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12月10日-02号

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  1. 酒田市議会 2013-12-10
    12月10日-02号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成25年 12月 定例会(第7回)平成25年12月10日(火曜日)午前10時0分開議       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      本多 茂議長         堀 孝治副議長出席議員(28名) 1番   市原栄子議員    2番   江口暢子議員 3番   武田恵子議員    4番   牧 秀樹議員 5番   佐藤伸二議員    6番   進藤 晃議員 7番   大壁洋平議員    8番   齋藤 直議員 9番   池田博夫議員   10番   五十嵐英治議員11番   斎藤 周議員   12番   後藤 泉議員13番   関井美喜男議員  14番   堀 豊明議員15番   佐藤 猛議員   16番   田中 斉議員17番   小松原 俊議員  18番   高橋正和議員19番   門田克己議員   20番   本多 茂議員21番   堀 孝治議員   22番   高橋千代夫議員23番   富樫幸宏議員   24番   梶原宗明議員25番   阿部ひとみ議員  26番   田中 廣議員27番   荒生令悦議員   28番   後藤 仁議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者本間正巳   市長         丸山 至   副市長小野直樹   水道事業管理者    太田 豊   総務部長西澤義和   企画振興部長     高橋準一   企画振興部付消防調整監杉原 久   市民部長       斎藤孝夫   市民部付環境衛生調整監久松勝郎   健康福祉部長     佐藤文彦   建設部長堀井一保   建設部技監兼企画振興部危機管理監                  白崎好行   農林水産部長大石 薫   商工観光部長     安藤智広   商工観光部産業振興調整監佐藤 弥   八幡総合支所長    池田成男   松山総合支所長石川忠春   平田総合支所長    齋藤 勉   会計管理者兼会計課長浅井 良   教育委員会委員長   村上幸太郎  教育長村上秀一   教育部長       田村 亮   水道部長兼工務課長加藤 裕   監査委員       五十嵐直太郎 農業委員会会長船越重幸   選挙管理委員会委員長 菅原司芝   総務課長阿部 勉   政策推進課長     本間 博   文化スポーツ振興課長阿部武志   財政課課長補佐    池田里枝   財政課課長補佐       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者佐々木雅彦  事務局長       阿部 博   事務局次長中里 隆   議事調査主査兼議事調査係長                  渡部 剛   庶務係長長谷部 勝  議事調査係調整主任  池田邦臣   議事調査係調整主任庄司 豪   議事調査係調整主任  斎藤由加   庶務係調整主任佐藤篤子   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第2号 平成25年12月10日(火)午前10時開議第1.議第100号 平成25年度酒田市一般会計補正予算(第6号)第2.議第101号 平成25年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第3.議第102号 平成25年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第3号)第4.議第103号 平成25年度酒田市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)第5.議第104号 平成25年度酒田市定期航路事業特別会計補正予算(第1号)第6.議第105号 酒田市とびしま総合センター設置管理条例の一部改正について第7.議第106号 酒田市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について第8.議第107号 酒田市職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例の一部改正について第9.