酒田市議会 > 2020-03-12 >
03月12日-04号

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  1. 酒田市議会 2020-03-12
    03月12日-04号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 2年  3月 定例会(第1回)令和2年3月12日(木曜日)午前10時0分開議       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      小松原 俊議長        斎藤 周副議長出席議員(28名) 1番   市原栄子議員    2番   佐藤 弘議員 3番   阿部秀徳議員    4番   齋藤美昭議員 5番   齋藤 直議員    6番   池田博夫議員 7番   冨樫 覚議員    8番   五十嵐英治議員 9番   斎藤 周議員   10番   江口暢子議員11番   武田恵子議員   12番   進藤 晃議員13番   佐藤喜紀議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   16番   佐藤伸二議員17番   田中 斉議員   18番   高橋正和議員19番   小松原 俊議員  20番   関井美喜男議員21番   後藤 泉議員   22番   佐藤 猛議員23番   堀 豊明議員   24番   高橋千代夫議員25番   富樫幸宏議員   26番   後藤 仁議員27番   本多 茂議員   28番   田中 廣議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  田中愛久   総務部長梅木和広   危機管理監      阿部 勉   企画部長大沼康浩   地域創生部長     佐々木好信  交流推進調整監桐澤 聡   市民部長       菊池裕基   健康福祉部長白畑真由美  子ども・家庭支援調整監                  伊藤 優   建設部長五十嵐 武  建設部技監兼上下水道部技監                  竹越攻征   農林水産部長熊谷 智   会計管理者出納課長 村上幸太郎  教育長本間優子   教育次長       齋藤啓悦   教育次長荘司忠和   上下水道部長管理課長                  加藤 裕   監査委員齋藤 均   農業委員会会長職務代理者                  高橋清貴   選挙管理委員会委員長田村 章   総務課長       池田里枝   財政課長中村慶輔   企画調整課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者渡部幸一   事務局長       門田 豊   事務局長補佐佐藤清彦   庶務主査兼庶務係長  守屋 淳   議事調査主査議事調査係長佐藤 傑   議事調査主査     渡部千晶   庶務係調整主任元木一成   議事調査係調整主任  鈴木輝正   議事調査係主任土門春奈   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第4号 令和2年3月12日(木)午前10時開議第1.議第28号 酒田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について第2.議第29号 酒田市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について第3.議第30号 酒田市水難救助員設置条例の廃止について第4.議第31号 酒田市消防団に関する条例の一部改正について第5.議第32号 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第6.議第33号 酒田市青少年指導センター設置条例の一部改正について第7.議第34号 酒田市特別職の職員の給与等に関する条例の一部改正について第8.議第35号 酒田市監査委員条例の一部改正について第9.議第36号 酒田市交通安全条例の一部改正について第10.議第37号 酒田市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例の制定について第11.議第38号 酒田市福祉型児童発達支援センター設置管理条例の一部改正について第12.議第39号 酒田市子ども・子育て会議条例の一部改正について第13.議第40号 酒田市国民健康保険税条例の一部改正について第14.議第48号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構中期計画の認可について第15.議第41号 酒田市公園条例の一部改正について第16.議第42号 酒田市営住宅条例の一部改正について第17.議第43号 酒田市農産物直売食材供給施設設置管理条例の一部改正について第18.議第44号 酒田市飛島海づり公園設置管理条例の廃止について第19.議第45号 酒田市下水道条例の一部改正について第20.議第46号 酒田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について第21.議第47号 重要な公の施設の長期かつ独占的な利用について(酒田市みなと市場)第22.議第19号 令和2年度酒田市一般会計予算第23.議第20号 令和2年度酒田市風力発電事業特別会計予算第24.議第21号 令和2年度酒田市定期航路事業特別会計予算第25.議第22号 令和2年度酒田市国民健康保険特別会計予算第26.議第23号 令和2年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計予算第27.議第24号 令和2年度酒田市介護保険特別会計予算第28.議第25号 令和2年度酒田市駐車場事業特別会計予算第29.議第26号 令和2年度酒田市水道事業会計予算第30.議第27号 令和2年度酒田市下水道事業会計予算第31.議第49号 酒田市監査委員の選任について第32.諮第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○小松原俊議長 おはようございます。 再開いたします。 本日の遅刻通告者は、24番、高橋千代夫議員であります。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 議事に入る前に一言、議長より申し述べたいと思います。 平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災から9年の歳月が流れました。この未曽有の大災害により多くの貴い命が奪われました。最愛の御家族や御親族、御友人を失われた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。 ここに改めて、衷心より哀悼の意を表します。また、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 本議会といたしまして、この震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表するため、1分間の黙祷をささげたいと思います。 皆様、御起立願います。 (黙祷) ○小松原俊議長 ありがとうございました。御着席願います。 議事に入ります。