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  1. 山形市議会 2020-06-22
    令和 2年厚生委員会( 6月22日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    令和 2年厚生委員会( 6月22日) 厚生委員会   日  時    6月22日(月) 10時00分〜14時55分 場  所    第3委員会室 出席委員    高橋公夫浅野弥史、松井 愛、鈴木 進、佐藤亜希子、         武田 聡、伊藤香織折原政信 欠席委員    なし 当局出席者   市民生活部長健康医療部長福祉推進部長、         こども未来部長済生館事務局長関係課長等 委員長席    高橋公夫 審査事項    1 議第54号 山形手数料条例の一部改正について         2 議第56号 山形家庭的保育事業等の設備及び運営に関                する基準を定める条例の一部改正について         3 議第57号 山形特定教育保育施設及び特定地域型保                育事業の運営に関する基準を定める条例の一                部改正について         4 議第58号 山形放課後児童健全育成事業の設備及び運                営に関する基準を定める条例の一部改正につ                いて
            5 議第59号 山形介護保険条例の一部改正について         6 議第60号 山形保健衛生関係手数料条例の一部改正に                ついて         7 報第7号 専決処分の承認について(山形国民健康保                険税条例の一部改正について)         8 報告事項         (1)新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少し            た被保険者等に係る国民健康保険税減免について         (2)情報公開制度及び個人情報保護制度運用状況等につ            いて         (3)山形健康ポイント事業SUKSK(スクスク)の実            施について         (4)新型コロナウイルス感染症への対応について         (5)社会福祉法人山形社会福祉事業団令和年度決算及            び令和2年度事業計画等について         (6)一般財団法人山形健康福祉医療事業団令和年度決            算及び令和2年度事業計画等について         (7)新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少し            た被保険者等に係る介護保険料減免について         (8)市南部への児童遊戯施設整備事業進捗状況について         (9)小規模保育事業整備事業者の公募について         (10)「山形子ども貧困対策に係る計画」素案について         9 行政視察について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1 議第54号 山形手数料条例の一部改正について  市民課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○伊藤香織委員   これまで個人番号を知らせるために交付していた通知カードが廃止されたとの説明があったが、市民利用者への影響はないのか。また、現在のマイナンバーカード発行状況はどうなっているのか。 ○市民課長   通知カードの廃止については、ホームページ等で周知しているが、廃止に伴う問合せ等は特に来ていない。通知カードの代わりとして個人番号通知書が送付されているため、市民利用者への影響はないと考えている。また、マイナンバーカード交付件数については、5月末での申請件数が4万1,395件となっており、昨年10月より増加傾向にある。マイナポイント制度も始まるため、今後も増加傾向は続くと考えている。 ○伊藤香織委員   9月よりマイナポイント制度が始まるが、利用に当たってマイナンバーカードの取得やキャッシュレス決済サービスの選択などの手続が必要となるが、市民への周知に向けた動きはどうなっているのか。 ○市民課長   広報やまがた6月1日号にて、企画調整課が中心となり、マイナポイント制度に関するお知らせ記事を掲載したところである。今後のマイナポイント等手続については、市役所窓口のみならず、国では民間店舗での手続も検討しているとの情報もあるため、国の動向も注視していきたい。 ○伊藤香織委員   感染防止の観点からもマイナポイント制度が始まる直前になって混雑するような状況にならないよう丁寧に進めてほしい。  