〇
委員外議員(1名)
加 藤 孝
――
――――――――――――――――――
〇
説明のため出席した者
市長 市 川 昭 男 副
市長 瀧 井 潤
総務部長 荒 井 徹
財政部長 細 矢 正 利
企画調整部長 齋 藤 順 治
市民生活部長 佐 藤 玲 子
環境部長 熊 谷 信 一
福祉推進部長 栗 原 啓 市
子育て推進部長 鈴 木 行 男
商工観光部長 武 田 文 雄
農林部長 中 川 信 一
まちづくり推進部長 芦 野 均
会計管理者 大 場 隆 志
消防長 武 田 弘太郎
済生館長 平 川 秀 紀
済生館事務局長 水 野 正 登
上下水道事業管理者 長谷川 博 一
上下水道部長 山 口 恒 夫
教育長 後 藤 恒 裕
教育部長 江 川 隆
選管委事務局長 黒 木 隆
代表監査委員 安 達 重 晴
監査委員事務局長 岸 慎 一
農業委事務局長 堀 江 朝 好
――
――――――――――――――――――
◎午前10時00分 開会
○
斉藤栄治委員長 おはようございます。
ただいまから、
決算委員会を開会いたします。
それでは、早速議事に入ります。
本
委員会に付託されました
案件は、議第53
号平成23年度
山形市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算認定についてから、議第56
号平成23年度
山形市立病院済生館事業会計剰余金の
処分及び
決算認定についてまでの議案4件です。
――
――――――――――――――――――
◎
提案理由の
説明
○
斉藤栄治委員長 これらを
一括議題とし、各
案件について
当局の
説明を求めます。それでは、
大場会計管理者。
○
大場会計管理者 おはようございます。
議第53
号平成23年度
山形市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算につきまして、その
概要を
決算書により御
説明申し上げます。
初めに、
一般会計歳入から御
説明申し上げます。
決算書6・7ページをお願いいたします。
歳入合計の欄であります。
予算現額904億2,793万9,597円に対しまして、
収入済額は880億4,868万849円であります。
不納欠損額は2億5,569万7,495円で、前年度に比べ約9,000万円多くなっております。
収入未済額は25億8,073万9,216円で、前年度より約1億5,000万円
減少いたしました。
予算現額と
収入済額との
比較でありますが、
収入済額が23億7,925万8,748円
予算現額を下回りました。
予算現額と
収入済額の
比較で金額の差が大きいものについて御
説明いたします。2ページをお願いいたします。
第1款市税につきましては6億6,817万5,977円、第10
款地方交付税は2億6,048万7,000円、
収入済額が
予算現額を上回っております。
収入済額が
予算現額を下回ったものでは、4ページの第14
款国庫支出金の8億2,748万7,567円、6ページの第20款市債の14億8,570万円でありますが、これは主に
平成24年度への
事業繰り越しに伴い未収になったものであります。また、4ページの第19
款諸収入の6億648万4,607円につきましては、
商工費に係る
制度融資貸付で
不用額が生じたことに伴い、その
元利収入が減額になったものであります。
続きまして、
一般会計歳出について御
説明申し上げます。10・11ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
予算現額は904億2,793万9,597円、
支出済額は854億8,572万6,087円であります。翌
年度繰越額は、19億4,267万5円でありますが、
東日本大震災の
影響により
年度内に完了できなかった
事業や、国の
補正予算に対応し
平成24年度に予定していた
事業を前倒しで
実施するため、3月
定例会において
補正を行った
事業で
年度内に完了できなかったものに係る
事業費などを
繰り越したものであります。
不用額は29億9,954万3,505円でありますが、その主なものは、第7
款商工費第1項
商工費の
制度融資貸付金並びに第8
款土木費の第2項
道路橋りょう費及び第4項
都市計画費の
事業に係る委託料や
工事請負費などであります。13ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残高は25億6,295万4,762円であります。このうち、1億9,567万5円が
繰越明許費繰越額でありますので、純
繰越額は23億6,728万4,757円であります。
次に、
特別会計でありますが、
国民健康保険事業会計から御
説明申し上げます。14・15ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は247億536万6,963円であります。18・19ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は234億852万2,918円であり、
