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  1. 山形市議会 2010-09-02
    平成22年全員協議会( 9月 2日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-11
    平成22年全員協議会( 9月 2日) 全員協議会   日   時   9月2日(木) 11時16分〜13時05分 場   所   第7委員会室 欠席議員    なし 当局出席者   市長,副市長,上下水道事業管理者,教育長,各部長等,         各行政委員会事務局長 座 長 席   斎藤淳一 報告事項    1.山形広域清掃工場建設について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1.山形広域清掃工場建設について  環境部長から,別紙資料に基づき次のような報告があった。  [報告概要]  8月27日開催の山形広域環境事務組合議会全員協議会で報告された「山形広域清掃工場建設について」,配付している資料に基づき報告申し上げる。  山形広域環境事務組合では,国や県のごみ処理広域化計画に基づき,サーマルリサイクルの推進による二酸化炭素排出量削減と最終処分場の延命を図るため,1工場方式の新清掃工場を2市2町圏域からの公募により上山市柏木地区に決定し,これまで事業を進めてきた。平成18年3月には,上山市本庄地区会長会名で公募申請に係る一部受け入れ条件の変更として地域振興策の要望が出され,さらには,建設地決定後には上山市本庄地区振興ビジョン検討委員会組織されるなど,特に問題もなく事業を進めてきた。  しかし,平成20年11月以降,上山市本庄地区内に設立された「柏木新清掃工場の再考を求める会」からの建設反対の署名簿の提出,また,建設地決定後,建設予定地に,現在係争中である賛成地権者の売買契約に基づく反対を主張する方への移転登記を求める民事訴訟が起きている。さらには,建設予定地に公図上に記載の土地を購入し,反対を主張されたことから,問題の解決に向け,山形広域環境事務組合正副管理者が反対用地関係者との直接の話し合いを持つなど,事業に対する理解と協力を求めてきたが,理解を得ることはできなかった。  そのため,上山市柏木地区での1工場方式による建設は,次の理由から断念せざるを得ないとの判断となった。1つ目は,現建設予定地の東部分の現在係争中の土地については,最高裁判所の判断が出るまで相当期間を要することも想定され,現清掃工場の状況を踏まえた場合,一刻の猶予もないこと,2つ目は,現建設予定地の西部分についても,公図上記載の土地を購入し,反対を主張され,建設用地の確保が困難となったこと,である。  また,去る5月31日に開催された山形広域環境事務組合議会全員協議会において,2市2町圏域内での2工場方式によるごみ処理の検討を並行して進めるとの方針が示されたが,上山市柏木地区の現建設予定地については,1工場方式を前提として柏木地区会から応募いただき決定されており,応募当時の他の候補地も含めて「2工場方式による建設候補地には適さない」との判断があったものである。  このことから,国や県のごみ処理広域化計画と効率的な行財政の運用を踏まえ,今後も2市2町の枠組みを保ちながら,改めて圏域内での2工場方式によるごみ処理事業を進めていく。具体的な建設予定地,事業スケジュールについては,鋭意検討しているところであり,確実に土地が確保される見通しが立った段階で報告させていただきたいと考えている。
    議員   これまでの経過をどのように総括し,2工場方式への変更に至ったのか,よくわからないのが実情である。また,半郷地区からの撤退についてもよく理解できない部分があり,その次になぜ公募になったのかもよくわからない。さらに,柏木地区から撤退するまでの期間も相当あり,例えば柏木地区に決まった段階で土地の購入をできなかったのか疑問に残っている。そのため,この2つの教訓をきちんと総括して市民に説明し,その上で次の段階に進んでいくのが筋である。それから,2工場方式にすれば建設費用だけで約3割増になるとのことであるが,その後の運営費用も1工場方式より多くかかってしまう。このことも大変重要であり,明らかにしていくべきだと思う。