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  1. 山形市議会 2013-03-15
    平成25年 3月定例会(第5号 3月15日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成25年 3月定例会(第5号 3月15日)   平成25年3月15日(金曜日) 〇出席議員(34名)     1 番  阿 曽   隆         2 番  高 橋 公 夫     3 番  佐 藤 秀 明         5 番  渋 江 朋 博     6 番  武 田 新 世         7 番  浅 野 弥 史     8 番  諏 訪 洋 子         9 番  田 中 英 子    10 番  佐 藤 亜希子        11 番  川 口 充 律    12 番  武 田   聡        13 番  渡 辺   元    14 番  伊 藤 香 織        15 番  中 野 信 吾    16 番  菊 地 健太郎        17 番  丸 子 善 弘    18 番  斉 藤 栄 治        19 番  遠 藤 吉 久    20 番  折 原 政 信        21 番  小 野   仁    22 番  遠 藤 和 典        23 番  長谷川 幸 司    24 番  後 藤 誠 一        25 番  須 貝 太 郎    26 番  今 野 誠 一        27 番  石 沢 秀 夫    28 番  斎 藤 淳 一        29 番  加 藤 賢 一    30 番  阿 部 喜之助        31 番  尾 形 源 二    32 番  斎 藤 武 弘        33 番  鈴 木 善太郎    34 番  鑓 水 一 美        35 番  加 藤   孝
    〇欠席議員(1名)     4 番  伊 藤 美代子  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者  市長        市 川 昭 男  副市長       瀧 井   潤  総務部長      荒 井   徹  財政部長      細 矢 正 利  企画調整部長    齋 藤 順 治  市民生活部長    佐 藤 玲 子  環境部長      熊 谷 信 一  福祉推進部長    栗 原 啓 市  子育て推進部長   鈴 木 行 男  商工観光部長    武 田 文 雄  農林部長      中 川 信 一  まちづくり推進部長 芦 野   均  会計管理者     大 場 隆 志  消防長       武 田 弘太郎  済生館長      平 川 秀 紀  済生館事務局長   水 野 正 登  上下水道事業管理者 長谷川 博 一  上下水道部長    山 口 恒 夫  教育委員長     金 村   勲  教育長       後 藤 恒 裕  教育部長      江 川   隆  選挙管理委員長   細 谷 伸 夫  選管委事務局長   黒 木   隆  代表監査委員    安 達 重 晴  監査委員事務局長  岸   慎 一  農業委員会会長   高 橋 功太郎  農業委事務局長   堀 江 朝 好  ――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長        中 村 一 明  総務課長      荒 井   進  議事課長      深 瀬   博  議事課長補佐    高 橋 浩 一  議事係長      後 藤   仁  調査係長      新 関 康 彰  ―――――――――――――――――――― 〇議事日程第5号   平成25年3月15日(金)午後2時開議  第 1 諸 報 告  第 2 最上川中部水道企業団議会議員選挙  第 3 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて  第 4 議第44号 山形市監査委員の選任について  第 5 議第45号 小白川財産管理委員の選任について  第 6 議第46号 関沢財産区管理委員の選任について  第 7 議第47号 山寺下組財産管理委員の選任について  第 8 議会案第2号 山形市議会会議規則の一部改正について  第 9 議会案第3号 国による地方公務員給与減額措置を講ずる要請に反対する意             見書の提出について  第10 議会案第4号 モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内に建             設する構想に関する決議について  第11 議会案第5号 公共工事における設計労務単価及び資材価格等適正化並びに             財源確保を求める意見書の提出について  第12 議第2号 平成25年度山形市一般会計予算  第13 議第17号 山形市男女共同参画推進条例の設定について  第14 議第3号 平成25年度山形市水道事業会計予算  第15 議第4号 平成25年度山形市公共下水道事業会計予算  第16 議第5号 平成25年度山形市立病院済生館事業会計予算  第17 議第6号 平成25年度山形市国民健康保険事業会計予算  第18 議第7号 平成25年度山形市後期高齢者医療事業会計予算  第19 議第8号 平成25年度山形市介護保険事業会計予算  第20 議第9号 平成25年度山形市区画整理事業会計予算  第21 議第10号 平成25年度山形市財産区会計予算  第22 議第11号 平成25年度山形市駐車場事業会計予算  第23 議第12号 平成25年度山形市公設地方卸売市場事業会計予算  第24 議第13号 平成25年度山形市農業集落排水事業会計予算  第25 議第14号 市道路線の認定について  第26 議第15号 市道路線の変更について  第27 議第16号 工事請負契約の締結について(山形市蔵王ジャンプ台改修工事)  第28 議第18号 山形市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関            する基準等を定める条例の設定について  第29 議第19号 山形市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営に関する基準等を定める条例の設定について  第30 議第20号 山形市勤労青少年ホーム設置及び管理に関する条例の廃止につい            て  第31 議第21号 山形市監査委員条例の一部改正について  第32 議第22号 山形市職員互助共済制度に関する条例及び山形市一般職の職員の            給与に関する条例の一部改正について  第33 議第23号 山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について  第34 議第24号 山形市市税条例の一部改正について  第35 議第25号 山形市手数料条例の一部改正について  第36 議第26号 山形市コミュニティセンター条例の一部改正について  第37 議第27号 山形市公告式条例の一部改正について  第38 議第28号 山形市防災会議条例の一部改正について  第39 議第29号 山形市災害対策本部条例の一部改正について  第40 議第30号 山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正について  第41 議第31号 山形市障害者自立支援法の施行に関する条例等の一部改正につい            て  第42 議第32号 山形市老人ホーム入所判定委員会条例の一部改正について  第43 議第33号 山形市遺児教育手当支給条例の一部改正について  第44 議第34号 山形市国民健康保険税条例の一部改正について  第45 議第35号 山形市道路占用料条例の一部改正について  第46 議第36号 山形市駐車場条例の一部改正について  第47 議第37号 山形市体育館等設置、管理及び使用に関する条例の一部改正につ            いて  第48 議第38号 山形市体育施設使用料条例の一部改正について  第49 議第39号 平成24年度山形市一般会計補正予算  第50 議第40号 工事請負契約の締結について(山形市楯山コミュニティセンター            改築建築工事)  第51 議第41号 山形市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について  第52 議第42号 山形市特別職の職員に対する退職手当支給条例及び山形市教育委            員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に関する条            例の一部改正について  第53 議第43号 山形市一般職の職員に対する退職手当支給条例等の一部改正につ            いて  第54 継続請願第15号(23) 速やかな取調べの可視化(取調べの全過程の録画)                  の実現を求めることについて  第55 継続請願第5号(24) 防災対策など住民の安心・安全を支える行政サービス                 の体制・機能の充実を求めることについて  第56 請願第1号(25) TPP交渉参加反対に関することについて  第57 閉会中の委員会活動について  第58 議員派遣について
     ―――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第 1 諸 報 告  日程第 2 最上川中部水道企業団議会議員選挙  日程第 3 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて  日程第 4 議第44号 山形市監査委員の選任について  日程第 5 議第45号 小白川財産管理委員の選任について  日程第 6 議第46号 関沢財産区管理委員の選任について  日程第 7 議第47号 山寺下組財産管理委員の選任について  日程第 8 議会案第2号 山形市議会会議規則の一部改正について  日程第 9 議会案第3号 国による地方公務員給与減額措置を講ずる要請に反対す               る意見書の提出について  日程第10 議会案第4号 モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内               に建設する構想に関する決議について  日程第11 議会案第5号 公共工事における設計労務単価及び資材価格等の適正化並               びに財源確保を求める意見書の提出について  日程第12 議第2号 平成25年度山形市一般会計予算  日程第13 議第17号 山形市男女共同参画推進条例の設定について  日程第14 議第3号 平成25年度山形市水道事業会計予算  日程第15 議第4号 平成25年度山形市公共下水道事業会計予算  日程第16 議第5号 平成25年度山形市立病院済生館事業会計予算  日程第17 議第6号 平成25年度山形市国民健康保険事業会計予算  日程第18 議第7号 平成25年度山形市後期高齢者医療事業会計予算  日程第19 議第8号 平成25年度山形市介護保険事業会計予算  日程第20 議第9号 平成25年度山形市区画整理事業会計予算  日程第21 議第10号 平成25年度山形市財産区会計予算  日程第22 議第11号 平成25年度山形市駐車場事業会計予算  日程第23 議第12号 平成25年度山形市公設地方卸売市場事業会計予算  日程第24 議第13号 平成25年度山形市農業集落排水事業会計予算  日程第25 議第14号 市道路線の認定について  日程第26 議第15号 市道路線の変更について  日程第27 議第16号 工事請負契約の締結について(山形市蔵王ジャンプ台改修工              事)  日程第28 議第18号 山形市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の設定について  日程第29 議第19号 山形市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営に関する基準等を定める条例の設定について  日程第30 議第20号 山形市勤労青少年ホーム設置及び管理に関する条例の廃止に              ついて  日程第31 議第21号 山形市監査委員条例の一部改正について  日程第32 議第22号 山形市職員互助共済制度に関する条例及び山形市一般職の職              員の給与に関する条例の一部改正について  日程第33 議第23号 山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について  