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  1. 山形市議会 2013-09-12
    平成25年決算委員会( 9月12日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成25年決算委員会( 9月12日)   平成25年9月12日(木曜日) 〇出席委員(34名)        阿 曽   隆        高 橋 公 夫        佐 藤 秀 明        伊 藤 美代子        渋 江 朋 博        浅 野 弥 史        田 中 英 子        武 田 新 世        諏 訪 洋 子        佐 藤 亜希子        川 口 充 律        武 田   聡        渡 辺   元        伊 藤 香 織        中 野 信 吾        菊 地 健太郎        折 原 政 信        斉 藤 栄 治        遠 藤 吉 久        小 野   仁        鑓 水 一 美        遠 藤 和 典        丸 子 善 弘        長谷川 幸 司        後 藤 誠 一        今 野 誠 一        加 藤   孝        斎 藤 淳 一        阿 部 喜之助        須 貝 太 郎        斎 藤 武 弘        鈴 木 善太郎        尾 形 源 二        石 沢 秀 夫
    委員外議員(1名)        加 藤 賢 一  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者  市長        市 川 昭 男  副市長       瀧 井   潤  総務部長      荒 井   徹  財政部長      玉 田 芳 和  企画調整部長    齋 藤 順 治  市民生活部長    佐 藤 玲 子  環境部長      熊 谷 信 一  福祉推進部長    栗 原 啓 市  子育て推進部長   原 田   実  商工観光部長    武 田 文 雄  農林部長      中 川 信 一  まちづくり推進部長 芦 野   均  会計管理者     石 澤 裕 吉  消防長       武 田 弘太郎  済生館長      平 川 秀 紀  済生館事務局長   水 野 正 登  上下水道事業管理者 長谷川 博 一  上下水道部長    武 田 良 一  教育長       後 藤 恒 裕  教育部長      江 川   隆  選管委事務局長   小 林   誠  代表監査委員    中 村 一 明  監査委員事務局長  金 子 秀 雄  農業委事務局長   堀 江 朝 好  ―――――――――――――――――――― ◎午前10時00分 開会 ○鈴木善太郎臨時委員長  おはようございます。  ただいまから、決算委員会を開催いたします。  委員会条例第10条第2項の規定により、私が臨時に委員長の職務を行いますのでよろしくお願いいたします。  欠席通告委員はありません。  ―――――――――――――――――――― ◎正副委員長の互選 ○鈴木善太郎臨時委員長  ただいまから、委員会条例第9条第2項の規定により、委員長の互選を行います。  お諮りいたします。委員長の互選については、既に各派代表者会で内定をみておりますので、投票の煩を避け、指名推選によることとし、臨時委員長において指名することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木善太郎臨時委員長  御異議なしと認めます。  したがって、臨時委員長において指名することに決定いたしました。  委員長に川口充律委員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました、川口充律委員を委員長と決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木善太郎臨時委員長  御異議なしと認めます。  したがって、委員長に川口充律委員が当選されました。  この際、お諮りいたします。今後2年間において、決算委員会が設置された場合、川口充律委員を委員長とすることにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木善太郎臨時委員長  御異議なしと認めます。  したがって、今後2年間、決算委員会が設置された場合には、川口充律委員を委員長とすることに決定いたしました。  それでは、川口充律委員長を御紹介して、私の職務を終了いたします。ありがとうございました。 〔鈴木臨時委員長 自席に着く〕 〔川口委員長 委員長席に着く〕 ○川口充律委員長  おはようございます。  ただいま委員長に選任いただきました川口充律でございます。2年間委員長の任務を務めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、着席させていただきます。  それでは、引き続き会議を進めます。  委員会条例第9条第2項の規定により、副委員長の互選を行います。  お諮りします。副委員長の互選については、ただいま行われました委員長の互選と同じ理由により、指名推選にすることとし、委員長において指名することにしたいと思います。  これに御異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川口充律委員長  御異議なしと認めます。  したがって、委員長において指名することに決定しました。  副委員長に、浅野弥史委員を指名します。  お諮りいたします。ただいま指名しました、浅野弥史委員を副委員長と決定することに御異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川口充律委員長  御異議なしと認めます。  したがって、副委員長に浅野弥史委員が当選されました。  この際、お諮りします。今後2年間において、決算委員会が設置された場合、浅野弥史委員を副委員長とすることにしたいと思います。  これに御異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川口充律委員長  御異議なしと認めます。  したがって、今後2年間、決算委員会が設置された場合には、浅野弥史委員を副委員長とすることに決定しました。  それでは、浅野弥史副委員長を御紹介します。浅野副委員長、御登壇ください。 〔浅野弥史副委員長 登壇〕 ○浅野弥史副委員長  おはようございます。  ただいま御指名いただきました浅野弥史でございます。