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08月30日-01号

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  1. 酒田市議会 2018-08-30
    08月30日-01号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
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    平成30年  9月 定例会(第4回)平成30年8月30日(木曜日)午前10時0分開会       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      田中 廣議長         関井美喜男副議長出席議員(28名) 1番   市原栄子議員    2番   齋藤美昭議員 3番   佐藤 弘議員    4番   進藤 晃議員 5番   佐藤伸二議員    6番   池田博夫議員 7番   冨樫 覚議員    8番   五十嵐英治議員 9番   斎藤 周議員   10番   江口暢子議員11番   武田恵子議員   12番   佐藤 猛議員13番   佐藤喜紀議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   16番   阿部ひとみ議員17番   田中 斉議員   18番   高橋正和議員19番   田中 廣議員   20番   関井美喜男議員21番   後藤 泉議員   22番   堀 豊明議員23番   梶原宗明議員   24番   高橋千代夫議員25番   富樫幸宏議員   26番   後藤 仁議員27番   本多 茂議員   28番   小松原 俊議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  田中愛久   総務部長梅木和弘   危機管理監      阿部 勉   企画部長永田 斉   地域創生部長     桐澤 聡   市民部長菊池裕基   健康福祉部長     村上清明   建設部長中里智子   農林水産部長     阿部 武   会計管理者兼出納課長村上幸太郎  教育長        菅原司芝   教育部長伊藤 優   上下水道部長     五十嵐 武  上水道技監加藤 裕   監査委員       五十嵐直太郎 農業委員会会長高橋清貴   選挙管理委員会委員長 田村 章   総務課長池田里枝   財政課長       荘司忠和   企画調整課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者渡部幸一   事務局長       土門馨樹   事務局長補佐佐藤 傑   議事調査主査     守屋 淳   議事調査主査兼議事調査係長庄司 豪   庶務係長       佐藤清彦   議事調査係調整主任元木一成   議事調査係調整主任  渡部千晶   庶務係調整主任土門春奈   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第1号 平成30年8月30日(木)午前10時開議第1.会議録署名議員指名第2.会期決定第3.報第14号 平成29年度酒田市一般会計継続費精算報告について第4.報第15号 平成29年度酒田市財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告について第5.報第16号 専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)第6.報第17号 専決事項の報告について(平成30年度酒田市一般会計補正予算(第3号))第7.認第1号 平成29年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定について第8.認第2号 平成29年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について第9.認第3号 平成29年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第10.認第4号 平成29年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第11.認第5号 平成29年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について第12.認第6号 平成29年度酒田市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について第13.認第7号 平成29年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について第14.認第8号 平成29年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算の認定について第15.認第9号 平成29年度酒田市水道事業会計決算の認定について第16.認第10号 平成29年度酒田市下水道事業会計決算の認定について第17.認第11号 平成29年度酒田市病院事業会計決算の認定について第18.議第72号 平成30年度酒田市一般会計補正予算(第4号)第19.議第73号 平成30年度酒田市風力発電事業特別会計補正予算(第1号)第20.議第74号 平成30年度酒田市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)第21.