令和 1年 9月 定例会(第5回)令和元年9月30日(月曜日)午前10時0分開会
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 出欠議員氏名 田中 廣議長 関井美喜男副
議長出席議員(28名) 1番 市原栄子議員 2番 佐藤 弘議員 3番
阿部秀徳議員 4番
齋藤美昭議員 5番 齋藤 直議員 6番 池田博夫議員 7番 冨樫 覚議員 8番
五十嵐英治議員 9番 斎藤 周議員 10番
江口暢子議員11番 武田恵子議員 12番 進藤 晃議員13番 佐藤喜紀議員 14番 松本国博議員15番 安藤浩夫議員 16番
佐藤伸二議員17番 田中 斉議員 18番 高橋正和議員19番 田中 廣議員 20番
関井美喜男議員21番 後藤 泉議員 22番 佐藤 猛議員23番 堀 豊明議員 24番
高橋千代夫議員25番 富樫幸宏議員 26番 後藤 仁議員27番 本多 茂議員 28番 小松原
俊議員欠席議員(なし)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
説明のため出席した者丸山 至 市長 矢口明子 副市長須田 聡
上下水道事業管理者 田中愛久
総務部長梅木和広 危機管理監 阿部 勉
企画部長大沼康浩 地域創生部長 佐々木好信
交流推進調整監桐澤 聡 市民部長 菊池裕基
健康福祉部長白畑真由美 子ども・
家庭支援調整監 伊藤 優
建設部長五十嵐 武
建設部技監兼上下水道部技監 竹越攻征
農林水産部長熊谷 智 会計管理者兼出納課長 村上幸太郎
教育長本間優子 教育次長 齋藤啓悦
教育次長荘司忠和 上下水道部長兼管理課長 加藤 裕
監査委員五十嵐直太郎 農業委員会会長 高橋清貴
選挙管理委員会委員長田村 章 総務課長 池田里枝
財政課長中村慶輔 企画調整課長
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 事務局職員出席者門田 豊
事務局長補佐 佐藤清彦 庶務主査兼庶務係長守屋 淳
議事調査主査兼
議事調査係長 佐藤 傑
議事調査主査渡部千晶 庶務係調整主任 元木一成
議事調査係調整主任鈴木輝正 議事調査係主任 土門春奈 庶務係主事
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議事日程議事日程第1号 令和元年9月30日(月)午前10時開議第1.
会議録署名議員指名第2.会期決定第3.
市長所信表明第4.報第18号 平成30年度酒田市
一般会計継続費精算報告について第5.報第19号 平成30年度酒田市
財政健全化判断比率及び資金不足比率
の報告について第6.報第20号
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構
の平成30年度における業務
の実績に関する評価について第7.報第21号
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構
の第3期
中期目標期間終了時に見込まれる業務
の実績に関する評価について第8.認第1号 平成30年度酒田市
一般会計歳入歳出決算の認定について第9.認第2号 平成30年度酒田市
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について第10.認第3号 平成30年度酒田市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について第11.認第4号 平成30年度酒田市
定期航路事業特別会計歳入歳出決算の認定について第12.認第5号 平成30年度酒田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第13.認第6号 平成30年度酒田市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第14.認第7号 平成30年度酒田市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について第15.認第8号 平成30年度酒田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について第16.認第9号 平成30年度酒田市
水道事業会計決算の認定について第17.認第10号 平成30年度酒田市
下水道事業会計決算の認定について第18.議第120号 令和元年度酒田市
一般会計補正予算(第6号)第19.議第121号 令和元年度酒田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第20.議第122号 令和元年度酒田市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第21.議第123号 令和元年度酒田市
介護保険特別会計補正予算(第1号)第22.議第124号 令和元年度酒田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)第23.議第125号 成年被後見人等
の権利
の制限に係る措置
の適正化等
を図るため
の関係法律
の整備に関する法律
の施行に伴う関係条例
の整理に関する条例
の制定について第24.議第126号 地方公務員法及び地方自治法
の一部
を改正する法律
の施行に伴う関係条例
の整備に関する条例
の制定について第25.議第127号 酒田市
福祉乗合自動車運行条例の一部改正について第26.議第128号 酒田市印鑑条例
の一部改正について第27.議第129号 酒田市
一般廃棄物処理施設の技術管理者
の資格に関する条例
の一部改正について第28.議第130号 酒田市
大台野飲雑用水供給施設設置管理条例の一部改正について第29.議第131号 酒田市手数料条例
の一部改正について第30.議第132号 酒田市
水道事業給水条例の一部改正について第31.議第133号 酒田市水道
の布設工事監督者及び
水道技術管理者に関する条例
の一部改正について第32.議第134号 (仮称)酒田市
コミュニケーションポート並びに(仮称)
酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センター
の指定管理者
の指定について第33.議第135号
物品取得契約の変更について(Windows10ライセンス)第34.議第136号 物品
の取得について(浜田・
若竹統合保育園(仮称)
建設工事構造材等木材)第35.議第137号 土地
の処分について第36.議第138号
物品取得契約の変更について(除雪ドーザ)第37.議第139号 請負契約
の締結について(令和元年度市道錦町
坂野辺新田線外道路改良工事(その1))第38.議第140号 平成30年度酒田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について第39.議第141号
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標
