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平成23年予算委員会( 3月 4日)

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  1. 山形市議会 2011-03-04
    平成23年予算委員会( 3月 4日)


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    平成23年予算委員会( 3月 4日)   平成23年3月4日(金曜日) 〇出席委員(33名)        佐 藤 亜希子 君           川 口 充 律 君        武 田   聡 君           渡 辺   元 君        中 野 信 吾 君           菊 地 健太郎 君        遠 藤 和 典 君           斉 藤 栄 治 君        遠 藤 吉 久 君           折 原 政 信 君        小 野   仁 君           鑓 水 一 美 君        丸 子 善 弘 君           長谷川 幸 司 君        後 藤 誠 一 君           今 野 誠 一 君        阿 部 典 子 君           石 沢 秀 夫 君        菊 池 文 昭 君           高 橋   博 君        加 藤 賢 一 君           須 貝 太 郎 君        五十嵐 吉 信 君           斎 藤 武 弘 君        高 橋 嘉一郎 君           豊 川 和 弘 君        加 藤   孝 君           酒 井 靖 悦 君        阿 部 喜之助 君           鈴 木 善太郎 君        峯 田 豊太郎 君           尾 形 源 二 君        長 瀬 洋 男 君
    〇委員外議員(1名)        斎 藤 淳 一 君  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者  市長        市 川 昭 男 君  副市長       荒 井   満 君  総務部長      長谷川 博 一 君  財政部長      寒河江 敬 史 君  企画調整部長    荒 井   徹 君  市民生活部長    片 桐 伊三郎 君  環境部長      樋 口 孝 司 君  健康福祉部長    佐 藤 博 美 君  子育て推進部長   阿 部 和 信 君  商工観光部長    武 田 文 雄 君  農林部長      設 楽 新 一 君  まちづくり推進部長 玉ノ井   一 君  会計管理者     井 上 幸 弘 君  消防長       安 達 隆 明 君  済生館長      平 川 秀 紀 君  済生館事務局長   水 野 正 登 君  上下水道事業管理者 瀧 井   潤 君  上下水道部長    山 本 好 伸 君  教育長       後 藤 恒 裕 君  教育部長      齋 藤 順 治 君  選管委事務局長   武 田   隆 君  監査委員事務局長  岸   慎 一 君  農業委事務局長   長 橋 義 雄 君  ―――――――――――――――――――― ◎午前10時00分 開会 ○斉藤栄治委員長 おはようございます。ただいまから,予算委員会を開会します。  本委員会に付託されました案件は,議第1号から議第3号までの補正予算3件及び議第4号から議第15号までの新年度予算12件です。  ―――――――――――――――――――― ◎提案理由の説明(補正予算関係) ○斉藤栄治委員長 これらを一括議題とし,各案件について当局の説明を求めます。  最初に,議第1号から議第3号までの補正予算3件について説明を求めます。寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 おはようございます。  議第1号平成22年度山形市一般会計補正予算第1条歳入歳出予算の補正のうち,財政部関係について御説明申し上げます。  歳入についてでありますが,議案書2ページ,事項別明細書7・8ページからでございます。  第10款地方交付税につきましては,国の補正予算により追加交付された普通交付税の一部を計上するものであります。  第14款国庫支出金第1項国庫負担金につきましては,同じく国の補正予算に対応し,平成23年度に予定していた事業の前倒しを行うもので,第二小学校屋内運動場改築事業及び第九小学校ほか1校の校舎増築事業に係る校舎等改築費負担金の追加計上であります。また,第2項国庫補助金につきましては,国の補正予算に基づくきめ細かな交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金を新たに計上するとともに,都市計画街路事業十日町双葉町線の事業進捗を踏まえ,関連する山形駅南駐輪場及びひばり公園整備事業等に係るまちづくり交付金を一たん減額し,23年度に改めて計上して事業を進めようとする予算措置などを行うほか,都市公園の安全・安心対策等を推進するための補助金を追加計上するものです。また,国の補正予算により小中学校耐震化推進事業等に係る安全・安心な学校づくり交付金の追加計上を行い,前倒しして事業推進を図ろうとするものであります。  次に,事項別明細書9・10ページの第15款県支出金第2項県補助金につきましては,生活バス路線の維持に係る今年度実績に基づく市町村総合交付金の新たな計上と,老人福祉施設整備に係る補助単価引き上げに伴う介護基盤緊急整備交付金の追加計上であります。  第17款寄附金につきましては,12月補正後の実績に基づき企画総務費寄附金を追加計上するものであります。  第21款市債でありますが,県施行の道路及び街路整備に係る地方道路等整備事業債,また,先ほど御説明申し上げました十日町双葉町線及び都市公園の整備に関連した駐輪場整備事業債都市計画街路事業債及び都市計画公園整備事業債等について所要の予算措置を行うほか,小中学校の耐震化推進事業及び校舎等の増改築に係る小学校校舎改築事業債などを追加計上するものであります。  以上,このたびの歳入補正予算は,8億3,658万4,000円を追加し,総額を892億2,649万7,000円にしようとするものであります。  続きまして,議案書6ページ,補正予算第4条の地方債の補正でありますが,先ほど御説明申し上げました地方道路等整備事業駐輪場整備事業及び都市計画街路事業の起債の限度額を減額するとともに,都市計画公園整備事業及び義務教育施設整備事業に係る起債の限度額を増額しようとするものであります。  なお,道路の除排雪等経費でありますが,ことしの降雪状況から,当初予算で計上していた額を超えており,現在,12月議会で議決いただきました債務負担に基づき執行を行っております。今後,所要経費がほぼ固まった段階で取りまとめ,本定例会最終日に補正予算案を追加して提案させていただく予定でありますので,よろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 長谷川総務部長。 ○長谷川総務部長 おはようございます。  総務部関係の補正予算について御説明申し上げます。議案書は3ページ,事項別明細書は11・12ページをお願いいたします。  第2款総務費第1項総務管理費ですが,職員の退職者数の増に伴い退職手当を増額するとともに,国の補正予算に対応した住民生活に光をそそぐ交付金を活用した在住外国人のための支援事業を行うものでございます。  次に,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書は4ページ,事項別明細書は27・28ページをお願いいたします。  ただいま説明いたしました在住外国人支援事業について,年度内に事業を完了することが困難なため,地方自治法第213条第1項の規定により翌年度への繰り越しをお願いしようとするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願いをいたします。 ○斉藤栄治委員長 荒井企画調整部長。 ○荒井企画調整部長 おはようございます。  企画調整部関係について御説明申し上げます。議案書は3ページ,事項別明細書は11・12ページでございます。  第2款総務費第7項企画費について御説明申し上げます。  交通対策に要する経費でありますが,生活バス路線の維持確保を図るため,運行実績に基づいた補助金を計上するものでございます。また,市民活動支援基金積立金は,同基金に寄せられた寄附金を積立金として計上したものであります。次に,清風荘の運営管理に要する経費でありますが,清風荘の老朽化した空調設備の改修工事に要する経費について計上したものでございます。男女共同参画施策に要する経費でございますが,DV,ドメスティック・バイオレンス対策に要する経費について計上したものでございます。  続きまして,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書は4ページ,事項別明細書は27・28ページでございます。  第2款総務費第7項企画費の清風荘施設整備事業及びDV対策事業につきましては,国の補正予算に基づく地域活性化・きめ細かな交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金に係るもので,年度内に事業を完了することが困難であり,また,地上デジタル放送辺地共聴施設整備事業につきましては,平成22年9月補正で議決いただいたもので,関沢テレビ共同受信施設組合が実施する共聴アンテナ新設事業への補助でありますが,組合が電力柱にケーブルを張るための許可が遅れており,年度内に事業を完了することが困難であるため,それぞれ地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越しをお願いするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださるようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 片桐市民生活部長。 ○片桐市民生活部長 おはようございます。  市民生活部関係の3月補正予算につきまして御説明申し上げます。  議第3号平成22年度山形市国民健康保険事業会計補正予算につきまして御説明申し上げます。議案書は9ページ,事項別明細書は39・40ページからでございます。  歳入・歳出それぞれ3,890万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。  初めに,歳入につきまして御説明申し上げます。事項別明細書41・42ページをお願いいたします。  第3款国庫支出金第1項国庫負担金でございますが,本年度の高額医療費共同事業への拠出金の確定見込みに基づいて計上するものでございます。第2項国庫補助金でございますが,山形県国民健康保険団体連合会負担金の追加分に対する財源措置でございます。  第4款県支出金第1項県負担金でございますが,本年度の高額医療費共同事業への拠出金の確定見込みに基づいて計上するものでございます。  第7款共同事業交付金でございますが,連合会からの確定交付見込み額を計上するものでございます。  続いて,歳出につきまして御説明申し上げます。事項別明細書43・44ページをお願いいたします。  第1款総務費第1項総務管理費でございますが,山形県国民健康保険団体連合会会員負担金の追加見込み分を計上するものでございます。  第7款共同事業拠出金でございますが,本年度の高額医療費共同事業への確定拠出見込み額を計上するものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 樋口環境部長。 ○樋口環境部長 おはようございます。  環境部関係の補正予算について御説明申し上げます。議案書3ページ,事項別明細書15・16ページであります。  第4款衛生費第2項清掃費について御説明申し上げます。  山形広域環境事務組合負担金でありますが,家庭系ごみの有料化実施前に立谷川リサイクルセンターへ粗大ごみ等の一斉排出による処理経費の増がありましたが,前年度繰越金の確定及び鉄・アルミ等の資源物売却収入の増により当年度負担金の減額補正をお願いするものであります。次に,清掃工場整備事業費でありますが,平成18年度から平成21年度まで環境影響評価業務アドバイザリー業務などに対し交付されていました環境省の循環型社会推進交付金につきまして,上山市柏木地区での建設断念により国へ返還するための償還金,並びに処理方式検証会議に係る事務費として,当年度負担金の増額補正をお願いするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 佐藤健康福祉部長。 ○佐藤健康福祉部長 おはようございます。  健康福祉部関係の補正予算について御説明申し上げます。議案書3ページ,事項別明細書は13・14ページでございます。  第3款民生費第1項社会福祉費でございますが,老人福祉施設整備事業費は,国のきめ細かな交付金事業を活用し,老人福祉センター黒沢いこい荘の入口部分の段差改修などに要する工事費を計上したものでございます。介護基盤緊急整備等特別対策事業費は,国の補正により介護基盤緊急整備の助成単価の引き上げが行われましたので,本年度整備分の小規模特養2事業所分とグループホーム4事業所に対する補助金の増額補正をお願いするものでございます。  続きまして,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書4ページ,事項別明細書は27・28ページでございます。  第3款民生費第1項社会福祉費の老人福祉施設整備事業につきましては,ただいま申し上げました,きめ細かな交付金事業を活用して行う工事が,年度内での完成が困難なため,地方自治法第213条第1項の規定により翌年度への繰り越しをお願いするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 阿部子育て推進部長。 ○阿部子育て推進部長 おはようございます。  子育て推進部関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。議案書は3ページ,事項別明細書は13・14ページでございます。  第3款民生費第2項児童福祉費でございますが,市立保育所の運営管理に要する経費につきましては,既存木製遊具の損耗に伴う更新に要する経費でございます。  続きまして,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書は4ページ,事項別明細書は27・28ページでございます。  第3款民生費第2項児童福祉費の保育所遊具整備事業につきましては,国の平成22年度補正予算に基づく事業として22年度3月補正で対応したものであることから,年度内に事業を完了することが困難であるため,地方自治法第213条第1項の規定により,翌年度への繰り越しをお願いするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願いいたします。 ○斉藤栄治委員長 武田商工観光部長。 ○武田商工観光部長 おはようございます。  商工観光部関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。議案書は3ページ,事項別明細書は15・16ページでございます。  初めに,第5款労働費第1項労働福祉費につきましては,国の平成22年度補正予算に盛り込まれました地域活性化交付金事業のきめ細かな交付金を活用し,山形テルサの施設整備に要する経費をお願いしようとするものでございます。  次に,事項別明細書17・18ページをお願いいたします。  第7款商工費第1項商工費につきましては,同様にきめ細かな交付金を活用し,産業歴史資料館の運営管理並びに山形国際交流プラザの整備及び観光案内センターの運営管理に要する経費をお願いしようとするものでございます。  次に,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書は4ページ,事項別明細書は27・28ページでございます。  第5款第1項労働福祉費の山形テルサ施設整備事業及び第7款第1項商工費の産業歴史資料館山形国際交流プラザ及び観光案内センターの各施設にかかわる施設整備事業につきましては,国の平成22年度補正予算を受けて,このたびの3月補正予算での予算計上をお願いしておりますが,本年度内に工事を完了することが困難なため,地方自治法第213条第1項の規定により翌年度への繰り越しをお願いしようとするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 設楽農林部長。 ○設楽農林部長 おはようございます。  農林部関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。議案書3ページ,事項別明細書は15・16ページであります。