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第4号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第28号酒田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について外29件 ○小松原俊議長 日程第1、議第28号酒田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてから、日程第30、議第27号令和2年度酒田市下水道事業会計予算までの議案30件を一括議題といたします。 各委員長から常任委員会及び特別委員会における審査の経過及び結果について順次報告を求めます。 -----------------------総務常任委員会委員長報告小松原俊議長 初めに、日程第1から日程第8までについて、総務常任委員会委員長、8番、五十嵐英治議員。 (五十嵐英治総務常任委員会委員長 登壇) ◆五十嵐英治総務常任委員会委員長 総務常任委員会に付託されました議案8件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第28号酒田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、会計年度任用職員制度の施行に伴い、給料を支給される職員の公務災害補償基礎額に関する規定を新たに整備するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第29号酒田市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、任期付職員の給与について、常勤職員と同様の取扱いとするため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第30号酒田市水難救助員設置条例の廃止について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、水難救助体制を改めるため、条例を廃止するとともに、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第31号酒田市消防団に関する条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、消防団員の定数を改めるため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第32号情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例を整理するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第33号酒田市青少年指導センター設置条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、指導委員に関する規定を整理するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第34号酒田市特別職の職員の給与等に関する条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、投票立会人の交代制に対応した報酬に改定するなど、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第35号酒田市監査委員条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、地方自治法の一部改正に伴い、引用している条項に条ずれが生じたため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------民生常任委員会委員長報告小松原俊議長 次に、日程第9から日程第14までについて、民生常任委員会委員長、22番、佐藤猛議員。 (佐藤 猛民生常任委員会委員長 登壇) ◆佐藤猛民生常任委員会委員長 民生常任委員会に付託されました議案6件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第36号酒田市交通安全条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、交通指導員に関する交通安全教育の規定を整理するなど、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第37号酒田市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例の制定について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、障がいを理由とする差別の解消を推進し、障がいのある人もない人も、お互いに基本的人権、尊厳を認め合い、共に生きることのできるまちを目指し、新たに条例を制定するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第38号酒田市福祉型児童発達支援センター設置管理条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、酒田市福祉型児童発達支援センターで実施する業務を追加するなど、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第39号酒田市子ども・子育て会議条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、酒田市子育て支援行動計画の名称を酒田市子ども・子育て支援事業計画に変更するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第40号酒田市国民健康保険税条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、国民健康保険税額について基礎課税額における各割額を改正するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第48号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構中期計画の認定について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が作成した中期目標を達成するための計画を認可することについて、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------建設経済常任委員会委員長報告小松原俊議長 次に、日程第15から日程第21までについて、建設経済常任委員会委員長、23番、堀豊明議員。 (堀 豊明建設経済常任委員会委員長 登壇) ◆堀豊明建設経済常任委員会委員長 建設経済常任委員会に付託されました議案7件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第41号酒田市公園条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、手づくり公園整備事業により砂越緑風公園が完成したため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第42号酒田市営住宅条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第43号酒田市農産物直売食材供給施設設置管理条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、産直らららの用途を廃止するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第44号酒田市飛島海づり公園設置管理条例の廃止について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、酒田市飛島海づり公園の用途を廃止するため、条例を廃止するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第45号酒田市下水道条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、上下水道事業における上下水道お客さまセンターへの委託の拡充等に伴い、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第46号酒田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、地方自治法の一部改正に伴い、引用している条項に条ずれが生じたための所要の改正及び農業集落排水施設機能強化対策事業の完了に伴い、処理人口と1日計画最大汚水量の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第47号重要な公の施設の長期かつ独占的な利用について(酒田市みなと市場)。令和2年3月4日。原案可決であります。 本案は、酒田市みなと市場の使用者を募集した結果、8事業者を選定し、長期かつ独占的に利用させるため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------予算特別委員会委員長報告小松原俊議長 次に、日程第22から日程第30までについて、予算特別委員会委員長、16番、佐藤伸二議員。 (佐藤伸二予算特別委員会委員長 登壇) ◆佐藤伸二予算特別委員会委員長 予算特別委員会に付託されました議案9件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第19号令和2年度酒田市一般会計予算。令和2年3月5日、3月6日、3月9日、3月10日。原案可決であります。 議第20号令和2年度酒田市風力発電事業特別会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第21号令和2年度酒田市定期航路事業特別会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第22号令和2年度酒田市国民健康保険特別会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第23号令和2年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第24号令和2年度酒田市介護保険特別会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第25号令和2年度酒田市駐車場事業特別会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第26号令和2年度酒田市水道事業会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第27号令和2年度酒田市下水道事業会計予算。令和2年3月10日。原案可決であります。 議第19号から議第27号までの各会計予算は、それぞれ令和2年度施策執行のための諸経費の計上であるが、慎重な審査の後、議第19号及び議第23号については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきもの、その他の議案については、全会一致をもって原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 これより各委員長の報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △討論 ○小松原俊議長 これより討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 -----------------------市原栄子議員討論小松原俊議長 初めに、1番、市原栄子議員。 (1番 市原栄子議員 登壇) ◆1番(市原栄子議員) おはようございます。 それでは、日本共産党市議団を代表して、議第19号令和2年度酒田市一般会計予算と議第23号令和2年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。 まず初めに、議第19号令和2年度酒田市一般会計予算です。 昨年10月からの消費税10%への引上げによる消費の低迷、GDPの後退、暖冬による影響、さらには新型コロナウイルスによる日本経済及び本市への影響など、市民の暮らしは先行きの見えないものとなっています。 市長は施政方針の中で、市の財政は極めて厳しい状況にあり、市民生活の向上に配慮した上で、財政のかじ取りを誤ることのないよう留意しながら、まちづくりを進めていくとされています。 そのお考えの中で、令和2年度では、市内唯一の私的二次医療機関への救急搬送患者の受入れに対する助成制度が創設され、関係者からは歓迎がされています。 また、家庭系ごみ有料化事業については、本市において、本来、家庭ごみの減量が必要であり、この事業を継続することは市民から有料化ありきのごみ減量と受け止められかねないとの市長判断により、ごみ減量化推進事業に統合されたことには敬意を表します。 また、防災ラジオの普及のためにFMラジオ中継局の整備を行うなど、市民の暮らし向上の施策の進展が見られるものもあります。 しかし、この間の審議の中で、市民生活の向上という目的に合わないと言わざるを得ない問題点があります。 まず第1に、市民の暮らしが大変な中で、市が国に納める必要のない施設利用料などの消費税が昨年10月から8%から10%へと引き上げられたままになっているということです。 2つ目に、障がい者ほっとふくしサービス事業について、今までの9,000円から1万2,000円に交付額が上がりましたが、この中にやさしい住まいづくり事業が統合されております。これは障害者手帳を持っている方が対象となっており、補助率が2分の1で、15万円までの補助金が出るものでありました。これが一定の障がい等級の認定がなければ交付されないと資格が限定され、軽度障がいの方は利用ができなくなることや、利用上限が大幅に引き下げられることは問題であります。 第3として、新規事業として障がい児ほっとふくしサービス事業が立ち上げられましたが、その前身である心身障がい児扶助事業と比べ、現金給付から使用用途が限定されたふくし券へと変わり、交付額も3万6,000円から1万8,000円へと半額になっていることです。 4番目として、令和元年度、マイナスシーリングにより予算が軒並み減額となっていた市民団体への補助金や運営費等について、令和2年度は対象から外されたようでありますが、市民から大変不評であり、議会報告会やコミュニティでの会合などでも戻してほしいとの要望があり、審議の中で、戻すべきといたしましたが、減額のまま据え置かれていること。 5番目に、4月から地域の活動拠点となるコミセンなどの公共施設利用料が値上げになるところがあり、市民からは活動を縮小しなければならないという声も聞かれております。使用料改定について再考すべきであったと考えます。 令和2年度の予算に対して全てを否定するものではありませんが、以上の理由で令和2年度酒田市一般会計予算に反対するものであります。 次に、議第23号令和2年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計予算についてです。 後期高齢者医療事業の運営主体は山形県後期高齢者医療広域連合であり、本市は保険料の徴収業務や各種届出の受付などのいろいろな業務を分担していることは理解をしております。 