• 発掘調査(/)
ツイート シェア
  1. 山形市議会 2014-09-16
    平成26年環境建設委員会( 9月16日 環境建設分科会・決算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成26年環境建設委員会( 9月16日 環境建設分科会決算環境建設委員会 環境建設分科会決算)   日   時   9月16日(火) 10時00分〜14時25分 場   所   第5委員会室 出席委員    小野 仁、佐藤秀明、武田 聡、鑓水一美遠藤和典、         加藤 孝、須貝太郎鈴木善太郎 欠席委員    なし 当局出席者   環境部長まちづくり推進部長上下水道部長関係課長 委員長席    小野 仁 審査事項    1 議第52号 平成25年度山形一般会計及び特別会計歳入                歳出決算認定について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【まちづくり推進部関係】 3 議第52号 平成25年度山形一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について  〇一般会歳出 第8款土木費         第11款災害復旧費 第2項公共土木施設災害復旧費   関係課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○委員   都市計画マスタープラン見直しの件について、各地区市民説明会が開催され、その結果が今回の資料に反映されているという理解をしているが、どういった形で反映されているのか見えにくい。説明会での意見の効果はどうなのか伺いたい。また、説明会参加したがその地区に限定した説明であり近隣地区のことまでふれられていなかった。今後開催される説明会において、その内容をわかりやすくして地区だけでなく全体説明会を開催すべきと思うがどうか。
    都市政策課長   昨年の10月〜11月にかけて各地区説明会を開催し幅広く御意見をちょうだいした。主なものとしては雇用や人口の問題、近隣道路側溝整備等であった。来月から素案をもとに改めて市民説明会を開催するが、まずは大きな視点で人口減少や雇用問題について施策等方向性を示せるかと思う。いただいた意見については今後新しい都市計画マスタープランに基づき策定される個々の計画に引き継ぎ、いただいた意見を大事にしていきたいと考えている。また、地区説明会以外にさまざまな分野の方々と市民ワーキング等も経ながら来年4月にパブリックコメントを実施後、市民全体を対象とした説明会予定している。 ○委員   都市計画マスタープラン見直しについて、幅広く各年代の市民意見を反映すべきと考えている。市民説明会を開催したとのことであるが、説明会への参加者状況はどうだったのか。 ○都市政策課長   市民説明会については、平成25年10月末から11月末までの期間に28カ所で開催し全体で210名の参加であった。周知不足であったことから、今後開催される市民説明会においては、できる限りの広報に努め、幅広く市民意見を反映できるようにしていきたいと考えている。 ○委員   説明会1カ所の参加者平均が10人以下というのは少ないと思う。改定後10数年間続く計画であり、幅広い世代の市民意見を反映しないと立派なマスタープランはできないと思う。ぜひ市民意見をベースに進めてもらいたい。 ○委員   道路新設改良事業等において繰り越した案件について、その要因にはどういったものがあるのか。また、整備路線設定はどのように決めているのか。 ○河川道路整備課長   路線設定については、各地区からの要望や施策的に重要な路線のうち、安全・安心及び交通の円滑化を考慮し、整備路線設定している。また、繰り越しの要因については、代替地の単価の折り合いがつかなかったもの、民地民地との間に公有地があり用地確定ができず用地買収に至らなかったもの等である。今後も用地交渉の進展に向けて努力していきたい。 ○委員   木造住宅耐震診断事業申込件数はどれくらいあるのか。 ○建築指導課長   平成25年度で79戸の申し込みがあり66戸の補助を実施している。 ○委員   木造住宅耐震改修補助事業についてはどうなのか。 ○建築指導課長   11戸の補助を行っている。 ○委員   木造住宅耐震改修補助事業は始まって何年かたつが、対象となるべき方はもっといるだろうと思っている。住宅リフォーム総合支援事業と関係する部分について、果たしてどこまで両制度差異部分が理解されているのかということを考えると、今以上にしっかりとした周知が必要なのではないかと思うがどうか。 ○建築指導課長   木造住宅耐震改修補助事業については、毎年これまでに木造住宅耐震診断事業を利用した方全てに案内を出している。住宅リフォーム総合支援事業については広報やまがた等周知している。 ○委員   住宅リフォーム総合支援事業申込件数はどれくらいあり、抽せん状況はどうなっているのか。