日程第34 議第24号 山形市市税条例の一部改正について  日程第35 議第25号 山形市手数料条例の一部改正について  日程第36 議第26号 山形市コミュニティセンター条例の一部改正について  日程第37 議第27号 山形市公告式条例の一部改正について  日程第38 議第28号 山形市防災会議条例の一部改正について  日程第39 議第29号 山形市災害対策本部条例の一部改正について  日程第40 議第30号 山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正について  日程第41 議第31号 山形市障害者自立支援法の施行に関する条例等の一部改正に              ついて  日程第42 議第32号 山形市老人ホーム入所判定委員会条例の一部改正について  日程第43 議第33号 山形市遺児教育手当支給条例の一部改正について  日程第44 議第34号 山形市国民健康保険税条例の一部改正について  日程第45 議第35号 山形市道路占用料条例の一部改正について  日程第46 議第36号 山形市駐車場条例の一部改正について  日程第47 議第37号 山形市体育館等設置、管理及び使用に関する条例の一部改正              について  日程第48 議第38号 山形市体育施設使用料条例の一部改正について  日程第49 議第39号 平成24年度山形市一般会計補正予算  日程第50 議第40号 工事請負契約の締結について(山形市楯山コミュニティセン              ター改築建築工事)  日程第51 議第41号 山形市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について  日程第52 議第42号 山形市特別職の職員に対する退職手当支給条例及び山形市教              育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に              関する条例の一部改正について  日程第53 議第43号 山形市一般職の職員に対する退職手当支給条例等の一部改正              について  日程第54 継続請願第15号(23) 速やかな取調べの可視化(取調べの全過程の録                    画)の実現を求めることについて  日程第55 継続請願第5号(24) 防災対策など住民の安心・安全を支える行政サー                   ビスの体制・機能の充実を求めることについて  日程第56 請願第1号(25) TPP交渉参加反対に関することについて  日程追加 議会案第6号 速やかな取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)の実現を求める意見書の提出について  日程第57 閉会中の委員会活動について  日程第58 議員派遣について  ―――――――――――――――――――― ◎午後2時00分 開議 ○議長(加藤孝) これより、本日の会議を開きます。  欠席通告議員は、伊藤美代子議員です。  出席議員は、定足数に達しております。  本日の議事は、日程第5号をもって進めます。  ―――――――――――――――――――― ◎諸報告 ○議長(加藤孝) 日程第1 諸報告を行います。  初めに、監査委員から、既に配付しております文書のとおり、平成25年1月及び2月に執行した定例監査の結果が、地方自治法第199条第9項の規定により報告されております。  また、平成25年2月に執行した例月出納検査の結果が、地方自治法第235条の2第3項の規定により、議長あて報告されております。  次に、市長から、既に配付しております文書のとおり、平成25年3月6日付で本市庁用自動車の事故に係る損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分した旨、同条第2項の規定により報告されております。  以上で報告を終わります。  ――――――――――――――――――――最上川中部水道企業団議会議員選挙 ○議長(加藤孝) 次に、最上川中部水道企業団議会議員の任期が、来る3月31日をもって満了しますので、この際、選挙を行っておく必要があります。  日程第2 最上川中部水道企業団議会議員の選挙を行います。
     ―――――――――――――――――――― ◎動議(指名推選) ○議長(加藤孝) 29番 加藤賢一議員。 ○29番(加藤賢一) この際、動議を提出します。  最上川中部水道企業団議会議員の選挙の方法については、投票の煩を避け、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によることとし、議長において指名されますよう、動議を提出いたします。 ○議長(加藤孝) ただいま加藤賢一議員から提出されました動議を議題とすることに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、指名推選の動議を議題とします。  お諮りをいたします。ただいまの動議のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、最上川中部水道企業団議会議員の選挙については、指名推選によることとし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名をいたします。最上川中部水道企業団議会議員に、高橋公夫議員折原政信議員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名しました各議員を、最上川中部水道企業団議会議員選挙の当選人とすることに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、最上川中部水道企業団議会議員に、高橋公夫議員折原政信議員が当選されました。  当選されました両議員が出席しておりますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  ――――――――――――――――――――人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて ○議長(加藤孝) 日程第3 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。  お手元に配付しております文書のとおり、市長から人権擁護委員の候補者について意見を求められております。  お諮りをいたします。人権擁護委員の候補者として、三澤保子さん、村山恵美子さんを推薦することに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、人権擁護委員の候補者として、三澤保子さん、村山恵美子さんを推薦することに同意されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第44号ほか3件 ○議長(加藤孝) 日程第4 議第44号山形市監査委員の選任についてから、日程第7 議第47号山寺下組財産管理委員の選任についてまでの議案4件を一括して上程をいたします。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎提案理由の説明 ○議長(加藤孝) この場合、提案者の説明を求めます。市川市長。 〔市川昭男市長 登壇〕 ○市長(市川昭男) ただいま上程されました議案につきまして御説明申し上げます。  議第44号の議案は、本市監査委員のうち、安達重晴委員の任期が来る3月31日をもって満了いたしますので、同委員にかわり、中村一明氏を新たに選任することについて同意を求めようとするものです。  議第45号から議第47号の3議案は、財産区管理委員の選任に関するものであり、小白川、関沢、山寺下組の各財産区とも、来る3月31日をもって委員の任期が満了いたしますので、新たな委員を選任することについて、同意を求めようとするものです。  以上が提出議案の内容でありますが、よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤孝) 以上で、提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(加藤孝) これより質疑に入ります。  上程議案に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(加藤孝) 29番 加藤賢一議員。 ○29番(加藤賢一) この際、動議を提出します。  ただいま上程されました議案4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略して審議されますよう、動議を提出いたします。 ○議長(加藤孝) ただいま加藤賢一議員から提出されました動議を議題とすることに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、委員会付託省略の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、議第44号から議第47号までの議案4件については、委員会付託省略の動議が可決をされました。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(加藤孝) これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(加藤孝) これより採決します。  お諮りします。日程第4 議第44号山形市監査委員の選任についてから、日程第7 議第47号山寺下組財産管理委員の選任についてまでの議案4件を原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。 したがって、日程第4 議第44号から、日程第7 議第47号までの議案4件については、いずれも全員異議なく同意されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議会案第2号ほか3件 ○議長(加藤孝) 日程第8 議会案第2号山形市議会会議規則の一部改正についてから、日程第11 議会案第5号公共工事における設計労務単価及び資材価格等の適正化並びに財源確保を求める意見書の提出についてまでの議会案4件を一括して上程いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~ ○(議会案第2号)      山形市議会会議規則の一部改正について  山形市議会会議規則の一部を改正する規則を次のように制定する。   平成25年3月15日提出                          提出委員会  議会運営委員会        山形市議会会議規則の一部を改正する規則  山形市議会会議規則(昭和41年市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。  第64条中「質問については、第56条」を「一般質問については第60条(質疑又は討論の終結)、その他の質問については第56条」に改める。    附 則