を達成するため
の計画
の変更
の認可について ----------------------------- 本日
の会議に付した事件(議事日程
のとおり) -----------------------------
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△開会
○田中廣議長 おはようございます。 ただいまから令和元年第5回酒田市議会9月定例会
を開会いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△開議
○田中廣議長 本日は全員出席であります。 直ちに本日
の会議
を開きます。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第1号によって議事
を進めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
会議録署名議員指名
○田中廣議長 日程第1、
会議録署名議員の指名
を行います。
会議録署名議員に 8番
五十嵐英治議員 9番 斎藤 周議員 10番
江口暢子議員 の3名
を指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△会期決定
○田中廣議長 日程第2、会期
の決定
を議題といたします。
議会運営委員会において取り決められました結果
の報告
をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、28番、
小松原俊議員。 (小松原
俊議会運営委員会委員長 登壇)
◆
小松原俊議会運営委員会委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 去る9月24日
の議会運営委員会におきまして、本9月定例会
の会期
を本日30日から10月24日まで
の25日間と決定いたしました。 なお、細部につきましては、お手元に配付
の日程表
のとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。
○田中廣議長 お諮りいたします。 本定例会
の会期は、ただいま
議会運営委員会委員長より報告ありましたとおり、本日30日から10月24日まで
の25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本定例会
の会期は、本日30日から10月24日まで
の25日間と決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△報告事項
○田中廣議長 次に、報告事項がありますので、
事務局長補佐から報告いたします。
事務局長補佐。
◎
門田豊事務局長補佐 御報告申し上げます。 令和元年9月20日付、鳥海やわた観光株式会社、ひらた悠々
の杜株式会社、
公益財団法人土門拳記念館、
公益財団法人酒田市美術館及び
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構
の経営状況
を説明する書類
を各議員に配付してございます。これは、地方自治法第243条
の3第2項
の規定により、本議会に提出されたものでございます。 また、令和元年9月20日付、教育に関する事務
の管理及び執行状況に係る点検及び評価について
の書類
を各議員に配付してございます。これは、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条
の規定により、本議会に提出されたものでございます。 よろしく御精査くださいますようお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
市長所信表明
○田中廣議長 日程第3、市長より所信表明
をお願いします。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇)
◎丸山至市長 おはようございます。 令和元年9月定例会
の開会に当たりまして、所信
を申し述べる機会
を与えていただきましたことに感謝
を申し上げますとともに、今後
の市政運営について
の決意
の一端
を申し述べさせていただきます。 初めに、9月1日
の市議会議員補欠選挙におきまして、
阿部秀徳議員と齋藤直議員が当選されましたこと、心からお祝い
を申し上げます。 私も市長選挙におきまして、市民
の皆様
の力強い御支援や温かい励ましにより、引き続き新たな4年間
の市政運営
を担わせていただくことになりました。改めてその職責
の重さに身が引き締まる思いでおります。皆様
の期待と信頼に応えられるよう全力で市政運営に当たってまいりますので、議員各位
の御理解、御協力
を賜りますようお願い
を申し上げます。 さて、私
の市長1期目
の4年間は、子育て支援、教育環境
の改善、企業立地
の促進、農林水産業や中小企業支援など
の産業振興、文化芸術によるまちづくり、酒田港や庄内空港
の航路拡充などさまざまな行政課題に取り組み、産業都市・
交流都市づくりの種
をまき、そして芽が出始めた4年間だったと考えております。 任期2期目に当たりましては、地域
の持続的な維持発展
を支えるために最も重要なことは
人財と風土だという信念
のもと、未来へ
の投資、特に子育て環境
の充実と各分野
を担う地域
を支える
人財
の養成に力
を注いでいきたいと思います。 酒田市は、人口減少や超高齢社会、地域間競争
の荒波
の中で生き残り
をかけ、さまざまな財(たから)
を求めて大海原
を航海しています。本市
を取り巻く環境は大変厳しく、市政運営
を進めていくにはさまざまな困難が予想されます。そのような状況にあっても、賑わい
の創出に向けて「
人財と風土が支える産業・交流都市酒田」
をつくるという信念
のもと、6つ
の政策
を柱に据えて施策
を実行してまいります。 特に取り組みたい項目について申し述べます。 1、存在感
のある産業力、文化力
の形成。 誰もが経験したこと
のない急激な少子高齢化は、全国
の自治体に人口減少対策にどう取り組む
のかという大きな課題
を突きつけています。人口減少
を抑制し、人々が生き生きと暮らせるにぎわい
のあるまちであるためには、若い
人たちがやりがい
を持って働ける場が必要であり、住民が地域に愛着
を持つことが必要です。そのため
の酒田らしい産業力、文化力
を形成することで、住みたい
まちナンバーワンへ
の基盤固めに取り組みます。 (1)民間
の「稼ぐ力」
を活用した公民連携による
賑わい拠点づくり。 住みたいまちであるためには、魅力的なにぎわい拠点が必要です。そこで、酒田駅前、山居倉庫や
中町モール周辺、日和山公園や
飯森山公園周辺、鳥海山・
飛島ジオパークエリア、眺海
の森など
の魅力形成
を図るため、民間
の稼ぐ力
を活用した公民連携による
にぎわい拠点づくりを進めます。 (2)儲かる農林水産業
の振興。 農林水産業
をめぐる状況は、農林漁業者
の減少、高齢化
の進行、他産地と