また、抽せん倍率の問題について、低所得者高齢者を優遇する等を検討すべきと考えるがどうか。 ○建築指導課長   平成25年度で補助予定件数が県市補助で393件、市補助で330件であり、県市補助が1.92倍、市補助が3.12倍の倍率となっている。抽せん倍率については、以前と比べ落ち着いてきており、現時点で低所得者高齢者を優遇するような考えは持っていない。 ○委員   霞城公園整備事業について、現在西側及び北側の工事を進めている状況であるが、公園機能という全般的なことにおいて公園利用者側からすると非常に使い勝手が悪いと思っている。市民全体に完成までのイメージがどこまで伝わっているのかという印象であるが、どう考えているのか。 ○公園緑地課長   霞城公園整備については、文化庁並び霞城公園整備推進検討会議本丸区画をあらわすことを最優先で進めており、現在、本丸の東堀、南堀の復原が完了し西堀の整備に入っている。県体育館等利用者車等の進入もあり、どうしても分断されてなかなか形が見えない状況である。一日でも早く公園利用者が利用しやすくなる整備を行っていきたい。また、国の史跡指定もあり発掘調査をしながら通常より時間をかけ事業を進めている状況であるが、史跡という面で発掘調査状況等を見ていただいたり、山形城という史跡の価値を広めるという活用の仕方を考えながら整備を進めていきたいと考えている。 ○委員   霞城公園史跡公園として整備するとのことだが、朝のラジオ体操利用者ウォーキングランニング等利用者が非常に多い。スポーツ施設としての機能がなくなったとしても健康目的のさまざまな使い方はあってしかるべきだと思っている。健康目的史跡文化向上という双方の機能を兼ね備えた霞城公園整備という考え方について、どのような考えを持っているか。 ○公園緑地課長   現在、霞城公園ウォーキングランニング等でも多くの市民から利用されており、二ノ丸土塁の上で1日で400名ほどが利用されている。二ノ丸土塁上の園路については高齢者でも歩きやすいようにゴムチップ舗装とし、東門から南門まで整備を完了している。南門から北門にかけて発掘調査をしながら今年から整備に入るが、こちらについてもゴムチップ舗装をするとともに、土塁登り口等についても歩きやすい園路に改修したいと考えている。また、ラジオ体操利用者もかなり多く、構想としては県体育館の跡地に広い芝生広場ができる予定であり、そちらに大きな屋根つきで、雨の日でも利用でき、また休憩施設としても利用できる施設整備したいと考えている。健康のためのスペースも確保しながら整備を進めていきたい。 ○委員   昨年から始まったまるごとマラソンのコースの一部になっており、愛好者健康志向の皆さんがたくさんおられるということを考えればランニングコースウォーキングコース等公園施設内にあってしかるべきだろうと思う。そういったことも検討に入れながら健康志向歴史文化が共創できた公園整備となるように内部検討を進めていただきたい。 ○委員   今定例会一般質問人口減少や雇用問題も含めて道の駅をつくったらどうかという提案に対して、市長は何とか前向きに考えたいとの答弁があった。これまで道の駅に関して、現場のほうでは考えていないとの答弁だったと思うが、現時点でどのように考えているのか。 ○都市政策課長   道の駅の設置については企画調整課が所管である。平成30年に福島から東根まで東北中央道が開通し山形中央インター付近ポテンシャルの高い地域であり、都市計画マスタープランではこれから将来の発展が見込まれ、新産業団地も含めてその周辺については産業流通系土地利用が可能な地域と位置づけている。また、道の駅については道路施設として設置することは可能と考えている。 ○委員   平成30年ということはあと3、4年である。ある程度早い段階で答えを出しながら、できれば開通にあわせいろんなものが動いていかないと大変だと思う。また、市街化調整区域市街化区域の問題も関連すると思う。国の方針としては調整区域はいじらない、市街化区域にしないというのはわかるが、その時代背景の中で市の動向を見ながら流動的に考えていかないと均衡ある発展がなくなると思う。農業問題や環境問題にも関係してくると思うが、どのように考えているのか。 ○都市政策課長   御指摘のとおり、今後都市計画マスタープランについては、適宜時代流れに対応しながら集落維持という観点を視野に入れながら対応したいと考えている。 ○委員   空き家対策市街化調整区域の問題も加味しながら都市計画マスタープランづくり考えてもらいたいと思うが、どのように考えているのか。 ○都市政策課長   空き家対策は大きな問題であると認識している。都市計画マスタープランについては世の中流れを取り入れ、メリハリをつけて誘導するものは誘導し、守るべきものは守っていくプランづくり考えていきたいと思う。 ○委員   都市計画マスタープランついて、国の制度によって地方の政治も大きく左右されるという状況の中で、20年という長いスパンの中で対応することは果たして現実的なのか。