     この規則は、平成25年4月1日から施行する。    理 由  議会基本条例の施行に伴う一般質問の実施方法の変更にあわせ、一般質問における質問回数の制限を撤廃しようとするものである。   ~~~~~~~~~~~~~~ ○(議会案第3号)      国による地方公務員給与減額措置を講ずる要請に反対する意見書の提出について  山形市議会は、次のとおり、国による地方公務員給与減額措置を講ずる要請に反対する意見書を提出する。   平成25年3月15日提出                          提出委員会  総務委員会        国による地方公務員給与減額措置を講ずる要請に反対する意見書  2013年度地方財政対策において、通常収支分の地方交付税については、前年度比2.2%減の17兆624億円にとどまった。  今回の決定において、地方が強く訴えてきた一般財源総額確保の要請に応え、緊急防災・減災事業や地域の元気づくり事業が設けられたこと、地方交付税の別枠加算が確保されたことなどは評価するものである。  しかしながら、政権交代後の緊急経済対策や、大胆な「15ヵ月予算」の円滑かつ迅速な実行により、国と地方が協働して地域経済の活性化に取り組もうとしている一方で、この10年あまりの国をはるかに上回る地方の行財政改革の努力を適切に評価することなく、国家公務員の給与減額支給措置に準じて地方公務員の給与の削減を求めるとともに、それを前提として地方交付税の給与費を削減したことは大きな問題がある。  今回の措置は、「地域経済の再生なくして、日本経済の再生なし」との国と地方の共通認識からも、極めて問題である。地方交付税の削減が財政力の弱い団体ほどその影響を大きく受けることになる。また、地方公務員の給与削減は地域経済の疲弊をもたらし「デフレ脱却」にも逆行する。  地方公務員の給与は、公平・中立な知見を踏まえつつ、議会や住民の意思に基づき地方が自主的に決定すべきものである。国が地方公務員の給与削減を強制することは、地方自治の根幹にかかわる問題であるとともに、地方分権の流れに逆行するものである。ましてや、地方交付税を地方公務員の給与を削減するための手段として用いることは、地方の固有財源という性格を否定するものであり、断じて行うべきでない。  よって、国においては、下記の事項について実現するよう、強く要望する。                     記 1 国と地方の信頼関係を重視する立場から、地方との十分な協議を経ないまま、地方公務員給与費に係る地方交付税を一方的に削減する今回の措置を撤回すること。 2 地方公務員の給与は地方公務員法に基づき、地方が自主的に決定すべきものであることを尊重し、地方公務員給与減額措置を講ずる要請を撤回すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長     ┐  参議院議長     │  内閣総理大臣    │あて  総務大臣      │  財務大臣      │  地方分権改革担当大臣┘                               山 形 市 議 会   ~~~~~~~~~~~~~~ ○(議会案第4号)      モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内に建設する構想に関す      る決議について  山形市議会は、次のとおり、モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内に建設する構想に関して決議する。   平成25年3月15日提出                          提出委員会  産業文教委員会        モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内に建設する構想に関する決議  日本サッカー協会とJリーグが現在検討している、秋から春にかけて試合を行う「秋春制」に移行した場合、NDソフトスタジアム山形が冬季の使用に耐えられないことが想定されることを踏まえ、平成25年3月山形市議会定例会初日の本会議において、山形市長が「ホームスタジアムの移設構想が検討されることがあれば、県との共同のもと、ドーム型競技場の機能にも配慮しながら、山形市への誘致に努めたい」と表明して以降、この案件は、サポーターのみならず、県民・市民の大きな関心事となっている。  これを受け、山形市議会においては、Jリーグの動向を初め、各種条件整備等の情報収集を含めた議論を行っているが、今後、財源の確保や建設予定場所、競技場の仕様や多目的使用の内容等については、Jリーグや県、山形市の今後の動向等を踏まえ、議会として議論を深めた後に住民意思の十分な反映も含め結論を出していくことは当然である。  ただし、現時点における「ホームスタジアムの建設が必要となった場合には山形市内に県と共同で建設したい」とする基本的な構想については、県都という特性を生かし、①交通の利便性、②集客能力の向上、③公益社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会の今後の安定的な経営基盤の確立等に大いに寄与するものであり、このことにより、今まで以上に多くの県民・サポーターが力を合わせ、地元のプロスポーツチームであるモンテディオ山形を愛し、Jリーグで活躍し続ける姿を通じて県民・市民に大きな活力を与えていく意義のある施策であるととらえている。  ついては、今後、山形市の提案を受けた後については、山形県及び山形県スポーツ振興21世紀協会においては、今後、関係機関も含めた協議を重ねるに当たり、県都山形市の優位性を十分に勘案され、県民・市民の夢の実現のために特段の判断がなされることを山形市議会における意思として、ここに決議する。                               山 形 市 議 会   ~~~~~~~~~~~~~~ ○(議会案第5号)      公共工事における設計労務単価及び資材価格等の適正化並びに財源確保を求める      意見書の提出について  公共工事における設計労務単価及び資材価格等の適正化並びに財源確保を求める意見書を次のとおり提出する。   平成25年3月15日提出                          提出委員会  環境建設委員会        公共工事における設計労務単価及び資材価格等の適正化並びに財源確保を求める意見書  東日本大震災発生後、復旧・復興関連工事が進むにつれ、被災地において入札不調が多数発生している。主な原因として、技術者や技能労務者不足が一因として挙げられているほか、急激な復興需要に伴う労務単価及び資材価格の高騰により、実勢価格と設計単価の間に大きな乖離が生じていることも要因となっている。更に、落札しても利益が出にくいことから下請企業を含む建設企業に対し、過度な負担を強いる原因にもなっている。  また、被災地と近隣自治体との間で労務単価の格差が拡大しており、技術者及び資機材等が被災地へ流出することにより、山形市においても、平年になく入札不調が発生している状況である。今後、人手不足や資材高騰が全国的に広がるおそれもあり、各地で入札不調が発生することにより、市民生活を守る社会資本整備の遅れや地域経済への影響も懸念される。  よって、国に対し、下記の項目について速やかに必要な措置を行うよう強く要望する。                     記 1 被災地のみならず近隣自治体においても、直近の労務費や資材価格の実態を反映した単価の設定と細やかな実勢価格の調査と見直しなどにより、地域の実情が速やかに設計価格に反映され、市民生活を守る社会資本の整備が安定して行われる仕組みを早期に確立すること。 2 市民生活の安全・安心の確保に直結する各種公共事業に遅れが生じ、地域経済への影響が出ることのないよう、設計労務単価及び資材価格等の適正化に伴う、地方自治体の公共事業の実施に必要な財源を確保すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長     ┐  参議院議長     │  内閣総理大臣    │  総務大臣      │  財務大臣      │あて  国土交通大臣    │  内閣官房長官    │  復興原発事故再生大臣│  経済再生大臣    ┘                               山 形 市 議 会   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎提案理由の説明 ○議長(加藤孝) この場合、提案者の説明を求めます。  初めに、議会案第2号について、25番 須貝太郎議員。 〔25番 須貝太郎議員 登壇〕 ○25番(須貝太郎) ただいま上程されました、議会案第2号山形市議会会議規則の一部改正について、議会運営委員会を代表して提案理由を申し上げます。  このたびの改正は、本年4月からの議会基本条例の施行に伴う一般質問の実施方法の変更にあわせ、これまで会議規則で規定していた一般質問における質問回数の制限を撤廃するための所要の改正を行おうとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(加藤孝) 次に、議会案第3号について、7番 浅野弥史議員。 〔7番 浅野弥史議員 登壇〕 ○7番(浅野弥史) ただいま上程されました、議会案第3号国による地方公務員給与減額措置を講ずる要請に反対する意見書の提出について、総務委員会を代表して、提案理由を申し上げます。  政権交代後の緊急経済対策などにより、国と地方が協働して地域経済の活性化に取り組もうとしている中、これまでの地方の行財政改革の努力を適切に評価することなく、国家公務員の給与減額措置に準じて地方公務員の給与の削減を求めるとともに、それを前提として地方交付税の給与費を削減したことは大きな問題があります。  地方公務員の給与は、議会や住民の意思に基づき地方が自主的に決定するものであります。国が地方公務員の給与削減を強制することは、地方自治の根幹にかかわる問題であるとともに、地方交付税が、地方の固有財源であることを否定するものであり、断じて行うべきではありません。  よって、地方公務員給与費にかかわる地方交付税を一方的に削減する今回の措置の撤回、及び地方公務員給与減額措置を講ずる要請の撤回について、お手元に配付しております文書のとおり、国に対し意見書を提出するものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(加藤孝) 次に、議会案第4号について、5番 渋江朋博議員。 〔5番 渋江朋博議員 登壇〕 ○5番(渋江朋博) ただいま上程されました、議会案第4号モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内に建設する構想に関する決議について、産業文教委員会を代表して提案理由を申し上げます。  今定例会初日の本会議において、市川市長が、ホームスタジアムの移設構想が検討されることがあれば、県との共同のもと、山形市への誘致に努めたい、と表明して以降、この案件は、サポーターのみならず、県民・市民の大きな関心事となっております。  私たち山形市議会は、この案件について、今後の動向などを踏まえつつ、住民の意思も十分に反映しながら、深く議論し、結論を出していくこととなりますが、山形市内に県と共同で建設したいとする基本的な構想については、地元のプロスポーツチームであるモンテディオ山形を愛し、Jリーグで活躍し続ける姿を通じて、県民・市民に夢と感動、そして大きな活力を与える、意義のあることと考えます。  つきましては、ホームスタジアムの建設について、山形県及び山形県スポーツ振興21世紀協会において特段の判断がなされることを願い、山形市議会における意思として、お手元に配付しております文書のとおり、決議しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤孝) 次に、議会案第5号について、17番 丸子善弘議員。 〔17番 丸子善弘議員 登壇〕 ○17番(丸子善弘) ただいま上程されました、議会案第5号公共工事における設計労務単価及び資材価格等の適正化並びに財源確保を求める意見書の提出について、環境建設委員会を代表して提案理由を申し上げます。  東日本大震災発生後、復旧・復興関連工事が進むにつれ、被災地において入札不調が多数発生しております。主な原因として、技術者や技能労務者の不足や急激な復興需要に伴う労務単価及び資材価格の高騰により、実勢価格と設計単価の間に大きな乖離が生じていることが挙げられます。  また、被災地と近隣自治体との間で労務単価の格差が広がっており、技術者及び資機材等が被災地へ流出することにより、山形市においても、入札不調が発生している状況であることから、市民生活を守る社会資本整備の遅れや地域経済への影響も懸念されます。  よって、国においては、被災地のみならず近隣自治体においても、地域の実情が速やかに設計価格に反映される仕組みを早期に確立するとともに、設計労務単価及び資材価格の適正化に伴う、地方自治体の公共事業の実施に必要な財源を確保するよう、お手元に配布しております文書のとおり、国に対し意見書を提出しようとするものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤孝) 以上で提案者の説明は終わりました。  ――――――――――――――――――――