議第108号 酒田市税条例の一部改正について第10.議第109号 酒田市都市計画税条例の一部改正について第11.議第110号 酒田市産業集積の形成及び活性化のための固定資産税課税免除条例の一部改正について第12.議第111号 酒田市八幡交流ホール設置管理条例の一部改正について第13.議第112号 酒田市立学校校舎使用条例の一部改正について第14.議第113号 酒田市立学校屋外運動場照明施設設置管理条例の一部改正について第15.議第114号 酒田市青少年問題協議会設置条例の一部改正について第16.議第115号 酒田市社会教育委員条例の一部改正について第17.議第116号 酒田市公民館設置管理条例の一部改正について第18.議第117号 酒田市ひらた生涯学習センター設置管理条例の一部改正について第19.議第118号 酒田市ひらた農村コミュニティカレッジ拠点施設設置管理条例の一部改正について第20.議第119号 酒田市立資料館設置管理条例の一部改正について第21.議第120号 酒田市出羽遊心館設置管理条例の一部改正について第22.議第121号 酒田市公益研修センター設置管理条例の一部改正について第23.議第122号 酒田市阿部記念館設置管理条例の一部改正について第24.議第123号 酒田市松山歴史公園設置管理条例の一部改正について第25.議第124号 酒田市清亀園設置管理条例の一部改正について第26.議第125号 酒田市旧鐙屋設置管理条例の一部改正について第27.議第126号 酒田市眺海の森天体観測館設置管理条例の一部改正について第28.議第127号 酒田市青沢克雪管理センター設置管理条例の一部改正について第29.議第128号 酒田市コミュニティセンター設置管理条例の一部改正について第30.議第129号 酒田市交流ひろば設置管理条例の一部改正について第31.議第130号 酒田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について第32.議第131号 酒田市霊園設置管理条例の一部改正について第33.議第132号 酒田市写真展示館設置管理条例の一部改正について第34.議第133号 酒田市民会館設置管理条例の一部改正について第35.議第134号 酒田市美術館設置管理条例の一部改正について第36.議第135号 酒田市体育施設設置管理条例の一部改正について第37.議第136号 酒田市平田B&G海洋センター設置管理条例の一部改正について第38.議第137号 酒田市身体障害者福祉センター設置管理条例の一部改正について第39.議第138号 酒田市滝の里ふれあい館設置管理条例の一部改正について第40.議第139号 酒田市保育所設置条例の一部改正について第41.議第140号 酒田市健康センター設置管理条例の一部改正について第42.議第141号 酒田市診療所設置管理条例の一部改正について第43.議第142号 酒田市国民健康保険税条例の一部改正について第44.議第143号 酒田市立病院使用料及び手数料条例の一部改正について第45.議第144号 酒田市観音寺駐車場設置管理条例の一部改正について第46.議第145号 酒田市北俣ほたるの里公園設置管理条例の一部改正について第47.議第146号 酒田市下水道条例の一部改正について第48.議第147号 酒田市農業集落排水処理施設設置管理条例の一部改正について第49.議第148号 酒田市合併処理浄化槽設置管理条例の一部改正について第50.議第149号 酒田市公園会館設置管理条例の一部改正について第51.議第150号 酒田市大台野飲雑用水供給施設設置管理条例の一部改正について第52.議第151号 酒田市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について第53.議第152号 酒田市水道事業給水条例の一部改正について第54.議第153号 酒田市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について第55.議第154号 酒田市庄内バイオ研修センター設置管理条例の一部改正について第56.議第155号 酒田市農業者健康管理センター設置管理条例の一部改正について第57.議第156号 酒田市農産物直売・食材供給施設設置管理条例の一部改正について第58.議第157号 酒田市農産加工処理施設設置管理条例の一部改正について第59.議第158号 酒田市農林研修施設設置管理条例の一部改正について第60.議第159号 酒田市悠々の杜活性化施設設置管理条例の一部改正について第61.議第160号 酒田市鳥海高原牧場設置管理条例の一部改正について第62.議第161号 酒田市農村公園設置管理条例の一部改正について第63.