     第6款農林水産業費第1項農業費でありますが,国の補正予算を活用し,土地改良区が行う水路改修工事を支援する,地域農業水利施設ストックマネジメント事業費補助金の増額補正をお願いするものであります。  次に,繰越明許費について申し上げます。議案書4ページ,事項別明細書は27・28ページをお願いします。  第6款農林水産業費第1項農業費の地域農業水利施設ストックマネジメント補助事業につきましては,国の補正に係るものであり,年度内の工事完了が困難であることから,地方自治法第213条第1項の規定により,翌年度への繰り越しをお願いするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 玉ノ井まちづくり推進部長。 ○玉ノ井まちづくり推進部長 おはようございます。  まちづくり推進部関係の補正予算について御説明申し上げます。議案書3ページ,事項別明細書17ページからでございます。  第8款土木費第2項道路橋りょう費でございますが,今年度の山形県道路整備事業費負担金の額が確定しましたので所要の予算措置をお願いするものであり,道路橋りょう維持管理費につきましては,国の補正によるきめ細かな交付金事業として,市民生活に直結する市道の舗装道補修等に要する経費の増額をお願いしようとするものであります。また,自転車対策に要する経費でありますが,山形駅南駐輪場整備に係る経費につきまして,事業の進捗から減額をあわせてお願いするものであります。  次に,第4項都市計画費でありますが,事項別明細書19・20ページをお願いします。  県施行街路事業の負担金を計上するとともに,事業の進捗に合わせ,十日町双葉町線に関連する経費について減額をお願いするものであります。公園関連の経費につきましては,国の都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業補助,きめ細かな交付金やその他追加の補助を受け,公園のバリアフリー化や野草園の外周さくなどの整備,霞城公園の整備に要する経費をお願いするものであります。また,用地購入費につきましては,今年度での購入が困難となったため減額をお願いするものであります。  続きまして,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書4ページ,事項別明細書27・28ページをお願いします。  第8款土木費第2項道路橋りょう費道路新設改良事業につきましては,市道中嶋線の用地購入費並びに移転補償費について,移転先の選定などに不測の時間を要したため年度内完了が困難になりましたので,事業費の一部について繰り越しをお願いするものであります。また,道路維持補修事業につきましては,国の補正に係る事業としてお願いするものであり,今年度施工予定分を除き翌年度へ繰り越しをお願いしようとするものであります。  次に,第4項都市計画費につきましては,七日町第6ブロック地区で実施しております優良建築物等整備事業におきまして,旧建築物の基礎解体等に不測の日数を要したことにより,また,十日町双葉町線ほか3路線の都市計画街路事業につきましては,代替地の選定に不測の時間を要したことなどの理由により,繰り越しをお願いするものであります。  次に,都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業野草園施設整備事業につきましては,国の補正であることから繰り越しをお願いするものであり,霞城公園整備事業や蔵王みはらしの丘公園ほか公園整備事業につきましては,整備中,不測の出土物があり,その処理等に日数を要したことなどにより年度内完了が困難となったため,事業費の一部について,地方自治法第213条第1項の規定により,翌年度への繰り越しをお願いするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 齋藤教育部長。 ○齋藤教育部長 教育委員会関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。議案書は3ページ,事項別明細書は19・20ページからでございます。  第10款教育費第2項小学校費でありますが,平成22・23年度の2カ年事業として実施しております第二小学校屋内運動場改築の23年度分工事費,また,23年度に予定しておりました7校の屋内運動場の耐震補強工事,2校の下水道切りかえ工事及び2校における教室不足に対応する校舎増築工事につきまして,いずれも国の22年度補正予算に応じまして事業を前倒しで実施するとともに,きめ細かな交付金を活用しまして2校の補修工事を行うものであります。  事項別明細書21・22ページの第3項中学校費でありますが,小学校費と同様に国の22年度補正予算に応じまして,23年度に予定しておりました屋内運動場の耐震補強,下水道切りかえ並びにバリアフリー化のための工事を前倒しで実施しますとともに,きめ細かな交付金を活用しました補修工事を行うものであります。  第6項社会教育費及び第7項保健体育費でありますが,住民生活に光をそそぐ交付金及びきめ細かな交付金を活用しまして,図書館資料等の充実を図るほか,図書館,少年自然の家,福祉体育館などの補修工事を行うものであります。  次に,繰越明許費について御説明申し上げます。議案書は4ページ,事項別明細書は27・28ページからでございます。  第10款教育費第2項小学校費の第二小学校屋内運動場耐震化推進事業以下,次のページの第7項保健体育費の屋内体育施設整備事業までの27件につきましては,いずれも国の予備費活用による経済対策及び国の補正予算に対応しまして,先の12月補正予算及びこのたびの3月補正予算で23年度から前倒しで計上する事業であり,年度内に事業を完了することが困難なため,地方自治法第213条第1項の規定によりまして次年度への繰り越しをお願いするものであります。  続きまして,債務負担行為について御説明申し上げます。議案書は6ページ,事項別明細書は31・32ページでございます。  東小学校旧校舎解体事業でありますが,23年度に東小グラウンド整備工事を進めるに当たりまして,旧校舎の解体に所要の時間を要することから,このたびの3月補正予算で債務負担行為を設定し,早期着手することにより,23年度中の事業の完成を目指すものであります。  次に,第二小学校屋内運動場耐震化推進事業並びに蔵王第一中学校バリアフリー化事業につきましては,先ほど御説明申し上げましたように,23年度に予定しておりました事業費をこのたびの補正予算において前倒しで計上いたしましたので,債務負担行為を廃止するものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願いいたします。 ○斉藤栄治委員長 山本上下水道部長。 ○山本上下水道部長 議第2号平成22年度山形市公共下水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。議案書は7ページ,事項別明細書は35ページからでございます。  議案書により御説明申し上げます。7ページをお願いいたします。  第2条資本的収入及び支出につきましては,昨年12月の国の承認を受けました補償金免除繰上償還による,収入における企業債と支出における企業債償還金の補正であります。第2条本文は,補正による資本的収支の不足額と補てん財源の変更を記載しております。  8ページをお願いいたします。  第3条企業債につきましては,ただいま申し上げました繰上償還に係る借換債の借入限度額などについて予算の定めをお願いするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 以上で補正予算について当局の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○斉藤栄治委員長 これより質疑に入ります。  なお,申し合わせにより,本委員会での議題に対する質疑は,款項に対する大綱質疑とし,また,自己の所属する分科会の事件については,できるだけ質疑をしないこととなっておりますので,委員の皆様の御協力をお願いいたします。  それでは,議第1号から議第3号までの補正予算3件について,総括的な質疑がありましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斉藤栄治委員長 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎提案理由の説明(新年度予算関係) ○斉藤栄治委員長 次に,議第4号から議第15号までの新年度予算12件について説明を求めます。初めに,寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 議第4号平成23年度山形市一般会計予算第1条歳入歳出予算のうち,財政部関係について御説明申し上げます。  最初に,歳入について申し上げます。議案書2ページ,事項別明細書8・9ページからでございます。  第1款市税につきましては,県内外の経済情勢等を総合的に勘案して見込み計上したものであり,前年度当初予算額に比して1.9%の増額となっております。  第1項市民税の個人につきましては,給与・雇用等の情勢を踏まえ前年度比3.0%の増加を見込んでおります。また,法人につきましては,企業収益が緩やかながらも回復基調にあることから,前年度当初比16.5%の増,なお,12月補正後の現計予算との比較では2.0%の増を見込み,市民税全体としては前年度と比較して5.6%の増額を見込み計上したものであります。  次に,事項別明細書10・11ページでございます。第2項固定資産税につきましては,土地は地価の下落傾向が続いており,家屋は新・増築等による増を見込むものの,固定資産税全体としては前年度と比較して1.0%の減額を見込み計上したものであります。  第3項軽自動車税は,実績等を勘案して2.2%の増,また,事項別明細書12・13ページの第4項市たばこ税につきましては,消費本数の減少及び昨年度の税率引き上げによる税額の増を勘案し1.0%の増,第5項入湯税につきましては,実績等を勘案し5.0%の減少を見込み計上したものであります。  次に,14・15ページに記載しております第6項都市計画税につきましては,固定資産税と同様の理由で見込み計上したものであります。  続いて,第2款地方譲与税でございますが,第1項地方揮発油譲与税及び第2項自動車重量譲与税は,現行制度に基づき前年度の交付実績及び国の財政計画等を勘案して見込み計上したものであります。  16・17ページの第3款利子割交付金,第4款配当割交付金,第5款株式等譲渡所得割交付金,第6款地方消費税交付金,18・19ページの第7款ゴルフ場利用税交付金及び第8款自動車取得税交付金につきましては,それぞれ前年度の実績や県からの情報等を勘案して見込み計上したものであります。  第9款地方特例交付金でございますが,子ども手当に係る財源措置及び住宅ローン減税等に伴う地方税の減収補てん分について前年度交付実績などを勘案して見込み計上したものであります。  第10款地方交付税は,国の地方財政計画における地域活性化・雇用対策費の増額措置等を勘案し,普通交付税114億9,700万円,特別交付税6億3,900万円を見込み,前年度予算と比較して8.7%の増額計上を行ったものであります。  次に,20・21ページの第11款交通安全対策特別交付金につきましては,前年度交付実績等に基づく交付見込み額の計上であり,第12款分担金及び負担金第1項負担金につきましては,福祉施設に係る入所者,保育料負担金等の計上が主なものであります。  続きまして,22ページから29ページまでの第13款使用料及び手数料につきましては,第1項使用料におきまして,指定管理施設である馬見ヶ崎プールが利用料金制度を導入したことによる使用料の皆減,また,公立高等学校授業料無償化に伴う商業高校授業料の皆減,さらには第2項手数料において,27ページにございます家庭系ごみ処理手数料の通年化による増などのほか,前年度の収入実績を勘案して見込み,それぞれ計上したものであります。  次に,28・29ページからの第14款国庫支出金及び36・37ページからの第15款県支出金につきましては,いずれも歳出の事業実施計画に基づくとともに,交付金事業の活用等を反映し見込み計上したものであります。  その主なものといたしまして,国庫支出金では,第1項国庫負担金において,31ページにございます民間立保育所運営費負担金の定員増などによる増,手当額の上積みや通年化による子ども手当負担金の増及び生活保護費負担金の増額計上など,さらには,第2項国庫補助金において,33ページに記載しておりますが,道路橋りょうを初め都市計画街路事業などにおいて社会資本整備総合交付金を活用したことなどにより,国庫支出金全体として前年度に比べ10.8%の増額計上となったものであります。  また,36・37ページからの県支出金では,第1項県負担金において,国民健康保険事業に係る保険基盤安定費負担金の増額計上,第2項県補助金においては,39ページの小規模特別養護老人ホーム等に係る介護基盤緊急整備交付金の増,41ページにございます子宮頸がん等ワクチン接種助成事業費補助金及び43ページの住宅リフォーム総合支援事業費補助金の新たな計上,さらには,45ページにございます第3項委託金における,前年度に実施した国勢調査に係る委託金の皆減などにより,県支出金全体として前年度に比べ4.5%の増額計上となったものであります。  次に,46・47ページの第16款財産収入でございますが,第1項財産運用収入は主に土地建物貸付収入を,第2項財産売払収入は土地建物の売り払い収入等をそれぞれ見込み計上したものであります。  48・49ページの第17款繰入金第1項基金繰入金につきましては,財政調整基金からは財源措置として,減債基金からは市債の償還に,また,地域福祉基金からは所定の事業及び福祉施設創設費補助金に,公共施設維持補修基金からは本庁舎設備等改修事業等に該当するなど,その他の基金についてもその活用を図り,繰り入れを行うものであります。  第18款繰越金は,前年度繰越金の見込み計上であり,次の50・51ページからの第19款諸収入につきましては,その主なものとして,第3項貸付金元利収入において,52・53ページにございます経営支援資金貸付金制度の創設に伴い,預託に係る元利収入を新たに計上したほか,第5項雑入において,56・57ページの総合スポーツセンター整備事業に係るスポーツ振興宝くじ助成金を新たに計上したものであります。  次に,20款市債につきましては,各種事業を推進するため,その活用を計画したものについて計上をお願いするものであります。主なものといたしまして,都市計画街路事業及び仮称西消防署整備事業の進捗に伴う増額,58・59ページにございます東小学校校舎等改築事業が最終年度を迎えたことによる減額があり,そのほか,地方債計画を勘案し,平成23年度の臨時財政対策債の発行を見込み,市債全体では前年度に比べ2.2%の減額計上となったものであります。  次に,歳出について申し上げます。議案書5ページ,事項別明細書72・73ページからになります。  第2款総務費第1項総務管理費のうち,財政管理に要する経費でございますが,予算書の印刷経費等を計上するほか,財政調整基金及び減債基金へ利子相当額等を積み立てるための予算措置であります。  次に,74・75ページの庁舎管理に要する経費から77ページの下に記載してあります契約管理に要する経費までは,庁舎,財産等の管理に要する経費及び契約管理に要する事務費や委託料,改修工事費等の計上であります。  また,82ページから85ページまでの第2項徴税費につきましては,市税の賦課及び収納等に要する経費の計上であります。  次に飛びまして,296ページから299ページまでの第12款公債費は,市債の償還元金及び利子等を計上したものでありますが,前年度と比較しまして1.5%の減となっております。  298・299ページの第13款予備費は,前年度と同額の計上であります。  