委員長を補佐し、精一杯務めてまいりますので、皆様の御指導と、また御協力のほうよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。  ―――――――――――――――――――― ◎提案理由の説明 ○川口充律委員長  この際、申し上げます。決算委員会の運営については、議会運営委員会において確認しております、決算委員会の運営に関する申し合わせにより進めることといたします。  それでは、議事に入ります。  本委員会に付託されました案件は、議第66号平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてから、議第69号平成24年度山形市立病院済生館事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの議案4件です。  これらを一括議題とし、各案件について当局の説明を求めます。石澤会計管理者。 ○石澤会計管理者  おはようございます。  議第66号平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定につきまして、その概要を決算書により御説明申し上げます。  初めに、一般会計から御説明申し上げます。  決算書の6・7ページをお願いいたします。  表下段の歳入合計をお願いします。  予算現額924億2,496万4,005円に対し、1つ飛びまして収入済額は878億4,173万3,070円となりました。不納欠損額は、2億9,165万1,757円で、収入未済額は23億7,265万6,000円であります。  続きまして、表右端の予算現額と収入済額との比較をお願いします。その主なものについて御説明いたします。  まず、収入済額が予算現額を上回ったものでありますが、戻っていただき2・3ページをお願いします。  表上段の、第1款市税で、右端ですけれども6億9,132万5,568円、表下段の第10款地方交付税で1億6,314万7,000円などであります。逆に、収入済額が予算現額を下回ったものでありますが、次の4・5ページをお願いします。  表中段の第14款国庫支出金で、11億3,554万9,301円、表下段の第19款諸収入のうち貸付金元利収入で8億2,083万円。続きまして、6・7ページをお願いします。  第20款市債で30億4,380万円などであります。なお、この国庫支出金と市債につきましては、平成25年度への事業繰り越しに係る財源が未収になったことが主なものであります。  続きまして、一般会計の歳出について御説明申し上げます。10・11ページをお願いいたします。表下段の歳出合計をお願いします。  予算現額924億2,496万4,005円に対し、支出済額は861億866万8,072円となりました。25年度への翌年度繰越額は、33億8,633万249円で、予算現額から支出済額とこの翌年度繰越額を差し引いた不用額は29億2,996万5,684円となりました。  不用額の主なものについて御説明いたします。戻っていただいて、8・9ページをお願いいたします。  表下段の第7款商工費の8億5,668万6,850円は、経営資金を初めとする商工業金融対策貸付金の貸付件数の減によるものであります。  次に、10・11ページをお願いいたします。  表上段の第8款土木費の5億3,022万9,508円は、道路新設改良事業及び都市計画街路事業の工事費の差金などによるものであります。その結果、13ページをお願いします。  一般会計歳入歳出差引残額は17億3,306万4,998円となり、繰越明許費繰越額の2億729万4,249円を差し引いた純繰越額は、15億2,577万749円となりました。この詳細につきましては、別冊の事項別明細書の6・7ページに記載してございます。  次に、8つの特別会計について御説明申し上げます。  初めに、国民健康保険事業会計から御説明申し上げます。14・15ページをお願いいたします。表下段の歳入合計をお願いします。  予算現額252億5,396万6,000円に対し、1つ飛びまして、収入済額は258億6,982万4,871円となりました。不納欠損額は3億3,198万5,878円で、収入未済額は27億9,285万135円であります。
     続きまして、18・19ページをお願いいたします。表下段の歳出合計をお願いします。  支出済額は249億4,948万6,023円で、不用額は3億447万9,977円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は9億2,033万8,848円となりました。  次に、後期高齢者医療事業会計について御説明申し上げます。20・21ページをお願いいたします。表下段の歳入合計をお願いします。  予算現額28億5,385万6,000円に対し、1つ飛びまして、収入済額は28億6,511万7,463円となりました。不納欠損額は38万9,110円で、収入未済額は1,606万670円であります。22・23ページをお願いいたします。表下段の歳出合計をお願いします。支出済額は28億4,476万1,540円で、不用額は909万4,460円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は2,035万5,923円となりました。  次に、介護保険事業会計について御説明申し上げます。24・25ページをお願いいたします。表下段の歳入合計をお願いします。  予算現額187億9,725万4,000円に対し、1つ飛びまして、収入済額は185億3,050万9,686円となりました。不納欠損額は2,019万8,590円で、収入未済額は6,474万9,110円であります。26・27ページをお願いいたします。表下段の歳出合計をお願いします。支出済額は183億3,071万9,556円で、不用額は4億6,653万4,444円となりました。その結果、29ページをお願いします。歳入歳出差引残額は1億9,979万130円となりました。  次に、区画整理事業会計について御説明申し上げます。30・31ページをお願いたします。表下段の歳入合計をお願いします。  予算現額15億1,445万2,000円に対し、1つ飛びまして、収入済額は15億1,438万6,745円となりました。収入未済額は7万1,503円であります。32・33ページをお願いいたします。表下段の歳出合計をお願いします。支出済額は15億1,387万7,224円で、不用額は57万4,776円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は50万9,521円となりました。  次に、財産区会計について御説明申し上げます。34・35ページをお願いいたします。表下段の歳入合計をお願いします。  予算現額2,729万7,000円に対し、収入済額は2,638万8,938円となりました。