議第75号 平成30年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第22.議第76号 平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第23.議第77号 平成30年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第1号)第24.議第78号 平成30年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)第25.議第79号 酒田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について第26.議第80号 酒田市交通災害共済事業の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第27.議第81号 酒田市升田児童館設置管理条例の廃止について第28.議第82号 請負契約の締結について(平成30年度酒田市防災行政無線デジタル化整備工事)第29.議第83号 物品の取得について(福祉乗合用小型バス)第30.議第84号 平成29年度酒田市水道事業会計処分利益剰余金の処分について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開会 ○田中廣議長 ただいまから平成30年第4回酒田市議会9月定例会を開会いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○田中廣議長 本日は全員出席であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第1号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員指名 ○田中廣議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に     16番 阿部ひとみ議員     17番 田中 斉議員     18番 高橋正和議員 の3名を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会期決定 ○田中廣議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員会において取り決められました結果の報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長、28番、小松原俊議員。 (小松原 俊議会運営委員会委員長 登壇) ◆小松原俊議会運営委員会委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 去る8月24日の議会運営委員会におきまして、本9月定例会の会期を本日30日から9月21日までの23日間と決定いたしました。 なお、細部につきましては、お手元に配付の日程表のとおりでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○田中廣議長 お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただいま議会運営委員会委員長より報告ありましたとおり、本日30日から9月21日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日30日から9月21日までの23日間と決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報告事項 ○田中廣議長 次に、報告事項がありますので、事務局長から報告いたします。 事務局長。 ◎渡部幸一事務局長 御報告申し上げます。 平成30年8月23日付、公益財団法人土門拳記念館及び公益財団法人酒田市美術館の経営状況を説明する書類を各議員に配付してございます。これは、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会に提出されたものでございます。また、平成30年8月23日付、教育に関する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価についての書類を各議員に配付してございます。これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定により、本議会に提出されたものでございます。よろしく御精査くださいますようお願い申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報第14号平成29年度酒田市一般会計継続費精算報告について外27件 ○田中廣議長 日程第3、報第14号平成29年度酒田市一般会計継続費精算報告についてから、日程第30、議第84号平成29年度酒田市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでの議案28件を一括上程の上、議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △提案理由説明 ○田中廣議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 おはようございます。 ただいま上程になりました議案の概要について、御説明申し上げます。 報第14号については、一般会計予算の継続事業である新庁舎整備事業費庁舎関連機器等整備事業費及び斎場改築事業費について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により精算報告をするものであります。 