次に,議案書1ページになりますけれども,第3条地方債の補正でありますが,内容につきましては,9ページの第3表に掲げております。各適債事業に係る起債の限度額等について定めるものでございます。  また,第4条の一時借入金につきましては,借入限度額を前年度と同額の200億円に,第5条歳出予算の流用は,人件費に係る同一款内での流用規定を定めるものであります。  続きまして,特別会計について御説明申し上げます。議案書29ページ,事項別明細書は524・525ページからでございます。  議第12号平成23年度山形市財産区会計予算につきましては,各財産区における財産貸付収入及び積立金繰入金収入等の見込みを計上し,地区運営費補助金及び公益事業費補助金等を支出しようとするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 長谷川総務部長。 ○長谷川総務部長 初めに,議第4号平成23年度山形市一般会計予算並びに議第8号から議第11号まで,及び議第14号の各特別会計予算の人件費につきましては,一括して御説明申し上げます。  一般会計及び特別会計において,特別職報酬,職員給与,職員手当など,総額144億3,639万5,000円を計上したものでございます。今年度策定の山形市第4次行財政改革プランに基づく山形市第2次職員定員適正化計画を反映したものとなっております。  続きまして,総務部関係の予算について御説明申し上げます。議案書5ページ,事項別明細書60・61ページをお願いいたします。  第1款議会費第1項議会費でありますが,これまでの実績及び議員年金制度の廃止に伴う所要額などを計上したものでございます。  次に,第2款総務費第1項総務管理費について御説明申し上げます。事項別明細書62・63ページからでございますが,その主なものを御説明申し上げます。70・71ページをお願いいたします。  広報やまがたなどによる広報に要する経費,町内会に対する公衆街路灯の助成事業を継続実施するとともに,次のページになりますが,コミュニティセンターの自主管理推進事業に要する経費及び飯塚コミュニティセンター建設事業費などを計上したものでございます。  78・79ページをお願いいたします。  国際交流センターの運営管理及び設立20周年を迎える山形市国際交流協会に対する運営補助,並びに在住外国人のための支援事業費などに要する経費を計上したものでございます。  80・81ページをお願いいたします。  下段の防犯・暴力追放推進事業につきましては,各種団体への負担金などのほか,各地区で行われる防犯活動を支援する自主防犯活動支援事業費補助金を計上したものでございます。  事項別明細書88・89ページをお願いいたします。  第2款総務費第4項選挙費についてでありますが,県議会議員選挙,市議会議員選挙,市長選挙などが予定されていることから,選挙の執行に要する経費などを計上したものでございます。  次に96・97ページをお願いいたします。  第2款総務費第6項監査委員費でありますが,これまでの実績を勘案し,計上したものであります。  次に,事項別明細書108・109ページをお願いいたします。  第2款総務費第8項交通安全対策費でありますが,市民の交通安全意識の啓発を図るための事業や,幼児や児童を対象とした交通安全教育を実施するための経費などを計上したものでございます。  次に,142・143ページをお願いいたします。  第3款民生費第4項災害対策費でありますが,災害時における通信手段の確保,防災に関する各種訓練や自主防災組織を育成するための経費を計上したほか,災害対策備蓄品として非常用携帯トイレなどの購入経費を計上したものでございます。  次に,債務負担行為について御説明を申し上げます。議案書8ページ,事項別明細書306・307ページをお願いいたします。
     飯塚コミュニティセンター建設用地の取得等に関し,債務負担行為の設定をお願いしようとするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願いを申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 荒井企画調整部長。 ○荒井企画調整部長 企画調整部関係について御説明申し上げます。議案書5ページ,事項別明細書は96・97ページをお願いいたします。  第2款総務費第5項統計調査費につきましては,各種統計調査に要する経費であります。  続いて,第7項企画費について主なものを申し上げます。事項別明細書は98・99ページからでございます。  最初に,企画調整に要する経費は,各種施策の推進・調整に要する経費や次期経営計画策定などに要する経費であります。  次に,100・101ページをお願いいたします。  交通対策に要する経費は,大郷明治交通サービス運営協議会が運行するデマンド型乗り合いタクシーを支援する自主運行交通支援事業費補助金,コミュニティバス等の運行経費や市街地西部のバスの不便な地域の利便性を図るため,中心市街地と循環するコミュニティバスの実証運行を行うための負担金であります。共創推進に要する経費は,市民活動支援センター指定管理料及び市民活動支援基金,山形市コミュニティファンドを活用し,NPOやボランティア等の市民活動を支援する市民活動支援補助金などを計上したものであります。  次に,102・103ページをお願いいたします。  定住自立圏構想推進に要する経費は,上山市,天童市,山辺町,中山町との3市2町による定住自立圏形成に向けた協定締結と連携内容を具体的に示す共生ビジョンの策定などに要する経費であります。文化活動の一般振興に要する経費は,山形美術館を初めとする各種芸術文化団体及び公益財団法人弦地域文化支援財団の井上ひさし未来館整備事業に対する補助金などを計上したものであります。  次に,104・105ページをお願いいたします。  山寺芭蕉記念館並びに最上義光歴史館の運営管理に要する経費は,それぞれの施設の指定管理料などの計上でございます。山形国際ドキュメンタリー映画祭開催補助事業費は,本年10月6日から13日に開催される第12回映画祭に対する補助に要する経費を,市民会館の運営管理に要する経費は,市民会館の指定管理料を計上したものであります。また,男女共同参画施策に要する経費は,男女共同参画社会の形成に向けた啓発や市民活動支援のための経費であります。男女共同参画センターの運営管理に要する経費は,男女共同参画センターの維持管理並びにセンター開館15周年記念事業の共催負担に要する経費であります。  続いて,事項別明細書106ページから109ページでございます。  情報システム運用に要する経費は,現在稼働している情報システムの運用に要する経費を,OA機器管理費は,事務用パソコンなど機器の賃借に要する経費を計上したものであります。  次に,108・109ページをお願いいたします。  構内情報通信網,LAN運営事業は,庁内LANの運用に要する経費であり,電子申請システム整備運営事業費は,山形県と県内35市町村が共同で利用するために要する経費を,統合型GIS整備事業費は,地理情報システムの運用経費及び市民の利便性を図るため,インターネットで航空写真や地図などを公開するために要する経費を計上したものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 片桐市民生活部長。 ○片桐市民生活部長 市民生活部関係の平成23年度当初予算の主なものについて御説明申し上げます。  初めに,議第4号平成23年度山形市一般会計予算について御説明を申し上げます。議案書は5ページ,事項別明細書は78・79ページ,80・81ページをお願いいたします。  第2款総務費第1項総務管理費でございます。市民相談及び情報公開,個人情報保護制度の運用に係る所要額を計上したものでございます。  次に,事項別明細書86・87ページをお願いいたします。  第3項戸籍住民基本台帳費につきましては,市民課における届け出や諸証明交付など経常的な業務及び住民基本台帳システム等改修業務委託料並びに住居表示の整備に要する経費を計上したものでございます。  次に,事項別明細書114・115ページをお願いいたします。  第3款民生費第1項社会福祉費でございます。国民健康保険事業会計への繰出金につきましては,特別支援臨時繰入金を含めて必要額を計上するものでございます。  続きまして,124・125ページをお願いいたします。  老人医療事業に要する経費につきましては,これまで老人保健医療事業会計で給付等を行ってまいりました老人保健法に基づく給付費等の請求に対応するための経費を計上するものでございます。なお,山形市の老人保健医療事業会計につきましては,23年3月末で会計が廃止になるよう条例の改正を既に行っております。  続きまして,128・129ページをお願いいたします。  国民年金業務に要する経費につきましては,国からの法定受託事務を実施するための経費のほか,市民が将来の年金受給権を確保するための啓発などに要する経費を計上したものでございます。  次に,議案書は6ページ,事項別明細書は216ページから219ページまでをお願いいたします。  第7款商工費第2項消費者保護費でございます。市民の安全・安心な消費生活を確保するため,消費者保護施策の推進及び消費者啓発活動の充実・強化を図る経費並びに霞城セントラル内の消費生活センターの運営管理に要する経費のほか,計量器の検査等に要する経費を計上したものでございます。  次に,第2条の第2表債務負担行為について御説明を申し上げます。議案書は8ページ,事項別明細書は306・307ページをお願いいたします。  住民基本台帳システム等改修事業でございます。住民基本台帳法の一部改正に伴い,外国人住民を日本人と同様に住民基本台帳法の適用対象に加えるため,住民票を管理する住基システムの改修業務委託を23年度と24年度の2カ年にわたり実施するため,債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  続きまして,特別会計について御説明申し上げます。  議第8号平成23年度山形市国民健康保険事業会計予算につきまして御説明申し上げます。議案書は19ページ,事項別明細書は410・411ページからでございます。  初めに,歳入につきまして御説明申し上げます。事項別明細書412・413ページをお願いいたします。  第1款国民健康保険税でございますが,本年度に見直しをさせていただきました税率で,被保険者の所得等の状況から算定したものでございます。  事項別明細書418・419ページをお願いいたします。  第2款使用料及び手数料第1項手数料でございますが,これまでの実績により見込み計上するものでございます。  第3款国庫支出金第1項国庫負担金及び第2項国庫補助金でございますが,医療費等の見込みに基づいて計上したものでございます。  事項別明細書420・421ページをお願いいたします。  第4款県支出金第1項県負担金でございますが,高額医療費共同事業及び特定健診の実施見込みから算定したものでございます。第2項県補助金でございますが,医療費等の状況により計上するものでございます。  第5款療養給付費交付金及び第6款前期高齢者交付金でございますが,それぞれの支払基金からの交付見込み額を計上するものでございます。  事項別明細書422・423ページをお願いいたします。  第7款共同事業交付金でございますが,連合会からの交付見込み額を計上するものでございます。  第8款財産収入第1項財産運用収入でございますが,給付基金の利子を見込んだものでございます。  第9款繰入金につきましては,加入者の負担軽減のための特別支援臨時繰入金を含めた一般会計からの繰入金を計上するものでございます。  事項別明細書424・425ページをお願いいたします。  第10款繰越金及び第11款諸収入につきましては,実績等を勘案して計上するものでございます。  続いて,歳出につきまして御説明申し上げます。事項別明細書428・429ページをお願いいたします。  第1款総務費第1項総務管理費でございますが,経常的な経費を計上したものでございます。  事項別明細書430・431ページをお願いいたします。  第2項徴税費第3項運営協議会費でございますが,保険税の賦課徴収に要する経費及び運営協議会の開催に要する経費の計上でございます。  事項別明細書432・433ページをお願いいたします。  第2款保険給付費第1項療養諸費,第2項高額療養費でございますが,実績及び今後の医療費の推計に基づいて計上しているものでございます。  事項別明細書434・435ページをお願いいたします。  第3項移送費,第4項出産育児諸費,続いて436・437ページをお願いいたします。第5項葬祭諸費につきましては,それぞれ実績に基づく見込みを計上したものでございます。  続きまして,第3款後期高齢者支援金でございますが,後期高齢者医療制度の財源として国民健康保険が負担するものでございます。  事項別明細書438・439ページをお願いいたします。  第4款前期高齢者納付金,第5款老人保健拠出金,第6款介護納付金,続いて440・441ページをお願いいたします。第7款共同事業拠出金につきましては,それぞれ概算請求等に基づいて見込み計上するものでございます。  第8款保健事業費第1項特定健康診査等事業費でございますが,特定健診等の実施に要する経費を計上するものでございます。第2項保健事業費でございますが,加入者の健康の保持・増進を図るための事業に要する経費について計上するものでございます。  事項別明細書442・443ページをお願いいたします。  第9款諸支出金につきましては,実績に基づく見込み計上でございます。  事項別明細書444・445ページをお願いいたします。  第10款予備費につきましては,医療費について不測の事態に備えるための計上でございます。  続いて,議第9号平成23年度山形市後期高齢者医療事業会計予算につきまして御説明申し上げます。議案書は22ページ,事項別明細書は452・453ページからでございます。  初めに,歳入につきまして御説明申し上げます。事項別明細書454・455ページをお願いいたします。  第1款保険料第1項後期高齢者医療保険料でございますが,加入者の所得等の状況から算定したものでございます。  第2款使用料及び手数料第1項手数料でございますが,見込み額を計上するものでございます。  第3款繰入金でございますが,一般会計からの繰入金を計上するものでございます。  第4款繰越金から,続いて456・457ページをお願いいたします。第5款諸収入第1項延滞金,加算金及び過料,第2項償還金及び還付加算金,第3項雑入につきましては,見込み額を計上するものでございます。  続いて,歳出につきまして御説明申し上げます。事項別明細書458・459ページをお願いいたします。  第1款総務費第1項総務管理費でございますが,経常的な経費を計上したものでございます。第2項徴収費でございますが,保険料の賦課徴収に要する経費の計上でございます。  事項別明細書460・461ページをお願いいたします。  第2款後期高齢者医療広域連合納付金でございますが,山形県後期高齢者医療広域連合へ納付する保険料及び事務費等の負担金を計上するものでございます。  第3款諸支出金第1項償還金及び還付加算金でございますが,見込み額を計上するものでございます。  第4款予備費につきましては,不測の事態に備え計上するものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 樋口環境部長。 ○樋口環境部長 環境部関係の主なものについて御説明申し上げます。議案書は5ページ,事項別明細書は154・155ページでございます。  初めに,第4款衛生費第1項保健衛生費のうち,環境部所管の予算について御説明申し上げます。  快適な環境を守るため,春と秋に実施している全市一斉清掃,及び不法投棄がない環境づくりを目指すため,不法投棄等の原状回復・処理困難物等の処分の経費や,JR北山形駅西口構内に公衆トイレを設置する工事費について計上したものでございます。  続きまして,156ページから163ページをお願いします。  第2項清掃費でございます。これまでの実績などに基づき有料指定袋の調達・製品管理等に要する経費,及び集団資源回収などによるごみの減量・資源化を推進するための経費のほか,山形広域環境事務組合負担金,廃棄物指導に要する経費等を計上したものであります。また,清掃工場整備事業費のほか,現清掃工場の稼働延長に伴う改修工事や上野最終処分場の長期運用検討のための測量調査に要する経費を計上し,あわせて立谷川清掃工場改築に向けた地域整備に要する経費を新たに計上したものであります。  162ページから169ページをお願いします。  第3項環境保全費でございます。公害対策や自然保護に要する経費,地球温暖化対策のための太陽光発電装置設置補助金等をこれまでの実績等から計上し,新たに改正されたエネルギーの使用の合理化に関する法律,及び地球温暖化対策の推進に関する法律に対応するための経費,及び平成21年度に設けた地球温暖化対策等推進基金への市独自の積立金を計上したものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 佐藤健康福祉部長。 ○佐藤健康福祉部長 健康福祉部関係の予算の主なものについて御説明申し上げます。  初めに,一般会計について御説明申し上げます。議案書は5ページ,事項別明細書は110・111ページからでございます。  第3款民生費第1項社会福祉費につきまして御説明申し上げます。114・115ページをお願いいたします。  障がい者の一般福祉に要する経費につきましては,障がい者に対する福祉事業実施のため,所要の経費を計上したものであります。次のページになりますが,在宅酸素療法者酸素濃縮器電気料金助成費につきましては,在宅酸素療法を必要とする身体障がい者手帳3級または4級を所持している呼吸器障がい者の健康維持と福祉の増進に資するため,酸素濃縮器使用に係る電気料金の助成を行うものであります。  118・119ページをお願いいたします。  福祉タクシー券・給油券助成費につきましては,重度の障がい者の社会参加と生活圏の拡大を図るため,助成対象者の範囲を拡大するとともに,これまでのタクシー利用助成に加え,新たにガソリン券の助成を行おうとするものであります。  126・127ページをお願いいたします。  介護基盤緊急整備等特別対策事業費につきましては,高齢者が安心して生活できる介護基盤の整備として,大規模特別養護老人ホーム2事業所,小規模特別養護老人ホーム3事業所の施設整備に対する補助金及びグループホーム3事業所の耐震化に伴う施設整備補助金等を計上したものであります。  140・141ページをお願いいたします。  第3款民生費第3項生活保護費につきましては,生活保護者の実施に要する扶助費等を計上したものであります。  144・145ページをお願いいたします。第4款衛生費第1項保健衛生費につきまして御説明申し上げます。