議第162号 酒田市農村環境改善センター設置管理条例の一部改正について第64.議第163号 酒田市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正について第65.議第164号 酒田市勤労者福祉施設設置管理条例の一部改正について第66.議第165号 酒田市自然水鳥海山氷河水製造施設設置管理条例の一部改正について第67.議第166号 酒田市駐車場設置管理条例の一部改正について第68.議第167号 酒田市みなと市場設置管理条例の一部改正について第69.議第168号 酒田市空港レンタカー駐車場設置管理条例の一部改正について第70.議第169号 酒田市観光物産施設設置管理条例の一部改正について第71.議第170号 酒田市とびしまマリンプラザ設置管理条例の一部改正について第72.議第171号 酒田市温泉・宿泊施設設置管理条例の一部改正について第73.議第172号 酒田市鳥海高原家族旅行設置管理条例の一部改正について第74.議第173号 酒田市交流休憩施設設置管理条例の一部改正について第75.議第174号 酒田市悠々の杜温泉施設設置管理条例の一部改正について第76.議第175号 酒田市山王くらぶ設置管理条例の一部改正について第77.議第176号 酒田市定期航路事業条例の一部改正について第78.議第177号 土地の処分について第79.議第178号 酒田市光ケ丘プールの指定管理者の指定について第80.議第179号 湯の台温泉鳥海山荘、八森温泉ゆりんこ、鳥海高原家族旅行村及び八森自然公園内体育施設の指定管理者の指定について第81.議第181号 第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請について第82.議第180号 酒田市土地開発公社の解散について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○本多茂議長 おはようございます。 再開いたします。 本日は全員出席であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第2号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第100号平成25年度酒田市一般会計補正予算(第6号)外80件 ○本多茂議長 日程第1、議第100号平成25年度酒田市一般会計補正予算(第6号)から、日程第81、議第181号第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請についてまでの議案81件を一括議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案に対する代表質疑 ○本多茂議長 これより質疑を行います。 通告がありますので、発言を許します。 ----------------------- △斎藤周議員質疑 ○本多茂議長 11番、斎藤周議員。 (11番 斎藤 周議員 登壇) ◆11番(斎藤周議員) おはようございます。 日本共産党市議団を代表して質疑を行います。 最初に、議第100号であります。 さきの9月補正と同様、今回の補正の目玉として元気交付金が挙げられます。この交付事業は地方単独事業の財源に振りかえることとなっており、9月、今回ともに、主には合併特例債を活用して取り組む事業について、元気交付金に財源を振りかえ、今回は2億1,000万円を振興開発基金に積んで、来年度に活用するということになっております。 そこで、2つほど伺います。 1つは、合併特例債は起債対象事業のうち95%分の起債を起こすことができ、残りは一般財源が必要となります。9月と今回と振りかえたことで、一般財源はどのぐらい浮いたのか。 2つ目は、基金に積んで、次年度活用する際は、実施計画に載っていないと使えないとなっているようですが、今回示されておりません。いつごろまでに計画を作成するのか伺っておきます。 次に、今回の補正の特徴の2つ目として、さきの6月臨時議会で臨時特例に関する条例として、職員の給与を国の方針のままに来年3月まで削減した分が今回▲で載っております。総務委員会での報告では、いまだに労使の合意が得られていないということでした。そして、酒田市職労など4団体が労使交渉の期限を限定したなどとして、不当労働行為に当たると県労働委員会に救済を申し立てております。これに対して、酒田市は申し立ての内容を精査した上で対応したいとしておりますが、どのような対応をしたのか。そして、ここまでこじれた労使環境をどう改善していくのか伺っておきます。 次に、平成21年度の国の交付金事業で改修した光ケ丘野球場の電光掲示板を過大請求したことが明らかになりました。