号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第9.議第85号 酒田市都市計画税条例の一部改正について第10.議第86号 酒田市手数料条例の一部改正について第11.議第87号 酒田市総合計画後期計画の策定について第12.議第88号 酒田市体育館、酒田市国体記念体育館及び酒田市飯森山多目的グラウンド指定管理者の指定について第13.議第89号 酒田市とびしまマリンプラザ指定管理者の指定について第14.議第90号 琢成学区学童保育所ほか15学童保育所指定管理者の指定について第15.議第91号 酒田市観光物産館指定管理者の指定に関する議決の一部変更について第16.議第92号 酒田市山王くらぶ指定管理者の指定について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○高橋千代夫議長 おはようございます。 再開いたします。 本日は全員出席であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日は、配付いたしております、議事日程第2号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報第16号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)外15件 ○高橋千代夫議長 日程第1、報第16号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)から、日程第16、議第92号酒田市山王くらぶ指定管理者の指定についてまでの議案16件を一括議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案に対する代表質疑 ○高橋千代夫議長 これより質疑を行います。 通告がありますので、発言を許します。 ----------------------- △斎藤周議員質疑高橋千代夫議長 17番、斎藤周議員。 (17番 斎藤 周議員 登壇) ◆17番(斎藤周議員) おはようございます。 日本共産党市議団を代表して、質疑を行います。 最初に、議第79号について伺います。 今回の補正予算の特徴は、原油高騰に伴う燃料費と電気料金の値上げによる光熱水費の増額で約1億3,000万円と、補正の約6割になっていることであります。 総務省が11月18日に発表した10月の全国消費者物価指数は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が103.4%と、前年同月比3.6%上昇したとし、その要因の一つに、資源・原材料価格の高騰に円安が重なり、上昇は14か月連続としています。残念なことに、この1億3,000万円に臨時交付金を充てることができないということであります。 今回の補正要因は、酒田市だけの問題ではなく全国的な問題であり、酒田市だけでなく全国の自治体がまとまって、政府に自治体財政の実態を訴えていく必要があるのではと思います。 そこで、全国市長会等の動向について伺っておきます。 今回の補正の2つ目の特徴は、新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチン接種のための費用であります。 アメリカでは、既に集団免疫を獲得したことから、ソーシャルディスタンスはやめているとの報道がありました。また、専門家によると、世界各国のデータを見れば、感染も死亡もワクチン未接種者が多く、接種回数を経るごとに大きく減っているとしています。それだけに、改めて手の消毒、マスクの着用と併せて、ワクチンを早急に多くの市民が接種することが、新型コロナウイルスへの感染を防ぐために必要であります。 今回の接種の対象は、生後6か月から4歳の1、2、3回目と、5歳から11歳の3回目であります。11月24日に民生常任委員会に報告されたワクチン接種率報告を拝見いたしますと、圧倒的に10代と10代未満の割合が低くなっております。現在の感染状況は、ここの年代で多くなっており、その下で家庭内感染したのではないかと思われる状況となっていることから、この年代の接種率をいかに上げていくかではと思います。 そこで、10代と10代未満の接種率を上げるための啓発をどう考えているのか。私は、学校の先生から、児童生徒に対してワクチンのお話をしていくことが大事なのかなと思いますが、この年代についての啓発について伺います。 2点目は、私も先月5回目の接種を平田の農村環境改善センターで行ってきました。