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09月30日-01号

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  1. 酒田市議会 2019-09-30
    09月30日-01号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 1年  9月 定例会(第5回)令和元年9月30日(月曜日)午前10時0分開会       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      田中 廣議長         関井美喜男副議長出席議員(28名) 1番   市原栄子議員    2番   佐藤 弘議員 3番   阿部秀徳議員    4番   齋藤美昭議員 5番   齋藤 直議員    6番   池田博夫議員 7番   冨樫 覚議員    8番   五十嵐英治議員 9番   斎藤 周議員   10番   江口暢子議員11番   武田恵子議員   12番   進藤 晃議員13番   佐藤喜紀議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   16番   佐藤伸二議員17番   田中 斉議員   18番   高橋正和議員19番   田中 廣議員   20番   関井美喜男議員21番   後藤 泉議員   22番   佐藤 猛議員23番   堀 豊明議員   24番   高橋千代夫議員25番   富樫幸宏議員   26番   後藤 仁議員27番   本多 茂議員   28番   小松原 俊議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  田中愛久   総務部長梅木和広   危機管理監      阿部 勉   企画部長大沼康浩   地域創生部長     佐々木好信  交流推進調整監桐澤 聡   市民部長       菊池裕基   健康福祉部長白畑真由美  子ども・家庭支援調整監                  伊藤 優   建設部長五十嵐 武  建設部技監兼上下水道部技監                  竹越攻征   農林水産部長熊谷 智   会計管理者兼出納課長 村上幸太郎  教育長本間優子   教育次長       齋藤啓悦   教育次長荘司忠和   上下水道部長兼管理課長                  加藤 裕   監査委員五十嵐直太郎 農業委員会会長    高橋清貴   選挙管理委員会委員長田村 章   総務課長       池田里枝   財政課長中村慶輔   企画調整課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者門田 豊   事務局長補佐     佐藤清彦   庶務主査兼庶務係長守屋 淳   議事調査主査議事調査係長                  佐藤 傑   議事調査主査渡部千晶   庶務係調整主任    元木一成   議事調査係調整主任鈴木輝正   議事調査係主任    土門春奈   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第1号 令和元年9月30日(月)午前10時開議第1.会議録署名議員指名第2.会期決定第3.市長所信表明第4.報第18号 平成30年度酒田市一般会計継続費精算報告について第5.報第19号 平成30年度酒田市財政健全化判断比率及び資金不足比率報告について第6.報第20号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構平成30年度における業務実績に関する評価について第7.報第21号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構第3期中期目標期間終了時に見込まれる業務実績に関する評価について第8.認第1号 平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算認定について第9.認第2号 平成30年度酒田市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認定について第10.認第3号 平成30年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について第11.認第4号 平成30年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算認定について第12.認第5号 平成30年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第13.認第6号 平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について第14.認第7号 平成30年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第15.認第8号 平成30年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について第16.認第9号 平成30年度酒田市水道事業会計決算認定について第17.認第10号 平成30年度酒田市下水道事業会計決算認定について第18.議第120号 令和元年度酒田市一般会計補正予算(第6号)第19.議第121号 令和元年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第20.議第122号 令和元年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第21.議第123号 令和元年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第1号)第22.議第124号 令和元年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)第23.議第125号 成年被後見人等権利制限に係る措置適正化等図るため関係法律整備に関する法律施行に伴う関係条例整理に関する条例制定について第24.議第126号 地方公務員法及び地方自治法一部改正する法律施行に伴う関係条例整備に関する条例制定について第25.議第127号 酒田市福祉乗合自動車運行条例一部改正について第26.議第128号 酒田市印鑑条例一部改正について第27.