報第15号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成29年度決算に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告するものであります。 報第16号については、平成30年5月24日に酒田市みずほ二丁目地内で発生した公用車運転中の事故による損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 報第17号については、8月5日から6日にかけての大雨災害による農業、林業用施設や公共土木施設の被害に対する緊急的な復旧経費を計上することについて、市議会を招集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 認第1号から認第11号までは、平成29年度の一般会計、7特別会計及び水道、下水道、病院の各事業会計の決算の認定に係るものであります。 平成29年度は、「人財と風土が支える産業・交流都市酒田」を実現するために全力を尽くしてまいりました。 それでは、平成29年度施政方針で掲げました9つの項目について、それぞれ申し上げます。 「産業力強化と交流促進の基盤づくり」については、昨年、本市が策定した地域再生計画「新産業振興センター(仮称)整備・運営計画」が内閣総理大臣より認定されたことを受け、本市の産業力を総合的に高めていく推進体制として「つなぐ」をキーワードに産業振興まちづくりセンター(愛称:サンロク)の設立準備を進めておりましたが、ことしの4月にオープンしました。 また、京田西工業団地の新規立地企業や臨海工業団地へのバイオマス発電所整備に対し、助成金や貸付金による支援を行い、市内産業の高度化を促進するとともに、雇用の確保につなげました。 酒田港を生かした産業振興では、代表自治体として本市が申請した「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」が、昨年4月28日に日本遺産の認定を受けました。外国クルーズ船は国の直轄事業である岸壁整備の完了と船社へのポートセールスにより、昨年の8月2日に記念すべき第1号となるコスタ・ネオロマンチカの酒田港寄港が実現しました。 酒田駅周辺整備については、土地開発基金で取得した財産の買い戻しを行うとともに、光の湊株式会社が実施する酒田駅前地区第一種市街地再開発事業に係る補償、設計、権利変換計画策定等の業務に対する支援を行い、事業の進捗を図りました。 昨年の4月にはアメリカ合衆国オハイオ州デラウェア市と姉妹都市の協定を締結、昨年10月とことしの2月には文化交流のためロシア連邦サンクトペテルブルク市を本市の使節団が訪問しました。 農林水産業では、儲かる農業を実現するため、高収益作物を取り入れた複合経営の推進に対し支援を行いました。林業では、酒田産材で額縁を作成し市の表彰において積極的に使用するなど、木材利用促進を図りました。水産業では、ガバメントクラウドファンディングの手法を用いながら、県内外のイカ釣り船の支援を行い、酒田港への水揚げの促進を行いました。 「子育て、子どもの教育支援」については、妊娠期から出産、子育て期までの継続した支援を行うため、子育て世代包括支援センター「ぎゅっと」を新たに開設し、保健師、助産師、看護師による切れ目のないサポート体制を構築、関係機関とのネットワークを強化し、安心して子供を産み育てられるネウボラ事業を実施しました。 また、八幡・市条保育園の統合のため八幡統合保育園の整備を行い、松山小学校及び田沢小学校の改修工事は国の財源を確保しながら進めております。 「すべての女性が輝く地域社会づくりの推進」では、酒田市女性活躍推進懇話会を設立し、「日本一女性が働きやすいまち」を目指し、関係機関等が連携して施策を実施していく体制を整えるとともに、女性の再就職を支援するため、企業が女性職員のための職場環境整備を行う場合や育児休業取得者の代替要員を確保する場合に、新たに助成金を交付しました。 また、働く女性が安心して子育てできる環境整備の一つとして保育所等で働く保育士等の人材確保のため、国の進める処遇改善を行うとともに、県内及び宮城県の保育士養成校との情報交換や山形県福祉人材センターとの連携を強化し、保育士等の就職を支援しました。 「市民協働による地域活性化と歴史文化の継承、芸術文化・スポーツの振興」では、本市の文化行政の方向性を示すため文化芸術基本条例を制定するとともに、戦略的で継続性のある文化芸術事業の展開を図るため文化芸術推進計画を策定しました。 また、2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿地の選定を目指して、駐日ニュージーランド大使トライアスロンチーム強化部長に本市を視察していただきました。機運醸成を図るため、同国有望選手をみなと酒田トライアスロンおしんレースに招待し、市民との交流を行いました。 光ケ丘球技場は、天然芝から人工芝に改修したことにより、利用者の利便性の向上が図られました。 保存環境が心配されていた光丘文庫所蔵の貴重な史料は中町庁舎へ移転しました。 「健康づくり、福祉のまちづくりの推進」については、これまで本市が運営してきた市立八幡病院松山診療所及び飛島診療所等は、平成30年4月から地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構へ経営移管しました。 また、昨年4月のオープン以来、中町にぎわい健康プラザは、多くの市民の健康づくりに利用されております。新たに中町モールの天蓋と水遊びスペースがことしの4月に完成、同プラザのイベントスペースと一体的な利用により、中心市街地のにぎわいの創出拠点として活用されるものと期待しております。 