以上で報告を終わります。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎
産業文教分科会委員長報告
○
斉藤栄治委員長 折原産業文教分科会委員長。
○
折原政信産業文教分科会委員長 産業文教分科会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
最初に,議第4
号平成23年度山形市
一般会計予算の
付託部分について申し上げます。
初めに,第5
款労働費について,主な
質疑を申し上げます。
委員から,雇用を継続的に確保していけるような施策が欠けていると感じるがどうか,との
質疑があり,
当局から,市外に移転している企業も多い状況の中,市内で頑張っていこうとしている企業もあり,それら企業の活動について技術開発や新商品の発表などに支援していきたい。また,多くの企業訪問において,さまざまな声をもらっており,タイムリーな対策を講じていけるよう努力していきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,企業の撤退により優秀な技術者の流出も懸念されるが,それを防ぐ手だてについてはどうか,との
質疑があり,
当局から,ハローワークとタイアップした再就職説明会の開催や,業績の伸びている企業への紹介などにより対応を図っているが,撤退する企業とも連絡をとりながら,流出を防ぐべくバックアップしていきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,具体的ではないが,懸案の新県民文化施設についてようやく動き出すような報道もなされており,テルサにおいては,一体的な利用について今のうちから考えておくべきと思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,新県民文化施設が山形駅西に建設された場合,テルサでは,駐車場を県から借りている状況であることや,県の施設は大規模なものが想定され,お互いに補完できる
システムを構築しなければならないため,県との調整を図りながら,駅西ににぎわいをもたらす文化施設としての機能を発揮できるようにしていきたいと考えている,との
答弁がありました。
次に,第6款農林水産業費について,主な
質疑を申し上げます。
委員から,学校給食に対して米粉パンや米粉めん,一等米の供給を行うが,小麦粉のパンなどをやめて主食に全部米を使う考えはないか,との
質疑があり,
当局から,完全な米飯給食が一番望ましいと考えてはいるが,一等米や米粉パンなどの供給における経費の増額分は,現在,市とJAで負担しており,また,子供の嗜好性の問題もあるため,大きな課題としてとらえている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,地産地消は大事であるが,農業を育成し発展させるにはもっと外に目を向けるべきではないか,との
質疑があり,
当局から,地産地消と並行して首都圏での消費宣伝なども行っており,山形市の農産物がより広範囲に販売できるよう,JAなどと協力しながら宣伝に努めている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,認定農業者制度などについて,経営体として成り立つようにもっとハードルを上げ,後継にもつながる農業を目指してはどうか,との
質疑があり,
当局から,経営を改善しながら収益を確保していくために,認定農業者制度を中心とした施策を展開している。また,加工やグリーンツーリズムなどに取り組んでいる農業者も出てきているため,その分野も伸ばしていきたいと考えており,さまざまな施策を組み合わせながら,地域の農業所得水準を少しでも上げられるよう進めていきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,山形市産材の利用拡大促進事業について,どのような形で補助を行うのか,との
質疑があり,
当局から,住宅の新築において,山形市産材を8立方メートル以上使用した場合に50万円を補助するもので,新年度に入ってから募集を図り,申し込みが多い場合は,抽選で15戸に対し補助を行うべく進めていく,との
答弁がありました。
次に,第7款商工費第1項商工費について,主な
質疑を申し上げます。
委員から,ナナ・ビーンズの活用支援について,現在どのような話し合いをしているのか,との
質疑があり,
当局から,数多くの方々に利用されており,施設の機能は維持すべきものとの考えで,現在,
関係者と話し合いをしている。なお,安全・安心の面では,耐震診断に取り組んでいると聞いており,その状況も見ながら,なるべく早い時期に方向性が出せるよう協議を進めたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,山形まるごと館の利用者は大きく伸びているが,店舗運営事業者の経営状況が厳しいと聞く。現況をどのようにとらえているか,との
質疑があり,