そこで感じたことは、手の消毒をし、熱を測ってから、椅子に座って受付を待つわけですが、この日は、通常の数字の書いてある椅子では足りずに、補助椅子に何人か座っていたのでありました。こんな状況はこれまであったかなと思いました。また、ある市民からは、予約するのが少し遅れたら、来年の1月まで枠がないと言われたとのこと。 現在、第8波に入っており、この冬はインフルエンザとの同時流行が危惧されていることから、接種を希望する市民がこれまで以上に多くなったのかなと思っておりますが、現在までの接種状況について伺っておきます。 次に、議第84号について伺います。 今回の定年年齢を段階的に65歳まで引き上げることに対して、職員組合から問題点や危惧する声が出なかったのかどうか。あったとすれば、差し支えない範囲で結構ですので伺っておきます。 次に、議第87号について伺います。 総合計画を策定する際は、審議会やワークショップを開催するなど、これまでの計画策定時には参画しなかった多くの市民から参画していただきました。 そこで、今回の後期計画を策定するに当たって、今定例会に提案するまでの間、どのような経緯だったのか伺っておきます。 また、審議会、パブリックコメントによる市民の声、議会等からの意見はどの程度反映されたのか伺っておきます。 最後に、議第88号、議第89号、議第90号、議第92号の指定管理者の指定について伺います。 1点目は、議第88号については、当初、体育施設を利用する団体はほとんど減免となっていることから、利益を上げられるのかという危惧の声がありましたが、今回、前回より全体として得点が高くなった要因は何か伺います。 2点目は、議第89号については、今回初めて指定を受けるために選定を受けたわけですが、法令遵守等の項目が、ほかの項目よりも得点割合が低い要因は何か伺います。 3点目は、議第90号については、前回は、受託する指定期間を統一するために1年間の指定期間でした。こうした下でも、法令遵守等得点割合が前回よりも3.2%改善した要因は何かと、それでもほかの項目よりも得点割合が低い要因は何か伺います。 4点目は、議第92号については、前回よりも法令遵守等得点割合が12%後退した要因は何か伺います。 5点目は、平成30年以降の私の手持ち資料では、指定管理者を指定するための選定の評価項目の中で、法令遵守等得点割合が、時々ほかの項目よりも低いとき、あるいは極端に低いとき、または、6割台と低いときがあります。私は、法令遵守を旨とする行政が管理をお願いする団体は、常に法令遵守、この項目は常に高い水準であるべきではないかと思うことから、所見を伺いまして、1回目の質問を終わります。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 斎藤周議員から代表質疑を賜りました。 私からは、大項目で言いますと、1番、2番、3番、議第79号、議第84号、議第87号の御質問に対して御答弁を申し上げたいと思います。 まず最初に、議第79号令和4年度酒田市一般会計補正予算(第8号)についての御質問で、2項目ございました。 まず原油高騰に伴う燃料費等の値上げに対する全国市長会等の動向はというお話でございました。 全国市長会の今年度に入ってからの動向としては、次のとおりでございます。 まず、4月20日に、政府の総合緊急対策の策定に対して、原油価格物価高騰等総合緊急対策に関する緊急提言を政府、与党に提出をしております。また、6月1日の全国市長会議通常総会におきまして、重要課題6件の決議を決定しておりまして、その中の、ポストコロナを見据えた地域経済・雇用対策の充実に関する決議におきまして、前出の原油価格物価高騰等総合緊急対策の確実な実施を明記をしているところでございます。 加えまして、政府において、10月28日に、物価高克服経済再生実現のための総合経済対策を閣議決定したことを受けまして、10月31日に、都市自治体と密接に連携し、今回の総合経済対策が迅速にその効果が発揮されるよう期待するという全国市長会会長コメントを発表をしているところでございます。 さらに、11月17日でございますが、全国市長会理事評議員合同会議が開催をされまして、令和5年度国の施策及び予算に関する重点提言というものを決定しております。その中の地域経済再生の実現に関する重点提言におきまして、エネルギー価格の急激な上昇により影響を受けた生活者や事業者への激変緩和措置の速やかな実施などを提言をしているところでございます。また、同じ日に、物価高騰下における地域経済対策の充実に関する決議を決定をしたところでございます。 その会議終了後には、政府、与党に対して決議の実現について要請を行うとともに、関係府省庁幹部に対しまして、所管の重点提言等の実現について要請を行っております。 