この問題では2つの数量と単価を間違ったということであります。このような問題が出るたびに、どこの自治体も担当者任せにしてしまった、あるいはダブルチェックをしていくというような見解を示すわけですが、酒田市はなぜこのような教訓を生かせなかったのか。民生常任委員会での説明では、本来、建築課などで行う作業を担当課任せにしてしまったことが原因のようですが、市役所全体として、この担当者任せにしない、ダブルチェックを今後どう生かすのか伺っておきます。 次は、議第139号と絡めながら質問いたします。 今回、本楯保育園が民間移管するために園を改修するようですが、いつも疑問に思うのは、なぜ民間移管が決まってから園を改修するのかであります。今回も本楯保育園のリニューアル工事とボイラーやエアコンの交換、職員トイレの洋式化などが、なぜもっと早く改修することができなかったのか疑問であります。ほかにも同じようなリニューアル工事等をする園はないのか。 2つ目は、駐車場を整備して貸し出すようですが、今後、公立、法人問わず駐車場を貸してほしいとの要望があれば、酒田市として土地を整備して貸し出すのか。今回は、たまたま土地があったからでは言いわけになりません。伺っておきます。 次に、議第105号から議第176号までの消費税関連の59件であります。 1つ目は、歳入の影響について。 これは市民負担となりますが、5%から8%増になった分、3%分、一般会計の影響は幾らか。そして、一般会計と特別会計の合計では幾らか。そして、事業会計として水道、病院それぞれ幾らの影響になるのか。また、歳出の分、今度は酒田市の負担でありますが、やはり増税分の3%の一般会計と特別会計との合計、そして、事業会計の水道と病院は、それぞれ幾らか伺っておきます。 2つ目は、そもそも消費税は、導入時から社会保障にお金がかかるから必要だとしてきました。ところが、これまでは消費税で国民から徴収した額と大企業へ減税した額がほぼ同じで、大企業への減税のための増税ではないかと言われ、今回も8%に増税し、8兆円も国民に負担を求める反面、安倍首相は増税で深刻な景気悪化が起こることを認め、そのために、年末に決定する復興特別法人税の廃止を含め、6兆円規模の経済対策を行うことを表明しました。8兆円もの大増税で景気を悪化させる一方で、景気対策として6兆円も大企業向けの減税などに回す、ちょっと理解に苦しむ施策を打ち出しております。景気対策というなら、消費税の中止こそ必要であります。 今の国民の世論は、増税は必要ないという考えの方も、必要だという考えの方も共通しているのは、一方で物価が上がるが、給料は上がらないという状況のもと、今この時期に増税は中止すべきということであります。私たちもこうした立場に酒田市も立つべきだと思っています。 今ここで消費税が増税になったからといって、各種使用料の消費税分を8%と書き直すことで、どれだけ市民の負担がふえるのか。また一方で、酒田市の負担もふえるわけであります。そうしたことが予想されるもとで、酒田市も、今この時期に増税は中止すべきという立場に立つ考えはないか、所見を伺っておきます。 次に、議第163号であります。 平成23年度の豪雨によって冠水した庄内砂丘地の土地の改良事業を行うことで、やっと工事が始まったという感があります。事前の説明では5年間で事業費13億円で、そのうち受益者負担は2%の負担になるようであります。そこで、酒田市の受益者は何人で、そして、1人当たりの負担額は幾らか伺っておきます。 2つ目は、工事内容であります。 せっかくの工事であります。抜本的な工事が求められます。市民の方にお聞きしますと、庄内砂丘地は、もともと砂地に何らかの原因で泥が重なり、そこにまた砂が重なったことから雨水が奥底まで浸透せずに、途中の泥でたまったのが原因ではないかとの指摘があります。そして、工事内容も奥底まで水を浸透させるというやり方、あるいは泥のところでたまった水をポンプアップして、海に流し込む、この2つが有効ではないかと指摘がありますが、どのような工事内容なのか伺っておきます。 最後に、議第177号であります。 旧鳥海小学校跡地の活用については、公共用地としての活用はなく、地元からも要望がなかったから民間に売るということでした。私たちは統廃合された学校跡地利用については、地元からの要望がなくても酒田市として利活用の方向性を持つべきだと考えております。そして、仮に民間に売るにしても公共的な建物などを利活用する際の用途基準、あるいは土地を売る区画基準などを作成すべきだと思いますが、所見を伺って1回目の質問を終わります。 ○本多茂議長 答弁、本間市長。 (本間正巳市長 登壇) ◎本間正巳市長 おはようございます。 斎藤議員から幾つかの質問を受けましたけれども、私のほうからは消費税に関することについてお答えを申し上げたいと思います。 