36・37ページをお願いいたします。表下段の歳出合計をお願いします。支出済額は2,636万238円で、不用額は93万6,762円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は2万8,700円となりました。  次に、駐車場事業会計について御説明申し上げます。38・39ページをお願いいたします。下段の歳入合計をお願いします。  予算現額5億5,394万8,000円に対し、収入済額は5億7,932万3,939円となりました。40・41ページをお願いいたします。下段の歳出合計をお願いします。支出済額は5億4,986万7,345円で、不用額は408万655円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は2,945万6,594円となりました。  次に、公設地方卸売市場事業会計について御説明申し上げます。42・43ページをお願いいたします。  予算現額3億6,233万4,000円に対し、収入済額は3億4,316万924円となりました。収入未済額は176万9,997円であります。44・45ページをお願いいたします。支出済額は3億3,646万5,797円で、不用額は2,586万8,203円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は669万5,127円となりました。  最後に、農業集落排水事業会計について御説明申し上げます。46・47ページをお願いいたします。  予算現額2億2,191万5,000円に対し、収入済額は2億2,246万4,547円となりました。収入未済額は245万299円であります。48・49ページをお願いいたします。支出済額は2億2,049万5,295円で、不用額は141万9,705円となりました。その結果、歳入歳出差引残額は196万9,252円となりました。  なお、各特別会計歳入歳出差引残額につきましては、それぞれ平成25年度へ繰り越しとなるものでございます。  以上が、平成24年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算の概要であります。よろしく御審査の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○川口充律委員長  武田上下水道部長。 ○武田上下水道部長  おはようございます。  議第67号平成24年度山形市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定につきまして、その概要をお手元の決算書により、御説明申し上げます。  決算書2ページから5ページまでの決算報告書は、消費税込みの決算額でございます。6ページから13ページまでの損益計算書等の財務諸表につきましては、消費税抜きの決算額となっております。  初めに、2ページと3ページの収益的収入及び支出について、御説明申し上げます。  収入の部でございますが、第1款水道事業収益の決算額は61億3,797万5,048円、予算額に比べまして1億8,228万4,048円の増となっております。増の主な理由につきましては、第1項営業収益において東日本大震災の影響による落ち込みから回復したことなどにより、給水収益が予算に比べ増加したことなどでございます。第2項営業外収益では一般会計からの退職手当負担金の増や、東京電力からの福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償金などによる増となっております。  次に、支出の部でございます。水道事業費用の決算額は56億5,475万5,593円、不用額は1億6,293万2,407円となっております。不用額の主な理由は、第1項営業費用では、委託料の執行差金及び減価償却費の減などでございます。第2項営業外費用では、消費税納税額が当初の見込みより減となったことなどによるものであります。  次に、4ページと5ページの資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  収入の部でございます。第1款資本的収入の決算額は8億1,539万1,389円、予算額に比べ2億7,417万611円の減となっております。減の主な理由としましては、第1項企業債は、事業費の執行差金内部留保資金の活用などによる、借入額の減であります。第2項工事負担金は、山形ニュータウン配水管布設工事の減などであります。第3項補助金では、補助対象事業費の精査により、国庫補助金が減となったものであります。  次に、支出の部でございます。第1款資本的支出の決算額は32億5,082万2,397円、翌年度繰越額が、3億767万1,000円、不用額は2億1,328万6,553円となっております。翌年度繰越額は、他事業等との調整などによりまして、配水管整備事業、施設整備事業合わせて9件でございます。なお、この繰り越しについては、11月に完了する予定であります。不用額の主な理由といたしましては、第1項建設改良費では、配水管布設配水管改良、及び浄水施設、配水施設整備更新などの工事執行差金などによるものであります。  次に、支出の欄の下の段をごらんください。資本的収入額資本的支出額に対して不足する額、24億3,543万1,008円につきましては、記載いたしました財源により補填しております。  続きまして、6ページの損益計算書をお願いいたします。  1、営業収益は56億7,120万399円、2、営業費用は50億4,105万350円となりまして、中ほどにあります営業利益は6億3,015万49円となりました。これに、3、営業外収益、4、営業外費用、5、特別損失を合わせた当年度純利益は、下から3行目の3億7,635万6,167円となったものでございます。この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金1万6,295円を加えた当年度未処分利益剰余金は3億7,637万2,462円であります。  次に10ページの剰余金処分計算書案をお願いいたします。当年度未処分利益剰余金3億7,637万2,462円につきましては、建設改良積立金に3億7,600万円を積み立てようとするものでございます。なお、残額37万2,462円は、翌年度繰越利益剰余金とするものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしく御審査の上、御決議、御認定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議第68号平成24年度山形市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定につきまして、その概要をお手元の決算書により、御説明申し上げます。  