歳入歳出差引残額は12億9,684万4,045円であります。
次に、
後期高齢者医療事業会計について御
説明申し上げます。20・21ページをお願いいたします。
歳入合計であります。
収入済額は27億548万1,111円であります。22・23ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は26億8,588万2,842円であり、
歳入歳出差引残高は1,959万8,269円であります。
次に、
介護保険事業会計について御
説明申し上げます。24・25ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は170億245万8,773円であります。26・27ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は168億4,964万8,041円であります。
歳入歳出差引残高は、28・29ページでありますが、1億5,281万732円であります。
次に、
区画整理事業会計について申し上げます。30・31ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は20億1,601万1,177円であります。32・33ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は20億1,526万9,304円であり、
歳入歳出差引残高は74万1,873円であります。
次に、財産区
会計について御
説明申し上げます。34・35ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は1億2,448万4,270円であります。36・37ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は1億507万5,809円であり、
歳入歳出差引残高は1,940万8,461円であります。
次に、
駐車場事業会計について御
説明申し上げます。38・39ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は5億8,963万5,114円であります。40・41ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は5億5,829万8,196円であり、
歳入歳出差引残高は3,133万6,918円であります。
次に、
公設地方卸売市場事業会計について御
説明申し上げます。42・43ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は2億5,875万7,799円であります。44・45ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は2億5,186万7,087円であり、
歳入歳出差引残高は689万712円であります。
次に、
農業集落排水事業会計について御
説明申し上げます。46・47ページをお願いいたします。
歳入合計でありますが、
収入済額は2億2,645万6,277円であります。48・49ページをお願いいたします。
歳出合計でありますが、
支出済額は2億2,437万425円であり、
歳入歳出差引残高は208万5,852円であります。
なお、各
特別会計の
歳入歳出差引残高につきましては、それぞれ
平成24年度の各
特別会計に
繰り越しとなるものであります。
以上が
平成23年度
一般会計及び
特別会計の
歳入歳出決算の
概要であります。よろしく御
審査の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 山口上下水道部長。
○
山口上下水道部長 おはようございます。
議第54
号平成23年度
山形市
水道事業会計剰余金の
処分及び
決算認定につきまして、その
概要をお
手元の
決算書により御
説明申し上げます。
決算書2〜5ページの
決算報告書は
消費税込みの
決算額であります。6〜13ページの
損益計算書等の
財務諸表は
消費税抜きの
決算額となっております。
初めに、2ページと3ページの
収益的収入及び
支出について御
説明申し上げます。
収入の部でありますが、第1
款水道事業収益の
決算額は59億8,697万6,227円、
予算額に比べ1,554万1,773円の減となっております。減の主な
理由は、第1項
営業収益において、
東日本大震災の
影響や
夏場の調定
水量の減による
給水収益の減及び
工事負担金が
減少したことなどであります。第2項
営業外収益では、不
用品売却益などが増となっております。
次に、
支出の部であります。
水道事業費用の
決算額は54億7,526万6,254円、
不用額は2億1,116万4,746円となっております。
不用額の主な
理由は、第1項
営業費用では、
修繕費などの
執行差金、
下水道事業の
依頼工事の
減少に伴う
工事請負費の減及び
減価償却費の減などであります。第2項
営業外費用では、
消費税納税額が当初の見込みより減となったことなどによるものであります。