     保健衛生総務に要する経費につきましては,本年7月から山形市医師会が開設する休日夜間診療所における市医師会,市歯科医師会,市薬剤師会等に対する運営費補助金等を計上したものであります。  146・147ページをお願いいたします。  地域保健対策推進に要する経費につきましては,ウオーキングの普及等を行うための健康づくり市民ボランティア活動に対する支援に要する経費等を計上したものであります。  148・149ページをお願いいたします。  成人保健事業に要する経費につきましては,特定の年齢を対象に子宮・乳がん検診の無料クーポン券を配布する女性特有のがん検診推進事業を含む健診委託料等を計上したものであり,自殺対策強化事業に対する経費につきましては,自殺予防に向けた市民に対する啓発活動や関係機関との連携強化等に係る経費を計上したものでございます。また,夜間急病診療所の移転に伴い,厚生会館の解体等に要する経費を計上したものであります。  150・151ページをお願いいたします。  母子保健対策に要する経費につきましては,母子の各種健康診査等に要する経費や従来の妊婦健康診査に子宮頸がん検査を追加して行うための経費等を計上したものであります。育児支援家庭訪問事業費につきましては,生後4カ月までの赤ちゃんがいる全家庭を訪問する,こんにちは赤ちゃん事業等に要する経費を計上したものであります。予防接種に要する経費につきましては,予防接種法に基づく各種予防接種業務及び任意予防接種でありますヒブワクチン,小児及び高齢者の肺炎球菌ワクチン,さらに,新規に中学1年生から高校1年生までの生徒を対象とする子宮頸がんワクチンの予防接種を無料とするための委託料等を計上したものであります。  152・153ページをお願いいたします。  斎場の運営管理に要する経費につきましては,通常の運営管理に係る委託料のほか,内装の修繕や待合室のバリアフリー化及び霊柩車の購入費等を計上したものであります。  154・155ページをお願いいたします。  山形市休日夜間診療所施設整備事業費につきましては,市医師会に対する休日夜間診療所の施設整備に係る補助金を計上したものであります。  168・169ページをお願いいたします。  第4款衛生費第4項上水道費でございますが,最上川中部水道企業団等給水区域における水道料金の格差を解消する助成金や,水道未給水区域における給水施設整備に対する助成経費を計上したものであります。  続きまして,議第10号平成23年度山形市介護保険事業会計予算について御説明申し上げます。議案書24ページから26ページ,事項別明細書は468・469ページからでございます。  最初に,歳入から御説明申し上げます。事項別明細書470ページから477ページまでになりますが,第1款保険料から第9款諸収入につきましては,65歳以上の第1号被保険者の保険料やそれぞれの負担ルールに基づく国・県の負担金などを計上したものであります。  続きまして,歳出について御説明申し上げます。事項別明細書478・479ページをお願いいたします。  第1款総務費は,一般管理費,介護保険料の賦課徴収等に要する経費と,次のページになりますが,介護認定審査会及び認定調査等の所要額を見込み計上したものであります。  482ページから491ページまでの第2款保険給付費は,要支援・要介護認定者に対する介護保険給付費等を見込み計上したものであります。  490ページから497ページまでの第3款地域支援事業費でございますが,各種の介護予防に要する経費及び地域包括支援センターに委託する介護予防ケアマネジメント業務等の委託料などを計上したものであります。  496・497ページの第4款保健福祉事業費につきましては,寝たきり高齢者等介護者激励金と紙おむつ給付の事業費を計上したものであります。  498・499ページをお願いします。  第5款諸支出金は,高額介護サービス費の貸付金及び被保険者の異動等により生じる保険料の還付金等を見込み計上したものであります。  第6款予備費でありますが,保険給付等に不足が生じた場合に備えるため計上したものであります。  議案書24ページをお願いいたします。  第2条の歳出予算の流用でありますが,保険給付費の同一款内での流用についてお願いをするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 阿部子育て推進部長。 ○阿部子育て推進部長 子育て推進部関係の予算の主なものについて御説明申し上げます。議案書は5ページ,事項別明細書は128・129ページからでございます。  第3款民生費第2項児童福祉費でございますが,次のページをお願いいたします。  子育て支援ネットワーク事業費につきましては,新設3カ所を含めた子育て支援センターに対する補助等について係る経費を計上したものであります。子育て支援施設子育てランド運営補助事業費につきましては,ナナ・ビーンズで行っている子育てランドあ〜べの運営補助金を計上したものであります。子育て支援事業費につきましては,子育ての各種情報発信を行う事業,地域で行う子育てサロンへの補助に係る経費を計上したものであります。また,保育ママ事業費につきましては,6名の増員分を含め16名での保育ママ事業に要する経費を計上したものであります。  132・133ページでございますが,子ども手当の支給に要する経費につきましては,今年2月・3月分に加えて,4月からの平成23年度における子ども手当の支給に要する経費を計上したものであります。福祉医療に要する経費につきましては,こども医療給付等の福祉医療給付に係る経費を計上したものであります。また,児童の健全育成に要する経費につきましては,放課後児童クラブの運営委託や学校施設への移転等の施設改修整備に要する経費等を計上したものであります。  134・135ページでございますが,民間立保育所に要する経費につきましては,平成23年4月から新たに開園する仮称・ひまわり保育園と仮称・飯塚はらっぱ保育園,仮称・かない保育園の3園を含め民間立認可保育所26園への運営委託費,特定保育及び認可外保育施設の多子世帯の負担軽減のための補助金,認証保育所など認可外保育施設への補助金に加え,新たに始めます私立幼稚園の空き教室を活用し保育に欠ける0から2歳児の保育を行う幼稚園保育事業,及び病気の回復期に至っていない児童について自宅での保育が困難な場合に病院等で一時的に保育する病児保育事業の補助に要する経費等を計上したものであります。  136・137ページでございますが,民間立保育所施設整備事業費につきましては,社会福祉法人木の実会の仮称・木の実北保育園の新設整備に対する補助や,民間保育所への債務負担行為に基づく今までの施設整備補助に要する経費を計上したものであります。  次に,第5款労働費第1項労働福祉費でございます。議案書は6ページ,事項別明細書は172・173ページでございます。地域の子育て支援を行うファミリー・サポート・センター運営に要する経費を計上したものであります。  続きまして,第10款教育費第5項幼稚園費でございます。議案書は6ページ,事項別明細書272・273ページでございます。  幼稚園就園奨励等に要する経費につきましては,私立幼稚園就園に係る保護者の負担軽減を図るための補助金に加え,2歳児預かりの保育制度の拡充を図るため,新たに早生まれの2歳児を受け入れた幼稚園に対し補助するために要する経費等を計上したものであります。  次に,第2条債務負担行為について御説明を申し上げます。議案書は8ページ,事項別明細書は312・313ページでございます。  民間立保育所施設整備事業補助金につきましては,保育所の定数拡大等のために,社会福祉法人木の実会の仮称・木の実北保育園の施設整備に対し平成33年度までの償還払いにより補助金を交付することとし,債務負担行為を設定したものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 武田商工観光部長。 ○武田商工観光部長 商工観光部関係の当初予算の主なものにつきまして御説明申し上げます。議案書6ページ,事項別明細書は168・169ページからでございます。  初めに,第5款労働費第1項労働福祉費でございます。  労働者の福祉対策といたしまして,勤労者の生活安定と福祉の向上を図るための所要の経費を計上したほか,雇用対策事業として,昨年度に引き続き山形市独自の雇用対策奨励費補助金,スキルアップチャレンジ給付金及び新規学卒未就職者の雇用確保のための臨時職員雇い上げに要する経費を計上するとともに,国の緊急雇用創出臨時特例基金事業及びふるさと雇用再生特別基金事業の基金を活用し,緊急雇用対策を実施するための経費を計上したものでございます。山形テルサの運営管理費につきましては,維持管理に要する経費及び自主事業の実施に要する経費を計上したものでございます。  次に,事項別明細書200・201ページをお願いいたします。  第7款商工費第1項商工費につきまして,主なものを御説明申し上げます。  商業の一般振興に要する経費のほか,経営アドバイス事業を行うための経費を計上したものでございます。商工業金融対策につきましては,景気の先行きが予断を許さない中,引き続き市内中小企業者の経営基盤の安定を図るため,新たに経営支援資金融資あっせん事業を創設するほか,産業振興資金を初めとする各種融資あっ旋事業,さらに設備投資への後押しを行い,地域経済の活性化を図るため,産業振興資金利子補給を実施するための経費を計上したものでございます。  次に,事項別明細書202・203ページをお願いいたします。  商店街近代化推進事業及び中心商店街活性化推進事業につきましては,商店街の街路灯の整備や各種イベントなどへの助成を行うほか,街なか賑わい推進事業を実施するため,中心市街地整備推進機構への委託料,中心市街地活性化基本計画の推進のための中心市街地活性化協議会への運営に要する経費を計上したものでございます。ナナ・ビーンズ関係といたしましては,ナナ・ビーンズの活用を推進する事業主体及びインキュベートプラザの運営団体に対する支援に要する経費を計上したものでございます。  事項別明細書204・205ページの山形まるごと推進事業及び山形まるごと館紅の蔵運営事業につきましては,山形芋煮の全国展開など山形市の魅力ある地域資源を,お宝活用キャラクターを活用して全国に発信するための事業経費のほか,山形まるごと館紅の蔵の運営管理に要する経費を計上したものでございます。山形まなび館運営事業につきましては,昨年4月に開館いたしました山形まなび館の維持管理や運営にかかわる委託料などの経費を計上したものでございます。  また,伝統的工芸産業育成事業につきましては,地場産業の技術向上や,振興事業などの支援に要する経費を計上したものであり,206・207ページになりますが,新製品・新技術開発支援事業につきましては,新製品や新技術を開発しようとする意欲ある事業者などを公募し,新たな需要開拓や販路開拓への取り組みを支援するための所要の経費を計上したものでございます。  企業誘致事業につきましては,企業誘致を推進するための経費及び県と協調した立地促進融資あっせんに対する貸付金などの経費を計上したものであり,西部工業団地浄水施設整備事業につきましては,工業用水を安定供給するため,老朽化した設備などを更新し,産業基盤の整備を図る事業の支援に要する経費を計上したものでございます。  見本市など出展支援事業につきましては,市内の企業が自社製品及び技術などを国内外に広く紹介するなど,販路開拓や自社ブランドの確立への取り組みを支援するための所要な経費を計上したものであり,新産業団地開発調査事業につきましては,近年,大きく変動している経済状況などを踏まえ,企業に対して実施する立地動向調査などの経費を計上したものでございます。  次に,208・209ページをお願いいたします。  観光誘客宣伝事業につきましては,山形の魅力を全国に発信し,誘客を推進するための広告料や,県・市町村や民間が一体となって取り組んでおります県外観光キャンペーンにかかわる各種団体へ支援するための経費を計上したものでございます。なお,毎年6月に横浜高島屋で開催されております紅花の山形路物産と観光展が,ことしで10回目を迎えることから,山形の物産を通して,山形の食の魅力とおもてなしのすばらしさを横浜のみならず首都圏に大々的にPRするための経費などを増額して計上したものでございます。  また,山形独自のご当地グルメを企画,開発し,地元での普及と,B−1グランプリや全国レベルのご当地グルメのイベントに参加することにより,全国への展開を図り,山形の知名度向上と誘客推進を図るための取り組みに対し支援するための経費を新たに計上したものでございます。  山形の祭り開催など事業につきましては,210・211ページになりますが,山形花笠まつり,山形大花火大会,日本一の芋煮会フェスティバルなどの各種祭り・イベントを通して,全国に向けての情報発信や誘客推進を図るための経費を計上したものでございます。  山形国際交流プラザ関係でございますが,施設の運営管理にかかわる指定管理料と山形コンベンションビューローへの負担金などを計上したものでございます。  次に,観光地域環境整備事業につきましては,蔵王,山寺,西部山麓地区などの登山道や散策路,標識などの整備費など観光地の環境整備のための経費のほか,蔵王温泉スキー場を広く世界に広めた,山形市特別市民トニー・ザイラー氏の功績と親交に対し感謝を込め,日本スキー発祥100周年を迎えることしに,新しい蔵王のシンボルとして顕彰碑を建立するための経費を計上したものでございます。  国際観光推進事業につきましては,外国人観光客の誘客を推進するために,山形県国際観光推進協議会と新たに組織された蔵王温泉外国人観光誘客推進協議会への負担金などの経費を計上したものでございます。  次に,214・215ページをお願いいたします。  フィルム・コミッション推進事業につきましては,テレビや映画に取り上げられることで本市の魅力を全国に発信するために,撮影の誘致活動のための経費のほか,今年度新たにロケ誘致促進事業費補助を設け,山形市の映画やテレビドラマの撮影の誘致を促進するため,本市での映画やテレビドラマの制作に対して支援するための経費などを計上したものでございます。  