    ◎質疑 ○議長(加藤孝) これより質疑に入ります。  上程されました議会案に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(加藤孝) これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(加藤孝) これより採決します。  初めに、日程第10 議会案第4号モンテディオ山形ホームスタジアムを県と共に山形市内に建設する構想に関する決議についてを、採決します。 〔退席者あり〕 ○議長(加藤孝) お諮りをいたします。ただいまの議会案第4号を原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、日程第10 議会案第4号については、原案のとおり可決されました。 〔退席者着席〕 ○議長(加藤孝) 次に、日程第8 議会案第2号、日程第9 議会案第3号及び日程第11 議会案第5号の議会案3件を一括して採決します。  お諮りをいたします。ただいまの議会案3件について、原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、日程第8 議会案第2号、日程第9 議会案第3号及び日程第11 議会案第5号の議会案3件については、原案のとおり可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第2号ほか41件及び請願3件 ○議長(加藤孝) 日程第12 議第2号から日程第53 議第43号までの議案42件及び日程第54 継続請願第15号から日程第56 請願第1号までの請願3件を一括して議題とします。  ―――――――――――――――――――― ◎委員長報告 ○議長(加藤孝) この場合、各委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務委員長報告 ○議長(加藤孝) 総務委員長 16番 菊地健太郎議員。 〔総務委員長 16番 菊地健太郎議員 登壇〕 ○16番(菊地健太郎) 総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  初めに、議第17号山形市男女共同参画推進条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、男女共同参画の基本理念については理解するが事業者に責務を課すことは好ましくないと思う。また、少子化問題の中では、まず家族、地域、国家というものがあって、その中に男女が生きているということを明確にしなければならないと思うがどうか、との質疑があり、当局から、事業者に対しては、既に労働関係法などで各種責務が規定されていることから、条例については、市の施策に対する協力を努力目標としてお願いするものである。また、少子化対策の一つとして、ワーク・ライフ・バランスを進めていくことが重要である。その中で子育てする環境も整備されていくと考えている、との答弁がありました。  これに対し、委員から、男性と女性は当然違うものであり、男女がお互いを理解し合うというような文言を条文に入れる必要があると思う、との意見がありました。  次に、委員から、審議会の構成については、男女いずれか一方の委員の数が10分の4未満とならないように努めるとあるが、男女同数にするという姿勢があってしかるべきと思うがどうか、との質疑があり、当局から、委員数については、審議会の運営上、奇数の人数を設定した。その場合において男女同数とすることができないため、基本的には同じ人数との考えはあるが、条例上はこの表現になっているものである、との答弁がありました。  次に、委員から、小さな事業所では、限られた人数でやりくりをしており、条例を制定した後の具体的な手だてが大事と思うがどうか、との質疑があり、当局から、既に多くの事業者も相当の努力をしていると思う。市が定期的に行っているアンケートでも多くの事業所が格差是正措置や育児休業制度に取り組んでいる。当面はアンケートをお願いしながら、基本的な認識を普及していきたい、との答弁がありました。  ここで、委員から、修正案を準備しているので、配付の上、提案説明をさせていただきたい、との発言があり、修正案が配付されました。  提出委員から、まずは市民に対しわかりやすいものにすること、条例の前文は不要としたこと、また、男女の差は差別ではなく区別であり、それぞれにしかできないことをお互いに認めながら、互いに理解し男女共同参画を進めていくということを強調したものである、との提案説明がありました。  その後、休憩を挟み、修正案に対する質疑に入りました。  その主な質疑を申し上げます。  委員から、修正案は原案の一部改正ではなく別のものだと感じるが、モデルはあるのか、との質疑があり、提案委員から、先進地の条例を研究した中で、市川市の条例を参考にしている、との答弁がありました。  次に、委員から、修正案には前文がないが、どのように考えているのか、との質疑があり、提案委員から、基本理念が目指すべきものであり、前文は必要ないと思っている、との答弁がありました。  次に、委員から、実現すべき姿として専業主婦に関する記載があるが、家庭を支えているのが主婦だけとは限らないため、父子家庭など多様なものを認める必要があると思うがどうか、との質疑があり、提出委員から、家族を大事にしながら、家庭を営んでいこうとするもので、幅広く解釈できる、との答弁がありました。  大要以上の後、質疑を終結した後休憩をとり、再開後、採決に移りました。  初めに、議第17号の修正案について採決した結果、賛成少数で否決されました。  次に、議第17号の原案について採決した結果、賛成多数で可決すべきものと決定しました。  次に、議第21号山形市監査委員条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、例月出納検査の期日に関する例外規定を定めるとのことだが、今年度は、なにか不都合な事例はあったのか、との質疑があり、当局から、6月の期日が定例会と重なった事例がある、との答弁がありました。  大要以上の後、議第21号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第22号山形市職員互助共済制度に関する条例及び山形市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第23号山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、外国語指導助手の給与はJETプログラムで5年目まで示されているが、なぜ5年目までとなっているのか、との質疑があり、当局から、労働契約法などでは5年が有期雇用の年数とされているからだと思われる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第23号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第24号山形市市税条例の一部改正について、議第26号山形市コミュニティセンター条例の一部改正について、及び議第27号山形市公告式条例の一部改正については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第28号山形市防災会議条例の一部改正について、議第29号山形市災害対策本部条例の一部改正について及び議第41号山形市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について並びに議第42号山形市特別職の職員に対する退職手当支給条例及び山形市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第43号山形市一般職の職員に対する退職手当支給条例等の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、他自治体で起きている、早期退職への課題をどのように考えているのか、との質疑があり、当局から、退職金削減には年度ごとの経過措置を設け、26年度の退職予定者については、25年度に期限を設けて勧奨退職の申し出を受け付けることにし、その分については欠員が生じないよう職員を採用して対応していく。なお、25年度は約60名が定年退職予定で、おおむね1人当たり200万円の減額となる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第43号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  続いて、請願について申し上げます。  平成23年継続請願第15号速やかな取調べの可視化、取調べの全過程の録画の実現を求めることについては、採決した結果可否同数となり、委員長決裁により不採択とすべきものと決定しました。  次に、平成24年継続請願第5号防災対策など住民の安心・安全を支える行政サービスの体制・機能の充実を求めることについては、採決した結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎厚生委員長報告 ○議長(加藤孝) 厚生委員長 15番 中野信吾議員。 〔厚生委員長 15番 中野信吾議員 登壇〕 ○15番(中野信吾) 厚生委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  初めに、議第18号山形市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の設定について及び議第19号山形市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の設定については、一括して審査を行いました。その主な質疑を申し上げます。  委員から、省令等で定める従来の基準との変更点は何か、また、その周知方法はどうか、との質疑があり、当局から、独自内容は、サービスに関する記録の保存を2年から5年に延長すること以外は従来の省令と同一の基準としている。また、その周知については、集団指導時に周知するほか、各施設に対し個別に通知していく、との答弁がありました。  次に、委員から、人員に関する基準について、介護職員の確保はどう考えているのか、との質疑があり、当局から、介護職員の確保が難しい状況にはある。県で人員確保に向けた対策を検討しているところであり、その状況を見ながら対応していきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第18号及び議第19号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第30号山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正について、主な質疑を申し上げます。  委員から、福祉医療給付金の対象を小学校6年生まで拡大することは評価するが、その他の自治体では中学校まで対象としているところもある。子育て支援に関する市の考え方はどうか、との質疑があり、当局から、他の自治体ではこども医療に特化しているところもあるが、本市では子育て環境の整備を主要施策として掲げ、医療だけでなく、放課後児童クラブや認可保育園の整備などさまざまな事業を広く総合的に推進している、との答弁がありました。  大要以上の後、議第30号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  次に、議第31号山形市障害者自立支援法の施行に関する条例等の一部改正について、主な質疑を申し上げます。  委員から、法律改正により障がい者としての難病患者が加わることになるが、対象者等の状況はどうか、との質疑があり、当局から、4月1日から130疾患の難病が障がいサービスの対象に加わる。治療している方は1,500人ほどいるが、その中には、現在障がい者手帳を持っている人もいる。新たにサービスを受ける場合には障がい程度区分の認定を受ける必要がある、との答弁がありました。  大要以上の後、議第31号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  次に、議第32号山形市老人ホーム入所判定委員会条例の一部改正について、主な質疑を申し上げます。  委員から、老人ホーム入所判定委員会の委員として地域包括支援センター長を加える理由は何か、との質疑があり、当局から、国からの指導により改正するものである、との答弁がありました。  次に、委員から、入所判定委員会の開催頻度と判定する人数は何人か、との質疑があり、当局から、委員会は年3回から4回行っており、会議では8人から10人を判定している、との答弁がありました。  大要以上の後、議第32号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  次に、議第33号山形市遺児教育手当支給条例の一部改正について、主な質疑を申し上げます。  委員から、手当を受ける対象者は何人か、との質疑があり、当局から、両親のいない児童は5人、父母の一方がいない児童は約1,500人を見込んでいる、との答弁がありました。