決算書2ページから5ページまでの決算報告書は、消費税込みの決算額でございます。6ページから13ページまでの損益計算書等の財務諸表は、消費税抜きの決算額となっております。  初めに、2ページと3ページの収益的収入及び支出について、御説明申し上げます。  収入の部でございますが、第1款下水道事業収益の決算額は77億3,650万1,907円、予算額に比べて1,367万6,093円の減となっております。減の主な理由は、東日本大震災の影響による落ち込みからの回復があったものの、予想を若干下回ったことなどによる下水道使用料の減などであります。  次に、支出の部でございます。第1款下水道事業費用の決算額は75億5,082万1,991円、不用額は9,728万8,009円となっております。不用額の主な理由は第1項営業費用では、コンポストの製造販売委託の減や人孔補修の減などによるものであります。第2項営業外費用では、企業債利息の減によるものであります。  次に、4ページと5ページの資本的収入及び支出について、御説明申し上げます。  収入の部でございます。第1款資本的収入の決算額は42億9,727万3,830円、予算額に比べ4億5,416万9,170円の減となっております。減の主な理由は、第1項企業債では、事業費の執行差金などにより、借入額等を減額したことによるものであります。第2項補助金では、前年度から繰り越された工事に係る補助金の受け入れなどによる増であります。  次に、支出の部でございます。第1款資本的支出の決算額は77億7,945万6,931円、翌年度繰越額は7億6,413万1,200円、不用額は1億9,181万7,584円となっております。翌年度繰越額は、他事業等との調整によるもので、汚水・雨水事業、処理場を合わせて18件でございます。なお、この繰り越しについては12月に完了する予定であります。不用額の主な理由は、第1項建設改良費では、管渠建設事業及び処理場等の設備更新工事工事執行差金によるものであります。  次に支出の欄の下の段をごらんください。  翌年度繰越額に係る財源充当額を除いた資本的収入額資本的支出額に対して不足する額、36億8,416万4,101円につきましては、記載いたしました財源により補填しております。  続きまして、6ページの損益計算書をお願いいたします。  1、営業収益は50億9,777万1,259円、2、営業費用は49億9,291万8,784円となりまして、中ほどにあります営業利益は、1億485万2,475円となりました。これに、3、営業外収益、4、営業外費用、5、特別利益、6、特別損失を合わせた当年度純利益は、下から3行目の1億4,368万5,273円となったものでございます。当年度純利益に前年度繰越利益剰余金27万1,547円を加えた1億4,395万6,820円が当年度未処分利益剰余金であります。  次に、10ページの剰余金処分計算書案をごらんください。  1億4,395万6,820円につきましては、減債積立金に1億4,300万円を積み立てようとするものであります。なお、残額95万6,820円は、翌年度繰越利益剰余金とするものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしく御審査の上、御決議、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○川口充律委員長  水野済生館事務局長。 ○水野済生館事務局長  おはようございます。  まず初めに、このたびは法令改正の確認誤りにより、議案の訂正をお願いすることになりまして、まことに申しわけございませんでした。今後はこのようなことのないよう事務処理方法を見直すなど、再発防止に向け取り組んでまいります。重ねておわびを申し上げます。  それでは、議第69号平成24年度山形市立病院済生館事業会計剰余金処分及び決算認定につきまして、決算概要及び処分案を御説明申し上げます。  決算書の2ページから5ページまでの決算報告書は、消費税込みの決算額であり、6ページから12ページまでの損益計算書等の財務諸表は、消費税抜きの決算額となっております。  初めに、決算書の2ページと3ページの収益的収入及び支出について御説明申し上げます。収入の部でありますが、第1款病院事業収益の決算額は114億7,431万2,125円、予算額に比べ、3,451万125円の増となっております。増の主な要因は、診療報酬の改定等に伴い患者1人1日当たりの収入が増加したことなどによる入院収益の増であります。  支出の部につきましては、第1款病院事業費用の決算額は105億6,968万845円、不用額は8億4,108万155円となっており、主な不用額は医業費用の給与費等であります。  次に、4ページと5ページの資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  収入の部であります。第1款資本的収入の決算額は36億1,951万4,000円、予算額に比べ359万9,000円の増となっております。  支出の部につきましては、第1款資本的支出の決算額は50億5,811万358円、不用額は186万5,642円となっており、主な不用額は、建設改良費執行差金でございます。なお、資本的収入額資本的支出額に対して不足する額、14億3,859万6,358円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額142万5,017円及び過年度分損益勘定留保資金10億2,617万1,341円、減債積立金2,100万円及び建設改良積立金3億9,000万円により補填しております。  続きまして、6ページの損益計算書でございますが、ここに関連する資料といたしましては収益と費用の前年度比較を記載しております、20ページの資料により御説明申し上げます。20ページをお願いいたします。  ¥外字(c223)病院事業収益に関する事項の決算額、これは、ア、収益構成表の一番下の計の欄でございますが、消費税抜きで114億5,720万3,416円、前年度決算額との比較ではマイナス4億1,354万5,025円、3.5%の減でございます。上の段の医業収益は前年度との比較では1.6%の減となっており、減の主な内訳として、患者数が減少したことなどによる入院収益2.8%の減でございます。また、医業外収益につきましては、24.7%の減となってございます。  次に、(3)の病院事業費用に関する事項の決算額の計の欄についてでございますが、消費税抜きで105億6,535万3,383円、前年度との比較ではマイナス5億8,363万917円、5.2%の減となってございます。上の段の医業費用は、前年度との比較では、4.3%の減となっております。給与費は前年度比2.9%の減で、時間外手当、研修医賃金、法定福利費の減額によるものでございます。