また,街なか観光推進事業につきましては,市街地にある山形まるごと館紅の蔵などの新たな名所や施設・旧跡などをポイントとして,より回遊性のある宝探しを展開するための経費を計上したものでございます。  次に,債務負担行為について御説明申し上げます。議案書8ページ,事項別明細書318・319ページをお願いいたします。  産業振興資金の利子補給でございますが,設備資金における対象融資枠の償還にかかわる利子の一部を補給するため,平成23年度から平成26年度までの設定をお願いするものでございます。  次に,山形まるごと館運営事業でございますが,現在,平成22年度から平成25年度まで設定させていただいているものを,運営の充実を図るためにこれを廃止し,平成24年度から平成25年度まで,限度額を増額の上,新たに設定をお願いしようとするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 設楽農林部長。 ○設楽農林部長 農林部関係の予算について,その主なものを御説明申し上げます。議案書6ページ,事項別明細書は172ページからであります。  第6款農林水産業費第1項農業費について,主なものを申し上げます。  174・175ページをお願いします。  農業委員会の運営に要する経費のほか,農地流動化支援対策事業費など,農業委員会の各事業に要する経費を計上したものであります。  次のページをお願いします。  担い手育成支援事業に要する経費は,認定農業者経営改善計画支援事業費補助金など地域農業を支える多様な担い手を育成するための経費を引き続き計上したものであります。  次の178ページをお願いします。  農業金融に要する経費は,農業制度資金の利子補給補助などであり,水田農業の振興を図る水田農業構造改革対策事業に要する経費については米の生産調整を円滑に進めるため地域とも補償の支援や,そば・大豆等品質向上支援などの事業を計上するとともに,病害虫発生を防止するため航空防除機材いわゆる無人ヘリ購入を支援する経費などを計上したものであります。  次の有害鳥獣等食害対策事業につきましては,農作物被害を防止するために要する経費を計上したものであり,次のページになりますが,果樹・花卉の生産振興を図るための園芸作物生産基盤整備事業や消費宣伝を行うための園芸作物消費等振興対策事業,中山間地域の農業・農村の振興を支援する中山間地域農業活性化推進事業に要する経費を計上するとともに,資源循環型農業の推進に要する経費などを計上したものであります。  182・183ページをお願いします。  市内産はえぬき1等米の学校給食への供給などを行う地産地消推進事業や,青果物価格安定などを支援する農業振興公社基盤整備事業,市内特産農産物の消費宣伝や地産地消の店認定事業などに取り組む山形まるごと活用・体験推進事業に要する経費を計上するとともに,次のページになりますが,防除暦作成や残留農薬分析を行う,消費・安全対策事業や,軽量鉄骨ハウス導入を支援する農業創意工夫プロジェクト支援事業費を計上したものであります。  次の農業研修センター運営管理に要する経費については,農業研修センターの指定管理料を計上したものであります。畜産関係では,放牧場の運営経費や家畜改良の推進などの畜産物生産振興を図るための経費と,次のページになりますが,畜産ヘルパーを支援する畜産経営安定対策に要する経費を,引き続き計上したものであります。  また,土地改良を円滑に進めるための土地改良の指導に要する経費や小規模な基盤整備を支援する団体営土地改良事業,市街地にうるおいと安らぎをもたらす山形五堰の整備や環境用水の水需要調査等に要する経費を計上したものであります。  188・189ページをお願いします。  現地調査に基づき,地籍図及び地籍簿を作成する地籍調査事業や,転作作物等の栽培を容易にするために排水機能を向上させる水田畑地化基盤強化対策事業に要する経費を計上したものであり,次のページになりますが,農村地域環境の良好な保全に向けた活動を支援する農地・水・環境保全向上対策事業や,更新時期を迎えている農業水利施設の長寿命化を図るストックマネジメント事業,石綿管から塩ビ管への改修を行う特定農業用管水路等特別対策事業に要する経費等を計上したものであります。  続きまして,第2項林業費の主なものについて御説明申し上げます。  森林の育成指導に要する経費は,生産森林組合や緑の少年団の育成に要する経費等を計上したものであり,次のページになりますが,森林の理解を深めるための森林の普及啓発活動や,松くい虫・ナラ枯れ被害を防除する森林病害虫等防除事業,また次のページに移りますが,新たな林道を開設するための民有林林道整備事業,地区住民と協働で維持管理を行う民有林林道管理補修事業,公共工事に該当しない小規模な危険防止工事を行う民有林治山事業に要する経費などを計上したものであります。  196・197ページをお願いします。  自然環境学習や森林資源の利活用を推進するやまがた緑環境事業,薪ストーブ等の購入に対して支援する木質バイオマス支援事業,森林作業道の整備や間伐を行う森林整備促進・林業等再生事業,間伐材搬出のための作業路開設を進める美しい森林づくり整備事業,山形市産材を一定量使った住宅新築に対して支援する山形市産材利用拡大促進事業,山形市有林の保育施業や私有林の下刈りなどの施業を支援する森林環境保全直接支援事業に要する経費などを計上したものであります。  198・199ページをお願いします。  ニュータウン周辺環境保全林整備事業用地購入費や同環境保全林と西蔵王市民の森林の下刈等を行う里山共生の森整備事業に要する経費を計上したものであります。  続きまして,第11款災害復旧費,第1項農林水産施設災害復旧費について御説明申し上げます。  議案書7ページ,事項別明細書294・295ページであります。  融雪や大雨等により発生する災害に緊急に対処するため,農地・農業用施設の災害復旧費並びに林道の災害復旧費として,所要の経費の計上をしたものでございます。  次に,第2表の債務負担行為について御説明申し上げます。  議案書は8ページ,事項別明細書は312ページからであります。  農業後継者及び認定農業者育成支援事業貸付金などの利子補給について,債務負担行為の設定をお願いするものであります。  続きまして,議第14号平成23年度山形市公設地方卸売市場事業会計予算について御説明申し上げます。  議案書34ページ,事項別明細書は552ページからであります。  歳入につきましては,市場使用料や一般会計からの繰入金などを計上したものであり,歳出につきましては,市場の運営管理に要する経費等,市場施設整備にかかる元利償還金などを計上したものであります。  次に,議第15号平成23年度山形市農業集落排水事業会計予算について,御説明申し上げます。  議案書36ページ,事項別明細書は570ページからであります。  歳入につきましては,排水処理施設使用料や一般会計からの繰入金等を計上したものであり,歳出につきましては,処理施設における運営管理費等,建設に伴う元利償還金を計上したものであります。
     以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 それでは,当局の説明の途中ですが,ここで午後1時まで休憩とします。     午前11時52分 休 憩  ――――――――――――――――――     午後1時00分 再 開 ○斉藤栄治委員長 休憩前に引き続き,予算委員会を開きます。  それでは,当局の説明を求めます。玉ノ井まちづくり推進部長。 ○玉ノ井まちづくり推進部長 まちづくり推進部関係の予算について,その主なものを御説明申し上げます。  初めに,一般会計から御説明申し上げます。議案書6ページ,事項別明細書は218・219ページからでございます。  第8款土木費第1項土木管理費でございますが,建設の総括事務に要する経費,建築設計に要する経費のほか,建設土砂集積施設整備事業費につきましては,土地利用等に向けての測量設計費の経費を計上したものでございます。  220・221ページをお願いします。  建築確認審査及び指導に要する経費,土木積算システム管理に要する経費のほか,持ち家住宅建設資金貸付事業費につきましては,平成16年度まで貸し付けしていた分の,再預託分の経費を計上したものであります。  木造住宅耐震診断・改修補助事業費につきましては,一般木造住宅の安全性を高めるため,耐震診断に対する補助を継続するとともに,耐震診断の結果必要とされた耐震改修工事に対する所要の経費を引き続き計上したものであります。また,23年度からは,住宅リフォーム総合支援事業としまして,市民が市内の施行業者を利用し,住宅の修繕,増築等のリフォームを行った場合の補助制度を,県と連携して創設するとともに,市単独で補助要件を拡大し,より少額のリフォーム等にも活用できるように対応し,地域経済の活性化に寄与するものであります。  次に,222ページから229ページまででございます。  第2項道路橋りょう費でございますが,道路橋りょうの総括に要する経費のほか,224・225ページでございますが,十文字橋などの測量設計調査委託料を,工事費につきましては,明治11号線,西山形公民館線など,また,用地購入費及び補償費につきましては,新出羽高擶線,半郷黒沢線などの経費を計上したものであります。  次に,道路橋りょうの管理に要する経費につきましては,道路台帳整備などの委託料を計上し,道路の維持補修に要する経費につきましては,市民生活に直結する市道の側溝・水路等の改修に要する経費を計上したものであります。  226・227ページをお願いします。  橋りょうの維持補修に要する経費,作業センターの運営管理に要する経費のほか,道路関連施設の維持管理に要する経費につきましては,山形駅東西自由通路などの維持管理に要する経費を計上したものであります。  さらに,228・229ページでありますが,駐車場事業会計への繰出金をお願いするとともに,冬季間の交通安全確保を図るため道路の除排雪に要する経費を,自転車対策に要する経費につきましては,放置自転車の防止を目的に設置した各駐輪場の指定管理料,自転車の整理等に要する経費のほか,「山形駅南駐輪場」の整備に要する経費を改めて計上したものであります。  さらに,法定外公共物の管理に要する経費を計上したものであります。  次に,交通安全施設等整備事業に要する経費につきましては,道路照明灯,カーブミラーなどの設置工事及び歩道の整備工事に要する経費を計上したほか,県事業負担金をお願いするものであります。  続きまして,230・231ページをお願いいたします。  第3項河川費でございますが,河川の総括管理に要する経費及び水防に要する経費のほか,232・233ページの河川改修に要する経費につきましては,鳴沢川などの測量設計調査委託料を,工事費につきましては,不動川及び鳴沢川など,また,用地購入費につきましては,蔵王みはらしの丘土地区画整理事業区域内に設置された花川調整池の買戻しに要する経費を計上したものであります。  次に,第4項都市計画費でございますが,都市計画の総括及び開発許可に要する経費や,234・235ページに移りまして,都市計画道路網形成推進事業等に要する経費のほか,市街地整備事業につきましては,七日町第6ブロック地区優良建築物等整備事業に対し,支援する費用などを計上したものであり,統合型GIS整備事業費につきましては,市道道路台帳整備にあわせた費用を計上したものであります。  また,区画整理事業会計への繰出金をお願いするものであります。  次に,街路事業に要する経費でありますが,236・237ページをお願いします。  継続中であります十日町双葉町線他3路線について,重点的に推進するもので,用地取得,補償,工事等に要する経費を計上したものであります。さらに,23年度から新たに六日町地内の四日町日月山線に着手することとしております。  続きまして,公園の維持管理に要する経費につきましては,市内220カ所の公園の維持管理に要する経費や,馬見ヶ崎プールの指定管理料,続いて,238・239ページでありますが,公的施設のバリアフリー化に向け,年次計画で公園内園路のスロープ化,段差解消,身体障がい者用トイレの設置などを進めるための経費,及び野草園の運営管理に要する経費を計上したものであります。  次に,公園整備に要する経費につきましては,蔵王みはらしの丘地区公園,嶋遺跡公園などの整備に要する経費であり,嶋遺跡公園におきましては,屋内型幼児遊戯施設整備の予定地を公園内北西部として新たに進めようとするものであります。  霞城公園整備事業費につきましては,二の丸土塁園路等の整備に要する経費などを計上したものであります。  240・241ページをお願いいたします。  緑化推進に要する経費ですが,新築家屋記念樹交付事業などを初めとする,緑化啓発に要する経費を計上したものであり,ニュータウン開発整備事業費につきましては,施設整備予定地等の安全管理対策に要する経費,上水道施設整備事業に対する負担金等を計上したものであります。  次に,242・243ページをお願いいたします。  第5項下水道費につきましては,公共下水道事業会計への負担金をお願いしようとするものであります。  第6項住宅費でございますが,市営住宅の維持管理に要する経費につきましては,市営住宅の指定管理に要する経費などを計上するとともに,次のページをお願いします。  市営住宅の建設に要する経費につきましては,南山形住宅第2期建替事業に要する経費などを計上したものであります。  続きまして,住宅宅地供給推進に要する経費のほか,高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業費につきましては,高齢者が安心して生活できるための家賃軽減のための補助に要する経費を計上したものであります。  次に,議案書7ページ,事項別明細書は296・297ページからでございます。  第11款災害復旧費,第2項公共土木施設災害復旧費でございますが,道路橋りょう及び河川の災害に係る応急的な措置に要する経費を計上したものであります。  次に,債務負担行為についてでありますが,議案書8ページ,事項別明細書320・321ページをお願いいたします。  除排雪等経費につきまして,天候に左右されやすく,補正予算のタイミングがとりづらいことなどの理由により,債務負担行為の設定をお願いしようとするものであります。  続きまして,議第11号平成23年度山形市区画整理事業会計について御説明申し上げます。議案書27ページ,事項別明細書は508ページからでございます。  初めに,514・515ページの歳出から申し上げます。  第1款総務費につきましては,区画整理事業の管理に要する費用を,公債費につきましては,都市計画事業債償還に係る元金・利子を計上したものであります。  次のページ,第2款十日町区画整理事業費につきましては,都市計画事業債の元金・利子を計上したものであります。  以上の歳出に係る歳入につきましては,事項別明細書510ページからでございますが,一般会計からの繰入金で措置しようとするものであります。  続きまして,議第13号平成23年度山形市駐車場事業会計について御説明申し上げます。議案書32ページ,事項別明細書は538・539ページからでございます。  540ページからの歳入につきましては,各駐車場の使用料収入などを見込み計上したもので,544ページからの歳出につきましては,指定管理料及び起債償還などに要する経費を計上したものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 安達消防長。 ○安達消防長 消防本部関係の予算につきまして御説明申し上げます。  議案書6ページ,事項別明細書246・247ページからでございます。  第9款第1項消防費につきまして,主なものを申し上げます。  職員給与費を初め,火災予防の推進と消火活動,救急救助業務に要する経費及び消防本部並びに消防署の維持管理などを計上したものであります。  次に,248・249ページをお願いします。  救急業務などにつきましては,救急活動に伴う経費や救命効果の向上を推進するための救急救命士養成の経費などのほか,消防署の本署に配置している高規格救急自動車を更新する経費を計上したものであります。  また,大規模災害の発生に備えるために,常日頃の訓練が重要なことから,緊急消防援助隊合同訓練に派遣する経費などを計上したものであります。  さらに,火災活動や救急救助などに係る消防防災活動の迅速性と機動力を図るため,山形県防災ヘリコプター運航連絡協議会への負担金を計上したものであります。  次に250・251ページをお願いいたします。  定住自立圏消防事務受託事業として,山辺町と中山町からの119番通報を一括受信するための経費を計上したものであります。  