     大要以上の後、議第33号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議第34号山形市国民健康保険税条例の一部改正について、主な質疑を申し上げます。  委員から、国民健康保険税が引き下げられるが、他市との比較ではどうか、との質疑があり、当局から、1人当たりの課税額は、県内13市では最も高く、東北6都市でも最も高い税額となっている、との答弁がありました。  また、委員から、2.2%引き下げても、県内や東北6都市の中では一番高い状況であり、加入者にとっては大きな負担である。一般会計からの法定外繰り入れを引き続き行い、課税額のさらなる引き下げを行うべきではないか、との質疑があり、当局から、平成22年度改定の際、値上げ幅が大きいことから負担軽減のため、一般会計から年額4億5,000万円の法定外繰り入れを行った。結果として、予想以上の黒字となり24年度末で給付基金の積立額は15億7,500万円となる見込みであり、この積立金を活用し、平成25年から26年度の算定を行い、平均で2.2%の引き下げを行うものである。平成27年度から国保制度が大きく変わることから、その時点での財政見込みをもとに検討していく、との答弁がありました。  大要以上の後、議第34号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎産業文教委員長報告 ○議長(加藤孝) 産業文教委員長 12番 武田聡議員。 〔産業文教委員長 12番 武田聡議員 登壇〕 ○12番(武田聡) 産業文教委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  初めに、議第16号山形市蔵王ジャンプ台改修工事に係る工事請負契約の締結については、当局の説明を了承し、全員異議なく同意すべきものと決定いたしました。  次に、議第20号山形市勤労青少年ホーム設置及び管理に関する条例の廃止について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、先日の新聞に、廃止に納得していないと感じられるようなサークルの代表者の話が掲載されていたが、利用者側との意思疎通はきちんとなされているのか、との質疑があり、当局から、その報道があった後、代表者の方に事実確認を行ったところ、自分が話したことの一部しか掲載されておらず、自分としては廃止はやむを得ないと思っているとのことであった。市としては、廃止について了承していただいていると理解している、との答弁がありました。  次に、委員から、今後、江南公民館の一部として使用するに当たっては、体育館が隣接しているという特殊性に鑑み、食事等のスペースの確保に苦慮している体育館利用者の利便に供するような配慮も必要なのではないか、との質疑があり、当局から、これまでも、体育館で大会等が開催された際に休憩場所を提供するなど、できるだけ利用者の便宜を図ってきたところであるが、今後も利用者にとって使い勝手のよい施設運営を行っていきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第20号については、全員異議なく可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議第37号山形市体育館等設置、管理及び使用に関する条例の一部改正について及び議第38号山形市体育施設使用料条例の一部改正については、一括して審査を行いました。その主な質疑を申し上げます。  委員から、グラウンドゴルフ場という名称にした場合、その競技にしか使えないような印象を受けるが、その辺の考え方はどうか。ほかの競技にも使用できるのであれば、その範囲を明らかにすべきと思うがどうか、との質疑があり、当局から、天然芝を張ることや、フェンスが低いことなどから、主たる用途をグラウンドゴルフとして、そのような名称にしたところであるが、施設の管理上、支障のない範囲内でさまざまな競技に使用できるようにしたいと考えている、との答弁がありました。  次に、委員から、夏場の使用に当たっては熱中症が懸念されるため、日よけのための施設が必要と思うがどうか、との質疑があり、当局から、当該場所は、災害時に支援隊が駐在する場所として位置づけられていることから、恒久的な施設を設置できるかどうかについては上下水道部と協議する必要があるため、まずは市が簡易なテントを準備して設置しておくようにしたいと考えている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第37号及び議第38号については、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  続いて、請願第1号TPP交渉参加反対に関することについてを申し上げます。  委員から、TPPへの参加には反対であるが、この請願には、一切の交渉を認めないなど極端な表現が多く見られているため、この内容には賛同できない、との発言や、首相は国益を守ると発言をしており、さまざまな観点から慎重に判断すべきと思われるため、継続審査としたい、との発言、さらには、例外は認めないのが原則のTPPには反対であり、採択すべきである、との発言や、何をもって国益とするかを含め、国からの情報が十分でなく、また、交渉を通じてTPPに参加するかどうかを決めるべきと思うため、一切の交渉に反対することには疑問を感じることから、今後も継続して審査を行うべきである、との発言、願意妥当な部分もあるが、一切の取り組みを認めないとすることには違和感を感じるため、継続審査としてほしい、といった発言などがありました。  それらの発言があった後、請願第1号について継続審査とすべきかどうかを諮ったところ、賛成多数で継続審査とすべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎環境建設委員長報告 ○議長(加藤孝) 環境建設委員長 11番 川口充律議員。 〔環境建設委員長 11番 川口充律議員 登壇〕 ○11番(川口充律) 環境建設委員会における、審査の経過と結果について御報告します。  初めに、議第14号市道路線の認定について及び議第15号市道路線の変更については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に議第25号山形市手数料条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から、国の制度創設に伴い、省エネルギー性能などの基準に適合した低炭素住宅を新築した場合などに行う、市で行う認定審査事務に要する手数料を定めるとのことだが、認定を受けた場合の優遇措置をモデルケースなどで示しながら市民にわかりやすく周知していく必要があるのではないか、との質疑があり、当局から、認定を受けることにより登録免許税や所得税の優遇が受けられる制度である。ハウスメーカーなどとも協力しながらわかりやすい制度の周知に努めていきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第25号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第35号山形市道路占用料条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から、太陽光や風力の発電設備を道路の敷地に設置する際の占用料を定めるとのことだが、具体的にはどのような使用を想定しているのか、との質疑があり、当局から、市道の敷地のうち実際に車道や歩道として使用していない法面などの使用が想定されるが、使用できる面積が少ないため実際に使用されるかどうかは不明である、との答弁がありました。  大要以上の後、議第35号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第36号山形市駐車場条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から、入場時間の24時間化により人件費等は増加するのか、との質疑があり、当局から、入庫や出庫の管理は機械で行っており、現在でも24時間出庫が可能であるため、警備関係などの新たな人件費等は発生しない、との答弁がありました。  次に、委員から、条例改正による収入の増減はどのようになると想定しているのか、との質疑があり、当局から、現在の利用状況のままであれば収入減が想定されるが、定期駐車料金の引き下げや利用時間の拡大、通勤定期駐車券の新設などによる利用の増加が見込まれ、収入もふえるものと考えている。既に問い合わせが来ている。ホームページや市報などでPRを行っていきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第36号については全員異議なく可決すべきものと決定しました。  最後に、議第40号山形市楯山コミュニティセンター改築建築工事に係る工事請負契約の締結については、当局の説明を了承し、全員異議なく同意すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎予算委員長報告 ○議長(加藤孝) 予算委員長 20番 折原政信議員。 〔予算委員長 20番 折原政信議員 登壇〕 ○20番(折原政信) 予算委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されております案件は、議第2号平成25年度山形市一般会計予算から議第13号平成25年度山形市農業集落排水事業会計予算までの新年度予算12件及び3月5日に追加上程されました議第39号平成24年度山形市一般会計補正予算1件です。  本委員会は、2月28日に開会し、当初上程された議案12件について、当局から説明を受けた後、大綱質疑を行いました。  その主な質疑を申し上げます。  1つ、ガソリン価格等の上昇が市民生活に影響を与えた場合の対応について  1つ、住宅リフォーム助成の拡充について  1つ、当初予算と新政権の政策との関わりについて  1つ、新政権の経済政策に対する基本的な認識について  1つ、国と地方の財政関係のあり方について  1つ、市の事務全般の包括的な電子化について  1つ、スポーツ施設の整備に対する考え方等について  1つ、執行を留保する予算を計上することについて  1つ、補助金交付のあり方について  1つ、不足している介護職員の育成について  1つ、最上義光公没後400年記念事業に対する行政の組織体制についてなどであります。  これらの質疑に対し、当局から答弁があった後、案件を各分科会に分割付託しました。  次に、委員会を3月5日に再開し、新たに追加付託されました議第39号の補正予算1件について、当局から説明を受けた後、大綱質疑を行いました。  その主な質疑を申し上げます。  1つ、補正予算による事業前倒し後の施策展開について。  1つ、安全安心の向上などによる成長戦略の検討について。  1つ、ジェイ・アラートの整備について、などであります。  これらの質疑に対し、当局から答弁があった後、案件を各分科会に分割付託しました。  委員会を、3月13日に再開し、各分科会における審査の経過と結果について報告を受けた後、初めに議第2号平成25年度山形市一般会計予算について採決した結果、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議第3号から議第13号までの新年度予算11件及び議第39号の補正予算1件について採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(加藤孝) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(加藤孝) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(加藤孝) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次これを許します。初めに、23番 長谷川幸司議員。 〔23番 長谷川幸司議員 登壇〕 ○23番(長谷川幸司) 議第2号平成25年度山形市一般会計予算に、自由民主党新翔会を代表して反対の立場で討論いたします。  このたびの議第2号平成25年度山形市一般会計予算第2款総務費第7項企画費第2目文化振興費に、山形国際ムービーフェスティバル開催費補助金として700万の補助金が昨年に続き、計上されておりました。昨年もこの予算に対し、私たち、自由民主党新翔会は反対の立場をとらさせていただきました。  山形市第2期経営計画において、文化芸術振興は7つの柱といわれる重点政策ではなく、重点政策と連携する施策に分類されており、文化芸術振興活動の波及効果として、山形市の街のにぎわいや交流の拡大、観光振興、中心市街地の活性化といった文言が記載されております。しかし今回の補助金が、この趣旨に合致しているとは到底考えられません。昨年行われた、この補助対象事業への参加者は延べ530人程度にとどまり、事業の検証もなされていない中で新年度も継続して同額の補助金を行うことに疑問を持ちます。  厳しい財政事情のもと、さまざまな分野の事業に対する補助金の一律カットが実施されており、補助率が3分の1以下の事業も少なくありません。  その中で、文化芸術の振興とはいえ、市民生活に直接影響を及ぼすとは考えられない事業に対し、事業費の3分の2という極めて高い補助率が適用されることは、市民の皆様の理解が得られるとは到底思えません。  ましてや補助の基準や補助率、その金額の算出基準は曖昧で、明確な基準も根拠もなく、不透明極まりない、いわば、お手盛りの補助と言わざるを得ず、重ねて申し上げますが、市民感覚との乖離が大きく、市民の皆様に御理解をいただくことはかなわないと考えます。  事業内容の精査、補助金及び補助率の算出基準の明文化を果たした上で、補助を実施すべきであります。