令和2年度において保険料の見直しがなされ、平均9.16%の引上げとなっております。 その要因の一つとして医療費の増加が言われておりますが、前年に比較して年間0.76%と推計されており、保険料の大幅な引上げが必要な状況ではないと、これだけでは考えられます。 なぜここまでの保険料の引上げになるかということは、国の政策による後期高齢者負担率の改定や国の普通調整交付金の減少、保険料の軽減特例措置段階的見直しなどによるものが大きいと言わざるを得ません。 また、低所得者層で前年度比1.5倍の大幅な保険料値上げになる事例も示されており、これ以上の負担を市民に課すことは問題であると考えます。 よって、令和2年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計予算に反対するものであります。 以上、反対討論といたします。 -----------------------富樫幸宏議員討論小松原俊議長 次に、25番、富樫幸宏議員。 (25番 富樫幸宏議員 登壇) ◆25番(富樫幸宏議員) おはようございます。 令和2年度市長施政方針及び一般会計予算について、賛成の立場で討論を申し上げます。 令和2年度一般会計予算は575億円で、前年度対比54億円、10.4%増の予算を組まれ、過去最大の予算規模の提案でありました。 その要因は、市街地再生事業である駅前再開発事業、中町産業会館建て替え事業、山居倉庫周辺整備事業、日和山周辺整備事業等が国の事業採択を受けて令和2年度に集中したことにあります。 この市街地再生事業は、昭和51年に発生した酒田大火の復興事業以来41年ぶりの大事業であります。歴代の市長が、大火復興以降、課題であるとの認識を持っていただろうと思いますけれども、誰も手をつけられなかった事業に、丸山市長が初当選以来4年をかけて下地を固めてきた事業がいよいよ日の目を見る、実際に事業が動く年度であると思います。 一連の市街地再生事業の成功の鍵は、各事業の連携と、この事業に携わる職員の皆さんの本気度にあると思います。 ややもすると、当局の皆さんは、机上やパソコン上の情報だけで事業を推進しようとすると、上辺だけの事業になってしまうおそれがあるわけで、当局の皆さんは、もっと市民の中に飛び込んで、市民の本音を直接聞きながら事業を推進すべきであります。そうすることによって本当に血の通った事業ができるのではないかと思います。事業に魂を入れるというんでしょうか、新年度でこの魂を入れるということが決まっていくのではないかと思います。 当局の皆さんの先輩の皆さんは、一日の業務終了後は、よく連れ立って町に繰り出して、情報収集と税金還元を図っておりましたけれども、まさにそれは、時間外でさえも市政のために体を張った対応だったと思い出されます。酒席になれば市民から日頃の不満が出るのは常でありまして、当局の皆さんはそれを恐れて、その場面を避ける傾向にあるように思いますが、そこを超えると道が開けるのではないかと思います。公僕として一人前になるかどうかの分かれ道ではないかと思います。 行政としての酒田市というのは、間違いなくこの地域の最大の企業組織でありまして、市民の幸せのために全ての面で環境整備を行う組織として、税金の還元と循環を議員も職員も考えていかなければなりません。どうやって自主財源を増やしていくかということを全員で考えていかなければなりません。 酒田市の第6代の市長の相馬大作氏は、誘致企業である花王株式会社にこだわって、県外出張の宿泊のホテルや旅館の石けんやシャンプーがどこの製品であるかを秘書に調査させて宿泊先を決めていたということだそうであります。酒田市に関わる全ての人が同じような感覚を持って令和2年度の事業執行に向かえば、必ず今よりもよくなると確信をいたしております。 以上申し上げて、賛成討論といたします。 -----------------------五十嵐英治議員討論 ○小松原俊議長 次に、8番、五十嵐英治議員。 (8番 五十嵐英治議員 登壇) ◆8番(五十嵐英治議員) 志友会を代表しまして、議第19号令和2年度酒田市一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。 昨年9月に実施された市長選挙で2期目のかじ取り役を担うこととなりました丸山市長にあっては、令和2年度の予算は、1期目に進めてきた様々な施策を具現化して、まさに形とする予算編成であると感じております。 1期目初の予算であった平成28年度一般会計予算についても、私が会派を代表し賛成討論をいたしましたので、私自身も今回の予算には非常に感慨深いものを感じております。 さて、新年度当初予算規模は、対前年度当初予算対比で10.4%プラス、54億円の大幅な増額となる575億円となり、本市の過去最大規模の予算となりました。その要因は、投資的経費が対前年度比74.7%プラスの82億7,300万円と大きく増額したことによるものであります。 具体的には、駅周辺整備事業、仮称でありますが、酒田コミュニケーションポート整備事業や新産業会館整備支援事業、浜田・若竹統合保育園整備事業、2か所の学童保育所整備事業、旧割烹小幡を改築する観光物産施設改修事業、市民会館の音響設備等を改修する文化施設長寿命化対策事業などなど、いずれも長年にわたって懸案となっていた事業がいよいよ本格的にスタートし、形となって完成に向け始動するものであります。 さらに、今回の事業を進めるに当たり、前年度予算と比較して、国庫支出金が32.4%の増、県支出金が10.2%の増と想定していることは、担当部局の皆さんが多くの情報を集め、知恵を絞り、国・県補助金の有効活用を図った成果であると高く評価するものであります。 また、投資事業以外の経費については、3%のマイナスシーリングの設定と各部の裁量を生かす枠配分方式を併用した予算編成により約1億7,000万円の一般財源を捻出し、さらに予算編成で不足した一般財源を補うため、財政調整基金から7億円、市債管理基金から5億円、好調に推移するふるさと納税基金を原資として積み立てたさかた応援基金から6億100万円、合併特例事業債を原資に積み立てた地域づくり基金から1億7,000万円を新たに取り崩すなど、様々な基金も有効活用しつつ、市債の新たな発行は60億4,000万円と、対前年度18.5%の増のぎりぎりに抑え、年度末市債残高見込みも600億5,500万円と想定しており、対前年度末見込みからは10億1,400万円の減額、対比ではマイナス1.7%に抑えた予算としていることは、厳しい財政状況の中で大きな投資事業に取り組むとはいえ、健全財政の維持をしっかりと意識した予算編成と高く評価するものであります。 最後となりますが、新年度は、2020東京オリンピック・パラリンピック開催で日本中が大きなにぎわいを期待する年度でありますが、予期せぬ新型コロナウイルス感染症の発生が世界経済をも巻き込んで、先の見えない不安定な情勢となっております。今後、市政運営にも少なからず影響を及ぼすものと危惧されますが、当局の皆様には、市民生活を守るため、臨機応変に対処していただき、丸山市長がまちづくりの信条とする「賑わいの創出に向けて、人財と風土が支える産業・交流都市酒田」を早期に実現するための礎を築く新年度予算となることを大いに期待し、賛成討論といたします。 ○小松原俊議長 以上で通告による討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○小松原俊議長 これより採決を行います。 初めに、日程第1、議第28号酒田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてから、日程第8、議第35号酒田市監査委員条例の一部改正についてまでの8件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 総務常任委員会委員長の報告は、議第28号から議第35号までの8件は原案可決であります。 