大要以上の後、議第54号については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 2 議第56号 山形家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  こども未来課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○佐藤亜希子委員   国による家庭的保育終了後の連携施設の確保を不要とする趣旨の省令改正だが、目的は何か。 ○こども未来課長   全国的には家庭的保育終了後の連携施設の確保が困難な保育所等が多いため、連携施設がなくても家庭的保育ができるようにするための改正である。山形市内では全て連携施設が確保できている。 ○佐藤亜希子委員   山形市内家庭的保育小規模保育利用状況はどうか。 ○こども未来課長   4月現在の利用状況として、家庭的保育利用者数は68名で充足率81.9%、小規模保育利用者数は93名で充足率73.2%となっている。 ○浅野弥史委員   家庭的保育小規模保育等利用者は、スムーズに次の園へ入所できているのか。 ○こども未来課長   家庭的保育小規模保育などの地域型保育事業所を卒園した後の受入れ先の確保については、保育所等入所に係る利用調整時において加点調整しており、次の施設へ入所できている状況である。 ○浅野弥史委員   条例改正の背景として、全国的に連携が取れない保育所等が多いとのことであったが、小規模保育等からの入所者を断る施設が全国的にあるということか。 ○こども未来課長   山形市では認可施設市立保育所連携ができているが、全国的には、小規模保育等からの入所者だから連携しないということではなく、保育所等施設受入れ人数の関係で連携できてないところもあるようである。  大要以上の後、議第56号については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 3 議第57号 山形特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  こども未来課長からの説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定した。 4 議第58号 山形放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  保育育成課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○佐藤亜希子委員   中核市として研修を開催できるようになるとのことだが、山形市において今後開催する計画はあるのか。 ○保育育成課長   今年度より中核市として研修ができるようになるが、これまでは、県が毎年、各地域で3回開催しており、山形市としては県と協力しながら検討していきたいと考えている。  大要以上の後、議第58号については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 5 議第59号 山形介護保険条例の一部改正について  介護保険課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○伊藤香織委員   今回の改正介護保険料の軽減を行うに当たり、市の負担はどのくらいになるのか。 ○介護保険課長   介護保険料軽減額は、国、県、市総額で1億648万5,000円、うち4分の1が市の負担となり2,662万1,000円と想定している。 ○伊藤香織委員   消費税増税分の地方自治体への配分について、市としての考えはどうか。 ○介護保険課長   本年度の予算額として地方消費税交付金が56億2,000万円、昨年度が50億3,000万円であり、5億9,000万円が増えている。今回の減税の財源はこの中の一部と考えている。 ○伊藤香織委員   消費税が財源と言いつつも、自治体の負担が増えているのが実態だと思うため、国に対し声を上げるところは上げてほしい。  大要以上の後、議第59号については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 6 議第60号 山形保健衛生関係手数料条例の一部改正について  保健総務課長からの説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定した。 7 報第7号 専決処分の承認について(山形国民健康保険税条例の一部改正について)  国民健康保険課長からの説明を了承し、全員異議なく承認すべきものと決定した。                休  憩   10時39分                再  開   10時44分 8 報告事項 (1)新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税減免について  国民健康保険課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○佐藤亜希子委員   今回の国民健康保険税の減額について、中小、零細の自営業者が多く該当すると思うが、できるだけ申請しやすい書式にしてほしい。