議第129号 酒田市一般廃棄物処理施設技術管理者資格に関する条例一部改正について第28.議第130号 酒田市大台野飲雑用水供給施設設置管理条例一部改正について第29.議第131号 酒田市手数料条例一部改正について第30.議第132号 酒田市水道事業給水条例一部改正について第31.議第133号 酒田市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例一部改正について第32.議第134号 (仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンター八幡分館、松山分館及びひらた図書センター指定管理者指定について第33.議第135号 物品取得契約変更について(Windows10ライセンス)第34.議第136号 物品取得について(浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事構造材等木材)第35.議第137号 土地処分について第36.議第138号 物品取得契約変更について(除雪ドーザ)第37.議第139号 請負契約締結について(令和元年度市道錦町坂野辺新田線外道路改良工事(その1))第38.議第140号 平成30年度酒田市水道事業会計処分利益剰余金処分について第39.議第141号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標達成するため計画変更認可について        -----------------------------             本日会議に付した事件(議事日程とおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開会 ○田中廣議長 おはようございます。 ただいまから令和元年第5回酒田市議会9月定例会開会いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○田中廣議長 本日は全員出席であります。 直ちに本日会議開きます。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第1号によって議事進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員指名 ○田中廣議長 日程第1、会議録署名議員指名行います。 会議録署名議員に     8番 五十嵐英治議員     9番 斎藤 周議員     10番 江口暢子議員 3名指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会期決定 ○田中廣議長 日程第2、会期決定議題といたします。 議会運営委員会において取り決められました結果報告お願いいたします。 議会運営委員会委員長、28番、小松原俊議員。 (小松原 俊議会運営委員会委員長 登壇) ◆小松原俊議会運営委員会委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 去る9月24日議会運営委員会におきまして、本9月定例会会期本日30日から10月24日まで25日間と決定いたしました。 なお、細部につきましては、お手元に配付日程表とおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○田中廣議長 お諮りいたします。 本定例会会期は、ただいま議会運営委員会委員長より報告ありましたとおり、本日30日から10月24日まで25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本定例会会期は、本日30日から10月24日まで25日間と決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報告事項 ○田中廣議長 次に、報告事項がありますので、事務局長補佐から報告いたします。 事務局長補佐。 ◎門田豊事務局長補佐 御報告申し上げます。 令和元年9月20日付、鳥海やわた観光株式会社、ひらた悠々杜株式会社、公益財団法人土門拳記念館公益財団法人酒田市美術館及び地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構経営状況を説明する書類各議員に配付してございます。これは、地方自治法第243条3第2項規定により、本議会に提出されたものでございます。 また、令和元年9月20日付、教育に関する事務管理及び執行状況に係る点検及び評価について書類各議員に配付してございます。これは、地方教育行政組織及び運営に関する法律第26条規定により、本議会に提出されたものでございます。 よろしく御精査くださいますようお願い申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市長所信表明 ○田中廣議長 日程第3、市長より所信表明お願いします。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 おはようございます。 令和元年9月定例会開会に当たりまして、所信申し述べる機会与えていただきましたことに感謝申し上げますとともに、今後市政運営について決意一端申し述べさせていただきます。 初めに、9月1日市議会議員補欠選挙におきまして、阿部秀徳議員と齋藤直議員が当選されましたこと、心からお祝い申し上げます。 私も市長選挙におきまして、市民皆様力強い御支援や温かい励ましにより、引き続き新たな4年間市政運営担わせていただくことになりました。改めてその職責重さに身が引き締まる思いでおります。皆様期待と信頼に応えられるよう全力で市政運営に当たってまいりますので、議員各位御理解、御協力賜りますようお願い申し上げます。 さて、私市長1期目4年間は、子育て支援、教育環境改善、企業立地促進、農林水産業や中小企業支援など産業振興、文化芸術によるまちづくり、酒田港や庄内空港航路拡充などさまざまな行政課題に取り組み、産業都市・交流都市づくりまき、そして芽が出始めた4年間だったと考えております。 任期2期目に当たりましては、地域持続的な維持発展支えるために最も重要なことは財と風土だという信念もと、未来へ投資、特に子育て環境充実と各分野担う地域支える養成に力注いでいきたいと思います。 酒田市は、人口減少や超高齢社会、地域間競争荒波中で生き残りかけ、さまざまな財(たから)求めて大海原航海しています。本市取り巻く環境は大変厳しく、市政運営進めていくにはさまざまな困難が予想されます。そのような状況にあっても、賑わい創出に向けて「財と風土が支える産業・交流都市酒田」つくるという信念もと、6つ政策柱に据えて施策実行してまいります。 