当局から,運営事業者の安定的経営がなければ,事業そのものが成り立たなくなると認識している。現在,採算的に大変厳しい状況にあるため,さらなる経営努力はもちろん,経営が安定するまでのロイヤリティーの引き下げや,さまざまなイベント企画などにより,安定的な経営を目指していかなければならないと考えている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,現在活用されていないまなび館の2階・3階に人を呼び込むための施設が必要と思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,中心市街地
活性化基本計画に追加した4事業の1つに2階・3階の活用についての検討を挙げており,今後さまざまな意見をいただきながら協議していきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,新産業団地の開発について,現在の考え方はどうか,との
質疑があり,
当局から,新たな受け皿を整備すべきと考えているが,内外の企業の動きが厳しい状況もあり,明確な方向性は出ていない。開発には長期間を要することもあり,今後については,さまざまな企業の考え方の把握に努めるとともに,情報の分析をしっかり行いながら,方向性を見据えられるよう取り組んでいきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,伝統的工芸産業について,継続発展させるための仕掛けが必要だと思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,生業としては厳しい状況にあるため,従来の製品のほか,生活の中から新たな種を見出しながら,今後に合った製品の開発も大切だと考えている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,蔵王を訪れる外国人のスキー客に対して,土産物などを総合的に買い物できるようなルートを考えてはどうか,との
質疑があり,
当局から,日中にスキーを楽しんだ後,夜に市街地を回り,大型商業施設で買い物をしている状況があるため,現在,蔵王から市街地への2次交通の整備を検討している,との
答弁がありました。
次に,第10款教育費について,主な
質疑を申し上げます。
委員から,教育
委員の重要な活動である教科書選定に対する考え方はどうか,との
質疑があり,
当局から,周辺市町と連携し採択
協議会を運営しており,
協議会内部の研究を経て絞られたものを
教育委員会の責任と権限で選定している。必要な手続を踏んで公平・公正に行っている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,小学校における外国語活動について,ALTを
中学校から招聘して活動することが
中学校の英語教科への円滑な移行につながると思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,現在も
中学校区のALTが小学校に出向き活動しているが,定期的な活動とはなっていないのが現状である。しかし,8月からは人数が4名から13名に増員されるため,小学校での外国語活動に参加することも増えてくると思う。また,現場での取り組みとして,
中学校の英語教員が小学校に出向き理解を深める活動も行っている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,子供たちに山形の歴史や文化をしっかりと教育することが外国人とのコミュニケーションにも生きるし,魅力ある学校づくりにもつながると思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,異文化理解には,自国の歴史や伝統・文化に対しての理解が必要である。そのため,市教育基本計画に基づき,「山形らしさ」とは何であるかを問いながら,山形の歴史や文化を学習する取り組みも始まっており,今後も有効な事業を展開させていきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,不登校対策について,現場の教師が子供と向き合うゆとりの確保が大切であると思うがどうか。また,臨床心理士やスクールカウンセラーの配置状況はどうなっているか,との
質疑があり,
当局から,教員が子供と向き合う時間を確保することは最重要課題であると認識しており,
教育委員会としても,校内LANを整備し事務等の負担軽減を図っている。また,市のスクールカウンセラーは14名おり,教員免許を持っているか,学校心理士や大学で心理学を勉強した人などを採用し,配置している。ほかにも国や県のカウンセラーや専門的知識を持った臨床心理士も配置している,との
答弁がありました。
次に,
委員から,不登校や,いわゆる中1ギャップの状況はどうか,との
質疑があり,
当局から,不登校児童生徒は平成21年度が多く,小学校では45名,