の競争など目まぐるしく変化しています。このような中、夢があり、希望が持てる農林水産業としていくためには、時代
の変化
を見通した挑戦と日々
の地道な努力
の両輪でこの状況
を乗り越え、未来へ
の投資
を行っていかなければならないと考えています。 酒田
の礎である農林水産業
の振興
のため、次
のことに取り組みます。 農業については、先人が大切にしてきた土づくり、
人づくり、稲づくり
を基本に、ICT(情報通信技術)やドローンなど新たな技術
を活用して、土壌分析や稲
の育ちぐあいを見える化するスマート農業
を実践します。 そして、農業者
の所得向上
のために、消費者
のニーズ
を捉えた売れる米づくりと酒田産農産物
の積極的な
トップセールスに取り組みます。 林業については、森林所有者
の経営管理権
を意欲と能力
のある林業経営者に集約し、安定的な林業施行
を確保します。 そして、林業経営者、森林組合、製材・建築関係者等
の連携強化による流通コスト
の削減、地域材
の利用拡大
を図り、持続可能で収益性
の高い森林経営
を促進します。 また、森林病害虫
の駆除や防除、
森林ボランティアへ
の支援を通して、森林環境
の保全
を図ります。 水産業については、引き続き「いか
のまち酒田」
を展開するとともに、飛島応援店
の取り組みなどにより、水産関係者が一体となったブランド化や販路拡大により漁業所得
の向上
を図ります。 また、水産資源
を管理することにより、酒田
の漁業、ひいては水産業が持続可能で収益性
の高い産業となるよう取り組みます。 (3)地域
を支える産業力
の強化。 力強い産業
を構築することは、安定した雇用
の確保と地域
の発展に必要不可欠です。そのため、酒田市
産業振興まちづくりセンター(サンロク)
を拠点とした創業支援や企業
のマッチング支援などに取り組みます。 また、
ビッグデータ等を活用した市場
の拡大、業務
の自動化システム、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
の導入による生産性
の向上や人手不足へ
の対応
を積極的に進めます。 さらに、企業立地や中小企業へ
のきめ細やかな支援
を実施します。 (4)
道路予算確保活動の強化。
日本海沿岸東北自動車道は、いまだ新潟・秋田両県境区間が接続されていないことから、
重要港湾酒田港とつながることによる効果
を十分に発揮できない状況にあります。さらなる交流人口
の増加、流通
の拡大などによる地域経済へ
の波及効果がもたらされるよう、官民一体、地域一丸となって粘り強く要望活動
を行い、一日も早い全線開通
を目指します。 国道47
号新庄酒田道路及び国道7号は、日本海沿岸部と県内陸地方や隣県
を結ぶ重要な物流ルートとして、また広域的な救急医療
の確保にも重要な役割
を果たすものと期待されています。余目酒田道路
の全線開通に続き、戸沢立川道路など
の早期事業化及び国道7号広野・興野地区4車線化
の早期整備が図られるよう国や県に強力に働きかけていきます。 (5)酒田港における新規航路開拓と
エネルギー拠点化。 山形県唯一
の重要港湾酒田港は、近年、
外国クルーズ船の寄港増加や、友好都市、
中華人民共和国唐山市
の京唐港と
の新たな航路開設など活況
を呈しています。さらなる港湾機能
の強化に向けて、外国と
の貿易だけでなく、国内
のRORO船やコンテナ船等
の航路開設について、県や関係機関と連携しながら進めていきます。 さらに、現在、北港地区は、
エネルギー関連産業の集積が進んでいることから、
エネルギー基地として
の拠点化
を目指します。 (6)多様な交流が織りなす港町文化
の創造。 酒田市は、新しい文化
を受け入れる進取
の気風
を持って、多様な交流
を行う中で独自
の文化
を形成してきました。文化は、まち
の品格
をつくり、その魅力
を高めてくれるものです。本市
の文化力形成
のため、地域資源
を生かした
まちづくり事業を選択的、集中的に取り込むとともに、社会包摂
の視点に立ち、地域社会
の基盤となる
人財
の育成事業
を酒田市
文化芸術基本条例と酒田市
文化芸術推進計画に基づき戦略的に推進します。 (7)スポーツ及び
コンベンション機能を有する
公共的ホール整備の検討。 都市機能
の充実と交流人口
の増加に向け、大規模なスポーツや文化
の大会、展示会、学術会議など多様な
イベント開催機能を有する公共的ホール
の整備について検討
を進めます。 2、子育て、子ども教育
の環境
の充実。 人口減少
を抑制するためには、妊娠から出産、子育てまで切れ目
のない支援と、安心して子供
を産み育て、教育することができる環境
を整えることが大切だと考えます。医療や保育、教育
の経済的な負担軽減に加え、それら
を質
の高い水準で提供できるよう施策
を展開します。 (1)国
の幼児教育・保育
の無償化に呼応した負担軽減策
の充実。 10月から国
の幼児教育・保育
の無償化制度がスタートし、3歳以上
の保育料が無料となります。これまで本市が独自に手厚く支援し、保育料
の負担軽減
を行ってきたものについても無償化制度
の対象となったことから、その財源
を活用して制度
の対象外であるゼロから2歳児
の保育料についてさらなる軽減措置
を実施し、
県内トップレベルの負担軽減策に取り組みます。 具体的には、多子世帯において、第2子
の保育料
を3分の2軽減し、第3子以降
の保育料
を無料としている措置
を継続するとともに、これまで第1子
を小学6年生までとしていた年齢制限
を撤廃し、第1子
の年齢に関係なく第2子以降
の保育料
を軽減します。 (2)
屋内型大型児童遊戯施設の検討。 子育て世代
の皆様から、本市にも屋内型
の大型児童遊戯施設が欲しいと
の声が多く寄せられています。保育料
の負担軽減などに加え、楽しく子育て
をする環境
を整えていく必要があることから、冬季間や雨天時でも体
を動かし遊ぶことができる
屋内型大型児童遊戯施設の整備について検討
を進めます。 (3)酒田方式小中一貫教育
の推進。 教育においては、義務教育9年間
の指導に系統性と一貫性
を持たせることで、学力
の向上、生徒指導
の充実
を図っていきます。同時に、地域コミュニティや企業
の力
を生かしたキャリア教育
を進め、酒田方式
の特色ある小中一貫教育体制
を構築します。 (4)英語教育等、社会
のグローバル化に対応した教育施策
の強化。 社会
のグローバル化が加速する中で、語学力やコミュニケーション能力、異文化理解力
を身につけて世界で活躍できる人材が求められています。酒田っ子
の学力
の向上
のため、教育委員会、高等教育機関等と連携して英語教育や異文化交流などグローバル化に対応した各種教育プログラム
の実践
を後押しします。 3、市民
の参画意識
の醸成。 私
の市政運営
の根本理念は「
人が財産」であります。まちににぎわい
を創出するためには、市民が地域づくりに参画し、市民一
人一
人がそれぞれ
の力
を発揮できる風土
をつくっていく必要があります。 (1)コミュニティ組織運営
のため
の「まちづくり協働指針」
の策定。 今後も人口減少、少子高齢化が進むことが想定される中、住みよい地域社会