特に取り組みたい項目について申し述べます。 1、存在感ある産業力、文化力形成。 誰もが経験したことない急激な少子高齢化は、全国自治体に人口減少対策にどう取り組むかという大きな課題突きつけています。人口減少抑制し、人々が生き生きと暮らせるにぎわいあるまちであるためには、若いたちがやりがい持って働ける場が必要であり、住民が地域に愛着持つことが必要です。そのため酒田らしい産業力、文化力形成することで、住みたいまちナンバーワン基盤固めに取り組みます。 (1)民間「稼ぐ力」活用した公民連携による賑わい拠点づくり。 住みたいまちであるためには、魅力的なにぎわい拠点が必要です。そこで、酒田駅前、山居倉庫や中町モール周辺、日和山公園や飯森山公園周辺、鳥海山・飛島ジオパークエリア、眺海森など魅力形成図るため、民間稼ぐ力活用した公民連携によるにぎわい拠点づくり進めます。 (2)儲かる農林水産業振興。 農林水産業めぐる状況は、農林漁業者減少、高齢化進行、他産地と競争など目まぐるしく変化しています。このような中、夢があり、希望が持てる農林水産業としていくためには、時代変化見通した挑戦と日々地道な努力両輪でこの状況乗り越え、未来へ投資行っていかなければならないと考えています。 酒田礎である農林水産業振興ため、次ことに取り組みます。 農業については、先人が大切にしてきた土づくり、づくり、稲づくり基本に、ICT(情報通信技術)やドローンなど新たな技術活用して、土壌分析や稲育ちぐあいを見える化するスマート農業実践します。 そして、農業者所得向上ために、消費者ニーズ捉えた売れる米づくりと酒田産農産物積極的なトップセールスに取り組みます。 林業については、森林所有者経営管理権意欲と能力ある林業経営者に集約し、安定的な林業施行確保します。 そして、林業経営者、森林組合、製材・建築関係者等連携強化による流通コスト削減、地域材利用拡大図り、持続可能で収益性高い森林経営促進します。 また、森林病害虫駆除や防除、森林ボランティア支援を通して、森林環境保全図ります。 水産業については、引き続き「いかまち酒田」展開するとともに、飛島応援店取り組みなどにより、水産関係者が一体となったブランド化や販路拡大により漁業所得向上図ります。 また、水産資源管理することにより、酒田漁業、ひいては水産業が持続可能で収益性高い産業となるよう取り組みます。 (3)地域支える産業力強化。 力強い産業構築することは、安定した雇用確保と地域発展に必要不可欠です。そのため、酒田市産業振興まちづくりセンター(サンロク)拠点とした創業支援や企業マッチング支援などに取り組みます。 また、ビッグデータ等活用した市場拡大、業務自動化システム、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)導入による生産性向上や人手不足へ対応積極的に進めます。 さらに、企業立地や中小企業へきめ細やかな支援実施します。 (4)道路予算確保活動強化。 日本海沿岸東北自動車道は、いまだ新潟・秋田両県境区間が接続されていないことから、重要港湾酒田港とつながることによる効果十分に発揮できない状況にあります。さらなる交流人口増加、流通拡大などによる地域経済へ波及効果がもたらされるよう、官民一体、地域一丸となって粘り強く要望活動行い、一日も早い全線開通目指します。 国道47号新庄酒田道路及び国道7号は、日本海沿岸部と県内陸地方や隣県結ぶ重要な物流ルートとして、また広域的な救急医療確保にも重要な役割果たすものと期待されています。余目酒田道路全線開通に続き、戸沢立川道路など早期事業化及び国道7号広野・興野地区4車線化早期整備が図られるよう国や県に強力に働きかけていきます。 (5)酒田港における新規航路開拓とエネルギー拠点化。 山形県唯一重要港湾酒田港は、近年、外国クルーズ船寄港増加や、友好都市、中華人民共和国唐山京唐港と新たな航路開設など活況呈しています。さらなる港湾機能強化に向けて、外国と貿易だけでなく、国内RORO船やコンテナ船等航路開設について、県や関係機関と連携しながら進めていきます。 さらに、現在、北港地区は、エネルギー関連産業集積が進んでいることから、エネルギー基地として拠点化目指します。 (6)多様な交流が織りなす港町文化創造。 酒田市は、新しい文化受け入れる進取気風持って、多様な交流行う中で独自文化形成してきました。文化は、まち品格つくり、その魅力高めてくれるものです。本市文化力形成ため、地域資源生かしたまちづくり事業選択的、集中的に取り込むとともに、社会包摂視点に立ち、地域社会基盤となる育成事業酒田市文化芸術基本条例と酒田市文化芸術推進計画に基づき戦略的に推進します。 (7)スポーツ及びコンベンション機能有する公共的ホール整備検討。 都市機能充実と交流人口増加に向け、大規模なスポーツや文化大会、展示会、学術会議など多様なイベント開催機能有する公共的ホール整備について検討進めます。 2、子育て、子ども教育環境充実。 人口減少抑制するためには、妊娠から出産、子育てまで切れ目ない支援と、安心して子供産み育て、教育することができる環境整えることが大切だと考えます。医療や保育、教育経済的な負担軽減に加え、それら高い水準で提供できるよう施策展開します。 (1)国幼児教育・保育無償化に呼応した負担軽減策充実。 10月から国幼児教育・保育無償化制度がスタートし、3歳以上保育料が無料となります。これまで本市が独自に手厚く支援し、保育料負担軽減行ってきたものについても無償化制度対象となったことから、その財源活用して制度対象外であるゼロから2歳児保育料についてさらなる軽減措置実施し、県内トップレベル負担軽減策に取り組みます。 具体的には、多子世帯において、第2子保育料3分の2軽減し、第3子以降保育料無料としている措置継続するとともに、これまで第1子小学6年生までとしていた年齢制限撤廃し、第1子年齢に関係なく第2子以降保育料軽減します。 (2)屋内型大型児童遊戯施設検討。 子育て世代皆様から、本市にも屋内型大型児童遊戯施設が欲しいと声が多く寄せられています。保育料負担軽減などに加え、楽しく子育てする環境整えていく必要があることから、冬季間や雨天時でも体動かし遊ぶことができる屋内型大型児童遊戯施設整備について検討進めます。 (3)酒田方式小中一貫教育推進。 教育においては、義務教育9年間指導に系統性と一貫性持たせることで、学力向上、生徒指導充実図っていきます。同時に、地域コミュニティや企業生かしたキャリア教育進め、酒田方式特色ある小中一貫教育体制構築します。 (4)英語教育等、社会グローバル化に対応した教育施策強化。 