このように、全国の市長が一丸となって地域の実情を国に訴えるとともに、地域経済再生の実現や物価高騰下における地域経済対策の充実に向けた要請を行っている状況でございます。 なお、市長会等という話もございましたが、全国町村会におきましては、同じく11月17日に、原油価格物価高騰対策等を強力に推進し、地域経済の再生を図ることを決議するとともに、新型コロナウイルス感染症対策の充実強化と地域経済の再生に関する特別決議を決定するなど、全国市長会と同様に、地域の実情を国に強く訴えているところでございます。 次に、2番目の質問で、新型コロナウイルスワクチン接種対策事業についてということでございましたが、10代と10代未満の接種率を上げるための啓発をどのように考えているのかということでございました。 改めて御説明申し上げますが、本市の5歳以上の3回目の接種率は、11月30日現在で、5歳から11歳が17.2%、それから12歳から19歳までが54.7%となっておりまして、直近の年代である20代の62.9%、それから30代の61.2%など、ほかの年代の接種率と比較しますと低くなっている現状でございます。 子供や若い方であっても、新型コロナウイルス感染後に重症化することや後遺症が残ることが報告されているため、ワクチン接種も含めた感染対策は大変重要であると捉えております。 本市では、生後6か月以上の対象者全員に接種券を順次送付をして、同封したリーフレットを通して、コロナワクチンの効果や安全性について、それから、接種方法などの理解促進に努めております。対象者全員に接種券を発送しているということもございまして、特に学校の先生方から啓発という形、そのような対応は取っていないところでございます。 引き続き、市の広報、それからホームページ市公式LINEを活用しながら、接種機会の情報や有効性などを発信することによりまして、周知と啓発を図っていく所存でございます。 次に、昨今の接種状況についてどのように分析しているかということですが、現在実施しておりますオミクロン株対応ワクチンの接種は、初回、これ1回目と2回目の初回接種ですが、この初回接種を完了した12歳以上を対象とし、9月24日から開始をしているところでございます。10月の対象者は、その多くが60歳未満だったことなどから、約5,900人の接種にとどまっております。10月21日から接種間隔が3か月に短縮されたことによりまして、対象者に60歳以上の4回目接種者が加わったことや新規感染者数が増加傾向となったことから、11月は約1万8,000人が接種をしており、12月は約1万5,000人が接種すると見込んでおります。 全人口を対象とした本市のオミクロン株対応ワクチンの接種率は、11月30日現在、25.0%で、県を2.3ポイント、全国を6.4ポイント上回っております。先週、11月24日時点から6.7%伸びておりまして、1週間で約6,600人の方が接種をしております。これは、9月24日から接種を開始してから、1週間ごとの伸び率では最も高くなっております。 このことは、厚生労働省が推奨するように、できるだけ年内に接種していただくため、接種券を10月末に前倒しして送付するとともに、市広報、ホームページ市公式LINEを活用しながら周知と啓発に努めた結果、接種が比較的順調に進んでいると捉えております。 現在の予約者数はピーク時より少なくなっておりますが、引き続き接種を希望される方が接種できるよう、1月以降も個別接種に加え、集団接種を実施していく所存でございます。 新型コロナウイルス感染症季節性インフルエンザの同時流行が懸念される状況であっても、地域の医療提供体制を維持継続するために、酒田地区医師会十全堂、日本海総合病院酒田地区歯科医師会酒田地区薬剤師会の方々から多大な御尽力をいただいておりますことを感謝申し上げますとともに、引き続き緊密に連携を図りながら接種を推進していきたいと考えております。 次に、大項目の2番目、議第84号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてに関して、職員組合から問題点や危惧する声はなかったのかという御質問でございました。 職員団体との意見交換の中では、条例改正に係るものは、国家公務員や他の地方公務員と同様の内容であり、条例事項についての問題点や制度を危惧することはございませんでした。 他方、職員団体からは、「職員への説明の時期はいつか」、「2年に1回しか定年退職者が出ないことによる職員採用の在り方はどうするのか」などの運用面での質問があったところでございます。 今回の条例改正は、令和3年の地方公務員法の改正に伴うものでありまして、定年が引き上げられるということについては、一定程度認知されているものと認識をしております。 