「環境と共生する安全・安心のまちづくり」については、近年頻発するゲリラ豪雨等による冠水対策のため、大型排水ポンプ車を導入しました。 また、希望する市民に防災ラジオを頒布し、緊急情報の伝達体制の強化を図りました。 平成25年から始まった新市庁舎の整備は昨年の2期工事完成をもって完了し、また酒田市斎場は2カ年にわたる改築工事を終え、ことし4月1日から供用開始となりました。 人口減少及び少子高齢化に対応したまちづくりのため、立地適正化計画の策定、都市計画マスタープランの改定作業に着手いたしました。 「東北公益文科大学との大学まちづくりの推進」については、同大学へ酒田市産業振興寄附講座を開設し、高度な情報教育によりIT人材の育成に取り組みました。また、同大学卒業生に対する奨学金返還支援制度により、本市へ住民登録の上就業した対象者の方々へ支援を行いました。 「次期総合計画づくりと市政への市民参画の促進」については、平成30年度から10年間の新たな総合計画を策定いたしました。策定に当たり、総合計画未来会議を全6回開催し、10代から70代までの幅広い市民の方々にワークショップに御参加いただきました。手前みそで恐縮ではございますが、総合計画未来会議は私の選挙公約、人が財産=人財主義を実現する手段でございましたが、多くの市民から市政に参画してもらわなければならないとの思いを評価していただき、早稲田大学マニフェスト研究所と毎日新聞が共催する「マニフェスト大賞」の優秀賞をいただきました。これからも、市政に関する対話の場の創出に努めてまいります。 「効果的な行政運営と健全財政維持」では、下水道事業へ地方公営企業法の全部適用を行い、組織統合により上下水道事業管理者の傘下で効率的な経営を目指す体制に移行しました。 ふるさと納税制度を活用し、本市の特産品を全国にPRしつつ、目的を明示したガバメントクラウドファンディングも活用するなど、多くの寄附金を集めるためシティープロモーションに力を尽くしました。 実質単年度収支は2年連続で赤字となり、予算編成のため取り崩した財政調整基金を復元することができない厳しい財政状況が続いております。職員全体で財政状況に対する意識を共有し、成果を重視した事業展開、役割を終えた事業を終了するなど限られた財源と限られた人材で取り組むべき事業の質を選んでまいります。 平成29年度における施策の成果につきましては、「主要な施策の成果報告書」に詳細をまとめてございますので、御参照ください。 それでは、会計ごとに収支の概要を申し上げます。 認第1号一般会計歳入歳出決算については、歳入決算額576億3,024万1,292円、歳出決算額564億7,224万7,372円で、差し引き額は11億5,799万3,920円、翌年度に繰り越すべき財源6,824万7,325円を差し引いた実質収支は10億8,974万6,595円の黒字ではありますが、平成28年度決算の実質収支から3億7,908万494円減額となったことから、今後は身の丈に合った予算規模と財政運営を意識していく必要があると考えております。 また、認第2号交通災害共済事業特別会計から認第8号定期航路事業特別会計までの7つの特別会計の実質収支は、黒字または収支ゼロとなっております。 財政健全化法に基づく健全化判断比率等についての指標は、下水道事業の法適用に伴い雨水処理費への繰入額がふえたこと等により、実質公債費比率は0.5ポイント改善、将来負担比率は2.2ポイント改善しております。 詳細につきましては、一般会計及び特別会計については会計管理者から、水道及び下水道事業会計については上下水道事業管理者から、病院事業会計については健康福祉部長から、後ほど御説明申し上げます。 次に、一般会計及び特別会計の補正予算案について、御説明申し上げます。 議第72号については、一般会計を2,764万7,000円増額し、予算総額を526億6,076万4,000円とするものであります。 このたびの補正は、主に補助事業の内示及び事業執行に伴うものであります。 主な歳出内容について申し上げます。 総務費では、ふるさと納税推進事業費感謝事業先行予約分等の返礼品の調達経費を増額しております。 民生費では、制度改正により児童扶養手当を増額しております。 衛生費では、旧市立八幡病院の決算が確定したことから、八幡病院清算事業費を減額するものです。 農林水産業費では、県事業の内示に伴い土地改良負担事業費を、また、県の財源を活用した、園芸大国やまがた産地育成支援事業費をそれぞれ増額しております。 商工費では、情報発信のバリエーションを広げるために国の補助事業を活用して広域周遊ルートの作成機能と情報の分析を行うこと等を主な内容として観光戦略推進事業費を増額するものです。 土木費では、社会資本整備総合交付金等の内示に伴い、側溝整備事業費市道矢流川大平線道路改良事業費、市道錦町坂野辺新田線外道路改良事業費及び公園施設長寿命化等整備事業費を減額、市道三保六早坂線法面改修事業のため、舗装改修事業費を減額して交付金を組み替えております。 消防費では、広域行政組合の決算が確定したことから、分賦金の精算返還金を受け入れるとともに、契約額の確定に伴い消防庁舎及び総合防災センター整備事業費を減額しております。 教育費では、田沢小学校の耐震改修方法の変更により田沢小学校改修事業費を増額、文化財保護法による届け出の増加により、埋蔵文化財の調査経費を増額、建築基準法に適合していない光ケ丘テニスコートのブロック塀を解体等するための経費を計上しております。 以上が歳出の主な内容でありますが、これに充当する財源といたしましては、分担金及び負担金、県支出金、寄附金、繰入金、繰越金及び諸収入をそれぞれ増額し、国庫支出金及び市債をそれぞれ減額しております。 