の形成には、住民、地域、行政
の協働が重要です。 1期目は、地域
の取り組み
を地域コミュニティみずからが自由に選択し実行できる仕組みとして、ひとづくり・まちづくり総合交付金制度
を創設しました。 2期目においては、行政と住民組織
の地域共創力
の強化に向けて、各コミュニティ組織
の運営指針となるまちづくり協働指針
を策定します。 4、東北公益文科大学と
の新たな「大学まちづくり」。 大学は単に学問
を研究するだけ
の場所ではありません。大学がまち
をつくり、まちが大学
を支えるという東北公益文科大学
の建学
の精神に立ち返り、新しい大学まちづくり
を進めます。 酒田に住みながら大学に行くことができる、市内
の消費がふえ、働き手が確保できる、卒業後
の定住につながるなど、本市に大学があることによるメリット
の啓発にも努めてまいります。 (1)まちづくりへ
の参画推進と学生
の活躍フィールド支援。 東北公益文科大学があるまちとして、その個性
をさらに磨くために、大学
の知見や新たな発想
を本市
のまちづくりに生かすとともに、学生
の活動が市民
の皆様から見えるようにしていきます。 (2)東北公益文科大学
の公立化
の検討。 東北公益文科大学は、国際性や教育
のきめ細かさなど、さまざまな分野で
外部から高い評価
を受けており、今年度は私立文系大学
の多くが定員
を割る中、開学初年度に次ぐ入学者数
を確保しています。 今後、若年層
の人口減少がより一層顕著となる中、安定して学生
を確保し、若者が集まる地域
の拠点とも言える大学
を永続させる必要があります。順調な経営がなされている今だからこそ、公立化に向けた検討が必要と考え、大学
の設置者である県及び庄内2市3町
の枠組みで協議
を進めます。 5、安全安心
の地域社会づくり。 高齢者やさまざまな障がいによって社会生活
を営む上で不利益
をこうむっている方々、災害に見舞われた方々に対して、ケア
の行き届いたまちづくり
を推進し、安全安心
のまち
を目指します。 (1)るんるんバス等
の運行改善。 暮らしやすい生活環境
を構築するため、るんるんバス等やデマンドタクシーと、路線バス、鉄道、航空機、タクシー等
の民間交通サービスが連携することで、持続可能な公共交通ネットワーク
の整備
を図ります。 (2)スフィア基準
を重視した避難所運営など防災力
の強化。 熊本地震においては、地震による直接死が50
人である一方、災害関連死は約200
人となっており、その半数は避難所
の劣悪な環境がもたらしたものと言われています。 1期目において、避難所運営に向けた地域、学校、市で
の話し合い
を進め、地域が中心となり、3者連携で
の運営体制
を構築してきました。 今後は、さらにその被災者が尊厳
のある生活
を送ることができるように定められた国際基準、スフィア基準
を重視した避難所運営ができるように努め、プライバシーに配慮するため
の間仕切りや簡易ベッドなど
の配備により、災害時
の避難所環境
の充実
を図ります。 (3)上水道事業
の広域化促進。 上水道は、生活する上で欠くこと
のできない重要なライフラインです。しかし、人口減少に伴い、使用水量や料金収入は減少傾向にあります。一方で、過去に建設した上水道施設が耐用年数に達してきているため、今後それら
の施設
の更新が急務となっており、水道水
の安定供給に必要な資金、人員
の確保が課題となっています。 これら
の課題
を解決するために、山形県が実施している庄内広域水道用水供給事業と、本市、鶴岡市及び庄内町
の給水事業
を統合して、新たな広域的な上水道事業として再編成することで、持続可能な上水道事業
の体制
を構築していきます。 (4)市
の財政力指数
の改善。 市
の財政力指数
の改善
を進めて財政
の健全化に努め、将来へつながる財政基盤
の安定化
を図ります。 また、主要な事務事業について、計画から成果まで
を一連
の流れとして捉え、一定
の基準により評価
を行い、その評価
を次
の計画や事務事業
の見直し、予算編成などに反映させる仕組み
を導入し、市民生活
の向上という最終的な目標
の達成につなげていきます。 6、「Society5.0」
を見据えた「くらし改革、働き方改革」
の推進。 ソサエティ5.0とは、さまざまなモノがネットワーク
を介してつながり、システム化されることで、新しい価値やサービスが次々と創出され、人々に豊かさ
をもたらす社会
のことで、超スマート社会と言われています。 ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)
を活用した自動翻訳による観光客へ
の多言語対応、公共交通へ
の自動運転
の導入、インフラ
の維持管理など、技術革新による超スマート社会
の進展とともに市民
の生活が便利なものとなってきています。 本市においても、ソサエティ5.0
を見据え、ICT(情報通信技術)
の導入や、まち
の仕組み
のスマート化に積極的に取り組むことで、担い手不足や生活サービス
の維持といった課題解決
を図ります。 (1)スマート社会推進
のため
のアドバイザリーチーム
の立ち上げ。 まち
の仕組み
のスマート化
のためには、社会課題
を的確に把握し、それに対応する解決策
を検討するとともに、解決策
の実行
のために必要な技術に対して、現在
の水準と今後
の発展
の方向性
を正しく理解する必要があります。 本市におけるスマート社会
の推進
を図るため、産学官によるアドバイザーからそれぞれ
の専門的知見に基づく提言
をいただき、これ
を参考に、時代に即した効果的なまちづくり、市民サービス
のあり方
を検討します。 以上、2期目
の市政運営
のスタートに当たり、所信
の一端
を述べさせていただきました。 これら
の取り組みでは、目的や効果
を市民に
説明する際
のわかりやすさ、過程で
のオープンな議論、実施に当たっては、やる気
のある
人と
の協働
を基本としつつ、声なき声にも耳
を傾け、市民
の理解と協力
を得て成果に結びつけていきたいと考えています。 河村瑞賢は、約350年前、酒田港
を起点とする西廻り航路
を整備し、酒田に繁栄
をもたらしました。河村瑞賢が残した業績は、地域
の人々
の協力や関係者
の献身的な支えがあってこそなし得たものと考えます。令和という新しい時代
を迎え、私は、河村瑞賢
のように
人の和
を大事にし、発想力と行動力で酒田市発展へ
の礎
を一つ一つ積み上げるべく職務に邁進する所存です。 結びに、市民
の皆様、議員各位
の御理解、御協力
を賜りますよう重ねてお願い
を申し上げまして、今後4年間
の市政運営に向けて
の所信とさせていただきます。 ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△報第18号平成30年度酒田市
一般会計継続費精算報告について外35件
○田中廣議長 日程第4、報第18号平成30年度酒田市
一般会計継続費精算報告についてから、日程第39、議第141号
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標
を達成するため
の計画
の変更
