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  1. 山形市議会 2018-04-23
    平成30年産業文教委員会( 4月23日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成30年産業文教委員会( 4月23日) 産業文教委員会   日   時  4月23日(月) 15時00分~16時17分 場   所  第4委員会室 出席委員   伊藤美代子浅野弥史髙橋昭弘松田孝男中野信吾、        丸子善弘今野誠一 欠席委員   斎藤淳一 当局出席者  商工観光部長農林部長農業委員会事務局長教育長、        教育部長関係課長等 委員長席   伊藤美代子 協議事項   1 異動のあった説明員自己紹介        2 報告事項        (1)「霞城観桜会」及び「馬見ヶ崎さくらラインライトア           ップ」の概要について        (2)日本木材活用リレーへの市産材提供事業について        (3)新学習指導要領実施に向けたALT外国語指導助手)           の増員について        (4)平成30年度山形市立商業高等学校入学者選抜における           採点ミスについて
           (5)タイ王国柔道ナショナルチーム強化合宿受け入れに           ついて        (6)ラグビーワールドカップ2019TM公認キャンプ地内定に           ついて        3 行政視察について        4 その他        (1)山形市産自生山菜コシアブラ放射性物質検査の結果           について      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  会議の冒頭、教育長から、次のような発言があった。 ○教育長   このたびの平成30年度県立高等学校入学者選抜における採点ミスの事案を受け、山形市立商業高等学校でも再点検を実施したところ、まことに残念ながら採点ミスが判明した。入試結果には影響なかったが、採点ミスがあったという事実を、真摯に、そして深刻に受けとめている。採点ミスは、入試制度の根幹を揺るがす一大事である。これまで合格を目指して一生懸命に、誠実に取り組んできた生徒保護者市民の皆様に大変な御心配と御迷惑をおかけしたことを心よりおわびを申し上げる。再発防止のため、誠心誠意取り組んでいきたい。 1 異動のあった説明員自己紹介  4月1日付の人事異動により異動のあった説明員自己紹介があった。 2 報告事項 (1)「霞城観桜会」及び「馬見ヶ崎さくらラインライトアップ」の概要について  観光戦略課長から、次のような報告があった。  〔報告概要〕  今年は、近年になく大変厳しい冬だったが、3月以降の暖かな気候により、桜の開花が大幅に早まり、霞城観桜会では4月10日から、馬見ヶ崎さくらラインは4月11日からライトアップを開始し、それぞれ4月22日までライトアップを行った。  霞城観桜会は、予定していた4月21日、22日のイベントに加えて、4月14日、15日にやまがた舞子の花見園遊はながたベニちゃんの花見園遊、やまがたお宝PRブース開設本丸一文字門整備資料展示などを追加イベントとして実施した。期間中は、売店開設東大手門櫓内の公開時間延長、山形観光ボランティア協会による観光ガイドを毎日実施し、期間中の入り込み数は、過去最高だった昨年とほぼ同数の29万3,000人となった。  次に、馬見ケ崎さくらラインライトアップは、4月18日にジャバ側河川敷点灯式を行い、愛宕橋下流から、あたご保育園付近までの約800メートルの区間と愛宕橋欄干への光装飾あたご保育園上流及びジャバ側の桜への花見ちょうちんの設置などに加え、愛宕橋下流の一部エリアにて試験的にLED電灯による照射を行った。また、期間ジャバ前の駐車場において売店開設した。期間中の入込数は、昨年に比べて5,000人、3.9%増の13万5,000人となった。 ○委員   桜の開花を予想し、開催時期を合わせることは難しいことだと思う。今年は3月下旬に全国的に1週間程度開花が早いとの報道があったが、開花が早まることを想定し、前倒しで開催することなどは検討しなかったのか。 ○観光戦略課長   業者への手配などの関係で2月中旬までに事業内容を決定する必要がある。開化が早まっている状況を受け、課内で検討し、できることを1週間前倒し対応したものである。 (2)日本木材活用リレーへの市産材提供事業について  森林整備課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   協定締結式等が5月12日に予定され、実際に伐採するのは9~10月との説明があったが、期間にずれが生じるのはなぜか。 ○森林整備課長   5~9月は木が水分を多く吸い上げる時期であるため伐採に適さない。そのため、伐採に適した時期である10月を予定している。 (3)新学習指導要領実施に向けたALT外国語指導助手)の増員について  学校教育課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   ALT中学校に在籍し各小学校移動するとのことだが、移動に関して、従来どおり教頭等が送迎することになるのか。それとも、各自で移動することができるのか。 ○学校教育課長   新たに雇い上げる民間ALTの4名については、各自での移動が可能となり、教職員の負担が軽減されるものと考えている。 ○委員   増員される4名のALTは、拠点校としてどこかの小学校に在籍することになると思うが、どの学校に在籍する予定なのか。また、資料「~ALTを活用することが可能となる。」とあるが、活用しなくても問題はないということか。 ○学校教育課長   拠点校ではなく、小学校3~4校を順次指導していくことになる。また、基本的には各学校担当教諭授業を行うが、ネイティブな英語を学ぶという意味では、週に1度、決められた期間に活用し、外国語教育の中身を充実させたいと考えている。 ○委員   学校への割り振りはALT本人が行うのか。 ○学校教育課長   学校教育課英語担当指導主事が、学校間の調整を図りながら曜日ごとの計画を立てる。 ○委員   4名のALTは、拠点校からどこかの小学校移動するのか。 ○学校教育課長   ALT1人当たりの勤務する学校は3~4校と決めているので、曜日によって、転々と勤務する。 ○委員   中学校に13名のALT配置されているが、小・中学校で各々どのくらいの時間を持つのか。 ○学校教育課長   基幹中学校が決まっており、その中で教員を支援し、小学校への派遣要請に応じて行う。各中学校学区内には、それぞれ小学校が3~4校あり、学区内の小学校に月に1度ずつ行くことになっている。 ○委員   2年間の移行措置期間があることは、その間ALT配置される小学校とされない小学校が生じることになり、2年間のタイムラグが発生するのではないか。ALT授業を経験できない小学校は生じないのか。 ○学校教育課長   現在、中学校配置の13名のALT小学校をカバーしているが、4名を増員することで、全ての小学校ALTの支援を受けられることになる。 ○委員   移行措置期間中の学校全体の授業時数はどのようになるのか。 ○学校教育課長   総合的な学習の時間の時数を減らし、その分を外国語活動及び外国語授業に充ててもよいとされているが、外国語授業時数が少ない場合には、他の授業時数がふえることになる。 ○委員   外国語授業とする判断は、各学校で行うのか。 ○学校教育課長   各学校判断になる。 ○委員   ALT資格の有無などは、どのようになっているのか。 ○学校教育課長   このたびの民間ALT4名については、派遣会社プロポーザル方式で決定するが、特に教員免許などの資格は求めておらず、適切に授業を行える人材配置を求めていく。 ○委員   ALT経歴や所持している資格等を把握しているのか。 ○学校教育課長   資格等の特別な要件等は求めておらず、経歴を初め、教育現場に適する人材派遣するよう進めていきたい。 ○委員   現在中学校配置されている13名のALTも同じような状況なのか。 ○教育長   JETプログラムという国の組織から推薦されており、教員免許等は持っていないが、英語指導に関する全ての研修を受講している者である。民間ALTについては、派遣会社資格英語力を見きわめた上で採用し、派遣するものであり、きちんとしたALTの能力を持っている者が派遣されるものと理解している。 ○委員   ALTの中には英語母国語ではない者もいるのか。 ○教育長   これまで派遣されてきた中にも英語母国語ではない者はいるが、英語をネイティブな言葉として使える者だけが派遣されている。民間ALTについても同様と考えている。 (4)平成30年度山形市立商業高等学校入学者選抜における採点ミスについて  学校教育課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   開示請求がなければそのままになっていたと思う。対象校52校のうち34校で採点ミスがあったということは、公表されていないが、過去にもあったのではないか。 ○学校教育課長   過去にあったかについては不明である。今後、在校の2、3年生分も早急に点検することになっている。 ○委員   商業高等学校でも3人で採点を行っているとのことだが、実際はどうなのか。 ○学校教育課長   1つの答案について、実際に3人で採点を行っている。 ○委員   3人で採点を行っているにもかかわらず、34校で採点ミスがあったということは、2人目以降は1人目の採点結果を見ているだけで、真剣に採点を行っていなかったのではないか。 ○学校教育課長   指摘のとおりである。なれや緊張感がなくなったことも原因の一つであると考えている。 ○委員   子供たちにとって試験は1回しかないが、採点する側は毎年のことであり、結果的になれで流れ作業のように作業を行っていたのではないか。人数をふやしたところで結果は同じだと思う。採点のやり方については、今後の検討になると思うが、現時点で、どのような手法が考えられるのか。 ○学校教育課長   他県でも同じようなミスがあったことから、情報収集を行いながら、採点ミスが起きない、より実効性のある方法を探っていくことになると思う。県の動きを見ながら対応していく必要がある。 ○教育長   マークシート方式を導入すれば、ヒューマンエラーをゼロにすることは可能かと思うが、県の入試制度そのものが、考え方を問うことを大事にするための改善を行ってきた経過があり、記述式の問題を多くしていく方向で今後も進んでいかざるを得ないと考えている。その場合、ヒューマンエラーをゼロにはできないことを大前提に採点方法を変えていく必要があり、今までにない方法で、限りなくゼロに近づけるため鋭意努力し、誠実に努めていく必要があると考えている。 ○委員   義務教育を預かる教育委員会という立場で、今回の問題に対してどのような見解を持っているのか。 ○学校教育課長   今回の件を機会に、小中学校においても子供たちの成績が適正に処理されることを、校長会教頭会等で話をしていかなければならないと考えている。なお、高校入試に関しては、県高校教育課に対し、子供たちの不安にも配慮するように依頼する必要があると考えている。 ○委員   さかのぼって点検を行うとのことだが、2、3年生の分だけなのか。また、いつまで行う予定なのか。 ○学校教育課長   現在の高校2、3年生の分までさかのぼり、5月中旬までをめどに行うことが各高等学校に通知されている。 ○委員   商業高等学校生徒授業学校生活影響がないように配慮して取り組んでほしい。 ○委員   採点ミスをどのような方法で発見したのか。また、来年の対応について、市教委としてどのように考えているのか。 ○学校教育課長   全ての答案教科担当者ごとに見直しを行い、その結果、採点ミスが見つかったものである。市教委として、次年度以降、県教委動きを踏まえ、注意喚起等を行いながら対応していく。 ○委員   注意喚起当たり前のことである。人が採点を行っており絶対にミスが起きないとは言い切れないが、市教委として、商業高等学校の分についてはチェックを行う必要があると思う。今後の対応信頼回復に努めてほしい。 ○委員   3月10日に試験を行い17日に合格発表となるが、6日間でどのように採点業務を行っているのか。 ○学校教育課長   3人で採点を行うが、まず1人目が全ての採点を行い、その後、日付を変え同様に2人目、3人目と順番で採点を行っている。 ○委員   再点検をして採点ミスを見つけられたのだから、初めからしっかりやろうと思えば採点ミスはなくせるのではないか。なれや流れ作業のように行うのではなく、子供たちのことを考えて真剣に行ってほしい。 ○学校教育課長   子供たちの一生を左右する問題であることを肝に銘じながら、次年度以降も、採点ミスはあってはならないという意識の中で業務に取り組むように、商業高等学校に対して指導していきたい。 (5)タイ王国柔道ナショナルチーム強化合宿受け入れについて (6)ラグビーワールドカップ2019TM公認キャンプ地内定について  スポーツ保健課長から、タイ王国柔道ナショナルチーム強化合宿受け入れについて別紙資料に基づき報告があった。  引き続き、ラグビーワールドカップ2019TM公認キャンプ地内定について、次のような報告があった。  〔報告概要〕  平成31年9月から11月にかけて日本で開催されるラグビーワールドカップについて、平成28年度に県、天童市と連名公認キャンプ地の申請を行っているが、本年4月20日に大会組織委員会より内定の通知があった。滞在チームは、今後行われるヨーロッパ地区オセアニア地区のプレーオフの勝者となっている。  