材料費は、前年度比9.2%の減となってございます。主に注射薬品費の減によるものでございます。医業外費用は29.4%の減であります。主に繰延勘定償却の減少によるものでございます。特別損失は主に保険の変更などにより過年度の調定更正を行ったものでございます。  それでは、元に戻っていただきまして、6ページの損益計算書をお願いいたします。医業収益及び医業費用などは、先ほど御説明申し上げたとおりでございます。下から3行目の当年度純利益、これは収益合計と費用合計の差し引きでありますが、8億9,185万33円となりました。その結果、前年度繰越利益剰余金の32万7,906円と合わせて8億9,217万7,939円の未処分利益剰余金を計上いたしたところでございます。  続きまして、8ページの剰余金計算書をお願いいたします。  資本剰余金のうち、補助金負担金の欄の三角のついている箇所でございますが、補助金及び負担金をもって取得した資産、医療機器などでございます。の廃棄により、補助金287万9,300円及び負担金6,321万8,863円の合わせて6,609万8,163円をそれぞれ減額しようとするものでございます。  続きまして、10ページの剰余金処分計算書案をお願いいたします。  一番右の欄の、当年度未処分利益剰余金8億9,217万7,939円につきましては、減債積立金に4,500万円を、建設改良積立金に8億4,700万円をそれぞれ積み立てようとするものでございます。なお、残額17万7,939円は、翌年度繰越利益剰余金とするものでございます。  以上で平成24年度山形市立病院済生館事業会計剰余金の処分及び決算認定につきまして、説明を終わりますが、よろしく御審査の上、御決議、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○川口充律委員長  以上で当局の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○川口充律委員長  それでは、質疑に入ります。  なお、申し合わせにより、本委員会での議題に対する質疑は、款項に対する大綱質疑とし、また、自己の所属する分科会の事件については、できるだけ質疑をしないことになっておりますので、委員の皆様の御協力をお願いいたします。  なお、質疑は、一般会計及び特別会計と、企業会計との2つに分けて行います。  初めに、議第66号平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について、総括的な質疑がありましたらお願いします。尾形源二委員。 ○尾形源二委員  平成24年度一般会計約15億円の剰余金出てるんですが、この剰余金の処分ということで、基本的に一般会計に翌年度の繰り越し、そして当初で何億円か予算計上して残った分を改めて一般会計に確定した額を繰り入れという、通常業務としてはそういうふうになるんだろうと思うんですが、ひっかかりの部分は、サッカー場建設なんですよね。それで、例えばスポーツ施設基金とか何とか施設整備基金とか、基金を別に持っているわけですが、例えばサッカー場なんかの場合は今年度中にとにかく何とか形をつけなければいけない。そうすると、何年か積み立てをして幾らいうお話はいただいてますが、こういうときに剰余金を基金に積み増しして、しっかりとサッカー場誘致するんですよ、という意思表明なんかも私は有効な手だてなんじゃないかなと、こういうふうに思えてしょうがないんですよね。ですから、その剰余金の処分云々について財政のほうでどういうふうに取り組もうとしているのか、その辺をお聞かせいただきたいのですが。 ○川口充律委員長  玉田財政部長。 ○玉田財政部長  繰越金の使い道というふうなお話だと思いますけれども、そもそも予算の組み方という中で、一応、政策的な経費、何々の事業をするというふうな費目については、基本的に当初予算で組ませていただいていると。したがいまして計画的に基金として積み立てるというのも原則的には当初で組ませていただいておるところでございます。ただ、政策的に緊急の状況が起きたというふうな場合などについては、補正予算でも基金の積み増し等させていただく場合もございます。一般的には繰越金といいますのが、翌年度の財政運営の財源というふうな形で使わせていただいておるわけですけれども、将来の運営にするために、通常、財政調整基金に積むというふうなことを、よその都市ではやってらっしゃるというふうな状況でございます。したがいまして、今回事業目的の基金のほうへ積むというふうな選択肢はちょっと考慮していなかったということでございます。 ○川口充律委員長  尾形源二委員。 ○尾形源二委員  通常はそういう形でなっていることは理解をしています。でも、サッカー競技場を云々という、いまいま、今年度、まだ具体的に21世紀協会とも、あるいは新会社との、そういう方向性なんかも見きわめなきゃいけない。そしてでき上がった新会社と話し合いを進めていく。そういうときにしっかりと手持ちにお金を持って話し合いに臨めるのと、ずっと積み立てていってというのもそれはそれで財源にはなるわけですがね。今回、その目的に鑑みて決算剰余金の何がしかを少し厚くしておく。スポーツ施設整備基金あるいは、新たに条例行為を出して、サッカー競技場建設基金こういった形でそれを山形市の姿勢なり意思なりを明確にしておく、そういうことも手としてあったのかなと、そんなふうに思えてしょうがないんですね。ひっかかりは、やっぱりドーム型競技場。公約であれだけ打ち上げてそれを凍結云々という、そこのところがちょっともったいなさ過ぎる。そして、サッカー競技場はこれは市長の政治判断、それは十分承知で必要なこと。それも理解をしながら、でもそれはインシデントな話なわけですね。山形市は計画行政でずっとやってきているわけですから、そういう突発に出てきた、でもこれは大事な取り組みである、そういう判断のもとにサッカー競技場に誘致に頑張りますよという、そういう意思表明であるわけですから。そうすると本流は本流としながらも、ドーム型競技場はドーム型競技場として、生かしながらきちっとサッカー競技場に取り組む。そのために別個に条例行為で基金造成そういったもので今回の剰余金から例えば10億円ぐらい、あるいは5億円くらいすとんと。そうすると3年間あるいは4年間、5年間どれくらいの額を準備しなきゃいけない、あるいは誘致のために負担をしなきゃいけない、その辺もあるんでしょうが、ある一定の短期間でその負担に間に合うような金額をつくり出せるのではないのかなという、そういう思いで質疑をさせていただいております。市長のほうから感想、所感いただければと思います。 ○川口充律委員長  市川市長。 ○市川市長  ドーム型競技場については御承知のとおり、今年度予算に設計予算を上げてそのまま保留にしているわけです。