の認可についてまで
の議案36件
を一括上程
の上、議題といたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△提案理由
説明
○田中廣議長 提案者
の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇)
◎丸山至市長 所信表明に続きまして、ただいま上程になりました議案
の概要について御
説明を申し上げます。 報第18号については、一般会計予算
の継続事業である消防庁舎及び総合防災センター整備事業費、松山小学校改修事業費について、地方自治法施行令第145条第2項
の規定により精算報告
をするものであります。 報第19号については、地方公共団体
の財政
の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項
の規定により、平成30年度決算に基づく
財政健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定
の基礎となる事項
を記載した書類
を監査委員
の審査に付し、その意見
をつけて議会に報告するものであります。 報第20号については、
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構
の平成30年度における業務
の実績に関して、地方独立行政法人法第28条第1項
の規定により評価
を行ったので、同条第5項
の規定により議会に報告するものであります。 報第21号については、
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構
の第3期
中期目標期間終了時に見込まれる業務
の実績について、地方独立行政法人法第28条第1項
の規定により評価
を行ったので、同条第5項
の規定により議会に報告するものであります。 認第1号から認第10号までは、平成30年度
の一般会計、7特別会計及び水道、下水道
の各事業会計
の決算
の認定に係るものであります。 平成30年度は、総合計画に掲げた「賑わいも暮らしやすさも共に創る公益
のまち酒田」
の実現に向け、人口減少
の抑制、市民所得
の向上、酒田市に住み続けたいと思う市民
をふやす、この三つ
を柱に全力
を尽くしてまいりました。 それでは、平成30年度施政方針で掲げました7つ
の項目について、それぞれ取り組んだ事業につきまして主なもの
を申し上げます。 「未来
を担う人材が豊富な酒田」については、東北公益文科大学
の学生に卒業後本市に定住していただくため、これまで定住者10
人に対し奨学金返還へ
の支援
を行い、平成30年度は新たに卒業生7
人を認定しております。 また、小中学校9年間
を見通した教育
を推進するため、各中学校区における小中連携
の実態調査
を行いました。 文化芸術
の推進については、
文化芸術推進計画に沿ったさまざまな事業に取り組みました。 創造性豊かな子供たち
の育成
を図るため、ロシア
を代表する文化芸術都市サンクトペテルブルク市
の中高一貫教育校と酒田南高等学校と
の交流
を行いました。 また、山居倉庫
の国史跡指定
を目指すため、調査委員会
を開催するとともに、測量等
の調査
を行いました。 「地域経済が活性化し、「働きたい」がかなう酒田」については、
産業振興まちづくりセンター(サンロク)が「つなぐ」拠点となり、地元企業、農林水産事業者等
のニーズとシーズ
のマッチング案件
をつくり、開業支援及び販路開拓等に取り組みました。
重要港湾酒田港については、コンテナ取扱貨物量は前年度
を下回ったものの、歴代2位と堅調に推移しました。 庄内空港
の利便性向上
のために、LCC誘致
の要望活動
を行い、ことし8月1日
の就航につなぐことができました。 高校生
の地元就職へ
の取り組みとしては、就職活動前
の市内企業見学ツアー等
の実施により、新規高卒者
の県内へ
の就職率は平成29年度
を3ポイント上回りました。 農業分野では、首都圏で
の農産物PR及び大学生等へ
の就農宣伝活動、新規就農者が農業経営
を早期に確立するため
の支援
を行うとともに、もうかる農業
を実現するため、高収益作物
を取り入れた複合経営
の推進に対し支援
を行いました。 林業では、林地台帳整備や松くい虫防除に取り組んだほか、地域材利活用
の一環として浜田・
若竹統合保育園に酒田産材
の活用
を進めております。 水産業では、「酒田船凍いか」
を商標登録するとともに、「いか
のまち酒田」にふさわしい水揚げ量
を確保するために、従来から
の段ボール箱購入補助金等に加え、陸電供給設備や荷揚げ用ベルトコンベア整備へ
の支援を通して県外船
の誘致
を行いました。 「ファンが多く、移住者・定住者・観光客が増加する酒田」については、移住、定住に係るワンストップ相談窓口における丁寧な対応や移住
を切り口とした本市
のPR等が奏功し、「田舎暮らし
の本」で本市が住みたい田舎
の上位に入るなど、相談者数、移住者数
の増加につながりました。 観光客
を初めとする交流人口
の拡大については、中華人民共和国大連市で海外初
の北前船寄港地フォーラム
を開催、本市へ
の観光誘客
をPRした結果、今年度
の大連市旅行エージェント
の来酒、観光商談会へとつながりました。 また、世界最大級
のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018「SAKE部門」が本県で開催され、市内蔵元
の最優秀酒蔵賞等
の受賞は、地元
の日本酒
の水準が国際レベルであると
の気づき
を与えてくれました。 東京オリンピック・パラリンピック
のホストタウン事業については、ニュージーランドトライアスロンチーム
の事前合宿誘致活動
を積極的に進めた結果、今年度、本市が合宿地として正式決定されました。
外国クルーズ船の寄港は、高校生英語ボランティアや各種おもてなし活動が高い評価
を得たことで、今後
の展望に期待が持てるようになりました。 「暮らしと生きがい
を共に創り、お互いが支えあう酒田」では、障がい者
の社会参加
を促進するため、カフェ「え~る」
を市役所1階に開設しております。 保育環境充実
のため、老朽化した浜田・若竹保育園
を統合するため
の設計業務等
の委託
を行うとともに、八幡学童保育所
の改修工事
を行い、保育室等
のスペース
を拡張しました。 健康づくり
の促進については、中町にぎわい健康プラザ
を拠点に、株式会社タニタヘルスリンクと連携した健康づくりプログラム
を実施しました。 「地域
のつながりと安全・安心にあふれた暮らしやすい酒田」では、亀ケ崎コミュニティ防災センター(仮称)
の設計等
の業務委託
を行いました。 飛島地区では、コミュニティ機能
を維持し、広範な分野へ
の対応や島民意見
の集約等
を円滑に行うため、山形県、本市、地域が一体となったとびしま未来協議会が中心となり、地域づくりに取り組みました。 また、大沢地区、南部地区及び田沢地区では、地域課題
の解決に向けた自主的な取り組みに対する支援
を行いました。 「都市機能が強化され、賑わう酒田」については、(仮称)酒田市