また、整合性弾力性を持ったプランになってくるのか。 ○都市政策課長   中間年の10年を見直しする定点ポイントとして設定している。また、10年にこだわることなく情勢が変わった段階でその都度見直していくつもりである。 ○委員   都市計画マスタープラン見直しに伴い業務を委託している。新しいプラン地方実情に合わない、名前を変えただけで金太郎飴のようなものになるのではないかと危惧しているがどうか。 ○都市政策課長   見直しに向けて職員は努力しており、全体から見てコアになる部分については職員がつくっているのではないかと自負している。今後とも山形市の実情に合ったプランづくりに努めたい。 ○委員   道路除排雪業務について、建設業者が減りオペレーター不足指摘されているが、オペレーター確保等について問題はなかったのか。 ○道路維持課長   平成25年度は106社から協力が得られており、その中で除雪機を保有している建設業以外の他業種からの新規参入が見られた。 ○委員   業者間でオペレータースキルの違いが見られるという問題があるが、オペレータースキルアップのための取り組み状況はどうなっているのか。 ○道路維持課長   オペレータースキルアップのための取り組みについて、全ての業者オペレーターを集め除雪機メーカーから講師を呼び、講習会を実施している。また、苦情があった場合には、現地調査を行った上で、業者指導を行っている。                休 憩  12時05分                再 開  13時05分 ○委員   山形大花火大会の場所について、公園まちづくり推進部が管理している部分協力など、まちづくり推進部としてどのように考えているのか。次に、間口除雪について個人所有除雪機登録制にし、年間の燃料代等補助して近隣間口除雪してもらうという方法検討してはどうか。独居老人間口除雪に関して、独居かどうかといった個人情報民生委員町内会長等は持っていると思う。町内会長等から地区除雪の要請があった場合に、ハンドロータリーを持っている業者に対し間口除雪もあわせて発注してはどうか。 ○公園緑地課長   山形大花火大会については市民が非常に楽しんでいる山形市を代表するイベントの1つだと認識している。公園での打ち上げについて、霞城公園では3号〜4号玉が何とか市営野球場から打ち上げられるということだが、国指定史跡であることから文化庁へ打ち上げの可能性について問い合わせを行い、文化財への影響等についても検討を進めていきたい。なお、山形大花火大会となると大規模で相当な面積が必要になるため難しいと思うが、小規模な花火であれば可能ではないかと考えているが、なお文化庁と協議を進めていきたい。また、市内の公園花火が打ち上げられるところということで西公園について検討したが、高圧線が走っており打ち上げられないという検討結果になっている。 ○道路維持課長   現在、商店街で所有している除雪車を市が契約して歩道除雪に使っている事例がある。御指摘の件については今後の研究課題であると考えており、個人所有除雪機登録制が可能なのかについては、今後勉強していきたい。間口除雪については基本的にまちづくり推進部ではなく福祉推進部の仕事であろうと認識している。しかし、福祉推進部では、除雪に対するマンパワーの知識といったものはないため、一緒になって考えていきたい。なお、防災対策課も含めて庁内で連絡会のようなものをつくり、苦情分析等の作業を進めている最中である。 ○委員   山形大花火大会という名前で今後も続けられるように、ぜひ協力をお願いしたいと思っている。また、間口除雪の件についてはやってもよいと言っている業者もある。検討課題としてやれる可能性を探っていただければと思う。 ○委員   馬見ヶ崎川河川敷トイレ清掃について、昨年度は週5回清掃していたのが今年度は週3回になった。なぜそうなったのか理由について伺いたい。次に、馬見ヶ崎川河川敷には芋煮会市民だけでなく観光客も来る。きれいなトイレというのは観光資源として大切であると思っている。考えがあれば伺いたい。 ○公園緑地課長   馬見ヶ崎川河川公園には、常設のトイレを19基設置しているが、芋煮会シーズン仮設トイレを18基増設している。昨年まで芋煮会シーズンにおける馬見ヶ崎河川公園仮設トイレ清掃は平日週5日に加えて土日にも行っていたが、平日の利用状況等を考慮し、平日週3回と土日祭日に変更し、減少分清掃期間の延長に充て、市民観光客利便性向上を図っている。 ○委員   シルバーハウジングについて、建てたのは管理住宅課なのに担当は長寿支援課ということでわかりにくい部分がある。南山形住宅では菅沢荘から生活援助員を派遣し生活支援を行っている。生活援助緊急通報などの現状について把握しているのか。 ○管理住宅課長   南山形シルバーハウジングについてはG棟に10戸あり、12月から3月まで生活援助員からの安否確認が245件、入居者からの生活相談が8件、家事援助が3件。