社会グローバル化が加速する中で、語学力やコミュニケーション能力、異文化理解力身につけて世界で活躍できる人材が求められています。酒田っ子学力向上ため、教育委員会、高等教育機関等と連携して英語教育や異文化交流などグローバル化に対応した各種教育プログラム実践後押しします。 3、市民参画意識醸成。 私市政運営根本理念は「が財産」であります。まちににぎわい創出するためには、市民が地域づくりに参画し、市民一がそれぞれ発揮できる風土つくっていく必要があります。 (1)コミュニティ組織運営ため「まちづくり協働指針」策定。 今後も人口減少、少子高齢化が進むことが想定される中、住みよい地域社会形成には、住民、地域、行政協働が重要です。 1期目は、地域取り組み地域コミュニティみずからが自由に選択し実行できる仕組みとして、ひとづくり・まちづくり総合交付金制度創設しました。 2期目においては、行政と住民組織地域共創力強化に向けて、各コミュニティ組織運営指針となるまちづくり協働指針策定します。 4、東北公益文科大学と新たな「大学まちづくり」。 大学は単に学問研究するだけ場所ではありません。大学がまちつくり、まちが大学支えるという東北公益文科大学建学精神に立ち返り、新しい大学まちづくり進めます。 酒田に住みながら大学に行くことができる、市内消費がふえ、働き手が確保できる、卒業後定住につながるなど、本市に大学があることによるメリット啓発にも努めてまいります。 (1)まちづくりへ参画推進と学生活躍フィールド支援。 東北公益文科大学があるまちとして、その個性さらに磨くために、大学知見や新たな発想本市まちづくりに生かすとともに、学生活動が市民皆様から見えるようにしていきます。 (2)東北公益文科大学公立化検討。 東北公益文科大学は、国際性や教育きめ細かさなど、さまざまな分野で外部から高い評価受けており、今年度は私立文系大学多くが定員割る中、開学初年度に次ぐ入学者数確保しています。 今後、若年層人口減少がより一層顕著となる中、安定して学生確保し、若者が集まる地域拠点とも言える大学永続させる必要があります。順調な経営がなされている今だからこそ、公立化に向けた検討が必要と考え、大学設置者である県及び庄内2市3町枠組みで協議進めます。 5、安全安心地域社会づくり。 高齢者やさまざまな障がいによって社会生活営む上で不利益こうむっている方々、災害に見舞われた方々に対して、ケア行き届いたまちづくり推進し、安全安心まち目指します。 (1)るんるんバス等運行改善。 暮らしやすい生活環境構築するため、るんるんバス等やデマンドタクシーと、路線バス、鉄道、航空機、タクシー等民間交通サービスが連携することで、持続可能な公共交通ネットワーク整備図ります。 (2)スフィア基準重視した避難所運営など防災力強化。 熊本地震においては、地震による直接死が50である一方、災害関連死は約200となっており、その半数は避難所劣悪な環境がもたらしたものと言われています。 1期目において、避難所運営に向けた地域、学校、市で話し合い進め、地域が中心となり、3者連携で運営体制構築してきました。 今後は、さらにその被災者が尊厳ある生活送ることができるように定められた国際基準、スフィア基準重視した避難所運営ができるように努め、プライバシーに配慮するため間仕切りや簡易ベッドなど配備により、災害時避難所環境充実図ります。 (3)上水道事業広域化促進。 上水道は、生活する上で欠くことできない重要なライフラインです。しかし、人口減少に伴い、使用水量や料金収入は減少傾向にあります。一方で、過去に建設した上水道施設が耐用年数に達してきているため、今後それら施設更新が急務となっており、水道水安定供給に必要な資金、人員確保が課題となっています。 これら課題解決するために、山形県が実施している庄内広域水道用水供給事業と、本市、鶴岡市及び庄内町給水事業統合して、新たな広域的な上水道事業として再編成することで、持続可能な上水道事業体制構築していきます。 (4)市財政力指数改善。 市財政力指数改善進めて財政健全化に努め、将来へつながる財政基盤安定化図ります。 また、主要な事務事業について、計画から成果まで一連流れとして捉え、一定基準により評価行い、その評価計画や事務事業見直し、予算編成などに反映させる仕組み導入し、市民生活向上という最終的な目標達成につなげていきます。 6、「Society5.0」見据えた「くらし改革、働き方改革」推進。 ソサエティ5.0とは、さまざまなモノがネットワーク介してつながり、システム化されることで、新しい価値やサービスが次々と創出され、人々に豊かさもたらす社会ことで、超スマート社会と言われています。 ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)活用した自動翻訳による観光客へ多言語対応、公共交通へ自動運転導入、インフラ維持管理など、技術革新による超スマート社会進展とともに市民生活が便利なものとなってきています。 本市においても、ソサエティ5.0見据え、ICT(情報通信技術)導入や、まち仕組みスマート化に積極的に取り組むことで、担い手不足や生活サービス維持といった課題解決図ります。 (1)スマート社会推進ためアドバイザリーチーム立ち上げ。 まち仕組みスマート化ためには、社会課題的確に把握し、それに対応する解決策検討するとともに、解決策実行ために必要な技術に対して、現在水準と今後発展方向性正しく理解する必要があります。 本市におけるスマート社会推進図るため、産学官によるアドバイザーからそれぞれ専門的知見に基づく提言いただき、これ参考に、時代に即した効果的なまちづくり、市民サービスあり方検討します。 以上、2期目市政運営スタートに当たり、所信一端述べさせていただきました。 これら取り組みでは、目的や効果市民に説明する際わかりやすさ、過程でオープンな議論、実施に当たっては、やる気ある協働基本としつつ、声なき声にも耳傾け、市民理解と協力得て成果に結びつけていきたいと考えています。 河村瑞賢は、約350年前、酒田港起点とする西廻り航路整備し、酒田に繁栄もたらしました。河村瑞賢が残した業績は、地域人々協力や関係者献身的な支えがあってこそなし得たものと考えます。令和という新しい時代迎え、私は、河村瑞賢ように人の大事にし、発想力と行動力で酒田市発展へ一つ一つ積み上げるべく職務に邁進する所存です。 結びに、市民皆様、議員各位御理解、御協力賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、今後4年間市政運営に向けて所信とさせていただきます。 ありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報第18号平成30年度酒田市一般会計継続費精算報告について外35件 ○田中廣議長 日程第4、報第18号平成30年度酒田市一般会計継続費精算報告についてから、日程第39、議第141号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標達成するため計画変更認可についてまで議案36件一括上程上、議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △提案理由説明 ○田中廣議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 所信表明に続きまして、ただいま上程になりました議案概要について御説明を申し上げます。 報第18号については、一般会計予算継続事業である消防庁舎及び総合防災センター整備事業費、松山小学校改修事業費について、地方自治法施行令第145条第2項規定により精算報告するものであります。 報第19号については、地方公共団体財政健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項規定により、平成30年度決算に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定基礎となる事項記載した書類を監査委員審査に付し、その意見つけて議会に報告するものであります。 報第20号については、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構平成30年度における業務実績に関して、地方独立行政法人法第28条第1項規定により評価行ったので、同条第5項規定により議会に報告するものであります。 報第21号については、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構第3期中期目標期間終了時に見込まれる業務実績について、地方独立行政法人法第28条第1項規定により評価行ったので、同条第5項規定により議会に報告するものであります。 認第1号から認第10号までは、平成30年度一般会計、7特別会計及び水道、下水道各事業会計決算認定に係るものであります。 平成30年度は、総合計画に掲げた「賑わいも暮らしやすさも共に創る公益まち酒田」実現に向け、人口減少抑制、市民所得向上、酒田市に住み続けたいと思う市民ふやす、この三つ柱に全力尽くしてまいりました。 それでは、平成30年度施政方針で掲げました7つ項目について、それぞれ取り組んだ事業につきまして主なもの申し上げます。 「未来担う人材が豊富な酒田」については、東北公益文科大学学生に卒業後本市に定住していただくため、これまで定住者10に対し奨学金返還へ支援行い、平成30年度は新たに卒業生7人を認定しております。 また、小中学校9年間見通した教育推進するため、各中学校区における小中連携実態調査行いました。 文化芸術推進については、文化芸術推進計画に沿ったさまざまな事業に取り組みました。 創造性豊かな子供たち育成図るため、ロシア代表する文化芸術都市サンクトペテルブルク市中高一貫教育校と酒田南高等学校と交流行いました。 また、山居倉庫国史跡指定目指すため、調査委員会開催するとともに、測量等調査行いました。 「地域経済が活性化し、「働きたい」がかなう酒田」については、産業振興まちづくりセンター(サンロク)が「つなぐ」拠点となり、地元企業、農林水産事業者等ニーズとシーズマッチング案件つくり、開業支援及び販路開拓等に取り組みました。 重要港湾酒田港については、コンテナ取扱貨物量は前年度下回ったものの、歴代2位と堅調に推移しました。 庄内空港利便性向上ために、LCC誘致要望活動行い、ことし8月1日就航につなぐことができました。 高校生地元就職へ取り組みとしては、就職活動前市内企業見学ツアー等実施により、新規高卒者県内へ就職率は平成29年度3ポイント上回りました。 農業分野では、首都圏で農産物PR及び大学生等へ就農宣伝活動、新規就農者が農業経営早期に確立するため支援行うとともに、もうかる農業実現するため、高収益作物取り入れた複合経営推進に対し支援行いました。 林業では、林地台帳整備や松くい虫防除に取り組んだほか、地域材利活用一環として浜田・若竹統合保育園に酒田産材活用進めております。 水産業では、「酒田船凍いか」商標登録するとともに、「いかまち酒田」にふさわしい水揚げ量確保するために、従来から段ボール箱購入補助金等に加え、陸電供給設備や荷揚げ用ベルトコンベア整備へ支援を通して県外船誘致行いました。 「ファンが多く、移住者・定住者・観光客が増加する酒田」については、移住、定住に係るワンストップ相談窓口における丁寧な対応や移住切り口とした本市PR等が奏功し、「田舎暮らし本」で本市が住みたい田舎上位に入るなど、相談者数、移住者数増加につながりました。 観光客初めとする交流人口拡大については、中華人民共和国大連市で海外初北前船寄港地フォーラム開催、本市へ観光誘客PRした結果、今年度大連市旅行エージェント来酒、観光商談会へとつながりました。 また、世界最大級ワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018「SAKE部門」が本県で開催され、市内蔵元最優秀酒蔵賞等受賞は、地元日本酒水準が国際レベルであると気づき与えてくれました。 東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業については、ニュージーランドトライアスロンチーム事前合宿誘致活動積極的に進めた結果、今年度、本市が合宿地として正式決定されました。 外国クルーズ船寄港は、高校生英語ボランティアや各種おもてなし活動が高い評価得たことで、今後展望に期待が持てるようになりました。 「暮らしと生きがい共に創り、お互いが支えあう酒田」では、障がい者社会参加促進するため、カフェ「え~る」市役所1階に開設しております。 保育環境充実ため、老朽化した浜田・若竹保育園統合するため設計業務等委託行うとともに、八幡学童保育所改修工事行い、保育室等スペース拡張しました。 健康づくり促進については、中町にぎわい健康プラザ拠点に、株式会社タニタヘルスリンクと連携した健康づくりプログラム実施しました。 「地域つながりと安全・安心にあふれた暮らしやすい酒田」では、亀ケ崎コミュニティ防災センター(仮称)設計等業務委託行いました。 飛島地区では、コミュニティ機能維持し、広範な分野へ対応や島民意見集約等円滑に行うため、山形県、本市、地域が一体となったとびしま未来協議会が中心となり、地域づくりに取り組みました。 