コミュニケーションポートの整備、開館に向けた事業調整、準備業務等
を行うとともに、市街地再開発
を行う事業者及び産業会館等
の再開発
を行う事業者に対して補助金
を交付しました。 また、旧割烹小幡
を活用するため、擁壁
の安全性
の調査
を行いました。 市道矢流川大平線道路改良事業は、国
の交付金
の配分率
の低下により進捗がおくれながらも、平成30年度で完了いたしました。 「行財政運営
の方針」については、地域創生部
の新設、行政経営課及び
コミュニケーションポート開設準備室
の新設により、効率的な組織体制
を整えることができました。 実質収支は黒字ですが、実質単年度収支は3年連続で赤字となりましたので、次年度からはより財務指標
を意識した予算運営
を行ってまいります。予算編成により取り崩した財政調整基金は、繰越金確定により早期に復元することにしております。 平成30年度における施策
の成果につきましては、主要な施策
の成果報告書に詳細
をまとめてございますので、御参照ください。 それでは、会計ごとに収支
の概要
を申し上げます。 認第1号
一般会計歳入歳出決算については、歳入決算額545億5,564万2,124円、歳出決算額533億5,592万4,578円で、差し引き額は11億9,971万7,546円、翌年度に繰り越すべき財源1億1,695万5,344円
を差し引いた実質収支は10億8,276万2,202円
の黒字となっております。 また、認第2号風力発電事業特別会計から認第8号駐車場事業特別会計まで
の7つ
の特別会計
の実質収支は、黒字または収支ゼロとなっております。 財政健全化法に基づく健全化判断比率等
の指標については、酒田地区広域行政組合
の本市償還負担が終了したこと等により、実質公債費比率は0.7ポイント、将来負担比率は8.1ポイント、それぞれ改善しております。 なお、一般会計と特別会計につきましては、会計管理者から後ほど、そして水道及び下
水道事業会計につきましても、後ほど
上下水道事業管理者から御
説明申し上げます。 次に、一般会計及び特別会計
の補正予算案、その他
の議案について御
説明申し上げます。 議第120号については、一般会計予算
を11億6,884万1,000円増額し、予算総額
を538億981万9,000円とするものであります。 このたび
の補正は、主に補助内示及び事業執行に伴うものであります。 主な歳出内容について申し上げます。 総務費では、繰越金
を活用し、財政調整基金及び市債管理基金へ積み立てするものであります。また、申し込み
の増が見込まれることから、ふるさと納税推進事業費
を増額しております。 民生費では、国
の要綱改正により補助単価が改定されたことから、放課後児童健全化育成事業費に係る委託料
を増額しております。 衛生費では、酒田地区広域行政組合
のごみ焼却施設基幹的設備改良工事に係る補助対象外経費
の調整により分賦金
を増額しております。 農林水産業費では、県道拡幅により道路用地となるやまもと農村センター敷地内
の支障物件
の移転経費
を新たに計上し、また県事業
の内示に伴い、土地改良負担事業費
を増額しております。 商工費では、新たな利用が見込まれている中小企業融資資金貸付事業費
を増額しております。 土木費では、社会資本整備総合交付金等
の内示に伴い、舗装改修事業費、側溝整備事業費、市道錦町坂野辺新田線外道路改良事業費及び除雪機械整備事業費
をそれぞれ減額しております。 教育費では、外国籍
の中学生へ
の日本語講師
の派遣回数
の増加等に伴い、日本語指導講師等派遣事業費
を増額しております。 以上が歳出
の主な内容でありますが、これに充当する財源といたしましては、県支出金、寄附金、繰越金、諸収入及び市債
をそれぞれ増額し、分担金及び負担金、国庫支出金
をそれぞれ減額しております。 債務負担行為補正については、(仮称)酒田市
コミュニケーションポート及び八幡分館・松山分館・ひらた図書センター
の管理に関する
包括協定ほか2件
を追加するものであります。 地方債補正については、総務事業費ほか2件
の限度額
を変更するものであります。 議第121号については、国民健康保険特別会計予算
を4億652万5,000円増額し、予算総額
を113億20万6,000円とするものであります。 このたび
の補正は、前年度繰越金
の確定に伴うもので、歳出では基金積立金
を、歳入では繰越金
を増額しております。 議第122号については、後期高齢者医療事業特別会計予算
の歳入予算
の一部
を補正し、予算総額
を補正前と同額とするものであります。 このたび
の補正は、前年度繰越金
の確定に伴うもので、歳入
の繰越金
を増額し、繰入金
を減額しております。 議第123号については、介護保険特別会計予算
を3億2,895万円増額し、予算総額
を129億3,854万1,000円とするものであります。 このたび
の補正は、事業精算に伴う支払基金へ
の償還及び前年度繰越金
の確定によるもので、歳出では基金積立金及び諸支出金
を、歳入では支払基金交付金及び繰越金
をそれぞれ増額しております。 議第124号については、駐車場事業特別会計予算
を433万円増額し、予算総額
を3,500万6,000円とするものであります。 このたび
の補正は、前年度繰越金
の確定に伴うもので、歳出では基金積立金
を、歳入では繰越金
を増額しております。 議第125号については、成年被後見人等
の権利
の制限に係る措置
の適正化等
を図るため
の関係法律
の整備に関する法律
の施行に伴い、関係条例
を整理するものであります。 議第126号については、地方公務員法及び地方自治法
の一部
を改正する法律
の施行に伴い、会計年度任用職員制度に関する関係条例
を整備するものであります。 議第127号については、福祉乗合バス
の運行日
を改めるため、所要
の改正
を行うものであります。 議第128号については、住民基本台帳法施行令
の一部改正に伴い、印鑑登録証明書等に旧氏事項
を追加するとともに、性別
の記載
を削除するため、所要
の改正
を行うものであります。 議第129号については、廃棄物
の処理及び清掃に関する法律施行規則
の一部改正に伴い、市が設置する
一般廃棄物処理施設の技術管理者
の資格要件について、所要
の改正
を行うものであります。 議第130号については、水道法施行令
の一部改正に伴い、条文
を整備するものであります。 議第131号については、建築物及び工作物
の確認申請及び完了検査申請
の手数料
の額
を改定するため、所要
の改正
を行うものであります。 議第132号については、水道法及び水道法施行令
の一部改正に伴い、指定給水装置工事事業者指定更新手数料
を定め、指定給水装置工事事業者
の新規
の指定手数料
を改定するなど、所要
の改正
を行うものであります。 議第133号については、水道法施行令及び水道法施行規則
の一部改正に伴い、
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格要件について、所要
の改正
を行うものであります。 議第134号については、(仮称)酒田市