継続費補正では消防庁舎及び総合防災センター整備事業費について、契約額の確定に伴う総額及び年割額の変更、債務負担行為補正では賃借型立地企業定着促進助成金について期間と限度額を変更、地方債補正については、農林水産業事業費の限度額を変更するものであります。 議第73号については、風力発電事業特別会計予算を11億7,240万円増額し、予算総額を12億3,932万5,000円とするものであります。 このたびの補正は、風力発電施設の建設費の計上に伴うもので、歳出では風力発電事業費を、歳入では市債をそれぞれ増額するとともに、継続費及び債務負担行為の設定と地方債限度額の変更をするものであります。 議第74号については、交通災害共済事業特別会計予算の歳入予算の一部を補正し、予算総額を補正前と同額とするものであります。 このたびの補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳入では繰越金を増額し、基金繰入金を減額しております。 議第75号については、国民健康保険特別会計予算を7億4,451万7,000円増額し、予算総額を113億3,679万8,000円とするものであります。 このたびの補正は、前年度繰越金の確定及び前年度交付金の精算等に伴うもので、歳出では一般管理費、基金積立金及び償還金を、歳入では県支出金、繰入金及び繰越金をそれぞれ増額しております。 議第76号については、後期高齢者医療事業特別会計予算の歳入予算の一部を補正し、予算総額を補正前と同額とするものであります。 このたびの補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳入では繰越金を増額し、繰入金を減額しております。 議第77号については、介護保険特別会計予算を3億5,662万1,000円増額し、予算総額を130億2,668万2,000円とするものであります。 このたびの補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳出では基金積立金を、歳入では繰越金をそれぞれ増額しております。 議第78号については、駐車場事業特別会計予算を237万9,000円増額し、予算総額を3,451万7,000円とするものであります。 このたびの補正は、中町にぎわい健康プラザ駐車場の照明配線の改修及び前年度繰越金の確定に伴うもので、歳出では、駐車場管理運営事業費を増額し、駐車場整備基金積立金を減額、歳入では繰越金を増額しております。 議第79号については、地域再生法の一部改正に伴い、地方活力向上地域等内における移転型事業に関する固定資産税の課税免除条項を新たに設けるなど、所要の改正を行うものであります。 議第80号については、酒田市交通災害共済事業を廃止するため、関係条例を整備するものであります。 議第81号については、酒田市升田児童館を廃館するため、条例を廃止するものであります。 議第82号については、平成30年度酒田市防災行政無線デジタル化整備工事において、入札の結果、株式会社ハムシステム庄内と2億1,924万円で請負契約を締結するものであります。 議第83号については、福祉乗合用小型バスを更新するため取得するものであり、入札の結果、株式会社庄交コーポレーションから4,195万360円で取得するものであります。 議第84号については、平成29年度酒田市水道事業会計において、未処分利益剰余金を建設改良積立金に積み立てるため、議会の議決を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
    ○田中廣議長 次、会計管理者。 (阿部 武会計管理者兼出納課長 登壇) ◎阿部武会計管理者兼出納課長 それでは、平成29年度決算の概要につきまして、補足説明申し上げます。 一般会計、診療所事業特別会計及び駐車場事業特別会計を合わせた普通会計決算では、歳入決算額576億4,404万9,000円で、対前年度比4.2%、歳出決算額564億7,898万8,000円で、対前年度比5.4%それぞれ増額となっております。 初めに、歳入について申し上げます。 市税は、個人市民税が所得の伸びなどにより1.7%、固定資産税が住宅着工数の増加や企業の設備投資の増加等により1.0%、軽自動車税が税率の改正等により3.3%とそれぞれ増加となっており、市税全体では1.0%の増加となっています。 交付金では、地方消費税交付金、自動車取得税交付金の増額等により8.3%の増加となっています。 地方交付税は、普通交付税が基準財政需要額算定において合併特例事業債等に係る公債費算入額の増額、単位費用の増に伴う社会福祉費等の増額等があったものの、単位費用の減に伴う包括算定経費等の減額、市民税等の増額に伴う基準財政収入額の増額、合併算定替の縮減等により2.5%の減、特別交付税が5.5%の減となっており、交付税全体では2.8%の減少となっています。 国庫支出金については、地方創生加速化交付金、年金生活者等支援臨時福祉給付金事業費補助金等が皆減となったものの、公立学校施設整備費負担金等の皆増、保育所運営費負担金等の増額により0.5%の増加となっています。 県支出金については、参議院議員通常選挙費委託金等が皆減となったものの、市街地再開発事業費等補助金、地域密着型介護施設等整備交付金等の皆増、子供のための教育・保育給付費補助金、産地パワーアップ事業費補助金等の増額により9.5%の増加となっております。 地方債については、新庁舎整備事業等に係る総務債、地域総合整備資金貸付事業等に係る商工債等が増額となったことにより33.7%の増加となっています。 自主財源の構成比率は前年度より1.3ポイント上昇しておりますが、その主な要因は、寄附金が増加したことによるものです。 