大会組織委員会より、現時点説明以外の内容は非公開とされているが、今後、3者連名大会組織委員会と正式な契約を締結する予定であり、県、天童市と連携しながら準備を進めていきたいと考えている。 3 行政視察について  前回の委員会で正副委員長に一任されていた委員会行政視察視察地視察項目は次のとおり決定した。また、委員長から、1班には商工観光部長農林部長、2班には教育部長がそれぞれ同行する旨の報告があった。 ┌───┬────────────────┬─────────────────┐ │ 班 │     1    班     │     2    班      │ ├───┼────────────────┼─────────────────┤ │日 程│5月9日(水)~11日(金)   │5月17日(火)~19日(木)    │ ├───┼────────────────┼─────────────────┤ │   │浅野弥史委員長、       │伊藤美代子委員長、        │ │委 員│松田孝男委員中野信吾委員  │髙橋昭弘委員今野誠一委員   │
    │   │丸子善弘委員          │斎藤淳一委員           │ ├───┼────────────────┼─────────────────┤ │   │【福岡県久留米市】       │【大阪府和泉市】         │ │   │久留米シティプラザを活用した │・和泉シティプラザ(生涯学習   │ │   │ 街なか賑わい創出について  │ センター・図書館)について   │ │視察地│【長崎長崎市】        │【和歌山県紀の川市】       │ │と項目│国際観光客誘致プロジェクト  │フルーツ・ツーリズム事業   │ │   │ について           │ ついて             │ │   │【長崎長崎市】        │【和歌山和歌山市】       │ │   │・グリーンツーリズムの取り組  │・ご当地鉄道でつなぐ広域観光   │ │   │ みについて          │ プロジェクトについて      │ └───┴────────────────┴─────────────────┘ 4 その他 (1)山形市産自生山菜コシアブラ放射性物質検査の結果について  森林整備課長から、次のような報告があった。  〔報告概要〕  4月19日に、山形地方森林組合直売所「やまっくハウス」で販売された山形市産コシアブラから食品衛生法基準値である1キロ当たり100ベクレルを32ベクレル超える放射性セシウムが検出された。  山形地方森林組合によると、4月18日にコシアブラが入荷され、19日に18パックを7名に販売したようである。自主検査として19日に検査機関検査をお願いしたが、検査結果が出る前に店頭に並べ販売したところ、夕方になって基準値を超えていることが判明したものである。この結果、村山保健所から自主回収命令を受け、20日から自主回収を進めている。なお、山形地方森林組合では、今年度コシアブラ販売は自粛すると決定したようである。  本日、12時現在の自主回収状況であるが、店頭に並べた18パックのうち、購入者3名から9パックが回収されたが、3パックが食済みとなっていた。残り9パックは、販売先が不明なもの3名と購入者は判明しているが連絡が取れない1名の計4人分が未回収となっている。なお、22日現在で、健康被害等は確認されていない。また、20日に実施した県の検査では、基準値を超えていないため、現在のところ、本市に対する出荷自粛要請はない。  県は本日から、山形市内市内周辺で早急に放射能物質検査を実施し、調査結果が出次第、プレスリリース等報告するようである。  本市においても、この結果をホームページ等市民に周知するとともに、今後、県による検査で再度基準値を超えた場合には、県の要請を受けて、速やかに出荷自粛等対応を行うこととする。 ○委員   市内のどの辺りで採取されたものなのか。 ○森林整備課長   大字松原地内で、みはらしの丘周辺との情報を聞いている。 ○委員   同じ場所で採取されたものを県でも検査したのか。 ○森林整備課長   県が山形地方森林組合から採取場所等を確認し、採取したものを検査しており、その結果、基準値以下であったということである。なお、本日からの検査市内の別な箇所で採取している。 ○委員   山菜は全て検査しているのか。 ○森林整備課長   県が指定した品目があり、それを毎年検査している。 ○委員   検査結果が出るまでどのくらいかかるのか。 ○森林整備課長   通常は1~2日間と聞いている。...