中学校では206名であったが,今年度は12月末時点で,小学校で28名,
中学校で130名と減少しており,学校現場の努力やスクールカウンセラーの配置が生きていると思う。また,中1ギャップは,昨年度に引き続き今年度も減ってきており,今後も学校と連携を図りながら取り組んでいきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,私立高等学校生徒学費補助金について,公立高校と私立高校の授業料格差が問題視されている中,市の考え方はどうか,との
質疑があり,
当局から,試算によると,公立高校と私立高校の学費の差が依然としてあり,当面は継続していきたいと考えているが,今後,国や県の補助の動向を見守りながら対応していきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,生活格差が教育格差につながるようなことがあってはならないと思う。就学援助制度の予算が増額されているが,より援助が受けやすくなるよう制度の改善はなされるのか,との
質疑があり,
当局から,社会状況の変化により,経済的理由によって援助を受ける事例が増えており,さらにわかりやすい申請のあり方などを検討していきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,上山明新館高等学校農業教育振興
協議会負担金について,商業や工業など農業以外にもさまざまな分野がある中,この負担金は必要なのかをもっと議論すべきと思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,柏倉門伝高校が上山農業高校に統合された経緯を受け,昭和45年度から負担金を支出しているが,上山農業高校が上山明新館高校になった後も地域農業の人材育成を図る観点から支出しているものである,との
答弁がありました。
次に,
委員から,
中学校における可動式机・いすの導入状況はどうか。また,子供たちに物の大切さを教えるために,同じ机・いすを卒業するまで使い続ける取り組みが有効と思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,来年度は2校に導入し,平成25年度までに全
中学校の導入を完了する予定である。各学校の事情もあるが,可動式の机・いすは,卒業まで使い続けることが可能であり,現場と意見を交わしながら,校長会などでも話題にしたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,山寺行在所保存修復工事負担金について,どういった考え方により負担金を支出するのか。また,修復後の管理体制はどのように考えているか,との
質疑があり,
当局から,現在,山寺行在所の管理は山寺天童行幸史跡保存会が行っており,本市も参加している組織であるため,負担金額は従前から決められていた一定の基準を踏まえて算定されている。なお,修復後は立石寺に引き渡しの上,管理される予定であり,地域の要望により修復する経緯もあるので,地域の協力のもと,一般公開できるようにしていきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,市陸上競技場の測量設計調査
委託料に関して,どのような姿にしていくのかという基本構想を示した上で予算計上すべきだと思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,来年度は排水計画に関する調査を実施し,その後,基本計画の図面を作成しながら競技団体や庁内で協議する予定であり,しかるべき段階で
委員会にも報告していきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,総合型地域スポーツクラブについて,事務処理の煩雑さなどにより,地域住民が一から立ち上げるのは困難であり,もっと行政がサポートしていくべきと思うがどうか,との
質疑があり,
当局から,4月下旬ごろに体育協会で設立の動きがあり,さらに,地域によっては設立に向けた話し合いに行政が加わっているところもある。また,体育スポーツ総合推進本部からもクラブ立ち上げの際の補助や助言を行い,有効に活用していきたい,との
答弁がありました。
次に,
委員から,流通センター野球場の駐車場の整備について,どのような計画で進めていくのか,との
質疑があり,
当局から,野球場西側の道路を隔てたところに約50台分の駐車場の確保を計画している。また,大会などの際には,これまでも利用させていただいている流通団地組合の駐車場を主催者からの申し入れで利用することも考えられ,全体としては約100台分の駐車場が確保できる見込みである,との
答弁がありました。
次に,第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費及び債務負担行為については,
当局の説明を了承しました。
大要以上の後,議第4号の
付託部分については,
全員異議なく可決すべきものと決定しました。