今回の条例改正後には、令和5年度に60歳に達する職員に対して、制度の説明及び60歳以降の働き方の意向確認をするとともに、それ以外の職員に対しても丁寧な説明と対応をしていきたいと考えております。 職員の新規採用に関しては、採用機会の平等性の確保のため、一定の新規採用職員は継続的に確保する必要があると考えております。 その他の運用面についての課題につきましては、今後、職員団体等の意見も伺いつつ、効率的・効果的な行政運営の推進に資するよう進めてまいりたいと考えております。 次に、大項目の3番目、議第87号酒田市総合計画後期計画の策定について御質問をいただきました。 まず最初に、1番目として、今定例会に提案するまでどのような経緯だったのかというお尋ねでございましたが、令和3年8月26日の第1回酒田市総合計画審議会において、酒田市総合計画後期計画の策定について私から諮問をさせていただき、令和4年11月18日の第4回総合計画審議会において、酒田市総合計画後期計画について酒田市総合計画審議会の会長から答申を受け、今定例会に提案をしたところでございます。 総合計画審議会については、全体会を4回、それから、ひとづくりまちづくり部会を5回、産業交流部会を5回、行財政部会を6回、計20回開催をしております。 部会については、ワークショップ形式での意見交換を行ったこともあり、審議会の委員の皆様からは、意見を言いやすかったという評価を得たところでございました。 また、審議会の委員については、女性の占める割合が48%でございました。前回は32%であったことから比較しますと、女性の占める割合が非常に高まったということ。それから、40代以下の占める割合が、今回の審議会は44%でございました。前回は16%でございましたので、前回、5年前に課題としていた、女性や30代、40代の若い世代の意見を前回以上に聞くことができたと考えております。 昨年、令和3年11月には、2,500人を対象とした市民アンケート調査を実施し、都市環境の満足度や前期計画の政策の重要度などの設問、全19項目において、1,095人の皆さんから回答を得たところでございました。回答率は43.8%でございました。 パブリックコメントについては、令和4年2月に後期計画政策課題集について、それから、令和4年10月に総合計画後期計画(案)について、それぞれパブリックコメントを実施をしたところでございます。 特に、総合計画後期計画(案)については、直前の市の広報紙「私の街さかた」、10月1日号でございますが、そこに特集記事を組みまして、その概要を掲載した上でのパブリックコメントだったこともあって、前回、5年前よりは多い、7名の方から意見を頂戴をいたしました。ちなみに、前回は2名の方でございました。パブリックコメントにつきましては、前回よりも多くの意見を頂戴をしたところでございます。 それから、実は総合計画に絡んで出前講座も行っておりまして、「みんなの総合計画」と題する出前講座を行ったところでございますが、今回コロナ禍ということもあって、やむを得ず中止となったところもございましたが、琢成小学校の6年生、酒田光陵高等学校の1年生、田沢コミュニティ振興会酒田湊ロータリークラブ等企業経営者団体を対象として、総合計画の概要を説明した上での意見交換を計4回、参加者数としては282名の方より参加をいただいたところでございます。 また、女性が主力の企業ですとか、東北公益文科大学の学生を対象としたワークショップ形式グループミーティングも2回ほど実施をし、これには23名の方から参加をいただくなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止に細心の注意を払いながら、可能な限りきめ細かな、かつ丁寧な市民意見の聴取に努めたところでございます。 市議会における協議につきましては、全員協議会を令和4年9月28日に開催をし、総合計画後期計画案に対する常任委員会及び会派等の意見の反映状況について説明をしたところでございました。 2番目の質問として、審議会、パブリックコメントによる市民の声、議会等の意見に対して、そういった意見はどの程度反映されたのかというお尋ねでございました。 総合計画審議会での意見、パブリックコメントの意見、市議会の意見につきましては、それぞれ総合計画後期計画に十分に反映できたと考えております。 具体的には、総合計画審議会の意見については約95%、これは、全項目と言いますと135項目あったんですが、反映、反映済み、一部反映については128項目でございましたので、約95%を反映したと考えております。それから、市議会の意見につきましては約92%、これは、全71項目のうち65項目について反映、反映済み、一部反映と考えておりまして、そういう意味で約92%の反映。