総務常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第28号から議第35号までの8件は、総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第9、議第36号酒田市交通安全条例の一部改正についてから、日程第14、議第48号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構中期計画の認可についてまでの6件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 民生常任委員会委員長の報告は、議第36号から議第40号まで及び議第48号の6件は原案可決であります。 民生常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第36号から議第40号まで及び議第48号の6件は、民生常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第15、議第41号酒田市公園条例の一部改正についてから、日程第21、議第47号重要な公の施設の長期かつ独占的な利用について(酒田市みなと市場)までの7件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 建設経済常任委員会委員長の報告は、議第41号から議第47号までの7件は原案可決であります。 建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第41号から議第47号までの7件は、建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第22、議第19号令和2年度酒田市一般会計予算を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、議第19号は原案可決であります。 予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○小松原俊議長 起立多数であります。 よって、議第19号は、予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第23、議第20号令和2年度酒田市風力発電事業特別会計予算から、日程第25、議第22号令和2年度酒田市国民健康保険特別会計予算までの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、議第20号から議第22号までの3件は原案可決であります。 予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第20号から議第22号までの3件は、予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第26、議第23号令和2年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計予算を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、議第23号は原案可決であります。 予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○小松原俊議長 起立多数であります。 よって、議第23号は、予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第27、議第24号令和2年度酒田市介護保険特別会計予算から、日程第30、議第27号令和2年度酒田市下水道事業会計予算までの4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、議第24号から議第27号までの4件は原案可決であります。 予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第24号から議第27号までの4件は、予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第49号酒田市監査委員の選任について ○小松原俊議長 日程第31、議第49号酒田市監査委員の選任についてを議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △市長提案理由説明 ○小松原俊議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 議第49号については、酒田市監査委員、加藤裕氏は、令和2年3月31日に任期満了となりますので、その後任として、大石薫氏、昭和31年8月19日生まれを酒田市監査委員に選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第49号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第49号は委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○小松原俊議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 議第49号酒田市監査委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第49号は、これに同意することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諮第1号人権擁護委員の候補者の推薦について ○小松原俊議長 日程第32、諮第1号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △市長提案理由説明 ○小松原俊議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 諮第1号については、令和2年6月30日に任期満了となります人権擁護委員、佐藤実氏の後任として、本多秀之氏、昭和30年1月1日生まれを候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、諮第1号は委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○小松原俊議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 諮第1号人権擁護委員の候補者の推薦については、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、諮第1号は、これに同意することに決しました。 以上をもって、本日の日程は…… (「議長、暫時休憩願います」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 暫時休憩。   午前10時51分 休憩 -----------------------   午前10時52分 再開 ○小松原俊議長 再開いたします。 先ほどの御意見ですけれども、みなと市場(いちば)に訂正をいたします。 以上です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○小松原俊議長 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は3月13日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。   午前10時53分 散会...