次に、歳出について申し上げます。 目的別経費の対前年度増減率については、議会費は、議会関連機器等整備事業費の増額等により15.2%の増加となっています。 総務費は、市議会議員選挙等の皆増、ふるさと納税推進事業費、新庁舎整備事業費等の増額により19.7%の増加となっています。 民生費は、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費、亀ケ崎学区学童保育所整備事業費等の皆減、臨時福祉給付金給付事業費(経済対策分含む)、私立幼稚園就園奨励事業費等の減額により3.2%の減少となっています。 衛生費は、中町にぎわい健康プラザ管理運営事業費等が皆増、酒田市斎場改築事業費等が増額となったものの、中町にぎわいプラザ(仮称)整備事業費、し尿収集車更新事業費等の皆減、酒田地区広域行政組合分賦金(衛生分)、病院事業運営費負担事業費等の減額により5.6%の減少となっています。 労働費は、UIJターン促進対策事業費等が減額となったものの、働く女性活躍促進事業費、酒田市シニア雇用創造協議会活動負担事業費の皆増、勤労者福祉施設管理運営事業費等の増額により4.7%の増加となっています。 農林水産業費は、園芸大国やまがた産地育成支援事業費等が皆増、産地パワーアップ事業費等が増額となったものの、鳥海高原牧場管理運営事業費、全国豊かな海づくり大会推進事業費等の皆減、機構集積協力金交付事業費、土地改良負担事業費等の減額により0.5%の減少となっています。 商工費は、地域総合整備資金貸付事業費、乾式オフィス製紙機導入啓発事業費等の皆増、中小企業融資資金貸付事業費(産業立地促進資金貸付金)、工場等設置助成事業費等の増額により50.0%の増加となっています。 土木費は、旧北平田小学校跡地整備事業費等が皆減となったものの、中町モール改修事業費、都市計画マスタープラン及び立地適正化計画策定事業費等の皆増、橋りょう延命化事業費、除雪事業費等の増額により22.0%の増加となっています。 消防費は、南極観測船砕氷艦しらせ入港歓迎事業費等が皆増、防災対策強化事業費等が増額となったものの、山形県防災行政通信ネットワーク再整備事業費、公衆無線LAN環境整備事業費等の皆減、酒田地区広域行政組合分賦金(消防分)、消防庁舎及び総合防災センター整備事業費等の減額により24.3%の減少となっています。 教育費は、総合文化センター耐震改修事業費等が皆減となったものの、学校ICT環境整備事業費、光ケ丘球技場人工芝整備事業費等の皆増、学校グラウンド改修事業費(小学校)、松山小学校改修事業費等の増額により13.8%の増加となっています。 災害復旧費は、公共土木施設災害復旧事業費の増額等により185.6%の増加となっています。 公債費は、一般単独事業債、臨時財政対策債等の償還終了、利率の見直しに伴う利子の減額等により0.1%の減少となっています。 諸支出金は、定期航路事業特別会計繰出金の増額により85.5%の増加となっています。 目的別経費の構成比で申し上げますと、民生費27.3%、総務費16.7%、公債費13.3%、土木費10.1%、教育費9.5%の順となっています。 認第2号交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額2,351万8,953円、歳出決算額2,341万2,632円で、差し引き額10万6,321円を平成30年度に繰り越すものであります。 歳入では、共済会費収入1,794万2,400円が主なものであります。 歳出では、事務費995万2,632円、共済給付金1,346万円が主なものであります。 平成29年度末の加入者数は5万4,160人、加入率は52.27%となっております。 認第3号国民健康保険特別会計歳入歳出決算については、事業勘定では歳入決算額137億1,549万9,564円、歳出決算額129億7,412万3,636円で、差し引き額7億4,137万5,928円を平成30年度に繰り越すものであります。 歳入では、国民健康保険税25億465万4,678円、国庫支出金24億8,832万3,033円、前期高齢者交付金37億8,530万2,670円、共同事業交付金26億2,556万8,800円が主なものであります。 歳出では、保険給付費77億2,575万5,782円、後期高齢者支援金等12億9,673万4,428円、共同事業拠出金27億2,914万8,039円が主なものであります。 平成29年度の平均被保険者数は2万3,760人、平均世帯数は1万4,919世帯となっております。 松山診療所、地見興屋診療所に係る施設勘定では、歳入歳出決算額ともに7,059万8,380円となっております。 歳入では、診療収入5,764万7,097円が主なものであります。歳出は、総務管理費3,232万6,360円、医療事業費3,754万4,262円が主なものであります。 平成29年度における年間患者数は4,074人となっております。なお、当該診療所は山形県・酒田市病院機構が開設・運営することに伴い、施設勘定は廃止されております。 認第4号後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額12億7,516万2,497円、歳出決算額12億6,871万9,036円で、差し引き額644万3,461円を平成30年度に繰り越すものであります。 歳入では、後期高齢者医療保険料8億7,788万5,016円、一般会計繰入金3億9,030万6,382円が主なものであります。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金12億5,914万1,485円が主なものであります。 平成29年度末の被保険者数は1万8,953人となっております。 