それから、パブリックコメントの意見につきましては100%。それぞれ総合計画後期計画に反映をしたところでございます。 総合計画審議会の意見で総合計画後期計画に反映しなかった事例といたしましては、その成果目標の中にサンロクによるマッチング支援件数という項目があって、これは5年間で500件という数値を上げているわけでございますが、サンロク以外の支援機関の数もカウントできないか検討してほしいという意見をいただいたところでございました。 これにつきましては、多くの支援機関があって、重複する案件を除外して実際の件数を把握することが非常に困難であるということで説明をし、審議会として了解をいただいたところでございましたし、市議会の意見の中で総合計画後期計画に反映できなかった事例として申し上げますと、今後の方向性として、学校給食の無償化の検討を位置づけしてもらいたいという意見をいただいたところでございましたが、市が単独で実施する場合、約4億円の支出が必要となるために、現時点では学校給食の無償化の検討を位置づけないものの、酒田市重要事業要望として、引き続き国に対して小中学校の給食費に対する財政措置を要望していくということで説明をし、反映をしていないというところでございます。 以上が大項目3件についての私の答弁でございます。4番目の大項目については、副市長から御答弁申し上げます。 (矢口明子副市長 登壇) ◎矢口明子副市長 私のほうから、大きい4番、指定管理者の指定についてお答えいたします。 まず、(1)議第88号について、前回よりも全体として得点が高くなった要因は何かということですが、前回は平成29年でしたが、そして、今回とでは指定管理候補者選定のための選定基準が異なるため、まず単純な比較はできないところでございますが、その上で、大項目の3、事業計画に沿った管理を安定的に行う体制と能力を有していること、その中の中項目の(5)施設運営に対する意欲等で、この団体は高い評価を得ております。これは、今までの4年間の実績、それからヒアリングを通して、自主事業や障がい者スポーツの受入れについての提案が高く評価されたということでございます。 なお、減免額の多い少ないは、評価には影響しないようにしてあります。 (2)議第89号について、法令遵守等の項目が他の項目よりも得点の割合が低い要因は何かですけれども、この施設は、今回初めて募集いたしましたが、大項目の4、法令遵守と安全管理の確保等が図られること、この中の中項目の(2)個人情報の保護等で、規定の整備が今後行うということでしたので低い評価となり、ほかの項目に比べ得点割合が低くなったものでございます。 ただし、ヒアリングの際に、今後詳細なものを整備していくということが確認できましたので、指定管理が始まるまでには必要な体制が整うと考えております。 (3)議第90号について、①1年間の指定期間の下で法令遵守等得点割合が前回よりも改善した要因は何かということでございますが、大項目の4、法令遵守と安全管理の確保等が図られること、この項目の委員全員の合計点において、中項目(3)危機管理の取組が3点、そして、(5)地域連携と地域貢献が2点、向上しております。その要因として、新型コロナウイルス感染症拡大の時期にあっても、研修を行うなどしながら感染予防対策の充実が図られていたこと。それから、地域連携として取り組んでいる会報の発行を再開し、小児向けワクチン接種等に関する記事なども記載するなど、状況に応じた学童保育所からの情報発信に努めていたことが考えられます。加えて、会計事務を税理士事務所に委託したことにより、体制の充実を図ったことを高く評価した委員がおりました。 ②それでもほかの項目より得点割合が低い要因は何かということですが、今の大項目のうち、今度は別の中項目ですが、中項目の(2)個人情報の保護、それから、(4)環境への配慮については、個人情報保護規程の策定や省エネルギー行動、再生資源の活用など基本的な取組は実施しているものの、際立った取組がないことから、ほかの項目と比較して得点割合が低くなったと考えられます。 (4)議第92号について、前回よりも法令遵守等得点割合が後退した要因は何かということですが、指定管理者申請書においては、前回とおおむね同様の記載内容で法令遵守等に取り組まれておりますが、個別具体的な提案がなかったということで低い評価をした委員がいたことが要因でございました。 (5)法令遵守等を旨とする行政が指定管理をお願いする団体は、その項目の点数が常に高い水準であるべきではないかという御質問でしたが、法令遵守等についての評価は、高い数値であることがもちろん理想的でございます。