また、全て誤報であったが緊急通報が45件という実績となっている。 ○委員   緊急通報の45件全てが誤報でよかったと思う。単純に考えて、菅沢荘から南山形住宅まで駆けつけるのに遠くて時間がかかるのではないか。 ○管理住宅課長   南山形地区近隣で対応できる事業所となると菅沢荘が一番近いと考えている。 ○委員   もっと近くで対応できる事業所を探してほしいと思っている。十分な検討の上でせっかくの制度を生かすような形でやってもらいたい。次に、高齢者住宅高齢者向け優良賃貸住宅サービス付高齢者向け住宅などさまざまである。高齢者住宅について、まちづくり推進部福祉推進部といった垣根を越えて、ひとつの大きなビジョン考えなければいけないのではないかと思うがどうか。 ○管理住宅課長   今後も高齢者住宅については福祉推進部検討していかなければならないと思っている。 ○委員   今後のシルバーハウジング必要性にもかかわってくることである。その辺についてはどのように考えているのか。 ○管理住宅課長   シルバーハウジングについては現在92戸となっており、現在建設中の南山形住宅E棟を合わせると102戸となる。現在のところ、これ以外の建設計画はない。社会情勢サービス付高齢者向け住宅等との整合性を図りながら将来のビジョン等について検討していきたいと思っている。 ○委員   基本的な考え方については理解した。具体化できるように努力してほしい。 ○委員   街路事業改良済率平成25年度末で何%になっているのか。2点目として、都市計画マスタープラン見直しに関して、地場産業育成という観点について考えを伺いたい。また、市街化調整区域整備率が40%ということで非常に低いという印象であるがどのように考えているのか。3点目として間口除雪について他市の事例を研究し取り入れるべきと考えるがどうか。 ○道路維持課長   間口処理について、ほとんどの方は自分で自宅の前をきれいにしていただいており、あわせて近所の独居老人のお宅の前も協力いただいている方も多数いると思う。今後高齢化が進む中で大きな課題であると認識している。なお、秋田市や会津若松市などと情報交換をしながら勉強会をしている。条件等の違いにより山形市では難しい事例もあるが、何かいい方法はないか研究している状況である。 ○都市政策課長   街路事業改良済率については、平成25年度末で63.3%となっており概成済区間を加えると約73%となる。次に市街化調整区域整備率が40%という点について、御指摘のとおりの実態である。現在、市として力を入れているのが、いわゆる都心リングあるいは駅環状道路であり、まずはリングがつながることを目標に整備を進めている。ある程度めどがついた段階市街化調整区域についても順次整備を進めたいと考えている。 ○まちづくり推進部長   地場産業育成は長年の課題であり、前回の都市計画マスタープランでもうたっており今回のマスタープランでも当然推進すべきものと考えている。また、新産業団地周辺地域については中央インターチェンジが近く4車線の都市計画道路が通り、非常に市街地ともアクセスがよく、非常にポテンシャルの高い地域である。今回の新しい都市計画マスタープランについてもそういった地域については、きちんと位置づけながらまちづくりを進めていきたいと考えている。 ○委員   間口除雪については、本当に必要な方に絞って早急に何か考えていただきたいと思う。都市計画マスタープラン見直しに関する委託料とはどういったものなのか。また、都市計画マスタープランについては市長政策・提言・提案が相当影響すると思う。バランスを考慮し世の中の急激な変化に対応した将来のまちづくり構想をこのマスタープランに盛り込んでいるのか。 ○道路維持課長   間口処理の件については御意見を真摯に受けとめどういう改善ができるのか、福祉サイド一緒になって検討したいと思う。 ○都市政策課長   都市計画マスタープラン見直しに伴う委託料の主な内訳については、研究会市民ワーキングの運営や報酬、地区説明会で録音されたものの文字起こし等である。また、委託先については、一般財団法人計量計画研究所で主に国土交通省からの委託等を受け、人口問題等についても最先端の情報が入手できる法人である。 ○まちづくり推進部長   コンパクトシティーが国の基本的な政策であるが、山形市が町村合併によって成り立っているという歴史的な観点を踏まえて、集落地域を大事にし集落地域を適正に維持しながらまちづくりをしていくといった市長考えに基づき見直しを進めている。  大要以上の後、議第52号の付託部分のうちまちづくり推進部関係については、全員異議なく認定すべきものと決定した。  〇区画整理事業会計   都市政策課長説明を了承し、議第52号の付託部分のうち区画整理事業会計については、全員異議なく認定すべきものと決定した。  〇駐車場事業会計   道路維持課長説明を了承し、議第52号の付託部分のうち駐車場事業会計については、全員異議なく認定すべきものと決定した。...