また,非常備消防の運営に要する経費につきましては,消防団の運営及び活動に要する経費を計上したものであります。  さらに,施設の整備維持管理に要する経費につきましては,消防施設の維持管理及び整備充実を図るための経費をお願いするものでありますが,その主なものにつきましては,防火水槽・消火栓の維持管理費,ポンプ車庫などの改築,さらに小型動力ポンプ付積載車などの更新等を図る経費を計上したものであります。  次に,252・253ページをお願いします。  仮称西消防署の整備として,庁舎等の工事費及び用地買い戻しに要する経費を計上したものであります。  最後に,消防本部に係る債務負担行為について御説明申し上げます。議案書8ページ,事項別明細書320・321ページをお願いします。  仮称西消防署整備事業につきましては,庁舎などの新築工事が2カ年度にわたる工期となるために,平成24年までの債務負担行為の設定をお願いするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 齋藤教育部長。 ○齋藤教育部長 教育委員会関係につきまして,御説明申し上げます。  議案書は6ページ,事項別明細書は252・253ページからでございます。  第10款教育費,第1項教育総務費の主なものについて御説明いたします。教育委員会の運営経費を計上するほか,次のページになりますが,いわゆる改正省エネ法による特定事業者としまして,教育委員会全体のエネルギー管理を進めるための委託費の新たな計上,また,外国語指導助手13名について,全員を自治体国際化協会のJETプログラムによる招致助手とするための拡充経費を計上しております。  また,256・257ページの学校教育指導に要する経費のほか,次の258・259ページになりますが,小中学校における教育活動を支えていくための研修費や指導費,総合学習センター運営費などの諸経費を計上するほか,隔年で実施しておりますスワンヒル市への留学生の派遣経費を計上しております。  また,260・261ページの下段からとなりますが,就学援助に要する経費としまして準要保護扶助費などを計上しております。  262・263ページになりますが,青少年健全育成活動を推進するための経費や青少年指導センターの運営管理に要する経費をそれぞれ計上したものであります。  次に,264・265ページ,第2項小学校費について主なものを申し上げます。小学校の維持管理・運営のための諸経費を計上するほか,23年度からの小学校での新しい学習指導要領が完全実施されることに伴い,教師用指導書,教科書等の購入費を拡充し計上しております。  また,266・267ページの小学校の新築,増改築及び整備に要する経費につきましては,東小学校改築の最終年度としましてグラウンド整備費等を計上するとともに,平成24年度での耐震補強工事の完了を目指して耐震診断・設計費を計上したほか,独立行政法人都市再生機構の立てかえ制度を活用して建設しました,みはらしの丘小学校の平成37年度まで15年間の年賦によります償還費を新たに計上しております。  さらに,過大規模校対策事業としまして,南沼原小学校のグラウンド拡張用地を整備するための基本計画策定経費を新たに計上しております。  268・269ページになりますが,第3項中学校費につきましては,小学校費と同様に中学校の維持管理・運営のための諸経費を計上したほか,21年度から計画的に実施しております生徒用の可動式机・イス整備事業の23年度分経費を計上いたしました。  270・271ページの中学校の新築,増改築及び整備に要する経費につきましては,小学校費と同様,耐震診断・設計費を計上したほか,老朽化している第五中学校校舎の改築に向けた耐力度調査費を新たに計上しております。  続きまして,第4項高等学校費でありますが,市立山形商業高等学校の維持管理・運営のための諸経費を計上したものであります。  次に,274・275ページからの第6項社会教育費でありますが,社会教育を推進するための各種事業の経費を計上したほか,次のページからとなりますが,23年度からの地区公民館のコミュニティセンターへの移行に伴い,残る市街地公民館8館の管理費や主催事業に要する経費及び設備改修経費を計上しております。  さらに,図書館,少年自然の家,郷土館などの関連施設の運営・維持管理に要する経費を計上してございます。  社会教育関連事業の新たなものとしましては,山形市の将来都市像にもあります「山形らしさ」の魅力を再発見し,市民の郷土愛を育むために山形を学ぶ推進事業に着手するとともに,市民の科学への興味・関心に資するため,小惑星探査機はやぶさ帰還カプセルを展示し,講演会を開催するための経費を計上しております。  また,282・283ページの文化財保護に要する経費におきましては,老朽化が進んでいる山寺行在所の修復事業を行うための負担金並びに山形市及び県の指定文化財が安置されている法来寺釈迦堂を改修するための補助金を新たに計上しております。  次に,286・287ページからの第7項保健体育費について御説明申し上げます。本項では,スポーツ振興のための各種奨励金,大会開催のための経費や補助・負担金,スポーツ施設の運営管理や改修・整備等の経費,学校給食センターの運営管理費及び心身共に健全な学校生活が送れるようにするための指導経費などを計上しております。新たなものとしまして,平成24年1月に蔵王温泉スキー場で開催予定の全国高等学校総合体育大会スキー大会の開催地負担金,23年度から実施を予定しております市民パークゴルフ大会の開催負担金を計上したほか,スポーツフェスタの拡充,山形シティマラソン大会の開催に向けての調査費の計上,さらに,国際蔵王ジャンプ大会において新たに女子ワールドカップを開催するため,実行委員会負担金の増額計上など,スポーツ大会の充実を通した活力ある生涯スポーツ社会の実現を目指した取り組みを進めてまいります。  288・289ページの体育施設の維持管理及び整備に要する経費における新たな取り組みとしましては,総合スポーツセンターテニスコートの人工芝改修,流通センター野球場の駐車場整備費を計上したほか,陸上競技場を改修するための基本設計等調査費及び新たな野球場の建設に向けた基本構想策定のための調査費などを計上しております。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願いいたします。 ○斉藤栄治委員長 山本上下水道部長。 ○山本上下水道部長 議第5号平成23年度山形市水道事業会計予算について,御説明申し上げます。  議案書は10ページ,事項別明細書は328ページからでございます。  議案書により御説明申し上げます。  10ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量でありますが,給水栓数及び給水量は,給水収益の基礎となるものであります。  主な建設改良事業でありますが,配水管整備事業は,老朽配水管の改良工事及び道路改良などに伴う布設工事を実施しようとするものであります。  施設整備事業は,浄水場,配水場の施設更新工事を実施しようとするものであります。  負担事業は,下水道工事などの他の事業体からの要請による工事であります。  第3条収益的収入及び支出であります。  初めに,収入から申し上げます。  第1款水道事業収益は,前年度に比べ0.23%の増を見込んでおります。  第1項営業収益でありますが,その大半を占める給水収益は,使用水量の実績や今後の予測などを総合的に勘案し見込み計上したものであります。
     第2項営業外収益は,水道,下水道事業間の兼務職員人件費の負担金などであります。  次に,支出であります。  第1款水道事業費用は,前年度に比べ0.22%の減を見込んでおります。  第1項営業費用は,浄水場などの水道施設の維持管理費,水道料金徴収費,事業活動全般に関連する費用,固定資産の減価償却費などが主なものであります。  第2項営業外費用は,企業債の支払利息及び消費税の納税見込額などであります。  第3項特別損失は,水道料金に係る不納欠損見込額などであります。  次に11ページをお願いいたします。  第4条資本的収入及び支出であります。  支出から先に申し上げます。  第1款資本的支出は,前年度に比べ15.59%の減を見込んでおります。これは,平成21年度から2年間で実施いたしました見崎浄水場受変電設備などの更新工事の完了によるものであります。  第1項建設改良費は,配水管整備事業,施設整備事業及び負担事業などであります。  第2項企業債償還金は,企業債の元利償還額であります。  これらの支出に対する収入でありますが,第1款資本的収入は,前年度に比べ16.39%の減を見込んでおります。これは,先ほど申し上げました資本的支出の減に伴う,第1項企業債の減によるものであります。  第4条,本文括弧書きは,資本的収支の不足額について補てん財源を記載しております。  第5条は企業債の借入限度額などについて,第6条は一時借入金の限度額について,第7条は経費の流用についてでございます。  12ページをお願いいたします。  第8条は経費の流用制限について,第9条は棚卸資産の購入限度額について,それぞれ予算の定めをお願いするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。  続きまして,議第6号平成23年度山形市公共下水道事業会計予算について御説明申し上げます。  議案書は13ページ,事項別明細書は354ページからでございます。  議案書により御説明申し上げます。  13ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量でありますが,排水戸数及び処理水量は,下水道使用料収入の基礎となるものであります。  主な建設改良事業でありますが,汚水管渠建設事業は,未整備地区の解消に向けて汚水管渠の整備を実施しようとするものであります。  雨水管渠建設事業は,浸水対策として雨水管渠の整備を実施しようとするものであります。  処理場及びポンプ場建設事業は,浄化センター消化槽設備などの更新工事を実施しようとするものであります。  第3条収益的収入及び支出であります。  初めに,収入から申し上げます。  第1款下水道事業収益は,前年度に比べ5.48%の減を見込んでおります。  第1項営業収益は,下水道使用料や雨水処理に係る一般会計からの負担金などであります。  下水道使用料は,実績や新たな下水道接続戸数などを勘案し見込み計上したものであります。  第2項営業外収益は,汚水処理に係る一般会計からの負担金などであります。  次に,支出であります。  第1款下水道事業費用は,前年度に比べ5.36%の減を見込んでおります。  第1項営業費用は,汚水管渠,雨水管渠及び処理場などの維持管理費,流域下水道の維持管理負担金,事業全般に関連する費用,固定資産の減価償却費などが主なものであります。  第2項営業外費用は,企業債の支払利息及び消費税の納税見込額などであります。  第3項特別損失は,下水道使用料に係る不納欠損見込額などであります。  次に,14ページをお願いいたします。  第4条資本的収入及び支出であります。  支出から先に申し上げます。  第1款資本的支出は,前年度に比べ3.69%の増を見込んでおります。  第1項建設改良費は,汚水管渠,雨水管渠及び処理場などの建設事業費,流域下水道の建設負担金などであります。  第2項企業債償還金は,企業債の元金償還額であります。  これらの支出に対する収入でありますが,第1款資本的収入は,前年度に比べ9.82%の増を見込んでおります。  これは,第3項負担金につきまして,受益者負担金のほか,建設費と公債費への充当に係る一般会計からの負担金を計上したことによるものであります。  第4条本文括弧書きは,資本的収支の不足額について,補てん財源を記載しております。  第5条は,下水道利用資金の利子補給及び浄化センター運転管理業務に係る債務負担行為の限度額などについてでございます。  15ページをお願いいたします。  第6条は企業債の借入限度額について,第7条は一時借入金の限度額について,第8条は経費の流用について,第9条は経費の流用制限について,第10条は棚卸資産の購入限度額について,それぞれ予算の定めをお願いするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 水野済生館事務局長。 ○水野済生館事務局長 議第7号平成23年度山形市立病院済生館事業会計予算について,御説明申し上げます。  議案書16ページ,事項別明細書は380ページからでございます。議案書により御説明申し上げます。  16ページをごらんください。  第2条業務の予定量でございますが,年間患者数は入院患者数が17万3,850人,外来患者数につきましては22万3,016人を見込んでおります。  主要な建設改良事業といたしましては,空調設備改修工事,及び医療機械器具等の購入を予定しております。  第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。  まず,収入について申し上げます。  第1款病院事業収益につきましては,前年度に比べ3.5%増の115億7,141万2,000円の計上であります。  第1項医業収益は,入院・外来の診療収入が主なものであります。  第2項医業外収益は,一般会計からの負担金・補助金が主なものであります。  第3項附帯事業収入は,高等看護学院に係る授業料及び一般会計負担等であります。  支出について申し上げます。  第1款病院事業費用につきましては,前年度に比べ3.0%増の114億9,644万4,000円の計上であります。  第1項医業費用は,病院運営に要する職員給与費,薬品等の材料費,施設の維持管理等の経費,固定資産の減価償却費等であります。  第2項医業外費用でございますが,主なものは企業債利息であります。  第3項附帯事業費用は高等看護学院の運営に要する経費の計上でございます。  次に,17ページをごらん願います。  第4条の資本的収入及び支出でありますが,支出から先に申し上げます。  第1款資本的支出は前年度に比べ22.1%の減の14億1,738万1,000円の計上であります。  第1項建設改良費につきましては,空調設備改修工事,災害用地下水ろ過装置設置工事等及び電子カルテ総合医療情報システムサーバー等の医療機器の購入費の計上であります。  第2項は企業債の償還金の計上であります。  次に収入でありますが,第1款資本的収入は前年度に比べ57.4%減の4億1,022万8,000円の計上であります。  第1項の企業債は建設改良費等に係る企業債の計上であります。  第2項出資金,第3項負担金につきましては,企業債元金償還に係る一般会計からの繰入金,第4項補助金は医療機器購入に対する国庫補助金予定額の計上であります。  資本的収支の不足額につきましては,損益勘定留保資金等をもって補てんするものであります。  第5条は,債務負担行為の期間及び限度額を定めたものであります。この債務負担行為は,平成23年度から24年度までの2カ年にわたる済生館空調設備,自動制御装置の改修事業であります。  第6条は企業債の目的及び限度額等について,また,次のページになりますが,第7条は一時借入金の限度額について,第8条は経費の流用について,第9条は一般会計からの補助金について,第10条は棚卸資産の購入限度額について,それぞれ予算の定めをお願いするものであります。  第11条の重要な資産の取得につきましては,平成23年度に予定している高額な医療機器の購入についてお願いするものでございます。  以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○斉藤栄治委員長 以上で,新年度予算について当局の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○斉藤栄治委員長 これより質疑に入ります。  なお,新年度予算の質疑は,一般会計と,企業会計及び特別会計とに分けて行います。最初に,議第4号の一般会計予算について,総括的な質疑がありましたらお願いします。遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員 開会日に市長に問わせていただきましたけれども,続きをこの場でやらさせていただきたいと思います。  開会日に提案理由に対する質疑ということで,予算関連法案が通らなかった場合の影響についての認識ということで,市長からは重大な影響が出るという御認識をいただきました。