次に、4ページと5ページの
資本的収入及び
支出について御
説明申し上げます。
収入の部であります。第1
款資本的収入の
決算額は9億8,649万1,876円、
予算額に比べ6,699万3,124円の減となっております。減の主な
理由としましては、第2項
工事負担金は
下水道工事に伴う
配水管移設工事の減などであります。第3項
補助金では、
補助対象事業費の精査により
国庫補助金が減となったものであります。
次に、
支出の部であります。第1
款資本的支出の
決算額は29億5,
694万9,484円、翌
年度繰越額が1億9,647万4,950円、
不用額は2億6,602万2,166円となっております。翌
年度繰越額は
豪雪の
影響により
配水管整備事業10件を
繰り越したものですが、7月で全て完了しています。
不用額の主な
理由としましては、第1項
建設改良費では、
配水管整備事業、
浄水施設及び
配水施設整備事業の
工事執行差金などによるものであります。
次に、
支出の欄の
下段でございます。
資本的収入額が
資本的支出額に対して不足する額19億7,045万7,608円につきましては、記載いたしました
財源により補填しております。
続きまして、6ページの
損益計算書であります。1、
営業収益は56億2,212万5,433円、
営業費用は48億4,725万50円となりまして、中ほどにあります
営業利益は7億7,487万5,383円となりました。これに、3、
営業外収益、4、
営業外費用、5、
特別損失を合わせた
当年度純
利益は、下から3行目の4億1,922万7,389円となったものでございます。この
当年度純
利益に前
年度繰越利益剰余金78万8,906円を加えた
当年度未
処分利益剰余金は4億2,001万6,295円であります。
次に、10ページの
剰余金処分計算書案をお願いいたします。
当年度未
処分利益剰余金4億2,001万6,295円につきましては、
減債積立金に4,000万円、
建設改良積立金に3億8,000万円を積み立てようとするものであります。なお、
残額1万6,295円は、翌
年度繰越利益剰余金とするものであります。
以上で
説明を終わりますが、よろしく御
審査の上、御決議くださいますようお願い申し上げます。
続きまして、議第55
号平成23年度
山形市
公共下水道事業会計剰余金の
処分及び
決算認定につきまして、その
概要をお
手元の
決算書により御
説明申し上げます。
決算書2〜5ページの
決算報告書は
消費税込みの
決算額であります。6〜13ページの
損益計算書等の
財務諸表は
消費税抜きの
決算額となっております。
初めに、2ページと3ページの
収益的収入及び
支出について御
説明申し上げます。
収入の部でありますが、第1
款下水道事業収益の
決算額は76億7,938万7,651円、
予算額に比べ5,482万8,349円の減となっております。減の主な
理由は、
東日本大震災の
影響及び
夏場の調定
水量の減による
下水道使用料の減などであります。
次に、
支出の部であります。第1
款下水道事業費用の
決算額は74億2,896万1,359円、
不用額は2億2,588万5,641円となっております。
不用額の主な
理由は、第1項
営業費用では、
固定資産除却費の減や
執行差金などによるものであります。第2項
営業外費用では、
企業債利息の減によるものであります。
次に、4ページと5ページの
資本的収入及び
支出について御
説明申し上げます。
収入の部であります。第1
款資本的収入の
決算額は41億9,004万7,580円、
予算額に比べ8億9,851万3,420円の減となっております。減の主な
理由は、第1項
企業債では、
建設改良事業費に係る
借入額等を精査したことによるものであります。第2項
補助金では、
要望額と
内示額との差額などによるものであります。
次に、
支出の部であります。第1
款資本的支出の
決算額は77億4,548万6,420円、翌
年度繰越額は5億1,105万9,715円、
不用額は4億9,850万8,036円となっております。翌
年度繰越額は
豪雪の
影響などによるものでありまして、汚水・
雨水事業、
処理場を合わせて13件であります。なお、11月までに完成する予定です。
不用額の主な
理由は、第1項
建設改良費では、
管渠建設事業及び
処理場更新工事の
工事執行差金によるものであります。
次に、
支出の欄の
下段でございます。翌
年度繰越額に係る
財源充当額を除いた
資本的収入額が
資本的支出額に対して不足する額37億1,957万4,840円につきましては,記載いたしました
財源により補填しております。
続きまして、6ページの
損益計算書であります。1、
営業収益は50億1,797万9,675円、2、
営業費用は47億5,857万8,191円となりまして、中ほどにあります
営業利益は2億5,940万1,484円となりました。これに、3、
営業外収益、4、
営業外費用、5、
特別損失を合わせた
当年度純
利益は、下から3行目の2億729万6,376円となったものでございます。
当年度純