続いて,議第14
号平成23年度山形市公設地方卸売市場事業会計予算について,主な
質疑を申し上げます。
委員から,冷蔵庫なども含め,老朽化している施設の整備についてはどう考えているか,との
質疑があり,
当局から,開場して36年目であるため,大分施設の老朽化が進んでおり,これまでもさまざまな整備に取り組んでいるが,冷蔵庫についても耐用年数を大幅に超えているため,現在,優先順位をつけながら検討しているところである,との
答弁がありました。
次に,
委員から,地方化に転換して運営上の問題はないか,との
質疑があり,
当局から,間もなく1年を経過するが,現在のところ順調に業務が運営されている,との
答弁がありました。
大要以上の後,議第14号については,
全員異議なく可決すべきものと決定しました。
最後に,議第15
号平成23年度山形市農業集落排水事業会計予算については,
当局の説明を了承し,
全員異議なく可決すべきものと決定しました。
以上で報告を終わります。
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◎環境建設
分科会委員長報告
○
斉藤栄治委員長 須貝環境建設
分科会委員長。
○須貝太郎環境建設
分科会委員長 環境建設
分科会における審査の経過と結果について御報告いたします。
初めに,議第4
号平成23年度山形市
一般会計予算の
付託部分について,主な
質疑を申し上げます。
初めに,環境部関係から申し上げます。
委員から,省エネルギー促進事業では,ESCO事業の対象として施設の絞り込みはできているのか,との
質疑があり,
当局から,今年度に実施した
可能性調査の結果を受けて検討しているが,調査は
システムや費用の面からだけであり,管理形態や施設の特性等は考慮していないため,この点も含めて早急に市としての方針を決めていく必要があると考えている,との
答弁がありました。
次に,
委員から,清掃工場整備事業費としての計上があるが,楯山地区の
コミュニティセンター建設など,まだ建設が決まっていないものに関連する予算が上げられているのはどのような考えか,との
質疑があり,
当局から,確かにまだ決定はしていないが,おおむね同意を得られるという感触である。新清掃工場は一日も早く建設しなくてはならないため,本市としても建てる前提で進めている。他の一市二町からも同意を得ている,との
答弁がありました。
委員から,現清掃工場の保守点検は30年も随意契約でやってきたが,今後の進捗によってはさらに延命させる
可能性もある。できるものは地元の業者にやらせるべきではないか,との
質疑があり,
当局から,随意契約の点については
委員の言うとおりと思う。これまでも大規模に手を入れるときには競争入札を行っており,今後も同様にやっていきたい,との
答弁がありました。
委員から,市長の決断で,やはり1工場にしてもらいたい。早く建てたいから150トン規模にした。これは県の環境アセスメント条例を意識してのことだと思うが,この条例の約190トンという基準は,実態として本市しか該当しない上,県でもその数字の根拠はわからないと言う。県に対してかけ合ってみてはどうなのか,との
質疑があり,
当局から,約190トンの基準については広域環境事務組合議会でも議論になったが,既に2工場方式で進める方針を決定しており,県に対する働きかけ等はしていない,との
答弁がありました。
また,この件について,
委員から,建てる前提でといった予算化は初めてかと思うが,このような予算の考え方はどうなのか。
コミュニティセンターを早く建ててもらいたいとしているところはほかにもある。例えば当初予算だけではなく債務負担として上げるなど,今回の予算の組み方には問題があるのではないか。反対はしないが,今後に影響が出ないよう十分に注意してもらいたい,との意見がありました。
次に,
まちづくり推進部関係の主な
質疑を申し上げます。
まず,
委員から,今回の
住宅リフォーム総合支援事業は,仕事の確保という面でもいい制度と思う。どういった助成で,限度はどう考えているのか,との
質疑があり,
当局から,市の
住宅リフォーム支援は2本立ての制度で,1つは市の補助額に県が加算するもので,リフォーム工事要件に耐震の部分補強,省エネ化,バリアフリー化,県産材の使用のいずれか1つが入っていることが条件となる。所得制限はなく,工事費の20%,40万円を限度に助成する。もう1つは県の加算額がない市単独の制度で,工事要件は屋根等の塗装修繕,床・壁及び外構等の修繕など,400万円以下という
所得額の制限はあるものの,工事費の2分の1,20万円を上限に,市内の施工業者を使った場合の助成制度である,との
答弁がありました。
委員から,介護関係でバリアフリーに対する助成もある。
高齢者の方がリフォームするときにはそちらの助成も適用対象となる場合があると思うが,全く別々に対応するのか,との
質疑があり,
当局から,介護福祉の助成は工事費の2分の1,上限30万円であるが,金額によっては介護福祉の制度を使った方が率がいい場合もある。それぞれの制度を同時には使えないので,有利な制度の案内を考えている,との