また、大沢地区、南部地区及び田沢地区では、地域課題解決に向けた自主的な取り組みに対する支援行いました。 「都市機能が強化され、賑わう酒田」については、(仮称)酒田市コミュニケーションポート整備、開館に向けた事業調整、準備業務等行うとともに、市街地再開発行う事業者及び産業会館等再開発行う事業者に対して補助金交付しました。 また、旧割烹小幡活用するため、擁壁安全性調査行いました。 市道矢流川大平線道路改良事業は、国交付金配分率低下により進捗がおくれながらも、平成30年度で完了いたしました。 「行財政運営方針」については、地域創生部新設、行政経営課及びコミュニケーションポート開設準備室新設により、効率的な組織体制整えることができました。 実質収支は黒字ですが、実質単年度収支は3年連続で赤字となりましたので、次年度からはより財務指標意識した予算運営行ってまいります。予算編成により取り崩した財政調整基金は、繰越金確定により早期に復元することにしております。 平成30年度における施策成果につきましては、主要な施策成果報告書に詳細まとめてございますので、御参照ください。 それでは、会計ごとに収支概要申し上げます。 認第1号一般会計歳入歳出決算については、歳入決算額545億5,564万2,124円、歳出決算額533億5,592万4,578円で、差し引き額は11億9,971万7,546円、翌年度に繰り越すべき財源1億1,695万5,344円差し引いた実質収支は10億8,276万2,202円黒字となっております。 また、認第2号風力発電事業特別会計から認第8号駐車場事業特別会計まで7つ特別会計実質収支は、黒字または収支ゼロとなっております。 財政健全化法に基づく健全化判断比率等指標については、酒田地区広域行政組合本市償還負担が終了したこと等により、実質公債費比率は0.7ポイント、将来負担比率は8.1ポイント、それぞれ改善しております。 なお、一般会計と特別会計につきましては、会計管理者から後ほど、そして水道及び下水道事業会計につきましても、後ほど上下水道事業管理者から御説明申し上げます。 次に、一般会計及び特別会計補正予算案、その他議案について御説明申し上げます。 議第120号については、一般会計予算11億6,884万1,000円増額し、予算総額538億981万9,000円とするものであります。 このたび補正は、主に補助内示及び事業執行に伴うものであります。 主な歳出内容について申し上げます。 総務費では、繰越金活用し、財政調整基金及び市債管理基金へ積み立てするものであります。また、申し込み増が見込まれることから、ふるさと納税推進事業費増額しております。 民生費では、国要綱改正により補助単価が改定されたことから、放課後児童健全化育成事業費に係る委託料増額しております。 衛生費では、酒田地区広域行政組合ごみ焼却施設基幹的設備改良工事に係る補助対象外経費調整により分賦金増額しております。 農林水産業費では、県道拡幅により道路用地となるやまもと農村センター敷地内支障物件移転経費新たに計上し、また県事業内示に伴い、土地改良負担事業費増額しております。 商工費では、新たな利用が見込まれている中小企業融資資金貸付事業費増額しております。 土木費では、社会資本整備総合交付金等内示に伴い、舗装改修事業費、側溝整備事業費、市道錦町坂野辺新田線外道路改良事業費及び除雪機械整備事業費それぞれ減額しております。 教育費では、外国籍中学生へ日本語講師派遣回数増加等に伴い、日本語指導講師等派遣事業費増額しております。 以上が歳出主な内容でありますが、これに充当する財源といたしましては、県支出金、寄附金、繰越金、諸収入及び市債それぞれ増額し、分担金及び負担金、国庫支出金それぞれ減額しております。 債務負担行為補正については、(仮称)酒田市コミュニケーションポート及び八幡分館・松山分館・ひらた図書センター管理に関する包括協定ほか2件追加するものであります。 地方債補正については、総務事業費ほか2件限度額変更するものであります。 議第121号については、国民健康保険特別会計予算4億652万5,000円増額し、予算総額113億20万6,000円とするものであります。 このたび補正は、前年度繰越金確定に伴うもので、歳出では基金積立金、歳入では繰越金増額しております。 議第122号については、後期高齢者医療事業特別会計予算歳入予算一部補正し、予算総額補正前と同額とするものであります。 このたび補正は、前年度繰越金確定に伴うもので、歳入繰越金増額し、繰入金減額しております。 議第123号については、介護保険特別会計予算3億2,895万円増額し、予算総額129億3,854万1,000円とするものであります。 このたび補正は、事業精算に伴う支払基金へ償還及び前年度繰越金確定によるもので、歳出では基金積立金及び諸支出金、歳入では支払基金交付金及び繰越金それぞれ増額しております。 議第124号については、駐車場事業特別会計予算433万円増額し、予算総額3,500万6,000円とするものであります。 このたび補正は、前年度繰越金確定に伴うもので、歳出では基金積立金、歳入では繰越金増額しております。 議第125号については、成年被後見人等権利制限に係る措置適正化等図るため関係法律整備に関する法律施行に伴い、関係条例整理するものであります。 議第126号については、地方公務員法及び地方自治法一部改正する法律施行に伴い、会計年度任用職員制度に関する関係条例整備するものであります。 議第127号については、福祉乗合バス運行日改めるため、所要改正行うものであります。 議第128号については、住民基本台帳法施行令一部改正に伴い、印鑑登録証明書等に旧氏事項追加するとともに、性別記載削除するため、所要改正行うものであります。 議第129号については、廃棄物処理及び清掃に関する法律施行規則一部改正に伴い、市が設置する一般廃棄物処理施設技術管理者資格要件について、所要改正行うものであります。 議第130号については、水道法施行令一部改正に伴い、条文整備するものであります。 議第131号については、建築物及び工作物確認申請及び完了検査申請手数料改定するため、所要改正行うものであります。 議第132号については、水道法及び水道法施行令一部改正に伴い、指定給水装置工事事業者指定更新手数料定め、指定給水装置工事事業者新規指定手数料改定するなど、所要改正行うものであります。 議第133号については、水道法施行令及び水道法施行規則一部改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者資格要件について、所要改正行うものであります。 