     これらの理由により、山形国際ムービーフェスティバル開催費補助金を含む議第2号平成25年度山形市一般会計予算に反対します。 ○議長(加藤孝) 次に、10番 佐藤亜希子議員。 〔10番 佐藤亜希子議員 登壇〕 ○10番(佐藤亜希子) 日本共産党山形市議団を代表し、平成25年度山形市一般会計予算及び請願2件について、賛成の立場から討論を行います。  まず、議第2号平成25年度一般会計予算についてであります。救急体制の充実や保育所定員の大幅増員、子供医療費無料化の拡充、乳がん検診など検診の充実、住宅リフォームの拡充など、市民生活と営業を守る各種の具体的施策を評価し、次に申し上げる2つの点を指摘しつつ、一般会計当初予算には全体として賛成をするものです。  1点目は、地方財政をめぐる財源の問題についてです。このたびの予算には市職員の退職手当の削減が含まれておりますが、この大もととなっているのは、昨年11月26日の衆議院解散の日にわずか1日で可決した国家公務員の退職手当の削減にあり、これを地方公務員にも押し付けるというものです。山形市では、退職手当を二段階で引き下げ、最終的に一般職で約400万円の減額となります。これは、市職員と家族の生活設計を狂わせるだけでなく、公務労働の質の維持にもかかわる問題であり、さらには関係団体や民間への影響も予想され、デフレ不況を悪化させ地域経済にも打撃を与えるものです。国が地方公務員にまでこの削減を押し付けることは、地域主権に逆行する理不尽なものです。  また、地方公務員の給与の削減や年少扶養控除の廃止など、市民の負担を地方財政の財源に回す動向にも注意を促したいと思います。財政規模だけを見れば変化がなくても、国庫負担から市民負担にお金の出どころが変わっており、防災・減災事業やワクチン接種の助成、国保会計の財源に地方公務員の給与削減分や、子育て世代の負担である年少扶養控除廃止分のお金が充てられます。  一般財源を同水準で確保するという見せかけの裏で、市民の家計が疲弊し地域経済が冷え込むならば、結果として市税収入も落ち込み、また、最も大切な市民の暮らしが守れていないことにもなります。今後、消費税の増税を前提とした社会保障改革なども予定されていますが、市民生活を守る立場から国に発信をすることや、必要ならば、理不尽な国の要請には従わないなど、地域主権を発揮した対応が求められると考えます。  もう1点は、予算に計上しながら凍結としている競技場の問題です。どんな施設を建設するにしても、市民の声をよく聞く姿勢が必要だと考えます。市民に知らせる間もなく、一方では巨大施設の建設を県に申し入れ、他方では予算を凍結するというやり方に疑問があります。市長の提案に対し、天童市長や議会から反発が起きていますが、Jリーグが秋春制になるかどうかは5月ごろ結論が出ることになっており、ならないということもあり得ます。  県民サポーターが気持ちよくモンテディオを応援するためにも、主体となる21世紀協会や県が、秋春制に慎重に対応している現時点において、ホームスタジアムの誘致合戦になるような事態は避けるべきです。市民、県民に情報を提供し、広くオープンな議論をしながら、最もよい方法を検討して進めるべきものと考えます。特に、21世紀協会に唯一理事を送っている市として、今後の節度ある対応と発言を求めるものです。  次に、継続請願第5号防災対策など住民の安心・安全を支える行政サービスの体制・機能の充実を求めることについてです。政府は地方出先機関を原則廃止し、事務権限を地方広域連合に委譲する方針であり、国土交通省の地方整備局、経済産業省の地方経済産業局、地方環境事務所を対象としています。このうち、地方整備局は東日本大震災直後の4日間で、道路15ルートを復旧、救援車輌のルート確保に大きな役割を果たしましたが、これには全国の地方整備局から2万人の職員が派遣されています。もし、地方委譲された場合に、こうした迅速な機能が維持できるのか懸念が広がっています。  全国の市町村長がつくる地方を守る会は、今年1月29日の総会時点で541人と、全自治体数の3割を超えて広がっていますが、地方整備局並びに地方経済産業局を、一部の広域連合に移管することに反対する決議を上げています。  また、全国市長会も、昨年6月に国の出先機関改革に関する決議において、拙速に進めることのないよう強く要請するとしています。請願の趣旨にあるとおり、拙速な結論は避け、情報の開示と十分な議論が必要であり、請願を採択し意見書を提出すべきと考えます。  最後に、継続請願第15号速やかな取調べの可視化の実現を求めることについてです。現在、取調べの可視化をめぐる法制審議会、新時代の刑事司法制度特別部会は、この3月8日さらに4日後の19日にも、作業分科会の開催が予定され、議論が大詰めを迎えています。足利、布川などの重大冤罪事件、大阪地検特捜部の証拠改ざん捏造事件などで、強引な取調べが冤罪の温床となっていることが明らかとなり、取調べの全過程の可視化を実現するかどうかが焦点です。  この間、愛媛県警から流出し、警察庁が警察学校の講義用の文書と認めているマニュアルには、調べ室に入ったら自供させるまで出るな、とあり、非科学的な警察の体質も明るみに出ています。  2009年から始まった裁判員裁判においても、確かな判断材料として可視化が求められていますが、一部可視化では、どちらかに都合のよい部分だけが強調される危険性があり、取調べの全部を録画してこそ意味があります。  これまで、特別部会は19回開かれていますが、可視化の範囲を狭めようとする発言があるなど、全課程可視化にどこまで近づけるのかが課題となっており、今こそ意見書を提出すべき時期であります。本請願の採択を求め、討論を終わります。 ○議長(加藤孝) 次に、14番 伊藤香織議員。 〔14番 伊藤香織議員 登壇〕 ○14番(伊藤香織) 今議会に提案されております、議案第2号平成25年度山形市一般会計予算第2款総務費第7項企画費第2目文化振興費のうち、山形国際ムービーフェスティバル開催費補助金について、反対を表明し討論いたします。  この予算は、今年で第9回目を数える山形市で行われる映画イベントに対する補助金で、昨年より市の補助金として、事業費の3分の2に当たる700万円が支出されております。7回目までは独自に民間で運営、開催されており、そういう中で補助金を出した今年は、3つの市民向け新規事業を行ったとのことであります。それらについて、市当局は公益性があると判断され、このたびも昨年と同額の予算計上をされておると認識しております。  私は映画ファンの一人として、また文化芸術を振興していこうとする者の一人として、こういったイベントが大いに市民参加を促し、老若男女問わず文化芸術に親しむことができ、心の癒しや街の活性化につながることに期待をしております。  この事業への補助金については、昨年の3月議会総務委員会においても議論があった際、市当局より、この山形市を映画の都、映像文化発信都市として売っていくと考えているとの答弁がありました。一方で、山形市第2期経営計画において、文化振興は7つの柱としてではなく、重点施策と連動する施策という位置づけであり、文化芸術振興活動の波及効果として山形市の街のにぎわいや交流の拡大、観光振興、中心市街地の活性化といった文言が記載されております。  山形市を映画の都にしていくという大変夢のある発想ですが、そうであればもっと格上げされた位置づけでの計画があってしかるべきだとも思っております。逆にそうでなければ、突然に他の補助事業より補助率が高い予算の、こういった付け方にはならないはずです。  同様の映画に対する補助金に、国際ドキュメンタリー映画祭開催費補助金1億円があることも付け加えさせていただきます。  私は、生活に困る市民からもいただく税金である公金を多額に支出することへは、慎重な議論を積み重ねた上で、客観的にも公益上、必要なものと認められ、なおかつ生活に直結するような事業に優先して支出されるべきだと思っております。  やはり、このたびの補助金については、税金の使い方として問題があると思います。私は、この補助金に反対する理由は、補助基準と予算編成の仕方にもあります。補助金について地方自治法232条の2項で、地方公共団体はその公益上必要がある場合においては、寄附または補助をすることができるとしています。  しかし、行政実例では、次のような注釈を加えています。公益上必要かどうかを認定するのは、市長及び議会であるが、この認定は全くの自由裁量行為ではないから、客観的にも公益上必要であると認められなければならない。公共団体が他に対して寄附または補助金を出す献納は、自己に財政上余裕がある場合に限られるべく、その場合でも公益の程度、弊害の有無などにつき慎重に調査をすべきであるとしています。あくまでも、財政上余裕がある時に、そして客観的に公益上必要と認められるものに対して補助金が支出されるのです。しかも、市長及び議会がそれを認定するが、これは自由裁量行為ではないとされています。  山形市補助金等適正化に関する規則では、第5条補助金等の交付の申請をしようとする者は、補助金等交付申請書に別に定める書類を添え、市長に提出しなければならない。第6条に、市長は前条の申請があった時は当該申請にかかる書類等を審査し、及び必要に応じて行う現地調査等により、当該申請に係る補助金等を交付すべきものと認めた時は、速やかに補助金等の交付の決定をするものとする、となっております。また、予算編成は地方自治法211条2項、地方自治法施行令144条1項及び5項にもあるとおり、客観的な基準で積算を行う必要があり、補助金の予算化はあくまでも補助金の積算根拠、効果が判断できるものでなければなりません。  しかし、今回の補助金700万円に対し、十分な客観的資料がないと言えるような状況で、公益性や効果に関する説明や事業報告が十分なされないまま市長決裁を得て、予算として提案されております。他の補助事業と比較しても、どのような基準で補助金や補助金額が妥当と判断したのでしょうか。市長判断の正当性について、疑問を持っております。  また、同じく第11条に、市長は必要に応じ補助事業者等から補助事業等状況報告書を徴し、または補助事業等の関係書類、その他必要な物件を調査できるものとし、補助事業者等はこれに協力しなければならないとあります。公費投入させる事業への調査活動は必要に応じてするものなのでしょうか。この部分にも疑問が残ります。  この山形市補助金等の適正化に関する規則においては、交付基準がよくわからず、目的が達成されているかどうか判断することもわかりにくい状態です。明確な交付基準が客観的に示されていないために、結果、市長判断と裁量のみによって、不明瞭、不透明な補助金支出になってしまい、中立性を欠いているようなことになっていないでしょうか。公費濫用や職権濫用になる恐れもあります。交付基準が示されていない問題で、補助金を申請する側も、補助金を受けられるのかどうか、申請してもいいのかどうかよくわからないという状態も生じております。  自治体の限りある予算、言いかえれば市民の血税が、市民もどこにどのように支出されているか、それがどのように還元されているかわからない状況になっています。山形市の補助金交付基準を明確に客観的に判断できる、わかりやすい形で示すことが必要ではないでしょうか。  やはり、補助金を頼りに活動する団体等も数多くあるわけで、自助努力はもちろんですが、そういった団体等が補助金を受けるとなれば、対象事業は市民の経済活動などさまざまに活力を与えるものでなければならないし、福祉や防災など市民生活に直結するものが優先され、市民参加による街づくり推進や、ある面では行政の補完的役割を担う事業に補助金が使われるべきと考えます。  以上のことから、このたびの当初予算におけるムービーフェスティバル開催費補助金700万円においては、補助金交付の理由、交付基準に不透明さ、曖昧さがあり、公益性、公平性の観点からも妥当とは言えないと思います。  なぜ、特定事業にだけ多額の補助金を出すのか、このイベントへの参加者も決して多いとは言えないし、一部の市民のみのイベントになっているのではないかといった声も聞かれます。当局の説明での公益性も具体性に欠け、具体的指標もなく客観的判断ができない状態で、我々議会がチェック機能を十分に果たせるものなのか、そしてそれが市民に理解されるものなのでしょうか。  このような状態で昨年同様にこのムービーフェスティバルに関して、予算計上されることに当局に対し違和感さえ覚えます。問題の本質は税金が適正に使われているか、それを市民が客観的に判断できる仕組みになっているのかということです。人口減少社会、少子高齢化による市民サービスのニーズはますます高まるばかりです。既存サービスも従来のままを維持するのも容易ではありません。そういう社会状況で今後も山形市は厳しい財政運営を迫られる中、よりよい未来の街づくりを、私は常に市民目線から一緒に考えているつもりです。  これ以外の一般会計予算へは賛成の立場にあります。議員として責任ある立場にいることから、大変重い議決であると思っております。