コミュニケーションポート並びに(仮称)
酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センター
の指定管理者
を指定するため、議会
の議決
を求めるものであります。 議第135号については、株式会社日情システムソリューションズと物品
の取得契約
を締結したウインドウズ10ライセンスについて、消費税率
の引き上げに伴い契約金額
を変更するため、議会
の議決
を求めるものであります。 議第136号については、浜田・
若竹統合保育園(仮称)建設工事
の構造材等木材
を購入するものであり、入札
の結果、株式会社阿部製材所から2,860万円で取得するものであります。 議第137号については、株式会社エス・アイ・シー
の事業用地として、酒田京田西工業団地
の土地
の一部
を5,890万円で売り払うため、議会
の議決
を求めるものであります。 議第138号については、日本キャタピラー合同会社酒田営業所と物品
の取得契約
を締結した除雪ドーザについて、消費税率
の引き上げに伴い契約金額
を変更するため、議会
の議決
を求めるものであります。 議第139号については、令和元年度市道錦町
坂野辺新田線外道路改良工事(その1)において、入札
の結果、大井建設株式会社と2億1,560万円で請負契約
を締結するものであります。 議第140号については、平成30年度酒田市
水道事業会計において、未
処分利益剰余金を建設改良積立金に積み立てるほか、資本金に組み入れるため、議会
の議決
を求めるものであります。 議第141号については、
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標
を達成するため
の計画
の変更
を認可することについて、地方独立行政法人法第83条第3項
の規定により、議会
の議決
を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
○田中廣議長 次に、会計管理者。 (熊谷 智会計管理者兼出納課長 登壇)
◎熊谷智会計管理者兼出納課長 私からは、一般会計と特別会計
の平成30年度決算
の概要について補足
説明申し上げます。 認第1号
一般会計歳入歳出決算については、先ほど市長から
説明申し上げました内容と繰り返しとなりますけれども、歳入決算額545億5,564万2,124円、歳出決算額533億5,592万4,578円で、差し引き額は11億9,971万7,546円、翌年度に繰り越すべき財源1億1,695万5,344円
を差し引いた実質収支は10億8,276万2,202円
の黒字となっております。 次に、特別会計
の平成30年度決算
の概要について。 認第2号
風力発電事業特別会計歳入歳出決算については、歳入歳出ともに決算額10億8,563万6,244円となっております。 歳入は、市債10億6,920万円が主なものであります。 歳出は、風力発電事業費10億8,563万6,244円であり、令和3年初頭
の運転開始に向けて、発電所建設工事
を発注するとともに、維持管理
の拠点となる風力発電管理施設
を建設しました。 認第3号
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額2,169万4,935円、歳出決算額2,015万8,239円で、差し引き額153万6,696円は令和元年度
の一般会計へ繰り越すものであります。 なお、本決算
をもって同会計は廃止となります。 認第4号
定期航路事業特別会計歳入歳出決算については、歳入歳出ともに決算額3億817万6,694円となっております。 歳入では、事業収入6,376万6,646円、国庫支出金9,161万227円、一般会計繰入金1億3,048万416円が主なものであります。 歳出は、定期航路費2億498万3,206円、公債費1億319万3,488円であります。 年間
の乗客数は2万4,378
人と、前年度より1,595
人、7%増加しております。 認第5号
国民健康保険特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額116億4,437万5,584円、歳出決算額112億3,784万7,833円で、差し引き額4億652万7,751円
を令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、国民健康保険税22億3,199万6,233円、県支出金76億4,961万300円が主なものであります。 歳出では、保険給付費74億8,077万4,814円、国民健康保険事業費納付金25億7,823万6,841円が主なものであります。 平成30年度
の平均被保険者数は2万2,871
人、平均世帯数は1万4,562世帯となっております。 認第6号
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額12億7,809万1,774円、歳出決算額12億7,373万6,262円で、差し引き額435万5,512円
を令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、後期高齢者医療保険料8億7,276万7,695円、一般会計繰入金3億9,180万1,159円が主なものであります。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金12億6,017万3,157円が主なものであります。 平成30年度末
の被保険者数は1万9,042
人となっております。 認第7号
介護保険特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額128億9,531万7,071円、歳出決算額125億7,567万871円で、差し引き額3億1,964万6,200円
を令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、介護保険料27億5,585万8,709円、国庫支出金31億9,498万8,601円、支払基金交付金31億6,496万6,000円が主なものであります。 歳出では、保険給付費114億6,328万9,107円が主なものであります。 平成30年度末
の要介護認定者数は6,950
人となっております。 認第8号
駐車場事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額3,226万1,914円、歳出決算額2,793万100円で、差し引き額433万1,814円
を令和元年度に繰り越すものであります。 歳入では、事業収入2,912万3,816円が主なものであります。 歳出は、駐車場費2,535万5,100円、基金積立金257万5,000円であります。 月決め利用も含めた年間
の中央地下駐車場利用台数は3万4,953台、前年度に比べ6,292台、15%
の減、中町にぎわい健康プラザ駐車場
の利用台数は3万9,817台、前年度に比べ3,960台、11%