答弁がありました。
大要以上の後,議第4号の
付託部分については,
全員異議なく可決すべきものと決定しました。
続いて,議第5
号平成23年度山形市水道事業会計予算について,その主な
質疑を申し上げます。
まず,
委員から,棚卸資産減耗費に関して,部品等の在庫管理はどのようにしているのか,との
質疑があり,
当局から,大口径の
管など使用頻度の低いものなどは,日本水道協会東北地方支部で広域的に連携し,各事業体の保有部品リストに基づき,緊急時の対応を行っている。その中で大きな事業体はある程度の保有が必要になっている,との
答弁がありました。
また,
委員から,不動沢流域の水源涵養林は山形市の財産である。水源涵養林保全の考え方についてどう考えているのか,との
質疑があり,
当局から,水源涵養林は,蔵王国定公園内の特別地域や保護地域に指定されており,さらに林野庁から水源涵養保安林と土砂流出防備保安林に指定されている。開発等は厳しく制限されていることもあり,水道水源保全のための条例制定までは考えていないが,水源の水質検査や涵養林の保全については今後とも積極的に取り組んでいく,との
答弁がありました。
また,
委員から,水道施設の耐震化と老朽
管の入れかえ計画についてはどうか,との
質疑があり,
当局から,耐震化率は17.6%であり,老朽
管の入れかえも含めて新しく埋設するものはすべて耐震化している。国の耐震化計画策定指針に基づき,本市も耐震化計画を策定中であり,3月中にまとめていきたい。国庫補助金のメニューも使えるものは使いながら進めている,との
答弁がありました。
大要以上の後,議第5号については,
全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
次に,議第6
号平成23年度山形市公共下水道事業会計予算について,その主な
質疑を申し上げます。
まず,
委員から,
雨水管の整備計画はどうなっているのか。幹線の整備と支線の整備を2本立てで進めていくべきではないか,との
質疑があり,
当局から,
雨水事業は下流から幹線の整備を優先して行っている。また,公園等の地下に
貯留浸透させてゲリラ豪雨等への対策ができないか,23年度から検証していく。上流部では道路側溝で
雨水を排除できるところもあり,
雨水管の整備方針を検討していく必要があると考えている,との
答弁がありました。
また,
委員から,整備箇所を厳選して優先づけを行い,事業期間を短縮すべきであるがどうか,との
質疑があり,
当局から,
雨水事業は,大断面の
管渠の埋設など大規模な工事となるため,なかなか進まない状況であるが,優先順位を考慮し早急に整備を進めたい,との
答弁がありました。
また,
委員から,地元企業の育成と雇用対策の面などから,入札のあり方についてどう考えているのか,との
質疑があり,
当局から,原則として市内本社・本店の業者に,そして分離できるものは分離して,多くの業者に仕事が回るようにと考えている。また,入札制度についても,低入札対策や共同企業体の対象工事の額について
見直しを行っている,との
答弁がありました。
大要以上の後,議第6号については,
全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
最後に,議第11
号平成23年度山形市
区画整理事業会計予算及び議第13
号平成23年度山形市駐車場事業会計予算については,
当局の説明を了承し,
全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
○
斉藤栄治委員長 以上で各
分科会委員長の報告は終わりました。
――
――――――――――――――――――
◎
質疑
○
斉藤栄治委員長 これより
質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し,御
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斉藤栄治委員長 御
質疑なしと認めます。
以上で
質疑を終わります。
――
――――――――――――――――――
◎採決
○
斉藤栄治委員長 これより採決します。
最初に,議題に供している案件のうち,議第4
号平成23年度山形市
一般会計予算について採決をいたします。
〔退席者あり〕
お諮りします。ただいまの議第4号について原案のとおり決定することに,御異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斉藤栄治委員長 御異議なしと認めます。
したがって,議第4号については,原案のとおり可決すべきものと決定しました。
〔退席者着席〕
次に,議第5号から議第15号までの議案11件について一括して採決します。
お諮りします。ただいまの議案11件について原案のとおり決定することに,御異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