認第5号介護保険特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額124億6,300万1,745円、歳出決算額121億637万9,630円で、差し引き額3億5,662万2,115円を平成30年度に繰り越すものであります。 歳入では、介護保険料25億7,382万5,625円、国庫支出金30億2,234万4,626円、支払基金交付金32億4,035万4,927円が主なものであります。 歳出では、保険給付費113億4,373万1,979円が主なものであります。 平成29年度末の要介護認定者数は6,796人となっております。 認第6号診療所事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額7,038万7,760円、歳出決算額6,570万1,811円で、差し引き額468万5,949円は当該特別会計の廃止により平成30年度一般会計に繰り越すものであります。 歳入では、診療収入5,392万130円が主なものであります。 歳出では、飛島診療所費2,605万6,863円、休日診療所費2,888万7,136円が主なものであります。 平成29年度における年間患者数は、飛島診療所で683人、休日診療所は4,718人となっております。 なお、飛島診療所の運営を平成30年度から地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構に経営移管し、休日診療所の運営については一般会計で予算化していることから、当該特別会計を廃止しております。 認第7号駐車場事業特別会計歳入歳出決算については、歳入決算額3,421万5,714円、歳出決算額3,183万4,727円で、差し引き額238万987円を平成30年度に繰り越すものであります。 歳入では、事業収入3,004万6,840円が主なものであります。 歳出は、駐車場費2,480万5,727円、基金積立金702万9,000円であります。 月極利用も含めた年間の中央地下駐車場利用台数は4万1,245台、前年度に比べて6,728台、14%の減、平成29年度にオープンした中町にぎわい健康プラザ駐車場の利用台数は3万5,857台でした。 認第8号定期航路事業特別会計歳入歳出決算については、歳入歳出ともに決算額3億1,145万5,693円となっております。 歳入では、事業収入6,218万606円、国庫支出金8,901万9,943円、一般会計繰入金1億3,805万9,405円が主なものであります。 歳出は、定期航路費2億826万2,205円、公債費1億319万3,488円であります。 年間の乗客数は、2万2,783人と、前年度より993.5人、4.2%減少しております。 以上が、一般会計及び特別会計の平成29年度決算の概要でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○田中廣議長 次に、上下水道事業管理者。 (須田 聡上下水道事業管理者 登壇) ◎須田聡上下水道事業管理者 私からは、認第9号水道事業会計決算及び認第10号下水道事業会計決算につきまして、補足説明申し上げます。 認第9号水道事業会計決算については、収益的収入が30億4,319万1,500円、収益的支出は25億8,877万2,790円で、差し引き4億5,441万8,710円となり、消費税及び地方消費税を控除した当年度純利益は4億2,342万1,646円となっております。 資本的収入及び支出では、国庫補助金等の収入8,886万1,764円に対し、建設改良費と企業債償還金の支出は11億5,760万2,788円で、差し引き不足額10億6,874万1,024円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填しております。 認第10号下水道事業会計決算については、収益的収入が48億9,579万9,555円、収益的支出は55億866万3,955円で、差し引き6億1,286万4,400円の赤字となり、消費税及び地方消費税を控除した当年度純損失は6億6,937万4,846円となっております。 資本的収入及び支出では、企業債等の収入14億635万7,848円に対し、建設改良費や企業債償還金等の支出は36億3,864万2,115円で、差し引き不足額22億3,228万4,267円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金で補填しております。 以上が、水道事業会計及び下水道事業会計の平成29年度決算の概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 次に、健康福祉部長。 (菊池裕基健康福祉部長 登壇) ◎菊池裕基健康福祉部長 それでは、認第11号病院事業会計決算について、補足説明申し上げます。 認第11号病院事業会計決算については、収益的収入が5億1,332万1,147円、収益的支出は7億7,676万695円で、差し引き2億6,343万9,548円の赤字となり、消費税及び地方消費税を控除した当年度純損失は2億6,404万6,553円となっております。 資本的収入及び支出では、出資金等の収入5,780万2,000円に対し、建設改良費や企業債償還金の支出は1億2,862万3,853円で、差し引き不足額7,082万1,853円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補填しております。 