の増でした。 以上が特別会計
の平成30年度決算
の概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
○田中廣議長
上下水道事業管理者。 (須田 聡
上下水道事業管理者 登壇)
◎須田聡
上下水道事業管理者 私からは、認第9号
水道事業会計決算及び認第10号
下水道事業会計決算につきまして補足
説明申し上げます。 認第9号
水道事業会計決算については、収益的収入が30億6,072万738円、収益的支出は24億9,808万5,031円で、差し引き5億6,263万5,707円となり、消費税及び地方消費税
を控除した当年度純利益は5億2,118万261円となっております。 資本的収入及び支出では、国庫補助金等
の収入8,580万2,894円に対して、建設改良費と企業債償還金
の支出は13億1,014万8,603円で、差し引き不足額12億2,434万5,709円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金で補填しております。 認第10号
下水道事業会計決算については、収益的収入が49億6,712万420円、収益的支出は48億9,866万153円で、差し引き6,846万267円となり、消費税及び地方消費税
を控除した当年度純利益は1,637万3,161円となっております。 資本的収入及び支出では、企業債等
の収入14億7,092万1,831円に対し、建設改良費と企業債償還金
の支出は37億1,774万4,764円で、差し引き不足額22億4,682万2,933円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填しております。 以上が
水道事業会計及び下
水道事業会計の平成30年度決算
の概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
監査委員
の審査意見
説明
○田中廣議長 次に、認第1号から認第10号まで、
監査委員
の審査意見
の説明を求めます。
監査委員。 (加藤 裕
監査委員 登壇)
◎加藤裕
監査委員 それでは、平成30年度酒田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
水道事業会計、
下水道事業会計決算について審査いたしましたので、その結果
を申し上げます。 まず初めに、平成30年度酒田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算についてですが、決算審査意見書
の1ページ
をお開き願います。 第1、審査
の対象ですけれども、平成30年度酒田市
一般会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
風力発電事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
定期航路事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
介護保険特別会計歳入歳出決算、平成30年度酒田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算、各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、基金
の運用状況であります。 第2、審査
の期間は、令和元年7月5日から令和元年8月26日までです。 第3、審査
の方法は、令和元年7月5日付をもって酒田市長から審査に付された平成30年度一般会計・特別会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに基金
の運用状況について、法令に従って処理されているか、計数が正確であるか、予算
の執行が適正であるかについて、関係書類と照合審査するとともに、関係職員
の説明を聴取して審査
を行いました。 第4、審査
の結果は、審査に付された平成30年度一般会計・特別会計歳入歳出決算及びその他政令で定める書類は、関係法令に準拠して作成されており、計数も会計帳簿、証書類等と照合した結果、おおむね正確でありました。 なお、予算執行については、おおむね適正であると認めたところです。 各基金
の運用状況
を示す書類
の計数は正確であり、その運用状況について、おおむね適正であると認めました。 2ページ以降に審査
の概要、67、68ページに審査意見
を記載しておりますので、御参照願います。 続きまして、平成30年度酒田市
水道事業会計、
下水道事業会計決算についてですが、決算審査意見書
の1ページ
をお開き願います。 第1、審査
の対象ですが、平成30年度酒田市水道事業決算報告書、同じく酒田市水道事業損益計算書、同じく酒田市水道事業剰余金計算書、同じく酒田市水道事業剰余金処分計算書、同じく酒田市水道事業貸借対照表、同じく酒田市水道事業決算附属書類、平成30年度酒田市下水道事業決算報告書、同じく酒田市下水道事業損益計算書、同じく酒田市下水道事業剰余金計算書、同じく酒田市下水道事業欠損金処理計算書、同じく酒田市下水道事業貸借対照表、同じく酒田市下水道事業決算附属書類であります。 第2、審査
の期間は、令和元年6月10日から令和元年8月8日までです。 第3、審査
の方法は、令和元年6月10日付をもって酒田市長から地方公営企業法第30条第2項
の規定により審査に付された決算書及び決算附属書類が、地方公営企業関係法令及び各事業
の会計規程に準拠して作成され、かつ経営成績及び財政状態
を正確に表示しているか否かについて、関係帳票
の提出
を求めるとともに、関係職員
の説明を聴取しました。 第4、審査
の結果は、
水道事業会計の審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び水道事業
の会計規程に準拠して作成され、計数についてはおおむね正確であると認められました。 下
水道事業会計の審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び下水道事業
の会計規程に準拠して作成され、計数についてはおおむね正確であると認められました。 各事業運営
の状況については、次
の分析
のとおりであります。 なお、水道事業決算
の審査意見は29ページ、下水道事業決算
の審査意見は53ページに記載しておりますので、御参照
を願います。 以上で決算審査
の説明とさせていただきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△延会
○田中廣議長 お諮りいたします。 本日
の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本日
の会議はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 なお、次
の本会議は10月2日午前10時より再開いたします。 御苦労さまでした。 午前11時12分 延会...