歳入と歳出の影響額についてでありますけれども、消費税率が8%になった場合、それぞれの会計に係る影響額、これを平成24年度の決算をもとに試算をさせてもらいました。一般会計では、歳入で5,086万6,000円、歳出で7億9,255万4,000円、一般会計と特別会計の合計では、歳入で1億9,953万6,000円、歳出で10億3,899万8,000円、それから、水道事業会計では、歳入で2億2,544万4,000円、歳出で1億3,514万円、病院事業会計では、歳入で193万6,000円、歳出で1,548万1,000円であります。 それから、来年の4月からの増税は中止するという立場に酒田市も立つべきではないかというふうな御質問でありましたけれども、来年4月に予定されています消費税率の改定は、税と社会保障の一体改革によるものでございまして、国民全体で広く負担する消費税というのは、高齢社会における社会保障財源としてふさわしいというふうな理解をしております。本市としては、増税を中止するという立場はとり得ないというふうに考えております。 私からは以上であります。 ○本多茂議長 総務部長。 (太田 豊総務部長 登壇) ◎太田豊総務部長 私からは、まず、議第100号平成25年度酒田市一般会計補正予算(第6号)に関する御質問についてお答えをさせていただきます。 まず最初に、財源振りかえに関する御質問をいただきました。地域の元気臨時交付金という財源も見据えながら、今年度予算を組み立ててきたところでございます。元気臨時交付金が交付されなかった場合に必要となる一般財源額につきましては、金額を申し上げるとすれば、9月補正予算分で795万9,000円、今定例会で御提案申し上げております12月補正予算案分で1,012万9,000円、合計で1,808万8,000円となります。 基金積み立てに係る事業の実施計画についてでございますけれども、振興開発基金に積み立てを行い、来年度の財源として活用させていただく経費につきましては、これまでと同様、安全安心、教育、防災、生活環境整備など、国の緊急経済対策の趣旨に沿うと考えられる主なものを中心に活用予定項目を列挙し、11月29日付で実施計画を提出したところでございます。来年度における具体的な充当事業など、その詳細につきましては、平成26年度当初予算編成の中で検討していくこととしております。 続きまして、職員給与の特例減額に関しまして、不当労働行為救済申立てに対し、どのように精査の上、対応したのかという御質問がございました。 山形県労働委員会から平成25年11月11日付で、酒田市職員労働組合及び酒田市職員労働組合現業評議会からの不当労働救済申立てに係る調査開始通知書をいただき、同通知書に添付されておりました申立書に対する答弁書などの提出を求められております。 申立書の内容としましては、十分な交渉期間を保障せず、結論ありきで給与削減措置を一方的に決定したことは明らかな不当労働行為であるというものであります。 職員給与の削減につきましては、それまでの水面下での協議を除いて、6月11日に酒田市職員労働組合に正式に申し入れをしてから6月17日までの間に、2回の事務レベル協議と総務部長交渉、副市長交渉を行い、丁寧かつ誠意を持って交渉を行ってまいりました。 また、議会からの御配慮もあり、6月定例会での提案を見送り、臨時議会を6月29日に開催していただくことになったことから、引き続き、水面下での協議はもちろんのこと、総務部長協議、それから、副市長交渉を行うなど誠意を持って対応してまいりました。 このような経過を踏まえ、給与の特例減額につきましては、議会において慎重審議の上、議決をいただいたものであり、このような観点から答弁書については作成し提出したいと考えているところでございます。 また、こじれた労使関係をどう改善していくのかという御質問でございましたけれども、今回の山形県労働委員会への申し立てがあったにせよ、職員団体との関係がこじれているという認識は持っておりません。給与の特例減額実施以降におきましても、組合のさまざまな要求に係る協議、交渉の場は継続的に持っておりまして、その協議、交渉に当たっては誠意を持って対応し、改善できるところは改善してきているところでございます。 次に、体育施設管理事業の償還金について御質問をいただきました。 今回の償還金は、平成21年度に実施しました光ケ丘野球場電光掲示板改修事業について、仮設工事費に係る設計数量誤りにより、事業費が過大となったことによるものでございます。 