いずれにしても,これまで多額の費用がかかっている状況も踏まえれば,市民から理解してもらうのは非常に大変だが,それをきちんとしていくことが必要である。なお,これまでは1工場方式によるスケールメリットが大きいとの説明があり,1工場方式がよいと思ってきた。それを覆してまでも2工場方式にするには,我々や市民の納得できる考え方を示すことが重要だと思うがどうか。 ○市長   新清掃工場建設問題については,半郷地区から端を発している。半郷地区からの撤退については,反対運動があったからではなく,搬入路も含めた土地を購入できないため撤退した。その轍を踏まえ,地権者や周辺の同意を十分に調査し,公募により柏木地区に決定した。柏木地区については,当初2年間は大きな動きもなく,準備事務を進めてきたが,二井宿地区からの反対運動に端を発して,地権者の中で反対を表明する方があらわれたという経過がある。このような経過も含め,2市2町において広報誌などを通じ市民に説明させてもらうが,反対運動があったからではなく,建設を予定している土地が購入できず,これ以上先延ばしすることはできないと判断した。また,1工場方式によるスケールメリットを考慮し,事業に取り組んできたが,土地をより確実に,より早く確保するため,そして建設する地域にできるだけ環境負荷をかけないよう配慮すべきとのことから,2工場方式にすることを判断した。なお,これまで山形広域環境事務組合議会の全員協議会や,その都度各自治体議会にも経過を説明させてもらってきたつもりであるが,今後ともさらに理解をいただきながら進めていきたい。さらに費用については,確かに1工場より2工場の方が建設費や運営費がかかる。概算で約3割の経費増はやむを得ないと思っているが,できるだけ抑える方法も真剣に検討していきたい。 ○議員   1工場を想定した場所の選定は検討したのか。 ○市長   公募を行い,11カ所から応募をもらって最終的には柏木地区に決定したが,応募をもらった他の候補地については,あくまでも1工場を前提としており,今回は該当しないと判断した。また,できるだけ早く,確実に土地を確保できる方法,そして建設する地域にできるだけ環境負荷をかけない方法として2工場方式を判断したため,1工場方式は検討していない。2工場方式を前提に現在検討を進めているところである。 ○議員   決定するときの1つのポイントがずれてしまうと,すべてがこのようになってしまう。経済性を考えれば,あんな遠いところに決定するはずがない。それを,あちらから応募してきたので大丈夫という安易な考えでいるから,このような事態になってしまう。途中から反対者が出て,用地の買収が不可能になり,撤退せざるを得なくなったが,あそこまでごみを運ぶためにごみの有料化が実施されたと思っている市民もいる。また,2カ所になるとコストが非常にかかってくるが,そのためのごみの有料化だったのかと言われたら,市民にどのように答えるのか。現実的には,原点に戻り,有識者に検討してもらった資料が市には十分あるはずだから,それらを再検討し,1カ所だったら1カ所,しっかりと行政で決めて,情熱を持って進めなければ,どこに決めてもずるずると行ってしまうように思うがどうか。なお,柏木地区の方々に迷惑料というか,何かそれなりの経費を負担するような話をちらっと聞いたが,そのような気持ちがあるのか。 ○市長   半郷及び柏木地区については,最大の目的である土地の確保ができず,大変申しわけないと思っているが,土地を確実に確保することが原点だと考えている。公有地も含め,より確実に早く確保するという観点で,今後とも事業を進めていきたい。また,さきの広域環境事務組合の全員協議会が開催された日,柏木地区の代表の方々3人に正副管理者で会い,経過や結論を報告させてもらった。その中で,さまざまな意見をいただき,広域環境事務組合としてお支払いすべきものはお支払いすると伝えたが,時期を改めて,協力をいただいた地権者の方々の意見も伺いながら協議していきたいと思う。 ○議員   その辺の後始末もしっかりしてほしい。それと同時に,結果として,むだな日時と経費がかかったわけだが,だれが,どのような形で責任をとるのか。 ○市長   確かに長い時間や多額の費用を費やしたことは事実だと思っている。さきの広域環境事務組合の全員協議会でも,新しい清掃工場の具体化に向けて,正副管理者が,できるだけ具体的に進めることが責任であろうと考えていると申し上げた。できるだけ早く軌道に乗せることが私の責任と考えている。 ○議員   今回の撤退については,大変よかったと考えている市民もいる。私も平成19年の一般質問のときに,公募に対して大分批判しながら,失敗するという話をしていた。まさにそのとおりで非常に残念である。2カ所に決めるという方針を打ち出しているが,その1カ所は上山市に,その他の1市2町に1カ所となるのか。 ○市長   どこに建設するのかは,あくまでも2市2町の圏域内で検討しているところである。 ○議員   1市2町による枠組みとするなど,広域環境事務組合の見直しをすべきではないか。そして,上山市は独自にごみを処理したらどうか。公募した箇所なのに,あれだけ上山市で説得力がなかった。ほとんど山形市長に頼りながら問題解決に期待を持っていたということを,上山市の方からも聞いているので,きちんとする必要がある。それから,公募による11カ所の応募地を候補地として入れないことは確かな見方だが,2市2町の約8割のごみは本市から排出しており,どう本市で真剣に場所を選定するか,全庁的に考えるべきだと思う。本市の土地を市長としてどのように利用していくのか。公募でどこでもよいという姿勢では,まちづくりにおいても,よい山形市の形成はなかなか実現できない。市長という立場の中で,この場所に私は建設したい,そしてアクセスや経済的に見ても,さまざまな点で一番いい運営ができるという場所をもう少し考えて決めた方がよいと思う。2カ所を決めるに当たり,その辺を考えてほしい。また,柏木地区において,協力していただいた地権者に対して何かお支払いするという話があったが,なかなか難しい問題であり,その辺も慎重に考えてもらいたい。 ○市長   今後とも隣接市町の連携はさらに強めていかなければならないと思っている。こういった意味で,清掃工場については,広域環境事務組合方式により具体化していくという考え方を表明した経過がある。あくまでも広域環境事務組合方式で進めていきたい。また,2工場方式について公募は考えておらず,行政責任を持って土地を選定する考え方でいる。なお,広域環境事務組合として,協力していただいた地権者の方々に当然支払うべきものは支払っていかなければならない。何が支払えるのか,お話をしながら整理していきたいと考えている。 ○議員   市長の発言において,あたかも柏木地区の地権者の方々に迷惑料のようなものをお支払いするのが前提のように受けとめられる節がある。まだ契約も結んでいないし,これは慎重に管理者,そして市長として発言しないと,後々大変なことになるのではないか。 ○市長   迷惑料的なものをお支払いする意思があるのか,それを前提にしているのかと聞かれれば,それはない。事務組合として払ってしかるべきものは,当然審議をいただきながら予算化するわけであり,説明ができないようなものについては考えていない。 ○議員   半郷及び柏木地区と同じ轍はもう二度と踏めないという,本当に土壇場の場面に来たような気がする。今までやってきたことをしっかりと整理し,生かすものは生かしながらも,ごみの問題に関してもう一度基本的なところから早急にやり直さなければならない。しかし,一刻の猶予もない状況の中でバタバタとやってしまえば,後のツケも大きくなるため,本当に腰を据えてやってほしい。例えば,半郷地区における用地交渉についても,担当者の覚悟などが余り感じられなかった。今回の柏木地区についても,事前調査の段階で反対者が出てくるという,ある程度の予測はあったが,説得や説明など,取りかかりが非常に甘い印象も持っている。そういうところはしっかりと反省してほしいと思いながら,今度の取り組みに関しては全く白紙の状態で臨んではどうか。今まで大きく触れられていない最終処分場の延命化も課題として大きいため,白紙という中には,処理方式も含めてもう一度根本から考え直したらどうかということである。処理方式を決めてから10年たっており,先進地の事例などももう一度整理しなければならない。また,1カ所ではなく,2カ所であれば,処理量が半分になるため,その量の最適な処理方式も出てくると思う。その点が今までの説明の中で全然触れられていないし,方針として見えてきていないところである。それから,現在,本市の上野最終処分場大分埋まってきており,当初の計画より前に満杯になりそうである。そうすると,再焼却しながらスラグを圧縮し,埋め戻しをしていかなければならず,それをやってもこれから20年もつかもたないかであり,また新たに15年後くらいから最終処分場の問題が出てくる。