きょうはその中身,対応について議論を詰めさせていただきたいと思っております。  御承知のように,国の予算は参院に送付されました。だけど,関連法案はいまだ衆議院で採決できるにもかかわらず採決されないまま,なぜかとどめ置かれております。そうした現状の中で,いよいよ予算関連法案が個別それぞれありますけれども,重大な影響が出るような法案,成立しないとか現実的な話だと私は考えております。  そこで,まず予算関連法案,それぞれこの間の市長の御答弁では,子ども手当法案は通るだろう,何の法案は通るだろうということが個別に,多少そういう見通しも御披瀝をいただきましたけれども,特に私,問題視したいのは,公債特例法案であります。歳入法案,一番川上の方の法案が通らないという事態になればどういう影響が出るのか。我が市財政にとって,どれだけの金額が影響が出るのかという認識をまず問わさせていただきたいと思います。  私,独自にちょっと限られた情報をもとにですけど,計算をさせていただきました。92兆4,000億円という国の総額予算のうち40兆7,000億が,この法案が通らなければ歳入がならない。実に44%が歳入不能ということになろうかと思います。それを単純にうちの依存財源の比率46.8%で,838億円という我が市予算の依存財源の比率が46.8ですので,計算すると392億。そのうちの44%というようなざっくりした計算をしても,それだけでも170億くらいは来ないんじゃないかなという,勝手な予想ですよ。その辺,詳しくどの程度まで影響が出ると御認識をされているのか,まず金額の部分を問わせていただきます。 ○斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 今,国会の方でいろいろ協議をされているわけですけれども,まだ予算案は参議院の方に来られましたけれども,予算関連法案が全然まだなっていないという形でございますけれども,例えばの話でですけれども,今おっしゃられている特例公債法の法案の場合,さっき申し上げたとおり92兆円という,全体の44%がいわゆる40兆7,000億が執行できないと,赤字国債分ができなくなるということでございます。  ただ,いわゆる年度内に成立しなくても,すぐ4月1日から停止するわけでなくて予算は51兆分は成立して30日たてば成立するという形でございますので,その分は執行できるという形になってございます。  そして,その他にいわゆる建設国債とかあるいはですね,政府の短期証券とかという形でそれが20兆円分発行できますので,いろいろ障害が出ると思うんですけれども,今の試算ですと,だいたい9月ごろまでは行けるんじゃないかというような報道がなされてございます。ただ,山形市にそれがどういう影響を与えるかと申し上げますと,単純には先ほど数字44%とおっしゃいましたけれども,数字を申し上げますと,今回上げている国庫支出金だけ申しますと102億円の国庫支出金を充ててございます。ですから,単純に申し上げますと44億,44%になりますと,44億円が影響を与えられるということになります。  あと,県支出金もいわゆる56億円ということでございますので,ある程度国からも来ていますので,その影響も与えられるだろうということを思いますけれども,すぐ山形市にどういう影響が出るかということについては,数字を出すことはできませんけれども,いまだかつてないことでございますので,これについてはやっぱり国は責任を持って執行できるような形で進んでもらいたいというふうに考えてございます。 ○斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員 今,国の支出金の部分が102億円なんでその44%だから44億,県の方が56億だから,それのなんぼかに影響が出るという話をいただきました。今の話には交付税の部分が入っていないと思います。交付税はあくまで出口の方の,歳出の部分の法案ですけれども,そちらの方は今現在,国の情報等々をお聞きする限り,野党の一部賛成に回る可能性があるということで,歳出法案の方は通るかもしれませんけれども,その一番川上の部分がないわけだ。それですので,私も交付税にも当然影響出てくると思うんですよ。その辺,勘案すればもっとこの金額が,今おっしゃった44億プラス県の56億のうちいくらかという部分に,交付税の部分も足されてくるのではないかという危惧をいたしております。おっしゃるとおり,今現在のほぼ情報が本当に限られている中で,ざっくりした数字しか概算で出ないというのは,私もそれは理解します。  そこでですね,その場合の対応として,歳入が担保されない予算を我々議会,これから審議さんなねというのも,非常に本会議上におきまして辛いものがあると思います。切ないものがあります。そういう中で,どういうふうな執行方針でいくのかというのをある程度示していただかないと,なかなか予算審議に入れないのではないかな,という気を私はしております。
     今,おっしゃったように公債特例法案にかからない部分,50何兆円の部分,あとまた政府短期証券いわゆるFBとかというやつとかで,おっしゃるとおり夏近くまでつなぎはできるかと思いますけれども,それ以後,来ないというような状況というのも十分私は想定するべきだ,かつ,厳しい綱渡りのような財政運営が続くんでしょうから,それに対する対応策,どううちの方の予算執行していくのか。考えられるのは,国がこう認めた支出から時間系列にのっとって順次やっていって,秋ぐらいにはお金がありません,万歳,ないは,というやり方なのか,それともそういうことを見越して最初の執行から何%か何割かを削減しつつ執行していくのか。我が市の予算執行の方針としてですね。その辺の執行方針についてお聞きしておかないと,歳入担保されない予算案,なかなか審議難しいと思いますけどいかがですか。 ○斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 先ほど地方交付税の件を申し上げましたけれども,これはまた別の法律でございまして,公債法案ということでしたので申し上げたんですけれども,その他に地方交付税の法案関係もございます。これにつきましては,17兆円のうちのいわゆる6兆円ほどが,特別会計の方から繰り出すということで,これも法律上がってございます。そうしますと,その分が通らないと,これも仮の話ですけれども,先ほども申しましたね37%ほどですね,執行できないという形になります。そうしますと,山形市にそれを当てはめますと約44億円が執行できないという形になってございます。  ですから,そういう形で市長が申し上げましたように市長会でも,いわゆる重大な影響を与えると,市民生活に影響を与えるようなことでは困るということで,市長会を通じていわゆる各政党にもお願いをしているということでございまして,それで山形市の執行がどうなるんだということでなくて,あくまでもこの予算というのはいつも見込み計上でございますけれども,あらゆる情報を取りながら地方財政計画にのっとってですね,うちの方は試算を上げているわけですので,これについては国も責任を持ってですね,執行できるような形でやっぱり十分協議を尽くされて執行できるような形でしてもらいたいなということで,これをどうするか,何%確保するかということを考えています。これを執行できるということで我々考えてございます。 ○斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員 国の言っていることを,いまだ信用という言い方をしてしまいますけれども,そういう形でなるんだろうということをいまだに思ってらっしゃるというのが,市の当局の立場としてそこまでしか言えないのかもしれませんけれども,私は非常に,現国のやり方,信用ができないという前提でしゃべらせていただいております。  そうした中で,その執行方針,通常通り執行していって足りなくなったらその場で対応という答弁に聞こえたんですよ。その時は減額補正するなり何なりということで対応という理解でよろしいのかということの確認と,やはりその執行のうちの方針としてその辺は今のうちから考えておくべきではないかと,影響もなんぼなんだか。執行方針,国からお金がある程度来ないということを見越した対応というのは市長,示すべきではないかなと私は思いますけれども,その辺,改めてお願いします。 ○斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 あくまでも,先ほども申し上げましたように地方財政計画に基づいて,閣議決定されたものについて我々はそれをもとにして予算を上げて執行をお願いするということでございまして,仮にどうするかということで,これは山形市だけの問題ではなくてですね,全国一斉の自治体でこうなって問題になりますので,それについてはやっぱり全国市長会を通じてお願いしているということで,これは執行できるようにお願いするしかないと,できなかったらどうするという論議ではちょっとできないなという,全体の全国がそういうことできなくなりますので,これはよろしくお願いしたいということでございます。 ○斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員 ちょっと視点を変えて,ちょっとやらせていただきますけれども,どうしても固定費と事業費とかかるお金の性質,執行する予算の性質,我々の市の予算にしても違ってくると思います。ある程度の社会保障関係の固定費なんかは私は削減できない。どうしてもしわ寄せ行くのが一般事業費系の方にしわ寄せが行くんじゃないかと,危惧をいたしております。そういう部分の順位の付け方をどうするのかと。時系列的にやっていって,さっき言ったように時間の経過とともにお金が来る分からやっていくのか,支出の内容,それの優先順位をどうつけていって,優先順位高いものからやっていくのかと,そういうことまで考えていないということですか。今,とにかく歳入は来るんだと。国が言っている以上,市長会もお願いして来るんだと言っていますけれど,そうでない場合の自己防衛というものを考えないんでしょうか。まったく考えないというような前提だとちょっとなんか予算,我々も審議するに辛いなと思っておるところですけれど,その辺いかがですか。 ○斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 いわゆる社会保障とか教育関係については,やっぱりこれについては待ったなしでやっぱりやってまいります。ただ,いわゆる事業費,いわゆる社会福祉,例えば社会資本整備交付金とかですね,そういう形については内示があってこそ事業を執行できるという形でございますので,それについてはやっぱりちょっとその時期が遅れるかもしれませんし,それはわかりません。ただやっぱり,そういう社会福祉,いわゆる扶助費とか社会保障とかですね,生活保護費とかそういうものはやっぱり執行できるような形でやってもらわないと,これについては一自治体でどうするということでないのでございますので,これについてはやっぱりお願いするしかないということでございます。 ○斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員 長くならないようにさせていただきますけれども,なかなか現在の立場並びに執行部の立場としてはそこまでしか言えないのかなと,残念に思うところでございます。  そこで,ちょっと最後に市長に対してもお尋ねさせていただきます。国の負担金ということで,今回大きな問題になっているのが子ども手当の部分だと思います。その子ども手当法案に関して,他の自治体,特に神奈川,群馬あたりの各自治体,新聞報道によれば50いくつの自治体が地方負担分というものを拒否して,予算書そのものに地方負担分を計上しないという方法をとって,一種の抗議の意思のあらわれをされたと思います。うちの市の場合,予算書の方にも提案理由の説明の方にも,法令である以上せざるを得ないというような表現だったと思いますけれども,市長はそのように書いてそのまま地方負担を載せられました。昨年の議会,9月だったと思いますけれども,議会としても地方負担分おかしいというような意見書も出しました。質疑の中で市長も,次の年からなるだろうというようなことをおっしゃっていました。この部分について,計上したということはしょうがなくてやったのか,不満でないのでしょうか。私は大いに不満であると思います。その辺の意思表示をする意図はなかったのか。市長,御不満でないんでしょうか。そこだけまず市長にお聞きしておきたいと思います。いかがでしょうか。 ○斉藤栄治委員長 市川市長。 ○市川市長 子ども手当については,民主党のマニュアルで国で全額負担をするというようなマニュアルで述べております。マニュアルじゃない,マニフェストだ。ごめんなさい。マニフェストで述べております。  地方負担を載せなかった自治体というのはそれに対する抗議であろうというふうに私は思っております。私も不満です。本来は,国で持つべきです。しかし,実態が組めない。それから,地方負担分は児童手当分という考え方ですので,児童手当法につきましては,時限立法じゃなくて,恒久立法に今の時点ではなっておりますので,それは私はやむを得ず地方負担を予算化させていただいたという考えでございます。以上です。 ○斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。 ○遠藤和典委員 市長からも不満であるというお答えをいただいたのは,非常に私は評価したいと思います。我々も当然,不満です。  そこで,最後に部長に改めてちょっともう1回問わせていただきますけれども,部長就任3年ですよね,確か。3年間の中ではきょうが残念ながら予算委員会,こういう形で議論できるの最後というの,非常に私悲しく思っております。非常に有意義な議論をこれまで交わさせていただいたなという気をしております。特にこの政権交代なされて執行停止予算などもあった,かつ,方針がどんどん変わる,また情報が少ないというようなこれまでにないような財政運営を国がしてきた中で,財政部長をされたというのは非常に大変な時期になったなと。その中で議論をさせていただいたなという気をしております。  そこで,今後もこういう政権交代ですとか,方針の転換というのは私はありうるべしと思います。今回の予算を実際編成されてみて,そしてこれまで3年間,厳しい財政状況の中運営されてきて,この地方と国との関係における財政の今後のあり方,経験を踏まえて感想でも結構です。我が市,また財政の自己防衛という観点でも結構です。ぜひ,今後の財政運営とか山形市の財政の参考にさせていただきたいと思いますので,総合的な部分ぜひお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。 ○寒河江財政部長 3年間,担当させていただきましてありがとうございます。それでですね,いわゆる今,国会の方でいろいろと予算関係で審議をなされているわけですけれども,いわゆる地方自治体の予算編成というのは見込み計上で地方財政計画に基づいてやってございますけれども,なかなかやっぱり国政の動向に左右されるという今の状況でございまして,財政の見通し立てるのが大変だということで,遠藤議員からもそういう指摘いろいろございました。その通りでございまして,我々担当する者もこれについては,確としたやっぱり財源制度を作ってもらわなきゃ困るということで思ってございます。  全国市長会でも要望していますし,山形市でも要望していますけれども,一つにはやっぱり地方交付税がですね,今3割,32%ぐらい法定率なんですけれども,今,事業自体が半分あるいは6割が地方自治体でやっているという状況の中で,本来ならばそれに見合うような法定率で地方交付税を配分してもらうと,そのためにはそのいわゆる所得税とかそういう国税を当面はですね,5対5と全国市長会で申し上げましたけれども,それに合ったようなその仕事に合ったような財源にしてもらうならば,こういうことでなくて,山形市あるいは地方自治体が責任を持って自主的な運営ができるんじゃないかと思いますので,ぜひそういうふうに国も大胆な改革を行ってもらいたいなと思っているところでございます。以上でございます。 ○斉藤栄治委員長 そのほか,御質疑ございませんか。遠藤吉久委員。 ○遠藤吉久委員 一般会計838億円,前年度比3.3%の27億円増。これは市長がですね,市民の皆さんの声を聞いてさまざまな部分で反映をされた予算だということで,私は評価いたしたいと思います。介護の部分であるとか,あるいは住宅のリフォームそういう支援事業であるとか,そのようなことでなんぼでもですね,経済対策にも資するんじゃないかなというふうに思っております。  