本来、建設部門以外の部署で工事を行う際は、建設部に対し工事の業務委託執行依頼を提出し、技術的な技能を有する部門のチェックを入れながら工事を進めるというルールとなっておりましたが、平成21年度当時は国の地域活性化・経済対策への対応など、建設部門で業務が集中していたため、担当課のみで工事を進める結果となったことにより、専門的なチェックが入らず、誤りが発生したものでございます。 今後につきましては、この本来のルールを遵守し、建設部門も含めた綿密な確認作業を行いながら、再発防止に努めていきたいと考えているところでございます。 議第177号土地の処分について御質問をいただきました。 統合に伴う学校施設の跡地利用に関しましては、地域の意見、要望をお聞きするとともに、有識者などで構成する検討委員会を設置し、方向性について協議する場を設けるなどしながら検討していきたいというふうに考えております。 民間に売却する際は、一般的には一般競争入札制度に基づいて売却しており、都市計画法や建築基準法、景観法、農業振興地域の整備に関する法律等の法令に基づく土地利用の規制に従っていただいているほか、風俗営業等の禁止や暴力団事務所等への使用禁止等の規定を定めております。したがいまして、それ以上の制限を加える必要はないと考えているところでございます。 なお、売却の際につきましては、できるだけ一括で売却できるようにしていきたいと考えておりますが、いろいろな条件で一括売却が難しい場合も考えられます。そのような場合であっても、残された土地が利用しにくくなることがないよう十分配慮した形で売却を進めていく考えでおります。 以上でございます。 ○本多茂議長 健康福祉部長。 (久松勝郎健康福祉部長 登壇) ◎久松勝郎健康福祉部長 私からは本楯保育園の民間移管に関連して御答弁申し上げます。 民間移管前にリニューアルのような大きな修繕を行うのはなぜかと、ほかの市立保育園でリニューアルしなければならないところはないのかという御質問でございますけれども、まず、法人立の保育園の場合は、通常、園舎の建設後から、将来の大きな修繕や次の改築に向けて資金を積み立てております。移管となります保育園につきましては、このような積立金がないことから、移管された保育園の運営の安定化を図るためにも、移管後すぐに大きな負担が生じないように、移管前に必要な修繕を行っているものでございます。移管の対象となっていない市立の保育園につきましては、施設や設備の状況を確認しながら、必要性の高いものから、順次修繕を行っているところでございます。 次に、移管される本楯保育園のように、今後、駐車場の要望が他の法人保育園からあった場合は、整備して貸し出すことになるのかという御質問でございますが、本楯保育園につきましては、出入り口の見通しの悪さと送迎スペースの狭さから、以前から送迎時の安全確保が課題となっていたものでございます。このたび、隣接地を取得できる状況となったことから、長年の課題解決のために、この機会を捉えて、市立保育園として取得し、送迎スペースとして整備するものでございます。現在、法人が運営する保育園の園舎、それから園庭の敷地につきましては、保育所運営に不可欠な部分でありますので、土地の賃貸料について補助しているところもございますけれども、駐車場につきましては、保育所運営に不可欠ではないことから、市で整備をして貸し出すところまでは考えていないところでございます。 以上でございます。 ○本多茂議長 農林水産部長。 (白崎好行農林水産部長 登壇) ◎白崎好行農林水産部長 それでは、私からは酒田市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正についてお答えをさせていただきます。 まず、庄内砂丘地区農村地域防災減災事業の受益者は何人か、1人当たりの受益者負担金の額は幾らかについてお答えをさせていただきます。 庄内砂丘地区農村地域防災減災事業の受益者は480名であります。また、1人当たりの受益者負担金の額は約5万3,000円を見込んでおります。なお、実際の負担金の額につきましては、十里塚、坂野辺、黒森、浜中、鶴岡市七窪の工区ごとの事業費で受益者負担金を算出することになります。 次に、庄内砂丘地区農村地域防災減災事業の工事内容についてお答えをさせていただきます。 主な工事内容は、暗渠排水工事、地下水を集める管を地中に埋め込む工事となります。排水先については、十里塚地区は都市下水路、坂野辺新田地区は道路排水、黒森地区は赤川、浜中地区は農業集落排水、八窪地区は鶴岡市七窪地区を経由して海に排水する予定であります。 以上であります。 ◆11番(斎藤周議員) 2問目ですけれども、我々が所属していないところでお聞きしたいんですけれども、土地の処分ですけれども、今、地元の声あるいは検討委員会、これ設けるということで土地利用についても検討したいという話がありましたけれども、小学校でいえば、今、提案が出ている旧鳥海小学校、旧平田3小、それから、これから出てくるのが港南小、松山の2つの小学校ですね。