もう今は,こういう施設を求めようとしてもほとんど求められない。そのため,それぞれの地域最終処分場については,公的にやらなければならないのか,民にお願いするのか。その辺なども含めて,山形,上山,中山,山辺がそれぞれ取り組みをするのか。これからの見直しの中でそういうところも関係してくると思う。そのようなことを含めて,柏木地区からの撤退と2工場方式という大きい変更の中,方向性だけでも示してほしいがどうか。 ○市長   2工場方式にした場合,当然処理規模が違ってくる。したがって,処理方式についても検証していく考えである。なお,現在の処理方式を決めるときは専門家の方からも入ってもらったが,今回の見直しについても専門家の方から入ってもらい,決定していきたいと思う。また,事業手法については,DBO方式で進めるという前提で来たが,これについてもバリュー・フォー・マネーの観点から検証していきたい。いずれにしても,1工場方式から2工場方式に変更するため,その前提条件が変わってくることについて,改めて検証していきたいと考えている。 ○議員   何の目的を持って,広域行政を運営していこうと考えているのか。 ○市長   以前合併の話が進み,実現できなかったことも事実である。現在,近隣市町による広域連携をさらに進めていきたいということから,定住自立圏構想において具体的に検討しているが,どこからどこまでが行政区分か,実際生活してわからないような社会の実態があり,できるだけ一体的に取り組んだ方がサービスの向上や効率化につながるため,広域行政は推進していくべきと考えている。 ○議員   現在,国を初め,大きな変化がさまざまあるが,地方主権をどう育てていくかということを大事にしていかなければならない。生活圏が大きく広がっており,本市が主体的にいろいろ手当てしていかなければならないのは十分わかるが,それによって本市が余りにも振り回され過ぎているからこのようなことになるのではないか。今回のように失敗したのは,遠因として合併の失敗から出てきているところもあるため,もう一度議論し直すべき場が必要なのではないかと思う。また,周辺自治体の状況も市民にきちんとわかるようにしながら生活していくようにすることが地域主権に向かうところであって,大事なところである。なお,広域環境事務組合について,何の目的で,何のために組まなければならないのか,もう一度聞きたい。 ○市長   広域連携については,現在,定住自立圏構想のもとに天童市も含めて検討している。もちろん自立できるものはそれでよいが,お互いに補完して,さらに効果があるものは広域連携を強めていくべきと思っている。現在,ごみの焼却やし尿処理については,既にお互いにお金を出し合いながら事務組合方式で行っているが,さらにそれを拡大し,お互いの住民がより効率的に進めていくことが必要だろうと思う。これまで行っているものについて後退させることは考えておらず,さらに補完し合って,強めていくべきものは強めていきたい。 ○議員   費用が大きくなる部分があるが,CO2の排出基準等の説明責任などについては,どういう形でいつごろ方向性を示すことができるのか。 ○市長   費用について,もちろんできるだけコストをかけない方式を具体的に検討しなければならないと思っている。また,CO2の排出基準などについては同時並行で検討していくが,その時期について,現時点で具体的なことは言える段階ではない。                休 憩  12時12分                再 開  13時00分 ○議員   上山市に1カ所,そして本市に1カ所など,内々に考えているのか。なお,広域環境事務組合については,範囲を見直し,上山市を除けばよいと考える。そうなれば,本市に1カ所建設し,1市2町分の対応が何とかできるのではないか。2カ所というのは絶対反対である。コスト的に見ても,用地買収にしても,さらに大変だと思う。なぜ2カ所にこだわらなければならないのか。 ○市長   これまで慎重に検討してきたつもりであるが,規模が小さくなれば,できるだけ早く,より確実に土地を確保できるということ,建設する地域への環境負荷を軽減できるということから,2カ所と決定した。また,建設予定地については,2市2町の圏域の中で具体的に検討している。 ○議員   市有地なども含めて2カ所を考えているのか。 ○市長   用地の検討の中では,公有地も含めている。...