そこで,今の議論にもなりましたけれども,地方自治体の予算づくりというのは,寒河江部長もおっしゃったように地方財政計画,国の予算の内示,これらを受けて県の連絡それから国との連絡で自治体の予算を計上してきたと。前提として当然,歳入欠陥になるという前提で予算を計上するわけではないので,私は自信を持った市長の予算だということで議論をしていきたいなというふうに思っております。このことについてまた,市長の御見解があればですね,またお伺いしたいなというふうに思っております。  また,さまざまな制度,導入されました。現行制度の中で新たな制度を導入された部分もございます。大綱質疑ですので,既存の制度,これらとの関連それぞれの制度を生かしていくための方策,当初予算に関して市長はどのようにお考えなのかというふうに。あとで具体的にということでしたら,申し上げますけれども,基本的な部分でまずお尋ねしたいと思います。  それから,リフォームの支援事業につきましては,県とのタイアップということで地方自治体からのなんぼでもその経済対策に資するということで,非常に皆さんが喜んでいるわけですが,市長として今どのくらいの経済効果,そのようなことを想定していらっしゃるのか,そのようなことで,もしお考えがあれば,まずお尋ねしたいというふうに思います。 ○斉藤栄治委員長 市川市長。 ○市川市長 第1点目の,私どもは予算を組む以上,歳入欠陥という前提では予算は組めません。我々は予算を組む以上は当然,我々は組んだ,あるいは国が地方財政計画で組んだ,あるいは閣議決定をした,そういったものが来る前提で予算を組むわけですから,歳入欠陥ということでは私は考えてはおりません。現実的に,関連法案が,今,遠藤和典議員がおっしゃった事態がどのように来るかですね,これは私どもは注意深く見守っていきたいと思っています。  私が組んだ予算というのは,山形市民が今,一番必要としているものが何なのかという視点で,しかも国の財源を調査しながらそれを組ませていただいたもので,ぜひ予算執行を予定通り執行したいという考えでございます。  2番目,ちょっと制度の問題,ちょっと私理解できませんでしたので,また教えてください。  3番目のリフォームについては,国の県の制度も当初予算でリフォームについて予算がなっております。私どももそれとタイアップしながらですね,国と県と市が一緒になってやるものはやりたい。さっき提案説明させていただいたように,市独自でさらに小規模のリフォームでもですね,該当するように私どもは設計をいたしました。それによって金額的になんぼの波及効果があるというのはおさえておりませんが,私は今のリフォームの需要は結構あるだろうと,あるいは小規模のリフォームも結構あるだろうというふうに思っておりますので,山形市内の建設業の方々あるいは大工さん,こういった方々の方にもかなり波及していくんじゃなかろうかというふうに思ってます。また,波及することを期待をしているところです。数字的にはつかんでおりません。以上です。 ○斉藤栄治委員長 遠藤吉久委員。 ○遠藤吉久委員 新たな制度と申し上げましたけれども,幼稚園の方の空き教室を利用した待機児童解消の一環の中で,市長が英断を持って決断された部分,今現在,民間立の保育園もありますし,認証保育園,認可外保育園もある。さらには,保育ママ事業もあると。それぞれの制度の中で,それぞれがうまく機能して待機児童の解消になれば私はすばらしいことだと思うのですが,それぞれの関連の部分,どのような今の時点で相互の機能発揮といいますかね,その部分をお考えなのかということをまず,お尋ねしたかったんです。これはもしあれでしたら,部長でも。 ○斉藤栄治委員長 阿部子育て推進部長。 ○阿部子育て推進部長 既存施設なり,今ある資源をどういうふうに有効につなぎあわせて待機児童の解消にしていくのかというふうなことでございます。このたび新たにお願いをいたしました幼稚園保育授業というものにつきましては,まさしくその既存施設の有効活用の観点から,これは議会の方からもいろいろ御意見をいただいた経過がございます。今ある幼稚園の空き教室と,今ある幼稚園の人的資源,これを有効に活用して待機児童の解消を図るというその他にも,あわせて幼稚園の活性化を図るというふうな2つの目的を持った事業というふうに考えているところでございます。  このためにも対象となる幼稚園につきましては,法律で定めている幼稚園型認定こども園の認定を受けていることを条件とさせていただきました。また,これは幼稚園の空き教室を活用するために少人数保育でございますので,その観点から1歳児,2歳児の給食につきましては外部搬入を認めると。ただ,それ以外はすべて認可保育所と同じ保育基準を条件としているところでございます。そういう意味におきましては,認可外と比較しますとちょっと厳しい基準になるというふうなことでございます。  認可外保育施設につきましては,やはり認可保育所にはない,本来であれば認可保育所ではできない特色を持った保育というものをむしろ出してアピールしていただくということが望まれるのかなと。例えば,24時間保育というふうな形で,午後の3時から翌日8時までとか,認可保育所ではできないそういうふうな役割をアピールしていただくというのも,ひとつ認可外の保育所さんにもそこら辺の努力をお願いしたいなと思っているところでございます。  なお,認可外保育所につきましては,国の考え方も若干変わってきておりまして,子ども・子育て新システムの待機児童解消先取りプロジェクトと申しますのが今年度決定いたしました。その中で,新年度からですが,待機児童10人以上の自治体を対象といたしまして,一定の基準を満たした認可保育施設への財政支援を行うというふうな情報が入ってきております。国からの正式な通知もなくて,詳細はまだはっきりしておりませんけれども,県を通して国の方からもお金が出てくるということでございますので,国の情報当たりもですね,なるべく詳細に収集をしながら県と連携をして対応していきたいなと思っているところでございます。以上です。 ○斉藤栄治委員長 遠藤吉久委員。 ○遠藤吉久委員 また予算の全体的な部分に戻りますけれども,歳入の部分で国と自治体がどうのこうのという部分については,私はもう時代遅れだというふうに思います。市長の思いも,国の方の補助金なり交付金なり,県の支出金に影響しない,独自の財源で市民生活の向上なり,福祉の向上につながる予算を策定したいというふうな思いは市長も同じだと思います。地方分権なり中央集権の中でそのようなことで今後ともですね,市長としても市長会を通じてぜひ自主財源の確保,権限移譲とともにぜひ頑張っていただきたいなということを申し上げまして,終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○斉藤栄治委員長 そのほか,御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斉藤栄治委員長 御質疑なしと認めます。次に,議第5号から議第15号までの企業会計及び特別会計予算11件について,総括的な質疑がありましたらお願いします。尾形源二委員。 ○尾形源二委員 懸案の課題なんですが,国保の運営協議会,公益の委員を議会に置きますかということを執行部から議会に振りましたね。それで,これは前から申し上げているように,公益で選ぶ3名の枠を議員云々でというふうにやっているところに問題があるんですよ,というふうに指摘をしているにもかかわらず,3人をどうしたらいいんですかというふうに,執行部の方から議会の方に振り返した。今二元代表制で,議会は議会もっときちっとチェックをするあるいは議論をする,そういうことで議会の役割あるいは市民の議会に対する評価,そういうものもいただきましょう。そしてなおかつ,議長が議会の招集権まで,議会頑張ろうよという,執行部は執行部でやっていきましょうよと。そういう流れが明確になってきている中で,相変わらず3人をどうしたらいいんですかというその問題の振り方,これに対して執行部,変えなきゃいけないところは変えようよという,何でそういう気持ちにならないのか,非常に残念でならない。そういうことでその辺,国保運営協議会の,議会から出ている公益委員のあり方について,市民部長どういうふうにお考えになっているのか,お聞かせいただきたい。 ○斉藤栄治委員長 片桐市民生活部長。 ○片桐市民生活部長 今,お尋ねの件なんですけれども,私も1年ようやっと務めさせていただいて,きょうあるんですけれども,着任の時に国保の運営協議会のいわゆる3号委員ですね,3号委員の3名の部分については,今,御指摘のような問題提起がなされていることについては認識しております。ただ,1年間,まずは昨年4月27日の臨時会で国保税の税率の見直しということで,そこにまず全霊をかけてそこを認めていただいたわけなんで,それ以降,その時お約束しましたジェネリックの部分,それから国保いわゆる滞繰分の部分等々について,まずは優先して私はやってきたつもりでおります。  では,今お尋ねのことについて何もしていなかったのかというと,確かに検討,内部の問題としての認識はしてましたけれども,正直申し上げまして,ではどうすればいいのかということについての具体的な事務部門での検討というのは,必ずしも十分にまだなされていないというのが現時点での私の認識でございます。以上でございます。 ○斉藤栄治委員長 尾形源二委員。 ○尾形源二委員 その公益の枠3名のうち,2名を議会から出したらどうでしょうかとか,そういう考え方あるわけですね。できるわけですよ,執行部として。国保の運営協議会が執行部の案件の追認機関の議会の構成の,そんなような姿を改めましょうというふうに申し上げているわけですから,これはこれでしっかりと整理をすべきなんだろうと思う。今の形で本当にいいんですか。誰もいいと思わないと思う。そういう改めなきゃいけないことはスピーディに改めて,そしてきちっとした姿で市の行政がしっかりと行われるように,そういうふうに取り組むのも私は大事な部分なんだろうと思って,今,大綱質疑で申し上げました。ですから,きちっと取り組むべきことは取り組む,改めるところは改める,そういう姿勢でこれからも臨んでいただきたい。そしてスマートな行政になっていただきたい,これだけ申し上げておきます。 ○斉藤栄治委員長 加藤孝委員。 ○加藤孝委員 今の話ですね,議会から各種の審議会等に委員を送る件というのは,これまで経過があって整理をしてきた。山形市の場合は法令によるもの,そして山形市の条例によるもの,それ以外については整理をしてきた経過が,私はあるというふうに認識をしております。だから,この種のものをですね,例えば一市民部長に見解を求めると言ったって,これは議会我々みずからがそういう判断をして,そして一番最初に改選後における委員の割り振りの際にですね,それに基づいてやってきた,これが今現に送る各種の運営審議会等あるいは各種の審議会に送る人員のあり方に私はなっているというふうに思っております。それがだめだとすれば,改めてこれは議員としてね,本来のあり方として,例えば今,国保の運営協議会という問題が出てきたので,それをこの予算と関係のない部分でね,どうだというよりも私は改めてそれを整理をするべきだろうというふうに思います。  ただ,私はですね,国保の運営協議会の中で,かつてある会派がですね,委員を出しておったにもかかわらず,全然出なかったということなんかありましてね,これも代表者会議等で問題になったというふうに聞いている部分があるんです。むしろそっちの方が,私は問題だというふうに指摘をせざるを得ない。だからあり方論についてはですね,これは予算と関係のない話であって,議員みずからが各種の審議会あるいは各種の委員等に出すに当たってどうあるべきなのかということを仕切り直しをして,やっていただきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。議事進行の考え方でね,申し上げます。以上です。 ○斉藤栄治委員長 予算と関係のないものについては。 ○尾形源二委員 関係なくありません。予算を執行する姿勢,そして予算を運営する,そういう組織の考え方,それを問うてるわけですから,何も関係なくはない。きちっと執行部がどういうふうに取り扱ったらいいのか,それを考えればいいだけの話。その考えを考えないで,議会に公益委員の3つの枠をどういうふうに議会で整理してくれますかという投げ方に対して,私は物を申しているのであって,そしてなおかつ,こういう運営委員会とか云々,それは今,加藤委員が言ったように20年前から整理をしてきた。その中で,唯一残ったのが国保運営協議会の委員の姿。これに対してきちっと対応するべきだろうと,そういうふうに申し上げているんです。 ○斉藤栄治委員長 ただいまの件につきましては,各派代表者会等で審議されるようにお願いしたいと思います。予算に関係ある質疑をお願いいたします。そのほか,御質疑ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○斉藤栄治委員長 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎分科会付託 ○斉藤栄治委員長 本委員会に付託されました議案15件を付託案件表のとおり各分科会に分割付託します。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      付託案件表 (総務分科会) 議第1号 平成22年度山形市一般会計補正予算のうち,第1条第1表歳入,歳出第2款,第2条第2表第2款,第4条 議第4号 平成23年度山形市一般会計予算のうち,第1条第1表歳入,歳出第1款,第2款(第1項(8目・10目(市民生活部関係))・第3項を除く),第3款第4項,第9款,第12款,第13款,第2条第2表(飯塚コミュニティセンター建設用地取得事業,仮称西消防署整備事業),第3条〜第5条 議第12号 平成23年度山形市財産区会計予算 (厚生分科会) 議第1号 平成22年度山形市一般会計補正予算のうち,第1条第1表歳出第3款,第2条第2表第3款 議第3号 平成22年度山形市国民健康保険事業会計補正予算 議第4号 平成23年度山形市一般会計予算のうち,第1条第1表歳出第2款第1項(8目・10目(総務部関係を除く))・第3項,第3款第1項〜第3項,第4款第1項(6目を除く)・第4項,第5款第1項(3目),第7款第2項,第10款第5項,第2条第2表(住民基本台帳システム等改修事業,民間立保育所施設整備事業補助金) 議第7号 平成23年度山形市立病院済生館事業会計予算 議第8号 平成23年度山形市国民健康保険事業会計予算 議第9号 平成23年度山形市後期高齢者医療事業会計予算 議第10号 平成23年度山形市介護保険事業会計予算 (産業文教分科会) 議第1号 平成22年度山形市一般会計補正予算のうち,第1条第1表歳出第5款〜第7款,第10款,第2条第2表第5款〜第7款,第10款,第3条 議第4号 平成23年度山形市一般会計予算のうち,第1条第1表歳出第5款(第1項(3目)を除く),第6款,第7款第1項,第10款(第5項を除く),第11款第1項,第2条第2表(農業後継者及び認定農業者育成支援事業貸付金の利子補給,農業災害復旧資金の利子補給,農業近代化資金の利子補給,農業経営基盤強化資金の利子補給,産業振興資金(設備資金)の利子補給,山形まるごと館運営事業) 議第14号 平成23年度山形市公設地方卸売市場事業会計予算 議第15号 平成23年度山形市農業集落排水事業会計予算¥() (環境建設分科会) 議第1号 平成22年度山形市一般会計補正予算のうち,第1条第1表歳出第4款,第8款,第2条第2表第8款 議第2号 平成22年度山形市公共下水道事業会計補正予算 議第4号 平成23年度山形市一般会計予算のうち,第1条第1表歳出第4款第1項(6目)・第2項・第3項,第8款,第11款第2項,第2条第2表(除排雪等経費) 議第5号 平成23年度山形市水道事業会計予算 議第6号 平成23年度山形市公共下水道事業会計予算 議第11号 平成23年度山形市区画整理事業会計予算 議第13号 平成23年度山形市駐車場事業会計予算   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○斉藤栄治委員長 委員会は,3月8日午後2時に再開し,補正予算3件について各分科会委員長の報告を求めることにします。  なお,新年度予算12件については,3月17日の委員会において各分科会委員長の報告を求めることにします。各分科会の御協力をお願いします。
     ―――――――――――――――――――― ◎散会 ○斉藤栄治委員長 本日は,これをもって散会いたします。     午後2時20分  散 会...