きのうの一般質問でも21世紀協会、県の考え方を見守っていくということで、一方でドーム型競技場を保留させていただいて、そして具体的にサッカースタジアムの基金をどかんと積むということにつきましては、私はきのうも申し上げましたが、ドーム型競技場の扱い、ドーム型競技場の予算をどのように持っていくかという判断した時点で、じゃあスタジアムをどのような形であらわしていくか、その時点で私はすべきだろうというふうに思っております。以上です。 ○川口充律委員長  伊藤香織委員。 ○伊藤香織委員  24年度の消防体制の部分でお伺いしたいと思うんですけれども、救急体制の強化ということで、1隊増隊になって、新たに3名の救急救命士を養成したわけなんですけれども、昨日の一般質問でも触れさせていただいたんですけれども、現在のその救急業務にかかわる職員の数と車両ついて足りなくないのだろうか、本当に十分な配置がなっているんだろうかというふうな思いがあるわけなんですけれども。全体の充足率が85%というふうに昨日答弁いただいたわけなんですが、救急部門のみでのこの充足率といったものは幾らになるのか。人員がですね充足していなければきちっとした消防体制という市民の命が守れないのではないかというふうに思うわけなんですけれども、国で定めた指針の充足率100%になるように極力私は努力すべきだろうというふうに思っているわけなんですが、今後ですね、市において財政状況がますます厳しくなっていく中、計画的な車両だったり資機材等の更新も必要になってくると思うんですけれども、そこら辺に関しては、どのように対応していくのか、まずちょっとこの2点についてお伺いします。 ○川口充律委員長  武田消防長。 ○武田消防長  救急隊、救急業務の現状につきましては、7隊ということで、5隊が専隊で2隊が兼務隊ということでございます。この10月につきましては1隊増隊しまして、8隊体制で実施していきたいというふうに考えているところでございます。  隊員の運用につきましては、消防力の整備指針ということで、救急隊には3名乗車するようにというふうになってございます。そのうち1名は救急救命士の有資格者で、それ以外の隊員につきましても、救急の有資格者ということで、消防学校で実施しております救急課程を履修、修了した者ということでなってございます。現在、7隊運用させていただいていますが、先ほどのとおり3名増員ということで100%の補充をしておりますので、十分に運用をしているという状況でございます。今後、車両等々の話もございましたが、昨年10月に西崎の消防署が開設していただきまして救急車両1台新たに配備しまして、西崎につきましても専隊1と兼務隊1というふうな運用を行っております。今後とも社会情勢の変化もございますが、高齢者あるいは救急要請等々ございますので、今後につきましても状況をよく勘案しながら体制充実に努めてまいりたいというふうに思っています。 ○川口充律委員長  伊藤香織委員。 ○伊藤香織委員  山形市民の命を守るために充足度がどのくらいになっているんだというふうなところの問題かと思うんです。ほかの都市と比較してですとか、法定どおりだから問題ないというふうなことともちょっと違うのかなというふうな私は認識なんですけれども。最近は老人施設関係からの転移搬送といったものがものすごくふえておりまして、やはり人数だったり、隊が足りないと重傷者の処置にすぐかかれないというふうな問題も出てくるのではないかというふうに思っております。山形県は高齢者の搬送人員割合が最も高くて66.3%だそうです。これは、これからますます少子高齢化の社会ですので、ふえてくるということは当然にして予想されるわけなんですけれども、十分な配置でですね、ぜひ山形市の消防体制を整えていただきたいというふうに思います。  それと、山大生の事件が発生したのが平成23年ですけれども、24年がですね裁判の係争のほうでいろいろと市長も御多忙だったと思うんですけれども、事故が発生した以後に発熱ですとか骨折ですとか、割と軽傷程度で出動するというふうなことが多いようなんですけれども、通信指令員の方がですね、受信したときにタクシーで行けるかどうかというふうに質問していたというふうなことがあったわけで、こういったところにですね、ある程度やっぱり自主規制みたいなものが働いているんじゃないかなというふうに思っているんですけれども。それとですね、通信指令員の方の聞き取りによって現場へ流れてくる情報に違いがある、というふうな問題もあるんですが、通信指令員の教育なんかももっと充実させていかなければならないんだろうというふうに思っているわけなんですけれども、高機能消防指令センターの整備事業ということで、平成24年度執行額441万円となっているわけなんです。以前と比べて受信対応方法ですとか、聞き取りといったところに変わったことはないんだろうかということと、それ1点と、あと現在のその救急体制において、現場の方のですね窮屈さですとか、不十分さみたいなことが逆にプレッシャーになってて、その要因の1つとして事件が起こってしまったんじゃないかなというふうには思えないのだろうかというなところで、ちょっと部分2点消防長にお伺いしたいと思います。 ○川口充律委員長  決算で大綱のということでお願いしておりますので、できるだけそういうふうに絞っていただいてお願いしたいと思います。武田消防長。 ○武田消防長  御案内のとおり高機能消防施設センターにつきましては、来年2月をめどに運用を開始するため、いま鋭意取り組んでいるところでございます。御案内のとおり高機能ということで、このたびにつきましては位置情報システムということで、これまでですと自宅での通常の電話からの通信ですと、位置がすぐ確定できたわけでございますが、このたびの新しい機能につきましては、その他のいわゆる携帯等々につきましても、すぐ位置が発見できるということで、60秒ぐらいで各地認定できるということで、スムーズな出動体制に結びつけたいと思っています。また、こういった新たな機能によりまして、これまでの実施につきましても、機器の機能もかなり精度がすぐれたものになっておりますので、その機器を有効に活用しながら受信体制の充実に努めてまいりたいというふうに思っておるところでこざいます。以上でございます。 ○川口充律委員長  伊藤香織委員。 ○伊藤香織委員  裁判に関しては、この場ではふさわしくないので、あまり触れないことにしますけれども、もしですね、過失があったというふうになると、裁判で白黒がついてしまうということは仕方ないんですけれども、今後はどんな軽傷でも必ず搬送するようになるんだろうという見方になってしまうんですけれども。ことしの山形市消防の救急出動搬送件数と24年度の前年比の比較といったもので、もしそういう数字が出てきたときに、単純にこういったものを比べてどうだということはできないと思うんですけれども、やっぱりいきなり救急出動の数が増加しててなんていうと、そういった細かいことなんですが、やっぱり市民の不安といったものにもつながっていく、信頼が離れていく要因の1つになってしまうんじゃないかなというふうにも思っております。