中学校では旧五中、それから、これから出てくる松山、あと高校もあるわけですね、きっと。旧北高、旧工業、これは県との連携も当然必要ですけれども。 地元の声を聞きながら、検討委員会などを設けて、土地の活用について検討するというのは、それはそれでいいんですけれども、庁内の体制としてどうなんでしょうか。特別のプロジェクトチームをつくって、これだけの土地利用、今後どうするかというのを集中的に検討しないと、恐らく合併特例債が活用できるのかなという感じもするもんですから、特別なプロジェクトチームを立ち上げて土地の利用を検討すると、そのお考えはないのか、その辺ひとつお聞かせいただければと思います。 それから、庄内砂丘地の土地改良の分ですけれども、簡単にいうと、泥のところまでたまったやつを、それぞれの工事内容で海に流し込んでいくという、簡単にいえば、そういう工事なのか、その辺ひとつ伺っておきたいなと思います。 それから、補正関係の労使関係の部分ですけれども、こじれているという認識はないということですけれども、そうなんでしょうか。こじれていなければ、何も職員組合のほうで、県の労働委員会に救済を申し立てるということは、私はしなかったのではないかなと。こじれているからこそ、7月1日というこの期限を切ったという交渉のあり方、これが私はこじれているというふうにして思っているんですけれども、そうではないんでしょうか。 7月1日付でやらなければならないという根拠は臨時議会で崩れたわけですよね。ですから、6月30日時点で、やはりもう一度そこの場に戻って、私はもう1回交渉し直すべきだと思うんですよね。その辺のお考えをお聞かせください。そういう関係になっているんではないですかと、今は、という感じがするんです。その辺の認識を改めてお伺いしたいと思いますし、それから、来年の4月からもとに戻すという話がありましたけれども、交付税がきちんと入ってくるという見通しも含めて、来年の4月から、この職員給与はもとに戻すということでいいのか、その辺改めて確認をしていきたいというふうにして思います。 ◎太田豊総務部長 土地の処分について、庁内での体制についての御質問をいただきました。 先ほど、有識者などから組織します検討委員会などで、市全体的な観点からの御検討も必要だという答弁をさせていただきました。したがいまして、庁内では現在、財政課を中心に検討、調整を行っておりますけれども、今後、庁内でのワーキンググループ、検討の実務グループなども広く組織をしながら、その検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 それから、2つ目の、組合との関係でございますけれども、組合との関係につきましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、誠意を持って交渉を進めてまいりました。最終的に、組合の委員長から、この交渉はもう決裂であるという決裂宣言をいただいて、その交渉は、そこで一旦終わっております。その後、給与削減に関する組合からの継続的な交渉の要請は受けておりません。そういうことで御理解をいただきたいというふうに思います。 それから、今回の給与の特例削減につきましては、あくまでも条例どおり3月までの実施ということになっております。4月からは本来の給与に戻していくという考えでございます。
    ◎白崎好行農林水産部長 今の湛水の事業につきましては、現在、事業計画の承認申請中であります。承認申請が終わりますと、各工区ごとに実施設計を行わせていただきまして、たまった水を一番いい方法で海に排水するという工事内容となっております。 ○本多茂議長 以上で、通告による質疑は終了いたしました。これをもって質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △常任委員会議案付託 ○本多茂議長 日程第6、議第105号酒田市とびしま総合センター設置管理条例の一部改正についてから、日程第81、議第181号第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請についてまでの議案76件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △予算特別委員会設置・議案付託 ○本多茂議長 お諮りいたします。 ただいま上程中の日程第1、議第100号平成25年度酒田市一般会計補正予算(第6号)から、日程第5、議第104号平成25年度酒田市定期航路事業特別会計補正予算(第1号)までの議案5件は、議長を除く27名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を願うことにしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○本多茂議長 御異議なしと認めます。 