利益に前
年度繰越利益剰余金97万5,171円を加えた2億827万1,547円が
当年度未
処分利益剰余金であります。
次に、10ページの
剰余金処分計算書案をごらんください。
当年度未
処分利益剰余金2億827万1,547円につきましては、
減債積立金に2億800万円を積み立てようとするものであります。なお、
残額27万1,547円は、翌
年度繰越利益剰余金とするものであります。
以上で
説明を終わりますが、よろしく御
審査の上、御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 水野済生館事務局長。
○
水野済生館事務局長 おはようございます。
議第56
号平成23年度
山形市立病院済生館事業会計剰余金の
処分及び
決算認定につきまして、
決算概要及び
処分案を御
説明申し上げます。
決算書の2〜5ページの
決算報告書は
消費税込みの
決算額であり、6〜12ページの
損益計算書等の
財務諸表は
消費税抜きの
決算額となっております。
初めに、
決算書の2ページと3ページの
収益的収入及び
支出について御
説明申し上げます。
収入の部でありますが、第1
款病院事業収益の
決算額は118億8,978万9,208円、
予算額に比べ3億1,837万7,208円の増となっております。増の主な要因は、
高度医療の
実施に伴い
患者1人1日
当たりの
収入が増加したことなどによる入院・
外来収益の増であります。
支出の部につきましては、第1
款病院事業費用の
決算額は111億5,387万3,144円、
不用額は3億4,257万856円となっており、主な
不用額は
医業費用の
給与費等でございます。
次に、4ページと5ページの
資本的収入及び
支出について御
説明申し上げます。
収入の部であります。第1
款資本的収入の
決算額は4億984万5,000円、
予算額に比べ38万3,000円の減となっております。
支出の部につきましては、第1
款資本的支出の
決算額は14億4,495万7,510円、
不用額は242万3,490円となっており、主な
不用額は、
建設改良費の
執行差金でございます。なお、
資本的収入額が
資本的支出額に対して不足する額10億3,511万2,510円につきましては、記載いたしました
財源により補填してございます。
続きまして、6ページの
損益計算書でございますが、ここに関連する
資料といたしまして、
収益と
費用の前年度
比較を記載しております21ページの
資料により御
説明申し上げます。21ページをお願いいたします。
(2)
病院事業収益に関する
事項の
決算額、これは、ア、
収益構成表の一番下の計の欄でございますが、
消費税抜きで118億7,074万8,441円、前年度
決算額との
比較では1億6,145万1,410円、1.4%の増であります。上の段の
医業収益は前年度との
比較では1.4%の増となっており、増の主な内訳として、
高度医療の
実施に伴い
患者1人1日
当たりの
収入が増加したことなどにより、
入院収益1.2%の増、
外来収益1.5%の増となってございます。また、
医業外収益につきましては、0.4%の増となっております。
次に、(3)の
病院事業費用に関する
事項の
決算額の計の欄についてでありますが、
消費税抜きで111億4,898万4,300円、前年度との
比較では1億9,876万153円、1.8%の増となっております。上の段の
医業費用は、前年度との
比較では2.1%の増となっております。
給与費は前年度比2.3%の増で、給料、時間
外手当、
法定福利費等の増加によるものでございます。
材料費は、前年度比1.0%の増となっております。主に
注射薬品費の増によるものでございます。
医業外費用は5.0%の減であります。主に
企業債の
支払利息の
減少によるものでございます。
特別損失は、主に
保険の変更などにより過年度の調定更正を行ったものでございます。
それでは、元に戻っていただきまして、6ページの
損益計算書をお願いいたします。
医業収益及び
医業費用などは、先ほど御
説明申し上げたとおりでございます。下から3行目の
当年度純
利益、これは
収益合計と
費用合計の差し引きでありますが、7億2,176万4,141円となりました。その結果、3億1,043万6,235円ありました前年度
繰越欠損金を解消し、4億1,132万7,906円の未
処分利益剰余金を計上いたしました。
続きまして、10ページの
剰余金処分計算書案をお願いいたします。一番右側の欄の
当年度未
処分利益剰余金4億1,132万7,906円につきましては、
減債積立金に2,100万円を、
建設改良積立金に3億9,000万円をそれぞれ積み立てようとするものでございます。なお、
残額32万7,906円は、翌
年度繰越利益剰余金とするものでございます。
以上で
説明を終わりますが、よろしく御
審査の上、御認定くださいますようお願いいたします。
○
斉藤栄治委員長 以上で
当局の
説明は終わりました。
――
――――――――――――――――――
◎
質疑
○
斉藤栄治委員長 それでは、
質疑に入ります。