これ以上の不信は防がないといけないというふうに思います。そういった考えから、私は過去にも第三者委員会の設置について検討を、というふうなことで議会のほうで述べさせていただいたんですけれども、そのことで検討されたのかどうかということを1点と、あと最後にですね、市長にぜひ119番通報の要請等があれば必ず原則出動をして、そして現場判断をしているんだというふうなことを市民に向けて力強いメッセージをいただきたいのですけれども、よろしくお願いします。 ○川口充律委員長  要望でよろしいですか。 ○伊藤香織委員  第三者委員会の設置についての検討されるというふうなことで、過去市長から答弁いただいたわけなんですが、そのことについて検討されたのかどうかということと、原則出動、現場判断ということを徹底しているんだというふうなことを市長の口からお伺いしたいのですが。 ○川口充律委員長  武田消防長。 ○武田消防長  先ほどのですね現状でございますけれども、現在約6,800件という数字になっております。昨年は9,871件ということでございますので、ほぼ同じような推移をたどっておりまして、それぞれ軽傷云々というものもございますが、私どもとしましては、要請があればいつでも出動するという体制で現在も取り組んでおります。  また、先ほどの第三者委員会のお話もございますが、これについては今のところ検討はしてございません。以上でございます。
    川口充律委員長  そのほかございますか。遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員  第12款、13款分担金及び負担金と使用料及び手数料についてお尋ねします。  ことしも収入未済発生しております。固定資産税なんかは、法人なんかの場合は法人が潰れてどうしようもないという部分はあるかと思いますけれども、その12、13の負担金や手数料に関しては保育所の負担金を払っていない、市営住宅の使用料を払っていないというのがほとんどみたいですけれども、大きな額だと思います。毎回毎回、決算委員会の際に、そういうこと、発生しないように頑張れと言うしか我々ないんでしょうけど。ことしに関しては去年で比較してもふえている。実際保育所の負担金、市営住宅の使用料なんかは、通っている人がいる、住んでいる人がいるわけです。もうちょっと強力な対応できないのかなと思うんですけれども、その辺の発生について原因並びに対応策について改めてお聞きしたいと思います、いかがでしょうか。 ○川口充律委員長  玉田財政部長。 ○玉田財政部長  負担金の収入未済額、全体的にはふえてございます。ただ、今委員おっしゃったとおり、こちらの負担金の中には民間立保育所の保育料負担金、それからあとは市営住宅の使用料、そういったものが非常に大きなウエートを占めておりますが、民間立保育所の保育料の負担金のほうは、前年度に比べますと収入未済額は減っております。ただ、市営住宅使用料のほうが前年度に比べますと13.7%ということで、こちらのほうが年々大きくなっているというふうな状況でございます。保育所のほうはいろいろとですね、保護者の方々に保育所の職員のほうからもお願いしたり、いろいろ努力した結果が減ってきたというふうにつながっているのかなと感じております。市営住宅のほうが残念ながらふえておりますけれども、こちらのほうも、裁判というふうな手段も視野に入れながら努力しておるところでございます。ただ、なかなか結びついていないというのが残念でございますけれども、今後ともその辺の努力は継続してさせていただきたいと考えております。 ○川口充律委員長  遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員  毎年のことで頑張れと言うしかないのかも知れませんけど、法人市民税なんかは潰れた会社から取れません。それはわかりますよ。ただ、実際子供さんが通っている、住んでるわけだ、人がいるわけでしょ、なんでこういうのが発生するのか。真面目に払っている人がばからしくなるだろうと思うんですよ。もうちょっと裁判もかなり手続き踏まないといけないだろうけれども、もっとぎりぎりやるべきじゃないでしょうかね。確かに困窮者がふえてるのは確かです。生活困窮者だっていうから払わなくていいわけではないでしょ。皆大変な中で払っている、それでもこういう人がいるというのは非常に残念なことです。もっともっと頑張ってくださいと思いますけれども、その辺の対策、特別滞納整理室なんかもつくってらっしゃるのはわかりますけれども、もっと対策について、具体的にこうする、もう少し強力にやるとか、その辺の意気込みについてお尋ねします。 ○川口充律委員長  玉田財政部長。 ○玉田財政部長  やはり毎年対策についてはいろいろ考えながらさせていただいております。夜間訪問とかですね、あるいは定期的に電話をかけたり、そういったことでさせていただいており、税以外の使用料などにつきましても全庁的に会議を開きまして、具体的な収入率の目標を立てて頑張っておるところですが、住宅使用料のほうだけは、今回前年度と比較して、ちょっと目標にも達しなかったというふうな状況でございます。やはり他都市と比べますと住宅のほうは裁判というふうなところも視野に入れながらしているところが山形市はどこよりも頑張っておるところと私は思っておりますけれども、その辺の手だてを今後ともしっかりとやっていきたいと考えております。 ○川口充律委員長  そのほか御質問ありますか。今野誠一委員。 ○今野誠一委員  きのうの一般質問で渋江議員のいわゆる消費税増税に関しての地方自治体の財政という質問がありました。その中で市長もいろいろ答弁なされている中で、いわゆる地方消費税交付金と地方交付税との関係、そういったことを述べられていたわけですけれども、実際問題として24年度の決算の中で、きのう市長がおっしゃられたさまざまな要素を取り入れますと、地方交付税あるいは地方消費税の関係あるいは市のほうで執行していく上での多分投資的経費の中にかかる消費税、そういったものを勘案しますと、一体その地方消費税25億4,200万円なにがしの収入というのが本当に市の財政にとってどうなっているのかという点を、ちょっと財政部長からお聞きしたいと思います。 ○川口充律委員長  玉田財政部長。 ○玉田財政部長  地方消費税交付金と交付税の関係というふうな点が1つあるかと思うのですが、地方交付税は基準財政需要額から収入額を差し引いた部分が交付されるというふうな制度でございまして、基準財政収入額のほうには市税とかあるいは今お話に出てまいりました地方消費税交付金とか、いろんな収入がございますが、おおむねそれらのものがですね、4分の3が基準財政収入額というふうになってカウントなって差し引かれてしまうという状況です。