また、指定管理開始後、指定管理者との連絡会議、これは年2回以上実施しておりますけれども、それや、事業報告書の提出の際などに指導、監督を行い、適切な管理運営に努めているところでございます。 一方で、指定管理者制度は、民間の自由な発想を生かして運営をお願いするものでありますので、法令遵守の項目を適切に評価した上で、ほかの項目についても評価していくものだと考えております。 私からは以上です。 ◆17番(斎藤周議員) 答弁いただきました。 時間がないので、委員会で質問できるところは委員会で質問しますけれども、1つだけ。 指定管理者の指定について、しつこく法令遵守等について聞いたのは、先ほど1回目のときに質問したとおり、やはり行政というのは法律を遵守すると。その行政が委託しているところの団体が法令遵守をしていないというのがいかがなものかという、ちょっとずっと思いがあったので。何でときどきほかの項目よりもここのところが低いのかな、極端に低いのかなと、こういう思いがあったものですから、今回、結構指定管理者の指定についての項目があったので質問したんですけれども。 それで、今、副市長のほうから、地域連携のところで2点改善があったので前回よりも高くなったということがあったんですけれども、私、いつもこう見ているんですけれども、この4の法令遵守と安全管理の確保等が図られることに、法令遵守と個人情報の保護と危機管理の取組と環境への配慮、地域連携と地域貢献が入って、だから、この法令遵守と環境への配慮とか、地域連携と地域貢献というのは、分けて評価をしたほうがいいのかなと。法令遵守のところが仮に点数が高くても、法令遵守は低いんだけれども地域連携と地域貢献が高ければ、この項目が得点割合が高いとなっちゃうんで。今後、評価項目のところでは、やはり法令遵守の徹底、個人情報の保護、危機管理の取組と、(4)、(5)を別に評価をしたほうがいいのかなと思っているもんですから、改めてこの辺は今後の課題としていただければなと思います。これは意見としてさせていただきます。 以上で終わります。 ○高橋千代夫議長 以上で通告による質疑は終了いたしました。 これをもって質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議会への報告 ○高橋千代夫議長 ただいま議題になっております日程第1、報第16号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく議会への報告でありますので、御了承願います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~常任委員会議案付託 ○高橋千代夫議長 日程第6、議第82号デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第16、議第92号酒田市山王くらぶ指定管理者の指定についてまでの議案11件は、会議規則第37条第1項の規定により、配付の議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △予算特別委員会設置・議案付託 ○高橋千代夫議長 お諮りいたします。 ただいま上程中の日程第2、報第17号専決事項の報告について(令和4年度酒田市一般会計補正予算(第7号))から、日程第5、議第81号令和4年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)までの議案4件は、議長を除く24名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    高橋千代夫議長 御異議なしと認めます。 よって、報第17号並びに議第79号から議第81号までの議案4件は、議長を除く24名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を願うことに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △予算特別委員会委員の選任 ○高橋千代夫議長 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く24名の議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○高橋千代夫議長 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は12月12日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。   午前10時39分 散会...