議第134号については、(仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンター八幡分館、松山分館及びひらた図書センター指定管理者指定するため、議会議決求めるものであります。 議第135号については、株式会社日情システムソリューションズと物品取得契約締結したウインドウズ10ライセンスについて、消費税率引き上げに伴い契約金額変更するため、議会議決求めるものであります。 議第136号については、浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事構造材等木材購入するものであり、入札結果、株式会社阿部製材所から2,860万円で取得するものであります。 議第137号については、株式会社エス・アイ・シー事業用地として、酒田京田西工業団地土地一部5,890万円で売り払うため、議会議決求めるものであります。 議第138号については、日本キャタピラー合同会社酒田営業所と物品取得契約締結した除雪ドーザについて、消費税率引き上げに伴い契約金額変更するため、議会議決求めるものであります。 議第139号については、令和元年度市道錦町坂野辺新田線外道路改良工事(その1)において、入札結果、大井建設株式会社と2億1,560万円で請負契約締結するものであります。 議第140号については、平成30年度酒田市水道事業会計において、未処分利益剰余金建設改良積立金に積み立てるほか、資本金に組み入れるため、議会議決求めるものであります。 議第141号については、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標達成するため計画変更認可することについて、地方独立行政法人法第83条第3項規定により、議会議決求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 次に、会計管理者。 (熊谷 智会計管理者兼出納課長 登壇) ◎熊谷智会計管理者兼出納課長 私からは、一般会計と特別会計平成30年度決算概要について補足説明申し上げます。 認第1号一般会計歳入歳出決算については、先ほど市長から説明申し上げました内容と繰り返しとなりますけれども、歳入決算額545億5,564万2,124円、歳出決算額533億5,592万4,578円で、差し引き額は11億9,971万7,546円、翌年度に繰り越すべき財源1億1,695万5,344円差し引いた実質収支は10億8,276万2,202円黒字となっております。 次に、特別会計平成30年度決算概要について。 認第2号風力発電事業特別会計歳入歳出決算については、歳入歳出ともに決算額10億8,563万6,244円となっております。 歳入は、市債10億6,920万円が主なものであります。 歳出は、風力発電事業費10億8,563万6,244円であり、令和3年初頭運転開始に向けて、発電所建設工事発注するとともに、維持管理拠点となる風力発電管理施設建設しました。 認第3号交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額2,169万4,935円、歳出決算額2,015万8,239円で、差し引き額153万6,696円は令和元年度一般会計へ繰り越すものであります。 なお、本決算もって同会計は廃止となります。 認第4号定期航路事業特別会計歳入歳出決算については、歳入歳出ともに決算額3億817万6,694円となっております。 歳入では、事業収入6,376万6,646円、国庫支出金9,161万227円、一般会計繰入金1億3,048万416円が主なものであります。 歳出は、定期航路費2億498万3,206円、公債費1億319万3,488円であります。 年間乗客数は2万4,378と、前年度より1,595、7%増加しております。 認第5号国民健康保険特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額116億4,437万5,584円、歳出決算額112億3,784万7,833円で、差し引き額4億652万7,751円令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、国民健康保険税22億3,199万6,233円、県支出金76億4,961万300円が主なものであります。 歳出では、保険給付費74億8,077万4,814円、国民健康保険事業費納付金25億7,823万6,841円が主なものであります。 平成30年度平均被保険者数は2万2,871、平均世帯数は1万4,562世帯となっております。 認第6号後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額12億7,809万1,774円、歳出決算額12億7,373万6,262円で、差し引き額435万5,512円令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、後期高齢者医療保険料8億7,276万7,695円、一般会計繰入金3億9,180万1,159円が主なものであります。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金12億6,017万3,157円が主なものであります。 平成30年度末被保険者数は1万9,042となっております。 認第7号介護保険特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額128億9,531万7,071円、歳出決算額125億7,567万871円で、差し引き額3億1,964万6,200円令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、介護保険料27億5,585万8,709円、国庫支出金31億9,498万8,601円、支払基金交付金31億6,496万6,000円が主なものであります。 歳出では、保険給付費114億6,328万9,107円が主なものであります。 平成30年度末要介護認定者数は6,950となっております。 認第8号駐車場事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額3,226万1,914円、歳出決算額2,793万100円で、差し引き額433万1,814円令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、事業収入2,912万3,816円が主なものであります。 歳出は、駐車場費2,535万5,100円、基金積立金257万5,000円であります。 