したがいまして、市町村が実際使える正味の金額というのが4分の1の額になってしまうという状況です。24年の決算ですと地方消費税交付金25億円ほど決算額として出てきておりますが、このうちの4分の1ということで、6億4,000万円近く、そちらのほうが市として実際、実質的に使っているというふうに考えられると思います。ただ、今委員おっしゃられたように、私どものほうで歳出で地方消費税を幾ら払っているというふうな集計になってまいりますと、なかなかですね、計算が積み上げないと出てまいらない部分がございます。ただ、6億3,500万円というふうな金額があるということで、ここまでは達しないのかどうか、なお、その辺の消費税等にかかわる市のほうの収支どうなっているのかということについては、来年度税率が引き上げられるというふうなことになりましたならば、来年の当初予算の編成の際には、その辺をきちんと把握しながら計画を立てていって編成に臨ませていただけると考えております。以上でございます。 ○川口充律委員長  今野誠一委員。 ○今野誠一委員  消費税交付金とそれから地方交付税としての関係では6億円ぐらいしか見ていないということで、いわゆる市が払う消費税については、いろいろやっかいだということだったんですけれども、単純にと言いますか報告書の中で投資的経費、建設事業費とか約100億円単純に計算して5億円ぐらいにざっとですけれども。ということになると本当に消費税で地方の財政に関してプラスになる面は、ほとんど1億円ぐらいというか、そういった数字になってしまうと。ただ一方では、消費税によって生活が大変になって、市民生活を安定させる、あるいはいろんな負担増に対して補助していく、助成していく。そういった市のさまざまな対策も別途考えなくてはならないというようなことになりますと、私は本当に消費税というのは社会保障のためにとか、そういったものを拡充するものに、新たな財源として市民、国民に課せるというのは、余り意味がないのではないかなと私は思っています。今、いろいろ消費税引き上げるべきかどうかということでは、国民の考え方を二分し、あるいはいろんな検討の段階に入っているわけですけれども、マスコミの識者によりますと、過去に消費税を引き上げて、そして景気が後退して、さまざまな状況が起きた、その二の舞を踏まないようにするために、引き上げても1年分ぐらいの税収は、そういった経済対策につぎ込まなければならないだろうというような見方をしている、そういう識者もいるわけです。きのう市長は、消費税の増税に関しては、導入時期を慎重にすべきだろう、というような発言をされていましたけれども、本当に導入時期だけでいいのか、本当に地方の財政にとって、あるいは地方自治として市民の暮らしを守るという立場からいって、消費税のこれ以上の増税というのは、導入時期の慎重だけでなくて、明確に反対すべきだと私は思いますけれども、改めて市長の考え方をお尋ねしたいと思います。 ○川口充律委員長  市川市長。 ○市川市長  平成24年度の決算とどういう関係があるかわかりませんが、私は消費税については、法律が成立していると、国会のほうで既に意思決定をしていると。ただ、導入時期については、いろんな条件を見てやるということが決まっているわけですから、私はその導入時期の問題だろうというふうに思っております。きのうも申し上げましたが、山形はまだ、景気の状態は上向いておりません。そんなことで慎重にお願いをしたいと思っております。以上です。 ○川口充律委員長  ほかに御質疑ありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川口充律委員長  御質疑なしと認めます。  次に、議第67号から議第69号までの企業会計に係る剰余金の処分及び決算認定について、総括的な質疑がありましたらお願いをいたします。斎藤武弘委員。 ○斎藤武弘委員  特別会計で、山形の市場のことでちょっとお聞きしたい。  昨年、その前から山形の中央市場は・・・・・・。 ○川口充律委員長  企業会計ですので。よろしいですか。  ほかに御質疑ありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川口充律委員長  御質疑なしと認めます。   以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎分科会付託 ○川口充律委員長  本委員会に付託されました議案4件を、付託案件表のとおり、各分科会に分割付託します。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      付託案件表 (総務分科会)  議第66号 平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、一般会計歳入、歳出第1款、第2款(第1項(8目・10目)・第3項・第8項を除く)、第3款第4項、第9款、第12款、第13款、財産区会計 (厚生分科会)  議第66号 平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、一般会計歳出第2款第1項(8目・10目)・第3項・第8項、第3款(第4項を除く)、第4款第1項(6目を除く)・第4項、第5款第1項(3目)、第7款第2項、第10款第5項、国民健康保険事業会計後期高齢者医療事業会計介護保険事業会計  議第69号 平成24年度山形市立病院済生館事業会計剰余金の処分及び決算認定について (産業文教分科会)  議第66号 平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、一般会計歳出第5款第1項(3目を除く)、第6款、第7款第1項、第10款(第5項を除く)、第11款第1項、公設地方卸売市場事業会計農業集落排水事業会計 (環境建設分科会)  議第66号 平成24年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、一般会計歳出第4款第1項(6目)・第2項・第3項、第8款、第11款第2項、区画整理事業会計駐車場事業会計  議第67号 平成24年度山形市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について  議第68号 平成24年度山形市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○川口充律委員長  なお、本委員会は、9月25日の午後1時に再開し、各分科会委員長の報告を求めることにします。  各分科会の御協力をお願いします。  ―――――――――――――――――――― ◎散会 ○川口充律委員長  本日は、これをもって散会します。     午前11時23分 散 会...