よって、議第100号から議第104号までの議案5件は、議長を除く27名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を願うことに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △予算特別委員会委員の選任 ○本多茂議長 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く27名の議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第180号酒田市土地開発公社の解散について ○本多茂議長 日程第82、議第180号酒田市土地開発公社の解散についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、私、本多茂を含め、1番、市原栄子議員、9番、池田博夫議員、10番、五十嵐英治議員、13番、関井美喜男議員、14番、堀豊明議員、22番、高橋千代夫議員、23番、富樫幸宏議員、24番、梶原宗明議員、26番、田中廣議員の退席を求めます。 (1番 市原栄子議員 退席) (9番 池田博夫議員 退席) (10番 五十嵐英治議員 退席) (13番 関井美喜男議員 退席) (14番 堀 豊明議員 退席) (20番 本多 茂議員 退席) (22番 高橋千代夫議員 退席) (23番 富樫幸宏議員 退席) (24番 梶原宗明議員 退席) (26番 田中 廣議員 退席) ○本多茂議長 副議長と交代いたしますので、暫時休憩いたします。   午前10時32分 休憩 -----------------------   午前10時33分 再開 ○堀孝治副議長 再開いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △市長提案理由説明 ○堀孝治副議長 提案者の説明を求めます。 本間市長。 (本間正巳市長 登壇) ◎本間正巳市長 ただいま上程になりました議案の概要について御説明申し上げます。 議第180号については、酒田市土地開発公社を解散するため、議会の議決を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○堀孝治副議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○堀孝治副議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △常任委員会議案付託 ○堀孝治副議長 ただいま議題となっております議第180号酒田市土地開発公社の解散については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務常任委員会に付託いたします。 1番、市原栄子議員、9番、池田博夫議員、10番、五十嵐英治議員、13番、関井美喜男議員、14番、堀豊明議員、20番、本多茂議員、22番、高橋千代夫議員、23番、富樫幸宏議員、24番、梶原宗明議員、26番、田中廣議員の除斥を解きます。 (1番 市原栄子議員 着席) (9番 池田博夫議員 着席) (10番 五十嵐英治議員 着席) (13番 関井美喜男議員 着席) (14番 堀 豊明議員 着席) (20番 本多 茂議員 着席) (22番 高橋千代夫議員 着席) (23番 富樫幸宏議員 着席) (24番 梶原宗明議員 着席) (26番 田中 廣議員 着席) ○堀孝治副議長 議長と交代いたします。暫時休憩いたします。   午前10時35分 休憩 -----------------------   午前10時35分 再開 ○本多茂議長 再開いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △常任委員会請願付託 ○本多茂議長 次に、今定例会において、11月29日までに受理した請願1件は、お手元に配付の請願文書表のとおり、総務常任委員会に付託いたしましたので、御報告いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○本多茂議長 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は12月16日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。   午前10時37分 散会...