熟慮した結果、ムービーフェスティバル開催費補助金を含む議案第2号平成25年度山形市一般会計予算に、昨年同様、反対いたします。ぜひとも、一人でも多くの皆さんの勇気ある御決断と御賛同を賜ることを期待させていただき、討論を終わります。 ○議長(加藤孝) 次に、9番 田中英子議員。 〔9番 田中英子議員 登壇〕 ○9番(田中英子) 議第17号山形市男女共同参画推進条例原案の設定について、自由民主党新翔会を代表して、反対の立場から討論をいたします。  少子高齢化が進む中、女性が社会のあらゆる場面に参画し、女性の視点がさまざまな分野で反映されることにより、男女が共にその人権を尊重しつつ、責任を分かち合い、お互いに能力を発揮することができる社会をつくるために、男女共同参画推進条例の制定には賛成ですが、条例の一部内容について、自由民主党新翔会では3月11日の総務常任委員会において修正案を提出しましたが、否決されました。  男女共同参画推進条例には、男女の性差の排除というジェンダーフリー思想、社会が男性支配と決め付けるフェミニズム思想が入っていないか配慮することが大切であると考えます。男女という性の区別を排除し、出産は女性の選択権として妊娠、中絶を含む条例と誤解されかねず、結婚し家族をつくり、次の世代に受け継いでいくという性の尊厳を無視し、家族や父性、母性を否定し、個人の権利が最優先されるというページがジェンダーフリー思想にはあります。少子高齢化が進む中、女性にしかできない妊娠、出産は、子は宝、授かりものと言われ、夫婦、家族、地域社会で新しい命を育み、次世代につなげていくための男女共同参画推進条例が望ましく、夫婦間で妊娠、出産を選択するような命の尊厳を軽視した条例では、結婚制度、家族の崩壊、地域社会、国家の崩壊につながることが懸念されます。  2年前に我が国を襲った東日本大震災後、家族のきずなや地域のきずなが見直され、食糧の供給やコンビニにもきちんと列をなし、お互いが助け合うという日本の文化が世界中から称賛され、日本人であることを誇りに感じました。東日本大震災、そして福島の原発事故と大きな災害が起き、不幸にも家族を失った方々、原発事故によって家族が分断され、今もなお不自由な生活を強いられている方々にとって、家族のきずな、地域のきずなは私たちが考えている以上に強く、太く、大きな意味を持っているのではないでしょうか。  災害時には、まず自分の命は自分で守る自助、そして家族や地域の手を借り、お互いが助け合う共助、最後に各自治体や国からの公助がなされます。まず、家族や地域社会、職場においても、お互いに助け合うことが基本で、自治体依存や個人の権利を最優先させる方向に進んではならないと思います。  東日本大震災の復興、日本の経済再生、国際社会のさまざまな課題など、社会参画のあらゆる場に女性の力が活用されることが期待されており、女性の参画が不可欠です。  政府は2020年までに、指導的地位に占める女性の割合を、30%程度にするという目標を掲げ、女性の参画を拡大する最も効果的な施策の一つである、ポジティブアクションを推進しており、関係機関への情報提供や働きかけ、連携を行っております。あらゆる決定機関に女性が参画し、きめの細かいところでの配慮がなされた社会づくりを期待するところではありますが、男女の性を否定するのではなく、男女お互いの尊厳や配慮がなされ、日本独自の伝統と文化をたっとんだ家庭、教育、地域社会、事業者のあり方が男女共同参画推進条例の基本であり、女性の権利主張や個人の権利が最優先される条例であってはならないと考えます。  以上のことを配慮した修正案が、総務常任委員会で否決されましたので、自由民主党新翔会を代表いたしまして、議第17号山形市男女共同参画推進条例の設定、原案に反対します。 ○議長(加藤孝) 以上で討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(加藤孝) これより採決をいたします。  初めに、日程第54 継続請願第15号速やかな取調べの可視化、取調べの全過程の録画の実現を求めることについてを採決いたします。  この採決は、会議規則第71条第1項の規定により、記名投票をもって行います。 ○議長(加藤孝) 議場の閉鎖を命じます。 〔議 場 閉 鎖〕 ○議長(加藤孝) ただいまの出席議員数は、議長を除き、33人です。  議席に白票・青票を配付しておりますが、配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 配付漏れなしと認めます。  職員に、投票箱を改めさせます。 〔投票箱 点検〕 ○議長(加藤孝) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。継続請願第15号の採択について、可とする議員は白票を、否とする議員は青票を、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。なお、無効票は否とみなします。  それでは、これより投票を行います。  議事課長に点呼させます。 ○議事課長(深瀬博) それでは、お名前をお呼びいたします。  投票の際は、演壇に向かって右の方から登壇し、順次投票をお願いいたします。投票後は左の方から降壇し、議席に戻られるようお願いいたします。   1番 阿曽  隆議員  2番 高橋 公夫議員   3番 佐藤 秀明議員  5番 渋江 朋博議員   6番 武田 新世議員  7番 浅野 弥史議員   8番 諏訪 洋子議員  9番 田中 英子議員  10番 佐藤亜希子議員 11番 川口 充律議員  12番 武田  聡議員 13番 渡辺  元議員  14番 伊藤 香織議員 15番 中野 信吾議員  16番 菊地健太郎議員 17番 丸子 善弘議員  18番 斉藤 栄治議員 19番 遠藤 吉久議員  20番 折原 政信議員 21番 小野  仁議員  22番 遠藤 和典議員 23番 長谷川幸司議員  24番 後藤 誠一議員 25番 須貝 太郎議員  26番 今野 誠一議員 27番 石沢 秀夫議員  28番 斎藤 淳一議員 29番 加藤 賢一議員  30番 阿部喜之助議員 31番 尾形 源二議員  32番 斎藤 武弘議員 33番 鈴木善太郎議員  34番 鑓水 一美議員  以上でございます。 〔各議員投票〕 ○議長(加藤孝) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。 〔議 場 開 鎖〕 ○議長(加藤孝) これより開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、1番 阿曽隆議員、3番 佐藤秀明議員、6番 武田新世議員、7番 浅野弥史議員、9番 田中英子議員、それぞれ議員を指名をいたしますので、立ち会いをお願いをいたします。 〔開  票〕 ○議長(加藤孝) 投票の結果を、事務局長に報告させます。 ○事務局長(中村一明) 投票結果について、御報告いたします。
      投 票 総 数  33票  これは、先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、   賛     成  20票   反     対  13票  以上のとおりであります。 ○議長(加藤孝) ただいまの報告のとおり、賛成が多数であります。  したがって、日程第54 継続請願第15号速やかな取調べの可視化、取調べの全過程の録画の実現を求めることについては、願意妥当と認め、採択することと決定をいたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~ 継続請願第15号を可とする議員の氏名   1 番  阿 曽   隆   2 番 高 橋 公 夫   3 番  佐 藤 秀 明   5 番 渋 江 朋 博   6 番  武 田 新 世   8 番 諏 訪 洋 子  10 番  佐 藤 亜希子  11 番 川 口 充 律  12 番  武 田   聡  13 番 渡 辺   元  14 番  伊 藤 香 織  18 番 斉 藤 栄 治  19 番  遠 藤 吉 久  20 番 折 原 政 信  21 番  小 野   仁  26 番 今 野 誠 一  27 番  石 沢 秀 夫  28 番 斎 藤 淳 一  29 番  加 藤 賢 一  31 番 尾 形 源 二 否とする議員の氏名   7 番  浅 野 弥 史   9 番 田 中 英 子  15 番  中 野 信 吾  16 番 菊 地 健太郎  17 番  丸 子 善 弘  22 番 遠 藤 和 典  23 番  長谷川 幸 司  24 番 後 藤 誠 一  25 番  須 貝 太 郎  30 番 阿 部 喜之助  32 番  斎 藤 武 弘  33 番 鈴 木 善太郎  34 番  鑓 水 一 美   ~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤孝) 次に、日程第12 議第2号平成25年度山形市一般会計予算を、起立により採決をいたします。  お諮りをいたします。  ただいまの議第2号を原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤孝) 御着席ください。  起立多数であります。したがって、日程第12 議第2号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第13 議第17号山形市男女共同参画推進条例の設定についてを、起立により採決いたします。  お諮りをいたします。  ただいまの議第17号を原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤孝) 御着席ください。  起立多数であります。したがって、日程第13 議第17号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第55 継続請願第5号防災対策など住民の安心・安全を支える行政サービスの体制・機能の充実を求めることについてを、起立により採決します。  お諮りをいたします。  ただいまの継続請願第5号を願意妥当と認め、採択することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤孝) 御着席願います。  起立少数であります。したがって、日程第55 継続請願第5号については、不採択とすることと決定をいたしました。  最後に、日程第14 議第3号から日程第53 議第43号までの議案40件及び日程第56 請願第1号を一括して採決します。  お諮りをいたします。  ただいまの議案40件及び請願1件を各委員長報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、日程第14 議第3号から日程第53 議第43号までの議案40件については、いずれも原案のとおり可決及び同意、日程第56 請願第1号については、委員長報告のとおり決定をいたしました。 ○議長(加藤孝) 採決の結果を受け、議事の都合上、暫時休憩をいたします。     午後3時39分 休 憩  ――――――――――――――――――     午後4時40分 再 開 ○議長(加藤孝) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御了承をお願いをいたします。会議の半ばにおいて、会議規則第9条第1項に定める定刻午後5時を経過することが予想されますので、その際は時間を延長して続行することにいたしますので、御了解よろしくお願いをいたします。  ―――――――――――――――――――― ◎日程追加 議会案第6号 ○議長(加藤孝) この際、お諮りをいたします。  先ほど議決されました、継続請願第15号速やかな取調べの可視化、取調べの全過程の録画の実現を求めることについての採択に伴い、お手元に配付しておりますとおり、議会案第6号 速やかな取り調べの可視化、取り調べの全過程の録画の実現を求める意見書の提出についてが提出されました。  この議会案第6号を日程に追加し、議題にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、議会案第6号を日程に追加し、議題にすることと決定をいたしました。  それでは、議会案第6号を議題といたします。   ~~~~~~~~~~~~~~ ○(議会案第6号)      速やかな取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)の実現を求める意見書の提出について  山形市議会は、次のとおり、速やかな取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)の実現を求める意見書を提出する。   