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  1. 山形市議会 2018-04-23
    平成30年厚生委員会( 4月23日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成30年厚生委員会( 4月23日) 厚生委員会   日   時  4月23日(月) 15時00分〜16時17分 場   所  第3委員会室 出席委員   田中英子渋江朋博阿曽 隆、佐藤秀明伊藤香織、        斉藤栄治遠藤和典石澤秀夫 欠席委員   なし 当局出席者  市民生活部長福祉推進部長子育て推進部長、        済生館事務局長関係課長 委員長席   田中英子 協議事項   1 自己紹介        2 報告事項        (1)平成30年繁忙期における窓口受付時間延長等実施結           果について        (2)成年後見制度利用促進について        (3)平成30年4月1日現在の保育所等利用待機児童数につ           いて        (4)企業主導型保育事業実施状況について        (5)済生館病児・病後児保育室ひなたぼっこ」の平成29
              年度運営状況について        3 行政視察について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1 自己紹介  4月1日の人事異動により異動のあった説明員から自己紹介があった。  引き続き、委員長から異動があった担当書記紹介があった。 2 報告事項 (1)平成30年繁忙期における窓口受付時間延長等実施結果について  市民課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   大学生住所異動届け出をするよう啓発活動をしているとのことだが、住所異動法律上しなければならないのか。 ○市民課長   学生、社会人にかかわらず、法律上、住所異動した際は届け出をしなければならないと定められている。 ○委員   以前からそうなのか。 ○市民生活部長   法律的には、生活の本拠に住所異動しなければならない。従前は、大学生は一時的な異動ということで、なかなか住所異動が進まなかったが、今般の公職選挙法の改正で、選挙年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、県及び市の選挙管理委員会とも連携しながら、より一層の啓発に努めている。 ○委員   大学からの協力は得られているのか。また、統計は取っているのか。 ○市民生活部長   2、3年ほど前に山形大学実態を確認ところ、県外から入学した新1年生の10〜15%しか住所異動をしていなかったため、大学と連携し、チラシによる啓発をすることとなった。 (2)成年後見制度利用促進について  長寿支援課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   成年後見制度を利用する可能性のある潜在的な対象者数と実際の利用状況を把握しているのか。 ○長寿支援課長   具体的な数字はないが、今後、高齢者がふえていく中で、より多くが対象になり得る。利用状況は、障がい者も含め、全国で平成27年12月末現在、約20万人が利用している。 ○委員   昨年、初めて市民後見人として14名登録されたとのことだが、成年後見人となった方はいるのか。 ○長寿支援課長   昨年11月に受任の審判が出され、成年後見人として活動している方が1人いる。 ○委員   引き続き、市民後見人を養成するのか。 ○長寿支援課長   引き続き取り組みたい。平成29年度も市民後見人養成講座実施しており、14名の受講者のうち、10名前後が名簿登録される予定である。 ○委員   市民後見人は、後見人だけではなく保佐人補助人にもなれるのか。 ○長寿支援課長   全ての類型に対応できるようになっているが、後見人に比べると、難しい点もあるため、最初は比較的取り組みやすいケースをお願いすることになると思われる。 ○委員   後見人選任は市で行うのか。 ○長寿支援課長   後見人選任家庭裁判所で行う。市長申立時には、関係機関が集まり受任者調整をした上で家庭裁判所に申し立てしている。 (3)平成30年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について (4)企業主導型保育事業実施状況について  こども保育課長から、別紙資料に基づき一括して報告があった。 ○委員   企業主導型保育事業実施しているS.S.Corporation株式会社とはどのような会社なのか。 ○こども保育課長   保育園運営会社で、認可保育所2園と企業主導型の保育施設2園を運営している。 ○委員   その企業運営している保育所に勤務している保育士用なのか。 ○こども保育課長   保育事業者が自ら施設設置し、子ども子育て拠出金を負担している事業者と契約した上で、従業員子供を預かる保育事業者設置型という形態である。 ○委員   保育所ちびっこランドみはらし園1号館の定員が120名で、うち地域枠が10名となっているが、何社が利用しているのか。 ○こども保育課長   何社が利用しているかまでは把握していないが、利用状況を確認したところ、オープンしたばかりのため、120名定員のうち利用者は14名とのことであった。 ○委員   企業主導型の保育施設保育料認可保育所と比べてどのくらい割高なのか。 ○こども保育課長   認可外保育施設であるため、保育料は各施設で設定できるが、4万円前後の施設が多いようである。 ○委員   株式会社主導ということは、利益を生むことを前提に保育を行うこととなる。また、この制度自体都会待機児童が解消できないがゆえの苦肉の策だと理解している。都会の事情に合わせた制度を推奨すべきなのか疑問である。本市の待機児童は現在の民間立市立保育所で解消すべきであり、企業主導型の保育施設保育料も高いと感じる。企業のニーズに合わせたメリットもあると思うが、市のスタンスはどうか。 ○こども保育課長   子ども子育て支援事業計画に、企業主導型保育事業の数値は見込んでいない。企業主導型保育事業については、市で設置を認可する権限はなく、直接、財団法人に申請し、開設するものであり、後追いで市に届け出してもらうことになる。開設後の運営を指導することはできるが、開設についての判断ができないため、各企業に任せるしかない状況である。 ○委員   制度的に市が介在できる部分が少ないことはわかるが、現在の民間立市立保育所の充実で足りるのであれば、そちらを伸ばしてほしい。すばらしい事業者ばかりではないとも聞いている。指導・監督ができるのであれば、子供の健全な育成のため、目を光らせてほしい。 ○委員   病院院内保育所は何に分類されるのか。 ○こども保育課長   厚生労働省事業所内保育施設に対する補助制度を活用して、各病院が整備してきたもので、認可外保育施設となる。 ○委員   認可保育所などお墨つきのあるものしか把握しないのはどうか。院内保育計画数字として反映されているのか。 ○こども保育課長   認可外保育施設部分で反映している。企業主導型については、開設等のコントロールができないが、実態を把握し、計画数字を反映させる作業は今後も継続して行いたい。 ○委員   企業主導型はどのくらい子供が利用しているのか。職員配置基準として、保育従事者の半数以上が保育士という要件があるが、定員数を満たせる保育士の確保はできているのか。 ○こども保育課長   和い和いキッズガーデンは定員19名で13名が利用している。ちびっこランド北園定員50名で45名が利用し、そのうち地域枠7名である。ニチイキッズ山形わかば保育園は13名が入所し、そのうち地域枠は6名である。穂積たからもの保育園は3名が入所し、地域枠はゼロである。七日町まちなか保育園地域枠の1名が入所している。ちびっこランドみはらし園1号館は14名が入所し、地域枠はゼロである。山形大学小白川キャンパス保育所はまだオープンしていない。利用者がふえていくのにあわせて保育士を確保する計画ができていればよいこととなっている。 (5)済生館病児・病後児保育室ひなたぼっこ」の平成29年度運営状況について  済生館管理課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   運営経費開設経費赤字額の369万円は病院経費から支出するとのことであったが、病院ブランド力のアップのため、やむを得ないという判断なのか。 ○済生館管理課長   全国的にも黒字の施設はほとんどない。済生館実施する理由として、市の子育て支援施策を後押しすることや、済生館ブランド力として市立病院だからこそできるという信頼を市民に持ってほしいという思いがある。また、当院の医療職員が利用することで、勤務シフトを変更することなく職員を確保することができるため実施している。 ○委員   病児・病後児保育は、平均した収入が得られず、不採算になることが想定される。市としては働く親を助けるために実施しているが、不採算部分を援助するなど、考えはあるのか。 ○子育て推進部長   今年度から国にあわせて補助を見直す予定がある。市立保育所整備計画の中でも、病後児保育事業に取り組む考えであり、保護者の需要に応えられるように努力していきたい。 3 行政視察について  正副委員長に一任されていた委員会行政視察視察地視察項目は次のとおり決定した。また、委員長から、1班には市民生活部長済生館事務局長、2班には福祉推進部長子育て推進部長がそれぞれ同行する旨の報告があった。 ┌───┬────────────────┬─────────────────┐ │ 班 │     1    班     │     2    班      │ ├───┼────────────────┼─────────────────┤ │日 程│5月22日(火)〜24日(木)   │5月29日(火)〜31日(木)    │ ├───┼────────────────┼─────────────────┤ │   │渋江朋博委員長、       │田中英子委員長伊藤香織委員  │ │委 員│阿曽 隆委員佐藤秀明委員  │遠藤和典委員           │ │   │斉藤栄治委員石澤秀夫委員   │                 │ ├───┼────────────────┼─────────────────┤ │   │・「赤ちゃんの駅」制度及び中  │【富山富山市】         │ │   │ 央児童会館について      │富山まちなか総合ケアセン   │ │   │【山口県岩国市】        │ ターについて          │ │視察地│子ども予防接種及び妊婦健  │【石川県小松市】         │ │と項目│ 康診査について        │介護ロボット普及推進事業   │ │   │【広島県呉市】         │ ついて             │ │   │国民健康保険制度における医  │【石川金沢市】         │ │   │ 療費適正化について      │金沢動物愛護管理センター   │ │   │                │ について            │ └───┴────────────────┴─────────────────┘...