添付書類の帳簿についても考慮してほしいがどうか。 ○国民健康保険課長   減免申請の際には、令和2年分の収入見込額の確認のため、帳簿の提出を求めているが、難しい場合は相談させてもらいたい。 (2)情報公開制度及び個人情報保護制度運用状況等について  市民相談課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○佐藤亜希子委員   新型コロナウイルス感染症対策として、市有施設利用時において、利用者連絡先等を記入させるよう市から指導されているが、この情報個人情報として取り扱われるのか。 ○市民相談課長   個人情報として取り扱っている。 ○佐藤亜希子委員   市有施設利用時の利用者記入用紙に、記入された個人情報を適切に取り扱う旨の記載がなく、市民から心配や不安の声が寄せられているため、改善してほしいがどうか。 ○市民相談課長   新型コロナウイルス感染症対策として、各市有施設における利用者名簿取扱いについては、防災対策課が取りまとめをしている。防災対策課から各施設所管課に対し、把握した個人情報新型コロナウイルス感染症対策にのみ使用するよう通知しており、取扱いが誤解を招くことがないよう再度通知するよう、早急に依頼したい。 (3)山形健康ポイント事業SUKSK(スクスク)の実施について  健康増進課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○武田聡委員   昨年の取組結果については、定員には達したものの誇れる内容ではなかったと思っている。セルフチェック項目目標の種類については市で指定することになるのか。 ○健康増進課長   セルフチェック機能については、市で8項目、自分の目標を2項目設定し、達成したらポイントがもらえる仕組みを考えている。 ○武田聡委員   セルフチェック項目目標の種類をもっと増やしていく必要があると思うが、目標値は定めているのか。 ○健康増進課長   最終的には山形市民の1割を目標にしており、令和5年度までに74歳以下人口の1割の1万6,000人を目標としている。 ○武田聡委員   もう少し身近に目標を感じられるようにしてほしいがどうか。 ○健康増進課長   いろいろな意見を参考に検討していきたい。 ○武田聡委員   介護予防手帳保持者における、5,000ポイント達成者状況はどうか。 ○健康増進課長   介護予防手帳による参加者450人のうち、5,000ポイント達成者はおよそ60%である。 ○折原政信委員   細かくポイントを付与するなど、もっと使いやすく、市民が楽しめるようなアプリにしてほしいがどうか。 ○健康増進課長   市民の意欲が増えるような仕組みは考えていく必要があるため、昨年の状況を検証しながら進めていきたい。 ○折原政信委員   周知等をしっかり行ってほしい。 ○健康増進課長   広く知ってもらい使ってもらえるよう周知していく。 ○鈴木進委員   歩数計の貸出し数について、今後増やしていく予定はあるか。 ○健康増進課長   歩数計については増やしていく予定である。
    鈴木進委員   各地区の地域サロン参加者歩数計を貸し出すなど、地域地域団体、我が事・丸ごと地域づくり推進モデル事業も含め、横の連携が必要と考えるがどうか。 ○健康増進課長   いきいき百歳体操や我が事・丸ごと地域づくり推進モデル事業での活動におけるポイント付与などについても福祉部門連携していきたい。 (4)新型コロナウイルス感染症への対応について  健康増進課精神保健感染症対策室長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○松井愛委員   市民から、3月に症状がありPCR検査を受けた際、かなり不安をあおるような対応をされ、また、体調が優れない状況であったが、陰性との結果だけ伝えられ、その後の対応に苦慮したとの意見を受けたが、現在の対応状況はどうか。また、唾液検査をしてもらえなかったとのことだったが、検査の状況はどうか。 ○健康増進課精神保健感染症対策室長   3月は検査件数も多く、対応が不十分なところがあったとしたらおわびしたい。唾液検査については、発症から9日以内である必要があること、検査精度などから推奨していない。 ○浅野弥史委員   先日、山形大学医学部附属病院において行われた抗体検査の結果が公表されたが、これを受けて市保健所内で話合いなどは実施されたのか。 ○健康増進課精神保健感染症対策室長   市保健所内で話合いなどは行っていない。国から全国3都府県での抗体検査の結果が発表された。山形大学医学部附属病院抗体検査については、県の検査データとなるため、今後、県が疫学的に広域的対応を考えていくことになると考えている。 ○浅野弥史委員   抗体検査についても、議論を進めてほしい。 ○佐藤亜希子委員   今回、報告の内容が少ないと思う。感染症対策優先ではなく、現場の声や状況を確認しながら、広い視点で対策を検討する山形新型コロナウイルス感染症対策本部にしてほしいがどうか。 ○健康医療部長   市保健所では、これまで感染症予防に取り組んできた。全庁的な対応については、毎週開催される山形新型コロナウイルス感染症対策本部の中で各課の取組について保健所長から医学的助言をもらいながら対応している。全庁的なこれまでの取組状況報告も必要と考えるため、山形新型コロナウイルス感染症対策本部にも伝えながら、対応していきたい。 ○浅野弥史委員   県内の各自治体によって学校施設市有施設の開放の対応がばらばらだが、使用する市民のためにも県と市で足並みをそろえてほしいがどうか。 ○健康医療部長   県の動きを見ながら市として判断している部分もあり、対応が遅くなったところもあると思われるため、意見を各部署に伝え、今後対応していきたい。 ○武田聡委員   市有施設等使用制限について、判断基準が曖昧であることが利用者の不信、不満につながっている。データなどの根拠があれば具体的に示してほしいが、山形新型コロナウイルス感染症対策本部の中で整理し、今後説明責任を果たす必要があると思うがどうか。 ○健康医療部長   保健所を有する市として、説明責任を果たすことは必要な部分であると認識している。県の基準とも合わせながら、具体的に示せるものがあるのかどうか、山形新型コロナウイルス感染症対策本部会議の中でも検討しながら示していけるように取り組んでいく。                休  憩   12時10分                再  開   13時15分 (5)社会福祉法人山形社会福祉事業団令和年度決算及び令和2年度事業計画等について  生活福祉課長から、別紙資料に基づき報告があった。 (6)一般財団法人山形健康福祉医療事業団令和年度決算及び令和2年度事業計画等について  長寿支援課長から、別紙資料に基づき報告があった。 (7)新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る介護保険料減免について  介護保険課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○佐藤亜希子委員   介護保険料減免申請について、申請書類近隣自治体と比べ複雑だが、申請しやすいよう丁寧に説明してほしいがどうか。 ○介護保険課長   介護保険料減免申請書類については、記入箇所が多いように見えるが、職員の記入箇所を多くし、申請者記入箇所を極力減らす工夫をしている。申請者には丁寧に説明し、申請しやすい受付を行っていく。 ○伊藤香織委員   介護保険料減免対象期間について、既に納付済みの方が減免要件に該当した場合の対応はどうか。 ○介護保険課長   介護保険料減免要件に該当した場合、既に納付済み介護保険料申請後、還付することになる。 ○伊藤香織委員   丁寧な対応をお願いしたい。 (8)市南部への児童遊戯施設整備事業進捗状況について  こども未来課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○浅野弥史委員   施設の特徴として、インクルーシブ施設を整備するとのことだが、子育て支援センター福祉相談事業所を併設させるなど、運用面での議論の状況はどうか。 ○こども未来課長   SPC事業者構成員の中に、児童発達支援事業者も入っており、SPCの内部では方向性について検討しているが、確定までは至っていない状況である。今後、そういった視点も入れながら進めていきたい。 ○浅野弥史委員   市の方針として福祉相談業務も行えるような形で提案してほしいがどうか。 ○こども未来部長   今後、SPC創造会議の中で検討していく。 ○武田聡委員   施設には空調など新型コロナウイルス感染症対策の機能も盛り込んでいるのか。 ○こども未来課長   現在、SPC空調設備の議題が上がっている。今後さらに検討していきたい。 ○武田聡委員   施設の場所の選定理由の中に、東北文教大学との連携利便性が上げられていたが、現在も連携できているという考えでよいか。 ○こども未来課長   創造会議のメンバーに東北文教大学も入っており、専門的な意見をもらい反映していくなど連携できている。 ○武田聡委員   隣に立地しているため、よりよい連携ができるようにしていってほしい。 ○伊藤香織委員   エントランス部分が広くなり、大型遊戯場が狭くなったように見えるが、インクルーシブ施設であるならば、車椅子子供も楽しめるように大型遊戯場は広くすべきと思うがどうか。 ○こども未来課長   設計変更による大型遊戯場の面積は当初と同等で、年齢別にエリア分けして楽しめるようになっている。エントランスについては、検討会議の中で混雑時や車椅子への対応等を検討し、間口を広げるなどの変更を行っている。 ○伊藤香織委員   大型遊戯場大型遊具は配置しないという認識でよいか。 ○こども未来課長   壁面のスロープや空間を活用することで、子供たちの自由な発想を生み出せるよう、大型遊具は配置しない方向である。 ○伊藤香織委員   いろいろ楽しめるつくりにしてほしい。 ○浅野弥史委員   かなり大きなガラスが使用されるように見えるが、ガラスに対する安全対策状況はどうか。