平成25年3月15日提出                          提出議員 佐 藤 秀 明 同 折 原 政 信                            同  今 野 誠 一 同 石 沢 秀 夫        速やかな取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)の実現を求める意見書  2009年5月に、市民が刑事裁判に参加し、裁判官とともに被告人を裁く裁判員裁判が開始された。この制度では、法律の専門家ではない市民が裁判員として裁判に参加することで、裁判に健全な市民感覚及び社会常識を反映し、もってその内容を適正化することが期待されている。  裁判員である市民の意見を最大限に反映し、裁判員裁判を円滑に実施するためには、裁判が市民にとってわかりやすいものである必要がある。裁判において供述調書の任意性や信用性が争われたような場合であっても、裁判員がその判断に窮することのないよう、適切な方策が講じられなければならない。  このような状況の中、取り調べを全て録画することで、取り調べの状況の検証が可能となり、これにより初めて裁判員が供述調書の任意性や信用性の判断を容易に、かつ正確になし得るようになる。  さらに、取り調べの可視化を行うことによって、密室での取り調べに対し懸念される捜査官の暴行・脅迫・利益誘導等による自白強要や虚偽自白と共に、後を絶たない冤罪を防止することにもつながり、被疑者・被告人の人権保障を図る上でも不可欠である。  よって、国においては、すでに裁判員裁判が実施されていることも踏まえて、速やかに取り調べの全過程の録画を行い、取り調べの可視化を実現するよう要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長 ┐  参議院議長 │あて  内閣総理大臣│  法務大臣  ┘                               山 形 市 議 会   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎提案理由の説明 ○議長(加藤孝) この場合、提案者の説明を求めます。3番 佐藤秀明議員。 〔3番 佐藤秀明議員 登壇〕 ○3番(佐藤秀明) ただいま上程されました、議会案第6号速やかな取り調べの可視化、取り調べの全過程の録画の実現を求める意見書の提出について、提出者を代表して、提案理由を申し上げます。  2009年5月に、市民が刑事裁判に参加し、裁判官とともに被告人を裁く裁判員裁判が開始されました。この制度では、法律の専門家ではない市民が裁判員として裁判に参加することで、裁判に健全な市民感覚及び社会常識を反映し、もってその内容を適正化することが期待されています。  このような状況の中、取り調べの可視化を行い、取り調べの状況の検証が可能となることは、裁判員が供述調書の任意性や信用性の判断を容易に、かつ正確になし得るようになることに加え、密室での取り調べに対し懸念される捜査官の暴行や自白強要、さらには、後を絶たない冤罪を防止することにもつながり、被疑者・被告人の人権保障を図る上でも不可欠なものであります。  よって、既に裁判員裁判が実施されていることも踏まえて、速やかに取り調べの全過程の録画を行い、取り調べの可視化を実現するよう、お手元に配付しております文書のとおり、意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤孝) 以上で、提案者の説明は終わりました。
     ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(加藤孝) これより質疑に入ります。  上程議案に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(加藤孝) 29番 加藤賢一議員。 ○29番(加藤賢一) この際、動議を提出します。  ただいま上程されました議会案第6号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略して審議されますよう、動議を提出いたします。 ○議長(加藤孝) ただいま加藤賢一議員から提出されました動議を議題とすることに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、委員会付託省略の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、議会案第6号については、委員会付託省略の動議が可決をされました。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(加藤孝) これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(加藤孝) これより採決します。  日程追加 議会案第6号速やかな取り調べの可視化、取り調べの全過程の録画の実現を求める意見書の提出についてを、起立により採決します。お諮りをいたします。議会案第6号を、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤孝) 御着席ください。起立多数であります。  したがって、日程追加 議会案第6号については、原案のとおり可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会中の委員会活動 ○議長(加藤孝) 日程第57 閉会中の委員会活動についてを議題とします。   ~~~~~~~~~~~~~~                               平成25年3月15日                閉会中の委員会活動について  会議規則第104条の規定により申し出のあった下記の事件については、平成25年度中における閉会中もなお調査を要するものと認める。                     記 1 議会運営委員会 (1)議会の運営に関する事項について (2)議会の会議規則及び委員会条例に関する事項について (3)議長の諮問に関する事項について 2 総務委員会 (1)行政一般に関する事項について (2)広報、広聴及び地域振興並びに国際化推進に関する事項について (3)職員及び組織機構に関する事項について (4)防災に関する事項について (5)財政、財産及び税に関する事項について (6)総合企画、土地利用計画及び統計に関する事項について (7)文化振興及び男女共同参画に関する事項について (8)電子情報処理及び地域情報化に関する事項について (9)消防に関する事項について (10)会計、選挙及び監査に関する事項について (11)その他総務委員会の所管に属する事項について 3 厚生委員会 (1)戸籍及び住民基本台帳に関する事項について (2)市民相談及び消費者保護に関する事項について (3)国民健康保険及び後期高齢者医療に関する事項について (4)交通安全及び防犯に関する事項について (5)保健衛生に関する事項について (6)社会福祉及び介護保険に関する事項について (7)子育ての推進に関する事項について (8)病院事業の運営に関する事項について (9)その他厚生委員会の所管に属する事項について 4 産業文教委員会 (1)産業連携並びに商業及び工業に関する事項について (2)勤労者福祉に関する事項について (3)観光及び物産に関する事項について (4)農業、畜産及び林業に関する事項について (5)農水産物の流通に関する事項について (6)農業地域の環境整備に関する事項について (7)教育に関する事項について (8)その他産業文教委員会の所管に属する事項について 5 環境建設委員会 (1)環境保全及び清掃に関する事項について (2)都市計画及び都市整備に関する事項について (3)土地区画整理及び都市再開発に関する事項について (4)公園及び緑地に関する事項について (5)公営住宅及び建築に関する事項について (6)道路、河川及び土木一般に関する事項について (7)上下水道事業の運営に関する事項について (8)その他環境建設委員会の所管に属する事項について   ~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤孝) 3月15日付で、各委員長から、会議規則第111条の規定により、閉会中の委員会調査に関する申出書が議長あて提出をされております。  お諮りをいたします。平成25年度中における閉会中の委員会活動について、定例会の期間を除き、お手元に配付しております文書のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、閉会中の委員会活動については、お手元に配付しております文書のとおり、決定をしました。  ――――――――――――――――――――
    ◎議員派遣について ○議長(加藤孝) 日程第58 議員派遣についてを議題とします。   ~~~~~~~~~~~~~~                               平成25年3月15日                  議員派遣について  地方自治法第100条第13項及び会議規則第169条の規定により、次のとおり議員を派遣する。                     記 1 第65回東北市議会議長会定期総会  (1)派遣目的 上記総会に出席するため。  (2)派遣場所 秋田市  (3)派遣期間 平成25年4月17日~19日(3日間)  (4)派遣議員 鑓水一美   ~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤孝) お諮りします。お手元に配付しております文書のとおり、議員を派遣することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付しております文書のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。  この際、お諮りします。ただいま議決された議員派遣について、変更の必要が生じた場合は、議長において措置したいと思います。  これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤孝) 御異議なしと認めます。  したがって、議員派遣に変更の必要が生じた場合は、議長において措置をいたします。  以上で本日の日程は全部終了しました。  ―――――――――――――――――――― ◎挨拶 ○議長(加藤孝) この際、安達代表監査委員、中村一明さん及び市長から発言を求められておりますので、順次これを許します。  ―――――――――――――――――――― ◎安達代表監査委員挨拶 ○議長(加藤孝) 安達代表監査委員。 〔安達代表監査委員 登壇〕 ○代表監査委員(安達重晴) このたび、3月31日の任期をもちまして監査委員を退任させていただくことになりました。皆様方には、温かい御指導と御鞭撻を賜りまして、きょうを迎えることができました。心から感謝御礼を申し上げます。  山形市政のますますの発展と、皆様方のますますの御健勝、御多幸を心より御祈念申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎中村一明氏挨拶 ○議長(加藤孝) 中村一明さん。 〔中村一明氏 登壇〕 ○(中村一明氏) 先ほどは監査委員の選任につきまして、御同意を賜りまして、まことにありがとうございます。職責の重さに身の引き締まる思いをしております。微力ではございますが、精いっぱい務めさせていただきますので、皆様方の御指導、御鞭撻よろしくお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎市川市長挨拶 ○議長(加藤孝) 市川市長。 〔市川昭男市長 登壇〕 ○市長(市川昭男) 3月市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月21日に招集の今時市議会定例会に提案いたしました各案件について、慎重なる御審議を賜り、それぞれ御決議、御同意をいただきまして、まことにありがとうございました。  会期中において議員各位から寄せられました御意見、御要望等につきましては、十分尊重いたし、今後の市政経営に取り組んでまいりたいと存じます。  まもなく新年度を迎えますが、平成25年度も引き続き、市民の皆様が安全に安心して生き生きと暮らせるまちづくり、山形らしさを生かした活気に満ちたまちづくりを目指して、市民、事業者の皆様と手を携えながら、各施策を着実かつ積極的に推進をしてまいります。  各位には今後とも市政発展のため、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会 ○議長(加藤孝) 以上で平成25年3月市議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。     午後4時52分 閉 会      議長   加 藤    孝      署名議員 渋 江  朋 博      署名議員 後 藤  誠 一...