月決め利用も含めた年間中央地下駐車場利用台数は3万4,953台、前年度に比べ6,292台、15%減、中町にぎわい健康プラザ駐車場利用台数は3万9,817台、前年度に比べ3,960台、11%増でした。 以上が特別会計平成30年度決算概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 上下水道事業管理者。 (須田 聡上下水道事業管理者 登壇) ◎須田聡上下水道事業管理者 私からは、認第9号水道事業会計決算及び認第10号下水道事業会計決算につきまして補足説明申し上げます。 認第9号水道事業会計決算については、収益的収入が30億6,072万738円、収益的支出は24億9,808万5,031円で、差し引き5億6,263万5,707円となり、消費税及び地方消費税控除した当年度純利益は5億2,118万261円となっております。 資本的収入及び支出では、国庫補助金等収入8,580万2,894円に対して、建設改良費と企業債償還金支出は13億1,014万8,603円で、差し引き不足額12億2,434万5,709円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金で補填しております。 認第10号下水道事業会計決算については、収益的収入が49億6,712万420円、収益的支出は48億9,866万153円で、差し引き6,846万267円となり、消費税及び地方消費税控除した当年度純利益は1,637万3,161円となっております。 資本的収入及び支出では、企業債等収入14億7,092万1,831円に対し、建設改良費と企業債償還金支出は37億1,774万4,764円で、差し引き不足額22億4,682万2,933円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填しております。 以上が水道事業会計及び下水道事業会計平成30年度決算概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~監査委員審査意見説明 ○田中廣議長 次に、認第1号から認第10号まで、監査委員審査意見の説明を求めます。 監査委員。 (加藤 裕監査委員 登壇) ◎加藤裕監査委員 それでは、平成30年度酒田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市水道事業会計下水道事業会計決算について審査いたしましたので、その結果申し上げます。 まず初めに、平成30年度酒田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算についてですが、決算審査意見書1ページお開き願います。 第1、審査対象ですけれども、平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市風力発電事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算、各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、基金運用状況であります。 第2、審査期間は、令和元年7月5日から令和元年8月26日までです。 第3、審査方法は、令和元年7月5日付をもって酒田市長から審査に付された平成30年度一般会計・特別会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに基金運用状況について、法令に従って処理されているか、計数が正確であるか、予算執行が適正であるかについて、関係書類と照合審査するとともに、関係職員の説明を聴取して審査行いました。 第4、審査結果は、審査に付された平成30年度一般会計・特別会計歳入歳出決算及びその他政令で定める書類は、関係法令に準拠して作成されており、計数も会計帳簿、証書類等と照合した結果、おおむね正確でありました。 なお、予算執行については、おおむね適正であると認めたところです。 各基金運用状況示す書類計数は正確であり、その運用状況について、おおむね適正であると認めました。 2ページ以降に審査概要、67、68ページに審査意見記載しておりますので、御参照願います。 続きまして、平成30年度酒田市水道事業会計下水道事業会計決算についてですが、決算審査意見書1ページお開き願います。 第1、審査対象ですが、平成30年度酒田市水道事業決算報告書、同じく酒田市水道事業損益計算書、同じく酒田市水道事業剰余金計算書、同じく酒田市水道事業剰余金処分計算書、同じく酒田市水道事業貸借対照表、同じく酒田市水道事業決算附属書類、平成30年度酒田市下水道事業決算報告書、同じく酒田市下水道事業損益計算書、同じく酒田市下水道事業剰余金計算書、同じく酒田市下水道事業欠損金処理計算書、同じく酒田市下水道事業貸借対照表、同じく酒田市下水道事業決算附属書類であります。 第2、審査期間は、令和元年6月10日から令和元年8月8日までです。 第3、審査方法は、令和元年6月10日付をもって酒田市長から地方公営企業法第30条第2項規定により審査に付された決算書及び決算附属書類が、地方公営企業関係法令及び各事業会計規程に準拠して作成され、かつ経営成績及び財政状態正確に表示しているか否かについて、関係帳票提出求めるとともに、関係職員の説明を聴取しました。 第4、審査結果は、水道事業会計審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び水道事業会計規程に準拠して作成され、計数についてはおおむね正確であると認められました。 下水道事業会計審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び下水道事業会計規程に準拠して作成され、計数についてはおおむね正確であると認められました。 各事業運営状況については、次分析とおりであります。 なお、水道事業決算審査意見は29ページ、下水道事業決算審査意見は53ページに記載しておりますので、御参照願います。 以上で決算審査の説明とさせていただきます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △延会 ○田中廣議長 お諮りいたします。 本日会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本日会議はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 なお、次本会議は10月2日午前10時より再開いたします。 御苦労さまでした。   午前11時12分 延会...