また、施設の名称について検討状況はどうか。 ○こども未来課長   ガラス安全対策については内部でも議論があり、今後検討していくこととなる。また、施設の名称についても公募等も含め今後検討していく。 (9)小規模保育事業整備事業者の公募について  こども未来課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○折原政信委員   小規模保育事業者の公募について、今回募集する3カ所の保育施設においてA型、B型の割合はどうか。 ○こども未来課長   今回募集する3カ所の小規模保育施設については、A型、B型どちらも定員が19名となっており、A型、B型の設置割合は考えていない。 ○折原政信委員   事業者の申込み状況はどうか。また、今後の設置計画はどうか。 ○こども未来課長   具体的な相談があった事業所は複数あり、その他電話での問合せが数件あった。また、今後の設置計画については、子ども子育て支援事業計画において、令和2年度に3カ所、令和3年度に3カ所の整備を予定している。 ○折原政信委員   今回、応募して駄目だった場合、次年度に申込みすることは可能なのか。 ○こども未来課長   特に制約はないため、次年度に申し込むことは可能である。 ○佐藤亜希子委員   山形市におけるA型とB型の現在の状況はどうか。 ○こども未来課長   小規模保育事業所が市内に8カ所あるが、A型が5カ所、B型が3カ所となっている。なお、B型については、事業開始後5年以内にA型に移行することを条件に認可している。 ○佐藤亜希子委員   今後もB型は5年以内にA型にするという認識でよいか。 ○こども未来課長   事業開始後5年以内にA型に移行することになる。 ○佐藤亜希子委員   保育士は高度な専門職であるため、なるべくA型で採用するようにしてほしいがどうか。 ○こども未来課長   子供を預ける方の安心、安全の観点からなるべくA型が望ましいが、B型の場合は、A型への早期の移行を働きかけていく。 ○浅野弥史委員   今回公募する3カ所については、認可外保育施設からの移行と新規設置含めて3カ所という考えでよいか。 ○こども未来課長   今回公募する3カ所については、全て新規設置である。認可外保育施設からの移行分については別に考えている。 (10)「山形子ども貧困対策に係る計画」素案について  家庭支援課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○折原政信委員   健やか教育手当の詳細はどうなっているのか。 ○家庭支援課長   現在、山形市で実施している健やか教育手当については、小学生から中学生がいる非課税世帯を対象としており、令和2年3月現在で884世帯、子供の数が1,187人に支給している。 ○折原政信委員   子供の権利は平等にすべきと考える。非課税世帯だけでなく所得により段階的に支給することも必要であるが、そのような条件による試算等は行っているのか。 ○家庭支援課長   健やか教育手当と同様な施策を行っているのは、山形県内では山形市と天童市のみである。市として、ひとり親世帯を全て把握しているわけではないため、段階的に支給するなど階層を広げた場合の試算については行っていない。 ○折原政信委員   健やか教育手当申請したが、非該当となった状況はどうか。 ○家庭支援課長   昨年度、所得制限により非該当となった子供の人数は458人となっている。 ○折原政信委員   所得による段階的支給も大切だと思うため、制度拡充も含めしっかり対応してほしい。 ○鈴木進委員   人口拡大を図るのであれば、住みやすいまち、優しいまちをうたえるような市の独自施策を検討してほしい。また、地域における学習支援とは何を指すのか。 ○家庭支援課長   地域では子供移動手段も限られてくることから、遠方に移動して学習支援を受けるより、住んでいる地域の中で学習支援を受けられるようにしたいと考えている。 ○鈴木進委員   市社会福祉協議会地区社会福祉協議会町内会自治推進委員など地域の資源を活用してほしいがどうか。 ○家庭支援課長   社会資源が充実している地区については積極的に話をさせてもらい、拡大につなげていきたい。 ○松井愛委員   貧困は表に出にくく、人や地域に知られたくない人もいる。近くに支援団体があることも大事だが、地域で分けるのではなく、誰でもどこの場所でも利用できる開かれた制度にしてほしいがどうか。 ○家庭支援課長   サービスを提供する側とされる側の状況を確認しながら進めていきたいと考えている。 9 行政視察について  高橋公夫委員長から、3月17日に開催した委員会において、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、5月頃に実施していた常任委員会の行政視察を延期することとし、実施時期等については、正副委員長に一任されていたが、このたびの山形市議会新型コロナウイルス感染症対策本部において、今年度の行政視察の中止が決定されたため、実施しないこととする、との発言があり、了承された。...