以上が、平成29年度病院事業会計決算の概要でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 なお、市立八幡病院の運営を平成30年度から地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構に経営移管したことにより、当該事業会計は廃止されております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △監査委員の審査意見説明 ○田中廣議長 次に、認第1号から認第11号まで、監査委員の審査意見の説明を求めます。 加藤監査委員。 (加藤 裕監査委員 登壇) ◎加藤裕監査委員 それでは、平成29年度酒田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算、平成29年度酒田市公営企業会計決算について審査いたしましたので、その結果を申し上げます。 まず初めに、平成29年度酒田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算についてですが、決算審査意見書の1ページをお開き願いたいと存じます。 第1、審査の対象ですけれども、平成29年度酒田市一般会計歳入歳出決算、同じく酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算、同じく酒田市国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算、同じく酒田市国民健康保険特別会計(施設勘定)歳入歳出決算、同じく酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算、同じく酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算、同じく酒田市診療所事業特別会計歳入歳出決算、同じく酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算、同じく酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算、各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、基金の運用状況であります。 第2、審査の期間は、平成30年7月6日から平成30年8月6日までです。 第3、審査の方法は、平成30年7月6日付をもって酒田市長から審査に付された平成29年度一般会計、特別会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに基金の運用状況について、法令に従って処理されているか、計数が正確であるか、予算の執行が適正であるかについて、関係書類と照合審査をするとともに、関係職員の説明を聴取して審査を行いました。 第4、審査の結果は、審査に付された平成29年度一般会計、特別会計歳入歳出決算及びその他政令で定める書類は、関係法令に準拠して作成されており、計数も会計帳簿、証書類等と照合した結果、おおむね正確でありました。 なお、予算執行につきましては、おおむね適正であると認めました。 各基金の運用状況を示す書類の計数は正確であり、その運用状況について、おおむね適正であると認めました。 第5、審査の概要につきましては、2ページ以降、第6、審査意見につきましては、70、71ページに記載をしておりますので、御参照ください。 続きまして、平成29年度酒田市公営企業会計決算についてですが、決算審査意見書の1ページをお開き願いたいと存じます。 第1、審査の対象ですが、平成29年度酒田市水道事業会計決算、同じく酒田市下水道事業会計決算、同じく酒田市病院事業会計決算以上3件であります。 第2、審査の期間は、平成30年6月11日から平成30年8月6日までです。 第3、審査の方法は、平成30年6月11日付をもって酒田市長から地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された決算書及び決算附属書類が地方公営企業関係法令及び各事業の会計規程に準拠して作成され、かつ経営成績及び財政状態を正確に表示しているか否かについて、関係帳票の提出を求めるとともに、関係職員の説明を聴取いたしました。 第4、審査の結果は、水道事業会計の審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び水道事業の会計規程に準拠して作成され、計数についてはおおむね正確であると認められました。下水道事業会計の審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び下水道事業の会計規程に準拠して作成されておりますが、計数については、有形固定資産と減価償却費に誤りが認められました。病院事業会計の審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令及び病院事業の会計規程に準拠して作成され、計数については、おおむね正確であると認められました。 各事業運営の状況については、次の分析のとおりであります。 なお、水道事業決算の審査意見は、29ページ、下水道事業決算の審査意見は、51ページに記載をしておりますので、御参照ください。 以上で、決算審査意見の説明とさせていただきます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △延会 ○田中廣議長 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議はこれにて延会することに決しました。 本日は、これにて延会いたします。 なお、次の本会議は、9月3日午前10時より再開いたします。 御苦労さまでした。   午前11時4分 延会...